可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

7月31日(金)

●シュンスケちゃんを救ってみました

 予想はしていたけど「月末だから休みづらいなあ」と思っていたのだが、やっぱし今日、マー君が先発でした。
 あーでも、マリスタというかマリサポが嫌いなので、できるだけ行きたくないんだけどなー、と思いつつもM嬢に電話すると、行く気満々だったので「でも、マリサポほんとに酷いから・・・・去年の木谷炎上のときの(私一人で行った)心の傷が、ううううう・・・・今年はテレビで観ても、やっぱりあんな感じで酷いし」と過剰にアピールしておいた。私が先に「これは酷い!」と言っておくと、友人はあまり炎上しなくて「こんなもんでしょ」と大人の態度をとるのである。

 というわけで、今日は一応、ちゃんと出勤してから、部長に「急で申し訳ないのですが、今日は有給とらせてください」と申請すると、部長が「どうかしたの?」と心配してくれたので、「いや、別に何かあったわけでは・・・・えーと、ホントのこと言うと、マー君登板なんですけど(笑)」と言うと、笑いながら有給申請書に判を押してくれました。部長に嘘は申しません。という態度を演出するのも大事です。

 昼ご飯(うな重)を食べてから帰宅して、ウナギが大きすぎたのに無理して食べたので、お腹が重くなってしまったので、30分ほど昼寝してから、着替えて出動した。

 今年初めてのマリスタ。
 今日は涼しかったし、マリスタ名物の風もあり、長袖シャツを羽織ってちょうどいいくらいだった。おかげでトイレが近くなり、ビールがあんまし飲めなかったけど。

 さて、今日の先発は、ロッテがスンスケ、楽天がマー君という華麗なる無援護対決だった。

 渡辺俊介は、シーズン序盤に2回マー君と対戦しているが、2−0で負けているのである。それ以外にも援護に恵まれず、今期まだ1勝しかしてないのである。
 中日・チェンも酷い無援護で、つい最近まで防御率1点台だったのに、まだ2勝しかしていなかった。私が観に行ったとき、やっと3勝目、その次も勝って4勝目を上げた。防御率争いしているチームメートの吉見が10勝していて、さらに同チームの川井が無傷の11連勝していることを考えると「なんで?」という数字である。

 さらにマー君もシーズン序盤は飛ばしていたが、ここ最近は9回まで完封しているのに、後ろの投手に勝ち消されたりして、勝利が足踏み状態で、防御率1点台なのに、勝ち星を伸ばせない。けっこう打ち込まれたりしているのに、援護がついて、なぜか勝ってしまう西武の岸とは好対照である。

 というわけで、今日は「さーて、どっちの無援護属性が勝つか?」というのと「私らのマリスタ初勝利になるか?」というのが観戦テーマでした。

 夏休みだから少しは混むかと思ったけど、程よく空いてました。あ、でも2万3千人も入っていたんだ。さすがマー君。
 だいたい、マリスタと神宮の客の入りが一緒くらいなんだよね、いつも。あの「流しそうめん」のロッテがヤクルトと肩を並べる日が来るとは20年前には想像もしませんでしたけど、今日に限っていえば、神宮は18996人だったので、マリスタのほうが4千人も多く入ってました。はあ、昭和は遠くなりにけりってかんじ。

 ロッテは後半戦3連敗中というか、オールスター前にも連敗しているので、6連敗中?
 おかげで、最下位転落してしまいました。

 これは、今日は、絶対に負けられない試合だろう。
 マリサポも気合い入っていたが、ん?マー君相手だと、いつもより大人しいような?
 つーか、マー君が見事な投球するので、つけいる隙が無いのか・・・・

 とりあえず、両投手とも前半は見事にゼロを並べていた。

 マー君はいつも通りの手堅い調子でしたが、それよりも、俊介の出来がいい。
 低めに決まってました。
 地上5センチだか10センチだか忘れたが、その超低空リリースポイントから投げる球が、そのまま地を這うように低めに決まる様子は、ほんと見事でした。まさにサブマリン。あの低さに決まって、さらに緩急つけられると、得点するのが難しい。

 でも、中盤になると、やや高めに浮いてきたところをリンデンが「え?入る?」と「大きな外野フライ」みたいな当たりでホームラン。

 なんとか援護を貰ったマー君は、その裏の投球はちょっと力んでピンチでしたが、なんとか凌いで「これは勝てる!」と楽天応援団が盛り上がっていたのに、また魔の8回に、いきなりバーナムJr.にホームラン!

 「ノーマークのにやられた」という感じでした。つーか、バーナムのホームランが、もう打った瞬間の打球の速さがすごくて、私はボールをすっかり見失いました。

 それで同点で、それで抑えておけば、まだわからなかったのですが、そしたらツヨシにやられた。高めのボール球を無理矢理叩いて、無理矢理ヒットにした。
 ツヨシの「連敗から抜け出したい」という気持ちが勝ったようです。

 まあ、面白い試合でした。
 スンスケもマーも好投したし。

 でも、勝てなくてやっぱしがっかり。

 でも、マーヲタの友人も相手が俊介ちゃんだったので、まー、しゃーねーって雰囲気だったので、よかった。これで和やかに帰宅できると思いきや、「後ろにいたカップルの女子が・・・」と和やかにダメ出しを始めた。

 その女子は、私たち程度には楽天に詳しいようだし、野球を知ってるようで「ああ、ここで追加点欲しかったのに」などと、かなりフツーな感じに語っていたので、私は全く気にならなかったのですが、友人によると「打てなかった選手にも、『でも、がんばったよー』を連発していて、ああいうのが、ゆとりというのか、プロは結果出してナンボだろうと思うが、『でも、がんばったしー』って、甘やかされて育ったんだろうね。あれで社会に出ても『でも、あたし、がんばってるしー』で行くんだろうね」

 ・・・・・・・、友人が表面上和やかでも、実はマー君の負けに相当ピリピリしていることがわかって、「わー、こわいよ、どーしよー」とビビる私であった。

 さらに、かつて大流行した、あの踵にローラー付きのスニーカーで球場の外を気持ち良さそうに走る子供を観て「あれで球場に来る気持ちがわからん」とまた毒を吐くので「そーだねー」と流せばよかったのだが、私はあのローラー付きのスニーカーが好きだったので「え?なんで?」と突っ込んだのだが「あれで球場内で滑らないようにするために、保護者は大変じゃん?」って言う意味がわからんのだが・・・・

 それ以前に「へえ?あれって、もうすたれたと思ってたのに、未だに履く人いたんだ」と思ったのでそう言ったら「下北あたりでも、いかにも底辺そうなのが、たまに履いてるよ」

 「底辺」きたーーーーーーー!

 しかし、私は、あのローラー付スニーカー大好きだったのである。
 つーか、自分で履いたことはないが、「ああ、自分が子供だったら、あれでブイブイ走っただろう」と、羨ましく眺めていた。

 友人がアレを好きではないのはわかるが、でも「底辺アイテム」と断言されるのも悔しかったので「前にメッセの音楽イベントに行ったら、あれの大人向けの体験ブースがあって、楽しそうだった」と、やんわりと「私は、あの靴好きー」をアピールすると、友人は黙ってしまった。

 いや、好き嫌いを言うのは別にいいんですよ?でも、自分の気に入らないことを「底辺」呼ばわりするのはどーかと。
 さっきの話で、「でも、頑張ったよ」という女子大生の「上から目線」が気に触ったようだが、負け試合でも必死に「いいことさがし」している女子大生のことは「ゆりと世代」と斬り捨てるのに、自分の気に入らないことは「ふん、底辺が」と、さらに上から目線な自分の立ち位置には無頓着ってどーよ?

 でも、まあ友人のほうも、今日は心にゆとりがあったらしく、自分の言うことに軽く逆らう私の意見は軽く流して、また小町ネタを何個か披露してくれました。

 小町ネタ・・・・・私も友人に影響されて、一時期はよく読んでいたが、だんだん飽きてきて、今はさっぱりチェックしていないのだが、友人は飽きないようです。

 そういえば、先日の日食の話題になり、友人はたまたま空を見上げたら一瞬だけ雲の中に日食のシルエットを観察することができたそうです。
 それで悪石島の話になり、友人が「観れなくて残念だったけど、それよりも、子供連れてあのツアーに行くなんて」と言うので「でも、テレビで観たら子供連ればかりだったけど?」と私が言うと「たしかにそうだったけど、でも飛行機やフェリーに乗ってる時間が長いから、子供は大変でしょう。帰りのフェリーの取材でも子供ぐったりしたたもん。かわいそう」と言う。

 感じ方は人それぞれなので、反論する気もないのだが、多少無理な旅程でも、子供に皆既日食見せてやりたいと思う、親の気持ちはわかるし、それに夏休みだったから、ついでにキャンプ体験になるから、そんな無茶な話でもないと私は思う。
 それに「子供がぐったりしていた」と言うが、日帰りの遊園地帰りでも、子供はぐったりしてるじゃん?
 と、友人に面と向かって意見するのも面倒だったので、ここに書いておきました(笑)

 それで話は次回の皆既日食の話になって、私は「次回は凄いことになるね」と言ったら、友人は詳細を知らなかったらしいので「次回はなんと北関東だよ!宇都宮とか水戸だよ!しかも日曜日!都内から人が消えると思わない?もう、日食よりも、人の動きがどんなことになるのか、そっちが楽しみで」と私が言っても、友人はあんましノってこなかった。
 つーか、会社で私が次回の皆既日食について語っても、みんな「ふーん?」って感じだったしな。どーやら私だけがハシャイでるらしい。

 そして「うちの部署でも2人、茨城出身がいるんだけど、調べてみたら、2人とも実家が皆既帯の中だったんで、『こりゃ、親戚一同大集合するよ!』って言ったんだ。エビワカちゃんなんて、もう孫がいるかもしれないから、孫もきっと大集合だよって。そしたらエビワカちゃん遠い目になっていた(笑)」と私が語ると、「ふふ、そしたら小町に『親戚が大勢押し掛けてきますが、絶対無理。どーしたらいいのでしょう?』ってスレが乱立するね」ですと・・・・

 そっか・・・・それって友人にとっては迷惑なことなんだね。

 私がもし、皆既日食が観られる場所に住んでいたら、「寝袋持参でみんな集合!庭のテントで寝てもらうかもよ?」って張り切っちゃうんだけどな。

 そんな話していて、少しわかったのだが、どうも友人の実家では親戚が宿泊することは滅多になかったらしい。葬儀などで集まっても、家に泊まる人がいなかったみたいで、一回だけ宿も手配できず、交通事情でどうしても帰れなかった伯母夫妻が泊まったくらいだとか。

 そっか、あの家はお母さん一人っ子で、お父さん婿養子だったから、そういうことになるのかもしれない。母親に女姉妹がいれば、しょっちゅう子供連れで実家に帰ってくるだろうけど、そういう経験が無いんだね。だから親戚って言っても、気を使うような間柄ばかりだから「親戚が大集合なんて・・・」って思うのかも。

 そういえば、前に本家の当主が亡くなった田舎の大きな葬儀に参加したときの話をしてくれたっけ。
 葬儀は盛大にやる風習だったらしいが、その雰囲気にけっこうビビっていたらしい。
 さらにお清めの席で、他の子供は別部屋で食事をしていたのに、友人だけ「この子は大丈夫」と判断されたのか、大人と同じ席について、そういう場合の作法は教え込まれていたのだが、いざとなると緊張のあまりほとんど食べられなかったらしい。

 だから、自分自身も親戚の家に泊まって、いとこ達とぐっちゃぐちゃになって遊んだ楽しい経験ってしてないんだろうね。つーか、ぐっちゃぐちゃに遊ぶ子供が小さいときから嫌いだったみたいだし。ドッヂボールが苦手というタイプの子供。

 なるほど、そういう背景の違いがあるから「日食で親戚が増えた(笑)。これこそ祭りだ!」と妄想する私と「それは、小町に相談だ!」とネガる友人の差が生まれたのでしょう。

7月29日(水)

 昨日やっと岩隈さんが勝って(立ち上がりが不安定でまたダメかと思っていたので、余計に嬉しかった)、喜ばしい後半戦のスタートでしたが、今日の秋田での試合は、雨で中止だった。地方遠征を楽しみにしている人も多いと思うのだが、雨には勝てない。

 つーか、また西武か。ライオンズはハムとの「道東ツアー」も雨に祟られ、「ただの北海道旅行」になっていた。誰が雨男?

 さて、また話は日曜日に溯るが、花火大会は8時終了だったので、私はなるべく早く帰るつもりでいた。だって、NHKのサンデースポーツでイムさん特集だったから。9時45分から始まる番組だから、10時に帰宅すれば大丈夫だから、余裕だと思っていたのだが、実家の私道問題で妹がエキサイトしていたので、競馬場が「9時に閉門します」と客を追い出しにかかってやっと我が家の家族会議が強制終了したのである。

 それから南武線周りで帰宅したのだが、南武線の電車をタッチの差で逃し(ダッシュすれば乗れそうだったが、酒も入っていたので自重した)次の電車まで15分もあったので「やばい」と思ったが、なんとか10時15分に帰宅できたが、テレビをつけるともう始まっていたので悲しくなったが、まだ始まって1分くらいだったらしくてよかった、よかった。(動画で観られるとわかっていたんだけどね。実際、見逃した部分は動画で補填させていただきました)

 「はあ、よかったイムさん特集観られて」と安堵してたら、なんと与田さんがまた河原にインタビューとってた。シーズン前にも取材していたので「また特集あるかな?」と期待していたのである。与田って、私と趣味が合うのね。てゆーか、NHKが故障から復帰した選手という、わかりやすいのが好きなんだろうけど。まあ基本といえば基本だし。

 その河原であるが、先日「三者連続、ノースリーからツースリーにしてから、フライで凡退」という「新しい劇場の形」を提案したらしい。

 動画で確認したが、ノースリーから振らせない広島ベンチもアホだと思ったが、なんだか知らんが抑えているのが魔法のようで楽しかったです。
 河原の全盛期を知らないので、なんでこんなに一部で激しく人気があるのかわかりませんでしたが、だんだんわかってきました。かなり好投しているので、全盛期の背中のピンと張ったかんじがやや戻ってきたような気がする。

 河原が活躍しているので動画も多くて不自由しないのも嬉しい悲鳴。

 でも、パ・リーグはとうとう「公式ユーチューブ配信」を始めたのだ。最初のころは試合ダイジェストのみでショボかったのだが、だんだん充実してきて、水田のトレードのときなんかも上がっている。

 どーせ、シロートが動画あげまくるのだったら、公式でやって広告料とったほうがいいということなのか、公式の動画をシロートがリンク張りまくってくれれば、少しでも人気アップということなのか、どういうビジネスモデルなのかわからんが、ペイするのだろうか?

