可燃物な日々

表紙に戻る/過去の日記

ご意見・ご感想・誹謗中傷などございましたら、感情廃棄物再利用所までどうそお気軽に書き込んでください(でも、現在書き込みが出来ないようです)

 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

9月16日(水)

 えへん。ヤクルト勝ちましたわよ。

 今日こそ絶対に観にいくつもりだったが、会社出る前に先発オーダー観たら「藤江×高木って、どこのイースタンリーグの試合よ?」
 でも、高木は前回頑張っていたので、藤江相手だったら、なんとかなるのかもしれない。

 と期待しつつ、6時半頃球場につくと、すでに2−0になっていた。
 そして、藤江が、いいときの三浦みたいな緩急使って、ヤクルト打線を封じていたのだが、高木のほうは制球がイマイチのようで四球でピンチ作っててヤバい。

 それでも、さすがに今期未勝利投手対決であり、藤江だって、いつもそこそこ好投しながらも勝ててないだけあって、中盤に少し掴まって同点にされてた。

 そして、横浜は高崎が出てきて、「ああ、いつもの横浜の継投だ」とばかりに5−2になっていた。
 普通なら「この試合もらった!」であるが、なにせド暗黒のヤクルトなわけで、こんな点差では安心できないところに、工藤登場!

 ガラガラのマリスタが異様な盛り上がりを見せた。
 工藤の今期の1勝目を生で観たことが自慢の私としては複雑な心境。「このムードで、また逆転されて、すでに戦力外通告されてる工藤に花を送るのか?」

 工藤が登場する少し前に、ベンチからブルペンに向かうイムさんの姿が確認できた。
 5−2のままだったら、絶対にイムさん出てくるから、がんばれヤクルト!

 ヘチョンがまた四球出してピンチにしたので、「あああ・・・・もう、ダメ」と観念したが、さすが横浜打線は優しかった。

 で、次は押本が出てきたので「えーーー?」
 よくわかんないですけど、押本をまた中継ぎに戻すの?そうなると、シルバーウィークの連戦の先発どうなるの?
 まあ、押本はさすがに、すんなり抑えた。

 次の五十嵐が、球速は出ていたのだが、イマイチ、ピリっとしなかったけど、なんとか抑えた。
 おおお、これで9回はイムさんだ、イムさんだ、と期待していたのだが、9回表に、青木が余計なヒット打ちやがって、まあ、あれで勢いがヤクルトにあるのが決定したのだが、でも、6−2になったら、イムさんにセーブつかないじゃん?

 でも、もはや、イムさんのセーブポイントどころの話じゃないのか。

 もうなんでもいいや、勝てよ、と思って、9回裏になって、イムさん登場を念じていると、通訳の人がブルペンの方から小走りに出てきたので笑った。
 投手は自動車に乗って登場するけど、通訳さんは先に走って来るんですね。

 久々の実戦登板のはずのイムさんは、最初は変化球ばっか投げるので「まだ、本調子じゃないのか?」と不安になったが、そーいや、この人、点差が開いた場面だと変化球の練習するんだったなあ、でも、今はそれどころじゃないだろうし。

 でも、途中から150キロ代のストレートも投げていたので、今日はお試し登板としてよかったのかもしれない。なんとなく、三凡で抑えていた。(いいときのイムさんは、四凡が仕様)つーか、この人、このくらい力抜いた感じのほうが、もしかしていいのでは?

 結果的に、わりかし投手戦だったような気もするが、でも「連敗しないのは珍しい」という1年を通してド暗黒の横浜打線と9連敗中のド暗黒のヤクルト打線の対決ですから、先発の藤江にしても高木にしても、実際のところどうだったのかよくわからないとも言える。

 ヒーローインタビューは高木だった。
 どうやら、誕生日にプロ初勝利&チームの連敗阻止だったらしいのだが、涌井や鉄平もびっくりの気の抜けたヒーローインタビューだった。

 ヤクルト・ファンですら、その存在をよく知らないくらい地味な選手のようだが、あの不思議ちゃんぶりには大物に化けるかもしれない片鱗を感じた。

 それにしても、結果的にヤクルトの連敗阻止を見守ることになったが、今日は楽天勝ってました。しかも、西武負けてた。(許さんが意外と頑張っていたのに、大沼さんが・・・・)
 こ、これは、明日もヤクルトを応援しに行かないといけないのだろうか?

 そーいえば、帰りの電車でふと気がついたのだが、今日は相川は出番なかったんですね。川本って初めてちゃんと観たような気がする。


9月15日(火)

 横浜地方は弱い霧雨で、傘無しで歩くのは大丈夫なくらいだったけど「これでずっと座ってると絶対に風邪をひく」と横浜スタジアムには行けませんでした。
 まだ試合は途中ですが、ヤクルトが勝ってます(三浦って、やっぱいい人だ)。私にザマーミロしてください。なんなら、やっと復帰したイムさん出してもいいです。

 さて、昨日はテレビつけても、どーせイチローのニュースばっか観させられそうだから、テレビは無視して、野球無い日の野球板で楽天本スレをぼーっと眺めていた。
 そこには、イチローよりも「楽天の明日から」が気になる人々がまったりと集い、終盤復活してほしいのだが、やっぱしダメそうな長谷部や朝井の投球フォームについて真剣に議論していた。
 私の友人も投球フォームにウルサいので、よく語っているけど、私はイマイチよくわからなくてね。でも、話を聞くのはそれなりに面白いんだけど。

 私はただ「変な投げ方」が好きなだけだ。だから長谷部も好きだ。みんな、ケチョンケチョンに言うけど、今年の長谷部が5勝もしたんだから御の字だろう。私なんて、2勝した時点で「すいません、1軍に上がれそうだとも思ってませんでした」と土下座しちょるわい。

 その長谷部は、なぜかずっとベンチの置物となっていて、もしかしたら敗戦処理で最後のチャンスをやるつもりだったのかもしれないのだが、先発させればグダグダですぐにマウンドから降ろされるのに、チームはなぜか勝つというのを4連続でやりとげた悪運というのか強運をブルペン待機のベンチ入りだけでも発揮し、「えー、今日勝つとは思わなかった」で6連勝してしまったため、長谷部の出番はなかったのだが、ファンとしては「こうなったら、ずっとベンチに置いておけ」としか言いようがなかったのだが、でも、やっと日曜日に負けたので、やっと今日、抹消された。

 ここから連敗が始まったらどうしよう・・・・・

 さて、最近ふと気がついたのだが、前にも書いた「ヤクルトの松岡って渋いし、かっこいいわあ」とけっこうハマっていたのに「え?まだ27歳なの?」でガッカリしたのだが、どうやら、私は松岡を32歳くらいだと思っていたらしい。

 よく見りゃ、けっこう若いのがわかったけど、夏前の「松岡、五十嵐、イムの継投は鉄壁」な頃は、もっと老けて見えたのよ。

 27歳も、32歳もそー変わらんのかもしれないし、実際、会社の後輩の男子達だと、どーでもいーのだが、なんて言うのだろう・・・・・自分の中での「アイドル認定」では重要だったらしい。

 なので、イム・チャンヨン(33)は、素直に「キャー!イムさん、すてきっ!」であったし、中日でも、本気で観たかったのは、岩瀬仁紀(34)であり、浅尾きゅん(24)など、お子ちゃまである。

 で、中日の河原純一(36)に関していえば、なぜか「頑張ってるオジサン」扱いであった。
 楽天の山崎武司(41)なんて、マジにオッサンだと思ってるしな。32歳の草野を「小さいオッサン」呼ばわりするのには抵抗があるけど。でも、小坂誠(36)は、おっさんというよりもなんか「先輩」って感じがするし。

 そのあたりを統合してみると、どうやら自分の「体感年齢」って、32歳くらいらしい。

 まあ、野球選手が実年齢より大人びてみえるだけかもしれないけど(選手生命も短いしね)・・・ホークスの馬原も、西武の小野寺も「渋めの男前」で大人びて見えるが、まだ20代後半だしね。2軍のブルペンで、小野寺が後輩にバシバシ突っ込みいれてハシャぐ姿を観て驚いたけど、まだそんな年齢なんだよなあ。

 なので、20代前半の選手は「可愛い子犬のよう」で、20代後半だと「なんか、色気が出てくるわね、うふふ」程度なんだが、30代前半くらいが「俺の嫁」で、30代後半になると「おっさん」になるらしい。

 その勘違いについては、薄々気がついていたのだが、先日、涌井を観に、ハム戦に行ったとき、初めてじっくりとハムの投手達の練習風景を鑑賞したのだが、なんだか吉井コーチのハーレムみたいでとてもステキでした。

 しかし、札幌ドームの外野席から遠目で吉井コーチがマウンドでリリーフ投手を迎える様子を観たときには「おー、吉井が今にも投げそうだ」と思ったのだが、吉井は2007年まで現役だったけど、拾ってくれるところがあれば、工藤みたいに今でも現役でやれそうな雰囲気だったのだ。

 でも、ギリシャ彫刻が動いているようなダルを頂点に、個性溢れる若いハムの投手達がそれぞれ練習する中をオスライオンのように闊歩する、私よりも1歳年上なだけの吉井は、「まぎれもないオッサン」だった。

 自分も、職場で、20代や30代の社員の中で、あんな感じなんだろうなあ。

 なんか、40代前半って中途半端で嫌になってきたので、早く50歳になりたくなってきた。吉井だって、50歳になったら、もっとデーンと構えているだろうに、まだ自分は若いつもりなんですよね。すごく、よくわかる。

 おっと、ヤクルトが同点になっちゃった。
 よし、明日は天気がいいらしいから、明日こそ連敗阻止しに行ってあげるからね。

 ・・・・って、楽天負けたよ、ははははは。
 だから、長谷部を置いておけと。

 で、西武は涌井が7回156球で降板して、俊介ちゃんと無援護対決してます。

 涌井はねえ。

 あれは、たしかに無援護になるのかも。
 涌井の投球観てると、なんか四球も多いし、カウント2−3にもよくするし、普通の投手だったら炎上するところを不思議を抑えるから、そういうところは凄いし、内容的にはグダグダなんだが、なぜかテンポ良く放るので、バシっと調子いいのか、調子悪いなりになんとかやってるのか、よくわからんのだよ。

 ダイジェストで見ると、決めのところでストレート走って三振ズバズバで「今日も絶好調の涌井でした」ってことになるのだが、現実はそーじゃないあたりが・・・・

 っって、あああ、また松岡で、ヤクルト負け?

 すいません、すいません、明日こそ行きますから。雨具用意しておきます。ほんと、ごめんなさい。
 つーか、山口君にぴしゃりと三者連続三振に抑えられるなんて、どんな暗黒なんだよ、ほんとに。
 
9月14日(月)

 イチローがとうとう大記録を達成した。

 やったー!おめでとー!

