可燃物な日々

表紙に戻る/過去の日記

ご意見・ご感想・誹謗中傷などございましたら、感情廃棄物再利用所までどうそお気軽に書き込んでください(でも、現在書き込みが出来ないようです)

 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました


9月30日(水)

 NHKの9時台のニュースで「仏女」と書いて「ぶつじょ」が紹介されてた。仏像ブームな女子をそう呼ぶことにしたらしい。

 阿修羅像にはそれほど興味がないが(まあ美術品としてはそれなりに)、なにせ私は「イム女」ですから(笑)
 あ、ヤクルト負けてた・・・・・(くすん)

 それよりも、今日も疲れたよ、パトラッシュ・・・・・

 自業自得なのだが、昨日、ニコ生動を観ながら酒飲んでいたため、馬原に大劇場させただけで同点に終わり、結局、延長で負けてしまったので、ヤケ酒が進んでしまった。

 やはり金があっても、スカパーに加入するのは危険かもしれない、と思った。
 中継をほとんど観られない環境にいるほうが、精神衛生上にも健康にもいいと思う。

 昨日、書き散らした酔っぱらいの実況は削除しようと思ったが、まあいっか、と思って残したけど、あの調子で飲み続けていて、試合後も「酒でも飲まんとやってられんわい!」とヤケ酒が止まらず、飲み過ぎたのか、楽天の不甲斐なさに神経が高ぶっていたのか、仕事で大変だからテンション上がっていたのか、その全部なのか、12時過ぎにやっと寝付いても、2時間おきに目が覚めて、水分補給していた。

 2時、4時、6時と目が覚めて、6時にはとうとう眠れなくなり、漫画読みながら朝のニュースで昨日の負け試合が紹介されるたびに、ああ、悔しい。

 そんなだったから、二日酔いと寝不足で朝から絶不調。

 ああ、今日も大事な仕事でお客さん相手するのに、笑顔がひきつってるし、目つきも絶対に悪いはずだ。
 つーか、頭の回転が3倍くらい遅くなってるときに、朝からフルスロットルでワーワーと質問されても、「はあ?なんの話ですか?」とドヨーンとしてしまう。

 これは、やばいと思い、正直に言うことにした。
 「あのー、私、ちょっと今日は体調が悪くて・・・・」
 「大丈夫ですか?」
 「はあ、実は昨日飲み過ぎて二日酔いで・・・・・贔屓の野球チームが負けまして」

 お客さんは、世間話をしない真面目な方々だったので、誰も「贔屓チームってどこですか?」って聞いてくれなかった・・・・・(くすん)

 そんな、頭がボヤーんとしたときに、微妙な案件について問い詰められても、「えっと、それ、なんだったっけ?」としか言いようがない。
 やっと調べて「これは、こういうことでした」と、説明したのだが、二日酔いのため、手が震えてるし、言葉も歯切れが悪いので、なんか嘘ついてるみたいにしか見えないだろう。

 はあ、困ったなあ。

 午後になると少し頭が回ってきたが、本調子じゃないので辛かった。
 まさに、昨日の岩隈みたいなことに・・・・・

 そんで、いろいろ宿題を残されたので、残業して書類を揃えていたのだが、気がついたらもう7時半で、「今日こそ楽天勝ってるかしら?」と試合経過見ると、2-1で勝っていたので、「レイたん、踏ん張れよ!」と心の中で応援しつつ、もう電池切れだったので、帰り支度をしつつ、また経過チェックしたら、6-1になってた。

 わーん、今日もニコ生やってるのに、私が観られないときに勝ってるしー
 さっき帰宅して、何が起こったのか確認したら、5回のビッグイニングは小坂がエラーを誘ったことが発端だったらしい。こさっちの活躍を見逃したーーーーーー

 まあいいや、仕事で炎上しても、楽天が勝ったなら。

 つーか、ロッテがまた西武を大差で下し、西武ドームのマウンドに染み込んだ、長谷部の呪いの恐ろしさに震撼するしかない。

 こりゃ、明日も長谷部効果で勝てるか?昨日、失点した小山の後で、地味に敗戦処理したし。

 仕事で炎上してるし、長谷部の活躍(?)だけが生きる希望なんだよ、パトラッシュ。


9月29日(火)

 もう、疲れたよ、パトラッシュ・・・・・(最近の口癖)

 今週ずっとこれだと思うとキツい。免疫力が落ちて、週末のイベント仕事でインフルエンザにかかる悪寒がする。(予感が悪寒っていい感じ)

 はあ、やっと帰ってきたから、「気分切り替えよう!」と張り切って、ニコ生動に入ったのに・・・・・楽天負けてやがるよ、パトラッシュ。(まだ途中だけど)

 岩隈×和田のエース対決なんだけど、和田は故障でずっと不調だったのになあ。

 でも、楽天は和田には意外と勝ってるのだが、和田が不調だとかえってヤバいという説もあった。「中途半端な左に弱いんだよ、うちは」ということらしい。

 しかし、長谷部の呪いが拡大したのか、ホークスは摂津が発熱で、ファルケンも故障で、ジャマーノも故障らしい。「2位になる大チャンス」とも言えるが、「逆になんかやられそうな・・・」と思っていたら、やっぱり悪寒的中。(新たな口癖誕生の瞬間であった)

 長谷部の呪い・・・・今後どうなるんだろう?
 今日も、とっとと岩隈を諦めて、長谷部出しておく?

 西武との初戦にマー君炎上の後、長谷部が敗戦処理で登場してロングリリーフしたのだ。
 こういうときの長谷部は実に使い勝手がいい。一家に一台というかんじ。頼りになる中継ぎではないが、地味にイニングは食ってくれる。
 あんときも2失点くらいしちゃったが、最初は1・2塁間を抜ける緩いヒットで「セギとれよ」だったし、次は「打ちとった!」と思ったら、詰まったフライがポトリとセカンドとライトの間に落ちた、相手にとってはラッキーなヒット。で、次がセンター前にキレいなヒットで、失点しちゃったけど、「運がなかったな」とも言えた。

 相手のエースを引きずり降ろして、イケイケだった打線の勢いは止めてたもん。涌井炎上の後に、さらに炎上した大沼さんの出来と比較すれば、いい仕事だった。

 でも、2軍落ちし、やっと復帰した長谷部にとっては、もっと結果出してベンチの信頼を・・・とそれなりに張り切っていただろうから、「悪魔の子パワー」をマウンドに振りまいたのかもしれない。(ルーキーの時、打たれてもなぜか負けないマー君をノムさんが「神の子」と言ったのは有名なノムコメであるが、打ち込まれてマウンドを降りたあと、なぜか中継ぎが好投し、逆転して勝利してしまう長谷部を一部のファンは「悪魔の子」と呼んでいる)

 で、長谷部が地味に敗戦処理のロングリリーフをこなした翌日から、岸を炎上させ、涌井までノックアウトしたので、長谷部効果がまた囁かれはじめた。

 うぉーーーーー!宮出のヒットで一点入れたぜ!

 お?ロッテが西武相手に10桁試合中ですと?
 ホームでやってやれよ・・・・
 うちとしては、負けてるときに西武も負けてると「今日はいいか」でいいけどさ。

 って、自分の仕事のストレスを野球にブツけてるのって、ほんと、オヤジだな(笑)
 つーか、毎日、オヤジ相手に疲れまくってるんだけど。

 自分の日記で実況してどうすると思うが(だって内弁慶なんだもん)、3−5で7回裏。
 ここで摂津なら「オワタ」であるが、摂津発熱中であるからして(ああ、あたしがギュっと抱きしめてもっと熱を上げてあげたい)ホークスの継投は大チャンス。水田キターーーーーーー!どMリレーに期待!

 山崎キターーーーーーーーー!

 ニコ動の画面が「きたああああ」で真っ白になったよ、パトラッシュ・・・・・

 はあ、山崎のホームランで明日も辛い仕事がんばろうと、思えるためには、やっぱ勝っていただかないと。

 久しぶりに漲ってる感じの川岸を観た。
 おねーさん(川岸相手だと、かろうじておかーさんモードにならない)涙目。

 私も明日、仕事がんばります。

 あー、藤岡がピシャリと抑えた。サイド好きなだけに複雑な心境。摂津のおかげで影薄くなっちゃたからなあ、藤岡。

 まあ、マジに風呂入ってみる。(明日は寒そうだから)

 風呂上がりました。(だから、そういう実況にどんな意味が?)

