可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

8月31日(火)

 最近の学校は、小学校でも2期制だったりするみたいで、関東でももう学校始まってるところがあるらしいが(神奈川がそうらしい)、でも、昭和女の私にとっては、8月31日っていうのは、明治女や大正女にとっての「8月15日」くらいの重みのある日である。

 ほんと、黙祷したいくらいですよ(笑)

 しっかし、昨日も「夏の終わりが見えない」と書いたが、「今日で夏休みも終わりだな」っていうよりも、「今日から夏休み始まるんじゃないの?あれ?夏休みって永遠に続くの?」という、この猛暑でありました。

 会社でも「夏は好きだけど・・・・・もう、なんか・・・・飽きた」と言う人がいたり、「今日も温かいですね!」と明るく挨拶して超ボジに走っている人がいたりと、みなさん、それぞれ、この記録的猛暑を楽しんでおられるようです。

 私も暑いのはもう飽きたけど、これがずっと続くのであれば、それはそれでいいんだけどなあ。冬服要らないし(笑)。それに、ずっと夏だったら、きっと汗疹にも耐性ができるであろう。汗疹さえ、なんとかなれば、この程度は平気っす。汗かくことは好きですし。

 冬のねえ、あの乾燥肌の季節は辛くてねえ。蚊に食われた跡だらけの足もけっこう醜いけど、冬の乾燥で象の足みたいくなるほうが辛くてねえ。

 さて、会社では、横浜スタジアムのシーズンシートを買っているのですが(亡き、K役員の趣味みたいなもんだったので、来年も継続するかは微妙だが、TK部長がばっさりそれを切ることができるのか、ちょっと注目である)、9月分のチケットを社員に抽選させたら、巨人戦ばかりに応募が集中していたらしい。

 いつもそうなんですけどね。
 ほんと、プロ野球人気が落ちたとはいえ、やはり巨人なんですかねえ?

 応募がなかったカードを担当者が「先着順です」と社内掲示板に出したら、阪神戦はあっという間に応募があった。
 そしたら、野球に興味なさそうなE嬢が「15日の阪神戦ってまだある?」と言ってきたので「えー?どうしたの、Eちゃん?」と、チケット担当者と私は「野球好きの男でもできたか?」とばかりに驚いたのだが、E嬢は「いや、どの試合でもいいんで」と、結局、広島戦のチケットをゲットしたらしい。

 自分で行くのか、野球好きの友人にあげるのかわからないけど、E嬢には「9月半ばの阪神戦なんて、もしかするとかなり殺気立ってるかもしれないから、広島戦のほうが、のんびり観られていいと思うよ?5位とダントツ最下位の試合だしwww」と余計なアドバイスしておきました。

 そしたら、我社が誇る、世界に通用するレベルの癒し系天然ボケのM嬢が(去年まで、チケット抽選係だったが、今年はK嬢がメインでM嬢は補佐)「ベイスターズも昔は強かったのにねえ?」と言うので、私が「優勝したのは、もう、10年以上前だし」と言ったら「たしか、私が入社した頃が一番盛り上がっていたのでは?」

 そっか、M嬢が30代後半になったので、ほんと、そうなんですよね。彼女が大卒の新卒だったころに優勝しているはずだ。

 と、私は「うん、そういう時もあったらしいね」(私はその頃、プロ野球に興味なかったのでよく知らない)と、テキトーに相槌打っていたら、M嬢が「そういや、あの頃の選手って誰だったっけ?」と言うので「誰って・・・・」

 と、私がとっさに選手名を言えないでいると、M嬢がなんて言ったと思います?

 これねえ、野球に詳しい人、100人集めても、絶対に正解者いないと思うのです。

 ですから、世界に通用する天然ボケで癒し系で聞き上手のM嬢ですが、最近、ちょっと変で、癒し系のくせに、ズバっと黒いことを言ったりしてびっくりさせられるので、私は密かに「なんか脳の障害があるのでは?」と心配しているのですが、この発言で、「これって、若年性アルツハイマーとかの疑いがどうのという問題じゃなくて、てゆーか、加齢でボケてきているってゆーのも若干あるのかもしれないが、もう、そういう問題じゃなくて、私が想像もできないステージに向かっているのかもしれない」と思ったと言うと大袈裟ですが、多少、野球に詳しい人だったら、わかってもらえるかもしれませんが、「ベイスターズが1998年に優勝したときの主力選手って誰だっけ?」という自分で挙げた疑問に対しての、自分で挙げた答えが・・・・





 「屋鋪とか?」


 え?ええええええ?
 って、野球に興味ないはずのK嬢までが、さすがに父親が大洋ファンだったらしく「屋鋪って・・・大洋なのでは?」と食いついたくらいでした。

 いやー、ほんと、まさか屋鋪の名前があがるとは・・・・。私も屋鋪っていえば大洋のイメージだったので調べてみたのですが、一応、90年代までいたので、ベイスターズの選手でもあったらしいのですが、普通、ベイスターズの話してたら、屋鋪の名前は出てこないでしょう。

 もう、わたくし、頭真っ白になったといいますか「M嬢、ずっと凄い人だと思っていたけど、アラフォー世代になってから凄さというか、凄みを感じる」と戦慄しながらも「えっと、普通は前回優勝メンバーっていったら、大魔神・佐々木・・・・とか・・・・だと思うのですが」とヨワヨワしく発言すると、「あ、佐々木かあ、そっかー!ああ、そうだね!そうだった!てへ?」

 てへ?じゃねーですわよ(笑)

 ほんと、M嬢は敵に回したくないわよね。仲良くしておこうと、ほんと、思った。

 さて、今日は私が仕事を休めない日だと言うのに、岩隈さんが通算100勝をかけた大事な試合で、さっき帰宅して経過をチェックしたら、恐妻家として名高いのマーヒーさんが打ち込まれていて、「これは勝てる!」と確信しましたが、マーヒーさんの妻はもしかしたら岩隈ファンなのえしょうか?

 いつもだったら「負けたら家に入れない」くらいの勢いの妻らしいですが、今日は「イワークマに勝たせないと家に帰るな」って感じです。あざーす。

 しかし・・・・私が「今の楽天だと、8点差で勝ってても全然安心できない。グラスラ二つくらうと同点でしょ?」と弱気になっているところに、クマーったら、6回85球で降板って、なにそれ、マー君故障の穴を登板間隔短縮で埋めて、ついでにクマの勝ち星を伸ばすっていう計画?

 こういう時に、なぜか継投は山ムーだったり、川岸だったり、ブラウン監督やめてー、な継投。

 21時40分

 勝ったーーーー
 クマ100桁勝利オメ!(100桁って天文学数字ですが、ほんとに、体感的に天文学的な数字なんですってば)

 はあ、ほんと現地行けなかったが残念ですが、クマが200勝するときまでには、宝くじ当てて悠々自適の野球観戦生活送るのが私の密かな野望ですが、でも、やっぱし「屋鋪?」な人には一生勝てないかもなあ。小沢一郎あたりと、一度じっくり語り合いたいです。(あたしら、ついつい計算入っちゃうから天然に負けちゃうのよねえ、とかなんとか)

 
8月30日(月)

●切ない話

 この猛暑のため、個人的な夏の風物詩である「あせも」が全然治らない。
 今年は肘の内側にできたやつが猛威をふるってしまい、一ヶ月くらい苦しんでいる。
 もはや「あせも」というよりは、「飛び火」と化しているし、見苦しい傷口を隠すためにハンカチ巻いてみたのだが、腕の傷をハンカチで隠すのってけっこう大変。
 でも、すぐに「歯で抑えて、結く」という技を習得してしまった(笑)

 しかし、どうやら明け方の眠りが浅くなり、かつ、室温が上昇する時間帯に患部に汗をかき、かゆくなるので無意識にボリボリと掻いてしまうらしく、悪化するばかりなので、「こりゃ、包帯でブロックしたほうがいいなあ」と思ったのだが、独り身で、自分の左腕に包帯巻くのって、技術的にも難しいが、そんなんで悪戦苦闘する自分の姿を想像するだに、切ない気持ちでいっぱいになる。

 そういや、私が愛読する横浜ファンの人のツイッターも、横浜ファンのくせに、イムさんファンだったり、今現在は、スレッジを見事な投球で抑えた岩瀬さんに熱烈求婚中であるがwww(「岩瀬さんヒマな時でいいので結婚してください!(←昨日の試合から一日経過したので、「今すぐ結婚(ry」から落ち着いてきた」そうです)、私は謙虚な人間なので「岩瀬さんヒマなときでいいから、私の包帯巻いてください!」だったり「イムさん、包帯巻いてほしかったら夜中でもいいから呼んでください。包帯巻くだけで、あとはなんにもしませんから」とか、アホなこと考えて気を紛らわそうとするが、でも、掻き壊した湿疹跡が、痛痒くてつらいよ。

 そんで、今日はとうとう薬局に行って「いい包帯ないかね?」と探してみたら、いやー、いろいろあるんですね。包帯がくっつくので(ラテックス含んでるらしい)包帯止めがいらないのとか。
 「ほほほ、これなら独り身でも包帯負けるかも!科学の進歩(なのか?)って素晴らしい!」と帰宅してから巻いてみたが・・・・・やっぱり自分で巻くのって、なかなか上手くいかない・・・・

 でも、なんとか、一人で巻けました。

 それにしても、いくら「冬より、夏が好き!」な私でも、今年の猛暑はほんとこたえます。
 いや、暑いの自体は、けっこう大丈夫っちゃ大丈夫なんだが、ほんと、あせもが辛くて・・・・胸の谷間も湿疹だらけになってしまったので、ただでさえ衣装が少ないのに、胸元開いた服が着られなくなり、苦しいローテーションです。

 しかし、もう8月も終わりだが、夏の終わりが見えない。

 つーか、今年は梅雨時にゲリラ豪雨が凄かったけど、8月に入って雨降ったときってあったっけ?ってくらい、夕立が来ませんね。
 街路樹もカッサカサです。

 そんでもって、昨日の日曜日は外イベント仕事だったんだけど、蚊がものすごくて、足を何箇所もやられてしまい、そこもバリバリ掻いてしまっているので、今度は足に包帯巻くことになるかも・・・・

 さて、甲子園で凍ったペットボトルの抱き心地を覚えてしまい、それ以来、冷房の無い部屋で、500ミリのペットボトル凍らしたのを抱いて寝ていたので「ドライアイス抱いたご遺体みたい」と自嘲しておりましたが、500ミリのでは、明け方までに溶けてしまうので、今日からとうとう2リットルのを抱いて寝ることにしました。

 未明に冷たくなって発見されそうです。

 ああ、切ないなあ。
 寒いのは嫌いだけど、お布団とラブラブなのは嫌いじゃないので、秋が待ち遠しいけど、一昨年だっけ?秋になっても暑くて、いきなり冬になってしまい、「秋服を一瞬しか着なかった!」って年もありましたね?

