可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました
3月15(土)

 昨日の金曜日は、アレのせいでお腹が痛いし、低血圧状態だったので、会社休んでしまいました。
 がんばれば出勤できないほどでもなかったんだけど、有給使いたかったし、金曜日にやる重要任務はすでに前日にエビワカちゃんにチェックしてもらっていたので、あとはマスオさんが私の代わりにちゃちゃっと承認コード打ち込めばいいだけだったので。

 余裕を持って仕事ができていると、無理しなくてもいいからストレス溜まらんわ。

 それで、「どーせ病気じゃないし、午後になれば、恥ずかしいほど元気になってしまうのだろう」と思っていたが、季節の変わり目のせいなのか、ほんとに体調悪くて、寝るに寝られない状態。
 今日は目が覚めると、いい天気で、さっそく洗濯したが、昼頃に急に眠気に襲われ、午後はずっと春眠を満喫してしまいました。こういう吸い込まれるように眠くなり、浅い眠りを何時間も続ける状態になるのも久々だ。
 まあ、しょうがない。こうして体が冬仕様から春仕様にチューニングしているのであろう。と、自分に都合のいいように考える。

 そういうわけで、ほぼ寝たきりでテレビを観て過ごしたが、話題の「シーシェパード」の船が右翼の街宣車みたいなゴツいデザインなのを観て「きゃ〜ん、こわ〜い」と笑ってしまった。
 捕鯨の肩身が狭いのは、もう何十年も続いている話で、20年くらい前にもすでにどこかの新聞のコラムで「日本人がいくら、捕鯨は文化を振りかざそうと、もはやそういう議論は通用しない。」って書いていたことを何となく覚えている。

 私の勝手な解釈だと、「そっか、その昔(今でも?)インドあたりでは、嫁の持参金が少ないので焼き殺したなーんて話がニュースになって、キリスト教宣教師などが、そういう悪習を正すべく努力しているとかいう話があったが、きっと、そういうノリなのね」と思ったし、その後、実際にイギリス人の若者に「クジラは食べてはいかんのだ」と説教されて、「はあ、そうでっか」と聞き流したけど、クジラ問題はほんとに微妙であるらしい。

 別にそれほどクジラ肉に固執しているわけでもないが、ついつい「牛をたくさん殺してるやつらに言われたくないわい」とか言いたくなってしまうが、捕鯨反対を叫ぶ人はたいていベジタリアンだったりするからのお(笑)

 ただ、前にも友人とそんな話になったのだが、なんとなく「欧米人は全員、倫理的に捕鯨には反対」というような気になるが、実際には多くの人が無関心っぽいのだ。まあ、象牙の乱獲に対する程度の関心はあるのかもしれないけど、象好きの私がケニア人にいきなり「象を殺すのは悪いことなのだ!」って説教したりしないのと似たような心境なのかもしれない。

 前にどっかの象保護団体が「象の孤児院」を作っていて、母親象が殺されたりして孤児になった象を保護している様子を観て「わあ、ここに寄付しようかしら」と思ったのであるが、人間の孤児院だったら、ちゃんと育てれば立派な人間になる可能性は大きいが、いったん人間に保護された象が野生に戻れる可能性は低いし、まあ、そういう象を動物園に売ればいいのかもしれないが・・・

 私の考えでは野生では、生息できる数に限りがあるので、人間の手で3頭殺されたら、別の未来では飢え死にするはずだった他の3頭が生き残るだけのような気がする。

 そういや、今日の午後に日テレを観ていたら、「カラスに餌付けしている夫婦がいて、周辺住民大迷惑」というのをやっていて、たしかにカラスが異常に集まっていて、糞害や騒音もあるが、テレビアンテナにカラスが止まるので、いくら修理してもダメになってしまうとか、けっこう深刻だった。

 あの手の迷惑行為は行政でもなかなか取り締まれないからなあ。実際、日テレの取材陣が区役所や都庁の職員を率いて突入しても、相手が家に籠ってシカトしたらなすすべがない。前にもハト屋敷になっていた家が放火されたりとかあったけど、ゴミ屋敷でも放火されてたことあったし、そういうテロ行為でしか太刀打ちしようがないような現状である。

 野鳥に餌をやってはいけないのは、いちおうルールはあるにせよ、でも、ちょっとした野鳥の餌場なんかは逆に奨励されるというか、エコっぽい行為であるし、渡り鳥の立寄所では、堂々と餌まいて保護していて、ニュースの天気予報前の「季節の便りの映像です」でも、「いいこと」として報道されているというのに、カラスに餌をまくと何で非難されるのか?って考えると、確かに取り締まるのは困難だろう。

 まあ、だから遊歩道のあちこちに「猫に餌をやらないでください」って張り紙があるんだろうし。

 話は飛躍するが、たぶん「餌付け」は人間の遺伝子に書き込まれているんだろう。
 その昔、オオカミが可愛くなって、餌付けしてペットにしたのが犬らしいし。
 そもそも、群れる性質のある羊などを餌付けして、飼育して食料にした地域が栄えたし。

 「銃・病原菌・鉄」という本では、ユーラシア大陸では、人間が飼育しやすい性質の家畜がいたことが、優位に立てたことを説いていたが、アフリカ象がインド象に比べて気性が荒いことは有名だが、シマウマとかもどうやら騎乗用には適さなかったことが母なる大地アフリカの後進国入りを決定付けたらしいが、シマウマ・・・ダメですかねえ?今からでも、高度な交配技術でなんとかならないでしょうか?いや、G1馬にシマシマが出てくると、けっこう楽しいと思うのですが。

 話が逸れたが、捕鯨ってきっと、象の(てゆーか象牙の)密猟とかクロサイの密猟と同じように思われているのだろう。
 国際社会ではいちおう、「原住民が規定量だけ捕獲するのはよしとする」みたく、「調査捕鯨」って名目でやっているけど、それすらもあんだけエゲつなくアタックされちゃうんだからねえ。まあ調査捕鯨といいつつも、結局食べてるじゃん、って話なんだろうけど。

 でもシーシェパードの船長が国際組織から正式に非難されたのを受けて「クジラがやるなと言っているわけではないので、人間社会の言うことなんか知るもんか」とコメントしていたけど、じゃあなんですか、君らはクジラに頼まれてやってるわけですか?とテレビの前で思わず突っ込んでしまったが、彼らがあまりにも生き生きと「正義の味方」をやっているので、いっそ捕鯨なんかすっぱりやめて、やつらから生きる喜びを奪ってやれ〜と思ったが、コメンテーターの話によると「こういう活動がエスカレートすると、次はマグロの保護などになりかねない」

 クジラ肉食べられなくても、あまり困らないが、マグロは困ります〜

 うーむ、こうなったらシーシェパードに対抗して「我々はクジラの餌になっている、プランクトンやオキアミやその他多くの海の生き物に頼まれた!」と主張して、シーシェパードの船に体当たりでもしますかねえ?
3月13(木)

 マックにもだいぶ慣れたようだ。

 つーか、ほんとに最低限のことしかしてないんですが(笑)、()が出せるようになり、「」も出せるようになり、コピー&ペーストのショートカットがコマンドキー(窓のマークではありますが)+CとVってゆーのが、わりとスムーズにできるようになったので、他に何を求めよう?

 欲を言えば、英字とひらがなをキーで行き来できればいいのだが、それは私が調べた限りではできないようです。もし、できる方法をご存知なら是非教えてください。未だについついAlt半角キー押してしまいます。

 あとやはり、ワープロ機能(というのか漢字変換機能。要するにウィンドウズで言うところのIME)がとっても使いにくいが、まだ使い始めたばかりなので、ワープロ機能がヨチヨチ歩きなだけで、これから地道に教育していけばいいのだろうか?
 まあ、IMEもけっこう「なんじゃごら〜」な変換してくれたので、マックのやつは、まだ「なんで、チョウって言えば超が5番手内くらいに出てこんのじゃ」ってあたりで、今、入力したらちゃんと2番目に出てきたので、三軒じゃやがすぐに出てこないあたりは、ええと三軒茶屋、あ、そっかこう入力すれば出るだけか、でも駅の看板のローマ字表記だと出てこないくらいは、ま、いっか。

 こうなったら、ATOK買っちゃおっかなあ、と思ったのであるが、けっこうお高いし、予算オーバーしてしまうので(マックミニ本体だけで祖父の遺産は使い切った)、ためらっているのも大きいが、それよりも何よりも「不便が人を賢くする」という哲学を持っているのである。
 いや、ちょっと違うか。「不便が人を幸せにする」か?