 これでニュースでもう少しプロ野球の結果を取り上げてくれるぞ!
 もう、野球といえば、「イチローの大記録達成まで、あと僅かです!」になっていたので「いーから、昨日の楽天の映像ちょびっとでもいから流してよ」とボヤきまくっていたのであった。

 しかし、WBCの時にも思ったが、なんでイチローはこんなに大人気なんだろう?
 今日も、外出先から戻ってきた役員が「ほらっ」と私の机の上に号外を置いたので「あのー、私は確かに野球好きですが・・・・イチローは別に・・・・」とブツブツ小さな声で言っていたのだが、そしたら通りがかった社員が「わー、やっと達成したんだ!ちょっと見せてください」と食いついてきたので「いいよ、あげるから」と放り投げんばかりであった。

 そりゃ、私だって、うちの「九州のイチロー」こと(日本各地どこでもイチロー呼ばわりされる選手がいるらしい)鉄平がメジャーに行って、大記録達成したら、スポーツ紙全紙買ってしまうかもしれないけどさ。

 イチローは確かに日本にいたころから人気選手だったとは思うけど、でも、パ・リーグの選手だったし、日本でイチローが出る試合をテレビでちゃんと観たことある人は少ないと思う。
 どっちかというと、メジャーに行ってからのほうが衛星放送で観る機会が多いのかな?
 でも、多くの人は、野球の試合なんてちゃんと観たことないと思う。ニュースで「今日のイチローの活躍シーン」だけしか観たことないんじゃない?

 いや、わかってるよ。これは「日本人がノーベル賞を受賞しました」っていうのと同じことなんだと。

 だから別に、「なんだこりゃ?」とムカつくようなことでもないし、別にムカついてるわけでもないんだが、よーわからんのよ。わかってるんだけど、わからないっていうあたりが、ムズかゆいのである。

 でも、一つだけわかったのは、私はこういうとき「日本人の誇りだ」って表現する気持ちがさっぱりわからないということだ。
 ノーベル賞でも、オリンピックの金メダルでも、受賞した人は確かに凄いと思う。
 でも、凄いのはその人たちであって「ついでに日本人全部が凄い」みたいな気分には全くならないのである。「日本人として誇らしい」と言うのと「日本人ってやっぱ凄い」っていうのは意味が違うのかもしれないけど。

 たぶん「日本人」っていう括りが、私には大きすぎて実感が湧かないのだと思う。

 だから、イチローが元・楽天の選手だったら、まるで「私が育てた」くらいに思うだろうし、イチローが自分の高校の後輩だったら自慢しまくっただろうし、イチローが同じ市内出身だったら「八千代市の誇りだ!」くらいの親近感を覚えたかもしれないが、「同じ日本人」っていう感覚が全く湧かないのである。

 同じように「世界的に活躍する日本人」っていうのにも、イマイチ興味がない。
 だって、世界に認められる前に、まず私に認められないとねえ?(笑)
 もっとも、世界で認められたことによって、やっと日本で紹介されたので「おお、この人、凄いなあ」ってやっと興味持つことはある。前に話題になったピアニストの辻井君の演奏とか「おお、華やかでいいなあ。これはシロートには聴きやすい」って感心したし。

 でも、私がもし、シアトル在住だったら、イチローのこと応援していたかもしれないなあ。
 そういえば、昔、ラブ・パレードに行ったとき、後夜祭の中でも最も大きな会場の一つで石野卓球がいい時間にプレイしていたのを目の当たりにしたときには「おお、同胞がんばっとるなあ」とちょっと嬉しかったっけ。うん、ちょっとだけ誇りに思った。
 でも、それって、同じテクノ村の住民だったからだしなあ。

 というわけで、イチローの大記録はどうでもいい(でも百年ぶりの更新っていうのがなんか笑えるけど)のだが、例えば、もし、ヤクルトの連敗を一場が救ったりしたら、号泣するかもしれません。(ありえねー)

 それにしても、やっぱり合点がいかないのは「イチローの記録達成に喜ぶ人たちの多くが、マリナーズの順位すら知らない」ということでしょう(もちろん、私も知らないが)。下手すると、マリナーズも知らなかったりしそうだし。

 イチローはあんなに人気があるのに、みんなさっぱり野球に興味が無いようなので、プロ野球好きの私としては、ボヤきたくもなるわな。

 さて、明日はヤクルトが横浜に来るので、連敗止めに行ってやるかねえ?ヤクルトは横浜を苦手としているので、なんか望み薄いんだけど、どんだけ暗黒なのか、自分の目で確かめたいのである。
 あと、明日の楽天はハム戦で、勝さんVS岩隈さんという個人的に辛いカードなので(しかも楽天はいつも武田勝を全く打てないし)ヤクルト応援するフリして逃避したいのだが、お天気と体調次第だな。

9月13日(日)

 今日はさすがに杉内に負けました。
 杉内はねえ、相手がどうのじゃなくて、ひたすら杉内自身の調子がどうかなので、歯が立たないときにはほんとに無理ですから。
 でも、毎回、ちょこっと隙を見せるから、そこでどれだけ得点できるかがキモなんだけど、初回に1点とれただけで、2回にもチャンスがあったのを逃したことで終了だった。

 ラズナーがねえ、久々に一軍に戻ってきて、意外と好投しちゃったから、ちょっと悔しいけど、まあ、昨日、一昨日と落としてもおかしくなかったから、勝ち越せただけでも万々歳っしょ。
 そういえば、ラズナーの替わりに長谷部下げるのかと思ったら、聖澤が風邪で抹消されてた。インフルエンザではないみたい。長谷部の首がなんだか繋がっていたので、「これは、また今日勝っちゃう?」と期待してしまったのだが、ダミアンなだけに連勝は6でストップ?(笑)

 でも、火曜日から9連戦だし、マー君の15勝のためにも長谷部置いておいてくれないかなあ。

 しかし、今日もオリックスが勝てそうな展開だったのに、ナカジとおかわり君の連続ホームランで逆転されてた。どこも中継ぎがグダグダだよなあ。シルバーウィークの9連戦はバカ試合が大量発生すると思う。楽天のリリーフ陣も、もう限界ですし。

 それよりも、またヤクルトが負けた・・・・・
 館山が勝てないなあ。
 うちの岩隈も一ヶ月勝てなかったことあったけど、終盤にこうなってくるとキツいよねえ。楽天もヤクルトも今んとこ3位だけど、7月に暗黒期で、8月に復調したと思ったら、なんだか絶好調で「うそ?3位?なんで?」っていう楽天と対照的に、ずっとダントツ3位で安定していたのに、8月に暗黒期を迎え、下から追い上げられる(昨日、阪神勝っていたら抜かされてた)ヤクルトのほうがねえ。

 へへへ?
 パの首位打者争い、ホークス長谷川が2位に浮上してきた。
 なんかわたし、前に「最終的に長谷川に100ルピー」って言ってなかったっけ?

 来るよ、来るよ?(笑)

 そういえば、「なんか、私、意外と見る目が養われてるわね」と思ったのは、たかせん@wikiで「松中はああ見えてそれなりな俊足で走塁技術も高い。というか下手すると鷹戦士で一番走塁が上手い。」という記述を見たときであった。

 今年は2回、ホークスの試合を観戦したが(福岡と西武ドーム)、そのときに「へえ、松中の走塁、意外といいね」と思ったのだが、鷹ファンには周知の事実だったらしい。
 まあ、走塁技術とかは、まさにテレビで観てもよくわからんのだが、現地で観るとシロートでもよくわかりますってだけの話ですけどね。

 他のスポーツでもそうなんだが、やっぱり生観戦すると「へえ、こうだったんだ」って思うことが多くて、テレビが嘘を言ってるとまでは言わないけど「あれは、また別のモノ」って意識できるだけでも、ちょびっと勉強した気分にはなる。
 テレビ中継にも、メリットはあるのさ。イケメン選手のドアップとか(笑)
 球場にいると全体的な雰囲気はわかるけど、投手が今、どんな表情かまでは、ネット裏にいてもよくわかんねーし。

 でも、そーいや、私は、初めて野球観戦したとき(ですから、小林繁が阪神の先発でした)、けっこう衝撃的だったのが「テレビ中継の望遠レンズの映像って、けっこう特殊なものだったんだ」と気がついたことだった。

 それまで、テレビでした観たことなかったので、思っていたのと距離感が全然違ったのでびっくりしたっけ。
 その逆の経験をしたこともある。
 美麗写真の観光名所に憧れて、はるばる現地に行ってみたら「うわー、写真と全く同じだった。ここ、ほんとに美麗だったんだな」

 「テレビで観たのと違うー」でも楽しいし「テレビで観たのと同じー」でも楽しいので、やっぱり自分の足で出かけないとね。
 
9月12日(土)

 どうも、ここんとこ日記を書いてる途中に「楽天勝ったーーーーーー!きゃっほー!」とテレビでスポーツニュース巡りして祝杯上げてるうちに泥酔し、そのまま寝てしまうパターンが多くて、日記がアップできません。

 いやあ、昨日も、まさか鉄平がマハラジャから満塁ホームランとは・・・・
 また、早速ユーチューブに動画が上がったもんだから「でへへへ」と3回くらい繰り返して観てしまった。
 マー君で勝ててよかったよ。これでやっと13勝目。15勝すると、ノムさんが時計くれるらしいのだが(ノムさんの趣味は腕時計収集。数百万円するものもあるらしい)、マーオタの友人は「途中失速してきて、ちょっと諦めかけたが、甲子園での日本文理の9回の猛攻を観て、諦めちゃいけないんだって考え直した。ぜってー、15勝する!」と気合い入ってましたが(君が気合い入れても・・・・ってちょっと思ってしまったが)、これは15勝いけるかもなあ。

 マー君話だったら、私もちゃんと聴けるので(甲子園話は私に素養が無いので、ついていけないのである。しかも「A高校のB君と、C高校のD君は仲がいいらしくて、それで、B君と、E高校のF君は、リトルリーグで一緒のチームだったので、その繋がりで、D君とE君もメール交換するようになったらしい」と高校球児交友録をまくしたてられても、「誰が誰だかさっぱりわからん」と心の中でボヤきつつも「へえ、そうなんだ」って生返事してるのも、けっこう辛い)楽しみにしております。

 さて、今日は久々に上司と競輪に行く予定だったのだが、午前中、ザーザーと雨が降っていたので、上司に電話して「競輪ってこんな雨でもやるんですか?」と確認すると、やっぱ台風クラスじゃないと中止にはならないらしい。
 私は、賭け事がメインではなく「スポーツ観戦」の気分で競輪に行っているので、この雨だとゆっくり楽しめないし、なんか風邪ひきそうだし、それにタイミング悪く「アレの日」になっていたので、こういう時は免疫力が低下するので、インフルエンザに罹りそうだから(12年前やられたときが、まさにそうだった)今日は辞退させていただいた。

 よって、今日も引きこもっているので、この間、途中になってしまった「選択肢が多ければ多いほど 人類が幸せになるわけではないようだ」の続き。

 ですから我が友人は「いろいろ選べることはいいことだ」ときっぱり言う人である。
 で、私は「選ぶのめんどくせー」なので、わりと「定価」っていうのが好きである。本や雑誌はどこで買っても同じだから、安心してどこでも買えるけど、これが「駅の売店よりも、あそこの本屋のようが安い」という事態になったら、ほんと面倒になるからヤダ。