 というわけで、日曜がイベント仕事だったので、今週はお疲れ気味です。いつ休もう?ほんとは、明日がねえ、マリスタで岩隈さん登板で、100勝かかってるのですが、もろ月末なんで休めないじゃん!

 いいんです、どーせ、私が行くと負けるから。

 私がいないうちに頑張ってくださいませ。


8月28日(土)

 出勤。
 土曜日出勤するのは久しぶりのような気がする。

 なーんかねー、仕事真面目にヤル気がしないんだよなあ。
 まあ、日記さんにもボツボツ愚痴ってるけど、いろいろあってさ。
 ほーんと、上の人たちにドラッガーさんの本でも読んでいただいて、ちゃんとマネージメントしてもらいたいわよねえ?なんなら、「もしドラ」お貸ししましょうか?(笑)

 いやあ、ほんと、「成果主義」を導入するのは構わないのですが、だったら自分が出資した、ほんとの意味での自分の会社でヤレって思いますです。
 それに、ほんと、リスクに対する考え方が甘すぎますし。
 ほんと、びっくりするくらいです。

 さてと、仕事はいいから野球どうなってるかね?

 杉内が自滅してくれて、私の吉見に勝ちがつきました。すげー、6勝目だってよ。それって新人賞争いして、11勝した時の次くらいの成績?あ、2004年に7勝してました(笑)

 で、先週、観戦したときに、吉見と仲良くグラスラ食らっていたオリの中山が、なんとダルに勝った!

 今日のマモノさんは「エース受難の日」を演出しているようです・・・・が・・・・あのお、ナイターの西武ドームも涌井なんで、来ていただけますか?

 はあ・・・今、ちょうど9時なんですが、確かにマモノさんは律儀に西武先発の涌井も燃やしてくださったのですが、さすが最下位楽天さんは、そう簡単にマモノさんの思い通りにさせないみたいで、8回で同点にされちゃいました。

 えー、わたくし、明日は5時起床なので、そろそろ寝る準備が・・・・でも、この試合、楽天も片山 藪 青山 小山と勝ちパターン注ぎ込んだが、連敗中の西武も小野寺 土肥 藤田 グラマン シコースキーとテンコ盛しているので、これで延長になったら、ババ抜き状態で超おもしろそうなんですけど?
8月27日(金)

 今日の夕方「そうだ、自分の家賃振り込まなくちゃ」と、ネットで自分の口座から振り込んでから、ふと「そういや、今年の夏はけっこう散財してるけど、どのくらい浪費したんだろう?」と7月からの預金口座の履歴を見てみたら「・・・・・え?75万円・・・・も?」と一瞬凍りついた。

 よくよく観れば、7月にぷち賞与が入ったので、20万円を貯蓄口座に移していたんだけど、それでも、55万円も使っている。大赤字じゃん!(月の手取りが20万円ちょいですから)
 まあ、関西遠征で散財したしなあ、と、しばらく分析してみたのだが、7月初旬に5万円も引き出しているのはなんだ?家賃でも、定期代でも無いし、どーして、一度にこんなに現金下ろしたのだろう?しかも、その翌日にさらに1万円引き出しているし・・・・と考えること3分後、「あ、そうだ、友人を関西まで連れていった時だ」と気がついた。

 二人分の片道交通費で3万円以上かかり、終電逃して宿泊費がかかり、帰りの新幹線代でまた1万4千円くらいで、あっという間に5万円くらい使ってしまったのであった。

 ということは、2度の関西遠征で、15万円くらい使っているので、それ差し引くと2ヶ月で40万円って、まあフツーでした。

 さて、私が甲子園に行ってる間、ビョーキの友人からメールが入っていたので、どーやら退院したらしいのだが(たぶん、実家で弟のパソコン使っているのだろう)、そういう説明は一切なく「マー君ブログ読んでるよ」的な内容だった。

 うーむ、ほんとは電話してみたいところだが、私と話すとまた妄想のスイッチ入ってしまうのでは、と思うので、自制してしまいます。
 それに、普通だったら「おかげ様で退院しました。今自宅療養中」くらい書いてくるもんだろうけど、そういう情報がなかったので「まだ、メールが傍受されてると思って警戒してるのかもなあ」って深読みしちゃうし。

 でも、さっそく、藤井ブログにケチつけてるあたりは、けっこう回復したと思っていいのか、「やっぱし、まだネガってる」と思うべきなのか、よくわからん。

 友人が「afoがまたブログでやらかしてる。マウンドのプレートがどうとかねちねちと。 もうメンバー紹介と犬についてでいいのに。ところでその犬なんですけど、3匹に減ってませんか!?」と、ほんと、藤井の飼い犬の数なんて激しくどーでもいいのだが、一部の人には気になってしょうがないようです。

 で、「マウンドのプレートがどうとかねちねちと」っていうのは、これなんですけど。

 私はわりと、藤井がこういうこと書くのを興味深く読んでるんだけどなあ。
 些細なことで投手は調子を左右されるらしいってことがわかるから。

 たしかに、言い訳になってしまうので、こういうことを大っぴらに言わない人のほうが多いんだろうけど、藤井は言い訳になるのを覚悟でけっこう書いてくれるので、「へえ、そういうこともあるんだ」って、私は思うんですけどねえ。

 でも、きっと、マー君が「千葉マリスタの風に対応できなかった」っていうのは、アリなんでしょうね。(この間、そういうコメントしていた)
 でも、同じようなことを藤井が書くと、イライラするらしい。

 それが、ビョーキのせいなのか、そういう性格なのか、こっちにはよくわからんことが悩ましいのでありました。

 なんでも脳天気に楽しんでしまうのも、どーかとは思いますが、私が愛読している、横浜ファンの人のツイッターなんて、http://twilog.org/syulan 自称脳天気の私の斜め上を行く素晴らしさで、「昨日は負けたけどいい試合で今季最高の内容だった林が見られて、今日は大洋が勝ったのでいい2試合観戦でしたヽ(・∀・)ノ」とか、ほんと、その通りですよねえ。(私も関西遠征で、楽天が負けた試合でも、「きゃー、平野さーん、岸田さーん」でした)

 この人達、野球選手の尻だ足首だ睫毛だと、けっこうキャピキャピしてますが、投手が投げてるところの写真を見て「あ、これはあの打席ですね」と言い当てるからすごい。「だって、カーブはあの一球しか投げてないから」って、生観戦しているのに、球種わかってるあたりが尊敬です。

 そーいや、昨日観に行ったヤクルト×横浜戦でも、9回に代打・新田が出てきたら・・・・てゆーか、ネクストで待機していたら、周囲の酔っ払達はちゃんと「お?新田じゃん!新田あああああ!初打席だろ?がんばれよ!」と即座に声出してて、さらに、その新田元気が「プロ初打席で初安打」を放ったら、大盛り上がりしてましたっけ。

 試合はボロ負だったんですけど、そういう中でも楽しもうという姿勢が好きです。

 9回の表に山岸が炎上しちゃって、大差がついちゃったので、内野の酔っ払い客たちは、試合よりも「ファールボールをダイレクトキャッチする客に熱い声援を送る」に完全にシフトチェンジしていて、えらくヤケクソに盛り上がってました。
 グランドで戦う選手にとっては、自分らのプレーよりも、ファールボール補球する客のほうが大声援という状況のほうが、ヤジられるよりも辛いでしょうよ。

 そういや、私はどうしても、トレードされた選手が気になっちゃってね。
 横浜のピンチで江尻が投入されて、無失点で抑えたので「あー、よかったああ」
 ジャニーズ系コンサート会場みたいだった札幌から横浜に移籍して、けっこうカルチャーショックな日々みたいですが、先日は自身のブログで「お客さんに不適切な発言してしまい申し訳ありませんでした」と謝罪していた。
 江尻は見かけは上品だが、けっこう気性は荒いらしから、客のヤジにまともに応酬してしまったのかね?

 そして、ヤクルトのピンチでは、うちから移籍したナベツネさんが登場して「うわ、ワンポイント左リリーフなのに、フォアボールマイスターやっちゃうか?」とフルカウントになったので心配したのですが、なんとか抑えて、「どや!」な感じになって、嬉しかったです。

 ところで私は、「ドヤ顔」っていう言い回しをテレビでギャルっぽいタレントさんが言ったときに「それって、放送禁止用語じゃないの?」と心配してしまったくらいなのですが、「ドヤ街」の「ドヤ」じゃなかったことに気がついたのはそれからしばらくしてからでした。

 ブルペンでナベツネさんが投げているのはチェックしていたので「このまま負け展開だと出てきそうだな」と思っていたのですが、その横で選手名鑑に載ってない背番号の右投手が誰だかわかりませんでした。
 「右投手なんて補強してたっけ?」と思ったのですが、観たことのない独特のフォームで、右腕がなんだか突っ張ってる感じだった。
 そして、9回表に登板したので、やっと「ああ、西武からトレードで来た山岸か」とわかったのです。

 西武で登板したのを観た記憶がないし。
 ファームの試合では、けっこう先発していたのだが、私が西武第二球場に到着するころにはいつもすでにとっくに降板していたし。

 しかし、ほんと、小川監督代行もコメントしてたみたいだったけど、采配ミスっていうのか、由規やデラクルスという速球派の後だと、変化球投手の山岸の球威はシロート目にも、ヘロヘロで、ですから、ボカスカ連打されてしまいました。

 ほんと、「いつアウトとれるのだろう?」っていうくらい、酷い感じになってしまった。

 トレードされて、やっと一軍での登板機会を得ても、結果出せないって辛いですよね。

 しかし、それよりもなによりも、私は9回表の横浜の先頭打者が江尻と同じにハムからトレードで移籍した稲田だったことに全く気がついてなかった!(笑)

 いや、帰宅してからスコア確認したら「あれ?稲田って出てたんだ?」と気が付き、「そういや、横浜は投手の打席だったのに、そのまま真田が出てきたので、あれ?って思ったっけ!」
 真田じゃなくて、稲田だったんですねえ。いやあ、さすが稲田!(「見えない人」として一部では有名)

 というより、その頃私は、ヤクルトブルペンばっかり見ていて、試合そっちのけだったってだけですけどね。
 あと、遠い向こう側の横浜ブルペンでは高宮が投げていたので「高宮出てこい!」と期待したのですが(左のサイドスローなので、中日のコバマサ君と同じように、ただそれだけで私に溺愛されている)

 高宮が水を差すとこ観たかったんだけどなあ(笑)
 (暇な人は「水差し野郎」で検索してみてください)

 昨日の水差し野郎は、山岸でした。ギッシルったら・・・・(ええと、その昔、西武にはギッセルという外人投手がいたので、山岸は、ギッシルと呼ばれていたのです・・・・・って、なんで私はそんな、何の役にも立たないことばかりすぐ覚えてしまうのだ。


