可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

7月3日(土)

 大変でした。つーか、まだ進行中だけど。

 えーっとまず、火曜の夜は友人を泊めてあげて、前日はネットカフェで寝泊りしていたから、なにやら薬飲んですぐ寝てくれたのはいいが、薬飲んで寝るとイビキが凄かったりするが、まさにその状態で、私は何度も目が覚めてしまったが、こっちだって告別式のため、朝5時起きしていたし、その後、会社に戻って香典リストの作成したいたし、かなり疲れていたので(身近な人が亡くなったというショックをあまり感じ無いほどに)、それでも朝はちゃんと気合で起きることができた。

 友人は明らかにぐったりしているので、そのまま部屋にいさせてあげたかったが、うちには冷房も無いし、こんな状態の友人を一人で置いておいても大丈夫か不安だったし(大家さんや他の住民に迷惑をかける可能性もある)、心を鬼にして私の出勤と供に追い出した。

 本人も携帯電話を買ったり、銀行に行く用事があるというので「暑いんだから、あんまりウロウロしないように」と言ったけど・・・・

 そして、「今日も9時過ぎだったら家に帰ってるはずなので、泊まりに来ていいから」と言っておいたのだが、10時を過ぎても来なかったので、昨日はその合間にちょびっとだけ日記を書いていたのである。
 どっかで行き倒れて、保護されちゃったかなあ・・・・あとは錯乱状態でうちまで辿り着けないとか・・・・・と、心配しつつ。

 そしたら、11時過ぎにやっとやってきて、「こんな遅くまでどうしてたの?」と聞いても、あんまりはっきりしない。言いたくないのか、よく覚えてないのかわからない。

 とにかく疲れきっているのはわかったので、食事を勧めようとしたら(オリジン弁当で多めに買っておいた)、マクドナルドの包を持っていたので「へえ、マックで買ってきたんだ」

 ファストフード好まないはずなんだけどなあ?と思ったが、どうやらハンバーガーばかり3個も買ってきたようで「よかったらひとつどお?」と勧められたが、まさに餓鬼のようにハンバーガーを貪る友人の姿を観たら、なんか食べる気にならなかった。

 それで、ポツリポツリと今日の成果を語るのだが、渋谷に出て携帯電話ショップに入って、お兄さんが丁寧に説明してくれたのには好感が持てたらしいが、なぜか契約できなかったらしい。あと、基礎化粧品の試供品を配っていた女の子と少し話したとか。そして、なんだか知らんが図書館に行かねばと思ったらしく、小田急線で移動していたら、ずっと何往復もしていたらしい。(という話は、その時にはよくわからなかったんだけど、後になって思い出したように語る内容から総合して)

 私が「そういや、銀行はどうだった?」と聞いたら、「え?私、そんなこと言ってた?」と言うので、朝聞いた、どうしても銀行に行かなくてはいけないという話をそのまま伝えると(私には、どうしてその理由で銀行に行かなくてはいけないのか理解できなかったので)、ああっという感じで崩れ落ちていたので、「こりゃ、外ウロウロさせてても消耗するだけだな」と思った。

 さーて、どうしよう?
 金曜日は休みだったので、一日付き合ってあげられるが、問題は週末だ。
 土曜日は出勤だし、日曜日はまたイベント仕事で早朝出勤なのである。

 彼女には、何度も「私は週末は忙しいから、週末だけでも泊めてもらえそうな人を探してくれ」と言ったのだが、それを忘れているのか、そういう知り合いが思い当たらないのか、もはやそういう状態じゃないらしい。

 どうしても、今日やらなければいけないことすら、ひとつもできてないわけだし。

 しかし、こういう状態の人と付き合うには、あまり感情移入してはいけないし、自分まで巻き込まれててしまい仕事に支障が出ることだけは絶対に避けなくてはいけない。

 でも、彼女との共通の友人もいないし・・・・
 いや、一人いるのだが、あの人は無理だろう。
 不思議なものだが、唯一の共通の友人Tも先日、夜中に酔っ払って謎の電話をしてきたのである。ややこしくなるが、T嬢との共通の友人であるW氏という人がいるのだが、まあ、彼もずいぶん前から引篭もりらしく、私も何度か飲みに誘ったのだが、なんかブレーキがかかるらしく、とうとう出てこなかったので、ここ10年くらいは連絡してないと思うのだが、T嬢は時々電話しているらしい。そんで、その日も、気まぐれで電話してみたら「オレ、医者に言われて、このままだとあと3年も生きられないって言われた」と言ったらしく、「いやー、私はどうでもいいんだけどさー、でも、そういう連絡が突然来たらびっくりするかと思って、一応、教えておくね?」

 それは、わざわざお知らせいただいてありがとうございます、ですが、夜中の12時にわざわざ電話してくるってことは、「余命3年の宣告」にT嬢がちょびっと動転しちゃっただけだろう。「いやあ、私は全然そういうのは気にしないんだけどさ」って何度言った?

 普通に考えれば「医者に脅されてる」ってだけの笑い話なんだけど、それをわざわざ私に電話してくるような人に、この状態の人を任せられるわけがないだろう。

 さーて、困ったなあ。

 このまま、放っておく?

 何度か「医者に行って、安定剤でも貰えば少しは気が落ち着くんじゃない?」と言ってみても、本人はよくわかっていて「今の状態で医者に行ったら、完全にあっち扱いされちゃうから」と、いろいろ屁理屈言って、医者に行く案は却下されている。

 親族でもない私が無理やり連れていくわけにもいかないし。せめて、ご家族の意向を確認したいのだが、その辺りは笑ってしまうほど完璧に根回ししていて、すでに実家の電話を休止させている。
 その電話も危険だからだとかなんとか・・・・

 私は実家の住所は知らないから、電報すら打てない。

 唯一、火曜日の夜は相当弱っていて「このまま死ぬかもしれない」と言っていて「そういうことになったら実家に連絡して・・・・・あ・・・・電話止めていた・・・・」と、しばらく考えた後、実家の近所の幼なじみの家の電話番号を教えてくれたので、それだけが頼りだが、今、そこに連絡してしまったら、信頼関係を失うし。

 いや、私もいろいろ考えました。
 このまま、うちに置いて、少し休ませて(うちにいるとけっこう眠れるようだし。まあ、その昔も心を病んだ友人たちに大変ご好評をいただいた我が家ですからね。私の人徳だわ、あはは)もうちょっと理性を取り戻すまで、ってゆーか、病識が持てるようになるまでなんとかしてあげたいところだが、とにかく、日曜日のイベント仕事はちゃんとこなさないといけないし、来週だって、ずっと休めるわけじゃないし、とにかく、もうシロートがどうにかできる状態ではないことだけはわかるので、さあ、どうしよう?

 昨日の朝、友人はちんたら寝ていたが、私は8時くらいから目が冴えちゃって、台所や風呂場の掃除をしながら考えていた。
 今日を逃すと、来週の火曜日か水曜日までチャンスが無い。
 これは、心を鬼して、実家に送り返そう。

 ちらり、ちらりと「このまま、うちで休ませてあげれば」という気持ちが起こってくるが、「個人情報は全部盗まれてる」と言ってるし、パソコンの情報も手帳の情報も全部盗まれているということになっているので、私の電話番号や住所やメアドもその理屈だと盗まれていることになる。

 でも、今のところ、うちは安全だと思えるらしく、けっこう休めているようで「このまま、ミヤノの家で休ませてもらえない?」と提案されているが、昼間一人にしておいたら、きっと「ここも監視されてる」ってことになってしまうだろう。

 監視されてる証拠を上げるのも難しいが、監視されてない証拠を上げるのはもっと難しいのだ。

 朝の9時ごろ、友人も少し目が覚めてきて、昨日残ったハンバーガーを食べ始めたので、「私、今日は休みだから、一緒に実家帰ろう」と勇気をだして言ってみた。

 予想通り、それだけは絶対に嫌みたい。
 「私が帰ると近所の人や親戚が放っておかないから休めない」「今の状態だと精神を病んでいると思われてもしょうがないから、そうなると家系に傷がつく」と、まあ、想定内のことをまくしたてるが、「私が不安だから、私のためを思って実家で休養してくれ。とにかく、今の状態では悪くなる一方だと思う。大震災後の子供みたいな状態だから、一人にしておけないし、ほんとは専門家に相談するのがいいのだが、それが嫌なら、実家で一週間安静にしていて」と懇願。

 家から出るまでが大変でした。
 「休むんだったら、格安ホテルに泊まるから」というのを却下し、「自分のメールチェックしたいから、アウトルックをダウンロードしたい」っていうのは「どうぞ?」とやらせたが、マイクロソフトのページをいくら熟読したって、マック用のソフトは出てこないぞ?
 しばらくやって、本人が疲れてダウンしたころ、私が検索してみたら、マック用のが出てきたが、バージョン古くてダメでした。

 とにかく、実家に帰るのは絶対に嫌だから、あれこれ屁理屈言ってくるだろうな、と思ったのだが、やっと、外に連れだして、下北の駅のコインロッカーに荷物置いてあるというので、暑いからタクシーに乗って下北沢の駅まで着いたら「どうしても、やることがある」と言い出す。

