可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

6月30日(火)

 吉見(横浜←中日にもピッチャー吉見というのがおりまして)が先発だったけど、立ち上がりを叩かれて2失点していたけど、さっき帰宅して途中経過観たら、横浜が逆転していた。しかも、打点にはならなったがヒットも打っていて、これで打率333!よーし、裏は吉見の打席が回ってくるぜ!と、中継を観てないのにワクワクしていたら、6回表で三振とった後に交代?
 1点差なのにぃ、継投で逃げるつもりなの?ヤクルトの中継ぎとは違うんだけどなあ。せめて後1イニングは引っ張ったほうが、まだマシだったのでは?それに、せめて打席を回してから・・・・・
 まだ、途中なので田代采配が吉となったか凶と出たかはお楽しみ。

 でも、今日の出来だと、マストニー(昨日はやっとそこそこの内容だったけど、惜しくも勝ちを逃した)やウォーランドよりは相当マシなので、しばらく先発ローテなのかもな。

●今日のマスオさん

 ちがった。昨日のマスオさんだった。まあ、どうでもいいか。
 昨日の夕方、部長が突然、「○○銀行のキャッシュカード持ってる人!」とフロア全員に向かって叫んだ。
 なんだかわからんが、とりあえず「持ってます・・・けど?」と3人ほど名乗りを上げた。
 その銀行はメガバンクじゃないけど、地元銀行なので、けっこう口座持ってる人がいるようだ。
 でも、いったい、何の話?と思っていると、部長が「そのカードってICチップ付き?」と言うので、マスオさんが「オレのはそうですけど?」「どれどれ、見せてよ・・・」と、部長はいったい何をしたいのだろうか?その銀行の口座を持ってない私(神奈川県民でもないし、出身地でもないから)は華麗にスルーしつつも、横目で成り行きを見守っていると(適度なタイミングで部長に鋭い突っ込みを入れるのが私の役目だから)電話が成り、エビワカちゃんが出たのだが「○○銀行のSさんですけど?」と私宛。

 何の用じゃろ?ああ、そうか、先週、支店長連れて、ちょっとしたお願いに来たから、その経過伺いじゃろ、と思って電話に出ると・・・・

 「ミヤノさんって、うちの銀行に口座お持ちじゃないですよね?」
 「ええ、はい・・・・」
 「あのー、お願いなんですが、口座と、あとキャッシュカード作っていただけませんか?」
 「はあ?今その話題で持ち切りなんですけど、なんで、こっちもそっちも○○銀行のキャッシュカードの話題なわけ?」

 と、イケメン担当者(岡田准系。既婚者であるが、それよりも、「私が今まで出会った銀行員の中では最も美形」、あくまでも「銀行員の中では」ではあるが。でも、ちょっとだけ心のオアシスにしているのは事実。)を問い詰めると「あのー、さっきTK部長にもお願いしたときに、ミヤノさんにも同じお願いしてもいいかとお伺いしたところ、それを受けるかは個人の自由だから、話すだけだったらどーぞと言われまして・・・」とクドクド説明してくれたが、あちゃー、部長もこのコの魔法にかかったな。

 親会社の経理部長も、なんとなくこいつに転がされていたのである。
 2年ほど前「ボク、今度の決算で融資のノルマを達成できないと、箱根送りなんですぅ」と泣きついて、「うーむ、うちでは無理だが、子会社だとやってもらえるかもしれない」と、そのイケメン君を率いて、うちの社長と私を前に「まあ、どうにかよろしく」と言うもんだから、「そりゃ、親会社の経理部長F氏のお願いだったら、どーにかするけど、でも、なんでFさん、このイケメン小僧のいいなりなの?」と首を傾げた。

 私が尊敬するF氏にホモ疑惑が湧くのを阻止しなければと思い、私は過剰に「あのコ、イケメンっすよねえ」と騒いでみたので、その後、なんとなく、「ミヤノさんのお気に入り」という雰囲気になり、丸く収まっていたのだが、銀行対応を苦手とするTK部長には「顔がいいだけのアンちゃんですから、話やすいでしょ?」と、「取引銀行との付き合い方」の練習として、積極的にそのコと会わせていたのだが、そしたらイマドキ珍しい「カード作って大作戦営業」(メガバンクはもうやらなくなった。残高ほぼゼロの口座を死ぬほど抱えてたほうが手間がかかることにやっと気がついた)に乗ってしまい、フロアで宣伝していたらしいのだ。

 なんだかよくわからんが、昔はそういう営業作戦によく協力したので「いいよ、口座作ってあげるよ」と快諾したが、その電話の後、部長に「そーゆー話があったのなら、先に私に言ってくださいよ。あっちでも、こっちでもICチップキャッシュカードの話しているから、いったいなんのこっちゃって思いましたよ」と素直に意見した。

 でも、なにしろ部長も同じ年なので、若い頃には出入りの銀行員とか、大学の先輩で銀行に勤めた人から「口座作ってプリーズ」なお願いされたことは多かったようで「こういう営業、イマドキ珍しいっすよね?」という雑談で軽く盛り上がっていた。

 ある銀行では、新入社員に「新規口座獲得数」を競わせていたので、みんな大学にやってきて後輩に口座作ってもらっていたもんなあ。その競争で上位穫った人が出世する伝説があったようで、あの先輩も「オレ、支店長・・・いや、それ以上を狙ってるから」と鼻息も荒かった。
 バブル前夜の話である。

 ええと、話が長くなってしまったが、ここまでは単なる前振りで、私が職業文筆家だったら、ここまでを3行でまとめないとプロ失格だろう。

 そんなわけで、イケメン銀行員のボクちゃんに私と部長は協力することになったのだが、2人で「まあ、こういうのはしょーがないよな」と、まとめにかかったところに、マスオさんが、いきなり口を挟んできた。



 「そういう、小さな恩は売っておいたほうがいいって、本に書いてありましたよ」



 「おまえさん、ロクな本読んでないな(笑)」と私が即効で突っ込むと、部長も「おまえが読んでそーな本、想像つくぞwwwwwww」

 ああ、私がバカにしているような本をマスオさんは真剣に読んでるんだろうなあ、ということが、わかっていたけど、明文化されちまったという瞬間でした。「できる人の仕事術」とかそういうのですよねえ?
 しかも、そういう本から得た知識を真顔で披露してくださったあたりが、最高にステキでした。そもそも「小さい恩は売っておいたほうがいい」って、本から学ぶ知識なのか?自分で気がつけよwwwwww

 2ちゃんとかで、30分くらいの間だけ大炎上して、瞬間な祭りの大スターになる人の実像を観た気分になったので、いいものを観た。

 ヤクルト×横浜、途中経過。
 横浜の継投は奇跡的に押さえているけど、ヤクルトも1点差だから松岡→五十嵐で応戦。ここでイムさん浪費すんの?またセーブつかないので悲しいのだが。

●高周波モーツアルト

 親会社の社長が怪しい(私にとって)セミナー好きなので、私にとっては「笑いどころ満載」で嬉しいときもあり「こんなんで私の給料はちゃんと支払われるのだろうか」とマジに憂鬱になるときも多いのだが、先週からの「はあ、なんだか、今の私って、全てに無感動で、ちょっとつまらんわ」な気分のときに、ぶちかましてもらって嬉しかったです。

 自分の願望としては「自分が心酔できる美しいものだけに囲まれていたい」、という乙女チックな願望がありますけど、そうはいかないのが世間というもの。でも、自分の美意識が破壊されるときこそが「生きる喜び」でもあることは、納得できないけど、なんとなく学習している。

 「馴れ合い」とか「予定調和」の世界はやっぱ面白くないですよね。
 「なんだ、ごりゃあ!ぜんぜんわからんわい!」と拳を振り上げる瞬間こそ幸せなわけです。と、私は思ってます。

