可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

1月14日(水)

 毎年、この時期はけっこう忙しいので、今年もうまくペース配分してきたつもりだが、予定よりちょっと遅れており、気持ちが追い込まれております。
 おかげで、P-MODELの「ふるへっへっ」が頭の中で激しくリピートし、それはさすがに電波な脳内ですから、緩和するために「♪われら月光町 ちっちゃいもの クラブ」を脳内再生していたのですが、それを繰り返していると、だんだん混乱してきて、とうとう脳内で平沢進が「♪ ちっちゃきものたち むねをはれ〜」と歌い出す始末。

 そして、それを「ほお、なかなかいいじゃん」とニヤニヤしてる自分・・・・・

 いいなあ、平沢進とカラオケ行ったら楽しそうだなあ。マイウェイとか歌ってもらおうかな・・・・と、仕事中に妄想が進んでしまい、仕事が思うように捗りません。

 さて、P-MODELの昔のライブ動画を観ていると・・・・

 そういや、その昔「♪ドガドガ動画 動画〜」とドナドナの節で流れるCMがありましたね。あれけっこう好きだったんですが、今の自分の総合BGM(紅白の総合司会みたいなものらしい)はきっとあの曲でしょう。

 で、P-MODELの昔のライブ動画を観ていると、ことぶき光のはっちゃけぶりが懐かしい。
 ことぶき光が加入してからのP-MODELって、なんか彼のためにやっているようなバンドだったしなあ。平沢進よりも10歳年下の若造だったし(でも、私より2歳年上であることに今日気がついた)、客席の誰よりもP-MODELファンな若造が舞台にあがっているような印象を受けたことを微かに覚えている。

 当時の映像を観ても、「砦」と呼ばれた、変なキーボードセットで要塞作って嬉しそうに演奏してるし、中央で歌う平沢御大が「子供を渋々遊園地に連れてきて、はしゃぐ子供を前に汗だくでぐったりしているお父さん」に思えてしまうくらいハジけてました。
 ことぶき光の逆サイドでは、ただチャラチャラと踊ってカッコつけてる人がいるんですが、秋山さんでしたっけ?

 それ観てたら、「そうか、このころ、ソフトバレエも出てきたよなあ」って思い出しました。(やっぱし、当然ある↓)
http://jp.youtube.com/watch?v=dRdiZQHPvZ4&feature=related

 左側の・・・ええと、名前忘れたよ(笑)、藤井・・・マキだったっけ?モヒカンの人がバシバシと叩きまくってて、右側のええと、森岡君でしたっけ?ただ、ひゃらひゃらというかクネクネと踊るだけという、あれも変なバンドだったが、あのスタイルは当時の流行だったんですかね?(笑)

 話を戻すと、91年くらいの再結成というか、「解凍」当時のP-MODELは、ですから、「ことぶきをなんとかここと発散させておかないと、他でなにやらかすかわからんから」という親心を感じるのですが、そーいや、ことぶき光って今はどこでどうしているのだろう?と思って検索してみたら・・・・・

 http://www.kotobukihikaru.com/

 うわ、なにこれ、この人、私よりも2歳年上ですから、もう40歳半ばでしょ?(笑)
 なんで、こんなに初々しい電波放ってんの?未だに・・・・つーか、昔からこんなんだったんだろうなあ。(遠い目)

 なんで「著作権詐欺」(例のコムロ事件)という言葉にこんなにハゲしく反応しているのか、わけわからん。

 つーか、こういう記述がほんとにホンモノ・・・・↓

「ラシレミソ」の5音で1億7000万枚売ったんだから←分数sus4←アジア人差別←むりやりだけど。それはそこ「君が代」と同じ理屈だね、20世紀調性音楽の正道だよ。

 さらに、彼の音楽メソッドがPDFファイルで上がっているのだが、それがまたすごすぎる。
http://www.kotobukihikaru.com/-theory/sonic-construction-theory.html


元がフィボナッチ半音数のインターバルってことは、さらにフィボナッチ半音数に分割できるってことだ(e.g. 8=3+5)。

コードが明確な機能を持つには、非対称的なインターバルによる堆積でなきゃならん。ってことがまず、重要。

よーするに、
下から〔So‐Do〕と2音鳴らすだけで、key in C を表すんだから、あとは、その〔So〕と〔Do〕をデコレーションしちゃえ
ばいいぢゃん。ってことになる。

 音楽のこと、さっぱりわからんので、彼の記述がどういう意味なのかさっぱりわからないのが残念だが、山形浩生もびっくりのべらんめえ調(?)。
 良識ある人の眉をひそめさせる山形浩生の「喋り言葉翻訳」であるが、あれをさらにエスカレートさせた口調に音楽的というかテクノ的にドシロートにはさっぱり意味不明の図解や記号が乱舞し、まさに電波としかいいようがない。

ダイアトニックスケールはReを中心に鏡像=シンメトリーになっている。
てことは、
いってみりゃ
Reを挟んで、(ド音階)Ionianと(ミ音階)Phrygianは、表社会と裏社会みたいなもんだ。

 って記述の本当の面白さを全く理解できないので、ちょっと悔しいです(笑)

 この「ソナタ形式」に関する論文(?)は去年の11月に作成されたらしいが・・・・ http://www.kotobukihikaru.com/__theory/sonic-construction-theory/Classics/kotenha.pdf


 ・・・・・よくわからん・・・・つーか、なんでことごとくPDFで上がっているのかわからないのだが、これって、音楽やる人には役に立つんだろうか?(だから親切に印刷しやすいようになっているの?)

 と、とりあえず、なにがどうなっているのか、私にはさっぱりわからないが、たまにライブもやってるらしいので、44歳のオジさんになっても、未だにトガってるらしい、ことぶき光を生で観てみたいものである。

●本気で怒りました

 ずいぶん前であるが、現・横浜ベイスターズの投手・石井が(補聴器つけてる難聴投手)が、中日時代に、谷繁に本気で怒られ「耳の不自由な自分を本気で叱ってくれた」と感激していたというエピソードを読んで、「おっし、わしもそのうちやってみる」と思っていたのですが、今日、とうとう実現しました。

 うちの育成枠のSさん、30うん歳は、まともな職歴もなく、スキルはかなりダメな新卒以下です。
 でも、彼のいいところは、データ入力のチェックをやらせると「変にはしょる能力もないので、どーでもいーところまで完璧にチェックする」というあたりで、たとえば、住所入力で、元データが「東京都世田谷区若林2丁目2番地22号」となっているのをはしょって「世田谷区2-2-22」になっていると、きちんとチェックしてしまうところです。

 「いや、これ、おんなじですから」と説明しても「はあ・・・」と返されるので、疲れることもありますが、そういう人ですから、ホントに真剣に正確さが求められるチェックでは本領を発揮します。