 もう、とにかく、あの手、この手で実家に帰るのを諦めさせようとするので、下北駅前で私はキレた。
 泣きながら「私の言うこと聞いてくれないのなら、もう、いい、ここでお別れする。私はもう限界」って。通りすがりの皆さん、平日の昼間から変なもんお見せして、すいません。

 そしたら「実家には行くけど、しばらく家を空けるから、部屋を確認したいの」と説得され、まあ、じゃあ行きましょう。でも、だったら先に言えよ、せっかくタクシーに乗って来たのによー。

 で、部屋についたら、今度は図書館に本を返さなければとか言い出すので「図書館と私、どっちとるの?」と凄んだら、合鍵を貸してくれて図書館の本の返却は私に任された。

 その後、下北沢駅に戻り、私も現金が必要だったから銀行に寄ると、彼女も現金を引き出していたのだが、外に出ると「今、たぶん、暗証番号をやられたので変更の必要がある」と言い出し、どうも、ATMの監視カメラが信用できないらしく、係員に「書面では変更できないのですか?」と散々食い下がったあげく、ATMでしか出来ないと説明され、手元を隠しながら入力しているから上手くできないのかと思いきや・・・・

 「あれ?なんか、おかしい?」と本人も動揺しているので、後ろに立って観ているが、なぜか普通に出来ない。そしたら本人が「残高照会とかならどうだろう?」とやってみたら出来た。そしたら、取り出したカードを反転・・・・・「あー!だから、そっちはクレジットカードだから!」

 さっきから「おかしい、他のことは出来るのに、なぜか暗証番号の変更だけできない」とやっていたのだが、その時だけ同じカードの反対側のクレジットカードの方で差していたのである。ああ、こういうもんね。

 そーんで、途中は割愛するというか、もう何がなんだかって感じだったけど、暑い中、うろうろしているから、「こっちが頭おかしくなりそうだよ!」って中、やっと東京駅について、「新幹線で新大阪まででいいんだよね?」と言ったら(彼女の自宅の最寄駅を知らないのだが、とりあえず県庁所在地までの行き方は調べたので)、「あ、そうだ、東京駅でどうしてもやらないといけないことがある」と言い出すが、何をしたいのか教えてくれなくて、「私の言うとおりにして、大丈夫だから」と歩き出す。

 私もかなり消耗していたから「もう、いいや」と思って、「あ、わかった、いいよ、じゃあ、ここで置いておく、あとは好きにして、どうなってもいいや、後は、どっか施設にでも保護されるといいね」と言って、まさに踵を返して、スタスタと歩き始めた。

 いやー、私、振り向きませんでしたわよ。
 振り向こうかな、とは思ったんですが、これでマジ、一生のお別れでも、もう、いいや、って思ったのです。できる限りのことはやったので、後は行政にお任せしようって。税金ちゃんと払っているし。

 でも、追いかけてきちゃった(笑)

 そんでですね、どうやら持ち歩いていたノートPCが問題で、それって、私が会社の廃棄物を再利用してさし上げたものなんですが、少し前から、それに盗聴器仕掛けられてるって言うのですよ。

 そこらへんがややこしいのだが、盗聴器仕掛けられてるPCをうちに持ってくるな、って思うのですが、大事な情報も入っているので、手放せないけど、ふと気になって遠ざけてみたりとか、それに「もし私がこのまま殺されたら、これが唯一の証拠だから」と、いろいろ大変なPCなんです。

 私んちには置いておきたくなくて、持ってきたのはいいが、私が「新大阪まででいいよね?」と言った瞬間「そうだ、盗聴されてるんだ!」って思い出したらしい。

 ほんとに盗聴されているなら、それなりの対処をすればいいのに、時々都合よく思い出すので、ほんと世話がやけます。

 で、とっさのことなのに「さすが、イカれていても、頭いいなあ」と感心してしまったのは、「これは手元に置いておけないから、遺失物係に届ければ、一ヶ月は保管してくれるから」と言うのです。

 ああ、面倒くせー

 すげえ、どうでもいいところでは頭の回転がいいのに、肝心のところで思考ストップって、ほんと病気ってやっかいですね。
 つーか、ハンパに理詰めでこられるので、私がマジに面倒くさくなってる気配を感じたのか「じゃあ、いいや、コインロッカーに入れよう」と譲歩してきたので、ロッカーのあたりに行ったら、私は後のことを考えてロッカー番号をメモしようと、メモ用紙を取り出すと、友人の目が輝いた。

 盗聴されてるから、思ったこと全部口に出来なかったらしく、メモ用紙になにやらかきなぐりはじめた。「実家に帰ったら、催眠が溶けて証拠が無くなる」とかなんとか。

 今のところ、私が把握しているストーリーはこんなんです。
 友人の隣人が、友人をとても憎んでおり、サブミリナル音で巧妙に催眠をかけて、友人を殺そうとしている。

 そして、その隣人と同じ人なのか、別の誰かだからわからないけど、部屋に侵入している人がいるらしい。

 教科書に書いてあるようなことテンコ盛で、私はびっくりしました。

 教科書って、やっぱ、教科書なんだなあ・・・・・・とか、ちょっと感動してみたりして。

 そんで、私以上にそういう方面に詳しい友人が、教科書通りの自分に戸惑いつつも、「でも、自分のケースは違う」と言い張るのですから、私は何を信じたらいいのでしょう?

 まあ、いいや、細かいこと思い出していると、先に進まないから・・・・・ともかく、かなりすったもんだしたけど、なんとか新幹線に乗ったのはいいが「そうか、私、なんか新幹線に乗るのに抵抗があったんだけど、なんでだかわかった」とか言いやがる。

 それでわかったんだけど、昨日は小田急線乗ったら頭がぐるぐるして意識喪失しちゃったらしく「そういう催眠かけられてるから、電車に長く乗れないの」

 あー、そうですかい、いっそのこと、新幹線の中で暴れてくれれば鉄道公安に捕獲してもららえて、こっちはお役御免ですけど?

 まあ途中端折るけど、新大阪からどう行けばいいのか私もよくわからなかったし、連れはそういう状態だったし、なんとか新大阪から1時間半くらいで県庁所在地駅についたが、そこらかさらに30分くらいかかり、ローカル線だから、そこまでついていくとかなり遅くなってしまうのが確実だった。

 私も、そこで精根尽き果てていたし、向こうも実家最寄り駅までは来て欲しくないだろうし、と思いきや、「うちの駅まで来たら、泊まるとこないよ?うちは泊めてあげられないし」と、行間から着いてきてほしいの気配が匂うけど、もう限界。

 友人放置して新大阪まで戻りました。
 10時を回っていたので、東京行きはもう無かったので、駅のそばのホテルに飛び込んで部屋確保。

 そこで、得意の「いいこと探し」
 ホテルのハイビジョンテレビで、オランダ×ブラジル戦観たら、芝生がヘタっているのまではっきりくっきり見えて「みんな、こんな高画質で観ているのか!」と大感激。

 ハーフタイムにニュースチェックしたら楽天もやっと勝ったし。

 ああ、でも、私の心もはもう限界。

 朝の6時まで寝て、7時前の新幹線で新横浜に戻り、10時前に出勤しました。10時過ぎに洋服買いに行った。

 あの後、たぶん友人は実家に帰れてないだろうなあ、と思っていたのだが(私を「終電間に合わないよ」とか「うちの駅だと宿泊場所ないよ」などと必死に説得していたので、そこで私を巻くつもりだったのだと思う)さっき、帰宅してたら留守電に「あのあと、電車に乗ったのですが、目的の駅でどうしても降りられないよう催眠がかけられていたので、何往復かしてしまい、とうとう元の県庁所在地で明け方までさまよいました」とのこと。

 ああ、そう、話は前後するが、昨日、県庁所在地駅で、私が「ここから、どこまで乗るの?○○だったっけ?」と友人の実家の最寄り駅らしい駅名を行ったら、友人はガクガクと崩れ落ちてしまい「どうしたの?」と言うと「ああ、だから何度も行ったのに、駅名を言った!」

 ああ、いかん、盗聴されてるんだっけ?
 けっこう、妄想につきあってるつもりだけど、詰めが甘くてすまん。

 でもさ・・・・

 と思っていたら、そういうとこ、病気の人は脇が甘いと思うのだが、私が思っていることを言ってくれた。「個人情報は全部押さえられていて、実家の住所も電話番号も銀行口座まで押さえられているのに、この上、駅名まで・・・・・ミヤノは実家は安全だからって言うけど、今、この瞬間、もう実家もダメだ」

 いや、私の凡ミスを見逃さずに精一杯ツッコミいれてる気持ちはわかるが、それって・・・・と思ったので、「あのー、屁理屈言って申し訳ないけど、住所がわかってるのなら、最寄り駅検索するのは・・・・・・いまどき・・・・うちの母親でもできることなんだと思いますけど?」と言ってみたら、しばらくして「ごめん、よく考えたらその通りだわ」って、時折ちゃんと理論的に考えられるあたりが悲しいなあ。

