可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

3月31日(水)

●びっくりするほどイーグルス!

 さっき帰宅しまして、さっそく野球の試合経過をチェックしていたのですが、「横浜・吉見、20球4失点でKO」は会社出るまえにチェックしていたので、まあ、いいのですが、いや、ちっともよくないですけど・・・・・・ううう、吉見ったら、吉見ったら、吉見ったら・・・・

 我が楽天のほうは、今日は大嶺君VS青山君という、バカ試合がとても期待できるカードだったので、どのくらい燃え上がっているのかドキドキしながら途中経過スコアを見ると・・・・あれ?長谷部になってる?3失点して青山が降板したのか?・・・・・・って、おい!青山、1アウトもとってないぞ?・・・・・・・つーか、たった2球しか投げてないぞ?なにそれ、偽装先発?(アテ馬とか言うんですっけ?)

 いやでも、セ・リーグだと、先攻の場合、先発ローテ投手を外野守備に入れておいてから、相手投手の左右を確認してから、野手に交代させるって手を時々使うけど、さすがに投手でそれはほとんど聞いたことがない。

 いくら「内野5人守備」など、奇策が好きなブラウン監督でも、それはねーだろーと思ったが、やっぱり「脇腹痛めて急遽降板。長谷部がスクランブル登板」のようでした。なんか、日ハムのケッペルもそうだったなあ。あんときゃ、木田が見事な緊急ロングリリーフしてくれたが、長谷部じゃなあ?でも、長谷部の神通力というか、「ダミアン長谷部」の今年の出来が試させるのであろう。

●昨日の野球の話

 さて、現実逃避して昨日の話でも。
 昨日は有給消化で休みだったので「お天気良かったら野球行こうかな」と思っていたのだが、寒くて断念。東京ドームの日ハム×オリに行くという手もあったのだが、午後になって昼寝してしまい、めんどくさくなってやめた。

 つーか、昼寝中に久々に幻聴が来たのだが(15年ぶりくらい)、それがよりにもよって「夏祭り」だったので、ちょっと怖くなってきたのだ(笑)
 「ああ、今日はヤクルトは神宮開幕なので呼ばれているのかもしれないけど(「夏祭り」はヤクルトのチャンテである)こういう呼ばれ方はヤダ」と思ったし、だいたい、もっと暖かければ考え無くもないが、寒いのヤなんだもん。

 それに、昨日はTBSが横浜×巨人を中継してくれるらしかったので、暖かい部屋でそっち鑑賞するほうを選んだ。タダだし。

 でも、ヤクルトは新人の中澤が先発だというので、ちょっと気になったので、また違法ですがパソコンで観てしまいました。ブランコに被弾して、そっから土砂崩れ起こすかと思いきや、おお、なんか立ち直ってるし!
 中澤はストレートの球速が全然出ないけど(神宮なのに!)変化球を上手くつかって、中日打線をバッタバッタと三振に仕留めてました。すげー!いいときの武田勝みたいだった。

 7時になったので、横浜戦がテレビで始まったので、豪華2元中継となった私の部屋であった。去年も何度かテレビとパソコンの同時進行をやったけど、これの欠点は「えらい、うるさい」ことである。

●横浜にジミ様が降臨!

 横浜がロッテから移籍した清水で、巨人がハムから移籍した藤井という対戦。

 藤井はね、とっても張り切っていて、無失点で頑張ってましたが、地味様は阿部に被弾してしまったらしいけど、地上波中継始まってからは素晴らしい投球だった。

 つーか、放送が始まった瞬間「きゃーーーーーー!清水ったら、横浜ユニ超似合う!」と感激したのである。
 ロッテのユニは、一部ファンにも評判悪かったが、ちょっとゴテゴテしたデザインで(新選組をイメージしたとかで)、正直誰も似合ってないというか、唯一似合っていたのはバレンタイン監督でした。

 横浜のユニは、寝間着みたいにシンプルなので、それをさらりと着こなした清水のなんと品のいいこと!

 そして、初めて気がついたというか、清水をテレビで観る機会が今ままでなかったからなのかもしれないが、地味様、むちゃくちゃテレビ映りがいいぢゃあないですか!

 今日も会社でマスオさんが「横浜、また負けちゃったじゃないですか・・・」と言うので「でも、昨日も惜しかったんだよ、清水が頑張ったんだよ」と応戦。
 「清水はパリーグ三大地味エースだったのだが、横浜に来たことで人気出るといいなあ」と付け加えると、エビワカちゃんが「地味エースって、シミズだからですか?」と大爆笑していたけど、笑い事じゃないのよ?(笑)

 そりゃ、パ・リーグは今でこそ、ダルとかマー君とか、エビワカちゃんでも知ってるような投手がいるけど、ロッテのエース清水なんて、よほどの野球好きでもないと知らないわけで・・・・

 でも、結果的に負けてしまったというか、負けはつかなかったんだけど、横浜ファンの皆様も清水のエースっぷりに感激してくれたみたいで嬉しかったです。
 「那須野とのトレードで、清水がとれたって・・・・」って確かに不思議な話ですよね。
 横浜には、いいときの三浦以外に安定的に試合つくれる先発がいなかったので、ほんと清水が光り輝いてくれることを祈ります。脱・地味様!

 逆転してもらった後に、力んじゃったみたいで、坂本と松本にしてやられましたが、私が愛読する「今日は負けないよ記」の人の試合リポートによると、テレビ中継が始まる前から、いろんな苦難に毅然として立ち向かっていた清水だったようで、あれで3失点でまとめたのは凄いと思いました。

 打席に立つ清水もよくてね。ヒットは打てなかったけど、素質は感じたので、「ハマの主砲・清水」が降臨する時も今年はあるかもしれない。コツンと当てた打球が、外野前進守備であっさり捕球されたのをちょっと悔しそうな顔をして観ていた清水がステキでした。

 ほんと、清水に移籍初勝利してほしかったけど、自分で同点にされちゃったし、山口俊君が踏ん張れなかったし(もっとシコ踏め)、やっぱ巨人強いや、つーか、松本が張り切りすぎだ(笑)。でも長野とポジション争い中だから、まあ、しゃーねーか。

 その松本ですが、久々に巨人の現役選手としての全国放送CM出演ではないでしょうか?
 いや、前から楽天ファンの間で話題になっていたのですが、今日初めてテレビで観ました。

●楽天の選手、また全国版CMに出演!

 昔はオロナミンCのCMといったら巨人の選手が出ていたものですが、最近はせいぜい新庄とかマー君ですものね。
 CM出演する選手も、ダルビッシュやマー君と、なぜかパ・リーグだったり・・・・

 そして、楽天はWBCで活躍した岩隈が牛丼のCMに抜擢されましたが、今年はなんと山崎が缶コーヒーのCMに大抜擢と、「ノムさんのマスコミ操作の上手さのおかげです」としか言いようがないのですが、また一人、その効果があったのか全国CMに抜擢された選手がおりました。

 主役は巨人の松本なんですけどね。
 日本生命のCMです。
 育成枠から這い上がった松本が主役。

 しかーし、なぜか松本がヒット打つシーンで打たれているのがうちの青山なんである。(背番号41)

 イチローのCMで、ヒット打ったシーンがWBCのイムさんの背番号ボカし映像で、イムさんファンが皆で泣いたけど、またかよ・・・・・

 なんで、わざわざ楽天戦の映像なのかとも思うが、ニッセイは交流戦のスポンサーだし、対戦したパ・リーグの中でも楽天が一番メジャーだからと思って選んでくれたのだと善意に解釈するし、まあ、正直言って、この先、うちの青山が全国区になる可能性はほとんどないので、背番号を晒していただけるだけでも幸いかもしれません。(つーか、今日は2球で交代という惨状だったし)

 ご家族や友人は、打たれたシーンといえども、全国区CM(しかもニッセイはけっこう出稿量多いし)に苦笑しつつも、大喜びかもしれないですしね。去年入籍したし、嫁のお父さんが「この打たれてるのがうちの婿殿なんですよ、わはは」とか言っていただければいいのですが・・・

 ほえー、恐る恐る、試合経過観に行ったら・・・・・なんか楽天勝ってる?
 つーか、実はビハインドで長谷部→小山は、真の勝利の方程式なんだが、今日はやりすぎちゃう?

 つーか、またヤクルト勝ってるんですが、どさくさに紛れて横浜も逆転してしまえ!

9時40分

 横浜、スレッジ弾でさよならーーーーーーー!

 いや、素晴らしいね、横浜は吉見始球式で巨人に勝って、楽天も青山始球式から長谷部というわけで・・・・


 マリスタの方では、モリーヨが登板して、なぜか「モリーヨ!変化球いいじゃん」祭りに突入してます。
824 :風吹けば名無し:2010/03/31(水) 21:47:47.31 ID:pHJQfNY/
もしかして勝てるのか?

 って、9点差です(笑)

21時51分

 勝った===========!

 いやあ、今日の勝ちは非常に嬉しい。
 つーか、勝ち投手が誰になるのか知らんが、長谷部が絡んで勝ちっていうのが重要なわけよ。

 はあ、今日は同窓会の続編書こうとしていたのに、それどころじゃなかった(笑)

 一つだけ書いておこう。

 ああいう席では「40歳過ぎて、独身で・・・・」という立場だと、なんか居心地が悪い。もちろん、誰もそんなこと気にしてないし、自分だって気にしてないつもりだけど、女子の場合は名簿が作成されて「旧姓」が並ぶと、やっぱ、ちょっとね。

 しかし、ちょっと下向きになっていた私の前に救世主が出現しました。

 自己紹介スピーチで立ち上がった、一年先輩であるN嬢は、一学年上のエースであったが、虚弱体質で、なんであの投球が通用したのか不思議だったことを思い出したが、あいかわらずヨレヨレっとした感じだったけど、彼女は中学生のころから美人さんで、今でも、オバサンの中で、ちょっと雰囲気違う感じの美人だった。高樹沙耶とか有森也実みたいな感じ。

 そしたら、なんとN先輩は、過去は知らないが今は独身らしくて「未だに実家にいますーーー」といって笑いを誘っていたが、おお、あの人が独身なら、独身組いけてんじゃないのか?と思った私はたぶん、大雑把すぎます。

 しかし、あの美人のN先輩が独身というのも、意外だったが、今週、私が度肝を抜かれた独身事件といえば、あの日ハムの大村巌コーチが実は独身だった事件であった。

 いわおーーーーー、ロッテ時代には「ロッテの竹野内豊」と言われた選手だったのに、実は独身だったのきゃのーーーーきゃはは(イケメンなのはわかっていたが、てっきり既婚だとばかり思っていたので、お友達だったと気がついて笑いがとまらない)


 私なんかより、超イケてるはずの人たちが、なぜか独身という話にてて続けに遭遇して、「そーよね、結婚できないからって、ダメなわけじゃないのよね」と自信を取り戻せましたのでありがとうございます。


3月29日(月)

 さて、私はここ十数年同窓会に出たことがない。
 てゆーか、同窓会が開かれているのかどうかも知らない。
 もしかしたら有志だけでやってるのかもしれないけど、私が筆不精なのと実家が転居しているために行方不明者リスト入しているのは確かである。

 今回だって、幼馴染が私の連絡先を確認するために、たぶん自分の実家に私の実家の連絡先を聞いたらしいので、「のんちゃん、今どこに住んでるの?」って言われても、たしかに年賀状も出さない私がいけないけど、年賀状を出していた頃と住所変わってないのよーーーーと思ったが、普通は東京の一人暮らしでこんな長居してないからねえ。

 まあ、でも、実家が引っ越してから、まだ10年も経ってないはずだし・・・・

 しかし、家が無くなってしまうと、そこに行く理由も無いので、京成線に乗って通過することはあっても(成田に行くときとか)、八千代台で下車するのは、ほんと何年ぶりだったのだろう?

 さて、今回の「中学の部活のOG会」であるが、昼間はソフトボールをやって、5時半から飲み会ということだった。
 でも、居酒屋で現地集合も心細いから同期で駅で集合してから、という話だったが、私の幼馴染のサナ嬢曰く(イニシャル表記するとややこしくなるので、あだ名表記にします)「ブーんちも実家引越してて、ずっと八千代台には来てなかったから早めに来て、周辺を見物したいって言ってるので、私らは4時に集合する」とのことだったので「私も久々だから、4時に行く」ことにした。

 3時59分に八千代台につく電車に乗っていたのだが、そろそろ八千代台だと思ったころ、電車内の出口に近いあたりに立っていた女性が目にとまった。
 記憶にあるよりも、さらに痩せて顔が細くなっていたが、あれはサナじゃないだろうか?と思ったのだが、その女性はこっちにチラリと目線を運んだだけで、私には気がつかなかったので「やっぱ、違うか?いや、でも・・・・」と思ったけど、さっさと先に降りていってしまったので「まあ、いいや、後でわかるだろう」と思いつつ、1時間半の長旅だったので、駅のトイレに寄ってから、改札を出ると、ええと?ああ、いた、いた、中年女性が3人ほど固まって立っているのが、そうだろう。

 すっかり丸っこくなったが、人懐こい笑顔が変わらないブーが最初に気がついて、手をブンブン降ってくれた。
 エイは昔っから、大人顔の美人だったが(三田佳子系)、そのまま老けただけという感じ。
 そんで、サナはやっぱりさっき電車で同じ車両にいた女性だった。

 「きゃーーーーーー!のんちゃん、久しぶりーーーーーー!」と三人に熱く出迎えられたが、「いや、さっき、サナと同じ車両で、こっち向いたのに私に気がつかなかった」と言うと「えー?うそ、うそ!」とまた大騒ぎ。

 改札前で大声でハシャぐオバサン4名・・・・・なんか・・・・・このノリ疲れる・・・・

  「で、これで全員なの?」
「いや、チーは車で来てて、あっちのロータリーで待ってるの」
「すごいよ、赤いベンツだよ(笑)」
「そりゃスゲー」
「あと、スーが来るはずなんだけど。そんで、まずチーの車をうちに案内しないと」

 みんなで、同時にワーワー言うから、最初はよく意味がわからなかったが、スーが来ないから、先にチーに会いに行こうとロータリーに向かうが「あ、でも、その途中でスーが来たらどうしよう?」「電話あるでしょ、みんな携帯持ってるんでしょ?」「あ、そーか」「つーか、先に電話してみたら?」とワーワー言いつつ、ロータリーに出たら、チーがこっちに気がついて、すぐ車を回してくれて、また「きゃーーーー!久しぶり!」

 「みんな、寒いから車に乗りなよ」
 「あ、でもエイが今、スーと電話してる」
 「まあ、じゃあ、とりあえず、車の中入ろうよ」

 と、やってる間にチーの携帯が鳴り、チーが今夜泊めてもらう予定になっている叔母からみたいで、なにやらこれからの予定について語り合っていると、どうやら車を停めていた場所がバス停だったらしく、「きゃー、バスが来ちゃったから、また電話する!」と慌てて発進するが、「あー、エイがまだ乗ってない!」

 私の文章力では、あの騒々しさの10分の1も表現できてないけど、あの時点で「私、生きて帰れるかしら・・・・」と、異星人に誘拐されたような気分になっておりました。

 まあ、だんだんとテンションは落ち着いてきたんですけどね。
 私が慣れてきたということもあるかも。

 そして、この友人達と長年疎遠になっていたのは、なんつーか、こういう空気感の差があったからだとあらためて思い出したのであった。
 女子校ノリの中で私は浮いていたし、向こうもそう思っていただろうし、他のみんなみたいに普通に結婚や出産の道を歩まなかったので、自然と疎遠になってしまったのだろう。

 そして、当初の目的であった、八千代台散策であるが、まずブーの実家跡を訪ねてみた。
 しばらく前まで空き地で駐車場になっていたと、ブーの幼馴染であるエイが言っていたが、狭い路地を車で進んでみると、ブーの実家の跡地には新しい家が2軒建っていた。
 「へー、けっこう広い敷地だったんだねえ」と言ったが、私はなぜかブーの家の記憶がない。遊びに行ったことなかったんだっけ?