 それを見込んで、私が打ち込んでいた源泉徴収票のチェックもお願いしてみました。
 ただ、原稿料の場合には「ペンネーム」と「本名」の誤差が出ますので、振込口座名を基準にして、ペンネームは摘要欄に書いたから、そっちがある場合にはそっちもチェックしてくれ、とお願いしたのだが、一度に三つ以上のこと説明した私が悪かった。

 チェック書類が戻ってきたら、ごっそり附箋が貼ってあったので「え?そんなに?」と思ったら「口座名とペンネームが合っているところに附箋を貼りました」

 って「ええええ?合ってるところに附箋したの?」
 って思わず、鉄拳制裁出てしまいました(笑)

 鉄拳はSさんの腕のあたりに軽くボコボコボコと三回くらい軽くですけど・・・

 でも、マジで「あのさ、常識的に考えてよ、チェックしてもらってるんだから、間違ってるところに附箋すべきじゃない?」とまくしたてると「はあ・・・・たしかにそうかも・・・・」っておめー、ほんと・・・・ば・・・・バカなんだな?

 で、附箋がないところを私が確認してもよかったけど、そこは心を鬼にして、ってゆーか、普通の頭脳のエビワカちゃんにやってもらえば話は早かったんだけど、Sさんが暇なので、なんか仕事与えないとという理由で与えた仕事であるから、「じゃ、附箋は訂正して」と投げ返した。

 しばらくして、「できました」と持ってきたので「お、早いじゃないか」と確認すると、附箋は貼ってあるけど、どこが間違ってるのかチェックがない。
 「あの〜、違ってるところは、なにが違ってるのか赤を入れてくれと、説明したはずですが?」と聴くと「ああ、ですから、本名とペンネームが違うところに附箋貼りました」

 がああああああ、だから、本名とペンネームの話はそんなに重要じゃなかったのよ。
 ほんとにチェックしてほしかったのは、住所や金額だったんだから!と説明すると「でも、住所はだいたい合ってましたよ?」と言いやがるので「いや、わたし的には住所を全く間違って入力してないなんて、ありえませんから、ちゃんとチェックしてよ」と叫んでしまった。

 しっかし、「合ってるところに附箋」っていうのは衝撃的だったな。
 私の説明が至らなかったにしても、普通、そういう発想はないだろう。
 実際、私が「間違ってる箇所にはこれ貼っておいてね」っていう附箋を使い切っちゃって、自分で他の附箋用意してたし。あれ観たときには、「なんだ、ごら、私にケンカ売ってんのか?」って、私にしてはけっこうキレましたもん。

 彼は障害のせいなのか、天然なのか、ほんと物覚え悪いので、今日も郵便物の仕訳で「あの〜、この人、いませんけど?」って宛名が「だから、昨日もこの人、たしかに出向の人だからめったに郵便来ないけど、5階にいる若いロンゲの美人の彼女なんですけど?」って説明したら「ああ、そうでした」って、美人の顔と名前くらい速攻で覚えろよ!

 エビワカちゃんは私より人間ができているらしく、Sさんが毎日のように社内便の送り方を聴いてきても、懇切丁寧に教えているが、私は気が短いから本気で怒るからねっ。

 さて、Sさんのしょーもない頭の緩さと、ことぶき光のしょーもない頭の速さのどっちを支持するかって言われると・・・・・・・・これ、けっこうマジ悩みますね。
1月13日(火)

 さて、金曜日の新年会は2次会までもつれ込んで、モツ煮込みを食べ(その店のモツ煮や豚足が旨いのよ)・・・・・って「♪モツ煮込みで縺れ込むぅ〜」ってP-MODELっぽいね。(批判は受け付けません)

 てゆーか、久々に心の中でP-MODELをリバイバルさせてみて思ったのだが、私って、ほんと駄洒落が好きらしい。てゆーか、私の駄洒落の師こそ平沢進なのかもしれない。もちろん、私のは相当ヘボいけど、「しわ寄せなら手を叩こう」とか「明日に向かってまっしグリとグラ」などは、平沢進的な言い回しを自分なりに頑張っているつもりなのである。

 で、2次会の話であるが、病気のために酒の量を控えているはずの役員氏が、すっかり酔っぱらってしまい、2次会では最初はソフトドリンク飲んでたはずが、ふと気がつくと並々のコップ酒飲んでいたので(自分だけ飲むのが疾しかったのか、私の目の前にもいつのまにかあったので気がついたのだ)、「あ、いかん」と思ったが、そこでストップかけるのも無粋だと思い、自分のを飲み干すと「お手伝いいたしましょう。てゆーか、ちょーだいな」とコップ半分くらい奪った。

 土曜日は出勤。
 自分は全く飲まずに役員氏を社用車で自宅まで送り届けた部長が車を返しにきて「昨日のK役員は大丈夫だったのだろうか?」と言うので「ダメでしょ、あれは。でも、私、しょーがないから横取りしてさしあげたんですけど?」と己のグッジョブをアピールした。「おかげで、しっかり二日酔いですよ」
 我が身を犠牲にしても、上司の健康を守る部下・・・・・まあ、ただの酒好きなんですけど・・・・

 そんで、土曜日はちゃんと仕事して、日曜日は久しぶりに稲毛のYちゃん宅で新年会。
 料理上手のYちゃんですから、お酒も進むこと(笑)
 でも、なんとか頑張って、終電一本前くらいで帰宅した。

 酔いつぶれて、宿泊する可能性大だったので、月曜日は休みにしていたのだが、ちゃんと帰宅できたので「今日こそ、掃除だ!」と思ったのだが、先日発見した「ユーチューブで、宮城ローカル番組をせっせとアップしてくれる人」が、また新作をザクザクとアップしてくれていたので、それを観てたら、一日が終わってしまった。

 もう、すごいボリュームというか、いつも東北以外在住ファンが「いいなあ」って羨ましく思っていた番組がほとんど観られるんだもん。著作権違反かもしれないが、あれを観る誘惑には勝てない。でも、アップしている本人も発見されたら速攻削除を懸念して、非常に検索しにくいタイトルにしています。「1/8 31番更改 26番51番インタ 18番ケンケツ」とか。翻訳すると「藤井の契約更改 有銘&川岸インタビュー 田中マー君 献血キャンペーン」ってことなんですけど。

 小坂生出演も堪能させていただきましたが(ほんと、かわゆす)、有銘&川岸の中継ぎ陣の話なんて、首都圏じゃ全く観られませんからねえ。

 で、有銘&川岸は話もほんと面白くて・・・・

 2人とも、30歳くらいで、けっこう苦労人だし(川岸なんて、2年前、中日をクビになってトライアウトで楽天に来た。でも、奥さんは名古屋では有名な女子アナたったんすけど・・・川岸が中日クビになったときにプロポーズしたらしく、楽天ファンには一つの伝説である)、ズバ抜けた才能は無いものの(キー局のスポーツニュースに登場することは無い)、この厳しい世界で生き抜いてきただけのことはあるなあ、って感じで。