 で、先程、やっと本人から連絡がありました。「やっと実家についた」とのこと。

 実家にたどり着くまでに24時間ほどかかってしまったようです。

 私のやったことについては、もちろん不満なわけで、ちょびっと理詰めも出ましたが、「今のミヤノに理屈は通用しない」とは理解しているようで「ミヤノの考えるベストと私の考えるベストはかなり食い違っていたわね」とか言われました。

 ちょっと微笑ましいのは、やはり途中で行き倒れっぽくなってしまったらしく、「親切な人が寄ってきて、迷惑かけちゃったわよ」とかおっしゃるので「いや、東京でその状態になるとどうなるか心配だったけど、田舎だったらなんとかなるかという作戦だったのです」と言わんでもいいこと言っちゃったら、「でも、変なおっさんにナンパされたわよ、それってどーよ!東京と何が違うのよ!」と噛み付かれましたが、実家に辿りついてよかった。

 「東京でいろいろやらなければいけないことがあったのに、阻止されて残念だ」と言ってましたが、新幹線に乗れる気力が戻れば是非戻ってきて悪態ついてほしいものです。

 ところで、実家から電話しているというので「あれ?電話の休止解除できたの?」と言ってみたら、「えーと、うーーーーーー」と、誤魔化していたので、実は休止してなかったのかもね。

 とりあえず、実家にいれば、一目がきになるので、あんまウロウロ外出しないであろう。本人は「ミヤノは安めっていうけど、ここではやっぱり休めないので、ミヤノの考えは間違ってると思う」とか言いますが、私、自分のやったことが正しいなんて思ってないもん。本人にとっては一番辛いことさせたんだもん。

 ただ、自分の安心のためにやっただけ。

 でも、まあ、少しの救いは、向こうも「ミヤノの立場になれば、この行為はしょうがない。自分としてはもの凄い不本意だし、これが正解とは言えないが」と言ってくれていることでしょう。

 そこに期待しちゃいけないのだろうけど、彼女の潜在意識的にもこれがベストだったのではと思えてきた。

 向こうは悔しそうでしたけどね「ミヤノに頼るのではなかった」って何度も言ってました。たぶん、彼女的には、私だったら、しばらく部屋に置いてくれると思っていたのでしょう。実家への連絡は塞いだつもりだったので、いきなりそこを荒業で突破されたので、いろいろ文句言いたいようだが、まだ、ちゃんと文句言えないようなので、ゆっくり休んでください。

 元上司も急死しちゃったけど「はあ、亡くなったって実感湧かないなあ、ただ、いないだけ?」という心境ですが、同時に親友もある意味「あの世」に逝ってしまいましたが、「あなたがよかれと思った行動は私には逆効果でした。残念でした」って口調は、かつでの鬱病で自殺未遂やりまくりの友人の言葉にも重なり、でも、今度の友人の場合は「このままでは殺される」って言葉に不安はありますが、自分で死のうとする気は無いようなので、「私のミスで、ミヤノが過敏に反応しちゃったけど、これは誤解というか、すれ違いだから」と思っているらしい、友人の生命力にちょびっとだけ期待しておきます。  
7月1日(水)

 なんか、いろいろあってそれなりに大変ですが、元気です。

 凄すぎて書けないのが残念。どっかにメモしておきたいけどなあ。それよりも、誰かに話したいかも。リアル友人の皆様におかれましては、覚悟しておいてください(笑)

 一つだけ自分を励ますに「いいこと」を書いておこう。
 葬儀のお香典が今日やっとドンピシャになった!!!!!!!
 (5000円だけ合わなくて、昨日はちょっとテンパっていた)
 これで、私の供養第一弾終了!

 6月は出だし好調だったのにな・・・・とほほ・・・・後半いろいろありすぎた。
 7月になったので切り替えたいものだ。楽天もド暗黒にハマってるし、どっちが先に抜け出せるか?


6月28日(月)

 K役員の通夜。

 会計係の他の人は、葬儀が始まる前にお焼香しに行って、ボロボロ泣いていたが、私は「仕事終わるまでご対面やめとこ」ということにした。
 動揺しちゃうと、金勘定に集中できないし。

 8時半頃、やっと会計仕事が終了したので、ご対面に行ってみたのだが、ご遺体を見ても「 ふーん?」って感じだった。
 なーんか、やっぱし、現実味が無いなあ。
 失礼を承知で本当のことを書くと「なんかよくできた蝋人形みたいだなあ」って思ったくらい。

 まあ、でも、どっか他に本物がいるわけではないことはわかっている。

 「現実のことだと思えない」わけでもなく「ああ、現実ってこういうもんだな」って感じ。
 なんと言えばいいのだろう?現実って意外とリアリティないじゃん?って感じ?

 まあ、あと、昨日、友人と会ったのだが、私の予想以上に悪い状態だったので、「これは、手助けしてあげるにしても、どーしたらいいのだろう?」と途方に暮れてしまったので、今日もそっちのことが頭をチラチラ過るので、葬儀に集中できなかったということもある。

 でも、その友人をちょびっとだけ窮地から救う手立てを思いついて、別の友人に相談してみた。
 結果、その手立ては今すぐには不可能だということがわかったのだが、でも、そっちの友人が元気に「今度、飯食おうよー」と言ってくれたので、少しだけ充電できた。

 あの人も、一時期、かなり状態悪かったからなあ。
 でも、今では、すっかり立ち直って、飄々としているし・・・・・・うん、私があれこれ心配しても、結局、自分で立ち直らないといけないわけだし、みんなけっこう強いんだと思う。
 もちろん、私に出来ることなら、出来るだけやるし、出来ないことは出来ないし、ってことだろう。

 さて、明日は早起きだ。

 今の私に出来ることは、きちんと会計責任者を務めること。それだけです。

 ひとつ、ひとつ、やるべきことをこなしていこう。

 私が辛い想いしているわけじゃないし。

 それにしても、蒸し暑くて気が遠くなる。
 ここは日本なんですか?タイみたいなんですけど。


6月26日(土)

 部長が静かに壊れています。

 まあ、部長は火事場でドタバタ走りまわるタイプの人だから、あれでいいんだろうけどさ。
 それに、休みとってしまうほうが、いろいろ考えちゃってダメになってしまうって自分でもわかっているのだろう。

 それに、元々、「サトラレですか?」って私が茶化すくらいに、疲れてくると大きい独り言が多い人なのだが、昨日あたりから邪悪なボヤキを垂れ流すようになり、面白すぎます。

 しかも、邪悪とはいえ、やっぱし婉曲表現な部長のぼやきをK嬢が「本音」として超訳してくれたので、部長も「Kさん、オレの今の気持ちよくわかってくれるなあ」と苦笑しつつも喜んでおりました。

 しかし、冗談抜きでほんとに大変だと思う。
 ご親族とも葬儀の打ち合わせでお話しているし、ご遺体のすぐ脇で、うちの会社のお偉方があーでもない、こーでもないと葬儀のことについて思いつきで物を言ってくるらしく、けっこう参っているようだ。

 私を含め、総務部の面々は、まだご遺体に対面してないこともあり、けっこう事務的に葬儀のご連絡などの仕事をテキパキとこなしている。
 まだ実感湧かないみたい。

 悲しいという気持ちもまだ湧いてこないし。

 そーいや、もう10年以上・・・・14年前? 前に勤めていた会社の社長も、心臓発作で急逝なさったのだが、その知らせを受けても「あ、そう・・・」とポカーンとしていたし、その日のうちにご自宅に弔問に行って、ご遺体と対面して、同僚達は泣き崩れていたが、私はなぜか「あー、もう、これはただの物体で、社長はここにはいないんだな。ふーん?死ぬってこういうことか」と何故か達観していた。

 それまで身内の葬式も経験したことなかったし、友人の葬式は二度経験していたが、20代の友人の突然の訃報には(二人とも交通事故)かなり動転したけど、62歳で人生のピークの下り坂に差し掛かろうとしていたあの社長の訃報には、正直言って「仕事人間としては、最高の死に方だったのでは?」と思ったのである。

 すごい優秀な人だったし、業績も上げていたし、亡くなったときにはスポーツ紙の芸能欄に大きく記事が出たしね。一般的知名度はなかったけど、業界ではけっこう大物だったのである。
 でも、亡くなる一年前くらいから、けっこう衰えが出てきて、本人も今までのように仕事が出来ない自分にイライラしていたのか、よく怒鳴るようになっていたので「これで、病気でもしたらザマーミロなんだけどな」と酷いことを想像していたのに、あっさり逝ってしまったので、悲しいといよりも「やられた!」と思ったのである。

 あんときの葬儀は凄かったなあ。
 ご遺族の意向で、ご自宅でやったのだが、ご遺族は密葬のつもりでも、現役バリバリだった大物が急逝だから、みんな弔問に来ちゃうわけですよ。
 ご自宅から駅まで弔問客の行列ができてしまったらしいと、外回り要員から聞いた。

 私は小部屋で香典勘定していたのだが、なんか必要な物があって、「あれって、どこにあったっけ?」と聞いたら「ああ、VIP控え室になってる、居間にあるけど、あそこの部屋、凄いことになってて入りにくい雰囲気だよ?」と誰かが教えてくれたので「え?どういうこと?」と聞いたら「行ってみればわかるよ・・・・」

 そんで、おそるおそる、その部屋に入ってみたら、きゃー、ほんと、凄いわ、なにこの大河ドラマ製作発表の控え室みたいなメンツ!

