可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

7月15日(木)

 今日でなんとか、6月分の伝票の入力完了。

 黒マスオさんに怯えているので、細かく進捗状況を報告していたのだが、あんましノってくれないのが寂しい。マスオさんも資料作成に距離を起き始めたのかね?

 でも、少し前までは予定表が「土日出勤して資料作成して月曜休み」になっていたので「ひいいい、また日曜出勤しようとしている!」と勝手にビビっていたのだが、私の入力が今日終わったので、彼なりにスケジュール調整ができたのか、日曜は休みに変更されていたのでホっとした。

 私も明日は休んで、土曜日と月曜日で体勢を整えようと計画。

 今日は6時半頃、帰ろうとして、部長には「明日休みますので」と言うと、「え?」と言われたので、「土曜日出ますから。仕事溜まってるし」と状況を説明すると、部長も「オレも何から手つけていいのかわからないしな・・・抱えすぎなのかも」と、いやーん、また帰りがけなのに自己開示タイム?

 そんで、またしばし立ち話。

 なにせ、先日急死したのは財務担当役員だったわけで、今後、社内の力関係に地殻変動が起こるのは必須で、元々営業畑だった部長を自分の後釜として総務に据えたのが、亡くなった役員氏(先代総務部長)だったのだが、その人がいなくなると、今度は営業担当役員氏が部長に戻ってきて欲しいようなことを言い出したみたいで、部長の立ち位置が不安定になりそうな気配があるらしい。

 私が男子だったら、私を総務部長にすればうまく収まる話だけど、残念でした(笑)

 総務部長なんて貧乏くじですから、誰もやりたくないのです。

 そしたら、3代前の総務部長だったO氏が「じゃあ、オレが財務担当やろうか?」と言い出したらしいが、それは妥当だけれども、部長の仕事まではさすがに出来ないから、さあ、どうします?

 というような愚痴を部長がグチグチ言うのだが、愚痴の範囲が広すぎるし、言葉を濁すので、半分以上意味不明だったが、ワタクシ的には「とにかく、今後、いろいろありそうなんだな」という程度の理解で充分です。

 つーか、部長の話のわかりにくさに「心の状態大丈夫か?」と、ついつい心配してしまいます。

 まあ、部長はね。
 昨日も日記に書いたけど、子供の頃からいろいろ苦労しているから、そういう意味ではけっこう強いはずですが、でも、ずっと「大丈夫か?」と心配していた友人が、ある日突然、ばっさりと崩れたというのを経験しちゃったから、なんかね。

 さて、明日休みだし、明日は可燃ごみの収集日だったので、久々に友人宅を訪れてみた。

 夜のほうが人気(ひとけ)がありそうだと思ってね。実際、私が部屋にいる間も次々と同じ棟の住人が帰宅してくる音がした。

 友人が私に黙って東京に戻っている可能性も疑っていたが、郵便ポストには郵便物が溜まっていたので一安心。

 しかーし、生ごみは処理したつもりだが、コバエさんたちお元気かしら?と恐る恐る中に入ってみたが、おや、匂いもないし、意外と大丈夫?

 先週の火曜日に入ったとき、ファブリーズをブシブシしたのだが、けっこう効果あったようです。ほんと効くんですね(笑)

 で、気になっていたのは冷蔵庫の中身。
 新幹線の中で友人は「栄養摂ろうと、久々に卵買ったのに」と愚痴っていたのだが、先週入ったときに冷蔵庫を覗いたら、ほんとに1パック入っていたのだが、「すぐ戻ってきたら、まだ使えるだろうし」と、すぐに処分しないでおいた。

 だが、あれからもう10日くらい経っているはずなので、処分しておこうと思ったのだが、卵以外にも、冷蔵庫に入っていた食材のほとんどが「とっくに賞味期限切れ」であった。

 まあ、私もたまに「味噌汁でも作ろう」と味噌を買っても使い切れないまま数カ月放置なんてよくあるので、時々自分が発作的に冷蔵庫のモノを処分する時みたいにバッサバッサとゴミ袋に入れてみたら・・・・・あはは・・・・全部じゃん(笑)

 しかし、なんで冷蔵庫の中でコバエが舞っているのだろう?

 考えること3秒後にわかった。

 あんましコバエは増えてないのかと思ったのだが、エサと水分不足で大人しくしていたらしい。ところが、私が冷蔵庫を開けたことで、「わーい、水分がある!」と一気に集まってきたようだ。

 この状態だと、これも効き目あるのかな?と、持ってきたコバエ取りを設置してから、「他にもゴミに出しておくものあるかなあ?」と物色して、スーパー袋6杯分くらいのゴミをまとめてから、コバエ取りを見てみたら・・・・すげえ、もう20匹くらいかかっている!

 飢えていたんですねえ、ご愁傷さまです。

 さーて、あの部屋、明日か日曜日には掃除機かけに行こうかな。
 でも、掃除機がどこにあるのかわからないんだよな。
 クローゼットの中にありそうだが、クローゼット開けるのは躊躇われるので、自分ちのを持って行くかね。

 この日記は私にとって、デスノート的な意味があり、って「デスノート」って漫画でも映画でも観たことないのだが、ここに「ああしよう こうしよう」って書いておくと、なんとなく実行したりするので、書いておきました。

 ほんとーは明日のKスタは「岩隈×武田勝」なので、そっち行きたいのだが(笑)

 明日は気が向いたら神宮に行ってみよう。

 ロッテの吉見は今日先発しちゃったしね。(昨日の予告先発を見て「あー」と溜息。今日は絶対に休めない日だったので)
 吉見は途中で連打されていたので(私が会社出る直前に)「あー、またダメか」と思っていたんだけど、ヒット打たれたのはそこだけで、味方の援護もあって、3勝目だった。

 西武も平野が勝ったんだね。
 平野は西武第二球場で観ると、さわやかイケメンなんだが・・・・あんまテレビ映り良くないようだ。
7月14日(水)

 今日も残業。

 そしたら夕方外出していた部長が7時過ぎに戻ってきて、部長のお喋りタイムが始まってしまった!

 いや、その前に「明日、頼みたいことがあるんだけど」と言うから、「でも、部長会議の資料のために、残業して頑張ってるのですが」と言ったので、そのことでちょっと話をしていて、「そんなに大変ならやっぱ経理増やすか・・・」とか言い出すので「いえ、手が足りないのではなくて、葬儀のことで仕事できなかったし、イベント仕事もあったので遅れているのと、新会社の件でまだ未整理な案件が山積みで、人手があればいいってことじゃないんです!」と必死に訴えたのだが、それで部長も、ちょっと緩い話題に逃げようと「今日はおめかしじゃん?」と私の服装について言及するので「えへへ、ワンピース珍しいでしょ。でも、昔はよくワンピース着てたんですよ、ラクだから」なーんて話しているうちに、うちらの(部長は一学年上)時代って、服装にもっと拘りありましたよねー、なんてうっかり言ってしまったので、部長の昔話スイッチが起動してしまっただけです。

 よって、残業1時間半、部長とのお喋り1時間で、会社出たのは9時近かった。

 まあ、部長のお喋り面白いから、つい聞いてしまうんだけどね。

 男子のお喋り能力としては、うちの弟と同じくらい面白い。

 会社の他の子は「何度も同じ話をする」と言うけど、けっこう引き出し多いと思うんだけどなあ。

 例えば、たぶん今日初めて聞いた話は・・・・

 部長んちは、お父さんが酒乱だったこともあり、家庭の事情で、子供時代はよく祖父の家に預けられていたらしいが、その祖父の家って、どうやらお寺だったんだね。

 そこには跡継ぎがいなかったので、部長は幼少の頃から「オレが跡を継ぐことになるんだろうか?」と思っていたようだが、結局、最近になって従兄弟の一人が名乗りを上げたらしい。それが、今、けっこうメジャーなお寺で修行中の例の従兄弟だったんですね。その従兄弟の話は何度も聞いていた。

 で、小学校の頃は、夏休みとか春休みになると、すぐにその寺に預けられていたそうだが、親戚や従兄弟が集結する時は賑やかで楽しかったけど、その他の日々は、退屈でしょうがなくて、祖母の畑仕事の手伝いなどをして過ごしていたらしいが、「あんなにずっと寺にいたのに、お経覚えなかったなあ」と遠い目。

 この春から、部長のご子息は仏教系の中学に進学したのだが、すでに主要なお経を覚えてしまったらしいので「オレは全然ダメだったのに」って思ったらしい。

 そして、遊び相手もいない孫の相手をするお祖母さんが(あれ?部長には弟がいたはずだけど、弟は親元に置いておいたのかね?)、不憫な孫のために考え出したのが「かるた遊び」だったらしい。

   だから、お経は覚えてなくても、百人一首はかなり覚えていたそうだ。

 その実力が発揮されたのが、中学に入って、かるた大会が開かれた時で、ぶっちぎりで優勝してしまったので、先生達からも「お前、すごいなあ」と絶賛されたらしい。当時は、あんま勉強は出来そうにもないが、どっちかというと運動の方が得意な子だったので、そんな男子が百人一首でぶっちぎりだったのだから、相当目立ったのだろう。

 幼少児のかるた遊びは、高校でもまだ貯金が生きたらしく、高校でも優勝してしまったくらいだったらしい。「長年培った試合勘は、にわかを寄せ付けなかった」と部長は言っていたが、部長のお祖母さんって、かるたの心得あったのかね?

 そんな雑談を散々して、「あ、もうこんな時間か、ミヤノさんと喋っていたら、もう仕事する気なくなっちゃったし、オレももう帰る」と、やっと気がついてくれたので、互いに帰り支度をしていたら「なんか、最近また同級生と会う機会があって、すごく楽しかったから、なんか同世代と喋っているとテンションあがっちゃうんだよ」と言い訳されたが、ええ、私はそういうのわかりますけど、部長会議の資料が出来ないとまたマスオさんが黒マスオさんになるのが怖くて残業してたんですけど、部長からマスオさんに「そんなにきっちりやらなくていいから」っていうことちゃんと説明していただかないと、私では黒マスオを抑えれないんですが・・・・

 まあ、マスオさんも今月のスケジュールをビシバシ言ってきてはいなかったので、私が忙しいということはわかってくれているのかもしれない。

 明日ちゃんと確認してみよう。


7月13日(火)

 久々に2時間残業。つかれた。

 なんかもー、期限に追われて仕事するのシンドイわ。

 でも、今週乗り切れば、少しはリセットできるかしら。でも、後回しにしている仕事がけっこう溜まってるからなあ。

 こういう状況なので凡ミスも多くなってしまい、それでさらに忙しくなってしまうという悪循環だが、W杯が終わったので睡眠不足にはならないから、しっかり眠って、明日もがんばろー!おー!

