可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました
8月15日(水)

●まだまだナックルさん萌え継続中

 手に入らないからこそ(二軍落ち&ウエスタンリーグの二重苦)、よけいに心に火がついてしまいます。

 2軍での登板成績もパッとしないというか「2軍相手に、けっこうパカスカ打たれてるよーじゃ、いくら投手難が極まっている広島といえども、これじゃ浮上しないよなあ」と思っていたが、ここしばらくは登板すらしてなくて「とーとー見放されたか」と心配していたのであるが、やっと14日の試合に登板して、7回まで無失点だったらしい。でも、試合リポート読むと、かなり微妙なんだが・・・・

 参考資料 2ちゃんのナックルさんスレ【揺れる腹】フェルナンデス5【癒し系ナックル】

●変なインドカレー

 今日もド暑かったが、午前中に銀行と郵便局周り。
 エビワカちゃんに頼みたいような仕事だったが、あいにく今日から夏休みだった。

 日傘差して外出したんだが、フライパンの上のような暑さと冷蔵庫の中のような涼しさ(銀行や郵便局はキンキンに冷えてます)を3回くらい繰り返したのもよくなかったの、戻ってきたら眩暈がして、しばらく机に突っ伏していたほどだった。

 1時ごろ、やっとお腹が空いてきたので「こういうときには、カレーで元気になろう」と珍しく外に食べに行った。お盆休み中なので、街頭にお弁当屋さんも出ないし。(いつもは弁当を買って、自分の机でネット観ながら食べている)

 会社の周囲は、それなりに食べ物屋が増えてはきたが、層が薄いのが「エスニック」である。
 層が薄いっていうか、一軒しかない。
 それも、「総合エスニック屋」というのか、いわゆる「アジア料理全般」である。

 エスニック通を気取る私は、その店に足を踏み入れたことがなかった。
 だって、石焼ビビンバも出す店のインドカレーってなんか不安があるじゃないですか。

 カレーが食べたいときには、「すき家」のカレーを食べている。牛丼屋のカレーの中では一番美味しいと思っているというか、他に選択肢がないとうか・・・・とりあえず「松屋」よりは美味しいと思う。

 でも、そのエスニック屋は、かなり繁盛している。くどいようだが、他に選択肢はないからだろうけど、でも、外人サラリーマン客も多いし(近隣には、けっこう外資系が多い)、外人さんが集っていると、なんだか美味しそうに見える。それに、うちの社内でも「あそこのカレー美味しいよ」と言う人は多い。「週に一度は食べたくなる」とまで言う女性社員もいたくらい。

 それでも私は有名エスニック店が集う六本木の女(?)だった過去にプライドを持っており、自分の勘を重視して、一度も入ったことがなかったのである。
 しかし、本格的に暑気あたりした今日は、美味しくなくてもいいから、インドカレーが食べたかった。

 お盆休み中の午後1時を過ぎても、けっこう客は入っていた。
 ランチ・メニューを見ると、タイ・カレーや洋風野菜カレーもあったけど、やっぱしナン付きのインドカレーが食べたい。
 種類は「チキン」「野菜」と、あとなんかもう一つくらい無難なのがあったが、最後にもう一つ「ほうれん草とチーズ」というのがあった。

 お?これは、ランチメニューとしては珍しいではないか。
 それに、「ほうれん草とチーズのカレー」は大好物だ。さっそくそれをオーダーしてみた。

 しかし、びっくりしたよ。
 ほうれん草はいいとしても、チーズが溶けるチーズって?ピザに使うやつみたいな・・・・
 ほうれん草とチーズのカレーに入っているのは、カテージチーズみたいなボロボロしたやつじゃないの?

 いや、溶けるチーズでもいいんだけど、糸状に伸びて食べ難いし、時間がたったら底に塊となって残り、とうとう食べ残してしまった。

 やっぱ、石焼ビビンバとタイカレーとナシゴレンを出す店で、インドカレーに期待してはいけないということがよーくわかった。
 しかも「スープにサラダ付き」はいいとしても、サラダは和風ドレッシングがたっぷりかかったレタスで、「カレーに合わない・・・・」
 ハーフサイズのナンとご飯が供されるのだが、ナンは普通だったけど、ご飯は「コシヒカリですか?」というくらい粘りのある焚き方で、それに粘るチーズの入ったカレーを絡ませていると、なんだか別の食べ物のようであった。

 まあ、そのくらいで目くじらをたてるほどのものでもないのだが、950円って値段が・・・・
 バブル期の六本木でも、その値段のインドカレーランチだったら、アイスコーヒーくらいついたのに、この店は、ドリンクはプラス100円で、「千円オーバーで、こんなジャンクなものを食べるっていうのか?」と腹がたったのでありました。

 厨房はインド人っぽいオジサンを揃えているのだが、あの人たち、絶対にインド人コックじゃないと思うなあ。

 そりゃあ、その昔、「パスタ」じゃなくて「スパゲッティ」だったころの日本のイタリアンなんて「ナポリタンかミートソース」で、イタリア人が「なんじゃこりゃ?」と思うようなシロモノだったけど、ああいうのは、ああいうので許すというか、けっこう好きである。
 10年前、インド旅行したときには「たまには麺類も食べたい」と思って、中華も出すレストランで「チャウメン」というのを何度か食べたが、「まともな麺料理を一度も食べたことが無い人が作ると、こんなことになるのか」と、カルチャーショックを受けた。なんかね、ビーフンを5センチくらいの長さに切ったものが、ダシもとってない醤油味なのかなんなのか、とりあえず茶色っぽくて、少なくとも「スパイス無使用」のトロみのある液体の中を泳いでいるのですよ。何をお手本にすると、ああいう料理ができるのか、さっぱり理解できなかった。

 でも、日本のカレーだって、インド人が食べたらびっくりするような料理だったろうけど、でも「別物」だと思えば、あれはあれで、美味しいんだからいいんだけど、なんか妙に「本格派」な雰囲気でニセモノを出されて、それが大して美味しくないと、ほんと腹たちます。だったら「すき家」でカレー食べたほうが、美味いし安い。

 しっかし、あんなカレーを出す店が人気店だとは・・・・

 まあ、私は自分では「わりと、食事にはうるさくない」と思っているが、けっこう仕事で、それなりに美味いモノ食べさせてもらっていたから、平均以上に「うるさい」のかもしれない。
 日記にも時々書いていたが、友人たちが「美味しいんだよ、ここ」と連れていってくれる店が、なぜかもれなくカフェ飯だったりして、特に不味くもないが、「でも、そんなにありがたがって食べるようなもんか?だったら、ファミレスのほうが、安くてゆっくりできる」と思ったが、会社近所のあのエスニック店の料理も「本格的エスニック」とありがたがっている人はいるのだろう。

 まあ、基本的なこととして「エスニック各国取り揃えてます」な店に、美味い店は無いらしい。
 自宅の近所にも「エスニック料理のオシャレなカフェ」があったけど、ランチが「インド風」「タイ風」「ベトナム風」という感じで、一度入ってみたら、量は少ないし、味もイマイチだったので、二度と行かなかったら、最近なぜか「テックスメックスの店」になっていたが、あんまり繁盛してないみたい。

 インド料理は「インド料理」と看板を出しているところだったら、滅多にハズれないのにね。それは、海外に行っても同じらしい。中華よりも信頼がおけるかもしれない。

 そーいや、海外での日本料理に、あまりにもインチキが多いので、なんか公式認定するとかいうニュースがしばらく前にあったが「インチキ洋食を独自のジャンルとして確率した日本なのに・・・」と思ったっけ。つーか、正しい日本料理って何?セブンイレブンのお惣菜?デニーズのメニュー?  
8月14日(火)

 暑さでぐったりのせいか、フジロック日記がMIKAさんのところで停滞したままになっているのだが、そうこうしているうちにサマソニが終ってしまったが、「きーーー、また自分の観たいバンドが土日でバラけてしまった」と2日間参加しているはずのT嬢からサマソニ報告メールが来た。

 やはり、暑さでぐったりだったらしい。
 「サマソニは、やはり30歳が限界だな〜」と思っていたら、目の前をシーブがリュック背負って通り過ぎたので反省したとか・・・・
 フジロックでも目撃したが、シーブにはほんとに励まされる(笑)
 山歩き中高年にとっての「三浦さん」みたいなもんか?

