可燃物な日々

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 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました
6月14日(木)

 そーなんですよ、鼻水が止まらないのです。

 日曜日の夕方から鼻がぐずりはじめ、月曜日は朝から出かけ〜♪チュラチュラ・・・・じゃなくて、月曜日は、「また風邪ひいたかよ〜」と早寝したのにちっともよくならず、とりあえず古い鼻炎薬で鼻水はとまったけど、ヤクが切れるとまたタラリタラタラ。

 先日ひいた風邪のときにも「この人から感染したな」と確信していた同僚M嬢が、今回も先にひいてたので「変なスパイラルに入った」と思っていたのだが、今朝というか、今日の夜中に自分のクシャミで目が覚めて、激しいクシャミのために眠れなくなったときには「こ、これは風邪ではない?」

 今日も会社で我が社の花粉指標というか、私の心の中では「花粉番長」と呼んでいる部長に「なんだか、わたし、アレルギーっぽいんですけど」と相談してみたら、部長は「やっぱ?オレも全然治んないし、やっぱそうかも。

 今朝も鼻炎ヤクを飲んでいたのだが、ヤクが切れるはずの夕方になっても大丈夫だったので「あれ?治った?」と思ったんだけど、よく考えてみれば、今日は雨じゃん。雨の日は花粉が飛ばないんですよね、たしか。うーん、やはり怪しい。
 このまま順調に梅雨入りしてくれれば、症状はおさまるかもしれないけど、また復活したら、やっぱし完全にアレルギー性鼻なんだろうなあ。なんのアレルギーなんだろうか?来年も同じ時期に発症したら検査してもらおうかな。花粉番長は「オレはもう我慢できない。医者に行く」と早退しちゃいました。

 しかし、子供のころ「チクノウ」というアダ名だったくらいなので、鼻詰まりには慣れているのだが、今回のような「まさに、水のような鼻水」だと、鼻の下が荒れてしょうがない。チョビヒゲのようになった鼻の下の「あかぎれ」に、鏡見るたびに苦笑してしまう。なので、暇さえあれば、鼻の下を伸ばしながら、メンソレータム塗っているのであった。

●マスオさんの才能

 マスオさんがハイジから引き継いだ仕事の一つに「大量の帳票のミシン目をひたすらピリピリする」というのがある。
 元は、クララがやっていた仕事で、その当時も派遣アシスタントに手伝ってもらったり、派遣社員とパート社員でやってもらったりしていた。二人でやっても2時間くらいかかる作業なのだが、みんないつも楽しそうにお喋りしながらやっていた。
 ハイジの場合は、女性と茶飲み話するのは苦手な方だったから、あんまり話は弾んでいなかったけど、それでも「へえ、秘書検定持ってるんだ」程度の話は弾んでいたように思う。

 マスオさんが引き継いでからは、「下町のオバチャンのように快活な派遣のAさん」と一緒にやっていたのだが、そのときの2人の会話の盛り上がりようが、まるで「派遣社員2人の会話」のようで、「マスオさんって、なんで、あんなに茶飲み話の能力が高いのか?」と感心したけど、そのときは「派遣のAさんが、頭の回転がいい人だから」と思っていた。

 Aさんの後釜のエビワカちゃんは、あんまり会話スキルが高くない。
 私も、たまに彼女と無駄話するけど、あんまり弾まないし、「世界レベルの聞き上手」であるM嬢と話していても、あんまり盛り上がってなかった。

 エビワカちゃんは、他人が喋っていると、横でけっこうケタタましく笑ったりして反応するのだが、そこで「私の親も、そうですよ」とか、話に入ってくることはなく、誰かが「エビワカさんちは、そういうことない?」というと、「ふふ、そりゃ、ありますよ〜」で終ってしまうタイプ。

 前に産休直前の女子社員がM嬢と話していて、けっこう盛り上がっていて、エビワカちゃんが横でケラケラ笑っていたので、M嬢が「エビワカさんのときは、そんなことなかった?」と話をふったら、「そういえば、私、妊娠中に車ぶつけられました」
 「えええ〜〜〜?」とM嬢も妊娠中の社員もびっくりしたし、後ろでその会話を傍聴していた私も「それ、大丈夫だったの?」と突っ込んでいったが、エビワカちゃんは「おかげでムチウチになりました。えへ?」と言ったきり、次が続かなかった。

 世界的聞き上手M嬢を前に、そんな話題を持ち出したら、100人中99人は30分は喋り捲るはずの局面であるはずなのに、そこで話が終ってしまうエビワカちゃんは「世界的聞き上手キラー」だと思った。

 ところがである。
 今日、マスオさんが、エビワカちゃんと「ミシン目ピリピリ」の仕事をやっていたら、なんだかすごーく会話が弾んでいるのである。
 どうやらマスオさんは「ボク、けっこう子供好きなんですよ」という話をふったようで、2児の母であるエビワカちゃんは「でも、子供好きな人でも、ずっとだとねえ?」みたいな返事をしていたようだが、自分の意見を全く言わない、ただ微笑むだけで会話に参加するタイプのエビワカちゃんが「でも、まず相手探しですよね?」と言っていたので、「マスオさんて、すごい」と私は感動しました。