 そんで「中継ぎの苦労は?」という質問に・・・

有銘 「前の投手(先発投手)が残したランナー返しちゃったときは、やっぱつらい。その人に負けがついちゃった場合は、やっぱ、すまんな〜って思いますね」
川岸 「ボク、長谷部の初勝利を消してるんですよ。東京ドームで。9回2死から、あれも、申し訳なかった」(そのときの長谷部が目をショボショボさせてる映像が挿入)
川岸 「あと、朝井の10勝を西武ドームで、ひっくり返されちゃって、それで試合では勝ったんですが、ボクに勝ちがついちゃったんですよ。あれは、朝井に勝ちつけてやりたかった、申し訳なかった、それが辛いです」

 長谷部の初勝利と朝井の10勝ちを消しちゃったんだ!そりゃ全米が泣くわ・・・・・・「世界がもし全部仙台だったら」ね。

 いや「世界がもし、ミヤノさんの脳内だったら」でもいい(笑)

有銘 「ぼく、岩隈の20勝も21勝も投げてるんですけど、さすがに、『今日は自分で勝って(完投して)自分で節目してよ』って気持ちは正直ありましたね(笑)。20勝目は自分で勝ってよ〜、ああ、よかった自分、押さえた〜(笑)20勝目、よしよしよしよし、で、21勝目んときは、呼ばれたときが、ちょーど1-0だったんですよ、おいおい、勘弁してよって(笑)、そしたら武さん(山崎)がやっと打ってくれて(ミヤノ注釈 山崎はなぜか岩隈登板のときには必ず打つ。朝井のときにも打ってやれって)、3−1くらいになって余裕できて、意外とすんなり終わったんですけど、そんときも、20勝なら何年か前、誰かがやってるでしょ?でも、21勝なんて、20何年前でしょ?そんな、20何年ぶりのことを・・・ねえ?・・・オレに託されても・・・・・自力で頼むわ、みたいな?(笑)

 と実に表情豊かに語った有銘が観られて嬉しかったです。
 有銘がうっかりメジャーに行ったら意外に通用しちゃって(左だし)、年俸5億円とかになったら、心底嬉しいんだけどなあ。そうなってもおかしくない、実に見事な福耳なんだけどなあ。
 太陽の光をいっぱい浴びて、スクスクと育ったかのような(沖縄出身)有銘を横に置いておくと、川岸みたいな「水栽培」タイプが伸びるのかも。このインタビューでも、わりかし云いたい放題な有銘の発言を川岸がうまく地味にまとめていて、「ああ、こういうコンビはフツーの会社組織でも、かなり重用されるよなあ」って思いました。

 というわけで、有銘のトークに心奪われながらも、やっぱし私の心のベストテン第一を現在争っているのは、小坂誠と平沢進なわけで、「21世紀、今んとこ、最高の遊撃手」(だと、私は思う。宮本でも井端でもなく)と「80年代の裏テクノポップスター」を並べてていいのだろうか?と思うが、交互に眺めていると「なんか、この2人、顔が似てないか?」

 ・・・・・・・・そんなに似てないと思う。
 でも、平沢信者と小坂信者はちょと似てる感じかも(自嘲)

 そりゃ、私は「にわか小坂信者」なので「どーせ動画から来た」と言われてもその通りなのでしょーがないが、平沢は散々生で観たぜい。でも、私は、若い平沢信者のことをバカにしたりしないよ。(ニコ動で、P-MODELの歴史振りかえってる画像が上がっていたが、それのコメントが「オレ、やっと生まれた」みたいなのばかりで、年配の人たちが「おまいら、若いな」と溜め息コメント入れまくっていた)

 あの狂い方って、私も20歳前後のときに、とっても必要としたが、たぶん、あらゆる世代の数%が常にああいうのを必要をしているんだと思う。

 うちのママンは「祐次郎、やっぱ、いいでしょ」と言っていたが、私の世代だと祐次郎のイカれ具合はわかっても、やっぱね・・・・・あれは、ユルすぎる。 
1月10日(土)

 昨日は総務部の新年会だったのですが、総務部で飲み会するのは実は大変珍しいのです。
 しかし、E嬢が事前に「その日は都合が悪くて残念ですが・・・」を表明していたのはいいとしても、M嬢も「風邪ひいた」とドタキャンして、女子で参加は私だけになってしまいました。

 つーか、私・・・・女子?

 と自分でも自覚しているのだが、いざ飲み会が始まってから1時間くらい経過し、みなさま、適度に酒が回ると、なぜか下ネタな展開に・・・・、そして誰かが「おい、いちおー、女性もいるんで・・・」と言ってくれたのだが「あ、見えませんでした(笑)」って、たしかに横並びの3番目くらいだと見えませんよね(泣)

 しかし、私は大学中退であるが、大学で学んだことは「酒の飲み方」(というか、「酒のダメな飲み方」ちゅーか)と、「酒の席での下ネタは笑顔でスルーが基本だが、それが嫌なときには、真面目に質問などをするとドン引きされたりするので、けっこうヤリガイのある仕事」というのか、要するに下ネタ修行は相当やっているのでございます。

 だいたい、学生時代から「あ、やべ、女子いたっけ」という気遣いを全くされなかったので、そーゆーもんだと諦めて・・・というか、ぶっちゃけ、そういうキャラだからこそ、「いやあ、あんときは男に生まれてよかったって思ったよ」などという、本音トークを地道に傍聴したからって何の役にも立たないのだが、それなりに好奇心は満たされますわな。

 いや、何ごとにも勉強熱心ちゅーことで。

 スケベ椅子っていうのは、なぜか黒地に金ラメしかないとか、勉強になりますわ。

 しかし、二次会で降り立った場所の真ん前がソープだったんだけど、いきなり「ああ、あそこは本番無しだから」って言われても、私の人生の何の為にもならないんですが、とりあえず、そういう発言をちゃんと覚えておくと、後々なにかと有利かと・・・・
1月8日(木)

 他部署の応援で別事務所でお仕事。

 今頃が一年で一番、学生バイトが集まらない時期らしい。クリスマス・イブにも予定されていたのだが、バイトが普通に集まったので、職員応援は中止になったんだけど。

 なにせ、学生バイトの仕事なので、けっこうヘヴィーなのだ。
 内容は単純入力なんだが、量がハンパじゃないし、けっこうゲームみたいな反射神経が必要なので(脳トレっぽい)、もちろん私はスピードが出ないので、間違えないようにゆっくりやりますが、1時間もやってると気が狂いそうになる。

 今日も休み休みやっていたのだが、午後3時ごろにはヘロヘロだったけど、それを8時までやっていたので、最後のほうは、ほんと肩こりまくりアンド頭真っ白で、まさに灰になったような気分。