 ペット・ショップ・ボーイズは客はガラガラだったが、最後は「ゴー・ウエスト」で締めて、ヤケクソのように盛り上がったとか。
 まあ、また会ったときに「サマソニはどうしてあんなにダメなんだろう」と愚痴こぼし大会しましょう。フジロックのときにもサマソニの悪口を相当語り合っていたのだが。

●話は全然変わるが、ガトームソンについて

 ガトームソンのドーピング問題が、一般ニュースでも取り上げられていたのは、少し前のことになってしまいましたが、私はかねてから「ガトームソン」と「サトー無線」を混同して「ガトームセン」とか言いそうになってましたが、実生活において、ガトームソンについて語る機会がなかったので、いい間違いすることもなかったのであるが、「育毛剤でドーピング?」という日常世間話にも登場しそうなニュースになったので、けっこうドキドキしたのだが、我が社では、育毛関連の話題はかなりの慎重を要するというか、「育毛関連に従事している人が自虐的にその話題を持ち出さないかぎり、フサフサな人はその話題を口にしてはいけない」という暗黙の了解というか、たとえ、育毛関連の人たちがその話題で盛り上がっていても、黙って大人しく耳を傾けているだけにしておけ、という気配が濃厚なので、今のところ「ガトームソン」の話題に居合わせたことがない。

 育毛とは関係ないが、「ガトームソンさん、帰化したらおもろいな」とも思っていた。
 当て字しがいがありそう。
 「我闘無損」っていうあたりがパっと思い浮かぶが、「ガトームソン漢字当て大会」を開催したら、けっこう面白いと思う。
8月13日(月)

 昨日は工事の立会いで「なんで夏休みモードの日曜日に9時出勤」と嘆いたが(いつもは10時出勤)、今日も工事立会いの続きで9時出勤だった。
 暑いから、夜もぐっすり眠れず、早朝に目が覚めてから窓を開けて二度寝する時間が貴重なのだが、その時間を奪われて不機嫌な上に、会社もお盆モードで仕事する気分に全然ならない。

 それでも、やることあるから出勤しているので、ちんたら時間をかけてこなす。
 休みのはずの二代目(社長の息子、弱冠30歳だが、社長の息子だからすでに役員)が所用のため私服でやってきて「はあ、サマソニ疲れ」などといいやがるので、(二代目は「ベンズ」のことも知っているし、音楽の趣味的に見込みがあるのだが、あんましそういう話題には深入りしたことないので、ってゆーか、私もそうなのだが「普通の人にはわからない」と構えているから、こうして話しの端々にちらりと顔をのぞかせる程度なのである)ここぞとばかりのご挨拶で「ビーズ観ました〜?」と言ったら、「いや、観ないよ」とマジ受けされてしまった。

 やべー、私の冗談が通用しなかったかしら(笑)
 それだったら「トラヴィスどうでしたか?」で玉砕したほうがマシだったかも。
 それよりも「へえ〜、サマソニ行ったんですか、あたしは工事の立会いで行けませんでしたよ。ふーん」と言って、「従業員が仕事しちょるっていうのに」と嫌味のひとつもカマしたほうがよかったでしょうか?

 まあ、「いや、目当てはダイナソーだったから」と言われても、会社の未来が心配になるので、サマソニ話題は掘り下げたいような、掘り下げたくないような。

 私が、「あぢ〜、熱射病で死ぬ〜」とゴロゴロしていたころ、英国では、「マンチェの父」(?)こと、トニー・ウィルソンさんが、とうとうお亡くなりになっていたのですね。
 でも、天国でイアン・カーティスが「よく来たね〜、待ってたよ〜」するんですかね?ダッシュで蘇生しそうと言うか、逆にイアン・カーティスが「げ、来たな?」とびっくりして、即座に転生してきそうな。

●「星新一 1001話をつくった人」

 やっと、読み始めた。
 まだ最初の方だけだが、星新一がお坊ちゃんだったことは、なんとなく知っていたが、こんな超セレブだったとは知らなかったので、セレブ好きにはたまらない。だって、星新一のお母さんの結婚相手候補だったのは、あの強盗慶太だったらしいんですよ。

 つーか、この本を読みはじめてから気が付いたんだが、私は星新一がどんな人なのかってことに全く興味がなかったんですね。まあ、あんまり当時はそういうことが全面に出てなかったからなのかもしれないけど。
 北杜夫さんちには、それなりに興味があったんだけどなあ。

 つーわけで、今んとこ「戦前のブルジョワ家庭」の話で、個人的にはけっこう盛り上がっております。

 最相葉月の文章は、妙に突き放した感じが気に触ることも多いし、少し前に出た星新一の小説解説本みたいなのは「これ読むより、星新一の小説読みたくなった」と途中放棄したが、この伝記本に関しては、そのテイストがいいみたいです。けっこう細かいし、なんとなく高村薫の「晴子情歌」っぽいかんじ。徹底した取材で、「あの時代」を浮き彫りにしようという姿勢が一緒だ。

 残暑のお供にはけっこういいかんじのようです。
 
8月12日(日)

 昨日は休みだったんだが、天気予報は「室内でも熱中症に注意」を勧告していたくらいで、ほんとに暑かった。
 つーか、「やべーよ、エアコンが無い(一応、古い冷房専用機があるのだが、ここ2年くらい使用していないので、「死んだもの」とされている)、マジ熱中症で死ぬかも」と心配になり、冷凍庫に入れてある保冷剤(発熱のときにはアイスノンとして使用。「そういうことに使うな」と明記していあるが、別に死ぬわけじゃないし)で頭や脇の下を冷やしてなんとかしのぎました。
 あとは「なるべく動かない」「水分をマメにとる」「水シャワーを浴びる」で頑張りました。

 なんで、これほどまで意地でもクーラーをつけないのか、自分でもよくわからないが、エアコンの無い家庭で育ったので、なんとか耐えられるのと、一度エアコンをつけてしまうと、ずっとつけっぱなしになってしまうのが嫌なのである。
 寒いのには弱いので、冬はガンガン暖房入れるから、夏は我慢してバランスをとっているつもりらしい。

 だから、オフィスでもエアコンを最弱にしてたり、「少し冷えたから、切っちゃえ」って常に下方修正しているので、男性陣はもちろんのこと、夏でもひざ掛けを手放さない「平均以上の冷え性女子」であるM嬢にまで「今日、なんか暑くない?」と言われるので「ああ、なんか暑いよね」と応えると「エアコン少し上げてもいい?」って御伺いされたりするが、M嬢にそんなセリフを言われると、達成感に震えてしまう変態な私です。M嬢も「自分がこんなこと言うなんて・・・」と戸惑っているようです。

 いやー、ですから、夏は暑いと一部には評判悪いらしいグッドウィル・ドームは快適でしたわ。座ってるだけなのに、じっとりと汗をかくくらいが、夏は気持いいと思うんですが・・・・・

 そーだ、この先の人生で「ミヤノさんって、なんで結婚しなかったんですか?」って言われたら「冷房が嫌いだったから」と答えよう。多くの人が納得してくれるであろう。

 さて、昨日もそうやってバテバテでほとんど寝転がりながら、テレビを観ていたのですが、いつも思うのだが、この時期、高校野球をやるのって、絶対に間違っているような気がするんですが・・・・
 テレビでは「絶対に子供を車の中で待たせないように」と啓蒙していますが、こんな猛暑の炎天下で野球やらせるのも立派な虐待ではないか?