 まあ、そういう意味では、パ・リーグのほうが、ヤフーでの動画中継もあり(私は観られんけど)がんばってますね。ブログやってる選手も多いし。特にオリックス(笑)

 とうとう小松が、枝豆を達成して、なんだか泣けたし。(去年絶好調だった小松は、今年はKO松と呼ばれるくらい不調で、2軍落ちしたときに、この枝豆栽培セットに出会い、地道に育てていた)

 パじゃなくて、セですが、番長のブログに山口君とのツーショット写真が載っていたが、このカタギじゃなさ加減が笑えました。山口君のブサカワゆさに心奪われてると「わたし、ほんとに年とったなー」と感慨深い。

 ヤクルト・由規、広島・マエケン、横浜・山口が、ブサかわ若手ナンバースリーでしょう。

 そーいえば、先日の飲み会のとき、親会社のN先輩もいたのですが、「明日は休みをとって、広島ファンの友達と一緒に神宮に行くの」とのことで「広島だったら、マエケンがいいなあ」と言うので「オールスターで大竹とルイス出してたんで、マジ、マエケンありますよ?」とデータ分析する私であった(笑)

 さらに、先輩は、「ヤクルトだと、石川が好きなの」とおっさるので、「後半の開幕投手はオールスターに出た人は除外されるので、パの予告先発もえれー地味でしたが、ヤクルトでオールスターに出たのはヨシノリと館山だったので、石川は固いでしょ?」

 と、なぜかセに疎いはずだったのに、横浜ファンの先輩に先発予想を語れるくらいに急成長をとげてる自分が・・・・・

 で、ほんとに、昨日の先発は石川とマエケンだったんですよ。

 マエケン負けちゃったけど、ブルペンからじっくり鑑賞できて先輩も満足だったことでしょう。

 ええと、そんな私には、最近、新たな人生の目標ができました。

 ほら、目標がないといけないんでしょ?(笑)

●人生の目標!

 宝くじに当たる→200万円くらいで、つば九郎の「中の人」を買収→一日だけ好き放題

 「今日のつば九郎、なんかイムさんにべったり?」ということがありましたら、たぶん私が中に入ってます、えへへ。

 サマージャンボ買わなくちゃ。
7月28日(火)

 昨日は会社の人たちと名古屋風の焼き肉(鳥中心)と味噌辛鍋の店で飲んだ。たまたま名古屋出身の人がいたのだが、「こんなの知らん(笑)」のだそうです。ありがち。でも、ピリ辛味で美味しかったよ。コラーゲンたっぷり系なのもよし(重要)

 日曜日の日記の続き。

 八千代市に30年くらい住んだ我が家族であるが、誰も八千代東高校がどこにあるのか知らなかったという話のところで途中になったが、そんな雑談をしつつビールにおつまみを楽しんでいると、花火が始まった。

 ところが、目の前にいる2歳くらいの男の子が、花火の音にびっくりして「びえーーー」とむずかりそうになった。
 でも私は「こんな空爆みたいな環境だと、意外に子供は平気なのではないか?」と思ったのだが、やっぱりそうで、男の子は父親に抱きついて、花火と反対側(うちの家族の方)を向くと、気持ちが落ち着いたみたいで、ビービー鳴くことはなかった。

 その子を抱いているお父さんも、その子と向かい合わせになってしまったうちの父も「ほらー、せっかくなんだから花火観ないと」と話しかけるのだが、絶対に後ろを振り向かない。たまに、無理矢理向かせようとすると「びーーーー!」と必死に反抗していた。

 でも、ちゃっかり、ガラスに映った花火は観てるんだよ。
 競馬場だから、スタンドの上の方はガラス張りなのだ。
 どうやら、音は大丈夫みたいのだが、直接花火を観るのは強烈すぎるらしい。そして、途中の合間に花火の音が消えると、「終わったかな?」とばかりに後ろを振り向くのだが、また花火があがると、元に戻ってしまう。まるで、せっかく野球観戦に来ているのに、ワンセグで野球中継を観ている人みたい(笑)

 さらに、隣にいた赤ちゃんはほぼ寝ていた。うちのママンが「赤ちゃんって逆に、大音量のところだと寝ちゃうんだって。なんか自然とブロックしちゃうのかしらね?」と言うので「ああ、だから、ママ友たちはカラオケに集まるんだ。なんか、その話聞いたことある。カラオケで盛り上がっていても、赤ちゃんは意外と大人しくスヤスヤ寝てるから手がかからないって」

 ほんとにヤバい情況だったら、たとえば、空襲されてるとか、銃撃戦真っただ中だったら、スヤスヤ寝てる赤ちゃんのほうが生存できる可能性高いだろう、なんだか理にかなってるようだ。

 それとはまた違うかもしれないけど、今年の春に何度が飛行機に乗って、その度に悪天候に泣かされていたが、私はジェットコースターが超苦手なので、エアポケットがほんとに苦手というか、1人で「きえーーーーーー」と奇声上げてしまうくらいダメなのだ。

 ところが、周囲の子供達はみんな平然としてんだよね。
 離着陸のときには、あんなにビービー泣く赤ちゃんですら、気流の乱れで乱高下のときに泣く赤ん坊がいなかったし、もう少し大きい子でも別に騒ぐわけでもなく、淡々とゲームしていたりしたので「子供って強いなあ」と思った。

 花火も、3歳以上くらいになると、さすがに楽しめるみたいで、少し前にいた3歳から5歳くらいの女の子の集団は、まるでジャニーズのコンサートに来たかのような盛り上がりで、飛び跳ねたり踊ったりしていた。

 「さすがに、あのくらいだと盛り上がってるね」と私が言うと、ママンが「Nちゃん(姪っ子。もう小学生ですよ)を連れて来たときには、もっと凄くて、踊りながら歌い出すし・・・周りの人に花火よりも注目されて、ちょっと恥ずかしかったのよ」

 ママンは孫のNちゃんが、おっとりと上品な嫁に全く性格が似てなくて、なんか妙にハイテンションで気が強く、空気読まないかんじなので「誰に似たんだろう?」と前にもこぼしていたが、それは残念ながら、私や弟に似てます!妹は末っ子だったせいか、もう少し冷めた感じの子供でした。
 Nちゃんの双子の妹達も、けっこう気性が荒いらしい。
 もしかすると、嫁の家系もけっこうヤンチャ系なのかもしれないな。あの嫁も、ほんと、びっくりするくらい、おっとりと控えめなんだが、けっこう我は通すほうで、だから私も大好きなんだけどね。うまくうちの我がママンを操縦しているし。

 さて、30分間の濃密な花火大会も終了し、トイレ寄ってから、娘の務めである、母が大量に用意した食糧を「持って帰りたい」とおねだり。
 そしたら、母が「ここじゃなんだから、座ってちゃんと」と競馬場ですから、あちこちに談話スペースが充実しているので、そこに移動すると「そーいえば、サクランボもあった」と今さら出すので「じゃあ、ここでみんなで食べよう」とサクランボを食べながら、妹と余った食材を山分けしていた。

 そういえば、今日聞き出した重要な話の一つは、入院していた祖母は無事退院して、また老人ホームに戻れたらしい。それ、ちゃんと報告してよ(泣)
 最近、うちの親も加齢のせいか、どーでもいーことはすぐに報告してくれるのに、重要なことは教えてくれなかったりする。この間も、温泉旅行の話の後に「ほら、私、去年手術したじゃない?そんときの麻酔がね・・・・」って知りませんでしたけど?「はあ、そう、ふーん」と話合わせたので、何で手術したのか未だにわかりません。

 で、今回も花火大会の後に、いきなり重要な話が展開された。

 うちの実家の私道の権利でちょっと問題が持ち上がったらしい。
 今の家を買うときに、両親はいろいろ物件を探したのだが、やはり手が届く物件はそれなりに「わけあり」が多い。
 なんの問題も無い優良物件はやはり値が張るのである。

 今の家は、たしかに私道を抱えてはいたが、南側の庭側が公道だったので、玄関がある私道側(西側)に何かトラブルがあっても、最悪、南側に入り口付ければいいという、けっこう優良物件だった。

 ただ、その私道がないと成り立たない、裏の物件がどうなるのかわからなかった。
 どっかの会社が所有していた古いアパートで、うちの両親が引っ越してきた当時から、そのアパートは無人だったけど、いつ転売されるかわからなかったのだ。

 ところが、何年たっても、そのままなので「ここ、けっこういい立地なのになあ?」と不思議に思っていたのだが、その謎がやっと判明した。

 判明した・・・・・ちゅうか、なんか母と妹が交互にまくしたてるので、よく意味がわからなかったのだが、たぶん、そういうことなんだと思う。

 前までは、裏の土地は宅地として成り立っていたのだが、法律が改正されて、公道から繋がる私道の保有率が足りなくなり、立て替えができない「死んだ」土地になっていたらしい。

 そして、今の所有者なのか、その代理人の不動産屋だかが、「ミヤノさんちの私道の所有権を譲っていただけませんか?」と相談に来たらしい。

 やはりその私道の権利を持つ、お向かいの家は「私道と土地をバーターして、土地を広げちゃえ」と、その申し出をチャンスと捉えているようだが、我が家は慎重のようだった。

 まあ、そのあたりの細かいことは置いておいて、私が驚いたのは、その顛末をマシンガンのように語ったのが妹だったということ。
 妹はよく実家に出入りしているので、その過程をよく知っているのかもしれないが、いきなりその話を今知った私に、あんな勢いで語っても、よくわからんし・・・・・という意思を表明するために、思いっきり「ぽかーん」とした顔をしてみたのだが、私の渾身の「ねーちゃん、何の話だか、さっぱりわかってねーんですけど?」の演技は完全に無視された。

 ママンも何か言いたそうだったが、あのママンを黙らせるくらい、妹の「オバさんマシンガントーク」というか「とにかく、自分の言いたいことだけをまくしたてる」が止まらない。

 土地所有権の複雑さよりも、6歳下の妹の激しい「オバサン化」のほうにびっくりしたのであった。

 そして、だんだんとわかってきたのだが、どうやら妹夫婦も持ち家を買うことにしたそうで、そこもやっぱり微妙な私道問題を抱えているようで、ええと、だからよけいにエキサイトしてるんですか?

 とにかく、ワーワー言われて、かなり引いていたのだが、そしたら妹が「うち(実家)が私道のことでは譲歩すればいいだけの話なのかもしれないけど、なんで他人の利益のために、うちが何かしてやらなきゃいけいないわけ?」と、えーと、あのー、私はその奥の土地の所有者でも代理人でもなんでもないのですが、なんで私が説教されないといけないわけ?

 妹がややガス抜きしたあと、ママンがやっと口を挟むと「だから、おかーさんの言うことは、単なる主婦のヒステリーでしょ?」って、おめーのほうがそんな感じなんですが・・・・

 つーか、目の前で展開される、ママンと妹の掛け合いが、まさに、かつては元気だった祖母とママンの掛け合いの再現のようで、懐かしさのあまり涙目になる。

 妹よ・・・・
 祖母がまだ元気だった頃は、母がどんどん祖母とクリソツになってきたので「ああなりたくないね」という妹に、姉の私は「でも、たぶん、無理だと思う。必ずあーなる」と戒めてきたが、若いお前のほうが先に逝ってしまうのかい?

 えーと、その私道問題のキモは、今のままの「死んだ土地」のままだと、何も建てられないので、当然価値が下がります。実際、下がりまくって投機目的で転売されたらしい。そんで、このままだと、今の不況だし、競売にかけられてると、もっとヤバい業者がその土地を手に入れるかもしれないらしい。

 今の価格だと2千万円くらいらしいが、もし、我が家が私道の権利を譲って、「生きた土地」にすれば6千万円くらいの価値になると、不動産屋が言ったとか。

 その話を鵜呑みにすることはないが、私は隣接する土地が「わけあり物件」ってのは、あんま心地良くないと思うし、それこそ、ヤクザもんが入ってきて、うちの家を追い出せば、かなりいい土地になるとシロートながらにも思うので「私道の権利は譲歩して、裏の土地を普通に市場に出したほうが、まだマシのような・・・」とやっと意見を言うと、どーやら、父もそういう意見だったようで、「ほら、フツーはそう考えるんだよ」と言うので、また険悪なムードに・・・・

 後で思ったのだが、裏の土地がほんとに、たったの2千万円だったら、うちで買っちゃうのがもしかしてベスト?よく「隣の土地は借金してでも買え」って言うし。うちの両親、今住んでいるオンボロ中古住宅を立て替える予定で、そのくらいの金は温存しているらしい。

 妹のハイテンションは、なかなか収まらず、なぜか遺産相続の話になり、そこでも熱弁をふるっていた。
 財産がショボくても、相続では絶対に揉めるので、ちゃんと遺言書書いておけと。
 そして、なんで揉めるかというと、どんな少ない財産でも、不公平感があるからだと。
 母と母の兄の現在の不仲を見てみろ。
 なんで、こーなってしまったかというと、爺さんがちゃんとしてなかったからだ!
 あのマメだった爺さんがなんで、ちゃんとしなかったのか、全くわからん!

