可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

2月28日(土)

 出勤だったがダッシュで帰宅して、またWBC練習試合鑑賞。

 私、勘違いしていたのだが、西武との練習試合も東京ドームでやるのね。
 素朴な疑問1として、こういう場合、西武の応援団は来るのだろうか?と思っていたのだが、鳴りモノ禁止なのか、場内静かでいいですねえ。シーズン中ずっとこうならいいのに(笑)

 素朴な疑問2として「使用球ってどうなるの?」
 代表落ちした西武の岸が登板志願したなんて報道もありましたが、「あれ?岸タン、WBC公式球への対応が遅れたので外されたらしいけど?」と思ったけど、どうやら、この練習試合では「代表が守備のときにはWBC公式球。西武が守備のときには日本のプロ野球公式球」で使いわけるようです。

 西武戦ということで、ちゃねらーとしては、ついつい「俺達」の活躍を期待してしまいますが、残念ながら先発は新入りの外人投手。でも、軟投型でなかなかよろしいようで。

 CMの途中にポツポツと書きながら試合観てたんですが、きゃー岩隈さんが、ホームラン打たれた〜!
 よしよし、いいぞ、西武!
 岩隈さん、今日はなんだか余裕かましてる感じだったんで、ガツンとやられて表情がやっと本気モードになった。(まあ、調子はもったいないほどいいんだけど・・・今この調子だとシーズンどうなるんだ?と心配するほどに)

 しかし、なんで岩隈さんったら、無精ヒゲなんだろう?侍じゃぱ〜んモード?(笑)

 うーん、2点ビハインドですか、この後、岸が出てくるけど、神ピッチしないかしら?

 と、試合途中に書いていたのですが、その後、なんだか面白くなってきたので、「すごいぞ、ナベQ」と夢中になって観ていたのですが、9時で時間切れ〜

 うーむ、やっと西武が継投に長者とか出してきて「接待モード」になってきたのに、イチロー盗塁失敗とか、ほんとおもろーだったのに。

 こうなると、ツーラン打たれた岩隈サンのグッジョブなのかも。
 ちなみに、岩隈は去年の公式戦で、たった3本しか被弾してないんですよ。ドームランやはり恐るべし。これでFAで巨人に強奪される可能性は減ったかも(笑)

 ええと、わたくし的にはベンチショットで一瞬写った涌井が黒髪になっていたので大満足でした。

 岸も見習うように。(ハミ毛、相当うっとおしかったよ)

 いやー、しかし、西武はまさかのスクイズするし、ナベQすごいね。
 笑顔の渡辺監督と、しかめっつらで腕組みする原監督がテレビで交互に映ると、去年の日本シリーズを思い出して、テンションあがってしまいます。

 あー、西武は谷中を出したらしい。TNNKwwwwwなんですが・・・・
 いやあ、メジャー相手に投げるタニナカ〜
 (去年の日シリで谷中が出たときにも大騒ぎになった。だって前年に楽天を戦力外通告だった選手なんだもん)

 つーか、西武のピッチャーはみんな「打たれて当たり前」という気分で伸び伸び投げているから、こりゃ、攻略するの難しいなあ。

 誰が接待隊長になるのかなあ。沼者まだ?

 大崎がデドボールで代走、佐藤(GGじゃないほう)って、なんか楽しすぎる。
 えっと、ジャパ〜ンの投手誰だったけ?小松かあ、なんか、普通に西武がオリの小松を攻略してるみたいで楽しいな。

 栗山いった〜〜〜!
 西武つええええ
 でも、普通ならチャンテの嵐なのに、鳴りものないから、アカペラでけっこう頑張る西武ファン。ええと、ナカジや片岡や涌井が代表選手だってこと忘れちゃったんですね(笑)ええ、わかりますと。でも、パリーグファンにとっては「この時期に西武のチャンテ聴かされるとは・・・」と遠い目になります。

 ここでマウンドに集まる内野陣。
 ナカジはきっと、「ああ、いつも相手チームはこうだったんだ」って、味方チームのチャンての中でちょっと遠い目になってくれたかも。

 で、おかわり君ヒットで、次の打者ゴトタケっていやーんよね。
 ヒット打つし〜
 イチローの顔アップじゃなくて、ナカジの顔アップいけよ。

 小松炎上、いいよいいよ。
 炎上スレ盛り上がってます。

 つーか、ベンチ内でイワクマさんも「着火したのオレなのに、おいしいとこ持ってかれた」とばかりにシャドーピッチング。

 馬原きた〜
 もう、なんだか、日本代表のほうが「俺達」ってどーよ?

 おかげで実況スレ80スレ以上たっちゃって、炎上スレ落ちそうじゃん。

 いやー、今日みたいな試合をちゃんと最後まで放送してほしかったよ。
 オーストラリア戦のときには、中継ぎがきっちりやりすぎで、実況板のパ専スレでは「アメリカからコバマサ呼ぼうぜ」「だったら福盛も呼ぼうぜ」って言っていたけど、今日は小松が頑張ってくれたのでみんな満足してるようだ。

 って西武、力者きた〜
 いきなりフォアボール。さすが、力者。
 青木がデカく打ったけど、ギリギリ外野フライで、おお、次がチームメイトのナカジ!

 ゲッツーっwwwww

 もう、なんで大沼さん出てこないの?そもそもベンチ入りしてないとの噂が。

 ボーゼンと観てるうちにオワタ。
 見所ありすぎて、もう・・・・

 でも、小松はやっぱスター選手だね。

 つーか、なんか誘導されたんで観ていたネット映像(海外のニコ動みたいなとこだったが、えらい高画質で驚いた)のたぶんJスポの解説のおっさん誰なのかと思ったら、斉藤明夫でした〜

 いろんな意味で豪華だったな。沼者出なかったのが、ほんと悲しかったけど。明日あたり、無理矢理登板させませんか?(どこで?)みんな待ち望んでますんで。
2月27日(金)

●私たちはWBC日本代表・侍ジャパ〜ンの中島裕之選手の「黒髪」を熱烈に応援します!

 昨日は寝不足だったので、サクっと日記を書いてサクっと寝ようと、グビっとワインを飲みつつ日記を書いている途中に電話が鳴った。

 最近、友人からは、ほとんど電話もかかってこないので(用事はメールで済ます)、どーせママンだろうと思って受話器をとると、友人Mであった。

 電話かけてくるのも珍しいので「どしたの?」と言っても、なんか言いにくい話みたいで、なかなか本題を切り出さない。
 「どしたの、どしたの、早く言ってよ(笑)」とけしかけると、やっと「それが、○○航空のマイルの話なんだけど・・・・・」

 彼女はクーリエの仕事をしていたので、もの凄くマイルが溜まっている。
 数年前のニュージーランド往復ビジネスクラスの旅も彼女のマイルで行った。あの時も「こっちの系列のマイルは使いやすいんだけど、あっちのがねえ?」と言っていたが、とうそう「あっち」のマイルの期限切れが迫っているらしい。

 そして、ニュージーランドの時もそうだったが、彼女はマイルはたくさん持っているけど、無職だから清貧生活なので、「じゃあ、エアーはMちゃん持ちで、宿泊費は私持ちってことで」とバーターしたので、今回も「よかったら、そうしない?」というご提案だった。

 どうやらヨーロッパ往復ビジネスで1都市くらいなら飛行機移動できるくらいのマイルがあるらしい。
 しかし「それが、困ったことに、明日までに予約入れないといけないんだよ」との衝撃の事実が・・・・・
 「ええええ?そんな急に言われても」としか言いようがない。

 「もっと早く言ってもらえれば、私3月に休暇とるからいくらでも調整できたけど、どこにも行くつもりなかったから6連休しかとってないよ。ヨーロッパで6日ってなあ・・・」
 「そうなんだよね、もっと早くに気がついていれば・・・」
 「だったら、久米島の楽天キャンプでも冷やかしに行けたのにい〜」
 「そうなんだよね、宮崎のWBCキャンプに行ってもよかったよね」
 「でも、あれは行っても宿もとれないし、試合も早朝から行列だから無理だって(笑)」

 という話の流れで「まったくWBC狂想曲 すさまじいね」と野球バナに流れてしまった。

 「だったら、アメリカでの本戦に行っちゃうってのどーよ(笑)」
 「そう思ってさ、北米路線も調べてもらったんだけど、3月はもう満席らしいんだよね。このマイルだと北米弱いので、割当がそもそも少ないんだろうな」

 んー、じゃあ、どうしよう、とあれこれ話しているうちに「クイっと寝酒」だったはずのワインをどんどん飲んでしまい、すっかり酔っぱらってしまった。

 で、また野球の話になり「しっかし、オーストラリアとの練習試合のあの中継ひどかったよねえ?」「まあ、でも、放送してくれだけで、よかったっしょ」と冷めた会話のはずだったが、酔っぱらって口が滑らかになっていた私は、ついうっかり「でも、あたし的には〜、ナカジが黒髪にしたのが超うれしくってぇ〜、あれをテレビで観られただけで喜んでいたわけよ。原監督ほんとよくやってくれた(笑)」と、ほんとうのことを言ってしまった。