 6時を過ぎたあたりから、やけっぱちになってきて、「♪ちっちゃいものたち むねをはれ〜」と鼻歌歌いまくってましたよ。

 はあ、こりゃ、明日は背中ガチガチだなあ。
 専用端末で入力するのだが、それが人間工学的に間違ったデザインでさあ。いや、昔はそれなりに理にかなっていたのだが、それをアナログからデジタルみたいなかんじで最新式に改造したら、なんか使いにくくなっちゃって・・・・すでに次バージョンが計画されているのだが、そしたら少しは体に優しい作りになるかしら。

 身も心もボロボロになりながら、足を引きずるように帰宅したのだが、途中でコンビニに寄って買い物したら、レジのねーちゃんが「やべっ」って小さな声で叫んだので、なにごとかと思ったら、お預かり金額の桁が・・・・・

 私の出した金額は1200円だったのだが、たぶん、うっかり000のキーを2回押しちゃったんだろう。

 合計       ¥1、118
 お預かり ¥12000,000
 おつり  ¥11998,882

 という、たいそう景気のいいレシートを頂きました。(コンビニのレジで百万の桁はさすがに必要ないので、コンマは出ないみたいだけど、数字は入る仕様らしい、ということを知った。最大、何桁まで入力可能なんだろう?)

 う、今日は早寝しようと思っていたのに、小坂が宮城のローカルテレビに出たときの映像があがってるのに気がついてしまい、速攻保存してたら、こんな時間に・・・(あほ)
1月7日(水)

 昨日は残業後に帰宅して、すぐ風呂に入り「はあ、今日は疲れたから、カーっと飲んで、すぐ寝よう」と思いつつ日記を書いていたので、後半の記憶が全くありません。

 そんで「やーね、あたしったら、ことぶき光るのことをヒチョリみたいとか言ってたわ」って、思い出して赤面したりしたので、「昨日はたしかアップしてないから削除しちゃお」と思って、さっき読んでみたら、啄木だのカラヤンだの、うーむ、地味に暴走してるなあ。

 というわけで、酔っぱらいのたわごと記念として残しておくことにしました。

●笑いのツボにはまる

 勉強熱心なので、マメにチェックしてる「2ちゃんねる野球板用語辞典」であるが、やっと泡原のが更新されてた。
 そして新たに「Who are you? (ふーあーゆー?)」という項目が加わっていたので「それなに?知らん?」とさっそく読みに行くと・・・・・・ごふっ

 いかん、私は涙もろいし笑いにもモロいのである。
 特に電車内や職場内など、周囲に人が多い環境だと、1人でいるときよりもツボにハマりやすいのだ。そして、この「Who are you?」を読んだときは会社の昼休みだった。

 今、家で1人で読み返してみると「ふふ・・・」と微笑む程度なんだが、昼休みのときはすっかりツボにはまり、さらにはずっと思い出し笑いしてしまい、ほんと辛かった。

 あ、そのときの自分の心境をまた思い出して、ちょっとゴフっときた。すでに、ネタ自体よりも、「今日のあのときの横隔膜の痙攣」のほうが思い出すだに可笑しい。

 さて、話は昨日の続きというか、昨日「そーいや、ケラがボーカルのライブにも行ったなあ」と書いたが、そのユニット名が探せずにいたのだが(泥酔状態だったので)、今日の御昼休みに「Who are you?」で痙攣しながら「ちょっと他に気を逸らそう」と真面目にっていうか、シラフで(当たり前だ)検索したら、見つかりました!

 此岸のパラダイス亀有永遠のワンパターンバンド

 さらにもっとディープなものを発見。
 http://moderoom.fascination.co.jp/archives/p_history.txt

 この記録によると、私が初めて観たライブは「1986年11月26日 水道橋アール・エヌ・ホールでコンサート。初めてメンバー全員が衣装らしい衣装を着用、マルチ・スライドを使用するなどショウ・アップされた構成」らしい。ちなみに、ミヤノさん当時、19歳ですが、平沢進も32歳ですよ。はははははは〜

 さらに翌年の「1987年 1月10日 インクスティック芝浦で“P-MODEL BOX”発売記念ライヴ。つまり、楽器、機材から、衣装、レア・アイテムまでいらなくなったものを一切がっさい売り飛ばそうというもの。13のボックスに分けられていたが、安いものでピック・セットの1万円、最高は機材車込みのフルセットで、なんと1,000万円! 当然、売れなかった」それも行ったよ、わはははは〜、そーだ、そーだ、展示してあったよ。

 新宿ロフトでのシークレットライブは、「1988年3月12日 新宿ロフトにて『パースペクティヴ』再リリース記念ライヴ。バンド名「HEAVEN」でのシークレット・ギグ」だったらしい。

 インターネットって素晴らしい!

 そんで、勢いあまってユーチューブにもけっこういいのが上がっているのに気がついてしまった。

 P-MODEL FU-RU-HE-HE-HE  こんな曲のプロモビデオがあったんだ!初めて観たよ〜。この曲をライブでやると、パパンパパんと拍手するの難しかったんだよなあ。遠い目。

 P-MODEL 「ヘルスエンジェル」(1979) ひー、これはお宝映像。当然、初めて観ました。なんでこんな画像がいいのだろう?

 つーか、なんの収録かわからないが、ヒカシューも出てました。
 ヒカシュー 「20世紀の終わりに」(1979)

 私がまだ中学生だった1979年って微妙に凄かったんですね。

 http://www.nicovideo.jp/watch/sm2393468
 つーか、ニコ動にあがってるライブの「ふるへっへっ」すごすぎ。

 つーか「いまわし電話」で号泣。
 http://www.nicovideo.jp/watch/sm2285984

 「ぼくは秘密の単位」とか、すばらしすぎる。
 つーか、マジこれを紅白に出してみろ。オズマがオッケーなら、これもいけるだろNHK さんんよ。

 つーか、やべえ、また動画観てるだけで一年が過ぎてゆく。ゆく年くる年。

1月6日(火)

 今日はさっそく残業。たった二時間ですが(笑)
 さすがに正月休みで仕事が溜まっているし、木曜日は他部署の応援だし、金曜日は部署の新年会なので残業できないから、今日と明日でなんとか消化しないといけなかったのですが、予定通り進まず、明日に期待。
 出血多量の時期なので、昨日今日は集中力がイマイチ&年始挨拶の客に邪魔されまくりでさらに集中できなかったので、明日の体調に期待という意味。

 帰宅すると、また「ちっちゃいものクラブ」をリピートして心の充電。安上がりである。

 で、ふと「あれ?ニコ動で他に観たいのがあったような・・・・」
 そうそう、やっと思い出した。カネゴンさんがP-MODEL礼讃記事を書いていたので「ほお〜」と思っていたのです。

