可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました



 さすがに、もう11月モードに入ろうと思いまして、ファイルを更新。
10月39日(日)

 まだ、10月気分から抜けられないのであった。

 昨日の土曜日は、高校時代の友人、きょうみさん宅で飲み会。

 彼女が正社員試験(?)に受かったのをお祝いしよーぜ、というのが当初の目的だったのだが、そこになぜか突然、やはり高校時代の先輩が参加するとのことで、趣旨がそっちになってしまったが、まあ、なんでもいーや(笑)。

 ところが、Y嬢が発熱とのことで、欠席。インフルエンザかどうかはまだわからんが・・・

 はい。それでN先輩ですが、一学年上の先輩男子です。
 地元国立大学に進学して、そのまま研究者として大学に残っている人です。
 その大学に、もぐりで潜入していた、きょうみさんから、N先輩情報をときどき知らせてもらっていたのだが、最後の情報は確か「N先輩もそろそろ結婚するらしいとかなんとか」だったのは記憶に新しかったのだが・・・・・

 自分の人生がこの10年あんま代わり映えしないため、他人の人生の変化が眩しいわ。

 N先輩は、そのあと順調に結婚なさったようで、3歳のお子様までいました。

 最後のきょうみさんからの情報って、つい最近のことのように感じるけど「香港に行く前だから、8年前?」って、はあ、そうですか。

 で、N先輩と会うのも何年ぶりだったのでしょう?向こうから「卒業以来だっけ?」と言われたので「いや、卒業後も観測会とかやってし、それに・・・・・・葬式とかもあったし・・・・」

 それでも、20年振りくらいなのかね?
 でも、あんま、そんな感じしなかった。
 想い出話に花が咲きましたわ。

 でも、今さらながら「へえ、そうだったんだ」って話もありました。

 私が1年生で、N先輩が2年生のとき、3年生はやたらと人数がいたのです。

 でも、ほとんどが幽霊部員というか、そんな雰囲気だったけど、学校で観測会開いても、天候が悪かったときには暇だから体育館で卓球とかバレーしていたんだけど、そういうとき、その3年生の先輩の運動能力が非常に高かったので「なんか、この人たち、かっけーな」と思っていたのですが、N先輩によると、彼らはテニス部から流れてきた人たちだったらしい。

 テニス部の顧問の先生がちょっと癖のある人で、それでブツかったのかなんかで大量に辞めて、なんでか知らんが天文部に流れてきたらしいのです。溜り場としては、ほんといい場所でしたから。テレビもあったので、夕方になるとアニメの再放送観に来てたり、そーいや、ドラフトのときにも、自習を抜け出してきた3年生の知らない人たち(元テニス部の3年生のクラスメイトたちだったらしい)に部室が占領されてたっけな。あんときは誰がドラフトの目玉だったのかしら?

 その次の、N先輩の代はわりかしまともでしたが、私らの代は女子ばっかだったと言われたが・・・・いや男子もいたけど、気象図オタクの総代の生徒会長だったので、後半は生徒会の活動に追われて、ほとんどいなかったし・・・・そーいや、生徒会長はその後どうした?(京大の理学部に入ったまでしか知らない)

 どうやら、今は農水省の官僚になってるらしいっす。へーーーーー

 というわけで、いろいろと「あの人は今どうしてる?」の情報交換ができて楽しかったです。

 その後ろでテレビつけて日シリも見守っていたんですけどね。
 武田勝は2失点でがんばったと思うが、無援護すぎたらしい。

 最後の最後でハムさんらしさが出てしまった試合だったらしい。

 というわけで、巨人のビールかけシーンなど、観たくないので、テレビをつけられないのでありました。今日も、ユーチューブで現実逃避していた。
10月37日(金)

 例のプレゼンの日。

 疲れた・・・・・

 まあ、いろいろあったというか、炎上しまくっていたような気もしたが、私は自分の役目をちゃんとやり遂げました。

 私の役目とは、現金支給の臨時手当の準備だった。

 それが一昨日の夕方の役員会でやっと結論が出て、その詳細を昨日、部長から聞いて、今日の午前中に現金用意して、1人で全部用意した。

 マスオさんに手伝ってもらいたかったけど、彼も超忙しかったし、エビワカちゃんに手伝ってもらいたくても彼女にはその手当が支給されないため、手伝ってもらいにくかったのだ。

 詳細書いても無意味だが、私がその支給一覧を見ても「え?」と思うような不公平感に溢れたシロモノだったので、「これ、他の人に見せたくない」という配慮が働き、結局1人でやるはめになった。変に気の細かい自分が悲しい。

 その準備のために会議室に1時間篭って、必死に作業したので、午後になったら完全電池切れだった。

 あー、私も発表するのに、これじゃあダメダメじゃん。

 と思っていたら、発表会事態がちゃんと時間割り通りに行かなくて、というか、こうなることは予想していたのだが、予想を上回る時間押せ押せ状態に・・・・

 中盤から早くも巻きが入ったのだが、みんな融通聞かないから、「巻きだ!」っていうと、端折るんじゃなくて「とにかく早口」になるだけなのね。

 で、総務部のみんなはこういう事態も予想していたのだが、予想を上回る時間オーバーだったので、「総務のは飛ばすかも」と総合司会の部長が言っていたのだが、土壇場で、ほんとに手短かにやることになった。

 言いたいことはいろいろある。
 総務部のプレゼンの最初のバージョンを部長を前にして試しにやってみたら「短い」と言われたので「じゃあ、私が水増ししますから」と言って、私はパワーポイントは苦手だから、喋りの台本を2倍にして、10分程度にまで水増ししたのだ。

 ところが、土壇場でそれを5分でということになり、台本無視して、H氏が要点だけをまくしたてたのだが、それが奇跡的な出来映えというか、H氏の底力がわかってうれしかったが、結果的に総務の発表が一番、パワーがあったのでは?

 そもそもね。
 今回のプレゼンに関しては、テーマが二つあり、各部署、二つずつやるから、時間がかかったし、みんな真面目だから細かいので、要点がなんだかわからんことになっていた。

 今後の課題だが、ああいう発表会では、発表が3つくらいが限界ですね。聞く立場としては。

 私、こういう全社発表会のときには、たいてい留守番係だったので、ちゃんと参加したことなかったのですが、来年もこういうのやるとしたら、ちゃんとそのあたりは意見しておこうと思った。

 話まとまりませんが、結局、総務部の発表での私のパートは完全に割愛されたので、よかった。ほんと、電池切れててへろへろだったので・・・・・

 その後の飲み会では、ロッテ・ファンの人と同じテーブルだったので「ロッテは、なんで清水出すのだ?」と問い詰めると「ミヤノさん、詳しいっすね」と言われたが、普通にスポーツ紙に書いてあるじゃん。

 私らが野球談義していると、他の人が「私も楽天が好きです」と言うので「どこが?」と問い詰めると「楽天の野球がなんとなく」って、ちゃんと観てねーだろーがどーせ(笑)
 「でも、あの野村采配が無いとどうなっちゃうんですか?」と言われても「野村采配って?(笑)」としか言いようがない。

 采配とかね。馬券と一緒で、当たればラッキー、外れたらボコボコってだけです。

 昨日のハムの継投が外れたのを観りゃわかるっしょ。

 冷静になって考えてみると、シーズン中は、いつも5回か6回が限界とされていた藤井が、無失点で7回まで好投しちゃったのがよくなかったのかも。
 あれで、ブルペンはリズム崩されていたのかもしれんなあ。

 結果的に、建山が死球でランナー出したのが、全ての始まりだったのかもしれないが、あれを楽天で翻訳すると「山崎が三振したんなら、しゃーない」と同じで、邪魔崎が出るか必要崎が出るかが試合を左右するわけです。

10月36日(木)

 会社で、朝イチから来客が・・・・・

 と、思ったら、「ああ、そうか、今日から入社する例の人か」と気がついた。

 また新たに育成枠の人を雇うのである。いろいろ大人の事情がありまして・・・(決められた人数を雇わないと、晒しものにされるらしい)

 11月からとは聞いていたのだが、先月末に「あれ?ってことは2日からなんですか?」と部長に確認すると「いや、4日から」とのことだった。
 ところが後で「いや、やっぱ5日だった」とか・・・・

 そんな感じで「こりゃ、受け入れの準備もロクにできてないな」とは思っていたのだが、自分の仕事も超忙しかったので(+日シリ観戦で)、「まあ、いいや」と放っておいたのだが、いやあ、あのですねえ?ふー(溜め息)

 ですから私は、その、今日から入社する人が来て「部長が出社するまでお待ちください」と会議室に通したのだが、10時5分前になっても部長が現われないので不安になり携帯に電話したが電話に出ないので、さらに心配になった。

 育成枠の人なだけに、支援センターの人も付き添ってきていて、その2人に「ほんと、せっかくの初日なのに、いーかげんな会社ですいませんねー。フレックスなものですから。こんな感じでみんな出勤時間がバラバラなんです」と明るくいい訳を重ねる。あー、私だって仕事山積みなのに、朝から余計なテンション使っちゃったじゃん。

 10時10分頃、部長から電話。

 「電話貰ったけど、なんか約束してたっけ?」と言うので、ガーン・・・・

 「あの、今日からの人、いらしてますけど?」と言うと「・・・・・・・・・あ・・・」って、もーもーもー!

 「Sさんの隣の席が空いてるから、そこに座らせておいて」と部長は言うのだが、「でも、例の付き添いの方も来てるんですけど?」「・・・・・・・え?聞いてない・・・・」って、もーもーもー!

 「どうしましょ?電話替わります?」と言うと「いや、俺は11時くらいになっちゃうから体よく御引き取りいただいて」って、もーもーもー!

 でも、しょーがないから、「部長は少し遅れますので、じゃあ、席にご案内しますね」と案内して、付き添いの人には「それで・・・・どうしましょう?」と、相談すると「また、しばらくしたら様子をお伺いしますので」とおっさってくださったので、丁重に御引き取りいただきました。

 さーて、どうしよう?

 しょーがないから、自己紹介したり、他の社員を紹介したり(って、マスオさんとSさんしかいない)、トイレの場所や給湯室を案内して時間潰そうかと思い、ふと「そーいや、タバコは吸わないよね?」と言ってみると「・・・・いや、実は吸いますけど、仕事中は吸わないことにしています」と言うので、「まー、そー言わずに、タバコ吸いに行こーぜ」と、Sさんも誘って、連れタバコ。「いやー、まず真っ先にタバコに誘うなんて、誉められたもんじゃないっすねえ?」と、しばし喫煙所でベランメー調になる私であった。

 さて、まだパソコンも使えないし(準備ができてないので、ログインできない)、仕事ねーじゃん、と思い、本棚からうちで発行している書籍などを漁り「これ読んで、勉強しててね。今、決算期なんで、みんなドタバタ忙しいから、ちょっと暇にさせちゃうかもしれないけど、もし、訓練所で貰ったパソコンのテキストとかあったら、明日から持ってきて自習しててよ」なと説明してから、放置プレイ。

 先輩のSさんだって暇を持て余しているのである。
 もう1人来たら、さらに暇が増えるだけなのである。
 でも、大人の事情なんだからしょーがない。
 彼らがそれをどの程度理解しているのかがわからんが。

 申し訳ないけど、座っていることが彼らの最大の仕事なんである。

 そして、さらに驚いたのが、次々と出社してくる他の社員の誰も、「育成枠の人が11月から増える」ということを全く知らなかったのだ。

 「いや、私だってよくわかってなかったけど、でも、私と部長でそういう話してたじゃん」と言ったら「なんとなく、そういう雰囲気なのはわかっていたけど、でも今日だとは知らなかった」

 こういうもんなのね。
 話を戻すと、部長に「例の人の初出勤は11月2日ですか?」と確認したのは、その日は自分が休みの予定だったので、他の人にちゃんと説明しておかないと、今日みたいな事態になると思ったからだ。

 でも、それでも部長はみんなにちゃんと説明していなかったので「部長が全部自分で仕切る気なんだな。だったらいいや」と思っていたのだが、おかげで自分で被ってしまったわい。

 それにしても、私は「そういう雰囲気」を察して、あらかじめ部長に「いつ来るんですか?」と質問していたけど、他の人は雰囲気を感じても「何も言われてないし」でスルーしていたわけだし、さらに酷いのは、その雰囲気すら全くスルーしていた人たちだろう。

 そういうもんなのかねえ?

 ちゃんと、きっぱり指示出さないとダメなんだな。と改めて思った。

 私には永遠の謎なんだが、なんでみんな、周囲の雑談をあんだけ遮断できるんだろう?

 私はどうしても、雑談が耳に入ってしまうし、自分には、はっきり言ってくれなくても、「これって私に関係ありそうじゃん?」と思うことは「さっきの話って・・・」と自分から確認しに行くのだが、みんなそーじゃないのね。

 いや、自分になぜか、こういう余計な能力があるから、他の人から「ミヤノさんは何でも知ってるはず」みたいな扱いを受けることがあり、まあ、自慢じゃないが、そういうとき、8割くらいは「確かに小耳に挟んだことがある」程度には知ってたりするのだが、その程度じゃ知らないのと同じことなので「えええ?わかんない」とトボけたりしている。

 はあ、しかし、新しい育成枠の人も、会社勤め経験が全くないのはSさんと同じだが、トイレに行くときに「トイレに行きます」と声を掛けたりするので「ここは学校じゃないんだから、いちいち言うな!」とか教育的指導が必要らしいです。

 そういうのは別に全然構わんのだが、仕事が無いっていうのがねー?