 妹の意見は突っ込みどころ満載だったのだが、憤るオバサンに正論言っても無駄だったので、黙って聞いていた。

 とりあえず、劣勢に回っていたママンが「私は遺言書、ちゃんと書いたわよ」とボソり。そしたら妹は「書いただけじゃダメなんだよ、公正証書にしないと!もしくは、ちゃんと書いたやつをコピーして子供にちゃんと知らしめておかないと!」

 妹が何にエキサイトしているのか、そこがまずわからん。
 えーと、普通にやっておけば、相続って公平なはずなので、「遺言書書いておけ!」と怒鳴る気持ちがよくわからない。
 じゃあ、今この時点で両親が同時に亡くなったとしよう。
 山分けするしかないので、今の土地を裏の土地を所有する業者になるべく高く売ればいいだけじゃん?

 そしたらママンが「私の気持ちとしては、S(弟)には、けっこうお金使ってるので・・・・」と口を挟むと「だから、そーゆーのは弁護士にちゃんと言っておけって!」とガナる妹よ。

 すげー、オバさんってほんと人の話聴かねーな。
 ママンは「生きているうちには長男にはけっこう散財したし、孫の世話でけっこう貢献した。あそこのうちは子供もいるし、大丈夫だろう。ほんとに心配なのは、あんたら(私と妹)なので、できたら、もし多少でも残るのなら、金銭的なものはできるだけ、あんたらに残したい」って言うつもりだったと思うんですよ?

 それなのに、なんで「弁護士通してください!」とまくしたてるのだろう?

 さらに、両親が抱える私道問題でも「ちゃんとした弁護士に相談して、ちゃんとすべき!」と主張するのだが、私が「でも、自分はこうしたいって意思表示がないと、弁護士は常に最善を考えてくれるわけではないと思う」と言ったんだけど・・・・

 妹の主張だと「とにかく弁護士に相談するのが最善」という雰囲気だったけど、弁護士だってタダじゃないわけだし、知り合いに優秀な弁護士がいるわけでもないのになあ。なんで、ほんとに、かつてのギャグみたいに「弁護士通してください」って真面目に言うのだろう?

 ああ、かつての上司にもいたな。弁護士に任せたから全てオッケーって態度だった人。おかげで、私がえらい迷惑被った。
 弁護士だろうが、税理士だろうが、そりゃ彼らは優秀かもしれないが、私の社会人経験からすると「黙って任せれば最善の情況を作ってくれる」わけねーじゃん。
 ちゃんと「私にとっては、こうなるのがベストです」って説明しないといけないのは、当たり前でしょ?そんで「こうしたい」と言っても「これは法律的には難しいですね」って自己主張が法律的にどーなのか、考えてはくれるけど。

 さーて、うちの実家の土地問題、夏休み中にまたヒアリングに行くかね?今回は妹がギャースカ言うので、両親それぞれの意見がよくわからなったし。

7月26日(日)

 晴れていたが、風が強かったけど、夕方は花火大会に出かけた。
 ミヤノ家御用達(笑)の府中競馬場の花火大会。
 この花火大会は、JRAがふだんご迷惑かけてる府中市民向けにやっているらしく、広く告知されないのである。うちの親も府中に住んでいる知人から情報をいただいているらしい。(実家から10分も歩けば府中市なので。ちなみに、府中市に入ると道路や歩道が急に立派になる。財政力の差がはっきり出るようだ)

 強風のため、場所取りのシート張りが大変だったらしい。母曰く「ほら、アメリカの草原で風で回転する草があるじゃない?あんなふうにみんなクルクルと丸まって転がっていったのよ」
 私には、たいへんわかりやすい説明であったが、うちの会社の人たちにもわかっていただけるのかな?

 それにしても、こんな強風だと、花火も流されると思うが、煙とか灰とかが飛んできそう・・・・危険だから急遽中止になったりしないのだろうか?と心配していたら、開始15分前に風がピタリと止んだので驚いた。妹が「ここのって、去年も雨が直前に止んだりしたんだよ」

 「へえ、それ、昨日のオールスターみたい(笑)」という話は家族に通用しなかったが、妹に「バクチで儲けているというのに、日頃の行いが評価されてるようなのはどーよ?」と言うと「たしかにー(笑)」でも、そっか、懺悔のための花火大会ですから、日頃の行いは関係ないか。

 去年は確か平日に開催していたので(開催日が年によって不定なのだ)行けなかったのだが、今年は堪能できました。

 そういえば、妹に「夏だからここでは競馬やらないけど、地方の馬券はここで買えるから」と言ったら「私、昔は競馬やってたんだけど、競馬場に行ったことが無いので、地方とか中央とかわかんないだよね」と言うので、「そういうもん?だって、G1とか真夏はやらないし」と言っても「そーゆーのもわかんないんだよ」「そういうもん?」

 私は馬券はほとんど買ったことないし、競馬場にも一度しか行ったことないが、相撲が名古屋場所とか九州場所があるのを知ってるのと同じ程度に、競馬は夏は中央はお休みだってことを知っていたが(JRAと地方競馬は別経営らしいので)、馬券買っていてもそういうのに疎いとうのもあるんだろうか?

 あ、でも、この「私、そういうのは全然わからないの」ときっぱり主張するかんじって、それ以前の問題のような・・・・

 それとは別の話題だったが、父に「そーいや、高校野球の千葉の予選観てた?八千代東が甲子園とは・・・」と言うと、父も観ていたらしく「囲碁でもやってるかと思ってNHKつけたらやってたけど、へえー、八千代東が勝ったのか?」と驚いていた。父が観たときには1点差で負けていたらしいので。

 ほんと、八千代東が決勝に進んでいるだけでもびっくりだが、まさか勝つとは思わなかった。

 そしたら父が「ところで八千代東ってどこにあるんだ?」と言うので「私も行ったことないけど、確か、勝田台からバスだったと思うよ?ほら、八千代松蔭もそうだったじゃん?」と言うと「ふーん?そうなのか・・・」

 さらに母と妹に「なんと、八千代東が甲子園ですよ」と教えると、「へえー・・・・で、八千代東ってどこにあるんだっけ?」と同じことを言う。

 30年くらい住んだ八千代市ですが、我が家では八千代東はマイナーだったようです。両親はわかるが、妹は当時の学力レベル的にも、念頭に入れた高校だったのでは?自分の友達も大勢進学したのでは?と思ったのだが、「あのころ、あの学校、全然特色のない、イマイチな学校だったじゃん?」と言う。

 あー、今はどうなのか知らんが、あの当時はほんと人気なかったんだよな。

 で、それは私の同級生たちのせいなのだ。
 私が中学生の頃も、まあ比較的新設校だったし、ランク的には中の中というか、やや中の上寄りだったはずだが、あまり実績のある学校でもなかったので地味だったけど、そんな悪いイメージではなかった。

 でも、私の同級生が進学したら、いきなり電車の中でカップルがいちゃつき始めたのである。私の元クラスメートだった男子も八千代東に進学したのだが、そいつが電車の中でずっと彼女とイチャイチャしている姿もよく目撃し、その当時、他の高校に進学した友人と会ったときに「あれは、ちょっと、なんかジメっとしたかんじで、いい印象じゃないよね」とやっぱしけっこう目立っていたようだ。

 同じ高校生も不愉快に思っていたくらいだったし、同じ通勤電車に乗ってるお父さん達はもっと不愉快だったろうし、さらにそういうイチャイチャカップルはそのまま繁華街を闊歩するので、買い物してる専業主婦のお母さんたちも不愉快に思ったらしく、しばらくして、八千代東は志願者が募集定員を割るほど評判を落としたのである。

 そんな想い出もあったので、私は「げえええ、あの八千代東が甲子園?」と驚いたのだが、うちの家族の誰も同調してくれませんでした。
 学力的にもスポーツ的にも地味だった地元の公立校が甲子園なんて・・・・まあ、最近、公立校も頑張っているらしく、この間も習志野が春のセンバツに出ていたので「習志野かあ、懐かしいな」って思ったっけ。
7月25日(土)

 今日も懲りずにオールスター(笑)

19時05分

 宮本の空気読み能力に感動したので、試合中だがメモ。
 2塁打で出塁し、次の赤松(広島)のヒットで3塁に進み、赤松が盗塁したので、1アウト2-3塁だったのだが、次の石原(広島)がピッチャーゴロ打ったら、見事に走塁死して、石原を1塁に残した。

 すばらしい。

 ああいうのを「大人」って言うんだろう。勉強になります。

19時19分

 マー君と坂本きゅんの初ツーショットの解説席であったが、全然からまねー(笑)
 もういいよ、マー君、とっととベンチに戻って、所在なさげなアリメ先輩かまってやれ。

 ところで、衣笠の解説、声が爽やかだしいいね。変に自己主張しないし。誉め上手だし。(金本のファールフライをおかわり君が惜しくも捕れなかったとき「空気読んでますね」には爆笑した。いや、おかわり君はほんとに捕れなかったんだと思いますけど・・・・)

 あー、次は中日の吉見かあ・・・・・「飛ぶ吉見」にならないかな(笑)

 つーかさあ、昨日の試合が終わった後、気がついたのだが「セはクローザー3人も入れているのに、今日は1人も出さなかった?」

 つーことは、今日、イムと藤川と永川で7・8・9回行くんだ・・・・

 ずいぶん贅沢な「勝利の方程式」というか、今後強奪するクローザーのテストですか?(笑)
 豊田といい、クルーンといい、マイケル中村といい「巨人はクローザー集め過ぎ」なんであるが、次は誰だろう?うちは強奪される心配ないんだけど(笑)。無いものは盗まれない。貧乏人の余裕である。

19時30分

 松中が地味なホームラン打った。
 昨日より、今日のほうがのんびりしてて、オールスターっぽい展開ですな。
 つーか、適度に2失点した涌井が試合作ったような気がする(宮本の好アシストもあり)。涌井ってやっぱ凄いのかも。
 去年は日本シリーズの解説でダルが凄かったらしいが、今年は涌井に決定だな。

19時34分

 宮本がさらに地味にホームラン打ったーーーーーー!

 インタビューで「後が無いので、いい想い出できました」って、ほんとそうだな。しんみり。前の打席のときもニッコニコしていて「ああ、この人は、心から楽しんでいるな」と思ったけど、よかったなあ。

 今日は涌井が投手陣を仕切って演出しているかのようだ。さーて、後の投手も空気読みに徹することができるか?

19時40分

 おい、サブローまで打ってどーする!しかも藤川からだぞ!おい、涌井ちゃんと野手のほうも仕切っておけよ!

 藤川が軽い扱いで泣けるけど、ウッチーの解説のコメントが無難すぎてさらに泣ける。ほんと、内川は皇室に婿にやっても通用しそうだ。お手振りのやりかたは稲葉に教えてもらうように。おお、それいいな、内川殿下(英国でいえば、女王の婿のフィリップ殿下)に稲葉侍従長(笑)

 ぎゃーーーー!ナカジが砂かぶり席のフェンス突入のファインプレー!
 ナカジきたーーーーーー!おもしろーーーーーーー!
 ナカジを支えた客達もファインプレー!つーか、うらやましすぎる。

 いや、やっぱ、ナカジ凄いわ。
 大舞台だとなぜかほんと華あるわ。

 昨日は全く存在感なかったので、今日はうれしーわ。

20時05分

 大村さんが吉見からヒット打ったさ。
 昨日、アリメが炎上したとき、元近鉄の先輩だったモー村さんが「正座だ!」とツッコでくれたみたいで嬉しかったさ。
 さあ、松中いけーーーーーー!

 (という最中に電話が鳴り、出たらママンだったので、「いやーん、祖母さん死んじゃったかしら?」と思いきや、「明日、花火大会あるけど来る?」という電話でした)

 花火大会の誘いの最中に松中の花火きたーーーーーー!

 よくやった。「飛ばないほうの吉見」を「飛ぶ吉見」にしてくれてありがとう。

 さらに解説席に来た涌井がやっぱ面白すぎる。
 オリの金子投手が栗原に高めストレートを打たれて、実況アナが「ああいうとき、投手の心境はどうなんでしょう?」

涌井「立ち直れないんじゃないですかね?」

20時44分

 イムさんやっときたーーーーー!

 松中への90キロ代のスローボールに萌えたが、えっと何球で終わってしまいましたか?サクサクすぎだったのでは?5凡くらいやってよーーーー

21時19分

 試合終了。あー面白かった。やっぱ、オールスターはこの程度じゃなくちゃね?涌井グッジョブ。
 涌井と宮本の野球脳に感心して、ナカジの「なぜ、こーゆーときだけファインプレー?」に感動したので、楽しゅうございました。

 それよりも試合終了直前に登板しようとした雨野が凄かった(笑)

 昨日の日テレよりも、今日のTBSのほうがよかったのではないか?