 森●久●、加●雄●、三●佳●、北●路●也・・・・・他、大御所芸能人がずらりと座っていて、みんな喪服来て、ショボーンとしていた。

 今勤めている会社でも、先代社長は62歳で亡くなり「またかよ」と思った。

 まあ、ガンを患っていたので、けっこう覚悟しながらお仕えしていたので、訃報を聞いたときには「とうとう来たか」というだけだったし、それまでもずっと「悔いの無いよう、しっかりお仕えしよう」と思っていたので、やっぱしそれほどショックではなかった。

 それに、その社長も、仕事人間としては相当成し遂げた人だったし(創業者の娘婿として、会社を大きくすることに大成功。この業界ではそこそこの知名度を誇る企業となった)60歳になってそろそろ息子に跡継がせようかという準備段階だったので、気楽で楽しい老後生活は持てなかったけど、いい人生だったと言えるだろう。言わば、勝ち逃げ組である。

 あの社長が、隠居して、孫を抱いてデレデレという院政生活を送るのも見てみたかったけど、まあ、しゃーねーわな。

 というわけで、今までの経験をおさらいすると「友人の訃報で超ショック」というのとか「成功したオジサンが死んじゃったけど、まあ、現役で死ぬのって、ある意味羨ましいというか」っていうとか、自分の親族はみなさんたいそう長生きして、まさに長寿を全うという感じだったので、祖父の時にはけっこう動揺したけど、祖父母ズのときには「ああ、やっと逝ったか、なんか嫁にやる心境だなあ」と思ったくらいだったのですが、今回の「元総務部長(直属の上司)が心臓に病を抱えていたとはいえ、49歳で急逝」っていうのは、今までのどこのカテゴリーにも収まらないので、置き場に困っている感じ。

 葬儀では、じゃんじゃんばりばり泣けるかね?

 つーか、私、葬儀の手伝いしている最中でも、隣の会場で先に出棺していたりすると、そこで泣いてしまったりするくらい涙もろいのですが(笑)

 でも、ガンガン泣けるので、それで達成感感じて、わりと引きずらないらしい。

 それよりも、葬儀もまだなのに「退職金はどうするんだ?」と先走っている人や「弔電の手配は誰が取りまとめてるんだ?」とやたらと弔電に拘る人などを宥めることで忙しいというか、呆れているので、てゆーか、こういう非常事態って、なんだか妙に「本質」が透けてみえるので、けっこう面白いんです。

 性格悪いですねwww

 楽天は今日で最下位?やーね、もー

 で、明日はとうとう、乾いた菓子先発キター!

 これは、ぜひ勝ちたいのですが、どーなるでしょう?

 あと、この最中に友人M嬢もなんだか壊れかかっているので、明日は20キロ歩く苦行じゃなくて友人の手助けでもしようかな。

 
6月25日(金)

 日本代表、予選突破おめでとーございます。

 私は試合終わった直後にちょこっとだけ観ました。

 いやあ、これはやっぱ、私が20キロ散歩の苦行したせいですかねえ?

 つーことは、今週末もなにか修行しないといけないのでしょうか?

 それよりも、各メディアは荒れる渋谷駅前を取材してますが、「おめーらが取材するから、バカが張り切ってるだけだろう!」と思います。
 道頓堀ダイブといい、テレビが期待すると、期待に応えるバカ多しということで。

 まあ、そういうバカは嫌いではないのだが、テレビが餌を撒いて期待通りの絵を撮っているのがちょっと気に入らないだけ(笑)
 こういう時こそ、おめーら、粛々とハチ公前広場の掃除でもしてみて、マスコミをがっかりさせてみろや。期待通りの場所に絶対に近づかないのが一番いいと思うんだけどね。意表をついて皇居前広場集合とか(笑)そしてバンザイ三唱して、また評論家連中が「若者のネオ右翼化が!」とか言わせてみてほすぃ。


6月24日(木)

 井坂、完投勝利オメ!

 ええとですね、一昨日はすっかり興奮状態で、昨日は休みだったので「今日は二軍の試合観にいったろ」と張り切っていたのですが、朝起きたらドシャ降りで「あーん、天気予報変わっちゃったじゃん」とガッカリ。

 しょーがないから、部屋の掃除とか毛染めをしてました。
 白髪染したついでに風呂掃除してみたり。

 そしたら、夕方になったらすっかり雨が上がって「あれ?だったら神宮くらいだったら行けるじゃん?」と野球観に行く気がまだ残っていたのですが、休日に神宮に行くのなら、ついでに散歩もしたかったので「今からだと電車になっちゃうし」とあっさり諦めて、ニコニコ生放送で楽天戦を観賞していた。

 昨日の試合・・・・・すごい長くてね。
 延長戦でもないのに、10時になってもまだ終わらんし。
 それに、途中で俺達がやらかしてくれて(大沼さんが着火しました)、負け試合だと思っていたのが見事にひっくり返ってしまい、小野寺が晒しなげ状態でもー。

 ところが、大沼さんが撒いたガソリンは楽天投手まで燃えさせてしまい、さすが大沼、試合そのものを炎上させたらしい。

 最後にうちの暫定守護神(うちには守護神なんて降臨した試しがない)の川岸までグダグダで、私は最後まで試合観る勇気ありませんでした。結果、なんとか勝ったらしいけどね。
 それは、イングランドの試合の前半が終わってから、スポーツニュースめぐりしたら、やっとわかったんだけどね。

 青山が勝ち投手になりました。
 よし、私が想定していた通りだ。
 青山はニッセイのCMの呪いで交流戦ではダメだったので、「交流戦終わったら、またきっと伝説を作ってくれるだろう」と思っていたのだが、昨日負けたら最下位っていう土壇場で好投してました。これで、長谷部が戻ってくれたら、楽しいことになりそうなのに。

 さて、イングランド戦の途中で寝ちゃいました。
 だって、今日は健康診断で、早起きだったんだもん。

 8時に病院に着いて・・・・・・えっと、保険証を用意・・・・・・って財布ごと無い?
 検便や問診票を忘れないようにと出掛けにチェックしたのだが、財布を見落としていたらしい。

 会社で申し込んでいる健康診断だったので、保険証がなくても問題はなかったのだが、いつもだと健康診断が終わると「お腹すいたー」と駅前のドトールに駆け込むのに、お金が無いと食事もできない・・・・・とほほ・・・・・

 でも、病院から会社までは二駅なので、我慢して会社まで行った。
 健康診断の開始時間が早かったので、会社に着いたのは10時くらいだったので、いつもの出勤時間とそう変わらなかった。

 でも、いつもだと、その時間に出勤している人といえば、マスオさんとエビワカちゃんと私くらいなのだが、なんか他の人もいたんだけど、あんま気にしてなくて、「あー、お腹空いたよ、財布忘れちゃったんで(笑)」と大きな独り言を言ったら、E嬢が「あ、だったら冷蔵庫に食料があるよ?」

 食料?
 お菓子じゃなくて?

 と思いつつ、冷蔵庫を空けると、昨日の残りと思しき、コンビニで調達したオニギリとか菓子パンが入っていた。

 「これ、食べちゃっていいの?つーか、なんでこんなもんが冷蔵庫に入ってるの?」と私が不思議がっていると・・・・なんだか、他の人はシーンとしている。

 ん?昨日、私は休みだったけど、なんかあった?

 と、キョトンとしていたら、エビワカちゃんが「ミヤノさん、まだメール読んでないんですか?」と言うので、「うん、財布の中にカード(入館証でもあり、それがないとパソコンが開けないセキュリティーカード)入ってたんで・・・・」と言ったら・・・

 「私も今朝出勤して知ったんですけど、Kさんが昨日亡くなったんです」

 え?