 動画サイトでは野球ばっかり探していたので、そっちは思いついてなかったんだが、さすがP-MODEL!いっぱいあるじゃん!久々に聴くなあ。
 思い返せば20ん年前、大学で出会ったパンクの師匠に誘われ、バイトを休んで新宿ロフトに町田町蔵を観に行ったら、バイト仲間にバッタリ合ってしまったのである。それまであんまし喋ったこともなく、ただ「へえ、同じ大学なんだ、偶然ですね」って程度だったのだが、その出来事でかなり仲良しになった。

 てゆーか、店長と社員2名とパートのオバサン以外には、主に土日担当の学生バイトが私と彼ともう1人だけだった地元の小さな本屋だったのに、その2人が新宿ロフトで町蔵って、考えてみればすごいことだ。まるで、運命の出会いのようだが、その後10数年、ずっとただの友達でした(笑)
 10年くらい前までは、たまに会ってたりしたんだけどね。そーいや、元気なんだろうか?定職につかない人だったけど。実家が千葉にあるときには、よく偶然ばったり会ったんだが・・・スーパーに買い物に行くと食料品売り場で品出ししてたりとか(笑)

 そんで、その人がP-MODELの熱狂的ファンだったので、すっかり洗脳されて、初めてライブに行ったのが(なぜか1人で)、神保町だか水道橋付近の小さな普通のホールで(芝浦インクみたいなライブハウスが登場するのはまだ先の話。クラブチッタ川崎なんて、さらに近未来)そんでライブが始まると、いきなり平沢進が「えんりょなし!前へ!前へ!」と客を煽って、みんな前へ突進していて「あれれ?」と思ったのも、まるで昨日のことのように思い出せるのだが、遠い昔のことなんですね。

 それまでの平沢進は、心の病気のせいもあったのか、「やたらと盛り上がる客」を冷たく突き放すどころか、客のあげる歓声をその場でサンプリングしてスピーカーから流すという、悪質なことをやっていたらしかった。しばらくループさせると、客席はシーンと静まり返ったらしい。

 というわけで、奇しくも私は「後期のノリノリだったP-MODEL」しか観てない。
 ケラがボーカルやったお遊びライブもなんか観たような記憶がある。
 あと、新宿ロフトで「亀有なんちゃら」ってバレバレの覆面バンド名でやったときのシークレットライブにも行ったっけなあ。バレバレだったので、客席はぎゅうぎゅうでした。「シークレットライブなのに客が入りすぎです」と平沢が苦笑していたのをまるで昨日のことのように覚えているが、昨日がいつだったのかもう思い出せません。

 つーか、そういうのはウィペディアか?と思って調べてみたが、さすがに私と同世代の皆様も、そこらへんの記憶が薄いようで、ネット的にはインタラティク・・・あれ?インタラクティブ・ライブあたりからですかね?

 私はP-MODELが活動休止して、その後、平沢のソロ・ライブを何度か観た程度で、その後、たぶん、オリジナル・ラウとかフリッパーズ・ギターな渋谷系に移動してしまったのだが、30歳近くになってテクノが縁で知り合った友人が平沢ファンで、あんときに「平沢翁の最近の活動」をビデオで見せてくれたのだが、客がみんなヘッドフォンをつけている野外ライブとか、やっぱし変なことやってた。

 「客がみんなヘッドフォンをつけている野外ライブ」って書いても、あの異常さがわからないかもしれないと杞憂ながら補足すると、絵的には、なごやかな野外ライブなんですが、音が出てないんですよ。スピーカーからは。音はヘッドフォンごしにしか聴こえないらしい。

 それがどういう絵になるかというと、ヘッドフォンをつけた善良な若者が200人ほど、青い空の下で、上機嫌でライブを楽しんでるらしいのだが、傍から観ると(音が聴こえない通りすがりの人からすると)なにをやっているのかさっぱりわからん、怖い集団にしか見えないわけで、「わー、平沢先生、あいかわらず、客を陵辱しまくってますなあ」と感心したが、そういう実験的すぎるライブに行く気も起きなかった。

 自分にとって・・・20代前半というか、二十歳そこそこだったあのときの自分にとって、平沢進がどういう存在だったかというと、同時代を生きた石川啄木だったり、谷崎潤一郎みたいなもんだったかなあ?
 いや、啄木や谷崎と同時代だった腐女子が実際どうだったか知らんのだけど。

 前にも日記で「啄木のアレグロ感はすばらしい」と書いたような気もするが、カラヤンのアレグロ感はけっこう誰でも堪能できるのかもしれないが、啄木のアレグロ感がわかる外国人はほんと稀でしょう。

 それに似ているのかもしれないが、平沢進の歌詞も、わかる人にはものすごーくミゾオチに来るのだが、「♪わたしはずっとそばにいるよ〜」みたいな歌詞で癒されている人には絶対にわからないだろう、あたりの、あの微妙に難易度高いあたりが・・・・

 ちなみに、私が一番好きな曲は「七節男」ですってwwww

 ♪七不思議は七節男

 これの動画が見つからないんですが・・・・

 あと、今さら懐古してみると、「ことぶき光」って、なんだか野球だと、日ハムのヒチョリみたいな立ち位置ですね。っていう方向だと、平沢先生が自動的に新庄になっちゃうんですが・・・さあ、それはどうかと・・・・・でも、岡島みたく、うっかり大リーグでは活躍しないあたりが、あながち・・・・

 そうして、さまよっていると、「ああ、そうだ、こんな名曲もあった!」と、いまさらながら、目から鱗がぼろぼろと落ちる名曲「のこりギリギリ」

http://jp.youtube.com/watch?v=MJxEYFYgQDE

 心ある人だったら題名だけでナックアウト必須だが・・・もう歌詞すごすぎで・・・ほんと・・・ぜーぜー、40歳すぎてこんな曲聴くと、マジに不整脈きますです・・・・
1月5日(月)

 あらためて、あけましておめでとうございます。(日記書いてたけどアップしてませんでした)

 昨日は、正月帰省していた新井氏と下北で飲んでいたのだが、3軒目に入った沖縄料理屋で泡盛が美味しかったので飲み過ぎて、久々に「うう、真っすぐ歩けねー、家が遠いよ」とヨレヨレになって帰宅しました。

 家に着いたのが1時前くらいだったかな?
 今日から出勤だったのだが、二日酔いでヘロヘロでした。
 でも、なんとかいつも通りの時間に出勤できたけど、午前中は使い物にならなかった。

 新横浜の駅に着くと、サラリーマンじゃない人が大勢歩いているので「え?どうして?」と思ったら、みんなJRAに向かっていて「え?今日ってもしかして休日?あたし、なんか間違った?」と戸惑ったが、そっか金杯って平日でもやるんだよね。5日って決まってるんだっけ?