 あと、セのチャンテ・メドレー楽しかったです。昨日は、パのチャンテ祭りが楽しかったけどね。
7月24日(金)

 オールスター・・・・・

 あんま面白くないのわかっているのだが、今年はうちから草野と有銘という「最初で最後」な人選だったので想い出作りのためにちゃんと観た。

 草野ゲッツーとかまでは笑ってられたが、有銘炎上はさすがに顔がひきつったが、結果的に面白い展開になり盛り上がったんだけど・・・・(中日の川井は有銘にお中元贈っておくように)、そしたらハムの守護神・久が青木にツーランで逆転って・・・・・

 これは、イムさん登板来るのか?と、やくせんは盛り上がっていたが、8回をピシャリと抑えた三浦が9回も続投。つーか、MVP青木で、勝ち投手・三浦って・・・・・・・呆然。

 ああでも、そっか、三浦も酷い無援護がフツーだから、2点差が僅差じゃないんだよな。大量リードなんだよな(笑)

 というわけで、あんなに暗黒だった青木が美味しーとこ持っていき、今年も暗黒な横浜が「ばんてふ勝ち投手!」でエラく盛り上がってました。

 今日の見所は、解説席に座った涌井の神解説で、バントの構えする稲葉に、「稲葉さん、MVP狙ってますね」発言の後、稲葉がほんとにバントして、それでパが勝ち越して「稲葉、マジにバントでMVPって珍事くる?」と思ったが、その後、有銘が先頭打者に四球出したら、涌井が「嫌な予感しますね」で、わしせんでは「涌井フラグ立てるなwww」だったのだが、フラグっていうか、有銘が四球出したらもう死亡なんですよ。

 いやー、ダメなときの有銘全開だったな。

 久ごめん。あそこで最初から摂津出しておけば、4点差くらいでマウンドに上がれて、札幌のファンに喜んでもらえたのに。

 でも、やっぱ、オールスターで結果出すのって難しいね。(投手は持ち球温存しないといけないし。直球勝負がいいとされてたりするので)
 今日の三浦はほんとベテランの味で、遊び心溢れる投球で、ほんと感心した。

 まあでも、あの三浦を演出したのも有銘だったんじゃね?

 というわけで、そういう意味では有銘が大活躍したということにしておこう。

 青木が9回表に、勝ち越しホームラン打って、ブルペンでのんびりしているイムさんの笑顔がかわゆかったが、結局、登板なかったのね。ちぇ、明日も観ないといけないのか。
 明日は、もう、楽天の選手出ないので、他人事として優雅に楽しめるはずです。MVPが石原でオッケー。つーか、杉内完投完封でいーよ。(その前に九州とか凄い豪雨らしいけど、広島の天気大丈夫?)
7月23日(木)

●味覚でトリップ(もしくは、探偵ごっこ?)

 昨日の話だが、月曜まで休んでいたマスオさんが出勤して、いつもの駄菓子をお土産として披露してくれた。プリングルスの日本では発売してないやつとか、いつも大人気のドライ・マンゴーとか、味の濃いナッツのスナックなどである。

 そういえば、これは私もたぶんそうなんだと思うが、休暇明けの人って、なんでブスっと不機嫌そうなんですかね(笑)
 男性のほうが顕著に出るが、女子でもそういう傾向があると思う。
 旅行などで疲れているのもあるだろうし、しばらく欠席していたのでオフィスの雰囲気にちょっとすんなり馴染めないのもあるだろうし、バカーンスと職場の雰囲気のギャップに戸惑っているのもあるだろうし、なによりも、「長く休んで、皆さんにちょっと迷惑かけたので、あんまり楽しそうにできない」という疾しさもあるのだろう。

 なので「あー、今日からだったっけ?おかえりー!どうだった?」とこっちから明るく話しかけても、午前中のうちは「うふ?まあね?」とか「いや、別にこれといって・・・」などと、反応が悪かったりするのだが、午後になって「そういえば、お土産みなさんでどーぞ」というあたりで、やっと楽しかったバカンスの話を披露してくれたりする。

 マスオさんも、朝一番に会ったときには、私が「おはよーございます・・・・・ぶほっ!また、焼けたねえ?つーか、酷すぎない?顔ボロボロじゃん(笑)」と、思いっきりイジったのに「はあ・・・」と流されたのだが、昼過ぎにお菓子を取り出して、総務部規定の(笑)お菓子置き場に並べていたので、さっそく食いついてみた。

 日本では発売していないという、チリスパイシーアボカド風味のプリングルスに手を伸ばすと、マスオさんが「それ、向こうの友人が美味しいからって教えてくれたんですが、オレが期待しすぎたのか、イマイチだったんですけど」と言うのだが、食べてみると、けっこうピリっとチリの刺激があって、美味しかったので「そお?美味しいよ?でも、ビール飲みてーーー」と和やかに雑談していると、エビワカちゃんが「じゃあ、こっちのチョコっぽいほうも」と封を開けて食べてみると「あ、これ、シミチョコじゃん?」

 マスオさんも「そうそう。シミチョコでしょ?」
 そしたら、少し離れたところにいたM嬢までが「え?シミチョコ?あれ美味しいよね?」と寄ってきた。

 ・・・・・・シミチョコって何?

 なんか下着がはみ出たときみたい?

 ああ、今は「シミーズ」って言わんか。私が洟垂れのころは、シミーズがお腹あたりからはみ出ていると・・・・ええと、「シミちょろ」って言ったんだっけ?よく覚えてないが。

 それにしても、私はこの会社の中では「一般教養度はかなり上のほう」と自負しているが(てゆーか、みんなが低すぎるような気がしなくもないが)お菓子には疎いな。
 新製品にも興味がないというか、たまに買っても、自分が子供の頃好きだった定番ばかり買ってしまう。

 さて、シミチョコという言葉に戸惑ったが、すぐに「染みたチョコのスナック」ということは思いついたし、食べてみると、ラスクにチョコを染みさせた(変な日本語)ような感じで、確かに食感が美味しい。

 しかし、それを口にした瞬間、「あれ?」と思った。

 「シミチョコっていうのは知らなかったけど、この味、かなり昔からあるじゃん?」と私が言うと、「シミチョコって最近だっけ?けっこう前からあったような」と誰かが言うので「いや、この味は、私が子供の頃からあった」と言うと「それほど前からは無いかなあ?」「ここ5年くらいじゃない?」とのこと。

 「いや、だから・・・・・ええと、ほら、スピンとかカールみたいな、そういう定番みたいなので、こういうのあったよ、絶対」と私が言うと「ああ、カールにチョコかかってるのありましたね?」「そんなの知らんし、何それ?(笑)」

 ええと、なんだったっけ?カール、スピン、キャラメルコーン、ポッキー・・・そのくらいメジャーなやつだったはずだ。私も大好きだった。ずっと一袋全部独り占めしたいと思って(兄弟がいると、それが人生の直近とういか卑近な大きな夢になる)、少し大きくなったらお小遣いで買って、一袋全部食べて満足したっけ。

 あー、思い出せない!

 しかも、昨日はTK部長がゴルフで休みだったので「こーゆー大事なときに、部長がいない!同じ年の部長だったらもっと親身になって考えてくれたのに!」と絶叫してしまった。

 私が頭をフル回転させている様子を他のみんなは遠巻きにしながら「ミヤノさんは何を思い出せないのだろう?」と相談しているのだが、これが世代の差っていうことなのか、10歳くらい下の人たちは、ポッキーの種類が何種類もあるのが当たり前のときに子供時代を過ごしていたりするので定番っていう感覚があまり無いのかもしれない。

 これは思い出せないかも、と思ったのだが、もう一度、さっきのチョコ菓子をゆっくり食べてみた。ああ、この匂い、この食感、これは絶対にアレだよ、アレ!

 そしたら、自分でも驚いたのだが「このチョコの味は、森永だ」と思いついたのである。

 それまでネットで「チョコ 菓子 昔」などのキーワードで検索していたのだが、思うようなモノがヒットしなかったのだが、「森永 チョコ」と入力してみたとたんに、今度は味覚ではなく、聴覚の記憶が起動した。

 ♪ 森永 チョッコ なんちゃらー

 というジングルの一部が発掘されたのである。

 チョコなんちゃらって、ええと、チョコボールじゃなくて、ええと、ええと・・・・

 さらに、もう一個食べながら、頭の中でその音律を再生していたら「わかったーーーーーーーー!!!!!!」

 フロアのみんなが「わかりました?」と一斉にこっち向くのもこっぱずかしかったが、「チョコフレークでした」と発表すると「ああ、そうかも」とみんな納得してくれた。

 参考資料 森永チョコフレークCM(80年代)

 ああ、楽しかった。
 周りのみんなは「ふーん?」ってかんじだったが、私が「チョコフレークが元祖シミチョコじゃん」と主張すると、「まあ、たしかにそうだったかも」

 まあ、結果のショボさはどうでもいい。
 記憶に連動する五感を駆使しまくったこの快感。
 はっきり言って、今年最大のスリリングな出来事だったかもしれない。
 なんつーか、銀河系内をテレバシー能力でスキャンして凶悪犯を探し当てたような心地だった。えれー、疲れたけど達成感があった。脳を酷使したけど、シミチョコ3個も食べたのでオッケー(笑)

 そっかー
 年をとるのも悪くないね。
 「えーっと、アレってなんだったっけ?」とアレアレ詐欺に翻弄されることが多くなったが、過去の膨大な記憶の中からアレを特定するのは楽しい作業らしい。
 それに、私は無駄に記憶力がよかったり、無駄に好奇心旺盛だったりするので、膨大な記憶の膨大さが他人より格段に大きいような気がするので、さらに年老いても、「アレって?コレって?」で楽しく一人遊びできるような確信を得た。

 インターネットがその宇宙探索を助けてくれるし、「はい、正解です」って言ってくれるしね。

●さらに想像すると楽しい近未来

 昨日、茨城出身のコミケ氏と「2035年は茨城で皆既日食だよ!」と盛り上がっていたのだが、今日は水戸市出身のエビワカちゃんにそれを教えると「えええ?この中心線から実家近いですよ!どーしよー(笑)」とまた盛り上がった。

 「どーする?日本中、いや世界中の人が茨城に集まってくるよ?」

 いやー、大変な騒ぎになるでしょうね。
 つーか、調べてみると、どうやら能登半島から長野を通過して、宇都宮、水戸というルートで、それでなんと、2035年の9月2日は日曜日らしいのだ!

 これはもう、東京オリンピック以来の「都心から人が消えた」状態になるでしょうね。みんな、車や電車で、北関東に大移動するでしょう。

 「エビワカちゃんちの実家も親戚が大集合するよ、きっと。その頃は、娘(今現在、3歳と1歳)も嫁に行っていて、孫連れてくるかもしれんよ、オバーチャン?」と言うと、「えーーー?どうなってるんだろう?」

 ほんと、どーなるんだろう?
 東京だけでも人口1千万人だが、神奈川や千葉を入れると、どれだけの人が「車で2時間もいけば」っていうことになるのだろう?(大渋滞で思うように行かないと思うけど)
 さらに遠方からも、宿泊客が押し寄せるだろう。9月2日だったら、宿泊施設が無くても、野宿可能だし、どのくらいの人が、集まるのか、ああ日食よりも、人の動きが観てみたい。自分は70歳近いので無理はできないが、今の自分の両親くらいだと考えれば、けっこう無理できる?もしかすると、親がまだ生きてるかもしれないから、100歳の母親をなんとか運んであげないといけなないのだろうか?

 とりあえず、生きる希望が湧いたのはいいが、どーなることやら、観られますかね?あんま自信ないけど。
 2035年に「あーあ、まさか普通に長生きできると思ってなかった、42歳のあの頃」と遠い目になるのを夢みて、ここでちょっと強烈に脳みそに印刷してます。日食観察に行くなら、おやつは300円までね。ラムネ菓子とヨーグルトキャラメルとまだ暑いからポテチで塩分補給したいので、定番菓子メーカーの存続を祈る。(チョコフレークは溶けるのでダメね)
7月22日(水)

●皆既日食

 まずは月並みな話(太陽の話なのに?)で申し訳ございませんが、幼少の頃は「怪奇日食」だとフツーに思ってました。たしかに怪奇現象といえばそうだし。

 会社でテレビをつけて、ちらちらと気にしていたのですが、日食ツアーに出かけた皆さんが気の毒で、泣きそうになった。
 NHKだって、各所に中継部隊を派遣したのに、前半はことごとくダメで、「このまま、皆既日食生中継できないのでは?」とハラハラしていたら、最後になって、やっと硫黄島が晴れていた。

 しかし、一般人が出入りできない硫黄島だけに、NHKのアナウンサーが1人ぽつねんと実況しているのも異様だが、故意にそうしているのか、戦争の爪痕が生々しい背景が怖い。
 つーか、皮肉なもんだな。日本で一番よく観測できたのが、硫黄島だったなんて・・・・

 硫黄島に派遣されたのは、アナウンサーじゃなくて解説委員とかそういう人だったらしく、あまりの異様な絶景に、かなり言葉に詰まっている感じが臨場感ありました。

 フロアの同僚たちも、テレビの前に集まってきて、「おおおおーーー!」なんて歓声上げていたのだが、皆既日食が終わり、見事なダイヤモンドリングが現われると、さらに「おおおおおーーーーー!」とどよめいていたのだが、私が、「おお!いいのが出たなあ」と言うと、エビワカちゃんとE嬢がなぜか笑い転げている。

 「え?あたし、なんか変なこと言った?」と言うと「だって、だって、ねーさん、何者よ?」と笑いがとまらない。

 そんなに可笑しい?私はただ、球場で見事なホームラン観たときに「おお!いい、ホームランだ!」と呟くのと同じことをしただけだったのが、その上から目線な物言いが、面白かったらしい。

 まあ、NHKもけっこうせっぱつまっていたと思うので、最後の観測地でやっとダイヤモンドリングを捉えることができたので、渋谷の調整室では、NASAの司令室みたいな大歓声が上がっていたと思うし、私は勝手にそれを想像していたので「よっし、やったー!」と思っただけでした。

 あれ?夜の特集番組では、硫黄島を取り上げないなあ?最後にとっておくの?船の上のよりも、ダイヤモンドリングの入りはよかったと思うんだけどなあ。

 あ、そっか、会社の子たちは、ダイヤモンドリングがいつも同じじゃないってことを知らないんだな。あれは月の表面のデコボコに左右されるし、観測している場所の気象条件でも光の拡散具合が違うので、いいダイヤモンドが輝くかは運にもよるし、さらにそれをきちっと撮影するのも大変なはずなのだ。

 天体は動くので、それをぴったり追うのは、テクノロジーが進化しても、神経使うところだろう。

 ああ、なるほど、船の上からの映像が使われるのは、そっちのほうが、ダイヤモンドリングの光が8方くらいの筋になったので派手なんだね。私は、硫黄島の映像のほうが、ボコっと100カラットくらいのダイヤが出現したかんじで、「おー!いいの来たな!」って思ったんだけど。

 次は、2035年になんと、北関東(宇都宮とか水戸)で観られるらしい。すげー、電車で行けるじゃん。生きてたらゼッテー行くよ(笑)。会社の有給休暇争奪戦かしら?って、私はもうとっくに定年じゃん(笑)

 おっと、楽天がなんだか同点になってる?
 杉内-長谷部だったので「ダメだこりゃ」と思ったのですが、やっぱし長谷部が4失点で早々と降板していて「せっかく前回(私が観戦したとき)、ノムさんに頭なでなでしてもらったのに、また『辞めちまえ!』に逆戻りか」と思っていたのだが、なぜか杉内も崩れて、6-6になってます。どーなることやら。つーか、展開によっては、また大マー神出す?