 でも「便利な場所で高く買うのと、不便な場所で安く買うのが選べたほうがいい」と言われると、まあ確かにそうかもしれないし。

 友人は下北の「オオゼキ」に集う「底辺」な人々が嫌で嫌でしょーがないらしいが、安いから我慢しているらしい。そのおかげで私が「ダメな客達がいかにダメか」って話を延々と聴かされるのですが・・・・私のその不利益はどこかで還元されないのでしょうか?(笑)

 友人も仕事していたときには、そんなじゃなかった。
 残業が多くて、自炊もできなかったので「スーパーで総菜買うの悔しいのだが、時間には替えられない」と普通なことを言っていた。
 自分もそうだが、ちゃんと稼げているときって、節約よりも「ちゃんと仕事して給料上げてもらったほうがよくない?」って選択ができる。
 大事な商談で飛行機で出張する社員をビジネスクラスにしてあげるのと同じ理屈。エコノミーよりも高くつくけど「その分、仕事とってこい!」である。

 なので、普通に働いていた時の友人は、優先順位を考えて適度に賢く選択しているように見えたので「選択肢は多いほうがいい」という意見に、私が口を挟む余地はなかった。
 ところが、無職になって「お得な選択肢を考えるのが仕事」というのか、稼ぎが無いのだから、ひたすら支出の圧縮だけを考えることになったので、なんだか考え過ぎで自滅ってことが増えてきたのである。

 一番、不運だったのが、「立ち退きによる引っ越し」だった。
 働いてる最中の出来事だったら、それほど物件を検討する時間もないので、適度に妥協できたんだろうけど、無職で時間だけはあったので、びっくりするくらいの多数の物件を比較検討していたのだった。

 とは言っても予算も限られているし、「無職」というハンデもあるので(いい物件があっても大家の審査から弾かれる可能性も高い)、候補に上がった物件はどれも「ドングリの背比べ」であった。
 それでも、友人は出来る限り選択肢を広げてベストなものを選ぼうと頑張っていた。
 その結果、物件の善し悪しではなく、最悪の隣人(毎日友人を集めて朝まで騒ぐ)を引き当ててしまい玉砕。

 それは、友人の責任ではないのだが、あんだけ吟味して選んだのに、最悪の結果になったことで、友人の精神状態が非常に悪くなってしまったのである。
 やっと、次の引っ越しに切り替えたときには、ほんと気の毒なくらいだった。目をつけた物件の入り口に立って、そこの入居者をつかまえて「ここ、どうですか?」って聞くくらい神経質になっていた。

 あの頃、苦悩する友人の様子を目の当たりにして「ああ、自分の勘がますます信用できないんだな」と思った。

 物件探しは、データがどうのというよりも、結婚相手探しみたいに「あ、この部屋(人)いいな」ってインスピレーションが大事だと思う。
 で、友人は自分のそういう勘を信じていたのに、時間があった分、データ重視になってしまい、結果、失敗したので、「何を基準に選べがいいのかわからない」という落とし穴に落ちてしまったようだ。
 昔は「自分には野生の勘があるから、上手くやっている」と豪語していたのに、その野生の勘が信頼できないとなると、「より多くのデータを集めなて、きちんと比較検討しないと」って方向になるらしい。

 その強迫観念が波及しているのか、前から飲食店でメニューを選ぶのに悩む傾向はあったけど、最近ほんとに酷いのである。
 まあ、何を食べるが延々と悩んでいるのは、楽しみの内なのかもしれないけど。
 でも、傍から観てるとあんまり楽しそうにも見えないのがなんかなあ。

 4月にマイル消化の旅に出たときにも、「札幌の夜の食事は任せる」と言ったら、ネットで居酒屋を吟味しまくり「ここの店はビールが安いが、ここの店はホッケが売りで、ここはクーポンで割引があって・・・・」と10店近くの店のデータを真剣に比較検討していた。

 私はお腹が空いていたので「どこでもいいよ」と言ったのだが、部屋で30分くらい友人が選択肢を前に固まっていたので、さすがにイライラしてきた。
 「ミヤノは、何が食べたい?」と言うので、なんでもよかったのだが、無難に「ウニかな?」と言ってみたら「ああ、私がいいと思う店はウニが無いのよ」

 えええ札幌でウニが出ない店なんてあるの?それよりも、友人が私のテキトーな発言を真に受けるので「いや、別にウニに拘ってるわけでもないから」と慌ててしまった。
 そこでやっと3店くらいに絞り「近いところでいいじゃん」と私が言って、2店に絞って、それでも「うーん、どっちだ?」と悩んでるので「じゃあ、店構え観て選ぼう」と徒歩5分くらいの店の前に立ってみても、これといった決めてはなかったので「もう、時間もないし、ここでいいじゃん」と入った店に座ったら、友人が「あ・・・・そういえば、私は牡蠣が食べたかったのに、この店は牡蠣が無かった」

 ガクっときたね。
 私にいろいろ「ミヤノはどこがいいと思う?」と自分では決められないので聴いてきたので「私は、正直言って、つぼ八とかチェーン居酒屋でもいいです。ビール飲めればどこでもいい」ってきっぱり言っていたのに、自分であれこれ散々悩んだあげく、優先順位すっかり見失ってるんだよなあ。

 しかも「もう、ここでいいじゃん」と入った店が、ちょっと外したので、かなり不機嫌だったので「まだ時間早いし、次の店に行ってみる?」と言ってみたが「もう、いい。でも、もう少し食べたい」と言うので、「それだと、コンビニで買い出ししてホテルに戻ることになるけど?」と私が言うと「わたし、コンビニって好きじゃないだよね」と超不機嫌。

 私だって、コンビニ好きじゃねーよ。

 でも、あれだけネットで調べまくって、選んだ店が大ハズレで友人は相当がっかりしていて、結果的にコンビニで締めっていうのが許せなかったらしい。

 ただ、なんとなくわかってきたのは、友人は「選択肢の中からベストを選ぶ」指向であるのに、全然そういうことしない私と友達なのは、なーんも考えてない私と一緒にいるとラクだからなのかも。
 でも、なーんも考えてない私が「札幌で何食べたいって?ラーメンとジンギスカンくらいしか思い浮かばないや」と「どーでもいー」ということを表明したつもりが「そうか、ミヤノはジンギスカンが食べたいのだな」って思い込んだりするので、ちょっと揉めたりしたけど・・・・

 話がまとまりませんが、私は友人と違って「多数の候補を検討して最善を選ぶ」というやり方が全然わからないし、そんで、結局いつも、私が「これでいいじゃん」って適当に選んでるような気がするが、そーいや、沖縄旅行の計画を決めた時の私は凄かったな。

 いや、後から冷静になって考えてみると、沖縄なんてキャンセルすりゃよかったのだが、日本がWBC決勝に残ってしまったので「旅行しながらテレビ観戦するには?」ってあたりで、かなり完璧な旅程を組んだのである。

 友人がいろいろと候補地を挙げてきたが「WBCのこと考えるとそれは無理。交通の便がよくて、沖縄旅行経験者がこぞってイチオシする、ちゅら海水族館一本に絞る」と毅然として言ったら、友人も私にお任せモードになった。

 さて、なんだか友人の悪口と、自分の自慢話になってしまうけど、そういうことを言いたいわけじゃなくて、話の前提として、友人とは20年以上の付き合いだが、彼女は常に私の上を行く人だと思っていたのである。
 議論好きだし、理屈っぽいけど、いろいろよく考えてるし、礼儀正しく世渡り上手だったし、そして本人も「自分には運がある」って言っていたのだ。

 それが、40歳くらいになってきたら、なんだか私のほうがよっぽど幸せそうじゃね?

 知人の紹介で、ショボい会社に拾ってもらったが、他の社員がショボすぎたので、なんとなく頭角を表し、一応「必要な人材」と認められ、休日は少ないが、食うには困らない程度の給料は頂いている。

 そんで、また後輩が育ってくれたので、仕事が左団扇モードに入ったときに、野球に夢中になったが、そうなると「休日は少ないが、その替わりに平日休みやすい」っていう会社の個性が大活躍である。

 先日も、上司に「すいませんが、今日は有給とらせてください」と言うと「え?どうかしたの?」と心配されたが「いえ、実は、今日、マー君登板なんで(笑)」って、やりとりの時には、自分の今の環境に心の底から感謝した。

 選択して選んだ環境じゃないけど、結果オーライで万々歳である。

 でも、「なんで、私、こんな能天気にいつも幸せそうなんだろう?」と時々思うことがあったのだが、「すべての人間は、 選択に失敗してもそれが「正しい選択だった」と思えるような心理的回路を持っている」って、そういうことだったのか!

 そもそも選択してねーしな(笑)

 友人の「選択」と私の「選択」の違いがはっきりするのは、西武ドームでの指定席選びである。
 友人は指定席に座るとじっと動かないので、席選びは重要らしい。
 私は、西武ドームは内野指定席チケットを持っていれば、内野自由席(ブルペン目の前)も外野自由席にも自由に移動できるので、そういう意味で自由度が高い西武ドームが大好きだから、その自由を享受して、あちこちうろうろしまくる。

 結局、もしかして、一番大事なのは「選んだ後どうするか」じゃない?

 って、選ばない私が言ってもしょーがないか。

 あー、青山が勝利投手って・・・・・・・
 それよりも、先発ローテから降ろされて、2軍落ちするのかと思っていた長谷部が「ベンチの置物」になっている間、6連勝って・・・・・
 長谷部のダミアン伝説がどこまで続くのか実に興味深い。
 明日はラズナー上げだから、長谷部落とすのかね?
 それで負けたら、ますます「縁起物置いておけ」って話になるな。

9月11日(金)

 楽天が連勝するのは嬉しいけど、オリックス相手っていうのがけっこう辛い。
 しかも、昨日は0−2で檻が負けているのに、新守護神の金子が出てきたので、さすがに「わしせん」の住民達も「ちひろタン・・・・」と涙を流さんばかりだった。
 金子千尋は名前も可愛らしいが、とてもポヤっとした顔立ちなので、「女の子みたいだ」と男性にも大人気なのだ。ホークスの杉内や、うちのレイたんもそうだが、この手の顔立ちって女子よりも男子が食いつくらしい。私には「女顔」にも「イケメン」にも思えないんだけどね。

 金子も自分の顔が男らしくないのを気にしていたのか(既婚で子供もいますけど)、今シーズンの始めには、いきなり髭をはやしたので、「ちひろタンは俺の嫁」派な人々をびっくりさせたのだった。

 しかし、顔立ちはおっとり優しそうでも、今やオリックスのエースというか、苦しいチーム情況の中でも10勝しているし、楽天も金子を全く打ち崩せない。
 それなのに、いきなり、こんな終盤になって、金子を先発から外して抑えにしたから、他チーム・ファンも「え?なんで?」と首を傾げるばかり。だって、楽天で言えば、マー君を抑えにしちゃったようなもんだし。
 それも、優勝かかってるからとか、3位争いしているとかならともかく、ダントツ最下位なんですよ?

