可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

11月30日(日)

 今日は妹の結婚式だった。

 同居歴15年の末の挙式なんで、「やっと・・・・・」というか、正直「なんで今さら?」なんだが(笑)

 それにしては、かなり普通に立派にやったので、けっこう大変だったようだ。

 披露宴の途中でトイレに立ったら、ロビーですれ違った女性2名が「あ、Yちゃんのおねーさんだ」と声をかけてくれた。「私たち、高校の同級生だったんです」「ってことは、うちにも遊びに来たこともあった?」「ええ、何度か」「・・・・・ということは、20年振りくらいにお会いするのかな?」と私が言うと、彼女らも笑っていた。

 妹の高校時代の友人の顔など全く記憶にないよな。当たり前だが。

 あと、我が家も36歳でやっと妹が結婚したが、4ん歳の姉は堂々たる独身なので、これでやっと「2/3片付いた」のであるが、久々に会った従兄弟2名(しかいない。うちは父が一人っ子だし、母方は伯父がバツイチの独身で子供いないので、母方の叔父のところにしか従兄弟がいない)も31歳と35歳が全く結婚する気配すらないと、叔母が嘆いていた。

 さて、私は冠婚葬祭は苦手だけど、最近は弟んとこの子供がいるから、その相手してるとなんとなく時間が経つし、それに子供の面倒観てて「いい人」っぽく見えるだろうから、一石二鳥である。
 新郎の弟のとこの子供も小さかったので、まとめて相手していたので、そっちの親にも「遊んでいただいて」と感謝されたが礼を言いたいのはこっちのほうだ。

 さて、今年の冠婚葬祭の予定は、12月に祖母の四十九日がある。葬式・結婚式・四十九日と冠婚葬祭が交互に来るのでややこしい。
11月28日(金)

 ムンバイも心配だけど、タイも大変なことに・・・・・ってなんで駄洒落になっているのだ。自分で自分が怖いわ。
 なんだかバックパッカーの人気上位というか、1位と2位がこんなことに。

 旅行会社もガッカリでしょうね。円高で少しは海外旅行の客足に期待してたでしょうに。

 そーいえば、職場では全くそのあたりの話題が出ないけど、そんなもん?

 まあ、あんましニュースの話題では盛り上がらない職場だけど。

 さてと、前に途中になっていた話でも書こう。
 鬱病休職中社員のケアで疲れていた部長が、私の席に寄ってきて「ねえねえ・・・」とヒソヒソ声で言うので、なんの話だろうと笑顔で身構えた。

 そしたら「オレ、マスオのことも心配なんだよね?」と言うので「え?なにが?」と切り返すと、「なんか鬱病の人と接してると、マスオもちょと似たところあるんじゃないかと・・・」
 「え?どこが?」

 部長が感じた鬱病の人の特徴とは「プライドが高く、そして何故か自分のことよりも他人のことばかり言う」らしい。

 よく意味がわからんが、部長が「この前の査定面談でマスオもそんな感じだったんでさあ・・・」と言うので、それには心当たりがあった。

 同じ部署のH氏は、明るいうちは顧客対応に追われ、暗くなってから事務所に戻って事務処理をしているので、いつも遅くまで残っている。
 その彼が、今年から全社的なプロジェクトのチーフになり、それはけっこうボリュームのある仕事なのだ。
 それで、マスオさんは、自分が残業していると、いつもH氏も遅くまでやっているので「その仕事、Hさんだけじゃ無理でしょう?他にもっと暇な人いるじゃないですか!ちゃんと、部長に言いましょうよ」と言っていたのだ。
 私が6時半くらいに、さっさと帰ろうと支度している目の前で(笑)
 私が帰ってからそういう会話してよね、って思ったのだが、マスオさんはその後、その意見をちゃんと部長に言ったらしい。

 で、部長としては「あいつ、自分だって残業ばかりしてて大変なのに、その愚痴は言わずに、なぜにHのこと?」と戸惑ったようだ。
 で、私に「マスオって、なんであんなに毎日遅くまでやってるの?」と聞くので「さあ?」

 正直よくわからんのである。たしかに、少し前には、新規事業のことで忙しかったのだが、だいぶ仕事をエビワカちゃんに引き継いだので、かなりラクになってるはずなのだ。
 それに、彼は自分の資格取得のために、最近は9時頃出社して、朝の1時間はみっちり勉強してるし。彼がトイレに行ってる間に「今度は何?」とテキストを見たら、社労士のだった。がんばってね。

 私がアンサイクロペディアで野球選手の勉強を地道にやっているお昼休みも彼は弁当片手に資格試験のテキストを読んでいる。

 たぶん、今はそういう余裕があるから、H氏が忙しいのを見かねて、手伝いたいのだろう。実際、部長にそう申告して、そのプロジェクトの一員に任命してもらったようだ。

 そのプロジェクトは国際規格に関するものなので(ISOなんちゃらって奴ですよ。私はUSO800なら取得してますが)資格ゲッターのマスオさんとしては、興味のある仕事だったのだろう、と推測される。

 たぶん、彼が経理を志望したのも専門職っぽかったからだろう。
 でも、やってみたら、意外といい加減な職種で、とてもじゃないけどツブシがきかない。つーか、簿記の資格が全く役に立たない!ということにやっと気がついたのかもしれない。