 野球の話といえば、西武は何日か前に太陽を一軍登録していたが、今日使わないでいつ使うのだろう、と書こうとしたら・・・・・ごめん、ちゃんと考えてたんですね、日食デビューしてました。「ストライク閃光!」でダイヤモンドリングくらい盛り上がっていましたが「うちの中継ぎが初球ストライクなんて… 夢のようだ 」ということらしいです。全然他人事じゃありませんが(笑)

 でも、日食の日に太陽がパ初登板って忘れられない出来事になってほしいですね。(太陽の今後の活躍いかんである)

 さらに野球の話といえば、遅まきながら、こういうのがあった。

2ちゃんまとめにトライ:【野球】『左対左 打つの難しいでしょうね』愛子さまプロ野球初観戦のご感想

 また、魔の会社で読んでしまい「犬」のあたりで、沈没した。

 犬・・・・犬はダメだろ、せっかくの神宮球場での初観戦だったのに「内川ファンなの?」と、ヤクルトファンはかなりガッカリしたと思うが、そこに、あんな見事な「犬」を出されては・・・・(わかんない人は「犬ルト」で検索してみてください)

 結局、楽天は1点差で負け。マハラジャ劇場でけっこう盛り上がったんだけどな。

 さーて、これで前半戦終了だ。
 後半戦はどうなるでしょうね?
 私は中日の継投を拝見することができるのでしょうか?新垣は上がってくるのか?楽天の川井が一勝できたりするのか?それ以前にルーキー藤原の初勝利は?それよりも、私はイムさんの生投球をいつ観られるのか?巨人の木佐貫はいつ一軍に上がれるのか?巨人に拾われた歌藤さんは二軍でもなかなか登板機会ないけど、大丈夫か?

 全然関係ないけど、ヤクルトの古久保コーチのブログに久々にサスケ君登場

 サスケのフツーにかわゆくない感じに、オフからメロメロなのである。

 あと、大爆笑したのは、密かに大人気の「ハマのジェニーちゃん」であるが(地味な横浜の地味な2軍選手なのに、ブログの人気がいろんな意味で凄い)、最近更新されないと思ったら、チームメイトというか、また2軍落ちしたばかりの大西が大スクープ!

 うーん、ジェニーちゃん、ほんと面白いから、いいかげん一軍に上げてくれませんかね?どの程度「ジェニー!」っていう声援が飛ぶのが調査してみたい。
7月21日(火)

●また私の常識が通用しなかったの巻

 いつもおしゃれな同僚E嬢ちゃんだが、今日もステキなワンピースを着てきた。淡いゴールド色のAラインのワンピだった。昔のフランス映画の女優みたいだと思ったので、「わー、そのワンピ可愛い!まるで、カトリーヌ・ドヌーブみたい!」と誉め下手の私にしては珍しく大絶賛したのである。

 ところが「え?誰?」と言われてしまった・・・・・とほほだよ。

 「えっと・・・・知らないか・・・・そっか、シェルブールの雨傘とか知らない?」と一応付け加えてみたのだが「・・・・・何の話?(笑)」
 「ああ、うん、フランスの名女優なんだけど・・・・さ(笑)」

 横にいたエビワカちゃんは、ただ笑っているだけで何も言わないので、やっぱり知らないのだろう。
 E嬢は、30代前半だし、ほんとオシャレなので、映画に興味なくても、ファション誌などで知ってるのかと思ったけど、イマドキはグレース・ケリーなどにも憧れないのかねえ?

●私はその分野での知識はほぼ無いに等しいのだが、それでも食いついたの巻

 総務部では、社用車を運転する社員に免許証のコピーを定期的に提出させているのだが、ちょうどその時期だったらしく、何名か持ってきていたのだが、営業部のお局様Iさん(50うん歳)が、うちの部長に「私、もう運転無理なんで、提出しなくてもいいですか?」と確認しに来たので、部長は「社用車を運転する予定の無い人は必要ないけど・・・・てゆーか、Iさん、運転したことあったっけ?」

 「2回くらいあったかな?納品のとき、他にどーしても人がいなくて仕方なくって。でも、アクセル踏んでも『あれ?進まないのなんで?』で困ったりして、あれでもう自分は運転しちゃいけないんだって思って(笑)」

 部長がすかさず「それは、運転しなくていいよ、てゆーか、運転しないでください!」と言ったので、「そーですよね?あはははは?」と和やかに談笑していたのだが、エビワカちゃんが「あーそれ、うちの義母もよくやりますよ、ギアがなんだっけ?Fだかなんかで、アクセル踏んでも空回りするんですよね?」

 「そうそう、ギアのこっちのほうに入ってるのに気がつかなくって、なんでだろうって(笑)」

 私は免許を持ってないので、意味がよくわからないので、ただ、ふーん?と聞いていた。もしかしたら将来的になんかの役にたつかもしれないので(運悪く、オバサンが運転する車の助手席に座ることもあるかもしれない)、「アクセル踏んでも動かないギアのモードがあるんだ」と心の中でメモをとって、脳のどっかに貼っておいたつもりである。くしゃみでもしたら、すぐに吹き飛びそうだが。

 で、エビワカちゃんとIさんで「あれって、何モードなんだっけ?Fだっけ?Nだっけ?」と話していて、車に詳しい部長に聞くと「Fじゃなくて、それはニュートラルだろ?」

 ニュートラル?
 なんか自動車用語で耳にするけど、ニュートラルとはどういう状態なんだろう?

 その前に、私は自動車の仕組みが全くわからないし、ギアの意味もよくわかってない。
 よく、2速だとか3速だとか、そうそう、運転にあまり慣れてない人が運転していると、助手席にいる人が指導していたりするが、自分が運転しないので、ギアチェンジの意味がよくわからんのだ。

 私がイメージできるギア・チャンジは、自転車のギアだけど、まあ、たぶん原理はあれと同じなのかね?

 ギアと軽くすると重くするのベクトルの違いがわからんが、ともかく「回転数鈍くなるけど、重くてもラク」っていうのと「回転数速くなってスピード出るけど、坂道はダメ」っていう力学はなんとなくわかる。

 そーいや、うちの自転車レースマニアの弟の話だったけ?大宮だかで開催される自転車フェスに行って(「え?家族連れて?」「いや?家族がついてくるわけないでしょ?」というあたりに血の繋がりを再確認した。私も弟も自分が好きなことのためなら平気でどこでも1人で行けるのである)、そこでレンタルした自転車で走ってみたそうなのだが、それがかなりクールな変速自転車だったので「これだったら、この坂道もラクチンかな?」と坂道に挑戦してみたのだが、ギアを上げるのか下げるのか、ですから私はわかりませんが、ともかく、どんどん坂道がラクになるようにギア・チャンジしてみたのだが、中年の域に差し掛かった弟は、とうとうトップ・ギア(真逆だと思うけど)に到達したらし。

 「おお!これで坂道もラクチンだ!」と一瞬思ったらしいが、「たしかに負荷は軽いんだけど、とにかく必死に漕いでも全然進まないわけよ。でも、負荷は軽いから、ガーっと高速で漕いでみたんだけど、そのうち、これ続けていたら、心臓麻痺で死ぬな、オレって思ってヤメた(笑)」

 で、たぶん、ニュートラルって状態は、自転車で言うところの「チェーンが外れた」状態なんすかね?

 よくわからんので、部長に質問してみた。
 「そのニュートラルというのは、なんで必要なんですか?」

 自分の軽自動車では活発に走り回っている(ちょっと大きいのは無理らしい。というか周囲が真っ青になるので運転禁止である)M嬢がすかさず「坂道下るときとか?」と言うので「ああ、なるほど」と私が言うと、部長が「えええ?」

 いけないんですかね?チェーンが外れた自転車でも坂道だったら勝手に走るよね?ブレーキがちゃんと効けば問題無いと思う。

 ここは、やはりそこそこ車好きで、前職は自動車販売業だった部長にちゃんと説明してもらわんとと思い「だから、なんで、アクセル踏んでも発信しないニュートラルっていう機能が必要なんですか?」と問い詰めると、部長も「ニュートラルが何に必要かって言われても・・・」と困っていたが、そしたらM嬢が、「前にガス欠になって、みんなでガソリンスタンドまで車押したときに、ニュートラルにしたよ、そういえば」

 おおおお!激しく納得!まさに、ほんとの手動モードがニュートラルだと思うとシロートには大変わかりやすい!
 ニュートラルとは、まさにミニカーのような状態なんですね!
 うん、これで正しいのかわからないけど、よくわかったような気がした。

 でも、よくわからないのは、Iさんや、エビワカちゃんの義母が「ニュートラルだったのに、一生懸命アクセル踏んでた」という事態がなんで起こるかということである。平地に駐車するときには、ニュートラルにしておくんですかね?でも、それって何の節約にもなってないような・・・・テレビの待機電力切るのと違って。

 アクセルをちょっと踏んだら、ブンと急発進するギアにしておくと危険だというあたりは思い浮かぶが(友人が免許取り立てのとき、それで車庫内で壁に激突して、恐怖のあまりしばらく運転できなかったらしい。オートマにありがちな事故)、ゼロじゃなくてもいいじゃん?

 でも、トイレットペーパーを三角に折ったりするような、「要らぬマナー」なのかね?

 はあ、今日は楽天はホークスにボロ負けしそうですが(やっぱり、藤岡を打てないねえ)、それよりも、今日のスポーツ紙ニュースで「野手転向3年目の糸井が首位打者」というのがって「あー、草野のおっさん、やっぱオールスターまで持たなかったか」とがっかり。

 しかし、糸井に抜かれただけっじゃなくて、ハムの糸井・稲葉・高橋に抜かれてて現在4位でありました。
 おい、おーい、首位打者でオールスターかどうかで大きく違うのに。

 と、書いているうちに藤岡がやっぱし100球超えてきたら掴まって3失点。
 秋山監督、ちょっと欲が出たな。藤岡は確かにいい投手だが、当初は中継ぎ起用だったので、スタミナ無いのだ。今日は球数も少なかったので、7回まで引っ張ってしまったようだが、相手がうちだからいいけど、西武や日ハムには5イニングが限度だろう。

 つーか、ホークスも、和田が復帰できない状態だし、先発がもっと盤石だったら、摂津と藤岡をリリーフに置いておければ最強なのに。杉内や大隣の後に藤岡が投げると、面白いほど空振してもらえる光景を2度見たので。
7月20日(月)

 出勤。
 昨日も実質、出勤したようなもんだし、三連休って何それ美味しいの?

 そーいや、先日美容院に行ったとき、美容師さんが「年に何度か月曜日を休みにして、月火と貴重な連休になるんですが、次回が9月だったので母親と温泉にでも行こうと思って手配したら、どこも満室だったので、なんで?と思ったら・・・・・・9月にも大型連休あるんですね、今年」と言うので、「あー、そういやありましたねえ」

 「私、この仕事しているから、連休とか全然楽しみにしてないので、知らなかったんです」
 「あー、私もそうですよー。何かハッピーマンデーじゃあああ!って思いますよ」

 と、大いに盛り上がりました。

 昨日の楽天のサヨナラは今期初だったらしい。(サヨナラやってなかったのうちだけだったらしい)
 サンスポの写真が一番出来がよかったです。
 http://www.sanspo.com/baseball/photos/090719/bsh0907191827001-p2.htm

 柳に飛びつこうとするカエルみたいなアリメの後ろ姿が超キュート。
 さらに、同じタイミングで宙に浮いている嶋との「イガグリ頭」のコラボがステキです。

 おや?今日もレイたんがホークス打線相手にがんばってる?
 攻撃のチャンスに鉄平凡退で、いやな流れになったのだが、案の定、先頭の多村に2塁打で、もうダメかと思いきや、続く3人を三振・・・・・・って、どこのマー君ですか?