 いや、それもちょっと違うなあ。「私はけっこう不便が好き」これだな(笑)

 家電も新品のときには「まあ、便利で高機能。他人で凄いことやるもんだなあ」と感心するが、新品のときには、なんと言うのか、「おしきせ」とでも言うのか、「他人様のモノをお借りしている」って感じがあるのだが、少し古くなって、手入れのコツや操作にコツがいるようになると、なんとなく「やっと自分の物になった」って思うのである。

 ほら、会社のプリンターやコピー機なんかも、新品のころは存在自体が神々しいが、トナー交換や紙づまりであれこれ苦労していくうちに「かかりつけの患者さん」みたいな愛おしさを感じてくる。「おや、またお腹が痛くなったのかい?そーか、そーか、ボクはちょっと胃が弱いみたいだねえ。じゃあ、いつものお薬で様子を見てみましょう」「せんせー、ありがとうございます」みたいな?

 お気に入りの服のボタンを何度か付け替えていると、さらに愛着が湧いてくるみたいな?

 あと、よくあるのは、他人の家のガスコンロを使おうとすると絶対に一発で点火しないのに、家主がやるとすぐに点火するのだが、ああいうのもちょっとした「愛犬と飼い主」のような連帯感を感じる。

 愛犬と飼い主と言えば、よく、朝の通勤時に出会う散歩中の犬がいるのだが、かなりの老犬のようで、前足の片方にはサポート用の靴下をはかせているのは足裏を痛めているからなのか、その様子も痛々しいのだが、もうテクテクとは歩けず、まさに「ヨタヨタ歩き」なんだけど、飼い主は毎朝辛抱強くその犬のペースで散歩させているのである。
 二世帯で暮らしているのか、息子がまだ独身なのか知らないが、私くらいの年齢の中年男性が辛抱強く散歩させているときもあるのだが、まるでリハビリ中の老父に付き添う息子のようで、朝からホロリとする。

 数年前、やはり朝の通勤途中に毎朝のように出会う、ほんとうにリハビリ中の老父の散歩に付き添う中年の息子がいたのである。半身が麻痺して、杖ついて歩くのがやっとで、ピョコピョコと進む父の横を辛抱強く付き添っていた。その甲斐あって、3ヶ月くらいしたら老父は一人で散歩できるようになり、今でもときどき一人で杖をつきながらピョコピョコと歩いている。

 話が逸れたが、その老犬を今日は老人が散歩させいた。70歳くらいで、まだ元気そうな老人ちゅーか、うちの父と同じくらいだが、もはやリードに意味の無い老犬のリードは外し、やっと立ち歩きできるようになった幼児を励ますお母さんのように、犬の前に立って、「あんよはじょーず」とばかりに、辛抱強く後ろ歩きしていた。

 自分より早く老いてしまった老犬の姿に、自分の10年後の姿を重ねていることであろうが、あのヨボヨボの犬が、ヨボヨボながらも1年くらいはあの状態を保っているのは、飼い主のその献身的で、かつ、「本人の幸せのためには、甘やかさない」という姿勢であろう。

 人間の介護でもそうなんだろうけど、歩くのが辛そうだと、ついつい車椅子に載せてしまうが、そうしちゃうとほんとに歩けなくなってしまうので、手間がかかっても自分で歩かせたほうがいいのはわかっていても、ついついね〜。

 「相手のために、あえて厳しくする」ってやるのは、自分にとっても大変なのです。

 昨日もね。マスオさんが休みのときに、マスオさんが担当の仕事で、エビワカちゃんがアシストした仕事でエラーが出て、その連絡をエビワカちゃんが受けて、「どうしましょう?」と聞いてきたのだが、今までだと私が替わって応対したが、心を鬼にしてエビワカちゃんに全部やらせました。まあ、ちゃんと説明はしたけど。

 そういうのは、とにかく経験するしかないから、自分で応対して、自分で苦労しないと覚えないのだ。
 それに、これは私の勝手な思い込みかもしれないが、そういう連絡をただ取り次いでいるだけなら、誰にでもできることで、それを自分で対処していかないと、仕事って面白くないじゃない?

 でも、エビワカちゃんが「う、自分で全部やれと・・・・」とちょっと不安そうな顔をしたので、私も「すまん。でも、こういうのを乗り越えないと立派な社会人になれないのだよ」と自分に言い聞かせているときに、ふと「エースをねらえ」のエピソードを思い出した。

 けっこう後半の話だったと思うが、岡ひろみもすっかり「先輩」になった頃、新入生に「お蝶夫人2世」と言われる美人で才能ある子が入ってきた。たしか「英さん」と書いて「はなぶさ」と読む縦巻きロールのキャラである。
 新入生実力No.1の英さんの先輩になった岡ひろみは、ライバル校との交流試合の前に、彼女を指導し、ライバル校の「軟式の花」との試合に備えて、その攻略法を教えるのだが、実際の試合になると、お蝶夫人2世は、岡ひろみのアドバイスを実行できず、ぶざまに負けてしまう。

 そのとき、岡ひろみは悟るのだ。
 選手にとって一番辛いのは負けることなので、その前にどんな辛い練習があろうとも耐えられるものだ。だから、いくら口頭で「相手の弱点は」って説明しても、すぐにそれを習得するのは難しいので、とにかく、それを体に叩き込んで、体で覚えさせなければならないのだ。それが教えるってことで、それは教えるほうも教わるほうも辛いことだが、でも、それをしなくては勝てない!

 そうなのです。私の上司も、私が「ええと、得意先の経理から請求書の内容について電話してきましたけど?」というと、「まあ、とりあえず、話聞いておいて」って投げられて「ぎえええ、なんで私が」と血反吐を流したことで、それは私の仕事になりました。

 今の私は、たいていのことは自分で解決できるし、自分で解決できないときには誰に助けを求めるのかだいたいわかります。
 でも、今の会社で10年やってるし、その前の会社でも10年やったけど、まだまだわからないことがたくさんある。
 エビワカちゃんは、もしかしたら、何にでも対応できる私を「全知全能」のように思っていたかもしれないが、もう1年経つんだから、そろそろ、その段階は卒業してもいいころだ。
 幸いにも、飲み込みは早いので、「わかんないことは、なんでもミヤノさんに聞いちゃえ」ということはしなくなってきた。もっとも「ミヤノさんに聞くと、自分でやれって反応されて怖いから、他の人のほうが優しいし」って思っているかもしれないが。

 そういう「自分で責任を負う」というか、「責任のある仕事を任される」のを嫌う人もいるけど、今のところ彼女は、私から引き継いだ仕事で、他部署の人が「ミヤノさ〜ん、これなんですけど」と相談に来ると、私が「それ、今はエビワカさんがやっているので、彼女に言ってください」と毅然としてフルと、けっこう生き生きと対応してくれているので、見所ありそうなところが大変うれしい。

 1言えば10やってくれるタイプではないが、3を二度説明すれば、5くらいまではやってくれるので、ほんと助かります。それに、私のクドい説明にもきちんと耳を傾けてくれるので、てゆーか、前にもマスオさんが電話であれこれやりとりした件で、マスオさんが不在のときに、エビワカちゃんがその関連の電話を受けて「これって何の件なんでしょう?」とか言うので「それは昨日、さんざんマスオさんが苦労していた件では?」って言ったら、「そーでしたっけ?」と言うので「なんか、トラブルがありそうな話は、ちゃんと傍受しておけ」みたいなことを説明したら、その後ね、ちゃんと他人の電話やりとりに耳を傾けるようになったようで、そういうのって、言えばちゃんとやれる人って、けっこう少ないから、「お、才能あるじゃん」って褒めて育ててます。