 ああ・・・・

 そお・・・・・


 やーだ、全然知らなかったから、脳天気に「飲まず食わずで健康診断に行ったのに、財布を忘れて、超腹へったー」と騒いでいたんですね。
 どーりで、誰もウケてくれないと思ったら・・・・そういうことでしたか。

 とりあえず、昨日の残業メシの残りのオニギリを頬張って、脳に栄養チャージ。

 ふーむ、死んじゃったか。

 なんか、実感わかないし。

 まあ、覚悟というか、「そう長くはないのかもしれない」とは、薄々思っていたさ。

 1年くらい前に心臓発作で救急車で運び込まれて、手術していたのである。
 だから「いざとなったらAED」っていうのも冗談ぽく話してはいたのだが、冗談ではなかったし、「いざとなったらオレの胸のポケットに入ってるニトロを舌下に入れてね」っていうのも、きちんと頭の中に入れていた。

 本人も「周囲に知ってる人がいない環境で倒れたらヤバい」と認識していたが、どうやら、一人で電車で移動中に倒れたらしく、彼の病状を知ってる人がそばにいれば助かったのかどうかはわからないけど、まあ、知ってる人が近くにいたらそれはそれで、その人に負担をかけてしまっただろうから、為す術もなく・・・・ということでよかったのかもしれない。

 まあ、でも、なんか実感湧かないな。

 彼のことが好きでもあったし、性格悪いな、とも思っていたし。

 正直言って「早死するのは善人だけ」の法則から言うと、心臓に病を抱えていても、あと10年くらいはピンピンしているだろうと思っていた。

 まあ、本人も「いつそうなるかわからない」という不安を抱えていたから、ここ最近はけっこう趣味の世界にも積極的だったし。
 ラグビーファンだったんでね(学生時代にラグビー部だったらしい)、10年後の日本開催のW杯楽しみにしていたと思うんだけどな。

 そして、私の競輪の師匠でもあった。

 彼が急逝したことについては「まあ、けっこう好き勝手やった人だったしな」と、そんなショックでもないのだが、残された家族が気の毒で・・・・高校生の娘と大学生の息子がいるのである。あと5年は生きていてほしかった。

 ほんと、心よりご冥福をお祈りいたします。

 まあ、そんなにヘコんでないんだけど、ですから、さっき帰宅したら「井坂 完投勝利!」がひたすらじんわりうれしかった。

 ヤクルトにトレードで行ったナベツネさんも、左のワインポイントリリーフで結果出してるみたいだし。

 あー、そうそう。
 昨日は神宮の試合なら観に行けたけど、やっぱ面倒でパスしたが、ヒーローインタビューにリリーフ陣勢ぞろいで、イムさんとマツケンが並んでる写真観て(主役は増渕君だったんだけど)「なんで、私が行かないときに限ってこーゆーことに!」と苦笑三昧でした。

 ええ、ほんと、人はいつ死ぬかわからないのですから、観たいものは観れるうちに観ておいたほうがいいと思いました。

 私はその程度なんですが、K役員と同世代のアラフィフなオジサンたちは相当ヘコんでいるようです。

 まだ葬儀もこれからですが、会社内の力学も微妙に変化するだろうし、いろいろ微妙になりそうです。

 はあ、健康診断で早起きしてるから、ほんともう眠い。
 日本代表の試合を観る気もないので、すっきり寝てしまおうかね。


6月22日(火)

 今日は楽しかった!

 40歳半ばにして、初めて「天秤にかける」ことの楽しさを味わったような気がする。あるいは「両手に花」とも言えるか・・・それはちょっと違うか・・・

 でも、銀座のクラブでホステス二人を競わせてニヤリくらいの達成感がありました。

 そう考えると、安く遊べたぜ(笑)

 えーと、実際何をやったかというと、昨日、パの予告先発を観て「こ・・・・これは・・・」と絶句したのである。
 だって、ロッテが吉見でオリックスが木佐貫だったのだ。

 ロッテの吉見はこのカードの2番目か3番目に先発すると思っていたので、水曜日に休みを入れていたのだが(木曜日は休めなかったのでそうなった場合には潔く諦めるつもりだった)まさか、カードの頭に入れてくるとは!
 てっきり、スンスケか故障から復帰したという噂の小野だと思っていたのである。

 わーん、火曜日はノーマークだった。どうしよう、銀行が来る予定になっているのだが、部長にお願いしようか?でも、部長やマスオさんの予定もよくわからんし、えーい、なんとか、フレックスの利を活かして、仕事帰りに幕張に行くことはできないか?

 いろいろ検討した結果、5時5分の新幹線に乗れば、6時半にはマリスタに着けることがわかった。マリスタは試合開始が6時15分なので、6時半に着けば御の字だろう。

 4時にハンコもらいに来る予定の銀行員が「すいません、前の予定が押して少し遅れます」と電話してきたので「今日はもう帰ります」と喉まででかかったのだが、いくら宇宙一の吉見好きと豪語(心の中で)しているとはいえ、「吉見×木佐貫」のカードで銀行を袖にするのも申し訳なくて、すっかり帰り支度して銀行の到着を待ち、4時半にやっと来たので「わたし、今日は用事があって5時で帰りますので」と用事が済んだらとっとと追い出した。

 そんで、新横浜の駅まで急いだら、予定より1本早い新幹線に飛び乗ることができて、6時4分に海浜幕張に着いて、いつもは歩いて行くのだが、初めてバスで球場に向かい、チケット買って、外野席に向かって歩いている途中で試合開始。

 すげー、最初の打者がアウトになる前に間に合ったよ。

 この情熱を他に生かせないものか?(笑)

 平日のロッテ×オリックスなんて、どーせガラガラだろうと思っていたが、思っていたよりもずっとガラガラでした。
 今日は他のカードもガラガラだったみたいだけどね。給料日前だし。W杯開催中だし。

 オリックス応援団から距離を置いたあたりの、バックスクリーンのすぐ横の超ガラガラなあたりで、ゆったりと観戦。この位置からだと投手は遠いけど、配球はけっこう見えるので、両投手とも低めに丁寧に投げている感じがわかった。

 吉見は確かに去年とちょっとフォームが違うかなあ?
 あ、そうか、外野から観るの初めてだった。
 どーせ、ガラガラだから、金さえあればもっといい席に座れたけど、「そういえば、まだ吉見を後ろから見たことがなかった」と、外野観戦を選んだのである。これで全方向制覇。だから、なんだって話ですが(笑)

 しかし、最初ヤバそうだったのは、大松にスコーンとホームラン浴びたあとも、四球で塁を埋めてしまい絶対絶命の木佐貫だったのですが、なんとか粘ってホームランの1失点だけで抑えました。
 その前に吉見がまさかの三者三振していたりしたので「これは、今日は吉見の方が調子いいのかな?」と思っていたのですが、味方のホームランで1点もらった直後に、面白いようにヒット打たれて、あっという間に3失点。

 まあ、吉見って「5回3失点」が普通なわけで、「7回3失点」だったら御の字だし、今年は打撃好調のロッテだから、そんな吉見をわざわざ獲得したのでしょう。

 ところが、5回にも2失点して、そこで降板しちゃいました。

 去年はいつも、味方のエラーから粘りきれなくてグダグダになっていた吉見だったが、味方の守備はあんま関係なかったのね。

 というわけで、吉見があっさりと身を引いてしまったので、後半はのんびりと木佐貫を応援。8回まで投げてくれました。大量援護で、後半はけっこう大胆に投げていたようです。

 まあ、後半の楽しみは、センターの坂口とレフトのTー岡田の仲良しぶりを観賞とかそんな感じだったのですが、すごくどうでもいいことに気がついた。「Tー岡田もロッテの岡田も左投げだ」

 テレビで観ていると、ってゆーか、パの試合なんてテレビでちゃんと観る機会が少ないけど、あんま利き手に気がつかないのですが、生観戦するとなぜか左利きが目立ったりする。ソフトバンクの松中さんが左投げだということに気がついたのも、去年のヤフドでの生観戦の時だったっけ。

 しかし、オリの坂口は、私が生観戦するときは、いつもちっとも活躍してくれないわね。

 ええと、あと、今年初めてのマリスタだったのですが、去年はけっこう騒動を起こしていた応援団が一掃されたのか、それとも平日だったから大人しかっただけなのか、わりと普通でした。
 揃いの黒Tシャツも姿を消していたし、そういや、白黒フラッグもなくなっていた。
 そもそも、選手のユニフォームもシンプルになっていたので好感が持てた。ツヨシもすっかり、いい意味で地味になっていたし。

 よかった。
 吉見がロッテに移籍したことで「わーん、私、ロッテの試合も観にいかなくちゃいけないのに」と嘆いていたのだが、あれだったら全然オッケーである。また吉見が登板するときに休みとれれば行きますから!

 なんとなく納得がいかないのは、外野席が1800円なのだが、新横浜から新幹線利用で行くと1950円もかかったのである。
 まあ、それでも、おねーちゃんのいる店で飲むよりは全然安いであろう。
 酒3杯とつまみで3000円くらい使ったけど・・・・

 それでも、吉見と木佐貫が、わたくしの寵愛を争ってグダグダな投手戦を繰り広げてくれたのである。安いもんだ。

 ところが、9回裏、オリックスがリリーフを出してきたので(外野席横からリリーフカーが登場)「8点差あるし、誰だ?」と思ったら、まさかの背番号18の岸田登場であった。

 この点差で出てくると思ってなかったが、3連敗していたので調整登板の意味もあるのかも。平野も観たかったんだけどなあ・・・・

 それはいいとして、たぶん、初めて生で岸田を観たのだが・・・・・豪快にマウンドの足場を掘る姿に・・・・・惚れてしまった。リリーフ登板すると、どうしてもマウンドがボコボコになってしまうので、みんなよく掘るのだが、岸田の掘り方はブルドーザー級でした。

 木佐貫ごめん・・・・あたし、次に来店したら、岸田を指名しちゃうわ。

 楽天の有銘も、穴掘り職人として一部では有名だが、実況板で誰かが「ちょwwww、うちのビーグル犬よりも掘ってるwwww」という書き込みが私の心を鷲掴みしたけど、岸田の堀っぷりは、ビーグル犬というよりは、穴掘り大好きなリトリバー犬という風情でした。

 また、オリックスの試合を観に行こうと心に誓った。

 ああ、でも、本題に(?)戻るが、好きな投手の投げ合いはいいね。
 どっちが勝ってもうれしいから。

 こりゃ、癖になりそうだ。
 他にどんなカードが狙い目だろう?