 9回裏、まだ同点でした。
 馬原出てきましたが、
 サヨナラ唄いますか?

 21時42分
 セ・パ他球場は終了。延長でもないのにうちだけやってる。

 黒いビジユニの馬原ホント男前ですが、この人の、ほんとに美しいのは足です。
 そして、馬原劇場が開演され、高須に四球、代走ヒジリーが走ってノーアウト2塁で、鉄平が凡打で送って、1アウト3塁で山崎。

 敬遠ですね。
 敬遠でした。

 次、草野なんですけど?

 クサるか?
 それとも逃げて、セギで勝負する?

 わー、草野も敬遠だ!

 どうするセギ?

 セギは三振でいいから、林田に繋げ!

 ああああああ、延長戦。

   
9月28日(月)

 今週は仕事が忙しいのであった。

 ああ、そうじゃなければ仙台に旅立っていたかも(明日からホークスと2位争い直接対決)。

 今日はセ・リーグは試合があったんだ。お?ヤクルトは高木が3勝目?なんか、頑張ってるなあ。変なキャラっぽいから、もっとスポーツ・ニュースで取り上げてほしい。

●英会話教育

 エビワカちゃんは、私が想定する「普通の人」というか、公立中学校で成績が中の中だった子がそのまま大人になったような人なので、私の貴重な「世間一般」のサンプル資料です。

 そのエビワカちゃんが、うちの会社で販売をお手伝いすることになった小学生向け英語教材の資料に関心を寄せていたので「やっぱ、自分の子供にも小さい頃から英語習わせたいと思う?」と聞いてみたら、「うーん、英語はできたほうがいいかなあって・・・・」

 私は幼少時からの英語教育には懐疑派なのだが、まあ、全く効果がないとも思ってないし、それよりも「英語喋れたからって、それを活用する道があんましないような気がしなくもない」と思ったりする。

 結局、日本人が英語苦手なのは、あんま必要じゃないからじゃない?

 インドの観光地の安宿で、親を手伝う少年が欧米人相手にベラベラと自在に英語を操り、親が昼寝している間、ずっと暇そうな外人を相手にして、ちゃんとお勘定までこなしているのを観たりすると「そりゃ、生きるために必要なら、このくらいねえ?」と思う。

 うちの父親世代の人が書いた「英会話がみるみる上達する」とかいう新書本を読んだことがあったが(高校生の頃)、その人が英語を身につけるようになったきっかけは「ちゃんと発音よく、ギブミーチョッコレートと言うと、他人より多くチョコを貰えたし、さらにカタコトで何か気の利いたこといえば、もっとチョコが貰えた」という、たいへん納得できるきっかけであった。

 今の日本で、英語が喋れなくて困ると言ったら「外人に道を聞かれても答えられなかった」程度ではないか?
 で、それは自分が困るわけでもなく、困るのは「英語通じねー」と困っている外人さんたちであって(私もタイで同じ思いをした)、そういう外人さんたちを助けるために真剣に英語勉強するわけないし。

 それにさー、道聞かれても別に英語要らないじゃん?
 まえにT嬢と神保町を歩いていたら、「この辺は、ビジネス用の安宿が多いから、最近、そういうとこに泊まる外人が多いらしく、よく道聞かれるんだよね」と話していた。
 たしかに、アキバも近いしねえ?(笑)

 そして、神保町で働くT嬢が同僚達と飲んで「2次会に移動!」とゾロゾロ歩いているときに「○○ホテルはどこですか?」って聞かれても、みんな酔っぱらってるから「えーと、あっちだったっけ?」「いや、あっちだ」といいかげんになってるし、そもそも、普段自分が歩き慣れてるところって「信号三つ目を右」とか意識してない場合が多く、日本語でも説明に困るのだ。

 で、酔っぱらいのT嬢ご一行は「めんどくせーから、酔い覚ましに、連れていってやろう」と、ゾロゾロと道案内し、わかりやすい交差点の角でやっと「ここの通りの右側。100メートルくらい?」と教えてやるらしい。

 という話をしていたら、後ろから若者に「あのー、この辺に銭湯ってあります?」と聞かれたので大爆笑した。シャワーしかない安宿で「あっちに行けば銭湯がある」と教わったのだが、道に迷ったような感じだった。T嬢は「銭湯?・・・・・たしか、昔、あの裏あたりにあったような・・・今もあるかもわからんが」と教えていた。「昔はね、徹夜した社員が利用していたみたいなんだけど、最近はみんな贅沢になってきて、ラクーア(後楽園にあるスパ施設)に行くからねえ?」ということらしい。

 話が逸れたが、何が言いたいかというと、私程度に多少英語ができる人にとっては「英語が出来ないのではなく、そもそも日本語でも言えない」ということが、けっこう多いということをわかっているのだが、「自分は英語からっきしなので、子供にはちゃんと英語を身につけさせたい」って人ほど、外人が道を聞いてきたらダッシュで逃げているだけなのではないか?

 エビワカちゃんもそのタイプだと思うのだが、私が「でも、子供のときからやったってねえ?私も経験あるけど、幼児英語塾に通っていた友人を中学であっという間に抜いてしまったなあ?」と言うと「そりゃ、ミヤノさんは頭良かったんでしょうけど」と言うから「でも、英語喋れたからって賢いとは思わないけど?」と言うと・・・・

 「でも、英語喋る人のほうが年収が高いらしいですよね?」

 ・・・・・・わー、そりゃそうなのかもしれないが、そーいうの真に受けるんだ。

 こりゃ、英会話教室が流行ったのわかるなあ。

 英語なんてアメリカ人やイギリス人ならどんなバカでも喋るのである。
 そして、日本でも、確かに事務系派遣社員なら、英語ができたほうが外資系で仕事ができるので時給は高いかもしれないが、大した差はないだろう。まあ、年収で100万円くらい差がつくかもしれないけど。

 結局、子供に英語を習わせたいっていうのは、「子供にピアノを習わせたい」ってのと結果的には似てるのかね?
 それよりも「英語喋れたらいいなあ」っていうのは「楽器弾けたらよかったなあ」っていうのと同じなんだな。

 楽器弾けたら、そりゃ、いろいろ楽しかろう。
 それと同じに、多少、英語が喋れれば、海外旅行で買い物に困らないし、道に迷っても安心だし、外人さんと雑談するもよし。「マイケル・ジャクソン死んじゃったねー、大好きだったのに」って。

 でも、楽器演奏で生計立てるのが難しいのと同じように、英語ができるだけで生計たてるのは難しいのだ。

 まあ、そりゃ、英語ができたほうが就職には有利かもしれないが、英語ができるエリートが高給を貰っているのは、英語力だけではないし。英語が出来ても仕事できないとダメなんですが・・・・

 つーか、私の知る限り、一流企業は、英語できる人に仕事教えるよりも、仕事できそうな人をベルリッツに叩き込んで仕事に必要な英会話身につけさせているような気がする。
 そもそもバイリンガルの帰国子女に優秀な人が多いのは、「親が海外駐在長かった」って人が多く、親がそもそも高学歴で教育熱心だったりするのだ。

 なので、自分が中学高校と英語の勉強をサボり、英語で道案内もできないのに「幼少時からやればうちの子だって」と、なんで思うのかね?

 で、私は帰国子女で、英語ベラベラでも、ちゃんと仕事できてない人、いっぱい知ってるし、そこそこ仕事できても、「自分の仕事よりも、外人スタッフと日本人上司の仲介役みたいな扱い」と不満に思ってる子もいた。

 いつものように、話がまとまらないが「英語喋れたらいいな」というのが「楽器弾けたらいいな」っていうのと同じなら、子供に習わせる前に、まず自分が習えばいい。と思う。
 親が楽しそうにやっていたら、子供だってそれを真似するであろう。

 自分が出来ないことは、子供も出来ないだろう。

 そりゃ、子供が自分以上に飛躍することはあるかもしれないけど、周囲の子持ちの意見を聞いてみると、そういうことは残念ながらあまり無いらしい。

 さて、明日からのホークス戦、なんとニコ生中継してくれるそうです。こりゃ残業してる場合じゃないな。
 仕事がんばろー!