 ですから私は、マスオさんのことなんて心配してないわけです。
 自分の好きなことは積極的にやるし、やりたくないとか、「これは無理」ってときには、いつもきっぱりとそう宣言していたし。

 実際、新規業務のことも最初はマスオさんがやっていたが「これは無理」って部長に相談して、部長も「これは確かに、君じゃ無理」ってことで、ヒーヒー言いながら得意先や他部署との調整役をしているのは部長なのである。

 なので、マスオさんに鬱病傾向は全く無いどころか、「あのマイペースのマスオさんを笑って放置しているのは、私のO型の美徳なんですけど?」と言いたいくらいだ。だって、マスオさんは先日述べた「B型部署」では「不思議ちゃん」の烙印を押されていたのである。

 先輩のハイジ曰く「あいつ、自分が好きな仕事しかやらないというか、他の仕事に全く興味を示さないから、あの部署では頭悪いと思われてた。でも、そーじゃないと思う」

 そのアドバイスを真摯に受け止めたので、マスオさんが多少忙しそうでも「これは、お前の仕事なんじゃ、あたしは知らんぞ」と丸投げすると、そこそこやれるのはわかった。いつまでやってくれるのかわからないけど。

 彼は学生時代、うちの主力アルバイトだったのだが、卒業後、ニュージーランドにワーキングホリデーで1年間過ごし、ビザが切れると日本に戻ってきて、「また雇ってもらえませんか?」とフリーターとして働いているうちに「お前、今後どうするか決まってないなら、いいかげん社員にならないか?」と説得されて入社したのである。

 その当時、先に社員になっていたハイジが「この部署の仕事だとバイト時代と変わらないし、ツブシきかない仕事だから、やっぱやるなら財務系でしょ」とハッパかけたらしい。
 で、ハイジは先に経理に来て、その能力を認められて、親会社の経理に引き抜かれたとき、後任としてマスオさんが来たのだ。

 なので、くどいようだが、ハイジはマスオさんの欠点をよく知っており、私にあれこれ言うので「ハイジはマスオさんのこと嫌いなのか?」と最初は思ったのだが、どーやら、好きで好きでたらまらないご様子に「男子の友情ってわけわからん。特にハイジは屈折しまくってるし」と思いましたっけ。

 私としても、ハイジには重い仕事をやってもらって、しばらく左団扇だった恩があるので、ハイジが再三「変な奴ですけど、よろしく」と言うので、生暖かく見守っているつもりである。あんまし経理の才能ないので、ときどきドカーンとやらかしてくれるが、でも、事情はともかく、やりたくて経理やってくれる人は大歓迎なんですから。

 ええと、話が逸れたな(笑)

 なので、たぶん、マスオさんは鬱病になりにくいタイプだと思います。ミヤノさん以上に!って部長には言ったのですが、わかっていただけますでしょうか?

 てゆーか、部長の方がよっぽど心配ですってば。

 おまけ。
 ユーチュブ巡回してたら発見した、0080713岩隈ノックアウトの瞬間

 岩隈ファンとしては大変ムカつく映像であるが、このトランス状態にはなんだか心当たりがあるので、悔しいけどなんだか魅入ってしまったさ。リズム隊の展開がダレン・エマーソンぽくエゲつない感じが特に。(でも、やっぱ、だからこそ、マリサポ、超嫌い!)

 こういう人たちは野球観に来てるんじゃないというのは定説であるが、かつてのテクノ界でも「あいつら音楽はどーでもいいんちゃう?」と揶揄されたのと同じなんだろう。

 まあでも、祭りで発散していただいて、日常では大人しくしていただけるのならいいんですけどね。
11月27日(木)

 はあ、昨日は血液型の話に仕事のストレスをブツけてしまいました。

 くどいようだか、血液型性格判断には科学的根拠は無いと信じている。
 でも、面白いんだよね。星占いや、動物占い(死語?)なんかにくらべると、シンプルだし、雑談ネタとして世代を超えて盛り上がれるし、それに、ちょっと相性の悪い人のことも「○型だからしょーがない」って笑って済ますこともできるし。

 それに、私が血液型の話が好きなのは自分がO型だからだろう。
 「○型 自分の説明書」シリーズでも、最後に発売されたのはO型だったが、あきらかにO型が一番「いい人」だった。たしか作者(個人なのかチームなのか知らないが)もO型だったようだし。

 なので、O型はますます自分の血液型に自信を持ってしまうのだろう。

 さて、野球が無くて寂しいのですが、契約更改のニュースを眺めてニヤニヤしてるんですが、そーいや、国木田君に食わせた「小坂ゾーン」は大活躍で、通勤電車の中で朝夕、ニヤニヤしながら眺めてます。

 イスラム教徒が毎日礼拝を欠かさないように、私も毎日、小坂様に向かって礼拝してるかも状態。

 そーいや、日本では、「すわっ、政治テロか?」って事件が、「34年前のチロの仇討ち」という、わけわからんことになって、朝のワイドショーもどうしていいのか困ってるようだが、そしたら今朝のニュースでは「インドのムンバイでテロ」

 映像を見ると「ええと、名前忘れたが、この高級ホテルは有名だぞ?」が爆破されたとか・・・

 10年前のインド旅行の際、ムンバイに滞在したのは3日間くらいだったが、あのホテルの中は見学したんだよなあ。ええと、名前は・・・・・と昼休みにネットのニュースで続報を確認すると「そうだ、タージマハールホテル!」

 あそこは中をちょびっと見学した程度だったが、すぐ側のオベロイホテルのほうが入りやすくて、カフェで夕暮れの海を眺めながらお茶したっけ。ってオベロイも襲撃された?