 今日はまた、ラズにゃんが勝ったし(笑)

 そして、千葉マリンスタジアムでは、木佐貫が8回まで三安打一失点で負投手になっていた・・・まるで、ダルビッシュみたい。


7月12日(月)

 W杯終了。

 なかなか凄い決勝戦であった。審判ご苦労様でした。まさに「試合を作った」という感じだった。

 途中まで「こりゃ、試合を支配しているのはスペインだけど、オランダが勝つかもなあ」って思っていたんだけど、無得点のまま延長線に突入したので「PKだけは絶対にやめてーーーー」と祈っていた。

 まあ、スペインがオランダに勝ったというよりも、カシージャスがロッペンに勝ったという試合だったけど。

 カシージャスの涙が・・・・

 いやあ、いい泣きっぷりでしたねえ。
 私も泣きじゃくるカシージャス(オランダの選手は現地発音読みが基本なのに、なんでスペイン選手は英語読みが基本になっているのだろう?ちなみに、朝日新聞はカシーリャス呼ばわりしていた)をハグハグしたかったなあ(笑)

 いや、そういう意味じゃなくて、あの涙でちょっと肩を濡らしてみたいなあって。
 「カシージャスの涙付きユニ」をヤフオクに出品したりはしませんよ(笑)

 負けたオランダの選手達だって、スター選手揃いだし、年に何億円も稼いでいる選手達が、感情剥き出しにしているのをテレビで眺めるのってなんて楽しいのでしょうか。

 それに、スペインもオランダもキレイに組織を作るサッカーをするのだが、個性が出ていたので、うちのボロテレビで観ていても「ああ、サッカーってこういうゲームなんだよなあ」と感慨深かった。

 ボクシングに似てるよね。
 守りだけでは勝てないけど、攻撃するとリスクがある。
 まさに、ボクシングを大勢で組織的にやってるって感じだった。

 あの一瞬にして攻守が代わるってのは、野球には無いものだからなあ。

 野球にもサッカーに似たところがありまして、外野が前進守備になるところとか、サッカーのディフェンスで言えばライン上げるのと同じで、相手にプレッシャーも与えられるが、裏をとられるリスクもあるわけです。

 さて、ですから、今朝の試合は延長戦になってしまったし、試合後のセレモニーもぼんやり眺めてしまったので仮眠する時間が無く、寝不足のまま出勤し、あー今日も超忙しいのじゃあ。

 私だって戦っているわけです。
 サッカー観ちゃうと、今日はいろいろ大変だってことはわかっていたのですが、でも、そのくらいのリスクを侵さないと、人生楽しくないじゃん?

 結局、眠いし、用事はてんこ盛りでしたし、ヒーヒー言いながらも、仕事はたぶん、ちゃんとやったはず。
 これで、今週の山は超えた。

 明日、普通に仕事をこなせれば、私は自分の試合に勝てるはず。

 でも、私だけじゃなくて、マスオさんもエビワカちゃんもちょっとテンパっていたのだが、キャプテンとして気にしつつも放置しておいたら、エビワカちゃんがやっと自分で解決策を言い出したので(ほんとは、それをマスオさんにやってほしかったようだが、マスオさんが不機嫌だったので放置されていた)軽くアシストしたら「なんだ、けっこうあっさりできるんですねえ?」

 「ひとりでちゃんと出来たじゃん」感を与えないと、エビワカちゃんは末っ子気質だから、人に頼りがちだから、私も全身で「今はあなたに構ってあげている暇はありません」オーラを出したら、自分で解決してくれたので、よかったーーーーー!

 優勝したスペインの達成感には遠く及ばないけど、私だって、ささやかに「やったぜ」って思ったのでした。

 キャプテンはいろいろ大変よね。

 だからこそ、カシージャスの涙を舐めてみたかったのかも?

 って書くと変態みたいだが、ほら、肝臓弱ってるときにはレバー食べるとか、「弱ってるところの部位を食べるといい」って話あるじゃないですか?とある野球選手のブログで、ある選手が「オレ、膝悪いから豚足食べよう」と言い出したら、他のみんなも「オレも」「オレも」と豚足にかぶりついていたというエピソードを読んで、「わかるーーーーー」と思いました。

 カシージャスさんにおきましては、10年後くらいにスペイン代表の監督になっていただいて、「え?カシージャズが監督?え?」って私を遠い目にさせていただきたいものです。

 あと、タコのパウロ君は、三位も優勝も当てて、予想コンプリートしたらしいですね。

 タコの寿命は三年くらいだそうで、パウロ君はもう2歳なんだそうで、次回は無いらしいのが残念。うっかり長生きしてくれないかねえ?  
7月11日(日)

 朝9時に家を出て、西武ドームに行ってきました。

 そういえば、三位決定戦はけっこういい試合だったみたいね。観られなくて残念。でも、タコの予言がまた的中したらしいので、決勝戦が楽しみだ。

 試合の方は、「どーせ、帆足だし」とあまり期待してなかったし、そもそもメインの目的は「岩隈さんの練習風景を間近で観賞して、心に美容液を」ということだったので、外野スタンドから、ランニングする岩隈さんとか、キャッチボールする岩隈さんとか(昨日登板だったので、軽めの運動って感じ)外野で球拾いする岩隈さんとか、最後はしっり内野守備(内野で玉拾い)する岩隈さんが観られたので、ですから、試合はオマケみたいなもんだったのですが・・・

 いやー、かなり面白かったわ。

 うちの永井がボコボコに打たれていると思いきや、あっちの帆足も連打されてて、昨日の投手戦のストレスを発散する打撃戦だったし、前半はシーソーゲームになり「え?まだ、3回なのに、もう2時間くらい経過してねーか?」って感じでした。

 もー、永井ったら「左のおかわり君」として売り出し中の坂田に二本もホームラン打たれてるし(笑)

 あとねえ、うちの草野もファールで粘って粘って同点タイムリー打ってたりして、見所満載でした。

 観客も盛り上がってたしねえ、けっこう客入っていたし。

 永井がとっとと降板した後は、松崎やら山村が登場して「ああ、ほんとにいたんだ」って感慨深かった。

 松崎とか山村は、ずっと故障で、二軍の試合ですら観たことなかったので、そういうのがいるらしいことは知っていたけど、観たことなかったから実在するのかわからなかったのです(笑)

 そういや、投手の練習を試合前に眺めていたら、横にいた女性二名が「初年度(球団創設時)って、ヤマムー(山村)と福盛がイケメンってことになってたな・・・・・あ、クマは別格として・・・・だって、他にいなかったじゃん(笑)」と雑談していて、「ああ、たしかにヤマムーの顔は私もけっこう好きだけど、イケメンってwww」と、笑ってしまいました。

 今日は、松崎がもうちょっとシャキっとしてくれていれば、後半もどうなるかわからない試合でしたが、悪いときは大荒れするからなあ。その後を引継だ山村も、イケイケになっていた西武打線を封じられませんでした。

 逆に楽天打線をきっちり抑えた岡本篤って、えーと、西武には岡本が二人いて、一人は生え抜きだけど、一人は中日からの移籍で、どっちかが「偽岡本」呼ばわりされていたはずだが、岡本篤も去年は故障で、最近やっと復調してきたんじゃなかったっけ?

 楽天も先日、松崎が勝利投手になっていたりしたが、そういうファンでも「誰だっけ?」と思うような選手が活躍するのって、嬉しいですよね。

 はあ、でも、長い試合だったから、けっこう疲れたなあ。

 よーし、これから寝れば、朝3時半にはばっちりですね。

 おお、今日の公示を観たら、中日は河原をとうとう上げた!
 今日はさっそく登板して、1イニングを4凡でホールドをあげたようだ。
 こりゃまた中日戦観にいかないとね。


7月10日(土)

 昨日の雨は凄かったですね。丁度、帰宅する途中に激しくなってきたのですが、傘さしていても足元はびしゃびしゃだし、カバンもぐっしょりで、家に着いたらカバンの中身を全部出して干しました。

 各地で豪雨の被害が続いているし、東京だって、先日は板橋あたりが凄いことになっていましたし、我が家はさすがに浸水はしないだろうけど、この夏、靴が持つかしら?(実に卑小な心配ですが)

 今朝は爽やかに晴れていた。
 ああ、シーツ洗ったり、布団干したりしたいが、残念ながら出勤。
 他にも出勤する人がいるので、休めなくはないが、仕事溜まってるからなあ。月曜日は源泉所得税の納付とか労災の納付があるのに、まだ終わってないのである。

 とりあえず、期日が決まっている目先の仕事から片付けているけど、いろいろ処理している間にも次々と書類が回ってきて、溜まる一方なのだ。
 土曜日だし、ゆっくり整理して、優先順位をつけないと。

 ああ、でも、洗濯もしたいけど、今日は西武ドームに行きたかった。
 涌井×岩隈だったのだ。
 去年、その対決を観に行ったが、延長の末、楽天が惜しくもサヨナラ負けだった。(川岸がゴトタケに被弾だったっけ?
 岩隈さん、すごく頑張っていたのに・・・・・。それに、途中のピッチャーライナーの処理でコケたので、「ああああああ!岩隈さんが死んじゃうううううう!」と、マジ、怪我したんじゃないかと心配していたが、大丈夫だった。コケた岩隈さんは、瀕死の白鳥を舞っていたかのように壮絶感溢れていて超萌えましたっけ。

 そんで、その後、Kスタでまた涌井と対決したのだが、今度は涌井がサヨナラ負けして、ホームでのクロスプレーの背後で(外野からのバックホーム送球のカバーに入っていた)ボーゼンと立ち尽くす姿が合成写真みたいでした。

 なので、今日も「面白い試合になりそうなんだけどなあ」と思いつつも、仕事だからしゃーないので、でも仕事しながらスコア速報をちらちら眺めていたのだが、やっぱ手に汗握る投手戦だったようで、つーか、スコアだけ眺めていると「ワクさんとクマさんは、野球じゃなくて、麻雀やってるのか?」と思った。

クマさんの「中飛 中飛 中飛」「三振 三振 三振」も素晴らしいが、ワクさんも「三ゴ  三振 三振」「三ゴ  三振 三振」だったりする。
 クマさんの得意技「投ゴ 遊ゴ 1ゴ」っていうのも、なんかの役がつきそうだ。

 7回まで互いに1失点だったし、すごい偶然だが、互いに7回まで107球で、「さすが、エース対決、煩悩の数にならない!」と感激。こういう情報は球場ではわからないから、今日はスコア速報のほうが面白かったかも。と負け惜しみを書いておく。

 ところが、8回の表、ルイーズがホームラン打って、一気に3点差。

 ルイーズ・・・・・
 君のおかげで、私は「釘宮病」というのを学習したんだけど、人生において、全く役に立ちそうにもないことだし、たぶん、何年かしたら「あー、いたね、そういう外人www」って笑い話になるのだと思っていたが、ロッテ戦でも重要なホームラン打ったし、なんだか去年の今頃颯爽と登場したリンデンみたいな「空気を替える人」になっているらしい。

 「これで、ずっと無援護で勝ちがつかなかった岩隈さんが、やっと快勝できる?」と思ったが、そういう期待はいつも裏切られるので、よく訓練された楽天ファンとしては「どーせ、継投が炎上しますから(笑)」と余裕かましていたのだが、炎上したのは、西武の方で、小野寺でした。

 左安 左安 左二 と連打されていて「小野寺まで麻雀に参加しなくても・・・・」と思ったが、それで3点追加されたので、半袖こと小山が最後はラクラクと三凡で終了。

 はあ・・・・やっぱし、今日は西武ドームに行って、明日の日曜日に出勤すればよかった。

 人生なかなか思い通りには行かないものだ。

 そういえば、今日はマスオさんもK嬢も出勤していたので、三人で仲良くW杯の話題で雑談していたのだが、そしたらマスオさんが「あれ?今日の三位決定戦ってテレビでやらないんすか?」と言うので、「そんなはずは・・・・」と調べてみたら、地上波どころか、BSでも放送しないの?