 (つーか、ニコ生中継は大変嬉しいが、あんましやってもらうと、ほんと引き篭り&パソコンを前にして酒浸りが予想できるので、自分にとってはあんまいいことでもないのかも)


9月27日(日)

 ううう、今日も楽天勝ったお。
 涌井も調子悪かったんだろうけど、4回で引きずり降ろすなんて・・・・

 ラズナーはパリーグ相手だと、4月のホークス戦以来の勝利投手って、それ、私が福岡に観に行ったやつか?(遠い目)

 3タテも覚悟していた西武相手に勝ち越しとは、まさかまさかの大健闘である。
 しかし、日ハムが勝さんだったのに、ホークスに負けていた。(ホークス負ければ、楽天が一瞬だけ2位だったのに)7回3失点のクオリティスタートだったのに、日ハムが貧打すぎる。大隣に5安打なんてありえねーっしょ。(という、楽天はなぜか大場君に弱いらしいがw)

 しかし、ハムとホークスは1勝1敗1分と壮絶な譲り合いしてるなあ。

 こう言われてるらしいし・・・

●日ソ勝ち負けなかよし条約

 09年ペナントレース、優勝マジックが点灯した9月、1位ハムと2位ソフトバンクの勝ち・負けがシンクロし、一向にゲーム差が広がりもしなければ縮みもしないアハハウフフ状態に突入。
 この状態を、17日HBCラジオ中継にゲスト出演したえのきどいちろうがこう命名。その日は久々にハム勝ち・ソフバ負けとなったため、条約は命名即破棄となった。
 しかし数日後ふたたび締結。さらに直接対決では壮絶な譲り合いを繰り広げ、他局スポニューでも 日ソ不可侵条約 と言われるありさま


 「日ソ」って今の若者にはピンと来ないんじゃないかな、もしかして。


 それよりも、昨日「西岡、よく言った!」と私を感動させたツヨシであるが、ロッテのアホ応援団には通用しなかったらしい。(公式応援団じゃなくて、その周辺らしい一部だけらしいのだが)


西岡に対する横断幕
---------------------------------------------
二日酔いで試合をサボったスピードスター
祝110本安打(笑)
ヒーローインタビューで夢語り
---------------------------------------------

 動画でも観たが、これは酷い。
 ほんと、ただのフーリガンである。

 5位と6位の対戦であったが、球場の応援は異様な熱気だったようだ。西岡への応援拒否どころが妨害する悪質な客に対して、他のロッテ・ファンがブーイングしていたとか。こりゃ、傍観するしかないオリックス・ファンも困っただろう。

 おかげで、他球団ファンからは「いいから、西岡はうちへ来い!」と熱烈ラブコールされてた。
 でも、ロッテ・ファンは賛否両論っぽいね。
 やはり成績不振があるので「客に意見する前に、フロントに意見すれば?」とか。

 まあ、応援スタイルもサッカーが元だし、この間、友人が言っていたが、マリサポは元はといえば浦和レッズの応援団が分裂して、行き場が無くなった一部サポーターが、ロッテの2軍が浦和にあることから、野球に流れてきたのが由来らしい。

 あの応援スタイルは他球団ファンにも少なからず影響を与えたが、でも、なんか、私は好きじゃないんだよなあ。
 まあ、カッコいいことはカッコいいのだが、相手のプレーを妨害するような応援がねえ?牽制ブーイングとか投手が投球動作に入ったときに楽器を鳴らすとか、ほんとムカつくし。あれがもし自分ところの応援団がやっていても、気に触るはずだ。

 でも、あんな酷いのロッテだけだし。

 そういえば、西武にボロ負けした帰り道で友人が「でも、西武の応援は、指笛で煽ったりとか、そういうのがないから、いいよね」と初めて西武応援団を誉めました!
 やっとわかった?(マー君炎上の心の傷を埋めるために、必死でいいとこ探ししていたのかもしれないし、私がガッカリしているから「ミヤノがいつも庇っている西武ファンを持ち上げておこう」と私を励ましてくれていたのかもしれない)
 そりゃ、個々の客には、行儀悪い「底辺」もいるけど、全体としては雰囲気いいのよ、西武ドーム。まあ、ホーム側の席に座ったことないからそっちはどうなのかわからんけど。

 横浜スタジアムだって、ホーム側の客はアホが多いけど、ビジター側は落ち着いて楽しめるし、神宮なんて、ビジター側よりも、ホーム側のほうが落ち着いてたりするし(笑)
9月26日(土)

 おおおおおお!
 今日はバカ試合を辛くも逃げ切り、楽天が勝ちましたよ!
 3連続ホームランって、いつの阪神タイガースですか?(球団史上初らしい)
 セギとリンデンはいいとして、どさくさに紛れて中谷もって?(猛虎魂?)

 と思ってたら、川岸が2連続ホームラン浴びて、「もう、どうにでもしてwww」って思ったけど、やっぱ西武に勝つためには俺達に活躍してもわらんとなあ。

 でも、明日は涌井なので、俺達出てこないしなあ。

 で、6時くらいにやっと試合が終わったので、「じゃ、帰るか」と思いつつ(仕事はちゃんとしましたよ)、ナイターの先発陣を確認してみると「ああ、吉見だった」とがっかり。

 神宮で横浜戦をやっているのだが、先週の日曜日に吉見が登板したので、「土曜日に中5日で出てこなかったら明日が堅いから観に行こうっかな?」と思っていたので、ほんとがっかりである。しかも、村中×吉見という、超わたくし好みのグダグダ左対決ではないか。(結果、村中が今期初勝利。ありがとう、吉見。しっかし、やっとヤクルトの先発がなんとか形になってきたらしい)

 さて、昨日の観戦ですが、友人は珍しく集合時間より前に待ち合わせ場所にいたのだが、近づいて手を振っても全然目線が合わなかったので「なーに、ぼんやりしてるのよー」と小突いたら、「環七の騒音がうるさくて、あんま眠れてないので、3時間くらいしか寝てない」とのこと。

 明るくなってからやっと酒を足して眠れたようで、午後3時の待ち合わせなのに、酒臭いし・・・・

 ああ、すでに寝不足で不機嫌なのに、これでマー君負けたら、帰りが大変だ・・・と、行く前からちょっと暗い気持ちになる。
 そりゃあ、私だって、3位争いの直接対決でかなり緊張しているが、マー君に入れ込んでいる友人の緊張はハンパじゃなくて、不眠と深酒に拍車がかかってしまったらしい。

 友人の気持ちを少しでも和らげようと、「最近は、下北でも、ほんと子供を放牧する親が多い」という愚痴を「へえ、そうなんだ、危ないよねえ」と共感モード全開で拝聴。
 でも、友人も寝不足が極まっているのか、いつもより毒が少なかったので「そーいえば、実家に帰って姪っ子たちと遊んだときさ・・・」と例の「血の池地獄のようだった公園」の話をして、「もう、ガキがまるで蟻が角砂糖に群がってるかのようにワジャワジャと湧いていて、かなりドン引きした。でも子供は楽しそうだった」と語ると、友人は「そういう遊具だったら、私だって楽しんじゃうかも」と言うので、「いや、うちの母親は一緒になってやっていたけど、私は無理でした。でも、3歳児2人連れて電車乗るのは大変だったよー。私はたまにだからいいとしても、毎日あれだと、疲れるよねえ?」と愚痴ると「まあねえ、みんな、そりゃ、大変なんだろうなっていうのはわかるのよ」

 よーし、今日は「子連れネタ」は封じたぞ!と思っていたら、次はまた藤井ネタが来てしまった。

 メールでも・・・

afoがいまさら落ち込んでるふうに更新ストップ。
おれ何しよんやろ・・・ってお料理教室とかスイーツとか。
あれだけいろいろ開き直ってたんだから、適当に更新すればいいのに。
なんか楽天戦でだめだったあと酷く落ち込んでる気がするんだけど、 もしかして馬鹿にしてるのか?
私の記憶ではこれで3回目なんだけど。
(田中くんのとき、今年の春先、今回)
そりゃ自動アウト機が多いけど、たまには打つんだぞ(笑)。

 ・・・と書いてきたので「あんた、どんだけ藤井好きやねん?」と思ったが、昨日はまた、ハムのインフルエンザ騒動のときに、藤井が「全国で新型の人が出た時は、名前なんて出なくて、何人とかの報道なのに、なんでプロ野球選手は実名なんやろ」とブログに書いたことを批判していた。

 そんな、もう一ヶ月も前のことなのに・・・・

 こういう粘着ぶりが鬱っぽいので心配になる。

 そんで、私が「はあ・・・・」と生返事していると「だって、2軍ならともかく1軍選手がインフルエンザで出場できなかったらファンだって心配して、問い合わせ殺到するじゃない?だから公表するのは仕方ないというか、そういう立場なんだから当然なのに、何を甘ったれてんのか・・・」と理詰めで語るのだが、ですから、それを私に言われても・・・・藤井本人に言うか、球団にメールでもするか、そういうつもりがないのなら、2ちゃんの藤井スレに行けば同じ意見の人がいっぱい集まってますって。

 それに、別に、藤井が個人ブログに甘ったれた本音書くくらいいいではないですか?