8月26日(木)

 はあ、なんだか今年の8月は、もしかして、なんだかけっこう多忙?(笑)

 一昨日の火曜日は、K嬢と観劇。
 「W(ダブル)」っていう、海外有名劇作家のサスペンス・コメディものらしいという前情報だけで観に行ったのだが(友人が「タダ券あるから行かないか?」と誘ってくれたので)、前半で「なんか展開読めるな」と思っていたのだが、後半のどんでん返しでやっと気が付きました。「この脚本の芝居、前にも観たことあったわwww」

 10数年前、友人の友人の旦那さんが舞台役者さんで、誘われて何度か観に行ったのですが、その中の一つがこの脚本の芝居だった。あんときは、もっと、なんていうのか、もっとふざけた感じの、けれん味たっぷりの演出だったし、翻訳脚本だから、テイストもずいぶん違っていたと思うので、途中まで気がつかなかったよ。

 そんで、芝居がハネた後、友人が「この劇場の近所に(超久しぶりの銀座でした)、氷点下ビールの店があるから行きたい」というので「ビールならなんでも!」と行ってみたのだが、アサヒビールのアンテナショップみたいな店で、ガンガン宣伝しているらしく、10時過ぎなのに行列ができていた。

 10時半でラストオーダーらしく、行列を仕切っていた店員さんに「入店できるか保証はできかねます」と言われる。
 行列が出来る店が大嫌いな私は「いいよ、もー、他行こうよおおおお」と言うが、行列大好きらしい友人は「でも、でもおおおお」

 しょーがないから並んでいたのだが、並びながら「さっきの芝居、かなりいい席だったし、客も入っていたのに、なんでタダ券?」と聞いたら「いや、タダじゃないんだけど、面白いかどうかもわからないから、2枚買って誰か付き合ってくれる人いないか、って声かけ回ってたんだ」と言う。

 えー、だったらちゃんとお金払うよ、と言うが「いーよ、いーよ」

 あ、そうだ!思い出した!
 前に、きょうみちゃんが「切符余ったから二胡のコンサート行かないか?」と誘われた時に、彼女とはすれ違いで合えなかったので「次回会ったとき支払うよ」と言ったんだけど、「いーよ、いーよ、どーせ余るチケットだったから」と言われていたが、「いや、いいライブだったし、ちゃんと払うよ」と言っていたのだが、この間会ったのに、すっかり忘れてた!

 ほんと、みんなだって別にそれほどお金に余裕があるわけじゃないのに、すまんのお。

 しっかし、K嬢の話に戻るが、最近はちょっとした自営業的なことをやっているので(シェアハウスの経営)、ちゃんと収入があるせいか、前に会った時もそうだったが、けっこう金遣いが荒いようだ。
 元々、電車移動が好きではなく、一時期は「ヤフオクで5万円で買った」という中古車を乗り回していたけど、車は手放したが、タクシー移動しまくってるみたい。

 一昨日も、結局、ビールの店は諦めて「じゃあ、また三茶で飲もうか」と移動することになったら、「タクシーで行こう」と言うので「えええ?まだ電車あるんだし」と私が言うと「いや、タクシー代は出すから」と言われたら、しゃーねーけど・・・・

 ビョーキになった友人M嬢は、ドケチすぎたが、K嬢はその対極すぎる。
 清貧の私としては「そんな、もったいない」とオロオロしてしまうではないか。

 しかも、K嬢すげーな、と思ったのは、今回観た芝居のチケットを買ったのは、同じ制作で観た芝居がけっこう面白かったそうで「その時は、けっこう有名な人っていうか、辺見エミリが主役だったんだよね」と言うので、「ふーん、でも、なんでそれを観に行ったの?」って聞いたら「たまたま観た、テレビ番組に辺見エミリが出てて、今度、このお芝居に出ますって宣伝してたらか」

 ほおお、たしかに、よくテレビでは、タレントが「今度、この芝居に出ます」とか「この映画に出ます」って宣伝しているというか、その宣伝のためにテレビ出演していたりするが、やっぱ、それで急に観に行く人っているんだ?

 そんで、さらに「行列の出来るビール店」に並んででも入りたいらしいし、私にはそういう心境が全くわからないのだけれども、彼女みたいな人が大勢いるから、いろいろ成り立ってるんだろうなあ。

 さて、昨日は、主管部署で夏の恒例である「暑気払い」という大規模飲み会があって、総務部でも数名そちらに参加していたので、6時を過ぎたら、フロアは私と部長だけになってしまった。

 ここぞとばかりに、先日、日記にもぶちまけた愚痴や不安を部長に話してみたら、部長もその件ではいろいろ思うところがあったようで、30分ばかり二人でしっぽりと話していたのだが、珍しく部長が「たまには飲みに行かないか?って、オレは飲めないけどwww」と誘ってくれたので、居酒屋に移動して、たぶん初めてサシで飲んだ。(って、部長は下戸だけど)

 よく、K役員に誘われて、3人で飲んだことはよくあったんだけどさ(涙)

 まあ、そんで、K役員亡き後、いろいろありそうだし、部長も私と仕事の話を思う存分したいに違いないし、私も酒が入った勢いでいろいろ言いたい!と意気込んだのだ・・・が・・・

 部長の若かりし頃の切ない恋バナになってしまいました。

 いやー、それが、もー、なんちゅーのか、「まるで、織田裕二主演のトレンディドラマみたいじゃないですか」としか、言いようがないほどの、素晴らしい出来栄えで・・・・

 前からよく「TKは若い頃はモテモテだったんだ。こいつはけっこう悪い奴だったんだぜ」みたいな話は聞いてましたが、なるほど、こういうことだったんだ。

 高校の時の同級生と、高校卒業後から付き合い初め、その「高校一の可愛い子」と、なんと7年、25歳まで付き合っていたんだけど、彼女のほうが、なんか引き始めたみたいで、「ちゃんと別れたわけではないけど、電話しても電話に出てくれなくなって」という状態になり、そのまま半年くらい経過していたら、年下の女の子が部長にアタックし始めたらしく、うっかり手を出してしまったら、デキちゃって、そのまま結婚することになり、客観的には「前の彼女と別れてまだ7ヶ月で他の女と結婚した」という、ことになってしまったらしい。

 さらに、今の嫁意外にも、親会社にも部長にアタックしていた女子がおり、部長曰く「その子には、自分には彼女がいるからゴメンって言っていたので、全然そんなじゃなかったのに・・・」

 しかし、変な噂を流す人がいたらしく、「TKさんは、あの子を弄んで、他の女と結婚した」ということになってしまったらしい。
 まあ、たしかに、どこもそうなのかもしれないけど、社内恋愛が破局すると、ほんと、あることないこと噂が先行しますからねえ。

 私は、って偉そうに言うことでもないが、あんまし他人の噂話を真に受けないほうで、まあでも、悪く言われるってことは、何かあるんだろうな、くらいは警戒しますけど、多くの人が「あいつは嫌な奴だ」と言っていても、自分が直接嫌な思いをしてなかったら、私にとっては「いい人」ってことはありがちだし、それに「女癖が悪い」って、悪口じゃなくて、褒め言葉じゃん?(笑)

 部長は、その時期のことで心に深い傷を負ってしまったらしく、「ああ、なんか妙にモテモテだったから、いろいろ言われたのね」程度のことを未だにトラウマとて抱えているようです。にゃるほど、だから陰口に敏感なのね。

 それはいいのだが、もう、大爆笑しそうになりましたが、部長は、その「昔の彼女」に未練タラタラらしいのです。
 30代後半のとき、再会したらしいのですが「きっと、オバサンになってて、がっかりすると期待したのに・・・」、その彼女は、容姿が20代の頃と全然変わってなくて、かなり衝撃的だったらしい。

 でも、今の嫁にも助けられたことは感謝しているそうです。
 自分がいろいろ自信を失っていたときに、強引にこっちに向かってきてくれたし、勝手に自分ちに上がりこむくらいの子だったらしく、仕事が終わって帰宅すると、自分のお母さんと仲良くコタツに入って喋っていたり、と、幸せな家庭で育った人懐こい娘さんだったらしく、「できちゃった」時にも、部長は向こうの父親に殴られる覚悟で挨拶に行ったらしいのですが、家族ぐるみで暖かく迎えてもらっちゃって、「え?こんなんでいいの?」と戸惑ったらしいし。

 で、結婚後も、嫁はちゃんと母親と同居してくれてるし、ほんと、今は幸せなんですけど、やっぱし、前の彼女のことが・・・・

 ・・・・という、大変、濃い話を延々とされまして、「これ、シラフじゃ聴けないというか、後で部長はきっと、『あの話、聞かなかったことにして』とか言うに違いないから、「はあ?私は飲み過ぎであんま覚えてないのですが?」と真顔で言えるように、ガンガン飲んでおこう、と張り切りすぎて、ほんと飲み過ぎました。

 日曜がイベント仕事で出勤なので、今日は休みだったのだが、そんで、今日は西武第二球場で楽天ファームの試合があったので「私の小坂を間近で観賞できる?」と思って、今日を休みにしていたはずなのに・・・・・朝目が覚めたら、もう10時でした。

 ああ、こんな暑いのに、こんな寝坊するなんて。
 と、思いましたが、凄かったはその後で、出血多量でダルいのもあったみたいですけど、この猛暑の中、冷房も無い部屋で、午後3時までダラダラ寝てるって異常としか言いようがない。

 そんな自分が怖くなり、(汗だくで、ほんと、ぬらりひょん状態で、この世の生き物と思えなかった)、午後3時にやっと立ち上がり、洗濯して、5時に家を出て神宮球場に行ってきました。

 横浜の猛攻という、たいへん珍しいものを観たようです。
 ヤクルトの由規君は、161キロを投げたようですが、そんなの全然気が付きませんでした。
 つーか、横浜の藤江が途中で怪我の治療のためにベンチに引っ込んだが、さっきスポーツ紙サイトを読んだら「呼吸困難で」になっていたが、いったい、なんだったんだ?