 丁度、今の住民が家に入るところだったが、ブーは車の中から写真を撮っていて、赤いベンツの中にはギャーギャー騒ぐオバサンが詰め込まれていて、自分ちを写メで撮影しているのを観た住民が、ちゃんと想像力働く人であることを祈った。

 ブーの実家跡地見学が終了し「次、どうする?」ということになり、チーは車だったから、さっきまでソフトの試合していた中学校に寄っていたらしく「西中はなんだかボロくなっていた」と連呼するので「せっかく車だから、西中観たい」と私が申し出たら、「じゃあ、行ってみよー!」

 まさか、母校が見学できるとは思っていなかった。西中は駅から徒歩20分くらいの距離なので、車じゃなければこの短時間に回れなかったのである。車で来ていたチーに感謝。(多摩センターから来てます)

 そして、みんなして「八千代台ってこんなに道狭かったっけ?」な細道を抜けて、やっと現れて母校は、チーが言うように、ほんとにボロくなっていた。

 
 私らが通った、30年前は新設校だったはずなのだが、すっかりサビまくってました。

 そもそも、私が小学校高学年のころ、子供が増えすぎて、中学校のキャパが足りなくなったので、八千代中から分離されたのが八千代西中でしたが、今ではすっかり少子化が進んでいるみたいで、使われてない教室が目立っていた。

 中学校そばの文房具屋は、軒は残しているが文房具屋ではなくなっているようだったが、私が「そういや、よく抜け出してジュース買ってたのって、あの店だったっけ?」と言ったら、「あ、それは○○屋だよ!」と、その店の前も遠ってくれたのであるが、もう店はやってなくて自動販売機を並べているだけだった。

 誰かが「あそこのオバサンもオジサンも、すごくいい人だったよね」と呟いたが、私が「あそこでよくジュース買ったねえ?」と言うと、「ジュースっていうか、ファンタ!」と誰かが即答だったのも可笑しかったが、さらに誰かが、「しかも、ビンだったし!」と言うので車内はまた大爆笑だった。

 チーは、この付近が実家なので、友達の家をよく覚えており「○○んちはもう表札が変わってるけど、ツッチーんちは、まだそのままだし、車も同じだからお父さんも元気なんだと思う」などと観光案内してくれた。

 あー、ツッチーんち懐かしい。
 何度か遊びに上がったっけ。トランプとかポンジャン(死語ですなあ)したっけ。
 あそこんちのお父さんは、サラリーマンじゃなくて、芸術家だったので(画家とか、舞台芸術家とか、その両方とか、そんな感じだった)家に飾ってある前衛的な絵画とか、なんとなく覚えている。

 さて、中学校付近を回ったが、まだ時間があったので、「じゃあ、今度、東口も行ってみる?」と言ってくれたので「じゃあ、サナんちっていうか、私の実家跡も!」

 しっかし、駅前はともかく、住宅街の商店はほんと寂れたなあ。
 すっかり世代交代してしまったので、多くが店を閉めているようである。

 しかし、東口に入って走りはじめると、私は思わず「ああ、鈴木耳鼻咽喉科がまだある!」と絶叫。
 県道との交差点を過ぎると、その沿道の店は寂れていたが、元々栄えていたわけでもないので、まあ想定内だったけど、路地に入ると、やっぱ記憶よりも道路が狭かった。

 私とサナが育った通りのご近所さんちは、ほとんど建て替えしていたけど、表札は変わってなくて、なつかひーーーーーー!

 つーか、サナんちが全く変わってなくて、涙出そうだった。

 実家が引越してからほんと初めて訪れたので、覚悟はしていたが、実家跡地に今の持ち主の小奇麗な家には違和感を覚えたが「ああ、素敵なおうちが建っててよかった」と思えた。

 そして、うちらの車が侵入したら、そこでボール遊びしている親子が場所を譲ったのだが、そのお母さんの顔を観て、すぐわかった。「お隣のクミコちゃん?」

 隣は私が小学校に入るころ越してきたし、そこんちの一人っ子お嬢様は、私らより少し年上だったので、少ししか遊んだ記憶がないけど、そこんちのお母さん譲りのふっくらとした上品な笑顔に見覚えがあったので、車から出て、「前に隣に住んでたミヤノです」とごあいさつ。
 一緒に車から降りたサナとは普段から面識があるようだったが、「あー、あら、ミヤノさんちも皆さん御元気なんですか?」と話ていたら、「あ、そーだ、思い出した、のんちゃんでしょ?」と思い出してくれたようで、うれしかったっす。

 サナんちのご両親にもご挨拶したかったし、サナ曰く「うちの親も会いたがっていたんだけど、今日は法事で・・・・でも、さっさと帰ってくるって言ってたんだけどなあ?」と無念の御不在でした。

 そして、すっかり寂れたうちの近所の商店街(子供の頃は、あそこのパン屋や酒屋や肉屋によくお遣いに行ったものだ)を通過して、「ああ、ここにスーんちの店もあったよねえ」なんて話しつつ(スーの実家はその商店街にある居酒屋だった)、ラジオ体操をした公園の前を通り、踏切を超えると、私が「あれ?このへんに外科がなかったっけ?」と言うと「加瀬さんでしょ?まだ、あるよ?つーか、息子が跡ついで、前よりも繁盛してるっていうか、この当たりでは名医扱いだよ?」

 おおおお、鼻炎の私が通った鈴木耳鼻咽喉科も御健在のようだったし、私の例の瞼の傷を縫った加瀬外科も・・・・・と、前を通り過ぎると、ほんと、昔よりも綺麗になっていて感動である。

 昭和の繁栄の遺跡のような街並みになったが、医者だけは栄えているのが面白い(笑)
 高齢化に順応してるのかね?
 加瀬外科は眼科併設になっていたし、高齢化だとそっちのほうが利益あげるかも。

 そして、車で巡る八千代台一周の旅の終着点は北口にあるエイの実家でした。

 お父様は数年前に亡くなり、今はお母様だけで暮らしているらしいが、家に上がってみると、居間にちょこんと座っている制服姿の女の子がいて、エイのお母様が「この子が長女の○○」って、そっか・・・・エイの子、こんなに大きく、つーか中2らしいが、すらりとした体型といい、切れ長い目のすっきりした顔立ちといい、「うわー、エイが中学生んときと、そっくりじゃん!」と、またオバサン連中でギャースカ騒いでしまいました。

 で、ブーが「私、お葬式には出られなくて、だからずっとお伺いしたかったので、お焼香させてください」と申し出ると、エイのお母さんも大感激だった。
 幼稚園のころからのお付き合いだったので、エイの両親もブーを我が子と同じように可愛がっていたらしい。特にお父さんは、自分ちの娘とはタイプが違って、まん丸顔で愛嬌のある明るい性格のブーをたいそう可愛がっていたらしく、「主人もほんと、ミキちゃんが遊びに来ると、ミキちゃん、ミキちゃんて頭撫でて、べったりしてとくっついててね、ほんと、ぬいぐるみみたいに可愛いって・・・・」とお母様が言葉を詰まらせると、ブーも号泣してしまい、他のみんなも貰い泣きだ。

 私は中学のとき何度かお邪魔した程度で、お父さんとお会いしたことがあったのかよく覚えてないけど、エイんちには馬グッズがいっぱいあったことをよく覚えていた。
 よく、みんなで溜まった、和室には、床の間の置物からカレンダーまで全部馬関係で、それは、亡くなった祖父の趣味で、だからエイの弟の名前には「馬」の字が入ってるくらいだった。(ちなみに、あの弟君、今はN響にいるんだって!でもN響って、そりゃ、東大卒どころか、ハーバードとか言われるよりも凄いというか、プロ野球選手よりも難しいというか、そりゃもう、野球で言えばメジャーでやってますくらいなことだろうけど、なんかサラっと言われたなと思ったのだが、サイトで調べてみたら、さすがにメンバーでは無いようで・・・・あれ?なんか聞き間違えた?でも、私は散々「え?N響?N響にいるの?マジ?」と騒いだんだけどなあ?他のオーケストラだったのかしらん?)

 家は一部リフォームしてしまったので、あの和室はすっかり洋間になっていたが、あちこちにまだ馬グッズがあったので「わー、なつかひーーーー」
 飾り棚の一角には、馬の小さな人形がびっしり入っていて「うふふ、私も今、こんな感じで象を収集しております。もしかしたら、ここんちのお会いしたこともない、じっちゃんの影響かも」とその馬グッズに無言で語りかける私であった。

 それにしてもさあ。
 あー、やっぱ、私って浮いちゃうな、と思ったのは、エイの家について、お母様が「懐かしいわねえ」と興奮気味に出迎えてくださって「どうぞ、お入りください」と言っているので、私は時間も限られてるのがわかっているので、さっさと上がり込んだのだが、あり?みな、何を遠慮しているのかに?

 やっと中に入って、「じゃあ、こっちに座ってね」と案内されたのに、さっさと座ったのは私だけだった。

 いや、今日はエイんちで宴会だ!っていうんならそういう遠慮儀式も必要なのかもしれないが、たった20分しか滞在できないのだから時間無断にすんな、と思ったが、私がもしかして、30代で出産していたとしても、きっとママ友の中で浮いていただろうね。

 で、やっとみんなが着席して、お茶をいただいていると、5時10分になったので「そろそろ、スーが着くんじゃない?」とお暇のタイミングを言い出したのだが、そこからが長かった。エイのお母様がみんなの集合写真とると言い出し、部屋で撮影し、庭で撮影しているうちに時間が過ぎてしまった。

 入るのにも、出るのにも時間がかかるらしい。

 時間に遅れるのが嫌いな私はちょっとカリカリしてきたが、「長いものには巻かれろ」と気がついて、もう、おまかせすることにしました。ここから先は「おばさんの時間の流れ」に思い切って身をまかせることにした。だって、オバサンを制御する自信ないし、そんなことできる人、この世に一人もいないはずですから、そんなノーベル賞貰うより難しいことに挑戦しようとするほうがバカでしょう。

 駅に向かって、スーを広い、駅から徒歩3分くらいの居酒屋に移動。

 そこで私が観たものは「さっきまで、たった4人くらいのオバサンに参っていたが、ここには30人のオバサンが大集合?」という光景でした。

 たくさん書いたので、今日はここまで。続きは気が向いたら。


3月28日(日)

 ある程度、想像はしていたのだが、「40〜45歳のオバサンが30人も集まると・・・・」

 ええ、もう、なんてゆーのか、「いちめんのなのはな」が「いちめんのオバサン」ということになり、そりゃもう、けたたましいというか、ものすごいパワーでございました。

 よく、電車で、遠足に行く小学生集団が乗り込んできて「超うるせー」ってことがありますが、あれよりもずっとうるさかったです。

 でも、けっこう楽しかったのですが、それはまた後日ゆっくり書くとして、さっき帰宅して、恐る恐る、楽天の試合結果を確認しようとしたが(2時頃家を出るときには一点差で負けていたのさ)、スポーツ紙サイトを見る勇気もなく、「苦難スレ」を覗きに行ってしまった気弱な私であるが、どうやら、横浜よりも先に勝利を決めたらしい。

 おおおおおおお!
 マー君、10回完投ですと!
 つーか、さすがのブラウンも、もう中継ぎ投入する勇気なかったってことか?(笑)

 スコア確認すると、どーやら途中交代した嶋の打撃がキーだったようで、「マーの正妻の座を奪われて、今日は中谷が捕手だったから、嶋も結果出せてよかった」と思った。

 そして、横浜もなんと勝っていた!
 藤江ってプロ初勝利なんじゃ?しかも山口君にセーブもついてるし、おー、もー、どーしちゃったの?

 そして、オリの木佐貫も移籍後初勝利。つーか、たぶん去年は巨人で一勝もしてないから、ほんと久々の勝利投手でしょう。パチパチパチパチ

 ちょっと、待て、私が不在で経過チェックできてないときに限って、全て私の思い通りって・・・・・つーことは、もしや?

 ヤクルトもまた勝ってました。
 なんなの、村中の8回2失点って。
 しかも、あの巨人打線相手に?
 つーか、私が生で見ると、いつもグダグダなあの村中が?

 そして、イムさんが今期初登板で初セーブあげてました。(地上波で放送されたのでしょうか・・・・・くすん)

 なんか、私がいないほうが、みんな頑張ってしまうような気がして、おばさんは寂しいぞ。

 そして、唯一、私の不在中に私の意に反したチームがあった。

 武田久がまた炎上して、武田勝の勝ちを消していたのである!