 なんか、日本で言えば、帝国ホテルがテロにあったような話である。

 10年前はムンバイといえども、煤けたところが多かったが、今はずいぶん様子が違うのかもしれないけど、ムンバイはニューデリーに比べると中心街がコンパクトだったし、どんなことになってしまったのか?

 とりあえず、かつて自分も歩いたあたりが、こういう事態でニュース映像が流れると、たいへん複雑な心境である。

 それに、インドは国境付近は政情不安地域があったけど、それ以外の地域は比較的安定していたし、治安も悪くなかったし、そりゃ、ニューデリーの政治の中心街を歩くと、中央政府の建物の周囲には、きっちり武装した警備員がいて「ひゃあ、怖い」と、インドがいろいろと問題を抱える国だということを考えさせられたけど、でも、ムンバイみたいな大都市に武装勢力がってイメージは全くなかったので、驚きと悲しみと・・・・インド大丈夫なんだろうか?ただでさえ、アメリカの不況の影響がダイレクトに行きそうな国なのに。

 というわけで、現実逃避アイテムとして、「ファン感謝祭での、朝井のモノマネ打席」でも観て寝よう。つーか、朝井、芸達者なのはよーくわかったので、来年はマウンドでも芸達者ぶりを発揮してくれんか?

 あと、食わず嫌い王がどうのこうのって、てっきりまたネタかと思っていたのだが、岩隈さんがホントに出演するらしい。・・・・・観たいような、観たくないような・・・・つーか、あんなデカい人をスタジオに置くと・・・ああ、でも、とんねるずの2人もけっこうデカいから大丈夫か・・・・・・とりあえず、予定表には書き入れてみた。12/4です。
 武装テロ集団の皆様には謹んで自粛していただくよう、よろしく御願いいたします。
 ほんっとに御願いしますからね。

 その昔、4コマ漫画で(確か、キクニマサヒコだったと思う)、テレビのニュース速報で「核戦争勃発」というのが流れたら、ちょうど放映していたナウシカの録画に夢中だったおタクたちから苦情の電話殺到で、テレビ局職員が「・・・・・(涙)」っていうのがあったけど、あれはすごくよくわかる。

 あと、なんちゃって年金テロ?てゆーか、チロ?の事件で影が薄くなったが、それ以前は話題騒然だった定額給付金で、その昔の「地域振興券」だかのバラ撒きのときの、ホイチョイの4コマ漫画を思い出してみた。

 あの時は、子供一人頭・・・って計算だったのだが、ホイチョイの漫画は「ということは、この人の家でも・・・」って、ハマの大魔神・佐々木んちで「よーし、今年の年収は6億5千万プラス子供3人で6億5千と6万円」


11月26日(水)

 血液型の話の続き。

 私はそれほど血液型信者ではないのだが、でも、ときどき「へえ〜」ってことがあるのも血液型の話なんである。

 前に勤めていた会社が見事に「リーダー格がB型ばっかりで、平社員のほとんどがO型。なんで多いはずのA型がこれしかいないのだ?」だった。「O型ってB型の奴隷なんだよね」とO型同士でよく慰め合ってた。

 たしか、大学のサークルの名簿作ったときにも「なんかO型とB型ばっかじゃね?」ということが判明したのだが、そのときにはあんま深く考えなかったけど、立て続けに「BO組織」にいたので「信じちゃいないけど、そういうこともあるのかも」と想っていた。

 今の会社はB型が少ないみたいだと思っていたら、実はとある部署に集中していたらしい。そこの部署でたまたま血液型の話になったら、それが判明して、O型の課長が「どーりで・・・」とガッカリしていた。課長以外の5人が全員B型だったらしい。最悪のパターンである。

 そんな話になったら、A型の人が「でも、A型はB型苦手だけど、O型は大丈夫なんでしょ?」と言うが、それはチーフがB型で平社員がO型だと大丈夫というか、上司抜きの居酒屋で「B型課長、なんとかならんかね?」と楽しく盛り上がれるのだが、逆だと、かなりキツいだろう。

 しかし、もっと自分にとって切実なことが判明した。
 経理と営業というのは、どこの会社でもあんまし仲良くないものである。
 でも、今の上司であるTK部長(O型)が、営業部長だったころは、けっこう仲良くやっていたつもりである。

 ところが最近、私があれこれ言っても、全く聞く耳を持たない営業部社員が多くなった。
 しかも、こっちは、地道に教育的指導しているつもりだったのに、たぶん「ミヤノさんウザっ」って思っているのだろう、私が担当している仕事なのに、その指示をマスオさんやエビワカちゃんいまでメールで送ってきて「これ、なんですか?」「いや、それ、私の仕事なんだけど、あいつ、私が苦手なもんだから・・・・・くそっ」ってことが多かった。