 さらに、また先頭打者の山崎がソロムランだし(笑)
 「さっき、鉄平が凡退したのは、山崎の前にランナー溜めないためだったんだな」と評価されてます(笑)

 さて、昨日のバーベキューですが、いつも総務部で食材や箸とか紙コップなどを買い出しに行くのですが、総務部男子が全滅で(マスオさんはまた第二の故郷のサイパンに行ったらしい)、幹事の私が・・・・っていうか、部長が私に「じゃあ、今回はミヤノさんが仕切るように!」と命令するので、幹事権限で運転手を部長に任命させていただきました。

 買い出しするの初めてだったらしい。「どーすんの?何買うの?」とうるせーので「黙ってカート曳いてついてこい!」とリードしましたけど、ええと、その前に、会社で集合したのですが、私の服装を観て、「なんか、キマってるじゃん」とか言いやがる。

 会社では、スカートなので(座り仕事だから、そっちのほうがラク)、ジーンズ姿が珍しかったらしい。「そうですか?でも、オフだといっつもこんな格好ですけど?」
 部長ったら、やっぱしそいういう意味ではあんまし私に興味ないな(笑)
 だから、やりやすいんだけど。

 しかし「サングラスを頭にかけちゃって、オシャレじゃん」とか言われても、これはオシャレアイテムではなくて、紫外線と白内障予防措置です(笑)
 さらに、Tシャツは汗かいても快適なモンベルのだし、ジーパンに至っては、西友で買った、中年用のびるジーンズの特売で1400円だったんだのに、誉められても困る。

 そしたら先についてた育成枠のSさんが「ミヤノさん、ジーパンなんて、若いですねえ」と言うので「ええええ?そーなの?」と言ったら、部長が「S君、若いですねえじゃなくて、若いんだよ!」と見え透いたフォローするので、「Sさん、部長の私服観たことないのかもしれないけど、かなりチョイワル系で、こんなもんじゃないよ?」と教えたら、部長が「・・・・そうなんだよ、オレ、ゴルフに着ていくようなパンツ持ってなくて、ユニクロで買ってるんだよ」

 わかります。おシャレさんなので、ダサいスラックスなんて持ってないんだよね。ゴルフ場はジーンズ禁止だしね。

 そしたら続いて登場したE嬢もM嬢もジーンズ姿で「ほら、だから、みんなジーンズじゃん?バーベキューだから汚れてもいい格好にすると、こうなるんだって」とSさんに説明すると、今後はSさん、M嬢に向かって「Mさん、ジーンズだとなんだか子供っぽいですね」と言うので、「おい、君はあんまり女性の服装に意見しないほうがいいと思うぞ」と私が突っ込むと、部長も「今日はなんか、調子に乗ってねーか?」と、上司2名に激しく突っ込まれて、満足そうなSさんでした。

 そんなかんじで、先週は多忙のためか、かなりピリピリしていた部長でしたが、今日はノリノリで私との呼吸もピッタリ(笑)

 出入り業者さんが、スイカを差し入れしてくれたのだが、そのスイカがもの凄く大きくて、「これ、切るの私絶対無理」と思い、「スイカ切りたいんですどお、私、持つだけで精一杯なんで、TKさんなんとかしてください」とお願いすると、「まあ、これはたしかにしょーがねーな」という態度だったが、切らせてみると、あんだけデカいのに、けっこう見事にまっぷたつにしたので「えーーー、うまいじゃないですか!」と心の底から誉めることができた。

 部長も、ここまで上手くできるとは思っていなかったようで「ふふ、まあね」と自画自賛だったのだが、「仕事もこのくらいうまくいくといいのになあ」と余計なことを言うので、「あ、でも、こんな大きなスイカをこんだけ見事に切るなんて、今年一番の仕事かもしれませんよ?」と、さらに余計なことを言ってしまう私であった。

 でも、部長もご機嫌だったので「それ、マジ、シャレになりませんから(笑)」と言うだけだった。

 部長が大きく切ったスイカを私が小さく切って、仲良く共同作業しました。
 はあ、仕事でもこういうかんじでやれればいいんすけどねえ。

 そして、今日は休日だけど出勤していたら、部長が昼前に私服でやってきたので「どーしたんですか?」と聞いたら、昨日、会社の車を乗って帰ったので、戻しに来たのと、今週のゴルフコンペの調整の仕事があったらしい。

 私は、ずっとやろうと思っていたことを、やっと実行した。
 エビワカちゃんの席に置いてある、銀行オンライン専用機は、スペック要らないので古い機種を使っているのだが、数ヶ月前からファンの音がウルサいのは「こういうもんだから」と諦めていたのだが、先月くらいから、いよいよカタカタと鳴るようになって「これは一度、中を見てみないとなあ。掃除で済めばいいけど」と思っていたのである。

 中を開けてみて、ファンのあたりをエアダスターでブシブシすると、その風でファンが周り「ああ、やっぱ、カタカタ言うし」と雑音の原因は特定できたのだが、ブシブシしても治らないし・・・・、ここは昨日のスイカ采配で・・・・と思って、「こーゆーのってもう寿命ですかね?」と部長に相談してみた。

 采配的中。
 「このファン交換できれば・・・」
 「こんな古い機種の部品交換なんてできるんですか?」
 「いや、たぶん、同じ時期のマシンで、ゴミになってるやつがあれば・・・」

 部長がシステムに連絡してくれて、「古いのどっかに眠ってない?」と相談してくれて「サーバ室にそういうの転がってますよ」とのことで、部長とシステム部の若手でドナー探しに行ってくれた。

 しばらくして戻ってきたので「ドナー見つかりました?」と言ったら「ふふふ、あったよ」

 つーわけで、オンボロマシンでしたが、経理的には重要な振込専用機は、無事に臓器移植が成功して、「ええええ?これ、静かすぎますよ!」

 というわけで、内科の主治医の部長と、大学病院の外科部長みたいだったシステムのF君、ありがとーございました。おかげで、うちの子が・・・・・・

 しかし、今週末は、部長を転がしまくったな。
 うまくいくときには、うまくいくってだけですけど。
 こんなことでも、うまくいけばそれなりに楽しいわけで・・・・

 ・・・・・えっと、今日はなんと、楽天はマー君をクローザーにしました。前からマーはクローザー向きなんじゃと囁かれていたが、今日はみなさん凄いものをみてしまったようです。(わたしは観れてませんけど?)

 おかげで、永井先輩の勝ちキープ。

 もう、レイたんはマーの前で裸踊りでも披露してよし。

 オールスター前は、こんな珍事もあるのですね。
 でも、ここんとこ勝ちに恵まれない田中君だったので、セーブついたのが暑気払いになってくれれば・・・去年も北京五輪の前に広島でクローザーお試ししたっけ。先発岩隈だったっけ・・・・

 今日は早寝したかったのだが、これからスポーツニュースリレーしないといけないなあ。(自己責任)

 動画で観ることができたが、ほんと、江夏みたいだった(笑)

 江夏もマー君だったらよろこんで「江夏2世」と言えるんだろうな。
7月19日(日)

 今日は恒例の社長宅でのバーベキュー大会。
 ほんとは、5月下旬にやるはずだったのだが、インフルエンザ騒動で中止になって、そのまま初夏の部(年に2回、初夏と秋にやる)は中止にするのかと思いきや、いかにも猛暑が約束されたような今日にやることになったので、猛反発したのだが「でも、やりたいっていう人がいるし」って部長が言うので「だったら、やりたい人だけでやってくれーーーー!」と絶叫してしまいましたことよ。

 いつもだと土曜日にやるので、密かに出勤扱いにするのだが、日曜日だとさすがに出勤扱いにしにくいし、まったく、なんでこんなクソ暑いのに、バーベキューの幹事しないといけないのか、さっぱり納得できないが、休日なのにゴルフ接待みたいなもんだと思ってぐっと我慢。

 でも、やっぱり暑かった。

 しばらくバーベキューの幹事は勘弁してほしい。

 昨日は休んだけど(そんで吉見祭りで勝手に沈没していた)、明日は出勤なので、後片付けの最中にこっそり抜けてしまった。人は足りてたし、うまくサボるのも長続きの秘訣である。

 帰宅して「今日は岩隈さん登板なんだが、どうだったかしら?」とネットで試合結果チェックすると、「・・・・・・福盛3勝?」

 岩隈はやっぱりダメダメだったらしく、4回で降板して、延長戦になって、最後はリンデンがサヨナラ打だったらしい。勝ってよかったけど、ルーキーの藤原が何度が先発しても、まだ未勝利なのに、福盛が3勝っていうのがなんというか・・・・

 それよりも、昨日はですから「いいなあ、吉見×吉見」だったのだが、今日も中日が勝ったけど、3点差だったので、中日はパヤノ→河原→浅尾→岩瀬とリレーしていて、「なんで、私がいないときに!」と怒り心頭であるが、さらには岩瀬が劇場していて5凡ですって?

 しくしくしく・・・・

 3試合中2試合は、とっても観戦したかった試合だったのに、思いっきり貧乏クジをひいてしまったので、日頃の行いを反省することにした。でも、どこを反省すればいいのだろう?
7月18日(土)

 昨日は友人のことを散々愚痴ったけど、部長の逸話を書くときと同じで、別に嫌いなわけではありません。仲がいいけど、たまにムカつくこともあるってだけの話。

 でも、やっぱしちょっと気になるのは、ここ最近、友人Mの物言いが「いじわる」な感じになってきたことだ。
 加齢のせいなのか、心のビョーキのせいなのか、判断が難しいのであった。
 心のビョーキだとしても、私にはせいぜい野球観戦に誘って積極的に外出させるくらいしか、できることないし。あと、いじわるなこと言われてもじっと我慢とか。

 すごく不思議なのは、友人は他人に迷惑をかけることを極端に嫌うのだが、私をヘコますことは「他人に迷惑」にカウントされないのだろうか?

 球場で、ずっと「近所に出来たパン屋」の話をまくしたてたりするのだが、私は後ろの人が全く目の前で展開している野球に関係ない話をずっとしていると「何しに来たの?てゆーか、うるせーし」と思うと思うのだが(悪文すまん)、そういうのはやはり「他人に迷惑」にカウントされないのだろうか?

 そういえば、西武ドームで後ろに座った老夫婦が、それなりに楽天を応援するモードらしいが、あんまし選手は知らないみたいで、継投で有銘が出てきたときに「なんて読むんだ?」と戸惑っていた。「アリ・・・・ナ?」「いや、銘柄の銘だから、アリメイか?」と話し合っていたので、よっぽど後ろに振り向いて「アリメですっ」って教えてあげようと思ったのだが、それよりも「アリメなんだか今日はいいぞー!」と積極的にヤジって遠回しに読み方を教えたら、そのうち「このアリメっていうの、なかなかいいわね」という会話になったので、密かにガッツポーズ!

 「アリメは、オールスターでもガツガツとマウンド掘ってくれるのだろうか?」って大声で語ってみたので、オールスターに出るらしこともわかっていただけたら嬉しいです。

 ああ、今日は、北ほうほうは天気悪かったのね。釧路の日ハム戦も、仙台の楽天戦も中止だった。9連戦の貴重なお休みだ。(シーズン終盤に地獄のように詰まってくるのだが)

●親子ゲーム堪能

 そういえば、木曜日は、初めて親子ゲームを観たんです。仕事だとダブルヘッダーは地獄だが、趣味のことだと「わー、贅沢だ!」でした。

 水曜日だと、西武ドームで親子ゲームだったのだが、仕事の都合で休めなかったので、木曜日に休みとった。
 でも、そっちは13時から始まる2軍の試合は西武第二球場だったので「あまりにも暑かったら無理」と思っていたのだが、当日の朝はやっぱり暑かったけど、雲も出ていたので「1時下北集合で、2時半くらいに現地着」の予定で行くことにした。

 ああああああ!今日の横浜×中日って、先発が吉見吉見になってるーーーー!
 「今日は吉見が勝つよ」というお約束を球場で大声で言いたかった。

 今日のオーダー(笑)

右) 吉村(右) 0 0 0 0 .258 10
(二) 藤田(左) 0 0 0 0 .260 2
(左) 内川(右) 0 0 0 0 .307 11
(三) 村田(右) 0 0 0 0 .291 18
(一) 佐伯(左) 0 0 0 0 .278 6
(中) 下園(左) 0 0 0 0 .256 3
(捕) 新沼(右) 0 0 0 0 .180 1
(遊) 石川(左) 0 0 0 0 .254 0
(投) 吉見(左) 0 0 0 0 .333 0  ←注目!


今日の吉見対決で両ファンが納得する結果は?

1 :風吹けば名無し:2009/07/18(土) 17:46:35.80 ID:Hyvg3bhD
なんなんよ?

2 :風吹けば名無し:2009/07/18(土) 17:47:02.50 ID:ljhcOudo
吉見のホームラン

3 :風吹けば名無し:2009/07/18(土) 17:47:06.88 ID:uCLMLRJY
横浜唯一の得点が吉見のタイムリーで、中日吉見完投

4 :風吹けば名無し:2009/07/18(土) 17:48:45.67 ID:1yuw8rf8
勝 吉見
負 吉見
本塁打 吉見(吉見)


 西武の吉見捕手も入れてくださいとか(笑)
 (私はすでに、西武第二球場の俺達ブルペンで吉見捕手を発見してからずっと、吉見-吉見バッテリーを目論んでいる)
 なんで、プロ野球選手は、1000人もいないのに、3人も吉見がいるのだろう?