 えーと、昨日、うっかり間違いましたが、うちの福盛が開幕カードで勝ちを消したのは、岩隈ではなく、田中でした。
 マー君の勝ちを消して(実質的にやらかしたのは半袖だったが、福盛がちゃんと抑えていれば半袖は出てこなかったのだ)、その後、岩隈の勝ちも消したので、さっそく登録抹消されましたが、どうやらどっかに違和感のようで、まあ、ほんとに故障なのかどうかわからんが、ほんとにそうだとすると、武田久もかなりヤバいのかね?
 
3月27日(土)

 休みだったのだが、朝から電話の音で目が覚めて、とっても不愉快である。って、9時ちょっと過ぎだったんですけどね。
 でも、私は、今日が休みをいいことに深夜まで「新しい太陽の書」を読みふけっていたので、ぐっすり眠っていたのよ。
 やっと4巻目(既刊はこれで終了。5巻目は新訳の続編)を読み終えたのだが、つーか、大事に読もうと思ったのに、4巻目は怒涛の嵐が続くので、ついうっかり読みきってしまったが、でも、やっぱり「はあ?で?なにがなんだかわからーん!」な、わけで、数年前に一度読んだとはいえ、やっぱし、かなり忘れていて(一番覚えていたのは、アスキア人と病院で会うあたりっていうのが、物語好きの私らしい)、これはまた最初から読み直したほうが面白そうだ。

 さて、電話の話に戻ると、最近は毎日昼間の留守電にセールス電話が入っているので(年度末よねえ?)当然のことながら無視していたのだが、30分おきくらいに電話が鳴っていたので「うぜー」と思っていた。
 11時くらいにまた鳴ったので、また無視していたら、その次にかかってきた電話でやっとメッセージが入り、それが「もしもし?ミヤノちゃん?とってもお久しぶりですけど、Sです・・・・」と言うので、ガバっと受話器をとった。(何度も電話してもらって申し訳ないと思ったのだが、2度目らしかったのでよかった。でも、先に私の実家に電話かけたらしく、親に「土曜日でも出勤してることがあるから」と会社の電話番号を教わり、そっちにかけたら「ミヤノさんは今日はお休みです」と言われたので、また自宅にかけてくれたそうだ。あちゃー・・・・・)

 S嬢は、私が物心付く前から斜向かいの家に住んでいる幼馴染で、中学までは一緒の学校に通ったのである。
 最後に会ったのはいつだったっけ?20代の半ばくらい?あの会合とSちゃんの結婚式のどっちが後だったっけ?ってくらいの、今では年賀状だけの付き合いなのに、電話かかってくるなんでビックリした。しかも、午前中だし、これは訃報?と警戒したけど、S嬢の声の明るさからそれはないとわかったけど、用件聞くまでドキドキしてしまった。

 用件は、中学の時の部活(ソフトボール部)の先輩が声かけしてくれて、OG会開くらしく、よかったら来ないか、ということだった。
 私の代の人も何人か来るみたいだし、ほんと、ご無沙汰しているけど、急遽明日、八千代台の居酒屋での飲み会に参加することになった。八千代台駅で降りるのが、ほんと何年ぶりだか・・・・

 ほんとは昼間は有志がソフトボールやるらしいけど、20代前半のときには、大々的にOG大会が開催されたのだが、そんときも全然ダメで、それでもなんとか試合したのだが、翌日、2階の自室から下の階に降りるときに「あれ?なんで足が前に出ないの?」とびっくりするくらいの筋肉痛になってました。あんとき、まだ自宅にいたんだから、ほんと22、3歳だったんだろうに。

 そういや、前に川原を散歩していたときに、テニスボールが転がってきたので、フェンスの向こうに投げ返してやろうとしたら、全然フェンスを超えなくて、けっこうショックだったっけ・・・・・今だったら左投げに転向しても同じかも・・・・

 野球観戦していると、自分でもキャッチボールくらいやりたくなるんだけど、相手もいないし、どっかで壁投げでもしてみたいのだが、いい場所が無いんだよね。

●楽天が勝てません

 ははは、今日も負けたぜ!(ニコニコで観てました)
 岩隈さんは開幕戦に続き、モルに勝ち消されてます!(泣)

 まーねー、岩隈さんも、ブラウン(西武のね)にホームラン打たれて同点になり、すぐに味方のフィリップス(ブラウンといい、フィリップスといい、なんだか髭剃り系な名前が集中してますが)がソロホームラン打ったので、開幕してからずっと鳴かず飛ばずだったフィリップスにみんなで楽しく土下座していたのに、そのリードをモルが守れませんでした。

 しかーし、他所の結果観てみたら、なんとダルも守護神・久に勝ち消されてるではないか・・・・
 ダルもまだ勝ち星無いのか・・・・

 あと、阪神と横浜が最初の頃はまさかの投手戦だったのですが(上園と寺原なのに)、同点のまま延長に入ったら、なんと城島がサヨナラ・ホームランですと。

 「横浜が勝てません」はお約束だとしても、なんだか切ないものがある。実況板で、とある横浜ファンが「これで、もう、次の5割のチャンスはいつ来るのやら・・・・」とコメントしていたのが号泣モノである。

 今日はオリもやっと負けたけど、うちが全く打てなかった金子だったのに・・・・そういうもんなんですけどね。

 ああ、ロッテ×日ハムは引き分けで終了ですか。なんか途中でいろいろオモロいことあったようですが、それよりも最後の2回は木田がちゃんと抑えたようで、また評価が鰻登りらしい。

 さて、そろそろ地上波で巨人戦始まるかな?

 明日は外出することになったので、今日イムさん観られないと、しばらくテレビで観る機会は無いだろう。

 巨人戦終了。

 ヨシノリ君が素晴らしかった。
 おかーさん嬉しいです。今期こそ大活躍してほしいものである。バント下手過ぎたので、もう少し練習してね。交流戦で披露される、うちの投手のバント下手を思い出してしまった。

 そして、ガイエルが乱闘モードを演出したと思ったら、バックスタンドにホームラン!と思いきや、2塁打の判定で、点差離れていたので、「どーでもいーよ」と思ったけど、まさかの公式戦初の「ビデオ判定」でホームラン認定されていた。・・・・・さすが、ガイエルとしか言いようがない。

 そんで、最後はヘチョンが長野に初ヒット打たせるわ、坂本にホームラン打たせるわの大サービス。巨人の中継ぎで唯一の左の金刃も散々だったけど、ヤクルトの左中継ぎもどうしましょう?

 ブルペン映像で一瞬だけイムさん映りました・・・・・・
 ヘチョンが炎上していたのは「点差詰めて、イムさんにセーブつけましょうか?」という慎通訳の高度な演出なのかと思った私は、ですから別にヤクルト・ファンではありません。(でも、町で慎通訳とすれ違ったら思わず知り合いかと勘違いして挨拶してしまうかも)

 明日はマー君だが、相手は帆足だし、また微妙な感じ。
 なんか、ここまで来ると、開幕連敗続けてもらったほうがネタ的に面白いかも。そんで、なぜか長谷部が初勝利投手とか。まあ、でも、やっぱ、本音としは横浜よりは先に今期初勝利してほしいものである。

 ハムは明日は勝さんだったので、ぜひ勝ってほしい。あと木佐貫も頑張れ!

 さーて、明日は、すっかりオバサンになった旧友との再会が楽しみです。


3月26日(金)

●ハンコ地獄

 新会社が増えたおかげで、今は実質3社の印鑑をお預かりしているわけで、間違えないよう神経使います。
 今日も銀行が先日、融資の申し込みで捺印した書類を持ってきて「取引印を押していただいた書類がありましたが、あれも実印でした」と言うので、その銀行で新会社の口座も開いたので、新会社の実印を押そうとしてしまい、とっさに「あ、ちげーよ」と気がついた。

 そして、昨日もうちの社員が「この書類に印鑑ください」と来たので、思わず「どの会社の?」と睨んでしまい、可哀想なその社員はたいそうビビってました。すいません。

 今日も新会社関連の仕事を挟んで、ハンコを使い分けていたので、だんだん疲れてきて「あー、もー、めんどくせー!」と絶叫していたら、E嬢がミニ・シュークリームを「どうぞ!」と差し出してくれたので「すまんねえ、そうよねえ、イライラしたときは甘いもので血糖値上げるに限るわねえ」と私が大きな声で礼を言うと、みんな笑ってくれました。

 同僚女子達による、暖かい声援はホントに嬉しい。

 さて、帰宅して、日テレでやっている巨人×ヤクルト戦を鑑賞しましたが、やっぱ、巨人打線の前に石川が・・・・・・
 解説の江川が「でも、いい投球してるんですよ」と必死にフォローしてくれるのはいいけど、4−1じゃあ、イムさんは出てこないなあ、と思っていたら、松岡がお試し登板されていた。

 うわー、なんか太りました?
 つーか、やっぱ、マツケンはテレビで観ると、ものすごーく、おっさん臭い。

 去年もその姿を何度か地上波で鑑賞して「うふふ、アイドル認定」と思っていたら、意外と若かったことに気がついて、けっこうダメージがあったのだが、やっぱし、この人、テレビ中継だと、えらい老けて(20代後半らしいのだが、30代半ばにしか見えない)見えるよなあ、ということを確信した。

 貴重な地上波での野球中継ですが、明日も明後日もやるようですが、イムさん出る幕あるのでしょうか?

 どーせ、巨人相手だと、イヌ・チャンヨンになるのもわかってるのですが、でもテレビで観たいですけど、日テレ中継だからあからさまにヤクルトの継投投手のアップ映像なんて流さないのもわかってしまったので、もー、どーでもーのです。


3月25日(木)

 新会社の銀行口座が先週末くらいにやっと出来たので、溜まっていた公共料金などの口座振替依頼書の記入にやっと着手。

 そんなん、エビワカちゃんにお願いしてもいいのだが、いろいろややこしくてさ。

 まず、新会社は隣の市に事務所を構えたのだが、その物件を探しながら登記をしたので、登記はうちの会社の住所でやったのだ。
 まあ、新会社の住所が確定していたとしても、登記上はこっちにしただろうけど。
 こっちで経理事務や社会保険事務はやるので、こっちにしておいたほうが面倒が少ないのである。

 そして、新会社の登記がまだ先だったのに、賃貸契約を結ばないといけなかったので、契約者は親会社であるうちの会社でやったのだ。
 なので、公共料金も名義上の使用者は親会社だけど、支払いは新会社で、しかも、請求書というか口座引き落としの領収書は、新会社の登記住所である、こっちに送付ということになるので、「ええと、だから、ここにこっちの住所で、でも口座はあっちの口座で」と考えながら記入していた。書類ごとにフォーマット違うから、ほんと面倒だった。

 さらに、銀行と法人ネットバンキング契約を申込まないといけないし、あと、法人クレジットカードも・・・・・・、と、あれこれ書類を作成していたので「あー、もう面倒くせー!」と機嫌が悪くなっていたときに、新会社の社長がやってきて「今まで使っていた、タクシーチケットを新会社でも使いたいんだよね」と言うので、「え?あ・・・・・はい・・・・」と超不愛想に返事だけしたが、内心は「自分で手配しろおおおおおおおおおおおおおお!」と絶叫しておりました。

 新会社社長は、新会社の予算作成に来たらしく、午前中から質問の雨あられで「事務用品費ってどれくらいかかるの?」とか聞いてきたので、「いや、わかりません」と憮然と答えていたのである。

 うちの会社では、特殊なものは各部署で事務用品を発注することもあるが、ポストイットやセロテープみたいな一般的なものは、総務である程度備蓄してあるので、みんなそこから持ち出すから、正確な数字はわからんのですよ、とクドクドと説明した。

 「じゃあ、金額が大きいのはコピー用紙とかかなあ?」と仰るけど、その独立する部署は、こっちに残る部門もあるし、今まではその両方でコピー用紙の管理していたので、新会社がどのくらい用紙使うのかわからんし。

 さらには「水道光熱費ってどれくらいかかると思う?」って知らんわい。

 で、そんな事務用品費とか、水道光熱費って、やってみないとわからんし、それに、正直、大した金額じゃないだろう。つーか、そのあたりは今の段階で、予算立てても無意味っちゅうか、「なるよーにしかならない」という費目でしょう。

 それよりも、やっと新会社の口座ができて、資本金も移動させたので、今までこっちで立て替えていた経費精算をまとめて精算したら「げ、70万円?」

 新会社設立のご挨拶もあるので、みんな激しく客先を訪問して、遠方の客先には飛行機使ってご挨拶に行ってるわけで・・・・・って、待てよ、飛行機代は現金精算じゃないから(自分でネットで予約して、後で会社にまとめて請求が来るサービスを利用している)これは、電車代やタクシー代やお土産代だけなのだ・・・・・飛行機代も宿泊費もいくら使っているのか、さっぱり予想ができない。

 新商品を開発というか、そのサービスを扱うためには勉強しないといけないらしくて、そのサービスの学会に出席するために(サービスっていうか、ちょっとISO的な国際基準取得みたいな話で、そのコンサルやりたいらしい)韓国出張している人もいるし、イケイケなのはいいけど、ほんと湯水のようにお金使うから・・・・・

 今までもそうだったんだけど、うちの会社は親会社のおかげで安定的な利益があったから、そういうお遊びがあってもよかったんだけど、お遊び部門が独立すると、なんか凄いことになりそうな予感はあったが、実際に動いてみると、ちょっと怖くなってきた。

 で、うちの会社が新会社の経理事務をやるので、その料金は発生させないといけないのだが、当初は「こんくらいでいいだろう」と金額の話が出ていたのだが、私が「いや、どのくらい赤字出るかわからないし、でも無料じゃだめだけど、今期は最低限で様子観ましょう」と提案していたのだが、今日、ちょこっと、その新会社の社長が作成した事業計画書というか、予想決算を拝見したら「は?4千万円の黒字ですと?」

 よくわからんが、そういう数字になっているようだ。

 部長が休みだったので、その戸惑を共有できなかったけど、あそこの部署の社員たちって、いい加減だから、そういう数字が出る可能性はある。

 各自が「これはオレの仕事だ」という売上数字を出してきて、そんで費用対効果の概念が無いから、費用についてはよくわかってないので、原価は少なめに出てくるので、毎年、全社的な予算を作成するときに(予算ちゅーか、ただの予想なんだけど)、マスオさんが「こんなに売上無いはずだし、粗利がありすぎる」と溜息つきながらパズルを解読して、ダブってるところを修正して、なんとか現実的な数字を作るのである。