 イムさんの、縞々のオールドユニ姿を観たいと思ったんだけど、昨日一昨日と出ちゃってたので、やっぱ今日は出番なかったか。松岡はブルペンで投げていたので「松岡は何着ても似合うのお」と鼻の下を伸ばしていました。

 横浜の「大洋オールドユニ」はとてもシンプルでよかったです。しかも全員、ソックス上げのオールドスタイルになっており、いいものを観させていただきました。

 花火も観たし。
 これで、今年の花火は見納めでしょう。

8月23日(月)

 関西遠征の思い出を胸に、また地味に仕事しましょう。

 さっき、ざっと関西遠征記を読みなおしてみたのだが、私ったら甲子園のライトスタンドに座ったのに、おもいっきり「レフトスタンド」って書いてました。

 ほんと、これこそ「左右病」というのか、左右の区別が苦手なのは一生治らないですね。
 (注釈:「左右病」とは野球界においては、右投手に左打者、左投手に右打者をあてることに拘りすぎるビョーキのことである。このビョーキ持ちの監督はけっこう多く、右投手の時に左の代打をコールするが、相手が投手を左に替えると、代打の代打として、右の代打が出てくるっていう場面はけっこうあります。その場合、左打者は名前を呼ばれて、素振りしただけで、この日の出番終了)

 (注釈にさらに注釈:私はですから、ホントの意味での?「左右病」なので、上記の「野球界における左右病」の意味がずっとよくわからず、野球観戦と2ちゃん観賞すること3年くらいしてから、やっとわかってきました)

 レフトとライトを間違えるのは自分としては普通だが、未だに7と9のどっちがレフトだかライトだかわからなくなったりする。
 それよりも、私の勝手なイメージとしては、なぜか8がライトになっているのだ。右は偶数のイメージらしい。

 そんななので、スタメン発表の後に球場に到着すると、外野手が守備位置につくまで、誰がどこなのかわからないことが多い。

 何度も日記に書いていると思うが、ほんと、深刻な左右病なので、車に乗ってるときに道案内するのが超苦手である。「あ、この交差点を左!」と言いながら堂々と右側を指していたりするらしいので、運転手に「どっちなんだwww」とよく笑われる。
 だから、タクシーに乗ったときに道を指示するときにはほんとに冷や汗かいてしまいます。

 あと、視力検査の時に左右を言うのも、もちろん苦手である。

 さて、話が逸れたが、「ぷち夏休みとって甲子園行ったる!」とブチ切れた理由はいろいろあるが、「仕事でまた頭沸騰」ということもあったのだ。

 そんな物凄いことがあったわけではないが、また新会社の件でさ。
 新会社にいろいろ移行するのが大変だったし、まだ完全に事務処理の流れはできてないんだが、それでもパズル状態をなんとか解きほぐしながら、地味に頑張っていたのだが、どうやら、やっぱし、大きく方向転換するらしく、やっと分離させた業務をまた元に戻すとか・・・・・

 部長には小さな声で愚痴りました。

 「だから・・・・最初からそうなるとは思ってはいたのですが・・・・・でも、私なりに頑張って、あんなに残業して、ひとつひとつ、流れを作ってきたのですが・・・・・あ、そうですか、やっぱ、元に戻しますか・・・・・その方がいいとは思いますが・・・・・まあ、仕事だからしょーがないとはいえ、ちょっと愚痴ってもいいですか?あの無駄な時間はなんだったんだ?



 あたしの青春を返せ!

 ・・・・・・って(笑)」

 つーか、具体的にいつ、どう変えるのかも不明なまま、仕事しないといけないので、真面目にヤル気を完全に失ってしまったので、「甲子園の炎天下で荒行でもしてこよう」と思ったのでありました。

 おかげで、少しだけ「今の私の仕事は、20点差で負けてる試合での敗戦処理投手」と開き直ることができたかも。
 フロントがアホでも、監督がもっとアホでも、私はマウンドに立って、自分の仕事をこなすだけです。

 部長も最近では「経理発信のもっと財務状況や戦略が見える資料を!」とか、夢見がちなことを言わなくなりました。
 経理でいくらそういう数字作っても、上があっけなく台なしにしますので、作っても意味がないのですって、何度も説明してもわかってもらえなかったが、実際にそういう事態を経験したらやっとわかったみたいです。

 まあ、私は、いじけてるわけではなく、プライドを持って「しょせん、私は召使ですから」と、開き直っているわけですし、上の経営がなってないと思っても「だったら自分で経営してみろよ」と思うわけで、逆に部長みたいに「もっとビジョンを持った経理を!」とか言う人には「そういうビジョンがあるなら、自分で会社やってます(笑)」としか言いようがないのだが、はあ、それにしても、なんだか「おままごと度」がまた上がってきたので、なんて言うのか、ええ、そりゃ「儲かったら、頑張った社員に還元できるような仕組みにしたい」と言うのはいいのですが、ええ、ほんと、その心がけはいいとは思うのですが、その前に「儲かる仕組み」を確立していただきたいと思うのですが・・・・

 儲かったらこうしたい、という崇高な理念は、実際に儲かってから考えても遅くはないと思うのです。

 現状では「宝くじ当たったら・・・・」な話にしか思えないことを「宝くじ当たった場合には家を改装するから、その設計図や見積書を作ってほしい」と真剣に言われてるみたいな話なんですってば。

 さらに新会社の社長氏は「自分のモチベーションのために、月給は下げてもいいから、儲かった時の取り分が大きくなるような、インセンティブ契約みたいなのにしたい」とか言い出し、いや、それでいいなら、そうしますけど、税務上いろいろありまして・・・・つーか、そういう志があるんなら、親会社からの全額出資会社の雇われ社長なんて辞めて、自分で出資して、自分がリスク背負って会社やってくれよ!

 ローリスク・ハイリターンな姿勢に腹が立つが、向こうはサラリーマン根性が抜けないまま、雇われ社長をやっているだけなので、ほんとしょーがないよなあ。
 本人的にはもっと独立したいらしいけど、それができるのでしたらいいでしょうけど、彼が持っていったうちから出向させてる社員の生活は彼の博打に巻き込むわけにはいかないのですよ。

 ほんと、そのあたり「ヤル気と現実の間で」って感じで、現実しか見えない・・・・だって、現金をお預かりしているだもん、な私としては、いろいろストレス溜まるわけで、はあ・・・でも、ストレスに比例して課金(給料アップ)もしてもらえませんが、可処分所得は意外とあるわけで、次、ぶち切れたら、仙台遠征か広島遠征(新球場も日本有数の美しさを誇る天然芝球場なので憧れの地)しちゃうもんね。

 つーか、もっともっと私をヒートアップしていただけると、「きええええい!シアトルにマリナーズの試合観に行っちゃうぞ!」とかになりそうです(笑)

 マリナーズは、日本ではイチローの200本安打記録が、ってあたりしか注目されてませんが、横浜ファンの皆様には「マリナーズが他人に思えない」という惨状らしいです。日ハムをクビになったスウィーニーさんもマリナーズに拾われてるみたいだし(笑)

 さて、明日は友人に誘われて観劇ですから、いつもより早く出勤しなくちゃ、そろそろ寝よう。凍ったペットボトル抱えて(笑)


8月22日(日)

●野球バカ一代

 こんなの一代限りでいいです。

 ええ、昨日の土曜日は、昼から甲子園の決勝をテレビで流しつつ、関西遠征の写真をアップしていたのですが、やっぱ「どっちの投手も疲労が溜まってるし、バカ試合になるだろう」と予想はしていたのですが、先に東海大相模の一二三君が連打されて、興南の島袋君はラクに投げられたようで圧勝でした。

 いや、ほんとに、あの暑さの中、連投してるのって、凄いですね。
 つーか、あの暑さで、頭がボーっとしちゃったほうが、実力が発揮できるくらいじゃないと勝ち残れないですね。

 それにしても、土曜日も猛暑で、テレビでは「熱中症注意」とアナウンスされてるし、うちの部屋も超暑くて、汗ダラダラである。
 そして、甲子園の決勝戦もバカ試合になってるし、うーむ、これは、やはり、千葉のマリスタに行けということか?

 いや、昨日の段階で「明日のロッテは吉見が先発だ」ということはわかっていたのだが、さすがに、関西遠征で野球漬けの直後に、関東でプロ野球観戦する気にもならなかったのだが、でも、そもそも関西遠征しちゃったのも、「生きている内に、観たいものは観よう」という勢いだったはず。

 6歳上の上司が急死したり、友人がビョーキになったことで、なんだかタガが外れたので、普段は出不精だから、ここぞとばかりに暴走してみたつもりだった。

 でも、先々週はサマソニで幕張に行ったし、先週は稲毛の友人宅に行って吉見の勝利をテレビで観賞したし、また今週も幕張に行くの?と思ったけど、またいつ、吉見先発を観られるかわからんし、えーい、行ってしまえ!

 というわけで、私はなんと、今週、4回もオリックスの試合を観ることになったのです。

 今年はずいぶん、オリックス観てるような気がする。
 交流戦で神宮に行ったし、「吉見×木佐貫」を観に、会社帰りに新幹線で駆けつけたのも記憶に新しい。
 ということは、オリックス戦、6試合目?

 ずっと「イムさんのファンだけど、別にヤクルトファンじゃないもーん」と主張していたが、「別にオリックスファンでもねーし」と、新たに主張しないといけないのだろうか?

 高校野球の決勝が終了してから、支度して、幕張に向かったが、夏休み中の土曜日だけあって、チケット売り場もけっこう混んでいた。
 内野自由席で入場。2階席のネット後方で・・・・1塁側寄りに座ってみた。

 周囲のロッテファンは「吉見がんばれ!」と素直に応援してくれていたし、外野の応援団も吉見がマウンドに立つたびに吉見コールしてくれていた。

 が・・・・・
 3回まで、スローカーブを効果的に使っていたが、80キロのスローカーブなんて諸刃の刃っていうのか、打者はすごくバカにされた感じがするだろうから、「後半、この初球に緩い配球では通用しないだろう」とシロートながらも心配していたのだが、4回に満塁のピンチを迎え、カラバイヨに放った緩い変化球の初球を待ってましたとばかりに叩かれて、満塁ホームラン!

 「だから、まだ吉見は信用できん」と呆れる周囲のロッテファン達であったが、みなさん、吉見のこと、よくわかってないですね。

 さて、単なる吉見ファンの私としては、居心地悪かったが、オリックスの先発の中山が、小柄な左投手であったが、投球フォームが杉内クリソツだったし、ほんと「どこの杉内よ?」ってくらい好投していた。
 うーん、うろ覚えだが、去年、うちがフルボッコした投手じゃなかったっけ?

 よく知らない中山が好投していたので、そっちの応援に心を切り替えたのだが、なんだかこっちもいつのまにか満塁になり、井口が登場して、フルカウントになってしまった。
 「4点差あるんだから、井口相手にストライク勝負はあかん。押し出しでもいいくらいな感じで」とシロートながらに思ったのだが、やっぱしストライク置きにいっちゃったみたいで、ズコーンとグラスラ食らってしまいました。

 ほんと、こういう場面での井口は本当に恐ろしいんだってば。

 そんで、なんだか同点になってしまいまして、吉見の負けは消えたらしいが、いんだか悪いんだか、そもそも私は何しに来たのだろう?

 でも、中盤で同点になったので、両チームとも勝ちパターンの投手リレーしてくれたので見ごたえありました。オリックスは私の大好きな平野と岸田投入です。平野は150キロ超えのストレート勝負で素晴らしかった。ほんと、平野と岸田の継投は見ごたえがあります。
 でも、ロッテの継投とかどうするんだろう?と思いきや、こっちも、小野が2イニングのロングリリーフしたりとか。

 しかし、10時まわっても勝負がつかず、10時半に試合途中で席を立ったのだが、球場の外に出たら、向こうの幕張メッセでバントが演奏している音がする?