 逆に私は、あのコメント観て「ああ、そっか、選手の間ではそういう話になったのだな」と思いました。別に何も悪いことしたわけじゃないのに、実名報道って?と戸惑うだろうし。
 そういう「報道される側の心境」も直接知ることができるのがブログの面白さでもあるし、もちろん、「それはねーだろー」なバカ発言もありますが、それは本人にコメントで返してくださいって。

 私に「だから藤井は、やっぱダメだ」って説教されても・・・・
 私だって別に藤井を人格者だなんて思ってるわけじゃないけど、なんか私が藤井を嫌いではないのが気に入らないのだろうか?
 だったら、私がもし「実は藤井と付き合ってて、結婚も考えている」とか言ったら必死で止めてくれるのかしら?(笑)ちょっと実験してみたい気もするが、こればかりは私の努力だけでは・・・・(宝くじ当たれば買収できるかしら?)

 そんでふと、思いついて「たぶん、ああいう話が選手間で出たんじゃないかな?江尻も似たようなコメント出してたし」と言ってみたら、友人が黙ったようでよかった。江尻最強!(この人、仙台のトップ高校から2浪で早稲田に受験で進学したので「小宮山二世」と言われているが、実は早稲田に2浪したのではなく、2浪人しても慶応に受からなかったので渋々早稲田に進学したらしい)

 おっし、今日はなんだか私のほうが優勢だぞ?

 と、そんなんで喜んでる場合ではなくて、試合始まると、マー君ったらナカジを警戒しすぎで四球で歩かせてしまった。あれは、ほんとに、マー君が重んじているらしい「気持ち」で負けていた感じの四球。

 あー、ナカジはそういう他人の心の隙を絶対に見逃さないのよ、と思っていたら、あっさりと、おかわり君にホームラン。

 だ・か・らーーーーーーーーーーーーーー!

 昨日はほんと、プロ野球ニュースではどうだったかわからないが、ナカジの試合だったです。
 ナカジが漲ると、連動して片岡が活躍してしまうので、「あーあ」って感じだった。

 ナカジ・ファンとしては面白い試合だったが、今日は楽天ファンとして球場に来ているので大変複雑な気分だった。

 しかし、楽天打線は案の定、帆足を全く攻略できなかった。
 うちがダメなだけかもしれないが、オリもホークスもやられてるし、ほんと絶好調である。
 本人も「丁寧にやってれば打たれない」と自信を持っているようだった。いい時の武田勝みたいに、職人技術で淡々と投げるタイプだった。ハンコ彫り職人とか、そんな感じ。相手がどうのでなく、ひたすら自分の指先に集中するだけって雰囲気。

 しかし、こうなると、もういいから西武に優勝してもらって、帆足が巨人打線に投げるの観たいなあ。去年はどうだったんだっけ?帆足の記憶が無い。岸ばっかり目立っていたしな。

 そういえば、マー君が打ち込まれていて友人もガッカリしていたが、途中で「プレートの横に穴があいてて投げづらそうだ」と双眼鏡で観察して言っていたので「ふーん?」と聞き流したら(マウンドなんて穴だらけだろうし)、双眼鏡を貸してくれて私にも確認させようとするが、私、コンタクトで矯正しているせいなのか、双眼鏡と相性悪いのだ。

 安物の双眼鏡では全然よく見えないので、持ち歩くのやめたのだが、友人の双眼鏡も安物だし、片方のレンズが壊れているので、ほんと観づらいのである。近視の友人にはそれでも役に立つんだろうけどさ。

 でも、見ろと言われたので、見てみたのだが、プレート付近は拡大されるが遠近感がさっぱりわからず、穴があるのかわからない。
 友人は「プレートの右側あたりに大穴が空いていて、そこに足がハマって投げづらいような気がする。帆足は左だから関係ないんだけど・・・・・ふ・・・・つーことは、継投も左しか出さないわね」と、アウェイの洗礼で、西武が右投手に不利なマウンド整備していると言いたげであった。

 まあ、そういうのは多少あるらしい。
 マウンドだけではく、バッターボックスの土なんかも、ホームの好みで堅さが違ったりするみたいだし。
 それだからこそ、ホーム有利なんだからお互い様というか、そういう悪条件を克服する技を持つのがプロの仕事だろう。

 その後も、しつこく穴について語られて「あ、今だとわかりやすいかも」とマー君が足をついてるところを見させられたが、「ん?どこが大穴?」だった。たしかに、プレート横の窪みに足をついていたが、そこに足をつけるために自分で削ったとも思える程度。私が「うーん、微妙だなあ、自分で作ったのかもしれないし」と言うと「でも、そんな掘ってる仕草してなかった」

 まあ、西武側が、マー君の足の位置を研究して、そこを柔らかく仕上げた可能性はあるが、だからそういうのはどこでもやってることなので、しょーがないでしょ。
 西武に妨害されたから、マー君がホームラン打たれたってことにしたいわけ?
 と、ちょっとイラっとしてしまったのだが、一呼吸置いてから「でも、いくらアウェイだからって、マウンドに大穴空けるもの?」と言ったら、これ以上、こいつに何言っても無駄と諦めたのか、「負けているのは穴のせいではない」と気がついたのか、それ以上言ってこなくなった。

 今日は青山も岸も川岸もホームラン打たれていたので、よっぽど「やっぱり、右投手不利のマウンドの穴のせいですかね?」とメールしようかと思ったのだが、それはあまりにも性格悪すぎだからやめておいた。


 勝利の余韻を楽しむために、ネット徘徊していたら、ロッテの抑えの荻野の頭にトンボがとまった動画があったので、大爆笑。3回くらい繰り返して見てしまった。
http://www.youtube.com/watch?v=7l59J9wBESw

 ロッテのチーム状態もあり、守護神だったはずの荻野もなんだか地味であるが、顔立ちも可愛いのでトンボがとっても似合ってました。解説者もトンボの解説してるし(笑)

 そしたら、ついでに、ツヨシがヒーローインタビューで外野席の酷い横断幕(フロントの名前を挙げて「死刑」とか書いてあるやつ)について批判していた。
http://www.youtube.com/watch?v=KRgs2GAE2-w

 感動的なスピーチであった。
 ドラマみたい。キムタクやツヨポンが即効で保存して参考資料にしそうだ。天然の噛み具合はやっぱり凄いっす。
 ちゃんとお立ち台から降りて言うあたりも、ちゃんとしているし。(クイズ番組では、おバカキャラを売りにしているが、こういうところはちゃんとしてるね、やっぱ)
 これ言うの勇気がいったと思う。ツヨシはそりゃ、人気トップ選手だけど、まだ若手だし。
 ほんとだったら、もっとベテランが言うべきことだと思う。

 それに、ちゃんと選手がこういうこと言える立場ではないことを言ってから、「でも、少年達の夢を壊さないでください」と角が立たないようなこと言ってるあたりが素晴らしい。

 楽天ファンも「さすが大物!」と感心していた。ツヨシが「大物ぶり」を発揮してくれないと、うちの「小物」(鉄平)が引き立たないのである。ほんとは、ツヨシが鉄平と首位打者争いしてくれないといけないだから、頑張れ!


9月25日(金)

 負けちゃったよ、パトラッシュ・・・・

 でも、完敗だったので(帆足が良すぎたし、マー君は最悪だった)、友人があんまり荒れなかったのが救いでした。
 まあ、私らマー君の勝ち試合をもしかして観た事がないのかも?と思うくらい、うちらが行くと負けますから。(3年前、最初に観に行ったときには、もしかして勝ってたっけ?)

