可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

2月15日(日)

 バレンタインデーの日記が飛んでいるのは、また昼寝ばっかしてたからです。

 楽天イーグルスのバレンタイン・ダービーは永井が1位だったらしく、「(去年1位の)嶋が結婚したので、ボクに来ると思ってました」とコメントしていて、記者の笑いを誘ったようだ。(通りがかったコーチに「お前は投球も甘い!」って突っ込み入れられるというオチ付き)よしよし。マスコミにコメントを取り上げてもらえるのも才能の一つですからね。西武の岸タンや、中日の浅尾きゅんに負けないくらいのイケメンなので、もっと売り出したい母心なわけであります。

 西武だと、岸よりも、やっぱしナカジのほうが、絶対に顔は可愛いというか、顔立ちにも喋り方にもなんとなく品があるのが好きなんですが(おかーさん的には・・・・)、年齢的に今年あたりが限界かな?

 THIRTY古田vs中島(ゆーちゅーぶ)

 これは何年前なんだろう?松井カズオがメジャーに移籍して、中島が後継者としてショートのレギュラー穫ったあたりななんだろうか?
 ポヤっとした表情ながらも眼光鋭く、けっこう勝負かけてくる中島と、いかにもIQ高そうな古田のトボケた表情の一騎打ちはけっこう面白い。

 ある意味「自分の世代の、代表的な頭のいい人」である古田と、「ああ、今の25歳くらいで頭いい奴って、こういう風情なんだろうな。こりゃ、おバサンにはよくわからんわ」っていう中島の対決は、遠い将来、今のノムさんの地位を古田がゲットして、それを脅かす若手がナカジで・・・・・(ヤクルトの知将が古田で、西武の監督が中島になってたりして?)・・・・その日本シリーズが・・・・・それまで私は生きてるんだろうか?見たいような、見たくないような。

 そーいや、古田は楽天キャンプ訪問してて、ノムさんと掛け合い漫才してました。古田のソツのない受け答えは「上司転がし」の勉強になります。

 さて、えーと、この話は自分の胸の内に留めておこうかとも思ったのですが、面白いから書き留めておきましょう。

 ええと、夢に福山が登場してwwwwww、の翌日にですね、なんと、また大物が登場したのです。

 谷原章介でした!

 ぷ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 自分でも吹き出しちゃったんですけどね。
 唐突に出てきた福山と違い、谷原章介は「長年のただの友達」として出てきて、なんかフツーに買い物に付き合ってました。
 でも、やっぱ重要なのは「自慢」らしく、2人で仲良くデパートで買い物していると、知人だか会社の同僚とバッタリ会ってしまい、向こうが「あら?ミヤノさ〜ん」と手を振ったあとに「なぜ、谷原章介がここに?」と凍り付いている様子がおかしくって。

 つーか、自分の潜在意識は、いったい何の欲求不満なんでしょう?
 ちなみに、福山雅治も谷原章介も好きなタレント・ベストテンには入らないんですけど・・・・自分がホントに好きなタレントよりも「他人に自慢できる」というラインで登場タレントを選んでいる自分がちょっと・・・・・
2月13日(金)

 13日の金曜日です。

 今日は春一番が吹いたようだし、夕方から温い雨も降って、まさに「春ねえ?」な一日でした。
 寒いの苦手は私としては、この温い空気がたまらなくうれしい。

 今日は送別会があったので、別事務所のある街まで移動したのですが、同行する部長の電話がなかなか終わらないので、私だけでも先に行こうと、電話中の部長に「さ・き・に・い・き・ます」と全身でジェスチャーしたら、部長は「イヤイヤ、先に行っちゃイヤ、おいてかないで〜」のポーズ。

 で「もはや、ぜってー遅刻。私、遅刻が嫌いなのに〜」と思っていたら、部長が「車で行こう」と言い出すので、もういいやと同乗したのだが、部長ったら運転中にもケータイが鳴ると取っちゃうし、40キロ制限の道を65キロで飛ばすし、もーーーーーーーーーーー

 と呆れていると、「ミヤノさんって車酔いする?」「いいえ、しませんけど?」「そっかー、オレの運転、車酔いする人はダメらしいんだよね」

 ええ、たいへんわかりますとも。
 大変、気色悪い加速してました。

 わかっているのに、なぜ改善しないんだ?
 つーか、慣れた道なので、徹底的に裏道野郎だったのですが、あんな裏道で加速するのって・・・私は滅多に車に乗らないから、人生のほとんどを歩行者として生きているので、狭い裏道で加速する車に殺意を感じるのですが?

 運転しながら、部長はよく喋る。ずっと喋っている。中断するのはケータイがかかってきたときだけだ。もう怒る気にもならん。

 で、一時間弱の道中で、部長の大学時代の思い出話をだいたい聞いたようだ。

 帰りも「じゃあ、長津田あたりまで送ってあげるよ」というので、お言葉に甘えて車に乗ったのだが、話が長引いて、結局、あざみ野まで乗せてもらった。
 あれって私が「じゃあ、三茶まで」って言えば、喜んで送ってくれたと思うが、酒飲んだ後だったし、あの強気な加速が気色悪かったし、ケータイで電話しながらアクセル豪快に踏まれると、命が縮むので、あざみ野で降ろしてもらってホっとした。

 ほんと、運転って本性出るね。
 今はわりと温和でいい人な部長であるが、根はやっぱし「血気盛んな川崎の不良」らしく、「安全運転」というものが何のためにあるのか、根本的にわかってないようだ。

 家族を乗せていても、あんな運転しているのだろうか?

 上司だから我慢していたが、私が嫁だったらブッとばしてました。
2月12日(木)

 私は年に数回くらい有名人が出てくる夢を見る。

 最近だと、岩隈さんを登場させたこともあったし、かなり前になるが忘れられないのが、ジュリー・デルピーと恋バナした夢だなあ。でへへ。

 しかし、今日というか今朝の夢は凄いぞ!

 目が覚めたあと、しばらく呆然として、そして大爆笑してしまったよ。

 なんと、福山雅治が夢に出てきたのである!

 きゃーーーーーーーーーーーって頭抱えてしまいましたよ。

 どういうシチュエーションだったかというと、私が通う会社だか学校だかで「今日は急遽、全員でパン作りをします」(夢らしい唐突さ)と、セメント袋みたいな小麦粉が大量に運びこまれていた。で、私はパンを作るのではなく、「来客だか見学者が邪魔をしないよう入り口で監視」する役になり、社員だか生徒に混じってやってくる訪問者を「申し訳ございませんが・・・」と追い出していたのであった。
 そのあと、イメージが学校になってきたようで、体育館みたいなところも巡回していたら、文化祭よりも地味な雰囲気で、展示会みたいなのをやっていた。

 そのブースの一角で、写真が展示されていたのだが、そこになぜか唐突に福山雅治がいて(笑)、「オレ、この人の写真好きなんですよ」と他の人と喋っていた。ふーん、と横で立ち聞きしていたのだが、そしたら、福山と話している人が「だったら、○○の写真もきっと気に入るじゃないかなあ?」と言っていて「へえ、観てみたいなあ」と福山が言うので、私が思わず口を挟んで「その人の個展、たしか、今、銀座のギャラリーのどっかでやってますよ?」(現実の私は写真家に大変疎いのに)

 「そうなんだ?もし詳しい情報がわかったら教えてもらえます?」って食いついていた福山。調べて教えてあげるのは構わんが、どうする私?あの福山とメアド交換とかすんの?

 えーーーーーー?それ超おいしいじゃん?つーか、今後100年は自慢できるぞ?私は生きていないが孫の代まで・・・・・って子もいないんですが・・・・私の残りの半生はその自慢のためにあると言っても過言ではないかもしれない・・・・・と、突然降って湧いた「一生の自慢の大チャンス」に打ち震えていたのであった。

 さらに「えーーーー?このノリだと、個展の詳細教えたら、『ありがとうございました。ミヤノさんのご都合よろしければ一緒に行きませんか?お礼にランチでも奢りますよ』なーんて言われちゃったりして、もし、そんなことになれば、「福山雅治とデートした」と強引に解釈してもよろしいわけで、どーしよ私、その自慢話だけを生涯語る、すげー嫌な女になってしまうではないか。でも、やっぱり自慢して〜

 と、大変テンションあがったところで、目が覚めてしまったので、「夢の中で福山とデート」は成りませんでした。

 私は福山雅治には、それほど興味はありませんので(でも、実際にこういうシチュエーションになたったら相当テンションあがると思う。「うおー、あたし今、福山と普通に話してるし!」って)「なぜに福山?」と首を傾げてしまいますが、それよりも、夢の中で「これは一生の自慢だ」と、やたらと盛り上がってた自分がおかしくて。