 そういう意味では、ネズミーランドとかマイケル・ジャクソンは「まあ、よく出来てるとは思うけど、こんだけの圧倒的な支持されるほどのもんなの?」という微妙な感じなので、ついつい心を閉ざしてしまいがちですが、ああいうのは「今日のイチロー」みたいなもんなんでしょ。

 最近の「今日のイチロー」報道は、なんだか「今日の外国為替市場」みたいなことになってるようです。NHKもそういうノリだし。

 イチローの打率なんて、どーでもいーじゃん、と思いますが、よく考えてみれば、多くの一般市民にとってはドル相場も日経平均もどーでもいいことなのでした。そういのより、やや生活に関わってくる天気予報の後に、「今日の平均株価と為替相場とイチローの打率」が早口でアナウンスされるわけです。

 みんなが、そんなにイチローに関心あるとも思えないんだけど、「今年の株価はどうなるんだろうか?」っていうのと「今年のイチローは200安打やりそうかな?」って気分は、お茶の間的には同じ程度の関心であることが、なんとなくわかったつもりになっている。

 ええと、何の話でしたっけ?

 そうそう、親会社から全社員(子会社も含む)に発信された、社内セミナーの案内に大爆笑したんですよ。

 聴覚訓練で脳内活性とかで、その内容が「高周波モーツアルト」だったんです。

 私の頭の中では、フィガロの結婚を歌いまくる(アリアの名前とか無教養なんでわかりません)コウモリの集団が乱舞して・・・・

 あり?コウモリは超音波でしたっけ?

 高周波と超音波って何が違うの?

 ネットで「高周波モーツアルト」で検索してみると、「モーツアルトの曲の高周波なところがいいらしい」という説らしい。最近、テレビでもやったらしく、けっこうひかかってきました。

 でも、その意見に難癖つけてるクラシック・ファンが「モーツアルトが健康にいいのなら、なんで、モーツアルト自身は若死にしたんじゃ」と言っているのが超おかしい。

 そのとーりでございます(笑)

 うわ、横浜、勝ったよ。吉見一勝おめ!

 モーツアルトの曲がなぜ健康にいいかというと、その高周波が根拠らしいが、高周波が実現できたのは、楽器の改良にあるみたいで、モーツアルトの時代にではありえなかったことらしい。
 これって、クラシック・ファンには微妙な問題で、「当時より、そうとう楽器は進歩しているのに、当時のスコアのままでは・・・」という話はよく聞く。指揮者によっては「今だったら、こうなるだろう」というスコアでやろうとするらしい。

 私はあんまりモーツアルトが好きじゃないというか、クラシック・ファンじゃなくて、単なる「グールド・ファン」なので、グールドがあんましモーツアルト演奏しなかったので、そいうことになってるだけのなのですが、でもどっちかというとモーツアルトよりもベートーベンが好きなので、ああ、よかった、脳の活性化にベートーベンが絡んでなくて(笑)

 牛にベートーベン聴かせていたら、ヘコんでたろうに。

 モーツアルトが、そっち方面を吸い取っていただいているので、けっこう助かってます。マイケル・ジャソンも、そっち方面で評価されればいいね。

6月29日(月)

 ここんとこテンション低くて、日記もまばらなのでありました。

 いや、別に鬱気味ってわけでもなく、でも、全般的になんだか無感動なかんじなのでありました。ある意味、落ち着いていた、とも言える。
 プロ野球が休みだったので、テンション下がっただけかも(笑)

 自分がそういう精神状態のときに、ジャイケル・マクソンさんのことがテレビで流れていても「これは、元々全く感心がないのか、それとも、今こういう精神状態だから、心が1ミリも動かないのだろうか?」と少々考えてしまいます。
 ダイアナ妃のときには、けっこう動揺したんだけどなあ・・・・
 でも、交通事故だったし、びっくりしたしなあ。それに「この人の人生は、これからだな」と思っていたので、ほんと気の毒だと思ったし。

 まあ、自分がマイケルの死に無感動なのは、自分の中でのマイケルがネズミーランドみたいなもんだからだろう。ネズミーランドが突然閉鎖しても「ああ、そうなんだ、へー」くらいだと思うし。

 それでも、才能と金に恵まれたのに、あんま幸せそうに見えなかったあたりは(本当のところはわからんけど)貧乏人にさらに夢と希望・・・・というか、夢と希望の裏側に気がつかせてくれるというか・・・・・

 さて、またテンション下がってきたが、お肌の曲がり角はとうに過ぎたが、いよいよ体の曲がり角がやってきたらしい。

 先日受けた健康診断の結果が散々だったのですよ。

 まあ、今までが「どーして、こんな乱れた生活してて、こんないい数値?」という奇跡だったのだろう。持ち前の(祖父母の3/4は天寿を全うした優良遺伝子保持)健康な体をやっと人並みに落としたらしい。

 元々、尿タンパクは+−で微妙だったのだが、とうとう+を弾き出して「要・再検査」をゲト。

 しかも、3年振りにやってみた胃のレントゲンでは「ポリープあり」とのこと。

 はあ・・・・遺言書でも書いておこうか。

 同世代の皆様は、ほとんど健康診断の結果に心を砕かれており、うちの部長も「中性脂肪が高いって、どーすりゃいいんだよ!」と絶叫していた。
 40年も生きていれば、どっかしら異常が出るさ。

 あー、しかし再検査はショックだなあ。
 健康診断の前日に、西武第二球場に行って、けっこう疲れた後、友人とご飯食べて、けっこうビールをガブ飲みしていたので、それのせいだとは思うけど。20代のときにも、尿酸値でひっかかったことがあったが、「引っ越しした翌日に健康診断はやっぱよくなかったかも」と思ったっけ。

 ただでさえテンション低かったのに、健康診断の結果でさらにテンション下がりまくりで、精神的に低血圧状態ですが、「ファン投票でイムさんが選ばれた!」というので、少し光りが差しました。

 でも、開催地の日ハムと広島の組織票すごいね。いつもこうなのか?(オールスターのファン投票をやったこともないし、あまり感心がなかった)

 しかし、稲葉がダントツの50万票弱を集めてしまい、私の心配事である「稲葉が国会議員になってしまったらどうしよう」が再燃。自民党や民主党の首脳陣の皆様、オールスター投票は1人一票じゃなくて「1人、一日一票」ですから勘違いしないように。

 うちの穴堀職人の有銘が、中継ぎ部門で13万票も獲得してるし、西武の大沼が11万票なんですぜ。でも、中継ぎ部門は、ホークスの摂津が1位だったから、組織票の中でも、大衆の良心を感じる。

 あと、草野が選ばれたのが、もう、なんと言ってよいのやら・・・・・こーなったら首位打者穫ってしまえ、と思う。(今は首位打者だけど・・・・まだシーズンは長い)
 2年前、山崎がまさかのホームラン王になったときには「働くおっさん」として、けっこう全国区になったが、草野が首位打者になったら、それくらいの騒ぎになるだろう。もう、すでにけっこう取材が殺到していたけど。

 はあ・・・私がマイケル・ジャクソンだったら、きっと、ネバーランド建設してないで、野球チーム買収していたなあ。あの金で何が買えたか・・・・・、と別の意味で無駄遣いを夢想して、1人笑いして楽しそうな貧乏人の私であった。


6月27日(土)

 マイケル・ジャクソンが亡くなった。

 同級生でも熱狂的ファンは多かったし、うちの6歳下の妹も小学生だか中学生の頃はそうだったけど、私はそれほど思い入れはない。

 ただ、MTV時代を象徴した人だということだけで・・・・・

 それよりも、同世代(学年が一つ上)の部長が「マイケル・ジャクソン、死んじゃったね」と会社で言ったので、「もしかしたら、部長世代の男子的にはファラ・フォーセットさん死去のほうが重いのでは?」と言ってみたら、「え?マジ?だって、ライアン・オニールと、とうとう結婚するんじゃなかったの?」

 あーやっぱし、変に詳しいし(笑)

 マイケル・ジャクソンに思い入れはないけど、ジャクソン・ファイブ時代は、やっぱ、凄かったよなあ。マイケル自身も、「声変わりする前が絶頂期」ってわかっていたのではないだろうか。

 その後の「大人になんてなりたくねー」な人生を思うと、なんだか切ない。「スリラー」で大成功しちゃったのが、後で考えてみれば、よくなかったのかも。


6月26日(金)

 ううう、岩隈さんが、また違和隈さんに・・・・

●僕達?

