可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました

7月31日(木)

 う・・・・・しくしく・・・・・

 なんで、こんなことに・・・・・めそめそ・・・・・・

 いや、ただ、オールスター観てただけなんですが・・・・

 予想通りに大相撲の巡業以下の、ゆる〜いファン感謝デーの紅白試合で(負けたほうが、チア姿で踊る罰ゲームがお約束)てゆーか、守備緩すぎでエラー大杉やろ、と思っていたのだが、でも、選手の顔のアップが多用されるのもわかっていたので、私の真の目的は「ムネリンのアップ」で、それはもう十二分に堪能させていただきました。ほら、地上波ではめったに拝めないからさあ。

 おしょうゆ顔のツヨシか、睫毛が無駄に長い青木か、と意見は分かれるところでしょうが、やっぱし、なんといってもムネリンのあのおメメぱっちり度はテレビ映えしまくり、テレビの目で晩酌しながら「超やべえ・・・・」とか呟いていたのですが、試合のほうは球児がお約束のストレート勝負で盛り上げて、パ・リーグのベンチは、ダルとマー君のツーショットを執拗に映すが、全く会話の無いあたりがスリリングで・・・・ってあたりで、今日はこんなもんか、と思っていたら、リックさんがいつものように地味にヒット打って「同点か?」という展開になり、息子をベンチ入りさせてた松中がヒットを打って「ほお、同点ですか、久保田、盛り上げてますね」と思っていただけなんである。

 そしたら・・・・いつのまにか代打で山崎が出てて、ヒット打って、サヨナラ?

 ちょwwwwwwwwwwww サヨナラ打ったら、MVPですよ?

 7月は、相手のストッパー状態で「自動アウト製造機」と呼ばれていたのに、オールスターで、このタナボタって・・・・・・

 いいから、試合で打ってくれよ、山崎・・・・・

 ほんと、この間も6点ビハインドの試合で、スコーンとソロホームラン打っていたが、どうして、どーでもいーところでしか打たないんだ!

 おねーさん(私のほうが、年上よ、どーせ)悲しいわ。

 あと、個人的にはどうでもいいことだが、ここんとこツヨシが調子悪すぎじゃね?今日も全然活躍する気配すらなかったし、私にはどうでもいいけど、1001ジャパン的にはどうなんでしょ?ただの、わしノートの呪い?


 さて、日曜日は工事の立ち会いで出勤なので、そのかわりに明日明後日を休みにして、バーサンの見舞いに行く予定。
 ママンの話だと「そろそろヤバいかも」ということなんで。
 この場合の「ヤバい」は「むねりん、超ヤバい〜」とは真逆の用法である。

 別にどこも悪くないのだが、かなり生きる意欲が減退しているとか。そもそも20年くらい前から・・・・いや、もっと前から「もう死にたい」って言ってた人なのだが、幸か不幸か、体は丈夫でダラダラと長生きして、今年の誕生日で97歳らしい。

   目が悪いせいもあって、ほぼ寝たきりなのだが、気の毒なことに、全くボケないのである。

 強引に野球話に持っていくと、イチローが3000本安打に至までの年月を老人ホームでただひたすら「もう生きてるのめんどくさ。早く死にたい」とボヤいて生きていたのである。

 ある意味、偉業だし、別の意味では、私はルックスがその祖母にクリソツで、性格も一見温和だけど、けっこうトゲがあるあたりが似ていると言われているが、生まれた時代が違うため、祖母はその半生を(まだ終わってませんが)、ラジオをぼんやり自室で一日中聴いて時間を潰していたが、私は2ちゃんやユーチューブ眺めて三連休をほぼ引き蘢りで過ごしていたりするので、だいたい似たよな性格なのだろう。

 それゆえに、数年前の母方の祖父の死に様よりも、この父方の祖母の晩年のほうが「将来の自分」の未来予想図に近いと確信しているので、ちょっと見学に行ってきます。
7月30日(水)

 はあ、もう夏バテっていうか、全然仕事ヤル気しない。

 そんな中、うちの部長がコンサル会社に営業されて(てゆーか、そのコンサル会社は偉い人つながりなので、たまに使ってやらないといけないという、ありがちなしがらみがからみがちな話なんだが)「あなたの会社の健康度診断」とかいうのを導入して、ありがちな「性格判断」みたいなのの会社版みたいなアンケート調査をされ、その結果を元に「各部署で課題を決めてプレゼン」とかいう展開になった。

 とにかく血液型占いのほうが、まだ盛り上がるだけマシというか、健康診断の数値を元に「そうか、○○値が高いか・・・・」って、どう対処するかっていったら「食生活に注意して、適度な運動」ってゆーしかないと思うんだが、「健全な職場を目指すため、どうするか?」って平社員たちに問うてもさ・・・・

 アホらしすぎるが、黙って付き合っていたのだが、次回の部署ごとの代表者会議に出る人が家族旅行で行けないというので、代役で指名されてしまった・・・・・

 「あの〜、そもそも、わたし、こういうの超キモいから嫌で嫌でしょーがないんですが、それでもいいですか?っていうか会議中にまたタンカ切ってもいいですか?こんなの時間の無駄だって・・・・」

 と言ったら、部長が「そういう意見があってもいいと思うんだよね」

 そう言われちゃうと・・・・・
 でも、昔も懲りたけど、うちの中間管理職集めてのそーゆー漠然とした会議って、ほんと最悪なのだ。
 半数くらいの人は、ただひたすら押し黙ってメモだけせっせととるけど、何の意見も言わないし、とにかく時間を消費するだけだし、それじゃいかんと思っている残り半数は、いちおう意見は言うが、「それは意見じゃなくて、ただの愚痴では?」って明後日の方向に爆走ったりしがちだし、そんで収拾つかなくなってくると、私みたいな「理由なき反抗」タイプが「もう、やってらんねーから、休憩しない?つーか腹へった」と幼稚園児のように騒ぎはじめたりするのである。

 数年おきに、こういうセミナーみたいのやるんだけど、金と時間の無駄でしかないのになあ。
 まだ、私は今の時期は比較的ヒマだけど、忙しい人にとっては「この研修で一日とられて、ああ、また休日返上だ」って、余計にストレス溜まると思う。

 うちの会社の悪い癖というか、100人程度の中小企業が伸びるかヘコむかの瀬戸際を分けるところだと思うんだが、なんか雰囲気が悪くなると「ボトム・アップの意見をまとめてモチベーション上げよう」と言い出すんだけど、そーじゃなくて、トップダウンで「こーしろ、あーしろ」ってのがあって、ボトムが「え〜?それ、無理です!」ってあたりの忌憚なき御意見があってこその「活性化」だと思うんだが・・・・

 うちくらいのレベルの組織だと、部長クラスは、そこそこ大企業でも世渡りにソツなく課長くらいはやれただろう、って程度なので、その下なんて「一歩道を踏み外したらワーキングプアーだったところを運良く背広着て、そこそこの給料貰えてます」って程度なので、会議させても、中学生以下なことになるのわかってるのに。

 「コミュニケーションが不足している」とか「会社全体のコミュニケーション能力の向上が」とか言っても、そりゃ、私が派遣で渡り歩いた経験から、大企業はやっぱりコミュニケーション能力高かったですよ。たくさん志願してくる中から選んでるんだもん、そりゃね。(業種や職種にもよるだろうけど)

 うちみたいなマイナー中小企業だと、新卒にしても「まあ仕事は出来なくはないみたいだけど、でも、まず笑顔で挨拶できないって、どーよ?」というあたりから教育していかないといけないのだが、先輩からして基本ができてないので、あまり期待できない。

 逆に言えば、仕事ができなくても「笑顔で挨拶ができる」ってだけで通用したりするんですから、揚げ足をとるなら、そういう「お愛想だけでやってる人」はわりと経理の私に迷惑をかけがちである。

 請求書紛失魔人のS氏なんかが好例である。
 いい人なんである。友達だったら・・・・・
 でも、請求書を紛失しがちなので、経理に「入金がまだなのですが?」って電話がかかってくると、8割くらいS氏の仕業だった。
 でも、去年くらいに部署移動したので、そういう迷惑もかけられていなかったのだが、久々に「入金がまだなのですが?」電話を受けて「やっぱ、Sさんじゃ〜ん」とさっそく「某取引先からこういう連絡あったのですが?」と話すと、「え?オレじゃないっすよ」