 どっちかというとマイナー趣味なので、メジャーもので自分が盛り上がっていると「わたしって俗物」と、ちょっと安心できるのでありました。

 なんで、あんなゴージャスな夢を観たのかな?
 そーいや、昨日、K取締役が「夢に親会社の社長が出てきてがっかり」と語っていたので「夢なんだから、もっと夢のある人を出しましょうよ」と言ったことが、自分に暗示をかけたのが強烈すぎて、その勢いが一周半してしまい、誰もが羨む超大物出演ということになったのかもしれません。

●偏差値今昔物語

 これは数日前の話なんだが、部長とマスオさんが神奈川県の県立高校の話をしていたので、それでふと思って質問してみた。
 「私、千葉出身なんで、神奈川のことよく知らないんですけど、そーいや、神奈川の県立のトップ校ってどこなんですか?」

 千葉のトップ校は、千葉高校であるが、神奈川の有名校である横浜高校って私立だし、野球で有名だし・・・・・って前から不思議に思っていたのである。

 大学のランクだと、自分にも関係あるから、というか、「あったから」、それなりに詳しくなるが、他県の高校のランクってあんま知らないよな。

 そしたら、部長とマスオさんが「やっぱ、スイランかね?」と言うので「スイラン?なんで、そんな私立みたいな名前?」
 マスオさんは「今は学区ないけど、スイランは自分の学区だったので、やっぱスイランかなあ?」と言うし、部長は「あとは、この辺だと、カワワとか?」

 ああ「カワワ」は最近、駅が出来たので知ってましたが、「川和」ってどう読むのかわからなかったのですが、県内有数の進学校もあるし、地元の人には馴染みがあるのですね。千葉で言えば「酒々井」みたいなもんか。(シスイと読む)

 で、「横浜翠嵐高校」なんて名前、初めて聞きました。
 この字面だと、公立っぽくないですよね。

 神奈川だと、多摩高校がたしか、フリパーズの小沢君の出身校なのが記憶にありますし、あと、たしか鎌倉高校もそこそこだと聞いた記憶があるが、部長が「あと、湘南とか?」って言うので「その名前は頭良さそうな感じしませんねえ」としか言いようがない。

 ためしに、偏差値ランクを見てみたら、やっぱそんなかんじ。

 神奈川は私立の有名校が多いので、公立はマイナーだけど、慶応が偏差値73なのに、湘南が72ってイマドキの公立校にしてはすごく健闘してると思うのだが、他県の人に「湘南高校出身です」って言っても「サーファー?」としか思われないだろうなあ。私だけ?

 神奈川の地名は、湘南にしても、鎌倉にしても、やや色がついてしまうようであるが、やっぱ群馬はいいね

 大学のとき、けっこう群馬出身の子がいて、「群馬の公立は男女別が基本。トップは高高(高崎高校)で、それとペアになるのが高女、次が前橋で・・・・」ってレクチャーされたのだが、未だに共学にしてないらしい。

 おっと、ついでに千葉も今はどうなってるか見てみよう

 渋幕がトップなのは覚悟していたが、昭和秀英が千葉校と並んでいるのはどーよ?

 昭和秀英は私のころには無かったし、その母体の昭和学院っていう女子校は、「第二すべり止め」校だったのだ。
 第一志望は県立高校だが、すべり止めに私立を受けておくが、それが万が一落ちた場合のセーフティネットになっていた。もちろん、成績が悪い子は、昭和学院が第一志望で「単願」という制度で「公立は受けないので、どーしても、入れてください」で、やっと入っていたのである。

 そんな学校法人が千葉の私立ブームに載って作った学校が、今や、偏差値70超えとは・・・

 渋幕だってさあ、できた当初は、公立王国であった千葉県民は見向きもせず、高校の友人であるY嬢も「うちの妹んときの新設校でさあ、うちのバカ妹が行った学校なのに・・・・」って苦笑していた。当時の惨状を知らない人は、Y嬢の妹さんが「渋幕出身です」って言ったら、「えー、すっご〜い」って言われてしまうではないですか。

 まあ、会社だってそうなのかもしれませんが、学校も四半世紀経つとかなりシャッフルしますわねえ。
 でも、よくよく眺めてみると、公立高校のランクはあんまり変動してなくて、千葉がトップで、次が船橋、千葉東、東葛飾。
 私は千葉も千葉東も船橋も学区内だったんですけど、あえて下り通学を選んで、佐倉を選びました。自分の成績だと千葉校は厳しいかな、と思ったんですけど、結果情報みたら、自分の偏差値だったら8割くらい入れてたみたいだったけど・・・まあ、結果論ですし、それに別に県のトップ校に入りたいとも思ってなかったし、そもそも高校受験の段階で、あんまし大学進学を視野に入れてなかった。

 勉強、好きじゃなかったので。でも、偏差値ゲームはけっこう好きだったんだけど(笑)

 私さ〜、これ福山と夢でデートしたくらいのどーでもいい自慢話なんですけど、素で模試受けると、えれー偏差値叩き出していたんですよ。

 最初が、模試じゃないけど、小学校のときの「県内統一学力診断テスト」みたいな奴で、ある日いきなり「今日は県の統一テストです」ってやらされて、それがどういう意味を持つのかもわからなかったけど、とにかくやっても、結果は生徒に返ってこないんですけど、どうやらそのテストでえらい好成績出したようで、隣のクラスの担任教師が「ミヤノ、おまえ、国語の点、県で3位だったらしいな」って言われて「はあ?」

 あの当時は、千葉県では「中学受験勉強」っていうのもごく少数だったので、そういう模試みたいのに慣れた子供も少なかったようで、いきなり初見の文章問題で実力を発揮できた子がいなかったんでしょうね。

 その次に「あたしって実力あるな」と思ったのは、中二のときに全校で受けた、模試みたいな奴で、偏差値80くらいを叩き出し、「え?偏差値って、80とかあり?」って思いましたが、みんなが真剣に受験勉強始めたら、当然のことながら70そこそこに落ちて安心しました。

 その次に「え?みんな、そんな頭悪いの?」と思ったのは、高校2年のときに、やはり学校単位で受けた模試のとき。
 その結果を元に担任と面談したのだが、それまで学内の成績は「下の上」くらいで、地味で目立たなくて、いつも眠そうな私が(深夜放送フリークでした)、国語と英語の二科目集計で学年2位だったらしくて、担任教師も「ミヤノさん、底力があるんですね」と感心されたが、「ああ、今だとそうなのかも。どーせ3年になったらみんなが勉強するので抜かされます」と、醒めた高校2年生でした。

 他のみんなが真剣に受験対策しなければ、成績がトップクラスだったんですねどね。

 今のランクを見ると、母校の佐倉高校も偏差値67と健闘しているようだが、横に並んでいる東京学館(S特進)って?

 あー、前に高校の友達にその噂は聞いてたわ。
 自分のときには、ほんとバカ学校だった東京学館が今は進学校だって。

 東京学館・・・・ほんと、私の時代には、「公立に入れないバカばっかり」の学校だったのに・・・・
 あそこの生徒にはよくいじめられた。
 てゆーか、男子校だったからさ・・・・・

 当時、長い三つ編みのいわゆる「おさげ髪」だったんだが、登校時の電車であそこの生徒におさげ引っ張られたりしたよな。マジむかついたっす。

 で、帰りの電車でも、我が佐倉は駅前のショボさにも関わらず、歴史的な経緯で急行停止駅だったのですが、たまたま各駅停車の電車が来てしまうと「いやーん、ガッカン電車」で、電車のドアが開くと、東京学館の生徒の整髪料の匂いがプーンで、ほんとに嫌でした。

 向こうも「けっ、佐倉の女はお高くとまってやがる」って態度なんですが、あるとき、帰宅時に1人でその学館電車に乗ることになり、なんとなしに周囲の会話に耳を澄ましていると「おめー就職どうする?」という会話が聴こえてきました。

 自分の通っている高校では、就職の話題なんて皆無なんで、思わず耳がダンボになったのですが、その生徒たちは「やっぱ自衛隊かなあ?」

 高卒で自衛隊って、うちの高校ではギャグだったんですが、こいつらにとっては現実問題なんだ、と目からウロコでした、てゆーか、お高くとまっている進学校女子の私に散々ちょっかい出したような男子が自衛隊?
 まさに憂国です。三島由紀夫ラブなんだよ、こっちわ!

 そんな思い出に残るバカ学校だった東京学館がまさか四半世紀後に名門校になっているとわ・・・
 その過程を知らないだけに辛いものがあるというか、今は、あの当時のバカ男子って、どこの高校に行ってるのですか?