 今期、中継ぎがグダグダの西武は、とうとうヤマジュンを上げました。

 えー?アレを?と思ったが、先日ファームの試合で観て「このコは、ルックスはかなりいいな」と目はつけていたんだけど・・・・

 あんとき、先発が木村で、継投がヤマジュンだったのだが、投球的には木村のほうがよかったと思うんだけど、その2名を秤にかけた結果、ヤマジュンにしたらしい。
 そしたらさっそく、涌井好投で10-1の9回の表で一軍デビュー。

 ホークスのクリーンナップとはいえ、5連続安打浴びて、3失点でノックアウト。

 あー、やっぱダメだったか。

 西武ファンの皆様も「顔はイケメン」ということに気がついたようだが、あまりのフルボッコぶりに「都市伝説のままでよかったな」と溜め息をついていた。都市伝説だったんですか?

 そんで、どーやら「俺達にもなってねーじゃん」という烙印を押されていたが、どーやら俺達以下というのは「僕達」と称されるらしい。あー、そんな感じ。
6月25日(木)

●「野球の国」奥田英朗

 昨日はけっこう否定的なことを書いたが、野球の本というよりも「1人で、ドンデモないところまで遠征に行ってしまう変な小説家」による「オレってさ・・・」なエッセイだと思えば、けっこう楽しめる本でした。

 ただ、いちいち服装を説明するのが理解不能。ブランド名が私にはわからんし。リーバイス501くらいはわかるけど、CPカンパニーのジャケットに靴はクラークスのナタリー(何度も出てきたが覚えられないので本を開いて書き写しました)って言われても・・・・
 なんだろう?ファッション雑誌にでも連載されてたエッセイなんだろうか?

 そりゃ、野球観に行くときでも、服装はヨージ・ヤマモトを貫くとかだったら、笑えるけどさ。

 ああ、また悪口書いてるし(笑)
 そういつもりじゃなくて、「台湾編」は実によかったと言いたかったのだ。
 台湾で、ホークスとオリックスの試合なんてやってたんですね。

 白熱したいい試合だったみたいで、読んでいて羨ましくなったさ。
 そして、その翌日観に行った台湾のプロ野球の試合との落差も凄い。5回を過ぎたら、客席無料開放ってのがさらに凄すぎる。台湾プロ野球は、今、けっこう大変な時期らしいけど、その後、どうなっただろう?

 でもいいなあ。私も時間と金があれば、この人みたいに地方球場を巡る旅をしてみたいものだ。でも、今は西武第二球場へのブラリ旅でけっこう満足してるから、それでいいか。
 今年の目標は戸田なんだけど、なかなか行けないまま7月になってしまう。2軍の試合は、デーゲームだから7月、8月はかなり厳しいのである。

 んー、でも、定年まで勤め上げられるかどうかわからないけど、無事に年金暮らしの老人になれたら、2軍球場のそばに住みたい。そして、連日通い詰める名物おばーちゃんになり、選手に一目置かれてみたいものである。「あのばーちゃんにサイン求められた人は、一軍で活躍するらしいよ?」とか(笑)

 なので2軍の若手たちは、私の周りをソワソワと通り過ぎるのである。

 いいなあ、それ。

 今日の吉見。富士額ブラザーズや!

 交流戦、最後の試合の後、NHKのスポーツニュースは三浦を取り上げていたのだが、でも炎上しちゃったんだけど・・・・(NHK的には、横浜で唯一頑張っている番長の勝利を狙っていたものと思われ)

 でも、番長が投手陣を率いて、食事している風景が映り、そこにちゃっかり吉見がいたのを私は見逃さなかった。てゆーか「よ・し、みーーーーー!」とNHKでちょっと見切れたので、思わずガッツポーズ。ほんと、私、バカだ。と思ったと、日記には書いておこう。

6月24日(水)

 なんと3ヶ月ぶりくらいに「燃えないゴミ」を捨てることができた。

 だって、4月からだっけ?不燃ゴミが隔週になってしまった(隔週でペットボトル回収)ので、「えーと、今日はどっちだっけ?」と迷ってしまい、なかなか出せなかったのだ。プラスチックが可燃ゴミ扱いになったので、不燃ゴミは微々たるものだったかし、腐敗しないから温存できたんだけどね。

 さて、野球が休みで寂しいですが、またイムさん研究に励みました。

 ヤクルト名物になった「サヨナラ・ミルージュ掛け」ですが(他チームだとペットボトルの水をサヨナラを決めた打者にかけて「手荒い歓迎」するのだが、ヤクルトは親会社の清涼飲料水をかけることになったらしい)、ファンが撮影した写真から、それにイムさんもちゃっかり加わっていたことが判明した
 さらに・・・・・・(ユニフォームを捲られた福地に手を差し伸べて、ユニフォームを整えるつば九郎がまるでお母さんみたいだ)

 自分が望むものが簡単に(いや、これを見つけるまでに随分時間を浪費してますけど)手に入るって素晴らしい。

 昨日は「すぽると」で交流戦特集らしく、巻頭が「好調ヤクルト特集」だという噂だったので、平日には珍しく夜更かしして観てみました。
 イムさんのインタビューもあったので大満足だったが、WBCでの話のときに流れるBGMの「絵に描いたような物悲しさ」に笑った。
http://www.youtube.com/watch?v=WZrdCboEbhM

●野球の国

 しばらくSF系ばっか読んでいたが、その合間に上司から借りたというか、上司というか役員氏が「読む?」と押し付けた本があった。
 その人は、いつも何か読んでる人で、何回かそんなふうに「よかったら読む?」と言われて、彼のおすすめを読んでみたことがあるのだが、最低が「流星の絆」だったくらいで、他はまあまあだった。暇つぶしとしては。ほとんどが日本のミステリー小説だったし。

 宮部みゆきか、高村薫くらいしか、そのジャンルでは自ら読もうとしないので、たまには他人のお奨めを読んでみるのも楽しいけど、まあ、言っちゃ悪いけど「この程度ですか、やっぱ」と思ってしまう。でも、彼が読書に求めるものは「気楽な暇つぶし」のようだし、それ以上でもそれ以下でもないあたりをきちんとキープしている姿勢は評価できるかも。要するに「読書で人生変わるとか、勉強になるとか、そーゆー余計なことは全く考えてない」ってあたりには非常に好感が持てるのだ。

 好きなの読めばいいじゃんね?音楽と同じじゃん?私はラップ系、というか日本のラップ系が苦手だし、日本の歌姫は全滅であるが、だからって、そういうの好きな人よりもクラシック好きな人のほうが「程度が高い」とか思いませんよ。
 まあ、SF好きが、ジャズ好きとイメージが重なるくらいなもんで、どっちがより高尚かって話でもないし。