 いや、会話の内容的には、年増独身OLと、年若既婚子持ち女性との、「あたりさわりの無い会話」だったんですが、私だって努力すればあれくらいはできますが、30歳男子で、あれだけできるのは凄い。
 つーか、くどいようだけど、私がうっかり話し掛けると30分喋りまくってしまう「聞き上手のM嬢」や、私に話しかけると止まらなくなる「お喋り大王」のA部長みたいなツワモノたちが、エビワカちゃん相手には「会話が3分以上続かない」というウルトラマン状態なのに、マスオさんったら30分くらい楽しそうに話しているんですよ。

 彼は経理なんてやってないで、他の道を目指せばいいのに、と前から思っていたけど、やっぱしタダモノではないようだ。
 かといって、何をやれば大成するのか私にもわからないが、「夫から莫大な財産を相続したけど、孤独な老婦人」なんかの話相手というか、召使になったら、きっと、その未亡人はマスオさんに遺産を残すと思う。

 退職したハイジだって、先週私が土曜日に出勤してきたら「マスオいる?」って電話してきたくらい。その前にもマスオさんが残業していたら、ハイジから会社に電話があって「今日、オレ、誕生日だったんだ」

 マスオさんは、そういう自分の特異な才能に気がついてないので、私に「昨日、ハイジさんからそういう電話があって」と報告してくれたので、私は「マスオさんが女だったら、ハイジの嫁になってくれるよう猛プッシュしてあげたんだけどなあ」と心の中で涙した。

 なんて言うのか、私は根っからのお喋りだから、別に相手がマスオさんじゃなくてもいいんだけど、ってゆーか、無難に会話を運ぶ彼に、ときどき苛立ったりすることもあるくらいだが、いわゆる「友だち少ない人」にとって、マスオさんは、かけがえのない存在になりえるのかもしれない。

 なので、例えば、カウンセラーとか、そういう職業についていたら、たくさんの人を救ったかもしれないんだよなあ。一般企業での事務職じゃあ、あんまりその才能は生かせない。とりあえず、もっと他人と接する仕事を選んだほうがよかったと思うんだけどね。

 まあ、余計なお世話な話ではあるし、それに、私がいくらマスオさんのそういう才能に気がついていても、それが一般企業では無駄な才能なので、上司にいくら「彼はたしかに、頭がいい子ではないけど、でも、なんか妙な能力があります」とアピールしてやったところで、その意味がわからない上司にはさっぱりわからないわけだし、それに、やっぱり今やっている仕事で能力を発揮できなければ評価されないわけだし、私だって「なぜか会社の観葉植物を立派に育ててしまう」という変な才能があるが、それは上司も認めているけれど(私がまた開花させたアマリリスを「ほんとに見事だな、これ」と心から感心していた)、だからって査定とは無関係なわけだし、でも、経理や総務の仕事は「結果」があまり見えない仕事だから、「人物的な奥深さ」も大事な要素であると私は思っているわけで、だから私もマスオさんに最近はマメに教育的指導して、「今の仕事でも能力を発揮してほしい」と心から願っているのだが、でも、やっぱしそっちではちょっと鈍いんだよなあ。あの鈍さが魅力でもあるんだが・・・・なかなか難しいものである。
6月12日(火)

 ツボカビ病が気になる今日この頃。

 「とくだね」のオヅラさんは、カエルが苦手らしく「個人的にはカエルが絶滅しても構わないんですが・・・」と前にも、飼育されてるカエルからツボカビ病が見つかったというニュースのときにコメントしていたが、とうとう野生のカエルにもツボカビ病がってときにも、同じようなコメントをしていた。

 あんまりオヅラさんのコメントにシンクロすることはないのだが、でも、何度も述べているが、私が出勤前に「とくだね」を観るのは、彼のコメントに軽く反感を持つことで、適度に血圧が上がるので、出掛けのコーヒー一杯くらいの効果があるからだ。
 これが、あまりにも「きーーーー、何言ってんの?」くらいまで生理的に受付けないと、朝から疲れてしまうし、かといって、「ふーむ、なるほど」だと、血圧が上がらないから、そのままボーっとテレビを観たまま、会社にいけなくなりそう。たとえば、NHKの「クローズアップ現代」が出勤間近に放送していたら、なんだかボーっと観てしまい、遅刻してしまうだろう。あと、最も危険なのは、あの時間に教育テレビでスプーなんか観てしまうことである。

 で、何が言いたいかというと、カエルを絶滅させるかもしれない恐ろしい伝染病が蔓延しているかもしてない危機に対して「自分はカエルが嫌いなのですが・・・」と、いいつつ、毎回そのニュースを取り上げてしまう気持ちが、なんとなくわかったのである。
 私もケムケムは大嫌いなので、蝶が絶滅してもいいくらいに思っているが、やはり、ケムケムをたまに見かけて「ぞ〜〜〜〜」っとしないと、ちょっと不安になる。