 しかも、今のところ抑えとして2回登板しているのだが、2回とも打ち込まれていて、相手チームのほうが「先発の時の金子を攻略できたことないのに・・・」と複雑な心境になるのである。昨日の「わしせん」も、楽天の中継ぎ陣がグダグダだったけど辛くも逃げ切ったが、「なんか、あんまうれしくない」というムードだった。

 さらに、その途中に「ヤクルトが逆転された!松岡被弾!」という情報が入ったものだから、私はさらに暗い気分に・・・・

 ただでさえ先発の枚数が足らなくて中継ぎの押本を先発起用したが、そうなると、「つばメ組崩壊」(あり?「ツバめ組」だったっけ?)で苦しかった中継ぎがもっと苦しくなるという悪循環の中、先発の石川も館山も敗戦し「ああ、ファンも辛いだろうなあ、わかるわかる」と、楽天だって、今年の暗黒期には、岩隈でもマー君でも勝てなくて、ズルズルと連敗して、ほんと辛かったっけ。

 ヤクルトはそれで、高木という、私の知らない投手を出してきたのだが、その子が意外と好投して、「お、今日は勝てるのかな?」と思っていたら、抑えの松岡が勝ちを消したのである。

 楽天で翻訳するのなら、岩隈で負け、マー君で負け、2軍から急遽、片山君を上げたのだが、意外と好投し、2-0で最終回を迎え「これはいける!」と思っていたら、川岸が被弾して、逆転負けってことですよね。これは堪えます。(楽天で翻訳って、ポルトガル語をルーマニア語に翻訳してみました、って感じだにゃ)

 はあ、松岡もキツいよなあ。

 つーか、恥ずかしながら告白すると、私、松岡の顔が好きなんですよ。

 そんな美形だとも思わないんだけど、マウンドに上がってるときのテレビ映りでは、今んとこ一番好き。2番目がホークスの摂津。(攝津と書くのが正しいんだけど、面倒なので、いつも摂津にしています)
 どっちも「昭和のイケメン」と言われてるらしいあたりに、苦笑するけど。どーせ、私は昭和女よ。

 摂津は、ほんとに「どこの成宮寛貴よ?」と戸惑うくらいほんと男前である。睫毛バッサバサだし。新人王は固いと思うが、シーズンオフにダラダラと展開される「野球選手イケメン・ランキング」系スレッドの類いでも、大活躍すること間違いない。来年活躍できるのかは疑問だけど。

 まあ、さすがわ「選手を顔で穫る」ので一部では有名なホークスの編成の審美眼に拍手するしかないのだが、話が逸れてしまったが(美形を語らせると止まらないから)、松岡の話してたんですよね?

 イムさんファンと言いつつ、実は「顔だけだと松岡」という秘めたる思いを胸に抱えていたので、昨日みたいな試合展開は辛いっす。
 しかも、私は松岡を顔だけで評価していたので、彼の経歴などを全く知らなかったのだが、たわむれに「やくせん@ ウィキ」で調べてみたら、2004年入団って、まだそんな若いの?

 まだ、27歳だったんだ・・・・・なんだ、摂津と同じじゃん(笑)

 いや、ですから、恥ずかしながら私は、摂津は「あーあ、ほんと、男前よね」って程度だったんだが、松岡にはけっこう本気だったのである。

 どのくらい本気だったかというと、「この人、2時間サスペンスで、最初から超怪しくて、こいつが真犯人か?と思わせておきながら、あと30分の終盤であっけなく殺されちゃって、ええええ?な俳優みたいな顔」という最大評価していたのである。

 それのどこが最大評価かは置いておいて、松岡のその渋いギラギラ感をとても楽しんでいたのに、「ええええ?まだ27歳なの?」って、超ガッカリしてる自分って・・・・

 すっごい好みのタイプの男子が、まだ20代だったってことでヘコんでるあたりが・・・・さらにヘコむ。(おばさんの乙女心はけっこう複雑怪奇らしい)

 ここは、気持ちを切り替えて行こう、「やくせん」の一部の皆様と歩調を合わせ「マツケンに恋焦がれる住人(男)から【マツケンのちょっと可愛い話】や【可愛い画像】が8月に入り急激に現れ始めやくせん内で信者が増える。8月末現在「マツケンの結婚相手は女子アナではイケナイ」という話にまで進んでいて、もはやアイドルと親衛隊レベルから可愛い弟を心配する兄姉レベルにまで症状が進んでいる。」に賛同して、私も松岡の嫁探し妄想に切り替えよう。

 え?今日も楽天勝ったの?
 もう、今日は、マー君だったけど、ダメかと思ったのに・・・・

 ええと、でも西武もまた勝ってるし・・・・

 つーか、またヤクルト負けてるし・・・  
9月10日(木)

 おいおい、せっかく吉見が巨人に投げ勝ったというのに、注目されてるのは「巨人・阿部、大型スクリーン破壊弾!」なのか?
 たしかにこれ、超面白いけど・・・・・てゆーか、大型ビジョン大丈夫なんですか?阿部に弁償させます?

 しかし、さすが「飛ぶピッチャー吉見」の本領発揮である。ああ、ほんと、昨日観に行かなかったことがほんと悔やまれる。今日だったら行ったのに。(時々、微熱っぽくなるのは、朝晩の気温差が激しいせいだということがわかったのである)

 それよりも「おいおい、スポーツ紙に吉見を讃える記事がねーのかよ?」と探したら、やっと発見した
 笑顔がなんだか気色悪いあたりも、「吉見すてき・・・・」の要因です。

 ・・・・・って、吉見がお立ち台に立ったんだ!?

 ああ、ベルリンの壁崩壊の瞬間を寝坊して見逃したベルリン市民くらい悔しい。

 吉見お立ち台なんて、ほんとそんくらいの珍事なのに・・・・・

 で、8連敗中の巨人に(エース三浦ですら、ずっと勝ってない)、吉見でやっと勝ったというのに、今日抹消されてた。なんで?まあ、ハム方式みたいなかんじで投手回してるんだろうけど。

 こういう起用法だと予告先発のないセ・リーグだと次回登板が全然読めないなあ。

 今日も楽天勝ったけど、西武も勝っていた。ハムなにやっとんねん!

 さて、今日は、新山さんのところで紹介されていた公演の内容に超感動した。頭の中がパっと光り輝きました。

 英語わからんので十分の一も理解してないのだが、この先生が、私の友人に説教してくれたらいいのに。
 まさに、私からすれば「鬱気味じゃないの?」と思える友人は「選択肢が多いほうがいい」とキッパリ言う人であるのだが、マリスタの屋台飯で20分もマジで悩み「ああーん、岩隈さんの守備練習が・・・・」と私を涙目にさせたあげく「この飯不味い、外した」と不満タラタラだったりするのである。

 友人は、かなりの食いしん坊であるので、食べ物にはウルサいのであるが、選べば選ぶほど、なんか失敗し、「不味いモノに当たると心底ムカツク」と言うのだが、そもそも考え過ぎなのではないか、と思っていたが、部屋探しでもそうだったけど、友人の不運はそもそも選択肢を広げ過ぎじゃと思っていたので、「選べる自由」が幸福感に繋がらないという説には、ぶんぶんとうなづいてしまう。
9月9日(水)

 さて、昨日は友人の吐く毒をいっぱい吸ってしまったので、ここでまたぶちまけて発散したいと思います。

 まあ、私はここで吐き出すことで発散しているけど、友人は私に吐き出すことで発散しているのだろうしね。
 でも、ときどき「私じゃなくて、小町やら2ちゃんでやってくれればいいのに」って思います。議論好きな彼女は、そういう掲示板が大好きだが、どうもロムってるだけで、参加はしてないようだ。不愉快な書き込みや荒らしも多いので、そういうところに参加するのはヨロシクないと思っているらしい。
 で、そういうところでこういう議論が展開されていた、これってどー思う?という話を私にするのだが、私は「まあ、それくらいしょーがないじゃないの?」と彼女が思っているのと違う意見を言うと「でもでも・・・」と私を論破しようとするのだが、いいから、掲示板でやってくれって・・・・

 例えば、小町で「家でフリーの仕事をしているのですが、日中、近所の子供や母親が家の前の路地に集まるのでうるさくて仕事に集中できません。何度かもう少し静かにしていただくようお願いしたのですが、改善されません」なんてお悩み相談があったという話をされても「引っ越せるのなら、引っ越せば?」としか言いようがないが、友人がそういう問題に直面したこともあるので、そうも言えないから「まあ、たしかにうるさいかもしれないけど、それだけ人が集まるところっていうのは治安がいいという一面もあるわけだし、子供が遊んでいる声や音って騒音とは思ってない人もいるから、難しいねえ」と無難な感想を言ったつもりが「でも、毎日なんだよ?近所に具合の悪い人だっているかもしれないし、毎日、そんなに集合するのって、なんで?」って、私に噛み付かれても・・・・・

 私はどっちかというと「子供なんだからしゃーない」と言うほうなんだが、私がうっかりそう言うと、えらく説教されるのだが、私がダメだから子供が野放しになってるわけじゃないので、勘弁してほしいのである。掲示板で「子供だからしょーがないです。あなたが我慢すべきです」って言う人を攻撃してくださいって。

 さて、相変わらずインフルエンザにピリピリしている友人であった。

 高校野球でけっこう集団感染が報道されたので「高校生の日米野球もあるし、高野連はちゃんとしろ」とメールに書いてきたので「そういうのは、私じゃなくて、高野連にメールしてよ・・・」

 それに、高校野球のチームや応援団に感染が広がったのは、高野連の責任じゃなくて「高校野球出場校だからニュースになっているのであって、もっと無名校だって夏の合宿や交流試合でいっぱい集団感染してるのでは?」と思ったし、もはや高野連がどうのこうのという事態ではないと思ったが、正論が通じる相手ではないので、メールのその箇所は無視して返信した。

 そしたら今度は、日ハムの集団感染を「感染はある程度しかたがないし気の毒だけど、隠蔽や不勉強はよくない」と斬っていた。いや、必要以上に公開したと思うんですが。他の球団は感染した選手の名前を公開しなかった。(中日ですけど)

 一昨日、「じゃあ、明日、西武第二球場行こうね、○時集合ね」と電話したときも、なぜかインフル話になり、ロッテの西岡に感染の疑いがあったようだが、ロッテがかなり慎重に対処したらしくて、その対応は誉めていたのだが「ほんとは、NBP(日本プロ野球機構)がちゃんとやらんと!」と言うので「え?それって、NBPがやること?」と思わず口に出してしまったら、「私はそう考えますけど?」とケンカ腰口調だったので「いや、まあ、いいや、じゃあ、明日は○時ね」と、そそくさと退散した。

 もはや、NBPがやらなくてはいけないのは「登録抹消期間の特例」をどうするかってことくらいっしょ?
 野球に興味無い人にはどうでもいいと思うが、一軍登録を抹消すると10日間は再登録できないルールなのである。ハムはそれで大変だった。インフルに感染した人でも、タミフルが効けば速くて3日〜5日くらいで復帰できるようだが、その間、休むとなると、一軍登録選手が足らなくなる。
 なので、登録抹消すると、完治しても数日間は一軍に入れないのだ。
 過去にやはり、流行性感冒でそういうことがあったみたいで、その時には、抹消期間を短縮して対応したらしい。

 そういう「法整備で対応」みたいなことはNBPの仕事であるが、「感染の疑いのある選手が出た場合の対処」は、それぞれが個別法人である各球団の判断に委ねるしかないだろう、それを「NBPがちゃんとしないと、野球の試合が成り立たなくなるよ?」って、私に言われても。