 もちろん、それは、ある程度フィードバックされるのだが、各担当者は「オレの今年の売上は1億円だぜ!」と思い込んでいるので、「その部署の予想売上は5億円で、仕入が4億5千万円です」って数字を観ても、よくわかってないと思う。

 さらには、その5千万円の粗利で、どのくらい人件費かかってるかなんて知る由もない。

 そういう人たちが作った「オレはこんだけ頑張ります!」な数字を真に受けて集計した結果が「4千万円の利益」なんだと思うが、それ、たぶん、膨大になにかが抜け落ちていると思います。

 うちの基幹業務は主に親会社向けの業務だが、それを外向けにやる仕事も最近は多くなっているのだが、あれって、システム設定から、処理するバイトさんの人件費から、原価が販管費に含まれる部分が多いので、原価が厳密に計算されていないのだ。

 まあ、でも風の噂で、その原価計算を命じられた人が「原価90円くらいで、それを100円で売ってる」と言っていたそうだ。
 それが10万件売れたとしても、粗利は100万円である。
 まあ、親会社向けの仕事の合間に実験的にやってるだけなので、わかっている人は「これで食ってこうとしたら無理だな」ってわかってるんだけどね。

 まあ、いいんだけどね、どうせ新会社といえども、うち的には「一部門が別会計になっただけ」だし、でも税務署にはそれでは通用しないのがわかっているから、私と部長がちょっと疲れてるだけです。

 つーか、私は「そういうもんだ」と割りきっているけど、部長は「あそこの部署の不採算ぶりがはっきりするのはいいとしても、赤字が込んだらどうするんだ!」と言っていたので「そしたらうちからまた資金投入するんでしょ?」と私が本当のこと言ったら、黙っちゃった。

 いや、風の噂で、叔父会社が起こした新会社は、やっぱり当初は赤字の連続で、だんだん資本金が膨らんでいって「え?あんな事業(社員数名で1ルーム事務所)でそんな立派な資本金?」と思ったのだが、貸付にすると利息が発生するので、ひたすら資本金を増やしているらしい。

 部長が「それでいいの?」と私に聞かれても、私だってよくわからんよ。

 さて、愚痴は書き殴ったので、少し気持ちが落ち着いたかな?

 じゃあ、スーーハーーーと深呼吸してから、夜の朝礼(?)をしてみましょう。

 大人のままごと遊びの結果をお役所書類にまとめて提出するのが私の仕事なんです!

 ついでに自分探しでもしてみようか?

 本当の私は「新しい太陽の書」の4巻目に突入して、そろそろ読み終わるのが悲しくなってきているし(卒業式前な心境)、そもそも本当の私は会社ではなく、野球場にいるはずです。

 まあね、脳天気でイケイケな新会社社長が一場だと思えば、腹も立たんか・・・・つーか、一場があの人くらいの強いメンタル持っていれば今頃・・・・・

 ということは、ああいう性格の人がスター投手になれるのかもな・・・・

 ほんと、ああなのかもしれないな・・・・・

 そして、引退してから事業に失敗したりするもんな(笑)
 桑田とか・・・・・

 って、ヤバい・・・・・・・全然笑えません(笑)!
3月24日(水)

 昨日は久々に上司と飲んだ。

 そして、横浜ファンである上司に「楽天、三連敗じゃん」と言われ「ええ、ええ、横浜ファンの気持ちが少しわかりましたよ!」と笑顔で答えた。

 しっかし、横浜も三浦を開幕投手にしないとかいう情報だし、先発転向させようとしていた山口君をまた後ろに配置換えしたらしいし、山口君に関して言えば、先発で散々だったオープン戦を生で観たので「そう簡単には先発に転向できんよな、やっぱ。こりゃ、本気でやるなら、しばらくファームで調整しないといけないだろう」と思ったけど、そんな余裕もないので、「先発でダメだったら、やっぱし抑えに戻すか」ということになるようで、横浜ファンの上司に「尾花監督に、山口君を潰さないで、と訴えたいです!」と愚痴る私であった。

 そんなこんなで話が盛り上がり、同僚K嬢が遅れて参加してきたら、上司もK嬢もライトノベル好きなので、今度はその話で盛り上がり(読書に興味のないTK部長が話題から取り残されていた)、相当飲みすぎだったところに「じゃあ、最後にお銚子一本だけ頼もう」ということになったのだが、謎の「もう一本勝手に追加されたが、これは勘定に入っているのだろうか?」ということになり、でも、みんな酔っ払っていたから「いいや、飲んじゃえ」と無理やり飲んだら、ほんと限度を超えていたらしく、私は帰りの電車で傘を途中で無くした。

 うーん、安物の折りたたみ傘で、あんまし気に入ってなかったのだが、遺失物係に問い合わせて救出したほうがいいのか、それとも見捨てて新しいのを買うべきか思案中。

 さて、昨日は終電一本前くらいで帰宅して、ベロンベロンだったので、今朝はしっかり二日酔いだった。

 しかーし、また、いろいろとイレギュラーな仕事が入り、ルーティン仕事が全然捗らない。
 勘弁してくれって、感じでした。

 そして、また新会社のことで、部長と大激論になってしまった。
 なんだか、毎日、毎日、同じことを話しているような気がする。
 ベテランのCさんも、その件にはけっこう関わるので、私と部長が大声でギャースカ言い合ってるのを背に受けながらも、しっかり拝聴してくれてる様子が頼もしい。
 周囲のみんなも「この件、どうするんだろう?」と不安に思ってるので、私はわざとみんなに聞こえるような声で「だ・か・らーーーー、そのことはいつも言ってますけど、私はいかようにも伝票操作できますけど、じゃあ、この件はどっちの会社の売上にするのかって決めてもらわないと処理できないんです!」などと怒鳴り散らしているのである。

 しかも、私が「これは、私がテキトーにこうやっちゃいますから」と軽く承認を求めたことに対して、ネチネチと「いや、それはそうじゃないだろう」と食い下がってくるので、「じゃあ、どうすればいいんですか?」と言うと「どうしたら、いいと思う?」と言われても・・・・・

 いや、部長にアタってもしょうがないことなんですが、部長はちゃんと話を通すべき人に直接言わずに、「私にそれを言われても・・・・」な人にネチネチ言う癖があり、たぶん、それで練習しているのだと思うけど、それを5回くらい繰り返してから(月曜日から金曜日まで毎日っていう意味)やっと、こっちが「だから、それはあっちの部長に直接確認してください!」と50回くらい言った後に、「じゃあ、そうしよう」と翌週やっと確認してくれて「あの件、それでいいってさ」って、だから、最初から向こうはそう言ってるので、こうします、って言ってるじゃん?

 まあ、その癖はわかっているから、こうして毎日毎日、同じことで揉めているのだが、今日は二日酔いだったので、さすがに疲れてきて、部長が席を外したときに「はあ、あたし、なんか疲れた・・・・」と弱音を吐くとエビワカちゃんが「ミヤノさんにしては珍しいじゃないですか(笑)」と労ってくれたので、「いや、だって、毎日同じことで議論していて、無限ループの世界なんだもん」と指先で無限ループをくるくると描いていると、Cさんもこっち向いて「ミヤノさんも大変よねえ?」な笑顔だったので、周囲の皆様がそうやって暖かく応援してくだされば私も救われます。

 大事なのは、私が別にTK部長と喧嘩しているわけではないのが周囲に伝わってるかってことです。
 K嬢も部長のやり方には、不思議なものを感じるらしいので、部長のプロファイリングを専門とする私としては「ああ、さっきのわかりにくい説明はね、本人もよくわかってないからなの」とできるだけ丁寧に説明している。

 あと、部長は物分りの悪い人にありがちな「細かいところばっかり気にして、大枠を全く理解しない」という性格で、例えば、その新会社はうちに経理事務などを委託することになるのだが「その契約書できた?」と言うのだが「でも、まだ金額も決まってないですし・・・・」と何度も言っていたのだが、新会社設立の初期費用と今んとこ決まっている固定費をまとめてくれと言われたので、私が今んとこ話に登っている金額で経理事務委託費を入れておいたら「え?この金額になったの?」って、いえ、まだです。

 「でも、契約書は作らないといけないよなあ?」と仰るので、それは、昨年の税務調査がいい意味で心の傷になっているので、それはいい意味でその通りなのですが「でも、金額を決め手いただかないと・・・・・」と私が言うと、「それより、支払いサイトはどうする?末締めで翌月末にするのか?」とおっさるので「いや、それはどうでもいいと思うのですが?」

 そういうこと言う思考回路はわかっているのだ。
 別会社は、いわゆる外販部門を持って独立したので、真っ先に問題にされたのが資金繰りだったのである。
 うちの会社は親会社が最大のお得意様なので、それ以外の細かい外販先の支払いサイトが多少遅かったり、なかなか入金されなくても、別に困らなかったので、他の会社が支払予定日を1日でも過ぎると「ご入金がまだですが?」と確認してくる気持ちを誰も理解していなかったが、外販を別会社にすると、そういう世間知らずなお嬢様体質が浮き彫りになるね、と私は期待していたのである。

 で、部長もそのことには激しく反応していたので、業務委託契約で気にするトップ項目が「支払サイト」になってしまったらしい。

 それは間違ってるわけでもないが、親子や夫婦の間で「お小遣い支給日」の契約交わしても、そんなの、ただのママゴトでしょ?
 旦那や息子が「今月、ピンチなんだけど、次のお小遣い、早めにもらえる?」って言ってきたら、どうするかって、話なだけである。それよりも、小遣いの月額を先に決めてよ、って話を私はしているのだ。

 と、私がまくしたてても、部長はポカーンとしているので、「ですから、ぶっちゃけ言いますと、税務署は関連会社との業務委託契約の金額や内容が妥当かっていうのは気にしますが、支払いサイトについては、普通にやってれば気にしませんって!」

 部長の心に深い傷を残した「税務署」を「なまはげ」のように利用する私であった。

 この間も「じゃあ、この仕事はうちで請けちゃったから、うちで仕入も売上も発生したけど、これは丸々新会社の仕事にしちゃいましょう」というか、部長がそうしろって言うから「できますよ」と安請け合いしたんだけど、他の仕事だって、そう指示していただけるのなら、いかようにもやりますよ?と私が言うと「でも、そういうのっていいの?」

 私はフーっと深呼吸してからこう言った。「ホント言えば、よくないです。でも、新会社設立の混乱の最中ですし、これが節税を狙った、利益配分ではないのは確かだし・・・・・・えー、ともかくですね、また税務調査が入って、この取引に関してとやかく言われたとしたら、私は、きちんと説明して、税務署を納得させる自信があります!」

 そう胸を張る私に、部長は小声で「・・・・・わかりました。おまかせします」

 いや、私だって、それが税務署に絶対に通用するという自信はない。
 でも、過去の税務調査で、私がちゃんと全部を把握していて、私が納得してやっていた取引に関しては、税務署も納得してくれたのか、それ以上、追求してこなかった。

 だって、私はなんも疚しいことしてないもん。

 親会社とのお金のやりとりで、けっこう大きい金額の件があって、「この業務の契約書はありますか?」と聞かれても、契約書は無かった。
 それであれこれ言われたが、「契約書が無いのは知りませんでした。でも、10年前にこの業務の金額計算の仕事を引き継いで、ずっとそのままやってましたが、それの何がアカンのですか?」と開き直った。
 「では、この金額が決まったいきさつは?」って知らんわそんなもん。

 そん時の担当者同士の話し合いで口約束で決まったことが、そのまま引き継がれてるだけだろう。
 子が親に払っていた「生活費」みたいなもんで、子が就職した当時に「じゃあ、とりあえず3万円で」っていうのが、子が結婚して世帯持ってってもそのままずっと継続していただけだ。
 それを税務署に「なぜ、その金額なんですか?独立しても、なぜ同じ金額なんですか?」って聞かれても「誰もなんも考えてなかったので、ずっと継続してました」としか言いようがない。

 さらには「では、この処理の責任者は誰なんですか?」って言われても、毅然と「私です」と答えた。
 税務署はそれ以上、突っ込んできませんでした。

 さて、昨日は寝不足だったから、今日は早寝しようっと。

3月22日(月)

 あはは。
 この前、「スイーツ(笑)」を元ネタにした「スイープ(笑)」で大笑していたのだが、(あれって、最後に死ぬのは主人公のヌマじゃなくて、なぜかキシなんだけど、それは元ネタが「アタシは死んだ。スイーツ(笑)」なので、韻を踏んで「キシは死んだ。スイープ(笑)」ということなんだろうけど、でも、だったら「ホアシは死んだ。スイープ(笑)」の方が収まりがいいような気もするが、でも中継ぎ炎上で勝ちを消されてしまうのはキシたんのほうが有名だからいいのか。・・・・・とか、どうでもいいことを書いて誤魔化してます)、我が楽天イーグルスは、開幕で見事スイープ(笑)されちゃいました。

 初戦は1失点完投したクマを見殺しにして、第二戦はマーが悪いなりにも踏ん張ったが袖達が期待以上のことをしでかし(モル被弾、半袖暴投が揃い踏みするなんて、まるで横綱対決のようでした)、今日はレイたんが、立ち上がりは悪かったけど、オリの山本も似たような立ち上がりだったので「乱打戦になっちゃうかしら」と思いきや、それほどでもなくて、1戦目、2戦目と同じく拮抗する試合展開だったようだが、(今日は他がバカ試合デーだったので)、結局、あれですね、カブレラとラロッカが揃って好調だと、どーしよーもないっすね。

 うちの打線がイマイチ勢いが出ないということもあるだろうけど・・・・・

 ところで、ハムさんは先発した、えーと名前忘れたが、今年加入した外国人投手が、あ、そうそうケッペルさんね、1回でマウンドを降りてしまったようで、私はスコア速報を眺めていただけだったので(会社で仕事中に・・・・・だって、今日はただの留守番で、フロアに一人で退屈だったんだもん)何が起こったのかわからなかったが、ともかく木田が緊急登板してロングリリーフを勤めて好投したようだ。

 木田は年俸の5分の1くらいのお仕事をホーム開幕シリーズでやったようです。
 いや、5分の1どころじゃないか。
 エース級投手の年俸を考えると、1試合先発で投げると、それが1千万円近い価値として計算できるし、さらに勝ち星で計算すると、1千万円超えてしまう人もけっこういるのだが、今日の木田の緊急登板で5回無失点で勝利投手というのは、相手の投手が大炎上して大量得点に援護されたことを差し引いても、300万円くらいの価値はあるので、木田の年俸3分の1は今日で元がとれたと思います。

 うーん、ハムはいい買い物したよなあ。
 年俸1千万円で、似顔絵も描いてくれるしなあ(笑)。サンスポの北海道版には連載コラムまでやっていたらしい。

 さて、野球の話はこれくらいにして、昨日はまたM嬢と会った。

 M嬢のパソコンが死んでしまったので、うちの会社で粗大ごみ扱いされてる古い(5年モノくらい?)ノートパソコンを差し上げたのである。
 その話もね。友人M嬢の「なにもかも上手くいかない今のM嬢」を象徴するような展開になっていて、彼女は私を上回る貧乏性ですから、「こんなパソコン、もう壊れてるから買い替えなよ」という惨状のを使用しているのを見たのが2年前だったけど、その後もあれこれ手当しながら使っていたらしいのだが、今年の正月にメール送っても返信がなかったので「とうとう、あのパソコンがお亡くなりになったのかな?」と思っていたら案の定で、しかも、私にしてみれば「あのパソコンは、もはやそういう状態じゃないだろう」と思うのだが、本人は「ウィルスかもしれないので、メール返信自重した」とのことで、まあ、いいんだけど、もうハードがダメな領域だと思うんだけどねえ?