 普通の人だったら、「え?そうなんですか?じゃあ、ちょっと探してみます」って言うとおもうんだが、その妙に自信満々な「オレじゃないっすよ」は何を根拠に?と思ったが、「オレ、請求書が来るとすぐに、(営業部アシスタントの)Cさんに渡してますもん!」

 すぐそばにいたCさんが「え?私?」と慌てていたが「でも、私はその請求書見た記憶がないんだけどなあ?」
 でも営業部を通る請求書は全部Cさんを通るので、Cさんも「どっかにまぎれちゃったかしら?」と自信なさげにしていたので、私が「もういいです。再発行してもらえばいいだけの話ですから」と先方に連絡して再発行してもらって、とっとと支払ったのだが(だって3千円くらいの請求書だったんだもん。3千万じゃないですよ?3千円ですよ?)その処理が済んでから、3日くらいしたら、S氏が「机整理してたら、請求書が出てきたんですが、これって未処理っすよね」とやってきた。

 「これって、先週、確認が来て、探してたやつでは・・・・・」
 「あ?そうだったっすか?じゃあ、もう振込したんですね?」
 「ってゆーか、あんた、オレじゃねえ、って自信満々だったのでは?おかげで、私とCさんは、自分が紛失したのかと思って、探しまわったんですけど?」
 「そうだったんですか?まあ処理が済んでるんなら、これシュレッダーしてもいいんですよね?」

 「ご迷惑おかけしてごめんなさい」の一言もなかった。ムカついたからCさんには「S氏は先週騒ぎになった請求書を全く悪びれることもなく持ってきました」と報告すると「・・・・・やっぱし?」と弱々しく苦笑していたっけ。

 よくわからんのだけど、私がS氏だったら、「げ、この請求書、先週、ミヤノさんが言ってたやつじゃん。今頃出ててきたけど、今さら、隠し持っていたのはオレでしたって言いにくい・・・・こっそりシュレしちゃえ」と証拠隠滅するか、「先日はすいませんでした。悪いのは自分でした」と謝りながら持っていくかのどっちかだと思うのだが、そんなこときれいさっぱり忘れて「机整理してたら、古い請求書が出てきたんだけど、これってまだ支払ってなかったでしたっけ?」って堂々と持ち込むんですよ。

 あの無神経さには、憧れるなあ。なんか精神的に「勝ち組」ってかんじです。

 でも、一緒に仕事する上では「同じ程度に無能なら、無神経な人のほうが付き合いやすい」っていう究極の選択があって、ほんとに変に細かい人も多くて、「すいません、ほんとーに申し訳ありません、私がうっかりしていたものですから、月末支払いの請求書を回し忘れてしまい、ほんとご迷惑おかけして申し訳ないのですが、明日付けで支払いをお願いいたします。今後このようなことの無いよう、注意いたしますので、今回に限りお許しください」なんてクドクド謝られても・・・・さ・・・・
7月29日(火)

 昨日は8時前には寝ちゃったので、今日は睡眠十分で出勤。

 エビワカちゃんに「あれ?あんまし焼けてないですね」と言われたので「そりゃ、どんなに暑くても長袖着てましたから(笑)、それに日曜はドシャ降りだったしね」と笑顔で話していたりしたが、その後はお約束の「ええと〜、わたし、先週まで何やってましたっけ?」

 遠い目になっていると、脳内でマイブラの曲が鳴り響く。

 行きの埼京線と新幹線でも、ずっと予習してて、帰りもずっと復習していたし、今朝も「よし、マイブラで気合い入れよう」と気重な休暇明け出社のBGMにしていたので、すっかり脳内メモリがマイブラで書き換えされてしまったようだ。

 ♪リラリラ チャラチャラ グオーーーーーーーーン ギュイーーーーーーン ボーーーーーーー リラリラ チャラチャラ ホゲーーーーーーー♪

 ひょっとしたら、ジャイアンの歌をリアルに再現すると、マイブラの「ほげ〜♪ぶお〜♪」って音になるのかもしれない。

 かなり魂もってかれてたので、昼休みにマイブラ評を検索。

 マイブラ、重厚なギターサウンドでフジロック初日の大トリを飾る

 まあ、普通なレポ。

 この人は、ロンドンのライブも観たらしく、日本の客のほうが盛り上がっていたそうだ。

 どうでもいいが、今日も長谷部が炎上・・・・・くぅぅぅぅ

 あ、三茶ももの凄い雷雨になってきました。
 今日の午後は会社近辺がもの凄い雷雨で、空爆と洪水が同時にやってきたような騒ぎが1時間ほど続きましたが、一日に二度も雷雨っていうのも乙なものです。

 バケツひっくり返したような雨音を聴くと、ベン・フォールズの笑顔を思い出して、なんだか和みます。  
7月28日(月)

 フジロックから帰還してきばした。

 いや〜、やっぱ加齢のため、年々キツくなってきたが、やっぱ行くと楽しいんだよねえ(笑)

 昨日の日曜なんて、もの凄い雷雨に見舞われたが(後で宿に戻ってテレビ観たら、全国的に凄いことになってたらしいっすね)ちょうど、ベン・フォールズだったんで、雨に負けるかとばかりに踊りまくっていたら、テンション上がりまくっちゃって、最後のほうは、やけくそ躁状態で超楽しかった。

 あれだね、私の持論であるが、人間って嵐の前では元気に対処できるような遺伝子が絶対にあるね。台風接近でなんかワクワクするのと同じで、バケツひっくり返したような雨の中で「ひゃほ〜!」でしたもん。もっと雨降れ、とか本気で思ってたもん。

 まあ、ベンが終わったら帰るつもりだったから、余裕があったんだけどね。

 でも、今回はフジロック日記書くほどじゃないかなあ・・・・でも、自分の心のアルバム(テキスト版 画像無し)だし、書いておいたほうがいいのかなあ?
 去年は書き上げるまで半年以上かかったからなあ。

 ただいま洗濯中(洗濯機稼働中の略)で、ビール飲みながらグッタリしているのですが、ええと、マイブラはどうだったかというと・・・・

 マイブラや ああマイブラや マイブラや

 としか、言いようがないほど、マイブラでした。意味不明です。

 そして、ベストアクトは、なんといってもスパークスでした。

 泣きそうになるほどよかった。

 なにしろ、バカウケ状態だったので、メンバーも嬉しそうに楽しそうにやってて「また、近いうちに、必ず日本に戻ってくるから」と繰り返していました。絶対に来てね。あれだったら、アンダーワールドよりも盛り上がるだろう。ほんとに。(って、アンダーワールド観てないけど)
7月24日(木)

 悪夢の三連敗が終わり、今日は「とりあえず負けはない」という貴重な安息日。

 しかし、日ハムとロッテだけは試合をやっていて「ダルが先発かあ、わしノート大丈夫か?」と思っていたが・・・・・げげげ、満塁ホームラン浴びてますけど?

 さて、楽天の成績はともかく、ひとつだけ嬉しいニュースがありました。
 育成選手(2軍で試合しているが、練習生みたいなものなのか、プロ野球選手ではないらしい)だった内村君が、やっと支配下登録(プロ野球選手)になりました。

 いやー、応援した甲斐がありました。てゆーか、今月初めに2軍の試合観に行ったときに初めてその存在を知ったのですが(笑)

 友人が小声で「ウッチー、がんばれ」と囁くので「そういうのは大きな声で言ってあげないと」って会話した記憶がありますが、ウッチーが大変小柄だとのことで「ほお?」と思って、観察してたんですが、三回くらいすれ違うことができましたが、その度に全然興味ないふりして、チローンと目線を送って身長確認すると、向こうもチローンと目線を返してくれたような、くれなかったような。

 目線が下っぽかったので「絶対に165センチも無いと思う。ほぼ私と同じくらい」って断言したのだが、一応、公称163センチだそうです。まあ、そんくらいでしょう。

 でも、さすがに身体能力は高そうだったし、それに、あんときの2軍の中でもギラギラ度は高かったのである。

 あんとき、2軍落ちしたばかりのヒジリーこと聖澤は間近で見ると、かなり顎が尖った感じで締まっており「やっぱ、ちょっとでも上に上がった人はオーラが違うね」と話していたのですが、その次に引き締まって見えたのがウッチーでした。