 しかし、選手はまだいい。攻撃の時にはベンチに引っ込めるから。
 アルプス・スタンドの応援団なんて、学生服姿だったりするので、観ているこっちのほうが倒れそうになる。
 あと、ブラスバンドの楽器も相当熱くなるだろうなあ。金管楽器なんて、よく持ってられるよなあ。つーか、楽器が傷まないんだろうか?

 さて、今日の日曜日は、会社でちょっとした工事があったので出勤。だから、サマソニはパスした。

 出勤しても、フロアでポツネンと仕事していたので、「BGMに高校野球でも流そうかなあ」と思ったのだが、某部署がシステムの入れ替えでわさわさと出勤していて、みんなピリピリしていたので、それはやめておいて、国木田君で音楽を聴くくらいにしておいた。

 それに、今日の高校野球の対戦は、それほど興味なかったし。
 つーか、ここ20年ばかし、高校野球には興味ないよなあ。去年の「ハンカチ・フィーバー」のときも、結局、試合は全く観なかったし。

 私が高校野球に最も熱心だったのは、中学生のときである。「大ちゃんフィーバー」の頃ですよ。
 だから、松坂大輔の「大輔」は荒木大輔からとった、という逸話を聞いて、えらくガッカリしましたわよ。

 中学の時に、最初で最後の(今んとこ。たぶん、今後もよっぽどのこと・・・・自分の息子が出場とか・・・・がなければ、あんな灼熱地獄に飛び込むことはないだろう)「夏の甲子園観戦」に行った。

 前にそのことを日記に書いたときに「家族は先に大阪入りしたが、私だけ後から1人で新幹線に乗った」と書いてしまったような気がしたが、よく考えると逆だった。
 私だけ数日早く行ったのである。
 大阪の枚方市にある、父の叔父の家に滞在する予定は先に決まっており、家族みんなで甲子園に行くことも決まっていたというか、内野席の指定券を大叔父が手配していたのだが、私は「一試合だけじゃ物足りない」と言い出したのか、「じゃ、あんただけ先に行きなさい」ということになったのかな?

 そのあたりの経緯については、全く覚えてないけど、父の休みの都合もあるし、家族5人で一週間も滞在しては迷惑だろうし、父を除けば全員ヒマだったはずだが、母も自分の親戚ではないお宅に父より先に乗り込む気もないが、「あんた1人だったら、オジサンやオバサンも気を使わないだろう」と判断したのか、私だけ2日ばかり先に大阪入りしたのである。

 外野席は自由席だったから、「大阪のオジサン」は私1人を連れて甲子園に行ってくれた。とても、おっとりと優しいオジサンだったし、そこの下の娘は30歳過ぎても独身で、その家に住んでいたけど、姉娘はすでに結婚して子供もいたようだったから、私を孫みたいに普通に扱ってくれたのである。
 たしか、大阪のオジサンは、私が成人した頃に亡くなったので、ちゃんと会ったのはあの時だけだった。オバサンの方は、もう少し長生きして、千葉にも遊びに来てくれたけど。

 私は人見知りだったので、初めて会う親戚のオジサンと二人で出かけるのは、けっこうハードだったと微かに記憶しているが、オジサンの人柄の良さと、「わーーーー、甲子園だ〜〜」という興奮で、とても楽しかったことはよく覚えている。カチワリが嬉しくってねえ。甲子園でカチワリを食べるのが夢だったから、ほんとに、ほんとに嬉しかった。

 で、今日、会社でふと、「そーいや、私が行ったのは、いつの大会だった?」と思ったのです。
 ネットで調べてみると、やっぱウィキペディアが出てきたので、25年は経っているから、かなりボヤけている記憶を掘り起こしてみた。たぶん、あれは中2のときだったから、1980年?
 うーん、でも、確信が持てない。だって、1980年の夏の大会といえば、荒木が一年生ながら決勝まで進出して、愛甲の横浜高校に負けた年なんですが、そんな派手なときに観に行ったんだっけなあ?

 うーん、他に誰が出てたっけ?
 たしか、長野は松商だったような・・・・・ちっ、松商はその前後、けっこう連続出場しているので参考にならん。てゆーか「たしか、松商学園の試合観たような」って、かなりビミョーな記憶力である。(ちなみに今年の長野代表も松商学園。「松商の試合を観た」という目撃証言は「ひき逃げした車は白っぽい車だった」と言うようなもんである)

 シーンと静まったオフィスで、必死に25年・・・・どころか、27年前の記憶を手繰ると、たしか、あんとき「広陵の渡辺君を見た」と後で自慢したような。

 たぶん、全く記憶に残ってないから、運悪く、荒木の試合には当たらなかったのだろう。
 オジサンと二人で見たのが、一回戦の外野席で、家族で内野指定席で見たのは、せいぜい2回戦だったろうから、後で「ちぇ、大ちゃんは見そこねた」と悔しがったに違いない。

 しかし「広陵の渡辺」で検索しても、出てこないし、広陵出身のプロ野球選手には渡辺という名前はない。

 そうそう、後に渡辺(久)とか渡辺(智)がプロで活躍したとき「あれ?それって、あの時の渡辺君?」と思ったんだけど、違ったんだよ、ってことを思い出しました。

 しかし、意地になって検索しまくった甲斐あって、「広陵の渡辺」という投手が、「人々の記憶に残るアンダースローの投手」であったことを探しあてました。

 そーだ、そーだったんだよ!

 わー、これでいろんなことが繋がった!
 そう、今現在、ロッテで活躍している「アンダースローの渡辺」の存在を知ったときに、心の奥底で何かがピクリと動いたのだが、こういうことだったんだ!

 あのときの「広陵の渡辺君」の投球フォームは、ほんとに印象に残ったもん。
 たぶん、内野席から観たのだと思うが、周囲の観客も「変な投げ方だなあ」と感心していたっけ。

 たしか、投げる前に一回沈みこむような、「いーち、にー」と声をかけたくなるような変則投球だった。
 どうやら、審判に「その投法は認められない」と言われたらしい。
 しかし、プロ入りしなかった選手なのに、後世に残る「変態フォーム」として、人々の記憶に残っていたというか、私の記憶には残っていたのですよ。

 どっちが先だかわからないが、私は小林繁の大ファンだったし、ああいう変な投げ方の投手が好きだったんですね。
 広島の「ナックルさん」の話でM嬢と盛り上がっていたときに「ああいう、インパクトのある投法の選手がいると、やっぱ盛り上がるんだよね」って話していたのだが、今って変態投法投手あんまいないからなあ。

 そういや、あんまり関係ないが、その昔、父とテレビ野球中継観ていたときだったと思うが、巨人戦で角が投げていて、野球を観ていても無口な父が「こんなフォームで左から投げられたら、お父さんだったら、バッターボックスから逃げるね」とボソりと語ったのを妙に覚えている。父が野球を観ながら言ったセリフとしては、たぶん生涯(まだ健在だが、年々セリフが短くなっているので、ずいぶん前に実家に帰ったときにも巨人戦を観ていたので、なんか会話しないと、と思って「松井は今日、どお?」とお天気の話題以下の会話のきっかけを模索したのだが、どうやら読書しながらテレビを流していただけらしく「ん?・・・さあ?」と返事されて、久々に息子と会話しようとした父親が、息子に「別に・・・」と言われてヘコんだときみたいに、ヘコんだ)で一番の長ゼリフであろう。

 で、「広陵の渡辺君は実在したんだ!」と、やっと確認できて、私が甲子園に行ったのは「1980年、14歳の夏!」と立証できて、とても嬉しくなったのだが、やっと「広陵の渡辺君」の下の名前もわかった。「渡辺一博」だったらしい。

 プロには上がらなかったようだが、その後の人生どうだったんだろう?
 ハンカチ王子ブームのとき、荒木はやたらとコメントとられてたけど、「そーいや、あのとき、私が好きだったのは、荒木じゃなくて、小沢君だったのよね〜、身長小さかったけど、守備がよくってさ〜」と思って「小沢君その後」をネットで調べたら「ガンでつい最近亡くなってました」・・・・で、けっこうショックだった。

 渡辺君は、社会人野球で活躍していたみたいですけど、これも6年も前の記事なので、今の松下電器野球部を探してみたら、名前はなかったので、どうしていらっしゃるのでしょう?また「普通の会社員」に戻っているのかなあ?