 今日の新横浜は午前中から馬券買いにやってくる暇な老人と、アリーナで昼から公演しているジャニーズの客が混ざっていて(平日だし、平成ジャンプだし、主力は女子中学生)、初出勤に歯を食いしばって耐えている善良なサラリーマンの気持ちを思いっきりヘシ折ってくださってました。

 仕事溜まっているので、ガシガシやりたかったが、やっぱりエンジンかからず、6時になったらすっかり電池切れて、なんだか頭痛がしてきたので早めに帰宅したが、このペースでは1月は不安だ。それなのに他部署の手伝いもあるんだけど・・・・・

 あー、宝くじ当たってないかな?

 また帰りの電車で小坂ゾーンで充電。
 さらに、家に帰って、ニコニコ動画の「楽天イーグルス ちっちゃいものクラブ」で充電。
【ニコニコ動画】【楽天イーグルス】ちっちゃいものクラブ

 はあ・・・「ププ会」好きが高じて、いまさらながら「ササキ様に願いを」を中古で全巻買ってしまったのさ。いや、ほら、今年もたぶん、何度かベイスターズの試合を観ると思うので勉強しておこうと思ってさ・・・・って10年くらい前の野球ギャグ漫画で勉強しても・・・・・

 まあ、歴史を学ぶことも大切でしょう。
 そーいや、今日は山梨に帰省していたGさんが信玄餅をお土産に配ってくれた。
 そしたら、エビワカちゃんが「じゃあ、私も」とお菓子を配り始めたので「お?武田信玄に対抗して、水戸藩登場です!」と囃したら、同じ茨城出身でももっと北部らしいH氏(くどいようだがコミケが通じなかった人)が「水戸藩?ぷぷ・・・」と小馬鹿にしたように笑うので、私が「だって、水戸はなんたって御三家ですから、戦国武将よりも格上かと・・・」とフォローしたら「でも、水戸藩は井伊大老を暗殺しちゃったから」って、なんだよ、H氏、いきなりの「ぷち教養披露」ですか?それとも私と同じで、篤姫で勉強しちゃった?

 そしたら続けて「だから、水戸は、当時の総理大臣みたいだった井伊直弼を暗殺しちゃったから、水戸からは総理大臣が出ないらしいっすよ」と言うのだが、なにそれ?聞いたことないが、茨城県内では水戸をこきおろすための通説となっているのだろうか?

 利根川の向こうは「この世の果て」というか利根川の向こうは三途の川の向こうくらいにしか思ってない千葉県民にはよくわかりません(笑)。

 茨城県内のヒエラルキーには疎いけど、一応私の祖母は茨城出身です。袋田の滝のあたりです。ってエビワカちゃんに言うと「ああ、大子町ですよね?」ってそうそう。さすが(笑)
1月4日(日)

 お正月休みも最終日。

 そういや、弟に「あたし、平塚にグランプリ観にいったびょーん」と自慢すると「へえ、あれ、行ったんだ」
 弟も当然のことながら(ツール・ド・フランス生観戦する程度の自転車競技ヲタ。大宮で開催された自転車フェスにも昨年行ったとか)テレビ鑑賞していたらしく「最後に後ろからビューンとやってきたの大爆笑だったでしょ?」と言うので「いや、第三コーナーにいたからゴール付近はよく見えなくて・・・・てゆーか、そもそも競輪の見方がさっぱりわからんのよ、あのラインがどうのとかか・・・」「まあ、そうかもね」

 「でもさ、普通は中盤でいろいろ仕掛けるのに、グランプリのときは、最初はごちゃごちゃしたけど列がまとまると、2周くらいそのまんま並んで走るんだもん、思わず『カルガモの行進かよ!』ってヤジっちゃった」と私が言うと、弟が「ああ、たしかに(笑)、でも、あれってさ、競輪でたぶん、唯一、地上波放送するレースなんだよね」「だから?」

 「だから、すごい視聴率なんだよ」
 「すごいっていっても、昼間だし、それほどでもないでしょ」
 「いや、あいつらの基準では、例えば視聴率が10%だとすれば1000万人が観てるってことになるわけじゃん?実際はもっと少なくても、普段、テレビで放映しないからこそ、大事なんだよ。だから、テレビ映りを気にして、普段なら平気でやるような、いわゆる『ずるい割り込み』みたいなことをやりたがらないんだよ」
 「あー、だからキレいに走ろうとすると、ああなっちゃうんだ」
 「だから、グランプリのときは、いっつもあんな感じなんだよ」

 ああ、なるほど。いつも弟のスポーツ解説は面白いなあ。

 そーいや、今年の駅伝は、東洋大がまさかの完全優勝でしたね。
 2位の早稲田の伴走車のナンバーが「2009」だったのに気がつきました?(ホンダの配車だったのかな?)
 明治が43年振りにシード権獲得というのも個人的には感慨深かった。昭和41年以来・・・私が生まれた年以来だったそうです。あとは青学が30何年ぶりに襷が繋がったとか。
 箱根駅伝は、そういうどうでもいいサイドストーリー満載なので、やっぱ面白いです。

 往路も復路も、だいたい鑑賞したのだが、妹が「アフリカ人に走らせるのは間違ってる」と叫んでいた。
 資金力のある学校が、助っ人頼みなのが許せないらしい。
 外人助っ人って言うのとは少し違うような気もするのだが・・・・
 「それを言うなら、ラグビーだってそうだし」と私が言うと「ああいうのもダメだ」と一喝された。「それを許していると、そのうち高校野球だって、助っ人だらけになるよ?」
 妹の夫が「でも、高校野球はすでに、国内留学が当たり前なんだから・・・」と正論を言うと妹は黙ってしまったが。

 私なんて「箱根駅伝も、全員アフリカ人が走ってしまえ!」って真面目に思ってるんですけどねえ?
 北京五輪で「日本が育てた?」ワンジルが金メダルとったときに、「ほお、その手があったか」って思ったのです。仙台育英出身の人がメダルとったら、日本のメダル数にはカウントされなくても、水泳の北島と同じくらい親近感湧いたのですが、あれじゃダメなんですかね?(そもそも私が北島にその程度の親近感しか抱けないことが問題なのかもしれませんが)

 それに、アフリカの素質のある選手を日本で育成して、っていうの、いいと思うんだけどなあ。コーチ技術を学んで、母国に帰ってもらえれば、立派な国際貢献じゃん。自衛隊がインド洋で給油する経費を長距離ランナー育成にあてれば・・・ああ・・・・
 箱根駅伝経験者が将来オリンピックで活躍すれば「オレが育てた」になるし、テニスで一流になるためにはアメリカ留学みたいに、素質のある選手が日本に留学したがってくれたらいいと思うんだけどなあ。