 で、私が「これはチャンス」とばかりに、「そろそろ春だし、新しいパソコン買うために働いてみたら?」と言ってみたのだが、それから数日後「私もそういうお告げなのかと思っていたんだけど、なんか、いろいろイジってみたら治った(笑)」と言ってきたので、ほんと、働く気は無いんだなあ、と悲しい気持ちになったので、うちの会社に古いノートがあることは黙っていたのだった。

 ところが、それからさらに数日後、今度は液晶画面が真っ暗になるという、完全に配線というか機械的な問題で壊れたらしく、本人は「修理すれば治るのかもしれないけど、修理代が高くつきそうだし・・・・」とかなりガッカリしていたので、「じゃあ、スペックは期待できないが、メールやネット閲覧ならできるらしい、うちの会社の粗大ごみを代替機として貰っておいてあげる」と、ついうっかり言ってしまったのである。

 M嬢は躾のなってない親子に厳しが、私も甘いよなあ。
 ちゃんと突き放しておけばよかった・・・・・

 ところが、神様はいるみたいで、その古いノートパソコンは倉庫に転がっているらしいのだが、外に出すためには、いろいろ設定をしなければいけないようで、部長に「例のあのゴミください」と言ったら「ああ、いいよ、Hに頼めばやってくれるから」とすぐに上司の承認を得たのだが、そしたら、その日からなんと、H氏は大きな案件でずっと現場立会になってしまい、直行直帰の日々で、会社に来なくなってしまったのだ。

 ほんと、運が悪い。先週まではずっと会社にいたのに・・・・・

 で、いつパソコンが渡せるか、全くわからなかったので、M嬢にも「もし、中古でいいのがあったら買っちゃえば?」と言ったのだが、いったん「タダで貰えるマシンがある」と知ってしまうと、ドケチなM嬢が金使うはずもなく、先週、横浜でオープン戦観に行ったときにも「4月になっちゃうかもしれないし、その先もいつになるか保証できない」と言ったら「うーん、でも、ここまで待ったんだから、もう少し待ってもいいのかなあ?」

 でもさすがに「そろそろ開幕なのに、パソコンないとねえ?マー君が関東でいつ登板しそうかもわからないし」と言っていた。

 なーんかね、友人Mが日本のデフレの具象化みたいに思えてきてね。

 そして、やっと先週、H氏と顔合わせたので「あのー、お忙しところほんと申し訳ないのですが、私の個人的なお願いを覚えてますか?」と言ったら、「あ?ああ、そーでした、そーでしたね・・・・・・って、いつできるかなあ?」と遠い目になっていたので、こりゃしばらく無理そうだと思っていたのだが、彼も激忙し時期は少し抜けたようで、少しゆとりがあったらしく、他の人に指示してくれて、その人がたまたま暇だったので、土曜日にやっと受け取ることができました。

 それで、土曜日の風がビュービュー言う中、M嬢に電話したら、大変喜んでいて、久々にネガティブなこと言わなかった。まあ、横浜戦のときに毒は吐ききったのかもしれないが(笑)

 そんで、昨日の夕方に三茶で待ち合わせして、ノートを受渡したのであるが、M嬢が「どっかで、ご飯食べてく?」と言うので「いーよ?」

 そしてまた、恒例の「さて、どの店にする?」
 なんか儀式めいてきました。
 M嬢は、「あそこの、いつも行く居酒屋さんでもいいんだけど、でも、店員が入り口の脇に立っててさ・・・・あれじゃ、入りづらいよ」と言うので「そうなんだ」

 「ミヤノはなんか食べたいものある?」と言うので、エリカ様じゃないけど「別に・・・・つーか、もし食事しないのなら、そこのコンビニでおでん買って帰るつもりだった」と、言ったら、M嬢は必死に考えながら「じゃあ、そこの居酒屋と、あそこの鳥の店と、韓国料理と、沖縄料理だったら、どこがいい?」

 彼女の癖なんだが、4つくらい候補をあげてから考えないといけないらしい。
 しかも、毎回、私にその選択をさせようとするのも、いいかげん学んでくれないの?

 と、思いつつ、「私に選ばせると、一番近い、そこの居酒屋になるよ?」と言ったら、「でも、あそこ、なんか入りづらい雰囲気なんだよね・・・・」

 ああ、ほんと面倒くさいなあ。
 自分では決められないので私に意見を仰ぐのだが、私が意見というか、テキトーに「あの店でいいじゃん?」っていうと「あそこの店はゴミの出し方が悪い」とか「あそこの店は椅子が硬い」とか「あそこの店は看板を道路に出しているが、その出し方がなってなくて通行の妨げになってる」とか、私にはどーでもいーことで、難癖をつけるし、さらに清貧な彼女にとっては店選びのポイントとして「お通し代がいくらか?」も大きいようで、そういうことまでこだわっているとすると、もう私はお手上げなので、ここ最近は、自分からはほとんど提案しないようになってしまった。

 でも、やっとパソコンを手にいれてご機嫌だったようで、やっぱしネガることなく楽しく喋れたのでよかった。

 それに、ネガった話だったけど「幼少児のトラウマ」が聞けたので。

 友人がまだ5歳くらいの雛祭りの時期に、近所の夫婦が「うちには雛人形が無いのでうちの子が可哀想だから、お宅で雛人形を見させてくれ」と言って、そんちの子を預けたらしい。

 ところが、その子は今まで一緒に遊んだこともないし、その後も会うことがなかったので、友人としても「あの子はいったい、どこの子だったのだろう?」と今だにわからないのだそうだ。

 それにしても、いくら田舎だとはいえ、知らない子を預かるというか、預けるほうも変だと思うけど、その地域ではそういうもんなの?と私が聞くと「いや、うちのあたりでだって、ありえないと思うけど、今だからわかるけど、たぶん、孫の世話を押し付けられた夫婦が、うちの祖母や母親が人が良さそうなのを読んで、押し付けたんだろう」

 それで、渋々引き受けてしまって、祖母や母から「この子と遊んであげなさい」と言われた幼きM嬢は、なんとなく納得がいかないけど、しょーがないと思って、おままごとでもしようとしたのだが、そしたらその子が「おひなさまで遊ぶ!」と言い出したので「それは、ダメ!」

 私も記憶があるが、よく、雛人形の備品(ぼんぼりや菱餅や五人囃子の楽器など)で遊んだりしたけど、たしかにM嬢が言うように「それを許すのは、そういう信頼関係のある親しいお友達だけでしょ?」

 幼稚園児といえども、大事なモノは見知らぬガキに触られたくないのだ。

 ところが、その、今で言うところの育児放棄されてたガキは、M嬢が「おひな様はダメ」という態度に逆ギレしたらしく、その横に置いてあった、市松人形に八つ当たりしたらしい。

 その市松人形も、雛祭りの時期にしか飾らないようで、幼いM嬢は、その人形が大好きで、ほんとに大事にしていたらしいのに、その、どこの子だかもわからないガキが、市松人形を壊したらしい。

私 「え?そりゃ、人形は繊細な作りなのかもしれないけど、破壊って?腕がもげた程度じゃないの?」
M 「いや、もう、修復不能なほど、バラバラにされた・・・・・・」

 それ、どんな破壊力やねん?
 と思うけど、ともかく、目の前で大事な人形を破壊されて、幼きM嬢は泣き叫び、親がかけつけて、その子は連れていかれたらしい。

 子供の頃、乱暴な遊びが得意だった私ですら、そんな光景は観たことがない。
 私が子供の頃も、近所のアパートで一人暮らしする老人のところに、孫が居候していて、うちの親がその老人と立ち話していたら「うちの孫、性格がキツいんで友達できないし、そういう事情(娘に他に男ができて、とかだったと思う)で預かっているので、本人もわかってるみたいだし、でも、よかったらお宅のお子さんたちと一緒に遊んでいただければ」という話になったようで、そういう、自分の母親が世話好きなところに好印象を持っていた小学校低学年の私は、その子のうちに遊びに行ってみた。

 ところが、こっちだって子供だし、うちの母親から「お父さんいないし、お母さんとも一緒に暮らせなくて、おばーちゃんちに預けられてるから、ちょっと可哀想なんで・・・」と説明されていたけど、私の想像以上に手ごわかった。

 今から考えれば、その子は他の子供とちゃんと遊んだ経験が少なかったのだろうけど、母親はそれなりにいいオモチャを買い与えていたようだが、私が「じゃあ、これで遊ぼうか」と提案すると「それは私のモノだ、触るな」みたいなこと言うので、「それじゃあ、一緒に遊べないじゃん?」と言うと、「じゃあ、あなたが私の言うことなんでも聞いてくれれば、触ってもいい」って、おかーさん!話が違います!

 こっちが「遊んであげる」な気持ちで来ているのに、向こうは「遊んであげてもいいけど、私の言うこと聞け」な態度だったので、あっという間にケンカになって、私は「やってられんわ!」とすぐに帰ってしまった。

 ですから、今から考えれば、あの子は親の愛情に飢えていて、ああして、人を試すことしかできなかったのだと思いますが、子供だった私にそれをどうしろと言うのでしょう?
 うちの母も別に無理強いしなかったし「あの子ヤダ。なんかワガママなんだもん」と私が言うのをちょっと悲しそうな顔で聞いてくれただけだったように思うが、けっこう後になって、あの子どうしたかね?って話になって、確か、お母さんが再婚したので、引き取られていったんだけど、うちの母も「かなり、性格がキツかったから、あれで新しいお父さんとうまく言ったかしら?」と言っていたっけ。

 でも、あの子だって、ヒステリックなところはあったけど、人のモノを破壊したりはしなかった。

 で、M嬢の話の続きだが、大事な人形を破壊されて、幼きM嬢はショック状態でずっと泣いていて、夕飯の時間になってもまだ泣いていて夕飯を食べずにいたら、親が「いつまで泣いてるの!」と叱ったらしい。

 M嬢は自分でも時々漏らすが、相当頑固な子供だったらしく、普通の子だったら1時間くらいで泣きつかれて、昼寝してケロリと忘れるところを5時間くらいずっと泣いていたらしいので、親もキレちゃったんだろうね。

 でも、たしかにM嬢には責任が無いのだが、5歳児のM嬢は「なんで自分がしかられないといけないわけ?こんな家にいたくない」と思い、そこで人生で初めて家出したらしい。すぐに捕獲されたらしいけど。

 まあ、M嬢の強情さも「三つ子の魂・・・・」で、ある意味微笑ましい話ではあるが、それにしても、その、通りすがりの市松人形破壊した子供ってなんだったわけ?と、さすがの私も「それは酷い。信じられない。よくわかんない」を連発したら、M嬢が「だから・・・・・私・・・・今でも、ちょっと凶暴な感じの子供に、ひどく反応しちゃうんだと思う・・・・」

 そういう自己開示していただけると、こっちも対応しやすいので。
 極端な例だが、性犯罪の被害にあった過去を持つ友人が、合コンで隣に男子が座っただけで挙動不審になっていたら、さりげなく席替わってあげたりできますし、決して「えー、考えすぎだよー」なんて言いませんよ。

 M嬢の話は、子供の話ばかりなので、なかなか対応が難しいのでありますが。

 例えば、先日も、M嬢は「最近の子供は甲高い声を出す」と言うので「それ、逆らしいよ。外で遊ばないから大声出さないので高音が出にくいんだって」と言う話になり、私が「確かに私が子供のころは、近所で鬼ごっことか缶蹴りやってて、遠方によく叫んでたっけ」と言うと、また定番の「うちの近所では、外で遊ぶ時にも大声出すことはなかった」と反論された。

 そしたら「ああ、でも行儀悪い、しょーもないのはいた」と言うので「いるじゃん・・・・ 」と思ったのだが、その行儀悪い子は、M嬢んちの塀によじ登って遊ぶので、危ないからM嬢の祖母が注意したのだが、全然聞かなくて、しかも調子に乗りすぎて、とうとう塀から転落して怪我をしたらしいのだが、その子の親が「お宅の塀で怪我をした!」と乗り込んできたらしい・・・・・

 すごい・・・・
 すでに30年前から、モンスターペアレンツの被害に遭ってたんですね。

 でも、不思議なのはその世界観というか、「周辺にしょーもないのはいっぱいいたけど、自分の近辺ではいなかった」って、どういう意味なんでしょう?