 底辺校がトップ校に出世しているのは別にどうでもいいんですが、底辺生徒がどこに受け入れられているのか、とても気になります。  
2月11日(水)

 本日のBGMはサッカーのオーストラリア戦でお送りしています。

 今日の新聞に、どっかの調査結果が載っていて「テレビ見ながらネットも見てる人がかなり多い」そうでしたが、私もそうだな(笑)。

 さて、今日のオーストラリア戦は、さすがに日産スタジアムのチケットが完売したようで、久々に新横浜が人で溢れかえってました。
 私はそういう様子を窓から見下ろすのがとても好きです。

 昼に、弁当買いに駅前を通ったんだけど、どこからか団体の奇声が聴こえてきたので「なんだ?」と思って振り向くと、黄色いユニフォーム姿のオーストラリア・サポーターの皆様でした。
 「キックオフは7時過ぎなのに、もう到着しちゃったの?」と思いましたが、なぜか100人くらいの集団がゾロゾロと私の後をついてくる。
 それはいいんですが、みんな私の方を見て「なにあれ?」と話してるし、写メ撮りまくられるしで、自分には関係ないのわかっていても、ちょっと恥ずかしかったです。

 プリンスホテルに宿泊するのか、昼食休憩するのか、そっちの方向に向かって行進してましたが(私はプリンスに併設するショッピングセンターのデパ地下に行く途中だった)、夕方になると、会社にいても、あの奇声が聴こえてきたので、「あ、オージー・サポだきっと!」と窓から眺めると、一つ先の通りを黄色い集団が横切っておりました。

 そういえば、オーストラリアの山火事のニュースも亡くなった方が多くて、傷ましいニュースでしたが、北京の高層ビルの火災も凄かったなあ。あれって、なんであんな盛大に燃えてたんだろう?ビルってあんなに燃えていいものなの?あと、韓国でも、大文字焼きみたいな行事で火が燃え広がって惨事になってました。

●今日もネタを提供してくれたTK部長

 ですから、今日は出勤していたのですが、有給がたくさん残っているので、ほんとは休みたかったのです。
 マスオさんが出勤するから、私は休んでもよかったのですが、なにやら親会社の役員が集合するらしいので、もしかしたらこっちにも来るかもしれないし、1人じゃ大変かと思い、渋々出勤したのでした。

 そしたら休みのはずだった部長も出勤してきたので、だったら私は休んでもよかったのですが、もう出勤しちゃったからしょーがないし、「えー、部長が今日休むっていうから、私が出てきたのに」って文句も言いませんでした。

 でも、一応、なんで急に予定が変更になったのか、理由だけ聞きましたが、そしたら部長が急に思い出したように、「昨日、オレのズボンが破れてたのって、誰か気がついてた?」

 「へ?」としか、言いようの無い私に、「いや、昨日の夕方、ズボンがぱっくりとお尻のところで破れてたんだよ!でも、誰も教えてくれなかったんだよ!ミヤノさん気がついてなかった?」と怖い顔で詰め寄られた。

 そ・・・・そんな、まるで私がイジワルしてわざと教えないで恥をかかせようとしたと言いたいんですか?

 と、私がポカーンとしていると、部長も気配を察したようで、「そうだよね、ミヤノさんだったら絶対に指摘してくれるよね」
 パンツ丸見えになっていて、相当テンパったのはわかるけど、私に当たらないでよ〜

 で、上司の尻なんか全く興味なかったが、改めて部長の尻のあたりに注目してみると「上着来てると、隠れてわからなかったんじゃないんですか?」「そうかなあ?」「それに、誰もTKさんの尻なんか観てないでしょう(笑)」「・・・・・そうかも」

 社会の窓だと、女性だと指摘しにくいということもあるかもしれないが、さすがにパンツ見えてたら、びっくりして思わず「TKさん!後ろ!後ろ!やばいっすよ〜」って言うと思う。

 部長もいつその状態になったのかわからなかったらしいが、夕方、得意先に車で向かうためにロビーに出たら、ちょうどアポ無しで転勤の挨拶に来た取引先の営業マンとばったり会ったので、ロビーにある接客スペースで喋ろうとして座ったら、その椅子がプラスチック製だったので「ひんやりしたので、びっくりしてさ・・・」

 自分の椅子は布張りだから違和感感じなかったんだろうね。
 で、幸いにも部長の自宅は会社から車で15分くらいなので、自宅に寄って着替えてから得意先に向かったらしい。
 自宅が近くてよかったですね。
 そしたらマスオさんが「家が遠かったら、手縫いするしかないですよね?」と言うので、部長が「いや、もう、縫える状態じゃなかった・・・・」

 たぶん、ほんとに後ろの縫い目が全滅してパックリだったんでしょうね。

 「そっか、自宅に戻ったということは、無事に眼鏡もゲットできたんですね?きっと、『ちゃんと眼鏡したほうがいいぞ』ってズボンが警告してくれたのでしょう」と私が言うと、部長は憮然としていた。

 昨日、部長は眼鏡を忘れてきたので、顔が怖かったのである。
 眼鏡が無いから、ついつい目を細めるので、眉間にシワが寄ってしまい、私らは、それがわかってるから「なんか、怒られてるみたいだけど、別に怒っているわけじゃない」と意識できるが、その事情を知らない人と会ったら「なんで、この人、怒ってるの?」ってビビると思ったのだ。

 だから、車で得意先に行くというので「自宅、近いんだから、寄って眼鏡とってからにすればいいのに」と本気でアドバイスしたのだが「いや、家寄ると遠回りだし、車の運転には問題ないし」と言うことを聞いてくれなかったのだ。

 いや、だからって、ズボンが破れるように呪いをかけたわけではありませんよ?(笑)
 ほんとですって!

 でも、その会話で変なテンションになった部長は、小学校時代の同級生に霊感美少女がいた、って話をずっとまくしたててました。私は霊感も女の勘もニブいですから!

 さて、会社を定時に出て、7時ごろ三茶に着いて、スーパーで買い物しようと歩いていたら、前方に見覚えのある人が!
 2年くらいまえに、うちの会社を辞めたEM嬢であった。
 前は代官山に住んでいたのだが、そーいや、コミケH氏が最近「EMさんと恵比寿でばったり会った」と言うので「そーいや、HさんとEMさんちって近いもんね」と言ったら「いや、彼女は三軒茶屋に引っ越したらしい」なんて話したなあ。

 いつから三茶に住んでいるのか聞いてみたら「去年の1月だったから、もう一年経つんだけど、会わないもんだねえ?」
 で、どの三茶のどのへんにお住まいか尋ねたら「この道(世田谷通り)をずっと行って、環七の手前の左側」「ああ、あの辺かあ・・・」「上原が住むマンションの裏です(笑)」「上原、もうアメリカ行っちゃったじゃ〜ん」

 EM嬢は私が野球好きなのを知らないはずだが、そんな会話で盛り上がり、「せっかく近所なんだから、今度飲もうよ」と約束した。
 けっこう、キリリとした美人の彼女であるが(顔立ちというより背筋がピンと伸びてて、スリムでっていう、立ち居振る舞いが美しいタイプ)、なんだか肌が乾燥気味で、小じわが増えたような気がした。今の仕事がけっこう大変らしい。大手企業に引き抜かれたんだけど。

 あ、オーストラリア戦、引き分けました。
 生観戦していた皆様、寒い中ごくろー様でした。
2月10日(火)

 今日の会社の雑談で意見が割れました。
 エビワカちゃんがお母様(ダンナの母)と外出していたときに出会った、しょーもない人の話をしていて、お母様が路肩でアイドリングしていた車のミラーに肘をぶつけただけだというのに、その、しょーもない人が大激怒してきたらしい。
 30代半ばの女性で、車が新車だったのでナーバスになっていたのかもしれないが、ミラーが折れたとか、カバンの金具でも当たって傷がついたとかならともかく、肘が当たったくらいで怒鳴り散らされちゃたまらんよな。まさにモンスターに出会ってしまったわけだ。ご愁傷様です。

 そこまでは「えー、それありえないよねえ?」と大いに同調していたのだが、「でも、母が、あの世代はゆとりだからしょーがないって言うんです」と言うので「え?ゆとり世代って、今の20代前半くらいを言うんじゃないの?」
 「そうなんですか?でも、母は、自分の親戚にもその年代でどーしよーもないのが多いらしく、前から、そのくらいの年齢の人をゆとりだからしょーがないって言うんですけど?」

 エビワカちゃん自身は「ゆとり世代」に興味ないらしく、彼女にそのことで詰め寄ってもしょうがないのだが、私も実はホントはどのくらいの年齢層が「ゆとり」としてバカにされているのかよく知らない。

 でも、前に某掲示板で「去年くらいから、この板荒れてない?」という書き込みがあり、それのレスが「ゆとり世代が、自由にパソコン使える年齢になったからじゃね?」だったので、「ゆとり世代」というのは、ちょうど成人したあたりなのかな?と思っていた。