 なんか、ほんとに相性悪いって人が2名いて、あとはこっちが何か言っても、聞いてるふりして全く聞いてないのが2名いたのだ。

 それでも、仕事だし、相性悪いのは我慢して、てゆーか、しょーがないからかなり下手に出てやっていたのだが、そしたらTK部長が驚愕の事実を教えてくれた。

 「この間さ、うちの会社、なぜか平均よりAB型が多いって話になったじゃん?」
 「そうですよね、でも、私はAB型って3%くらいしかいないのかと思っていたら、1割くらいが平均のようで、だったらうちも別に多くはないのかも。」
 「それがさ、実は、営業がAB型ばかりだったんだよ」

 「えええ?誰ですか?」

 挙げられた名前を聞いて愕然とした。全員、私を避けてるヤツばっかり。

 「・・・・人事異動しましょうよ〜〜〜!」と絶叫した。

 TK部長も「オレのときは、O型ばっかりだったのにな」と言うが、どうやら営業部直属役員のI氏がAB型らしく(I氏とは仲悪くない。てゆーか、てっきりO型にしか見えないので、名誉O型にしてもいい)、恐怖のAB型集団を作り上げてしまったらしい。

 はあ、そりゃ困る・・・・・
 でも、その後、たまたまI役員と雑談する機会があり、I役員が「来年はあの商品の売上が3倍だ!」とか言うので、「売上伸びるのはいいですが、事務処理が全然追いつかないのでは?てゆーか、すでに、チーフのS君(私と非常に相性の悪いAB型)はいっぱいいっぱいでは?」と言ってみたら「ああ、確かになあ。じゃあ、ミヤノさん的にはどうすればいいと思う?」とおっさるので「人員を増やすしかないでしょう。とりあえず事務処理ができる人を」と言ったが、それ、私がわざわざ意見すること?

 ある程度の惨状は役員氏も知ってるはずだ。売上上がってても、売掛金が回収できてないとか、キックバックの集計もできてないので、未払いが溜まっているとか、もう無理なんですけど、S君に私が「これ、このままでいいの?」と意見すると「すいません、すいません、やろうと思っているんだけど・・・・」と言い訳するばかりで、いや、私に謝る必要はないが、契約で決められたキックバック払わなくてもいいわけ?

 幸いにも、てゆーか、取引先もいい加減なので、まだクレームは来てないけど、こっちはそんなんで決算迎えて「この新規事業の扱い、どーしよー」と3時間くらい悩んだけど、結論として「あまりにも複雑で、私にも決算処理はできない。もし税務調査が入って、ここをつつかれたら、資料全部渡して『私には無理でしたが、税務署の方でしたらなんとかなるかも』って丸投げしちゃろ。経験的に、それやると税務署は引っ込む」という覚悟を決めて、テキトーにやることにした。まあ、たぶん、1千万円程度の誤差さ、どーにでもなる。

 そのあたりがO型魂とういのか、「私は出来ませんでした。これが問題だと言うのなら、あなたがやってください」って開き直るんだけど、たぶん、A型魂はそれができないので、なんとかやろうとするが、やっぱりできなくて、「どーすればいいのでしょう?」とO型に泣きつくが「そんなの、テキトーでいいじゃん?」「え?テキトーってそんな・・・・」の押し問答を3日間やったあげくにタイムオーバーで、結局「いいの、もう、あたしが責任とるから、これでOK」「ほんとに、ほんとに?」「いいよ、もう、めんどくせ〜」「ほんとに、それでいいの?」「いいも悪くも、正解ないし」「あたしがちゃんとやらないから?」「そんなこと言ってないって」というやりとりを3時間くらいして、やっと「O型が全責任を負って終了。A型の君はよくやった。ほんとエラいよ、私にはこんなことできない。(つーか、最初からやろうという気が全くない)」と宣言して終わる。

11月24日(月)

 うう、寒いよ、眠いよ、休み少ないよ。

 というわけで、今朝はいつもより2時間も早く出勤してビルのメンテナンス作業の立ち会い。
 こういときは悪天候のほうが「世間は三連休で紅葉の見ごろですって?」とひがまないだけ精神衛生上いいのかもしれないが、でも、寒いのやだ。

 まあでも、早朝(と言っても、たかだか8時なわけで、金融関係にお勤め人にしてみればフツーでしょうけど)からガシガシ仕事したので、かなりいい線まで行きました。この調子、この調子。

●帰ってきた血液型の話

 少し前に話題になった血液型の説明書本であるが、総務部でも大流行し、全血液型が揃った話は日記に書きましたっけ?
 そのブームももう過去なんだが、なんだか書きそびれていたので、また蒸し返してみる。

 そもそもの発端は、同僚H氏(O型)がAB型のを拾ってきたことから始まった。
 拾ったというか、銀行で誰かが置き忘れたのを持って帰ってきたのである。A型だったら、絶対に持ち帰らないだろうね。

 そーいやATMに残っていた3万円をガメた過去を元カノに週刊誌に暴露されて、せっかく1軍に上がったばかりだったのに、あっという間に二軍落ちした選手がいたっけ。(西武第二球場のネット裏の土手で、友人がヒソヒソと小声で教えてくれた。だって、その選手が5メートルくらい前で素振りしてんだもん)