 たしかに、M嬢は「私はちゃんとやれるのに、なんでみんなちゃんとできないの?」みたいなことよく言うけど・・・・

 ケータイ電話の車内マナーが問題になったころ(あのころ、ケータイは若者文化という位置づけだったので)、私はケータイがペースメーカーにどの程度影響与えるのかさっぱりわかないまま、ペースメーカーが広告塔になっていることに疑問を感じたのだが、M嬢は「でも、不安に思っている人を尊重すべきだ」という意見で、まあ、普通の人には全く気にならないようなことでも、不快感を覚えて苦しんでいるM嬢らしい意見ではあるが、私は「でも、実際問題として、電車乗るたびにケータイの電源切るなんて、普通無理っしょ?」と言ったら、「いや、私はちゃんとやっている」って言われても・・・・

 ゴミの分別にしったって、子供の頃からそういう環境にいれば自然とできるけど、分別なんてしたことない人に「私はちゃんとできるから」って言っても無意味だと思うので、できない人目線で、なんで出来ないのか、どうすば簡単にできるようになるかって考えないといけないと思うのですが・・・・・

 この間もね、会社のとあるシステムの利用方法のことで、ちょっとややこしい部分があって、私は「たぶん、みんな、ここで戸惑と思うんですよね?」と意見したら、「いや、オレはちゃんとできるよ?」とその部署のリーダー役が言うので「いや、あなたは大丈夫かもしれませんが、それが出来ない人もいると思いますから、その対処方法について相談しているのですが?」と言うことを言ったのだが「いや、オレはちゃんとできるんだから、みんなだってできるだろう」の一点張りで、話が全然進まなかった。

 しかも、最高のオチとしては「オレはちゃんとできるよ?」なリーダーが真っ先に間違えたのである。
 さぞかし、かっこ悪い気持ちで一杯かと思いきや、「あのシステムわかりにくいから間違っちゃった。なんかもっと工夫したほうがいいじゃない?」と堂々と言うので、あのくらい図太いと人生ラクだろうな、と思った。
3月21日(日)

 楽天2連敗中ですが、それよりも、今日はハムの武田勝の勝ちが消されたことのほうが残念。(その後の攝津劇場が凄かった)でも、シュンスケちゃんが勝ったから、ま、いっか。

 私はどーせ、今年から有料化されるヤフー動画が観られないので(マック対応してないんだもん)試合観られないのはいつものことですが、スコアだけであれこれ想像して楽しんでるのさ。(あと、なんJ実況頼みというのも悲しいものがあるけど)

●怪談

 この間、親会社にお手伝いに行ったとき、お客様にお茶出しした後の食器洗いをしていた。
 親会社のその担当の女性は「そこに置いておいていいよ、(応接室から片付けてくれただけでも)ありがとう」と言っていたのだが、彼女も忙しそうだったし、私は食器洗いは好きな仕事なので、時間が余ったからやっていたのだ。

 そしたら、給湯室に親会社のO嬢(あそこにピアスはしていないと思う。確認したわけでもないが)がコーヒー汲みに来た。
 親会社は人手はあるのだが、そのO嬢みたいな不思議ちゃん社員を多く抱えているので、普通にOL仕事できる人材が少ないので、今回だって手伝っているのである。

 つーか、私はO嬢の不思議ちゃん伝説をよく小耳にするが、本人と面と向かって話したことはほとんどない。ただ、互いに古株なので顔合わせると挨拶する程度である。O嬢は自分の気に入らない人には挨拶しないらしいと、某役員氏から聞いていたので、私は嫌われてはいないようだ。ちなみに、その話をしてくれた役員氏は、なにかO嬢の気に入らないことをしたらしく、挨拶してもらえないらしい。

 そんなエピソードでもわかるように、O嬢はまるで小学生みたいな振る舞いをするのである。
 計算なのか、天然なのか、私には知るよしもない。

 ただ、彼女の仕事は外部向けの広報パンフ作成がメインなので、ある程度の経験と能力が無いとできない仕事なので、ほんとの天然ではないとは思う。
 それに、人見知りの私は、それを隠すためにわざと「ぶっきらぼうキャラ」を演じたりするので、O嬢の子供っぽさも、そういうのの一種だと勝手に理解しているつもりになっていた。

 しかし、私が食器洗いしているときに、O嬢が話しかけてきたのだが、ですから、今まで雑談なんてしたことなかったし、O嬢的には、なんで私がそこで食器洗いしているのか、状況がよくわかってなかったはずなので、普通は「今日はどうしたんですか?」という無難な雑談になると思うのだが・・・・・

O嬢「あのね、こっちの建物って、幽霊が出るんだよ?」


 はあ?
 としか、言いようがないが、不思議ちゃんに負けてなるものかと、私も真顔で、こう返した。
 つーか、幼児が非現実的な妄想の世界を語ったときには、そう相手するように。

私 「へー、そうなんだ、で、どんな幽霊が出るの?」

 今思えば、O嬢はちょっと不思議そうな表情をしたのかもしれない。
 自分のテリトリーに知ってはいるけど、そこにいるはずのない人が食器洗いをしていたので、彼女なりに動揺したので、ちょっとカマしてみて、テリトリーを守ろうとしたのかね?
 そう考えると、かわいいっちゃ、かわいいのであるが、ここは保育園ではなく職場なのである。

O 「・・・・・・どんなって、ええと、この間も後ろを覗きこまれたんだけど、気配としては、あれは絶対に女性だった」
私 「へえ?そうなんだ?その幽霊って、なんかするの?」
O 「・・・・・・今んとこは何もしないけど、そのうち何かするかもしれない。でも、見られてて、なんかヤだし、この部屋に居座ってほしくないから、どの部屋もドア開けて開放してくれれば、どっか他所に行ってくれると思うんだけどね。(笑)」
私 「煙逃がすのと違うでしょうが(笑)」

 と私が言うと、O嬢はニヤリとしてから、給湯室から出ていった。

 幽霊よりも生きてる人間のほうが怖いってよく言うけど、ホントだな(笑)

 で、実際問題として、今度の人事異動で、前まではうちに出向になっていた親会社社員2名が本社に戻ることになり、そこはO嬢のいる部署なのだが、O嬢が猫みたいにテリトリーを守ろうとしたらしく(先輩猫が、後輩猫をケチらそうと部屋にオシッコ撒き散らしたりするらしい)異動予定の人たちは、なぜかうちの会社のほうに机を構えたままです。

 そして、そこのリーダーになる人の白髪が増えました。

 あの程度の威嚇に負けちゃダメだろうと思いますけど、たしかに、O嬢と毎日席並べてたら、相当つかれると思うので、どっちもどっちというか。

 「幽霊がいるんだよ」の短い会話で、O嬢が私を認めてくれたのかどうかは、全然わからないけど(認めていただいたも困るのだが)、前からの態度でも「この先生はほんとに怖いから、大人しくしておこ」な雰囲気はあったので、まあ、たぶん、次にすれ違っても、挨拶くらいは普通に交わしてくれるであろう。

 つーか、こんなんで大丈夫なのかよ、うちの会社。

 そして、楽天は明日こそ勝ってね。(オリ快進撃はそれなりに嬉しいのだが。西武からトレードされた赤田が妙に活躍してるし)


3月19日(金)

●開幕ベルは華やかにアゲイン

 去年もけっこう華やかでしたが、今年もかなりイケてます。
 パ・リーグ開幕戦 先発予告

 公 ダルビッシュ ×  鷹 杉内
 猫 涌井     ×  鴎 成瀬
 檻 金子     ×  鷲 岩隈

 去年のロッテの開幕投手は地味様(清水)で、WBCの直後だったし、なんかとっても浮いていたけど、今年はニャーだから、知名度とルックス的にはまあまあか。
 つーか、コバヒロは抑えにまわるらしいし、(なんか故障で開幕出遅れという情報も見たような気もするが)、地味様は横浜に放出しちゃったし、ロッテの先発ローテってどうなってるんだろう?

 そういえば、先日友人Mが「マリスタは、とうとう相手投手がボール投げただけで(判定がボールという意味)ブーイングするようになったという噂がある」と言っていて「えー、それはますますマリスタに行きたくなくなるねえ」と嘆いたけど、そーいや、パソコン環境も無いし、どこから得た情報だったのだろう?図書館で読む、スポーツ新聞?

 さて、ここんとこ、野球話と、友人の愚痴と、仕事の愚痴で彩られております私の人生ですが、今日も仕事でぐったりだった。

 久々に「プール帰りの子供みたいな眠気」と戦っていた。
 親会社のイベントのお手伝いに駆り出されまして、たいした仕事ではないと思っていたのですが(賓客の誘導やお茶出し)、意外と長時間拘束されてしまったので、なんかぐったりで、午後には自分の仕事に戻ったのだが、疲れきっていて全然集中できないし、とにかく眠くなり、今日は定時ドンピシャで帰ろうとしたら、内線が鳴って、マスオさん宛だったんだけど、彼が休暇中だから替りに応対したのだが、それがけっこう面倒な案件だったので、さらに疲れ果てた。

 あと、部長が昨日から妙なテンションでワーワー言うし、今日のイベントに出席するために、新会社に異動した社員も大勢やってきて、みんな好き勝手にワーワー言うので、こっちも疲れきっているので、笑顔で嫌味ばかり言ってしまいました。

 でも、面白いやりとりもあった。

 新会社に異動した若手君(24歳くらいだがすでに2児の父)と、こっちに残った40歳くらいな中堅だけど、私に「あの人は天災みたいなものだか・・・・」と称されているバカ社員が、ある小冊子をどこに収納したかで、言い争っていたのだ。

 若手君は、いかにもイマドキの草食系男子っぽいのでるが、さすがに天災氏を相手にすると、ヤンチャな素顔が垣間見えた。
 「いや、だからあのとき、あそこに入れたって!」と天災氏が言うと、「いや、違いますよ!」と反論していて、しまいには、「そうだってば!」「いや、そうじゃないよ!」と不毛な言い争いになり、外仕事で疲れて帰ってきた私のツボにハマったので、笑いながらも「こらー!兄弟げんかはやめなさい!」と叫ぶと、フロアにいた他の女子職員達が大爆笑。

 あったくもー、バカ息子の世話でお母さん大変よ!

 と、思ったのだが、そしたら今度の異動で総務にやってきた元営業部アシスタントのCさん(50ん歳。お子さん2名はすでに社会人)が「あの小冊子はたぶん、倉庫室に入れたのよ」と華麗に登場したので、私が「あ、今、おかーさんが兄弟喧嘩の仲裁に入りました」と実況したら、フロアにいた他の女子職員達がさらに大爆笑。

 私はCさん大好きなので、Cさんが総務に来てくれてよかった。

 さすがに、最近の彼女は加齢のためか、前よりもちょびっとだけ「それは私にはわからないから。私の仕事じゃないから」とお局様特有の逃げをすることも多くなったけど、いざという時には、ちゃんとしゃしゃりでて、くどくど言いながらも、ちゃんと解決してくれるのである。

 今回の人事異動では、数年前には一緒に総務部で仕事していたK嬢も戻ってきた。
 エビワカちゃんに「K嬢は私と似たタイプなので、TK部長も大変だ(笑)」と予告していおいたのだが、エビワカちゃんも私が言った意味をもうわかっていると思う。

 今日もTK部長が「ミヤノさんと、Kさんにお願いがあるんだけど?」と言うので、二人して「うぇぃっす!」
 「4月1日で、○○の○○を××に変更する手配をしています・・・・・」
 「ふぁいっす!」
 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 ですから昨日から部長はテンパっているので、途中まで言いかけて、何を言おうとしたのか忘れてしまったらしい。

 私は自分も疲れていたので、部長の沈黙を無視したのだが、部長のやり方(?)に慣れてないK嬢が、「で?私は何をすればいいの?」と私に聞くので、「まあ、ともかく、○○を××に変更するってことだけ知ってればいいんじゃね?今んとこは」と答えると、K嬢は「あっそう。それを記憶するという任務なわけね。なるほど」と故意に真面目な顔をするので、横でそのやりとりを聞いていたエビワカちゃんが笑いこらえるのに必死でした。

 K嬢がそうやって部長にビシバシツッコミを入れてくれるので、私の出番が無いじゃん(笑)

 そいうや、Cさんの話に戻るが、マスオさんが休暇に入る前、Cさんに「この得意先への請求書はどうすればいいですかね?」と相談していた。

 うちからの請求書はCさんが作成したいたのだが、その案件はマスオさんが任されている別会社から出すことになったのである。
 それでCさんがあれこれ説明していたのだが、Cさんの思い込みとして「自分は正社員じゃないから、正社員であるマスオさんのほうが格上だし、営業アシスタントよりも経理社員のほうがちゃんとわかってるはずだし、請求書の出し方だって、私があれこれ指図することじゃないだろう」というのがあるらしく、あまり細かく指示出してくれなかったのである。

 私のほうが、マスオさんのことをよくわかっているので「その説明の仕方じゃ、マスオさんはわからないだろう」と思い、実際、具体的には何をどうすればいいのか、よくわかってない様子だったので、「ああ、それはたぶんね・・・・」とマスオさんの右横に立って「ここの設定をこうして」と指導しはじめたら、Cさんがいつのまにかマスオさんの左側に立っており、二人してステレオ放送で「そこの日付を今日付けにするの!」

 マスオさんは、いい意味で愚鈍なところがあるから、あんまり気にしてないようだったが、私がとても気にしてしまい「いやーん、両側からワーワー言われると、マスオさんに精神的ダメージが!」と言ったのだが、Cさんもマスオさんもあまり気にしてないようだったので、「じゃ、このままガンガン両側から攻めてみます?まあ、明日から休暇だから、多少潰しても大丈夫でしょう(笑)」と言いつつも「後はCさんにおまかせいたします」のアイコンタクト送って退散した。

 Cさんは、ある意味、遠慮がちであるが、でも、新会社に連れていってもらえなかったということから、「今後、私の仕事って無くなってしまうのでは?」という不安は持っているようですけど、ちゃんと自然に存在感を出せる人だし、彼女のスキルはうちとしてもまだまだ必要だし、遠慮せずにガンガン仕事してほしいものです。