 試合は9時前に終わったのですが、三茶に戻って反省会をしたので、帰宅したのが1時だ。もう眠いし、明日は出勤なので、詳細はまた明日以降。


9月24日(木)

 昨日の秋分の日は出勤で、今日も出勤して、なぜか明日休むのであった。

 明日は西武ドームです。
 日ハムが全然アテにならないので、自力で西武を潰すのじゃあーーーーーー

 って、でも、西武の先発は帆足なんだよね。(楽天はマー君)
 帆足も、前半はあんなに制球悪くてグダグダだったのに、最近、なぜか絶好調なのだ。
 まあ、うちだって、ベテランの山崎がホームラン量産しはじめたら、いきなりクライマックス・シリーズが見えてきたので、似たようなもんか。

 しかし、こういう情況になると、ほんと、心臓に悪いぜ。

 もう、ほんと、早くラクになりたい。私、Aクラス争いになんかには興味なかったのに・・・・

 横浜ファンのN先輩に「楽天は2位になりそうじゃない?」と言われたので「とんでもございません、西武が後ろからぴたりとついてきていて、明日から対戦なんですよ?」

 その横浜は、去年も優勝争いの鍵を握っていたが(巨人にはあっさり負けるくせに、阪神にはなぜか強かった)今年も3位争いの鍵になりそうですね。明日からはヤクルト戦だったっけ?

 ヤクルトも、あの高木が完封勝利したと思ったら、ユウキも続き、高木が救世主っぽくなっているらしい。
 スポーツ・ニュースで高木の投球をチラリと観たけど、あのいかにも「あー疲れた」とばかりのヤル気なさそうなマウンド捌きが西口と似ていた。最後はさすがにガッツポーズしていたけど、全然ガッツ感じなかった。

 その前日、イムさん救援失敗で、サヨナラ負けしてたので(相川の落球が・・・相川氏ね、と思ったが、冷静になって考えてみると、あれだけランナー溜めていたイムさんが悪い)、ヤクルト先発陣もやっと「完投しないと負ける」って気がついたのかもね。

 いやー、楽天なんて、中盤の頃、散々、中継ぎには痛い目にあってますから(笑)
 福盛が戻ってきてから、やっとなんとか形になったくらいだ。

 その福盛も、ちょっとヤバくなってきたと思ったら、小山が絶好調である。小山もあれで安定してれば凄いのだが、いつもファンの期待を見事に裏切るのが小山であって、それだからこそ、ファンの愛憎を一心に受けているのだが、そしたらなんと、ノムさんがまさかの「小山礼讃」なコメント出した・・・・・

 そういう「本気」の鬼ノムさんは、ヤクルト時代以来らしい。

 あー、やっぱ、このジイちゃんをなんとかクライマックスまで働かせてあげたい。
 うちの父親より年上なんすよ?

 ユニフォーム着たまま死なせてやりたくなってきた。

9月23日(水)

 えーと、今日は何曜日?水曜日ですか、はい・・・・

 よい子のみんなは、連休は何してたかな?

 みやのおねーさんはねえ?20日からやっと久々の三連休で、敬老の日だから超久々に実家に帰ったわけですよ。親孝行しようと思ってさ。
 親孝行っつったって、別に親を温泉に連れてくとかじゃなくて、「とにかく、みっちりと親の話し相手になる」という、プライスレスなやつですよ。これって、簡単そうだし、金もかからんが、けっこう難しいのよ?武田勝が妻の誕生日に勝ち星をプレゼントみたいな?(それよりも、最近はウィニングボールを飼い猫にやってるそうで・・・・私は勝さんちの猫になりたい)

 ところが20日には、洗濯しながら楽天の試合経過をネットで眺めているうちに昼寝してしまい、ふと気がついたらもう5時で、いけない寝坊したと飛び起きて、試合結果チェックしたら、なんかとってもヤバかったみたいだが(最終回は福盛劇場開演)勝ってたびょーん!

 でも、西武も勝ってた・・・・・

 そんで慌てて支度して実家に帰った。(ドアツードアで1時間くらいですから)

 21日は、実家の隣の駅から徒歩10分くらいのところに一戸建て買った妹夫妻の家でも見学して、老人ホームに祖母の見舞いでもいくか・・・と思っていたのだが、弟夫妻&姪っ子3名の襲撃を受けた。

 しょーがないから、私と両親の3人で、7歳と3歳2名(9.11生まれの双子)を引きずって、昭和記念公園へ。
 「子供の森」というキッズパークがあるのだが、私は子連れで初めて行ったけど、そのエリアに足を踏み入れた瞬間、地獄を観た、と思った。
 何百人という餓鬼が阿鼻叫喚をあげながら遊具に群がり、土ボコリが舞い上がる様子は、まさに「リアル・芥川龍之介の蜘蛛の糸に出てくる地獄」であった。

 「私を助けに来てくれるはずの、蜘蛛の糸はどこ?」と思わず天を仰いだ。

 しかし、あんな地獄の血の池状態じゃ、疫病なんてあっという間に・・・・つーか、自分がヤベーよ。
 しかも、ガキは興奮して遊ぶだけ遊ぶと、眠くなってるし・・・・・私は、3歳児担いで歩ける体力ないんですけど?
 長女の小学1年生Nちゃんは、「あっちでも遊ぶ!」とヤル気満々だが、3歳児ツインズがもう限界だったので、「お父さんは、Nちゃんともうひと遊びに付き合って、私とミヤノで双子を公園入り口までなんとか連れていくから」というママンの采配で、双子に「もう少し歩いたらジュース飲もうね」とだましだまし広大な公園の入り口まで歩かせた。(入り口からキッズパークまで1キロほどあるのだ)

 そんで、やっと入り口付近の休憩所で「じゃあ、ジュース買ってあげる」と選ばせたら、2人ともファンタ・グレープを選んだのが、一口つけると「ピリピリする」とクレーム。
 わー、こいつら、炭酸苦手だったんか?
 しょーがないから、炭酸じゃないのを買い直し、ママンと私で双子が残したファンタ・グレープをちびちび飲んで、父とNちゃんを待った。

 ファンタなんて飲んだの20年振りくらいだったわよ。

 30分後くらいにNちゃんとパパンが合流したので、双子を騙し騙し電車移動。こいつら、普段は自動車移動ですから、電車内マナーを躾けるのもジジババオバの使命です。
 なんとか国分寺まで辿りつき、それーっとばかりにファミレスで食事させると双子は見事に沈没した。うん、今日はよく遊んだね、楽しかったね。おかげで弟夫妻はゆっくり昼寝できたようで、弟の顔には枕のシワがきっちり刻まれていて、丹下左膳かブラックジャックみたいになっていた。

 そして、弟夫妻は、長女のNちゃんを置いて、マイカーで自宅に戻ってしまった。

 けっこう、長女の子守りを押し付けられているらしい。
 まあ、やんちゃ盛り3人の世話は大変だし、下の2人に手がかかるから、っていうのもあるだろう。ママンはちょっと愚痴っていたが、弟夫妻としては、それも親孝行の一環だと思っているだろうし、それはある意味正しいし。

 「Nちゃんを映画にでも連れていこうか?でも、子供向けのいい映画が無い」とママンは愚痴っているが、Nちゃんは別にエンターテーメントに連れていかなくても、ジジババオバの大人3人に徹底的に構ってもらえれば満足そうなのである。

 私も長女だったから、そういう心境には記憶がある。
 手のかかる妹たちの「おねーちゃん」ではなく、「Nちゃん」としてタイマンしてもらえばいいのである。

 小学生になったNちゃんは、公文の教室に通ってるようで、弟が帰りがけに「あ、公文の宿題忘れてきたけど、足して10台、引き算の元が10台の問題作ってあげて」と遺言を残していったら、そういうの得意なパパンがさっそく「明日の問題」をチラシの裏にきちんと用意してました。おら、おらー、きたぜ!うちのパパンの家庭教師!