 なによりも、驚くのは、友人はそういう「お上がちゃんとしてくれないと」と言う意見を嫌ってたはずだったからだ。

 昔、なんかの政策の話題になり、私が「まあ、私もその方向性は賛成だけど、果たしてそれが可能なのか、具体的なあたりまではどーなのかわからないので、そのあたりは官僚さんたちに任せるしかないなあ」と言ったら「そうやって他人任せにするのはよくない」と叱られたことがある。
 じゃあ、あんたはどう考えて、どう活動してるのじゃ?と思ったけど、私は言い争いが苦手なので、ただヘコんだだけだった。

 って、ここまで書いていて、ふと気がついたけど、我が友人って、掲示板で偉そうなことばかり書いてるけど「自分は何してんじゃ?」な痛い人っぽいっすね(泣)。「ニートのくせに!」って攻撃されてるような、まさに友人はニート以下だし。

 自分用に遠巻きながら分析してみれば、小町や2ちゃんにあれだけ惹き付けられているのに、あえて距離を置いているのは、「同族嫌悪」なのかもなあ。

 さて、ここまでが前置きでした。
 無職の友人が「ちゃんとインフルエンザ対策せんか!」な論調に辟易しつつも「いいから、お前がやれ。つーか税金もまともに払っとらん人に政府の対策が悪いとか言われたくないわ」と心の中で空しく反論していたのですが、昨日、仲良く野球観戦する道すがらで、友人が突如攻撃しはじめたのは、もっとへなちょこなことでした。

 また、藤井が料理教室に行ったらしい

 そんで、友人はどうやらそれが面白くなかったようで、「野球選手が料理教室?!危ないだろって言われたりするけど(-.-)ケガする時はどこにいても何しててもしますのでm(__)m」というコメントを踏まえて「そうやって、ちゃんとアドバイスしてくれる人も周りにいるのに、こいつときたら・・」とボヤいていた。

 うわー、その話題、超スルーしてーっす。

 まず、突っ込みどころとしては「そんなに嫌いなのに、なぜ藤井ブログを読むのか?」です。

 テレビで嫌いなタレントが売れていていて、いっぱい出て来るのをボヤく気持ちならわかるが、私も苦手な人はいるので(例えばみのもんたが、苦手だ)、苦手なのが出てるとチャンネル替えるかテレビ消せば良いだけの話。

 ブログでわざわざ嫌いな奴のを読んで、文句言ってるのって、わざわざエロ雑誌を買って「なんてお下劣!」って怒ってるくらいの不条理を感じるのですが・・・・

 たしかに、藤井のお料理教室は失笑するけど、別に怒らんでもいいでしょ。
 料理なんて、普通の人は毎日やってることだし、確かに手先が命の投手は包丁持つの避けたほうがいいのかもしれないけど、独身選手はけっこう意外とたまに自炊してるし。自炊しているのを誉められこそすれ「投手が包丁握るなんて!」って非難されても・・・・

 さらに、友人は「藤井アンチスレ」の住民に勝るような粘着ぶりを発揮し、藤井が行った料理教室は「2名で応募」のところだったことを突き止め「そこに1人で乗り込んで、先生とペアを組んで独占して、いい気になってる」

 いや、料理教室側としては大歓迎でしょう。
 みんな藤井のことなんて知らないと思うが、スタッフや客が「今日はプロ野球選手も来てたの。知らない人だけど、元ヤクルトの藤井さんだって」と職場や自宅で話せば、30人に1人くらいは「藤井って、セ・リーグの最多勝とったこともあるよ?」って思い出すかもしれないし。

 そんで、それなりにアクセス数あるブログで宣伝してもらえれば、万々歳である。

 でも、友人はなんだか怒っているので、「まあ、休日どう過ごすかは自由だし、それに、独身選手の自己管理の一端として料理習うのもいいのでは?」と無難なことを言ったつもりだったが「だったら、オフにやれよ!」

 それじゃあさあ、楽天の高卒2年目で、今年から早稲田のEスクール始めた寺田君を叩きまくる人と同じじゃん?
 まともな人は「どーせ、野球選手なんて空いた時間は、パチンコかゲームして過ごしてるんだから、その時間にインターネットで通信教育なんて、誉められてもいいくらいじゃん?」って言うのだが、寺田叩きに燃えるコテハンはそれを許さないのである。

 ブログやってる選手のジレンマもそのあたりにあるようで、「成績悪いんだから、休日に遊んでる暇あるのか?」って、ほとんどの人がそういうコメントにヘコんでいるし、「いや、練習はちゃんとやってるし、その合間の息抜きもいけないんですか?これ以上、オレに何をやれと・・・・」と、控えめに歯向かっている選手もいる。

 ひたすら24時間練習したからって結果の出る世界ではないはずだ。
 特に投手は、メンタルも重要なので、「休日にうまくリフレッシュして切り替え」っていうのはいいことだと思う。

 そういう意味では、「料理教室でリフレッシュ」っていうのは、今後の自分の体長管理にも結びつくし、それこそ「婚活」にも有効かもしれないので、「休みだったから、遊園地に行きました」っていうのより「勉強してます」度が高いと思ったのだが、ダメ男に敏感な友人は、かなり過敏に反応していた。

 ですから、藤井はたしかにダメかもしれないけど、そのダメさは、あなたに何の迷惑もかけてないでしょ?

 たとえ藤井が料理教室中に指を怪我しても、どーでもいーじゃん?と思って、そう言ったのだが、「そうしたら、きっとまたブログにぐちぐちと、こうなってしまったのは自分の責任で申し訳ないとか、グジグジと書いて同情を集めようとするに違いない」って・・・・・

 なんでそこまで心配してあげるのか、そっちのほうが不思議です。

 前にも、私が、楽天のライバルチーム相手(去年、最下位争いしていたホークスだったかに?)に藤井が投げるときに「勝ったら、私がアイス奢ってやるから藤井がんばれ」と言ったら「あの男は、懐くと平気で夜中の3時に電話してきそうだからヤダ」と言うので「はあ?」と思ったっけ。

 藤井は私らの友達でもなんでもないのである。
 ブログがちょっとキモい程度の迷惑かけられてるのかもしれないが、私は迷惑だと思ってないし。ですから、嫌なら見に行かなければいいだけ。

 って常識ある一般人はそう思うのですが、どうやら藤井にはよほどの魅力があるらしく、みなさん頼まれもしないのにマメにチェックして「こいつ、うぜえ、氏ね」っていうの、さっぱり私には理解不能なんですが、良識あるはずの友人が、表現方法こそ良識ありますが、結果的に「なにこいつ、うぜー、氏ね」なことを私にまくし立てるので、なんだかとっても小町に相談したくなってきました。

 それよりも、あれだけ我が友人を惹き付ける藤井のピッチングが観てみたいんですが、なかなか関東で登板してくれなくてね。
 でも、昨日の試合の前に、ダルがいたから外野でずっと投手陣の練習を観ていたのですが、藤井は黙々とランニングしていて、初めて間近で観たんですけど、それなりにオーラありました。私は「ああ、この人、ブログではチャラチャラしてるけど、やはりそれなりにアスリートなんだよな」と感心しましたが、それを口に出すと友人に倍返しされそうだったので黙っていましたけど、友人は目の前で展開される生・藤井にはノーコメントだったのですが、それは近視だから見えてなかっただけかも。

 目の前を散々、吉井コーチがうろうろしていたのに、吉井がいなくなってから「そーいえば、吉井は?」って言ってたからなあ。


 ひゃっっほーーー、楽天はレイたん10勝目、おめ!

 つーか、ヤクルトが石川で広島に大敗してるのですが・・・・

 長いトンネルごくろうさまです。

 それよりも、今日は横浜は巨人戦だったのが、先発が吉見で「ああ、私が応援に行かないといけないのかしら?」

 しかし、日曜日の外仕事に続き、昨日は自己責任のダブルヘッダーだったので、今日は朝から体調不良で「やば、感染した?」と心配するくらいだったので、吉見は諦めた。

 「こういうときに好投されるとヘコむが、そうはいかないのが吉見の魅力」と思ったのだが、なんと吉見が勝ってしまったよ。2勝目ですって、1勝目はどこで上げていたのですか?

 ああん、もう、いつものことで、会社にいるときには「なんか微熱っぽい、ヤバい」だったのに、帰宅したら、きれいさっぱりだったので、吉見が巨人打線を封じるの観たかったなあ。

9月8日(火)

 日曜出勤だったので、今日は休みにした。

 ハムの2軍が西武第二球場で試合するので、「また小林繁を観に行こう」と出かけたのだが、小林コーチいませんでした。今日は鎌ヶ谷当番だったらしい・・・うううう

 しかも雨もチラホラと降る予報だったのに、まさかのピーカンで熱射病寸前になった。

 今回は友人も無事同行できたのだが、「今日も親子ゲームだし、夜は隣(西武ドーム)で涌井×スウィーニー」と私が言うと「じゃあ、そっちも観てみようか」と言うので、「おお、涌井はほんと生で観ると面白いから、ぜひぜひ!」

 というわけで、またダブルヘッダーしちゃいました。

 そんで、一応、ハムを応援していたんだけど(西武と3位争いしてるから)、やっぱ、涌井は凄かった。完封でした。

 もはや、涌井は野球選手をやってる場合ではなくて、政財界に進出したら日本の将来になにかしら影響を及ぼすのではないか?

 と、うっかり妄想したくらい凄い。

 それは大げさとしても、30年後には落合監督みたいになってるかもなあ。

 今日はダブルヘッダーでぐったりなので、もう寝るけど、涌井の何が凄いかは、また気が向いたらまとめてみたい。(まあ、一言で言えば「生で観ると、全然凄そうに見えないのに、つーかけっこうグダグダなのに、なぜか結果を出す」あたりが、一番凄いんだが)

 あと友人が相変わらず、高校野球話のマシンガントークで話についていくの大変だったのと、また毒を吐きまくるので、途中、友人を放置して私は席移動してしまったくらい。

 でも、さすがに帰る頃になると、友人も涌井に満足したようだし、ダブルヘッダーで疲れ切っていたので(前回の大失態を反省して、今日は朝6時から起きていたらしい。そういう気が小さいところが可愛いんだけど)だいぶ穏やかになっていて「菊池君、やっぱメジャー行きたいのかなあ?」とうわ言のように繰り返すだけだった。

 私は菊池君はどーでもいーのだが、「高校野球ナンバーワン投手」がメジャー行くとなると、またいろいろ問題になるのがちょっとウザいなあ。


9月6日(日)

 うぃーっす!

 朝五時起床で、イベント外仕事をこなし、終わったのが午後1時半で、それからやっと遅い昼食を食べて(渋谷で、前にきょうみさんと一緒に行ったお粥屋さんで)、2時半頃帰宅して、プロ野球速報チェックしたら、もう長谷部は降板していた。

 もう、なんだか、だんだん降ろされるのが速くなってきてるよね。
 だったらもう、佐竹先発でもいいような気がしなくもないし、また下から川井上げても似たようなもんなんじゃ?