 なんだろう?サマソニみたいなのをやっているのだろうか?でも、10時半だし、時間遅くない?サマソニだって、9時半には終了してたよ?
 と思ったのだが、球場を出て、駅まで歩く途中で、大量のギャル達と合流することに・・・なんか、JACK IN THE BOX とかいう、ビジュアル系な夏フェスと重なってしまったようです。

 おかげで、帰りの電車はギューギューでした。
 ビジュアル系のギャルが9割、野球帰りの客0.5割、舞浜でネズミーランド帰りの客と結婚式帰りの客が0.5割という、なんだかよーわからん車内の人口分布でした。

 帰宅して、試合結果をチェックしたら、きゃは?
 ロッテの大松がサヨナラホームランでロッテが勝ったらしい。
 木曜日はうちがオリにやられたが、因果応報っていうことで。

 まあ、どっちが勝とうが負けようがどうでもいいのだが、吉見の勝ち負けがつかない限り。

 それにしても、週に4回もオリックスの試合観てしまったので、オリのチャンテが頭から離れない。
http://www.youtube.com/watch?v=mDHE-xTJSzE

 おかげで、「甲子園のアルプススタンドでよく演奏される曲なのに、どーしても、なんの曲なのかわからない曲がある」という曲が頭から離れましたが。あの曲も、暇なときに探してみよう。

 はあ、ほんと野球漬けな一週間になってしまったが、今日はなんとかマー君が久々の完封勝利したし、マサルさんなんて100球以下で完封で11勝目でした。
 セもパも優勝争いはどうでもいいが、もう少し涼しくなったら、また二軍の試合とかのんびり観に行きたいものである。
8月21日(土)

 さあ、今日は久々に写真を大量アップだ!(すぐにやらないと、また面倒になって放置するから、頑張りました)

 まず、参考資料として(というか、写真眺めていたら発見しただけ)、去年撮った、札幌ドーム。



 内野まで緑なので、広々とした感じでよかったよな。ドームの閉塞感もなかったし。

●8月17日(火)

 12時半頃の新幹線に乗って、3時には新大阪着。
 大阪行きはすぐに来たので飛び乗って、大阪(梅田)で阪神電車に乗り換え。そこでも、急行の甲子園行き(大会期間中は臨時電車いっぱい出てるんでしょうねきっと)が発車寸前だったので飛び乗った。
 おかげで、3時半くらいには甲子園駅に到着してました。

 そういや(話逸れると長いぞ)、昔の阪神電車ってもっとボロかったような・・・・今でも駅は古くて、甲子園駅も昭和の佇まいが色濃く残っていました。駅から球場への道沿いにある土産物屋も、いい味出してたし。

 梅田で乗り換えたとき、案内表示が「阪神電車」になっていたので、違和感があった。東京だと「小田急線」とか「京王線」じゃん?
 でも、それで、30年ほど前の記憶が起動しました。
 甲子園じゃないんだけど、初めて後楽園球場で巨人阪神戦を観たとき、試合前に応援団がエールの交換をしておりまして、それが「阪神電車、ボロ電車!」「読売新聞、ボロ新聞!」と相手チームの親会社をけなしている内容で、当時はそれがお約束だったらしいです。

 その時にも「阪神電車」という言葉に違和感を覚えたのですが、もし、私の地元の京成電鉄が野球チームを持っていて、その京成スカイライナーズの対戦チームの応援団はやっぱり「京成電車、ボロ電車!」って言うのかもしれない。「京成の電車」という意味で。などと思っていたのですが、阪神電車っていうのは正式な略称だったのですね。関東人である私はずっと「阪神電鉄」が正式略称だと思っていたので、「へえええ、知らんかった」と40歳過ぎてから初めて気がついたのでありました。

 関西人は、東京に出てくると「小田急線」とか「京王線」っていう表記に違和感を覚えたりするのかしら?

 閑話休題。
 4時近くても、猛烈に暑かったので、「できたら、内野席の屋根のあるところがいいなあ」と思ったんだけど、3塁側内野席はまだ販売していたが、1塁側は売り切れでした。事前にちゃんと研究して「午後の1塁側は日が陰る」ことはチェックしていたのですが、甲子園のベテランさん達は当然わかってますよねえ(笑)
 なので「金払っても灼熱地獄だったら、無料の外野でいいや」と、ぐるりと外野に移動。外野もぱっと見、満席か、ってくらい混んでいた。
 丁度、佐賀と報徳学園の試合をやっていたので、地元の高校が出場するからなのかね?それに、第四試合は、私ですら、わざわざ強行スケジュールを組むほどの好カードである興南と仙台育英だし。

 でも、けっこう空席はあちこちにあったので、やっと座って、レフト側外野席からアルプススタンドを眺める。

 

 写真じゃよくわからないけど、レフトポール際に見える鮮やかな赤い集団は、次の試合に備えている興南のベンチ入できない選手達みたいでした。後ろに座っていたオジサンが解説していたのだが、「佐賀も同じ九州勢ってことで、興南の子達も一緒に応援してるんだよ。こんなの初めて観たけど」
 たしかに、興南の子達も、佐賀の応援団のコールに合わせて、一緒に振り付けを踊っていた。佐賀の応援も南国風で、沖縄人としてはノリやすいらしかった。

 しかし、甲子園の外野席、ネットが低くていいっすね。
 フェンスのすぐ裏が通路になっているので、ネットが低くても通路が堀になっているので客がよじ登る心配も無いし、いい構造です。

 

 しかし、暑い。まじハンパなく暑い。
 しかも、試合途中で入ったので、最初はどっちがどっちだかわからんし、そもそも高校野球はみんなユニフォームが白がなので、内野手とランナーと走塁コーチ役が入り乱れてみえて、どういう状況なのかわからないし、スコアボードを見上げてみても「日差しが反射してスコアボードがちゃんと見えない!」
 しかも、プロと違って、サクサクと試合が進むので、外野から観ていると、カンカンとヒットが出て、いつのまにかランナー帰って得点が積み重なる感じでした。

 外野席は試合を観るというよりも、雰囲気楽しむ所かな。
 アルプススタンドも近いし、炎天下の中、きっちりと演奏するブラスバンドの音を楽しみながら・・・・あ、そうだ、これも甲子園名物でした。

 テキパキとグランド整備をする阪神園芸の皆様。

 

 今大会は雨で中断ってほとんどなかったと思うので、阪神園芸の美技を披露する機会もなかったかね?(雨と阪神園芸の戦いを楽しみにしているマニアは多い)
 それでも、甲子園は試合終了から次の試合開始まで30分くらいしか時間が無いので、その短い時間でテキパキと整備する阪神園芸のお仕事を生観賞できて、うれしゅうございました。

 さて、この日は三試合とも打撃戦になっていたようで、4時開始予定の第四試合の開始は5時半くらになってしまった。この後、京セラドームに移動するつもりだったが、どうしよう?と悩んだが、ヤクルトの由規投手の弟君も観たし、興南打線が序盤から打っていたので「こりゃ、興南だな」と思ったし、そしたら仙台育英がスコーンとホームラン打ったので「今日はほんとは甲子園に来る予定じゃなかったし、バックスクリーンへの見事なホームランも観たし、これでいいや」と6時過ぎに球場を出た。

 駅に向かうと、仕事帰りの若いサラリーマン達とけっこうすれ違いました。みんな、慣れきった雰囲気で、そそくさと内野券発売所に向かっていたので、仕事中に「お?興南と仙台育英はナイターになるな?」とチェックして駆けつけてきたのかな?
 その時間になると、席も空くので試合途中でも「1200円だったらいいじゃん」っていう、ちゃんと働いてるオニーチャン達にとっては、おねーちゃんがいる店に寄るよりはずっと安い料金ですからね。

 いいなあ、私も、甲子園が横浜スタジアムの場所にあったら、会社帰りに気軽に高校野球ナイター観戦してるわ、きっと。

 ところで、また話がそれますが、仙台育英と言えば、ですからヤクルトの由規の活躍も記憶に新しいですし(たぶん。私は高校野球に興味無いのであんまよく知らないんだけど)、その弟も仙台育英でレギュラー野手で、甲子園に出場しているので、そこそこ注目されていました。(ヤクルトスレは「由規弟を獲得すべきか?」と真剣に悩んでいた)

 その由規のママは、けっこうマスコミに露出するので、一部では有名ですが、去年、東京ドームで巨人相手に好投していたときにも、客席で応援している家族に頻繁にカメラが寄っていたんだけど、由規ママはかなりの美人なんです。
 由規君、まだ19歳でしたから「やべー、このママ、私より年下かも」と思ったのですが、私より6歳年上だったので、ちょっとホっとしたのですが、でも、ホント、上品な感じの美人で、旦那は仙台のタクシー会社社長で、息子は甲子園のアイドルでプロ野球でも活躍して・・・・って、ほんと羨ましいなあって思っていたのですが、この間、由規が勝ち投手になった時、東京に応援に来ていたみたいですが、なんと、その前日は甲子園で次男の応援してきたって・・・・

 あ、違った。
 由規君は次男なので、貴規君は三男か・・・・

 ともかく、「甲子園で息子の応援。勝った!」の翌日「神宮で息子の応援。また勝った!」って、う、うらやましすぎる!
 ほんと、しばらく入れ替わりたいくらいだ。

 由規ママの「ミヤちゃん」(由規はそう呼んでいるらしい)には、このままブイブイ言わせていただいて、私をさらに羨ましがらせてほしいものである。ほら、次回のWBCの応援に駆けつけるとか、さらには由規がメジャーに逝っても、とか。

 さて、話を戻して、甲子園から「なんば線」で京セラドームへ。なんば線は開通したばかりなので、ピッカピカでした。
 球場の外に全然人がいなかったので、不安になったが、そっか、もう7時なんだもんね。内野自由席券を買って、中に入りましたが、一階席はほどよく埋まっていたので、2階席に移動してやっと通路側の席を見つけた。

 

 さっきまで灼熱の甲子園にいたので、ドーム球場はまるで箱庭というか「温度管理された水槽」みたい。
 しかし、こんな、快適な気温の中でやっているのに、なんかエラーが多かったので、「ちゃんとやれーーー!」って感じでした。
 でも、数日前はここで阪神ヤクルト戦やってて、超満員だったのですが、平日とはいえ、ガラガラやなあ(2階の内野自由席の半分は封鎖されてた)。まあ、5位と最下位の試合ですしね。

 野球盤ゲームを眺めているかのような、京セラドームでの試合でしたが、ここのサイドビジョンは相手チーム選手の情報も掲示してくれるので、これはいいね。いちいち選手名鑑で確認しなくても、年齢や出身校などを教えてくれます。