 それに、先輩のSさんが少しは先輩風を吹かしてくれるのかと期待したが、Sさんも、何の前触れもなく現われた後輩の存在に戸惑ったようで、今日は完全無視だった。私が「男子トイレの場所でも教えてあげてよ」と言ったのに「上のフロアの一番奥です」って、時間稼ぎたいんだから連れてってあげてよ。

 自分んだって、来たばかりのときは不安がいっぱいだっただろうから、後輩になんか言ってやれよ、と思った私がバカでした。
 Sさんに、そんな器量があれば、うちなんかで働いてないよな。

 どいつも、こいつも、お子ちゃまで困るわ。

 で、部長がやっと11頃登場したが、遅刻したのでカッコつかないのか、新人さんを無視。まあ、体調悪かったらしい。昼過ぎに帰っちゃった。

 午後になって、育成枠の人を雇っている親会社の経理の先輩が来て「ごめんね、押し付けて。しばらくは神経使うかもしれないけど」と言われるが、別に神経なんて使わないけど、「やってもらう仕事が無いので」と言うと、「ハンコ押しの仕事用意するから」とのこと。

 仕事があるんなら、いくら自分の仕事が忙しくたって、ちゃんと教えてやれせますとも。でも、どーせ、1日で終っちゃうんだろうな。

 ですから、大人の事情なんでしょーがないのですが、こんなんでいいのか、なんだか納得いかないが、せっかく縁あってうちの会社に来てくれたのだから、楽しく仕事してほしいと思うだけです。

 自分も、この会社に入ってから2年くらい放置されて、超暇で腐っていたので、そういう思いを他の人にさせたくないのだが・・・・・

 まあ、仕事の話は置いておいて、野球の話。

 そんなこんなで、今日もドタバタして、明日は会社の飲み会なので残業できないから、今日は渋々残業した。

 日シリの速報観ると、ハムの藤井が立ち上がり好調のようだった。
 でも、藤井は中盤崩れるしな・・・・
 そう思いつつ、なんとか7時過ぎには上がって、ダッシュで帰宅してテレビをつけると「7回まで藤井が無失点?ヤクルト時代の巨人キラーっていうのはホントだったんだ!」

 これは、ハムが継投で逃げ切って、王手をかけて札幌に戻るのか、と思いきや、えーと、途中、いろいろありましたが(建山が死球とか、林が牽制暴投とか)、なんか同点になってしまい、藤井の勝ちは消えて、「延長か?」と思いきや、えーと、誰でしたっけ、高橋?がホームランで「これでハムが勝つか?」と思いきや、9回の裏に、久がホームラン2発くらってサヨナラですって。

 あはは、やっぱ東京ドームは最低だ。

 つーか、私は観られなかったけど、前半はなぜかゴンとアフォ(afoの藤井)の投手戦で、後半は、ホームラン合戦だったようです。

 仕事でいろいろ不条理を感じて帰宅したら、趣味の野球はさらに不条理の世界でした。

 そーいや、昼間やってたメジャーの日シリ(えーと、そっちは世界シリでしたっけ?)では、松井が、ものすごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい帳尻したそうですね。

 ハムの糸井よ、お前も少しは帳尻してみろ。と思いました。(なんだ、かんだ言っても、糸井びいき。いや、最後の鍵を握っているのは、糸井なのよ、って予言してみたい気がしたりするような気がする今日このごろなだけです。)

 もう、いっそのこと、シリーズMVPは、なぜか中田翔君だった、くらいの刺激に飢えている、今日このごろの私でした。(そうとうストレス溜まってるな)


10月35日(水)

 やったー、ハムが勝った。

 今日はハムの走塁が凄くて、巨人のルンバも凄かった。

 途中で点差がついてしまったので、日テレの中継がダレていたが、飯山のエラーから押せ押せムードになり、急にはしゃぎ出す日テレの実況アナにパ専の皆様が唖然としていたのが面白かった。

 しかも、最後は小笠原の華麗なルンバで試合終了すると、放送も締めの言葉もなく終了。

 あ、でも、小久保のゲスト解説は意外とよかったな。昨日の無言会だった宮本に比べると。

 あと、野村謙二郎の声がスマップ中居君似だということを知ったのが収穫。いやー、最初、テレビつけたとき「なんで中居が混じってるんじゃ?」とマジ思ったくらいだ。

 あれだけ鉄壁だった金森が打ち込まれたとき、パ専の俺達魂が燃えたなあ。
 「みんな、ハムが困ってるぞ!自分とこの中継ぎを貸すんだ!」
 「・・・・・・・・」

 アリメと福盛でよければ・・・・・大沼と小野寺でよければ・・・・・内とシコースキーでよければ・・・・

 いや、摂津とファルケンがいるじゃあないか!

 ・・・・・・まあ、そりゃそうだけど・・・・さ・・・・

 さらに、武田久が登場すると、日テレの実況が「パには他にこんな抑えはいません」みたいなこと言われ、「日テレに抗議しよーぜ?」「・・・・・・」

 馬原はうちにグラスラくらってるし、うちの福盛はCSでスレッジに・・・・・
 西武の守護神って誰でしたっけ?
 オリにいたっては、大加藤に替わって、チーたんが出てきたりしてたし・・・
 ん?ロッテは?荻野は守護神だったのか、今年?

 でも、そーだ、荻野は後半、とんぼの力を借りて、見事に押さえたではないか!
 そーだ!トンボを東京ドームに飛ばそう!

 というような雑談で楽しんでいました。

 パ専楽しいっす。

 でも、これで、土曜日までやることになったので、楽しみだ。(またフジテレビ)
 できれば、日曜日まで縺れ込んでほしい。日曜日はテレビ東京が放映権を持っているのだ。

 さて、今日の仕事の話。

 昨日、部長が「これが変なんだけど、なんでー」と騒ぐのをブッチして帰ってしまったので、今日は早めに出勤して、その問題を解こうとしていたら、部長も早めに出勤してきて「あ、昨日のわかったから」

 よしよーし。自分で解決できたのね。

 でも、まだ、役員会に提出する書類が完成していないようで、私とマスオさんにあれこれ質問の雨あられで、自分の仕事ができねー。

 昼前にやっと部長のテンションが落ち着いてきたので、自分の仕事に没頭した。
 今日も早く帰りたかったから(笑)

 日曜日のイベント仕事の疲労が続いているのか、昨日から眼精疲労にきちゃって、残業無理だし。ああ、久々に左目がシバシバする。

 この原因は日曜日の疲れだけじゃなくて、モニターを勝手に新しくされたことも大きい。

 先週、そんな話になっていたので「私は新しいの嫌です」ときっぱり言ったつもりだったが、月曜日休んだときに交換されていた。
 火曜日出勤して、「だ、か、らーーーーーー、私はいらんて言ったのにーーーーー」と心の中で絶叫しましたわよ。

 別に、前ので何の不自由もなかったのに、なんでそんなことするの?

 私、意外と繊細というか、自閉症気質だから、毎日使う物が替わると、その変化に対応するのに時間かかるのよ。
 まず、画面のコントラストとか明るさの違いに順応できなくて、必死にカスタマイズするが、10分おきに、あーでもない、こーでもないと調節している時間が無駄だ。

 しかも、イマドキの流行なのか、横長画面になってしまったので、いつもの場所にウィンドウが開かないので、「なんか、これマウスの移動時間が無駄なのでは?」としか思えない。

 そりゃ、横長の表なんかを観るのには便利だろうけど、だったら、それがいいという人のを交換してやってくれよ。私はいいからさあ。
 だから、エクセルが勝手にバージョンアップしたときと同じで、新しいほうが慣れれば使い勝手がいいのかもしれないが、今までので不便を感じたこともないし、新しい環境に慣れることに手間取るので、暇なときだったらそれはそれで「勉強になります」と楽しめるが、忙しいときにこーゆーことされると、ほんと原辰徳。(←なつかひい)

 いや、だから、今まで使っていた機器が壊れたからっていうのなら、しょーがないけど、なんで、普通に使えているのに、交換しないといけないのだろう?

 うちの会社では、マシンの入れ替えは、まずシステム系の部署から始まり、次は経理ということになっているようだ。で、うちらのお下がりが、「そんなにスペック必要じゃない部署」に回されるらしい。

 でも、経理はそんな環境いらないんですけど?

 新しいモニターになったら、エクセルの表に使っていたセルの色が違っちゃって、私のトロい頭だとそれに対応できなくて、「ああ、目が疲れる」って疲労が倍増しちゃってるのですよ。

 そんで「だから、新しいモニターなんて嫌だったのに」と心から訴えているのに「でも、大きい方がいいでしょ?」って、大きければいいのか?

 って、このノリだと、うっかり下ネタに走りそうな自分がいるが、今日の日シリの9回裏のマウンドには、いつのもように武田久を投入しようとしたのに「武田はちっちゃいだろう。だから、大きいほうがいいだろう?」って、楽天の片山君を用意されても困ります。(今はアリゾナにいるから、日本にいないけど)

 そういえば、西武ドームでの試合前のハムの投手陣の練習を眺めていたら、久は、ほんと後ろ姿が中学生みたいだったけど、誰よりも堂々とした感じで、誰よりも早く練習を切り上げてベンチに戻る姿が「ちっちゃいけど、ここの番長なんだな」と大変頼もしかったです。

 何が言いたいのかわからなくなってきましたが、私はずっと使っていたモニターで何の不自由もなかったし、毎日眺めるモニターを武田勝と同じくらい愛していたのに、(勝は左の先発で、久は右の守護神ね)、ある朝、出勤したら、そのモニターがダルビッシュになっていたので「わ、私は武田勝が好きだったのに!」と絶叫したのに、みんなが「でも、フツー、武田勝よりも、ダルビッシュでしょ?」と言うので、「おめーら、なんもわかってねー」と、枕を涙で濡らしましたというお話でした。

 と、この程度はハムを応援しているワタクシでした。

 くどいようだが、ヒチョリは活躍してるけど、やっぱ日シリで糸井がシリーズ男になってもらわんと・・・・西武ファンが「平尾貸しましょうか?」っていうのは、ほんと、喉から手が出るほど欲しいわさ。あと、やっぱ摂津も貸してください。

 鉄平は要りませんか?

 (いや、ちょっとパ専スレでも鉄平が必要だとか言われたことないので、ちょっと寂しくなっただけです)


10月34日(火)

 寒いよー
 いきなり冬になっちゃった。
 地球温暖化でもいいから、暖冬がいいんだけどなあ。

 しかし、文化祭シーズンなはずだけど、こんなに寒いのも珍しい。そりゃ、学祭で徹夜してると夜はけっこう冷えたけどね。
 しかし、こんな寒いときもあるなら、楽天がもし日本シリーズ進出したら大変ですなあ。つーか、もし、今年も西武だったら、西武ドームでマジ凍死者出そうだった。

 サッカーやラグビー観戦だと、真冬装備が前提だが、野球ファンは寒さ対策に疎いからねえ。どっちかというと暑さとの戦いのほうがメインだから。

 今日は出勤だったのだが、昼ごろ、スポーツ紙サイトをチェックしたら、ワクワクさんが沢村賞だったのね。よかった、私の思った通りで(笑)
 沢村賞の審査員は、相変わらず時代に逆行しており、去年の岩隈は「完投数が少ないけど」と言われていたが、今年の涌井に関しては「去年の岩隈やダルビッシュのようなズバ抜けた成績ではない」とか言ってるみたいだが、おめーら、涌井が投げてる試合ちゃんと観てねーだろ。

 私は2回も観たさ。(えへん)
 そして、今年の涌井こそ「最後の真の沢村賞に値する投手なのではないか?」と思ったわさ。
 もう、完投する時代じゃないのに、涌井は古きよき「完投が当たり前」の時代を感じる、唯一の投手ではないか?
 いや、違うか・・・・・
 昔の完投型投手は、もっとダルみたいな感じだったっけ?
 どっちなのか、よくわからないけど、それだけ涌井はよくわからん投手だった。

 でも、いかにも華のあるエースといった、ダルや岩隈や杉内と違って、意外と涌井の投球は地味なんですよ。
 なんか、投手がやっと調子に乗ってくる3回あたりの投球を淡々と9回まで維持する感じが。ズバズバと打ち取るんじゃなくて、けっこうランナーも出すのだが、なんとなく、のらりくらりと押さえって感じで。

 なので、そんなに球数投げた感じもしないうちに、9回まで投げていて、家に帰ってから投球数を確認すると「げ、160球も投げていたのか、全然そんな感じじゃなかった」とびっくりするのだ。

 まあ、涌井については、今は考えてもよくわからんから、5年後くらいにどうなっているのか楽しみにしましょう。

 さて、それで、スポーツ紙サイトを眺めていたら「元・広島の監督の三村氏死去」というニュースがあったので「へー」ってだけだったのだが、続報をチェックしていたら「現・楽天編成の三村氏」となっていて、「あーーーーーーーーーーーーー!」

 うちの編成部長じゃん!
 そーだ、そーだ、今年の5月頃、主力選手の故障が相次いで、「呪われている」とファンが嘆いていたときに、「ついに、編成部長まで・・・」と言われていたのだ。病気で休養離脱したらしい。

 ドラフトのときに「そーいや、うちの編成部長はどうしたんだろう?」と、ふと思い出してみたりしたが、まさか亡くなるような大病しているとも思ってなかったので、訃報に接し、愕然とした。

 楽天がCSに進出したとか、観てくれていたのだろうか?

 心よりご冥福をお祈りいたします。

 さて、楽天ファン的には、もう一つニュースがあって、また八百長疑惑に揺れる台湾球界だが、元・阪神で、台湾プロ野球で監督をやっていた中込が事情徴収で呼ばれたらしい。

 中込が、どの程度名の通った選手だったのか私は知らんけど、楽天ファン的には、けっこう重要な選手なのである。

 今年の後半、正捕手っぽい地位を獲得した中谷に携帯電話投げつけて失明寸前にしたり、やはり楽天にいるけど、最近あんまパっとしない山村投手をイジめてノイローゼ(自律神経失調症)で退団に追い込んだのが、中込だということになっているのだ。

 真相はどうなのかわからんが、けっこうガキ大将タイプらしく、台湾人選手からは尊敬されて、台湾球界に進出したらしいが、中谷がやっとブレイクした今になって、一般ニュースでその名前を聞くことになるとは。

 しゃて、今日は出勤したが、昨日休んでいたので仕事が山積みで、午前中はガシガシとそれを片付けた。

 そんで、午後は例の発表のためのシナリオ作り。

 先週作った段階では、5分くらいしか消化できなかったので「私が、なんとか倍の分量に膨らませてやる」と宣言したのだ。いや、日本シリーズ観たいから、早く帰りたかったので(笑)

 そんで、午後はその作業に取りかり、3枚だった台本を5枚まで増量した。

 もっと増やせそうだったが、最後は電池が切れちゃって。慣れない仕事やると、消耗が激しいです。

 そんで、5時過ぎたので「今日はオビちゃんと糸数らしいし、早く帰んないと、2人ともマウンドにいないかも」と5時半終了を目指していたら、部長からまた経理的な質問の雨あられ・・・・・

 しかも、「この数字がなんで5千万も違うのか?」って言われても、よくわからないので、「明日調べてみます」と言ったら「明日の役員会に必要なんだ!」って言われても、こっちも日本シリーズ観たいし、それに、日曜日の激務の疲れを昨日やっと癒したが、まだ本調子じゃないまま、発表会用資料の作成で魂削ったので、もう頭を動かすエネルギーが残ってない。

 そういう大事なことはもっと早く言ってくれないと。

 つーか、そもそも日程の組み方が間違っている。

 日曜日にイベント仕事で、金曜日は発表会って、なんでそんな過密スケジュールにしたの?
 つーか、その合間に「決算の数字早く出せ」って言われても、「無理です」としか言いようがない。

 頑張ればできないことはないが、私は無理なことはやらないのです。

 だって、この無理なスケジュールでも、なんとか無難にこなしたら「出来るんだな」って思われるじゃないですか。
 そりゃ、私だって、これがホントに必要な仕事なら残業してでも頑張りますけど「何も考えてない奴が作ったスケジュールに従うのは嫌だし、それに、これを頑張っても、だから、何?」という仕事だから、やらんわ、そんなもん。

 まあ、明日の午前中にちゃんとやるから、ごめんなさいね。

 さて、日テレの地上波中継で観ているのだが、やっぱし、地味すぎる(笑)

 宮本はやっぱ地味すぎた。

 江川も山本コージも地味だなあ。

 この放送、あの激務の後の日曜日だったら、もう寝てただろう。

 まあ、でも日テレが地味にまとめているのなら、新庄と清原の解説に嫌悪感だった人たちは満足してるんじゃない?

 ワタクシ的には「今日も、清原と新庄の居酒屋トークで派手にやってくれたらいいのに」と、「これじゃあ、裏のバラエティ番組に負けちゃう。休日だし」と思いました。

9時12分

 ドームラン合戦の地味な試合でしたが、最後は中田君登場でそれなりに盛り上がったかな?ハムは8回の大チャンスに得点できなかったのが大きかった。やらかし待ちが伝統芸だったろう?

 ハム以外のパ・ファンは「うちの貧打が乗り移っちゃってサーセン」って感じでした。江尻が俺達から「熱烈歓迎、尻者」されてた。

 さて、私は明日もサービス残業の罠を抜けて、無事に日シリ鑑賞できるのでしょうか?

 明日の先発誰?