 公式プロフィールの写真だと、ぽや〜んと整ったかんじで、なんかハンカチ王子みたいですが、生で観たウッチーはこれをさらに絞って真っ黒くしたみたいな感じで、すれ違いざまに私が「この子、165センチもないだろう」と目算目線を送るたびに、「それがなにか?」という鋭い目線を返してきたので(話がだんだん大きくなってます)、「あの表情、けっこうイケる」と思っていたので、育成選手脱却は喜ばしい限りです。

 なんとか一軍に上がって、岩隈登板のときに、マウンドに集まっていただいて「ウッチー、岩隈の半分くらい?」と私らを喜ばせていただきたいものです。

 いや、私は普通に「イケメンだけでオールスターやってほしい」と思っていたのですが、「小さい人大好き」な友人は「だったら、小さい人チームと大きい人チームでオールスターやってほしい」とか言ってましたから。

 日ハムの村田も165センチですが、この間観に行った試合でも、かなり活躍していたので「あれでOKなら、やっぱし楽天はウッチーあげろ」と言っていたのです。

 さて、明日からフジロック。なんとなく着替えを詰めてみたのですが、こんなんでよかったっけ?
 今年は「マイブラ出るから、とりあえず・・・・」って程度で、そのマイブラだって、相当ブランクがあるので、それほど期待しているわけでもなく、初日はいちおう、トラヴィス観て・・・・という緩い気分である。

 私と友人Tが「これは困った」と思っているのは「わあ、スパークスだあ」と思っていたのに、スパークスが土曜の奥地でトリだということである。「別にトリじゃなくてもいいんじゃね?」と思うが、もっと明るい時間にやってくれればいいものを・・・帰りが大変じゃん。
 日曜日は、ベン・フォールズ以外はどうでもよろ。という状態で、なんか、いつもに比べると「こんなのも観れてラッキー」度が低い。

 と、フジロック仲間の友人T嬢とメールでやりとりしている間に、プロ野球仲間の友人M嬢からのメールが・・・・・(ちなみにT嬢とM嬢の組み合わせは、サッカー仲間である)

>・・・って、田中くん故障かよ。
>紀藤のあほ。
>だからそんなに投げさせたらいくら丈夫でも
>故障するって言ったじゃんよ!
>悪いフォームのまま投げるのもよくないし。
>案の定違和感感じてからも投げてるし、
>自分から言えないタイプなんだから
>周りが注意してやってくれよ。
>もう私が指示を出す!!
>紀藤はブルペンでなく私に電話をかけてくるように(笑)。

 私と試合観てるときにも「こうなったら、私が紀藤に乗り移る!」とか叫んでましたが、ええと、M嬢現在無職なので、雇っていただけないでしょうか?(笑)
7月23日(水)

 さて、今日も先発ドミンゴが立ち上がりボロボロで、お先真っ暗です。

 ほんとに、横浜さんだって、いくら投手が全く試合を作れなくてボロボロでも、横浜名物「追いつかない程度の猛反撃」があるっていうのに、そーいや、交流戦で横浜の試合観たときには「投手陣が楽天で、打線が横浜だったら、けっこう強いチームができそうだにゃ」と思ったけど・・・・もはや過ぎ去りし日の話です。50歳を過ぎてから「あんとき、あの男と結婚しておけばよかったかなあ」みたいな(笑)

 さて、明後日はフジロックに出発なので、今日あたり荷造りしようかと思っていたんだけど、暑くてその気になりません。

 いいよ、もう、なんでもかんでも放り込んで、思い荷物を相棒(年に一度だけの)のカート・コバーン君と一緒に引きずっていくからさ。

 それにしても「誰でもいいから殺したかった」が流行語大賞っぽいのは勘弁してほしい。
 まあ、そういうのは特殊なキチガイの仕業だからして、常に宝くじに当たる確率以下で存在するのであるが、「ふーん」と思ったのはその直前にあった「女子中学生が父親を刺殺」で、テレビの中の人(ドアラの中の人みたいな表現)が、いがいとシンパシーを感じていなかったことだ。

 私、思春期のすごく不安定なときに、けっこう「親に殺される」って思ってたんですけど、それって特殊な妄想だったんですかね?

 楽天のスレ、もっと荒れてるかと思ったけど、覗いてみたら、けっこう開き直ってました。「仕事がうまくいなかい」ってゆーか、「全然、仕事になってねーじゃん」な状況でも、みなさんケナゲに頑張っている様子に「世の中、捨てたもんじゃない」と思ったりするけど、楽天の暗黒はタダものじゃないみたいなので、ノムさんの体調が心配です。

 いや、マジで、普通の会社で、この状態だったら、大変なことっすよ。

 今日もうちの会社では、相手が「弁護士通してください」と書類を送ってきたというトラブルが勃発し、部長がテンパったあまりに、つまんないギャグ連発という非常事態になり、無関係な私も「いや、向こうは、もはや政治団体ですから、もはや勝ち目は・・・」と必死にフォローするも「真心こめた対応でなんとかならんか」って、ヤ○ザ相手に真心こめても、なんともなりませんです。

 (後日談。部長が特攻隊として、部下の女子に電話させたら「なんか、いーかげんそーな兄ちゃんが電話に出て、なんだか普通に対応してますけど?」ということで、「へ?」と気が抜けた部長が御自ら確認の電話を入れたところ、やっぱり普通の対応で「弁護士通せって、いったいなんだったんだろう?」世の中、いろいろ大変です)
7月22日(火)

 久々の三連休しちゃうと「ああ、もお、このまま夏休みたい・・・・」とブルーマンデー満載な気分なのだが、なぜか火曜日、朝から激日差しで焼けこげそうであった。

 そんで、昨日の西武戦は「おかわり君」に持ってかれてました。すっかり人気者ですね。テレビのスポーツニュースでも、デーブとがっつり抱き合うおかわり君の映像しか流れなかったもん。まあ、いい画でしたけど。二岡の話題ばかりだったので、「イマドキ珍しい太めの若手選手(24歳)で、2歳年上の一般女性と入籍で、ここんとこ絶好調。そんで、ああ見えても守備はよくて、実は足も速い」っていう、ギスギスしがちなスポーツ紙の癒し系担当として定着しつつある。

 まあ、昨日は青山だったし・・・・顔はかなりイケているし、この間、少し登板したときには「おや?意外といいじゃん」と思ったのだが、やっぱり、今の西武打線には通用しないなあ。

 まあ、でも、今日は長谷部だし・・・・・・と帰宅してパソコンで速報を見ると・・・・・・11-2・・・・・・なんだそりゃ?

 昨日の青山も「試合を作れなかった」とコメントしていたが、今日の長谷部は試合作るどころか、怒濤の一人芝居を演じたようである。つーか、まだ一軍で投げるの無理だったんじゃ・・・・

 これで最下位ですかねえ?なんか、やな雰囲気ですが、こういうこともあるでしょう。でも、おかげで、西武の涌井は「わしノート」の呪いにハマらなくてよかったですね。

 今日の「わしノート」と言えば、阪神・新井は腰痛が治らないみたいで、オールスターを辞退せざるをえない状態らしいが、オールスターを辞退すると、しばらく一軍登録抹消という規約があるらしく(ズル休み防止策?)それでベンチも苦悩しているみたい。

 さらに、「マー君、肩痛でオールスター辞退も濃厚」というニュースも!

 もう、オリンピックやめたほうがいいんじゃないですか?

 そういや、オリンピック関連で「へえ」と思ったのは、外野手が4人しか選ばれてないのに、捕手3人って多くない?とシロート心にも思ったのだが、でもサッカーでも、キーパーは3人入るし、そーゆーもんなのかな?と思っていたのだが、「オリンピックでは、ブルベン捕手も登録選手しか認められないので、控え投手を2人準備すると、控え捕手が2人必要」ということらしい。

 ひえー、常に専門のブルペン捕手がついている通常のプロ野球と、だいぶ雰囲気ちがうんですね。するってーと、例えば、巨人・阿部が試合に出てたら、ロッテ・里崎と、阪神・矢野がブルペンで捕球してるんだ。

 それが、ブルペンが旭山動物園状態の西武ドームで行われているのなら、是が非ともブルペン前の内野自由席で見物したいものよのお。北京前の練習試合とか、やってくれないだろうか?