 話が逸れたが、上司が貸してくれた本は、文庫本の上下巻で「邪魔」という本だった。
 長距離通勤者ゆえに、やはりけっこう文庫本を制覇している同僚T氏と役員氏がライトノベル談義していたときに、役員氏がT氏に奨めた本らしい。それでT氏は、部下としての立場もあってなのかしらないけど「面白かったです。あっという間に読んでしまいました」と言っていたので(通勤、片道2時間ですから、そりゃ、あっという間でしょう)、その話をしているときに、たまたま私もいたので「その本知りません」とホントーのこと言ったら、「じゃ、読んでみる?」と押し付けられたのである。

 まあ・・・・まあまあだった。(笑)
 作者の奥田英朗という人は、広告業界出身で、けっこう売れっ子作家になったらしい。

 私の片道40分通勤だと、読むのに3日間かかったけど、いい暇潰しにはなった。でも、ちょっと、痛い話なんだけど・・・つーか、痛い話にするなら、もっと激痛に走らないとなあ。でも、書いてるほうは、これでも、けっこう激痛だと思ってるんだろうなあ。

 でも、ディティールはけっこう上手いというかソツがなくて、パート従業員が巻き込まれる労使紛争を取り巻くというか、演出する左な活動組織とか、警察も企業もヤクザも結局、組織な雰囲気は同じで、「組織の中で、自分は・・・・」っていう、ありきたりなテーマとか、そこにちょっとシックス・センスな「重要な人物が実はただの脳内・・・・」という「ふーん?」っていう展開もありーの、全体的に「野沢尚の小説よりはマシ」という感じでした。

 私は野沢尚の脚本は、かなーり評価していたんだけど、小説だとねえ?ああ、亡くなった人の悪口言っちゃいけないか。

 そういうかけで、その本はちゃんと読み終えて、上司に「読み終わりました。ちょっと結末暗いかな?」と言って返却しました。

 私がもしうっかり出世したら、部下にさりげなくEMフォースターやジェーン・オースティンなどを強要し、「ありがとうございました。けっこう面白かったです」という紋切り型の感想を聞いて、枕を涙で浸してみたいものだ。

 かなり話が逸れたが、その「邪魔」という、楽天ファンだと別の意味で心に突き刺さる題名の本は(楽天の主砲・山崎は三振や併殺が多いことから「邪魔崎」とか「ジャマ」とか「ジャーマン」とか呼ばれている。まれにチャンスで打つと「必要崎」に出世する)いい暇つぶしになっただけだが、あと書きを読んでみたら、作者の奥田英朗はかなりの野球ファンらしく、過去に「野球の国」というエッセイも出していて、アマゾンの評価では、かなり面白いようだった。

 なので、こっちは自腹で買ってみました。

 ・・・・・まだ途中だが、内容は私の日記程度。
 地方遠征して、そこそこの宿に泊まると、チームと同じ宿になってしまう確立が高いのは、先日の仙台遠征で広島チームと同じ宿になったことで薄々学んだが、この人も、中日と同じ宿になっていたりする。

 そもそも「体の疲労がとれないし、不眠症だから、ちょっとバカンス」と沖縄に行こうとして、羽田で飛行機待ちしていたら、目の前をゾロゾロと横浜の選手が通り「同じ飛行機!」とテンションあがって、プロ野球ファンの女性編集者に電話しまくってるあたりに親近感を覚えるけど・・・・

 これ、何年前のエッセイなんだろうか?
 横浜にはまだ遠藤コーチがいるし、ヤクルトでは24歳のafoの藤井が投げてるし、えーと藤井はもう30歳をとっくに過ぎているし、中日の今中が引退した直後?今中は2001年引退らしいから、2002年、7年前の話ですかい。

 ヤクルトが優勝直後のチームになってるしなあ。遠い目。

 このエッセイも、ある程度、選手名知ってれば、先ほどのヤクルト・藤井みたいに「去年、最多勝の投手だし」と書かれていて、「ああ、そういこともあったねえ」という近未来視点で読めば、楽しいことは楽しいのだが、野球に興味ないとどーなんだろうか?

 私は著者が、中日移籍直後の谷繁を苦々しく思いつつも、受け入れてる様子がわかるけど(横浜から来た相川を受け入れる今年のヤクルト・ファンと重なる)、谷繁知らない人にはさっぱりだろう。

 でも、野球知らなくても、谷繁の移籍で生じたことは、ちゃんと説明すれば、けっこうなドラマを生成するはずだ。

 昨日の「すぽると」のヤクルト特集でイムさんより先に登場したのは、相川だった。
 ほんとは、FAでメジャー目指していたのだが(相川が、メジャー?とよく知らない私まで失笑した)、アメリカの景気後退と日本野球界バブルが弾けた(楽天に戻ってきた福盛に象徴される)あおりを食らったのか、メジャー獲得無しで、渋々、ヤクルトに来た印象だったのだが、それまで正捕手がいなかったヤクルトにとっては、すごい補強になったらしいのだが、その影には・・・熾烈な正捕手争いをしていたはずの「どんぐりの背比べ」、通称ドングリーズの立場が・・・・

 ええ、よくわかりますとも。
 楽天も沢山、どんぐり抱えてますから。
 で、生暖かい目で、どんぐりの成長を見守っていると、上からデーンと補強でやってきて、ドングリが道路に散乱するドングリ粉になってしまう。

 そして「えええ?どんぐりが好きだったのに?」と批判している間に、上からデーンと落ちて来た「やまなし」がそれなりに活躍してしまうと、「くらむぼんは・・・・・、今日も勝ったで!これで貯金11や!」と、イケイケになってしまうようです。

 奥田氏は、けっこう神経質というか、たぶん私の友人M嬢と似たタイプで、旅に出るとホテルのランクにウルサく、食い意地が張っている。不眠症なあたりもかなりマッチ。

 ホテルの朝食食べ放題会場で、さりげなく、客のランクを値踏みしているあたりが、私的には「ああああ・・・・」

 そして、部屋がそこそこよくないと落ち着けないらしいし、外食してマズいものにあたると、不機嫌になるのも同じで、なんだか友達が書いてる野球エッセイのような気がして、私がソワソワしてしまいます(笑)
6月22日(月)

 昨日は、せっかく神宮で西武戦観る気満々だったのに、雨に負けた。
 試合はやっていたけど、雨の中観戦する気無いので・・・・それに、ビールが雨で薄まるし(笑)

 しょーがないから、またユーチューブでここ最近のイムさん劇場(&ヤクルトのさよなら勝ち)を観ていたら、ぐったり疲れた。(韓国のファンが上げてくれてるらしい。なのでハングルで検索すると大量にヒットすることに最近目覚めてしまった。ちなみに写真検索もそれでやると、デビュー当時の記者会見写真まで出てきて涙目)

 ヤクルトが連勝してて羨ましい限りだが、連続さよならは勘弁してほしい。そーこーしてるうちに永川が20セーブいっちゃったじゃん。

 でも、もう、セーブ争い、どーでもよくなってきました。

 西武戦での、イムさんとナカジ対決は見応えがあった。またやってほしいが・・・・次あるとしたら日本シリーズ?(笑) 
 オールスターっていのもアリか。でも、それじゃつまらんしな。

●君たち、そんなことも知らんのか?