 と、長谷部のグダグダぶりには、ノムさんも呆れてるし、友人Mも「長谷部が巨人にいたら、ずっと2軍だ」とバッサリ斬っていましたが、それでも、いくら先発ローテがギリギリだとしても、ここ1ヶ月くらい長谷部で我慢しているのは「なぜか、不思議と負けない」からである。

8月16日 vs.ロッテ 4回5失点 チームは10回サヨナラ勝ち
8月23日 vs.オリックス 2回5失点 チームは10-9で逆転勝ち
8月29日 vs.ロッテ 3回3失点 チームは4-3で勝ち
9月6日 vs.ハム 2回1/3 3失点  チームは4-3でサヨナラ勝ち←New!!

 10回2失点で岩隈が好投しても、負けたら、負けなのに、長谷部ったら、「勝たないけど、負けないというか、チームは不思議と勝つ」という不思議な属性で、今日も不思議と連敗ストップしたのである。

 そのおかげで、長谷部5勝、福盛6勝ということになったが、長谷部は実質的には、10勝くらいしているのかも?

 なんか、長谷部がグダグタで降りた後は、妙に中継ぎが好投するんだよなあ。不思議。

 今日も、半袖こと小山がファンの期待を裏切る好投だった。

 もし、クライマックスに行けたとして、後で反省会を開いたら「実は、長谷部の活躍が効いてたんじゃね?」ってことになりそうだ。

 来週はどうやら、ホークス杉内との対戦になるようで、そこで「長谷部・悪魔の子・伝説」の真価が問われるらしい。

 杉内相手に長谷部が神ピッチして完封勝利とかやらかしたら、みんな、ひれ伏すと思うのだが、そーはいかんだろう。
 まあでも、長谷部の不敗記録がどこまで続くのか楽しみである。

 はあ、まだ午後6時だけど、もう眠いよ。
 今日も走り回って疲れた。
 よく働いたけど、人員が不足していたので「それ、わかってたんですけど」ってなあたりで、手間取ったのが悔い。
 ホントは社員を配置したいところで、バイトを配置したら案の定炎上してしまったのだが、でも、大事なポイントが3カ所あり、その内2カ所は私を含め、社員が担当したのだが、私は自分の担当箇所を捌くので精一杯で、あっちが炎上してることがわかっていても、自分の持ち場を離れられなかったのだ。

 やっと応援のバイトが来たので、自分がやっていた仕事を学生バイト君に任せ、炎上している部分の修復に当たったのだが、すでに遅かった。
 いや、あそこが、ああいう理由で炎上するって、予想してなかったし。
 つーか、最初から社員が配置されてれば、あんなことにならなかったのだ。バイト君には無理だった。でも、そこそこ社会人能力あるバイト君だったので、途中から「こういうふうにやれ!」と指示したらちゃんと改善してくれたのよ。

 ごめん、ほんとに、私は一塁ランナー牽制に気をとられていて、にわか三塁手の守備位置まで気が回らなかったの。
 「やべー、三塁手、シロートだった」って気がついて、指示出したら、ちゃんとやってくれたので、あれは私のせいです。

 つーか、捕手がちゃんと間をとってくれて、守備位置の確認してくれればよかったんだけど、そのころ、捕手は外野守備位置の指示で忙しかったのさ。

 試合後の反省点として、「守備は悪くなかったけど、さすがに内野野手4人はキツかったね」
 捕手、一塁手、二塁手、三塁手しかいなかったのだ。
 一二塁間をボテボテに転がる打球を悲しそうな顔をして見送るしかなかった。

 で、やっとバイトが1人まわされてきたので「じゃあ、君が三塁ね、私がショート守るから」と移動したんだけど、やっぱバイト君はただの「草野球のサード」だった。

 でも、すごく頑張ってくれて、ほんと助かったよ。

 なんだか、ベイスターズの佐伯の気分を満喫した1日であった。
 ベイ・ファンだけがたぶん、今日の私の心境を理解してくれると思う。
 私も、よーくわかった。
 これが毎日だったら、かなりキツいっす。
 佐伯がときどき、いかにもヤル気なさそーにファースト守備についているのを今年何度か観たけど、ああの心境がやっとわかりました。

9月5日(土)

 やっぱ先発・青山はさっぱりダメでした。ボロ負け。(勝さん完投は嬉しかったんだけど・・・・)

 ニコ動・生で青山先発を見守りつつ、NHKで押本先発なヤクルトを応援していたんだが(二つ同時は、ウルサかったし、忙しかったです)、押本は最初のほう制球が悪くて、もうダメかと思ったけど、5回1失点で踏ん張っていた。

 つーか、ヤクルトの控え投手の地味さ加減が・・・・松岡と李はいいとしても、後が鎌田・赤川・松井・高木・吉川・・・・
 まあ、楽天の控えだって、一般人は誰も知らないだろうけどね。

 そ、れ、よ、り、も!

 昨日は巨人が「キムタクが捕手!」という珍事で盛り上がっていたが、今日の横浜はもっと凄かった。

 先発がグリンと発表されたが、実は先発するはずだったのはランドルフだったらしい。オーダーの書き間違えである。

 これはヤバい。と試合前から盛り上がっていた。新潟遠征での2試合だったので、グリンが新潟にいない可能性もあった。
 野手の場合は「偵察要員」というか、ベンチ入りメンバー入りさせている先発投手を野手として先発オーダーに入れて、相手の先発が発表されてから、野手と交代させるということもよくあるが、投手の場合は、当て馬できないように「一球以上投げないと交代できない」というルールがあるらしい。

 なので、代打の代打(右投手だったので、左の代打を出したら、相手が左投手に交代したので、右の代打を出す、とっても左右病な采配。左の代打は、打席に入らないまま本日の出番が終了するので、そういう采配を連発していると延長戦に入ったときに、選手が足らなくなったりする)みたに、リリーフのリリーフはできないのだ。

 でも、さすがに、現地にいない投手を間違って書くわけもなく、明日先発予定で、今日は調整して上がりで(一軍帯同していても、ベンチ入りしていない選手は、試合前の練習だけでアガリになる。主に先発ローテ投手がそういうことになる)、のんびりご飯食べていたらしいグリンは、急遽、コーチに呼ばれて「先発してくれ!」

 冗談かと思ったらしいが、さすが男気のあるグリンさんは、「長い野球人生、いろいろあるね」とマウンドに上がり、先頭打者を打取ると、マウンドを降りた。

 今日はナイトゲームは、この試合だけだったので、野球実況板にいた全住民が注目していたので、グリンさんの人気急上昇中なのである。もちろん、即効でウィキも更新。

 さらに盛り上がったのは、このベンチのミスで、急遽、グリンをマウンドに上げるために、ベンチ入りメンバーに入っていなかったグリンを入れるために、ハマのジェニーちゃんこと桑原外野手、略して桑外(ベイには投手にも桑原がいるのです)がベンチを外されてしまったのだ。

 ジェニーちゃんは、1.5軍な選手のわりには、そのニックネームと(某コーチが「おまえ、オカマのタレントに似てる」と命名)、ブサイクな顔と、マメに更新するほのぼのブログで、一部では超人気モノなのである。
 一軍では、なかなかスタメンになれないけど、代打で起用され、ぼちぼちと結果を出している正念場なのに、まさに「フロントがアホだから野球できない」状態で、今日の出番無し・・・・

 というわけで、横浜もグダグダだったが、中日も先発予定の朝倉が故障で、急遽、小笠原になったらしく(横浜、思い切り右投手用オーダー組んでました)、立ち上がりの不安定なところをモニカさんがホームラン!試合中のベンチ裏コメントは「試合に出られない桑原君の分も頑張りました!」

 ジェニーちゃんが、アイス食ってる姿を激写していたモニカさんが・・・・

 自分とこの試合が無いので暇な他球団ファンども(私もその集合の中にいる。いや、多少、横浜ファンの権利も持っているか。会社がシーズンシート持ってるだけですけど)がこぞって「横浜、野球はからっきしだけど、良いチームなんだな」と感動していた。

 ランドルフがのらりくらりと好投していて、このままだと横浜が勝ちそうなんだが、勝ち負けはどうでもよくて、横浜ベンチのやらかしによって、今日も楽天は負けたとか、今日もヤクルトが負けたとか、ついでに西武も大敗していて、うれしーやらかなしーやら、ってことがすっかり遠い昔のことのようになったので、田代監督、マシンガン先発、ありがとうございました。

 さて、明日は仕事で5時起きだから、そろそろ寝なくちゃ。

 ああ、横浜勝った。よかった。


9月4日(金)

 ニコ動のイーグルスチャンネルに上がった、マー君と鉄平の月間MVPツーショット記者会見が凄すぎました。
 http://www.nicovideo.jp/watch/1251959680

 鉄平は、この時すでに首痛で、この日の出場が無いのをわかっていたけど、「とりあえず、故障は隠しておけ」と言われていたのでしょうか?そうだとしても、普通だったら、必要以上に普段通りを強調して、ちょっとハイテンションになると思うのですが、この薄ら笑いのローテンションは理解不能だ。

 アリメ先輩とのオールスター出場会見では、関西人気質を発揮して、先輩に突っ込みまくったマー君も、野手だから普段絡んでないということを割り引いても、楽天1、いや球界屈指の「不思議ちゃん」である鉄平には、まったく歯が立たなかったようです。でも、それでも精一杯、鉄平の不思議発言を鸚鵡返しして、なんとか切り抜けてました。

 しかし、鉄平の破壊力で神経消耗しちゃったので、昨日は負けちゃったのかもね。

●他人の意見を聞くのは楽しい

 先日、岩隈さんの劇的勝利投手に酔って(気分だけじゃなくて、酒もすすんでいたので、物理的にも、っていうのか化学的にもっていうのか、生化学的にも充分酔っぱらっていた)その前日に書いたままアップしてなかった日記に上書きして消去してしまった話を蒸し返してみる。

 月曜日のオフィスは、前日の選挙結果の話題でそれなりに盛り上がっていた。
 でも、今回の選挙をブッチした真性天の邪鬼の私は(いつもは行くのに今回はあえて行かなかった)「結果で盛り上がるよりも、事前にもっと意見交換しろよ」と思っていた。

 それに、結果について語るにしても「やっぱ、民主が圧勝でしたね」の色んなバリエーションが展開されるだけで、自分はその結果についてどう思っているか語る人は皆無だった。
 お笑いコンテスト番組の話のほうが「自分は、あの芸人がいいと思ったけど、残念」とか「あの3位だった人たち、かなり面白かった」などと「I think・・・」な論調になるのだが、選挙の結果に関しては「I think 民主が圧勝でしたね」と言っているつもりらしいが、それって、「昨日のM1ではNON STYLEが優勝しましたね」っていうのと同じで、自分の意見は全く入ってないのである。

 でも、日本では、人に支持政党を聞くのは、体重聞くよりもイケないことだしな。

 いけないことと言うのか、50歳過ぎたオジさんに「ジャニーズのタレントの中では、誰が一番好きですか?」と聞くくらい、無意味な質問だったりするのかもしれない。

 さて、そんなわけで「これで民主主義といえるのか?それ以前に、私は民主主義というのもが体感的によくわからないまま半生を過ごしてしまった」と複雑な気分になったけど、でも、友人の口癖を借りれば「民度が低い」この人たちだって(上から目線ですまん。客観的に観るために一瞬だけ背伸びしただけ)、全然自分の意見というものを持っていないかといえば、そうでもないらしい。

 それがわかったのが「臓器提供」の話題であった。
 社会保険の保険証が更新になって、新しい保険証カードが配布されたのだが、その裏に「臓器提供意思」を確認するコーナーが出来たのである。

 そのおかげで、会社で一番ホットな話題は「臓器提供どうする?」ということになった。

 ある30代半ばの独身女性は、「死んだら全部持ってけって思って、全部に○したら、親がそれを観て怒った」と言うので「ああ、確かに自分はよくても、親はねえ?」ということに私は気がついた。

 だから、私も「全部持ってけ」と思っているが、いちおう親に一言言っておこうと思って、保留にしていたのだが、そうしたら、エビワカちゃんに「ミヤノさんは、もう記入しました?」とあっかるく聞かれたので、「私はどーでもいーんだけど、一応、親に確認してからと思って」と答えると「へー、えらいですねー」って?