 さて、唐突に野球の話に戻ると、またこんなん収集してニヤニヤしているのであった。
 みんな、上手いなあ。

740 :代打名無し@実況は野球ch板で:2010/03/18(木) 09:42:00 ID:hy8XEKDp0
>>736
アタシの名前はヌマ。肩に傷を負った中継ぎ投手。モテカワカールで連投体質の愛されピッチャー♪
アタシがつるんでる俺達は四球交代をやってるコバトン、先発にナイショで ブログで働いてるチカラ。訳あって二軍グループの一員になってるユウセイ。
俺達がいてもやっぱり試合はタイクツ。今日もミキーとちょっとしたことで口喧嘩になった。
エース同士だとこんなこともあるからランナーが溜まるよね☆そんな時アタシは一人でランナーを歩かせることにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの炎上とも言うかな!
「あーゴロ打つ」・・。そんなことをつぶやきながらしつこいキャッチャーを軽くあしらう。
「ヌマジャー、ちょっと球投げてくれない?」どいつもこいつも同じようなサインしか出さない。
キャッチャーの男はカッコイイけどなんか打率低くてキライだ。もっと満塁上のアタシを見て欲しい。
「すいません・・。」・・・またか、とチキンなアタシは思った。ストライクとるつもりだったけど、
チラっとキャッチャーの男の顔を見た。
「・・!!」
・・・チカラ・・・今までの男とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな書籍がチカラのブログを駆け巡った・・。
「・・(カッコイイ・・!!・・これって交代・・?)」
男はコーチだった。連れて行かれて炎上された。「キャーやめて!」逆転を決めた。
「ガシッ!ボカッ!」キシは死んだ。スイープ(笑)

 これの元ネタは「スイーツ(笑)」なんだが、楽天の嶋をネタにした「ホイーツ(笑)」で笑い死にしそうになったけど、「スイープ(笑) 」もかなり凄い。
3月18日(木)

 はあ、昨日は友達に関する愚痴を書きまくってしまった・・・・

 どっかに吐き出さないと私のストレスが溜まるので・・・と、いつものように言い訳しておこう。
 そーいや、少し前に別の友人から「小町を読むと悲しい気持ちになってしまう」という趣旨のメールが来たので、「だったら読まなきゃいいじゃん!(笑)」と返事出したのだが(まあ、ついうっかり読んでしまう気持ちもわかるとも書いたのだが)、私なんて、友人が歩く小町状態なんで、大変なんですよ!と、言いたいだけです。

 ほんと、できることなら、私に発散するのではなく、小町とか2ちゃんで暴れていてほしいのだが、そーゆーのは行儀が悪いことだと思ってるらしいんだよね。
 で、さらに育児板とかで拾ってきた「これは酷い!」という話を延々と聞かされるから、最近は私も慣れてきて「えー、それは酷いねー、信じらんなーい」とテキトーに相槌打てるようになったが、たまに「え?それって、そんなにダメなことなの?」って言っちゃうと、猛反撃してくるから困ったもんだ。

 そして友人は、日ごろ、街で出会う、バカ親やバカな若者や底辺な人にうんざりしているのだが、そうやって自分勝手に振舞う理解不能な人たちのことを少しでも理解しようと、ダメな人だけども文章表現の才能のある作家さんのブログを読むのが大好きだ。

 なので、私は友人と会うたびに、吉本バ○ナとか、横○理香とか、柳 美○など、子持ち女流作家の「私ワールド」がどんなもんだか詳細に説明していただけるのだが、私はあんまし興味ないのですが・・・・
 でも、会社のオジサンたちが、こっちの興味など全く考慮せずに、ゴルフの話を延々とするのをテキトーに相槌打ちながら聴いてるのと同じだと思えばいいんだけどね。

 まあ、でも、ちょっと苦笑してしまうのは、友人Mは「ああいう人たちって、とにかく自分の価値観が正しいと疑わないし、周囲がそれに合わせてくれないと、本気で怒るみたい」とか言うけど、君だってそういうところあるし、誰だって多少はそうじゃない?

 私の場合は、そりゃ自分の価値観は譲れないけど、でも、ネズミーランドが皆の夢の王国だったり、高音張り上げ熱唱系の歌手が「歌姫」だったり、「感動をありがとう」だったり、私があんまりピンと来ないものが、世の中の主流らしことに対しては、「そういうものだ」と諦めてます。別にそれを強要されてるわけでもないしね。

 で、公共の場で全然ダメな振る舞いをする人だって、昔からいっぱいいたし、世の中がどんどん悪くなっているとは全然思ってません。

 つーか、地面に座る若者だって、あれってマナーの問題というよりも、ファッションの問題だろう。ズボンずり下げてパンツ丸見えなのがどうやらカッコいいらしいという謎の現象と同じだ。
 あ、でも、最近、電車内で座り込む若者は減ったかも。流行が終わったのかに?

 話が逸れたけど、前にも私と友人の価値観の違いから、とんちんかんな会話になったことがある。

 うちの祖母ズが亡くなったときには、どっちも「家族葬」というか、亡くなった人の直系親族だけでやったのだが、会社で社員の訃報を取り扱っていると、最近、ほんとそういう「身内だけ」っていう葬儀が増えた。

 私はそれを「いい流行」だと思っている。「自分に都合のいい流行」という意味で。

 社会人になってからずっと、取引先の誰それのお父さんが亡くなったとお知らせが来れば、葬儀に参列っていう風習が理解不能だったのである。
 もちろん、家族ぐるみでお付き合いがあったと言うのならいいんだけど、75歳の老人の葬儀に出世した息子の関係者がズラリと参列っていうのは、結婚式にズラリと新郎新婦の親の関係者が並んでる光景みたいで「本人のためというより、親の結婚式なんだ」と同じように「本人のためとうよりも、息子のための葬式なんだ」と思ったし、それがなんかアホらしく思えたのである。

 で、ここ最近の現象だが、そうやって義理で来てくれる客に応対していると、遺族も大変だし、義理で来てくれる客だって負担だろうから、密葬形式でやってしまう人が出てきて、そういうトレンドリーダーが先陣を切ると、「人並みに・・・」と横並びな人もそれに乗っかってくるようだ。

 芸能人が「地味婚」を流行らせたのと同じ現象である。

 でも、祖父母が長男ではなかったので田舎から出て東京で丁稚奉公していて、両親は親類演者と距離を保ってきた東京育ちで、さらに新興住宅地に移住して、地元での冠婚葬祭の濃いお付き合いとも無縁だった私にすれば「家族葬っていいじゃん」と思うけど、歴史ある土地で、しかも日本で一番葬式を派手にやる地域で育った友人は、「それは、ほんとにお参りしたい人に申し訳ないじゃない?」と思うようだ。

 それで、我が家の場合は、祖母達は高齢だったし、たとえ生き残った友人がいても、気軽にお参りできる状態じゃないだろうし、そもそも、親類達だって、祖母たちが生きている間だって、めったに会いに来なかったのである。

 うちの母は、そのあたりものすごーく現実的だから、祖母の具合が悪くなったときに「そろそろヤバいので、会いたいなら今のうちだと思います」と親類に連絡したが、それでも来た人はほとんどいなかったとか。

 だから、亡くなって、葬儀はこっちの身内だけでやります、と告げると、遠方の親類は「そういうわけにも・・・・」と、そりゃ言うだろうけど、きっぱりと「いえ、こちらだけでやらせてください」とお願いすれば、親類だって「そういうことなら・・・」とご遠慮してくださったわけで・・・・

 でも、お寺とちゃんとお付き合いしているような、M嬢の育ちからすると「お焼香あげたいと申し出ている人をお断りする」という行為は納得し難いらしい。
 まあ、そういう地方だったら絶対に無理な話だけど、地方にいる親類だって「東京にいる人は東京なりの風習があるだろうし」と思ってくれると思うし・・・・

 それに、宗教心が全くない我が家では、亡くなってからわざわざ来るなら、来なくてもいいときっぱり思うし、「だったら生きてるうちに会いに来てね」と思うわけですよ。

 と、私は別に皆にそれをやれと言っているわけでもなく、葬式にも、いろんなタイプのがあってもいいのでは?と思っているだけだ。
 盛大にやりたいなら、やればいいし、身内だけでひっそりと見送りたいなら、そうすればいい。
 だから、会社の社員たちも、「うちは地味葬にしますから、訃報を全社員に流さないでください」という選択肢を与えてもいいと思うのだ。

 ただ、いつもそういう訃報が流れるので、「そうしないといけないらしい」と思い込んでる人がけっこう多い。
 今日も総務部を訪ねてきた善良な若者が「祖父が亡くなったんですけど、何かお知らせしないといけないのでしょうか?」と言うので「葬儀の日時を知らせてくれれば、流すけど?」と言ったら「えーと、自分も行かないので詳しいことがわからないのですが・・・」と言うので、「え?行かないの?なんで?」と言ったら「田舎なんで遠いので・・・」

 お寺の家系な部長がいたら、それでも全社告知すると言い出したのかもしれないが、私はその若者に「告知したいとうなら流すけど、忌引きもとらないというのなら、わざわざ全社員にお知らせしなくてもいいと思うよ?こういうのってお付き合いの話だから、たとえば、君が社員の誰かのお父様のお葬式に参列してくれたとしたら、その人は、君んちにご不幸があった場合は参列したいので、って思うわけじゃん?だから、総務ではそのために訃報を流しているわけです」と説明すると「ああ、そうなんですか、よくああいう訃報が流れてくるから、報告しないといけないのかと思ってました」

 うちの弟はそういうのを告知されるのが面倒で、祖父母の葬儀のときには忌引きではなく、普通の有給休暇とったそうだ。みんなけっこうそうしているらしい。「だって、そうしないと自動的に花やら電報が届いて面倒じゃん?」ってほんとそうだよね。

 話が逸れたが、私が「祖母が生きてるうちに面会に来なかった親戚が、亡くなったからといって急に来られてもこっちも大変だし、向こうだって大変なのわかってるから、家族葬で押し通した」と言う話をしていたら、友人Mが「でも、入院中に都合で来られなかった人だっていたでしょう?」と食いついてきたので「いや、入院中っていうか、もう何年も老人ホームにいただけで・・・」と言ったら、「でも、生きてるうちに会いにいけない事情だってあるんだよ!」と言われ「え?どんな?」

 地雷踏んでしまいました。
 前から少しだけ話は聞いていたというか、彼女としては、あまり友人にも話したくないようだが、時々、精神状態が悪いときとか、悪酔いしたときにその話が出てくるのである。

 彼女には、東京や神奈川に親類がいて、それなりに裕福な生活を送っているらしいが、神奈川にいる親類にいた年の近かった年下の従兄弟は、頭も良く、ルックスも良かったらしく、ついでにどうやら、友人Mとちょっと似たような性格だったらしく、親族の中でも特別な存在だったようだ。

 しかも、従兄弟は首都圏育ちだから、それなりに派手に遊んでいたらしく、田舎育ちの友人Mにしてみれば、なんて言うんだろう、かなり溺愛していたようなのでる。なのに、友人が大学を出てそのまま東京で社会人となってしばらくしてから、その従兄弟が20歳になるかならないかで亡くなったらしい。

 そのあたり、詳細はわからなかったのだが、あの頃、友人Mの母親もガンで余命僅かだったし、私らが可愛がっていた音楽系の友人が23歳の若さで交通事故で亡くなったりしていたので、友人Mは不眠症になり、しばらく睡眠導入剤や精神安定剤に頼っていたっけ。

 で、私の「お焼香しに来るよりも、その前に、生きてるうちに会いにくればよかったじゃん」な発言で、スイッチが入ってしまったらしく、「私の従兄弟は、若くして病気で・・・・最初の頃は何度かお見舞いに行ったんだけど、そのうち、だんだん容貌がほんと・・・・見ていて耐えられないほど衰えていって・・・・・・ホント、綺麗な子だったのに、若い子がだんだん、もう明らかにこれはダメだって・・・・・・だから、最後の頃は、辛くてお見舞いにもいけなくて・・・・・それで、亡くなったと聞いて、葬式だけはなんとか出たけど・・・・・変わり果てたご遺体と対面するのも辛くて、顔は観られなかった・・・・・・」

 いや、あの、私、うちの90歳の祖母の話をしていたのであって、祖母の兄弟もみんなそんな年齢なので、見舞いに来ないのも不愉快にも思ってないし、でも、それなのに葬式には来るとか言うので、それも大変だからいいですよ、って話しているのであって・・・・

 でも、友人Mは最近、そういう特殊例を出してくることが多くなった。
 まあ、元々「これは、普通、多くの人は大丈夫でしょう」ということでも「一人でも迷惑だと思う人がいたら、その意見も尊重しないと」と、なかなかハードルが高い人ではあったのだが、それは彼女自身がとても繊細で、世の中の醜い部分に敏感なので「私みたいな人のことも少しは考えてください」という意思表示なのかもしれないけど、でも、野球場で流れるエレクトーン演奏にケチつけられてもなあ。

 それに、なんだか知らないが、ダメな人を引き寄せるのである。

 横浜スタジアムに行ったときも、エレベータでホームから改札階に上がろうとしたら、後から来たオッサンが、びっくりするくらい見事にM嬢に体当たりしてきて「うわ、これは酷い」と私も顔に出たので、M嬢も後でグチグチ言わなかったけど・・・・

 そう考えると、私は神宮球場が大好きで、「ここはなんて大人な空間なんだろう。ほんと、不愉快な思いをしたことがない」と思うのだが、もしかすると、不愉快なものを引き寄せるM嬢と一緒に行ったことがないからなのかもしれない。

 あ、でも、この間の横浜スタジアムでは不愉快な客が周りにいなかったのでよかったです。だから一番不愉快だったのが、私が「きゃーーーー!吉見ーーーーー!」って時に全然違う話をまくしたててた友人だった。

 その前に神宮球場に行ったときに、前に座ってた中年女性二人がずっと「ここのお菓子美味しいのよ」とお菓子の話で盛り上がっていたので「ちぇ、うるせーけど、うちらもいつもこんなしてるから周囲にそう思われてるんだろうな」と反省しました。

 あと友人の話で気になるのは、あんなに近視なのに、楽天の先発・永井が立ち上がりがダメダメで、村田に満塁ホームラン浴びていたのですが、「やっぱ、セの審判のストライクゾーンはパより横に広いように思う」とか「永井は中谷(捕手)専用だと思ってたが、藤井だとどうだろうと思ったけど、このバッテリーは相性悪いのがわかった」とか、何を根拠にそういうこと言うのだろう?