 そう。そのコツがわかると、中小企業で電話番をしている人が実は一番、全体を把握しているのよ、っていう自信に繋がるので、そういう状態になると、今は漠然としていても、だんだん私が「ああ、それは金融商品系の営業電話だから社長に繋ぐ必要全く無し」って断言できるようなスキルを身につけられますよ。

 それは、わかんない人には、無意味なスキルかもしれないが、わかる人にとっては「あー、そういう経験ある電話番すごく欲しい」っていう、けっこう高級スキルなんです。てゆーか、今の会社、私が入ったころには、そういうスキルある社員がいなくて、私が10年かかってやっと教育したんです。

 今日は若社長が「明日から出張だから、今日のうちにホワイトデー」と豪華スイーツを女子社員優先でプレゼントしてくれたのですが、総務部女子社員、誰も社長にバレンタインしてませんでしたが、私が「ほら、うちら、日頃、社長宛の怪しい営業電話を必死でブロックしてるんだから」と言ったら、みんな「じゃあ、うちら、これ食べる権利あるよね〜」ほんと、権利ありありですから。
3月12(水)

 「これは、もしかするとタダ券回ってきそうだぞ」と予想して、念のため11日は休みにしておいたのだが(3月は例によってジャンジャンバリバリ有給消化するので、楽しいカスタネット出勤である)私が休暇中にホントにタダ券が回ってきたらしく、しかも、うれしいことに総務部同僚の福利厚生担当M嬢が「これはまず、ミヤノさんに見せてからにしよう」と温存しておいてくれたので、ちゃっかりゲットしました。

 まあ、総務部特権のズルではあるが、平日の午後1時からの「横浜×楽天」のオープン戦ですから、フツー私以外にそんなもの欲しがる人もいないはず。
 さっそくM嬢に「オープン戦の内野自由席招待券げっと〜」と連絡して、渋谷で待ち合わせて関内まで参じました。
 12時前には中に入ったので、バックネット裏のプレス席というか、スコアラーなんかがいそうな席のすぐ横に座ることができた。シーズン中だと、マイナーなカードでもなかなか座れない席ですから。

 日頃の行いの成果か、お日柄よすぎで暑いくらいだった。ほんと、観戦日和。

 客席は全体としてはガラガラだったけど、平日で、しかもこのカードにしては思ったよりも入っていた。熟年夫婦がけっこう多かった。天気がよかったので、横浜を散歩がてらってことだったのかもしれない。
 横浜スタジアムの中に初めて入ったが、駅からは近いし、周囲は観光地かつオフィス街だし、けっこういいロケーションだよなあ。もっと営業努力すれば、もっと集客しそうな球場なのに。

 あと、TBS系マスコットキャラのBOOBOとエキベーが超かわい〜
 今まで観た、球場マスコット(ではないんだけど・・・)の中では一番かわいいと思った。練習中にファールグランドで、BOOBOとエキベーがゴロ寝している姿なんて、ほんとカメラを持っていかなかったことを後悔したくらい。あと、野球ボールに足が出ているだけのエキベーがしゃがんで足を隠して、ピョンピョン飛び跳ねてるのもラブリーだったが、中に入ってる人は、うさぎ跳びしてんだよね。ごくろー様です。

 試合のほうは、M嬢の予測通り、楽天の先発がオープン戦初登板の一場だったが、立ち上がりでお約束通りに荒れて、「ああ、このイニング、いつ終わるのだろう・・・・・てゆーか思い出したよ、去年もしょっちゅうそう思ったっけな」
 でも、オープン戦という、しょせん練習試合の気楽さで、なんとか中盤持ちこたえて、M嬢曰く「これでなんとか、一場も先発ローテの5番手には入れられるか・・・・」と指を折りつつ「クマさん(岩隈)、マー君、朝井・・・・一場? ううう、5枚揃わない。期待の長谷部が故障だし・・・・」という、どーしよーもない状況のようです。ご愁傷様です。でも、横浜のほうも投手では苦労してそうだったなあ。

 というわけで、今シーズンも楽天の試合を何度も見に行く予定ですが、「ああ、このイニング、いつ終わるのだろう・・・」ってことになり、中継ぎ投手の細かいリレーが堪能できそうです。

 まあしかし、久々に楽天の試合を観戦して、M嬢の気分転換にはなったのではないかと思います。また引っ越しするので、けっこうナーバスになっていたから、少しは励ましになったかと。
 でもね、聞けば聞くほど、今の隣人は最悪なので、ほんと気の毒なんですが、本人も「次の部屋では、落ち着いて生活できるのだろうか?」と人間不信に陥っているようで、「今よりは絶対にマシでしょう」としか言いようが無いのですが、隣人が毎晩友人を集めて明け方までうるさい状況なので、睡眠時間も短いので、ほんとに精神的に参っているようです。

 M嬢も「次がダメだったら、お祓いでもしよっかな」と神頼みモードに入ってますが、本人には言えなかったんだけど(充分ネガティブモードなので、こっちとしては必死にポジティブなこと言うしかない状態っていうか、ちょっとでもネガティブなこと言うと、ピリピリと反応してくるし)たしかに、前から、比較的「ダメな人」を引き寄せやすいタイプだったが、ここ最近はその傾向が強まっているような気がしなくもない。

 昨日のオープン戦でも、私らの後ろに座っていたオッサンがけっこうウザくて、「せっかく大物に成長した選手をみんな巨人が金で集めちゃうんだから、やってらんないよなあ」なーんていうことを評論家然として大声で語るようなタイプで、そういう「誰もがよくわかっていること」をしたり顔で語る人はけっこう多いから、まあ、居酒屋で「中国けしからん」なんてまくしたてるのと同じで、聞き流せる程度だから、いいんだけど、M嬢がふと後ろを振り返ると、真後ろのオヤジが靴を脱いでM嬢の席の背もたれに足を載せていたので、「足載せるのヤメてください!」

 よりにもよって・・・・・、M嬢は「公共の場で靴を脱ぐ人」が大嫌いなのである。

 前にも、一緒にNZ旅行に行ったとき、朝食をとったカフェで、横に座った西洋人がサンダル履きだったが、その素足を組んで四の字固めみたくしたので、そのデカい素足がM嬢の間近に来たので、非常に嫌そうだった。
 飛行機に乗る機会の多い彼女であるが、肘が何かに当たったので、驚いて後ろを振り向くと「中国系のオヤジが、素足を私の肘掛けに載せてて、ほんとムカついた」ということもあったらしい。

 時々、日記にも書いているけど、そういうのって、もし私が遭遇してたら、気がついてないだけかもしれなくて、人一倍マナーに敏感な彼女がそういうのに敏感に反応しているだけなのかなあ、と思っていたのだが、去年から一緒に野球観戦するようになり、なぜか彼女の隣の人が「そりゃ、迷惑なんですけど」っていうことをするので、見かねてさりげなく席を替わってみたら、迷惑行為をしなくなったこともあって「なんなんだ?」と思ったけど、なんなんでしょうねえ?
 かつての柳美里みたいな、負のオーラを放っているのでしょうか?

 そういや、前に一緒に出かけたときに、M嬢だけがトイレに入った後「4歳くらいの子が2歳くらいの妹を抱きかかえて手を洗わせていた」っていうのを目撃して、「親はいったい、どこにいるんだ。かわいそーに」と行っていたが、もし私が同じシーンを目撃したら「わあ、小さいおねーちゃんが、ちゃんと妹の世話してる。かわゆーい」と思ったろうな、と思ったんだけど、それを言うと、猛烈に反論されるのわかっていたから「へえ〜、ふ〜ん」と相づち打ちましたが、たぶん、人って「なんでも悪い方にとる」って方向に向かうと、悪いものがこっちに向かってくるのかもしれないなあ。

 隣人の毎夜の騒動も、なんとなく「自分を追いつめて、追い出そうとしてるんだ」って解釈になっているようなので「たとえ、そう思っている悪人でも、とても毎晩は騒げないでしょう」と私は思う。まあ、前にニュースを騒がせたラジカセ大音量で「出てけ〜」と叫ぶ怖いおばさんいたけど、あれも、最悪のケースではあるが、なんでも「いいほう」に考えがちな私の考えでは「他人にはわからないかもしれないけど、あの人にしかわからない何かのスイッチが入っちゃたんだろうな」

 そう考えると、M嬢の隣人のスイッチが入ってしまったのは、同じように無職でずっと家にいる隣人が、執拗に静かにしている気配に耐えきれなかったのかもしれない。
 でも、普通に考えると、じっと耐えている(まあ不動産屋に苦情は入れたようだが、苦情入れているのは彼女だけじゃないようだし)M嬢を追いつめて、転居させても、次に入居する人が怒鳴り込んでくる人ではないという保証はないじゃんねえ?
 と、言ったら、M嬢が「私は怒鳴り込んだりしてないけど?」って、私の言い方が間違っていたでしょうか?