 子供のころには、うんざりするほどたくさんいたので、「絶滅させてやる」と本気で片っ端から殺したけど、最近は目撃数が年に2回くらいなので、出会ってしまうと「いやーん」と思うが、でもちょっと嬉しかったりする。
 なので、もしケムケムが絶滅しそうな伝染病が流行りそうだ、と聞いたら、「いや、本音を言えば、絶滅を望んでいたのですが・・・」と言いつつ、「でも、全くいなくなってしまうのも、ちと・・・・」と煮え切らないことを言うであろう。

 いじめられっこに対して「しねー」と言っていたけど、ほんとに死んではほしくなかったみたいな?(ちょっと違うか)

 あと、「嫌いなもの」とか「苦手な人」の存在って、けっこう重要なんですよ。
 そーゆーのがないと、テンションあがんないんだもん。
 最近、日記に会社のことを書かないのは「苦手な人」がいなくなってしまったからで(天敵だった、ほっこり課長が休職中。復帰のメドは不明。あと、やはり、いいネタを供給してくれたハイジも退職しちゃったし。)そうなると、潜在意識の中で必死に「新たな天敵」を模索している自分に気がつくときがある。

 私だけかもしれないが、ある程度、自分にストレスを与えてくれるものは、けっこう重要なんである。

 そっか〜、だから最近、体調悪いのかも(笑)

 いや〜、やっと風邪も治って、ジム通いも復活させて張り切っていたのだが、日曜日に「なんか鼻がグズるな」と思ったけど、月曜日にひどくなり、早寝しようとしたけど、鼻水が滝のように流れ落ちるのでなかなか眠れず、やっと鼻炎薬飲んでなんとか眠れたんだけど、今日も午後になったらヤクが切れて、せっかく皮膚が元に戻ったはずの鼻の下が、またガビガビの最前線だ。

 この間までのは、絶対に風邪だったけど、今回のは鼻水とクシャミだけなので、「ひょっとしたら、なんかのアレルギー?」という不安を抱えている。

 昨晩はそんなんで、「生きる屍」状態だったのだが、ふと、「生きる屍」の反対語ってなんだろうと、屍なりに考えて、やはりそれは「動く屍」ことゾンビだろう、と思ったのだが、「生きる屍」の反対は「動く屍」では、なんか、国語の試験で×もらいそうな・・・・

 そもそも「生きる」と「屍」で対比させているので、それを完全に裏返しにすると「死んだ」「屍の反対って、健康体?」

 この発想には無理があると、鼻炎でぐったりしながらも、考えたのだが、もっと和語っぽく考えれば「生きる屍」とは「死んでるようだけど、生きてます」という意味で、それを真逆にすると「生きてるようだけど、死んでます」ということになり、そうなると「生きる屍」の逆は「生き返りそうな死体」というか、ほら、葬式でもよく「もう、今にも目を覚ましそうでしょ?」って言うよなあ。

 でも、やっぱし、国語のテスト的には「生きる屍」VS「今にも生き返りそうな死体」では×である。

 「生きているけど死体のよう」VS「死んでるけど生きているかのよう」っていうあたりなんだろうが、それをもっと5文字以内くらいにまとめたい、と真剣に考えていたので、今日もやっぱし風邪だかアレルギーはよくならなかぁった。アホらし。


6月8日(金)

 毛虫大嫌いだけど(その代わり、ゴキは大丈夫である)、この時期、道路をモクモクと横切る毛虫には「がんばれ」と声をかけたくなる。
 今日も遊歩道のすぐ側の小道をモクモクするケムンパがいて、目の焦点を合わせないようにして、心の中で応援していたのだが、後ろから自転車が来たので、「あ、轢かれる!」と凍りついていたのだが(ケムンパが可哀想なのと、ケムンパの轢死体を朝から見せられる2秒後の自分が気の毒)、自転車に乗っていた若い女性は、とっさにケムケムに気がついて、急ハンドルを切ったので、事なきをえた。

 私はカエルがノロノロと道を横切っていると、靴先でつついて路肩に寄せるが、毛虫相手だと、ただ見守るしかないというか、見守りたくもないのだが、嫌いだから目についてしまうわけでしょーがないのだが、そういえば、うちの近所の住宅街でケムケム(嫌いだから、毛虫という字面も実は苦手)をときどき観るのは自然なことであるが、先日、パスポートを受け取りに行った都庁の地下広場といか、あそこは道が立体に入り組んでいるので、どこが地上で、どこからが地下なのかよくわからんところなのだが、ともかく、西口公園よりは1階層下のところで、ケムケムが一匹、モクモクと歩んでおりました。

 西口公園もあるし、街路樹もけっこう多いので、どっかから旅立ったのであろう。
 しかし、その付近には街路樹もなく、あるのは「この入り口は閉鎖されています」という都庁の地下玄関であった。

 ケムケムが生まれた土地を離れて旅立つのは、別に自分の意志ではなくて、風で枝から落ちてしまって、そのまま闇雲にモクモクと歩いて、運がよければ、次の土地にたどり着けるのかもしれないけど、しっかし、大冒険だよなあ。大航海時代みたいなもんだろう。