 高校野球だって、妹の言うような「外人助っ人」はまだ出てきてないと思うが、現在、ソフトバンクと日ハムに「楊」という台湾人兄弟がいて、中学だか高校から日本に野球留学しているので、外人枠扱いから外れて、普通にドラフトにあがってたらしいけど、まあ、楊兄弟は今んとこあんま活躍してないから知る人ぞ知る存在だが、日本の高校野球のレベルはかなり高いと思うし、大阪から北海道の高校に行くのは当たり前なんだから、台湾や韓国からやってきても全然オッケーだと思うんだけどな。

 そーいや、年末年始の特番の楽しみは、トップ・アスリートがシロートとハンデつけて挑戦っていうのが観られるというのがあるが、ソフトボール対野球選手はけっこう面白かった。

 ソフトボールのアメリカチームの主砲・ブストス相手に、ジョニー黒木が投手やってたり。
 現役メジャーリーガーの岩村も、けっこういいフォームでいい球投げていたが、現役じゃない黒木のほうがけっこう練習してたようで、120キロくらいの球を放ってた。実況板でロッテ・ファンの皆様は「ジョニー、ついでに上から投げてほしい」と絶叫してました。

 逆に上野がプロ相手に投げていた番組では、ホームラン王村田と西岡と岩村が面白いように空振りしていたので「いくら野球のトッププロでも、ろくに練習しないで上野の変化球は打てないのだなあ」と感心。鬼のような配球だったしな。
 さすがに、北村弁護士相手に変化球勝負はしなかったみたいで、初球のストレートをボコボコの内野安打にして、賞金ゲットしていたけど。

 あと、新年の特番で、とんねるずがアスリートに挑戦っていうのやっていたけど、松坂チームとの野球板対決で、バッティングマシーン相手とはいえ、井口の見事なホームランの軌道が実に美しく、野球にあんまり興味がなさそうな義弟も「すげええええ」と叫んでいた。

 井口はメジャーをクビになったらしいので、楽天も獲得に動いたという情報もあったが、中村ノリさん穫ったので「井口はイラね」ということになったのだが、あのホームラン観て「う・・・・やっぱ欲しいかも」と心が動いたのだが(私の心が動いても・・・って話ですが)さっき、スポーツ紙サイト観たら、ロッテが獲得したそうです。くすん。てゆーか、見える、私には見える、うちの「飛ぶピッチャー」陣がスコーンと打たれるのが・・・・・
1月3日(何曜日?)

 あけましておめでとうございます。

 我が家は喪中らしいのですが、喪中ってなんですか?
 もはや、喪中とは「年賀状出せない」ってくらいしか思いつかないのですが、いっそのこと喪中の人はネズミーランドに行けない、くらいの設定にしておかないと意味ないと思います。って、それでも私には無意味ですけど・・・・

 と、世間にケンカ売ってもしょうがないが、年末年始のニュースひどかったですね。今年の「世間的には喪中」のアピールで。
 日比谷公園の派遣キャンプばっかりニュースにしてても・・・さ・・・・
 で、しまいには「厚生省も動いた!」ってあたりで、講堂開放したのが勝利だったのでしょうか?それとも安田講堂にかけた、わかりにくいシャレ?

 なんだかニュースの少ない時期に(というかマスコミ従事者だって休みたいし)、「日比谷周辺だと、当番記者も本社から近いし」ってだけのデキレースっぽくて「手抜きしすぎ」って思いましたです。
 マスコミも郵便局が高校生をバイトで雇うのを見習って(うちの近所の坂道では毎日のように、郵便局の自転車に乗った男子が坂道上りレースで競ってました。あまりの健全さに心が洗われました)人員が手薄な年末年始に職を失った人をバイトで起用して、初詣の取材に行かせたらいいのに・・・で、才能ありそうな人はそのまま雇用して、「おかげさまでフジテレビの正社員になりました。年収いきなり800万円ですっ」くらいやれよ。滝川クリステルの横に「クビになった派遣労働者の中から、厳しい競争で生き抜いたキャスターです」って座らせてみろよ。

 さて、大晦日の夕方、実家に帰ったが、駅でママンとすれ違った。
 「あれ?これから買い出し?だったら付き合おうか?」と言ったのだが「いいのよ〜、お父さんがもう三日間ずっと掃除しっぱなしで、今もまだ掃除してるから、お父さんと先に飲んでていいから。私はすき焼きの肉と春菊を買い足すだけだから」と言うので、お言葉に甘えて実家に直行したが、父はまだ掃除機かけていた。

 6時半くらいにやっと、父の掃除機かけが終わり「おかーさんが先に飲んでてって言ってたし」と2人でチビチビと飲みながら紅白が始まるのを待っていたのだが、7時になっても母は戻らず、父が「丸井は6時半までなのになあ?」と言うので「遅いね。お腹すいちゃった」と先に買ってあったパック寿司を食べつつ飲んでいたら、7時半に母帰宅。

 「おとーさんったら、6時半って、嘘ばっかり」とお怒りだった。

 普通のフロアの終了時間が6時半で、食料品フロアは7時終了だったらしい。さらに「食料品フロアは7時終了です」とアナウンスしているのだが、7時になっても締めなかったらしい。
 私が付き合っていれば、空いた時間でユニクロでも眺めに行ったり、お茶したりできたんだけど、ママンはずっと食料品売り場で待っていたのだとか・・・

 丸井も昔に比べると、年末の最後に生鮮食料品の投げ売りはしなくなったらしく(うちのママンみたいな、怖いオバさんが大量発生したからだろうと推測される)、そういうフェイントかけるようになったようだが、父が食料品フロアの閉店時間を見誤ったのと丸井がさらにまさかの売らんかなの延長戦に入ったことで怒り心頭で、ほんとにマジにキレていて、「いや、ですから、お父さんに時間を確認させるほうが間違ってると思います」と正論言っても聞いてくれないし。

 まあ、あれでバランスとっているのだろう。お父さんはいつでもドジで間抜けで、頭はいいが、実生活では全くつかえねーと叩きまくることで、「だから私がいないと」ってことになっているようだが、大晦日に目の前でギャースカと喚かれるのもキツいっす。ああ、早く、義弟や義妹来てくれないかねえ(切実)。

 妹がとうとう入籍してしまったので、今年の年末年始はあっちの実家に行くことになり、ブースカ文句言っていたが、弟一家も嫁の実家は雪が積もるのでそっちに帰省せずに「元旦に国分寺に行く」とのことで、てゆーことは、今年の大晦日は、老父母と私だけか・・・・地味だ・・・でも、母は「あの子たち(弟と妹)がいると、わけわからん格闘技番組観ることになるから、今年は久々に紅白がゆっくり観られるわあ」と言っていたが・・・・