 つーか、実況板に吉見スレ立ち過ぎで、なんだか嬉しいし。

 試合始まる前に吉見吉見祭りで盛り上がり過ぎだ。

 吉見吉見に皆さん、軽くゲシュタルト崩壊してるらしい。

18時40分

 吉見ーーーーーー!なに、吉見にヒット打たれてるんじゃーーー!(ああ、楽しい)

18時45分
 わーーーーー!今度は先頭打者吉見がヒットーーーーー、さすが3割バッター!(てゆーか、これ、後で読むと何がなんだかわからんな)

 「【速報】吉見に打たれた吉見が吉見からヒットを打つ」かいうスレが立っていているが、他にも・・・・ 「吉見と吉見どこで差がついたか、吉見の違い、よしみ」
「吉見が吉見で吉見が吉見」

 「CBCラジオ
 アナ「今ようやく吉見が投球に入ります。この吉見も中日の吉見と同じバッティングセンスがある吉見です
 ピッチャー吉見吉見に投げた!」もうわけわかんねーw」

 そんなのを収集していたら、とうとうやっぱし「吉見吉見うるせーよ」というのが出てくるのまでお約束。

 あまりの吉見祭りに、ついついビールが進み、ちょっと酔っぱらって昼寝(立派に夜だけど)していたら、7回にとうとう吉見が持ちこたえられず・・・・あ、でも継投も失敗したのかなあ?もう少し吉見に任せてもよかったのかも。7回途中まで4安打で押さえてたとも言えるし。あれ?でも、7回はなんで2安打、2四球で4点も入ってるんだ?あ、真田のボークか!(笑)あーあ。すごいな、中日、5安打で5得点ですか。

 真夏の夜の吉見祭りは、やっぱし中日に軍配が上がったか。だから中日の吉見は嫌いだ(笑)

 でも、横浜の吉見の打率はおかげさまで.375になりました。

 さて、ヤクルトのほうは、今日も五十嵐が掴まって同点になった。

●親子ゲーム堪能

 木曜日の話が途中になっていた(笑)

 木曜日は30度を超す猛暑だったけど、「家にいても暑いし、せっかくだから2軍も観たい」ということで、試合は1時開始だったけど、2時半くらいには西武第二球場に着いた。

 丁度、先日2軍落ちしたばかりの乾いた菓子がブルペンで投球練習中だった。後でわかったのだが、先発は片山君だったらしい。観たかったなあ。

 その前日は、西武ドームでの親子ゲームだったこともあり、2軍の試合は、西武は故障で離脱している正捕手・細川が出ていたし、楽天も同じく故障からやっと復帰してきた高須が途中まで守備にもついていた。

 さすがに、西武第二球場でそんな豪華メンツが出るとも期待してなかったのだが、「うわ!細川、今日もキャッチャーやってる!」

 さすが、スター選手、貫禄十分でした。オーラが違うというかんじ。
 楽天の2番手投手の川井も、「おお、いい球投げるな」というかんじだった。
 1軍でもそれなりに結果残したし、やっぱし、前観たときとは雰囲気が違うよなあ。周囲の客も「あれ?川井って1軍にいた人でしょ?」って言っていたので、微妙に知名度上がってるし。岩隈さんと入れ替えで下に落ちたが、この調子だと、また後半戦、上に上がるチャンスはあるだろう。

 しかし、西武の打者・浅村が打席に立つと、楽天ベンチから「まず、先輩に挨拶しろよー!」というヤジが飛んだので「誰が誰の先輩?」と思ったのだが、楽天側ブルペンを鑑賞していたら、川井が浅村にホームラン打たれていて、ブルペンにいた井野捕手が「あーあ、後輩に打たれちゃったよ(笑)」と言ってるのが聴こえたので「ほお、浅村も大阪桐蔭か」とわかりました。

 西武のおかわり君とか、ロッテのツヨシの母校の名門である大阪桐蔭ですが、乾いた菓子さんの出身校でもある。浅村は大阪桐蔭卒の今年のルーキー。ふーん、ちなみに、阪神にトレードされた水田も大阪桐蔭出身だったんだ。

 午後3時くらいとはいえ、けっこう暑かったが、ちょうど雲がかかっていたので、けっこう快適に観戦できた。
 目の前で細川観られて嬉しかったし(あんな大きいものを去年ベニーは投げたんだと感慨深い)楽天のほうは、なんと高須がボールボーイしてるし(泣)

 高須は明らかに歩き方が変で、まだ足首が痛いのだろう。それなのに、バット拾いに行ってたりするので、「こんなベテランでも・・・・2軍落ちって厳しいなあ」と思う。後でわかったのだが、この日も高須はスタメンで前半出ており、交代した控え選手がボールボーイ当番だったので、そっちもそのまま交代したんだろうなあ。

 さらにゲームが進んで、高卒ルーキーの中川が引っ込んだら、中川が主にボールボーイやるようになったので安心した。でも、高須と中川が並んでボールボーイ席に座っているというのも、かなり不思議な光景だった。

 さて、試合のほうは、川井対細川の対決もあったりして、川井の後半戦に向けてのいい練習になったと思うが、(細川がいつ上がってくるのだろう?2軍であれだけできるのだから、もう少しかな?)そーいや、2軍では珍しく、ちょっと判定が微妙なプレーがあって、川井が投げた球が、打者に当たったように見えたし、そういう判定だったのだが、バットに当たってから体に当たったかもしれないので、楽天の松井監督がけっこう抗議していたのだが、審判が集まって協議している最中に、楽天の捕手、銀ちゃんが、そこに近づいていき「あれ?抗議に加わるのか?乱闘か?(笑)」と思っていたら、主審が腰にぶら下げているボールが入ってるバッグに後ろから手を突っ込み(中断中にキャッチボールする用のボールが欲しかったらしい)、主審がギョッと後ろを振り向いていた。

 銀ちゃん、声くらいかけろよーーーーー!スリみたいで、失礼だろーが、と私も思ったが、前にいた、楽天ファンの兄さん2名も「さすが銀次(笑)」と爆笑していた。

 楽天のブルペンはベテラン勢揃いで贅沢でした。
 川岸もいたよ。早く復帰してくれないかなあ。
 昨日はボロボロだったらしいが、この日は好投してた。試合後、記者に「なんで昨日はあんな悪かったのかさっぱりわからない。最近、そんな調子」と語っていた。まだ、しばらく調整が必要なのかね。

 西武の俺達牧場を観察しに行くと「太陽いたーーーー!」
 見事な茶髪で、なんか見た目的には馴染んでいるようだった。

 試合終わった後とか、平野と談笑しながら歩いていて、ちょうど背格好も髪型も似たかんじだったし(笑)、つーか平野って意外と体格よかったんだな。
 太陽が俺達牧場にすでに溶け込んでいたので、よかったです。

 2軍の試合が終わったのが4時前くらいで、終了後のサイン大会を眺めつつ、西武ドームに向かったのだが、リックさんが大勢の人にかこまれてサイン大会していたのがちょっと悲しかった。

 たくさん汗かいかたので、塩分補給のため、場外の屋台で沖縄ソバを食べてから中に入ると、「わーーーーーー!センター岩隈だ!今年初めて!」と外野席最前線にダッシュする私であった。

 岩隈登板よりも、登板無い日に守備練習しているときのほうが好きなんである。
 しかし、2球くらいセンターフライを捕球したあたりで、ベンチに戻ってしまった。岩隈の守備練習の華麗さで調子がわかるはずなんだが、2球くらいではわからん。でも、ちょっと動きが重いかなあ、やっぱ。去年はほんとに、蝶のように舞っていたから。

 その日は、西新宿のチケットショップで手に入れた「株主優待、内野指定席引換券」だったので、岩隈さんがベンチ前で記者に掴まっているのを観ると、「自分の席に急げーーーー!」と内野指定席に移動。ベンチ上のいい席がとれたのよ。ビバ平日。

 内野自由席だと、ネット際に溜まるのは禁止されている西武ドームだったが、指定席だと、神宮みたいに自由らしく、岩隈さんが記者と雑談しているのを真上から眺めることができた。生え際はヤバけと、頭頂部はまだ持ちそうだった(笑)

 この間の登板はダメダメだったけど、今週はどうかなあ?

 岩隈がベンチに引っ込んだので「あー頭頂部を観察しちゃったけど、岩隈さん間近で観られて幸せ」と席に戻ったのだが、今度は小坂の打撃練習が始まったので「こさっちだ!」とまたネット前に行こうとしたら、さすがの「座ったら微動だにしない」友人も「こさっち?私も行く!」とついてきたので、2人で仲良くネット際で小坂鑑賞しました。

 残念ながら、小坂はスタメンじゃなかったんだけど、最後に守備固めで出てきた。

 平日の西武ドームのビジター側内野は、やっぱ空いてていいね。
 そして、全然期待してなかったのに、長谷部が今年最高のピッチングで、勝利投手になってよかった。西武の西口のグダグダぶりも堪能できたし。

 試合後、またサラリーマンナイトをやっていた。スピードガン・コンテストが盛り上がっていた。靴脱いで、裸足の女子も数名参加していた。うーん、いいなあ、私もマウンドから投げてみたい。
 前に多摩川の河川敷を散歩中にテニスボールを拾って投げ返してあげようとしたら、あまりにもヘボい投球だったので、自分でも驚いた。今だとキャッチボールもまともにできないだろうね。左投げに挑戦しても同じかも。
7月17日(金)

●連勝阻止しちゃった

 昨日「明日は横浜スタジアムに行くのだが、横浜なんだか連勝中で、私が行ったら連勝ストップしたらやーね」と書いたが、予感的中してしまいました。
 それどころか「今季観戦した試合の中では最悪」というのか「最高にグダグダ」というのか、いくらグダグダ好きの私でも、「こりゃねーぜよ」な試合でした。

 それにしても、前回のヤクルト×中日のときもそうだったのだが、私がせっかく中日の中継ぎ陣を鑑賞しに行っているというのに、先発が絶好調で、さらに大量援護を貰ってしまうので、余裕の完投モードになってしまうのって・・・・・そーいや、去年も横浜スタジアムで中日戦を観たときも吉見好投(中日のほうね)と7点くらいの援護で「岩瀬出ない・・・」とヘコんでたっけ。
 落合は優勝を狙っているのなら、私に招待券を至急手配してもいいと思う。

 とにかく、前々回の登板ではわりかし好投したけど惜しくも勝ち星は逃がしたマストニーですが、前回で来日初勝利で「やっと調子が上がってきたか。せめて2回に1回くらいは試合作ってほしい」と思ったのですが、1勝で暗黒を封じ込めたのが今日爆発してしまったらしく、これでもか、これでもかってくらい試合ぶっ壊してくれました。

 そうなると、まさにパンドラの箱状態で、ジョンソンのエラーは仕様だが、他の選手も凡エラー連発で、さらに中日の守備陣にまで波及して、チェンが3安打で押さえたわりにはランナーが出ていてグダグダ感がさらに高まった。9時前には試合は終わったが、あのグダグダぶりでもわりと早い時間に終了したのは、チェンがいかにテンポよくナイスピッチだったということだろう。

 いやあ、チェンは凄かった。村田がジャストミートして当てて、客席はホームラン期待して歓声を上げているが、明らかに打球が伸びない。平凡な外野フライばっか。あと内野フライは異常に高くあがっていた(荒木が落球するくらい)。どんな魔法がかかっているのだろう?うちの長谷部に教えてくれない?左だし。

 横浜の方は、11点ビハインドで敗戦処理に工藤を出してきたが、中日のほうは「若手のチャンスターイム」になっていた。この間の神宮で「プロ初打席ホームラン」を打っていた福田も登場して、ヒット打っていた。横浜高校出身だったらしい。凱旋出場。

 もう途中で「こりゃ、多少点とられても、球数いかなければチェンが完投だ・・・」と観念。
 中日は昨日と一昨日、阪神相手にけっこう競ったゲームしていて、中継ぎ酷使しまくっていたのである。オールスター前の9連戦中だし、中継ぎを休ませるチャンスである。
 ううう、そんな日を引き当ててしまったのが悲しい。

 さて、試合は超グダグダでしたが、それに追い打ちをかけるように、前の席にいた家族が超グダグダだった。

 今日は珍しく友人Mが私より早く席についていたが(戸田に行ったときに寝坊して40分も遅刻したので、少し反省したらしい。よしよーし。野球観戦に励む影の理由の一つとして「ダメ友人の社会復帰の練習」というのがあるのだ)、私が席につくと、前の席に赤ちゃん連れの夫婦がいたので「あちゃー」と思った。

 友人はダメ家族に厳しいのだが、それゆえなのか、友人と一緒にいるとびっくりするくらいヒドいのを引き寄せているような気がしなくもないが、まあ、私一人だったら、あまり気にならないか、もしくはウザいので席を移動してしまうのだが、前に席の移動を提案したら「なんで、こんなダメな人たちのために私が動かないといけないの?」と凄まれたので、友人はダメな人に厳しいが、それは「ダメ男と別れられない」みたいなのと同じなのだ、と思うことにした。

 私にとっては試練だった。
 試合もヒドいが、目の前の家族もそれに負けないくらいヒドかった。

 だいたい、乳飲み子と3歳児連れて来る気持ちがさっぱり理解できない。赤ちゃんはムズがりまくっているし、3歳児は私が到着した6時半頃にはすでに飽きまくっていた。
 上の子がもう少し大きくて「野球見せてやりたいし、自分らも行きたいし」というのなら、無理矢理赤ちゃんまで連れてくる気持ちがわからんでもないが(って言うと、また友人に攻撃されるので言わないけど)、そういう場合、お母さんは赤ちゃんのお守りで、ほとんど席に座ってられないので「だったら家で留守番してればいいのに」って思うが、バカ家族ほど「全員で行動する」ってことに拘っているような印象がある。

 ちゃんとした家族だと、パパと小さい息子だけで来ていて、ママは興味が無いのか、下の子と留守番しているのだろう。あと、両親と子供一人だけだったら、夫婦で交互にロビーで子守りしていたりする。
 だいたい、子供なんて、じっと大人しく観戦しているわけないのだ。(って言うと、友人に「ちゃんと躾してから連れてくるべきだ」とか言われるけど、躾の賜物なのか知らんが、3時間くらいじっと座ってる友人のほうが変だと思うけど・・・・本人はそれで苦痛を感じないので、ウロチョロする気持ちが全く理解できないらしい)

 前の家族の3歳児がすっかり退屈して、動き回ろうとするのを若い母親(育児に疲れ切っているのか、ノーメイクだったので、10代に見えたくらい。そういうや、子だくさんのうちの大家さんところの奥さんも、子供が小さいときにはあんなだった。顔洗う暇もないというような感じ。何年か前くらいから、化粧して外出するようになった)が必死に引き戻すが、もうああなっちゃうと無理だし、目の前でウロチョロされて不愉快だったから、よっぽど「ロビーに出れば、着ぐるみが子供にサービスしているし、キッズスペースもあるから、そっち連れてけば?」って説教しようと思ったが、なかなか言えないまま、やっとその母親も「もう無理」と思ったらしく、子供を連れて、どっかに行ったので、あー、せいせいした、というか、あの状態じゃ、母親だって全然観戦できないんだから、さっさとそうすればいいのに。

 で、若い父親(でも、20代半ばくらいで、見かけはなんとかサラリーマンやってそうだったが)が赤ちゃんを抱いていたのだが、そっちもビービーむずかりっぱなしなのだが、父親のほうは野球が観たいのか、席を立って、どこかにあやしにいくとか考えないようだ。
 さらに、何か飲ませれば落ち着くのかと思ったのか、ペットボトルのお茶を飲ましてるし・・・・

 哺乳瓶が必要な乳児にペットボトルって?
 つーか、よけい泣いているんですけど?
 虐待?