10月33日(月)

 今日休みにしておいてほんとよかった。(明日休む人が多かったので、たまたま今日にしておいただけ)
 朝目が覚めて、布団から出ようとしても、腰が痛くてなかなか立ち上がれないほどだった。でも、午前中ずっとゴロゴロ寝ていたら、体の痛みはだいぶひいたけど。

 さて、昨日の清原と新庄の爆笑居酒屋トークであるが、実況でもスレができていたけど、今日改めて評判を確認すると、見事に賛否両論でした。
 中には「しまった、BSで観ていたから知らなかった。残念」って人もいたけど。

 批判していた人も「オールスターだったらいいが、日本シリーズだってーのに」と、トークは面白かったが、シチュエーション的にバツという人も多かった。

 みんな固いなあ。
 まあ、自分はあんだけ疲れ切っていたので、「試合の緊張感」よりも笑いを求めていたということもあるだろう。たしかに、私も「せっかくのダルの奇跡の好投がwww」って思ったもんな。

 野球中継のバラエティー化を嘆く人もいたけど、もうその段階は過ぎて、今では、ほとんど中継放送なんてないわけだし、変なタレント呼んで映画の宣伝モードになるよりも(何年か前、そういう時もあったらしい)マシだと思うんだけどなあ。真面目な放送が観たい人は、地上波なんて観ないわけだし。

 それに、昨日の試合が巨人がボロ負けだったにも関わらず、視聴率をなんとかキープしたのは(15%くらいだったらしい)あの面白トークのおかげだったのでは?
 確かに試合と関係無い話も多かったけど、貴重な裏話もいっぱい披露したし、キヨは真面目にやりかったみたいだが、途中でギアチェンジして、新庄のノリにとことん合わせていたら、行き過ぎちゃって、逆に新庄にたしなめられていたり、キヨが我に返ると、しばらく大人しかった新庄がまたハジけだし、キヨにたしなめられたり・・・・
 そんな、元スター選手2人の駆け引きも面白かったんだけどなあ。

 そして、やっぱし、2人とも、一般的に名の知れたスターだけあって「それなりに頭いいよな」と感心した。

 ハムの中継ぎの宮西が出てきたときに、キヨが「市立尼崎高校出身ですか・・・どーりで、やんちゃな顔つきw」って言っただけで、宮西の出身校がどんな高校なのか、視聴者にはよーくわかったしな。
 って、それでキヨは頭いいっていう理屈にならんけど、でも、他の人が同じこと言ったら嫌味になると思うんだけど、清原の言い方だと、その学校へのある意味、尊敬の念みたいな雰囲気があったのよ。わー、あそこの制服着たのが前から歩いてきたら、このオレでも避けて通ったなあ、みたいな。

 そうそう。そこなんだよな。
 清原も新庄も、かなり自由に喋っていたが、不愉快なこと全然言わなかったなあ。
 まあ、不愉快に思った人もいたかもしれないけど・・・・・
 でも、あの人たちが自分の自慢話してもさあ、自慢してることは本当のことだから、全然嫌味じゃないし、それに、あの2人は大スターだったけど、あんまり記録的には何か残した選手ではなかったと思うけど、まさに「記録より記憶に残る選手」だったわけで、名球会入り選手とは違う立場で語るのが面白かったんだけどなあ。

 まあ、賛否両論の嵐でしたが、活発に意見が交換されるのはいいことだと思うし、なによりも、もしかしたら、今後の野球中継の一つの形を作ったのかもしれない。
 二度とないかもしれないけどね(笑)

 でも、野村スコープみたいな、次の配球を読むような解説は、もう地上波ではウケないだろう。
 古田あたりにそういうのやらせると、それはそれで面白いんだけどね。「フルタの方程式」でも発揮しているが、マニアックなことを一般向けに語れる才能ありまくりだし。

 地上波は明日が宮本(ヤクルト)で、明後日が小久保(ソフトバンク)ですか・・・日テレは地味路線なんですね。これが、どうなるのか観てから、昨日の「清原&新庄」の位置づけを自分なりに決めたいと思います。

 どっちにろ、日本シリーズで少しは数字とってもらわんと、来年の地上波放送も絶望的でしょうからねえ。多様化の時代はほんと、私にとっては辛いなあ。

 さーて、11月になったので、またバッサバッサの首切りが盛んになる時期です。

 楽天も西谷と林を切りました。

 西谷先生がああああああああ・・・・・・

 教職免許を持っているので、西谷先生という渾名なのである。
 今年は、高須殿下が故障したときに、一瞬だけ1軍に上がったが、やっぱしこれといった活躍できなかった。
 地味な選手だからなあ。

 2塁手なのだが、1軍では、高須メインで小坂が守備固めで、代走要員の内村も控えているので、攻守に特徴の無い西谷の出番はなかった。

 今後どうするのかわからないが、教員の道に進んでほしいなあ。学校訪問とかで妙に大活躍していたので、それで地味な2軍選手だったけど、けっこう人気があったのだ。ブログもやっていたし。(よくわからんブログだったが)
 教員になって、野球部指導してほしいなあ。
 それで、20年後くらいに、高校野球の監督として甲子園出場して「○○高校の監督の西谷さんは、元プロ野球選手でした。当時は東北楽天ゴールデン・イーグルスに所属していました」とか、紹介されて「楽天イーグルス?あった、あった!」と「クラウンライターライオンズ」を思い出すみたいな気持にさせてほしい。(クラウンは西武ライオンズの前身)

 さて、同じくクビになった林(リン)ですが、去年までは、台湾出身のリンが2人いて、リンリン兄弟と言われていたが、リン・インチェは去年クビになった。
 オンユは残ったのだが、2軍の試合にも出てなくて「まだ故障中らしい」と言われていたのだが、私が9月に観に行った2軍の試合の少し前くらいから復活していた。

 初めてオンユを観たが、体格的には片山君みたいだったし(現在、アリゾナリーグ研修中。去年、ハワイ研修した永井が今年はブレイクしたので、片山君もがんがれ)、私が観たときには、けっこういい投球してたのよ。

 久々に実戦復帰したからなのか、試合後も通訳のオジサンがオンユを連れて西武2軍の首脳陣に挨拶していたっけ。

 しかし、その後、2軍の試合の情報をチェックしてみると、オンユは炎上しまくっていた。どうやら制球難だったみたいだが・・・・

 でも、素材的にはいい投手だと思ったし、今期は故障明けだから、あと1年は我慢するのかなあ、と思ったけど、もう我慢した末にこのテイタラクじゃあ、ってことだったのでしょうか?ばっさり行きましたね。

 台湾の野球界も荒れているので(八百長とかで)、台湾出身の選手は日本でクビになっても帰る場所があるのかどうか心配だ。韓国とかで拾ってもらえんかね?

10月32日(日)

 ↑ファイルを更新する気力がないので、前にもやった手。

 今日はマジつかれたよつかれたよつかれたよ。

 いつもだと「もう、疲れたよ、パトラッシュ・・・」と言うはずだが、今日の激務の前にはパトラッシュの出番がないほど頭真っ白になった。

 いやあ、イベント仕事はいつもそれなりにキツいが、今日のは「近年、最凶」だった。みんなそう言っていた。「大変なのは予想していたが、これほど大変だったとわ」と予想を上回る壮絶ぶりだった。

 おかげで、足腰ガタガタで、肩から背中は痛むし、まるで延長12回まで完投した投手みたいにガタガタだ。

 パトラッシュの出番の無いほどの疲労とは、途中15分ほど休憩があったので、静かに目を閉じていたのだが、体の疲労と頭の疲労の相乗効果で、目をつぶっていても、視界がスパークしてて眩しいのだ。

 あー、この極限状態ひさしぶりだわさ。

 テクノで夜遊び三昧の時には、こういうのよく経験した。
 朝まで踊りまくって、家に帰っても、興奮状態が収まらないので、体は疲れていても、脳が活発になっているのか「目をつぶっても眩しくて眠れん」ってことがよくあった。

 懐かしい感覚ではあったが、40歳すぎて、しかも仕事でっていうのが、なんか悲しい。

 さて、仕事は6時前に終ったので、さっき帰宅してテレビつけたら「げえええ、ダル先発じゃん!」

 しかし、ダルがなんとか好投していることよりも、解説のシンジョーが凄すぎる。
 清原と新庄を並べると、こういうことになるのか・・・・
 キヨがまともな解説者になってるし(笑)
 つーか、新庄が、最近のプロ野球に全然関心なかったらしく、浦島状態で語りまくるのが凄いけど、そのドシロートな話がなんだか面白かったりする、というか、新庄ってやっぱ凄いなあ。疲れているから、あの天性の明るさが心に染みるわさ。

 そんで、やっぱ、新庄様のおかげなのか、ハム打線、内海をフルボッコしはじめました。

 新庄は全試合を観てやれよ。

 うわー、4点かよ。新庄は「ダルビッシュはなんか持ってますよね」と言うが、なんか持ってるのはオメーだろ。新庄さん、来年、楽天の監督になってくれませんか?(笑)

 いやあ、スゲーや、フジテレビの地上波放送なのに、新庄と清原の居酒屋シロートオヤジ・トーク。
 昔、「ステレオ放送」が出たばかりのころ(我が家はその頃テレビを買い替えたので、その一瞬だけ最先端だった)、裏音声では「解説無しの球場の音だけをお楽しみください」という良心的なものもあったが、「重鎮オヤジ評論家の雑談解説」ってのもあり、重鎮オヤジたちが「この選手は結婚してから急にダメになったな(笑)」「やっぱ腰の使い過ぎですかねえ(笑)」と居酒屋トークを繰り広げるのを聴いて唖然としたっけ。(←ミヤノさん、当時、ピュアな女子高校生)

 新庄が「巨人が打たないとダルが燃えないし、試合が盛り上がらない」と言ったら、世界の亀井さんがホームラン!

 新庄・・・・ほんと、おもしれー。

 しかも、ちゃんとキヨを立てるんだよな。「坂本は高卒ですぐスタメンだったんですって?」(ボクよく知らないけど)と言った後「清原さんも、そうだったんですよねえ、大スターですよねえ」って言うから、キヨもまんざらでもないようで「あの頃がピークでした」とリップサービス。

 居酒屋オヤジ副音声トークが盛り上がる中、地味に東野がいいぞお。

 つーか、私がもはや限界寸前なのですが・・・・5時起きして、7時から5時まで走りまくった後で、ナイター鑑賞はキツいです。もう寝たい。日シリなければ、今は8時ですが、とっくに寝てます。

 ビール飲んで、かなり頭も緩くなってきたので、今なら熟睡できそうなんですが・・・・

 もう少し頑張ってみよう。今日の試合は新庄のおかげでエゲツなく盛り上がってますから。

 変化球主体のダルおもしろ。

 そして、世界の亀井さんのルンバ。2塁審判、真鍋さんを新庄とキヨがベタ誉め。

 セの審判である真鍋さんをパ専のみなさまが「この審判ほしいー」と強奪予告。


 ハムが勝ちました。
 いやー、今日は試合がどうのよりも、キヨとシンジョーによる「なんJ」よりも面白い、ニコ生よりも面白い解説に釘付けでした。

 天性のスターってやっぱ凄いね。
 いい勉強になりました。勉強しても、自分の実戦で生かせるかどうかわかりませんが、とりあえず、「ダルの好投を居酒屋トークが食った」という記念すべき試合だったことは間違いないので、私も居酒屋トークを磨きたいと思います。

 真面目よりも笑いだと確信しました。がんばります。
 もう眠いよ、パトラッシュ・・・

 とパトラッシュがやっと登場してきたので、もう寝ます。

 明後日以降は、もう少しまともな精神状態で日本シリーズ鑑賞したいと思います。


10月31日(土)

 日本シリーズ第一戦終了。

 なにやっとんじゃ、ハム。淡白すぎるぞ!

 てゆーか、最後、クルーンが盛り上げ過ぎだ(笑)

 それよりも、今日も武田勝先発だったのに、出勤&例の会議で、5時になっても終らず「今日はもう終了」のコールを散々鳴らして、やっと7時過ぎに帰宅した。
 どうして、武田勝先発の時には、いつも会議に邪魔されるのだろう?

 今日のハイライト「ステルス稲田の打席がテレビ朝日で完全放送」

 普通の人にはその意義がさっぱりわかんないでしょうね。いいんです。どーでもいーことですから。

 それよりも、せっかくノムさんが解説で出ていたのに「野村スコープの操作方法をとうとう習得しないまま放送終了」のほうが面白かったのかも。ノムはいいから、ワクワクさんゲスト解説してくれないの?

 それよりも、よく野球板では「ホワスト」と言われているが、ノムさんとか、マジに「ほわすと」って発音するのね。

 うちの親も、何度教えても「デズニーランド」って発音するのだが、やっぱし「ファースト」って言えないのか今度確認してみよう。キウイも発音できなくて「キューイ」「違うよ、キ・ウ・イ!」「キュー・イ?」「ちげーよ。フランス人がウィ?って言うじゃん、あれよ、あれ、キ ウィ?」「キュー・ウィ?」

 それを何度が繰り返したが、別にキューイでもデズニーランドでもハードデスクでもどーでもよくなったので、あきらめた。
 ホワストだって意味通じてるんだから、あれはあれでいいんだろう。アメリカ人にあの発音で通用するのか試してみたいものだ。

 さて、明日は5時起きだから早寝する。

 明日も最短で帰宅しても7時過ぎだが、ハムさん、少しは頑張ってよ。
 
10月29日(木)

 ドラフト会議。

 菊池君は西武ですか・・・

 私、高校野球よく観てないので、どのくらいの逸材なのか全然わかりませんが(テレビで観る雰囲気的には「大隣になるっぽい」と思った程度。女の勘ってやつ?ちなみに私の「女の勘」とやらは全然アテにならない)、クジで負けたのはちょっと悔しい。しかもナベQに負けたのか。

 まあ、楽天の島田社長も、マー君を引いたので「神の手」と呼ばれているだけで、他にも、片山や長谷部も引いたんだけど、そいつらは、あんまパっとしないからなあ(笑)

 まあ、これで、もしかしたら、西武第二球場の俺達牧場で菊池君を間近で鑑賞できるかもしれないし、それよりも、茶髪率の高い西武の中で、今はジャガイモみたいな菊池君がどういうことになるのかを密かに見守ろう。

 高校野球オタの友人が今回のドラフトについてどう思っているか、電話して確認してみようかと思ったが、確か友人がイチオシというか、故郷である和歌山智弁出身の岡田君のことをあれこれ言っていたのを思い出し「あ・・・・岡田君は、中日か・・・つーことは、ウェスタン・リーグ」ということで、なんか荒れてそうというか、とばっちりでまた説教されそうなので(楽天スレでいうところの「嶋が説教」みたいな)、しばらく連絡は控えておきます。

●超久々にロッテンマイヤー先生降臨

 部長がね、役員連中から、あれこれ宿題出されたようで、テンパっていて「これは、どうすればいいの?」と質問の雨あられ。

 替わりにやってあげればいいだけなのだが、部長はもう少しで覚醒しそうなのだ。
 でも、「そろそろ経理脳が覚醒しそうだ」と思いつつも、もう1年以上経つのだが(笑)

 私は「よく訓練された楽天ファン」でもあるし、覚醒しそうで、全然しない若手を見守ってもう3年(笑)
 でも、今年は鉄平がまさかの首位打者だったりして、「我慢してみるものだな」と遠い目になる。

 思い返せば、3年前、マー君ルーキーイヤーに、マーに入れ込んでいた高校野球オタの友人に付き合って、久しぶりにプロ野球観戦したときには、鉄平は控え選手で、守備前にライトの選手とキャッチボールしてたっけ。

 マー君が入団した球団ということで、2ちゃんで楽天の研究に励んでいた友人が「鉄平は、中日では出番がなかった選手だけど、楽天だったら出番があるかもしれないと、落合がノムさんにくれた選手なの。今年はレギュラー穫れるかどうかの瀬戸際」と説明してくれた。

 3年前は、その鉄平の打席も何度か観たが「全然打てそうな気がしないんですけど?」と私が言うと、友人が「でも、去年はそこそこ打ったんだけどなあ」(規定打席に到達しなかったが、打率は三割キープしたらしい)

 それよりも、思い返せば3年前、嶋の打席を観て「なにこの、バット初めて持った女子中学生みたいなスウィングwww」(中学で初めてバット握った、ソフトボール部の女子達を思い出した)と大笑いしたけど(友人には「嶋は大学時代は、そこそこの強打者だったらしいんだけど」と言われてもさ)、その翌年の嶋の打席観たら「あら?ちゃんと打てそうな感じになってきたじゃん」とその成長振りにさらに笑ったっけ。

 話逸れましたけど、たとえ、最初はへなちょこでも、3年くらい我慢すると急成長する選手っているのだ。
 まあ、多くは1.5軍というか、1軍と2軍を行ったり来たりするのだが、そういう時間の中でなんとなく成長する人もたまにはいる。

 で、私の2軍育成コーチ的な目線では、部長は期待の選手である。

 天才肌でも、秀才肌でもないあたりに才能を感じる。

 彼は、自分で納得できないと前に進めないタイプで、「三歩進んで、五歩下がる」というのを繰り返すのだ。
 ほんと、マジに後退するからびっくりする。

 なので、こっちが「やっと、このあたりまでわかってくれたな」と思っていても、「せんせー、ところで、なんでマイナスとマイナスを掛けるとプラスになるんでしたっけ?」と平気で質問してきたりするので、ズコーっとまさに椅子からコケそうになる。

 おめーが、そこをクリアしたと思って、二次方程式のこと考えていたのに、そこに戻るのか?