 さて、なんだか毎日、野球の話ばかり書いているけど、鬱状態のときって「ついこの間まで、自分は何を楽しみに生きてきたのだろう?」と、さっぱり思い出せなかったりするが、「野球大好き!」な躁状態の今となっては、その前まで自分は何を楽しみに生きてきたのか、さっぱり思い出せない。

 そんなおり、昨日、涼をとるため本屋でブラブラしていて、欧米文学が置いてあるわずかな隙間をチェックしていたら「柴田元幸 責任編集」っていうムック本というのか、文芸誌崩れみたいな雑誌みたいなのがあったので、思わず手にとってみた。

 「モンキー・ビジネス」っていうのの1号で、春号だから4月に出ていたらしいが、さっぱり知らんかった。

 で、いきなり巻頭対談が小川洋子との「野球話」
 小川洋子が普通に野球好きなのは「博士の愛した数学」を読めばわかったが(阪神ファンだそうで、今岡と対談したこともあるそうです。・・・・私も小説家になって鉄平と対談しようかな・・・笑)、柴田元幸がベイスターズ・ファンだったんなんて、全然知りませんでした、てゆーか、この対談、去年の11月頃に行われているようで、今年の横浜の惨状を柴田センセイはどう受け止めているのでしょう(涙)、で、小川洋子センセイは「しもやなぎ〜ぃ!」(いや、下柳じゃなくてもいいんだけど、私の趣味で)とか絶好調に叫んでおられるのでしょうか(別の意味で涙)

 とにかく、ざっと立ち読みしただけでは、落ち着かなかったので、買って帰りましたが、ざっと読んでみても「なぜ、柴田センセイが今さら、蓮實御大みたいなお仕事を・・・・」と絶句しますが、人間、年とると、そっち行くんですかねえ?だとすると、自分のいきなりの回春ぶりも、そういうもんだと納得できるのですが・・・・

 でも、柴田センセイも蓮實センセイみたいなこと言ってますけど、言い方がやっぱり柔らかく、ちょっと物足りないんですが、でも蓮實・野球論と決定的に違うとことは「アメリカ文学の大御所の野球論」を持ってきたあたりです。

 ミルハウザーが松坂について語ったメールとか載せてるしぃぃぃっぃぃぃ!

 あとポール・オースターと一緒にメッツ戦観に行ったとか、野球について限定でインタビューとか、一部の人にとっては豪華すぎます。

 ハワード・ノーマンが横浜スタジアムのシンプルさに大喜びだったらしいですけど、だったら、西武ドームなんて、アメリカ人連れてったら、どう思うかな?

 私は心底、西武ドームが好きなんです。
 だってさあ、まず、入り口が一カ所しなないんですよ?

 普通の球場だと、入り口がゲートに分けられていて、内野と外野ではゲートが違うはずなんだが、あそこは「一塁側・三塁側」の区別しかない。
 そんで、入るといきなり外野席で、内野の高い席の客ほど、奥へと延々と坂道を上らなきゃいけないのに加え、「前の方のいい席ほど、階段を延々と下らないといけない」のです。

 フツーだったらさ、高い金払った客は、あんまり階段上らすに地面に近い「いい席」のはずなんだけど、あそこは高い席に座ったほうが、たっぷり運動しなくてはいけないのです。トイレ往復するだけでも、かなり運動になる。

 ものすごーく、資本主義原理に反した、「お金持ちの皆さん、食べ物買いにくるだけで汗だくですね、乙です〜」って構造の球場なのです。

 しかも、選手たちも内部で同じような階段を昇降するしかないようで、ノムさんや王さんなどの高齢の監督さんたちには不評らしいけど、同年代の年金暮らしの老夫婦が、新聞屋さんでチケットもらって、つつましく手弁当で観戦している様子を見ると、てゆーか、あの世代はトイレも近くなるので、トイレに立った老人が、よたよたと階段をあがり、なかなか帰ってこない様子を観察するにつけ「君らの世代の勝ち組である、年収が億単位の王さんやノムさんも、階段の前では平等ですから」と思うと、目頭が熱くなります。

 ああ、明日は先発、ドミちゃんか・・・・・・防御率かなり頑張ってるのに、無援護なんだよなあ・・・・ええ、まだベイスターズよりか少しマシって程度ですが、投手はそこそこなんですが、打線がほんとムエンゴなので「月は無慈悲な夜のムエンゴ」脱却するのは、8月ですかね?

 でも、マジにマー君が北京離脱だと、身代わりでクマさん持ってかれそうで、そしたらどうしたらいいのでしょう?
7月21日(月)

 久々の三連休を猛暑との戦いで費やしたな。

 今日もチンタラ掃除していたが、ちょっと動くと汗が吹き出て、休んでいると、エ○バの人が来て、北極熊が表紙の冊子を差し出しながら「地球温暖化について関心はおありですか?」といいやがるので、と、おっさるので「ぜんぜん興味がありません!」と必要以上にデカい声で断言したら、あっさりと引き下がっていった。

 白クマさんも大変かもしれないが、あたしだって、エアコン無い部屋で大変なんだ!
 そんな私にこれ以上どうしろと?
 だいたい、エアコン使わないのは、地球環境を憂いているわけでもなく、ただ単に「エアコン設置するのがメンドーなだけ」という、実にしょーもない理由なのだ。

 さて、掃除のほうは五割くらい床が見えるようになり、物を跨がずに歩けるようになったので、もう、それでヤル気無くした。

 楽天も「そっか、今日は青山が先発かあ・・・私が応援に行ってあげないといけないのだろうか?」と、ちょっと思ったんだけど、2回で早々に降板してて・・・ええと、疲れたからもう寝る。
7月20日(日)

 ざで、昨日は「この三連休中にぜったい、ぜったい掃除するんだから」と決意したのだが、二日酔いと暑さのため、室内で熱中症になりかけ、塩をナメナメ善光寺・・・・じゃなくて(さっぱり意味不明。脳みそ溶けてます)、塩分捕球しながら、なんとか掃除しようとするが、やっぱ無理だった。

 どうしても掃除したかったのは、この惨状では、来週のフジロックの荷造りが不可能だったからである。
 今日は、昨日に比べればまだマシだったので、やっと床が三割くらい顔を出すまで頑張った。

 しかし、この暑いのにデーゲームやってるし・・・・
 千葉マリンはまたバカ試合なのだろうか、と気になってパソコンを立ち上げ、試合経過をチェックすると・・・・10-0って?
 俊介だけが、暑さにめげてないらしい。なので最終的には、16-0になっていたのに、試合時間は2時間半だったとか・・・・さすが、「オレノート」こと、北京の呪いがかかってないだけのことはある。

 今日は岩隈さん勝った。やっぱオレノート強力すぎ。

 さて、明日こそ、床7割くらいを目指すか・・・・・(さっき、篤姫が終わった後、資源ゴミっていうか、漫画雑誌とビール缶捨ててきた)

 NHKのニュースで、やっぱマリンの16-0がツボにはまって、横隔膜が痙攣してたまらん。

 こんなんで、ちゃんとフジロックの荷造りできるんだろうか?とりあえず、現金と、パスポートじゃなくてチケットと、あとはコンタクト周りがあれば、もういいんだけどさ。
7月19日(土)

 ううう。水曜日に観た試合のことをダラダラと長期連載中なのは、自分にとって「記憶に残る試合」だったので、書き残しておきたいからなのだが、時間が経過していくにつれ、テンションがかなり下がってます。

 その間にも、北京五輪の代表が発表されて、田中君は招集されたが、クマさん選外で「ありり?まあ、よかったんですが、田中君ちょっと現在グダグダなのに・・・・まあ、タフだから暑さには強そうなあたりが評価されたのかなあ?」
 五輪代表コーチの大野もテレビ解説で「マー君、マー君」言ってたしなあ。