 「へっ、ナカジなんて(笑)」と友人に鼻で笑われると思いきや・・・・・

 「ああ、あれは・・・・・・いいね・・・・・たしかに・・・・・いや、元々、顔立ちはいい子だと思っていたが・・・・・やっぱ髪型って重要っていうか・・・・いや、あれは、ほんとにいいよ」

 友人もかなり気になっていたらしい。彼女と男の趣味被るの珍しいんだけど(笑)
 そんで、話は逸れまくり「ナカジの嫁どうする?」と、たいへんどーでもいーが、うちらがなぜか好きな話題で盛り上がったりしてた。

 さらに話は脱線しまくり「石原真理子の結婚どーよ?」になり「DVで入院するほどの怪我をしても、20年後にはクリアになるもんかね?」「さあ?よくわかない。自分にはそういう経験ないから」と不毛な会話をしていたら、M嬢も酔っぱらっていたのかわけわかんないこと言い出した。

M 「うーん、どうなんだろ?もし・・・・自分が今、二十歳でさ、例えば・・・・ナカジと付き合ってたりしてさ?」
私 「きゃははははは、ナカジと付き合ってるんだwwwwwww?」(布団に突っ伏して大爆笑)
M 「そんでさ?ナカジに殴られてたりしてさ?」
私 「きゃははははは、ナカジ、殴るんだwwwwwww?」(布団の上で仰向けになって大爆笑)
M 「で、20数年後に50歳になったナカジと再会したとして・・・・さ?」
私 「ひぃぃぃぃぃぃぃ」(泣いてます)
M 「そんで、うっかり結婚してしまったりするのだろうか?」

 そんな例え話されても、それ、例え話になってないし!つーか、後から考えれば「今、原監督が50歳だけど、原が25歳のときに、20歳のアタシと付き合ってたとして」のほうがまだ・・・・

 でも、我々の間には、ってゆーか、個人的には「ナカジがキムタクみたいなアイコンになった瞬間」でした。

 スポーツ紙の噂では、次の「日本代表にふさわしい髪型強要」の犠牲者は、涌井になったらしい。よし、よし、オッケー、ていうか、キタ、キタ〜〜!

 こんな楽しいものなら、毎年WBCやってほしいくらいだ。

 てゆーか、そんなバカ話で、コードレス電話の電池切れで突然電話が切れ、時計見てみたら「げ、朝の4時?」

 私、昨日もほとんど寝てないんですが・・・・・

 で、とにかくバタリと寝たんだが、目が覚めて、ハっと時計見たら、朝の10時でした。
 目覚ましオフになってなかったので、鳴りっぱなしでも寝続けたんでしょうね。

 で「やばっ」と慌てて支度して、10時半くらいに家を出たのですが、ドアを開けたら「げ?ゆ・・・・雪?」で、もう眠いし寒いし、全然酒抜けてねーしで、もう散々でした。
2月26日(木)

 今朝は朝から天気がどんより。
 平日二連休開けだから、気分もどんより。
 しかも、休みの間、昼寝ばっかこいてたもんだから昼夜逆転しちゃって、昨晩はほとんど眠れてないから、さらにどんより。
 それに加えて、朝のワイドショーで「玉置コウジと石原マリ子が結婚!」というニュースをうっかり観てしまい、「2人のこれまでの軌跡」をしっかりお浚いしちぇってげんなり。
2月25日(水)

 昨日のWBCの練習試合、視聴率が20%いったらしいですね。
 とほほ・・・・、日本シリーズ並みの視聴率なのに、あんな試合ですいません、って私が謝ってもしょうがないが、今日は昨日を上回るバカ試合でした・・・・

 オーストラリアはピッチャーはまあまあなのに、なんであんなに守備ひどいの?
 つーか、エラーがなければ、ジャパン(笑)は何点得点できたのだろう?

 それにしても、あんな満員の京セラドーム初めて観たが、週末の西武ドームでの西武との練習試合も満員になるんだろうなあ。日本シリーズですら満員にならなかった西武ドームなのに・・・(休日はともかく、平日は)

 とりあえずオーストラリアとの練習試合2試合は、パ・リーグ・ファン的には「岩隈と杉内がお立ち台ゲット」ということで、比較的見栄えのいい投手2名を貴重なゴールデンタイムの地上波で、しかも高視聴率の中でニワカの皆様(あたしに言われたくないだろうけどな)にご紹介できたことだけが、かろうじて必死の「いいこと探し」

 まあ、岩隈さんはテレビで見ても、びっくりするくらい足が長いけど、登板してるときは実はイマイチなわけですよ(笑)
 テレビで観て「岩隈、かっこいい」と思った人はぜひ球場に足を運んでいただきたい。
 登板日じゃない日に(笑)
 いつも日記に書いているが、岩隈さんのセンターやショートでの遊びの守備練習、マジハンパなく極上な美しさですから。

 今日の楽天の練習試合の映像。片山君好投。後ろに写っている風力発電の羽が微動だにしないのが気になるが(笑)
 でも、いいなあ、このまったり感。やっぱこれよね。
 中日ファンにいい人材がいてうらやましい。

「すごいなあ。オープン戦、毎日中日でやってもらいたいくらだ」と楽天ファンの声。

 片山君、去年は「なに、この猫パンチ投球フォーム?もったいない」と思ったが、今年は少し本格派に修正したのかな?片山君と朝井は、根明キャラなので、この2人が活躍してくれるとブルペンが明るくなるんだけどな。
2月24日(火)

 今日と明日は仕事休みました。熱烈有休消化中です。

 天気悪いし、体調も悪かったので(病気じゃなくて、ただの出血)、予定通りにゴロゴロして過ごす。

 暇だったので、寝転がりながら蓮實センセーの「スポーツ批評宣言」を読み返してみた。

 ちょっと自分を見つめ直してみようと思ってさ(笑)
 草野進の野球批評本を最初に読んだ、20年くらい前は、それなりに野球好きだったけど、贔屓チームを持ったことがなかったし、ただ単なる「アンチ巨人」という立ち位置だったので、あの本も「これぞ正論」として普通に楽しめたのである。

 それがどーよ。
 キャンプ情報収集で一喜一憂っていうか、「野球のテレビ中継なんて!」を飛び越えて「動画でせこせこ」ってさ・・・・・

 しかも、プレーがどうのよりも、髪型が気になってしょうがないって、最低の野球ファンである。

 なので、少し己の背筋を正していただこうと、久々に「スポーツ批評宣言」を読んでみたのだが、この手の本って書いてある内容がどうのってよりも「この頃の注目選手って出世した?」のほうが面白いのね。

 サッカーで言えば大久保が期待されてた。大久保かあ?今の日本代表だけど、活躍してましたっけ?(日本代表に興味がなくてすいません)

 野球でいえば、松中が期待されてた。えーと、前回のWBCでの活躍の前の話ですよね。今回は落選したことも含めて感慨深い。

 さらに興味深いのは「原って、もしかしたら21世紀の名監督になるかも?」という記述である。
 ちょうど「髪型矯正を断行した原は実は凄いのでは?」と思ったばかりなので、蓮實御大のこの予言は心に突き刺さる。

 でも、イチローの評価は微妙というか、「継続性でやってる選手」として誉めてはいるが、好きな選手ではないあたりが、私と同じかも。
 柴田先生の本だったか、野球好きなアメリカ作家がイチローを評して「彼は野球選手というよりも、記録を積み上げるアーチスト」という記述があって「ああ、そんな感じ」と共感したが、アーチストっていうよりも、やっぱ職人だよなあ。漆塗りをコツコツ造るとかそんな感じ。アーチストっていうと、岡本太郎とか横尾忠則とかってイメージだし。

 さて、今日はWBCの練習試合を地上波放送するらしいのですが、「夜8時から」って、すごいっすね。試合は7時開始なんだから、7時からやればいいのに。って、なんで7時からなんだろう?

 実況鯖重っ

 なんで黙祷しているのかと思ったが、そうか、相手がオーストラリアなのか。
 つーか、あの山火事どうなったの?

 はあ、つまんね。
 早く地上波でも放送してくれないかな。開始1時間後じゃ先発ピッチャーとっくに交代してそうだけど。先発はやっぱダルですって。

 録画中継(?)始まりました。
 こりゃ、面白いわ。
 だって、客席満員のホームゲームなのに「登場曲」も無いし、異常に静かで、まるでファームの試合みたいに淡々とやってるけど、メンバーは超豪華で、しかも地上波放送って、すごいなあ。

 ダル、ドーム球場だから大丈夫かと思ったけど、打たれてないけど、粘られて、ランナー溜められたところで内野安打で得点されて、で、次が岩隈さん?

 目眩がするような豪華投手リレー(笑)
 去年の沢村賞争いリレーですか?