 

 試合のほうは、金子千尋が完封勝利でした。
 わかっちゃいたけど、せめて、平野や岸田を出す展開にしてちょーだい。
 昨日も書いたが、一番盛り上がったのは、藪が登場した時だった。

 帰りは市営地下鉄で新大阪まで乗って、ホテルにチェックイン。
 友人を関西まで送ったときに、新幹線の終電を逃して飛び込んだ宿だったが、値段のわりにちゃんとしていたので、今回も一泊くらいするつもりだったが、一週間前に予約しようとしたら料金が下がっており、しかも三連泊だとさらにお得だったので「神戸からはちょっと離れているが、交通の便は悪くなさそうだし、三連泊したほうが荷物置けるし洗濯もできるし」と、そこで三連泊しました。
 だって、普通でも6000円くらいなのが、三泊しても1万円切ったんですよ。多少、交通費がかかっても、こっちのほうが安い。(三宮あたりのホテルも調べたが、大坂よりも相場が高かったし)

●8月18日(水)

 昨日はけっこう疲れたので、朝起きてから今日の予定を考えようと思ったのだが、意外と早くに目が覚めてしまったので、8時半に朝食をとって、「ええい、試合は11時開始だが、もしかして内野の日陰の席がとれるかもしれないから、朝から行ってみよう。日陰の席がとれなかったらまた考えよう」と9時前にはホテルを出て、梅田で阪神電車に乗ると、かなり混んでいたので「あー、やっぱし」と思ったけど、9時半過ぎに球場に着くと、内野席はまだ販売していたし、チケット売り場に列もできてなかったので、「せっかくだから、ネット裏を買っちゃえ」

 内野席は一塁側と三塁側が1200円で、中央の「特別内野席」は1600円なんだが、たぶん、特別内野席は屋根の下になるし、日陰が多いはず。だが、通な客達はとっくに入場して場所とりしているはずなので、席が空いているか心配だったが、一人が幸いして、3つ並んだ席の二つを占領している兄さんの横の通路際をゲット。

 うわー、日陰だし、いい席じゃん!写真だと小さいけど、実際にはもっと近くに見えるのです。

 

 しかし、日陰と云えども、やはり暑い。
 さすがに朝の10時からビール飲むのもなんだから、最後にいつ食べたのか全く記憶がない「かき氷」を買ってしまいました。
 この私に「かき氷」を食べさせるとわ、甲子園のマモノって凄い!(笑)

 かき氷をちんたらつついていると、やっと11時の試合開始。
 成田と関東一の「関東対決」でありますが、私は千葉出身ですが、成田高校ってあんまよく知らなくて、私の学区でもないし、つーか私立だから学区関係ないか?成田方面から通っていた高校の同級生たちは、公立の滑り止めとして受験してたのかな?
 なので、スポーツが強いということすら知らなくて、現・ロッテの唐川君がドラフトで注目されたときに「ふーん、ハンマー投げの室伏も成田高校だったんだ」と気がついたくらい。

 そして、東東京代表の関東一高こそ、現在住んでる地域の代表校なのかどうかもわからんし、どこにあるのかも知らん。

 なので、どっち応援するわけでもなく、それにクドいようだが、高校野球にあんま興味ないので詳しくないのである。
 でも、成田高校の投手はよかったですよ。自分のペースで落ち着いて投げていた。

 あと、スタメンで出ていた選手に私と同じ苗字の子がいて、その子が打席に立つ度に、アルプススタンドの応援団が私の苗字を連呼してくれたので「ひゃひゃひゃ、なんか照れくさいわね」と喜んでいた。

 内野特別席は日陰なこともあるが、客も通な人が多く、まったりとした雰囲気で居心地がよかった。ガキは料金安いからけっこう子供同士で観に来ていたりしていたが、みんなちゃんと大人しく野球観ていた。
 横に座ってた兄さんは、ずっとスコアをつけていて、試合中一度も席を立たなかったので(私がトイレに立ったり、昼になって、食べ物や飲み物買出ししてるときに席を立ったのかもしれないけど)さらに落ち着いて試合を観ることができました。

 そのままの席で第二試合を観てもよかったのだが、少し雲が出てきたし、前の方の席が空いたので、興南と聖光学院の試合は、前の方で観ることにした。

 

 横にあるフェンスの左側が三塁側内野自由席。
 こっちの席は「東芝シート」という、阪神戦ではシーズンシートになってるようで、座席に企業名のプレートが付いていた。椅子も、いい椅子なので、座り心地はよかったが、やはり雲の切れ間になると真上から太陽が照りつけて、暑いのなんのって。だから空席ができたんだけど。

 でも、暑さを我慢すれば(凍ったペットボトルを買って、ずっと顔に当ててました)、興南の島袋投手も近くに見えるし、聖光学院ベンチは目の前で、ベンチ前で声を張り上げる控え選手が怪獣みたいに吠えまくっているのも微笑ましい。

 あの暑さの中で正気を保つためには、あのくらい吠えないと・・・・・いや、暑くて正気を失ってるから、あんなに吠えているのか?いや、どっちでもいいや、暑くてこっちも正気じゃないし(笑)

 試合の方は、聖光の2年生投手が(後で「熱闘甲子園」観てわかったのだが)興南打線に捉えられ途中で交代したところは目の前で観たし(「熱闘甲子園」で監督がベンチに戻ってきたその投手の背中をポンと叩いたシーンが私と丁度反対側のアングルから写されていた)、興南ペースだったので、3時過ぎに「もう、気が済んだ。島袋君を二回も観たし」と席を立った。

 そして、球場に併設されている博物館へ。
 写真が縦にならなくて失礼いたします。

 荒木大ちゃんのユニフォーム。きゃー、大ちゃーん(暑さでぼーっとしているので棒読み)

 

 ツヨシのユニフォームも飾ってあった。

 
 西岡は今年から地味になったので(デルモと入籍したけど、私の知らない人だったしwww)、「けっ」とは思いませんでしたが(笑)、「寄贈 西岡剛氏」っていうプレートがなんだかツボだった。さすが大物www(ツヨシがマジ大物wwwなので、うちの鉄平はマジ小物wwwという位置付けになっているのです。以上、明日全く役に経たない豆知識でした)

 私の憧れの人のご子息である由規君(笑)のグローブ。中に「強打者上等」っていう刺繍がしてあるのだが、写真だとよく見えません。

 

 昔のスコアボードの電球が大きくてかわゆい。

 


 わー、昔のカチワリの袋だああああ!

 

 そう、これよ、これ!
 私が中学生の時は、こういう金魚すくいの袋みたいなやつだったのよ。
 甲子園であれを買ってもらったときはほんと、うれしくて、うれしくて。
 甲子園で、かちわりを食べる(?)のが小学生の頃からの夢だったのです。

 なので、30年後に再訪して、「かちわり買うぜ」って張り切っていたのですが、今のかちわりは、小さなロックアイスみたいな袋になっていたので、がっかりしたのでありました。
 替りに凍らしたペットボトルを買ったのだが、「昭和は遠くになりにけり」って遠い目になった。

 昔の手書きの選手名プレートも両脇びっしり並んでいたが、阪神の選手名よりも、なぜか中日の選手名に引き寄せられてしまった(笑)。
 矢沢と並んでいた、この人のプレートを取り敢えず撮影。お約束みたいなもんだろう。

 

 30分ほどちんたらと展示を眺めてから、4時前に甲子園駅を出発して、阪神電車で三宮。三宮で神戸市営地下鉄に乗換。「西神中央行き」って「さいしんちゅうおういき」って読むのね。社内アナウンスで戸惑ったぜ。

 スカイマークスタジアムは「いい球場だが、交通の便が悪い」という噂だったが、三宮から地下鉄で20分くらいだったので、そんな不便じゃないじゃん。
 それに、甲子園もそうだったけど、スカイマークも駅を出たらすぐに球場で、駅からのアクセスの良さは西武ドームに匹敵する。そういや、京セラドームも駅を出てすぐだったな。

 さすが野球王国の関西って感心いたしました。

 ただ、スカイマークスタジアムは三宮からの地下鉄の料金が片道330円もしやがるので、それがちょっと痛いかなあ。せめて往復券で500円くらいにしてくれればいいのに。
 そういや、大阪市営地下鉄もちょっと乗ると260円くらいになり、東京よりも割高な気がした。まあ、横浜市営地下鉄もそれくらいするしなあ。東京の営団地下鉄が安いだけか。

 5時前には球場に着いたのだが、「なにこの、ガキの大行列?」
 どうやら、小学生招待デーとらやらに当たってしまったらしい。
 それに、花火デーでもあるので、内野入り口には長蛇の列が・・・・・

 内野自由席にしようと思っていたのだが、あまりの混雑ぶりにビビって、外野席にした。

 外野席入場口は、屋外のゲートなだけで、なんだか拍子抜け。ずいぶん、簡素だなあ。地方球場だって、もうちょっと建物っぽいぞ?
 と思いつつ、グランドを眺めると・・・・・

 す、すばらしい!

 

 う、美しい!
 甲子園の天然芝も美しかったが、高校野球の連戦でさすがに痛んでいる部分も多かったが、ここは、そう頻繁に使用されてないので、外野の定位置も芝が青々としていた。 

 しかし、甲子園球場と同じで「ホーム側である一塁側は日が先に陰るが、三塁側は西日浴びまくり」で、内野自由席に押し寄せた客達は当然のことながら一塁側から埋まるので、「ホーム側はびっしり、ビジター側閑散」というわかりやすいことに。(試合開始後にやってくるお客さんたちは、ぞろぞろと3塁側に移動していたので、7時頃には3塁側もほどよく埋まったんですけど)

 さらに驚いたのは、試合開始前に、野球少年達がグランドに降りて、ノックやキャッチボールしていたのである。

 

 試合終了後にグランドに降りられるファンサービスは珍しくもないが、試合前って初めて観た。たしかに子供は試合終了後だと遅くなってしまうから、前にやったほうがいいよね。
 でも、天然芝を埋め尽くす勢いのお子様の大群に苦笑である。

 試合の方は、楽天の先発が川井だったので、あんま期待してなかったのですが、真後ろから観ていたのですが、審判が外角広い人みたいで、あれに助けられたかな。
 それよりも「あー、せっかく関西に来て、三タテされなくてよかった」と思ったのですが、川井が先発では4年ぶりの勝利なんてこと忘れてましたwww。さーせん!