 紅白をじっくり観れば、「最近の歌は、さっぱりわからん。この間、祐次郎特集をやっていたが、祐次郎の歌はゆっくりしていてよかった」って言われてもさ。
 しょーがないから、フジテレビのクイズ番組と交互に観ていた。私は西岡や涌井が年末に何やってのか気になってさ。おめーらも、こんな無意味な生放送に出てないで、実家に帰ってやれよ。親戚が喜ぶだけマシだろう。西岡はWBC落選したんで、ちょっと帰りたくない気分だったかもしれないが・・・・

 「イマドキの歌はさっぱりわからん」「おとーさんったら、丸井の閉店時間すらちゃんと調べてこれない」って愚痴を聞きつつ、「ゆく年くる年」に突入して、さだまさしが恒例の生放送やりはじめたころに私は飲み過ぎで沈没しました。

 元旦。10時ごろ起床。11時ごろ、弟一家がやってきた。
 子供って素晴らしい。子供がいると、ママンはそれにかかりっきりで、私や父はのんびりできるから。

 誰も初詣に出ようとしないので、私はブロイラー状態打開のため、近所の神社に1人で初詣に行き、それだけだと物足りないので、農工大を一周して戻ってきたら一時間半の散歩になった。

 夜になると、妹夫妻が富山からリターン。
 つーか、「7時頃、国分寺に着く予定」なのか、「7時頃、羽田に着く予定」なのか、ママンも曖昧で「もう、いいよ、先にすき焼きしよーぜ」ということになったが、実際にパパンが始めてしまったら「おとーさんったら!」とまた父虐待モードになり「いいじゃん、肉はいっぱいあるんだから・・・・」

 わかっているんだが、父は第4くらいの就職先(あんま出世しなかった人ではあるが、その地味さ故にか、使い勝手が意外とよかったらしく、けっこういい再就職先に恵まれた)をリタイヤし、「こんどこそ、ほんまにおとーさんと2人っきりの老後?」ってことにママンがテンパっているので、いつもより3倍くらいイジめるのだ。

 でも、パパンが空気読めないのなんて、取り扱い説明書に書いてあるんだから、取り扱う人の責任だと思うんだが、子供たちがギャラリーだから「あたしがいかに苦労しているか」をアピールしたいらしい。

 だいたい、「正月に家族が集まったらすき焼き」っていうのも、ママンの母が意固地に拘った習慣で、はっきり言って、みんな「すき焼き」って好きじゃないのだが・・・・・てゆーか、あんまし他所で食べたこともなく、正しいすき焼きの作り方もよくわからんし、だいたい、ママンが「私はよくわからないのよねえ、作り方」って明言して逃げるのよ。

 で、「別に苦手な料理を無理矢理やる必要もないのでは?」って意見すると「でも、正月だし、せっかくだから、ごちそうのほうがいいじゃない?」って言われても「すき焼き」がごちそうって意識も無いのですが・・・・・・あたしは、甘い味付けが苦手なので、薄味にして七味唐辛子ふりまくってます。

 やっと、妹夫妻が到着し、義理の弟が「味が薄い」と醤油と砂糖を豪快に投入してました。
 で、ママンは「ご飯、3合じゃ足りないわよね」と、追加で3合炊いていました。黙って従いましたが、ご飯あまりまくってました。日比谷公園に差し入れしたいくらいに。

 まだ存命だけど、ボケボケの祖母が大量の肉や大量のおかずにご飯に、大量のお汁粉を投入することに、いつも反発していたママンですが、全く同じように「あの〜、イマドキはごちそうよりも、メタボ対策でしょ?」と私が意見するのを全く無視というか、「うちのお母さんのお汁粉攻撃はひどかったわよね?」って、たしかにお汁粉はさすがに作らないのですが、お汁粉がなければいいのか?

 つーか、弟んとこのチビちゃんたちは、すき焼きをさっぱりありがたがらないのですが、弟が「この値段の肉食えるのは一年に今日だけ」って張り切っているので、ママンの「ほら、みんな、すき焼きが好きなのよ」っていうマインドが修正できないではないですか。

 2日。
 ブロイラーに耐えきれなくなり、私は外を歩きたかった。
 姪っ子Nちゃんに「公園に行く?」と声をかけると、ついてきたので、近所の公園に行った。ボール遊びでもしたいと思い、ママンにそう言うと「Sちゃんが使ってたサッカーボールあるわよ」と出してくれたが、うわ、その白黒、六角形模様の古のサッカーボールって、もはや重要文化財クラスでは?

 私がNちゃんの手を引いて外に出ると、やはり外の空気を吸いたいと思ったらしいパパンがついてきた。
 ジジとオバと姪っ子で近所の公園に行くと、近所の公園ももてあました子供で盛況で、サッカーする隙もなかったので、ジジが「もっと広い公園に行くか?」

 出てきた時間が3時過ぎだったので、弟の嫁が「寒いから手短かに」とママンを通して指令を出していたみたいただったが、動いていれば寒くないし、この程度の運動では、夕食が食べられないと思った、ジジとオバ(父70うん歳。オバ40うん歳)は迷わず、高台にある大きな公園に向かう。

 温室育ちの姪っ子Nちゃんは、大きな公園の遠さにビビっていた。
 大きな公園、よかったよ。
 本気でタコあげする人多数。
 風が強かったから、けっこう高くあがっていた。
 そーだよ、これこそ日本文化だ。

 で、広い芝生の公園で、サッカーボールを蹴ると・・・・・
 ああ、姪っ子Nちゃん・・・・なんでドリブルで抱え込む?

 「Nちゃん!ほら、パス、パス!」
 「いや!とられちゃうもん!」

 しょーがないから、体を入れてドリブルを阻止すると、Nちゃんはしゃがんでボールを抱えてしまう。全身芝生だらけ・・・・・
 「ほら、パスしてサッカーしようよ?」と言っても「だめ〜」

 なんだよ、サッカーのやりかたも知らんのか?
 つーか、サッカーのそこそこ名門校出身の弟は、娘を全く仕込んでないのか?
 そーいや、私が「Nちゃんをなでしこジャパンにぜひ」と言ったら「いや、バスケ狙ってるから」って言ってたなあ。

 とりあえず、姪っ子とサッカー遊びできないことはよーくわかった。

 家に戻って、弟に文句言おうとしたら、弟はNちゃんの妹である双子姉妹とスクラム組んで遊んでおり「なにやってんの?」と言うと「ほら、20年後は、女子ラグビーが狙い目かと」弟は隙間狙い過ぎである。
 せっかくの身長183センチ弟と170センチ弱の嫁の間に生まれた、体格に恵まれてそうな娘3人なのによ〜

 まあでも、彼女らの父は「サッカー名門校で補欠」で、祖母(うちのママン)は「水泳で港区2位」だったし、あ・・・・伯母のワタクシは中学のとき100メートルで八千代市4位でソフトボールで県大会1位でしたけど(笑)、やっぱアスリートの遺伝子は「そこそこ」なのかも。

 
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