 階段で小さな虫を見つけた。
 少し前まで冷房かけないで、朝夕は窓を開けて頑張っていたので、よく虫が飛び込んできたから(ハエ叩きは部長の仕事だった。かなりの腕である)その残党であろう。

 どんな虫かなと、しゃがんで観察してみると、体長2センチくらいの細長い甲虫だった。なんか首?のあたりの関節の形に見覚えがあったので、つまんで席に持ってきて観察してみた。

 カクン!という手応えを感じたので「やっぱ、そうだ!」と思わず声を上げると、エビワカちゃんが「どうしたんですか?」と寄ってきたので「虫を捕獲したんだけど、これ、たぶん、コメツキバッタじゃなくて、えーと、コメツキムシ?」

 「お米につく虫ですか?」
 「ええ?知らない?えーと、ちょっと待ってね、こうして胴体をつかむと・・・・」

 パチンと、また見事に弾けた。
 「ね?この動作がコメツキっぽいのかどうか知らんけど、面白いでしょ?」
 エビワカちゃんが「へえー」と感心していると、E嬢も「なになに?」と寄ってきたので、「ええ?みんなコメツキムシ知らないの?」と、しょーがないから、もう一回、パチンと実演してもらった。

 ふーん、子供のときには、ただ面白いから、つかまえては遊んでいたけど、この動作って、補食されそうになったときに逃げるためにやるのかね?

 それにしても、コメツキムシくらい知らないもんかね?

 それでも、エビワカちゃんは「最近、ちょっと虫に興味がわいてきた」と言っていたけど、そーいや、先日もデカいハエが侵入してきて、私の机の上にとまったので「おおおお!足にムクムクと毛が生えててカワイイ」と観察していたら、エビワカちゃんも「そんな大きいハエいるんですか?」と寄ってきて「最近、あんま観なくなったけど、昔はもっと大きいハエいたけどなあ。この足の毛がかわいいんだよね」と説明すると、「ほんとだ、けっこうカワイイかも」と喜んでいた。

 私が地味に教育しているのもあるが、彼女の上のお子さんが5歳くらいなので、子供目線で虫を観察する機会も多くなってきたのだろうね。

 私とエビワカちゃんに「かわいい」と誉められた大きなハエは、その5分後にハエ・キラーの部長(百発百中の左腕。牽制球投げるときの杉内を彷彿とさせる)に仕留められて、天国に旅立っていきました。( -人-)イムイムイムイム。

6月20日(土)

●テクノ系友人からの返信

 球場の抜け感は気持ち良さそうだね
 どよめきとか歓声が響いたり
 ビールでホロ酔いで
 mvpだっけ あれは良かった
 王さんに続き原さんも良かった
 イチローも
 野球はさわやかでいーね

 mvp・・・・って(笑)
 文脈でWBCのことだとわかるけど、一字も被ってません(笑)

 笑った話といえば、先週、親会社のM氏が打ち合わせに来ていて、マスオさんにジェスチャーで「あれ貸して」と訴えていた。
 M氏が手首をシェイクさせて訴えたのだが、マスオさんはM氏が何を求めているのかわからなくて、とっさに受話器を差し出した。

 そしたらM氏は苦笑しつつ、「いや、書くものを借りたかったんだけど・・・・それは、かけるモノでしょ?」

 マスオさんはポカンとしていたが、私とエビワカちゃんは大爆笑だった。

●横浜×ソフトバンク

 前にも書いたけど、私の今年の目標の一つに「生・新垣を観る」というのがあったので、闇雲にソフトバンク戦を押さえてしまったのだ。
 しかし、新垣は現在2軍調整中。

 そんで、今日の試合の先発予想は、グリン、ジャマーノだったが、やっぱしスタメン発表を観るとそのとーりでした。少しはサプライズしてほしい。

 「うわーん、横浜がグリンさんだと、また無援護で、ゾウのグリンになってしまうのだろうか?それは泣ける」と思いつつ、仕事を終えて、6時10分ごろ、ハマスタの外に到着。なんか混んでるなあ。今日もけっこう客は入ってるようだ、と思いつつ、外周を歩いていると、横浜の応援歌が聴こえてきたので「お、グリンは1回表はサクサクしたか」

 そして、横浜応援団の「うぉーーーーーーー!」という歓声が聴こえたので「お?先制したのかな?」と思いつつ、6時15分には席に着いたのですよ。

 そしたら、いきなり村田がホームラン打ち、「ほえー」とスコアボード観ると、すでに1-3。
 「えええ?開始15分でこの得点ってどーゆーこと?」スコアボードにヒット数も表示されるので、そっちを確認すると1−3だった。
   ええと、ちゅーことは、やっぱし、どっちもホームランでの得点なわけ?

 隣の席のオッサンに「あのー、誰がホームラン打ったのですか?」と聞いてみると「吉村と村田」と即答してくれたので「あのお、表は・・・」とさらに聞いてみると「・・・・本多」

 えっと、それって1回の表も裏も先頭打者ホームランだったと?

 なんかえらいバカ試合の予感・・・と思っていると、2回の表はホークスが長谷川と田上がホームラン。

 えーと・・・・と、戸惑う私だったが、前の席の親子連れは「こんなにホームラン出るの珍しいぞ!」と盛り上がっていた。

 私は「なにこれ、試合前の特打ですか?」とドン引き。

 しかし、いいこともあった。グリンの打席での応援歌がなんと「♪ぐりん ぐりーん」であった。日本では楽天→日ハムと渡り歩いたグリンさんだが、パだと打席がなかったので、この「♪ぐりん ぐりーん」な応援歌はセに移籍したことで実現したものなのだろうか?

 ♪グリングリンは、私も大好きな曲なので、もっと聞きたいけど、2打席目は無いだろう。
 案の定、3回表にフルボッコされて、早々と降板しました。「わー、ホームランがいっぱいだ!」と喜んでいた家族も、グリンさんのあまりの打撃投手ぶりに沈黙していた。

 その後、やっと友人M嬢が「渋谷に寄ったら、えらい人出で、掴まっちゃって」と登場したので「えーと、試合経過を説明しますと、グリンさん見事な始球式で、もうすでに2人目なんですよ。両チームとも得点は全てホームランという花火大会」

 ジャマーノは、初回にやられただけで、2回以降は、緩急つけた投球で(100キロの緩いのがけっこう有効だった)5回で交代。(球数100球限定らしい)
 横浜は継投もグダグダで、じりじりと点差が離れていく。

 「もう吉見は登録抹消だし、楽しみは松家かな?」という私の期待に答えて、松家登場。

 去年、2軍の試合で一度観ていたんだけど、別に特徴の無い投手のように思っていたが、あんときはネット裏で観ていたので、横から観ると、球持ちが独特なかんじな投手だった。

 ベンチとしては、比較的好調な松家を敗戦処理で試しつつ、いずれはもっと緊迫した場面で、って画策しているんだろうけど(先発足りないから先発もそのうちアリ?)、やっぱり4点ビハインドで登場。うちらは「この点差じゃ、馬原出てこないじゃん」だったが、横浜的には「1点も追加点が許されない土壇場」だったのかね?

 先頭打者のムネリンにヒット打たれてしまった。

 ここからが、スポーツニュースには絶対に出ない、今日の見所ですた。

 松家ったら、執拗な牽制で、ムネリンをぜってー走らせないぜモード全開ですた。

 結局、ムネリンが盗塁失敗するまでに10分以上かかったのではないか?

 松家はたしかに、ムネリンとの勝負に勝ったのかもしれないが、打者のオーティズに四球与えては台無しではないか。
 そんで、その後、連打され、長谷川にホームラン打たれてリセット。

 なにこの練習試合?