 おっと、今日のハムはマサルさんだったのね?
 つーことは、木佐貫×マサルさんとか、いいじゃん、いいじゃん・・・・・・・って、その対決は関東ではありえません。

 おし、次は吉見×マサルを狙うぞ!

 おや、木佐貫はこれで7勝目だそうで、こりゃ、10勝以上いけそうだね。

 後ろに座っていたギャル二人が「わー、木佐貫が勝ったの見ちゃった。つーか、木佐貫はこんだけ客が少ないほうが落ち着いて投げられるんじゃ?」と言っていたので、笑ってしまいました。

6月21日(月)

 今日も右足が痛くて、まともに歩けなかったけど、夕方になったら少しマシになってきた。

 今後のために自分用メモ。

 羽田空港からの帰りがキツかったので、もし次にやるときには逆コースにしよう。
 空港内は日陰が無いので、晴れた日には絶対にやってはいけない。

 そういや、もうすぐターミナルというところで車道と歩道が離れてしまい、整備基地の入口あたりらしい場所で道に迷ってしまい、丁度、自転車に乗ったツナギ着たオジサンがいたので「ターミナルはどちらでしょう?」と道を尋ねると「天空橋から歩いてきたの?けっこう距離あったでしょう?よく歩いたねえ?」と笑われたので、「ええ、思ったより遠かったのでヘトヘトです」と答えたのだが、そうですよね、天空橋からくらいで丁度いいお散歩ですよね。

 あと、滑走路の下はトンネルになっているのだが、それが1キロくらいあってけっこう長かったし、時々車が途切れると、シーンとなるのでお化け出そうで怖かった。道がカーブしているので、ほんと洞穴の中で一人ポツネンとなるので「早く車通らないかなあ」と思いながらトボトボ歩いていた。

 でも、3人くらい歩行者とすれ違ったし、自転車はもっといた。

 そんで、ところどころ工事車両の入り口があったのだが、滅多に通らない歩行者や自転車のために、ちゃんと交通整理の人が立っていて、私一人がトボトボ通ると、オジサンが張り切って誘導してくれるので、なんだか恥ずかしかった。
 でも、女性の一人歩きは珍しいのか、私が「お仕事ご苦労様です」の心をこめてペコリと会釈すると、警備のオジサンたちもニッコリと挨拶してくれたので、嬉しかったです。

 11時前に用賀駅を出発して、途中で食事休憩やドトール休憩を合わせて1時間くらいだった。あとは時々公園で一休みしたりストレッチしたりした程度で、ちょうど5時にターミナルに到着したから、20キロの距離を平均時速4キロで歩いたらしい。

 あらら、ポルトガルが北朝鮮をフルボッコしてるわね。

 さーて、明日は早起きしたいので、早寝してみるか。まだ、なんか疲れとれてないし。


6月20日(日)

 マジ疲れた。

 羽田空港に行ってきただけですが・・・

 徒歩で行くとやっぱ疲れますね。

 右の膝が心配だったのだが、それを庇っていたためか、右足全部が痛くなってしまい、帰りは(帰りは電車です。往復したら40キロになってしまいます)足引きずるように歩いてました。

 羽田空港に歩いて行ってみようと思いついたのは2年前でしたっけ?
 あの時は雨で中断になりましたが、2年越しでやっと野望が叶いました。

 私がこんな修行をしたので、デンマーク戦ではきっと日本代表がやってくれるでしょう!

 (大きな声では言えないけど「この強風の中、千葉マリンスタジアムでは、うちのレイたん頑張っているかしら?」と楽天の勝利を祈りながら歩いていたのですが、3-0で負けてました。私が20キロも歩いても、贔屓チームの勝利には何の関係もなかったようです。でも、大丈夫です、日本代表は私の贔屓チームではありませんので!)

 ところで、久々に万歩計のエドガー君(久々の登場なので解説:萩尾望都「ポーの一族」より。バンパイヤなので私のエナジーを吸って生きているという設定になっている。消費カロリー計算してくれるので、そのカロリー分だけエドガー君が吸ったということになる)と散歩(20キロも?)したのですが、帰宅したときのカウントはなんと「39958」でした。あと少しで4万だった。

 消費カロリーは1430!
 今日くらいはビールで捕球(野球脳変換)じゃなくて補給させてください!

 そういや野球脳といえば、昨日の日本代表戦の結果を「日0−1オ」と表記した野球ファンがいて、みんなで「いや、今日の日ハムとオリは3-1だ」「今日のじゃなくて、ダルが無援護で可哀想だったときのスコアじゃ?」と、野球脳ごっこを繰り広げていたので笑った。

 デンマーク戦のときはどうしましょうかね?日−デじゃあダメだし、デンマークの漢字表記は「丁抹」らしいが、日−丁っつーのもねえ?Tに似てるから「交流戦はもう終わったじゃんwww」ってことになるし、Dでもやっぱそうなるし・・・・・ああ、疲れてテンション上ってるから、なんかくだらないこと書いてしまいました。

 ビールで緩めて、がっつり眠れるといいなあ。


6月19日(土)

 これから日本×オランダの試合始まりますが、私はすでにまたブブゼラに負けてしまい、音量最小にしてしまいました。
 フランスのテレビ局がブブゼラの音をほとんど聴こえなくすることに成功したというニュースをどこかで読みましたが、日本のテレビ局も頑張ってください!(切実)

 そういえば、6時半頃の渋谷行きの電車に乗っていたら、代表ユニを着た人がちらほらいました。都心のスポーツバーで観戦するのでしょう。東京ドームでもパブリックビューイングやるって朝のテレビで言ってたしな。

 そういえば、二子玉川駅で見た、今日の月は見事な半月でした。
 まさに、スパっと真っ二つって感じだった。
 「オランダ戦は見事に引き分け」を予感させました。と試合前にリップサービスしておこう。

 正直、特に日本代表を応援しているわけでもないのですが(あまり思い入れがない)、日本が勝つとみんなとっても嬉しそうなので、そういう意味ではけっこう応援してます。

●W杯の最中、こんな夢を観てしまった

 一昨日はあまりよく眠れなかったので、昨日は早寝しようと思い、11時前には床についたのだが、やはりすっきり寝付けなかった。ここんとこ、蒸し暑いのが原因かと思われる。

 そして、やっと寝たと思ったら、こんな夢を見た。

 なぜか、私は投手になっていた。
 どうやら、誰かの「中の人」になってしまったらしい。
 ちなみに「中の人」とは、プロ野球界(について語るネットの片隅)においては、球団マスコットの中に入っている人を意味する。
 「こんな暑い日のデーゲームなんて、中の人も大変だねえ?」
 「中の人なんていない!」
 と、中の人の存在を否定するのがお約束。

 それの応用として、普段は大したことない投手などが、びっくりするくらいの神ピッチをしたときには「中の人が違う?」などと言われる。
 楽天ファン的には、4年前くらいの小山のまさかの覚醒が代表的な「中の人が違うらしい」という事例だった。あの頃、小山が憧れて真似しているらしい(ゴーグルやサイン確認するときの仕草など)メジャーの大投手ガニエが大不調に陥っていたので、「ガニエと中身が入れ替わったのか?」と言われていたらしい。

 あれ以来、小山には時々ガニエが憑依するみたいだが、ほんと、時々です。

 あと、ブルペンエースとして球界でも名高い、うちの青山がごく稀に神ピッチすると「中の人は岩隈か?」と言うのがお約束である。岩隈も自分のことだけで精一杯だから、年に二回くらいしか青山の中には入ってくれないようだ。

 青山とは関係ないのだが、交流戦明けの休みはプロ野球の番記者もネタに困って、選手たちからサッカーの話題を聞き出してお茶を濁していたが、西武のナベQ監督は、スペインが負けたことにコメントしていて「無敵艦隊って言うけど、負けちゃうなんて、ブルペンエースみたいだ」とか言っていて、楽天ファンの皆様(つーか、その中でも鉄平スレにいる人達)が「スペインを青山呼ばわりwww」と盛り上がっていました。

 青山は、キャンプ視察に来た評論家達が、マー君や岩隈を見にブルペンに来ると「その隣で投げてるのは誰だ?」っていうくらい、ブルペンでは素晴らしいらしいので、下馬評ではいつも高評価のスペインと似てるっちゃ似てるので、青山のことを言ったわけでもないけど、ナベQのコメントはなかなか気がきいていたと思う。

 ああ、そんで夢の話ね。

 夢の中で、私は投手の中の人になっていた。
 夢だから「あれれ?」と戸惑っていただけで、けっこう冷静だった。
 しかし、どうやら私はよりにもよって左投手の中に入ってしまったらしい。

 夢の中では気がつかなかったが、けっこう背が高い感じだったし、手足長い感じで、きっと私の潜在意識的には、吉見(現・ロッテ)だったのだろう。

 で、私はマウンドに向かうところだった。
 どうやら、中継ぎ登板らしい。
 しかし、困った。
 右手でもロクにボールなんて投げてないので、投げ方わからないくらいなのに、左でどうすりゃいいんだ?