 でもねえ。
 こういう人のほうが、長い目で観ると強いのだ。

 今日も試算表と元帳と伝票の関連性について講義したのだが、ああいうのも、テキトーな勘のある人だったら、「なーる。伝票があって、そこから元帳集計があって、それが試算表になるんだな」っていうの、すぐわかると思うんですよ。

 でも、部長はそういうのを直感では決して理解しない。というか、誉めてるつもりなんですが「テキトーに理解しない」らしい。

 その伝票と元帳と試算表の関連については、2年間くらい何度も説明しているはずだが、さっぱり理解しないのである。

 ですから、これって「エースを狙え」で宗方コーチが岡ひろみを見いだしたと同じ理屈ですよね。普通の人は、そこそこやれてしまい、そこそこで終るのだが、「なんで、そんなに全然ダメなのか?」って人のほうが、後々、不気味なほど伸びることがあるのです。

 「1たす1って、なんで2なの?」ってことを考え続ける子供が、後のノーベル賞みたいな。

 で、話戻るけど、部長が「これはなんでこうなるの?なんで?なんで?」と私に質問してきたので「歴代部長は、そこらへん、あんま考えてなかったと思いますよ?」と受け流しても「なんで?なんで?」が止まらなくて「あー、うざ、自分の仕事ができねーし」と思いつつ、こういう上司には、自分でデータ分析できるよう、その方法を細かく教えて、自分でやれるようにしてやらんと、と思って、根気よく、「その科目の明細を知りたいなら、こうやって・・・さらにもっと細かく知りたいなら、こうして」と、家庭教師モードで手とり足とり教えていた。

 その30分後。部長が「てゆーことは、これって、こーゆーことじゃん」

 おおおおお!そのとーりでございます!

 部長が覚醒した?

 でも、部長の欠点は、一瞬だけ覚醒しても、すぐにそのことを忘れ、また私に「あれって、なんだっけ?」と聞き「えええ?この前、わかったって言ってたじゃありませんか?」と私をがっかりさせるところなのである。

 それでも、今までの上司と違い「○○の数字出しておいてね」と丸投げじゃなくて、「自分でその数字を抽出したい。じゃないと仕組みがわからん」と言う部長なので、ちゃんと教えてあげているのですが、そろそろ総務部長3年目で、私に頼らなくてもできるはずだとは思うんですが、あー、その球ひっかけてゲッツーかよ、その場面で外野フライ打てるようになってほしいんだけどなあ、と、ロッテンマイヤー・コーチは涙目です。

 こいつをちゃんと育てられればなあ、コーチとしては優秀ってことになるんだが、わかってそうだが、わかってないあたりがなあ。でも、そのうち、わかるようになるだろう、と信じて、厳しく指導しているつもりです。

10月28日(水)

●今日も野球脳で仕事

 昨日は「5年で10億円の設備投資だと?」と、部長が10億円にという大金にビビっていたので(うちは、年商数十億円の中小企業ですから。その気持はわかる)、気休めに「城島は4年で20億円です」と言って「その金で何が買えるか?」ごっこしてみたのだが、部長は意外と気に入ってくれたらしく、今日は、交わしたばかりの、その投資の一部である9千5百万の契約書をコミケ氏に説明しつつ「例の案件の一部で、さっそく9千5百万円だよ。ふふ」と微笑んだが(ほら、コミケよ、おめーもこの大金にビビれ、という感じの微笑み)、コミケ氏は普通に「ああそうなんですか」という態度だったので、「約1億円だよ、でも、城島の半分だってさ」と言う部長・・・・・

 意味がわかってないので「はあ・・・」とコミケ氏が困っていたので、すかさず私がしゃしゃり出た。

 「ちがいますって、城島は20億円です!1億円じゃあ、城島はなーんもやってくれませんよ。・・・・まあ、部長とキャッチボールくらいはしてくれるかな?」

 部長は、ちょっとがっかりした感じで「そっか、1億じゃあ、城島の20分の1だったか」とブツブツ言うので「ちなみに、9千5百万円だと、マー君くらいですね。たしか、今年のマー君は8千5百万円くらいだったら。来年は1億超えるでしょうけど」と付け加えておいた。

 「そっか、ちょうどマー君が買えるくらいなのか・・・」と部長はちょっと寂しそうでした。

 そして「マー君って、何歳なんだっけ?」と言うので「今は二十歳だけど、たしか、もうすぐ21歳の誕生日じゃなかったっけなあ?」と返事すると、さらに寂しそうだった。
 自分にとっては、1億円を支払う契約書に捺印するのは手が震えるような大事なのに、20歳の若者の年収だったりするんだもん、そりゃ、ちょっと寂しいかもな。

 そのうち、機会があれば、楽天の後半戦は正捕手の地位についていた中谷の年俸が650万円だったってことを教えてあげようと思う。

 さて、夕方からまた例の会議。

 先週は、CS観たさに脱走してしまったので、私が抜けた後、どう進んだのかわからなかったが、部長が「じゃあ、課題は・・・・ってことで、これをどうするかってことを皆で考えるように」と言ったら、みんな「あれ?先週の宿題は?」

 みんな、ほんと、マジメだよなあ。

 つーか、前半の部長とみんなのやりとりでわかったのだが、私が脱走した後も、これといった進展がなく、最初の段階でネチネチやるので終ったらしく、しょーがないから部長が叩き台を提案したのだが、その意味がみんなにはよくわからないらしい。

 こりゃ、私が口を出しても同じだぞ、と思い、この「手順に乗っ取って清く正しくやることしか思いつかない」人たちを前に、しばし滝に打たれる修行をした。

 「で、問題点を洗い出すと、これとこれが関連してて、あと、これもあるのか・・・」
 「待って?これとこれもそれに関連してない?」
 「いや、こっちとあっちは関係ないというか、どっちかというと、そっちのほうが問題点としては大きいのかな?」
 「じゃあ、もう一度、洗い出してみよう」

 おいおい、それ、思いっきり最初に戻ってるんだけど・・・・

 でも、我慢して、そういうやり取りを30分くらい黙って聞いていた。辛かった。

 でも、彼らは「自分らは時間をかけて一生懸命考えた」というのが大事みたいだし、そこを無視して「いいから、次の段階進もうぜ」とハッパかけても、納得しないのだ。それを前回の会議で学んだ。

 なので、それを30分やらせてみて、「あれ?こんなことしてたら徹夜しても終らないのか?つーか、この行為の着地点ってどこなんだっけ?」と、本人達が「あれ?」と思ったタイミングで「そのデータ分析、細かくやっててもしょーがないし、ここは、次の段階でのテーマをざっくり決めて、そっから根拠となるデータを引っ張ったほうがいいと思う」と言ったら「それも、そうだ」という雰囲気になった。

 科学的なデータ分析をしているわけではないのである。
 模擬試験の結果データから、自分の弱いところを抽出して、「私はどうやら、ここが問題らしい」というテーマを決めて、その問題解決するためには、今後、どういう試験勉強していけばいいかって話なんである。

 そりゃ、いろいろダメなところがあるけど、そん中でも解説策が作りやすいあたりを探して、ちゃっちゃとやるしかない。大学合格がかかっているわけではないのだ。会社内の発表時期が迫っているだけで、それは自分らの人生に何の関係もないのだ。

 だから「私って読解力が弱いんだろうなあ」ってことから、それを示唆する試験結果のデータを並べてから、「だから、もっと本を読もうと思います」でいいんだから。

 そしたら、誰かがふと「そういや、自分は漢字の書き順がメチャクチャで、それをなんとかしたかったので、こういう方法はどうかって思っていたんだよね」という具体的なことを言い出して「ああ、それいいじゃん、いいじゃん」ってことで、「じゃあ、この模試データから、漢字の書き取りが苦手だってことを抽出して、それは何でかっていうと、書き順がメチャクチャだからっていう仮説ができて、解決策には大人のDS買おうってことにしよう!」

 このあたりで、みんな先が見えてきたので、意見が活発になり、時間内に会議が終了しました。

 あー、最初からこのノリでやっていれば、1日で済んだものを・・・・

 でも、この人たち、ほんとに真面目だから、来年もまた、同じこと繰り返すんだろうな。
 でも、私自信がやっと学習した。前半はじっと耐えろ。とにかく耐えろ。余計な口出すと余計に時間かかるから。そんで、彼らが無駄な議論でたっぷり時間を費やしたことに飽きてきたら、そのタイミングで、「もっと、ざっくりやろうよ」と言うのがいいようだ。

 もちろん、これがもっと重要な議題だったら、じっくり議論してもいいけど、結局、結論なんてどーでもいーわけだし、誰かが「でも、2年前に同様のプレゼンでうちが掲げた目標はまだ達成されてないんだけど」とホントーのこと言うので「しーーーーーーっ!そんなの誰も覚えてないんだから。私も覚えてないわさ」と言ったら、他の人たちも「たしかに、こういうのって、そういうもんかも。要するに考えることが大事なだけで、結果はどうでもいいんだ」というホントのことに気がついてくれたかしら。

 でも、今回、奇跡的にあがったアイディアは、たしかに私もやりたいと思ってきたことだし、できたら実現させたいと思ったのだが、部長に確認してみると「システム的には無理なんじゃないか?」
 うーん、なんとかならんかなあ。調べてみたら、多少は金がかかるみたいだけど・・・・あれを推進できるんなら、チームリーダーやってもいいくらいなんだがなあ。他部署で協力してくれる人がいればいいなあ。私は技術的なことよくわからんので、そっちのサポートで。

 でも、世間では流行してるんだし、うちでも導入しても、いいと思うし、これを是非やりたい、いやずっとホントはやりたかったんです、って技術畑の人が全然いないとなると、それはそれで寂しいな。さて、どうなることでしょう。


10月27日(火)

 前から懸案になっていた「会社の新たな設備投資」について、社長とうちの部長とその設備の担当部署の部長が話を煮詰めていた。

 やっぱし、だいたい5年で10億はガチらしいのだが、うちの部長は「毎年2億」だと思っていたらしいが、「どうやら来年だけでも5億くらい必要らしいんだよ」と報告に来たので「じゃあ、それだけ借りないといけませんね」

 営業畑で、経理はドシロートだった部長とはここ2年間くらい繰り返しているセリフである。
部長「○○部が設備新しくしたいっていうけど、5千万円なんだって。どーすればいいの?」
私 「銀行から借りてください」

 そんなんでいいの?って聴かれても、現金無いんだし、しょーがないだろう。

 部長は「なんでお金ないの?なんで銀行から借りないと払えないの?」と言うので、「ですから、サラリーマンが家や車を買うのと同じですって。部長だって、住宅ローン組んでるでしょう?」

 でも、部長はどうしても、それなりに利益あげてる会社なのに、借金しないといけないのかがわからないらしい。

 「だからー、常に借金返してるからだって。あと税金が高いから」(一学年上だが、同じ年生まれなので、こういうときはタメ口になる)

 「だから、部長んちの家計だって、まあ数百万だか1千万だか知らんけど、部長の給料という収入があっても、住宅ローンの支払いや、教育費や食費で、トントンでしょ?さらに会社は、税金が利益の半分持ってかれるんですよ。それなのに、車買おうとしたら、ローン組むしかないでしょ?そりゃ、年に100万円くらい貯金できてるから、あと5年我慢すれば、それなりにいい車買えるかもしれないけど、車が今欲しいっていうのなら、ローン組むしかないでしょ?」

 「うーん、まあ理屈ではわかるんだけど・・・」と部長はいつも言うが、普通のサラリーマン的感覚だと、何億円もの借金というのが理解不能らしいので、毎回この問答になってしまうのだ。

 それでも、だんだん仕組みわかってきたみたいなので、こっちも、進歩があるから、懸命に説明している・・・・というか「だ・か・らーーーーー」と怒鳴り散らしているのだが。
 周囲の他の社員に不安感をきっと与えているな(笑)と思いつつも、経理に関係の無い人でも、こういう情報は知っていて損はないだろう。じゃないと、前にも他部署を交えての会議でびっくりしたのだが、普通の人というか、普通よりちょっと頭がのんびりしている人って「会社が1億円利益を上げました」って言うと、1億円が預金として積み上がってると誤解するらしく、「我が社は潤沢な資金をもっと積極的に投資すべきだ」とかマジで言いやがる奴がけっこういて、「はあ、何億借金しているのか知らんのですか?すーか借金は損益に出ないんですぜ?」とがっかりした。

 いや、これ、そこそこ賢い人でもやらかすポイントだからな。
 借金の返済金は費用じゃないってことをうっかり忘れるらしい。
 いや、キャッシュフロー的には、つーか家計簿診断だとそうなんだけどさ。

 まあ、いいんだけど、話を戻すと、「来年の春ごろ、5億円くらい出費するらしいけど、それでいいのか?」と、私に、いい/悪い を聞かれても困るから、銀行に「こういう設備投資するけど貸してくれる?」って相談してよ・・・・と、思いつつ、部長がビビっているのは、資金繰りがどうのというより、「5億円って・・・・」というところだと思ったので、真顔でこう言ってあげた。

 「心の慰めになるかどうかわかりませんが、城島が阪神に決まって、4年で20億円だそうです」

 5億円で酸欠状態になっていた部長は、おもしろいほど食いついてきた。

 「え?阪神にしたの?ソフトバンクは?王監督は?・・・・・・って、はあ、4年で20億か・・・・うちの○○の投資の倍かあ(5年10億)」

 すかさす私が「城島20億よりかは、うちの新規機械のほうが、ちゃんと働きそうですよね(笑)つーか、城島が壊れても誰も修理してくれないし」

 まあ、うちの5年10億の選手だって、利益生み出すかはわからんが、能力的には間違いがないはず。ただ、たとえ3割打てる長距離打者がいたとしても、チームが勝つとは限らないというだけの話。
 首位打者とホームラン王がいても最下位のチームもあったし(去年の横浜)、首位打者と沢村賞投手がいても5位のチームもあった(去年の楽天)

 ただ、会社の設備投資に関しては、設備なだけに、ちゃんと決められた仕事はするはずなのである。野球選手に何十億も支払うよりも、よっぽど確実である。

 私がそう語ると、部長も「あはは、10億なんてはした金なんだな」という気分になってきたようで、さらに私が「楽天の岩隈さんだって、3年10億です」と畳み掛けると、「10億円ってそういう金額なんだな。あはは」と緩んできたので、私がさらに、松坂のメジャー移籍で何十億円動いただとか、さらにはクリスチャーノ・ロナウドなんて・・・・とか、畳み掛けなくても済んだようです。

 会社の設備投資にもっとプライドを抱いてほしいものです。 
 5億や10億で、ビビらないでほしい。
 それが、ダルビッシュみたいに活躍してくれるのなら(今年は故障したけど)、5年で10億なんて破格でしょ。

 で、もし、その投資で勝てるような気がしないのなら、金額が問題じゃなくて「そんな選手穫るのやめましょうよ」ってだけの話だと思うんだけどなあ。


10月26日(月)

 わかってはいたけど、慣れ親しんだコーチ陣がバッサリ解雇だと寂しいものよ。

 特に一塁コーチャーズボックスにいた佐竹コーチには思い入れがあるので、ほんと残念。松井2軍監督も大好きだったのになあ。
 でも「ダルを育てた男」だったヨシコーチだって、ヒルマンが退団したときには、ばっさり切られて「この時期に解雇されても、次の仕事が無い。もう少し配慮してほしかった」ってボヤいていたけど、そのヨシコーチは残留要請されたみたいだが、他のコーチは次の職見つけられるかしら?