 まあしかし、目黒から新宿までぼんやりと歩いた私に、そんなこと言われたくもないだろう。ケムケム的には西口公園から代々木公園くらい歩いたのかもしれないし。

 ときどき素朴な疑問が湧くのだが、人類が拡散した形跡には、「アフリカからフィジーあたり」っていうルートもあるようだが、ああいうのも、「海の向こうに新たな土地がある」と確信したわけでもなく、近海を筏で漁してたら潮に乗って流された、というほうが理解可能であるが、中には「この海をずっと進んでいったら、何があるんだろう?」と思って突き進んでいった人もいたのかね。

 まあ、陸伝いに東南アジアに行って、そっからインドネシアあたりにたどり着いてっていうなら、わかるんだけどさ。

 でも、この間も、青森に脱北者らしき家族が漂流して大ニュースになっていたが、ああやって、切羽つまって東を目指した人たちが、運良く陸地にたどり着くと、そこには数年前に同じように運良くたどり着いた家族がいて・・・・あっという間に繁殖しそうだ。

 飛行機で、ヨーロッパなんて行くと「ほんと、気が遠くなるほど遠いなあ」と思うけど(飛行機の中で熟睡できないので、ほんとにヨレヨレになる)、私が考えるよりも地球は狭いんだろうね。

 そう考えると、ケムケムが都庁広場を横切っているのだって、人間がサハラ砂漠やゴビ砂漠を徒歩で横断することに比べれば、全然たいしたことないわけで、あのケムケムが「約束の地」にたどり着ける可能性は、けっこう高いのかもしれない。自動車や鳥には要注意だけど、人間はけっこう「わ、毛虫がこんなとこに」と向こうから避けてくれるみたいだしね。

●お局さんもつらいよ

 グループ会社への請求書の発行は、マスオさんに任せているので、なんかあっても、「マスオさん、よろぴく〜」で済ませてしまうのだが(突き放しているのではなく、鍛えているのです)、今日はマスオさんが終日外出だったのに、うちの会社のとある部署から「B社への請求をA社へ替えてくれ」との内線。

 詳しいことはわからないが、関係部署での調整はとれているらしく「経理への連絡はヨロピク」と投げられてしまった。
 マスオさんが忙しいのもわかっているから、そのくらい、私がやってやろうと、まずB社に連絡したが、そこの経理のお局さんは席を外していたので、次にA社へ電話。「○○の件なんですけど〜」と、話したが、そっちの経理にはまだ話が通っていなかったらしく「誰がこっちの担当なのかしら?」と聞かれても、てっきりもう話が言ってると思って、そこまで詳しく聞いてなかったから、「すいません、話半分で、自分もよくわかってなかったんで、ちゃんと調べてまた電話します。

 さっきその指示を出してきた人に確認すると「A社の○○部からの依頼で、そこの部長も了承済み」とのことだったので、またA社のお局嬢に電話すると、ケタケタと笑いながら「ごめんなさいね〜、さっきは私も全然わかってなくて〜、でも、周りに確認したら、すぐにわかって、ずいぶんとヤヤこしい話なのね〜」

 そうなんです、ほんとはありえない話なのだが、特別な事情でそういうことになったのである。地方にあるB社の客が、その時期だけ首都圏のA社でサービスを受けることになったらしいのだ。しかし、顧客コードはB社のものだったので、B社に請求が回ったのは、マスオさんの責任ではない。
 B社のほうでは、B社では実施していないサービスの請求がきたので、確認したところ、現場レベルでは、そういう処理になっていたので、B社の現場がA社の現場に「そこんとこよろしく」と言ってきて、A社の現場は、我が社の現場に「じゃあ、あの件はうちに請求ってことでよろしく」ということになったのである。

 A社のお局様は、喋り方は恐ろしいが(甲高いアニメ声なのだが、頭が切れるので)、わかってくれれば話は早い、私が「では、その分は来月分に載せますから」と言うと、「それじゃ、よろしく〜」と快諾してくれた。

 さて、B社にまた電話すると、そっちは事情がわかっているので「では、5月分を訂正して再出力しますので、取り急ぎFAXしてから郵送ということで」と言うと、「お手数ですが、よろしくお願いします」

 関連会社の経理のお局様たちと久々に話をしたので、ぐったりくたびれたが、すぐに請求書を出しなおして、速達で送る手配をして、ああ、疲れた。つーか、さっきまで私、なにやってましたっけ?ま、いっか、想定外のエネルギー使っちゃったから、カロリー高そうな煎餅でチャージ。ついでに、出張した役員が買ってきてくれたチョコも食べちゃお。ボリボリ。

 こういう「すいませーん、こういう事情で差し替えです〜」ってやり取りも、慣れてしまえば、「トイレで用を足したら水を流す」くらいの、流れ作業というか、無心でできるのだが、しばらくやってなかったから、えらく疲れた。私が普段担当しているのは「先日いただいた請求書なんですが、先月お支払いしたのと内容が同じなんですけど、もしかして重複してませんか?」と連絡して、相手をビビらることのほうが多い。

 自分がそっちの立場での経験も豊富なんで、電話だけど笑顔で「いいえ〜、では、この請求書は破棄しますか?」と優しく言っているつもりであるが、向こうは私のこと怖がっているだろうなあ。