 右手にはめられたグローブを眺めながら「どーしよ・・・」と困っていたが、さらにプレートに足をかけようとしたが「どっちの足でプレート踏めばいいのだろう?」と悩んだ。

 マウンドから投げたことないので、右投げでも「足どっちにすればいいのだ?」と悩んだであろう。とりあえず、左側でお祈りのポーズしてみて、「左足をプレートに置いて、右足を前に出せばいいのか?」と考えつつ、えいやっと投げてみた。投球練習である。

 夢の中とはいえ、妙にリアルだったのは、ボールはなんとか捕手まで届いたのである。
 「おお、さすが、中身は私でも、野球選手の外身なわけで、ちゃんと投げられるもんなんだなあ」と感心していたが、捕手はなんだか呆然としているようだ。すまん(笑)

 さすがに野球選手の肉体を使用しているとはいえ、こっちはボールの握り方もわからないのである。
 投球練習二球目は、握り方について考えてみた。
 ツーシームとか、フォーシームとかあるんだっけ?
 よーわからんけど、縫い目に指沿わして投げてみた。

 投球練習だから、打者いないけど、左打者がいたら、背中の後ろを通るようなボールになった。

 ああ、さらに捕手がビビっている。すまん。

 こりゃ、ストライク入らんなあ。どーしよー。
 夢ですから、なんか、マウンドからバッターボックスまでの地面が歪んていて、それで余計に投げにくかった。

 でも、感覚的に「もう少し練習すれば、なんとかストライク入りそう」と思えたので、もう一球、思いっきり腕を振って投げてみたのだが、やっぱし、捕手がやっと捕れるようなビーンボールになってしまった。

 こりゃ、参ったなあ・・・・・

 そして、そこで気がついたのだが「捕手からサインが出ても、サインわからないじゃん・・・」そして「たとえ、サインがわかっても、変化球なんて投げられないじゃん?」

 「うーん、カーブは手首を内側にして投げるんだっけ?フルタの方程式で工藤が教えてたなあ・・・・でも、あたしにできるかしらん?」

 いやでも、ストレートですら、あんな暴投になってしまうのに、変化球で悩んでる場合なんだろうか?四球で済めばいいけど、死球必須だぞ?コントロールは無いけど、肉体はプロ野球選手だから球威はそれなりにあるっぽいのだ。

 うーん、どーしよーーーーーーーーーーー

 と、ほんとに困ってしまい、気が遠くなって・・・・・現実逃避じゃなくて、現実に戻りました。

 悪夢っちゃ悪夢だったけど、別に、うなされて目が覚めるほどの悪夢でもなかったんだけど、はあ、まあ、よかった、ホっとしたというか、「ああ、こんなんで夜中に目が覚めるとは・・・」と時計見たら、まだ午前1時半だったので、ほんとガッカリした。

 でも、けっこうリアルな感じの夢だったので、地球の裏側のどこかで、私に憑依されてしまった可哀想な左投手が本当にいたのかもしれない。アメリカのデーゲームだったら可能な時間だったし。

 あ?
 日本やっぱ負けた?
 ああ、すまん、小町で爆笑スレと名高かった「このお鍋、あなたならどうする?」を読んで、ヒーヒー泣きながら笑っていたらいつのまにか終わっていた。

  うなぎ犬さん
  ところで、なんでうなぎと犬を掛け合わせたんですか?
  前から不思議な組み合わせだなあと思ってました。


  >うなぎの胴体を持っている犬
  気持ち悪いですね。なんでうなぎ犬さんはそのHNにしたんでしょう。
  もしかして案外かわいいのですか?
  わたしとしては、頭が犬で胴体がうなぎのほうがいいと思います!

 すげー、やっぱ天然には勝てない!

 あ、今日の野球はね、岩隈さんが超久しぶりに勝ち投手になりました。

 でも、なんか、切込隊長のところで知ったんだけど、岩隈さんをめぐって、ケンカしてるらしくて・・・・
 江川嬢が「ええええーーーー?」って言った時の放送は私も観てました。
 江川さん、岩隈ファンなんだって、ちょっと笑ったけど、「ええええーーーー?」って言いたい気持ちはほんとよくわかる。私もテレビの前で「ええええーーーー?」って言ってたし。
 まあ、あの場面だけが原因ってわけでもないんだろうけど、「ケンカはやめてえ♪ ふたりをとめてえ♪ わたしの(岩隈さんの)ためにあらそわないでえ♪」と歌いたくなります。

 あと相撲界の野球賭博疑惑もねえ?
 野球ファンとしては迷惑よねえ?
 八百長疑惑とかに発展しないことを祈ってます。

 でも、あの野球賭博って「ハンデがどうの」と報道されてたから「ハンデ?」と思ってたんだけど、オッズで調整するんじゃなくて、点差をハンデにしていたらしくて「はー、なるほど」と思った。
 例えば、ラズナーが登板する東京ドームでの巨人×楽天の試合だと楽天にハンデ5くらい、いやもっとついてたんですかね?(笑)
 野球ファンとしては、実際にどういうハンデがついていたのか、ちょっと覗いてみたくなりました。

6月17日(木)

 それにしても、昨日の午後は暑かった。
 あれで、試合観戦したら、熱中症になりそうだったが、それにしても、あんなに天気いいのに中止って悲しいわ。(雨が降っても試合はできるが、試合前にずっと雨が降っていると、グランドコンディションでこういうことになるのはわかっている)

 昨日は結局、渋谷から歩いて帰ったのだが、汗だくでした。でも、汗かいて、少しストレス発散できたかも。そんで「えーい、洗濯だ!」と洗濯ができてすっきり。

 そして、「もう明るいうちからビール飲んじゃうもんね!」と自宅禁酒の誓いを破って、ビール3本飲んだら(1.5リットル)7時には眠くなってしまったので、床についたら、疲れもあったのか、ここんとこ寝不足もあったのか、ぐっすり眠れて、ふと目が覚めたら朝の5時で、また寝て7時の目覚ましまでぐっすり。

 朝のテレビを見ていたら、あらら、スペイン負けちゃったのね。
 つーか、フェルナンドトーレス君が!可愛くなくなってしまった!(ワタクシ的には、それがスペインの敗因。ユーロの時は可愛かったぞ?)

6月16日(水)

●最悪の一日

 また土曜日出勤なので、平日に休みをとることになったのだが、いろいろ考えて今日にした。 

 一人で行動したほうが気楽だったが、一応、M嬢に連絡すると「行きたい!」とのことだったので、「朝早いけど、大丈夫かよ?」と不安に思いつつも、渋谷で午前9時20分に待ち合わせ。

 悪いこと その1。
 やっぱ待ち合わせ場所にM嬢が現れない。
 9時33分の電車に乗る予定で、9時20分集合にしたのだが、「ああ、やっぱ朝はダメだったか」と思って、電話してみたが、留守電になってるので「今起きた」ではないらしいので、じっと待っていたら、9時半をちょっと過ぎたところで「全然違うところで待ってた」と登場。

 昨日、散々電話で説明したのに、「東横のれん街の並びで、ハチ公前に抜ける通路の角にあるシュークリーム屋」ってそんなわかりにくかったか?つーか「東横のれん街の中」と思い込んだらしく、開店前の店員に訪ねたら「開店前だからこの中に入っちゃだめ!」と叱られたとボヤいていた。
 つーか、私は散々「元、東急プラネタリウムの跡地を眺める場所に、ほら、スタバとか、ディーンなんちゃらとかあるじゃん?あの並びだよ。で、通路の反対側には東急の化粧品とか売ってるじゃん?」と説明したら「ああ、なんとなくわかった」と言っていたのに、なぜ「東横のれん街って何箇所もあるんだってね?」という話になる?

 私の説明も悪かっただろうし、そんなだったら多少遠回りになっても「渋谷でいつも待ち合わせする場所」を指定すりゃよかったんだけど、それにしても、やっと仕事しようかと決意した友人のボンクラぶりにがっかりしてしまった。こんなんでニート(?)脱却できるのだろうか?

 そんで、また「血糖値が低いから」とぐったりしているが、それは慢性二日酔いです!