 8回が終わって1−7で「これはもらった」と確信したのですが、さすがわゾンビ打線、9回表にまた追加点・・・・・妙に打撃好調なウッチーがヒット打つのはいいとしても、試合序盤にリンデンが退場して、たなぼたスタメンになった草野がずっと、楽天ファンには「KUSANO」と名付けられている「いい当たりだが、外野手正面のライナー」を三打席続けていたのに、ここにきて、やっと右中間を抜く当たりって・・・・

 ブルペンではなぜか青山が準備しているし、「おめーら、昨日撃て!」と捨て台詞を心の中でつぶやきつつ、9回表の途中で席を立ちました。

 帰りは三宮から京都行きのJRで新大阪。通勤帰り客でけっこう混んでた。

 11時前にはホテル到着。
 ふー、一日中、野球観てたわけだし、超疲れた。

 明日も今日くらい早く出れば、東海大相模の一二三君を観賞できるだろうけど、甲子園も二日間行ったし、外野席も内野席も座ったし、もういいような気がしてきた。

●8月19日(木)

 夜中の4時くらいに一回目が覚めて、エアコン入れて寝直した。
 前日は、逆に寒くて目が覚めてエアコン切ったのだが、エアコンかけて寝る習慣がないので調整が難しい。
 でも、次に目が覚めたのは、目覚まし時計の音で、8時まで熟睡したらしい。
 「ゲゲゲの女房」を観ながら「今日はどーしよっかな?」と考えた。

 甲子園はもう堪能したし、今日はスカイマークで内野席を堪能しようと決めた。
 9時に朝食を食べに降り、部屋に戻ると、フロントに電話して「部屋を出るのは11時くらいの予定」と言うと「チェックアウト時間を過ぎると延長料金が・・・」とラブホみたいなことを言われるが「連泊なんですが?」と言うと「あ、失礼いたしました・・・・」

 この程度の粗相はあったが(つーか、10時以降に部屋にいる場合には、掃除の都合があるのでフロントに知らせろってお知らせが机の上に置いてあったのである)一泊3200円なのに、掃除はきちんとしているし、女性客用のアメニティグッズ(試供品のメイク落としとコットンと足裏ひんやりシート程度だったが)も毎日置いてくれちゃって、ほんと、いいホテルでした。また、関西遠征の時には利用させていただきますよ、ヴィアイン新大阪様。

 朝食も無料サービスなんだが、サラダはいい加減なシロモノというか「あるだけマシ」なレベルであるが、パンはけっこう美味しかったし、コーヒーも美味しかったし、「朝はパンとコーヒーがあれば充分。オレンジジュースあると贅沢。お味噌汁があると嬉しい」な人には、ほんとこれで充分。つーか、その朝食付きで一泊3200円ですいません、って感じで。

 さて、11時まで部屋でゴロゴロしていたが、「まあ、せっかくだから大阪観光でもしよう」とホテルを出て、市営地下鉄の一日乗車券を購入。これでいちいち切符買わなくても乗り降りできる。

 それにしても、新幹線往復料金が3万円くらいで、宿代が1万円で、「さらに、一日1万円ありゃ、豪遊できるか」という予算を組んでいたのだが、球場飯と球場ビールに移動交通費で、あっという間に2万円くらい使っていた。

 ふーん?なんか、そっか、フジロックに来たみたいなもんかね?

 グリーン・ステージとホワイト・ステージ移動するたびに、300円くらいとられてるって感じ?
 フジロックは交通費と宿代で5万円くらいかかり、さらにチケット代が4万円弱くらいかかるが、今回の関西遠征は交通費と宿代で、4万円程度、チケット代は・・・・一日、三千円から4千円くらいか・・・・ほお、フジロックより「関西野球ツアー」のほうが安くあがってるようである。

 そもそも、フジロックが「グラストンベリーに行くより安い」という位置づけになっていたが、「関西野球ツアー」はそれよりも安いとなると・・・・これはまた次回もあるかも。

 さて、歩いているだけでも暑いのであるが、地下鉄で「長居」という駅まで行ってみた。
 そこから徒歩5分くらいのところに、オリックスの大引選手の実家である由緒正しい神社があるらしいので(笑)

 いや、一応、観光ガイドブックも買って行ったのであるが、私、観光って苦手でさ。

 たぶん、その神須牟地神社を知っている人だったら「わざわざ行く所か?」って思うでしょうけど、実際に行ってみたら、住宅街にポツネンとある小さい神社でした。

 大引選手は契約金数千万円を実家の神社に寄付したらしいが、「それって、宗教法人を利用した脱税行為では?」と思ったことは内緒だ。

 プロ野球界では「広島の梵は寺の息子で、オリックスの大引は神社の息子」というのは有名で、まあ、時々、信濃町方面の某新興宗教団体のことで荒れたりすると(うちの岩隈さんもよく荒らされます)、「梵だって、大引だって宗教関係じゃん。ついでに、ヤクルトの相川なんて敬虔なクリスチャンだぞ!」っていうレスで収拾されるのがお約束なわけで、ですから、大引の実家の神社がどんなだか観てみたかっただけです。

 そんで、お賽銭は50円と奮発して「お願いですから、今日も勝たせてください」

 その8時間後くらいに「お賽銭、100円にしとけばよかった」と後悔することになる。

 長居の駅に戻ったら12時くらいだったので「道頓堀にでも行って、なんか食べるか」と「なんば」まで地下鉄で移動してみるが、道頓堀周辺って、ほんと、渋谷みたいなんですね。

 これも、わたくし的には「今年こそ阪神が優勝するかもしれないから、道頓堀の位置関係を頭に入れておこう」と思って、道頓堀に行ってみたのですが・・・・

 ああ、かに道楽のカニはあった。あとは、ええと、グリコの看板ね?
 グリコはどこじゃ?
 と、ぐるりと振り向くと、真後ろにいまいした。

 グリコ、了解。任務終了。

 任務終了したから、どっか他へ行こうとうろうろしていたら「なんば花月」の前に出た。きゃーーー、女子がうろうろと囲んでいる?

 20年ちょっと前、学生時代にサークルの京都旅行のついでに、先輩達と「吉本新喜劇みよーぜ」となんば花月に入りましたが、あの当時はギャルが寄ってくるところじゃあ、あーりませんでした、と、チャーリー浜的な発音になってしまいます。

 とりあえず、心斎橋までアーケードを歩いて、心斎橋にあったドトールで休憩しつつ「私、昼飯はどこで食べればいいのでしょう?」とガイドブックを読む。
 鶴橋ってところに、東京で言えば上野みたいなコリアンタウンがあるらしい。
 チジミでも食べるかと、鶴橋に移動。

 しかし、鶴橋は上野のアメ横と下北沢の闇市跡を足したような所だった。

 いやー、近所に住んでいたら、キムチとか、どこの部位だかよーわからんような豚肉とか、韓国料理に欠かせない野菜だとか、好きなだけ買って、鍋にぶちこみたくなるような素晴らしい市場だったけど、通りすがりの旅行者には難易度高かった。

 地下鉄で梅田に戻って、阪神百貨店のデパ地下にあるスナック・コーナーで160円のお好み焼きを食べる。
 すぐ横では、同じところで買ったぷち・お好み焼きを5枚も買ってつついている兄ちゃんがいた。それ、総額800円くらいのけっこうなご馳走やんか?

 やっと、まともな粉モノを食して、ちょっと満足。そして、明石焼きも食べてみた。うーん、中身とろっとろで美味しい。

 よし、これで大阪グルメは制覇した。
 一日乗車券もあるし、これは新大阪の宿で夕方まで休もう。

 午後3時にホテルに戻り、高校野球中継観ながらゴロゴロした。
 4時半頃ホテル出発。
 スカイマークスタジアムはビジター側の西日が強いことがわかったので、今日は試合開始ギリギリに着く作戦だった。

 昨日は小学生招待デーだったので、ガキが大量に押し寄せていたが、今日は、通常営業だったらしく、普通にガラガラだった。

 昨日の混雑で、帰るとき内野指定席Bのチケット買ったんだけどな。まあ、前売りだと安いから。

 今日だったら、別に指定席じゃなくても、内野自由席で充分だったかも。
 内野自由席の2階から眺める内野グランド。
 郊外の丘陵地帯を切り開いて作った総合運動場らしく(1985年の神戸ユニバーシアード用だったらしい)周囲の緑も美しい。

 

 ブルペンは、まるで動物園みたいなことになってました。

 

 

 ほんと、いいなあ、この球場。私が大好きな西武ドームと西武第二球場の「いい所」をメジャー級に昇華させたような球場だ。

 
 内野B指定席からの眺めはこんな感じ。
 実際はもっと近く感じる。
 ほんと、フェンスが低いので、どこに座っても見やすくて感激だ。
 それなのに、こんなにガラガラで本当にもったいない。

 唯一の欠点はトイレが80年代仕様で、和式中心でちょっと薄暗いことくらいでした。西武は松坂マネーでトイレを改装したので、オリックスも誰か売ろうぜ。えーと・・・・誰だろう?岸田あたり?岸田はダメー!(あたしのモノだからwww)

 

 昨日に引き続き、5回終了時に花火が上がったのですが、風向きが悪くて、煙が球場に充満しちゃって試合中断。
 苦笑しつつ、グランドを眺めるブルペン陣であった。

 試合の方はですね。えーと、この三日間でずっと野球の試合ばかり観ていたので、ずっとダイヤモンドの正方形ばかり観ていたので、頭の中でやっと四次元立方体がイメージできそうになるほど、混乱しているのですが、そうそう、序盤にオリックスの大引が凡エラーしたので「お賽銭が効いた?」と思ったのですが、後半ではファインプレーされて、「お賽銭、足りなかった?」という展開でした、同点のまま9回裏に突入。

 「ああ、延長になっちゃうと帰りが遅くなってしまう。明日はそのまま出勤なのに」と思っていたら、片山君が、代打シモヤマンにスコーンと打った瞬間に「逝ったあああああ!」というホームランでサヨーナラでした。

 すまん、大引神社でお賽銭ケチったのがいけませんでした。

 でも、あっさり終わってよかった(笑)

 そして、ものすごーーーおおおーーーーく悔しそうな表情でベンチに戻ってくる片山君の姿が間近で観賞できて萌えました(笑)
 片山君は感情剥き出しにするので、好きなのです。
 今年はほんと、大事な場面で使われているので、この悔しさをバネにもっともっと伸びてほしい投手です。

 さて、試合も終わったし、とっとと球場を後にする。
 今日は大阪市営地下鉄の一日乗車券を買ったので、三宮から阪神電車で梅田まで戻り、そこから地下鉄で新大阪。

 翌朝、7時に起きて、支度してパンとコーヒーだけかっこみ、8時17分の新幹線で、10時半には新横浜着。

 出勤したら、「社員のお父様が亡くなって、今日がお通夜で、総務は受付のお手伝いだったんだけど・・・留守電に一応入れたんだけど」と言われたが「ケータイで連絡ついてても、今日は無理でした」
 まあ、そうだと思って、私がいなくても人員は足りていたんだけどね。

 つーわけで、怒涛の関西遠征は無事終了。

 甲子園は、また30年後くらいに再訪したいものだが(しばらくは、もう、いいや、って意味)、スカイマークスタジアムには是非また近いうちに行きたいものである。
    


8月20日(金)

 関西遠征から帰還いたしました。

 ふー、ちかれたびー(疲れ旅?つーか、そもそも死語?)