 私はオリンピックに興味が無いので、オリンピックにプロ野球選手をゾロゾロ引き連れていく意味も全くわからないので、代表リストは「8月のハンデを発表します」にしか見えない。
 どこもエース不在になるので、ハムさんはダル抜きローテだし、稲葉もってかれるし、西武は涌井っすか、それは別に痛くなさそうですが、GG佐藤抜きっていうのは、そうとうカロリーオフであろう。
 それよりも成瀬・里崎バッテリーを失うロッテのほうが痛くないか?メイン捕手不在はけっこう痛いよなあ。さらに西岡不在って、せっかく7月に快進撃しているのにね。
 投手は週に一回しか登板しないから、ローテ埋めればいいだけだが、野手の不在はかなり手痛いだろうなあ。楽天で考えれば「高須と藤井がいません」ってなったら、どーすんの?ってことである。

 いっそのこと、全員、阪神の主力メンバーにして、8月いっぱいはマジック点灯しないようにしたほうがいいのではないだろうか?
 藤川抜きだけじゃ、ハンデとしては微妙である。あ、でも矢野と新井抜きか・・・・この機会に広島にはぜひ頑張ってほしい。

 ああ、軽く触れるつもりが、長々と書いてしまった。

 で、私に関係のあるところで、似たようなグダグダな出来事は、キヨシローが癌再発でフジロックをキャンセルしたのは、まあしょうがないが(日曜のトリだったので、最初から観る気無し)、その穴埋めがプライマルって?あれ?
 土曜日のトリ前のプライマルを日曜のトリもやるようです。

 プライマルも全く観る気ゼロだったのですが、プライマルのファンでもちょっと腰砕けであろう。

 というわけで、猛暑突入で、あっちもこっちもグダグダしているようです。もちろん、私も夏バテでグダグダです。

●7月16日 日ハム×楽天戦 の続き

 ですから、長々と書いているのは、ほんとはここからが正念場というか、ここから先のことが書きたかったので、今までのは前ふりでした。

 試合経過のおさらい。
 片山君なにげに好投で、高須の援護で2点もらい、「こ、これはイケそうか?」と思っていたら、5回にワイルドピッチ(つーか「捕れよ、シマ〜!」)などもあり、ヒットを打たれて2点とられて同点っていうか、今から思えば、あそこを2点で終わらせたことが奇跡だったなあ。

 で、打線は7回にチャンスを迎え、「ここで無得点だったらもう一生負け続け」という雰囲気の中、高須殿下がヒットで1点!しかし「一点じゃねえ?ドームランひとつでまた同点で、よくても引き分け濃厚?」と弱気な気分になっていた。

 で、7回裏は、片山もう限界という雰囲気だったが、1アウト1-3塁という、逆転どころか5点くらい入りそうな嫌な雰囲気の中、9番打者・鶴岡を三振にしとめ「やった〜〜!」とまるで勝ったかのように盛り上がったが、「でも、まだ2アウトだし、次、ヒチョリじゃね?」という場面で、小山、出た〜

 阪神のJFKが「勝利の方程式」なら、うちの小山は「ロシアンルーレット方式」である。

 (ちなみに、撃たれて死んだ人の中でも最も有名な人の名前を掲げているのが、とっても納得がいかない私である。<JFK)

 最後に勝った、西武戦のとき向こうが大沼さんを出したので「渡辺監督、ありがとう!」と盛り上がったが、小山が出ると相手が同じ状態になる。

 仮にも去年はけっこうまさかの活躍だったので、「守護神」と言われかけたが、神っていうか、神社のおみくじのほうが明らかに近い。小山を守護神呼ばわりしたら、巨人のクルーンとか中日・岩瀬に失礼だろう。

 最後に投げる投手をなんでもかんでも「守護神」呼ばわりするとは、いかにも八百万の神なニッポン的なおおざっぱな神・量産である。

 そのような状況証拠の中で、「とても生で観てられてない」と私は喫煙室にダッシュで逃げて、モニタ観戦。

 やっぱ、フルカンにしてるし・・・・ほんと、コントロール悪いよな。まあ、塁が空いてるからヒチョリを歩かせてもいいのかもしらんが、そのまま押し出すこともよくあることなのである。

 モニタでは緊迫した場面であるので、小山とヒチョリのアップが交互に映り、太りすぎで2重あごでお腹ぽっちゃりの小山と、精悍な顎、鋭い目つき、ユニフォームの袖に見え隠れする全く無駄の無い腕の筋肉。

 そういや、今年初めてハムの試合を観たのは、交流戦の横浜戦で、横浜ファンの先輩が「日ハムの選手、みんなスタイルよくてカッコいいわねえ」と言っていたので「たしかに、遠目で見栄えのいいのが揃ってるんですよね。ユニフォームのデザインもいいんでしょうけど、足長だし。でも、今日はヒチョリがいないからなあ(怪我で調整中だった)、ヒチョリがいると、もうサイボーグみたいなんですよ」って語ったけど、そーだよ、あんとき、横浜が大勝して「ひええ、今まで観たこともないようなグダグダのハム!なぜ楽天相手にこれをやってくれないのだ!」って思ったけど、そーか、あんときゃ、ヒチョリがいなかったんだよねえ・・・・

 「もう、ダメぽ」と観念していると、なぜかまさかの三振・・・・

 やった〜と、喜ぶというよりは、こめかみに当てた銃をカチってやったら、当たらなかったので「ふ〜」と脂汗が額から吹き出る状態。いかん、このスリルが癖になると、さらなる深みに・・・・・(もうすでに、けっこう足を踏み入れているのだが)

 8回表の打線がまた、うちのストッパーつうか、敵にとっての守護神(この場合は、神よばわりで全然オッケー)、山崎さんを中心に三者凡退で、「ひー、一点差であと2イニングって、心臓が持たない!」

 くどいようだが、なんで、こんなに長文を書いているかというと、この試合が、私の野球観戦史上、最もドキドキ・ハラハラした試合だったからです。
 他の人はどうだか知らんが、私はテレビ観戦よりも、生観戦のほうが、けっこう余裕で観てられます。(特にどっかのチームの熱狂的ファンじゃなかったこともあるが)テレビだと、さっきのヒチョリの打席みたいな編集で緊張感を高めますが、距離のある観客席からだと、そういう演出が無いので・・・・・そうそう、映画と舞台の違いですね。舞台でインディ・ジョーンズみたいなスリルを演出するのは不可能ですが、でも、舞台には別のカタルシスがあるのと同じです。

 なので、その昔、江夏が日本シリーズで三者三振やったときみたいな、手に汗にぎるような気分を初めて生観戦で味わったのでした。小山は体型が江夏だし(笑)

 で、8回裏。
 また魅せてくれちゃいました。
 いきなり紺田がヒットで、ノーアウト1塁。
 で、次の田中のとき、高めにすごい外れて、嶋さんホイーツ。(っていうか記録ではワイルドピッチ)

 これで、ノーアウト2塁・・・・・もうダメぽ・・・・

 でも、私には隣にいるダベり好きの心強い友人がいるではないか。もう一心不乱に喋って気を紛らわせた。

友「小山はとにかく真ん中に投げればテキトーに散るから」
私「散りすぎてますが・・・・って、さっきのだって、嶋が要求したコースとド反対だったんんだろうねえ。そーいや、新垣さん、どーしてるかなあ?しっかし、シルエットが江夏だなあ、小山は、右だけど(笑)、なんか全体的にふてぶてしいオーラも似てるし」
友「江夏はコントロール抜群でしたからっ!(笑)」
私「小山も、もう少しコントロールよければ、ねえ?」
友「そしたら、いまごろ、楽天にはいませんからっ!(笑)」
私「ああ、そしたら、今頃はメジャーだったか・・・・」
友「いや、中日で岩瀬と守護神争いしてたでしょ、フツーに(笑)、ああでも、そうだね、お年ごろ的には、そろそろFAでメジャーか・・・・」

 ワイルドピッチで、ムキになってる嶋さんに帽子とって「さーせん」している小山を観ながら、そんな話をしていた。
 で、結局、田中には四球与え、ノーアウト1・2塁。
 もう、いいから、早く死なせて、ってかんじ。スコーンと打たれて、ラクになりたいっす。
 いいよ、いいよ、もう、ランナー全部返しちゃおう。すっきりするよ。

 「つーか、ゲッツとれそうな気に全くならん」と私がボヤいていたら、三塁ゴロが来て、ベース際だったので、草野が3塁踏んでから一塁に送球したら、そっちもギリギリセーフで「ゲゲゲのゲッツーキタ!」

 ふー、寿命が縮む。と、ぐったりしていたら、次の打者は三振で、ガッツポーズする小山を眺めながら「自作自演もいいかげんにシロ・・・・・」

 つーか、こういう劇場型や炎上型の投手が、一部でたいへん人気があるのは、「ハラハラ・ドキドキ感がたまらん」っていうのももちろんだが、吊り橋効果ですよね、まさに。

 それは観客だけでなく、野手もそうみたい、ってゆーか、荒れてても最後はピシャリと押さえた小山に振り回され、脳内麻薬パンパンになってそうなハイテンションの嶋さんが、9回表で見事な2ベースヒット!