 おいおい、この話は私よりも、君のほうが重要な問題だろう、と思ったので、「じゃあ、エビワカさんは、自分の子供の臓器提供する?」と、ばっさり内角攻めしてみた。

 「・・・・・・・・イヤです」

 ときっぱり。ほらね?
 私が、たぶん「ほーらね?」と勝ち誇った顔したからなのかもしれないが、2児の母である彼女は「でも、日本ではまだそういう制度になってないのでは?」と反撃してきたので「今はまだ制度が整ってないけど、そういう方向になってる雰囲気もあるし、そのうちアメリカ並みの制度になるかもよ?」

 エビワカちゃんも、そのことについては、時々考えていたらしい。
 子供を小児科に連れていくと、待合室に「○○ちゃんを救う会」のポスターが貼ってあったりして「この間も、うちのほうで支援を集めていた子が、やっと寄付が集まってアメリカに渡ったけど、向こうで亡くなったってニュースでやってたし・・・・・・あんな何億円もかかって、アメリカまで行かないと、っていうのは、なんか、やっぱり、可哀想だし、なんとかならないかとは思います・・・」と、あまり自分の意見をはっきり言わない彼女も、言葉を選びながら語っている様子に「ほえええ、臓器移植問題って、けっこうみんな、自分の意見言うなあ」と感心した。

 それで私は「ああ、日本だと、なんとなく、子供は自分のモノって感覚があるみたいだからね?」と言うと、「誰だってそうなんじゃ?」と言われたので「でも、日本の、子供を道連れにする無理心中って、欧米では理解不能らしいよ?」

 少し前に、カナダだかアメリカで在住の日本人女性が、無理心中を計り、子供だけ死んだ事件があった。あのとき、子供を殺してしまった母親は「人殺し!」と罵られ、石を投げられるような情況で、たしか日本大使館が「日本では、自分が死のうとするときに、子供も一緒にという傾向がありまして」と情状酌量を現地裁判所に願い出たような記憶がある。

 なんかそれ、我が国では嫁の持参金が少ないと焼き殺す風習がありまして、って言ってるみたいで国際社会で通用するのか疑問だったけど、まあ、そういう意識の差があるのがわかっただけでも「へえー」って話ですが・・・

 なので、欧州はどうなのか知らないが、アメリカで幼児の臓器移植が行われているのは、提供する親がいるからなのは事実だろうし、そこには「自分の子供といえども、自分の所有物ではない」という思想があるのだと思う。
 元々、キリスト教では自殺は御法度だし、自分の命すら自分のモノではなくて、神様から授かったものだから、自分で勝手に殺してはいけないらしいが、そのついでに子供の命まで断つのは、ただの人殺しという理屈なんだろう。

 と、自分もよくわかってないくせに、演説してみたら、2児の母であるエビワカちゃんはちょっと考え込んでてしまっていたが、そしたら、いつのまにか36歳独身のM嬢も聴講生として加わっており、「えー、でも、残された子供が可哀想じゃん!」

 わー、わかりやすいのが乱入してきたな(笑)
 つーか、その意見、私じゃなくて、西洋人に向かって言ってみてほしい。たぶん、クジラを食べることよりも、荒れるから。

 キリスト教圏では、建前上、両親が揃った子供と孤児の間に、幸不幸の差は無いのである。(そのあたりが「西洋的個人主義」ってことだと私は思うのだが、日本人の多くが個人主義を「自己主張」とか「マイペース」と誤解しているように思う)つーか、もしその差があるなら自分のできるかぎりで埋めようとする。だから、ハリウッド・セレブが養子をたくさんとるのは、ファッションなだけではないのである。

 まあでも、だからといって、日本で子供の臓器提供の制度が整っても「それはイヤ」という親がいてもいいと思う。提供する人がエラくて、提供しない人がダメっていうことではないことを理解するには、こういう雑談はいい機会だ。

 考え方はほんと人それぞれなんである。
 けっこう多かったのは「眼球?眼球はちょっとイヤだな」という人。

 眼球は臓器提供の管轄じゃなくて、アイバンクの管轄だったのでは?てゆーか、眼球提供じゃなくて、角膜でしょ?と思ったので調べてみたのだが、どーやら、ほんとに眼球ごと持っていって、替わりに義眼入れてくれるらしい。

 それでも「心臓でも腎臓でも、いいから持っていけって思うけど、眼球はちょっと」と言う人は「死んだら同じだし」といいながらも、「顔が変わるのがヤダ」と言っていた。

 アイバンクの皆様、この指向を有効活用して「アイバンクはたしかに眼球持っていきますが、その見返りとしてカリスマ・メーキャップ・アーチストが無料で死化粧します」ってサービスしたらどうだろう?眼球提供すれば、死に顔の美貌が3割増が確約されれば、眼球失ってもプロの技でアイラインやつけ睫毛をしてもらえれば、けっこう登録者増えるのでは?

 臓器移植のポイントに応じて、髪型やネイルから衣装のコーディネートまでやってもらえるのなら、今すぐ脳死したいギャルが殺到するかも。

 さらに、ちょっと考えさせられたのは、脳死の場合は、たくさん臓器を提供できるが、心停止の場合は「え?これだけ?」ってことである。
 どーせ死ぬなら脳死してさしあげたいと思ったが、それは自分じゃ選べないしなあ。

 さらに、誰かと雑談していたら「ミヤノさんは脳死を人の死だと思います?」と、さらりと質問されてビビった。
 保険証にくっついてきた「臓器移植意思確認コーナー」の出現で、会社の雑談がいきなりテレビの討論会みたくなったというか、みんなまるで、好きなお笑い芸人は誰かを語るかのように「腎臓はいいけど、心臓はいやだな」と冗談まじりではあるが、こういう真面目な話で、ちゃんと「I think・・・」が行き交うということは、みんな決して「自分の意見が無い」わけでは無いことがわかって、嬉しかったわけです。


9月3日(木)

 とうとうイムさん登録抹消。
 腰痛だそうですが、もう少し早めに落として休ませたほうがよかったような・・・でも、五十嵐もいないし・・・・ヤクルトは3位を守りきれるのだろうか?
 なんか、今頃になって帳尻してきた阪神がねえ?

 どこも主力クラスに故障が目立つようになり、「長いシーズン、ずっと活躍し続けることの難しさ」をひしひしと感じます。そーいや、横浜の内川はどうしてるのじゃ?と心配していたんだけどハマの九州男児リハビリ組に加わったようです。たしかに、これ、笑えねえ(笑)。

 でもまあ、昔と違って、こうして選手自らが広報してくれるので、ありがたいかぎりです。
 マスコミ報道だけでは、よほどのスター選手でもなければ、2軍でどうしているのかなんて知る機会少ないですから。

 広島の広池の仔細なリハビリ経過なんて、ほんと面白いしな。
 そういえば、先日はやっと打撃練習で投げたようですが(最初の大きな目標だった)、「今日のフリー打撃登板は、練習のいちばん最後に行われたのですが、今日、由宇へ行ったほぼ全選手が、私が投げている後ろで思い思いの守備位置について守ってくれました。それがとても励みになり、何だかとても嬉しかったです。」という締めの文章に、ちょこっと感動した。大感動は、彼が一軍マウンドで活躍したときまで大事にとっておきます。

 さて、野球の話はこれくらいにして(マー君負けてるし。どっちも先週の借りだか貸しを返してるね)、レムの「大失敗」の後遺症で、しばらく読書できませんでしたが、やっと本を読む気になったので、まずく軽いのからと(?)、ブラックバーン(って芸名じゃないの?)の「闇に葬れ」という、ホラーなやつを手にとってみた。
 この本もけっこう前に「暑い時期に読もう」と買って積んでおいて忘れていた。

 この人の本、前にも別なのを読んだのだが、60年代の作品なので、古めかしくもなく新しくもなく、この緩さがなかなか新鮮なのである。昭和の香りとでもいうのかね?

 そんなわけで、ゆったりと(でも、サスペンスですから、それなりにハラハラと)読んでいるのですが、今日は読んでて吹き出す箇所があった。

 話の序盤でとある大司教が殺されるのだが、その人は高名な聖職者であると同時に「かつてのスポーツ界のヒーロー」で、国際大会でも大活躍したらしい。

 今で言うところの「元オリンピックメダリストの政治家」みたいなもんでしょうか?

 それはいいのですが、その彼を惜しむ言葉がこれだった。

 「気の毒なダド・レントン。みんな、彼のことをダドって呼んでいた。ノッティンガムで百八十点入れ、三十二点しか取られずに打者五人をアウトにするところを観たことがある。」

 思わず、電車の中で「うひゃひゃひゃひゃ」と声出して笑いそうになった。
 自分とこの投手が三回九失点で無惨に降板しても、この「三十二点しか」っていう言い回しを心で唱えてみよう。

 そして、このセリフの締めは「ダドは、すごいクリケット選手だった」なのですが、私はダドがどう凄いのか、さっぱりわかりませんが、「クリケットって、やっぱ、スゲー」ということはわかりました。

 クリケットがこういうゲームだということは知ってはいたけど、やはり、まさにこういうのを「桁違いにすごい」って言うんでしょうね。

 あ、そうだ、忘れてたけど、鉄平が月間MVPですって。(全農賞までゲっト!)