 岩隈さんも、緊張のためか、やや挙動不振だったが、去年も楽天ファンを「テレビで観ると、クソ球にしか見えないのに、打者はよく振ってくれるよな?」なフォークボールで見事に押さえた。
 これでまた、ダルがブログで岩隈さん賛辞を披露してくれるのかもしれない。

 ジャパンの(笑)攻撃。
 イチローの後ろ(おいしー位置)に座るムネリンがベンチの華として声出しまくって機能しているようだ。

 ええと・・・・3回まで終わりましたが、ジャパンの(笑)得点、えらくセコくないですか?
 その割には、ダルにしても岩隈にしても、けっこうグダグダに粘られてるんですが・・・・まあ岩隈さんは、ああいうときのほうが勝ち投手になるんですけど。

 おー岩隈さん、ゴロで打ち取る投球で4回を押さえた。今年もこの調子でいってくれるといいなあ。今日はちょっと低めが低すぎでボールになり気味だと思うが。

 それよりも、やっぱ、ナカジの黒髪いいねえ。
 ほんと、原監督、グッジョブだ。
 どーせ、WBCが終わったら速攻で茶髪に戻すんだろうから、いまのうちに楽しんでおきたい。

 ええと、TBSの中継、岩隈さんの好投が終わったら、いきなりライブになって、マー君の登板途中。その前に小松が投げたらしいが「見えない人」となったようだ。

 わー、この全く、野球愛を感じない放送(笑)
 本戦もTBSがやるんでしょ?今から覚悟しておこうっと。

 あ、9時45分であっさり終わっちゃった。
 練習試合を2時間も放送してくれて、ありがとうございましたwww

 わたくし的には、岩隈さんが地上波できっちりやったのと、ナカジの黒髪&見逃し三振した顔が超かわいい、でよかったんですが、ほんとの野球ファンにはあれでよかったんでしょうか?かなりつまんない試合だったし。まあ、代表試合なんて、つまんないことが多いのだが。北京五輪のときみたいに劇的に負けてくれないとね。

 やっぱWBCは投手の球数制限がネックだなあ。
 今日のダルだって、3回くらいから調子戻してたかもしれないけど、それができないのって、もはや野球じゃないし。

 オーストラリアの先発の小柄な(177センチ)左投手がけっこう頑張っていたので「楽天に来ませんか?」って本気で思った。だって、代表選手じゃないみたいだし、メジャーでの登板経験も数回あるようだが、メジャーはあきらめて母国に帰って学生やってる人らしいのに、あの満員の京セラドームでメジャー選手相手に好投したと思う。

 さて、明日は松坂登板か。
 貴重な地上波放送であるから、また観るけどさ、早く生観戦したいなあ。主力がWBCで不在のオープン戦などをまったりと。
2月23日(月)

 他にニュースがなかったのか、今朝の「とくダネ」のトップがとうとうWBCでした。
 その次が「皇太子殿下誕生日会見」で、「ニッポンはマジはんぱなく平和だなあ」と・・・・
 他の局もこんななのかと不安になってきたので、チャンネル替えてみたら、飽きもせず麻生叩きしてました。
 麻生叩きにも飽きたしなあ、やっぱ、ここは能天気にWBCのほうが数字とれるもかもしれない。

 さらに「ええええ?」と思ったのは、明日・明後日のオーストラリアとの強化試合をなんと、地上波で中継するの?
 サッカーだと、親善試合まで地上波でやるのは当たり前だけど(なので、私みたいなシロートはどれが強化試合なのか、W杯予選なのかわけわかんなくなってくる)野球でもやるの?

 去年、パ・リーグのクライマックス・シリーズを無視した地上波が?

 地上波しか見られないわたしゃ「貧乏人は麦を食えってことですよのね?」とばかりに、AMラジオで西武対日ハムの試合を鑑賞していましたことよ。

 まあ、宮崎での動員もハンパじゃなかったようで、サッカーでもそうなんだろうけど、リーグ戦に興味の無い人でも(あたしだってJリーグでどこが優勝したかなんて知らないし)、代表試合になると急に興味を持つおっちょこちょいが多いんだなあ。

 WBCの場合には、イチローもいる、松坂もいるってことで、一般的知名度はサッカー代表よりも上だろうし。
 こうなると、なんとかWBCでいい成績残して、野球人気が盛り上がってほしいんだけどね。どーなんだろうね?
 ほんと、私には「オールスターなオープン戦」だとしか思えないんだけどね。

 麻生総理的にはWBCで惨敗してほしいんじゃない?
 そしたら、マスコミは政局そっちのけで、原ジャパン叩きで忙しくなるし(笑)

 でも、もし優勝しちゃったら、「原監督に総理大臣やってもらいたい」とか言い出すやつが出るかもしれないな。に、100ルピー。

 しかし、天性のアンチ巨人であるがゆえに、原監督のことも別にどーでもいーのだが、先日の「ナカジを黒髪矯正」のニュースに続き、今日は「横浜・村田の髪型矯正」をやったようで、個人的には「原監督、ステキ!もっとやれ〜」と、原がプロ・デビューしてから(1980年。まさに私の青春時代とリンクしているのである)30年近く経ったが、原辰徳をカッコいいとか思ったこと全くナッシングであったのだが、やっとリスペクトする機会を得たようだ。

 ヤバいなこれ・・・・・、あと、涌井と杉内の髪型もどーにかしてくれたら、あと、稲葉御大のもなんとかしてほしいんだけど、稲葉に関してはいい年なんだから嫁がなんとかしろと言いたいが・・・・・涌井が茶髪やめたら、巨人ファンになってもいい!・・・・・かも・・・・・やっぱ、無理かも・・・・・でも、罰ゲームとして一試合くらい東京ドームのライトスタンドで「おーがーさーわーら、ヒュー、ヒュー、ヒュー」と指笛吹いてもいいです。(あの応援、心底気色悪い)

 いやでも、冗談は置いておいて、原も大変だな、と。
 この時期に自分のチームほったらかしで代表監督って、やっぱ辛いですよね。
 で、代表人数絞ってみれば、なにかと言われますが、(「なぜ、亀井を残した?」とか)、2ちゃんあたりでも、ちゃんとした人はちゃんとわかっていて「故障抱えた他チームの主力を潰しちゃ悪いだろうから、自軍の選手をベンチウォーマーとして残している」っていうあたりなんでしょう。

 捕手でいえば、西武さんからお預かりした細川は、さっさと返しましたが、阿部は残しておいたあたり。
 どーせ、先発捕手は城島で決まりなんですから。
 広島の石原だったら「万が一のときの控え捕手」という立場でも申し分ないでしょう。
 あの地位だったら、うちの嶋さんあたりを代表に帯同してもらっても、よろこんで、って感じ。(勉強させてやってください枠)

 友人M嬢は「細川はパの投手のデータ知ってるし、乱闘要員にもなるのに・・・」って言ってましが、やっぱ英語ができる城島がいる限りは・・・・いや、城島の英会話能力どの程度だか知りませんが、細川よりは相当マシでしょう。

●仕事の話

 野球話ばっか書いているので、久々に仕事の愚痴でも。

 てゆーか、仕事暇だから、全くストレス無く、優雅に書類整理に勤しんでいるのだが、困ったことに育成選手のSさんも暇になってしまった。

 私やエビワカちゃんや、マスオさんも、「Sさんになんとか仕事を」と努力したのであるが、あっけなくタマ切れしたので、部長に「Sさんが暇です」と訴えたら「ああ、じゃあ、シュレッダーしてもらおうかな」と言うので「またシュレッダーですか?」

 なんか、シュレッダーばかりやらせるの気の毒で・・・・と私が言うと、ちょうど横にいた他部署の人が「でも、あっちの事務所では、育成枠の子がずっと、楽しそうにシュレッダーしてたよ?」

 うちの会社は社員数100人に満たない零細業なんだが、法令で「育成選手を1人とりなさい」ということになっている。
 しかし、親会社のほうは、社員数がそれなりにいるので、法令では育成選手を5人くらい育成しないといけないらしい。
 でもさ、まあ、わかるんだけど、親会社は社員数3名くらいで切り盛りしている支店がメインなので、育成枠選手をとる余裕が無いのだ。
 育成以前に、親会社支店の厳しい勤務シフトに嫌気がさして、退職者多いんだから。

 そいういう理由で、親会社が本来なら法令で雇わなければいけない育成選手は、「わりかし一般企業な子会社」であるうちに出向という名目で配属されているのである。

 さっきの話でいえば「あっちの事務所では、育成枠の子がずっと、楽しそうにシュレッダーしてたよ?」というのは、去年、採用した知的障害の子なんである。

 コネっていうのか、うちの役員氏の友人のお子さんで、前には大手企業の工場に就職したらしいが、あまり上手くいかなかったので「お前の会社で雇ってもらえんか?」という経緯で来た子であった。

 はっきり申し上げると、相当手間のかかるタイプだった。
 マンツーマンじゃないと絶対無理。
 少しテンションあがると、明後日の方向にダッシュしてしまうタイプ。

 さて、その子の受け入れどーしよー、というときに、捨てる神あれば・・・・って言っていいのかどうか・・・・「健常者」呼ばわりされてても、スレスレの人がいたのである。

 親会社の社員だったのだが、仕事できなくて有名で、私も一度イベント仕事で一緒になったのだが「なに、この人?忙しい、忙しいと無意味に駆け回ってるんですけど?」と呆れたが、常にそうらしく、それでも迷惑かけなければ、ただ走り回っているだけで放っておけばいいんだが、ありがちな話だが、本人は自分がバカで無能だということを全くわかってないし、外面だけというかパっと見、それほどバカだとわからないので、それに騙されてオーダーしちゃった顧客からクレームの嵐で、それにヘコんだ本人も無断欠勤スレスレのところをママゴンが診断書を突きつけて解雇は回避されて、しょーがないから、子会社に押し付けてきたのである。