 私も弟も妹も、ママンの采配による「おとーさん、頭いいんでしょ?だったら子供に勉強教えてあげて。ベランダの修理は私がやるから」に素直に従うパパンの家庭教師ぶりに、もれなく全員、最後にはビービー泣かされて育ったのだ。

 「おとーさんったら、なんで勉強教えるだけで、子供を泣かすの?」とママンは不思議がっていたが、私も子供心に不思議だった。なんで、父に勉強を教わると、あんなに悲しい気持ちになるのかって。

 22日の朝、さっそく父の作った公文式計算問題を解くやりとりを眺めることができた。
 8+6に戸惑うNちゃんを前に、父は淡々と「まず、8に何を足せば10になるか考えてみなさい」と真顔で言っていたが、Nちゃんは「はあ?」と「言ってる意味がぜんぜんわかりません」とばかり。
 しばらくそのやりとりを繰り返していたが、Nちゃんはさっぱりわからないので、公文式に飽きて「もういいや、お絵描きしよーっと!」

 孫は強いね。

 私なんて、父が真顔で「まず、8に何を足せば10になるか考えてみなさい」と三回繰り返してもわけがわからないと、「お父さんは普通に正しいこと言ってるらしいことがなんとなくわかるが、全然意味わかんないし、どーしよ」と追いつめられて、どうしていいのかわからなくなり、子供の特権として、「びーーーーーーー」と泣いて、母にかけより、母が「まーた、お父さんったら子供泣かして・・・・」というあたりを落としどころにしていたが、孫は「はあん?おじーちゃん何言ってるかぜんぜんわかんねーし」とばっさりだった。

 でも、おじーちゃんが実は一番手強いのは読んだらしく、「勉強ごっこは好きだけど、おじーちゃん相手だとガチで怖いから、もっと緩いここらへんで遊んでおこう」と、みやのオバさんに白羽の矢が・・・・・

 「反対言葉遊びしよう!」

 これは疲れた。
 私が紙に「わんで」と書くと「でんわーーー!簡単すぎるよ!」

 1時間ほど「あの、この遊び、回答者より、出題者のほうが大変じゃないですか?」と愚痴りながら「るいはにろふお」などを必死に書き綴り、しかも「この、『ふ』って書き方間違ってる!」などど、ひらがなの書き方を添削された。

 たしかに、弟夫妻がNちゃん相手にちょっと疲れる気持ちはわかった。

 うちのママンも、ちょっと持て余し気味らしい。「なんか、大人の顔色伺ってる感じがするので疲れる」ってコボしていたのだが、私も似たところがあった子供だったので、「Nちゃんは、たぶん、そこそこ頭がいいだけなのでは?」と意見すると、ママンが「じゃあ、あれでいいのかしら?」って、今現在の私のこの情況がいいんなら別にいいですけど・・・・

 すごく不思議な気分である。
 自分の幼少時みたいに、ハンパに頭のいい子が、大人と真剣に勝負しようと、あれこれ仕掛けてくるのを相手するのは。
 でも、好感が持てたのは、Nちゃんは勉強が大好きらしいということだ。
 だから、私の書く「ね」の丸い部分がちょっと潰れてたりすると「ね、はこう書かないとダメなの!」と私に説教してたりする。
 で、私が「すいませんね、わかりにくい、ね、で」と謝ると、得意げだ。ちょっと、ムカツク。

 それでも、知的好奇心満々の姪っ子(なぜか上から目線なんだけど)を相手にしてると、それなりに気分がいいものだ。

 って、楽天はオリックスになんとか2勝1敗でしたが・・・・ハムさん何してるんですか?
 西武にスウィープって・・・(吉井ブログで覚えた英語)
 つーか、西武も先発足りないじゃん、でへへ、と思っていたのに、こんな時期になって許さん(シュウさんと読む)が好投し、あんなに先発で炎上して、中継ぎに降格してもさらに炎上していた西口が、6回まで2安打無失点って?
 そりゃ、5点も貰っていれば楽勝だったのかもしれないが、今年の前半、西武球場に行くとなぜか西口ばかりで、相手の先発が炎上するとそれにつられてもっと炎上する西口を私は3回くらい観ているのですが、あの西口はどこに行った?

 私はあのグダグダな西口が大好きなんだが(登板前からくたびれきってる感じがたまりません。普通の投手なら3回くらいから調子出てきて、ましてや援護点もらったら颯爽とマウンドに向かうのに、西口ったら、まるで延長11回まで投げてる投手みたいに、ちんたらとマウンドに上がって、「ふー、もう疲れた」とばかりに溜め息をつくのです)、今こんな大変な時こそ、あのころの西口に戻ってきてもらいたいのである。

 ・・・と、西口、西口と連呼していたら、なんだかゲシュタルト崩壊・・・・西口なのか東口なのか、もしかして北口なのか、よくわかんなくなってきた。


9月19日(土)

 今日も貴重な楽天戦ニコ生配信だったのだが、無念の出勤。
 ただのお留守番出勤なので、余計に辛い。
 でも、昨日のイベント仕事でお留守番だったから、今日はイベント手伝った他のみんなは休むので、しゃーない。
 それに留守番は私の重要な仕事の一つなのである。(座ってナンボ、居てナンボ)

 先発・青山だったから、ニコ生が盛り上がるんだけどなあ・・・
 先週は、実況板で楽しんでいたのだが、青山は楽天が誇る「ブルペン・エース」(練習では凄い投球するので、前・投手コーチの紀藤も、現・投手コーチのダルを育てた男・佐藤ヨシも幻惑されているが、キャンプでマー君やクマを観に来た野球評論家までもが「青山っていう、いい投手がいました」と好評価するのである)なので、みんなでまず「青山、ここはブルペンだ!」と催眠術をかけたことにするのだが、その甲斐あって、3回くらいまでは好投するのだが、だんだん焦げ臭くなるたびに、「青山が、ここはブルペンじゃないって気がつきはじめたぞ」と警戒し、捕手の中谷や嶋を装って「いや、今日は実戦的練習してるから。打者のユニフォームが違う?ほら、紅白戦のときってそうじゃん。より実戦的な練習のためにやってるんだよ」と、青山を必死で騙そうとするのである。

 単なる「ごっこ遊び」であるが、私はごっこ遊びが大好きだ。

 今日も5回まではうまく騙せたらしいが、5回の裏に見方が点をとったら、うっかり誰かが「青山、これで勝ち投手になれるぞ!」と言ってしまったのだろう。
 「え?勝ち投手って、やっぱり今日は練習じゃなくて試合だったの?」と気がついてしまったらしく、いきなり四球三つ(満塁じゃん)を出して降板。

 しかし、打線がその後に、バカスカ打ちまくり、継投の佐竹に勝ちがついたので、結果オーライである。

 佐竹がねえ、なんか最近、頑張ってくれてるなあ。

 去年、広島からトレードでやってきた「左のワンポイント・リリーフ。なんだけど、出てきて四球出して、何しに出てきたんじゃってことも多い。(なんだ、アリメと同じじゃん)だから爆竹呼ばわりされてるけど、年に一回くらい神竹になる」という、広島ファンから送られた取説(取り扱い説明書)を信用していたら(だって、うちが出したのって、牧野ルイルイだったんだもん。期待するわけがない)、去年の後半大活躍し「なんだか、毎回、神竹なんですけど?いつ爆竹になるのですか?」どころか、広島ファンもびっくりのロング・リリーフもこなし、「佐竹、トレードされてよかったなあ」だったのである。(楽天ファンが広島スレに「佐竹をありがとうございました」とお礼を書き込みすぎて、ウザがられてたっけ)

 でも、今年は故障だったのか不調だったのか知らないけど、2軍調整していたので、その存在をすっかり忘れかけていたころに、棚ぼた勝利投手をゲットして、お立ち台にも立ったので、「ああ、こういう伏兵が浮上してくるあたりが、まるで強いチームみたい」と楽天ファンを一瞬だけ夢心地にするのである。

 それにしても、なんか、不思議とトレードの引きがいいよね。

 一場とトレードした宮出も大活躍だし。(ちっちゃいものクラブの引き立て役としても重要)
 金銭トレードだけど、小坂もこれだけ活躍するとは思ってなかった。

 もう、こうなったら、横浜から工藤も仁志も穫ってやるか?