 先日も営業部に「この請求が半年も未収です」と回収を支持したら、なんと、すでに入金済みであった。
 私のミスだったので、回収担当のアシスタントに「ごめーん」と平謝りしたが、入金済みのものを「未収なんですが」と電話してしまうほど恥かしいことはない。

 でも、それと同時進行して、うちに対して「この分のお支払いがまだですが」と言ってきた税理士事務所があり、普通だと、税理士事務所がそんなことで間違うわけがないのだが、そことは長い付き合いなので、けっこう油断できないことも経験値でわかっていたから、念のため調べてみたら「払っとるじゃんか〜」

 電話で「3月にお支払いしてませんでしたかねえ?」とやんわりと言うと、向こうも調べたらすぐわかったらしく、とーってもビビってました。
 そんなにビビらんでもよい。よくあることである。

 というわけで、私のミスも「よくあること」で、仕事っちゅうのは、こうして、子犬の兄弟の噛みあいみたいに、和やかに進行していくものだ、と他人のミスは笑って許し、自分のミスはなかったことにしているのであった。
6月6日(水)

 オーメンの日だ。

(最近、そんなこと言う人少なくなってきたが、子供のころ洗脳されたことは、なかなか頭から離れなくて、脊髄反射的に出てきてしまうのであった。ちなみに、オカルト映画が怖くて観られないので、オーメンを一作も観たことありません)

 さて、昨日は久々に日記に愚痴った報いなのか、「やることなすこと上手くいかん」という夢を観た。
 いろんなシチュエーションが次々と出てきて、まるで映画監督が競作する短編映画集(先日のカンヌでも1人3分のを作ったとか)のようでした。

 全部覚えてないのだが、かろうじて覚えているのは、なぜか私は外人で、とあるパーティで生春巻きの皮みたいなのに目の穴が空いているのを顔につけるよう指示された。「なんだこりゃ?」と思って顔につけると、顔にぴったりフィットし、目の穴は空いているので前は見えた。
 理論整然としないけど、夢だからいいんだけど、とにかくそれは「スクランブルスーツ」(「スキャナー・ダークリー」参照)みたいなもんで、それをつけると誰が誰だかわからなくなるらしく、要するにそのパーティは、ハイテクな仮装パーティーだったのである。

 で、私はなぜか、そのパーティーに出席している、セレブなご家族の知り合いで(家庭教師とかそんな感じ)、パリス・ヒルトンを萌え系にしたような麗しいお嬢様に普通に話し掛けたら、お嬢様も「あーら、ミヤノさん」って感じだったのだが、そしたら誰だか知らんが、闇の組織だかなんかに、「貴様〜」と叱られた。
 どうやら、仮面舞踏会に紛れて、その家族の重要な秘密を探るのが私の使命だったらしい。
 「そんなん、後から言われても〜」とボヤいていた。

 いや、もっと、へなちょこサイバーパンクっぽいゴージャスな夢だったんですけど・・・・

 その次は、なんか遊郭みたいな建物の大型旅館にいて、どうやら社員旅行らしく、私はなぜか親会社の社長の付き人にされていた。
 風呂上りで浴衣姿の社長が、「羽織がない」と言い出したので、さっそくフロントに電話。

 しかしフロントのオバチャンは「羽織が無いわけがない、盗んだんだろう」みたいなことを言い出し、しまいには、「あんた、どうせあの男の愛人だろう」とまで言われ、とうとうブチ切れて「あなたではラチがあかないので、他の人に電話代わってください」と怒鳴ると、別の人が出たのだが、こんどは普通に「では、羽織をお持ちします」と言ってくれたのだが「で、どちらのお部屋でしょうか?」って、こういうフロントへの内線って、向こうに部屋番号くらい表示されるのでは?と思ったが、とっさに部屋番号がわからず、部屋の位置をだいたい説明していると、向こうが「ということは、あの、遊郭みたいな格子のある棟ですね?」と言うので「そうそう、そうです」と話が通じたみたいなんだが、その後もなぜか羽織は持ってきてくれなくて、「どーしよ」と困っていたら、側にいた社長秘書がヒソヒソと「たしかに、最初は羽織があったはずなんだけど、社長はきっと、風呂に行ったときに忘れてきたのよ」と言うのだが、だからどーしろっていうの、と思って、またフロントに電話すると、また別の人に「羽織はちゃんとあるはずだ」と言われ、いやもー、追加料金がいるなら払いますから、届けてくれないなら、こっちから取りに行きますから、犯罪者扱いするのはやめてもらえませんかね〜

 次の夢は、私は会社を休んで、タイに旅行することになっていた。
 旅行カバンを持って、成田空港(夢の中では、手塚治の描いた宇宙ステーションみたいな趣きでした)で航空会社のカウンターを目指して歩いていたら、ふと「あたし、パスポートとか持ってたっけ?」