 その後、松家は晒し投げ状態で「勉強されられてますな」だったんだが、ホークスも代打・松中とか、大差で勝ってるのに継投が摂津とか、さらに大隣まで出してきた。(交通事故による軽症の怪我でしばらく抹消されていたのだが、やっと復帰)
 まさに、交流戦後の試合を念頭にいれた練習試合ってかんじで・・・・

 そして、横浜は村田のホームランで5点差にして・・・・・なんか凄く追い上げているような、久々に観る「追いつかない程度の猛攻」だったのか・・・・

 東大卒の松家は完全に勝負どころを間違えていたと思う。友人が「偏差値高いかもしれないけど、野球脳は?」と呟いていた。
 野球脳はわからんが、負けん気が強いのはよーくわかった。
 そして、それが欠点だということも。
 ああいうタイプの投手は「のらりくらり」で逃げないと。

 牽制はベンチからの指示だったのかもしれないけど・・・・

 でも、松家は、その後、開き直ったのか、ホークス選手も充分に追加点あげて集中力なくなってきたのか、後半はきっちり押さえていた。
 いい勉強になっただろうから、今後も一軍で頑張ってほしい。


6月19日(金)

 昨日は私が沈没したあとに、ガイエルさんがシコースキーさんからサヨナラホームランだったんですね。
 あー、観たかったなあ。ロッテ応援団ざまあ。

 さっそく、ゆーちゅーぶでイムさんのWBC決勝を彷彿させる2イニング跨ぎ投球を探すが見つからず。いいなあ、2イニングも投げてくれるところに居合わせたいものである。
 替わりにスポーツニュースの試合ダイジェストは見つけたが、ロッテ応援団の指笛がやっぱうざい。ヤクルトの応援団の皆様は決して真似しないでほしい。私の心のオアシスなんですから。

 切り込み隊長さんは、現地にいたらしい。うらやましす。

 でも「最近は神宮に外人さん客が急に増えた気がするんですが、あれは何なのでしょう?」と書いているが、私もハム戦で行ったときは、1塁側内野席だったのだが「なんで外人がこんなに多いの?」と思ったのだが、最近の傾向らしい。WBC効果?(笑)

 デブい外人オヤジが稲葉のファインプレーで、1人で立ち上がってやんやと盛り上がっていたのが印象に残っている。メジャーの客ってあんな感じかね?メジャーっぽい雰囲気漂う神宮球場に皆様ぜひお越し下さいませ(笑)。空いてるから好きなんだけどさ。

 さて、久々にテクノ時代の友人からメールが来た。
 実は1月下旬にも「たまには飲まない?」ってメールが来ていたのだが「2月まで仕事が多忙だけど、2月後半になったら暇になるんで、そしたら連絡します」と返事したっきりだった。

 けっこう気にしてたんだけど、そしたら別の友人のマイル消化に巻き込まれるは、WBCが盛り上がるわで、なにげに忙しくなってしまい、4月になるとプロ野球が開幕してしまい、札幌だ福岡だと遠征することになり、「なんだかまともな休みがないんですけど?」なことになり、連絡しそびれていた。

 「実は、テクノに夢中のときよりも、凄いことになっておりまして」と言い訳メール書いておいたが、わかってくれただろうか?

 しっかし、あれだね。ローマ政府は、民衆の不満が政治に向かないようにコロシアムで奴隷同士を戦わせて、民衆のストレス発散したとかいう噂(?)があるが、あれは、きっと、ホントーだな。
 もともと政治に興味ないほうだけど、ほんとに無関心になってしまった。
 つーか「郵政人事で揉めてるの?だったら野球で決着すればいいのに」と「代打、鳩山弟って、けっこう打そうだな。桧山よりも」とか、ついつい・・・・あと、なんの根拠もないが舛添は送りバントが上手いような気がする。

 そーいや、最近、私が密かに不安を感じているのは「このままいくと、ハムの稲葉は、うっかり、国会議員になってしまうのではないか?」なんだけど、この妄想は実現してほしくないけど、ほんとにありそーな予感がするので、念のため日記に記録しておく。

 さて、昨日、駅の売店で、これみよがしに売り出されていたのは「Number」だった。いまさらながらの「WBC特集」で表紙はマーとクマー。

 ・・・・これ買わないといけないのか?と思えども、マーとクマーの対談なんて面白くないに決まってるし、ナカジの名前は表紙には出てないし・・・と保留にしていたのだが、イムさんスレで「イムさんの笑顔最高!記事も泣ける」と評されいたので、今朝やっと買いました。

 ほー、イムさん、20代半ばの全盛期には、そーとーヤンチャというか、プライド高かったんどすね。(楽天も一時期、獲得に動いたらしい。ああん)それが故障もあって「もう、終わった選手」みたいな扱いの中、日本にきて、去年もそこそこ活躍していたが、私ですら「名前だけは知っている」程度だったんだけど、WBCでの韓国戦では毎回、クローザーとして登場したので「ヤクルト、いいの穫ったんだなあ」と遅まきながら気がついたのだが、最後の最後で大劇場した末にイチローに決勝打浴びたことで、強烈な印象を残した。

 わたくし的には、未だに「もー、イチローは敬遠してくれてよかったのに!次の打者はナカジだったのよ!」の恨みは消えませんが、そのナカジに地味に死球で報復していたというのも、今となってはみなさん全然覚えてないでしょ。

 私はあんとき「いやー、なんか空気読み過ぎなイム!」と、ナカジ萌えからイムさん萌えにゆるやかにシフトして今に至る。

 その後、ナカジは、シーズンに入り「ああ、フツーのナカジに戻った。王子様がカエルに戻った。てゆーか、WBCのときのナカジはなんだったんだろう?」ということになりましたが、よくよく考えてみると「私は王子様よりも、カエルのほうが好きだった」ということに気がつき、「交流戦の最後は、神宮でナカジ観にいくで」という予定です。

 なのですが、よくよく考えてみると、ヤクルトが西武を負かしてくれたほうがいいわけで、そーなったら観たいのが、イム様×ナカジ対決じゃあないですか。

 イムさん、けっこうエゲつない内角攻めするので、昨日も、よりにもよって塀内に死球くらわして担架送りだったうようですが、塀内に本気出すなって。
 阪神の新井や金本は上手く避けていましたけど・・・・?

6月18日(木)

 昨日は下北沢に戻って、M嬢に電話して「土曜日のチケットだけ渡したいんだけど」と言うと「具合よくなったから、夕飯食べよう」ということになった。

 そもそも、なんで具合悪かったかというと、前日の夜に「明日は西武第二球場に行こう!」と電話で集合時間を確認するだけのつもりが、午前2時まで長電話してしまい、その間に彼女は深酒してしまったのである。
 それは気がついていたので、午前12過ぎには電話を終わらせようとしたのだが、彼女の勢いを鎮火することができなかったのであった。だって、私もけっこう飲んでたし(笑)

 私も友人も酒で身を滅ぼしそうだ。そして、楽しみは野球だけ・・・・・

 というわけで、夕飯食べながらも、野球バナに花が咲いたさ。(語尾に「さー」をつけるのがうちの部署で流行っている。「さっき、○○から電話あったさー。折り返し電話するさー」とか。テレビの影響なんですかね?沖縄弁?)