 マジっすか?

 K嬢はかろうじて、BS環境があるらしいが、「スカパーも観られるけど、サッカーチャンネルには加入してないし・・・・」

 三位決定戦って、いい試合だった記憶が無いが(燃え尽きた同士が対戦するので、バカ試合になることが多い)それでも、ドイツ対ウルグアイなんて、ちょっと観てみたかったのに、がっかりだよ。

 タコのパウル君の予言だと、三位がドイツで優勝がスペインなんだってね。

 ワタクシ的には、すでに、今回のW杯のMVPは、マラドーナさんとパウル君のどっちにしようか、ってことになってます。さすがに三位と優勝を的中させたら、タコのパウル君に決定だろうな。

 あのタコ、しばらくひっぱりダコ(笑)だろうね。

 すでに、日本のマスコミが「参院選の予想」をお願いしに殺到していると思われ。

 さーて、ワクワクさんとクマさんの対決は観られなかったが、明日は天敵ホタテさん(帆足)と、うちはレイたんだし、明日こそ、西武ドームに行ってみるかねえ?
 デイゲーム観て、帰宅して早寝して、午前3時に起きてサッカー決勝戦っていう健康的な予定を立ててみた。

 その予定の中に選挙は含まれてませんが?(笑)

 だって、ヤワラちゃんとか、中畑とか、三原じゅん子って、そりゃドン引きでしょう。

 何の試合なのか、さっぱりわからん。
 もう、参議院って廃止しようぜ、って思うくらい。

 あ、やばい。

 明け方のサッカー観るつもりで調整していたから、なんか眠くなってきた。

 今日は岩隈さん勝利を祝って、スポーツニュース観たいのに。

 あ、パ・リーグ・チャンネルでまとめてくれていた。(楽天戦はニコニコ配信なので、あんま取り上げてもらえないのだが、西武戦だとハイライト上げてくれるのね)
 http://www.youtube.com/user/PacificLeagueMovie#g/u

 同人誌が美化した「ゲゲゲの鬼太郎」みたいな、岩隈さんのヒーローインタビューも観られて満足。

 ゲゲゲと言えば、NHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」も来週はついに、水木先生、メジャーブレイクか?という予告編でした。昭和生まれとしては楽しめるドラマです。美術スタッフもかなり頑張っていると思います。ちょうど、東京オリンピックが終わったあたりなので、どこまで話が続くのかわかりませんが、ここからがやっと「私が自分で記憶している時代」に突入するみたいなので、美術スタッフ超がんがれ!


7月8日(木)

 今朝も頑張って、サッカー観ました。

 スペインって初の決勝進出だったんだ。
 スペイン代表は「無敵艦隊」と言われながらも、ナベQがコメントしたように「ブルペンエースみたい」だったわけだが、解説の人が語っていたけど、地方意識が強いから、代表チームがなかなかまとまらなかったらしい。マドリッドとバルセロナっていうのは、東京と大阪のライバル意識とは比較にならないほどのもんなんだろう。

 そういや、スペイン代表にはバルサの選手が多いらしいが、そんな話していたら、実況アナが「ドイツ対バルセロナ」って素で何回も言い間違えるので笑った。

 さて、そんなわけで今日も軽く寝不足で出勤したけど、やべー、けっこう仕事溜まってきたな。葬儀の手伝いで、丸2日は遅れているし、イベント仕事もあったので、それで丸3日だし、さらに休日に関西出張しちゃったため、翌日はあんま仕事できなかったので、これで計4日分は遅れている計算になる。

 うーむ、今週も土曜日出勤だが、どこまで追いつけるか・・・・
 とりあえず、今日は久々に2時間くらい残業してみたが、寝不足もあって、あんま捗らなかった。

 せっかく新会社のことでかなりグダグダだったのをなんとかリセットしたのに、また崩壊しちゃったなあ。
 こうなると連敗中のチームを立てなおそうとする監督みたいな気分になる。

 ああ、でも、9時過ぎに帰宅して、さっそく楽天の試合観たら、丁度、8回の裏に草野がツーベース打った瞬間で、それからリンデンがホームラン打って逆転したので「ああ、とりあえず暗黒は抜けたみたい?」と大喜び。

 松崎が好調なのがうれしいわ。
 川岸が不調だけど、その替りに、松崎とか青山とか小山が頑張っているので「ああ、チームってこういうもんよね」って感激です。

 会社でもね、同僚M嬢が体調悪くて、ちゃんと仕事が出来ない状態なんだけど、E嬢が積極的にフォローしてくれてて、ほんと頼もしい。
 葬儀の香典集計で私がテンパっているときにも、E嬢がけっこうフォローしてくれていて、直接的には手伝って貰ってないんだけど、面倒なお局様が「宅配便出したいんだけど、伝票はこれでいいの?」みたいな用件でやっていた時とかに、私が「その伝票じゃなくて・・・」と言うと、お局様は「あれ?これじゃなかったの?でも、前はこれでよかったはずだけど?」と、絡んできたので、私が「ええと、だから・・・・」と説明しようとしていたら、ささっとE嬢がやってきてお局様を捌いてくれたので、ほんと助かった。

 E嬢も、M嬢のフォローで休みとれてないので、ちょっと疲れ気味で、今日も「あれ?私、昨日、あの伝言伝えたっけ?あれ?」と、ややテンパっていたので、「Eさん、休んでないから、そろそろ限界じゃん?」と笑ってあげたら、他のみんなも、よくわかっているので「Eが疲れて天然入ってきてる」とウケてくれたので、E嬢もホっとしたのではないでしょうか?

 あと、今日の私の心を掴んだ、一瞬の光景は、亡くなったK役員の机には、遺影と大好きだったお酒と、あと、葬儀の時に持ち帰ってきた花が飾られていたのですが、さすがに花もヘタってしまい、今日は全部捨てたのだけれども、そしたらTK部長が「花なくなっちゃったんだ」と言うので「飾ってよければ、買ってきますよ?」と私が申し出た。

 私も「もうちょっと花飾っておきたいなあ。でも、部長はいろいろ神経質になっているので、どうかなあ?」と思っていたので、部長がいいというなら花を買ってこようと思っていたのでした。

 丁度、部長が葬儀でお世話になった所にあいさつに行くのに菓子折りが欲しいというので、近所に花と菓子折りを買出しに行って、戻ってきたら、部長はもう出かけるところだったので、菓子折りを渡すとすぐ出てしまったのですが、私が花瓶に花を生けて「どお?」とK嬢にアピールすると「いいじゃん、いいじゃん、キレいだよ」

 「こういう場合、どんな花がいいんだろ?あんま白ばっかしでも、ねえ?」と買いに行く前に部長と相談していたら、K嬢が「青系がいいな」と言うので、「故人の好きな花なんて知らないし、じゃあ、ブルー系でまとめてみるよ」と花屋にリクエストして、淡いブルーのと白と淡いオレンジで上品にまとめたのである。

 あまり感情を表に出さない、というか、いつもチャキチャキと元気で、言いたいこといい放題のマイペースな一人っ子のK嬢であるが、私が花を生けて、席を離れると、しばらく、ボーっと自分の席から花を眺めていた。

 K嬢の「遠い目」なんて初めて観た。

 花って凄いよなあ。

 けっこう高いんだけど(笑)

 そーいや、祖父が亡くなったとき、遺体を自宅に戻して寝かせていたのだけれど、私も手持ち無沙汰だったから「枕花でも買ってくる」と言い出したら、うちの家族、そういうのに疎くて「枕花?なにそれ?」って感じだったので「いや、こういう場合には普通は花を置くのだ」と主張して、それでも、うちの母とか、その兄弟たちは「花なんていいよ」と言いやがるので「だったら、私が自分の金で買ってくるから」と言ったら、私の弟も「じゃあ、オレも金出す 」と言うので、私もけっこうテンパっていたし、なにせ、近所の商店街と言ったら、麻布十番だったので、「物価高いだろう」と思って、花屋さんで「枕花、一万円でよろしく」とお願いして、しばらくして取りに行ったら、けっこうデカいのが出来ていたので、タクシーで持って帰ったっけ。

 そんで「思ったよりもデカくなってしまった」とツブやきながら、祖父の枕元にドカっと置いたら、さっきまで「花?花なんて要らないよ」と言っていた、母や伯父叔父が「おや、花があるとやっぱ違うな」と言い出したので「ほらみろ、だから、枕花っていう習慣があるんじゃ!」と己のグッジョブをアピールしたのであった。

 花ってけっこう高いんだけどさ、それなりの効果があるから、商売が成り立ってるわけで・・・・

 そういや、うちの先代社長の社葬の時は大手葬儀社にお願いしたのだが、そこが「業界紙に取材させてよろしいでしょうか?」と言ってきたので「へー、そういう業界雑誌があるんだ」と思ったが、承諾したら、後日、その掲載雑誌が送られてきて、カタログとして利用できそうな雑誌だったけど、うちの社長のはオーソドックスな葬儀としてトップを飾っていたが、その他の葬儀が個性的でけっこう面白かった。

 普通、祭壇は花で飾るし、故人が花好きだった場合など、白に拘らず、鮮やかに飾るのが今風だが、その業界雑誌に紹介されていたとある葬儀は、故人が野菜関係の仕事をしていたらしく、祭壇がなんと、色とりどりの野菜で飾られていたのである。

 それって、普通だと、祭壇に飾った花を関係者でお持ち帰りしたりするのだが、あの野菜も参列者や関係者にお配りしたのかね(笑)

 野菜祭壇、けっこう美しかったし、楽しい雰囲気もあり、野菜を愛した故人を送るのには、ほんと素晴らしい出来の祭壇だと思いました。

 さて、明日はサッカーの試合も無いので、久々にゆっくり寝られますわな。

 とりあえず、仕事がんばらなくちゃ。

 楽天がロッテをスィープしたんだし、私だってきっと、仕事をスィープできるはず。

 部屋の掃除はもう飽きちゃって、棚から降ろした物で床が雑然としていますが。これも、そのうちスイープするつもりです、って、「そのうち」が半年後だったり、2年後だったりしますがね。


7月7日(水)

 昨日は、楽天が勝ちました!