 ほんと、現役退いても、コーチの職に就ける人はごく一部だけど、こうしてあっさり解雇だと、生活大変だよなあ。もともと、そんな年俸高いわけでもないだろうし、年齢的にも、教育費のかかるお子さん抱えてる人多そうだし。

 ほんと、ノムさんが女子アナさんたちに「野球選手なんかと結婚しないほうがいいぞ」って指南しているのはホントですわよ。

 さーて、自分の仕事の話ですが、今日もだんだん怒りがこみ上げてきたので繰り返すが、今週は水曜日に例のプレゼンのための会議があり、土曜日にそれの仕上げのために終日会議の予定で「土曜日に日シリに間に合うのだろうか?」と悲しい気分になるが、さらに日曜日は終日イベント外仕事で、そっちは6時には終了するだろうけど、朝7時から夕方6時まで仕事してからナイターを最後まで観られる自信がない。

 しかも、水曜日、土曜日、日曜日と出勤となると、木曜か金曜に休んでおきたいが、土曜日全員出勤のため、みんなそりゃ休みたいよなあ。
 で、マスオさんがさっさと木曜休みを入れていたので、「じゃ、金曜日か・・・」って、月末やんけ?
 休めないことはないのだが、月末は資金繰りを見守る必要があるので、出勤していれば、いざ、あっちが足りないと連絡があれば「サーセン!」と即時資金移動できるという心の余裕があるが、休むとなると事前に細心の注意が必要だし、月末に振込したデータがエラーになったらエビワカちゃんに対処してもらうよう引き継いでおかないといけないので、できるだけ休みたくないのよ。(マー君登板とかいう重要な時以外はwww)

 しかも週明けの休みも激戦となり、まあ、それはイベント仕事の後はいつもそうだからしょーがないとして、自分としても月初のほうが忙しいので、どこで休みとるかあれこれ考えていたら、「そーいや、プレゼン本番が金曜日だった!」

 午後から全社会合なのはいいとしても、夜は全社飲み会なのだ・・・・・

 どこまで日本シリーズ鑑賞邪魔すれば気が済むんじゃい!

 あー、マジ腹立つなあ。

 いや、これが重要な仕事だったら仕方ないのです。例えば、日曜日のイベント仕事は我が社の基幹業務であるので「これで食べさせていただいているのだから、しゃーない」と思えるのですが、「各部署で問題提議して、解決策をプレゼンしましょう」っていう「そんな学級会みたいなことしてる暇あったら働け。つーか自分の仕事後回しにしてまでやることなのでしょうか?というか、そのために残業してると、よけい、会社に対する不満が高まるのですが?」って会議のために・・・・さらにはその締めの飲み会のために、自分の一番大事な趣味が犠牲になるのがほんと情けなくて・・・・

 でも、そんな本音をバシバシ部長にブツけてるのは私だけで、みんな大人しいよなあ。
 大人しいけど「大人」って感じもしない。
 ただ、上から言われたことには、逆らわず、時間の流れにまかせて、聞き流そうって雰囲気。

 いつも思うけど「結論」よりも「会議にかけた時間の長さ」が大事みたい。

 テストの結果よりも「徹夜して勉強したぜ」っていうのが大事みたいな。
 「いや、徹夜して寝不足でテストに挑むよりも、ちゃんと寝たほうがまだ集中できるだけマシでは?」というのも一理あるとは認めてくれるのだが・・・・・それ以前に学校の期末テストなんだから、普段の授業中にちゃんとしておけば、そんな徹夜しなくても、ポイント事項のお浚いだけで充分だと思うんだけど・・・・

 自分の自慢話になってしまうが、中学のとき、私はなかなか成績が良かったので、学年360人中、10位前後をキープしていた。
 いや、あんま、期末テストに命かけてなかったので、だいたい15位前後だっかなあ?
 上位10名くらいは、がっちりやってたからね。

 テスト前は、一週間部活も休みになるので、どっちかというと、そっちのほうが嬉しくて、家で漫画読みまくっていたりしたのだが、ある時、テスト前に発熱してしまい、勉強どろこではなくなってしまった。
 今考えると、インフルエンザだったのかもしれないが、ともかく、テスト2日前くらいまで全く勉強どころか、満足に食事もできないような状態だったのだ。

 これは、ヤバいと思ったのだが、ふと考えた。
 自分は普段の授業はちゃんとこなしているので、この実力だけで勝負というか、全くテスト勉強しないと、どのくらいの成績なんだろう?

 テスト前にやることと言ったら、英語のスペルのチェックとか、漢字書き取りの練習とか、社会の暗記事項とか、範囲が決まってるので、そういうところを完璧にやっておけば高得点は取れるはずだが、そういうテストをまるで模試のように挑んでみたらどうなるのか興味があったので、勇気を持ってやってみた。

 たしか、母親には先に話しておいたと思う。じゃないと、いつも15位くらいなのが300位くらいに落ちてびっくりさせるから。でも、うちの母は、娘の成績に興味ないというか「女の子は勉強できたって」という思想の人だったので「まあ、いいんじゃない?」って程度だったと思うけど。

 結果の詳細忘れたけど、たしか、200位くらいになったと記憶している。

 「意外と落ちるものだな」と思ったが(自分が天才ではないことがよくわかった。秀才でもないことも。いい人生勉強したと思う)、わりと落ちこぼれのいない優良中学校だったので「この私の下の160人くらいは、いったい何しとんじゃ?」とすごく不思議だった。

 なんだか話が逸れたけど、とにかく、どうでもいい会議に時間割かれるのはほんとに勘弁してほしいです。
 その会議の終着点が茶番劇だということもわかってしまったし。

 さて、世の中には私には理解不能なこういうことがよくあり、でも、自分がいいと思うことを他の人もいいと思うとは限らないし、逆もさらなり、ってことはよくあるけど、先日、ふと野球関連の動画を彷徨っていたら、発見して「はあ?」と思ったものがある。

 つーか、「なんで、私の天敵がこんなところに引っかかってくる?」と不思議に思った。天敵と言うのは大げさだが、私が学生時代から理解不能だった「わたせ せいぞう」である。

 仲良しの女子ばかりの「本音トーク飲み会」でも、よく話題になっていた。
 「わたせせいぞうが好きだって言う男は、何考えてるのだろう?いや、好きなのはいいけど、それをまるでいいことのようにきっぱり言う意味が全然わからん」

 当時は「わたせせいぞう」の人気絶頂期であったのだが、同じく人気のあった「イージーリスニング」と供に、胸を貼って「好きです」って言わないのが普通だという価値観を私や友人らは持っていたのだが、ああいう、どーでもいーものしか思えないものを人前できっぱり「好きです」と言う心境がさっぱりわからなかったのだ。

 だって、19歳男子に「オレ、リチャード・クレイダーマンが好きなんだ」って言われたら、ドン引きだったでしょ?
 それと同じ感じで「好きな漫画?わたせせいぞうかな?」って言われたら・・・・

 でも、今でいうとことの「ピュア」な男子はチラホラいて、トンガってた(こっちのほうが死語だけど)うちらの笑いものになっていたわけです。
 トンガリ組は大友克洋や吉田戦車に夢中でしたから。

 まあ、そんで、わたせせいぞうは、その後もなんとなく世間で支持されてるらしいことに気がついていたのだが、かつての勢いはないし「まだ、やってるんだ」って程度だったので、完全に無視していたのだが、この映像がどこで発表されたものかもわからないんだけど、アニメ化されたものが引っかかってきたので、ついうっかり観てしまった。

 だって、題名が「敗戦処理投手」なんだもん(笑)

 しかし、なんだかよーわからんのであった。

 壁に貼ってあるポスターに「1985」なんて数字が入っているから、20年前以上の作品なんだろう。
 それに、けっこう描写が細かいというか、2年間1軍登板無しのベテラン投手の背番号は18(球団にもよるが、エースナンバー。ちなみに楽天の田中の今の背番号)だし、左投手だし、かつではかなりのスター選手だったとい設定なんだろう。

 まあ、20年以上前と今では違うのかもしれないが、長らく1軍登板経験ない投手が1軍に上げらたら、まず敗戦処理からスタートだ。
 監督が嫌味な奴かもしれないけど、わざわざ自ら電話かけて「1軍で投げたいだろ?」なんて言っているっていうことは、1軍投手に故障続出で、しょーがないからだ。

 あんまし嬉しい情況じゃないけど、ここで結果出せば、って崖っぷちの心境を「マウンドまで歩いて44歩」で表現したと善意に解釈するが「いいから、ブルペンカー乗れよ」としか言いようがない。

 と、書いてみると、まあ、やりたいことはわかるんだが、イマイチ私にはピンと来ないんだよなあ、さすが、わたせせいぞう、なんだが、もう一つ、野球ネタがあったので、そっちも観てみた。

 「もうフォークは投げない

 「もう頬杖はつかない」から引用してるんですかね?
 つーか、題名観た瞬間「フォーク投げないじゃなくて、投げると負けたんですね」と思った私が間違ってました。

 わたせ先生は、なんで左投手が好きなんだろう?

 いやー「敗戦処理投手」は時代的にも、なんとなくわかるとしても、こっちはさっぱり理解不能だ。
 なんで、フォーク投げないの?
 つーか、フォーク投げたくても、投げられない投手、けっこういるのに。(うちのリリーフ陣とか特に)

 不安定だから?あの時代はそうだったのか?でも、野茂だって、「ストレートとフォークだけで勝負」だったはずだがなあ。

 時代が違うだけかもしれないが、セのCSの最終戦で、越智がブランコに「フォークだけで勝負」っていうの観て「そりゃ、ねーよ」と笑ったが、あれが短期決戦ってやつだろう。つーか、ガンガンとフォーク勝負の越智を観て「ああ、楽天のリリーフにあんなフォーク投げられるのが1人でもいればなあ、スレッジにもなあ」って思いましたわよ。

 で、フォークだろうがなんだろうが、抑えの投手はとにかく、先発に勝ちつけるのが仕事なので、ストレートに拘るリリーフなんて怖くて使えませんよ。

 ああ、でも、このストレート勝負の美学って、清原がやりましたよね。

 なるほど、私がわたせせいぞうが苦手だったのは「ソフトな物腰だけど、根はヤクザじゃん」ってことだったのが、20数年の時を経て、やっとわかったので、ちょっと嬉しい。

 「リリーフカーなんかに乗るかい、ワイは歩いてマウンドまで行くんや!」とか「変化球なんて、チンチンついてない奴の投げる球じゃ」ってことなんですね。
 その昔「日本で流行るのは、いつもヤンキー文化が源流」と言われていて「はあ、なるほど」と思ったけど、ヤンキーと対極にあるのかと思っていた、わたせせいぞうの世界が、実はとってもヤンキーだったということにやっと気がついて、これまでそこに気がつかなかった自分のアホさ加減に反省しています。

 いやあ、年とると、若い頃には見えなかったものが見えてくるんだなあ。

 おもしろいなあ。


10月25日(日)

 さて、記憶が薄れないうちに昨日の試合についてまとめておこう。

 まず、うちの先発・藤原が絶不調だった。変化球のコントロールが定まらず、ストレートでカウントとるしかないという炎上必須モード。カモが灯油背負って状態。藤原は変化球で緩急つけてゴロで打ち取る投手ですから変化球が決まらないとただのバッピーである。 
 それでも、中谷のリードが良かったのか4失点で済んだので、なんとか試合壊さなくてよかった。

 そんでハムの先発・藤井が解説者が「今年一番いいんじゃないですか?」という立ち上がりに、4点の援護貰って、フォームに持ち前の躍動感が出てきた。でも、やっぱ途中でなぜか集中力切らして3失点まで詰められてたけど。あの辺りが、藤井の謎なところだ。ベテランなのにペース配分ができないのかなあ?吉井コーチもいつも言っているけど、実力的には10勝以上していいはずなのに、今年もなんとか7勝止まりだったし。FA選手になるけど、来年はどうなるんだろう?
 でも、藤井のおかげで試合が盛り上がったのでありがとう。

 そして、藤原を早々に諦めて3回から青山がロングリリーフ。ちゅうか「大丈夫か青山?」と心配したが、「青山はビハインドだと神」という属性が発揮されました。
 ピンチの連続だったのだが(四球も出していたし)、青山らしく、のらりくらりというか「なんで押さえられてるのかさっぱりわからん」って感じで7回まで繋いでくれた。

 ハイライトは代打で中田翔が出てきたとき。
 青山のときに登場なんて・・・・超ヤベーし。  「ここで、うっかり中田に打たれるとハムを爆発させてしまう」と思ったのだが、1軍投手の意地を見せて、きっちり押さえてくれた。
 青山やっぱし、わけわかんないなあ(笑)
 でも、ある意味、楽天を象徴する選手だということに今日気がついた。

 青山がバテてきて、袖達リレーが始まったのも「最後の試合だし、今年の集大成だ」と感無量。有銘が左のワイポイントで四球で交代というのも、有銘らしすぎて涙が出てくる。

 小山も結果的には打たれていたんだけど、直球バンバン強気に放っていて「そう、お前はそれしか取り柄がないんだから・・・」としか言いようがない。

 袖達リレーを担当した嶋が、球を逸らして走者を進めているあたりも、「久々のマスクだし、まあ、しゃーねーというか、嶋は最後にノムにみっちり説教されたいんだな」とグダグダな雰囲気すら最後だと思うと愛おしい。

 「あー、これは福盛まで繋いで、うっかり福盛が勝ち投手になって初戦のお返ししてくれたら言うことないんだが」と、一瞬、私は夢観たのだが、その初戦に見事に逆転サヨナラ満塁ホームラン打ったスレッジが登場すると、投手交代。

 ん?敬遠しないの?
 やっぱり、ここは福盛と勝負させる?
 それで終わりでいいよ。福盛がいなければ、CSに出てなかったわけだし、福盛で終らせていいよ。

 と思っていたのだが、「はあ?岩隈出すんですか?」

 まあ、確かに今日は、マーとクマを控え投手にしていたが、マーはともかく、クマは飾りなのかと思ってたよ。

 4年前まで甲子園という大舞台でバンバン連投していたし、北京五輪やWBCでリリーフ経験のあるマー君ならともかく、クマは去年も今年も「やっぱ中6日じゃないとダメ」だったし、実際、一昨日の試合もいかにも中5日のクマな出来だったのだ。
 だいたい、クマはリリーフの経験なんて最近、ないでしょ?