 その前に「あ、ガイドブック持ってなかった。いいや、空港内の本屋で買えば。こういうとき、友人M嬢なら図書館で借りるんだろうけど、私は滅多に旅行しないし、それにガイドブックは最新のがいいしね」と自問自答していたのだが、成田についてから「あ、パスポート」と思い出したのである。
 パスポートを用意した記憶もなく「これから戻ったら、絶対に間に合わないし・・・」と半べそ状態というか、自分がそんなミスをするのが信じられず、「わー、とうという若年性認知症か?」と切羽詰っていたのだが、ダメ元でカバンを漁ってみたら、パスポートはちゃんと入っていた。
 あーよかった。やっぱし、そんな最低のチョンボするわけねーよな、と思った次の瞬間、「あれ?航空券って?」

 探してみたら、航空券らしきものも入っていた。「よかった〜」と思って確認すると、それは旅行会社への振込用紙だった。
 「○日までに、お支払いください」と大きい字で明記してあったのに、支払いを忘れていたのである。
 「フツー、こういうのって、忘れていたら催促の電話の一つもあるじゃねーの?」と思ったが、払ってなかった私が悪いので、旅行はきっぱりと諦めて、踵を返した。

 あーあ、でも、「タイ旅行のため、休暇」と会社には言ってしまったので、お土産とかどうしよう。カッコわる〜

 しかし、どうしようもないので、空港を出ると、そこはなぜか恵比寿だった。

 「おなかへったし、恵比寿でラーメンでも食べて帰ろう」

 と現実的なことを思ったのだが、「恵比寿の美味しいラーメン屋」が全然思い出せない。

 おかしい。変だ。恵比寿といえば、有名ラーメン店がたくさんあったではないか。

 しかし、頭まっしろなまま、旅行カバンを持って、とぼとぼと歩いていたのであった。ラーメン屋は何軒か出てきったが、どれも知らない名前ばかり。クローネンバーク監督が演出したかのような、奇妙な恵比寿の町を歩いているのは、ほんとに心細かったっす。


●夢と現実

 土曜日出勤することにして、今日は休みをとった。
 先週の土曜日あたりに、パスポートを受け取りに行きたかったのだが、風邪の最終仕上げ(?)でダウンしてしまったので、「また来週」と見送ったのだが、そろそろコンタクトレンズも無くなりそうだったので、平日休みにしたようがサクサクと用事が済みそうだったからである。

 「笑っていいとも」が終ってから、家を出て、まず、バスで目黒に向かった。
 前に定休日である日曜に行ってしまって、がっかりした目黒の美味しいスープカレー屋で昼食をとろうとしたのだが、ガーン、やってない。
 閉店しちゃったのか、改装中なのかもわからない。

 とりあえず、おなかすいていたので、その並びの坦坦麺屋で食事。目黒の権之助坂も最近はラーメンストリートになっているようである。

 いやー、なんか昨日の夢は予知夢だったかに?

 日差しも強くて熱かったが、北に向かって歩くのには、西側が木陰じゃないけど建物の影になるので、がんばって渋谷まで散歩。
 恵比寿も通過しましたよ。よかった〜、香月とか一風堂とか山頭火がちゃんとあるよ(泣)

 目黒から渋谷まで、ちんたら歩いて30分。
 コンタクトレンズを処方してもらって、次の目標地点は新宿。4時過ぎていたので、日もほどよく傾いていたから、明治通りをちんたら歩いてみることにした。

 久しぶりに通過したよ、原宿のラフォーレ前の交差点。コンドマニアはまだあるんだね。
 渋谷から原宿にかけては、気合の入った若者が多く、それにまじって、さらに気合の入った修学旅行生いて、イグノーベル賞とった「若者にしか聴こえない音」っていうのがありましたが、あのあたりは、ほんと「裸の王様」が現実化するエリアだよなあ。

 私なんかは、これでも自分が10代後半から、20代前半まで、それなりに「裸の王様」だった経験があるので、原宿に集う「田舎モノ」を観て(実際、東京生まれ、東京育ちの人は、原宿に行ったこと無い人も多い。あと東京タワーにも行ったことなかったりするので、「東京もん」を東京タワーに30歳くらいになってから連れていくと、けこうマジで喜んだりする)照れくさいキモチになるのですが、うちのママンみたいな「東京生まれ、東京は港区育ち、渋谷の女子校には都電で通ってました」なモノホンにかかると、即座に「なんか小汚い格好ね」と「王様は裸だ〜」と暴きますからね。

 さて、竹下通り前を抜けて、しばらく歩くと、千駄ヶ谷に差し掛かったあたりは「古きよきマンション」が立ち並び、いい目の保養になります。今も昔も、あのあたりに事務所を構えているデザイナーさんたちは「センスのいい、選ばれた田舎モノ」でしょう。東京生まれ、東京育ちの人は、あそこに、ああいうものがあることを死ぬまで知りません。

 千駄ヶ谷で明治通りを離れ、代々木駅に向かうと、そこはまた、原宿とは別のベクトルの「青春の輝き」があります。予備校とアニメーション学院が入り乱れるあそこは、アキバ系養成所と言ってもよいでしょう。小汚い予備校生と、ロリ系ファッションの女子が混在する街。ただ、残念ながら、この時期の予備校生は、まだ追い詰められてないのか、けっこう爽やかでした。