 うううう、私がやっとゆっくりニコ生放送観られたら、勝ってくださるとは大変うれしい。それに、ラズにゃん(ラズナー)やっとこれで2勝目だし。

 でも、あんまし試合に集中できなくて、やっぱ掃除しまくっていた私もけっこうキテいるようです。しまいにはとうとう、パソコンで試合見ながら、キーボードのキーを全部外してキレイにしちゃったし。
 ちょっと病的ですが、こういうのだったら半年に一度・・・・・いや、風邪くらいの頻度で罹りたいものです。

 ああ、この燃え上がる掃除魂を友人宅でも発揮したい!

 さて、昨日は楽天も勝ったし、ご機嫌で9時くらいに就寝し、午前3時半に起きて、オランダとウルグアイ戦観ました。

 なんだか、やっとW杯が始まったような気分。W杯キターーーー!って感じ。

 もう、あと3試合しかないんですけどね。
 と、思うと寂しくなってきた。

 まあ、今回のW杯はしゃーないね。
 2010年大会は別の意味で忘れない大会になるでしょう。ブブゼラの音色と供に。

 そして、やっと落ち着いてW杯を観られた私に、神様よありがとう、最高の試合でした。

 どっちも1点目のシュートが素晴らしかった。
 中盤、ウルグアイが有利かと思っていたのですが、ちょっとダレ気味だったのもオランダの高度な作戦だったんですかね(笑)
 2点目をとった直後の3点目で試合が決まった、と思ったのですが、ウルグアイがロスタイムに得点して1点差に詰め寄ったので、「この土壇場で同点になっちゃったら、こんな早朝だけど、あたし絶叫しちゃうかも」とドキドキしていたのだが、3−2でタイムアウト。

 いやあ、いいっすね、これでこそ、ワールドカップですよ。
 世界最高峰の選手達が、必死の形相で戦っているのを「世界がもし100人の村だったら」トップ5以内くらいに入っているのかもしれないが、でも、たぶん、私という存在は3位の人の爪の垢程度の存在であるが(ここで、「耳垢」とか言わずに「爪の垢」と言う自分は相当の自信家だと思ったりして)そんな私が、エアコンも無い部屋の片隅で、必死にテレビにしがみついているわけです。

 試合終わってから少し寝たけど、いつもどおり出勤して、けっこう寝たはずだが、やっぱり出勤したらけっこう眠かった。

 でも、今日というか、明日の朝も、スペインとドイツ戦は観なくちゃ。
 ユーロ決勝の組み合わせだったっけ?

 ユーロの時のスペインは美しかったなあ。

 あ、今日も今のとこ楽天が勝っているのですが、青山が三者三振とりました。

 なんか、サッカー選手や野球選手が総出で私を励ましてくれているかのような・・・・・

 少し落ち着いたら、また野球観に行こう。

 そして、また友人を野球場に引っ張って行こう。いつになるのかわからんが。

 その前にまた仕事が溜まりまくっているので、今週中に追いつくのが目標だが、仕事よりW杯が優先です。キリっ

 こんな最中、健康診断の結果が届いたので「結果悪いとヘコみそう」とドキドキしたけど、やっぱ、異常が出るのは尿蛋白で、去年は+が出ていたのだが、今年は+−で「1年後もちゃんと検査受けて経過を観ましょう」という微妙な判定だった。

 それがC評価だっただけで、あとはほとんどAで、ちょこっとBが混じっている程度。同年代の皆様に比べたら、かなりの優等生なんだろう。(少し年下の同僚は、「CとかDとかEまであった・・・」とヘコんでいました)

 さて、楽天がまた追加点を上げて、「3点差あるから、もしかしたら勝てるかもしれないが、まだ7回なんで全然わからん、つーか残りの投手誰よ?」って状態ですが、サッカー観るためにもう寝ないとね。(まだ9時前だけど)


7月6日(火)

 今日はやっと休み。
 イベント仕事があったから、先週は金曜日に休みとったけど、会社は休んだが、私は普段の仕事以上に働いたからな(笑)
 私はやっぱし出張の多い仕事は絶対に無理だと思った。

 昨日の夜、家の電話が鳴ったのでドキっとしながら電話をとると(友人から連絡があるのを期待しつつも、恐れているわけで)、なーんだ、きょうみさんだった。
 彼女も仕事大変そうだ。そんで、うちの上司が亡くなった話を知っていたので「うちの生徒の身内もさ・・・」って話になった。

 そう、辛いことや悲しいことは、みんなあるんだよね。
 丁度、会社のエビワカちゃんも、「うちの子の保育園の友達のお母さんも亡くなって・・・」と言っていた。週に2回も若い人の葬儀に行くのは辛かっただろう。つーか、私まで「そんな小さな子を残して・・・・」って、うるうるしちゃったくらいだから。

 さて、日記も支離滅裂状態ではありますが、これも記録ですから、ってことで。

 そんな最中、やっと楽しいニュースがあった。木佐貫がなんと月間MVPに選ばれたのだ!
 一昨年の契約更改でモメたときに、木佐貫に注目し、WBC代表チーム相手の練習試合で必死にアピールしていたようだが(ナカジへの執拗な牽制が私のハートを鷲掴み)、去年はずっと2軍で、やっと1軍に上がったと思ったら、やっぱダメで、今年はオリックスに移籍したので、私は勝手に「木佐貫の守護神」をやっていたので、とっても嬉しいです。

 (もし私が心を病んだら、被害妄想じゃなくて、誇大妄想になるかね?「私が野球の神様であり、甲子園の魔物です」とかなんとか)

 そうそう、なんか、こういう状態だから、野球観に行って気晴らしでもしようかと考えたのですが、今日から東京ドームでハムとソフトバンクやってるし、ドームなら暑くもないし、雨の心配もないからいいかも、と思ったのですが、昼からアレになってしまい「これは、せっかくの休みなんだから出歩かないで、ゆっくり安めって、子宮が教えてくれてるのね」ってことに解釈しました。

 朝の天気予報では(ゆっくり寝ていたかったのだが、加齢と部屋にエアコンないのがコラボで、ゆっくり寝てられん)、「今日も昨日と同じでゲリラ豪雨に注意」だったが、午前中から雨が降っていたので「これじゃ、洗濯できないなあ」と思いつつも、正午前にやんだので、「雨上がりで、ほどよく曇っているし、少し涼しいみたいだし」と思い切って、友人宅に行ってみた。

 図書館の本を返却する約束をしていたのである。

 なーんか、あの部屋にいると私までビョーキになりそうだったし、友人は彼女なりの理屈から「長い時間あの部屋にいるとやられるから、一瞬だけにしてね」と「やっと実家に着きました」という連絡をくれたときにも言っていたし。

 図書館の本なんて、急いで返却しなくてもいいと思うのだが、彼女なりの拘りがあるのだろう。まあ、おかげで合鍵渡されたので、よかったけど・・・・・・(それが、「よかった」のか「悪かった」のか、今の私には客観的には判断できません)

 無理やり、実家に返してしまったので、冷蔵庫の中身などが心配だったのだ。
 それに、日本敗戦試合のとき、一泊したけど、かなりの「汚部屋」であることはわかっていたし、友人はバナナにハマっており「朝、バナナを食べると体にいいんだよ?」と何度も言っていたので(なんで今ごろ、朝バナナブームに?って笑ったけど)、あの時も手土産にバナナ持っていったら、けっこうバクバク食べていたが、バナナの皮をベッドの脇のゴチャゴチャしているあたりのスーパー袋に押しこんでいたので「ああ、あんなところに捨てると放置してしまいそう」と思ったのである。

 私がいる時も、すでにコバエが舞っていたし。

 そりゃ、私だって、部屋の清掃にはかなり自信が無いし、常にコバエさんとは同棲状態だが、それでも、いつも2匹くらいで、そのくらい見かけると、ゴミ処理とか、水回りの掃除に気をつけるので、そんなに増やしたこともないのだが(過去に一度、けっこう増やしてしまったので、「どっかに飼育施設がある!」と掃除したら、食べかけの物が袋に入ったまま放置されているのを発見し、海よりも深く反省した)友人宅は、5匹以上舞ってる感じだったので「どっかに飼育施設があるなあ」と思っていた。

 なので、生ごみの処理と、水回りの掃除をしようと、準備はして行った。
 まず、部屋に入って、換気扇回してから、置いてあった図書館の本を持って徒歩5分くらいの図書館往復して、また戻ってきた。

 はー、しかし、やっぱ、この物件は私だったら絶対に選ばないなあ。
 緑も多いし、静かなのだが、奥まってるし、人の気配がしないし、なんか、昼間でも不安な感じがする。
 しかも、友人からあれこれ吹き込まれているので、それが全部「考えすぎ」だとしても、やっぱ、ちょっと心拍数上がるわ。
 学校で幽霊が出ると噂されるトイレにはやっぱし一人で入るのは怖いのと同じ。幽霊なんていないと思っていても、怖いものは怖いのだ。

 そして、案の定、コバエさんは、しっかり増殖してました。
 他人の家をいじるのも嫌だったけど、コバエさんが多いあたりを捜索したら、やはりバナナの白骨死体というか、真っ黒に変わり果てたお姿で発見。バナナの皮はこれだけではないのかもしれないけど、とりあえず、次回はコバエさんホイホイを勝って置いておこう。殺虫剤撒いたほうが早いかしら?