 つーか、6年前の記事ですが「この、ふっくらしたオジサン・・・誰?」ってかんじ。

 27年前、それなりに注目された選手でしたし、出待ちの女子高生のネーさんたち(当時14歳の洟垂れ中学生の私からすれば)が「きゃ〜〜〜〜〜」って写真取り巻くってたんですけどねえ。

 きっと、20年後には、すっかりオッサンになったハンカチ王子やダルダルを眺めつつ、「昔は凄い人気だったのよ〜」と若者に語ってきかせましょう。

 最近また、プレスリー回顧になっているらしいが、私が幼少のころ初めて観たプレスリーは、デブデブのみっともないオッサンで、アメリカのおばちゃんたちが熱狂して、デブデブのプレスリーにブラジャーを差し出しているのは、かなりホラーな映像だったが、ずいぶん後になって「本当にカッコよかったときのプレスリー」の映像を観て、「ああ、こりゃ、たしかにカッコええわ。この人にだったら、ブラ投げ出してもいい」とやっと理解できた。

 話は違うが、たしか金曜日の夜にNHKで「尾崎豊のいた夏」というドキュメンタリーやってて、尾崎とは年も近い自分だが、リアルタイムではあんましどーでもよかったけど、尾崎が死んでから15年っていうのも気が遠くなりそうだったが(けっこう最近の出来事だったぞ?)、19歳の尾崎の映像を観て、「わー、かっわゆーい」と心の底から思っている自分にどう対処していいのか、とても悩んだ。

 でも、自分が20代そこそこのころ、すでに尾崎は不要であったが、「この人が、自分が16歳のときに出てきた人だったら、それなりに夢中になったかも」とは思っていたが、やっぱ「嫌いじゃないんだよねえ」と再確認した。最近の日本で売れるアーティストは、なぜかほぼ全員「前向きな歌詞で前向きに」と言いやがる。
 デフテックのマイクロなんて、堂々と「人生応援歌」と言うし、イマドキで一番「暗い」のは椎名リンゴなのか?

 そういう意味では尾崎豊は「最後の10代の心の闇代表」だったのかもしれないし、ほんと、考えてみれば、その後「大衆芸能における心の闇」というのは出てなくて、「妹をバラバラにしました」だの「お母さんの首切断しました」だの、犯罪に「心の闇」をお任せする時代にシフトされたような気がしなくもない。

 と、一瞬思ったんだけど、今さらちゃんと聴いてみれば、尾崎の歌って、けっこうあっかるかったんですねえ?
8月10日(金)

●盛夏の花火大会のようなダルダル劇場

 スポ日、打ち上げまくってます。4連発らしい。

 昨日は、9時のNHKニュース(男女キャスターの眉間にシワよせ困った顔合戦に慣れてきたので、けっこう好きになってきた)や、10時のテレ朝ニュース(久々に観たが、フルタチさんはの眉間にしわ寄せ深刻ぶりッコにはやはり慣れない)で「ダルお立ち台 結婚発表会」をチェックしたが、あんまし時間を割いてくれなかったので「深夜のニュースを待つのもなんだし、いいや、明日の朝のワイドショーに期待しよう」と就寝。

 早寝したせいもあり、今朝は暑くて6時に目が覚めてしまったので、ゴロゴロしながら「めざましテレビ」を観ていたら、3回くらい「異例のお立ち台での結婚発表会」を鑑賞できました。

 さすがに照れくさそうだったし、セリフをかんだりしていたけど、「やっぱ、こいつ、メンタルの強さがタダモノではない」と感心した。

 あと、つくづく感じたのは「スター性」っていうとダサいけど、なんか全てを自分にいい方向に引き寄せる力っていうのか、シーズン真っ只中で、優勝争いが熾烈なときに、「ヌード写真発表」とか「タレントと熱愛報道」とか「妊娠、結婚か?報道」って、私はそりゃ、なにがあってもダルの味方ですから(笑)、完全に面白がっておりますが、それでも「これって、一歩間違うと、非常に反感買いそうなギリギリのあたりだ」とけっこう心配していたのです。

 つーか、私は神経鈍いというか、ドルジが巡業サボってサッカー騒動っていうのも、最初は何が問題なのか、さっぱりわからなかったくらい。
 そーいや、トシちゃんが、急にばっしんぐされて、ホサれたときにも何がどうなってるのか、さっぱりわからなかったなあ。その件に関しては、トシちゃんがなんであんなに人気あるのかっていう、そもそもの土台がよくわかってなかったんだが。

 ぢゃあ、たとえば、FCバルセロナのアジア巡業をアンリ様が「故障でちょっと」と来なくて、でも、実はカリブ海のリゾートでハリウッド女優とデートしてましたってことになったら、「どうする?アイフル?」

 まあ、バルセロナの試合はタダ券だったから「ああ、やっぱし、生アンリ様を拝むためには、どうしても欧州に行くしかないのね」と涙をのんだだけだったと思うが・・・

 ぢゃあ、先日のフジロックで「バンドメンバー急病のため、直前キャンセルになったドゥルッティ・コラム」こと、ヴィニ・ライリーが、マンチェスターで元気にサッカーしていたとしたら・・・・・
 シュートを決める、ヴィニの姿がYOUチューブあたりにアップされたら、それは別の意味で嬉しいので、何度も観てしまうだろう。

 さて、「ダルダル劇場」は、「とくだね」でもやっとトップ扱いになっていた。
 「テレビの向こうの気難しいひとたち」も、かなり好意的であった。
 私が思ったとおり「あと、もう少しやりすぎたら、バッシングされるギリギリ」は死守したらしい。

 朝、出勤して、さっそくエビワカちゃんに、「いやー、暑くて早起きしちゃったから、ダルのお立ち台会見、3回も観ちゃったよ」と言ったら、エビワカちゃんは観てなかったらしく「えー、どんなこと言ってたんですか?」
 その後、すぐにマスオさんが出勤してきて、開口一番にやはり「いやー、ダル凄かったっすね」と言うので、エビワカちゃんが「きゃーーー、観たい!」

 マスオさん曰く「あいつも、少し前は喫煙とかしてて・・・・あれ?パチンコだったっけ?」
 ミヤノさん曰く「ええと、パチンコしながら喫煙とかじゃなかったっけ?(笑)」
 マスオさん曰く「いやー、あんときは、こんなヤツ、さっさと潰れてしまえ、と思ったけど、やっぱり凄いヤツだったんだと思いましたよ」

 誰にでも好かれるという「魔性のいい人」マスオさんに、そんな評価をいただくとは(笑)

 「ヒーロー・インタビューで愛を叫ぶ」大作戦は、一般市民に支持されたようです。

 いや、ほんと、紙一重だと思うので、ダルダルは、ワイドショーでその直後に「紙一重でどん底の人ドルジさん」をやっていたのをきちんと研究しておいてほしいが、まあでも、数年後に妻子を捨てて、女子アナに走って、バイリンギャルな女子アナ連れて大リーグに行っても、成績さえ残せば「それは、それ」ってことだし、スポーツ新聞の売上も伸びるし、まあ、はっきり言って、おもしろければ、なんでもいいのであるが、相撲と巨人は、さすがに「巨人、大鵬、卵焼き」の歴史があるので「おもしろければOK」が通用しないらしいので、注意したほうがいいらしい。と、卵焼きに説教してみたりする。