 代々木を抜けて、新宿に向かうと、小田急線の大踏み切りがありますが、そっかー、サザンシチーが抜け道になちゃったから、ここを渡る人少なくなっちゃったんだ。
 でも、定年間近のオジサン2名が(サザンシチーで勤務しているのか?奥さんに「テレビで紹介されてた、超人気のドーナツ買ってこい」とメールで指示されても、きちんとノルマを果たしそうな従順なかんじでした)、うれしそうに減速する小田急線をデジカメで撮影してました。かわゆかった。

 新宿駅に近づいて、地下道に入り、ウォーキングエクササイズ中だから、また歩く歩道は使わずに旅券事務所までテクテク歩いて、申請のときにはけっこう待たされたけど、受取は5分で終了した。
 ICチップ入りのパスポートらしい。顔写真はけっこう、はっきりくっきりデカかった。このパスポートと10年間の付き合いになるはずだが、何回、海外旅行できるだろうか?
6月5日(火)

 久々にジムに行った。
 たぶん、一ヶ月ぶりではないか?せっかく、やっとジム復帰したっちゅうに。

 しかし、先月は「なぜか肩が痛い」から「なぜか風邪が治らない」と、ほんとに調子悪かった。仕事休むほどではないにせよ(実質、1日しか休んでいない)、こんなに調子悪かったのも久しぶりだ。

 まあ、しかし、自分よりも年上の先輩たちの声に耳を傾ければ、「常にどこか悪い」というのは、普通のことらしい。そのうち慣れるさ。

 そーいえば、ここ数年で「ドーパミンだか、エンドルフィンだか知らんが、なんかそういう脳内で分泌されるのが明らかに減ったなあ」と自覚できた「ぷち鬱」には、なんとなく慣れてきた。
 個人差はあれど、みんなそうなんだと思う。
 その症状が大きいと、自殺してしまったり(去年、友人が1人・・・・)、鬱で会社を長期で休んだり(ほっこり課長がいい例。彼は私より一つ年上)するんだろうけど、幸いにも私の降下は、平常運行の旅客機のように緩やかで、多少の耳鳴りくらい我慢しろと。

 そーいえば、また最近、少し降下したようで、けっこう好きだったはずのニュース・ショーがウザくて仕方がない。「心の闇」や「政府の怠慢」がどーでもよくなってきたのである。
 つーか、前からどーでもよかったんだけど、そういうことに対して、テレビの中の人たちが眉間にシワを寄せて「心の闇の解明を」とか「政府の対応が許せん」とか言っているのは、けっこう面白かったんだけど、最近、本格的にウザくなってきた。

 でも冷静になって考えてみれば、これは私の変化よりも、最近のニュース・ショーのワイドショー化が激しいことが原因かもしれない。且つ、ワイドショーのニュース・ショー化もね。
 どっちにしても、コメンテーター依存と、キャスターの「真相解明に全力を尽くしてもらいたいものです」という、どうでもいいセリフが蔓延してきたので、朝のワイドショーも夜のニュースショーも、一日中ずっと「杉田かおるの次の恋愛相手は?」みたいな、どーでもいいことを真剣に考えているかのような雰囲気になっているので、さすがの私も我慢できなくなってきたようである。

 それでも、やはりテレビは、「ホンモノ」もちゃんと映すので、早稲田の斎藤選手の輝きは、ほんとすげーよな。ヨン様ファンのオバサンがこぞって流れたキモチがよくわかる。
 あと、男子ゴルフ界の期待の星、「はにかみ王子」も実にテレビ映えするので、驚いたよ。

 でも、2人とも、これからゴツくなってくるお年頃なので、どう王子から脱皮するのか、注目である。松坂みたいに「ずっと王子?」な人もいるけど、あれは滅多にいないからなあ。つーか、世間の関心は、すでに岡島みたいなんだけど(笑)、報道って残酷ね。

 そーいや、友人に付き合って野球観戦なんてしたもんだから、ちょっと野球心が芽生えてきたのであるが、なにせ、ここ数年、きっぱり遠ざかっていたので、全然知ってる選手がいないのも気になって(知ってる選手は、監督やコーチばかりになってしまった。後は清原とか工藤とか?)先日、NHKで楽天VS広島の中継をぼんやり観ていたのだが、やっぱ少しでも知ってる選手がいると、そこそこ楽しい。有銘が先発とか、鉄平が送りバント成功とか、福盛がやっぱし抑えだとか。ええ、M嬢に洗脳されて、いつのまにか知っているのです、有銘が沖縄出身だとか、鉄平は星野監督が「中日では出場機会ないだろうから」と野村監督に差し上げたとか、福盛が「楽天一のイケメン」だとか・・・・
 楽天にいる外人は、ウィットにリックで、ウィットさんはファーストで、「いい人」らしい。
 私が試合を観にいったときも、楽天の守備が終ると、ベンチに戻るウィットさんは、いつも内野の観客に向かってボールを投げていて、みんな節分の豆まきのように喜んでいたので、「ほんと、ウィットさんはいい人だ」と納得したのだが、後で考えてみれば、守備が終ったときには、かなりの確率で一塁手がボールを手にしているというだけのことで、「守備で最後にボールを手にした人が、客席にボールをプレゼント」ってだけの話なのかもしれない。