 うーん、やっぱ、そうとうテンパってるんだろうなあ。早く引っ越しして、生活立て直してほしいものである。

 ちゃんと寝られれば、もっと諸々余裕をもてることであろう。
 今の状態だと、ちょっと意見する、というか励ますつもりの言葉にも異常に気をつかうし。「いや、今の部屋でよかったなんて言うつもりもないし、その隣人はほんとに最悪だけど、その中で必死にいいこと探しするとしたらだよ?前の部屋は、ほんとに気に入ってたから、あそこから他に移ったら、そこがまあまあでも絶対に文句言いたくなっただろうし、だとしたら、今の最低最悪なところに引っ越しちゃったのは不幸なことだけど、ただ、そのワンクッションがあるから、次の部屋が普通に静かだったら、それだけで満足っていう心境になるかもしれないじゃん?」さすがに、そこまで言い回しに気をつかうと、それなりに納得してくれるようであったし、前の部屋の立ち退きのときには正気じゃなかったことも認めていたので、「いいから、次の部屋で正気を取り戻そうよ。そんでちゃんと働こうよ」と励ますしかないのだが、「でもねえ、やっぱ、あの部屋でいいのかな、と。あと、ちょっと環七の騒音が入るんだよね」とか言いやがるので「環七の騒音なんて!それに窓閉めてれば気にならないなら、寝るときには窓閉めてるんでしょ!」って、ほんと、あーいえばこーゆーで世話が焼けるのであるが、「もう、もし、その部屋でダメだったら、また引っ越しするくらいの気合いで・・・」と言ってみれば、「もう、そんな金はない」と言うので「だから、ちゃんと働けばすぐ溜まるじゃん」「働いても無理。そういう問題じゃない」

 あーたが、2年くらい無職でも、なんとかなっていたのは、過去に働いたときの貯金ではないですか。
 その気になれば、私よりも貯金できるはずなのに、も〜
 「派遣でも、ちゃんと仕事があるかなあ?」って、派遣会社にけっこう無理無理な条件出して断りまくってるのに。

 彼女に私の仕事の愚痴を言うと「その会社ダメじゃん」と一蹴されちゃうが、ダメな会社はビジネスチャンスなの!

 ダメな会社で、ダメな社員ばっかのところじゃないと、私みたいな年増OLに、そこそこの給料払ってくれるわけがないじゃん。
 靴を脱いだ足を前の席に載せるようなおじさんがいるから、私が食っていけるんだよ。ほんと、そーなんですよ、自分よりバカが沢山いるから、たいした能力がなくても、それなりに、けっこう優雅な生活できるのです。

 なので、自分の友人にも是非、バカを敵視するのではなく「いらっしゃ〜い」と暖かくウェルカムできるような精神状態を取り戻していただきたいと切に願っているのでありました。
3月10(月)

 昨日の日曜は久々にスポーツクラブに行きました。ヨガやった。最後の「死体のポーズ」で爆眠しそうなほど、リラックスしてしまいました。もっと、まじめに通おう。

 そーいや、そのヨガのインストラクターが、ユーコリンみたいなルックスの女子で、声もアニメ声優みたいに可愛らしかったのだが、そのアニメ声を控えめにヨガっぽく出していたのが、かなりツボにハマったようです。一番前に陣取っていた男子というか、中年と呼ぶにはまだ若いくらいのオニーサンは、ぜってー下心あるだろうな。いや、気持ちはすげーわかるよ。あたしだって次回は「もっとおそばに寄りたい」って思ったもん。

 さらに、昨日は美人の当たり日だったらしく、ジム帰りにスーパーに寄ったら、目が合った瞬間、思わず目を逸らしてしまったほどの美人に遭遇。いやー、ほんとに、四谷シモンの人形が歩いているかのような、陶器のような肌にぱっちりお目めの美少女だった。

 さて、今日も朝からガシガシ仕事していたのだが、「自分の仕事」以外にも、ご奉公先のご主人様のプライベートなことをやらないといけなかったのだが、そっちが問題山積みでも〜〜〜

 たいへん、ありがちなことなんだが、個人口座の残高証明とろうとしてるだけなんだが「印鑑がどれかわかんね〜」というわけで、あちこちの銀行から印影を取り寄せたりと、余計な仕事ばっか。
 さらに、また謄本や印鑑証明も用意しないといけないのだが、それをご主人様に告げると、いきなり不機嫌になられても、私にはどうすることもできない。ちゅーか、私を間に挟まないで直接、銀行の担当者とやりとりしてほすぃのですが・・・・

 それに、ご主人様は若輩というか、しょせんハイジやマスオさんと同じ年なので、「えー、また、そういう書類揃えんの?てゆーか、だから早めに言ったのに、銀行の連中、なかなか来ないし、なんでこんなに手間取るんだ!」と私にご立腹されても・・・そりゃ、私の休暇中になぜか話が進まなかったことは悪かったなと思いますよ。でも、ちゃんとマスオさんに申し送りしたんだけど、なぜかそれが滞っていて、「じゃあ、ミヤノさんが出勤してから」ってことになっていて、私が休暇明けで出勤した初日に、ご主人様が不機嫌そうに「あの件、まだ〜?」と言うので「え?何も進展してないの?」とマスオさんを問いつめると「いやあ〜各銀行が来るってはずの日に、なぜか都合で来れないという電話があって」というのはしょーもないにせよ、私がやっと復帰したら、ご主人様が「あれ、急いでるんだけど?」って、やっと急いでいる理由を明らかにしたのである。

 聞いてないよ〜
 しかも、やっと銀行の担当者来てから「印鑑どれだかわからないし、無いかもしれないんだけど」って・・・・・

 で、やっと来た銀行員が、先週ドタキャンしたことを謝りもしなかったってプンプン怒ってるけど、私にそれを言われたって・・・・

 いや、私に対して怒っているわけではないことはわかりますが、まだ独身のご主人様なので「この態度は縁遠いぞ」と確信してしまったのです。
 ええ、私は所詮、お手伝いさんですが、そのお手伝いさんが、ご主人から指令を受けて、例えばお風呂の修理を業者にお願いしたとしましょう。でも、修理業者はすぐに来てくれなくて、「ええ?今日は風呂に入れないのか?」とご主人様が不機嫌なので「すいません、すいません」と平謝りするのはいいとして、やっと修理に来てくれたと思ったら「部品取り寄せる必要があります」と帰っちゃったので、ご主人様が「なんなんだ〜、その業者は〜!」って、あたしに言われても・・・・

 自分が直接、業者と渡り合うか、「まあ、しょうがないね。なんとかよきにはからってくれ」と私にお任せするか、どっちかにしてもらわんと、モテないと思います。

 さらに、印鑑で手こずっていたので「いったい、どの印鑑なのでしょう?」とさぐりを入れると、「前に、いろいろ複雑になっていたから、シンプルにまとめたはずなのに!」って言われても、私には記憶にございません。
 さすがに私が、真剣に「それは、いつごろの話なのでしょう?」と困っていたので「あれ?ミヤノさんにやってもらったんじゃなかったっけ?」

 うーむ、私はそういう記憶は細かいほうなので、全く記憶に無いってことは、私が知らぬところでやってた話である可能性が高い。
 でも、そこで、ふと思い当たるものがあった。
 小口金庫の中に、ずいぶん前から私が預かり知らぬ封筒が入っていたので、マスオさんに「これ、預かった?」と確認したら「さあ?」