 試合終了後、後片付けしてるボールボーイさんの背中を見て「わー、初めて気がついたけど、背番号のところが、BOOBOなんだ!」って、去年も一昨年もずっとそうなんですけど、今更それに気がつく友人の目の悪さに唖然としますが、そーいや、オープン戦の試合前の練習のときに、私は「センター岩隈を観なくちゃ」と友人を置いて、レフト寄りの内野席最前列で投手の練習風景を見ていたのですが、「岩隈さんったら、今日はグラブを持ってきてないのね・・・・・」

 岩隈選手会長のお仕事の日だったらしく、自分はグラブ持ってないけど、あちこちに寄って声かけしてました。
 ああいう、人間的な仕草しているときの岩隈さんはちっとも美しくないので不満です。
 ただひたすら、動物的に打撃練習の打球を追いかけてるときはあんなに美しいのに。

 で、普段だと、外野守備練習をしてから、ちょこっと内野守備のマネっコをするのですが、あの日はショートで玉拾いしていた草野に話かけて延々と守備の極意について語りあってました。草野のこと好きなんですよね、岩隈さんは。つーか、草野はみんなの人気者である。

 で、私がM嬢が鎮座まします席に戻って「岩隈と草野が並ぶと、ほんと身長が頭ひとつ違うね」と言うと、M嬢は「ああ、岩隈は、いつもの内野守備練習?」と言うので「いえ、今日は大変残念なことにグラブ持ってません。草野をからかいに来ただけです」

 見えてないんだよなあ。ほんと、目が悪いんだよなあ。

 なのに、ほんとにきっぱりとストライクゾーンの狭さに意見するので「でも、見えてねーじゃん」って言えない私であった。

 横浜相手に快勝した楽天ですが、永井も立ち上がりは悪かったけど、2回以降は修正できたので、まあ、心配ないかなあ。
 それよりも、やっぱ、横浜は守備に不安が・・・・・・

 そりゃ、うちの聖沢はオープン戦で絶好調らしかったが、生で観ても「まさかの、ヒジリ覚醒?」でしたけど、あの3塁打は、ハムさん相手だったら普通に2塁打でしょう。

 まあ、ヒジリをいい気分にさせてくれてありがとうございました、としか言いようがない。
 あと、横浜は、2年間抑え担当だった山口俊君を先発に転向させたけど、力のあるストレートでグイグイ押すタイプというか、それしか芸がなかったし、その芸はワタクシ的には好きだったんだけど、このオープン戦で久々の先発だった山口君は、やっぱり、セーブしすぎちゃって、直球で全然空振りとれてなくて、ファールで粘られて・・・・・・という惨状でした。

 素質はあるけど、これは、しばらく時間がかかりそうだ。

 先発ローテは回るのだろうか?

 でもね、継投がびっくりするくらい良くてね。シーズン中にああいう継投ができれば、去年とはちょっと違うかもね。

 「水差し野郎」で有名な高宮は去年からサイドスローになったらしいけど、左のサイドは希少ですから、我が楽天打線は翻弄されていて「た、高宮の三凡なんて初めてみたような気がする」とおねーさん感動でした。

 そういや、今朝、目覚めし時計で起きてから、テレビをつけてまた二度寝していたのだが、(朝はスロースターター)、そしたら、芸能ニュースで「スザンヌ熱愛発覚」とかで、浅い二度寝の最中で、そんなんどーでもよかったが、アナウンサーが「お相手は、福岡ソフトバンクホークスの・・・」という、あのほんと短い瞬間に「え?野球キタ?誰、誰、誰?」

 後から考えれば、「ムネリンでもいいけど、攝津だけはやめてーーーー!」とあの瞬間に絶叫できるけど、朝の緩い頭の回転では「ソフトバンクの独身選手で、そのあたりいきそうなの誰?」くらいしか回らなくて、ってゆーか、ソフトバンクで独身って誰?ってよくわかってないのだが、そしたら、「お相手は、福岡ソフトバンクホークスの斉藤和巳投手!」

 布団の中で「え、ええええええええええええ!」って叫んだので、血圧上がって寝起きがよかったです。和巳ありがとう。

 でも、和巳よ・・・・・
 いや、プライベートどうしようと自由なんであるが、深刻な故障で2年も登板なくて、ずっとリハビリ中で、今年はさらにメス入れたらしいし、その治療のために首都圏にいたことは知ってる。とういか、登板はなくてもブログは更新していてて「プロ・ブロガー」と呼ばれていて、たしかに、今の和巳君の年俸を考えると、とても贅沢な感じがするブログであるが、(ブログ書くだけで何千万も稼いでる人ってそうはいないと思うので)、それもこれも、5年くらい前の君の活躍があまりにも凄かったので、もはや年金みたいなもんというか、叙勲された人の年金みたいなもんというか、心あるプロ野球ファンは斉藤和巳の復活を心から願っているし、アスリートとしての才能は充分認めているので、ブログが多少、頭悪そうな感じでも暖かく見守っているし、離婚してバツイチだとか、飲み会で後輩にパワハラしたとかいう話もできるだけスルーしているというのに、おバカ系アイドルとチュッチュ写真をフライデーに抜かれるなんて、ほんと、最高ですね。


3月17日(水)

 昨日はわざわざ休みとって、横浜スタジアムでの横浜×楽天のオープン戦観に行っておりました。 

 試合のことはさておき、また「鬱気味で面倒な友人の愚痴」を発散させてください。

 子供というか、「子育てなってない人」に厳しいM嬢ですが、また「下北の無印で捨て子みちゃった」とか言うので「え?下北で捨て子?」

 幼い姉妹だったらしい。
 姉のほうは、せいぜい小学2年生くらいで、たぶん小学1年生くらい。要するに7歳くらい。
 妹のほうは、幼稚園児くらいで、4歳くらい。
 その二人の子供が無印の店内でさまよってて、「ママー、ママー」と半べそ状態だったらしい。

私 「それって、ただの迷子じゃないの?」
M 「いや、あれはそうじゃない」

 って言われても、よく状況がわからないのですが、M嬢にしてみれば「かわいそうだし、なんとかしてやりたい気持ちもあるが、この子たちの親のことを考えると、手助けしてはいけない」ことらしいが、私にはよくわからないので、「店員が保護したりしなかったの?」と言ってみたら「店員もスルーしていた。だって、あれは保護してもしなくても、何か言われるはずだから」

 ほんと、私にはよくわからんのだが、M嬢的には「でも、その子たちは、私がなんか構ってくれるかと思ったらしく、こっちに何か訴えかかるような顔するんだけど、でも、それはやってはいけないと思って」と続けるので、まあ、別に関わるのが嫌なら放っておけばいいし、でも「下の子がその勢いで店外に飛び出していったので、もう、どうしよう、と思ったんだけど、なんとかまた店内に戻ったんでよかった」

 そんなに気になるなら、相手してやればいいものをでも、その親は絶対にダメな親だから関わってはいけないということらしい。
 で、そうやって放置された気の毒な子供が自分に秋波を送ってくることがとても辛いらしい。

 M嬢は、なんでいつも、そうやって見えない敵と戦っているのだろう?

 まあ、ですから、鬱なんでしょうけどね(笑)

 でも、なんか音に敏感なのは前からわかっていたが、「最近の子供は高音で騒ぐ」と言うので、思わず「あ、それって逆らしいよ」と、いかん、鬱の人の言うことにマジレスしちゃった私であった。

 少し前にテレビで「最近の小学校の音楽の教科書のキーでは、歌えない子供が増えた」という特集を観たのだ。
 どうやら小学生の音域が低くなっているらしいので、現場からそういう意見が出てきて、定番の童謡のキーでは無理だとかそういう話だった。

 その原因として、その番組では専門家が「最近の子供は外で遊ぶ機会が少ないので、大きな声を出すことがなく、だから高音が出にくくなっているのではないか?」と意見していたので、私は「たしかに、最近はキーキー騒ぐ子供ホント減ったよな」と思っていたのだが、M嬢にそのテレビ番組の話すると「でも、けっこうキーキー言う子いるよ?」

 いるけど、そんなの昔からいたし、私の子供のころは、もっと電車内とかでキーキー騒いでいたと思う。と、きっぱり言ったら「うちの近所ではそういうのはちゃんと躾られていた」って、出たーーーー!

 前にも、私が「小学校の頃は、男子はよくプロレスごっこをしていた」と言ったら、「そんな乱暴な遊び、うちの方ではなかった」と断言するので、「そんなはずはない」と言い争ってるうちに、向こうも私が「だって、あの当時はビューティー・ペアがアイドルだったんだよ?」と言ったら、ちょっと思い出したようで「そんな脱臼するような激しいのはやってなかったと思うが、たしかに、プロレスごっこはしていたかも・・・・」と折れたけど・・・・

 まあ、ちょっとわかってきたんだけど、彼女が生まれ育った地域は関西でも古い歴史を持つ地域で、ちゃんとした家庭は躾に厳しかったし、彼女の実家もそうだったし、彼女は頭のいい子だったので、幼い頃からきちんと躾られていたようだが、漁業が盛んな地域でもあったので、勝負師気質の漁村の人々はそういうのの対極にあったみたいで・・・・・

 上から目線で分析すれば、彼女は自分の子供時代を幸福だとは思っていない負い目もあるが、厳しく躾られたというプライドはあるようで、だから、漁村の人々は「別人種」として封じていたのに、東京で一人暮らしして長年たち、プライドは高いけど、底辺の人にも劣るような生活をしている今、東京では、あの漁村以下な感じの人々が子連れでのさばっているのに我慢ならないのかねえ?

 子供のキーキー声に反応するといえば、去年、一緒に旅行していたとき、ある観光地の土産物センターみたいなところを歩いていたら、もう歩くのヤダーとビービーとグスってる子供がいて、その母親が「いいかげんにしなさい!」とばかりにキレていた光景に出くわしたことがあった。

 どこの観光地でも、疲れてグズる子供と、自分も疲れているのでキレてる親なんて光景は普通だったので、私は全く気にしなかったのだが、友人Mは「だから、こうなっちゃったらダメだろう。そうなる前になんとかしろ」とブツブツと独り言をボヤく友人のほうが怖かったっけ。

 友人Mは、頭のいい人であるので、ある程度は子連れの苦労もわかっているのだが、でも、自分が親にちゃんと躾られていた経験があるので、「子供だって、ちゃんと説明してあげれば、ちゃんとやれると思うのに」って思ってしまうらしいのだ。

 世の中が全員私だったら、いまだに石器時代だろう、と私は観念しているのですが、世の中が全員M嬢だったら、相当不気味な世界が展開されるのも想像しちゃったりした。

 M嬢は、野球観戦に行っても、ほぼ試合開始から終了までの3時間半、びしっと座ってる人なのである。

 最近は慣れてきたので、私は彼女を放置して、あちこち移動しまくってます。

 昨日もさ、中継ぎで横浜の吉見が登場したので、私はキャーキャー言っていたのだが、私が吉見に夢中の最中、M嬢が隣で延々と喋っていた話は「大学時代に、社交ダンス部の男子によく勧誘されて超ウザかった」という話でした。

 なんで、そんな話題になったのだろう?
 あ、そっか、フィギュアのジュニア選手権で優勝したポスト真央ちゃんみたいな子は、ダンスが好きで、ヒップホップから社交ダンスまでダンスの習い事は手当たり次第だったしいという話からだった。

 で、私が「きゃーーーーーー吉見が出てきた、吉見がんばれーーーーーーーーー!」って時に、横で「社交ダンス部の男子は、パートナー探しを個々にやるから、男子から別々に勧誘されて超ウザくて、ああいうのも部でちゃんと勧誘を統括してくれればよかったのに」と、グダグタと20年も前もモテ話披露されたが、私は吉見に集中したかったんでけど?

 つーか、スーパーでガキが騒いでるよりも、私が「吉見、吉見、吉見♪」なときに「学生時代に、ダンス部の勧誘が超ウザかった」という話のほうが、迷惑なんですけど?

 赤の他人が行儀悪いのは無視できますが、友人が全然空気読めてないのはけっこう困るのですが・・・・

 あ、そうだ、友人が妙に音に敏感って話でしたが、横浜スタジアムのイニング交代のときのBGMに妙に反応してました。
 横浜なだけに、けっこうジャジーな選曲なんですが、「こういう曲流して、メジャーのボールパークっぽくしているのはわかるけど、この客層(友人に言わせると横浜スタジアムの客は「底辺」らしいです)じゃあ、意味ないじゃん?」って言われても・・・・

 あと、前から西武ドームのエレクトーン演奏などに激しく反応していて「この、小馬鹿にした演奏でいいのか?」って、それもメジャーの真似なだけだし、私は正直、聞き流していたので、愉快も不愉快もなかったです。
 つーか、パチンコ屋は極端だけど、こういう大勢が集まる場所では、できるだけガンガン音楽鳴らすのがいいらしいので、私だって、そういうのは不快に感じることはあるけど、でも、マーケティング的には、私に心地良くないようがいいらしいので、だったら、それに慣れるしかないじゃないですか。

 だが、友人はエレクトーンの音色にはほんとに敏感らしくて「あのキーずらす演奏法が不愉快だ。あれもメジャー流なんだろうか?」って言われても、私はそこまで気にしてませんので、そりゃ、エレクトーンの音色は別にどうでもいいというか、私の耳にはちゃんと入ってません。雑音は無意識に排除しているのです。

 で、「鈍感力」と言うのか、自分に都合の悪い情報を無意識にシャットアウトできるのが現代人としての資質だと思うのだが、鬱な人はそういうことできないようで、「これでいいの?」って言われても、いや、私には聴こえない音なので・・・・

 それにしても、一人で野球観戦していると、それなりに孤独感を感じて寂しくなりますが、友人と観戦していると「今、吉見が投げてるんだから、ちょっと黙っててよ」みたいなことになり、人間って難しいですね。

 さらに複雑なのは、今は「新しい太陽の書」シリーズを読んでいる最中でございますが、この間のハム戦で、私の中のセヴィリアンの顔が武田勝になっていましたが(マウンドで無表情を貫くマサルさんであるので、それが社会人時代の監督であるノムさんの指導の賜物であることを差し引いても・・・・・)昨日の横浜線での吉見の好投を観た後では、すっかり中身が入れ替わって、拷問者の煤色のマントを羽織っているのは横浜の吉見ということになり・・・・・・

 ええ、すいませんね、左フェチなんです!

 昨日も、辛島くんと長谷部が仲良く一緒に歩いているところを観て、キム・ヨナのショートプロラムでの決めのポーズみたく、ズギュンと きました。

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