 いや、それ以前にうちの社内の掲示板ていうのか、グループウェアでの意見交換の際に「ゆとり」という言葉が出ていたので、「そうなのか〜」と思っていたのだ。

 私が年に何回か「ああ、明日は5時起き」と嘆いている、イベント外仕事であるが、去年の暮れで1シーズンの区切りだったので、担当部署から「今シーズン全般のことも含めて、お気づきのことを書き込んでください。来年の課題にします」というスレが立ち、みんなけっこう気楽にあれこれ書き込みしていた。

 その中で、S氏の書き込みに私はカチンと来たのである。

 まあ、けっこうね、他にも「もっと書き方あるだろう」って社員、けっこういるんですけどね。あれ、匿名じゃないから荒れないけど、あの雰囲気で匿名掲示板だったら、そりゃ泥仕合になるよなあ、っていつも思う。

 でも、そういう「あんた何様?」な口調で自分の意見を書く社員の多くは、話してみると普通の「いい人」なわけで、メールにしてもそうだけど、文字だけの表現って難しいよなあ、って思います。絵文字でも入れられれば少しは違うんだろうけど、会社の公の掲示板なので、みんな「きちんと書こう」と心がけるせいか、「きちんと礼儀正しく」が「なにその上から目線?」になってしまう不思議さよ。

 なので、意見の書き込みの大多数が、けっこうツンケンしているのですが、S氏の書き込みの上から目線度は郡を抜いてました。

 12月のイベント仕事では、来年入社する内定者を「研修がてら、バイトに来てみない?」とお誘いしてます。なにせ、人手不足なもんで(笑)
 そんで、S氏の元にも、内定者が配属されたそうなのですが「人前に立たせるレベルでは全くなかった。マニュアルがあるのに、マニュアル通りできない。前までは、マニュアル通りにしかできないというバイトが多かったが、そろそろゆとり世代が多くなってくるので、マニュアル程度もできないということを頭に入れておくべき」って?

 たまたま、その内定者が、あがり症で、客の前でキョドってしまったってだけでしょ?
 そりゃ、私だって「マスオさんは、AB型だからしゃーねーな」って日記には書くけど、会社の意見交換の場で「今年の新卒はAB型が多い。だから他人の話をちゃんと聞けないかもしれないので要注意」なんて書きませんよ。当たり前だけど。

 で、S氏も、前はそのイベント執行部署にいたのですが、バイトの悪口いいまくってたもんなあ。
 バイトの質が落ちたのは本当なんである。
 でも、それはしょーがないことだったのよ。

 うちの、その外イベントは、以前は午前と午後の2部構成が普通だった。
 でも、立ち会う社員も消耗するし、午後の部の来客が少なかったこともあり、3年前くらいから、一部を除いて午前中のみの開催にしたのだ。

 それまでは、朝から夕方までいるバイトさんの日給(日雇いの、日払い)は、1万円だったので、けっこう人が集まったし、リピーターも多かったので、社員よりバイトのほうがテキパキとやってる印象だった。
 私が正社員になったころ、ある会場でバイトが不足したので、私がバイトの仕事を急遽やることになったのだが、何をどうすればいいのか、さっぱりわからなかったのだが、ベテランバイト君が私の替わりに立ち上げだけ仕切ってくれたので助かった。

 でも、今はもう午前中だけの、薄給な日雇い仕事になってしまったので、いくら募集しても、みんな一回やって懲りて、二度と来てくれない。

 そりゃ、私だって、二度とやらんわ。

 二度やれば、意外にラクな仕事なんだけど、一度目がエラいキツいのよ。
 で、くどいようだが、前は午前午後の二回あったから、午前中で「もう、ダメ」と思ったバイトの人も、午後をやってみたら「あれ?けっこうラクじゃん」って思ってくれて、そんで1万円もらえるから、またやってみようって気になったのだと思う。

 で、そもそも、日雇いバイトにけっこう難しい仕事させてるんだから、たとえ、きちんとしたマニュアルを与えても、その通り、スムーズにできる人なんて、ほとんどいませんよ。
 私は、それがわかっているから、自分の支配下に来たバイトさんには「最初からマニュアルを全部頭に入れようと思うな。イベントが開始したら、けっこう暇になるから、開始前のところだけ最初に読んでおいて、開始してから残りをゆっくり読むように」ってアドバイスしてます。

 あと、「これだけはどーしてもやってくれ」っていうポイントが3つほどあるので、それだけを丁寧に説明して「後はどうでもいいから、気楽にね?で、後で絶対に暇になるので、そんんときに終了時のマニュアルをよく読んでおいてね」って言います。

 とにかく、ビギナーのバイトさんは「スーツ着て、立ってるだけのバイト」だと思って来てるので、進行マニュアルを見ただけで、テンパるのはわかりますって。

 で、S氏であるが、彼は大学時代からうちにバイトで来ていた生え抜き社員であるから、そういうの全くわからないらしい。驚くぐらいに。

 前も彼がイベント会場で苦労したという話を聞いたのだが「客を誘導させたバイト君が、なかなか戻ってこないので、もしやと思って探しに行ったら、道に迷って立ち往生していたので、怒鳴り散らしてやった」

 うちのイベント、大学会場でやることが多いので、初めて行く会場だと、職員でも道に迷うのですよ。
 早稲田とか学習院とか上智大学で、初めて行く人が、急に何号館の○○教室に行けっていわれても、ぜってー無理でしょ?

 それを日雇いバイト1人に、簡単に説明しただけで、客を誘導なんてぜってー無理なわけで、それを怒鳴り散らすなんて・・・さ?

 自分はそりゃ、バイト時代から数えれば、何度も来ているのでよくわかってるでしょうけど・・・・
 同じような建物が並ぶ、巨大団地の住民が「来る客、来る客、みんな迷って、途中で電話してくるけど、あいつら能力低い?ゆとり?」って嘆いてるような話です。

 新人類だろうが、バブルだろうが、ゆとりだろうが、できないものはできないのです。てゆーか、「自分はできるから、他人もできて当たり前」っていう発想自体が変です。

 私は、「この場所初めての人に口で説明しても絶対無理」ってわかっているので、事前にバイトさんたちを引き連れて、導線の確認しますとも。往復して確認しても、まだ迷っていたら、「バーカ」って言いますけど。

 で、日雇いバイトさんたちをなんとか育てて、次のイベントにも来てくれるようにするのが仕事じゃないです?それを「あいつら、バーカ」で終わってしまっては、バカのスパイラルは永遠に終わらなくて、結局自分が苦労するだけなのに、「最近の若者はつかえねー」で終わってるアンタのほうが「バーカ」だと思うんですが、そういう自覚全くない人に意見する気も起きないし、てゆーか、あれが匿名掲示板だったら、わたくしが炎上させてあげますわよ。「ゆとりとか言ってる、テメーのほうが、相当頭がゆとりだバーカ」って。

 S氏は、会社設立時からいる、生え抜き社員ですが、こんなショボい会社でも、やっぱり、超ショボい奴は出世できないらしく、同期は部長やら役員やらに出世している中で、今でも平社員待遇です。

 でも、本人、その事実に気がついているのか・・・・オメーのほうが、よっぽど、頭がゆとりだろう、ってみんなに思われていることに気がついているのか・・・・気がつかないんだろうなあ、一生。お気の毒なことです。
2月9日(月)

 カエルは出るし、エビワカちゃんの花粉症も出てきて、「春ねえ?」って感じである。

 まだまだ寒いだろうけどね。
 そーいや、まだちゃんとした雪降ってないね?
 3月くらいにドカーンと来たりして(笑)
 いや、3月は有給消化月間なので、雪降られると困るんですけど。

 2月初旬の「会社で一番長い日」も終わり、今日あたりからみんな、まったりモード。
 私もびっくりするくらい暇だ。

 「ニッパチ」と言うけど、ほんと、2月と8月は普通だと暇なのです。
 こういう暇なときに、書類整理に励んでおけば、忙しいときの助けになるので、がんばろっと。

●先週の、いじめっこミヤノさんと、いじめられっこTK部長

 野球選手が後輩をイジっている様子を眺めてニヤニヤしてますが、公平を期すために、私も部長イジりを告白しておきましょう。

 先週のいつだったか、部長が関連会社に打ち合わせに行っていて、なかなか戻ってこなかった。
 その会社の新規業務をサポートする案件なのだが、そっちの会社内で、すでにゴタゴタとテンパっているので、何度打ち合わせに行っても、ドツボにハマってしまうらしい。
 その日も、予定では「15時〜17時」だったのだが、部長が出発するときに「ほんとに5時に終わるんですかあ?」とお伺いしてみると「そのつもりだけど・・・・今日こそ・・・・」と言うので「じゃ、また電話してあげますよ」

 たいへん出来のいい部下であるワタクシは、部長が煮詰まった会議に出ている際には、急ぎの用じゃなくても携帯に電話してあげるのである。
 携帯が鳴ると中座できるというメリットがあるが、同時に「オレはこんなに忙しいのに、こんなダラ長い会議に付き合ってる暇ないんじゃ」のアピールにもなると思って。