 たしかに、ここでエースがビシっとスレッジを押さえれば、流れを変えられるかもしれないが、そう甘くないだろう。

 って、やっぱりスコーンとホームランでした。

 まあ、これで、悪いのは初戦を落とした福盛じゃなくて「スレッジが絶好調すぎる」って言うことがわかったし、結果的に福盛で「やっぱしダメだった。だから、クマやマーを出しておけば」って後悔するよりも、「クマでも打たれた アハハハハハ」っていうほうがよかったのでいいか。

 その後、ベンチの奥で涙を拭うクマの姿・・・・・ううう、貰い泣きだ。

 そういえば、オールスターとかWBC以外で、ベンチに座っているクマなんて観る機会ないんだけど(降板後は座っているが、自分の出番前ということが先発だから無いのです)、普通の試合での降板後だと、緊張した顔をして大人しく試合の行方を見守っているが、今日みたいな「出番あるのか、ないのかよーわからん」な時のクマが実にガラが悪かったのに笑った。

 短期決戦のプレッシャーのためか、目がちょっと落窪んでいるし、うっすら無精髭でなんか荒んだ感じなのだが、ベンチ盛り上げようと周囲と喋ったりしているけど、なんか落ち着きのない、不良の兄ちゃんみたいだし、ガムくちゃしてツバ吐いていたりして、なんか、対立する組からいつ仕返されるかわからない緊張感の中で(まあ、まさにそういう情況か)、必死に見えはって、ねーちゃんのいる店で大口叩いてるヤクザ者みたいで笑った。

 あの、白黒はっきり感が、実にAB型っぽい。会社のマスオさんも、黒いときはびっくりするくらい怖いけど、白いときは輝くばかりの好青年だしなあ。

 でも、マウンドに上がると、いつもの貴公子然としたクマだったので、ほんと、面白すぎる。
 そして、試合後のインタビューでも「あそこで押さえられていれば・・・悔しい」と涙を浮かべている姿は白いクマだった。

 えっと、あと見所はどこだったかな?
 そうそう、試合が決まりそうなとき、後ろの暗いところでクマとマーが神妙な表情で立っていたけど、その下のほうからチョコチョコと顔の覗かせていたレイたんが小動物みたいでかわゆかった。(クマとマーはベンチ入り選手だけど、レイたんはそうじゃないので中に入れないから裏でテレビでも観てるんだろうど、グランドが気になるのか、顔だけベンチ入りさせていた)
 あんな絵も、ポストシーズンならでは、だしなあ。(シーズン中は先発投手がベンチに揃っていることは無い)

 あと、クマが登板したとき、ハムベンチの後ろのほうで真剣な表情で佇むダルをカメラが抜いたけど、ダルは何を思っていたのだろう。日シリも出られないですかねえ?
 ダルいないと巨人相手は辛いよなあ。武田勝とかフルボッコされそうだし。そりゃ、マサルさんには頑張ってほしいが、マサルさんの今年の10勝を支えたのは、なんてたって5勝もプレゼントしたうちでしたから・・・・

 そうそう。試合終了後に楽天の選手たちがライトスタンドの応援団に挨拶に行くと、まっさきにハムの吉井コーチがノムさんに挨拶しに来てくれて、さすが洋行帰り(メジャー経験あり)だけあって、ノムさんと握手すると、あっさりとハグしていたのに感激した。

 そして、稲葉が音頭とって胴上げしてくれたし、ハムさんありがとう。

 えーと、他にあったっけ?
 そうそう、今日は宮出がチャンスで打ってくれてねえ。
 同じくヤクルトからトレードされた藤井から。

 なんJで「やくせん」が立っていたので、「わしせん」民がこぞって「宮出をくれてありがとう」と押し掛けていた。

 そっか、歴史あるチームのファンだと、自分とこのチームが残らなくても「元・自軍選手」の活躍を楽しめるんだね。いいなあ。
 そういや、去年は楽天を戦力外になって西武に拾われた谷中が、日本シリーズでも登板して、けっこう祭りになってたっけ。

 私は谷中のことよく知らんかったから、祭りに参加できなかったけど、今年、戦力外になった愛敬あたりが、他のチームに拾われて、CSや日シリに出ていたら、盛り上がるんだけどなあ(笑)

 はあ、ノムさん胴上げ映像、お客さんとして現地にいた人もビデオ画像をアップしてくれているので、いかに球場の雰囲気が良かったかわかって感激ですわ。

 胴上げの後、山崎さんが帽子とってペコリとハム側にお礼してるあたりが「大人だ・・・」

 ダルが岩隈と話しているようだった、軽く肩を抱いて「お疲れさまでした」とでも言っていたのかなあ。
 梨田監督も岩隈の健闘を讃えているようだった。近鉄時代の監督ですからね。

 ダルのブログに岩隈のことが書いてあったが、何このホメ殺し。岩隈が引退するのかと思った(笑)


 さて、中日もあっさり負けちゃったので、今日は野球無くて暇だった。

 日本シリーズは土曜日からか・・・・
 げ、出勤なんだよな。例の社内プレゼン用の会議で・・・・あーあ。また超不機嫌になってる自分が見える。
 さらに日曜もイベント仕事だ。

 ハムも先発がねえ?巨人相手にどこまで持つだろうか?

 あとCSでは、ヒチョリ先輩に美味しいとこ全部持っていかれたけど、日シリではもう少し目立てよ、糸井。じゃないと、マジに鉄平がゴールデングラブとかベストナインとっちゃうよ?

 さて、時期監督はブラウンで内定のようだが、コーチ陣の刷新が予想されるし(2位争いしてるあたりから、はっちゃける池山コーチとか面白かったんだけど、退団濃厚らしい。そーいやノム胴上げんときもボロボロ泣いてたな)、ここから戦力外選手もさらに発表されるし、ドラフトはあるしで(菊池君はどこが獲得するのだろう?)来季に向けての編成に泣き笑いして暇を潰しましょう。


10月24日(土)

 負けたら今日で終わり。
 でもベンチ入り投手が凄いことに・・・・田中 岩隈 有銘 青山 川岸 小山 福盛・・・・って、左が有銘だけ?長谷部は?「長谷部は明日先発じゃね?」との噂。明日・・・・明日はあるのか?

 つーか、やっぱ、初戦どうせ落とすんあら長谷部で落としておきたかったなあ。(ほんと、あなたはダミアン長谷部が大好きなんですね)

 ってアホなことばかり言ってないで、最後の試合を楽しもう。
 昨日も裏で(ですからあっちが表ですけど)、地上波テレビでセの試合も流していたのだが、こっちの試合に集中していたので、ふと気がつくと「あれ?中日負けてる?浅尾きゅんが打たれたの?」とびっくりしたっけ。

 でも、最後の試合なのに、藤井×藤原って微妙な先発だなあ(笑)

 リンデンがスタメンから外れてます。ラッキーボーイっぽくなってる中島を優先されたか、宮出に賭けてみるのか、リンデンを代打で有効利用するつもりなのか。
 あと、トピックとしては中田翔君がベンチ入り。

14時00分

 おー、藤井の登場テーマ(コナン)初めて聴いたよ。

18時

 試合終ったよ。

 負けたけど、涙とまんねー。

 岩隈さんが泣いてたので、もらい泣きで・・・・・

 今日は藤原がダメだったけど、ロングリリーフした青山が頑張った。

 勝てるかも、って思ったけど、最後は岩隈出して、スレッジにホームラン打たれて、失笑のダメ押しちゅーか、クマが打たれたんならしゃーない。

 でも、ほんと、ノムさんとは現実的にはあんまいい関係じゃないのかもなって思っていたクマーがボロボロと泣いていたし、かつての教え子・稲葉が率先してノムさん胴上げしてくれたりして、ほんと涙が止まらない。

 いや、ほんと日シリではハム応援しますから。

 もうなんだかよくわからんが、ノムさんありがとう。

 もう、涙でなにがなんだかよーわからんよーになってきたので、また落ち着いたらまとめてみる。


10月23日(金)

 昨日は岩隈で負けた後、速攻フテ寝したのだが、珍しく現実とリンクした夢を観た。

 なぜか選手のトイレが野球場の外にあり、ノムさんが歩いているのが見えた。
 そしたら先にトイレから出てきたのが岩隈さんだった。

 「あ、ノムさんとトイレタイムが被っちゃたのね、クマも気まずいよな」と思ったのだが、クマもそのことに気がついたらしく、監督と顔を合わせないよう、そそくさと戻ろうとしていたのだが、そこはなぜか自転車置き場になっており、ゴチャゴチャになってる自転車が邪魔だし、慌てて通ろうとするから自転車が倒れそうになってしまい、モタモタしているうちにノムもトイレを済ませて戻ってきた。

 「あ、やべ」という表情の岩隈と、不甲斐ないエースに何か言ってやろうという監督の様子を私はどこで見守っていたのだろう?(笑)

 夢に岩隈さんが登場したのは、これでたぶん2度目。(野村監督は初登場)

 昨日の試合はWBC以上にドキドキしたので、夢に出てくるほどの強い吊り橋効果だったのだろう。
 今年はもう岩隈の登板を観ることもないと思うが、来年も活躍してくれるといいな。故障が心配だけどさ。

 そういえば、岡田外務大臣がなぜか「克也繋がり」で楽天に対するコメントが上がっていたが「3本柱」と言っていたので「よくわかってらっしゃる。つーか秘書が優秀なのか?」と感心。(本人は普通に巨人ファンらしい)

 楽天ファンが「ちゃんと楽天の試合観てる人と観てないでテキトーなこと言う人」と野球評論家を判別する際に指標としているのが「2本柱か3本柱」なので、「楽天は、マー君と岩隈の2本柱がありますから」とか言う人は「観てない人」

 実は、今現在の調子でいえば、「3本目」の永井が絶好調なので(一昨日のカーブの落ち方といったら・・・・去年の日シリでの西武の岸みたいだった)レイたんをちゃんと評価してるかどうかがホンモノとニセモノを見分ける第一関門なのである。

 岡田外務大臣はその関門を突破したが、それが大臣の仕事となーんも関係ないのは当たり前である。そんなところで一般人には全然わからないようなグッジョブしなくてもいいから(「2本柱」と言って楽天ファンに「岡田はわかってないな」と突っ込まれる程度でよかったのに)ちゃんと仕事しろ。

 「ナガイって、けっこうヨクねえ?」とか言って、好感度上げるのはスマップ中居君あたりのお仕事です。

 さて、今日は休みとったので(久々の三連休を確保)ここでいったん、アップしておきましょうか。夜の試合はどうなることやら。マー君踏ん張れるかなあ?
 ハムさんだって営業的には、せめて明日までは引っ張りたいだろうし。
 ハムの先発・八木がそういう空気読めるのかどうかが勝負だろう。

17時20分

 はあ、そろそろスタメン発表か。緊張するなあ。つーか今期最終試合を覚悟している「よく訓練された楽天ファン」な私であった。

17時33分
 セのスタメンは出たけど、パはまだあ?

 中日はニンニク注射でドーピング疑惑の吉見が先発です。うちの会社の亡き先代社長も、末期ガン対策でずっとニンニク注射打ってたので、ちょっと親近感です。

 ああ、なんかスタメン発表遅いと思ったら、今日は試合開始が18時15分だったんや。
 今のうちに夕飯がっついとこ。

 はあ、けっこうヤバかったけど、マー君で勝ったわ。
 やっぱ、マーの心臓強いね。
10月22日(木)

 はいはい、今日も負けました。

 でも、負けたクマさん、最高に美しかったですわよ。堪能しました。

 やっぱ、ハムは強いね。

 いいから一勝くらいはしてほしい。

10月21日(水)

 あー、面白かった。
 楽天負けちゃったけど、私は楽しんだよ。

 さて、今日はちゃんと出勤したんだけど、夕方の長引きそうな会議が案の定長引いたので「あのー、わたし、大事な予定あるんで」と中座に成功した。
 そんで、ダッシュで帰宅して7時ちょいから試合観ていたんだが、永井の神ピッチに感激して、武田勝ファンなこと忘れたくらい。

 はあ、会議中座したおかげで、いいもの観させていただきました。

 つーか、私はやはり会議に向かない。
 「部署ごとに問題点あげて、その解決策を発表せよ」って、この忙しいときにウザいだけなので、さっさと「プレゼンできる笑える解決策をきめてから、問題点をねつ造しようぜ」という私の気持は、善良な皆様には全く通用しなくて、「ええと、今はこの手順の最中なんですよね?」とか、手順重視の人たちに邪魔されまくりというか、私が浮きまくりだ。

 私がいないほうが、この人たちがゆっくり脱線しながらも手順とやらに忠実にやれるような気がしたので「私は、とにかく、マサルさん×レイたんの投手対決観たいのよ」ということで「大事な予定あるんで」と逃げました。

 まあ、その天罰下りそうだとは覚悟していたんだが、ほんとに天罰下りましたわ(笑)

 あー、楽しい。

 で、私は部署のみんなのこと嫌いでもないし、仕事ぶりでは評価しているけど、こういう会議になると、なんかね。

 つーか、それ以前に、先日、エビワカちゃんとマスオさんの雑談に失笑していた。
 マスオさんは、まだ今年の長期休暇とってなかったのだが、その候補として「トルコでも行ってみるか」が候補にあがっていたんだが、その根拠が「トルコって世界遺産たくさんあるんですよね」

 はあ「トルコには是非行ってみたい」じゃなくて「トルコには世界遺産がたくさんあるらしいから」っていうのに脱力します。

 まあ、そんなだから、どこも世界遺産認定に躍起になってるんだろうけど。

 さらに笑ったのが「この間、33歳過ぎた人のルールとかいう本を読んだんだけど・・・」って、エビワカちゃんにまで「そんな本の話されても」と失笑されていたのだが、その本には「海外旅行であちこち行くのはダサくて、33歳過ぎたら、長期休暇は決まった場所に行くのがいい」って記述を読んだマスオさんは「そうなのかもな」って(笑)

 だから、おめーは変な本で啓蒙されすぎだって。というか、そういう本に書いてあることをマジ受けするほうが不思議です。
10月20日(火)

●猫にこんばんわ

(ふと思い出しただけだが、これはかの懐かしい高橋幸宏のオールナイトニッポンの中の「ことざわもじりコーナー」のネタだっけ。三宅裕司などが読み上げていたような・・・・「親孝行したいときに親は梨もぎ」とかも好きだった。よく覚えているもんだ)

 さっき、帰宅したとき、アパートの入り口に入ろうとすると、そのすぐ裏にある隣の家の塀の上になにか怪しいものが!とっさに、ビクっとしたのだが、猫がいただけでした。
 そういや、前もここにいて、ドキっとしたんだよなあ。昼間でもギョっとするけど、夜だとよく見えないし、街灯が猫の目に反射して怪しく点滅するので「な、なに?」って驚くのだ。

 ふー、なんだ、またお前か(その反対側の家の飼い猫。高貴そうな多毛種である)と、呼吸を整えながら、入り口に入ろうとすると、私が猫に近寄っているように思えたのか、今度はあっちのほうが警戒している。
 「なんもしないって、てゆーか、びっくりしたのはこっちなんだから」と猫に話かけたら、よけいビクビクされてしまった。
 だったら、もっと奥のほうにいりゃ、こっちからは見えないのに・・・・

 でも、猫が前足を前後にずらして、体を揺すって、私がもしなんかしようとしたらダッシュで逃げる気満々な様子がまさに「小坂の守備」だったので、笑ってしまった。
 あの小坂の守備体勢は、猫を参考にしたのかね?

●大リンデン返し

 リンデンがノムさんへの謝罪に成功し「電撃、復帰!」と各紙が報じてましたが、「大リンデン返し」という見出しもあって「リンデンって語呂がいいのか、いろいろ応用できますなあ」と感心。

 しかし、ちゃんとスーツ姿で来たらしいが、「だ、誰がリンデンに鉄拳制裁したんだ?」とばかりの目の周りの痣・・・・

 よく、ドラマでも、殴られた跡をああいうメイクしたりするけど、実際に観たのは初めてかも。つーか、特殊メイクにしか見えない見事な出来映え。
 2軍調整中に自打球で当てたらしいが、目に当てて大丈夫なのか?