 そういうとき、マスオさんは信用できない。私は「これ、ちょっと金庫で預かって」という件を絶対に忘れない自信があるのだが、マスオさんはそういう一時預かりの品のことに関心なく、ただ金庫に放り込むので、しばらくしてから「これは、誰が入れた、何なの〜」と私が大騒ぎして犯人を探しまわったことは一度や二度ではなかった。やっと犯人を見つけると「ああ、ミヤノさんが休みだったから、マスオ君に渡しました」ということも一度や二度ではなかったのである。

 私がふと思いついた封筒も、なにやら印鑑と通帳が入ってそうな封筒で、でも封がしてあったから開封できず、温存していたのだが、ふと「あれかも?」と思い、ご主人様に「そういや、金庫の中にこんなのありましたけど?」と差し出すと「なにそれ?」

 開けてみてわかったのだが、それが預金口座のハンコと通帳らしかった。
 親会社の経理部長が預かっていたのをいつのまにやらこっちに移していたようだ。
 私はその経緯に全く記憶がないので、たぶん、親会社の経理部長が、ご主人様かマスオさんに渡して、そのまま金庫に投げ込まれて忘れ去られたものなのだろう。

 どっちが犯人か知るよしもないが、親会社の経理部長はそういう大事なものを気軽に他人に預ける人でもないので、やっぱご主人様が怪しい。

 まあ、どうでもいんだけれどもさ。
 私がギャースカと「印鑑がない〜」と騒いだあげくに、印鑑全部丸投げされてしまいました。

 くそ〜
 預金を全部、恵まれない人に寄付しちゃうぞ!

 いや、ちゃんと任されるのであれば、それも仕事の内だと思って、ちゃんとやるが、こういうなし崩し的にっていうのは嫌いである。つーか、「自分ではちゃんと管理できないし」っていう自己反省がないじゃないの。「銀行があれこれ言ってきて、めんどー」という建前で、私に丸投げっていうのはよくないと思う。私だって、メンドーなんだよっ!

 きちんと「申し訳ないけど、個人預金口座も管理してほしい。それも、召使いである君の重要任務だ。もちろん、その重責に見合う給料は払う」とか言ってほしいものである。

 つーか、ここまで愚痴ってやっと気がついたのだが、私が欲しかった言葉は「いろいろ迷惑かけてごめんね」ってことだけだ。

 妻が風呂の修理業者相手に悪戦苦闘している様子を聞いたら、ダンナさんは「なんだそりゃ?その業者、なんかおかしいんじゃないか?」っていうよりも「おれが応対できなくてスマン。でも、なんとか風呂が使えるようにがんばってほしい。ほんと、大変だろうけど、ごめんね。」って言うほうがいいらしいです。

 もしくは、自分が直接業者に電話して「なめとんのか、ごら〜」とやってくれてもいいのですが、あんまし脅してもらっても、次回が困るので、「わいは、その書類が無いと困るんじゃが、詳しいことは妻がやるので、そこんとこよろしく」と軽く威圧していただければ、秘書的には仕事が速く進みますので・・・・

 ってゆーか、今回のことで、心底わかったのだが、「書類がなかなかできないので、主人がちょっと不機嫌になっておりまして」って言っても相手はわかってくれないようだ。私がヘタれなだけかもしれませんが。

 つーか、相手だって忙しいのをついついわかってしまうので、下手に出てしまうようです。男社会では、これでは通用しないらしい。でも「おんどりゃ〜、今日持ってこい、ちゅーたら、今日じゃ」って啖呵切れないし・・・・・

 こういう仕事はぜひ、マスオさんになんとかしていただきたいのですが、私よりもマスオさんのほうが気弱なので、私は明日休みなので、マスオさんに精一杯申し送りしたのですが、たぶん、私よりも気弱で優しい結果しか出てないんだろうな、と諦めております。
3月8(土)

 休もうと思えば休めたのだが、昨日久しぶりに出勤してみたら、書類がほんとに溜まっていて、来週も平日に一日休むことを考えると、今日は出勤してせっせとやらんとどーにもならんと考えて、お仕事に励みました。

 さて、そういえば、私が新しいマシンと格闘していたときに、大事件がありました。

 5日にフジロックのラインナップ第一弾が発表されるのは知っていましたが「うーむ、パソコン無いし、休暇中だから会社からネットっていうのもできないし・・・」とヤキモキしていたのですが、「そっか、T嬢に電話すりゃいいじゃん」と、あっさりと解決策が見つかりました。

 でも、5日の夜にはなんとかネットは見ることができて(エアマックとかゆーやつらしいが、仕組みがよくわかりませんです)まず、ネットでメールチェックしたのです。私が利用しているプロバイダはメールをフリーメールみたくネットから見ることができるのです。
 3日ばかしメールを溜めていたので、スパムがわらわらと湧いてきたのですが、その中にT嬢からの「フジ」という題名のメールがあったので「お、さっそくチェックしてるわね。なんか、いいのが出てるのかしら?」と、やや期待しつつメールを開けると・・・・・

「マイブラですよ。
 てなわけで、チケット&宿を手配する所存です。」

 という非常にシンプルな文面。

 わからん人にはわからんでしょうが、これは、もはや「トラ トラ トラ」状態なのです。

 去年も似たような状況で、けっこう早い段階でキュアの出演が発表されると、それは突撃命令のようなものだった。進め一億火の玉だ!
 その前の年に「来年はどうだろうね?」と話していたら、T嬢が「まあ、キュアが出るならなあ・・・」なんておっさっていたので、そのキュアが出るんだから、欲しがりません勝まではの心境で「ともかく、贅沢いっとらんで、なんでもいいから通しチケットと宿確保。うちら、10万円や20万円でガタガタ抜かすようなことないし。可処分所得はそれなりにあるのよ!」と一直線でした。

 で、去年のフジロックのときにまたお約束の「来年も私らは行くことになるんでしょうかねえ?」な会話を交わしていたら、まあ、やっぱしお約束というか、ネタというか(実際、2ちゃんの洋楽板では、ずっとキュアがネタで、それが実現しちゃってからはマイブラがネタだったんです。あそこって、私らと同じ世代が巣食ってるんですかねえ?まあ、友達少ないのはわかりますって)「まあ、マイブラが出るならなあ・・・」っていう、国会用語でいえば「前向きに対処いたします」みたいな、曖昧なまとめで終わったのです。

 さらに去年のサマソニの後だったと思うが、T嬢から来たメールに「クリマンの社長の夢は、サマソニに毎ブラ呼ぶことらしいのだが、それはなんとか全力で阻止したい」とあって、私も「サマソニに出るのだけはやめてくれ〜」と返事しましたが、そんな会話も、気分的には「サマソニとフジがポール・マッカートニー争奪戦か?」くらいの現実味の無いネタ話だと思っていました。

 だって、キュアはそりゃ、日本には23年も来なかったからもしれないが、海外ではスタジアムクラスの現役ですし、来ないのが不思議なくらいでしたが、マイブラは活動停止してから何年?
 その間、ケヴィンはプライマルのツアーに参加したりしてましたが「だったら自分のバンドやればいいのに」って思ってましたが、そういう気配もなく、でも、コッポラ娘に気に入られているようで、マイブラの曲もサントラに使用されていたらしいが、その後、書き下ろしのサントラも作ったりしてるらしいと聞き、ますます新しいバンド結成どころか、マイブラ再結成は当分ないだろうなあ、と思っていた。

 なので、突然のフジロック出演にただただ、びっくりである。

 しかし、今日、ふと気がついた。「フジロック出演ちゅーことは、とうとうマイブラの曲がカラオケに・・・・・」
 キュアだって、フジロック出演後は、急にカラオケにたくさん入ったのだ。LA'Sがカラオケ入りしたのだって、サマソニ出演後じゃなかったっけ。なので、とうとう実現するかもしれませんよ、マイブラのカラオケ。誰が歌うんじゃってかんじですが(笑)