 あとは、私が訪問したときにビール飲んでいたコップも、たった一週間ですけど、この時期ですからすでにカビが生えていたので、洗ったり、冷蔵庫に食べかけのまま仕舞われていた食材を処分したし、あとは、訪問したときにトイレ借りようとしたら「かなり汚いけど」と言われたけど、ドアを開けてみたら、私の想定を上回っていたので、そこもざっくりと掃除しておいた。

 友人の名誉の為に付け加えておくと、トイレは、トイレらしく汚かったのではなく、ユニットバスのバスタブ部分は普段も使っているため普通だったのだが、トイレ部分の床を全然掃除してなかったので、埃で真っ黒だったのだ。

 私とは別のタイプの汚染状態だったな。
 そういや、うちの独身の伯父は、整理整頓はきっちりしていたが、拭き掃除や掃除機をかけないらしく、パっと見るとキレイなのだが、よく見るとキレイに埃が積もっているタイプの汚染だったっけ。

 こういうところも、人それぞれなんですね。
 友人も全然掃除機かけてないようだった。
 飲み屋の床に荷物置くのを嫌がったり、「スーパーで買い物かごを床に置くのは、気持ちはわかるけど、私はちょっと不愉快」とか言っていたけど、自分ちの床のほうが汚いじゃん、と、3時間くらい説教してやりたい。つーか、サッカー観戦の時、あそこに私を座らせるの、酷いと思いました(笑)
 潔癖症な人なら、絶対無理だっただろう。

 あとは、スーパー袋のストックが尋常ではなかった。
 私もけっこう溜めてしまう方だが、私の5倍くらい酷かった。
 ペットボトルの空きボトルもそのままリサイクル置き場に出せる状態で、いっぱい置いてあったし、スーパーのトレーもキレイにいっぱいあった。

 不思議だ。
 意外と、普通のゴミは少なかったので、ちゃんとゴミ出しはしているようだ。
 それに、毎日のようにスーパーには行ってるようだったので、スーパーには、ペットボトルやトレイのリサイクル箱もあるんだから、持っていけばいいのに、それがずっと出来ない状態だったのであろう。どのくらいの期間だったのかはわからないが。

 次回はオブザーバーとして、うちのママンを連れていってみようか?

 いや、今日もふとそう思ったのだが(私の精神安定的にも)、一度自分でちゃんと観てから、って思ってさ。

 うちのママンも、ああいう状態だった部屋の片付けをしたことがある。
 父の従兄弟が交通事故で亡くなり、父とその従兄弟は互いに一人っ子だったから、兄弟みたいに思っていた・・・・とか、そういう話はどうでもいいが、その従兄弟の母であり、父にとっては叔母(正確には、父の母の弟の嫁・・・・・って、ここで別にそこまで説明しなくてもいいか。前に日記にも書いたと思うが、うちの祖母の唯一の男兄弟で、幼い頃から賢くて神童扱いだったけど、飲んだくれで、曾祖父がコレクションしていた骨董品を全部呑み代にして、早逝した人。その嫁は看護師さんだったので、女手一つで一人息子を育て上げたのに、その息子も今で言うところのニートだった)・・・・ええと、何の話でしたっけ?そうそう、息子も亡くなり、しばらくはずっと都営住宅(昔懐かしい、戸建の都営住宅でした)で暮らしていた父の叔母ですが、体調崩したこともあり、その叔母の姉妹達が、引き取って行ったようで、その都営住宅の後始末はうちの母に任されたらしい。

 その当時、母から何度も話を聞いたが「あの部屋を掃除した後、自分ちの掃除が捗った」って言っていたけど、ほんと、今の私がその状態です。

 その叔母も、別に不潔ではなかったようだが、とにかく、大事にいろいろ貯めこんでいたようで、スーパー袋が大量に保存されてるくらいなら、まだわかるが「割り箸の箸袋がびっしりと保存されていた」というのには、母も驚いたらしい。割り箸じゃないよ?割り箸が入っていた袋ですよ?
 そんなもんまで後生大事に保存していた人だから、包紙とか、包紐とか、とにかく、たぶん、生ごみ以外はきちんと整理して保存されていたらしい。極めつけは「看護師やってたころの、古いナースシューズとか制服とか、ナースキャップも、たぶん、全部、キレイにしまってあったのよ!」

 私は思わず「それ、ブルセラショップに売りに行こうか?(笑)」と冗談を言ってしまったっけ。

 単身の高齢者は、そういう状況になる人、多いのだと思う。
 単身の中年者の私も、すでに片足を突っ込んでいるので、よくわかる。
 「それは、ゴミだから捨てろ」っていう人がいないからなあ。

 なので、友人の部屋も異常っちゃ異常でしたが、「私の5倍くらいひどい」ってだけで、わりと平気だったのですが、でも、やっぱり1時間くらいいたら、居心地悪くなってきたし、そもそも本人に了承得てないのに、勝手にやるのも心苦しかったので、最低限だけやって、撤退しました。

 ゴミ持ちながら家まで戻る途中で「やっぱ、あの部屋、変なのかしら?なんだか頭痛がしてきた」と思いましたが、軽い脱水症状だったみたいで、家に戻って、水分とったら頭痛も消えた。

 つーか、我が家はやっぱり最高だわ(笑)
 アパートの前の人通りは適度に途絶えないし、窓を開けると隣の家のベランダと空が見えて、はあああ、と深呼吸。

 午後になって気温や湿度が上がってきたので、ぐったりと横になっていたが、幼い子が外で遊んでいて、興奮してキーキーと奇声を上げていた。友人が「最近の子は高音で騒ぐ」と言っていたのを思い出す。
 確かに、興奮した子供が発する奇声はうるさいけど、でも、子供があんな無防備に遊んでるのって、「ここは安全です」って私には思えるんだけどなあ。

 さて、今日は野球観に行くのは断念したけど、早寝して、午前3時半からのサッカーの試合観られるかしら?

 つーか、「友人も暗黒だが、楽天も暗黒状態」と思っていたが、マー君も故障しちゃったし、もう、なにがなんだか・・・・・

 ニコ生放送でタイムシフト予約(一週間くらいの間、再放送できる)していたが、全然観れないというか「こんな負け方じゃ、見る気しない」というまま、タイムシフト放送期限が過ぎてしまっっている。
 今日の先発誰?・・・・・・・ラズナーですか・・・・・・び、微妙・・・・・・・

 つーか、先発ローテもよくわからんようになってしまった自分が悲しい。それどころじゃなかっただけだけど。

 そーいや、友人宅に日本代表の試合観にいったときに、友人が「日本も、イタリアと試合できてよかったね」と言うので「えええ?違うよ、パラグアイとだよ!」

 前回のドイツ大会にはドイツに行った・・・・・・日韓大会の時には韓国まで観戦に行っていたくらいの、サッカー通の友人が、そんなこと言うので超びっくりというか、イタリアが決勝リーグ進出できなかったことすら知らなかったことに・・・・

 あ、今、午後6時丁度ですが、その友人から電話が入りました。
 「いろいろ迷惑かけてゴメンね」と謝っていたが、「時間が無いから」とすぐ切られちゃった。公衆電話からだったのかね?ほんとに実家帰っているのかわからんが、今日も友人のアパート行くときに「ちゃっかり戻っていたらどうしよう」と思ったのだが、そういう気配もなかったので、こっちにはいないのだと思う。

 さて、野球見るか。
 はあ、平日のロッテ戦なんて、宮城球場もガラガラですわ。
 リフレッシュしに仙台行きたいなあ。
 この前の金曜日の苦行をこなしたから「仙台なんて楽勝じゃん」って思えてきたのです。

 めったに新幹線に乗らないので、切符買うだけでドキドキしちゃうのだが、あの状態の友人を連れながらも、なんとか出来たので、「ぶらりと仙台に野球観戦なんて楽勝じゃん」って今なら思えるわけです。

 あ、楽天のスタメンは「ヘボい方の中村が1番バッター」でした。ヘボい方が活躍してくれると、嬉しいんですがね。
 でも、暗黒真っ只中だから期待しないで、久々のニコ生観戦をのんびりと楽しみましょう。


7月4日(日)

 どりゃあ、昨日は酔っ払って日記さんに愚痴ってしまったけど(私の心の支えですから)、今日はちゃんと朝5時起床でイベント仕事。
 暑くて大変ですた。
 ペットボトルを3本飲んだ。

 これでも一応、室内勤務だったんですけどねえ。

 ふー、でも、ほんと、なんかいろいろありすぎて、ほんとヘトヘトですが、なんとか、今日を乗り切れば・・・・って思っていたので、乗りきれてよかった。
 つーか、会社の同僚たちとの普通の会話がほんと身に染みてさ・・・・

 そーいや、もう10年以上前の話だが、ちょっと病んでしまった友人の話に付き合っていたら、かなり参ってしまい、プチ鬱状態になっていたのだが、その時も普通に夜遊していて、とある友人のアパートに泊めてもらったのだが、その友人が実に普通に優しく接してくれたので、ほんと癒されたことを思い出した。

 そういや、今日、ちょっと笑ってしまったこと。
 イベントだから、いろんな業者が関わってくるのだが、人材派遣の会社も入っていて、そのチーフの人がちょっとテンパリ系で、途中でその人が仕切っているスタッフに誰かが「これをやっておいてください」と指示したようだが、そのスタッフがチーフに「こういう指示をされたんだけど、よくわからなくて」と確認したら、そのチーフがテンパっていて、丁度私が通りがかったので「こういう指示を出されたようだが、ほんとにこれでいいのか?」って食いつかれても、私が出した指示じゃなかったので、よくわからなくて、戸惑っていたら「でも、マニュアルには無いことだし、こういう場合はああでこうで・・・・」とまくしたてるが、何をそんなにテンパっているのかもよくわからんかった。

 スタッフが戸惑っているのはわかるが、その上司まで一緒にテンパってどうするって思ったけど、そういう人らしい、ということだけはわかった。

 ところが、イベント終了して、解散して、駅に向かうと、前方からそのチーフさんが歩いて来ていて「あれ?あの人、あのチーフの人じゃん?」と思ったのだが、どーやらケータイで話していて、それに気をとられているので、後ろから車が来ているのに気がついてない様子だったので、身振りで「後ろ、後ろ!」とやったら、やっと私に気がついてくれた。

 「どうかしました?」と聞いてみると・・・・

 どうやら、とっくに解散した、というか午前中だけのスタッフが、今頃になって(午前中だけのスタッフを帰したのは午後1時くらいだったはずだが、その時にはもう5時過ぎていた)「財布を置き忘れた」と連絡してきたらしい。

 そのチーフも、駅の改札に入らんとしている時に、そんな連絡を受けて、慌てて戻ってきたようだが、もう、テンパリまくりで、私が「もう、社員も解散しちゃったんで、会場に戻るなら、私も行きましょう」と言っているのに「いえ、ご迷惑ですから、私一人で大丈夫です」と言うけど「もう、いったいなんで今頃そんなことを言ってくるのでしょう」とパニクっている他所の会社の人をうちが主催のイベント会場に一人で戻したら、あの会場の人に迷惑がかかると思って、「いえ、私は大丈夫ですから」となだめながら、着いていったのだが、その途中でもワーワーと愚痴を言いまくるので、宥めるようなこと言っても、なかなか落ち着いてくれなかった。

 そんで、「よかった私も着いていって」と思ったのは、そのチーフはスタッフが配属された場所を把握してなかったし、たまたま、そのスタッフが財布を忘れた部屋というのはとても分かりにくいところにあったので、あのまま一人で会場に戻していたら、会場の警備員さんだかに要領を得ないことをワーワー言って、相当時間を無駄にさせたに違いない。

 なんとか、その部屋にたどり着き、そのスタッフが「あそこに置いていたと思う」という場所を探したら、お財布ありました。
 ふー、よかった。よかった。

 つーか、あの人、ああいうイベントの仕事、向かないんじゃ?(笑)
 私は、イレギュラーな事態が起こる度に迅速な判断を求められるイベント仕事は向かないし好きじゃないから、地味な事務職を選んでいるのですが・・・・


 はー、しかし、仕事していると、プライベートのことを忘れるからいいわね。

 ヘトヘトになり、夕立にも襲撃され、電車に乗って帰る途中、ボーっとしていたので、またいろいろ考えてしまった。

 すごく怖いこと思いついちゃった(笑)

 友人がああなった原因の一つとして「前の部屋の騒音」があったのだが、もしかして、あれも?