 嶋さん2塁ベース上でも、なんだか挙動不審です。

 で、次の直人が小さく送りバント成功で、1アウト3塁。

 で、ここから得点できないから、連敗中の楽天なのであった。

 ハムの内野手がマウンドに集合し、外野はセンターに集まって、足のストレッチしながら世間話。(ハム名物だそうです)

 いいぞ、いいぞ、やっとグダグダなハムになってきた。

 で、ハムは投手交代で「ピッチャー 加藤」のアナウンスが・・・・・「ああ、カトウって、歌の人か〜!」

 「歌藤」と書いて「カトウ」という、大変珍しい名前なのである。「歌さん」のAAで2ちゃんでも大人気。私と友人の間では、この人が出てくると「いやあ、ぜったい知らないと、カトウって読めないよね。」「ウタフジさんだと思ったよ、最初」「でも、字面のいい、ステキな苗字だよねえ」と、ひとしきり誉めるのがお約束。

 歌さん登場で、なんだか和んでしまったが、3塁で立ちんぼの嶋さんも、ハムの三塁手と立ち話で盛り上がってます。ああいうとき、どんな話をしているのでしょうか?
 で、三塁コーチがやってくると、またキョドってうろちょろする嶋。ほんと、今日はまさにシマリス君のようにチョコマカと愛らしい。

 そして、ゲーム再開。バッターは鉄平。
 「鉄平かあ、なんかスクイズきそうで、こえーよ」と呟く後ろの人たち。

 鉄平も「小物」と呼ばれ、人気者であったが、捻挫でしばらく下がっていたので、その不在がファンにもチームの成績にも重くのしかかり、その存在の大きさを思い知ることになったのだが、でも、やっぱし風情が小物なんだよなあ。
 でも、去年はスタメン定着も難しいかんじだったのに、いつのまにか「鉄平、早く怪我治して帰ってきてくれ〜」と言われる選手に成長したというのも、感慨深い。

 で、その鉄平は、公式ホームページでは「ライト前に抜けようかという当たりを、セカンド田中が好捕するも内野安打!」と書かれているが、私の観た感じでは、わりかし正面のゴロだったが、打球が早くて、変なバウンドしてたから、2塁手が処理に手間取ったかんじで、「なに、もたついてんだ?」って思っていたら、嶋さんがホームに走っていて、「あー?」と思っていたら、セーフで、「さすが、小物らしい、微妙な内野安打」になったのである。

 で、イケイケ・ムードになっていたのだが、次の憲史が凡打で2アウト1塁。で、打者は今日、大活躍の高須。

 3塁側は「高須、また打て〜」と盛り上がるが、私は「もう、今日は充分お仕事されましたから、もう、明日以降に向けての打撃練習してくださってけっこうですから、お気楽に」と呟いていたのだが、わー、行った!でも、センターだ、ヒチョリだ、でもヒチョリも無理だと諦め、壁に当たった打球を捕球しようと(そのあたりがやっぱ一流)したが、思うように跳ね返ってこなくて、まさかの三塁打!高須、打ち過ぎだ!

 ああ、もうこれで3点差、普通のチームだったら次が4番バッターで「ああ、この攻撃、いつ終わるのでしょうか?」って祭り状態になるはずだが、うちはほら、地球温暖化対策のため、ホセがきっちり空振り三振で締めてくれましたよ。

 やっとたどりついた、9回の裏。ピッチャー川岸。

 隣で友人が「今日はアリメの穴堀観られないのか・・・・ちょっと残念」と余裕のコメント。
 さて、「全く信用できないというか、最初から、おみくじだと思っていれば、それほど腹が立たない」という小山が中継ぎで、最後は川岸というのが、最近のパターンのようです。たしかに、なんとなく打たれなさそうな感じのする川岸。西武んとき、ブルペンでの投球を観ていたんですが、どうやら上に浮き上がってくる球を投げるようで、調子のいいときには、打者が気持ちよいほど空振りしてくれます。

 さあ、今日は久々に観る「小山クジの大吉」でしたから、川岸さん頑張れ!
 それにしても、3点差はありがたい。もういいよ、ボッツにホームラン打たせちゃえ。四球でランナーが出るよりも、そっちのほうがいいよ。と思ってたら、空振り三振。今日の外人さんたちは、京都議定書を守る気満々のようです。サミットの影響ですかね?

 で、残りは下位打線なんですが、先発の片山は下位打線に打たれていたからなあ、と心配していたんですが、今日の川岸さんは、何かが憑いたみたいで、また三振!

 すごい!なんか他球団の抑えの切り札を観てるかのようです。そーか、阪神とかは、いつもこんなにラクしてるわけね。藤川抜きの8月は、少しはドキドキしてください。

 で、最後の打者は、チーム崖っぷちでも今日は頑張った嶋さん、ライバル井野が暴投でノムさんに試合そっちのけで45分も説教されて、即、二軍落ちという「去年の自分を観てるみたい。つーか他人事じゃないし」と思ってるかどうか知らんが、今日はなんとしてでも勝って「嶋のほうが少しはマシ」ってあたりをキープしておきたい意気込みがいい方向にいった嶋さんの後ろにフライがポヨーンと上がり、それをキャッチして誇らしげに振り向く姿に泣きそうになりました。

 あー、やっと勝ったよ。
 つーか、うちら2連勝中なんですが・・・・「このこと、本スレに書いたらきっと『仕事やめていいから、毎日行ってください』って言われるね」

 恒例のノムコメは「長いトンネル抜けたら、そこには「勝利の女神」がいた。」でしたが、もしして、あたしたちのことですか?

 以上、やっと土曜日に書き終わった、水曜日の試合の話でした。

 試合終了が10時ごろで、三茶まで戻って、打ち上がっていたので、帰宅したらもう午前1時でした。翌日は寝不足&二日酔いでしたが、ご機嫌だった。

 さて、今日も一日暑かった。部屋の温度計は31度になっていて、じっとしてても暑いが、けっこうデーゲームやってますね。千葉マリンスタジアムでは、暑さで茹だってしまったのか、10-17っていう超バカ試合になってた。投手炎上といよりは、スタジアム全体が燃え上がったというかんじだろう。かき氷屋さんの一人勝ち状態。西武ドームや千葉マリンみたいな「子連れ客メイン」の郊外の球場は「シネコンでアニメ映画観て、ポップコーンを食べる」っていうのが週末のローテのエースだとしたら、裏ローテで「野球場で、かき氷食べる」というのがあるようで、かき氷屋さんは、ずっと長蛇の列でした。

 なーんか、これでロッテの成瀬も6勝5敗だし、昨日だかは中日の抑えの岩瀬も炎上してたし、今日は今現在、マー君も四球で自滅しそうな感じですが、星野ジャパンは大丈夫なんでしょうか?(すでに1001の呪いとか「ワシノート」とか話題沸騰中。わたし、普通のオバサンですから「ワシノート」の意味がわかるまでけっこう時間かかりました)
 阪神・新井も故障者リストだし、でも、ハムの稲葉はスタメンに復活してるか・・・・でも、今日は不発のようです。つーか、ハムさん、オリックスには勝っていただかないと・・・・(現在、5位が楽天、1.5ゲーム差で最下位がオリックス)

 でも相変わらず、セ・リーグは首位・阪神と2位・巨人の差が11ゲームだが、パ・リーグは首位と最下位のゲーム差が8ゲームである。やっぱし、阪神の一軍をそのまま北京に持っていけ。マジにいいと思うんだけどなあ、阪神ファンもそのまま中国に民族大移動して、現地の中国人に「そっか、マナーが悪いって、こういうことなんだ」って学習してもらえるかもしれないし。