 親会社の経理の御局様のNさんにも「しょーもないもの、押し付けてごめんね」と謝られたくらいだ。

 で、うちの部署でも、わりかし「知力よりも体力」な部署に配属されたのだが、やっぱし、かなり、やらかしてくれたようで、「でも、クビにできないし、あそこのお袋さん超コワいし、すぐに診断書もってくるし、こうなったら最後の手段」というわけで、ずっと、時給800円のパートさんにやらせていた仕事を任せるようにしたのである。

 ちょうど、そのパートさんが辞めたいと言っていたので、それなりに重要な仕事だったので「後任は?」と悩んでいたところだった。

 そうそう、その前に、社内ルート便のドライバーをやらせるというあからさまな「肩たたき」案も出たのだが、さっそく「持病があるので運転は無理」っていう診断書もってきたらしい。
 そしたら、知的障害の子を受け入れる話になったので「じゃあ、彼に面倒みてもらおう」ということになったのだ。

 その作戦はけっこう上手くいくのではないか?と私も思ったのだが、やっぱりドンピシャだったらしい。
 ダメな奴って、その下にもっとダメなのをつけると、すっごく生き生きとやってくれたりするんですよね。
 つーか、仕事ができないだけで、人柄の悪い人ではないので、きちんとその子の世話をやっているみたいだし、(まあ、悪く言えば、自分の置かれた立場をさっぱりわかってないとも言えるが・・・・)、社会人になって20年近くなって初めて、他人から評価されてるようだし。他人っていうか、その子の両親はもう大感激で「うちの子は、もう毎日Kさんに会うのが楽しみみたいで、家でもKさんのことばかり話すんですよ」と去年の忘年会の帰りに息子を迎えに来た両親が、「楽しそうに働いてるみたいで、よかったですねえ」と挨拶した私に向かって、Kさん賛辞をまくしたてていたくらいだ。

 そういうわけで、我が社としては、「戦力外通告したいんだけどさ・・・」なK氏は、育成選手担当コーチとして立派に機能しているので、社会貢献的には素晴らしいことではあるが、だったら3人くらい育成選手の面倒観てもらわんと人件費に見合わないのだが・・・・

 そっちの事務所にはもう1名、育成選手がいるが、その子は「軽度の自閉症」らしく、データ入力は「健常者」以上に完璧らしい。
 ただ、熱中すると止まらないようで、先日も社員がバイトのデータ入力の手伝いする応援作業に参加したが、自閉症の彼も私と同じ仕事をやっており、たぶん、彼のほうが私よりも相当分量をこなしていたと思うのだが、キーを打つ音がエラく激しかった。

 で、隣に座っていたお目付役に「わー、指がおかしくなってきますね!」と話しかけていて、お目付役は「そーだね」と聞き流していたが、午後の休憩時間に「S君、一日中あの仕事は無理だな。午後は外すか」と他の社員に相談してたので、私が「あの乱暴なキータッチじゃ、ほんと腱鞘炎になるでしょ?いつもあんななの?」と聞いてみたら「S君のキーボード、ガムテ補修でボロボロなんだよ(笑)」

 S君の場合には、自分で適度に休憩とるとかはできないようだから、そのあたりを回りが気をつけてあげれば、入力の精度自体は上級だし、データチェックにおいても「普通の人だと、文脈的に合ってそうだからスルーしちゃうあたりを彼は絶対に見落とさない」ということで、使い方次第でけっこうな戦力になるようだった。

 さて、そういうわけで育成選手にもいろいろいるわけで、ピッチャーとキャッチャーを同じメニューで練習させられないように、配置にも気配りがいるわけです。
 で、うちの部署のSさんは、手足が不自由系なので、もっといい仕事に就けそうだと思うのですが、前にも散々愚痴ったが、どうやら「あんまり仕事脳がない」タイプのようで・・・・

 普通だったらさ、「なんか仕事ありますか?」ってときに、「じゃあ、この宅急便の伝票をファイルしてね」ってお願いしたら、また手が空いたときに、黙ってそれをやるじゃないですか。その仕事を教えたエビワカちゃんだって「この伝票はこの箱にどんどん溜まってるから、手が空いたときに確認してみて、溜まってたらファイルしてね」って説明していたんだが、しばらくして「なんかお手伝いすることあります?」と言ってきたので「えーと、そーいや、宅配便の伝票やった?」と言われれば「ああ、はい」とやるのだが、また一週間後に聞いてくる。

 毎週月曜日の朝イチには伝票整理とか、こっちで決めてあげないとダメなんだろうか?

 もし彼が自閉症系だったら、そういう指示をするが、そうじゃないので、「伝票溜まってないか、時々チェックしてみてね」と指示しているのだが、そういうのはすぐ忘れちゃうみたいなんだよね。

 毎日の仕事として、やってもらっていることも「この箱の書類、シュレッダーしてね。別に急ぎじゃないから手の空いてるときに」って他の仕事を入れると「あれ?今日、新聞のセットしてくれた?」ということになり「あ?ああ・・・・そうでした・・・・」と思い出すみたいで、一つのことをやると他は全部忘れてしまうタイプらしい。

 で、私やエビワカちゃんは、そういうことを指摘する役目なので、なんだか最近、ちょっと敬遠されがちっぽい(笑)
 一時期は、マスオさんが書類整理の仕事をふっていたので、マスオさんに懐いていたが、マスオさんも波があるから、なんかあったのか、ここんとこ手が空いても、うちらのところ(私とマスオさんとエビワカちゃんで机の島を形成している。経理島)に「手が空いてしまったんですが」って言ってこなくなってしまった。

 まあ、最初から経理の仕事はあんまなくて、E嬢の書類整理とか、コミケH氏が担当する契約書の整理がメインだったんだけど、Sさんが淡々とやるから、そういう「あれは相当溜まってるね」って大きな仕事もすっかり終わってしまったらしい。

 そんなわけで、部長に「Sさんの仕事がありません」と訴えたのだが、私としては他部署にご用聞きしてほしいのだが、部長はすぐ「じゃあ、シュレッダー」って言うので、ちょっとがっかりなんである。
 部長任せにするのもなんだが、私は他部署にSさん向けの仕事があるのかどうかすらわからないので、定例の部長会議などで「こういう仕事があったらSさんがやるから」って発言してくれれば話が早いと思ってさ。

 私やエビワカちゃんが「Sさん暇そうで可哀想だから、なんとかしなきゃ」と自分でやったほうが早い仕事でも、彼にお願いして、そんで、くだらねーこと質問されても、「ああ、それはこうしてくださいね」と笑顔で答えているのだが、やっぱ表情に「まだ、そんなことも覚えられんのか?」っていうのが過るのか、ちょっと遠巻きにされているのですが、今、Sさんが大変懐いているのが、やっぱしM嬢だった・・・・・

 社内一「誰からも好かれる」M嬢であるし、今のところSさんに仕事を頼んだことがほとんど無いので、なんのわだかまりもないのである。

 M嬢はしばらく他部署の手伝いしていて、ほとんど総務部にはいなかったのだが、たまにこっちに戻ってくると、Sさんはすかさず挨拶しにいっていた。たしかに、M嬢の極上の笑顔に魅了される気持ちはわかるけど・・・・

 さらにびっくりしたのは、M嬢ちゃんが「今日はなんだか背中が痛い・・・風邪かなあ?」とボヤいていたので「テニスやりすぎたとか?」と通りすがりの私が軽口を叩いたら「ええ?テニスは最近ちょっとお休みしてんの。だって忙しかったからさ〜」と2人でフツーの世間話していたら、それからしばらくして、M嬢がSさんのすぐそばにあるコピー機でコピーをとっていたら、Sさんが「Mさんは、テニスやるんですか?」

 M嬢は一瞬、なんの話?と戸惑っていたが、「え、ああ、前は部活でもやってたんだけど、最近またスクールに行き始めたの」と普通に返事すると「そうですか。ボクの弟もテニスやるんです」「へえ、そうなんだ」で会話終了(笑)。

 今まで、Sさんが他人同士の会話に反応したことはなかった。
 彼は一つのことに集中していると、周囲の声が耳に入らなくなるようだし、たとえば、私ら経理の島で「きのうのサッカー日本代表の試合」について雑談しているときに通りがかり、「今日は雨が降るらしいですね」とか全く別の話題をぶつけてくるタイプだった。

 前にいた派遣のTさんも、自分が何か言いたいときだけポソリと喋るけど、私が何か話しかけても「はあ、そうですか」で終わりで、全くピンポンできない人だったが、そういうタイプだと思っていたが、Sさんも、「回りの空気に合わせる」ということは全くなく、自分に興味のあることだけ突っ走るタイプのようだ。

 で、普段は向こうから話しかけてくることの少ないSさんが、M嬢にはかなり積極的に話しかけている様子に、一抹の不安が・・・・・
 私の長年の経験でいうと、M嬢に必要以上に懐く人は「社会人としてダメ」なんである。言い方を変えると「私が苦手に思う人は、M嬢に甘える傾向にある」