 それは大変メデたいのだが、月間MVP受賞した日なのに、スタメンにいなかったので「いくら、相手が左投手だからって?」とノムもとうとうボケて左右病が極まったかと思ったけど、どうやら「首が回らなかった」らしいって、また小物伝説が・・・・・・いや、そういうところでハムの糸井と競わなくてもいいから・・・ほんと、こいつら・・・・・

 さらに、ノムさんは、昨日の永井のことを「トイレの柱」と言ったらしい。(勝利が計算できる先発投手が三人いれば「三本柱」と形容する。ちなみに、今の楽天は岩隈・田中の「二本柱」なので、永井が「三本目の柱」になることが期待されている)

 もー、おじいちゃんたらーーー!メっってかんじだ。
 男子中学生じゃないんだからさ・・・
 まあ、正確には「ちょうずの柱」って言って、記者達が「は?」と聞き直したので「ちょうずって知らない?厠だよ・・・・だから、トイレ」と言い直したのだが。
 もっと言い方あるだろう。「物置の柱」とか「犬小屋の柱」とか。

 これで、永井のバロメータは「今日は○○の柱くらいか?」に決定ですね。
 「茶柱」とか「霜柱」とか「電信柱」とか、いろいろバリエションが増えそうです。


9月2日(水)

 昨日は喜びのあまりにスポーツニュースはしごしながら美酒に酔っていたので、今日は体調不良の自業自得地獄(明け方、すごく大虐殺な最悪な悪夢を見た)でありましたが、夕方になったら、なんか背中と膝が痛く、さらに軽く頭痛までしてくるし、ケホケホッ・・・・ん?ちょっと喉が痛い?こ・・・・・これは!
 明け方うなされた、惨殺死体の上を跨いで歩きながら、たまにうっかり踏みつけながら、「わーん、超怖いけど、でも、ここを乗り越えないと終電に間に合わない!それにしても、ほんと怖いけど、きっと広島原爆の後とか、東京大空襲の後とかって、こんなかんじだったのよね。みんなも耐えたんだから、あたしも我慢しなくちゃ。あ、終電来た。間に合ったーーーーー」って夢は、インフルエンザ観戦(この変換ですよ。気が緩みまくっていた国民でスイマセンね、舛添大臣)・・・じゃなくて、感染の前兆だっのか?

 と思って定時で即効帰宅しましたが、家帰ったら別にフツーだった。

 さ・て・と、今日の楽天はどうかしらん?
 まあ、レイたんですから、あんま期待してないんですけど(笑)。つーか、前回、奇跡的な好投して、ノムさんに「次も好投したら認めてやる」とデレデレされたのである。もー、おじいちゃんったら、有終の美を目の前にちょっと最近発言がデレ過ぎる。永井くんだりには「ふん、まぐれだろ。たまにいいからダマされるよな(笑)。昼寝してる間に、いい夢みさせてもらった」くらいでちょーどいいと思うのに。

 うーん?今んとこ勝ってるらしい。
 まあ、贔屓チームが勝ちを重ねるのはいいのですが、他がダメなだけだしなあ。
 一昨年でしたっけ?なんだか知らんが終わってみたら4位?ってあれ?ってことがありました。あんときも、西武が勝手に落ちてきただけでした。

 あらら、同点になっちゃった。

 そういえば、昨日はリンデンがサヨナラヒットを打ってしまったが、リンデンの活躍は喜ばしいけど、彼がヒーローインタビュー(略してヒロイン)の席に立つのは面白くない。

 7月にリンデンがサヨナラホームランしたときのノムコメが「リンデン機(輪転機)が回った!」だったのだが、リンデンはチャンスで三振が大変多く(よって、ゲッツーが少ないので、消去法で評価されている状態なのだが・・・いわゆる「いいこと探し」)、チャンスでもクルクルと空振するので、ノムさんが「いいリンデンは、回る輪転機」という意味で使ったはずなのに、いつのまにか「空振三振が多い、クルクル回るリンデン機」にパラダイムシフトしていた。

 来日して間もなかったときには、自分がサヨナラ打って、水を浴びたときには「うわあ、なにこれ?」と異国での風習に戸惑ってたかのように見えたリンデンだったが、どうやら祭り好きだったらしく、「サヨナラの水かけ祭り、超たのしーじゃん」と気がついたようで、次回より先頭にたって水掛け祭りに参加していて「こーゆー外人って、地元の祭りでもいるよな」と実に微笑ましかったのだが、リンデンが意外と頭良かったらしいことがわかったのは、「うちのチームで一番、世間に注目されているのは、監督が試合後にインタビューされてるときらしい」と気がついたことである。

 劇的勝利で、ノムさんが上機嫌でコメントしている後ろで、ブンブンと何かを振り回しながら「いえーい!」と後ろを通過するリンデンの姿は、故障していた草野の代役(ノムコメの背景として、ガッツポーズして通り過ぎる草野の姿がファンの楽しみだった)としては充分というか「さすが、アメリカ人が本気出すと・・・・」と感心したっけ。

 「リンデン機・・・・」と、誰もがそのブンブン回して通るリンデンに心を鷲掴みにされたが、さらに、いちおうクールなイメージの川岸まで、リンデン機に伴走して「いえーい!」とやっていたので、「・・・・どうやらなんか、いい買い物をしたらしい」と満足していたのである。着回しきくかわからなかったけど、シーズン半ばに買った、わりとちょっとお高め(4千万円くらいでしたっけ?)な服が意外と合コンで大活躍っていうのか・・・・

 さらにツボだったのが、リンデンがさっぱり活躍しなかった日のノムコメで「リンデンは振り回して三振ばかり・・・」とボヤいた直後に、また、なにかをブンブン振り回しながら、通過するリンデンの姿がばっちり確認できて、「リンデン機wwwwwwww」と、一躍、「楽天公式ニコ動画」のアイドルになったのである。

 なので、リンデンがマジに活躍してしまうと、ノムコメの時にヒロインやってるので「リンデンまだ?」と言う人に「ヒロイン中だし、その後、場内を回るから」と本当のことを教えてやるしかないのである。

 って、リンデン機の魅力について語っていたのですが、今日はレイたんはけっこう頑張ったんですけど、中継ぎが崩壊したようです。(また片岡にホームラン打たれたのかよ)まあ、こんなもんしょ。先週は岩隈さんが負けて、その後、連勝したけど、昨日の涌井の踏ん張りに、今度は西武がリベンジする番です。

 そういうもんですが、さて、それよりもヤクルトが暗黒すぎるのが気になりますけど。


9月1日(火)

 9月になった。
 実は、今月末にまた何年振りかで税務調査が入るのである。
 よりにもよって、TK部長のときに・・・・
 やっと最近になって試算表の見方がわかってきた程度なのに・・・

 元から気が小さいのだから「はじめての税務調査」にガクブルは当然であるから、時折突発的に「で、税務調査ってどういうことやるの?」という質問に丁寧に答えてあげております。てゆーか、私もこの会社では二度目だから、よくわかってるわけでもないけど、前回は、私が堂々と受け答えしたところは全部スルーしてもらったので、大変自信がついた。

 どうやら、私はけっこう「はったり」がキクらしいので、今回もそれで押そうと思う。前回の反省点は、私が「えーと、そのことについては私ではよくわからないので、上司に答弁してもらいます」ってあたりを徹底的に突っ込まれたしな。まあ、私でも受け答えできる程度のことは大したことないだけだったのかもしれないけど、ああいう時でも、堂々とテキトーなことまくしたてたら信憑性が高かったのかもしれない。

 それよりも、まず私の仕事は、オロオロする部長にハッタリきかせて安心させることだ。
 てゆーか、私はけっこう税務調査楽しみだと本気で思ってるし。
 そもそも私は不正な処理してないしね。
 もちろん、グレーなところを「ま、いっか」と有利に処理していたりするけど、そこを突っ込まれても「えー?私はこれでいいと解釈したのですが、これじゃダメなんですか?」と正々堂々と勝負できる程度に理論武装している。

 ただ、前の上司が小細工が好きで、私の意に沿わない処理を何度かさせられたのだが、「いいや、税務署来たら、あの上司に答弁してもらって、うまくこなせたら尊敬するし、ダメだったら、ざまーみやがれだ」と開き直っていたので、今こそそのチャンスである。

 前部長にもそのことは笑顔で伝えてある。「たぶん、目立ちそうなことは、その辺ですね?」と私が言うと「うん、わかってる。だから、ちゃんと待機してるよ」と彼もバカじゃないので、はったりかもしれないけど、ヤル気満々である。

 今日もTK部長が、他の話していたら、ふと「税務調査のことだけどさ」と話題を替えてきたので、「たぶん、前部長の真価が問われますよ。ふふふ。ご自分でもよくわかっているようでしたので、お任せしましょう」とカマしておいた。
 まあ、前部長子飼のTK部長は相当とばっちり受けるだろうけど、そういう役割なんで、がんばってください。

 さて、岩隈さんが瀕死の白鳥を熱演したのに負けてしまった試合から一週間経ち、また、今日は、今度はホームで「岩隈×涌井」なのである。
 けっこう、マジで会社サボって仙台に行くことを考えてしまった。

 それよりも、先週から「サン・サーンスの白鳥」が頭の中でヘビーローテーションされるのに辟易していたが、昨日あたりから「これは、辛いことじゃなくて、楽しいことではないか」と発想の転換に成功し、今朝からは、サン・サーンスをBGMに上下白いホームユニに身を包んだ岩隈さんが、あんなポーズやこんなポーズ(該当するポーズを探してみたが、見つからなかった)をしてくれる妄想に心地よく身をゆだねることができました。(おかげで心が大変安定し、焦る部長の質問にもゆったりと丁寧に答えることができて、「ああ、あたしって仕事できる」と自己満足に浸れるといういいスパイラルになった)

 ファン感謝祭でやってくれないかなあ?・・・・岩隈さんは、ゼッテーやらないだろうなあ。娘を洗脳して、バレエ習わせるとか?「パパも一緒に踊って」とか言われたら、やるかもしれない。

 さて、試合の方は、さっき途中経過を見たら「これ、私が観に行った先週の試合のリプレイですか?」という驚きの内容で、涌井の四球がさらに多くなっていたが攻略できず(涌井、ほんとにスゲー)、岩隈のほうが先に得点されるも、また山崎のホームランで同点・・・・

 7回にまた打たれて、1−2で9回を迎えていたので「はあ、またダメでしたか」と思ったんだけど、おい!ケンシがヒット打って同点になってるよ?

 (・・・・と、ここで今日初めて「わしせん」を覗いてみました)

 高須敬遠で、リンデンが打って、代走ウッチーがホームインしてサヨナラだそうです。

 ああ、やっぱ仙台に行けばよかった・・・・・

 マジやべー
 今日はハムもホークスも負けてるし、これで西武と4ゲーム差?

 こういう時期に、ニッカンは「次期監督、東尾が濃厚」と出していてい「ノムさんノってるんだし、今はそっとしておいて」と思ったが、そしたら、午後になって、コミケ氏が「楽天の次の監督って、中畑なんですか?」と言うので、「いや、中畑じゃなくて、東尾だし」と言ったら「でも、ヤフーのニュースでは、中畑になってますけど?」

 えええ?中畑は嫌いではないけど、監督は勘弁してほしいと思って、ソースを探すと、デイリーじゃん(笑)

 ほお?今日のサヨナラを決めた、ウッチーのホーム突いた走塁がけっこう微妙だったようだが、主審が皆さんの大好きな栄村だったのに「まぁ今日の審判はプロ中のプロだから間違えることはない」って、みんな自分勝手すぎてステキです。

 さて、これはスポーツニュース巡りせんといかんな。

 そーいや、今日はハマの吉見が復活して、さっそく敗戦処理で登板していたのだが、点差を広げただけでした。吉見もがんばれ。

 あ、やべ、昨日書いた日記を興奮のあまり消しちゃった。まあいいか、臓器移植について書いたのだが、また気が向いたら書き直そう。

 ユーチューブのパリーグ公式に、モル鼻血で出血大サービスと、川岸またコケたがあがってました。2人とも、超かっこ悪そうで、萌えです。


 
表紙に戻る / 過去の日記を読む