 さて、恒例の「箇条書きでまとめよう!・・・・・(3分後)・・・玉砕」のコーナーですが、わかっていても挑戦してしまうのであった。

 ・やはり天然芝球場は素晴らしい!
 ・やはり甲子園は猛烈に暑かった!
 ・やはり甲子園の主役は野球ではなく、アルプススタンドの応援団だった!
 ・あまりの暑さに、たぶん20年ぶりくらいで、かき氷食べた!(いちご味つーか、いちご色のやつ。つーか、昔はあれを「いちご」だと信じて疑わなかったが、今だと「ブルーハワイが全然ハワイに関係無いのと同じくらい・・・・いや、ブルーハワイがハワイなのと同じくらい、これもイチゴということで」って屁理屈をこねずにはいられない自分であった)

 ・すでに、なんだか箇条書きになってないような気がするが、気にすんな!

 ・やはり、甲子園の後に観に行った京セラドームは、ほんと雀卓みたいだった!

 ・オリの先発は金子ちーたんだったから覚悟はしていたが、やはり惨敗!(でもね、肩の状態が心配されていた岩隈さんであるが、絶好調ではないにせよ、3失点でなんとか試合作っていたので、味方の援護さえあれば・・・・・つーか、この日の試合で一番球場が湧いたのが、楽天のリリーフで藪が登場したときであった。やはり、関西では圧倒的な人気があるようだ。みんなフラッシュびしばし焚いて写真とってました)

 ・えー、そんでですね、オリックス三連戦に全部、藪さん登場したのですよ。41歳を酷使すんな、って思いましたが、京セラドームでのあまりの人気ぶりに、ブラウン監督は関西のファンサービスに目覚めたのでしょうか?それとも、私と同じように「うっかり、藪が勝利投手になったらデイリーのトップは頂きだ!」と思ったのでしょうか?でも、残念ながらご本家・阪神がダイナマイト打線爆発で、そこに付け入る隙は全くありませんでした。つーか、パの最下位争いの試合のことなんて、テレビでもロクに取り上げてもらえてなかったし。くすん。

 ・甲子園の外野(無料)と内野(有料)の両方に座って、格差社会っていうのを堪能したが、今の日本社会の縮図がどうのこうのというより「ちゃんと働いて、年とってからも内野に座れるご身分になりたいわ」と勤労意欲が湧いた。(って、内野は1200円から1600円という、プロ野球の外野席程度の料金なんすけどね。いやー、友人がよく「底辺がっ」と切り捨てていたプロ野球でのマナー悪い客達が、実はけっこう「中流www」っていうことがよーくわかりました。あの人達はちょっと行儀が悪いだけで、服装もちゃんとしているし、2000円弱のチケット代を払う金も、応援グッズ買う金もある、ちゃんとした人達なんですよ!高校野球の外野席は無料開放されてるから、ほんとに底辺な人たちが、なけなしの交通費払って集まってきてたんですよ!ほんと、ドヤ街からやってきたような人たちがけっこう多くて、って、そりゃ、まともな人のほうが圧倒的に多かったけど、染みだらけの作業着着た、50歳くらいのオッサンが立ち上がったらズボンがずり落ち、パンツ全部見えたけど、あれはオシャレでやってるわけではなくて、ベルトも無いし、作業着のゴムも劣化していただけなんですよ。あのオッサン、席を立って戻ってきたら、焼きそば持ってましたけど、500円の焼きそばってたぶん、かなりの贅沢品だったのだと思う)

 ・だから、箇条書きだって・・・・・

 ・スカイマークスタジアムは超素晴らしかった。今のところ、わたくし的には「日本一」である。神戸市民はあれをもっと誇りに思うべきでは?まさに、メジャー級だと思った。つーか、だったらもっと客入ってほすぃ。いや、空いててさらに快適だったんだけどさ。

 ・ほんとは長谷部が投げるはずだったが、先週、雨でローテが狂ったので、乾いた菓子が先発。そして、4年ぶりだかで先発で勝ち投手になったらしい。神戸まで遠征して、すごくいいものを観た・・・・のか?なんだか微妙だが、ずっと川井のことは応援していたので、私が初めてスカイマークに行った試合で勝ってくれたというは、たいへん感慨深いのだが、まあ、でも、そんな川井投手と私の組み合わせ(?)にふさわしい、なんだかいろいろあった試合でございました。

 ・関西も関東も、あんま変わらなくなってたような・・・コテコテの関西弁で会話する人も目立たなかったし、「異国に行った」感は全くなかった。(まあ、日本全国どこもそうなのかもしれないけどね。グローバリゼーションのせいっすよ、きっと)

 ・大阪に滞在していても、球場飯ばかり食べていたので「タコ焼きとか食べなくちゃ」とちょっと焦ったのだが、梅田の阪神百貨店のデパ地下にあるフードコーナーで、お好み焼きとタコ焼き食べたら気が済んだ。あの、フードコーナーはそのまま東京にも進出してくれんかのお?

 ・ついでに、スカイマークスタジアムと東京ドームを入れ替えたい。スカイマークスタジアムこそ、名門巨人軍のホームグランドとして相応しい球場であろう。

 ・生まれ変わったら「甲子園のマモノ」になりたいと思っていたが、考えを改め「スカイマークスタジアムのマモノ」になることに決めた。オリックスはあそこで年間何試合くらいやるのだろう?阪神戦もあるみたいだけど・・・・・甲子園のマモノは阪神ホームゲームが70試合くらい?で、春夏の高校野球でかなり忙しいそうだが、スカイマークスタジアムのマモノに就任すれば、1年の大半をあの緑豊かなのんびりしたところで、ゆったり仕事できそうだ。

 http://www.youtube.com/watch?v=O5kB1xndK6Q

 まあ、たまにはこんなプレーも演出しないといけないらしいが(笑)
 場内に笑いが巻き起こっていたが、私の笑い声も混じってそうだ。

 あと、こんな珍プレーも観客の失笑をかいました。
 http://www.youtube.com/watch?v=R3_3Rimiok8

 いや、ほんと球場内が真っ白になり、「今なら消える魔球ありじゃんwww」と私は一人で大笑していたのでありました。

 ・また箇条書きを忘れそうになったが、とにかく、関西遠征は超楽しかったし、神戸に転勤してもいいと思ったのだが、神戸は別会社(叔父会社)なんだよね。「経理に欠員出たら、私を雇いませんか?」ってアピールしておこうかしらん。

 それよりも、芦屋のお金持ちで「野球狂のおじいちゃんの世話してくれる女中」を募集しているおうちはございませんか?


8月16日(月)

 でわ、明日から大阪遠征(オリックス対楽天)に逝ってきます。

 主目的は「国内屈指の天然芝球場である、スカイマークスタジアム見物」なんですが、欲張って大阪ドームも行っちゃえ、っていうのが当初の目的でした。

 そもそも、ビョーキの友人を無理やり関西に帰省させたときに、何十年ぶりかで関西に行き(たぶん、ほぼ20年ぶりくらい)、「のぞみ」の速さに驚いて、「なんだ、関西近いじゃん」と目覚めたわけです。

 そして、前からスカイマークスタジアムには行ってみたかったのだが(オリックスが本拠地として使わなくなるという噂もありまして)、ドーム球場じゃないから、天候に左右されるのが一歩踏み出せない理由だったのだが(去年、社員旅行でせっかく仙台に行ったのに、野球の試合は雨で中止で「金をドブに捨てた」と超がっかりしたし。あの金で神宮球場に10回は行けたのに)、友人が入院しちゃったので「よし、雨だったら見舞いに行ってやろう」という、ものすごく友人思いな保険がついたのですよ。

 なので、「甲子園も行ってみるか」というのは、スカイマークと甲子園は近いので(どっちも神戸)、「ナイターでスカイマーク行く前に、甲子園も寄ってみるか」って程度だったのです。

 そんで、明日は昼ごろ東京を出発して、3時頃大阪入して、京セラドームをゆっくり見学しつつ、楽天選手の練習でも観て・・・・という計画だったのですが、「え?明日の第四試合って、興南と仙台育英?」

 新大阪から甲子園まで30分くらいなので、試合開始には間に合わないかもしれないが、ちゃんと試合観られるじゃん?

 というわけで、いきなり初日は「東京→新大阪→甲子園で最終試合をちょこっと観てから、なんば線とやらで大阪ドームに行けば、まあ、遅くとも7時には着くだろう。クマさん先発予定だけど、まああいいや。メインはスカイマークだし」と、なかなか忙しいことに。

 18日と19日の昼間は、午前中から甲子園に行ってみるつもりなんですが、準決勝って混むのかしらね?前売り券は売り切れていたので買えなかったが、高校野球は当日券が主流みたいだし、そもそも外野は無料なのである。

 まあいいや、なんとなく、30年ぶりに甲子園に行ってみたかっただけである。
 球場に併設している資料館では、荒木大ちゃんのユニフォームなどを展示しているみたいだし、そんなん観て「きゃー、大ちゃん」だけでもいいような気がしてきた。

 今日は東京も超暑かったが、大阪も暑かろう。

 よーし、甲子園で「てへ、日焼けしちゃった」を目標に頑張ろう!

 ええと、ですから、19日にスカイマークスタジアムでオリックス×楽天戦を観てから、新大阪付近のホテルに戻り(約1時間)、20日の朝8時の新幹線に乗って、新横浜下車で出勤という、「あー、その昔・・・・20代半ばの頃、ロンドンから成田まで戻ってきて、そのまま赤坂アークヒルズのホテル行きのリムジンに乗って、そっからタクシーで六本木に着いて、朝、誰よりも早く会社に着いて、荷物を倉庫に置いて、涼しい顔で仕事してたっけなあ」(でも、10日間くらいの一人旅だったので、英語脳になっており、電話取るとき「ヘロー?」と言いそうだった)というのを彷彿とさせるようなスケジュール組んでしまいました。

 ほんとは、週末までぶち抜きで休みたかったが、マスオさんが金曜に休みを入れていたので、しょーがない。
 でも、友人を関西まで送って行ったときには、日帰り覚悟だったし、結局、終電間に合わなくて新大阪で一泊したが、翌朝、6時には目が覚めてしまい、7時代の新幹線に乗ったら、10時前には会社に着いてしまったので、「それほど早起きしなくても、普通に新横浜出勤できるじゃん」と学習してしまったのでありました。

 友人の発病のおかげさまで、関西が一気に身近になったので、今回の旅(ちゅーか、球場巡り)が成功したら、さらに味をしめると思われ。

 ああ、なんだか旅行前の子供みたいにドキドキしてきた。

 でも、せっかく大阪遠征しても、楽天3連敗したらどーしよーwww

 
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