 まあ、あちこち調子悪かったみたいで、まともに食事できてないから、ほんとヨレヨレなんだが、本人はそれでも「かなり良くなってきたので、このタイミングで職探し」と思っているのはいいが、その、いかにも体調悪いですな容姿で職探しは厳しいなあ。

 そんなんで、せっかく乗り継ぎ検索で調べた電車よりも10分ほど遅いのに乗ったので、各駅停車でちんたらと「上福岡」という「福岡って九州じゃないの?」な駅に向かった。

 和光の先で川越の手前の住宅街駅に何の用かというと、元巨人の中継ぎ投手であった條辺が、そこで讃岐うどん屋を開いているからである。前から行ってみたいとは思っていたが、渋谷から電車で1時間の距離だと、なかなか気軽には行けない。
 なんかのついでに・・・・・って何のついでがあるんだよ、としか言いようがないが、「埼玉だし、西武ドームのついではどうだろう?」と調べてみても、上福岡から西武ドームも電車で1時間かかるので、「ついで」にならない。

 ところが、先日、会社でどっかの広告で頂いた「首都圏路線図」を眺めていたら、突然気がついたのだ。「所沢だと遠いが、浦和だとけっこう近い?」

 調べてみたら、ヤクルト2軍やロッテ2軍の球場のある武蔵浦和駅までは、上福岡から30分弱だったのである。

 なので、今日は、ロッテ浦和球場で、楽天戦があったし、天気も「午前中は雨だけど、午後は止みます」みたいな予報だったので「雨で試合は微妙だが、昨日だってあの雨の中、一軍の試合を観戦したんだし、この時期、ピーカンよりも多少雨くらいのほうが・・・」というわけで、平日の休みを「條辺のうどん屋→2軍の試合」というコースでアレンジしてみたのである。

 ぐったりしてるし、機嫌悪そうなM嬢を率いて、なんとか上福岡まで到着して、地図を見ながら店の前に着くと・・・・・・やってなかった。

 「ええええ?火曜日定休のはずだが?」と、店頭に貼られた営業時間案内を確認すると「定休日 火曜日 第三水曜日」となっていた。
 ファンが書いていたお店紹介サイトでは「定休日 火曜日」としか書いてなかったので、しょーがない。(定休日が増えたのか、書いた人が見落としていたのかは不明だが、シロートを責めてもしょーがないし、他のサイトも調べなかった私も悪い)

 つーわけで、悪いこと その2は、「まさかの定休日」でした。

 気を取り直して、駅前にあった「たこやき6個180円」の店に行ってみた。通ったときに、M嬢が「安い!」と騒いでいたからである。
 たこやきが売れる時間ではなかったので、「少し時間かかりますよ?」と言われたので、丁度、半分くらいまで焼けてるのが完成するのをじっと見守っていたのだが、しばらくしてM嬢が小声で「もう、お金払ったっけ?」と言うので「まだだけど?」と言うと「これ、ちょっとヤバいかも」と言うので、店員さんには「すいません、やっぱ急ぐので」とオーダーをキャンセルして、店の前を離れると「なんか火力弱くて、生焼けのを食べさせられそうな雰囲気だった」とM嬢が説明してくれたが、私はタコヤキにあんまし興味ないので、どーでもいーし。

 さーて、じゃあ、どうすっか?さっさと武蔵浦和に移動すっか?と思っていたら、M嬢が駅ビルに入ろうとするので「え?どっち行くの?」と言ったら「何か食べ物を調達しようと・・・」と言うので「武蔵浦和にもあるから、そっちで買おうよ」と言った。

 私はいつも午前中は食事しないので、全然平気だったが、ここんとこ全然まともに食事してないらしいM嬢は、かなりヘロヘロだったが、どっか食べに入るにしても、何が食べたいのかわからないし、面倒くさいから、武蔵浦和でなんか調達して、球場で食べようと思ったのである。

 ところが、武蔵浦和に着くと「スーパーはどこ?」と言うので「え?」
 私が戸惑っていると「だって、武蔵浦和にあるって言ったじゃん」と不機嫌そう。
 いやーん、そっか、さっき入ろうとしていたのはスーパーだったのか?

 駅付近をうろうろしていたら、いい加減なデパチカみたいな一角にスーパーっぽいのがあったので、「ここじゃダメ?」と言うと、無言でジュースだけ買うので「いったい、何が食べたいの?」と聞くと「それがよくわからないから、スーパーでいろいろ見てみたら考えがまとまるかと思っていたのに・・・・武蔵浦和にもあるって言ったのに・・・」

 「ごめんね!スーパーだと思ってなくて、テイクアウトできる店ならって意味だったのっ!」

 ああ、ほんと面倒くさくなってきた。このまま置いて行こうか?
 「じゃあ、あたしはもう、そこのドトールでなんか買ってくから」と、ドトールに入ってミラノサンドを注文すると、M嬢もやっと私が機嫌悪くなっていることに気がついたのか、しばらくすると後から入ってきて、ジャーマンドックを頼んでいた。

 店員が「空いてる席におかけになってお待ちください」と言うので、座って待っていたのだが、しばらく待っても全然音沙汰無し。「忘れられてるの?」とM嬢も不安げだが、ドトールであんなに待たされたのは初めてだ。だったら最初から「お時間いたがきますが、よろしいでしょうか?」くらい言えよ。

 あー、ほんと、今日はなんだか、やることなすこと全部上手くいかないなあ。
 M嬢の暗黒のせいか?(笑)
 しかも、待ってる間も、ずっと高岡サキの妹がいかに酷いかって話されるし。
 何度か聴いている話なんだが、M嬢は高岡サキの妹が大好きで、離婚した旦那である元Jリーガーのホンダ(本田だか本多だか忘れた)がいかに大変な目に遭っているか、こと細かく教えてくれるのだが、あんま楽しい話じゃないんだよね。
 あと、また柳○里の話とか・・・・・・

 そういや、電車の中では「昨日、ヤクルトとハムの試合を雨の中観たけど、先発の増井が一回で降板しちゃって、緊急登板した榊原が、まさかの初勝利だったんだよ!」という話をしたら、「そういや、オールスターでダルがアクシデントで降板したとき・・・・」

 その話も、何度も蒸し返すのだが、去年のオールスターでダルがラミレスの打球が体に当たってしまい降板したあと、マー君が緊急登板したのだが、「ロクに準備もできないで投げることになった。ああいう場合、監督は自軍の選手を使うべきなのに・・・・ナベQはマー君を潰す気か?」とM嬢は未だに怒りが収まらないらしい。

 その件については、私はなんとも言えないので、自分がしたい話を押し通すことにして「榊原は昨日は登板予定じゃなかったのに、急に出番だったのでびっくりしたみたい。若手も大変よねえ(笑)」と言ったら「だから、自分のチームだったら、それもしょうがないけど、オールスターでなんでマー君が・・・・」

 と、やーね、なんだか今日の私たち、話が噛み合わないわ・・・・と、苦笑していたのだが、低血糖状態のM嬢は、不運に見舞われて、さらにネガ度が増し、なんか話聴いてるのがひたすら辛かったのであった。

 そして、待たされること15分くらいして、やっと食料をゲットし、浦和球場に向かったが、日も差してきて暑いし、初めて行くから道にも戸惑って、やっと到着したと思ったら、他の客が「今日は中止ですよー」と声をかけてくれた。

 激しく脱力。
 あー、ほんと、踏んだり蹴ったりである。

 しょーがないから、無人の観客席でグラウンドの水たまりを恨めしげに眺めながら、持ってきた食べ物を食べた。
 M嬢が「阪神園芸なら、このくらいのグランドコンディションだったらなんとかするのに」とボヤくので「まあ、予報が予報だったしねえ」と言うと「ふ・・・・でも、晴れてるじゃない?こういうので、運営責任者の力量が試されるよね」

 いつもなら、M嬢のダークなボヤキも笑って聞き流せるのだが(でも、日記にボヤく私であった)、さすがにこんな状況では、ほんと辛かった。
 ほんと、こんなだったら、一人で来ればよかった。

 さらにダメ押しとして、M嬢が「このホットドック、生臭い!生焼けなんじゃないの?」と言うので「あんなに時間かかったのに?」と驚くと「じゃあ、古いのかも?まったく、あの店員、ほんとヤル気なさそうだったしな。ダラダラ仕事して、まあ、こんなところだから、あれでいいのかもしれないけど、あれでいいなんて、ほんと、いいよな」とボヤきまくる。ええ、あんなんでも働けて金貰ってるんですもん、あんたもちゃんと働いてちゃんと稼ぎなさい!

 そして、食べ終わると、また暑い日差しの中、トボトボ駅まで戻り、埼京線に乗ると、M嬢が「この後どうする?」と言うので「いや、今日はもう散々だから、今日はもう帰る」と言うと「えー、なんかこのまま帰りたくないなあ?お茶でもしない?」と言うが、もう、これ以上、M嬢のボヤキを笑顔で聞く自信がないし、お茶したらきっと、そこの店が最悪だったりしそうで、もう嫌だ。

 帰りの電車で「就職活動用に職務経歴書作っていたら、ハマっちゃって」という話になったが、なんだか準備に熱心になるあまりに、そこで終わってしまいそうな予感がしてしまう。
 なので「仕事なんて、ほんとタイミングというか、運が大きいんだから」と「もっと気楽にやりなよ」と予防線を張る私であった。

 職務経歴書や派遣会社選びに必死になるよりも、体調不良のため、明らかに不健康そうなので、そっちのほうなんとかしろ、と言いたかったが、今日になって「私、人相悪いかなあ?」というメールが来たので、本人も気がついているからなあ。

 だからこそ、「早起きして、午前中からうどん食べるツアーはどうだ!」と誘ってみたのに、この結果とは、私がちゃんと調べなかったせいもあるけど、M嬢の暗黒を象徴するような一日だったので、はー、ほんと、困ったもんだ。
 
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