 いや、しかし、ノムさんもCS第一ステージ突破してゴキゲンだったのかもしれないけど、あの漫画みたいなリンデンの顔を観たら、ツボに入って笑ってしまって、ほんとは突っぱねるつもりが、うっかり許してしまったのかもしれない。

 なんかのトラブルで相手のところに乗り込んでいったら、相手があんな痣作っていたら「え?自分が文句言う前に誰か他の人が殴ったのか?」と腰砕けになりそうだもんね。それで「いや、酔っぱらって転んだだけです」なんて言われたら「あはは、気をつけてくださいよ」なんて和んだ会話してしまいそう。

 でも、結果的に誰かの予言というか「リンデン抹消劇はハム攻略のための高度な作戦なんじゃ」という冗談が本当になってしまったようだ。

 牧田(外野守備固め要員)はせっかくのチャンスだったが出番のないままリンデンの替わりに抹消。1.5軍ちゅーか、1.8軍くらいの選手は辛いね。昨日のヤクルトだって急遽、宮崎から2人招集されたが出番無しだった。1.8軍くらいの選手は、夜逃げみたいな急な登録と抹消を繰り返しながら少ないチャンスに出会えるのをひたすら待つわけだ。チャンスがあっても結果出るわけでもなく。

 でも、リンデン抹消のおかげで、中島や聖澤がCSでスタメンで出て、結果出したし、これでもしかしたらリンデンを代打の切り札にして、中島・聖澤をスタメンっていうのもありそうかも。(リンデンはスイッチ・ヒッターなので、穴を埋めるのには2人必要っていうのが、面白いところなんだけど)

 全てがノムさんの脚本だったとしたら、リンデンが逆転ホームランで日本シリーズだ!ガッチリと抱き合う、ノムとリンデン!ということになるのかもしれないが、現実はそれほど甘くはありません。

 つーか、恩師ノムさんに恩返しする気満々の武田勝を初戦でどう攻略するかでしょう。

 あーん、明日はマサルさん×レイたんなのに、夕方、長引きそうな会議があるんだよなあ。せっかくまたニコ生中継なので、早く帰りたいんだけどなあ。

 最終戦のときにも、「マサルさんの10勝かかってるのにー」と思いつつ出勤したが、またかよ。あんときも「今日は武田勝登板だったので、私はほんとは休みたかったんです!」と部長にきっぱりと抗議したっけ。

 休んじゃおうかな?

 いや、ズル休みはいかん・・・・でも、けっこう、時々やるんだが(笑)

 今の時期だと「今んとこ大したことは無いのですが、熱がちょっとあるので大事をとって」っていうのが通用するからな。
 でも、少し前に、会社に行きたくないなモードのとき、朝ちょっと熱っぽかったので「微熱があるから休みます」しようかと思ったのだが、ホントに微熱があるのか計ってみたら「6度いかねえ」(平熱は6度5分くらいなのだが、朝は低めになりがち)とガッカリして、ちゃんと会社行きました。

 まあ、しかし、CS突破できるとも思ってないけど、残り何試合あるのかもよくわからないけど、一試合くらいは私を感動させるような試合してほしいなあ。

●K役員とTK部長の女子高生ごっこ

 野球なくて退屈だから、文章による表現が難しそうな会社での光景を描写してみよう。

 そもそも、元・部長だったK役員(総務部部長の役職はなぜか登竜門なんだが、そのことに気がついている人少なすぎだと思う。つーか、うち程度の会社で役員って、それなに?美味しいのwww?って感じに思っていたほうが正しいが。でも、名刺の役職名は男子にとっては重要らしいので侮れない。私のような「真実の語り手」は特に注意しておかないといけないと思っている)と、現・部長のTK部長の関係は不思議である。

 私の印象では、K役員はTK部長をイジるのが大好きだ。
 イジメっこ体質なんである。
 もちろん、K役員は頭のいい人であるので、目から鼻に抜ける人のことをちゃんと評価するのだが(そういう側近がいないと今の地位は保てまい)、自分の息抜きのために、「のび太役」をいつもキープしている。

 K役員が好きなのは、そこそこ能力はあるが、自分を蹴落とすほどでもなくて、「おまえ、これやれ」と命令すると「えーーーー?マジっすか?」と涙目になりつつ、しかも、それなりに愚痴りつつも、なんとなく結果を出すが、最後にはK役員が助け舟を出したことにより、ちゃんとやれる部下である。

 谷底に突き落としても「途中まで」這い上がってくるのが大事。最後に手を引っ張るのはK役員の仕事である。
 実にうまいと、いつも感心する。

 TK部長もその術中にはまってしまうのだが、彼は私程度には賢いはずなので、ときどきそのことに対して疑問が湧くようで、なぜか私に「K役員に、こんなこと言われたけど、これってどういうことなの?オレって嫌われてるの?」とマジに愚痴るので「嫌われているのではなく、ある意味、マジ愛されているのですが、それがなぜわからん?」と説明してもなかなかわかってくれない。

 要するにただのツンデレなだけだと思うのだが・・・・
 自分でも自信の無いことをダイレクトに部下にブツけて、部下が困るのを見て、「ほーら、オレって大変なんだ」と確認しているのだと思います。

 でも、そういうのって当事者同士はわりとわかってないらしい。

 えーと、土曜日の会議で部長が宿題を与えられたみたいです。
 でも、そもそも、その問題は役員氏が当事者だった問題ですから、部長が全て解決するのは無理なんだけど、部長は「ここで役員氏に投げたら、何言われるかわからないし、自分で解決できるなら・・・」という雰囲気だった。

 真実の語り手である私は、すでに「これ、K役員の仕事だもん、部長の出る幕ないでしょ。K役員に落とし前つけていただくのが筋。私は関係ねーし」と通常業務に戻ってました。

 で、K役員も「これはオレの仕事だから、まあ、TKが知らんぷりするとムカつくが、あいつもなんか巻き込まれて当事者ズラしてるし、ああいうとこ可愛いよな。じゃあ、宿題はオレが片付けてやろう」と思ったらしく、その宿題を部長にメールしていたらしい。

 で、昨日の月曜日に「TKちゃんと宿題の打ち合わせする約束だから」とやってきたのに、部長がいない。

 私はそこに至る経緯をその時点では知らなかったので「土曜日の宿題の件で、親会社の経理部長のとこ行ったみたいですよ?」と言ったら「TKったら、オレがせっかく宿題やったのに、その返事もくれないで・・・・」

 結局、部長がなかなか帰ってこないので、役員氏はふてくされてM嬢に捨てゼリフを残して帰っちゃって、M嬢も情況が全くわかってないので、部長にそのまま伝えたので、部長が「え?え?え?」と大混乱。

 部長がその後、女子高生っぽく翻訳すれば「ちがうの、あたし、そーゆーつもりじゃなかったの!」と叫ぶので、面倒くさいけど、どういうことだったのか、インタビューしてやった結果、どういうことだかやっとわかったのである。

 女子高生である役員ちゃんと部長ちゃんは、土曜日に宿題を与えられた。
 部長ちゃんは当然、下っ端である自分が頑張らなきゃと思ったが、役員ちゃんは「これって、あたしの得意な科目だしぃ」」と休日中に宿題を済ませ、「でも、部長ちゃんがやったってことにしていいから」とメールで送った。

 部長ちゃんはそのメールにお礼を言ったのだが、それは役員ちゃんがいつもは観ないアドレスのほうだった。

 さらに、ほんとは、部長ちゃんと役員ちゃんは、2人でその宿題について相談する予定だったが、その前に隣のクラスの主席の子に「その宿題観てあげよう」と言われたので、ちゃちゃっと観てもらうつもりが、その宿題を精査するはずの先生にみつかり、「いや、これ、まだ未完成なんですが」と言い訳すれども解放してもらえず、2時間もかかってしまったので「部長ちゃんったら、今日は私と宿題煮詰めるって言ったくせにー」と役員ちゃんが帰ってしまったのである。

 ええ、自分で書いていても、情況がちゃんと説明できてないと思いますが、私の感想としては「あんたら、いい年のおじさん同士のくせして、心は女子高生なんですか?」

 って事の経緯を部長から聞いて、ですから真実の語り手である私はほんとにそう言いました。

 「オレ・・・なんか間違ったかなあ」と遠い目になる部長に「その経緯を私が知っていれば、少しは助けに(先生に掴まってるときに電話かけるとか)なれたかもしれませんが・・・」としか言いようがない。

 つーか、ノムさんとリンデンの騒動も、実際はこんなだったんだろうね。

 再度、絶叫してみる「みんな、大人になれよ!」

 私の思う、大人というものは、目指す目的がブレない人である。
 その過程で、例え自分がないがしろにされても「オレ様をバカにした」とかでブレない人である。結果出せば評価はつく。その時点ではバカにされていても、結果出せば、後から「あの人のグッジョブだったね」って、わかる人にはわかるのである。

 リンデンだって、そういうことわかっていれば、スタメン外されて悔しいけど、6点差で代打で出されたら、涼しい顔でヒット打てばいいだけの話。そうすれば、次の試合で「やっぱ、あいつスタメンで使おうか」ってことになるだけの話。

 そんな単純なことなのに、なんで、複雑なことになるのか、私にはさっぱりわからんのでした。

10月19日(月)

 なんかいろいろありすぎて頭いっぱいです。

 仕事の話じゃなくて(まだ、けっこう忙しいんだけどさ。今日も1時間残業)野球のことで頭いっぱいのです。

 まず、なんといってもヤクルトのインフルエンザ集団感染って、CS中に?
 先発予定だった、ユウキや高木が離脱ってひえええええええ。
 ええ?川本も抹消なの?故障中の相川の替わりのスタメン捕手でしょ?
 え?衣川も控え捕手でしょ?

 これ、楽天で翻訳すると(笑。懲りずにやります)、藤原投手、青山投手、藤井捕手、嶋捕手がインフル離脱ってかんじ?これは辛い。

 まだ試合中ですが、今んとこ負けているようです。奇跡は起こるのか?つーか、これで第二ステージに進んでも巨人にボロ負け確定ですから(ただでさえ、犬呼ばわりなのに)「インフルエンザに負けた」ってことにしておいたほうが丸く収まるかも。

 さて、週末はテレビで楽天ことたくさん取り上げていただきまして、ニヤニヤしっぱなしでした。

 土曜日のNHKの「追跡AtoZ」は、野村監督が主役なのかと思いきや、鉄平はともかく、直人までクローズアップしていただいて、「全国放送で、鉄平と直人とマメ(中村)の飲み会が・・・」と目頭が熱くなった。こいつら3人集めても年俸1億円には全然届かないのである。・・・・・あ、失礼いたしました、辛うじて、なんとか1億円は超すようです。(鉄平が5000万ちょい、直人が4000弱、マメが1000)

 でも、3人揃えてもナカジの半分なんですぜ。

 「追跡AtoZ」はナレーションがプロジェクトxっぽくって、そういう意味でも感激。

 日曜日の夜は「情熱大陸」で岩隈特集だった。
 しかし、去年の21勝で「復活したエース」とよく紹介されたし、WBCでも、そのお浚いはよくされたので、すっかり贅沢になってしまった楽天ファンは「薄い岩隈特集だな」と覚めた感じでした。

 個人的には、まどか夫人の「主人は野球以外、ほんと全然ダメで、結婚した当初は、いただきます、ごちそうさま、から躾けた」みたいなコメントがツボだった。
 ほとんど育児放棄された状態で育った人だったらしいが、こういうコメントからもそれが本当なのかもってことが伺える。家族愛に飢えていたのか、21歳くらいで結婚したのだが、(元プロ野球選手の義父がよく許したと思う。まあ、芽のある素材だと見抜いていたのか)いい嫁貰ってよかったねえ。

 楽天ファンの人たちは「岩隈はもういいから、中谷特集やってくれたら号泣する自信ある」とか雑談していた。私もそれ観たいっす。

 苦労人伝説としては、中谷はいい素材だ。
 智弁和歌山高校から、ドラフト1位で阪神入りし、2軍で井川の球を受け、正捕手候補として期待されていたが、先輩が投げた携帯電話が目に当たり、失明寸前で選手生命が危ぶまれたらしい。

 視力は回復して、矢野が故障したときに、やっと頭角を表してきたが、野口が来ちゃったり、狩野が来ちゃったりして、出番を失い、楽天にトレードで放出。

 しかし、私も2007年からの(マー君入団からの)にわかであるが、中谷の存在を全く知らなかったほどだ。
 2007年はルーキー嶋の育成年だったし、去年はその嶋に替わり、井野をかなり試したが、結果が出ず、今年は嶋と藤井で安定して、お試しで伊志嶺使う程度かね・・・・と思っていたら、なんか気がつかないうちに中谷が上にあがっていて、いきなりプロ初ホームランとか・・・・・・。

 打率や盗塁阻止率は自慢できないが、球威の無い投手をリードさせると、嶋よりは明らかによかった。これといった特徴のない永井の好投を支えたのは中谷だろう。

 そして、土曜日のクライマックスシリーズ2戦目で、スタメン捕手は中谷だった。完投したマー君がガッツポーズした後ろで、ガッツポーズしていたのも中谷だった。

 そして、こんな写真があちこちに貼られた。

 な・・・・なかたに・・・・・(号泣と爆笑の狭間で)

 さて、今朝なんか出勤前に「とくダネ」を観ていたら、つーか、NHKの朝ドラ「うぇるかめ」が終った後(「つばさ」に続いてこれもなんとなく観ている)、フジテレビにチャンネル移したら「楽天やってる!」

 ノムさんのおかげさまもあり、ほんと注目度高いね。

 しかも「土曜日は野村野球が選手に浸透した象徴的なシーンがありました」で、スタメンで張り切るヒジリーが四球で出塁して、反復横跳びみたいなチャラチャラしたリードしたら、ホールトンがキレてて面白かったんだが、そのシーンが・・・・・朝のワイドショーで・・・・おかーさん感激だわ。

 リンデン抹消でヘコんでいたが、代役のシャーパー(中島。ナカシマと読む)はホームラン打つし、ヒジリーもスタメンで結果出すしで、ほんと嬉しかった。

 聖澤は期待の若手なんだろうとは思うが、去年は俊足枠でウッチーが妙に活躍しちゃったので、目立たなかったが、今年は「代走だったら、内村よりも聖澤だろ」という起用のされ方だったし、小坂が来て、内野手の代走&守備固めの内村の出番が減ったのに(打撃もよくなかったし)、外野手の代走&守備固めの聖澤の出番が増えたが、活躍ぶりは地味だったというか、これといった結果出てないような印象だったが、クライマックスでまさかの大ブレーク。

 金曜日は、2塁打の当たりで、3塁狙って走塁死したが、現地組によると「ヒジリー走塁死のとき客席がえれー盛り上がった」とのことだったが、土曜日の試合での、ホールトンとの牽制バトルのときも「今日の試合で一番盛り上がった」とのこと。

 あんま、華のある選手だとも思っていなかったが(2軍の試合で観ても、ぼやーんとした感じだった。試合後のファンサービスでも、なんかボヤーンとしていた)、大観衆の中、ああいう活躍したことで、なにかスイッチが入るかもしれない。

 まあ、前も書いたけど、ヒジリーが覚醒しても、大したことないとは思ってますが(笑)

 でも、鉄平が首位打者とったりするくらいだから、何が起こるかわからないしな。

 今日も通勤電車の中で、ふと考えてしまった。
 「第二ステージでハムに勝てる可能性は低いけど、でも、糸井よりは活躍すれば、もしかして、鉄平がゴールデングラブ賞とか、ベストナインとか穫っちゃうのか?」

 糸井が日本シリーズで大暴れしてくれば、そういう心配もないけど。

 お?セのCSは、浅尾キュンが打たれたみたいで、わからなくなってきたみたい?
 なんか制球が荒れ気味?