 でも、元・朝汐もけっこういい味出してるんだけどね。なんか、全然「計算」ができてないあたりが、すごく好感持てるんだけどなあ。  
8月9日(木)

 さすがに暑くて、かなり夏バテ気味。

 仕事が全然捗りません。

 捗らないといえば、役員の追加登記をするので、議事録を税理士事務所に作ってもらって「さあ、捺印」と思ったら、役員の数が多すぎ&夏だから平日にボコボコと休む&別事務所に移動しちゃった役員もいるぜよ&印鑑証明の必要な人がいたのだが、「印鑑って経理で預ってない?」と言いやがる(そんな大事なもの預るわけねーだろ→「もう一度探していただけませんか?」→「やっぱ家にあった」ってゆーか、最初から家で探せって)というわけで、さっぱり印鑑が揃いません。

 夏バテで「効率的な印鑑捺印順序」の作戦を練れなかった自分もいけないのですが。
 (てゆーか、大きな声では言えないが、役員全員の認印を揃えておけばいいだけなのだが、最近、ボコボコ増えるのでおっつかない。会社ゴッコしてるんじゃないんだから〜)

 さて、前に友人M嬢から「スポ日のサイトに『ダルビッシュの部屋』っていうのがあるんだけど、恥かしくてまだ見てない」と言われていたのだが、私も今日やっと探して見てみた。

http://hokkaido.nikkansports.com/baseball/professional/fighters/darvish/top-darvish.html


 写真館もあるので、やっと前にM嬢がリンクしてくれたけど、リンク切れで見られなかった、オールスター戦での田中君とのツーショット写真も拝見できました。

 ここと、FCバルセロナのページでアンリ様チェックして(私服姿がステキ)、心の涼をとっています。

 プロ野球の話題といえば、一昨日だかNHKが恒例の「さだまさし生放送」(正式名称不詳)をやっていて、視聴者のお手紙で「広島球場でライブをやるときに、ぜひ麻疹の予防接種の看板を指差してください」っていうのがあって、そこから話が逸れて、さだまさしが「ナックルさん」について語っていた。
 「でも、今現在、二軍オチなんですが(笑)」という、まさに「オチ」がついていた。

 もー、私なんて、広島のファーム情報までマメにチェックするようになってしまったわよ。
 こんな、私に誰がした?

 ちなみに、ナックルさんは(正式名称はフェルナンデスさん)、だたの太ったオジサンです。
 そりゃ、ナックルさんがあのフォームで、顔が日ハムのマイケルさんだったら言うことなしですが(マイケルさんの投球フォームもかなり女心をくすぐる「お祈り投法」である)、容姿に関係なく、ひとめぼれするのも珍しい。井上マー以来かも(笑)

 さて、ダルは10勝目。熱愛報道に対するコメント出すのかな?

 つーか、楽天は一場を中継ぎに使ってるし。

 というわけで、なぜかプロ野球に熱中している今日この頃ですが、そーいや、立て続けにパリーグの試合を観戦しに行ったので、5万人くらい客が入っていたバルセロナの親善試合で「ぎゃあ、人が多い」と、ゲンナリ。パリーグの試合だと、売店で行列できることなんて無いし、ビール売りのオネーサンもすぐに飛んできてくれるのに。

 フジロックはそれなりに混雑していたが、人気の屋台でもあんなに行列してなかったし。  
8月8日(水)

 昨日は、FCバルセロナの神前・・・・じゃなくて親善試合観にいってきました。

 ロバート・スミス→ダルビッシュ→アンリ様(この中で、ずば抜けて体脂肪率の高い人が1人います。それは誰でしょう?)という、なかなかゴージャスな「40歳の夏」も、これで一段落である。
 そーいや、グラストンやラブパレに行ったのは10年前の30歳の夏だったし、遡ること20年前の「20歳の夏」は初めての欧州旅行(ママン同伴のユーレイルパスの旅。だって「一人旅なんてとんでもない!しょーがないから私も行く!」って着いてきちゃったんだもん)と、どうやら「0年」はイベント盛りだくさんになる運命のようです。

 ダルダルといえば、会社で「生ダル観ちゃった〜」と一応、オフィスでの円滑な人間関係形成のための話題の一端にと発表しておいたのですが、一昨日だか、昼休み中にエビワカちゃんが「あ、ダルビッシュ、熱愛だそうですよ。相手はサエコだって」と話を振られた。よしよし、オフィスでの円滑な人間関係形成のための話題作りは成功したようだ。

 ん?でも、そのお相手の名前、少し前にM嬢から聞いてたなあ。
 私が「ほほほ、こーなったら(どーなったら?)ダルには、ブイブイ言わせてほしいのぉ〜」と言ったら「サエコと付き合ってるって噂なんだけどね」とM嬢が言うので「それって、誰?」「わたしもよくわかんない」

 バルセロナのときにM嬢ともその話題になり、M嬢は「2ちゃんは、やっぱり早いねえ」と感心していました。

 で、エビワカちゃんと会話していたときも「いやー、サエコって言われても、誰だかわかんなくて」と本当のことを言ったら「え〜?知りませんか?」って言うので、若者(エビワカちゃんは25歳)には、けっこうメジャーなのだろうか?
 フジロックの話題になったときにも、エビワカちゃんが考える「メジャーなもの」というのは、ブラフマンだったり、リンキン・パークだったりして、私にとっては「名前だけは聞いたことがあるけど」程度もものだった。

 私が「その子って、バラエティーに出てる子なの?」と言うと(グラビア・アイドル系にはどうしても疎くなる)「いや、ドラマにけっこう出てますよ。けっくう声に特徴があって、えーと、なんだっけ、ほら、東大受験するやつ」
 「ああ、ドラゴン桜かあ、ちょっと観てたんだけどなあ、あの中の女子高生じゃわからんなあ」
 調べてみたけど、女子の2番手くらいだった。

 さらにエビワカちゃんは「サエコってたしか、前もけっこうカッコいい系の人と付き合ってたはずなんだけどな」と言うので「カッコいい系の人って?」って聞くと「ええと、ほら、のだめカンタービレのアフロの人ですよ、名前忘れちゃった」

 えええ?真澄ちゃん役?

 「あの役、オカマっぽかったですからねえ(笑)、でも、今もなんかに出てて、それもちょっと、そういう役なんですが・・・」

 ええと、素だとどういう人だったっけ?と思って、のだめのドラマページをチェックしていたら、「小出恵介」だとわかったんだけど、そしたらサエコっていうのは、のだめで、チェロの桜ちゃん役をやってた子ではないか!

 なんとなく、どの子だかわかったけど、ネットで写真観ても「こういう子だったっけ?」と印象薄い。

 つーか、ダルが誰と付き合おうと勝手だが、どーせなら、私の時間を無駄にしない「顔と名前が一発でわかる」程度の「主演」級にしてくれませんかねえ?シンノスケさんを見習ってくれないかなあ。

 しかも今日になったらスポ日すっぱ抜きの「できちゃった婚?」報道。
 ヌード写真を披露しただけでも「お父さんの母国イラン の親戚には絶対に内緒にしないと」と余計な心配したが、「おめでた婚」もイランの祖父母が卒倒するであろう。そうとうな名門一族らしいのに。

 「テヘランでロリータを読む」は少し前の話だとはいえ、9月には「イランでは女性がサッカー・スタジアムに入れないんだけど、それをなんとかしようとした少女たちの実話」っていう映画が日本でも公開されるらしいし、そーゆー祖国のダルビッシュ一族さんたちは、いったいどう思うのであろうか?日本相撲協会VSドルジどころじゃないよ。

 ところで、ドルジ鬱病寸前のことは、モンゴルではどういう報道になっているのだろうか?