 阪神がトレードで補強を目論んでるらしいが、某スポーツ紙によると、ハムのひちょりとか、楽天の磯部の名前が候補として上がっていた。
 「磯部はぜひ持っていってあげてくださいだけど、ヒチョリの阪神は嫌だなあ。イメージ的に違うじゃん」と友人が言うので、「私も嫌だけど、でも、新庄先輩が元いたチームだし、わりかしアリかもよ?」

 そして、友人による最新情報だと「阪神はどーやら、太陽を出すらしいんだよね」
 太陽を出すと言っても天岩戸のことではなく、藤田太陽という投手がいるのである。念のため。
 太陽はたしか、野村監督時代に獲得した投手で、かなりの逸材との評判だったのだが、イマイチ成績残せていない、いわゆる「ロマン枠」である。ユウキや一場を獲得したヤクルト・ファンが「ロマン総どり!」と盛り上がっていたけど・・・・もう一度お浚いしてみよう。

巨人:辻内
阪神:太陽
中日:森岡 GET済み
広島:河内
横浜:那須野
西武:木村
オリ:岡田
ハム:陽
千葉:内
楽天:一場 GET済み
福岡:吉本 GET済み

 あー、そっか昨日、西武の先発だったのが木村だった!
 立ち上がりに叩かれたらしい初回の投球は観ていないが、それ以降は、だんだん球威もあがってきたみたいで、直球で押す感じのいい投手だと思ったのだが、途中でまた制球悪くなってきたりして、「ああ、こういう人、うちにもいるし、他所でもいっぱい抱えてるよな」ってかんじ。

 ええと、話が逸れたが(いろいろ勉強中なわけよ)、M嬢が言うには「西武側は、GG出すかもしれないとか・・・」

 えええ?それはないっしょ(笑)
 でも、GGは毎年、契約で揉めるので、フロントが煙たがっているかもしれない、というのはわからないでもないが、「GGとトレードするなら、せめて太陽が2人いないと(笑)」「いや、西武だって、俺達いっぱい抱えてるんだから、これ以上、あのクラスはいらんでしょう」

 うーん、それにしても、西武が補強するとしたらどこなんだろう?という話になった。
 楽天ファンからすれば、西武なんて選手あまりまくりのように見えるし。
 私が「今日だって、赤田が出ていたが、赤田だって、すっかり2軍の人になっちゃったくらいだし」と言うと「そうだよねえ?ちょっと前は赤田だってレギュラーだったのにね?」「だって、選手会長だよ?なんとなく、今はナカジがチームリーダーぽく言われてるけど、ほんとなら赤田がいて、その下がナカジだったはずでしょ?」

 その赤田がなかなか上に上がれないのだから、外野手は足りてるよなあ。基本が栗山、GG、GGじゃないほうの秀才なほうの佐藤、そして外人選手(今はボカチカ)の枠もあるし、後は若手育成枠も必要だし・・・まあ、それほど強靭な外野陣でもないけど、うちよりは相当マシ(笑)

 西武が欲しいのは先発投手かなあ?ベテランの石井も帆足も西口も最近、大炎上が多くなってきたし。あと、クローザーが故障中なんで、藤川なら欲しいかも(笑)

 なーんて、話していたら、どうやら、阪神・太陽と西武・赤田のトレードが浮上しているようで、それなら、釣り合うか?(いや、赤田のほうが使えるだろう)
 どーりで、昨日の西武第二球場は「記者っぽい人が多いな」と思ったんだけど、それの裏とりに来てたのかもね。

 うーん、でも、太陽は実は、私が狙っていたんだけどなあ(笑)
 見栄えが実にいいわりには、なんか、どーにもならん感がたまらなくて、「うちにおいでよ」と密かに思っていたのである。でも、西武に来てくれれば、また俺達牧場で鑑賞できるから、ま、いっか。(今日の報道だと「まだそこまで話が進んでない」ってことになってますけど)

 さて、私が友人に、最近お気に入りの「ゾウのスウィニー」の話をすると、「へえ?それは知らない」と言うので「でも、最近、それの改変版で横浜版の「ゾウのグリン」っていうのが、よく貼られてた」と言うと「あー、それ知ってるー、あれは泣けるー!」

 しばし「あれは、元ネタがほんとに泣けるから・・・・」と「ああいう名作ネタを作る人って、ほんと凄いよね」と盛り上がっていると、友人が「そーいや、最近笑ったのは、シュンスケの・・」「あー、知ってる!俊介ちゃんを救う会でしょ?」(逆風呂試合AAもツボだったので、ここにリンクしてみました)

 あたしたち、なにやってるんでしょう?

 酒に溺れ、野球に夢中で、ついでに2ちゃんにも夢中・・・・
 モリッシー・ファンとしては正しい末路なのかもしれないけどさー。

●悲しいお知らせ

 昨日の横浜×オリ戦で、吉見が先発してて、5回1失点でなんかどっこいどっこい試合を作ったが、継投もどっこいどっこいで工藤に負けがついた。

 それは全然構わないのだが、「あーん、吉見が先発しちゃったら、土曜日に観に行くんだけど、ぜってー吉見が出ないじゃん」と嘆いていたら、やっぱし登録抹消されてた。(交流戦の後、間が空くので先発投手は次々と抹消されて、2軍から微妙なのがゾンビのようにゾロゾロとチャンスを求めて這い上がってくる。クロート的には大変面白い時期。次回はオールスター休み前)

 吉見のいない横浜の試合・・・・・しかも相手のソフトバンクの先発はジャマーノ濃厚・・・・どうすりゃいいんだ?ムネリンがファインプレーでもしてくれないことには・・・・

 次に吉見を観られるのはいつになるだろう?あの、動物園にいる珍しい生き物みたいな吉見が観たい。(ほんと、そんなかんじなんだもん)

 吉見にも家族がいるのだろう。(なにその、犯罪者扱い?)選手名鑑で確認すると妻と一男がいるらしい。いいなあ、それがどんなに素晴らしいことなのか、もし妻や長男がパパを邪見に扱っていたら「家にシロクマがいるようなものではないですか」とパパがシロクマよりも貴重な動物だということを教えてあげたい。

 うわあ、楽天は石原にサヨナラホームラン浴びて、負けた。

 青山、ほんとにおいしーとこ持ってくなあ。石原にってさー
 飛ぶキャッチャー対(楽天の)飛ぶピッチャーの対戦は、飛ぶビッチャーに軍配が上がったらしい。
 福盛が戻ってきても、負けるなよ、青山!

 うーむ、ヤクルト×ロッテは同点か。イムイム・タイムくるか?

 どわあああああ同点のまま、イムさん2イニング目突入?くー、今日観に行けばよかった。
 ものすごい劇場してました。満塁って・・・・・楽天のリリーフかってーの。
 でも、さすがにイムさんはここまででしょう。ああ、失点なくてよかった。いや、そろそろ自責点あってもいいころだが、ロッテにだけはやらん!

 って、10時過ぎても終わらないので、眠くなってきました。(今日は健康診断だったので、いつもより1時間半早く出動している)

 はあ、また中途半端すぎてアップできないさー

 おやすみなさい。

 あ、日曜日は神宮に行くつもりなんで、そんときはちゃんと勝ってね。
6月17日(水)

 会社休んで、久々に西武第二球場に行ったさ。(聖地ですから。たまには巡礼しないとね)

 M嬢も行くはずだったのだが、体調不良で来れなかったので、また1人観戦。

 朝井が完投するという、大変珍しいものを観た。これで、朝井を上げられるかしら?
 「すわ、完封か?」という9回裏にスコーンとホームラン打たれていたあたりが、さすが朝井であった。

 そーいや、試合開始に少し遅れて、1回裏の朝井の投球のときにやっと到着して、ネット裏に座ったのだが(席はない。縁石みたいなのがあるだけ)隣にいたオジチャンが「この、朝井って、PL学園で投げてたコだよね?」と話しかけてきた。

 どーして、私が楽天ファンで、しかも朝井の出身校知ってるくらいなけっこうディープな人だって一瞬で見破る?