 野球の話は置いておいて、そのAB型の説明書に書いてあることが、あまりにもマスオさんにしっくり来たので、マスオさんが不在のときに、みんなで代わりばんこに「自分が思うマスオさん的記述」を拾っては朗読して、大爆笑していたのであった。私なんて号泣状態でした。

 で、当然のことながら「他のも読みた〜い」ということになったが、なにせO型揃いの総務部であるからして、誰も自分で買おうとしない。「きっと、誰かが持ってるよ」とか「きっと、誰かが買ってくれるよ」と明るく大声で言うだけ。大きな声で明るく宣言すれば、きっとそれが実現するだろう、いや、これまでずっとそうしてたし。

 それから1週間くらい経ち、AB型本がAB型の人に回覧されていたとき(O型の部長の仕業。O型の人は、「この世には血液型での性格判断が面白くないという人がいる」ということをあまり想像できない)本を戻しにきたAB型の人に「どうだった?」と聞いてまた盛り上がっていたところに、A型の人がやってきて「ああ、あの本で盛り上がってるんですか」「そうなんだけど、まだAB型だけなの。誰かきっと他の持ってると思うんだけど」

 そしたら「あ、自分はAとBを持ってますけど?」「えーーーー!超読みたい!」「じゃあ、今度持ってきますね」

 さすがA型!翌日持ってきてくれた。これがO型なら早くとも3週間後か、永遠に持ってこないだろう。
 で、AとBが揃って、また盛り上がっていたら、たまたまそこに来たO型君が「Oはないんですか?」「最近発売されたんだけど、まだ誰も買ってくれないの。ねえ、ねえ、F君、いっちょ買ってみないか?」「よっしゃ、じゃあ、オレが買ってまいりましょう!」「さすが!君はやっぱりO型の星だ!」とイケイケのO型軍団(私とE嬢)に煽られノリのいいF君は3日後くらいに持ってきてくれた。

 F君に「どうだった?何が自分っぽかった?」と聞くと「オレって仕事ができる。ってとこ?」と言うので、いつも自信たっぷりに「まっかしてくださいよ」とテキパキ仕事するF君らしい。

 私も、けっこう「私って天才!」と大声で宣言することが多いので、F君と同じ箇所で反応しそうだ、と思いつつ、さっそく読んでみると、一番ツボにハマったのが「フタを開けてない洋式トイレに腰をおろしてしまったことがある」というのと「押し入れの中が好き」であった。

 でも、これってO型に関係ある?と思って、A型のエビワカちゃんに「そういうことってない?」と聞いてみると「トイレのフタって、ミヤノさんけっこうおっちょこちょいなんですね」と笑われた。

 「押し入れは?」と聞いてみると、「ええ?押し入れの中で何するんですか?」
 後ろにいる、A型のM嬢も「なんで?」と不思議そうな顔をしている。

 つーか、押し入れの中が好きっていうのは、自分が変人だからなんだと思っていたんだが・・・と思って、少し離れた席にいるE嬢に「押し入れの中に入ったことない?」というと「ええ〜?」と言われたが、ふと間を置いて「ああ、でも、子供の頃は・・・・・」「そうだよね、子供って押し入れの中入りたがるよね?」と私が言うと「ええ〜?」とA型の2人に驚かれたので、さらにリサーチすることにして、我が部の血液型ブームの仕掛人H氏にも聞いてみると「押し入れの中に入ったことはないけど、でも『秘密基地にしたい』っていう気持ちはわかるなあ」

 さらに部長に聞いてみると「ああ、わかるわかる。押し入れの中で勉強しようとしたことがある」

 うーむ、サンプル数は少なかったが、押し入れの中や物置の中を秘密基地にしたいという気持ちは、O型の特性なんですかねえ?

 
11月23日(日)

 じゃーん!やっぱ小坂ZONEを国木田君に食わせたら、音楽が全部消えたぜ!

 がんばって1144曲も入れたのに・・・・・

 ま、いっか。
 こうなりそうだったので、新曲を食わせることを躊躇していたのだが、小坂のおかげで一から出直すことができたよ。
 それに、新しいマシンはきっと、CDの読み込みも早いだろう。

 というわけで、今日一日かけて、600曲入れました。まあ、あとは気が向いたら増やしておこう。それに、動画の入れ方もわかったので、また持ち歩きたい動画見つけたら収集してみよう。

 さて、明日も仕事である。明日がんばれば、けっこうラクになると想うので頑張ろう。明日もたぶん、フロアにポツネンだから、国木田君にハゲましてもらいましょう。

 そーいや、先週の日曜日はフーのライブに出かけていたので、翌日のニュース・サイトを観て「しまった〜、超面白いものを見逃した」とガッカリした映像を今朝やっと見ることができた。(そういのをやってくれるといえば、あの番組。野球界の老人2名がカツ!とかやるやつ)

 武豊がスタート直後に落馬したにも関わらず、乗っていた馬が一着だったという珍事。空馬が一着ゴールというのは(騎手無しなので、失格ですが)史上初だったとか。うーん、何度観ても面白そうだから、どっかに動画が上がったら、これも国木田君行きか?(笑)

 さすが競馬。動画たくさん上がってた。まあ、そのくらいのインパクトあったということか。 http://jp.youtube.com/watch?v=fjbYuqQ6JP0
11月22日(土)