 さて、明日から実家に帰ります。敬老の日だから親孝行しないと。

 と、思っていたら、自分の誕生日(9月22日)をスで忘れていたことに気がついた。(いつもだと秋分の日の前日ということで気がつくのだが、今年は連休に埋没していたらしい)
 アニバーサリー音痴もここまで来たか・・・・
 年々酷くなっていくようだ。すでにクリスマスは完全スルーしているが、そのうち正月も忘れそうだ。

9月18日(金)

 昨日の続き。

 昨日は「もー、バカばっかでやってられんわ(笑)」な勢いと「ギャー!楽天負けたし、ウッチーの走塁ミスが響いたみたいだし・・・、そもそもグダグダだった藤井をもっとボコボコにせんと・・・」とな勢いが相乗効果で、鼻息荒くなってしまいましたが、1日置いたので、今日は冷静です。

 それにしても、クライマックス・シリーズなんてものがあるおかげで、熾烈な3位争いをするこになり、毎日の勝敗に一喜一憂している自分がちょっと嫌だ。
 セもパも3位争いが熱いので、クライマックス制度のおかげで消化試合にならずに、最後まで盛り上がっているとも言えるが、なんか騙されているような気がしてしょうがない。

 さて、昨日の話は、別に大したことじゃなくて、3万円の仮払いを受け取ったF氏はなんか釈然としない顔をしたまま去って行ったが、しばらくするとまた戻ってきて、今度は「あのー、お祝いの祝儀袋ってあります?」と言うので「あるよ?これでいい?」と差し出した。

F 「お祝いって、これでいいんですよね?」
私 「これじゃダメ?」
F 「いえ、よくわからなくて・・・」

 どうやらさっきの3万円はご祝儀用だったらしい。ご祝儀だったら、仮払いじゃなくて、本決済の伝票書いて申請してほしいのだが・・・・

私 「なんのお祝いなの?」
F 「ごにょごにょごにょ・・・・」(声が小さい)
私 「え?」
F 「しゅっぱん・・・きねん?とかの?・・・ぱーてぃーの?おいわいらしいです」
私 「は?」(漢字変換できなかった)

 F君なりに、懸命に説明しているらしいが、私が理解してくれないので、焦りと「ミヤノさん怖い・・・」でパニクっているのはわかるが、私だって、会話能力が低いというか、それを必要とされない部署の社員がモゴモゴと言ってるときには、もっと優しくできるかもしれないが、彼は営業部の社員なのだ。

F 「あの・・・ですから、お世話になってる先生がいて、その人が本を出版するので、そのお祝いです」
私 「それで3万も包むの?けっこういい金額だなあ、部長がなんて言うかなあ・・・」

 TK部長は基本的にケチなんである。こういう出費には一応、ケチをつけるタイプ。最終的には了承するけどね。そしたら・・・・

F 「いえ・・・・ボクもよくわからないんですが、M役員が用意しろと言うので・・・」
私 「M役員が言うならしょーがないね。で、そういうご祝儀ならこの袋でいいと思うよ?」
F 「・・・・・・・・・それで、これはどうすればいいんですか?」
私 「どうって?」
F 「ここに何か書かないといけないんですよね?」
私 「まあ、普通だと会社名と代表者名を書くけど、M役員の名前でもアリだけど?」
F 「どうなんでしょう?こういう場合?」
私 「さあ、私に聞かれても?」

 私もイライラしてきたので、途中からは事情が見えてきたのだが、単なるイジワルでしらばっくれていただけです。ごめんね。

 F君はM役員に電話しに戻り、またしばらくしてから「代表者名でいいそうです」と言うので「そお?じゃあ、そうすれば?」と知らんぷりしていたら、「あのー、その名前って自分で書くんですか?」と言うので「どーぞ?」(いぢわる)

 F君はしばらく立ち尽くした後、「どなたか達筆な方はいらっしゃらないのですか?」と涙目だったので、そこで勘弁してあげることにした。

 これじゃあ、私のただの「いぢわる自慢」であるが、何にイラっと来たかというと、彼は最初から何をどうしていいのかさっぱりわからなかったのに、とりあえず金を用意しろと言われて、仮払い申請してから「あれ?ご祝儀ってどうするんだ?」と気がつき、あれこれわけわかんないこと言って、私のご機嫌を損ねたのである。

 ご祝儀の用意に関しては、私はわかっているけど、そういうのに疎い人は、何をどうしていいのかさっぱりわからないのもしょうがないけど、新入社員だったらまだしも、中途入社の20代後半の営業部社員があの程度だと、こっちもガッカリしてしまう。
 もう少し一般常識があっても、いいはずなのに・・・・

 そして、全然わからないのなら、最初からそう言えばいいのだけだ。

 「M役員からご祝儀用意しろと言われたのですが、どうすればいいでしょうか?」

 そう言ってもらえれば、「こちらで祝儀袋は用意しますから、経費申請書にどこにどんな理由で出すご祝儀なのか明記して出せ」と説明するだけなので、なんもストレス溜まらない。それは私の仕事だし。

 M役員もさー、F君に言わないで、私に直接言ってくれればいいのになあ。
 でも、M役員もグループ他社から来たばかりで、命令系統がよくわかってないというのか、けっこう「この人にそれを言うか?」なところに指令出すので、他にも「Mさんに、こう言われたんだけど、どうすればいい?」って相談されたばかりだった。

 M役員注意報発令中である。
 やや天然気味らしい。
 前にやはり外から来たI役員は、同じような案件をまず私に確認してきたので「その入力は、そちらの部署に担当がいますので、そこの部門長に話を通して、担当者を任命してください。細かいやり方については、私と担当者で話ます」と話が普通に進んだんだけどなあ。

 いや、だから、普通な人とは、普通に話が進むのだが、うちの会社、普通に話ができる人がけっこう少ないのです。
 まあ、ですから、だからこそ、この程度のワタクシが、そこそこ重宝されているらしいので、「バカは私に利益をもたらす」と前向きに考えているわけでござんした。

 
9月17日(木)

 さすがに今日は、ハマスタには行かなかった。
 連敗は止めてあげたから、あとは自力で頑張ってください。(笑)

 そういば、昨日の試合の途中で思ったのだが「今日は、石川もジョンソンもやらかしてない?」
 ジョンソンのエラーを目撃しなかったのは初めてではないか?
 それに、石川のところにばかり打球が行くので「藤江が石川を鍛えているらしい」と感心したが、おかげで育成度が進んだのかね?西武の中島だって、どんなにエラーが多くても(魔送球で有名だった)我慢して我慢して、ゴールデングラブ賞まで育てたのだ(守備よりも打撃で評価されてのインチキ受賞だと思うが・・・他にライバルいなかったし)から、石川だって、我慢していればそのうち立派に育つかもしれない。

 そういや、「育成の西武」はすでに、ナカジの次のショートとして、2軍で高卒ルーキーの浅村の育成を開始している模様である。(2軍でほぼスタメン固定。私が観に行く時だけかもしれないけど)ナカジがFA穫る頃に間に合うかね?

 さて、たまには野球以外の話でも。

 てゆーか、会社で「はあ?」な出来事があったのである。野球話よりも会社の愚痴よね、やっぱ(笑)
 友人が毒を吐きまくることを愚痴っている私であるが、あれは、高野連やプロ野球連盟を批判したり、ハムの藤井に怒っていたりするから、ちょっと引くんだけど、私は基本的には「人の悪口」が好きである。たまに「陰口はよくない」と言う人がいるが、それでストレス発散できるのなら、ドシドシ言ったほうがいいと思う。
 それに、家族や職場や友人関係においては、どーしても、ストレス溜まることもあるし、だからと言って「だったら、仕事やめれば?」とか「ダンナがそんなに嫌なら離婚すれば?」って話でもないのだから「あのクソ野郎ーーーーー!」と誰かに愚痴れば済むのだったら、それでいいと思う。

 さらに言えば、周囲にダメな奴がいるから、人生楽しいのである。
 想像してみよう。会社の同僚が全員イチローだったら?
 打率が2割8分止まりの自分が恥ずかしくなって、イジけてしまうだろう。

 前に一部上場企業の関連会社で短期派遣で仕事していたとき、少数派だったプロパー社員(他は全員、親会社から出向してきたエリートさんたち)の女子社員は「みなさん、すごくエリートで、頭のいい人たちばかりなんで、自分なんかが口きいてもいいのかって思います」と、びっくりするくらいイジけていた。
 同じ頃、やはり大企業で派遣で働いていた友人が、「みんな、頭いいので、なんだか見透かされてる感じで怖い」と言っていたので、ああいうタイプの人は、「会社の同僚が全員イチローだから、あたしなんて・・・・」って本気で思っていたのかもしれない。
 でも、なんか、ただならぬ憎しみっていうか、彼女たちは、周囲にいるエリートさんたちを「雲の上の人たち」と尊敬するふりをしながらも、もの凄く嫌っているのもわかったので、なんだかね。

 話が逸れたが、職場に現われる突発性バカには失笑するけど、私はそいつらの悪口言うけど、けっこう愛しているのですよ。
 頭のいい人とか、仕事できる人に接すると「ほえええ、勉強になるなあ」と感心するけど、バカとやりとりしても「ああ、こういうあたりがダメなんだな。自分も気をつけないと」と反面教師になるし、同じようなバカがやってきたら、次はうまくこなそうと思うし、そういうバカを少しでも教育できたら、あたしって凄いかも、って思えるかも、って何度対戦しても、バカは全く進歩しないけど、そこで諦めたら、私の負けなのだ、と思ったりするわけだ。