 さて、話が逸れまくったが、バルセロナ戦の感想でも。

 会社のチケット・プレゼントで当たったので、タダ券ゲットだったが、チケットを見てびっくりの「カテゴリー2の席で6000円?(+消費税)」
 メインとバックの正面席だったら8千円もするのよ。

 それなのに、7時キックオフで6時半には席についたのだが「なんで、こんなにガキんちょ連れが〜〜〜」である。夏休み中だから家族連れが多かったんだが、お父さん、お母さん、子供二人だと、カテゴリー2の席でも総額2万4千円。まあ、伊豆の海水浴場で一泊よりは安いのかもしれないが。

 しかし、そんなだから、試合中も客の多くは頻繁に通路を移動して、落ち着きがなく、サッカー観戦上級者のM嬢が不機嫌になっていた。

 私はサッカーの試合なんて、ほとんど観たことなく、記憶にあるのは15年くらい前に知人が「好きなチームが上がってくるのを目論んで、天皇杯のチケットを買ったんだけど、目当てのチームが負けちゃって」という言い訳をくどくど聞かされて、「へえ、じゃあ、サッカーなんて観たことないから行ってみるよ」と参加した国立競技場の、たしかガンバとどっかの試合くらい。

 私はいわゆる「サッカー好き」ではなくて、「W杯好き」である。
 というよりも、ここ10年は、「アンリ様好き」の一心でW杯を見守っていたといっても過言ではない。

 10年前のフランス大会で、アンリの「もみあげ」に一目ぼれしてから、前回のドイツ大会もフランス贔屓一筋だったのである。

 考えてみれば、10年前はアンリ様も20歳そこそこだったんだよね。
 ドイツ大会でのアンリは、円熟期を迎え、すっかりオッサン臭くなり、馴染みの美容師さん(やはりアンリ・ファン)とも「昔はほんとーにもう・・・・だったんですが、今回、かなりオッサンになりましたねえ」とエールの交換していたのだが、去年は故障で苦しんだみたいで、「アンリ〜、プレミアでもうダメだったら、日本においでよ〜」と願っていたのだが、まさかのバルセロナ移籍。

 「え〜〜〜、バルセロナなんて、あんなトウのたったFWいらないじゃん?」と心から思った。

 ちくしょー、ベッカムだって、世が世なら、日本が買い付けたはずなのに(M嬢曰く「あれは、嫁がハリウッド進出ヤル気満々だったから、日本は無いでしょ)、日本の没落をひしひしと感じる瞬間って、こういうときだ。
 アンリのバルセロナ移籍金が45億円?
 宝くじ15回あたらないと買えないのね〜〜〜
 いや、私が個人で買っても、どうしていいのかわからないが、かつてのジャパン・マネーだったら、そのくらいポーンと出せたのに。ゴッホの絵画一枚分よ〜

 さて、試合開始。
 アジア巡業(ほんと、そんな感じ)のバルセロナは北京の試合では、ロナウジーニョはアンリと交替の途中出場だったらしく、少し痛めているらしかったが、日本では「世界初のお披露目、ロナウジーニョ、エトー、アンリの豪華3トップ」を披露。

 ロナウジーニョはやはり、さすがだった。
 華麗なパスを連発し「さすが、世界のトップ・アスリート、仕事きっちりやりますとも。どっかの国の横綱とは違うねえ。つーか、ギャラも3桁くらい違いそうだけど」と思った。

 試合なんてどうでもいいから、ロニーが1人でリフティング大会でも開いてくれたほうが、盛り上がったのではないかと思った。

 しかし「過酷なアジア巡業」と言えども、シーズン直前であるから、大事な「調整試合」である。
 ロニーとアンリのホットラインはどうなるのであろうか?



 全然ダメじゃん!
 いや、所詮「練習試合」だから、そういうもんだけど、ロナウジーニョはゴール前までボールを運んでも、ふと「そうだ、アンリさんにパスしなくちゃ」と溜めてから、アンリにパスを送るので、全然パスが通らない。

 この「世界が誇る天才司令塔とプレミア・リーグ得点王フォワードの組み合わせ」が、なぜか不思議と得点できないとう光景は、私は10年間の長きにわたり、散々鑑賞しましたとも。W杯で「ジダン→アンリ」が得点に結びつかないのは「W杯七不思議」の一つでした。

 くどいようだが、私はアンリに関しては、完全に「顔」から入っているので、後からこの人が「プレミア・リーグ得点王」であることを知り、「プレミア・リーグではどうやって得点をいれているのだろう?」と訝ったくらいであります。

 M嬢と試合観ながらそんな話をしていて「アンリは、ジダンとかロナウジーニョがあげる、芸術的なパスは苦手なのかも」という結論に至りました。

 後半、まんまとアンリは交代になってしまい、私はひどくガッカリしたのですが、でも私が監督でも交替させますよ。
 で、アンリがいない後半のほうが、ロナウジーニョは「自分で無理やり持ち込む」っていうのが普通にできたので、動きがよかった。

 しっかしさあ。
 シロートな私からしても、ロナウジーニョとエトーがいれば十分だし、今回は来なかったが、他にメッシとデコがいるんですよ?
 スーパーカーばっかり、5台も持ってて、どうするんですか?スーパーカー消しゴムじゃないんですよ?

 まあ、バルセロナとしては「マドリッドに買われるくらいだったら、うちで持ち腐れしちゃえ」って、日本のプロ野球でいえば巨人みたいなかんじで、金はあるから買っちゃえ〜、なんだろうけど、くそー、スペイン・リーグ、なんでそんなに金が余っているのだろうか?

 1人くらい日本に輸出してもらえれば、もっと大事にするのによ〜

 でも、個人的にはよかったのかもしれない。
 いくら「アンリもすっかりオッサンになりましたねえ」と言っていても、やはり実物は美しかった。

 ロニーと喋ってるアンリの絵もステキ。でも何語で会話しちょるんじゃろう?

 しかし、大変ムカつくことに、アンリは後半は出なかったのだが、試合終わってから、ユニフォームも着替えして、サバサバした表情で出てきて、そんときのリラックスした感じが超ステキだったのです。

 ほんと、よかったよ。うっかりJリーグに来なくて。
 そんなことになったら、わたくし、仕事ほっちゃらけて、アンリ様の追っかけに人生かけていたのかもしれない。

 今んとこ、バルセロナのHPでアンリ様記事を眺めて、ヘラヘラ薄笑いを浮かべている程度で済んでいるようです
8月6日(月)

 週末、フジロック日記を頑張ったが、やっと日曜日昼間のMIKAさんところまで。

 くじ運のよさに浮かれていたが、近所の「雑草ジャングルとなった売り地」がとうとう伐採されてしまった。
 地球温暖化が一気に加速しそうな心境である。

 あそこの空き地に生えた草をまだ同定できてないのに〜〜〜
 以前、会社の前の通りに植えてあった街路樹を特定するのにもけっこう時間かかったが、街路樹はしょせん、10や20種類の中での同定作業だったが、それに比べて、空き地の草花は100倍くらい難しい。草花サイトで地道に写真見て「これでもない、これでもない」とやっていたが、そのサイトで紹介されてる草花、5304種類なんですって。

 どんだけ〜〜〜〜〜(これ、一度叫ぶと、ほんとにクセになる)

 関係ないが、日曜の東芝ドラマ枠で「パパと娘の入れ替わりモノ」をやっていることに日曜の午後の総集編で気が付いた。男女入れ替わりモノなど珍しくもなく、映画でも西田敏行が美咲たんと入れ替わりってゆーのをつい最近やっていたと思うし、「舘ひろしが、娘と入れ替わり?」っていうのにもそれほど新鮮味を感じなかったが、ぼんやり眺めているうちに舘ひろしの渾身の女子高生演技に不覚にも(どっちかというと、舘ひろし嫌い)心打たれてしまい、かなり真剣に観てしまった。でも、このドラマ、脚本もけっこうよくできていると思う。娘役の子もがんばっているし。
 逆に、もっと脚本を煮詰めれば、もっと面白くなりそうなのに、あえて、なのか、それしかできなかったのか、「気合8分目」という雰囲気の緩いかんじが好感が持てた。とりあえず、舘ひろしが思わず「超うける〜」とか「どんだけ〜〜」と言ってるだけで、相当おかしいのでお勧めである。(いや、ほんとに女子高生走りしてみたり、内股で歩いてみたり、役者としての舘ひろしをかなり見直した。)

 今日もカエルの轢死体を見た。今年はこれで3つ目か?轢死体の目撃数が多いというこは、カエルの個体数が増えている証拠ともいえる。
 どれも、小学校から半径100メートル以内だったので、やはり小学校のどこかに繁殖池があるのか?