 (追記)
 ユーチューブで「小山伸一郎劇場」発見。

 あの暴投は、やっぱし「キャッチャーとれよ〜」というシロモノではありませんでした。横から観ていたので高低しかわからなくて、あんな明後日の方向に行っていたとは・・・・テレビの解説者も唖然の見事なワイルドピッチでした。つーか、左打者だったからよかったけど、右打者だったら危険球一発退場だったな。

 私が友人に「小山にもう少しコントロールがあったら・・・」とボヤいたら、「そしたら、今、こんなとこにいないよ」と一蹴されたが、某掲示板でも誰かが「野茂引退の特集番組を観ていて思ったんだけど、小山にも、野茂みたいなフォークがあったら・・・」と書き込んでいて、やっぱし「そしたら、今、こんなとこにいないよ」と一蹴されていた。
7月18日(金)

 昨日に引き続き、「自分大好き、典型的O型だと信じて疑わないミヤノさんの、あたしってもしかして勝利の女神?」な楽天連敗やっと脱出を観戦したわよ記録(自分用)をお送りします。

 今日は会社の飲み会で、さっき(12時半)に帰宅し、そうとう酔っぱらってます。余談ですが、久々にカラオケで「愛の讃歌」を熱唱してきました。なにげに、評判いいので。

 ええと、どこまで書いてたっけ。

 同点で迎えた7回表の楽天の攻撃、2アウト2塁の場面ですね。

 代打・中島がコールされて「シャーパー、きた〜」と盛り上がっていたら、ハムも投手交代で建山が出てきたので、ザワザワしていたら、楽天の代打が憲史になった。

 このあたり、私にもよくわからんけど、いわゆる「左右病」といわれるあたりの采配で、ハムの投手が左の宮西だったので、代打は右の中島だったのだが、ハムが右の建山に変えてきたので、楽天は左打者の憲史をもってきたわけです。

 このあたりの左右の組み合わせは、シロートには難しいところです。

 将棋なら、駒がきちんと役割を持ってますが、野球の場合は必ずしも、将棋の駒のようには働かないので。
 でも、「確率的に左投手に強い右の代打」を出したのに、相手が「じゃ、うちは右投手に変更」としたら、「確率的に右投手に強い左の代打」を出してきたというわけです。

 「わー、ここで、こんなふうに代打を乱用したら、後で困りそう」と思いましたが、連敗中だし、ここで絶対に負けられないという、選手にも非常にプレッシャーのかかる展開。

 そしたら、代打・憲史がお尻にボヨーンと死球。

 2アウト。1・2塁になったが、だからって・・・・、せっかく鉄平がバントで送ったのに、結果的に塁を埋めただけじゃん、と思っていたら、高須がスコーンとヒットを打って、1点入った。

 すごいよ、高須!と、かなりイケイケムードだったのだが、次のホセが凡打で終了。

 ああ、一点差か、あれで一点しか入らないのか、やっぱ不調だなあ、またヒチョリとかに逆転されそう。

 で、7回裏のハムの攻撃。
 ハムの超大型助っ人打者ボッツさんが、内野ゴロ。ボッツさんたら、2メートル近い長身で、191センチの片山を「フツーの人」に、179センチの捕手・嶋さんを「小人」に変換する、遠近法攪乱しまくりの巨人であったが(遠目に観ても、ほんとデカかった)、この日は「地球に優しく、楽天にも優しい」って感じで好印象でした。

 なにせ、うちの高須殿下が3号ホームランしちゃった、東京ドームですし、あんなデカい人がちょこんと当てただけでも、余裕でドームランでしょう。どきどき。

 そんで、片山はホッとしてしまったのか、次の金子に四球。

 ほんと、ハム打線はネバってネバってネバるので、それほど制球に乱れがなくても四球出しやすいあたりがプロです。てゆーか、友人も言っていたが「相手の先発が調子いいと、ファールで粘って球数投げさせて、継投を叩くという基本がやっぱできてるよね」

 で、捕手の嶋さんが「四球やっちゃいましたよ、センセー」という風情で、あきらかにベンチが投手交代に動くものと思ってるみたいで、マウンドに寄って投手に声をかけることもなく、ただひたすらベンチを伺っているので「こりゃ、球数もいってるようだし、ランナー出したら即交代の予定?」と思ったのだが、なぜか交代しない。

 そんで、次の打者・高口にまたファールで粘られ、ストライクを置きにいったところを打たれて1アウト3,1塁 。

 こりゃ交代だろう、と、嶋さんもまたベンチを睨むが、なぜか替えない。

 わー、この雰囲気、もうダメと思っていたのだが、翌日のスポーツ新聞を読んだら、ハムはあそこで腰痛でスタメンを外れている御大・稲葉を用意しており、左投手の片山が降板して、右投手が出てきたら稲葉を出す覚悟だったようだが、(腰痛だから左だとダメらしいので・・・・)楽天が投手交代しないので、稲葉を出せなかったらしい。どきどき。

 水面下でそんな心理戦が交わされてたとも知らず、現地組の私は、捕手の嶋さんが、明らかに「投手交代まだっすか?打ち合わせと違うじゃないっすか?」でキョドってて(あんなに挙動不審の嶋を初めて観た。嶋さんと言えば、最近、イケメン井野が上がって来て、出番が少なく、ベンチでノムさんの前方でキリリとした表情で常に行儀よく座っているというイメージだったのだが・・・実は顔と性格がかなり一致しないらしい・・・・けっこう、やんちゃ系?もし、そうだとすると、マジ、古田二世の可能性大である)私は「この雰囲気だと、片山はマジ球数が限界なのかと・・・・」って言ったのだが、投球フォームにうるさい友人は、なぜだか球数には鈍感で「え?ここで継投されても困るし?」

 で、片山がなんとか代打・鶴岡を三振で押さえると、そこでやっと投手交代。
 「ここで、なぜ替える」と吠える友人に、「でも、雰囲気的に球数が限界かと・・・・」

 後で調べてみたら、130球を超えてました。
 「ここで先発交代、なぜ〜」の原因は常に「球数オーバー」なんですが、私よりも詳しいはずの友人が、そのあたりで心が曇るのはなんでだろう?

 で、2アウト3,1塁 で登場したのが小山。

 つづく。
7月17日(木)

 昨日、同じフロアの片隅にひっそり気配を消して存在しているH氏が(いじめられっ子体質のTK部長が、なぜか彼のことだけ微妙にイジるので、「部長ったら、そーゆーのは、よくないと思います」と学級委員のようにいつも説教しちょります)、うちらの島に寄ってきて、休み中のマスオさんの席に「マスオさんってAB型なんでしょ?」と一冊の本を置いていったので「なになに、どーしたの?」と聞くと、最近流行っている血液型の本を拾ったらしい。

 B型のなんちゃらは、ベストセラー入りしているらしかったので「やっぱ、B型、大人気」と思ったのだが、いつのまにかAB型も出ていたらしいのだ。

 「でも、マスオさん、血液型の話になると、マジ不機嫌になるよ?」と言うと「え?そうなんだ?」と慌ててひっこめたので、「でも、どんな内容なのか興味あるから見せて」とパラパラとめくってみた。

 私は血液型占い(?)を信じているわけでもないが、茶飲み話としての血液型の話題は嫌いではない。人を大雑把に分類して、それで判断するのはよくないとは思っているが、ジョークとしてはやっぱ面白いし、先日書いたように「日本人は全員、日本教徒」なんていう記述を読むと「わはは、そのとーりです」と、とっても愉快である。

 で、血液型にしても星座にしても、一時期流行ったネットを利用した「山手線占い」とか「脳内地図」とかにしても、ときどき、ドキっとするくらい当たっているような気がしたりするが、よくよく、他の分類の人の特徴を読んでみると「こっちだって、けっこう当てはまってるじゃん」ということがわかる。

 だから、よく出来た占い本や占いサイトというのは、「多くの人が悩んでいることや、自分はこういう性格だと思っていることをうまくちりばめている」という視点で観ると「ほおお、うまいなあ」と感心できるのである。

 たぶん、すぐ激高しちゃう人も、ここぞというときにも、自分の意見をなかなか言えない内気な人も「あなたは感情表現が苦手のようですが、内に秘めているものは・・・・」みたいな表現に思わず頷いてしまうだろう。
 誰だって、自分の思うようには、なかなか事が運ばないものである。だから「誤解されやすいタイプ」なんて表現に頷く人も多かろう。