 いかん、前説が大げさになってしまった。

 いや、他人のバカさ加減を書くのにそれなりに理由をつけないとって思っちゃって、ほんと気が小さい。

 さて、前からよく書いていると思うのは「バカの壁の向こう側(自分はどっちかというと賢いと仮定して)の人たちは、用件を要約することができないらしい」ということである。

 会社の代表電話番をしているので、親会社や叔父会社のバカ社員が「どこの部署に電話すればいいのかわからなかったので」という困った電話をよく受けるのだが、まだ「どこの部署に・・・」という人はまともな人で、ほんとのバカは、全力で全部説明しようとする。

 うちの会社が、「スポーツなんでも相談室」だったとして、まず、賢い人は「これは野球のことだから、野球部直通電話に電話しよう」と思う。そして、野球部直通電話がわからなかったけど、そこそこ賢い人は、代表電話に電話して「あのー、野球の話なんですけど?」と言うので、野球部に繋いであげる。

 ところが、なんも考えてないバカは、「スポーツなんでも相談室」の代表電話に出た人が、全てのスポーツに精通しているかのごとく、いきなりこう喋りまくるのだ。

 「○○支店の○○です。投手の制球が悪くて、四球でランナーが2人出てしまいまして、しかも、暴投でダブルスチールを決められ、ノーアウトでランナー2・3塁の場面で、私はライトを守っていたのですが、次の打者の打球がフライだったのですが、ファールになりそうだったんですけど、そこが微妙だったので、捕球したら、3塁ランナーがタッチアップして1点入ってしまったのですが、こういう場合、どうすればいいでしょう?」

 野球知らない人に、このようにまくしたてても、何の話だか、さっぱりわからんので困る。

 とりあえず、「投手が・・・・」とか言ってるから、サッカーじゃなく野球の話なんだろうな、っていうのがわかる程度なので「あの、野球のことですよね?」と言うと「そうです」と言うので「では、野球部に電話をお繋ぎしますね」が精一杯。
 ほんとなら、電話を繋いだ野球部社員に「ノーアウトでランナーが3塁にいるときに、外野手はファールフライとってもいいのかという問い合わせです」くらい言ってあげたいところだが、さっきの話をそれだけ要約できるくらいなら、私が全部お答えできますって。「ダブルスチール?タッチアップ?」とメモだけとったが、意味がわからんので、意味が無い。

 ですから、最初に「野球部に繋いでください」って言ってもらって、そこから「外野守備に定評のある方お願いします」って言ってもらえればスムーズだと思うのだが・・・・・

 野球に例えなくても、財布を無くしたときに、クレジットカード会社に電話して、いきなり「昨日、新橋のガート下で相当飲んでしまって、ふと気がついたら、終電を逃し、タクシーで帰ったのですが、タクシーの支払いはカードでしたんですけど、今朝気がついたら、財布ごとないんですよ!」って言うのと同じ。
 まず、最初に「カード紛失しました」って言えよって感じ。

 さて、今日は総務部長が過労のため発熱してしまったのだが(インフルエンザ陰性だったのでよかった)、急ぎの仮払いを申請しえきた社員がいた。
 そのF君は、仮払い決済を総務部長がしていることは知っていたので「・・・どうしましょう?」と涙目だったので、「急ぎでしたら、私の権限でなんとかしましょう」と、現金出納係のエビワカちゃんに「よろしく」と命じると、エビワカちゃんが、ホイとばかりに仮払金3万円を裸で差し出すと「え?もう、頂けるのですか?」

 あんたが、涙目で「部長いないんすか?でも急ぐんです」っていうから、最速で動いたんですが、何かご不満でも?

 でも、なんか、ビビっていたので「あのね、こういう場合には、例えば、今日中に仮払いが欲しいと言ってくれればいいわけよ」と社会人としての常識を教えてあげた。
 けっこういるんですよ。「今日中」と「今すぐ」の区別ついてないバカが。

 と、だらだら書いているうちに、楽天が負けてしまったので、(しかも、ハムの先発は藤井)、ちょっと軽くムカついてますので、今日は残念ながら途中で終わらせていただきます。
 明日になると、そもそも何を訴えたかったのか忘れてる可能性も大ですが・・・・  
9月16日(水)

 えへん。ヤクルト勝ちましたわよ。

 今日こそ絶対に観にいくつもりだったが、会社出る前に先発オーダー観たら「藤江×高木って、どこのイースタンリーグの試合よ?」
 でも、高木は前回頑張っていたので、藤江相手だったら、なんとかなるのかもしれない。

 と期待しつつ、6時半頃球場につくと、すでに2−0になっていた。
 そして、藤江が、いいときの三浦みたいな緩急使って、ヤクルト打線を封じていたのだが、高木のほうは制球がイマイチのようで四球でピンチ作っててヤバい。

 それでも、さすがに今期未勝利投手対決であり、藤江だって、いつもそこそこ好投しながらも勝ててないだけあって、中盤に少し掴まって同点にされてた。

 そして、横浜は高崎が出てきて、「ああ、いつもの横浜の継投だ」とばかりに2−5になっていた。
 普通なら「この試合もらった!」であるが、なにせド暗黒のヤクルトなわけで、こんな点差では安心できないところに、工藤登場!

 ガラガラのマリスタが異様な盛り上がりを見せた。
 工藤の今期の1勝目を生で観たことが自慢の私としては複雑な心境。「このムードで、また逆転されて、すでに戦力外通告されてる工藤に花を送るのか?」

 工藤が登場する少し前に、ベンチからブルペンに向かうイムさんの姿が確認できた。
 2−5のままだったら、絶対にイムさん出てくるから、がんばれヤクルト!

 ヘチョンがまた四球出してピンチにしたので、「あああ・・・・もう、ダメ」と観念したが、さすが横浜打線は優しかった。

 で、次は押本が出てきたので「えーーー?」
 よくわかんないですけど、押本をまた中継ぎに戻すの?そうなると、シルバーウィークの連戦の先発どうなるの?
 まあ、押本はさすがに、すんなり抑えた。

 次の五十嵐が、球速は出ていたのだが、イマイチ、ピリっとしなかったけど、なんとか抑えた。
 おおお、これで9回はイムさんだ、イムさんだ、と期待していたのだが、9回表に、青木が余計なヒット打ちやがって、まあ、あれで勢いがヤクルトにあるのが決定したのだが、でも、2−6になったら、イムさんにセーブつかないじゃん?

 でも、もはや、イムさんのセーブポイントどころの話じゃないのか。

 もうなんでもいいや、勝てよ、と思って、9回裏になって、イムさん登場を念じていると、通訳の人がブルペンの方から小走りに出てきたので笑った。
 投手は自動車に乗って登場するけど、通訳さんは先に走って来るんですね。

 久々の実戦登板のはずのイムさんは、最初は変化球ばっか投げるので「まだ、本調子じゃないのか?」と不安になったが、そーいや、この人、点差が開いた場面だと変化球の練習するんだったなあ、でも、今はそれどころじゃないだろうし。

 でも、途中から150キロ代のストレートも投げていたので、今日はお試し登板としてよかったのかもしれない。なんとなく、三凡で抑えていた。(いいときのイムさんは、四凡が仕様)つーか、この人、このくらい力抜いた感じのほうが、もしかしていいのでは?

 結果的に、わりかし投手戦だったような気もするが、でも「連敗しないのは珍しい」という1年を通してド暗黒の横浜打線と9連敗中のド暗黒のヤクルト打線の対決ですから、先発の藤江にしても高木にしても、実際のところどうだったのかよくわからないとも言える。

 ヒーローインタビューは高木だった。
 どうやら、誕生日にプロ初勝利&チームの連敗阻止だったらしいのだが、涌井や鉄平もびっくりの気の抜けたヒーローインタビューだった。

 ヤクルト・ファンですら、その存在をよく知らないくらい地味な選手のようだが、あの不思議ちゃんぶりには大物に化けるかもしれない片鱗を感じた。

 それにしても、結果的にヤクルトの連敗阻止を見守ることになったが、今日は楽天勝ってました。しかも、西武負けてた。(許さんが意外と頑張っていたのに、大沼さんが・・・・)
 こ、これは、明日もヤクルトを応援しに行かないといけないのだろうか?

 そーいえば、帰りの電車でふと気がついたのだが、今日は相川は出番なかったんですね。川本って初めてちゃんと観たような気がする。


表紙に戻る / 過去の日記を読む