 さて、明日は横浜スタジアムでバルセロナ戦、アンリ様の姿がどれだけ近くで見られることやら。
8月3日(金)

 いやー、そのぉ〜、ほら、だから、フジロックで観て感激した、MIKAやリリー・アレンのCDを買ってみたりしたのと一緒で、まあ、ですから、映画観た後、パンフ買ったりするのと同じというか、だから、野球観た後には、グッズ買うのが正しいわけで、そのグッズがたまたまアレだったということで・・・・・

 それに、M嬢が「思ったほど筋肉ついてないんだな、と思った」と寸評していたので、「そうなの?」と、ちょっと観てみたかっただけなんです。

 であるからして、コンビニでソレを買うのは、ほんと、久々に「超こっぱずかし」かったですよ。

 レジに置くときに、よっぽど裏返しにしようかと思ったけど、それもどーかと思って、正々堂々と表で勝負しましたが、イガグリ頭のバイト君がレジを通すと自然と裏側にして置いたので、「うう、なんかやっぱエロ本扱い?」と思ったが、生理用品みたいに紙袋には入れてくれなかったので、まあ、よしとしよう。(?)

 で、そんな顔から火が出る思いで、やっと買って帰って、さっそく拝見いたしましたが、やっぱ、あたし、男の裸って好きじゃないんだよなあ。
 やっぱ、男は服着てなんぼである。

 いや、ほんと、昨日、生で観たユニホーム姿のダルダルは、そりゃ美しかったですよ。

 一昨日、予告先発が出てからすぐにM嬢がコンビニに走って、前売りの「ビール付きペアチケット」というのを買ってくれたんだけど、球場に着いて、席を探したら「ぎえええ、ブルペン目の前の2列目?」

 もー、田中君登板の東京ドームもそうだったけど、パ・リーグってステキすぎです。

 ほんと、目の前で投球練習しているから「そーだ、私、いちおー、カメラ持ってきたので、写真撮ってみるか」とシャッターを押してみたが、撮影しているうちに思い出した。
 「そーそー、中学生のころ、友だちとプロ野球観にいって、フンパツして内野自由席に座ってみて、練習中に写真取り捲ったが、動いてるモノってなかなかうまく撮れないし、そもそも野球場は広いので、肉眼ではよく見えても写真に撮ると小さいんだよ」
 「そーそー、だから、あんときも、後で現像して、ちゃんと写っていたのは、山本浩二くらい(笑)、あれは、あんまり動かないから(笑)」(って、いつの話よ。友だちがカープ・ファンだったのです。ヨシヒコのファンでね。)

 「いつの話?」と言えば、ダル目当てで西武VS日ハム観に行くわけだし、日ハムに関しては、田中君登板のときの相手だったから、なんとなく選手の名前を覚えていたが「西武って、全然知ってる選手いないんですけど?えーと、監督って、まだ伊東なんだよね?」って程度だったんですが、念のため、インターネットで選手名鑑をチェックしてみましたが、「わー、やっぱり、知ってる選手は監督と、ピッチング・コーチの荒木だけだ!」

 その荒木ですら、どこで何やってるのか全然知らなかったが、ハンカチ王子フィーバーで、よくコメントを求められていたので「今は西武にいるのか・・・」と気が付いた程度。

 ええ、そりゃもう、ダルは本当にカッコよかったし、間近で観られて嬉しかったのですが、でも、もはや、ダルがすぐ側にいても「きゃーーーーーー!」とか奇声を上げるギャル力(ぎゃるりょく)もなく、どっちかっていうと「はあ、こんな息子が生まれるのが確約されるのなら、5人くらい産んでもいい」と本気で思った。

 キムタク人気が最高潮のころ、誰だか忘れたが、たぶん、その当時、今の私くらいの人だったのかもしれないが、「キムタクのお母さんは鼻高々だろうね」とコメントした人がいたけど、ほんとに、そんな感じだ。

 でも、意外にも、ダルダルは「初恋の人」っぽかった。
 今の60歳くらいのオバサマたちは、なぜか、ヨン様やハンカチ王子などの「清純派」に「初恋の人」を重ねるようであるが、私もそりゃ、中学生のとき、ハンカチ王子系の色白美少年を主人公にしたJUNE風短編小説を書いて、クラスの女子に回したら大変な評判でしたけど、でも、私はあの男子、そんなに趣味じゃなかった。

 ほんとに好きだったのは、ダルみたいに、いつも不機嫌そうで、薄情そうなタイプ。ええ、今でいうところの「ちょいワル」ですね。

 いや、ほんとに、ダルは身のこなしが「いつもアンニュイな、ちょいワル中学生。クラス委員には選ばれないし、制服のボタンはちゃんとしめないし、宿題はちゃんと出さないけど、でも成績はなぜか上の下をキープし、教師にも一目置かれている」って感じで、中学校のとき、すごく大好きだった名取君(急に名前思い出した)を思い出しました。
 なんだかいつも「ふんっ」って感じでハスに構えているし、部活もやらずに帰宅部だけど、なぜかきちんと再放送のアニメ(「エースをねらえ」とか)は観ていて妙に詳しいとか。
 たしかに、中年の女性教師は、みんな名取君のこと大好きだった。
 あの、「背筋をピンとのばすのは、カッチョ悪い」って感じの中学生男子の雰囲気って、めちゃ母性本能くすぐるんですよね。当時も薄々わかっていたが、今だと、ほんとに、よーくわかります。

 昨日のダルは、やや調子が悪かったので、けっこうランナー出していて、キャッチャーがマウンドにやってきて、たぶん「ドンマイ」みたいなこと言っていても、目を合わせようとせず、「ふんっ」って感じで、ロージンをバシバシ叩いてる感じとか、いよいよ交替かってときに、トレーナーがやってきて(M嬢は「ヒルマンの通訳?」と言っていたが、私はトレーナーだと思ったんだけど、後でスポーツ・ニュースを確認したら、軽い脱水症状みたいだったらしく、やっぱしトレーナーだったらしい)あれこれ話していたけど、その態度も「うぜーんだよ」って感じだったし、ええ、ほんと、別冊マーガレット的には「多田かおる」のキャラっぽかったです。ドラマで柏原が演じたような。

 さて、初めて足を運んだ西武のグッドウィル・ドームでしたが、「東京ドームと違って、かなり外気が入るみたい」とM嬢も言っていたのですが、現物見て、やっとわかった。「これはドームというか、ただ、デカい傘があるだけじゃん!」

 でも、私は好きでした。グランウドに近い席だったので、風が入ってこなくて暑かったけど、上のほうだと天然の風が差し込むし、周囲は緑だし、ビールが美味かったよ。

 あんな球場が溝の口あたりにあったら、会社帰りに映画観るような気分で、気楽に行けるんだけどなあ。

 食べ物屋台も、ドームより断然安くて、ボリュームもあったし。

 でも、やっぱし、パリーグだし、夏休みといえども平日だし、ダルが登板したので、それでも私らみたいなダル目当ての主婦が子連れで目の保養しに来てたとはいえ、客の入りは「こんなもん?」だったし、もったいないねえ。