 野球実況板のパ専では、私の大好きな、

  キラキラ
 +   +   【ハム伝統芸:やらかし待ち】
|  +  +
|" ̄ ゙゙̄`∩  + キラキラ
|      ヽ +  +  +
|●   ● i'゙ ゙゙゙̄`''、+
| (_●_)  ミ     ヾつ +
| ヽノ  ノ●   ● i
{ヽ,__   )´(_●_) `,ミ

 が登場しました。(マックだと変になっちゃうんだけど、このまま貼っても大丈夫だろうか?)

 浅尾きゅんに俺達魂感じなくていいからーーーーー!

 うわー、最後はダブルプレーですか、さすが浅尾きゅん、というか、浅尾大劇場の伝説が刻まれたようです。
 つーか、志田叩かれすぎ(笑)
 おかげでパ専が立ちません。

 あーあ、五十嵐ダメじゃん。

 これでメジャー行くの?
 なんか福盛と同じような道になるような。

 つーか、さだまさしが仕事で名古屋に来ていたそうで、五十嵐と会ってたらしんだよね。
 その記事読んで「さだまさしは、たしかに野球好きかもしれないが、『敗戦投手』なんて曲作った歌手とこの時期仲良くするな」って思ったんですが、やっぱ、今日は五十嵐でダメ押しされたな。(でも、イムさんでダメ押ししなくてよかったと、ほっ)

 さだまさし氏には「敗戦処理投手」っていう名曲を作っていただきたいです。

 期待されていた投手が、先発では炎上し、リリーフでも接戦ではひっくり返され、ベンチの信頼を失い、敗戦処理だとけっこうきっちり仕事するのだが、それでまた勝ち試合負かされると炎上し、そのうち敗戦処理でも炎上するようになって・・・・泣ける曲ができそうです。

 はい、青木三振で終了。

 イムさんはインフルエンザ大丈夫ですか?

 いえ、ヤクルトさんはご苦労様でした。
 来年もイムさんがいれば、何度か神宮に足を運ぶと思うのでよろしく!


10月18日(日)

 先週職場で、来年のカレンダーや年賀状の印刷の話があって、「はあ、もうそんな時期か」なんて雑談していたら「そういや、来年の干支っていうか、そもそも今年の干支ってなんだったっけ、というありがちな話になり(干支って年末年始にしかクローズアップされないよな)、「牛だよ」と誰かが思い出したので、私も「そーいや、年始の挨拶の粗品で牛の形の石けん頂いたな」と言ったら、M嬢が「そーいや、何年か前、ヒツジ年のときにもらった置物が羊の毛がだんだんフワフワしてくるヤツだった」と言うので「えええ?そんなの覚えてないなあ」なんて話していたら、部長が突然・・・・・

 「ヒツジと言えば、ラムジーっていうのあったよね」

 しーん。

 その静寂にびっくりした部長は「え?みんな知らない?」と言うが、37歳以下の人は知らないらしんですよね。

 部長が強い口調で「み、ミヤノさんはもちろん知ってるよね?」と言うので「もちろんですとも。主題歌も唄えます。12チャンネルのキッドボックスでやっていたアメリカ製アニメですから」と言うと、みんなは私がその主題歌を唄い出すのを期待していたようだが、私、歌に自信なくて・・・・・

 私が沈黙していると、部長がたまりかねて「こういう歌だよねえ?♪ラムジー、ラムジー、かわいこちゃん♪」と唄うので、「ええ、その歌です」と私はわかるけど、30代以下の社員たちは「知らないですー」

 ラムジーってけっこうピンポイントだったかねえ?あと、あんま再放送しなかったのだろう。

 27歳エビワカちゃんが「私なんて、アラレちゃんの主題歌も思い浮かびませんよ(笑)」というので「えええええ?それはわかるっしょ?」と勇気を出して下手な鼻歌を披露した。

 ♪ きーたぞきたきたアラレちゃん ♪ふんふふふふふんふふふふふん(途中よく覚えてない。ゲノム欠落) ♪ピピピピプペポ? ガッっちゃんも (中略。つうか、ここまで熱唱してもエビワカちゃんは不思議そうに私の顔を眺めている気まずさよ。歌唱力なくてごめん)

 ♪みーんな集まれ ぺんぎん村へ

 「あ、そうだ、思い出しました!そういう歌だった、ミヤノさんすごーい!」

 という話の流れから、「小学校の校歌唄える?」という話になって、私と部長(昭和41年生まれの同じ年。ちなみに部長は早生まれなので1学年上ですが)は楽勝だったのだが、37歳M嬢も、27歳エビワカ嬢も、「え?さっぱり思い出せない」とか。

 うーむ。うちらのころはかなり頻繁に校歌唄わされていたんだが、その下の子たちはそうでもなかったのかね?でも、高校の校歌もうる覚えだけど唄えるんだが・・・・中学の校歌がさっぱり思い出せなかったが、「たしか、新設校だったから校歌なかったんじゃ」ということを思い出し、ホームページで探してみたら校歌が載っていたが、完全に知らない歌詞だったので、あれは私が卒業してからできた校歌だったのだろう。

 でも、前に部長が「35歳以下とは、なんか話が通じないというか、記憶が断絶してるかんじがする」って言っていたので「それは普通に10歳くらい年が違うからなだけでは?」と意見していたが、よくわからんけど、部長の言う「溝」みたいのは確かにあるのかもね。

 うちらの世代はとにかく同じテレビを観ていたわけですよ。

 それに、子供向けの番組は限られていたので、ほんと集中して観ていた。ビデオなんて無いし。ましてやテレビゲームもなかったし。

10月17日(土)


 ありがとうございます。
 おかげさまで、楽天はCS第一ステージを2連勝で突破し、第二ステージ進出です。

 って、あたくしは、デイゲームだったので昼間からビール片手にニコ生観戦していて(諦めてプレミアに登録しました。500円ケチってジャスティンつーのもカッコ悪いから)、今日は緊張のためか7時には目覚めていたせいもあり(年とって最大の不満は休日なのにいつもと同じ時間に起きてしまうことだ)、途中で昼寝してしまったんだが・・・・目覚めたら試合終ってた(笑)

 山崎のホームランは観たよ。
 なんか逆に脱力した。
 つーか、昨日に引き続いてホークスが全力で負けてくれた感じの試合だったなあ。

 昨日の杉内が前半7失点したあたりも、ユーチューブで観ることができたのだが、高須殿下(皇族顔なのでそう呼ばれている。ほんと似てるよ)の先頭打者ホームランが決めてだったのね。

 杉内って一試合のうち1イニングくらい不安定になることがあるのだが、昨日は立ち上がりがまさにそれで、画像で観ても、びっくりするくらい球が高かった。でも、いつもの楽天だったら、せいぜい初回に2点止まりというか、2点とれれば御の字だったはずだが、殿下のホームランで立ち直るきっかけを失ったらしい。

 3回にも高須が初球のスライダーをヒットにしてたしなあ。あれは杉内にしてみれば、投げる球なくなるだろう。杉内をいつもの調子に乗せる前に地道に叩いたのがよかったのかもしれない。

 短期決戦って怖いね。
 相手の打線にいったん火をつけると、あんなにイケイケになってしまうから鎮火するのが難しい。

 それにしても、直人のはしゃぎようが眩しいわ。
 ハグしまくり(笑)

 さらに今日なんて、ホームラン打った山崎とノムさんがベンチでがっちりハグしていて、フケ専の極み状態だった。

 マー君も今日は変な力みもなく、けっこう淡々と投げていたので「これはいける」と終盤は昼寝してしまったが、結局完投したのね。
 昨日に引き続き、エースの完投って素晴らしいが、中継ぎが全く出番無しっていうのも次のステージでは大丈夫なんだろうか?

 ああ、そういや、ハム投手コーチの吉井もブログで、自分の現役時代、優勝が決まる試合で先発したけど、最後は抑えに譲るつもりでいたが、マウンドに立つとそんなことすっかり忘れて優勝が迫ってくる快感に集中していたら、なんだか完投しちゃった、というような話を書いていたけど、クマやマーもそうだったんだろうな。先発投手はやっぱりそうじゃないと。

 さーて、次はハムか・・・・・・って、CS第二ステージっていつやるの?(笑)
 全然考えてなかった。

 おわ?
 セのCSは「はいはい、チェンが完封でちゅね」って感じだったのに、ヤクルトがいつのまにか逆転してる?
 デントナがホームラン打ったんか。

 おわ?8回裏、五十嵐に替わりましてイムさん登場?いやーん、また回跨ぎ?
 「後ろにヘチョンがいるから大丈夫だぜ!」という書き込みに苦笑。

 やったーーーーーー!
 ヤクルト勝ったーーーーーーーー!
 つーよりも、個人的には「イムさんが押さえたーーーーーーーー!」

 ああ、よかった。イムさんの調子が戻ってきたのかに?

 来年も生イムさんが鑑賞できるといいなあ。

 と、マー君完投勝利よりも、イムさんセーブのほうが嬉しいワタクシでございました。

 さて、NHKのノムさん特番でも観るか。(これ、CS勝ったからいいけど、負けてたらどうしてたんだろ?)
10月16日(金)


 会社を定時ぴったりに、頬を紅潮させ、薄笑みを浮かべながら飛び出した。

 花金(死語?)にあれじゃあ「デートかな?」と思われそうだが、もう誰も私にそんなこと考えないか(笑)

 「ミヤノさん、今日は嬉しそうにさっさと帰ったね?」
 「あー、楽天がクライマックスじゃなかったっけ?」

 と、あっさり見破られてそうである。

 まあ、それで、7時には家に帰って、「勝ってるかしら、どうかしら?」とドキドキしながらニコ生にアクセスしたら「プレミアム会員優先です」で弾かれた。
 ガーソ・・・・・・

 まあ、そうだよな。いつもと違って、他の試合はないから集中するよなあ。セ・ファンも来てるだろうし。ヤフー動画観られる人はそっち行ってほしいけどさ。

 でも、貧乏人は麦を食えには慣れているので「まあ、タダでいい思いするのもズルいよな」と諦めた。

 試合は楽天がなんと杉内を炎上させたらしく、7−0というまさかの経過だったが、私が「ああん、観られない。しょーがねー、実況板でも眺めるか」とやってる最中に7−4になっていた。(高須がエラーしたらしい)

 もういいや、と思ったのだが、やっぱし諦めきれずにまたいけないと思いつつもジャスティンに行ってみたら、やってるよ、パトラッシュ・・・・・
 まあ、ジャスティンもブチブチとよく落ちるんだけどさ。

 おー!5回の表、小久保三振でクマが吠えたー!

 しかし、杉内の後に出てきた大隣が、なんだか絶好調っぽい。
 大隣は先発より中継向きなのかなあ?
 先発だと最初はよくても中盤に大崩れしたりしてたんだけど・・・・

 6回裏。
 うおー?中島が2ベースとエラーで3塁とった?その前はホームラン打ったし、なんかラッキーボーイになってる?まさかの地味なシャーパーが?

 ええええ?草野がセンターにポップ打ち上げたのに、長谷川様がやらかしてくださりました。(←変な敬語)

 長谷川様のやらかしは勝ちフラグですわよ。(私が福岡で観た試合もそうでした)

 「秋山ならとってたな」というコメントに笑うしかない。

 しかし、やらかすのは楽天なのかと予想していたのに(実際、高須殿下がやらかしました)、ソフトバンクだって短期決戦久しぶりだし、浮ついてるのは同じなのか。

 ピッチャーが藤岡に変わった。
 藤岡大好きなので、また複雑な気分。

 宮出がキレいなヒット打った!次は藤井だ!故障からやっと上に上がり、CSの晴れ舞台でやっと岩隈専用捕手の活躍が期待されているのだ。

 スクイズでもいいけど・・・・
 それより、藤岡がランナー背負って投げづらそう。

 ああ、3塁走者の草野が死んだ。これは、またヤバいっす。

 2アウトで高須なんだが、敬遠気味だな。
 さっきのエラーの帳尻でホームランでも打ってほしいものだが。

20時23分
 ストライク投げたから、高須敬遠じゃないのか・・・・
 まあ、コーナーついて四球でもOKっちゅうことなのか。

 ああ、やっぱ、リンデンいたらなあ。

 あ、高須四球で2アウト満塁です。
 代走小坂。こさっちーーーーーーーー!

 で、打者な直人。どうなるかな?

 ここはマジ勝負どころ。

 藤岡も直人もがんがれーーーーー!

 直人がヒット打ったあああああああああああ?

 10-4だって、すげえええ。

 大事な試合でさ、中島とか直人とか、セ・ファンの人が知らないような地味な選手が活躍してくれて、おかーさん嬉しいです。

 藤岡がこれで降板は心が痛むが・・・・でも、これで摂津は温存してくれますよね?(仙台で摂津は観たくない。オフのイベントとかでキャーキャー言われてください。私もキャーキャー言う気満々ですから)

 20時30分

 鉄平、初球であっさり内野ファールフライ。
 うん、鉄平は明日がんばれ。

 6点差で迎える7回表。
 なるべく岩隈でひっぱりたい。
 先頭打者にヒット打たれたけど、次は草野のところでゲッツー。いい雰囲気。次は三球三振。クマがノってきた。

 こういうあたりが野球の好きなところで、こういう雰囲気って自分の仕事でもたまにあるけど、地味な人が活躍したり、ムードメーカーがバシっと決めると、イケイケな雰囲気になるのだ。

 そうなると「うちの会社みたいな、しょぼい中小企業でも、いい仕事したな」という満足感でモチベーションあがるのだ。

 うわ、山崎のホームラン、きた====ーーーー!

 そう、こういうところで「一流企業をクビになって、中小企業に来た人」がドカーンと活躍してくれると、さらに雰囲気よくなるよね。

 まあ、ホークスの継投リレーが敗戦処理になっただけなんだけど(笑)

 ヒジリーにもいい思いさせて。と思ったら、2塁打の当たりで、3塁とろうとして、3塁アウト。
 いいよ、いいよ。ヒジリーにいい経験させた。

 あれで3塁セーフだったら、覚醒させたかもしれないけど。聖澤が覚醒しても、たいしたことないだろう。

20時42分

 8回表も岩隈がまだ投げる?もう今日は完投してくれ。

 三凡であっさり。クマーーー!
 WBCんときの鬼クマがやっと帰ってきました。

 そして、クマが投げると山崎が打つという勝利の方程式。ああ、うれしい。

20時48分

 ホークスの店の人(三瀬)相手に、宮出が四球選んだ。宮出がほんと活躍してくれてうれしい。

 藤井が惜しい外野フライの後は、小坂だ。

 こさっち、こさっち、こさっちぃぃぃ!

 センターフライでした。小坂は守備で頑張ってください。

 直人も凡退して、さあ、9回の表も岩隈さん降臨。

 ああ、岩隈さん、岩隈さん、岩隈さん、クマー!

 もう、オーティズにホームラン打たれてもいいですから、思いっきり投げてくださいませ。
 オーディズ三振!

 松田もファーストゴロ!

 ああ、これは勝てる。

 Kスタの岩隈コールと、真剣な表情のクマ。

 ああ、なんて美しいのだろう。

 阿修羅像よりもさ。こっちのほうが、さ。

 だって、阿修羅像ばりの美形が全力投球してるんですぜ?

 表情が落ち着いている。これはいけそうだ。最後はピッチャーゴロ!
 弾けるような岩隈さんの笑顔。

 とういよりも「はあ、やった」と、かなり疲れ切った様子もあるが、笑顔でチームをひっぱる感じは、私が職場で目指しているものでもあるので、大変、参考になります。

 ヒーローインタビュー。クマはセギと並んでも同じくらいの身長。でか。

 高須がちっちゃーい。

 クマの「本気ですから」が、またキターーーーーーー!

 ああ、明日はマー君先発でこのままの勢いでいきたいところだが、ワタクシ的には「明日は落としておいて、ぜひ、永井で」という気持もあるので、いろいろ複雑である。



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