 で、その日も、別に急ぎじゃない確認事項があったので、5時半くらいに電話してあげたら「ああ、ミヤノさん?タイミング悪いよ、ちょうど休憩時間だったんだよ」
 「休憩?だって5時で終わらすっって・・・・」
 「いや、まだ3分の1しか進んでないんだ・・・・まったく、あいつら、クドいんだから・・・要領悪いんだよ・・・」

 と、愚痴られた。
 私はその後、定時の6時でとっとと帰っちゃったんだけどね。いちおう、残っている人たちに「部長に用事があったら、じゃんじゃか携帯にかけて、助けてあげてね?」と申し送りはしたんだが、そういう気配りのできる人がいたかどうかは知らん。

 翌日、部長は朝からブスっとしていた。
 「昨日、結局、何時までやってたんですか?」と、あっかるく聞いてみたが、聴こえないのか無視された。
 グルーミングに反応無し・・・・と思いきや、1時間くらいしたら「だから、あいつら、ほんとにも〜」とマシンガン愚痴大会開始。

 あっちの会社の社長(叔父会社からの出向)が、かなりネチっこいやつみたいで、細かいことばかり確認してくるので、会議がちっとも進行しないらしい。

 でも、その愚痴を聞いていて、ふと思い当たった。
 部長も細部に拘ってしまうタイプなので、だから、どーでもいい報告会みたいなはずの総務部の会議はいつも必要以上に長引き、たいていは、私かE嬢が「もう、終わりにしましょう」と不倫解消を告げる冷たい女みたいにブチ切れて終わるのである。

 なので、部長の愚痴は「同類嫌悪」みたいなのだが、それを指摘するのもなあ・・・・よけい機嫌悪くなりそう・・・・・ってわかってても、口が動いてしまうのが「一言多い人」の宿命。

 ついつい言ってしまいました。
 「その人って、実は部長と似たタイプなのでは?」って。

 ああ、言っちゃた〜
 当然、部長は「え?なんで?」と食い下がってくる。

 「ええと、なんて言うのかなあ?つまり、なんだか、絡み系なあたりが?」

 「キャハハハハ!」とウケてくれた、エビワカちゃんとE嬢だったが、部長はよく聞き取れなかったらしく「え?なんて言ったの?」

 「キャハハハハハ!」とさらに笑うエビワカちゃんとE嬢の様子に私は満足したので「いえ、いいです。なんでもないです。この人たちが笑ってくれたので、もういいです」って言ったのに、部長は急に真剣な顔になって「え?だから、何ていったんだよ!」と凄んできました。おー、こわ(笑)

 つーか、そういうのを絶対に聞き逃せないあたりが、さらなり、なんですけど。ですから「ほら、だから、やっぱり・・・・」って言うと、エビワカちゃんとE嬢がさらに笑いのツボにハマってますが、部長は「言いたいことがあったら、ちゃんと言え」とばかりに、まさに仁王立ちの表情です。

 もう、これは、うっかり本当のことを言ってしまった自分が悪いは明らかだから、ちゃんと責任負いましょうと「絡み系って言ったんです」「え?なに?」「だから、絡み系ですってば!」
 「オレのどこが?」

 ほら、絡んでくるじゃないですか〜

 部長はマジに怒ったみたいですが、エビワカちゃんとE嬢の笑い声がピークに達したので、こりゃ勝ち目はないかと、しばらく黙っていたのですが、1分くらい経過したあと、おもむろに「ミヤノさんのほうが、よっぽど絡み系じゃないか!」

 って、そういうの「お前のかーちゃんだって出ベソ反撃」って言うんですけど、もう、ほんと、部長ったら私と同じ年のくせに、言うこと小学生レベルなので、ほんと可愛いです。

 しょーがないから、きっぱり反論しておきました。「私は絡んでいるんじゃなく、突っ込んでいるんです。つっこみ系です」

 「・・・・・・・そっか」と、なぜか納得する部長。そして「オレって、絡む?」と暗い顔をして言うので「今、こうして、絡んでるじゃないですか?(笑)」

 冷静に考えると、たしかにそうなのかも・・・・と、目が虚ろになる部長。ごめんね、イジめて。でも、本当のことだから。本当のことを言ってくれるのが、本当の友達なんでしょ?でも、私、本当の友達には本当のこと言う勇気ないんだけど、部長は本当の上司だと思っているから、本当のこと言ってあげてるの、ほら、仕事だから(わけわかんね)

 しばらくして部長が「オレって、どこが悪いのかなあ?」と呟くので「悪いとは思ってないけど、私なんかが言うことを聞き流せないっていうのは辛いのでは?」と、やや膝を寄せると、「ああ、あの会社の社長はわりと聞き流すタイプなんだよなあ」と話は関連会社の愚痴に戻った。
 「聞き流すタイプなのに、なぜ会議がネチっこくなるんですか?」と言うと、「あの人、自分が関心のあることには徹底的に細かいことに拘って、こっちが何か説明しても、全然納得しないんだよ」
 あ〜、だから部長も同じタイプなんですけど、それを蒸し返す気もなかったので(指摘してみたのは、こっちのガス抜きなだけで、直るもんだとも思ってない)「はあ、そうなんですか」と神妙に愚痴を拝聴してさしあげました。

●麻生首相と漢字

 前から漢字が苦手らしい報道されてましたが、今朝のワイドショーで特集が組まれており、その全貌がやっとわかったのですが、「未曾有」が読めないのはしょーがないにしても、「我が国は」を「わがコクは」って読んでしまったり「有無」を「ゆうむ」と読んでしまったりするのは、漢字がダメというよりは、失読症っぽくないですか?

 ブッシュ前・大統領が同じような演説ミスをしたときには、「失読症じゃないの?」という意見を散見しましたが、麻生首相にはその疑いは無いのでしょうか?日本ではあまり失読症がメジャーじゃないからなのかなあ?

 でも、笑えたのは、麻生首相の「漢字読めない疑惑」が報道されると、漢字関連の書籍の売上が上がるというデータでした。みんな、気の小さい「いい人」なんですね。

 さらに漢字検定の会社が、利益上げすぎて、資産を私有し放題疑惑が同時進行していて、「真面目ないい人たちを喰いものにする図式」っぽくて、涙がちょちょ切れます。
2月7日(土)

 昨日は一週間ぶりの休みだったのですが、一応、午前中に目が覚めたのですが、「ああ、なんかダル〜、もっと惰眠をむさぼりたい」と思えども、悲しいかな、この年になると、なかなか昏々と眠れないようです。

 しょーがないから昼からワインをコップ3杯ほど飲んでみたところ、しっかり昼寝ができました。次に目が覚めたときには、もう暗かった。時計見たら6時過ぎてました。

 ほんと、しょーもない休日すぎる(笑)
 己の人間のクズぶりに、少し落ち込もうかと思ったのですが「あー、よく寝た」と気分すっきりな自分がさらに情けないんだけど、さらにしょーもないのは、その後、当然のことながらなかなか眠くならないので、また中居君が巨人選手たちとモノマネ大会開いている番組の動画を全部みたりしてしまったことです。
http://www.youtube.com/watch?v=o4RyNLz9KLA

 これ、4週間にわたって放送されたのですが・・・・・(なので、全部で1時間半くらいある)

 でも、再度鑑賞してみると、巨人の坂本君の魅力が少しだけわかったような気がする。
 まあ、たしかにこりゃ、かわいいよな。
 顔立ちはポヤんとしてるんだけど、性格がかなり天然に大物というか、慣れないバラエティ番組出演でも、全然緊張してなさそうなあたりといい、けっこう美味しいところ持っていくところといい、雰囲気が西武の中島に似てるかも。

 ところで、坂本といえば、楽天の田中マー君とリトルリーグで一緒のチームだったというのは一部では有名な話だが(投手が坂本で、捕手が田中だったとか)、正月に放送された「スポーツ・フェスティバル」で知ったのだが、同じ小学校だったらしい。

 さっそくマー君ヲタの友人に「同じ小学校だったんだ〜」とメールすると「そうだよ。ドラ1を2名も出すなんで、ある意味すごい小学校(笑)」という返事が返ってきたが、ドラ1を2名も凄いことだが、その2名が両方一軍で活躍しているというのも凄いことだ。

 だってさ、今日、週刊ベースボールの「2009年選手名鑑」特集号を買ったのだが、それの「うんちくデータ」欄を読んでいたら、全部で850人いるらしいプロ野球選手の出身校を集計すると、1位はPL学園で17人、2位が横浜高校で16人なんですよ?

 PLや横浜で、そんな数字なのに、「同学年からドラ1を2人も出した小学校」って凄くないですか?