 ああ、そうか、西武の打者を確認するために選手名鑑観ていたから、「それで調べてよ」というつもりだったのかも。

 まあ、朝井がPL出身なのは知っていたので「そうですけど?」と言うと、「やっぱ、そうだよね?でも、なんか球遅くなったかなあ?甲子園でも投げてたよね?」って言われても、私は甲子園時代の朝井なんて知らないし・・・・「そこまで詳しくは・・・・」って言うと、オッチャンもそれ以上話しかけてこなかった。

 そういうボソボソと交わされる会話以外には静寂に包まれていて、たいへん厳粛な雰囲気の平日の西武第二球場であるが、今日はネット裏にKYなギャル4人組がなぜ陣取っていた。

 西武の誰かのファンらしいが、そこそこ他チームにも詳しいようで、うちの宮出が外野とキャッチボールするためにグランドに出ると「宮出って、ヤクルトの人でしょ?たしか一場と交換されたんだよね?えっと、交換って言うんじゃないと思うけど・・・・なんて言うんだっけ?」とデカイ声で雑談する。

 周囲にいた客の頭の中は「トレード。トレード。せめてトレードって言ってくれ」とシナプスの反応で鈍く輝いたと思うが、たぶん宮出には聴こえなかったとは思うが、すぐ目の前にいた西武の打者(ネクストバッター)には絶対に聴こえてたな。

 そりゃ私は、「パンプキン」というよりも「かぼちゃ」というほうが美味しそうだと思うし、メニューに「キャロット・ケーキ」と書いてあっても「この、にんじんのやつください」と言うほどの、カタカナ用語を多用しないほうであるが、でも「交換」って言われると、なんだか、ちりがみ交換みたいで泣ける。

 しかも、宮出にしても一場にしても、現在2軍にいるので、なおさら「ちりがみ感」が漂うので・・・・

 さて、今日の目的は「ウッチーが2軍落ちしたが頑張ってるかね?」の視察と「西武の俺達牧場(ほんと天然芝で牧場のようでステキ)では、沼者が至近距離で観られるだろうか?」だったのだが、ウッチーはベンチを暖めており、大沼の姿は確認できなかった。西武の今日の控え投手陣は、若手中心だったようで、長田も岩崎も正津もいなかった。土肥だけでした。

 私のイチオシの(顔が。別に好みじゃないんだけど、岸や涌井よりイケてると客観的に思うので)平野はジャージ姿でうろうろしていて、記者につかまってましたけど。

 あと、山本ジュン(山本は2人いる)っていうのが、ルックス良かったんだけど、社会人からプロ三年目でまだ一軍登板ないらしい。と自分用メモ。(お、このコ、顔いいじゃん、ってゆーのが、うっかり活躍すると、「あたし、見る目ある?」って大騒ぎできるから)

 あと、西武ブルペンをチェックしているとき、向こうの楽天側のブルペンで投げている投手のフォームが大変美しく「わー、岩隈さんみたいだけど、そんな投手いたっけ?」と1塁側に移動すると、松本でした。

 近くで観ると、それほど美しいわけでもなかったけど、けっこういい球投げていたんだけどなあ、やっぱブルペン限定なんだろうか?

6月16日(火)

 たしか、去年もそうだったと記憶しているが、梅雨なのに、夕立みたいな降り方なので、さすがの私も「異常だなあ」と思います。
 でも、やっぱし異常気象って「イマドキの若者は・・・」に似た存在だと思うんだけどね。「温暖化ガスで地球が泣いている」っていうのと「ゲームとケータイで若者の脳が壊れてる」って同じじゃん? 

 なので、クールビズで「エアコンの温度設定は28度」っていうのは「テレビゲームは1日30分」っていうのと同じなんだろうな、きっと。

 そーいや、国連もクールビズ始めたらしいが、その温度設定が「今までは22度だったけど、ノーネクタイで25度にしました」とかで「えええええ?」と驚いた。25度でも寒いんですけど、あたし。
 つーか、クールビズを歓迎するのは、冷房の温度設定を上げるいい口実になったからである。ずっと椅子にすわりっぱの私には27度くらいが適温なので。
 今までも、外回りのオッサンたちと冷房温度設定の「シテ戦」を繰り広げていたが、その理由が「デン子ちゃんに叱られますよ!」じゃ、誰もまともに反応してくれなかったのだが(ひどい人は「あー、暑い」と冷房の温度設定を一気に18度に設定していた。こっちは冷凍マグロになりそうだった)「地球が泣いてますから」と言うよりもか「会社の方針というか国の方針というか、京都議定書で、そういうことになってますから」と言うと、みんな渋々従ってくれるようだ。

 進め1億、火の玉だ、って、こういう雰囲気だったんすかね?

 前にも書いたけど、暑いのはけっこう平気だけど、寒いのには真っ先にヘタれる私は、冬の目標温度設定であった20度に「ぜってー無理」と思って、知らん顔して25度くらいで運用してました。
 すごく不思議なんだけど、私はそうやって勝手に温度設定を変えるけど、他のみんなは「暑い/寒いけど、我慢しなくちゃ」って他人の顔色伺ってるんです。そして、いよいよ耐えられなくなると「みんなは、これで大丈夫なの?」と周りの意見を伺うのだ。
 勝手にすりゃいいじゃん。私も勝手にしてるし。うちの会社は、フロアごとにエアコンの設定温度いじれるんだから、自分の最適温度にすればいい。それが不満な人が、いつのまにか設定温度変えていたら、こっそりとまた自分用に変えればいい。あれこれと操作している中間点が「民主主義的な適温」になるのでしょう。

 民主主義をとるか、環境ファシズムをとるかも、勝手にしろよって話。

 どっちにしたって、地球は常に泣いているのだろう。きっと泣き虫さんなだけですから。
 つーか、地球は泣いてないと思うけどね。たとえ、全部砂漠化しても。もしくは全部、氷河に覆われても。

 ああ、今日はなんか機嫌が悪いな。
 ちょっと仕事のことで、マスオさんにかき回されて、ムっとしてしまったのだ。
 前からそのことでは突っ込まれていたので「私のミスなんで、他の人を巻き込むな」って言ったつもりなのだが、ハイジもそうだったんだけど、なぜか私に原因があるという発想がないようで(そんなに私のことが怖い?)、最初に私に確認すればいいことを他の人に聞いて、他の人は「はあ?」って態度だし、それで究明しているうちに「なーんだ、これが違っていたんだ」ってことになり、結局、私の単純な入力ミスで「だから、まず私に聞けって」とブチ切れるのも大人げないけど・・・・

 で、言い訳がましいが、私がそこでミス連発しているのは「そこはいい加減でもいいところ」と思っていたからだ。つーか、ちゃんとやろうとすると細かくて大変だから、テキトーにやっていたのである。
 そこをマスオさんが急に突き始めたので「で、何を集計しようとしているわけ?」とイラっとして問い詰めると「Gさんがやってる仕事がもっと利益あげてるはずなので・・・」って、愛しのGさんのためなんかい?

 あー、この前もエビワカちゃんが「マスオさんの、あの他人のためモードにイラっとくる」と言っていたが・・・・私も確かにイラっとしたわ(笑)

 まあ、Gさんの仕事をもっと客観的に評価してあげたい気持ちはわかるが、あの仕事はどう考えてもそんなに利益出ないのよ。粗利率が低いんだから。
 なので、あの仕事の数字が経理上はっきり出ないことは、「いいこと」だと思っていたんだけどな。 
 他の仕事と境界が曖昧なので、単独で利益がわからないのだが、そのほうが「あっちの仕事と合算になっておりまして」って言い訳ができるんだけど・・・・まあ、私はそう思って、あえて曖昧にしてたんだけど、白黒つけたいんなら、やれば?

 Gさんの仕事は、たしかに利益は上がらないが、利益以上の意味があるので、存続させているのだ。社会貢献してるようなもん。そこをわかってなくて「利益がちゃんと把握できないと、Gさんが評価されない」って思ってるなら、まあ好きにしてください。(あー機嫌悪い)

 まあ、ちゃんとやってなかった私が一番悪いんですけどねっ。それでプチ逆ギレしちゃったんで、なんか気分わりーのであった。

 
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