 出勤。
 朝からガシガシと国木田君にハゲましてもらいながら、猛烈に仕事していた。
 今日はたった1人でフロアにポツネンだったはずだが、午後になるとTK部長登場。
 月曜日に「精神論的お仕事」(人員は足りているのだが「お手伝いいたします!」という気持ちを表明するだけ)で数名を緊急召集する手配は昨日済ませていたはずだが、そのことで多少の変更があったらしく休日出勤である。
 まあ、部長は会社の近所に住んでいるし、どっちかというと「家よりも会社にいたほうが・・・」ってタイプなのでよく休日でもワンポイント出勤するのだ。

 その緊急の仕事の連絡は済んだようだが、「はあ・・・・やることいっぱいある・・・」と独り言言いながら、しばらく仕事していたが、ふと思い出したように私に声をかけた。

 「今日って何日だったっけ?」

 出た〜
 最近、出なくなったのに(笑)

 部長はなぜか毎日のように「今日って何日だっけ?」とか「今年って何年だっけ?」と聞いていたので、「日付がわからなくなるのって、マジ、ヤバんですよ?」と笑えないことを言って笑っていたのだが、あんまり毎日のように聞いてくるので、「なんで、電話機で確認しないんですか?」と毎日のように教育的指導してみた。オフィスの電話機には、日付と時間が表示されているのである。

 一ヶ月ほど毎日訓練したら、さすがに覚えたのか、最近は聞いてこなくなったんだけど・・・・。(たまに、年度を確認してくるので「卓上カレンダーに書いてあるでしょ」と教育中である)

 今日も、「なぜ電話機を見ないのじゃ〜」と言おうかと思ったが、ふと魔が指して、「・・・・・今日は、いい夫婦の日です!」と高らかに宣言すると、「・・・・・・・・・そっか、いい夫婦の日・・・・・・ですか・・・・・」と弱々しい返事が返ってきた。なんだかヘコんでるみたい。夫婦喧嘩でもしましたか?

 まあ、なんだか疲れているのは確かのようだ。
 いくら、いじめっこ体質の私でも、あそこまで弱っている人にトドメ刺すのは躊躇するので、本当は「今日はいい夫婦の日です!」「へえ〜」「だから、奥さんに花束とかケーキでも買って、とっとと帰ってください。休日出勤はほどほどに(笑)」って言う予定だったが、やめました。

 4時くらいに「疲れたから帰ってもいい?」と言うので「いいも何も、休みでしょ?」と言うと「いや、なんかミヤノさん寂しそうに仕事してるから・・・・」って私に気を遣わんでもいいから、とっととケーレよ。
 あんたがいるから、国木田君とラブラブではまずい(いちおう、上司の目の前でイヤホンしているのは不敬かなと思って)と、あんたの溜め息をBGMに仕事していたので、「部長、なんだか様子が変だが大丈夫だろうか?」って気になっちゃって仕事が捗らないではないか。あたしだって忙しいんだから。


 さて、昨日も仕事でテンションあがりまくっていたので、帰宅して日記書きながら酒飲んでるのはいつものこととして、ハイテンションのままガブ飲みしたために(量はそんなに飲んでなかったのだが、ピッチが早かった)日記の後半に何を書いたのかさっぱり覚えてなかった。

 今日、帰宅して「昨日なんかヤバいこと書いてないだろうか?そもそも更新したのだろうか?」と確認すると、うーん微妙。
 自分の苗字は公開していないというのに(たぶん。酔った勢いで実名を書いてなければ)、親会社の先輩達の苗字を遠回し(?)に書いている。

 なので、削除しておきました。
 とりあえず、親会社のカルビー野球チップス集めをしている先輩女子社員から、岩隈と山崎のカードを頂きました。岩隈さんのは会社の机の上にこれみよがしに飾ってあります。

 そーいや、岩隈のMVP受賞には驚いた。
 つーか、私がどーしても欲しかったのは沢村賞だったので、あの時点で満足していたので、こんなに受賞ラッシュになるとは・・・・(って、私が受賞しているわけでもなんでもありませんが)

 そーいや、沢村賞のことは日記に書いてませんね。
 あんときの記者会見のときの写真が歯茎剥き出しのイケてない写真ばっかりだったので、「おねげーですから、口は閉じて笑ってください」って相当がっかりしたのである。つーか「口開けないように、縫い付けたろか?」とまで思い詰めていたのである。

 昨日のMVPの授賞式では「五位のチームから選ばれちゃって・・・・」というやましさもあるのか、笑顔がはじけず、まあまあの出来。つーか、なんだか、中途半端に善良なイマドキの若手男子社員みたいな髪型は何?

 てゆーか、この髪型、何かを思い出す。
 えーと、えーと、サリーちゃんの弟カブ?