 ちなみに、出身大学だと、青学がダントツの1位(21名)で、2位が早稲田(18名)っていうのも、なんだか遠い目になりますが・・・・・私の時代のイメージでは、青学に通う男子というのは「全員 大江千里」だったんですけど・・・・・

 出身県別データだと、東京38人、神奈川53人に比べると、大阪78人、兵庫47人って、やっぱ関西は阪神や甲子園のお膝元効果があるのか、多いですねえ。
 ちなにみ関東だと千葉が36人とまあまあなんですが、京都30人になんだか人口比率では負けてるような気がします。

 会社帰りに週ベを食い入るように眺めていたのですが、電車を降りようとして、ふと前を見ると、お向かいに座っていた中年男子(笑)がやっぱし週ベを食い入るように読んでいた。お友達だ〜

 ほんと、開幕が待ち遠しいよ。

 そういえば、野球選手のブログもさらに増えているようで、アメブロも金本や岩村が加入してきたりして、「こんな大物まで・・・」と時代の変化を感じます。こりゃ、野球ブログ王のafoの藤井もうかうかしてらんない。

 と言っても、ほとんど内容は大したこと書いてないんですけどね。
 正直、つまらんのが多い。
 つまんなくても、現ヤクルト・コーチの古久保のブログみたいに、飼い犬のサスケの写真がかわいいので(というか、あんま可愛くない、いかにも雑種犬なのが逆にツボ)、ついつい読んでしまうものもある。古久保さんのブログは、おっさんのわりにはよく書けてると思います。(上から目線)
 久々にノックしたら、手がマメだらけになったそうで「ほお、コーチも大変なんだな」と思いました。

 けっこうマメに更新しているのが、去年、横浜をクビになって、現在メジャーに挑戦中の浪人状態の小関。内容的には、どーでもいーことばかりなのですが(だから、なぜに上から目線?)この人のアメブロ参入で一部で密かに話題になったのは「あのURLで、どん引きした」

http://ameblo.jp/sgi-sitei/

 ↑ ふーん?これのどこがなにが?と、しばらく考えてしまいましたが、3分後くらいにやっとわかった(笑)

 これはないでしょ・・・・しくしく。
 まあ、岩隈さんの「それ」は有名ですが、自分でアピールしてるわけじゃないし、私も「それはそれ」と割り切っているつもりですが、こういうふうに堂々と掲げられるとやっぱヘコむさ。

 岩隈さんと言えば、キャンプレポートでのインタビュー映像が、なんだかものすごーく美しいのですが、やっぱ、あれはテレビ効果なんですかね?テレビによく出る人って、短期間でびっくりするくらい垢抜けるが、ああいう力を感じました。
 常にカメラを意識していると、そういう才能のある人は、どんどんフォトジェニックになっていくようですが、岩隈さんもそうだったらしい。とりあえず、大きな欠点だった歯茎は封印したようだ。奥様が、出演テレビを全部ビデオに録画して、熱血指導しているのかもしれない。
 WBCで活躍できると、いいんですけどねえ。今の輝き(まさにシャイニング状態)だと、けっこう行けそうだけど、どーなんだろ?

 個人的には、もう少し翳りがほしいとこなんだが。(←すいません、屈折してて。つーか、あんた、ほんとにファンなの?)

 野球選手のブログといえば、楽天の去年のドラ1である寺田君が久々に更新してて、しかも内容が後輩いじりだった!

 去年は「仙台に友達いないし」と1人で仙台のケーキ屋に行ってたりして「この子、大丈夫か?プロよりも、大学行ったほうがよかったのでは?」と本気で心配していましたが、1年経って、高卒の後輩が入ってきたら、ちゃんと立派にいじってました。

 おかーさん、ちょっと安心したわ(笑)

 わたし、後輩いじり大好きなんで、だから広島の天谷のブログもチェックしてます。
 天谷の小窪いじりが大好きで(笑)
http://www.s-amaya.com/blog/?p=116(このブログ、なぜか、直リンクできないらしいのだが・・・・)  この「カメムシを小窪よばわりはどーよ?」と某掲示板でも「これはイジメでは?」と良識のある、ちゃねらー(?)に少しだけ叩かれてましたが、好きな子をついついイジめてしまうケのある私にとっては「これ、全然オッケーでしょ。つーか、激しい愛を感じる」のでありました。

 天谷が気まぐれで始めた「男前シリーズ」でも、「p.s.このシリーズしたら小窪載れなくなるので、僕が飽きるまで待ってて下さい」ってあたりに、とっても感動しました。

 てゆーか、広島の天谷とか小窪とか全然知らんのやけど。誰?
 でも、ベイスターズ戦を観に行ったら、たまたま出てたら、けっこう応援しちゃうと思いますわ。

 話はどこに戻ればいいのかわかんないですけど、「西の広池東というか北に飛ばされた藤井」の両横綱も、絶好調ですな。

 相変わらず、野球選手にしては知的な広池は、オフの調整のことについて細かく説明してくれてありがたいです。

 afoの藤井は、たまにこういうショック画像が入りますが・・・・・会社の昼休みにこういうの開くと、ほんとに心臓止まりそうになるんですが、それはいいとして(よくないけど)、やっぱ他の選手の情報が入ってくるので、ついついチェックしてしまいます。
2月5日(木)

 今日はなんと、カエルを目撃!祝・初カエル!

 前回は「火山灰、こんな遠くまで届いてスゲえ〜」と大感激していたのですが、翌日になると、我が社の車も道行く車もほとんどがきれいさっぱり洗車されてて(ガソリンスタンドはちょっとした特需だったんですかね?)、たいそうがっかりしました。

 私の考えるエコと、多くの人が考えるエコって違うんですよね、やっぱ・・・・
 まあ、少数派であることが、自慢でもあるのですが。

 さて、一昨日の3日は「明日もまた5時起きだ〜」と、カーっと酒飲んで早寝して、ちゃんと5時に起きて使命を全うしました。
 でも、午後3時頃になると、もう眠いし、ただでさえ老眼気味なのに、早朝から起きているから目の焦点が全然合わなくなり、「ただ椅子に座ってるだけ」という状態になってきた頃、K取締役が「みんな早朝から仕事してんだから、5時には上がろうぜ〜」と言い出した。

 要するに「とっとと切り上げて、とっとと飲みに行こうぜ〜」と言っているのである。
 上に立つ者としては、たいへん正しい発言であると言えよう。
 私はこういう人のことは真剣に支持するので「そうですねえ、そーいや、昨日、○○から電話あったしねえ」と言ってみたら、やはりK氏もそのつもりだったようで食いついてきました。

 ○○と名をふせているのは、某大手居酒屋チェーン店で、K役員が「近場でちょっと一杯」ってときによく利用しているのだが、1年前くらいにそこの店長が異動になった。異動先が、うちの別事務所の近所にある店舗だったので、K役員はそっちにも顔を出したらしいのだが、チェーン居酒屋にしては、席もゆったりしていた、うちの近所の店と違い、もっと繁華街にあるそっちの店は手狭で使い勝手が悪く、一度しか行かなかったらしい。

 ところが、3日の前日であるから、2日に、K役員宛にその居酒屋から電話があり、電話を受けたエビワカちゃんが首を傾げながら(「この電話、役員に繋いでいいのかしら?」の表情)「Kさん?○○屋の○○さんからお電話なんですけど?」

 K氏も「わはは、オレ、いちおー役員なのに、そんなとこから電話が来て、ごめんよ〜」と苦笑しながら電話に出ていたが、前の店長が、また戻ってくるのでご挨拶の電話だったのである。

 そして「うわー、居酒屋の店長も、そんな銀座のホステスみたいな電話営業してくるんだ」と、小規模に盛り上がったのである。

 そんで、5時10分くらいに、私とK氏でその居酒屋に入りながら「うちらが一番ですかねえ?」なんて話していたのだが、すでに先客がいた。
 しかも、6時になる前にもゾロゾロと客が入ってきていて「あれ?2月だし、平日なのに盛況ですね?」と不思議に思ったのだが、しばらくすると例の店長が挨拶回りを始めたので「そっか〜」と納得。

 名刺を頂いているような常連客に電話をかけまくったので、みなさん「じゃ、行ってみるか」と足を運んでくれたのだ。おかげで、普通だと客もまばらな平日なのに、席が7割くらい埋まってしまい、店員の配置が少なくて忙しそうだった。

 でも、このクラスの店で(チェーン店だし、客単価もせいぜい5千円)、こんな銀座のクラブみたいな現象が起きるということは、あのおっとりした感じの色白の店長もなかなかやるなあ。てゆーか、「この仕事やっててよかった!」と感激しただろうなあ。