 まあ、そういう気構えで、その「AB型マニュアル」(題名違うと思うけど、そんなかんじ)を目の前にいないマスオさんのことを思い浮かべつつ読んでみたら、10行に1行くらい、やっぱ「ごふっ」とミゾオチ直撃な記述があり、えーとなんだったっけな「人の話を聞いてないので、自分には全く関係ないような態度をとる」みたいなとこだったかな?かなり違うけど、でも、そこを声に出して読んでみたら、横にいたエビワカちゃんが「ごふっ」となった。

 で、もう1人女子を加えて、3人で「いやー、たしかに、マスオさんって、こういうとこありますね?」と大盛り上がりしてしまった。
 血液型の中では、最も「不思議ちゃん」の誉れ高いAB型であるが故に、そんで、実際にかなり「不思議ちゃん」であるが故に、マスオさんはすっかり血液型の話が嫌いになっていることは確かだろう。
 その気持ちもよくわかる。

 で、たまたま昨日のフロアにいた人たちは、A型とO型だけだった。
 血液型の勝ち組ばかりである。

 で、可笑しかったのは、部長が「Eは何型だったっけ?」とE嬢に尋ねると、「わたし?もっちろん、自分大好きなO型っすよ、はははは〜」
 部長が、「ミヤノさんは?」と聞いてきたので「私は血液型聞かれると、見たまんまですよ、って答える、性格が大らかで、いい奴が多いって思っている、自分大好きなO型っすよ!」

 高笑いする私らの勢いに押されて、部長は「お、オレも一応、O型なんだけど・・・・Oに見えないってよく言われる・・・・・」
 私が「だから、血液型なんて全然アテにならないんだってば」と爆笑していたんだが、そこで食いついてくるのがA型というものである。典型的A型のM嬢が「でも、でも〜」

 ほーら、すぐに「でも〜」と絡んでくるのがA型だ。
 「AB型ですけど、だからなに?」「B型ですけど、どーせ、マイペースだって言うんだろ?」というときに「さーせん、O型です〜血液型なんて全然気にしてません。あたしって、心の広いいい奴に決まってますから、どんな血液型の人とも上手くやっていけます。」と自信満々なのに、「でも、血液型ってけっこう、当たってるとこあると思う」とネチネチ言ってくるのが「自分が一番損しているような気がしてならない」A型さんである。

 という話で盛り上がり、とっても楽しかったのであるが、「私、今日は早く退社しますんで〜」と後ろ髪ひかれる思いで会社を出た。

 東京ドームでの、日ハム主催試合を観るためである。
 去年は、二度観に行ったが、今年はなぜか今週の3日間しかなかったのよ。(楽天戦は)

 引き分けが混じっているとはいえ、悪夢の5連敗中である。
 マー君炎上、エースのイワクマーさんでも勝てない長いトンネル状態。

 二軍からやっと復帰してきた長谷部が投げた15日は、長谷部はけっこう頑張ったのだが、最後の最後で、ヒチョリに同点打を打たれて、引き分けでトホホ。楽天は投手7人出して、なんとか引き分けであった。

 さて、昨日の先発は、期待の左というか、「やっと左の先発が・・・」の片山君。高卒の3年目さんである。

 余談ではあるが、圧倒的に左投手不足の楽天らしいので、友人は「井川、いいから、メジャーは諦めて、楽天に来ないかなあ」とけっこうマジに言っていたのであるが、交流戦で横浜との試合の後(楽天圧勝のバカ試合だった)、後ろを歩いていた横浜ファンが「あーあ、井川、うちに来ないかなあ」と嘆いていたので、「ぷすっ、横浜さんも、井川ほしがってますぜ」と言ったら、友人は毅然として「いや、井川はうちが穫る」と言っていたっけ。

 とにかく、左ききは希少なので、同じ程度の実力であれば、左のほうがもてはやされるのである。ただ、惜しまれるのは野球はグラブが必要なので、左利きの少年が、ついつい右投げになってしまうということも多々あるのだ。うちの部長もそうらしいが、あの岩隈さんだって、左利きだったのに、なぜか右投げ。もったいない。まあ、部長も岩隈さんも、家庭環境に恵まれなかったので、そういうことになってしまったのだろう。(ちゃんとした指導者のいる、リトル・リーグで野球人生を初めていれば、絶対にそんなことにならないはず)

 話が長くなっているが、楽天の期待の左の若手投手・片山は、左投げの上に、身長190センチを超える「大型・左腕」という、もう、それだけで「お父さん、お母さん、ありがとう」である。デカくて左利きってだけで、メジャーのスカウトさえもが視察に来るであろう。

 しかし、初めて見た、片山の投球フォームは「デカいのに軟投派だとは聞いていたが、なぜに、この猫パンチみたいな小手先投げ?」

 投球フォーム・ヲタ(?)の友人が、さっそく解説してくれた。「かなり制球が悪かったみたいで、去年、このフォームに改造したので・・・・」云々。あの江夏が、片山君のフォームにさっそくケチをつけたようだ。でも、あの、大型を全く生かしてないような、要するに身体能力6割程度のフォームでやっと制球力が身に付き、晴れてプロの舞台に立てたようである。
 江夏が「おまえ、左でその体格だし、それはもったいないだろ」と思った気持ちもわかるが、今はこれでいっぱいいっぱいなんだろうね。5年後くらいに、もう少し安定したら、もの凄いことになるのかもしれないが、ならない可能性もたくさんあるのが、実力の世界の厳しいところ。

 しかし、チームは連敗中だし、昨日は同じ左でも、173センチっていう、全然恵まれてない体格でも、技で頑張る長谷部先輩(大卒なので、年上だけど後輩になるのだが、高卒即戦力のルーキーだった去年の新人王の田中マー君の長谷部先輩・好き好き度オーラは尋常ではなかったようで、友人曰く「長谷部が二軍落ちしてから、マー君が調子崩した」)が援護をもらえず、プロ初勝利を逃したのことにリベンジするかのような、すばらしい投球を見せてもらいました。

 初回こそ、立ち上がりを叩かれて、ランナーを出したけど、3回、4回と三凡で、「お腹空いたから食べ物買い出し」って間に気迫のピッチングが終わっていたほど。

 で、楽天は3回に「怪我から復帰してから、なんだか小物よばわりされなくなったね?」という鉄平の活躍もあって2点の援護。

 あー、なんか今日は勝てそうな気になってきた。
 ほら、うちら、この連敗が続く直前の、岩隈さんもやや乱調だったが、西武の中継ぎ劇場に助けられた「他人ごとじゃないので、諸手で喜べませんが、結果的に勝ったらしい」って試合を観ていたので「今日、うっかり勝ったら、うちら、勝利の女神だよね〜」がけっこう現実になりそうだった。

 って思ってたら、やっぱ5回裏に、またヒチョリに打たれちゃって、同点ですか。
 ああ、ロッテの西岡もそうだけど、稀哲(うお、ちゃんと変換するんだ!)は、ほんとに、まぎれもないスター選手です。なんかもう、遠目で観てても、サイボーグ戦士みたいですもん。

 ああいうスターに打たれて同点だと、かなりヘコみます。

 捕手の嶋さんも、ホイーツまではいかないものの、けっこうコボしてるし。

 「でも、味方の捕手の嶋さんが、あれだけコボしているってことは、敵にはかなり予測不可能な、いい意味での荒れ球なのかも?」と言ったら、友人に「それは、いいとこ探し、しすぎ」と一蹴されました。

 しかし、ハムさんイケイケのチャンステーマ、うざ。
 しかし、友人は「田中君じゃないから、自分的にはけっこう余裕」って、自分勝手すぎます(笑)
 「あの人たちは・・・・野球観に来てるじゃなくて、応援しに来てるんだからねえ」

 その意見には素直に「そうですね」としか、言いようがない。

 さて、同点のまま7回。

 ここが勝負どころでした。

 嶋が三振したので「あーあ」だったのですが、そこでグリンさん交代。
 で、向こうの投手、宮西に、代打・渡辺直って、地味すぎて、なにがなんだかわかりません。

 で、鉄平が送りバントっていうのも、地味すぎ。  
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