 友人は前から「今の部屋の愚痴」と「前の部屋の愚痴」が時々ごっちゃになることがあったが、今回も時々、前の部屋の話をするのだが、そういえば、前の部屋では、隣人が毎晩友人を集めて騒ぐので悩んでいたのだが、私はそれを確認していない。

 なんでだろう?

 その当時も話してくれたのだが、管理会社に訴えても親身になってくれなかったらしく、友人は役所で騒音計を借りて、その数字を管理会社に見せたが「これでは証拠にならない」と言われたらしい。そりゃそうだ。

 そんときには「まあ、確かに証拠にはならんなあ」と思って、まあ友人もテンパっているからせめてちゃんと愚痴を聞いてやろうと「そうなんだ・・・・」と聞き流していたが、「自分の気にしすぎかもしれないから、一度、うちに泊まりに来て」と言われた記憶が無い。言われたら、私は確認しに行っただろうし。

 そうだ、あん時も「騒音計よりも、録音じゃない?」と提案したはずだが、なぜか録音しようとはしてなかった。
 そして、管理会社には「他からはそういう苦情が来てないから」と言われたらしく、その時には「そりゃ、困ったね」としか言いようがなかったが、今、こうなってみると・・・・・あれ?そういえば?って思ってしまう。

 まあでも、ずっと「こりゃ、鬱気味だな」とは思っていた。

 日記さんにも時々愚痴っていたけど、年々、言うことにトゲが出てきていたので、心配はしていたが、人生の先輩であるママンが「友達が年を取るごとに性格が極端になってきてねえ」と愚痴っていたので「ああ、きっとオバサンになってるんだな、私たち。私も友人の性格が悪くなってきてるって思うけど、向こうだってそう思っているんだろう」くらいに考えていた。

 会社でも、なんだかどうでもいいことでややこしくなってテンパってる先輩女性社員がいますしね。

 なので、友人の面倒くささも「ああ、オバサン化しちょる。それに鬱傾向だし、まあ、生暖かく見守るか」と思っていたんだけど、まさか、「監視されてる」の方向に行くと思ってなかったので、本人もびっくりしているみたいだが、私だって、びっくりよ。

 うん、そういうことなんだろうな。
 ずっと兆候はあったんだろうけど、統合失調症ってそういうものらしい、とネットで軽く調べてみた。

 去年くらいから、一緒に野球観に行っていても、野球と全然関係ないことをまくしたてると止まらない感じはあって「無職で引きこもっているから、ストレス溜まってるんだろうな」と思っていたけど、今年になってからその傾向が酷かったし。

 日記にも書いたけど、横浜スタジアムでオープン戦を観に行ったときに、その時はまだ横浜の選手だった「私の吉見」が登場したときに、私は「きゃーーーーー!吉見キターーーーーー!」と喜んでいたのに、隣でずっと「大学のときのサークルの勧誘が超ウザかった」という話をしていて「あのお?今、私の吉見が投げてるんですけど?」と思ったっけ。

 あと、大田スタジアムに二軍のオープン戦観に行ったときにも、帰りのバス停の場所に辿りつくのに異常に時間がかかってしまい、あきれたという話も日記に愚痴っていた。
 私が「バス停はこっちだから」と言っても、全然聞いてくれないんだもん。

 あと、交流戦で、神宮に楽天の試合観に行ったときにも、あの時には私も背中を痛めていて「ぎっくり腰がもっと上になった感じで、じっと座っていると辛いから」と、意識的にうろうろしていたのだが、延長になった長いゲームだったのに、「お尻を痛めているから、ずっと座っているのが辛い」と言っていたはずの友人は、5時間くらいずっと座ったままだった。

 そう、去年までも、一度座るとあんまり動かなかったけど、それでも一回くらいはトイレで席を立っていたのに、今年は「この人、トイレにも行かないで、この硬い椅子によくずっと座ってるなあ」と思っていたのだ。

 まあ、そう考えると、いろいろ思い出しちゃうけど、自分の都合のいいように考えてみると「そっか、たぶん、私が野球観戦であちこち連れだしたから、ここまで持ったんだな」ってことなのかね?

 部屋の騒音の愚痴にもずっと付き合っていたし。

 そっか、去年あたりから、「午前11時集合」っていうのに、何度か「今起きた」っていうのやられていたが、あの頃からかなり状態悪かったんだよなあ。
 まあ、「よろしくない状況だ」とは思っていたけど、それを本人に正直に言ってもしょうがないので、笑って見過ごしていたわけだが、一緒に住んでいるわけでもないので、それが実際にはどういう状態なのかわかってなかったけど、今回、うちに2泊させてみたら「ああ、ずっとこんなだったんだ」ということはわかった。

 「私がもっと早くに気がついてやれば」とは思っていない。

 気がつかねーよ、あれじゃ。

 でも、どうして急にわかりやすくなったのかね?

 どうやら、そのお尻の病気(内科系のことなのか、整形外科的なことなのか、あんま詳しく話してくれなかった)のせいで、食欲が無くなっていたらしい。
 私もそうだが、中年太りが悩みだったのに、ロクに食事ができないので、「おかげですっかり痩せてしまった」という話はされていた。

 私も丁度「いろいろ体調悪かったけど、思い切って酒抜いてみたら、すっかり良くなってしまい、涙目です」って時期だったのだが、友人も「やっと食欲が出てきた。この節目で今度こそ職探ししようと思う」と言っていたので「おお、よかったじゃん!」と素直に喜んでいたのである。

 でも、そこで、栄養補給してしまったためなのか、脳が急激にガーっと働いてしまったので、ブチ抜けちゃったのかね?

 そのタイミングで、ってゆーか、ちょっとテンション上がったので、前の職場で仲良かった人と久々に会ってみたら「そういうや、あそこの職場にいた人が起業したらしく、もしかしたら人を募集しているかもしれない」って言ったらしく、それでまたテンション上がってしまったらしい。

 その起業したらしい人は、自分のことを気に入ってくれていたはずなので、もしかしたら、雇ってくれるかも・・・・・・と、いい方向に行くはずが、ネガティブな方も活発になってしまい、「なんか、ずっとおかしいと思っていたけど、もしかしたら、監視されてるのかも?そうだ、そうだとすると全部つじつまが合う」って方向に行ってしまったのかも。

 要するに自分の潜在意識で全力で「働きたい気持ちはあるが、働くのはもうコリゴリ」って、すごいブレーキかけちゃったのかもね。

 新幹線で新大阪に行く間にも「あの職場がいかに大変だったか」っていう前職の話を愚痴っていたし。
 あそこで、すでに壊れていたんだろうな。

 その心の傷を癒そうと、しばらくは派遣で短期の仕事とかしていたけど、丁度、外資系金融会社の短期の仕事(そこが日本から撤退する業務のアシスタント)をやっていた直後に部屋が立ち退きになってしまい(それは本当。今はそのアパートは壊されて駐車場になっているから)「せめて、あの外資系金融会社で働いてるときだったら、いくらでも部屋探しが出来たのにーーー!」と嘆いていたっけ。

 うん、あんときは、立ち退き料もあったし、「ともかく、今と同じ条件くらいの部屋を探したい」とムキになっていたけど、それで失敗しちゃったんだよな。

 今になって話してくれたけど、立ち退きにあって、次の部屋探しをしているときに「前の上司は私をかなり買ってくれていたので、彼を頼れば、またいい職につけるだろう」と思っていた上司がガンで亡くなってしまい、そのお通夜の連絡を受けた日に、その部屋を観に行っていた日で、お通夜に行けなかったので(ケータイ持ってないから、留守電対応)、その脱力感というか、「あの人のお通夜に行けないということは、もう、この部屋にしろっていうことかな?」と観念したらしいが、その部屋が、本人的には最悪の部屋だったので、それが本人の妄想だったのか、本当に運悪くそうだったのか、今となっては知るすべはない。

 でも、「夜中に隣が騒ぐので、ちゃんと眠れない」と訴えていたので「それ、もう常識の範囲超えてるから、諦めて引っ越せば?」と言っても、金が無いとか、「訴える」とか言って、なかなか引っ越そうとせず、私が「それ、訴えても金とれないから」と言っても「だったら、我慢しろと言うのか!」と逆切れされたりしたっけ。

 我慢しろ、気のせいだ、なんて言ったことなかったのに。
 ただ、まるでDVに遭ってる妻みたいに「うちの旦那が殴るの」と訴えてきているので「だったら逃げろ」と言っているのに、「でも、でもー、悪いのは向こうでしょ?」

 で、やっと引っ越したと思ったら「今度の隣人もちょっと・・・・」って、はあ・・・・

 その引越についてはやたらと神経質になっており、ストーカーまがいのことして、「この部屋どうでしょう?」ってやったのに、そして、その当時も聞いたけど、自分が入る予定の部屋の住民を捕まえて「この部屋どうでしょう?」って聞いたら「私は隣がちょっとうるさいので・・・・」って教えてくれたのに、その部屋にしてしまったらしい。

 で、この間も力説していたが、「不動産屋には、私が前の部屋で騒音問題でナーバスになっている旨も伝えていたし、そもそも、この部屋、女性限定募集って言ったんだよ?」

 女性限定と言って、隣が男性だったなんて詐欺みたいな話ですが、前入居者に「隣は男性」だと聞いていたはずなのに(その当時、その話は聞いていて「それは、やめておいたほうが?」って言ったはずだったけど、なんだか却下されていた)、なんだか吸い寄せられるようにその部屋に拘っていたっけ。


7月3日(土)

 大変でした。つーか、まだ進行中だけど。

 えーっとまず、火曜の夜は友人を泊めてあげて、前日はネットカフェで寝泊りしていたから、なにやら薬飲んですぐ寝てくれたのはいいが、薬飲んで寝るとイビキが凄かったりするが、まさにその状態で、私は何度も目が覚めてしまったが、こっちだって告別式のため、朝5時起きしていたし、その後、会社に戻って香典リストの作成したいたし、かなり疲れていたので(身近な人が亡くなったというショックをあまり感じ無いほどに)、それでも朝はちゃんと気合で起きることができた。