 西武の先発ピッチャーもなかなか不思議な外人で、球速はそれほどでもないのに、日ハムの選手は見逃しの三振が多かった。ボールも多いが、ストレートもギリギリで、3ボールとかになると、ついつい見逃しちゃって、見送りの三振になってしまうようだった。

 で、そっちのピッチャーが交替するときになったら、M嬢が「あ、荒木登場!75番!」と言うので、私もオペラグラスで荒木鑑賞。
 でも、M嬢が「荒木って、けっこうちっちゃい?」と言うので、「いや、大ちゃんは、当時の高校野球のピッチャーとしては普通で、180くらいあったはずなんだけど・・・・」

 後で調べてみたら、中継ぎの投手も190センチくらいあったので、荒木がほんとに小さく見えただけでした。

 というわけで、ダルも堪能できたし、荒木も観たし、大満足でしたよ。
 やっぱ、今現在、どっちとデートしたいかって言われたら、荒木かな(笑)

 つーか、やっぱし「ダルとお付き合いしたいわーん」なんて微塵も思わないもん。どっちかというと、「次に生まれ変わったら、自分がダルになりたい」と思う。でも196センチの身長は邪魔くさいので(雑誌のグラビアがダルを脱がせたがるのは、サイズのあう、いい服が少ないからだと勝手に推測)身長183センチくらいのダルビッシュになったら、人生かなり楽しそうである。

 そういう意味で、あらゆる意味で大変恵まれた20歳男子が、まだ思春期の風情でエース張っているのを鑑賞するのは大変楽しゅうございました。くどいようだが、ほんとに息子くらいの年齢なんで。
 でも、M嬢が言っていたが「ダルのすごいところは、勝手も負けても全然気にしてない・・・・ほんと天性のピッチャーらしいから」

 たしかにそれは感じた。
 この人、「どうカッコつけるか」がメインで、勝敗に拘ってなさそう。
 なので、私が超赤面しながら買ったアンアンのヌード写真も「遊び半分ですから」だそーで、でも、シーズン中にヌード写真なんて、相撲界だったらオオゴトだぞ?
 (ダルのヌードは、女性の私が観ても「ふーん」だったので、その道の人にはあまりアッピールしそうにもなかったが、野球界としても、「これで、勘違いした女性ファンが50人くらい来てくれれば」程度のことだったのかもしれないが、世が世なら、「アンアンの表紙を飾った野球選手、しかもパリーグ」だったのにね。

 しかし、あの球場のあの席で、田中君が見られれば、友人M嬢がヘロヘロになって面白そうなんだが、なかなかタイミングが・・・・
 
8月1日(水)

 休み前、会社で「フジロック行きますから」と宣伝しまくったのだが、「えー、いいな〜、何がお目当てなんですか?」って中途半場に話あわせてもらってもさ・・・・

 少し前、会社のBBQ大会を早退するときに「ライブに行くから」と言ったら「え〜、なんですか?」と言われたので、試しにきちんと「ナイン・インチ・ネイルズ」と言ってみたら、「え〜、なんのライブ行くんですか?」と、社交辞令で話をあわせてくれた20代後半〜30代半ばの5名ほどの全員が「どう反応していいのかわからない」と困った顔をしたので、そのときの反省をふまえて(自分的にはそこそこビックネームでも、世間では全く通用しない)今回は、きっぱりとこう宣言した。

 「・・・・・外人!」


 誰もそれ以上、深入りしてこなかった・・・・、それはそれで寂しい。

 でも数年前に退職したけど、会社の近所に住んでた青年は、休みの日にギター抱えて歩いているのを社員に目撃されたりしていたので、「こいつなら、少しは話し通じるのかも」と思って、「ミヤノさん、休んでたみたいですね」と言われたから、「いやー、ちょっとフジロックに」と頭ボリボリしながら言ってみたら、案の定「えーーー、まじっすか?いーな、いーな」と真剣に羨ましがられたが、「くるりとか、観ました?」って言われて、今度はこっちが返事に困った。「くるり」は確かにホワイトでやっていたけど、そこは「あー、やってるやってる、でも、あんま趣味じゃないな」と通過しただけだったのである。

 でも、コミュニケーションの基本として、そうやってきちんと明確に「自分の趣味」を述べてくれるほうがいいに決まっている。
 少なくとも、そのギター小僧は、「いいな、フジロック、自分もくるりが観たかったんですよ」と、「中途半端に話し合わせた」とは違う立位置を表明してくれただけマシなのだ。

 というわけで、出発前は「なにがお目当てだって?外人ですよ」で、話半分な人たちを撃退したつもりだったが、昨日、出勤すると、なんとエビワカちゃんがそれを覚えていたらしく、「ところで、外人って、誰が目当てだったんですか?」と意外にも食下がってきた。

 こうなると、ぜったいに「キュア」とは言いたくない。
 なんか、他に、彼女でも知ってそうなの、出てなかったっけ?

 うーむ、と考えた末、一番メジャーそうな外人の名前を言ってみた。「ケミカル・ブラザーズとか?」

 エビワカちゃんも、微妙な表情になり「うーん、なんか聴いたことあるような・・・」

 聴いたこともないんですよね?

 「逆に、あたなが知ってる外人ってどの辺?」って聴いてみたんだけど、なんだか私の知らないのを2つばかり言われて、「ブリトニーとか言ってくれれば、この話はここで落ちるのに」と、さらに困る。

 しょーがないから、「日本人のでわりと、人気ありそうだったは、クラムボンだったんだけど」と言ってみたら、「え?なんですか、それ?」と言われて、あっけなく撃沈。「スカパラ」だったら通用したんだろうか?

 落としどころが見えないまま、「エビワカちゃんが好きなアーティストってどの辺なの?」と勇気を出して聴いてみたら「私は、ブラフマンが好きでした。高校のとき」

 ブラフマンって、名前だけは知ってるけど・・・・・そういう大袈裟な名称ってちょっと・・・・DJ工藤が、「アートマン」を名乗っていたときも「ぷッ」って思ったっけ、つーか「クラムボン」を「なんですか、それ?」という彼女は「ブラフマン」の元の意味知ってるんだろうか?

 うっかりそう質問して「よく知らないですけど、ウパニシャッドがどうとかなんですよね?」と言われてもヘコみそうだし、「え?ブラフマンって、意味あるんですか?」って言われても、もっとヘコみそうだったから、「ふーん、ブラフマンか、へえ〜」と、無難な返事するしかありませんでした。

 無難な会話って、好きじゃないので、勘弁してほしいです。

●人生最大のクジ運上昇

 そもそも、フジロックでそれほど雨が降らなかったのも凄かったが、アレにもならなかったし「ほーほほほ、日ごろの行いが違うわよね」と、かなりいい気になりつつ出勤すると、社員プレゼントで抽選になっていた「マリノスVSバルセロナ」のチケットを10倍くらいの競争率の中、見事当選していた。

 「わー、生アンリ様が、タダで観れちゃうかも!」と大喜び。

 なんか、妙にツイてるらしいので、宝くじも買いましたとも。

 そんで、フジロック直後に、西武ドームで日ハム戦があり、「ダルが登板しそうだ」と、友人M嬢がデイトレさながらに監視してくれたんだが、私は「予告先発だし、とりあえず、そのあたりに平日休みを入れておいて、後で調整しよう」としていた。

 そしたら、31日も1日もダルの登板ではなくて、M嬢も「もしかしたら、西武戦の次のロッテ戦になるかも」とメールしてきたけど、私は「いや、私、ここんとこ妙にクジ運いいんで、ダルが来るはず」と強気だったが、やっぱきましたね。

 強運のおかげで、「とりあえず2日に休みの予定を入れておこう」っていうのを動かさずに済みました。

 しかし、キュア観て、ダル観て、アンリ様観て・・・・って、もう、うまくいきすぎて、「我が世の春」状態で浮かれ捲くってます。「わが世の夏」ですか?

 なんか9月になったら、ガクっと不幸なことが続きそうでコワいわ〜

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