 さて、話を戻して、マック格闘記の続きです。

 ネットもメールも、なんとか繋がったので「おっし、後は日記の更新じゃ!」

 マックのCMだと「ホームページなんてすぐにできますよ〜」と自慢げでしたが、たしかにデフォルトで繋がるブログは簡単にできるようだ。

 でも、私は自分で契約したプロバイダにある自分のページを作りたいわけで、そうなるとやはりFTPソフトが必要なんだろう。
 前のウィンドウズでは、フリーソフトを使用していたのだが、そのソフトはウィンドウズしか対応していないようだった。使い慣れたのがいいんだけどなあ。まあ、しょーがない。ネットで検索すると、ボツボツとフリーソフトが紹介されていたので、モノは試しとダウンロードしてみたが、マック最新OSに対応してなかったり、使えても、使い方がさっぱりわからなかったり、あと、モロ、英語のソフトだったり・・・・

 もういいや、金払うからちゃんとしたシェアソフト使おうと、けっこうメジャーらしいFetchちゅうのに3150円お支払いしてダウンロードしてみました。
 ふー、意外なところで金がかかるもんね。だったら、やっぱし8万円のほうにしとけばよかったかなあ。そしたら、キーボードもマック用買っちゃったかも。

 で、大枚(?)はたいたんだから、使いやすいんだろーなー、と睨みを聞かせたが、マックでのダウンロードに慣れてないために、いちいち手こずる。最後のほうでは、画面にデカい骨(漫画で犬がよくくわえている、いわゆる「あの肉」の骨)が現れ「この骨を反転させてください」みたいなことが書いてあったが反転って?

 キィーーーーっと、あれこれイジりまくったら、なんとか起動した。マックのダウンロードって遊び心がありすぎで、よくわかりません。
 そして、さっそく、プロバイダ接続の設定をして、自らのページを新しいマシン「惣作君」(ですから、このマシンを買う資金を遺してくれた祖父の名前です。祖父が40年くらい遅く生まれていたら、きっとブイブイとパソコンを扱って華麗な年賀状などを作成していたでしょうから、私なりの供養です。ちなみに祖父の息子たちは一人は立派なヘボパソコン好きになり、書斎を古いパソコンの墓場にしていると叔母が嘆いてましたが、もう一人はオーディオマニアになって近所迷惑です。ちなみに、うちの母は祖父から日曜大工好きの血と庭いじりが好きの血だけを受け継ぎ、メカには興味ありません)にダウンロードした。

 けっこう時間かかりました。
 わー、けっこう積み重ねているもんだなあ。

 読み込むことはできたので、さあ、次は更新よ!

 しかし、いろいろと前のようにはいかないようで・・・・

 私がウィンドウズ環境で今までどうしていたかというと、インターネットエクスプローラーでローカルに保存してある自分の日記をひっぱってきて「ソースを表示」にして、テキストになったページに書き足していたのです。

 それ以前はネスケで似たようなことをやっていたのですが、ネスケがバージョンアップしたら、私が使っていた機能が無くなっていたのか、私が探せなかったのか、とにかく、もっと普通のホームページ作成ツールみたくなっていたので、ネスケはやめて、試行錯誤の上、IEで大変シンプルなやり方を見つけたのでした。

 なので、同じような方法をマックでやろうとしたのですが、テキスト・エディタってやつを開くと「ぎゃー、そのまま、ブラウザで観たまんまやん」

 そういう余計な機能はいらんのだ。私は「メモ帳」が使いたいの!

 30分ほど悪戦苦闘して、HTMLを無視するように設定して、やっと「メモ帳」状態にしました。ぜーぜー、なんでこんなことで苦労せにゃあかんのだ。
 あと、テキストファイルにHTMの拡張子つけようとしたら阻止されて、「どうすりゃいいのだ」と悩みましたが、あれこれやっているうちに「あれこれ言われても強行すればいいだけ」ということに気がつきました。

 その時点でけっこうくたびれていましたが、お試し日記を書いて、いざアップ!

 ・・・・・・なんでエラーが出るの?

 ダウンロードはすぐできたのに、アップはなぜ阻止される?

 エラーメッセージを読むけど意味わかんないし。英語でASCCIがどうのとかSTORとか書いてある。STORって何?と思って、辞書で調べたけど載ってなかった。
 いったい、何がいけないんだろう?だいたい、ウィンドウズもそうだったが、けっこう肝心なエラーのとき限って英語で誤摩化さないか?

 それで、いろいろ設定をいじったり、マニュアルを読んだりしても、さっぱり原因がわからず、「せっかく金払って買ったソフトが役立たずとは!」と不安になったころ、やっとわかりました。

 ファイルの更新先のディレクトリとか言うのかしらないが、そこを開いてからじゃないとダメだったらしい。
 基本的な使い方がわかってないだけだった。

 うん、でも、こういうものは、こうして自分で苦労して覚えれば、身になるのだ。たいした「身」じゃないけどね。つーか、もう一度やれと言われたら、また二日がかりでヒーヒーフーかもしれない。

 でも、時間がかかっても、やればできるという自信にはなりました。

 さて、最低限の機能を回復して、次にやったのが「デスクトップをもっと地味にする」
 まだ、途中ですが、私が使うこともなさそうなアイコンの羅列をなんとか隠したいです。

 あと、gooメールのパスワードがわかんなくなってしまったので、パスワード忘れた人用画面に行って、自分の個人情報を入力したら「違います」って?もーいや〜〜!

3月7(金)

 さて、どこから語ればいいのだろう?

 お、やっとコピーアンドペーストのショートカットを覚えたぞ。いろいろ違うから大変っす。

 そもそも、1日から6日間の休暇だったのです。そうなんです。

 お天気には比較的恵まれました。それで、1日にはなぜか大規模な散歩を急に思いつき、ニコタマから蒲田まで多摩川沿いを歩き始めたのです。
 なんでかっていうと、「なんだか今日は散歩したい」と思いついたのと、「前に部長に教えてもらったラーメンとカレーを一緒に出す店に行ってみよう」という思いつきが合わさって、私の重い腰を持ち上げたのでした。休暇の過ごし方としては、なかなかいいじゃないですか。

 ところが、1時間半くらい歩いて、武蔵小杉の対岸を通過したころ、胃がシクシク痛くなり「こりゃ、お腹すきすぎたかしら?」とコンビニでおにぎりを買って河原の土手で少年サッカー見ながら食べていたのですが、小腹が足りても胃の痛みは治まらず、歩けないほどの痛みでもないのですが、散歩の目的は、なにしろ「ラーメンとカレー」なわけですし、それに胃の痛みを我慢して歩いているのも楽しくないので、あともう少しのところで断念して電車で帰ってきました。

 帰ってからしばらくしたら、胃の痛みは治まり、「あー、疲れた」ってビール飲んでも大丈夫でした。いったい、なんだったんだろう?ここ最近、胃が痛くなったことなんてなかったのに・・・・・多摩川の「気」が私には強すぎたのか?

 そして、2日の日曜日は大人しく掃除洗濯にいそしんで、夕方になると掃除にも飽き(るほどやってないが)、「昨日のマヌケな散歩の顛末」を日記に書き綴っていたのですが、そしたら友人から電話があり「今日、ご飯でもどお?ってメールしてたんだけど」と言うので、「あ、ごめん、メールチェックしてなかった」と謝りつつ、「じゃ、今日はもう外出する気分じゃないから明日で」なんて話をして、また日記に戻ってダラダラ書いていたら、「篤姫」が始まったので(外出する気分ではなかったのはそのため)、パソコン放置してテレビ観て、「篤姫」見終わったらなんだか眠くなってきたので「いいや、日記はまた明日」と思って閉じようとしたら、なにやら画面に見慣れぬエラーメッセージが出ていたので(パソコン自身も見慣れなかったらしく「Unknown Error」とボヤいてました)再起動してみたら、ウィンドウズが立ち上がらなくて、黒い画面が「システム・ディスク入れろ」と命令しているようだった。

 めんどくさいから、そのままシャットダウンして寝た。

 3日の月曜日。

 午前中に目が覚め、パソコンを立ち上げてみると、やっぱし同じ状態だった。

 たぶん、リカバリーになるのだろうけど、もうかなり前から「そろそろ調子悪いから買い替えよう」と思っていたわけで、最近はあんまり調子悪くならなかったので買い替えを先延ばしにしていたが、私が休暇中にこうなるとは、親孝行なのかもしれない。