 横で友人が「あーあ、かわいそう」と呟いていた。

 しばらくして、母と息子が帰ってきて、息子もロビーで遊んで落ち着いたのか、眠そうにしていて、そのうち寝てしまったのだと思うが、8時半くらいにやっと帰る気になっていたようなのだが、そしたら父親が息子を派手に持ち上げていたりして、息子のテンションを上げようとしていた。後で友人が「抱いて帰るの面倒だから、無理矢理起こしてたね」とボヤいていたが、ほんとそうなんだろう。

 試合が終わってから、私が口火を切って(先に言っておいたほうが、私に矛先が来ないということを学習した。私が先に怒っていると相手は「いや、まあ、あんなもんでしょ」と私を宥めるモードに入るらしい)「試合も酷かったが、あの家族も酷かったなあ、まさにシナジー」と嘆いてみた。そんで、「ハマスタに行くといっつも思うんだけどさあ。ああいう家族が存在するのはいいとして、そんで外野席にいるのならまだわかるが、なんであんな高い席にいるのかがさっぱりわからん」

 5500円もする席なので、2人で11000円だ。
 幼い子を2人も抱えた若い夫婦には相当な負担だろう。

 でも、まあ、フツーに考えれば、私と同じく「会社で貰った」とかなんだろうなあ・・・・って私が言うと、友人が「ああいう人にチケットをあげる会社のほうもどうかしている」と言うので「え?」

 「いや、うちの会社だって、希望者に抽選しているだけで、別に当選者が子持ちだとか関係ないけど?」
 「ミヤノのところはそうかもしれないけど、どっかから回ってきたチケットとか余ったチケットをあげるときに、その人に小さい子が2人もいたら、『君はやめたほうがいい』って思うでしょ?」

 えええ?
 友人もダメ試合とダメ家族のダブルパンチで相当機嫌が悪かったのだと思うが、私も同じくらい機嫌が悪かったので、いつもなら「はいはい」とスルーする程度のことなのに、猛反発してしまった(笑)

 チケットを上げる人の家族構成なんて考慮しないよ。それが遊園地とかだったら「君んちの子供はまだ無理じゃない?」くらい言うかもしれないけど、野球チケット欲しい人を募ったら、手を上げた男性がいたら、別にそんなこと考えないでしょ?他の同僚とか友達誘っていくことだってあるだろうし。

 そしたら友人は「チケットを上げる人も相手の事情を配慮してあげないと、子供があんな目に遭って気の毒」とか食い下がってくるので、「そりゃ、Mちゃんが今現在、乳児と3歳児の育児中だったら、例えチケット貰っても誘わないし、会社でも育児中の人が飲み会なんかに参加するときには、子供は大丈夫かなんて聞くことあるけど、男性に野球のチケット上げる場合に、家族の心配なんてしないでしょ?そりゃ、その人が子供連れて行くって言ったら、まだ小さいし、ファールボールも危ないからやめておけ、それに子供がどーせ飽きるから、まともに観戦できないよって教えてあげるけどさあ」って言ったら、友人もガス抜いて少し落ち着いたのか、それ以上は反論してこなかった。

 あー、まったく、なんでバカ家族のことで、うちらが口論しないといけないのじゃ。

 あと、非常に納得がいかなかったのだが、バカ父がファールボールをゲットしていたのだ。
 しかも飛んできた打球に飛びかかって、危うく自分の息子を押しつぶす勢いだった。思わず「おとなげねー」ってデカい声でヤジってしまいました。

 しかし、その後も私と友人はちょっと口論モードになってしまい、てゆーか、友人がまた定番の子供話を始めて、「ちゃんとした家族が連れている赤ちゃんだと後ろから構って、あやしてあげたりするけど、ああいうバカ家族にそれをやると、それでいいんだと思われそうだから、やらない」とか「子供を放置していると、こっちに構ってオーラ出してきたりするので、それを無視するのも辛いから、勘弁してほしい」と愚痴るので、「そもそも、Mちゃんは子供に興味持ち過ぎだよ」とつい言ってしまった。

 ですから、いつもなら「ふーん、そうなんだ、へえ」と聞き流しているのだが、ですから、私も機嫌が悪かったので「ダメな彼氏がいかにダメか」とまくしたてる友人に「だったら別れればいいじゃん?結局、好きなんでしょ?」と言ってしまったのと同じことをしてしまった。

 友人がちょっとムっとしていたので、「ああ、でも、私も、酔っぱらうと子供を構う癖があるけど(笑)、つい本気でプロレスごっこして、痣だらけになったり(笑)」と楽しい話に持って行こうとしたら、「ふ・・・そうやって、暴力の楽しさを覚えさせてしまうんだね」と冷笑されたので、カチンと来て、「プロレスごっこの何が悪い?」と、東横線の中で酔っぱらいの独身中年女性2人が大激論していたのでありました。あほらしすぎる。

 この話題、いっつも荒れるのだが、私は「子供はワンパクで当たり前。ちょっと乱暴な遊びをして痛い思いをしながら、いろいろ学ぶのさ」と思っているのだが、友人が育った環境だと、漁師町だったから粗暴な子はほんとに粗暴だったらしく、かなりトラウマになっているようで、「プロレスごっこが行き過ぎて、脱臼したとか(笑)」なんて、私にとっては子供時代の楽しい想い出話なのだが、「怪我させるようなことやってて、なんで周囲は止めないのだ!」とか「それはイジめじゃん!」とかマジ切れされても・・・・

 私の言うことをなにもかも否定したくなったらしく、「うちの学校ではそんな乱暴なことする子はいなかった」と主張するので、それに反論する気もないが、ああそうですか、では収まらない気分だったので「でも、プロレス技かける遊びは流行ってなかった?」と言ってみると記憶にないと言うので「でも、うちらが小学生の頃は、普通にゴールでタイプでプロレスやってたんだけどなあ?そうそう、女子プロの人気も凄くて、ビューティーペアとか大人気だったじゃん」と言うと、少し思い出したらしく「たしかに、少しはやっていたかもしれないけど、でも、せいぜい寝技くらいだった」と軌道修正した。

 そのあたりで、2人とも試合とバカ家族の怒りと酔いが覚めてきたので、和やかに雑談していたのだが、友人が前に何度か仕事で行ったモロッコのタンジールの話になり、イスラム文化の話になったのだが、旅行者としては「持てる者は持てない物にバラ撒くのが美徳。だから、ちょーだい」という文化にはなかなか馴染まないという話から、日本人駐在員は、家政婦が家の物を勝ってに持ち帰ったりするのに頭を悩ませるらしいなんて話になった。

 「人の物を勝手に持って帰ってはいけない。それは盗みです」という文化で育っているので、なかなか理解できないが、私が「あえて、日本で近いものを探すと、『ビニール傘は天下の回りもの』かな?会社の傘置き場に置いてあったビニール傘がなくなって、ギャーギャー怒っている人がいると、何を怒ってるの?なんだかダサいみたいな?」と言うと「・・・・まあ、そういう考え方があるのはわかるけど、傘を盗まれた人が、どんな気持ちになるか・・・・私だって大事な傘を何度やられたか!」って眉を潜めていたが、あのー、私、日本のビニール傘文化の話をしているのであって・・・・

 「でも、ビニル傘はオッケーということになると、傘はオッケーということになりかねないし」って言いたいことはわかるけど・・・・・

 つーわけで、またしてもネガ・モードの友人との口論に疲れ果てたので、ここでこっそりと愚痴らせていただきました(笑)

 しっかし、ストレス溜まってそうだから、ほんと、いーかげんに働いてくれって思うのだが、なかなかその気にならないなあ。
 もっと言ってあげたほうがいいのだろうか?
 ほんと、友人がハマスタのマナーの悪い客を「ふん、底辺ってしょうもないよね」と斬り捨てるたびに「でも、無職のあなただって・・・・」と言いたくなってしまうが、それはさすがに言えないし。

 仕事してないせいなのか、なんか変な方向で最善を尽くそうとするの。
 試合終わった時間が早かったので、三茶で一杯飲もうとしたのだが、私が「チェーン居酒屋でいいよ」と提案したのに、「ちょっと行ってみたい店がある」と行ってみたら、鮮魚が売りの居酒屋で「ここでも別にいいけど、私あんましもう食べられないけど?Mちゃんが食べられるんだったら、私は味見程度に付き合うけど?」と言ったら、「うーん、私もそんなお腹空いてないな」

 実は西武ドームの帰りにも下北で一杯ひっかけようということになったのだが、私が「イギリスパブでビールでの飲む?」と提案したのに、「行ってみたい店がある」と連れていかれたのが、チロル料理の店だった。

 チロルってどこ?って感じだが、イタリアとスイスの間くらいなのかねえ?けっこう東欧料理っぽいのもあるみたいだった。いろいろ混ざった地域なんだろう。

 で、友人は食べ物に大変興味があるので、メニューみながら「へえ、○○○がある」「それって何?」「ハンガリーだかの肉の煮込みで・・・・」などと説明されたが、「私はよくわからんし、それほどお腹も空いてないので、味見程度で」と言ったのだが、友人もあんま食欲なかったらしく、結局、頼んだのは生ハムだけだった。

 夜の11時に、ちょっと1杯ひっかける店なんて、チェーン居酒屋で充分だと思うのだが、なんか素直に言うこときいてくれないんだよなあ。
 なんか、ちゃんと吟味しないと気が済まないみたい。
 そんで、「昨日だって、そうだったんだし、食べられないのに美味しそうな店入ってもさあ」と説得すると「そうだね」とやっと納得してくれたのだが、チェーン居酒屋が3軒ほど並ぶところに来たら、どこにしようかまた吟味しまくってるし(笑)

 なんでもいーから、早くビール飲もうよ!

 やっと客引きの兄ちゃんに長々と質問したあげく、その子が「新人なもんで、よくわからなくてすいません」と奥ゆかしい態度だったのが気に入ったみたいで、その店に入ったのだが、とりあえずビールをオーダーして、食べ物は「だから、私は味見程度でいいから、好きなもん頼めば?」と突き放したら「山芋のお好み焼きと豚キムチのどっちがいい?」

 イラっとするが、彼女は自分が「選ぶのが好き」なので、よかれと思って私に選択肢を与えているのだ。と、「だから私はなんでもいいと言ってるでしょ!」と言いたいのをじっと我慢。

 そしたら、「私も別にそんなに食べたいわけでもないんだよねえ?じゃあ、漬け物盛り合わせにするか・・・・」ああ、なんだかすごく無駄な会議みたい。結果よりも、結論に至るまでにいかに時間をかけるかが重要みたいな。

 問題は、友人が自分のダメさ加減に自分で気がついているのかどうかということである。

 もしかしたら、それに潜在的に気がつきすぎているので、ダメな人に注目し、そのダメさ加減を語ることでバランスをとっているのかもしれない。

7月16日(木)

 長谷部の5勝目を観戦。
 5勝の内、2勝に立ち会っているので、長谷部は私になにか奢ってもいいと思う。ビール1杯でいいから。合コンは要りません(笑)
 今日は今年最高の出来だったなあ。運に助けられたのも大きいけど。

 あと、西武の西口は個人的にはオープン戦も含めて、3戦3敗なので(対ヤクルト、ソフトバンク、楽天)ああ、去年から数えると4戦4敗なので、文句あるならビールくらい奢るから(笑)
 でも、私、ほんとにほんとに西口は大好きなのよ。あの大人の渋いグダグダさをほんと心から愛している。吉見と並んで「うちに欲しい」と思っている。

 今日は西口にしても長谷部にしてもホームランでしか失点してなくて、両チームとも継投がピシャリと(?でもなかったけど)押さえたので、炎上マニアとしては物たらなかった。

 明日は横浜スタジアムに行くのだが、横浜なんだか連勝中で、私が行ったら連勝ストップしたらやーね。中日・チェンの無援護属性を鑑賞できるかな?(他人ごとだと、とてもお気楽である)

 
 
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