 友人は明らかにぐったりしているので、そのまま部屋にいさせてあげたかったが、うちには冷房も無いし、こんな状態の友人を一人で置いておいても大丈夫か不安だったし(大家さんや他の住民に迷惑をかける可能性もある)、心を鬼にして私の出勤と供に追い出した。

 本人も携帯電話を買ったり、銀行に行く用事があるというので「暑いんだから、あんまりウロウロしないように」と言ったけど・・・・

 そして、「今日も9時過ぎだったら家に帰ってるはずなので、泊まりに来ていいから」と言っておいたのだが、10時を過ぎても来なかったので、昨日はその合間にちょびっとだけ日記を書いていたのである。
 どっかで行き倒れて、保護されちゃったかなあ・・・・あとは錯乱状態でうちまで辿り着けないとか・・・・・と、心配しつつ。

 そしたら、11時過ぎにやっとやってきて、「こんな遅くまでどうしてたの?」と聞いても、あんまりはっきりしない。言いたくないのか、よく覚えてないのかわからない。

 とにかく疲れきっているのはわかったので、食事を勧めようとしたら(オリジン弁当で多めに買っておいた)、マクドナルドの包を持っていたので「へえ、マックで買ってきたんだ」

 ファストフード好まないはずなんだけどなあ?と思ったが、どうやらハンバーガーばかり3個も買ってきたようで「よかったらひとつどお?」と勧められたが、まさに餓鬼のようにハンバーガーを貪る友人の姿を観たら、なんか食べる気にならなかった。

 それで、ポツリポツリと今日の成果を語るのだが、渋谷に出て携帯電話ショップに入って、お兄さんが丁寧に説明してくれたのには好感が持てたらしいが、なぜか契約できなかったらしい。あと、基礎化粧品の試供品を配っていた女の子と少し話したとか。そして、なんだか知らんが図書館に行かねばと思ったらしく、小田急線で移動していたら、ずっと何往復もしていたらしい。(という話は、その時にはよくわからなかったんだけど、後になって思い出したように語る内容から総合して)

 私が「そういや、銀行はどうだった?」と聞いたら、「え?私、そんなこと言ってた?」と言うので、朝聞いた、どうしても銀行に行かなくてはいけないという話をそのまま伝えると(私には、どうしてその理由で銀行に行かなくてはいけないのか理解できなかったので)、ああっという感じで崩れ落ちていたので、「こりゃ、外ウロウロさせてても消耗するだけだな」と思った。

 さーて、どうしよう?
 金曜日は休みだったので、一日付き合ってあげられるが、問題は週末だ。
 土曜日は出勤だし、日曜日はまたイベント仕事で早朝出勤なのである。

 彼女には、何度も「私は週末は忙しいから、週末だけでも泊めてもらえそうな人を探してくれ」と言ったのだが、それを忘れているのか、そういう知り合いが思い当たらないのか、もはやそういう状態じゃないらしい。

 どうしても、今日やらなければいけないことすら、ひとつもできてないわけだし。

 しかし、こういう状態の人と付き合うには、あまり感情移入してはいけないし、自分まで巻き込まれててしまい仕事に支障が出ることだけは絶対に避けなくてはいけない。

 でも、彼女との共通の友人もいないし・・・・
 いや、一人いるのだが、あの人は無理だろう。
 不思議なものだが、唯一の共通の友人Tも先日、夜中に酔っ払って謎の電話をしてきたのである。ややこしくなるが、T嬢との共通の友人であるW氏という人がいるのだが、まあ、彼もずいぶん前から引篭もりらしく、私も何度か飲みに誘ったのだが、なんかブレーキがかかるらしく、とうとう出てこなかったので、ここ10年くらいは連絡してないと思うのだが、T嬢は時々電話しているらしい。そんで、その日も、気まぐれで電話してみたら「オレ、医者に言われて、このままだとあと3年も生きられないって言われた」と言ったらしく、「いやー、私はどうでもいいんだけどさー、でも、そういう連絡が突然来たらびっくりするかと思って、一応、教えておくね?」

 それは、わざわざお知らせいただいてありがとうございます、ですが、夜中の12時にわざわざ電話してくるってことは、「余命3年の宣告」にT嬢がちょびっと動転しちゃっただけだろう。「いやあ、私は全然そういうのは気にしないんだけどさ」って何度言った?

 普通に考えれば「医者に脅されてる」ってだけの笑い話なんだけど、それをわざわざ私に電話してくるような人に、この状態の人を任せられるわけがないだろう。

 さーて、困ったなあ。

 このまま、放っておく?

 何度か「医者に行って、安定剤でも貰えば少しは気が落ち着くんじゃない?」と言ってみても、本人はよくわかっていて「今の状態で医者に行ったら、完全にあっち扱いされちゃうから」と、いろいろ屁理屈言って、医者に行く案は却下されている。

 親族でもない私が無理やり連れていくわけにもいかないし。せめて、ご家族の意向を確認したいのだが、その辺りは笑ってしまうほど完璧に根回ししていて、すでに実家の電話を休止させている。
 その電話も危険だからだとかなんとか・・・・

 私は実家の住所は知らないから、電報すら打てない。

 唯一、火曜日の夜は相当弱っていて「このまま死ぬかもしれない」と言っていて「そういうことになったら実家に連絡して・・・・・あ・・・・電話止めていた・・・・」と、しばらく考えた後、実家の近所の幼なじみの家の電話番号を教えてくれたので、それだけが頼りだが、今、そこに連絡してしまったら、信頼関係を失うし。

 いや、私もいろいろ考えました。
 このまま、うちに置いて、少し休ませて(うちにいるとけっこう眠れるようだし。まあ、その昔も心を病んだ友人たちに大変ご好評をいただいた我が家ですからね。私の人徳だわ、あはは)もうちょっと理性を取り戻すまで、ってゆーか、病識が持てるようになるまでなんとかしてあげたいところだが、とにかく、日曜日のイベント仕事はちゃんとこなさないといけないし、来週だって、ずっと休めるわけじゃないし、とにかく、もうシロートがどうにかできる状態ではないことだけはわかるので、さあ、どうしよう?

 昨日の朝、友人はちんたら寝ていたが、私は8時くらいから目が冴えちゃって、台所や風呂場の掃除をしながら考えていた。
 今日を逃すと、来週の火曜日か水曜日までチャンスが無い。
 これは、心を鬼して、実家に送り返そう。

 ちらり、ちらりと「このまま、うちで休ませてあげれば」という気持ちが起こってくるが、「個人情報は全部盗まれてる」と言ってるし、パソコンの情報も手帳の情報も全部盗まれているということになっているので、私の電話番号や住所やメアドもその理屈だと盗まれていることになる。

 でも、今のところ、うちは安全だと思えるらしく、けっこう休めているようで「このまま、ミヤノの家で休ませてもらえない?」と提案されているが、昼間一人にしておいたら、きっと「ここも監視されてる」ってことになってしまうだろう。

 監視されてる証拠を上げるのも難しいが、監視されてない証拠を上げるのはもっと難しいのだ。

 朝の9時ごろ、友人も少し目が覚めてきて、昨日残ったハンバーガーを食べ始めたので、「私、今日は休みだから、一緒に実家帰ろう」と勇気をだして言ってみた。

 予想通り、それだけは絶対に嫌みたい。
 「私が帰ると近所の人や親戚が放っておかないから休めない」「今の状態だと精神を病んでいると思われてもしょうがないから、そうなると家系に傷がつく」と、まあ、想定内のことをまくしたてるが、「私が不安だから、私のためを思って実家で休養してくれ。とにかく、今の状態では悪くなる一方だと思う。大震災後の子供みたいな状態だから、一人にしておけないし、ほんとは専門家に相談するのがいいのだが、それが嫌なら、実家で一週間安静にしていて」と懇願。

 家から出るまでが大変でした。
 「休むんだったら、格安ホテルに泊まるから」というのを却下し、「自分のメールチェックしたいから、アウトルックをダウンロードしたい」っていうのは「どうぞ?」とやらせたが、マイクロソフトのページをいくら熟読したって、マック用のソフトは出てこないぞ?
 しばらくやって、本人が疲れてダウンしたころ、私が検索してみたら、マック用のが出てきたが、バージョン古くてダメでした。

 とにかく、実家に帰るのは絶対に嫌だから、あれこれ屁理屈言ってくるだろうな、と思ったのだが、やっと、外に連れだして、下北の駅のコインロッカーに荷物置いてあるというので、暑いからタクシーに乗って下北沢の駅まで着いたら「どうしても、やることがある」と言い出す。

 もう、とにかく、あの手、この手で実家に帰るのを諦めさせようとするので、下北駅前で私はキレた。
 泣きながら「私の言うこと聞いてくれないのなら、もう、いい、ここでお別れする。私はもう限界」って。通りすがりの皆さん、平日の昼間から変なもんお見せして、すいません。

 そしたら「実家には行くけど、しばらく家を空けるから、部屋を確認したいの」と説得され、まあ、じゃあ行きましょう。でも、だったら先に言えよ、せっかくタクシーに乗って来たのによー。

 で、部屋についたら、今度は図書館に本を返さなければとか言い出すので「図書館と私、どっちとるの?」と凄んだら、合鍵を貸してくれて図書館の本の返却は私に任された。

 その後、下北沢駅に戻り、私も現金が必要だったから銀行に寄ると、彼女も現金を引き出していたのだが、外に出ると「今、たぶん、暗証番号をやられたので変更の必要がある」と言い出し、どうも、ATMの監視カメラが信用できないらしく、係員に「書面では変更できないのですか?」と散々食い下がったあげく、ATMでしか出来ないと説明され、手元を隠しながら入力しているから上手くできないのかと思いきや・・・・

 「あれ?なんか、おかしい?」と本人も動揺しているので、後ろに立って観ているが、なぜか普通に出来ない。そしたら本人が「残高照会とかならどうだろう?」とやってみたら出来た。そしたら、取り出したカードを反転・・・・・「あー!だから、そっちはクレジットカードだから!」

 さっきから「おかしい、他のことは出来るのに、なぜか暗証番号の変更だけできない」とやっていたのだが、その時だけ同じカードの反対側のクレジットカードの方で差していたのである。ああ、こういうもんね。

 そーんで、途中は割愛するというか、もう何がなんだかって感じだったけど、暑い中、うろうろしているから、「こっちが頭おかしくなりそうだよ!」って中、やっと東京駅について、「新幹線で新大阪まででいいんだよね?」と言ったら(彼女の自宅の最寄駅を知らないのだが、とりあえず県庁所在地までの行き方は調べたので)、「あ、そうだ、東京駅でどうしてもやらないといけないことがある」と言い出すが、何をしたいのか教えてくれなくて、「私の言うとおりにして、大丈夫だから」と歩き出す。