 で、5時から「はあ、もう今週は疲れましたよ」っとバカスカ飲んでいたので、8時にはすっかり酔っぱらって帰宅しました。

 先週の土曜日から始まった私の長い一週間も今日で終了。明日はやっと休みだ〜
 久々の7日連続出勤プラス特別早朝任務はキツかったけど、例年に比べれば、かなりラクだったかも。自分の仕事が忙しくなかったので、特別任務だけきっちりやればよかったしね。

 しかし、この寒い時期に慣れない早朝起床はやっぱし辛いのであるが、野球選手たちはみんな沖縄で「暑いです〜」って、羨ましいかぎりだった。私も沖縄に行きたいよお。

 こうなったら、東京の寒空でガタガタ震えていた恨みをブツけるべく、沖縄に飛んで、キャンプ後半でグダグダになっている選手たちを眺めながら「ぷは〜、青空の下で飲む、オリオンビールはやっぱ最高やね」とか、やってみたいものである。

 でも、たかだか練習を見るために、遠出するのも面倒だ。
 休日にスーパーに買い出しに行くのすら面倒なのに。

 でも、小坂の練習なら、かなり見たいかも。

 楽天キャンプで「小坂塾」開校(日刊スポーツ)

 塾も予備校も通ったことがないのが自慢だが、「小坂塾」なら・・・・・

 エア小坂・・・・・・しかも眼鏡っ子復活・・・・

 ああ、壁紙にしたいが、ニッカンはケチだからダウンロードできないのだ。

 でも、宮城ローカルをユーチューブにアップしてくれてる人のおかげで、練習の映像を見ることができたが、やっぱ、こりゃ、生で観たいなあ。3時間ぐらいずっと見とれてそう。(ビール片手に)

 でも、上には上がいるもので、もっと具体的に妄想している人がいた。小坂応援スレより引用。

 個人的に思い描いているのは、先発一場
 初回いきなりノーアウト満塁のピンチ
 明らかに二遊間を抜ける打球を小坂がキャッチ
 飛び出した三塁走者をアウトにし、次の打者で(σ・∀・)σゲッツ!!
 以降立ち直った一場は完封勝利を飾るのであった…
 ノムさんうっとり。こさっちベタ褒め。
 これだ!

 いいねえ、それ(笑)
 夢があるねえ。キャンプのときは、このくらい夢みなくちゃ(笑)

 そーいえば、楽天の今年の新人で井上君という千葉出身の子がいるのですが、茂原出身で「ゆーこリンの近所に住んでました。なのでコリン星から来ました」という話題がスポーツ紙の片隅をちょっとだけ賑わせたこともある。去年の新人だった寺田君が「北海道屈指の進学校から来た秀才王子!」とスポーツ紙の片隅を賑わせたのと同じ程度に。

 その井上君が宮城ローカル放送に出たときに、特技は「ねこバスのものまね」って・・・・・で、実際観てみたら、「ほ、ほんとだ、似てる!」と大感激。

 楽天新人選手のネコバス顔を観て、「ああ、早朝出勤の仕事でも、ネコバスが迎えにきてくれたらなあ」と、本気で思いました。

 そしたらね。
 一昨日の早朝は、世田谷線に乗ったのですが、朝6時の世田谷線の西太子堂駅なんて、ほーんと誰もいないし、薄暗いんですよ。
 そこに、あの二両編成の路面電車みたいな車両が現われたときには、「ああ、マジで、宮崎駿ワールド・・・・」って必死に「いいとこ探し」しました。

 トトロのネコバスも、なんだか薄暗い田舎道にこつ然と光をさしていたし、「千と千尋の・・・」でも、なんかそういう交通機関が出てきたような。

 少し田舎の電車って、ああして光を運ぶという風情がありましたよね。

 高校時代の佐倉の田園風景の中を走る、京成電車も、そんな電車でした。

 というわけで、私の中では「井上はぜひ将来、メジャーに出して、トトロのキャットバスの異名で日本アニメも同時に売り込もう」という政策が出来上がりましたので、がむばってほしいものであります。「コリン星からきた、ネコバス」っていうのもいいですね。
2月2日(月)

●大自然に乾杯

 今朝のニュースで浅間山噴火をやっていたので「ふーん?」(駄洒落ではありません)と思っていたのですが、出勤して、会社の前に停めてある社用車を見て「おおおおおおお!」と一気に気持ちが噴火した。

 「わー、横浜まで灰が届いてるんだ!」

 黄砂の時期には、黄土色に染まる黒い車なので、まるで霜がかかったように灰に包まれていた。さっそく、エビワカちゃんとマスオさんに「すごいねえ」と話すと、エビワカちゃんは「うちの車もああなってて、てっきりイタズラされたのかと思いました」と言うし、マスオさんは「オレのバイクも、てっきり霜が降りたのかって思った」と語っていた。

 で、そんな話で盛り上がっていたら、後から出勤してきたコミケH氏(エッチなコミケという意味ではありません)とG氏が「近所でなんか工事でもやってるんすか?」と言うので、「なんで?」「いや、車が・・・・・」「だから、今その話してたんだけど、火山灰だってば!(笑)」

 「かざんばい?」と首を傾げるので「浅間山が噴火したでしょ?」と言うと、「へえ?」と知らなかったらしい。まあ朝のニュース見ないと知らないだろうけど。

 で、G氏が「ここまで火山灰が飛んでくるんじゃ、マスクしたほうがいいかなあ?」と言うので、「でも、ほら、火山灰は農地や森林にミネラル分を捕球(ワープロ機能がすっかり野球脳に・・・)して、豊な土壌を作ってくれるわけですから、ひょっとしたら吸い込むと体にいいかもよ?マイナスイオンだったりして?」と、また口から出まかせを言うと「そうっすかねえ・・・・?」

 ああ、いかん。
 けっこう前に、やっぱし口から出まかせというか、一応、自分なりには「何ごとにもプラス思考」という意味で「ここいらでインフルエンザに罹っておいたほうが、新型が流行したときのための免疫強化になるかもよ?」と言ったら、M嬢がそれをけっこう気にしていて、「私、一度もインフルエンザにかかったことないんだけど、それってヤバいかなあ?」と先日呟いたので「いや、それはわからないし、今まで罹ったことないなら、なにか特殊な免疫力があるんじゃないの?だから、新型にも対応できるかも」と、また口からデマかせで持ち上げておいた。

 話は戻るけど、ほんと、火山のパワーってすごいね。
 その昔、三原山の噴火の時、千葉の実家の窓ガラスが微かに振動しているのに気がついたときにも、えらく感動したけど。

 しかし、こんだけ灰をまき散らすんだから、浅間山がインフルエンザだったら、関東全域が学級閉鎖だったな(笑)

●あいかわらず、君って奴は・・・・・

 ええと、この話は日記に書いてたっけ?
 三原山の噴火のときに実家の窓ガラスがビリビリしてたことはよ〜く覚えているというのに、ここ最近の記憶がほんと衰えて・・・・

 まあいいんだけど、去年の暮れくらいから何度かハイジが会社に電話をかけてきていたのです。マスオさん宛だったんだけど、どーやら今の会社の商品をうちに営業したいらしい。
 で、マスオさんが「そーゆーのは社長に言ってみれば?」と提案したので、正月早々(4日)に会社に来たらしい。(普通の会社は休みなので、ハイジも当然休みで、彼はまだうちの会社の近所に住んでいるらしいので)で、社長もたまたま用事があって出社していたので、挨拶していたそうだ。

 で、1月末ごろにも電話があり、マスオさんが社長に取り次いでいた。

 なので、アポでもとったのかと思いきや、また今日、電話がかかってきた。

 何度も電話してくるのもよくわからないが、私は勝手に「マスオさんと話をしたいんだな?」と思っていたのだが、私がその電話をとったので「ああ、こんちわ。ミヤノです」と言うと「今、忙しい時期ですよねえ?」

私 「そうだけど?ってゆーか、君だってよーくわかってるでしょ?」
ハ 「ミヤノさんも○○(この時期の辛いお仕事)行ってるんですか?」
私 「もちろんですとも。昨日は朝と午後2回やりました。寒かった〜」
ハ 「でも、手当貰えるじゃん」
私 「手当はあげるから、替わりにやってくれる?」
ハ 「いや・・・・ははは、それはちょっと無理」

 と、軽く雑談した後、「この間、社長とも話したんだけど、オレが今いる会社の商品を売り込みに行きたいんですけど・・・・」と事情を説明しはじめた。

 社長は、「その分野の話だったら、担当のTさんに話してみれば?」と言ったらしい。

 しばらく、今のTさんの地位について探りを入れられたのだが、私もそっちの部署の力関係はよくわからないけど、でも、技術的なことだったら、たぶんTさんだろうし、社長がそう言ったのなら、Tさんに話をするしかないだろう。みたいなことをクドクドとしばらく話した後、ハイジが「じゃあ、Tさんに繋いでください」と言うので「はあ?」