 うーん、いっそのこと、Sさんが脳障害もある、ってことだったら、それはそれで対応できるのだが、そういう説明は受けていないので、フツーに接してきたつもりだったが、でも、あの物覚えの悪さはやはり障害だと考えた方がいいのか?(幼少時の高熱で手足が麻痺したとのことなので、運動機能以外にも影響があってもおかしくないのかもしれない)

 でも、たぶん、先に述べた「戦力外通告クラスだが、育成選手担当コーチとして首が繋がった」K氏みたいな「日常生活には問題ないが、仕事させると相当問題ある程度の仕事脳障害」だと思うべきか、そういう意味では、仕事脳障害を抱える人はけっこういるわけで、前にも愚痴った新規事業担当の天敵S氏(同じイニシャルばかりでややこしっすね)だって、他の人とはそこそこうまくやっているのかもしれないが「ミヤノさんとちゃんと話ができない障害」を抱えているし、だったら、私だって「S氏とのコミュニケーション障害」を抱えているわけだし、その不自由さは8級くらいにカウントしてもらえませんかね?
2月22日(日)

 今日はゾロ目だ。

 昨日は某飲み会に参加。あんだけ食べて飲んで5000円は安かった。中華料理って素晴らしい。

 「フルタの方程式」が観たかったので2次会には参加しませんでした(笑)
 おかげで12時前後のスポーツニュースを片っ端からチェックできた。
 いつもは11時くらいに寝てしまうので・・・・・
 夜は11時前に寝て、朝は5時頃に一回目が覚めてしまうのである。

 もちろん2度寝するけど、そのうち2度寝もできなくなるのかもなあ、と、日々の2度寝を大事にしているのであった。
 そーいや、昨日の土曜日は、朝は8時に目が覚めたが、また寝直したら、次に目が覚めたのが10時で「お、今日はいいぞ」ともう一度寝てみたら、次が12時で「おお、久々にシラフで惰眠が貪れた」と大変満足いたしました。

 世の中には「寝てる時間がもったいない」という人も多いが、私は逆で「眠っても眠ってもまだ眠い」というのが値千金だと思っているのであった。

 もう、昔みたいに「20時間連続睡眠」なんて無理だけどね。

 さて、野球のニュースはWBCばっかですが、イチローの背面キャッチはたしかに面白いけど、毎日やってるとさすがに飽きてくる。たまにはポロリとやらかすのもファンサービスだろう。
 代表選手の誰かが真似してみて失敗したとかいうニュースもあったけど・・・・

 そういうわけで、いつも書いているけどWBCには食傷気味なんだが、田中マー君は一流捕手にキャッチングしてもらってノリノリっぽいけど、出張で銀座の美人ホステスと散々遊んだあと、家(シーズン中の楽天)に戻ると、正妻の嶋さんが相当しょぼく見えてしまうのではないかと密かに心配である。(つーか「銀座の美人ホステス」って言い回しが昭和の香りだにゃ)

 WBC報道で、最も私のテンションが上がったのが「ナカジが黒髪にした!」であった。

 日本は平和だな。
 キャンプのニュースでも「ノムさんピンチ!」って見出しがあって、どーしたのだろうと読んでみると、ノムさんが移動で愛用しているゴルフカート「ゴールデンムース号」(名前がついているのを知った)が故障したとかで、当初は「修理に時間がかかるらしく、野村監督の移動に支障が・・・」とネガっていたのだが、翌日のニュースでは「ノムさんの足、復活!修理が上手くいって、前よりスピードが出るようになった?」っていう見出しがサイトのトップにあがっていて「どんだけネタがないんだ?」と笑ってしまったが、そーやって、野球ニュースばかり見ている自分が平和ボケなだか・・・・・・この平和が長く続きますように。

 ええと、それでナカジの黒髪の話ですが、去年の北京五輪では、ダル先発の丸刈りジャパンで盛り上がりましたので(たぶん、日本で一番、ワタクシが・・・・)、今回は黒髪ジャパンでやってほしいものよのお。

 とりあえず、ナカジの使用前/使用後

 コメント欄があれば「黒髪のほうが絶対に似合います〜ぅ」とか書き込みしたいくらいだ。
 ダルあたりが、写真をアゲてくれるかも・・・・と、さっそく偵察に行くと・・・・岩隈さんがオニギリ食べてる写真がアガっていた。
 ついでに去年の沢村賞争いについても、気色悪いほど爽やかに言及しているし・・・・

 ん?なんかあったの?
 岩隈さんが他人のブログに登場するのも、珍しい気がする。まあ、楽天にいい(?)ブロガーがいないせいもあるけど。たぶん、楽天内では、ちょっと距離を置かれるような存在なんだろうなと思っていたし(悪い意味ではなく、エースってそういうもんだろうし)、去年のオールスターのときでも、ベンチで喋っているのはマー君だったりしたので、ちょっと近寄りがたい雰囲気があるのかなあ、たしかにちょっと人見知りっぽいし(横に女房役の藤井を置いておくとけっこう喋ってたし)、と勝手に思っていたんだけど、「代表キャンプでご一緒してみたら、意外と気さくないい兄ちゃん」ということになったのだろうか?

 まあ、この前日だか前々日だかに、ナカジがダルにチーズケーキをお裾分けしたようだが、そんときはチーズケーキの写真しか載っていなかったので、ナカジはダルのブログに写真が載るのを拒否しているのかもしれない。けっこう写真映りにうるさそうだし(笑)

 で、岩隈さんが、ダルがキープしていたおにぎりをバスの中で食べていたんで「写真撮ってもいいっすか?」「いいよ?」「ブログに載せちゃおうっかな(笑)」「人気ブログでアクセス数すごいんでしょ?ダルのファンが乗り換えるくらい、いい男に撮ってね(笑)」くらいの会話が展開されたので、ダルが「いい人だ」と感激して「去年のオレの活躍も岩隈さんがいてこそです」な記述になったのだろうか?(って、想像たくましすぎ)

 そんで、和田さんのブログでも「おにぎりほおばる岩隈」が激写されてるというので、さっそく行ってみたら、ほんとに頬張ってました。(年功序列が厳しい世界なので、後輩のダルの写真には「できるだけ美しく」という配慮が感じられるが同じ1981年生まれでも、早生まれなので一学年上の和田の写真にはそういう配慮全く無し。そーいや、5、6年前に「わー、とうとう私の青春時代だった80年代生まれが入社してきた〜」ってけっこうショックだったよな。もうすぐ平成生まれがやってくるからここいらで覚悟しておこう。で、その次が「 え?今年の新卒って21世紀生まれなの?」)

 和田は、マー君と飲みにいった写真も載せてる。
 こりゃ、今後も期待できるぞ、と思っていたら・・・・・・ついさっき、代表落ちが決定していました。がっかり。記録係として同行させたかった。

 ああ、松中さんも落ちたんだ。また2ちゃんでの人気が高まってしまう。


 全然関係ないが、 ププ会萌え系写真
 最初、「全員集合なのかもしれないけど、ずいぶん地味な写真だな」と思っていたのだが、よく見ると、ウッチーのちっちゃさが堪能できて、ププ会ファンクラブ会員なら、この写真だけで日本酒6合くらいは飲めるでしょう。
2月20日(金)

 今週は超ヒマだったので、ガシガシと書類整理に励みました。

 おかげさまで、かなり机の中がキレいになったよ。
 後はファイリングした書類にテプラ貼るだけだ。それはまた来週あたりにゆっくりやろう。

 そーいや、世間では中川外務大臣がラリラリ会見で辞任で盛り上がってましたが、その裏で村上春樹が見事なスピーチで喝采を浴びてました。
 ワイドショーでは「村上氏みたいな人にこそ、政治家になってほしい」と言うコメンテイターもいましたが、まあそう思う気持ちもわからんでもないが、まあ落ち着いてくださいって(笑)

 そういう感覚なら、石川リョウ君の英語会見なんて「彼こそ、将来は日本の総理大臣に!」ってくらいの堂々たる出来だったでしょう。
 ほんと、彼って大物だなあ。
 ANAの「一日機長」のCMのナレーションの上手さにも脱帽したが、ほんと、天性のスターなんだなあ。

 で、くどいようだが、石川リョウ君なんて、まさに「ゆとり世代」ですよね?うふふふふふ。
 まあ、10年後にはどうなってるのかわからんが。おねがいですから、ナカータさんみたいな旅人転向だけはやめてほしい。

 私がどうも、ナカータさんが苦手なのは、同世代(バブル世代ですから)の女子の多くが「イタリアに留学します」と旅立ったまま行方不明な印象があるからなのかも(笑)

 最近は、「仕事にもプライベートにも行き詰まったOLの海外留学」って流行ってないんですかね?やっぱ、景気が悪いから?