 私もかなり消耗していたから「もう、いいや」と思って、「あ、わかった、いいよ、じゃあ、ここで置いておく、あとは好きにして、どうなってもいいや、後は、どっか施設にでも保護されるといいね」と言って、まさに踵を返して、スタスタと歩き始めた。

 いやー、私、振り向きませんでしたわよ。
 振り向こうかな、とは思ったんですが、これでマジ、一生のお別れでも、もう、いいや、って思ったのです。できる限りのことはやったので、後は行政にお任せしようって。税金ちゃんと払っているし。

 でも、追いかけてきちゃった(笑)

 そんでですね、どうやら持ち歩いていたノートPCが問題で、それって、私が会社の廃棄物を再利用してさし上げたものなんですが、少し前から、それに盗聴器仕掛けられてるって言うのですよ。

 そこらへんがややこしいのだが、盗聴器仕掛けられてるPCをうちに持ってくるな、って思うのですが、大事な情報も入っているので、手放せないけど、ふと気になって遠ざけてみたりとか、それに「もし私がこのまま殺されたら、これが唯一の証拠だから」と、いろいろ大変なPCなんです。

 私んちには置いておきたくなくて、持ってきたのはいいが、私が「新大阪まででいいよね?」と言った瞬間「そうだ、盗聴されてるんだ!」って思い出したらしい。

 ほんとに盗聴されているなら、それなりの対処をすればいいのに、時々都合よく思い出すので、ほんと世話がやけます。

 で、とっさのことなのに「さすが、イカれていても、頭いいなあ」と感心してしまったのは、「これは手元に置いておけないから、遺失物係に届ければ、一ヶ月は保管してくれるから」と言うのです。

 ああ、面倒くせー

 すげえ、どうでもいいところでは頭の回転がいいのに、肝心のところで思考ストップって、ほんと病気ってやっかいですね。
 つーか、ハンパに理詰めでこられるので、私がマジに面倒くさくなってる気配を感じたのか「じゃあ、いいや、コインロッカーに入れよう」と譲歩してきたので、ロッカーのあたりに行ったら、私は後のことを考えてロッカー番号をメモしようと、メモ用紙を取り出すと、友人の目が輝いた。

 盗聴されてるから、思ったこと全部口に出来なかったらしく、メモ用紙になにやらかきなぐりはじめた。「実家に帰ったら、催眠が溶けて証拠が無くなる」とかなんとか。

 今のところ、私が把握しているストーリーはこんなんです。
 友人の隣人が、友人をとても憎んでおり、サブミリナル音で巧妙に催眠をかけて、友人を殺そうとしている。

 そして、その隣人と同じ人なのか、別の誰かだからわからないけど、部屋に侵入している人がいるらしい。

 教科書に書いてあるようなことテンコ盛で、私はびっくりしました。

 教科書って、やっぱ、教科書なんだなあ・・・・・・とか、ちょっと感動してみたりして。

 そんで、私以上にそういう方面に詳しい友人が、教科書通りの自分に戸惑いつつも、「でも、自分のケースは違う」と言い張るのですから、私は何を信じたらいいのでしょう?

 まあ、いいや、細かいこと思い出していると、先に進まないから・・・・・ともかく、かなりすったもんだしたけど、なんとか新幹線に乗ったのはいいが「そうか、私、なんか新幹線に乗るのに抵抗があったんだけど、なんでだかわかった」とか言いやがる。

 それでわかったんだけど、昨日は小田急線乗ったら頭がぐるぐるして意識喪失しちゃったらしく「そういう催眠かけられてるから、電車に長く乗れないの」

 あー、そうですかい、いっそのこと、新幹線の中で暴れてくれれば鉄道公安に捕獲してもららえて、こっちはお役御免ですけど?

 まあ途中端折るけど、新大阪からどう行けばいいのか私もよくわからなかったし、連れはそういう状態だったし、なんとか新大阪から1時間半くらいで県庁所在地駅についたが、そこらかさらに30分くらいかかり、ローカル線だから、そこまでついていくとかなり遅くなってしまうのが確実だった。

 私も、そこで精根尽き果てていたし、向こうも実家最寄り駅までは来て欲しくないだろうし、と思いきや、「うちの駅まで来たら、泊まるとこないよ?うちは泊めてあげられないし」と、行間から着いてきてほしいの気配が匂うけど、もう限界。

 友人放置して新大阪まで戻りました。
 10時を回っていたので、東京行きはもう無かったので、駅のそばのホテルに飛び込んで部屋確保。

 そこで、得意の「いいこと探し」
 ホテルのハイビジョンテレビで、オランダ×ブラジル戦観たら、芝生がヘタっているのまではっきりくっきり見えて「みんな、こんな高画質で観ているのか!」と大感激。

 ハーフタイムにニュースチェックしたら楽天もやっと勝ったし。

 ああ、でも、私の心もはもう限界。

 朝の6時まで寝て、7時前の新幹線で新横浜に戻り、10時前に出勤しました。10時過ぎに洋服買いに行った。

 あの後、たぶん友人は実家に帰れてないだろうなあ、と思っていたのだが(私を「終電間に合わないよ」とか「うちの駅だと宿泊場所ないよ」などと必死に説得していたので、そこで私を巻くつもりだったのだと思う)さっき、帰宅してたら留守電に「あのあと、電車に乗ったのですが、目的の駅でどうしても降りられないよう催眠がかけられていたので、何往復かしてしまい、とうとう元の県庁所在地で明け方までさまよいました」とのこと。

 ああ、そう、話は前後するが、昨日、県庁所在地駅で、私が「ここから、どこまで乗るの?○○だったっけ?」と友人の実家の最寄り駅らしい駅名を行ったら、友人はガクガクと崩れ落ちてしまい「どうしたの?」と言うと「ああ、だから何度も行ったのに、駅名を言った!」

 ああ、いかん、盗聴されてるんだっけ?
 けっこう、妄想につきあってるつもりだけど、詰めが甘くてすまん。

 でもさ・・・・

 と思っていたら、そういうとこ、病気の人は脇が甘いと思うのだが、私が思っていることを言ってくれた。「個人情報は全部押さえられていて、実家の住所も電話番号も銀行口座まで押さえられているのに、この上、駅名まで・・・・・ミヤノは実家は安全だからって言うけど、今、この瞬間、もう実家もダメだ」

 いや、私の凡ミスを見逃さずに精一杯ツッコミいれてる気持ちはわかるが、それって・・・・と思ったので、「あのー、屁理屈言って申し訳ないけど、住所がわかってるのなら、最寄り駅検索するのは・・・・・・いまどき・・・・うちの母親でもできることなんだと思いますけど?」と言ってみたら、しばらくして「ごめん、よく考えたらその通りだわ」って、時折ちゃんと理論的に考えられるあたりが悲しいなあ。

 で、先程、やっと本人から連絡がありました。「やっと実家についた」とのこと。

 実家にたどり着くまでに24時間ほどかかってしまったようです。

 私のやったことについては、もちろん不満なわけで、ちょびっと理詰めも出ましたが、「今のミヤノに理屈は通用しない」とは理解しているようで「ミヤノの考えるベストと私の考えるベストはかなり食い違っていたわね」とか言われました。

 ちょっと微笑ましいのは、やはり途中で行き倒れっぽくなってしまったらしく、「親切な人が寄ってきて、迷惑かけちゃったわよ」とかおっしゃるので「いや、東京でその状態になるとどうなるか心配だったけど、田舎だったらなんとかなるかという作戦だったのです」と言わんでもいいこと言っちゃったら、「でも、変なおっさんにナンパされたわよ、それってどーよ!東京と何が違うのよ!」と噛み付かれましたが、実家に辿りついてよかった。

 「東京でいろいろやらなければいけないことがあったのに、阻止されて残念だ」と言ってましたが、新幹線に乗れる気力が戻れば是非戻ってきて悪態ついてほしいものです。

 ところで、実家から電話しているというので「あれ?電話の休止解除できたの?」と言ってみたら、「えーと、うーーーーーー」と、誤魔化していたので、実は休止してなかったのかもね。

 とりあえず、実家にいれば、一目がきになるので、あんまウロウロ外出しないであろう。本人は「ミヤノは安めっていうけど、ここではやっぱり休めないので、ミヤノの考えは間違ってると思う」とか言いますが、私、自分のやったことが正しいなんて思ってないもん。本人にとっては一番辛いことさせたんだもん。

 ただ、自分の安心のためにやっただけ。

 でも、まあ、少しの救いは、向こうも「ミヤノの立場になれば、この行為はしょうがない。自分としてはもの凄い不本意だし、これが正解とは言えないが」と言ってくれていることでしょう。

 そこに期待しちゃいけないのだろうけど、彼女の潜在意識的にもこれがベストだったのではと思えてきた。

 向こうは悔しそうでしたけどね「ミヤノに頼るのではなかった」って何度も言ってました。たぶん、彼女的には、私だったら、しばらく部屋に置いてくれると思っていたのでしょう。実家への連絡は塞いだつもりだったので、いきなりそこを荒業で突破されたので、いろいろ文句言いたいようだが、まだ、ちゃんと文句言えないようなので、ゆっくり休んでください。

 元上司も急死しちゃったけど「はあ、亡くなったって実感湧かないなあ、ただ、いないだけ?」という心境ですが、同時に親友もある意味「あの世」に逝ってしまいましたが、「あなたがよかれと思った行動は私には逆効果でした。残念でした」って口調は、かつでの鬱病で自殺未遂やりまくりの友人の言葉にも重なり、でも、今度の友人の場合は「このままでは殺される」って言葉に不安はありますが、自分で死のうとする気は無いようなので、「私のミスで、ミヤノが過敏に反応しちゃったけど、これは誤解というか、すれ違いだから」と思っているらしい、友人の生命力にちょびっとだけ期待しておきます。  
7月1日(水)

 なんか、いろいろあってそれなりに大変ですが、元気です。

 凄すぎて書けないのが残念。どっかにメモしておきたいけどなあ。それよりも、誰かに話したいかも。リアル友人の皆様におかれましては、覚悟しておいてください(笑)

 一つだけ自分を励ますに「いいこと」を書いておこう。
 葬儀のお香典が今日やっとドンピシャになった!!!!!!!
 (5000円だけ合わなくて、昨日はちょっとテンパっていた)
 これで、私の供養第一弾終了!

 6月は出だし好調だったのにな・・・・とほほ・・・・後半いろいろありすぎた。
 7月になったので切り替えたいものだ。楽天もド暗黒にハマってるし、どっちが先に抜け出せるか?

 
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