 「いや、さっきも話したけど、この時期、みんな忙しいし、全般的に機嫌悪いよ?」

 クリスマスイブのケーキ屋さんに「新型泡立て器」の営業に行くようなもんであろう。

 何を焦っているのかわからないが、焦っているのなら、せめて1月上旬にすべきだし、だいたいこの時期、頻繁に出入りする業者も呼ばれないと来ないくらい、みんなピリピリしているのである。

 そして、さっきの会話からすると、そのことを忘れているわけじゃないのに、この時期に電話してくるのって・・・・・

 たしかに、子会社の経理の私らは、今の時期の嵐とは無縁というか、割り振られた外仕事さえちゃとやればいいだけで「はあ、疲れた」ってだけだったが、でも、社長や役員の秘書的な部署でもあるので、そのあたりが全員ピリピリしているのはよく知っているはずなのに・・・・

 ハイジの重大な欠陥なのだが、彼はいつも自分中心でしか物事を捉えられなくて、相手の立場を考えることが、なんで出来ないんでしょうかね?頭はいいのに。

 うちを辞めた後の会社で働いてるときに愚痴っていたが「今の会社、勤務後に飲み会なんて全くなくて、そもそも仕事の話以外で雑談すらしてない」って、あんた、この会社で、あんたとコミュニケーション取りたいと思った役員氏が飲みに誘っても「うぜ〜」だったし、仕事以外で雑談ばかりしてる女子社員のことは「なんなのあれ?」って全否定だったのに、それが全く無い所に転職したら「なんか変でさ・・・」って、変なのはテメーだろう、って思いましたけど・・・・・

 でも、それがハイジなんだろう。
 自分が忙しいときには、思いっきりテンパって周囲に迷惑かけるのに気がつなかいのに、他人が忙しくてイライラしてると「なに、あいつ?」って言うタイプ。

 で、私が「ええ?電話繋ぐの?マジ?」って心底驚いているのに、全然へっちゃらで「お願いしますよ」

 保留にして、T氏に「かくかくしかじかの事情で、今、ハイジから電話が入っているのですが」と内線すると、いつもはデフォルト不機嫌なT氏が、爽やかな声で、たぶん、たいへん爽やかに壊れた笑顔で「うーん、事情はわかったけど、でも、今日は勘弁して(えへ?)」

 こ、こわ〜
 こんな機嫌のいいT氏は珍しい。超こわ〜。一周遅れどころじゃなくて、こりゃ、三周くらい遅れてて、「もー、どーにでもして」状態なことはすぐわかった。

 で、ハイジに「Tさんは今日は勘弁してって言ってた」と伝えると「はあ、そっか〜」って、そっか〜じゃないでしょ!2年前に退職した君が、会社で一番忙しい時期に「営業してもいいですかあ?」って、ショッカーが幼稚園バスをジャックしたくらい、トホホなことしてるんですけど、自覚あります?

 「だから、さっきも言ったけど、今週は無理だってば」
 「そうみたいですねえ?じゃあ、また来週あたり」

 って「そうみたい」って・・・・
 私が親切にもブロックしてあげようとしたのを無視して、心証かなり下げてるのわかってるんですか?

 わかってないんだろうなあ。
 いや、ほんと、ある意味「いいものを見た」ってゆーか、ほんと自分の都合でしか物が考えられないんだなあ。
 あれで、今の会社でもちゃんとやれているのだろうか?

 って、私は「相手の立場を勝手に考えすぎ」ってタイプですが、どっちもどっちってゆーのか・・・・
2月1日(日)

 最近の傾向。(自分のだ、もちろん)

 日記を書いているうちに、眠くなってきたり、酔っぱらってきたり、単に面倒になってきて、オチも結論も無いままシャットダウンし、翌日ちょっと書き足そうと思っても、昨日と今日はアナザーデイなので、なんだか書いているうちにまた違う話になり、そっちもオチも結論も無いまま終わり、それを三日間くらいやってから、「わたし、別にお笑い芸人でも、政治家でもないんだから、オチも結論もいらないんだ」という本当のことに気がつき、てゆーか、昨日の自分と今日の自分はけっこう近い間柄なので、昨日の記述は「兄弟の恥」くらいに感じるのだが、三日経つと「部長の恥」くらいどうでもよくなり、というよりも積極的に晒してやろうという気になり、やっと更新できるみたいです。

 前にも書いたけど、それが一年前の日記になると「誰この人?」と、アカの他人になるようです。

 話のついでに「今日のTK部長」もしくは「また一言多いミヤノさんったら」

 役員しか詳細を扱えない最高機密プロジェクトがあるのだが、同僚M嬢がそのプロジェクトのデータ入力担当なので、もちろんフル権限なのである。
 昔はもっと大勢の人が気軽に検索できたデータなのだが、昨今の個人情報保護のあおりで、厳しくなっちゃたのだ。

 それはしょうがないのだが、部長の業務上、そのデータの一部がどうしても必要なんだけど、そういう場合は社長かK役員にお願いするしかなくて、今日はK役員が不在だったので、部長がたまたまこっちに戻って書類整理していたM嬢に「ごめん、社長にお願いしようと思ったんだけど、いないから、Mちゃんに頼んでいい?」

M 「あれ?社長は、あっちのプロジェクト室にいましたよ?」
部長「え?○○の会合は?」
私 「あ、それブッチしてます。ほら、昨日、I役員が『しょーがないからオレが代役で行くから』って愚痴りに来てたじゃん」
M (私が「社長は大事な会合をサボった」呼ばわりしたので、フォローしようと思ったらしく)
  「でも、なんか、誰かから宿題が出たらしく、昨日のずっとそれをやっていたから、ほとんど寝てないとかで、眠そうでしたよ?」
部長「宿題?なんの?誰から?」
M 「さあ?そこまでは・・・・」

私 「あれじゃないっすか?この間、役員会で議題になったって言ってて、めんどくさそうだった、えーと、パンテミック対策?」
部長「あれは、別に寝ないでやるようなことでもないだろう」
私 「えー?でも、もしTKさんがそういう宿題出されたら、『ああ、こういう事態になったらどうしよう・・・・』って眠れなくなりそうじゃないですか?(笑)」

部長「・・・・・・お、オレは、そんなじゃ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 すいません。
 半分、冗談のつもりでしたが(私の冗談はいつでも半分マジなのがいかんね)、けっこうツボに入っちゃったんですね。

 でも、その話題が過ぎ去ったあと、部長がなんかつまらない冗談を言ったのですが、今度は私がツボに入ってしまい「わははははは!いや、今日は5時起きでキツい仕事した後で、身も心もボロボロですから、そーゆーギャグが心にダイレクトに染みますよ!」(←今思うと、これも相当失礼な物言い)とお腹を抱えて笑っていたら、部長は「そっか、今なら何言ってもウケそうだな」と目を細めていたので、それで相殺ってことで。

 ふー、今日はほんと、慣れない仕事でほんとボロボロさ。

 帰宅して、とっとと寝ようとしたんだけど、かなり神経が高ぶっているので、落とそうとビール飲んでいるのですが、なかなか落ちないくらい。
 もう少し、日記にストレスぶつけないとダメかね?

 そーいや、去年の秋頃から「野球中継(板)を酒の肴に深酒」という悪習がついてしまい、すっかりメタボに拍車がかかってしまったので、やっと野球シーズンが終わり「よし、私も自主トレしないと」と思ったのですが、思っただけで、今度はめくるめく動画の世界に突入して引き蘢り。

 そうこうしているうちに、今日からみんなキャンプに入ってしまいました。

 いいなあ〜、私も沖縄行きて〜

 うちの会社もさ。「社員旅行の参加率が」とか言ってないで、強制的に全員キャンプにしてみたらどうだろう?
 2月に全員沖縄に連れていかれれば、喜んで浜辺でジョギングくらいしますよ。
 まあ、実際にやってみたら、昼間から泡盛三昧でしょうけどね。

 そーいや、相撲界はまた大麻騒動ですが、私は昨日「あー、明日から超ハード。よし、ここで一発、シャブでも打っておこう」と、ユーチューブで探すと、やっぱしあったので、打ってみました。

 江夏の21球 (1979年)

 いや、江夏はこんときはシャブ打ってなかったと思うけど、後年に逮捕されたとき「あんときも実はシャブ打ってました、って言ってもらえれば、『ああ江夏も普通の人だったんだな〜』と納得できるんだけどなあ(笑)」と本人に言ったら殴られそうなこと思ったんですけど・・・・ああ、ほんと一言多い。

 はあ・・・でも、あれからもう30年ですか・・・・・私はテレビでリアルタイムで観ていて、今の言葉で言うなら「江夏、マジ、ヤバいっす〜」と手に汗握っていたんだけどなあ。あ、なんだかやっと眠たくなってきたかも。
 
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