 あ、でも、高城剛と結婚したエリカ様が「スペイン留学する」とか言っていたようで、なんだか懐かしい感じがしました。やっぱ、留学は基本よね。
2月19日(木)

 「ゆとり世代」について書いたら、掲示板にいろいろ書き込みいただいてありがとーございます。
 どーやら、ネットで中傷されてる「ゆとり」っていうのは、頭が現在21歳くらいらしいですね。田中マー君も該当者だな。マー君がオッサンたちにも人気なのは「昭和の香りを感じさせる」ってあたりだと思うのだが、「ゆとり世代の中に咲いた昭和の花」ってかんじが、さらにウケるのかもね。

 で、そーいや、自分の世代はどうなっているのだろう?って思ったら「バブル世代」なんですと・・・・

 はあ・・・・・・(溜め息)
 まあ、そりゃそうなんだが、「ゆとり」のほうが語感がいいだけマシのような気がする。

 「これだから、ゆとりはw」
 っていうのより、「これだから、バブルはw」のほうがキツいような・・・・

 ええと、あの、せめて「マガジンハウス世代」にしてもらえないかと・・・・

 いや、今日ね、職場でマガジンハウスの話題になったのです。
 仕事上の話で、もしかしたらマガジンハウスに問い合わせしないといけないのかって案件が出てきて。

 そしたら、その仕事の担当者の30歳のE嬢が、マガジンハウスに全くピンと来てないのがわかってしまった。「へえ、アンアンもそうだったんだ」って?マジで言ってるの?
 E嬢は、オシャレ大好きな女子であるのに・・・・E嬢の服装を見てれば、最近ファッションが丸わかりなのだ。

 さらに、その仕事の相談を受けていた私と同じ年(学年一つ上だけど)のTK部長は「マガジンハウスって会社なの?講談社とかの別部門とかじゃないの?」って、それはたぶん、ホットドックプレス的に時空が歪んでいるんだと思うが、そんなこと言っても誰にもわかってもらえそうになかったので黙ってましたけど。

 私が20歳のころは、マガジンハウスを中心に地球が回っているかのような時代だったんだけどなあ。

 まさに、遠い目になる・・・・・

 でも、30歳のE嬢はともかく、同世代の部長がマガジンハウスに疎いのってどーよ?と思ったので「私が大学生のころは、マガジンハウスに就職したなんて話はもはや都市伝説でしたよ」と言っても「ふーん?」

 この話は前にも書いたと思うが、当時の学生の間の都市伝説として「マガジンハウスに内定もらった先輩」っていう話があったのだ。

 「私は直接知らないんだけど、うちの大学の先輩でマガジンハウスに内定もらった人がいるらしいんだよ」
 「ええ?マジ?そりゃすごい!いったい、どんな人だったの?」
 「それがね、面接のときに『どういう職種を希望されますか?』と聞かれたら『経理志望です』で一発合格だったんだって」

 この都市伝説、他からも耳にしたことがあるので、当時の大学生の間ではけっこう流通した「よた話」だったのだろう。

 ちなみに、2009年の今日、この都市伝説を部長とE嬢の前で披露しても、さっぱりウケませんでした。

 「ですから・・・・・当時のマガジンハウスで、経理とか事務を志望してやってくる学生なんていなかったっていう笑い話なんですけど」と、説明する気まずさよ。

 私なんて、マガジンハウス社屋に「椎名桜子 家族輪舞曲」って垂れ幕かかってたことを昨日のことのように覚えてるんだけどなあ(笑)
 「なんじゃ、そりゃ?」って思ったわさ。
 私は別に自分の才能でのし上がろうとか全く考えてなかった地味な女子だったから、ただ笑っていたけど、周囲にいた「何者かになってやろう」(スタイリストとかエディターとかアートディレクターとか?)という野心を持った女子たちは「え?あれでいいわけ?そういうもん?」と相当複雑な心境に陥っていたというのも、今となっては懐かしい想い出話である。

 そういや、バブル世代が憧れた「カタカナ職業」っていうのも死語の世界ですかね。

 あ、でも、「ハイパーメディアなんちゃら」だった高城剛が、沢尻姫ゲットしたので、同世代の皆様は「高城剛、まだいたんだ」と遠い目になったことでしょう。

 20年前も高城剛がいったい何をする人なのか、よくわからなかったのだが、今は何で食っているのだろう?

 そういう謎な著名人ってときどきいますよね。

 古い話ですが、友人知人の多くがロンドン大好きだった10数年前にはよく「ロンドンでなぜか土屋昌巳を目撃」情報が多く寄せられました。
 ある友人は「ああ、土屋昌巳だあ・・・と思って、漠然と眺めていたら、同行していた女子と繋いでいた手をパっと離してさ・・・・別に、若い子と手つないで歩いてよーが、こっちはどーでもいいんだが」と言っていた。

 土屋昌巳が既婚なのか、離婚したのかすら、こっちはよくわからんわけだし、最悪、ワイドショーやスポーツ紙にタレ込んだところで「土屋昌巳って誰ですか?」ってところでしょう。
 シャズナが「すみれ、セプバーラブ」をカバーしてヒットする以前の話でしたし。

2月18日(水)

 WBCキャンプ、なんだか盛り上がってますね。
 キャンプ地宮崎の経済効果が100億円とか・・・・・
 たしかに、週末の宿泊施設は満室らしいから、そりゃそれなりのお金が動くのでしょうけど、日本ってホントに不景気なんですか?(笑)

 各球団のキャンプ担当記者もWBCキャンプに移動しちゃったのかね?
 スポーツ紙もWBCキャンプ話題ばっかりで、食傷気味なのであった。

 それでも、宮城ローカル放送の楽天キャンプ情報を(動画で)マメにチェックしているのだが、「岩隈好調!」とか「新加入のラズナー初登板で上々の出来!」みたいな映像で、小坂が地味に三振してるのですけど・・・・・

 なんでいつも小坂なんだ?
 わかっている人だったら「小坂から三振奪っても、別に・・・・」って感じなんですけど、今の時期、ベテランの主力打者はまだ調整中で、紅白戦にも出てこないから、「一応、全国的に(あくまで野球ファンの中での)知名度の一番高い打者を空振り三振」って映像が選ばれたのかもしれないが・・・・・

 しかも、守っている場面でも捕球したあたりで映像が切れるし・・・・送球も見せてほしんだが・・・・・でも、主役はあくまでも投手なんでしょーがない。

 そんなわけで、マー君も岩隈さんも代表合宿に旅立ってしまったので、一挙に地味になってしまった楽天キャンプ情報でした。おかげで、ローカルニュースでは鉄平インタビューとかやってたけどね(笑)、あと、寺田君のインタビューもやってた。「目標にする投手は?」って質問に「それはもう、一生岩隈さんです!」と生涯岩隈宣言をしていた。なんか、追っかけの女子みたいで・・・・・

 そーいえば、また寒さが戻ってしまったが、先週末は「なにこれ?夏?日焼け止めいる?」ってくらいの陽気だったので「そろそろ、変な人たちも巣から出てきそうだな」と楽しみにしていたのですが、さっそく先日一人目撃しました。

 帰りの電車で、私は座っていたのですが、向いの席の前に立っていた(要するに私に背中を向けて立っていた)女性の足下がふらつくので「大丈夫なのか?」としげしげと見てしまったのですが、フラフラしているのにつり革に掴まってないので、ほんとに不安定だったのですが、どうやら本に夢中だったようで・・・・・・って、そのカラーのプロ野球選手名鑑って、たぶん、先日発売されたニッカンのヤツですよ・・・ね?

 うううう、選手名鑑に夢中で足下がおろそかになっている中年女子・・・・他人ごとと思えず、超痛い・・・・・と思いきや、後ろ姿はフケてたのですが(髪型や服装の印象から)、よくよく横顔を見てみると、肌はふっくらつやつやだし、まだ20代前半みたい?

 で、眼鏡をかけていたのですが、弱視気味なのか、名鑑に顔を近づけてはニヤりとまた少し距離をおいて・・・という、非常に落ち着きのない読み方してました。
 で、名鑑に顔を近づけて離すたびに、足下もユラりとステップ踏むのです。

 かなり斬新な踊りというのか、電車の中でコックリさんになっている人が持つ負のパワーを立ち姿で表現したかのような、目障りさがあった。
 よろめいて、ときどきこっち側を向くのだが、目が完全にハートというか、釘付けだったので「どこのチームのファンなんだろう?」とさらに観察してみると、かなり慌ただしく不規則にページめくってました。

 捲って顔近づけてうっとりして、また捲って顔近づけてうっとり、って相当、鬱陶しいんだけど、さらに観察してみると「え?この子、目を近づけてるんじゃなくて、もしかして、口を近づけてる?」

 ぞおおおおおおお〜

 2軍の試合を観に行くと、人がまばらだから、そういう紙一重の人が散見されますが、それが男子だとそれほどでもないんだけど、女子だとかなり痛いんですよね。

 そーいや、ずいぶん前だが、会社の用事で税務署に行ったとき、駅から遠いのでトボトボと歩いていたんだが、向こうから「なんとなく全身青」な人が歩いてきた。
 近づいてみると、杖をついた少し歩行の不自由な中年男性だったが、ベイスターズの帽子とTシャツにボトムは白いジャージでばっちりキメていた。
 あれが駅に向かって歩いている人なら「これから応援に行くのだろうか?でも、昼間なのに?いや、出待ちじゃなくて、入り待ちするのかもしれないし」と善意に解釈できますが、駅に向かう方向じゃなかった。あれが普段着なんだろう。

 でも、感心したのが、杖まで見事にベイスターズ・ブルーだったことだ。
 ああいう杖を見つけたのか、それとも特注品なのか、それとも自分でペイントしたのかわからないが、あそこまで極めると、あれはあれで「おシャレ」と言ってもいい領域だろう。
2月17日(火)

 こんばんわ。クラウザーみやのです。

 ドガガガガガガガ 死ね死ね死ね死ね皆殺し 殺戮殺戮殺戮!