 でも、いざとなるとちょっと悩むというか、悩むようなことでもないが、具体的にどうするかもとっさに思い浮かばなかったので、とりあえず、新しいのを買うとしたらパソコン机周りを掃除しておこう、と現実逃避というか、現実を直視というか。
 夜はM嬢と食事。前にも行ったネパール料理屋。

 6時きっかりに着いてしまったらまだ開店準備中というか、ネパール人店長が「月曜日はあまりお客こないから」と言っていたが、どうやら月曜日は料理人を休ませて店長自らが厨房に立つらしい。てゆーか、後でわかったが、月曜日は客が来ないとなると早じまいしているらしかった。

 でも、おかげで日本語堪能な店長が「辛いのが大丈夫なら、自分の村の特産品の唐辛子があるんだけど、ベリー辛い」というのを自ら勧めてくれたので「あ、じゃあそれ!辛いの全然OK!」
 しかし、自分で言い出したくせに、店長は「でも、ほんとに辛い。入れすぎると命にかかわるくらい辛い。ちょっとだけだと薬にもなるが・・・・」と、最初に頼んだマトンの炒め物には使ってくれなくて、たぶん、マトンの炒め物をけっこう辛くしてみたが、私らが平然と食べているので「これなら大丈夫か?」と慎重に判断したらしく、こっちから「やっぱり、さっきの使ってください」と申し出ると、やっと今度はチキンティカにそれを使ってくれた。

 辛かったけど、ギリギリ「旨味」を損なわない絶妙の辛さで、おいしかったですー(ニョロがどこのキーで出るのかまだ把握できません)

 ネパール料理の奥深さを堪能したが、肉料理を二皿食べてしまったため、カレーを食べることができず、河岸を移して沖縄寿司居酒屋(沖縄寿司というのがあるわけはなく、沖縄料理屋・寿司屋・居酒屋という要件をすべて満たしている店)に行ったら、月曜日のくせに満席だったので、お向かいの焼き鳥屋で腰を落ち着けて、閉店の1時まで粘ってました。

 翌日の火曜日。3月4日。

 さて、今日こそ美術館にでも行こうと思い立ち、昼前に三茶を出てまず渋谷で昼食。前から一度入ってみたかったタイ料理屋でランチ。まだ1時前だったので、周囲はサラリーマンやOLばかり。都心で優雅に休暇中の我が身に優越感を感じる。

 手早くタイカレーを食べ(まあまあでした)、いざ六本木まで歩きはじめる。三茶から六本木をぶち抜きで散歩することも可能だが、それだとけっこう疲れるので途中でランチ休憩を置くという実に堅実な計画だったが、目論み通り、すんなり六本木に到着。

 初めて足を踏み入れるミッドタウンである。前回行ったときには、まだオープン前だった。
 いろいろ探検してみたかったが、サントリー美術館のある建物は乃木坂寄りで、まずお目当てのロートレック展を観て、余力があったらミッドタウン探検しようと、ギャラリーとか名のついた建物に入り、三階まで上がり、おお、ここに美術館があるのか、と足を踏み入れると・・・・「本日休館」

 ぎょえええええ~(半角ならニョロが出るけどさ)

 がっかり。ちゅーか、パソコンがダメになる前にちゃんとネットで調べたつもりだったんだ。でも、「美術館は普通、月曜日が休み」という思い込みがあったので、「定休日 火 、月〜金・祝日の営業時間・・・・」っていう記述から勝手に「やはり月・祝日は休みね」って読んじゃったんだ。(おおお、「から」で変換すると「〜」が出ることがわかった!)

 まあ、しょうがない。ロートレック展がそれほど観たかったわけでもなく、ただ、散歩するのにはいい距離だったし、わけわかんない展覧会よりはいいと思ったし、ミッドタウンも探検したかったし・・・・

 しかし、そうはいっても、いくら自己責任といえども休館日にはがっかりして、それ以上、ミッドタウンを彷徨う気分になれなかった。

 「そうだ、六本木には他にも美術館あるじゃん」と思いつき、外に出ると、やっぱりハシゴする人のために、はっきりくっきり「国立新美術館」って看板があった。よっしゃ〜(乱用)

 へえ、龍土町ビルも取り壊しかあ、なんて思いつつ、進んでいくと、なんだかそれらしい建物があった。ここって、前は何があったんだっけ?東大の研究所とか米軍とか、民間人があまり用のない施設がぽっかりとある地域ではあったが。

 しか〜し、そこもなんと休館だった。

 私同様に詰めの甘いオバサマ方が「あらあら〜」とたむろっていたので、即座に踵を返して、行く当てもなく六本木交差点に戻り、とにかく六本木から離れたかったので、馴染みの都バス01系統に飛び乗る。

 新橋に到着。
 まあいいや。ここから歩いて、銀ブラでもしてみよう。

 結果的に銀座を通過しただけで(だって、ブランド店ばっかだし)、そのまま勢いで日比谷を超えて皇居と日比谷公園の間の道を抜けたら、真正面に見えるのは国会議事堂だ。そこを左に迂回して、溜池を経由して、赤坂見附へ。

 うーむ、久々の都心散歩だが、私に許可なくガンガンと高層ビルが建っているなあ。この高い建物なによ?ああ、これかあ、ニュージャパンの跡地に建ったのは・・・・

 ああ、赤プリの建物が見えるとほっとするなあ。なんちゅーか、半年ぶりに行ったキャバクラに馴染みの子がまだいたみたいな?(笑)

 そこから246をひたすら渋谷方面に歩いた。日が西に傾いていたのでサングラスして。渋谷についたら、ふと「そーだ、パソコンどうしよう?」と思って、ビックカメラのマックコーナーをのぞいてみた。マックはやっぱし、あんまし、値引きしてないようだ。もう、このまま買って帰ろうかなあ、と思ったけど、途中に休憩をはさみつつも5時間は歩いている状態だったので、「今はちょっと買い物脳ではない」と冷静に判断して「ええと、あと渋谷でやりたいことは・・・・あ!」

 思い出したよ。渋谷のハンズの横に前からあったサムラートのカウンター店舗で、ドサを始めたことをどっかで知ったのだ。

 代表的な南インド料理というか、代表的な南インドの朝食メニューであったドサであるが、日本ではチャパティ(タンドリーを使用しないで、鉄板で焼くクレープみたいなパン。インドの庶民は普通こっちを食べている。だって自宅にタンドリーなんて無いし、街の食堂にだって普通無い)が見当たらないのと同じように、ドサも普通のインド料理屋では見かけなかった。

 そんなにドサが好きだったわけでもなく、インド周遊していたときにも、できることなら普通のトーストが食べたかったのであるが、そういう選択肢が全くなかったので、仕方なく、毎朝、ときには毎昼のようにドサを食べていたのである。

 つーわけで、けっこうワクワクしながら、店に入り、「プレーン・マサラドサ」の食券を買った。プレーン・マサラ・ドサって、なんですか?ドサがプレーンってこと?マサラがプレーンってことはないだろうしね。

 よくわからないまま、案内されたカウンター席についたが、目の前の鉄板でコックさんがドサを焼き始めた。最初の一枚は失敗。カウンター内で堂々と売り上げの集計をしているのか札束を数えている、大変高貴な顔立ちをしている人が店長というか経営者一族なのか知らんが、その人に「鉄板の温度がどうとやら・・・・」と言い訳をしているのか、それともただの雑談なのかわからんが、見守る私を無視するように、次のタネでチャレンジしたら、見事にマサラ・ドサができあがった。

 あ〜そうそう、このちょっと油っぽくってパリパリしたクレープみたいのをこのヨーグルトっぽいタレにつけて食べるのよ。なつかひ〜

 しかし、半分くらい食べたところで、中身のマサラというか、ジャガイモのマッシュがマサラ風味に調味されているところが出てきて、それを少し食べると満腹感が・・・・
 インドで食べていたときには「まあまあの朝食」であったが、ここ東京は渋谷では、それをなんと980円で提供しているのである。だから、必然的に「男子でも満足する昼食メニュー」という設定をしているらしく、全部食べられませんでした。

 でもいいや。10年ぶりくらいに食べて、ほんとうれしかった。もし、ラムラート一族の皆さんにもっと商才があれば、あれをもっとスナック感覚に小さくして、中身は、ほれ、なんでもいいじゃん、渋谷に集まる日本人が「エスニック!」と感じるものだったら、それでケバブ屋かクレープ屋みたいな感覚で「インド巻き」みたいにしたら、けっこういけるような気がするんだけどな。値段も500円くらいにして。

 そんなわけで、午後5時くらいにマサラ・ドサを詰め込んで、また三茶までテクテク歩いて帰りました。ああ、なんだかいっぱい歩いているが、いっぱい食べているので相殺か?