 それを目指したわけじゃないのはわかっているが・・・・己の「人間の古さ」を再認識し、涙目になってます。

 もう、岩隈さんのスーツ姿は見飽きた。(負け惜しみ発言)

 ああ、そういや、去年の最終試合で、それまで「へえ、楽天のエースって岩隈って人なんですか。でも、故障でなかなか出てこないと?」だった彼が、外野で伸び伸びと打撃練習の打球をとっていて「ほお、あれが噂のガラスのエース・・・・・」と初見ながら、その動きの美しさに「砧公園あたりで見かける、外交官が飼ってるすごいいい犬みたい」と一目惚れしたのであるが、友人M嬢に「小坂が楽天に来るそうで、小坂ZONEでも鑑賞してみてください」とメールを送ったところ、「小坂ZONEすごい!フリスビードッグのチャンピオン犬がこんな感じだった。」

 犬フラグが立ちました。
 まあ、去年の岩隈さんのときには実物だったが、今年の小坂の場合はユーチューブでの過去の映像なので、比較の対象にはならないが、このワタクシが「いやーん、美しい、もっと観たい」と思う選手は活躍フラグが立つかもと・・・・・・でも、岩隈、賞貰い過ぎでかなり不安になってきというのが本音。

 「いやーん、打たれたときの岩瀬って超萌え」と思ったことは来年どういう結果になるか愉しみである。

 北京五輪のときには「本気のオールスターってどうなんだろ?」「あり、楽天以下なの(笑)」で、ネタとして鑑賞してましたが、WBCっていうのも微妙だな。前回のときには、野球に全く感心がなかったので「なんで斜陽する野球なのに、けっこう注目されてんだろ?」とマジに思いましたが、自分はたぶん、落合と性格が似てるんでしょうね。ガンダムに疎いことは除いて。 
11月21日(金)

 決算なので忙しいです。
 でも、私はもっとマイペースにやりたいし、進行予定もゆったり組んだはずなのに、役員や上司が「数字まだまだまだ?」とせっついてくるので、困ります。

 私だけが頑張ればいいわけでもないし。
 他の人が集計している数字が水曜日中には出なさそうだったので、昨日は会社休んでしまいました。ちょっと風邪気味だったし、。どーせ数字が揃わないなら、まだまだ攻撃されるよりは、休んじゃったほうが精神衛生上よろしいし、それに風邪をこじらせてはアカンし、それに、上の人たちの、まだまだ攻撃に煽られて、私が他の人に「今日中になんとか・・・」って無理言うのもやだったし。

 その作戦は成功し、今日出勤すると、数字が出ていたので、午前中にテキパキと処理し「さあ、おおまかですが数字が確定しましたよ、ボナペティ」と宣言。
 はあ、これでしばらくおとなしくなるだろう。
 まだまだ細かい修正あるのよ。
 なにこの売掛金が27778円合わないのって、ああ、仮受金も1050円合わない・・・・今日で半分くらい解明しましたが、残りは明日やります。あと、月曜日が予備日です。

 そういうチマチマした仕事をせっせとやっているので、脳内のブドウ糖値だかなんだか知らないが、ともかく、午後3時くらいになると電池切れになる。

 そうなると、脳内をあの曲が駆け巡る。

 「ああ、小坂が足りない」と思う。やっぱ国木田君に食わせておいて、いつでも観られるようにしておきたい。

 MP4には落として、iTUNESまでは行ったのだが、果たしてこれを同期してもいいのだろうか?
 パソコンを新しくしたため、前のiTUNESに溜めた音楽ファイルは消えているので、同期したら全部消えそうで怖い。国木田君に入っているのをiTUNESに逆流させることはできるのだろうか?よくわかんねー。

 そんなわけで小坂ZONEを今だに携帯できないので、しょーがないから、毎日、帰宅すると眺めつつビールを飲むのが貴重なリフレッシュタイムになってしまった。

 小坂誠アンサイクロペディアの小坂の記事もかなりよく出来ているので、職場での休憩時間に眺めてニヤニヤするのもいいリフレッシュ。
 ロッテ・ファンには、そこそこのユーモアセンス持った書き手がいるらしく、全体的によく出ている。これも初芝神の力なんだろうか?

 ちなみに、あんサイクロペディアは楽天のもなかなかよくできてるというか、こっちのほうが本当っぽい。

 そーいや、ハムがマイケル放出で二岡とったので、一部では話題騒然だし、私も「ハムの編成どうした?モデル体型とハーフ収集が趣味じゃなかったのか?」と思ったが、友人M嬢もこんなメールを送ってきた。

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日ハムはなんか新庄以降、ネタキャラ集めにはまってる?
ダル(喫煙写真流出・父がモンペ)
藤井(afo)
多田野(ホモAV主演・後輩にセクハラ)
二岡(モナ)
林(全裸写メ流出・嫁はスーフリ)
中田翔(父が本場広島ヤクザ)
ダース(甲子園で2度のorz)
泡様河原もとればよかったのに。
密かに一場も狙われているかも
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 泡原は中日で再生されてから、楽天に来るのかもしれない。一場とトレードしてもいいし(笑)

 ノリさんは、ほんとに楽天に来るのだろうか?ノムさんの「あいつは月見草じゃなくて、枯れたヒマワリ」発言には超笑った。やっぱりノムさんは上手いね。近鉄時代には金髪にしてて、まさにダンデライオンだったのが、中日に育成で拾われてからは、黒髪で刈り上げていて、まさに「枯れたヒマワリ」だったし、横浜スタジアムの中日戦で生で観たけど、横浜ファンの先輩も「中村ノリの守備も、けっこうキビキビと上手いのよ」と言っていたっけ。たしかに、かつてのスターが必死にプレーする感じは好感が持てた。私の目の前で二塁打打ったし。