 とか、そういう感じです。たぶん。

 心の中でジェノサイドされたのは、ここ2年ほど、私の天敵である、新規事業のチーフS氏でした。
 最近は、彼のアシスタントであるO嬢がちゃんと仕事してくれたので、S氏と直接やりとりする必要もなく、S氏もあいかわらずトンチンカンというか、思いっきりわかりやすく私を避けて、経理的な話はマスオさんにしていたのでありました。

 まさに永遠の平方四辺形のような絶妙のバランスでした。

 とは言っても、その新規事業の経理的計上は私の仕事であり、今日も夕方になると「そろそこ、あそこの入金確認しないとな」と、あっちの部署で作っている売上管理と入金管理のエクセルの表を開いてみると・・・・・

 あれ?得意先コードがなんで無いの?

 セルが非表示になってるのかと思ったが、やっぱし無い。

 嫌な予感がしつつも、顧客管理の元データのファイルを確認すると・・・・

 や、やられた〜〜〜

 去年も一昨年もたしか、同じ事態が生じて、私をズンドコにたたき落としたのですが、あいつら自分の都合で、顧客コードを変えるんですよ。
 まあ、それは業務上仕方ないのかもしれませんが、せめて事前に一言言ってもらえれば、スムーズに対応できるのですが、いきなり勝手に変更されてると、相当ヘコみます。

 そっちの部署で作成している顧客コードで、こっちが管理してる売上管理システムの顧客コード作ってるって、去年も一昨年も説明したじゃん!

 全然、忘れてるんだろうなあ。
 つーか、そもそも、あそこの部署は、あのデータを元に、私がどんな作業してるのか、何度説明してもさっぱりわかんないんだろうな。
 前にも散々、愚痴ったけど、やっとあの部署が「エクセルでやるの大変なんで、会計システムに載せられないか?」と提案してきたので「ほらきた、よっし。ここで私がどんな苦労してくるか説明するチャンスだ!」と喜んだのだが、何度説明しても、さっぱり理解してもらえなかったし、結局「今のやり方じゃ、会計システムに載せるのは無理」ってことになったようだ。

 それはしょーがないのだが、それにしても、顧客コードの重要性するら理解してなかったのね、っていうのか、汎用会計システムに載せるのは難しいから、社内で開発するのは?って意見も出たのだが、それにしたって、顧客コードは重要でしょう。

 でも、そういう経験の無い人には、どーでもいーことなんでしょうね。

 でもさ、わからなくても、あのファイルは私も見てるんだし、ってゆーか、あれだけが頼りなんだけど、私に何の相談もなく勝手に変更されたほうが、やっぱショック・・・・

 で、たまたまそのチームは会議中だった。
 私のすぐそばにある会議室というか「上客用、接客スペース」で。

 なので、まず、探り入れるために、その部署のアシスタントであるO嬢に「あのファイルの顧客ナンバーを変えたの?」と内線してみると「はあ、そうですけど?」

 この1年で、私があれこれと指示を出して、なんとかまともにやってくれるようになったO嬢であるが、あまり事務経験が無い上に、こんな「ちゃんと教えてくれる人もいない」という職場でよくやっくれているのだが、性格的にかなりおっとりマイペースなので、私がギャースカ言っても「?」と聞き流すし、私が何に怒っているのかもたぶんわからないのだろう。

 普通の人だったら、私がアレコレ指図してイライラしている気配を感じたら「何か変更があったらミヤノさんに相談しないと、私が怒られるし。ミヤノさんとは仲良くしておこう」と思うハズである。

 全く仕事ができない人でもないのだが、うらやましいほどマイペースにヌケており、彼女の入金確認もけっこう穴があるので、「ここ入金あったんだけど、ヌケてるから」と私が指摘しても「はあ、そうですか」とどこ吹く風で、まあ私だって完璧じゃないし、そういう細かいことはミスしがちなので、O嬢の作る入金確認表を私がチェックして、っていう流れを私で勝手に作っていたのである。

 それで、私も「得意先コードを変更するのはいいけど、今年はこれで固定されるんですかね?」と確認してみると「違うみたいですよ?」って、ええええ?

 「あんまり頻繁に変更されると、こっちが困るんですが?」
 「あ、そうなんですか・・・・・」

 「笑っていいとも」でタモリが観客と交わす「今日はいい天気ですね!」「そうですね!」みたいな・・・・・・まじ、そんな感じ。

 で、私が「これ、今後、新規が増えると、どういうふうに発番するつもりなの?」と聞くと「発番?ってゆーか、海外と国内に分かれてますが、間に挿入してくみたいです」

 細かい話になるが、そのコード付けは海外1、海外2、海外3、国内4、国内5、国内6・・・・になっていたので「これって海外の得意先増えたら、どーすんの?」と思ったのである。

 そしたら、O嬢は「単純に海外6になって、その次が国内7になるんじゃないですかね?」と言うので「要するに固定のコードを決めないってことなんですか?」と私が詰め寄ると「このコード?って言うのか番号って、要するに取引先の総数を表したいだけだと思います」

 そーゆーのは、他の数式でやってくれよ!

 たしかに、いったん加入しても、すぐに辞めちゃう取引先もあるから、欠番出たりするんだけど、顧客コードで、取引先件数をカウントする発想って?

 その内線電話が終わると、思わず「もう、この仕事の経理すんの、私は嫌!」と魂の叫びをしてしまいました。

 でも、悲しいかな、いつも私に愚痴る部長は朝から機嫌が悪く、自分の仕事で目一杯で、私を全くフォローしてくれないし、エビワカちゃんも昼過ぎから「○○の集計が3000円合わない!」で夢中で、私の叫びは天井に空しく吸収されました。ですとろ〜い。

 で、隣の会議室からは、打ち合わせも終了間近で、派遣のO嬢に事務仕事は投げっぱなしの3流営業マンの皆さんの笑い声が漏れてくる。

 あんなにドアを蹴り倒したい気分になったのは生まれて初めてだった。

 ええと、クラウザーさんの必殺技って、なんかタンを丸めて、えれー気色悪いのでしたが、ほんと、ああいうのお見舞いしたくなりましたわよ。

 ほんとに本気で「この会議室の中のやつが全員死ねば、せいせいするのに」って思いました。

 で、6時過ぎまで我慢して会議が終わるのを待って、終わったところでさっそくダイブして、S氏に「これって、どういうことでしょう」と突きつけると、その部署の新たなチーフと言える新役員氏が「顧客コードがころころ変わっちゃまずいっしょ」と、さすがあんたはまともな頭の持ち主なんで、うちの会社でそこそこ出世したのかもしれないが、ちゃんと部下を指導しないと許しませんからね、と横目で睨んでおいた。

 で、S氏は「ええ?そうだったんですか?って、そんなはずはないんだけど、・・・・Oさんに任せてたんで・・・」と、予想通りにO嬢に罪をなすりつける。

 百歩譲って、O嬢の誤解だったのかもしれないが、ちゃんと説明して、さらにちゃんと確認してあげないと、O嬢は言われたことしかできないし、(そういう時給しか貰ってないし)、そういう人に丸投げするオメーが悪いんだ、って思ったが、S氏は「あれ?おかしいな?Oさんに確認しておきます!」と、引きつった笑顔で逃げていった。

 死ね・・・・・・って本気で思ったことは、おかーさんには内緒です。ガガガガガガガガ、ですとろーい。
2月16日(月)

 これは先週の話ですが、世界最大の広告代理店と言われる、某D通に弄ばれた話でも。

 これって、職務上の守秘義務とかに触れるのかな?まあ、そんなシークレット事項でもないと思うけど・・・・

 ともかく、なんでうちみたいな零細企業が、某Dさんの取引先になっているかというと、グループ会社で販売しているとはいえ、ほぼ「社内報」みたいなマイナーな専門誌があり、うちがその広告代理店みたいなことしていて、長年のお得意さんとナーナーでまったりとやっていたのだが、そこに誰かのツテで(人脈が広い、叔父会社の若社長だったのかも)、大手飲料メーカーが広告を載せてくれることになり(その雑誌の冠でやっているサッカー大会のスポンサーっていうか飲み物提供してくれるだけだったので、それだけじゃ申し訳ないと思ってくれたのか、その付き合いで)、その飲料メーカーはDさん経由じゃないと広告出稿ができないらしいので、それで取引することになったのだ。

 って、1回25万くらいのを2回だけって話。

 それで終わりって話。

 ところが、Dさんからけっこうブ厚い書類が届いたので、「なんだろ?」と内容を読んでみたのだが、「なにこれ?難しくてわけわからん」

 天下のD通が、全取引先に宛てた書類なんだから、どんだけのプロジェクトよ?だったら、佐藤雅彦あたりに依頼して、もっとわかりやすくやらんか!