 翌日の3月5日の水曜日。

 多摩川沿いを歩いてダウンしたり、珍しい唐辛子を使ったネパール料理を堪能したり、美術館に行ってみれば休館だったり、マサラドサを食べたり・・・・・と、地味な休暇ではありますが、それなりに面白いことになっているのだけれど、それを書き残す日記が!

 やっぱ、新しいマシン買わないとダメだ。休暇中になんとかしなくちゃ。と、やっと決意して、でも、グータラしているうちに午後になってしまったんですが、やっと家を出て、三茶で前から気になってきた刀削麺屋で昼食を食べ(まあまあでした)、いざ、渋谷まで歩くぞ!

 いちいち、なんで歩くのか自分ながら不思議でしたが、天気もよかったので、歩きたいモードだったのです。

 そんで、今日こそビックカメラで「これ、ください!」

 いちおう、行く前に銀行に寄って、母から貰った「祖父の遺産」である10万円を握りしめていたのだが、お目当てのマックミニには8万円のと10万円の2種類ある。前に今のマシンが不調で買い替えを真剣に考えていたころは、その2種類の違いがおおまかだけれどもわかっており、「まあ、私だったら8万円ので十分か」と思っていたのだが、いざ店頭に立つと、そのことをすっかり忘れていることに気がつき、店員に「こっちとこっち、どう違うのでしょうか?」と聞くと、高いほうはDVDが焼けるのだとか。

 長い人生の中でDVDを焼きたいと考えたことは一度もなかったので、「そんなのいらねーかも」と思ったのだが、店員さんが「まあ、ですから、こっちのほうがおすすめですね」と言うし、そんなのできるだけ高いのを売りたいだけだと思うが、まあ、こっちとしても「予算10万円」なだけに「もう、考えるの面倒だから高い方を買っておいたほうが後悔しないだろう。だいたい、2万円なんて、私があの会社で二日間ぼーっと座ってれば余裕で稼げるではないか」と思い、高いほうにしてしまいました。

 で、マックミニを紙袋にぶら下げて、またキビキビと三茶へと歩いて戻りました。

 なんだかアフリカの子供になったような気分です。ちょっと買い物で往復1時間半?

 さて、家に戻ったのはまだ夕方でさっそく包みを開けてセッティング。部品も少なくシンプルでしたので、接続もすんなりすみました。さっそく電源を入れてみると、うぉおおおおお、静かだ!ほんとに動いているのか?

 さーて、大変なのはこれからだ。ネットの接続にメールの設定・・・・ふ〜

 まず、ネットの接続ってゆーか、フレッツADSLの接続か。
 そーいや、少し前にプロバイダのトラブルでネットが繋がらないことがあったのだが、私はプロバイダの問題とは知らずに「うちのパソコンがおかしくなったか?」とフレッツADSLの接続キットCDロムを引っ張りだし、再設定とかしていたので、その名残で、そのCDロムは地層の上のほうにむき出しになっている。

 さっそく、マックミニ本体に差し込んでみた。

 読み込めたけど「対応しちょりません」なダイアログが・・・・・

 頭まっしろ。

 このマックミニのOSは、10.5とかで、レパードとかいうやつで、けっこう新しめらしく、きっと、これに対応するキットが(きっときっと)必要なのだろう。はあ、もう夜だし、サポート時間じゃないから、もういいや、今日は寝ようと思ったら、あり?なんだか知らんがネットに接続してない?

 よくわからないのだが、マックにはデフォルトでネットに接続するエアマックという機能があるらしく、それが勝手に繋がってるらしい。なるほど、これでメールもできたり、ブロブもアップできたりするんだな。

 私が初心者だったら「なーんだ、マック買ったらすぐインターネットに接続できたじゃん?」と喜びそうな機能ではあるが、私は初心者ではなく、いや、能力的には初心者であるが「前と同じ設定にしたい」というコ難しい要求をしているのである。てゆーか、その要求はちっともコ難しくないと思うぞ。

 とにかく、何がどう繋がっているのかよーわからん不気味なエアマックじゃなくて、私は私が契約したプロバイダと繋がりたいだけなのである。
 でも、どうしていいのかわからなかったので、「明日また考えよう」と早くに寝た。

 3月6日の木曜日。休暇最終日である。

 昨日は早寝したので、朝の9時前に起きだして、さっそくパソコンに向かう。そうそう、パソコンの名前は約束どおり「惣作」君にしました。実はそれでも昨日手こずって、初期設定のアカウントの設定の仕方がよくわからなかったので、アカウント名が自分の名前になってしまい「そーじゃないの」と設定を変更しようとしたら、パスワードが必要で、パスワードを入れたら「違うびょ〜ん」

 私はこういうところが大変な粗忽モノで、よくやるのである。

 しょーがないからヘルプをあちこち見て、やっと探し当てたのが「OSのCDを入れて、起動音が鳴ったら歯車が回るまでCを押して、ユーティリティー設定画面に行くのじゃ」
 そのご宣託の意味がよくわからず、3回くらい再起動してやっと起動音の意味がわかり、歯車の回転の意味もわかって、やっとアカウント名をソーサク君にできました。

 で、今日はなんとかちゃんとネットに繋げたかったので、エアマックを利用して、マニュアルを読むという普通のことを寝ている間に思いついたのです。

 私が持っているフレッツ接続キットが無効でも、NTTのサイトに行けば、きっと最新版があるんだと思ったのです。(上級者の方々はここで泣いてあげてください)

 しかし、そんなもんは無かった。
 どうやら、マックOSの最新版はそんなものなくても、普通にADSLに繋がるらしいんです。

 設定方法は、NTTにもプロバイダサポートページにも乗ってました。でも、ちょっと違うやん。よくわからんけど、マックOSXと10.5だとけっこう違うみたいなんです。

 それでも、それがウィンドウズの話だったら、多少マニュアルが示している画面の絵が違っても「あ、でも、こういうことでしょ」ってある程度わかったりしますが、マック初心者マーク装着6時間な私には、さっぱりわかりません。だいたい、PPPとかPPPoって用語の意味がわからんのじゃ。

 サポートに電話すれば懇切丁寧に教えてくれたのかもしれないが、私はすぐ人に聞く習慣が無いので、とりあえず自分でとことんやってしまう。

 そんで、なぜか、無闇やたらにとことんやると、なんだか繋がったらしいのである。エアマックオフにしても繋がっていた。やった〜のか?

 さて、次はメールだ。
 これにもてこずった。
 デフォルトのドットマックとかいうサービスに繋げるのだったらわけないようだったが、私は、私が昔から契約しているプロバイダのメールにアクセスしたいの!

 あんなに手こずったのは私がアホだったのかどうだかわからないが、散々手こずったあげく、よく意味のわからないチェックボックスを一つ外したら、あっけなくメールの受信ができた。

 受信はできたが、送信にまた手こずったのだが、もはや何に手こずったのかわからない。

 これで、ネットも繋がったし、メールも復旧。はあ、また散歩に行こう。と、今度はニコタマまで歩いてしまいました。この休暇中、何キロ歩いたか知らないが、少なくとも10時間は歩いたな。

 さて、今日は久々の出勤で、溜まりまくった書類は嵩がマジで5センチを超えており、それを分類するだけでも、3時間くらいかかった。明日も出勤である。というわけで、マックと本格的に格闘するあたりは、後日。

3月6(木)

 あー あー あー ただいま日記のテスト中。

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