 どうなるのかわからないが、サード・中村ノリでショート・小坂って、むっちゃ笑えるというか、それこそ老齢者再雇用促進施設にふさわしいというか、なんというのか・・・・

 中村ノリが来るのかどうかわからんが、小坂は決定なわけで、小坂の過去のファインプレーに勇気と元気を貰っている(笑)身としては、なんとか最後の花を咲かせてほしいものである。鴎さんたちから「そろそろ、小坂を返してもらおうか」って言ってもらえればいいなあ。


 はあ、バカ話をつらつら書いたら、ちょっと心が癒されたかも。明日も仕事がんばろ。
11月18日(火)

 日記サボってますが、私は元気です。
 どのくらい元気かというと、日曜日は、さいたまアリーナでThe Whoのライブ観た程度には・・・・

 私の職場の近所でもやっていたのだが、友人T嬢が「そっちは金曜日なので無理だから、私は日曜日の大宮のに行きますが、どうします?」と誘ってくれたので、「そういや、あそこはまだ未踏の地だし」と思って、行ってみることにしたのだ。

 新宿から電車で40分くらいだし、駅からのアクセスはいいので(感覚的には駅ビルの中ってかんじ)それほど遠く感じなかった。
 中に入ると、アリーナ部分と客席部分に切れ目が無いので、舞台まで一体感があり「おお、なかなかいいホールだ」
 格闘技見るには、ほんとにいいホールだろう。

 フーにそれほど思い入れは無いのだが、客席には思い入れたっぷりの人が多いのか、かなり盛り上がっていた。つーか、私らの後ろでずっと「ピート!」と黄色い歓声あげていたギャルはなんだったのだろう?ちらりと振り向いてみたら、けっこう年はいっていたみたいだったが。

 まあ、なかなかいいライブでございました。巨大モニターでは演奏者を映さず、ひたすら出来のいい、いや、超出来のいいプロモビデオみたいのを流しており、そっちにハマっていたくらい。

 日曜日だし、大宮公演ということもあり(東北や上越新幹線で遠くから来る人もいたみたい)5時5分にはスタートし、最初のアンコールのときにはジャスト6時半という「えらく時間に正確な・・・」と私が呟くと、友人が「そりゃ、大人ですから。いやもう、大人っていうよりも(笑)」

 というわけで、アンコールも終了して、外に出てもまだ7時。
 付近で居酒屋を見つけて「喉かわいた〜」とビールをガブ飲みした。

 しばらくダベっていて、ふと時計を見ても「まだ9時じゃん。普通なら今頃アンコールやん」ってかんじ。
 貴重なフジロック同志の私とT嬢は、酒の飲みっぷりも似ており、飲み出すと止まらないので、クイズ番組の回答者よろしく、呼び出しボタンを激しく押しまくり追加の酒をオーダーしていた。(フジロックのとき泊まった宿では「あ、もう酒がない。部屋の冷蔵庫の酒は高いけど、ま、いっか」とコンビニで買った酒がなくなると、冷蔵庫に手をつけてしまい、瓶ビール3本も空けてしまいましたっけ。まあ、お会計が2500円くらいでしたから、たいしたことなかったけど)

 久々にフツーに音楽の話ができて嬉しかったが、どんな話をしたんだっけ?
 そうそう、ジミー・ペイジがツェッペリンやる気満々らしいが、ロバート・プラントが渋っているので、クイーンに引き続き「ボーカルすげ替えの荒技」をカマしそうな噂とか・・・・

 「ええ?誰ボーカルにすんの?」と思ったが、「まあ、ミーカさんが歌ってくれればいいか。てゆーか、ミーカさんの移民の歌とか聴きて〜」と私が言うと、友人も「だったら、クイーンこそ、なぜミーカさんにしない」

 私と友人の間では、「ミーカさんが歌うなら、なんでもオッケー」ということで話がまとまった。おう、ビートルズでもカーペンターズでもなんでも持ってこい!(笑)

 そんな話から出たのか、T嬢が「ものすごい破壊力のあるカヴァー」を教えてくれた。

 「ポール・アンカが、ニルヴァーナの曲を歌ってるアルバムがあるだよ」
 「なんですのん?それ?」(エセ関西弁は、「プロ野球版 バトルロワイアル」ばかり読んでいる後遺症です。関西人が多いので)

 T嬢によると、それは完璧にスウィングしているらしい。そして、ビッグバンドをバックにポール・アンカが終始笑顔で歌っているそうだ。

 「ユーチューブですぐ見つかるよ。ちなみに、うちの会社の人にそれを教えたら・・・・」

 その人はたまたま妻とケンカになって気まずい雰囲気のときに、それを観てみたら、妻と仲直りできたらしい。

 戦闘モードを一気に崩すくらいの破壊力らしいことはわかった。でも、想像できない。

 友人は「あまりにも凄いから、自分の葬式ではあれを流してもらえるよう遺言しておこうと思っている」と言う。「出棺のときの曲は決めていて、ウォーターボーイズ(テレビドラマじゃなくて、マイク・スコットのほうね)なんだけど、焼香のときにはこれにしてほしい」と言うので、さっそく帰宅すると検索してみたら・・・・

 Paul Anka Smells Like Teen Spirit

 たしかにすごい破壊力だ。ペンペン草も生えないくらいの・・・・
 
 
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