 まあ、大企業って、ああいうとこお役所仕事に近いことになるからなあ。
 特に財務系の社員は、大蔵省もびっくりの高学歴が揃っているだろうから、ああなっちゃうんだろうなあ。

 お役所から、「大変、気の利かない書類」が回ってきても、「ああ、しゃーねーな」って諦めるんだが、Dさんの場合だと、日夜マーケティングに勤しみ、一般庶民をいかにダマすかを研究しているはずなのに、こと、財務部から支払先への説明書類が、このややこしさってどーよ?

 それでも亀の甲より年の功だし、前の会社ではDさんがホントにお得意様だったので、その書類がイワンのバカとするところもなんとか理解できた。

 Dさんの支払いは、主に約束手形だったのであるが、それをファクタリング会社を挟んだ支払いに変更し、支払先が希望するサイトで「割り引いて」現金支払いしてくれるシステムに変更されるらしいのである。

 意味わかります?

 前の会社だと、この変更はけっこう重大だったかも。
 なぜなら、Dさんから手形もらっても、3ヶ月後にしか資金化できなかったので、それじゃ、資金繰りが回らないので、銀行で割り引いてもらっていたからである。

 銀行は「世界のD通」の手形は喜んで割引してくれましたとも。

 えーっと、「手形の割引」って、正式にはなんて言うのか知らないが、要するに手形を担保に融資なんですかねえ?
 例えば、うちの会社が、Dさんから一月末に4月末付けの1000万円の手形で集金して、それを普通に銀行に「取り立て」に回すと、4月末に口座に1000万円入金される。

 でも、それじゃ、資金繰りがショートするので、もっと早く現金化したい場合は、銀行に「割引」をお願いすると、4月末までの利息を引いた金額を入れてくれるのだ。利息が3万円だとすると、997万円が資金化される。

 零細企業だと、銀行から1千万の融資を受けるのはけっこう苦労だが、「Dさんの手形が担保」だったら、大手銀行もとっとと貸してくれますのさ。要するに銀行が手形を引き受けてくれるってことですから。おいしい商売です。

 Dさんとこの、誰か頭のいい奴が、そこに気がついたんだろうね。
 どーせ、下請けの零細の多くは銀行で割り引いてるんだから、その利息、グループ会社で請け負っちゃえば大もうけじゃん?って。

 笑っちゃうくらいノーリスク、ハイ・リターンだ。

 で、うちにも送られてきた書類には「そういうわけで、ファイナンス会社と契約してください」っていう書類だったんだが、たまたま50万円ほどお取り引きいただいた我が社としては、その書類を書くコスト(私の時給ね)に見合わんと放置していたのだが・・・・・

 そういう取引先多かったのか、しばらくしたら、けっこう財務部でも窓際っぽい、腰の低いおっさんから「まだお返事いたいだいておりませんでしたが?」という電話をいただいた。

 「だって、うち、取引額が数十万円で、しかも次はなさそなんですもん」と、普通に歯向かってみたが「そう、おっしゃらずに、今後、ぜひお取り引きを伸ばしていただければ」と、おっとりと言われてしまった。あの人、かなり感じよかった、皇族なのもかもな(笑)いや、マジで。

 Dさんとこが奥行きが深いのは、優秀な「成り上がり」も多く抱えているのはもちろん、こういう腰の低い「天性の上流階級」(そりゃ、コネだけでアホな奴もいっぱいいるんだろうけど、中には育ちが半端なくいいので、その神々しさに庶民がすぐ折れるくらいのパワーを持つ、限りなく皇族に近いようなコネ人脈)も、けっこういることである。

 世が世なら、皇位継承権24位くらいな気品な窓際おっさん(私が前の会社にいたころ、某民放にもそんなオジさんがいたっけ。すてきなオジサマだった)の説得に負けて、渋々申請書類を出したのだ。

 最初はファックスで「こういう申し込みします」と申請して、正式書類が届いて、それもまた「いいから、佐藤雅彦にやらせろ!」と叫んだくらいわかりにくくて、それでよーくわかったが、Dさんっていうのは、庶民にわかりやすくやるのはコストがかかるっていうのをよーくわかってるんですね?

 下請けには、「この、コ難しい書類がわからんのはバカ」って態度が丸わかりでムカつく。

 しかも、支払い方式の選択を間違えちゃって、派遣っぽい女子から丁寧に「ファックスで申し込まれたときと、違う方式になってますが?」って電話受けて「だって、一括方式と個別方式ってよくわからんじゃないですか?」って、八つ当りしてみたんだが、ごめん、派遣社員に八つ当りしてもしょーがないよね。

 しかも天下のDさんでありますから、派遣社員もそこそこ優秀で「わかりにくくて、すいません、えへ?」と上手に逃げられると、こっちも君に当たっても意味ないのわかってますって、えへ?

 そして、しばらくすると、また書類が届いて、「テスト送信してください」

 あー、いちいち、ムカつく。
 そっちの都合で、こういうことになっているのに、また超わかりにく文面で、何をどうすればいいのか、それを解読するのに、私は20分くらいかかっているのですよ?私の時給いくらよ?

 ええ、細かい話ですが、先に言った「一括方式」と「個別方式」の違いなんですが、「一括」っていうのは、支払日を固定する方式なんです。たぶん。

 通常だと、たとえば、1月に請求した分の支払いは、3月末に振込されるのですが(ファクタリング会社を経由して)、一括方式で「うちへの支払いは一ヶ月後にしてちょ」と申請すると、その分の利息を割り引いた金額で、現金振込してくれるのです。

 で、たぶん、多くの取引先が申し込んだと思われるのは「個別方式」で、それは、所定のフォームで「この支払は、10日後にしてください。この支払いは3ヶ月後にしてください」と資金繰り需要に応じて申請するタイプ。

 で、うちみたいな「数十万の支払いなんて、三ヶ月後で充分ですから」っていうとこも、その個別方式を選択して「支払日を指定ぜず」って放置しておくと、三ヶ月後に20万円くらいがフツーに振り込まれるらしい。

 こういう超瑣末な取引先は黙っていてもそうしてほしいのであるが、一応、念のため、資金を早く欲しいときの申し込みファックスのテスト送信を要求されていたのであった。

 やらないでおこうかと思ったのだが、暇だったので、記入して送ってみた。

 そしたら、即座にエラーが返ってきた。
 数字を認識できなかったんですと。

 マークしートみたいな用紙で、数字は液晶っぽくなぞならいといけないんだが、線がブレたか?
 でもまあ、電話番号が合ってるのはわかったし「そもそも、この申請は将来的に使うことなかろうし」と思って、シカトしていたのだが、送信テストの期限の3時を過ぎたら、また派遣っぽい事務的な声で「送信テストをいただいてないのですが?」

 「ああ、送ったんだけど、エラーが出て、もういいっかって」と正直に答えたのであるが、そのデータの受信は別の会社(NT○なんちゃらとか)がやっているので、向こうにはデータが届いてなくてすいませんとか謝られたので、「わかりました。もう一度送ります」

 ってやってみたのだが、またエラーっていうか「この欄のこことここが読めません」って添削されてた。

 おんどら、わいにケンカうっとんのか=====!

 と再挑戦しても、今度は別の箇所が「この欄のこことここが読めません」

 なんだよー、さっきエラーが出た箇所を訂正したら、今度はさっきは読み込めたとこがエラー?どうなんとんじゃ?

 Dさんとの戦いというよりもNT○なんちゃらとの戦いにシフト。

 世界のNT○よ、このくらい読み込めるシステムちゃんと作らんかい?

 ほんと、半べそでした。

 でも「もしかしたら、シャーペンでマークするのはダメで、ボールペンでやらないとダメだとか?それだったら、そう太字で書いてもらわんと、この用紙の風情だと、普通はシャーペンでやっちゃうでしょ?」と思いつつも、しょーがないから、もっと太いペンで堂々と記入して送信したら、15分後にDさんとこの派遣女子社員から「テスト送信ありがとうございました!」と電話を頂いたので「何度もエラーが出たのですが、シャーペンではいけなかったのでしょうか?」と聞いてみたら「濃く書いていただければ大丈夫なはずなんですが・・・」

 あ、そー

 とにかく、私は、自分の会社には全く必要の無い業務のために、涙目になりながら半日ファックスと格闘していたのですが、あーたら、そんな苦労したことないっしょ?と憤りながらも、何度も電話してくれた彼女に罪はないので「何度もお電話いただいて、ありがとうございました」って言ってしまったよ。

 彼女もちょっと嬉しそうだった。
 そりゃそうだろ。
 あたしですから、キレそうになってたんだから、てゆーか、マジ切れてましたけど、もっとしょーもない会社の老眼進んだ、おっさん経理マンからは、さぞかし「何度やっても、送れんわ、ゴリャ〜」な罵倒を受けていただろう。

 上がバカなせいで罵倒されるのは、下っ端の務めですしね。そう、想像できたので、Dさんの下っ端には大変優しい私でしたが、でも、よく考えると、やっぱし「何度やっても、送れんわ、ゴリャ〜」なオジさんも同じ気持ちで(ってゆーか、天下のDさんには逆らえんわ)下手に出ていたかもしれず、けっこうラクな仕事させちゃったかな、ごりゃ〜

 
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