 短期間で楽天にえらく詳しくなってしまった自分であるが、(選手名が5人もいえるチームなんて他にない。巨人?ええと、原・・・・・あと、谷?)さて、そんなんで「楽天VS広島」の試合を観ていたら、広島のピッチャーがなんだか投げ方が変。

 「なに、この砲丸投げみたいな投げ方は・・・・外人ピッチャーって非本格派が多いけど、それにしても・・・」

 しかも、投球がエラく緩い。
 どうやら、変化球というか、ナックルばかり投げる変態投手だったらしい。あんなの初めて観たよ。フェルナンデスさんと言うそうです。あれは、捕手も審判も疲れるだろうなあ。解説者は「フェルナンデスの投球を見る審判は、勉強になるでしょうねえ」と労っていた。あと、捕手のミットも「フェルナンデス専用ミット」があるらしい。継投が出てきたら、普通のミットに替えていた。

 球速は、90キロ台だったりするのだが、なにせ、曲がりながら落ちていくので、勘が当たった上手い打者はそれなりにヒットを飛ばしたり、その日はフェルさんも制球がイマイチだったので、フォアボールを選んだりして、けっこう出塁できるのだが、あんなヒョロヒョロ変態球をガツンと長打するのは難しいらしくて、なかなか得点に至らないのが面白かった。

 結局、広島が負けたのは、中継ぎが打たれたというより、エラーだったし・・・・
 つーか、広島、左の控えが1人しかいないじゃん。
 M嬢が「楽天、使える左がほとんどいなくて」と言っていたけど、だから、交流戦では、有銘を先発ローテーションに回したようだが、広島の左不足のほうが深刻そうである。

 つーか、広島こそ、「知ってる選手が1人もいない」と、やや衝撃的だったのだが(監督も外人で知らない人)、これでフェルナンデスだけ覚えたびょん。つーか、(つーか、つーか、うるさいですね)フェルちゃんの変態投球、生で観戦してみたいなあ、と本気で思った。ビールに合いそう。

 ええ、何が言いたいかというと、私も人生後半に差し掛かって、「昔のことはよく覚えているが、最近のことはなかなか覚えられなくて」という普通の老人への道を着々と歩んでいるが、それなりに関心を持てば、最新のことも頭に入るようで安心したよ。

 いや、ジョニー・デップのことは知っているが、オーランド・ブルームの顔が覚えられないので、ちょっと不安になってみたりしていたので・・・・
 ただ単に、オーリーが好みではないというだけのことだったのね(笑)

 映画といえばさあ、通勤途中に新たなシネコンができて、大いに期待していたのに、まだ一度も足を運んでいないのよ。だって、前からあるのも、新しいのも「スパイダーマン3」ばっかりやってるんだもん。
 私は「クイーンだったら観てもいいかも」と思ったのに、どっちでもやってねーでやがんの。

 新しいシネコンでは「監督ばんざい」や「大日本人」は上映してるんだけどね。
 タケシ映画を金払って観たことないしなあ。
 でも、最近なんだか、フェリーニ化が激しいらしいので、ちょっとチェックしてみようかな、と思ったのだが、でも、フェリーニは自分の分身をマストロヤンニとかにやらせたじゃない?で、タケシは、そういうのを見つけられないのか、自分でやっちゃうからねえ。あたし、キアヌとか、ビョン様とか、ヒュー様とか、デンゼルたんになら、よろこんで千円出すんだけど、いくらヨーロッパで認めれられているゲージュツでも、ビートたけしの顔のアップにお金払う気ないわけよ。

 そういえば、みんながクサしている「ドコモ2.0」のCM豪華出演陣、総契約料いくらだわりゃ、であるが、あれは見事なまでに私の好みを外しているというか、「この人たちが出演している映画に金払ったこと、そういえばないな」と思った。そもそも日本映画ほとんど観ないのだが・・・・強いていえば、長瀬君が出演したドラマは、けっこう楽しみにしていたよ。でも、長瀬君観たさで観たわけじゃないんだけど。

 長瀬といえば、TOKIOであるが、TOKIOの年長組というか、「鉄腕DASH」を支えているリーダーと山口君が(他の3人はスケジュールの合間を縫ってやっと、って感じ。他の3人がどうしてもダメなときには、元若乃花がやってくる)、「ヘルシー・リセッタ」のCMっていうのも泣ける。だって、少し前までは、壇ふみと阿川佐和子だったじゃん。

 いや、ほんと、テレビって恐ろしい。

 だから、なんだかんだいいつつも、「テレビッ子」なんである。
6月3日(日)

 風邪で体調が悪かったので、先週一週間は妙に長く感じた。

 なので、昨日の土曜は休みだったけど、ほとんど寝てた。

 しかし、風邪の症状はかなり治まったけど、目ヤニがまだ続いていて、会社で「それって、風邪じゃなくて、アレルギーなんじゃない?」と言われてしまった。

 うーん、鼻水の延長で、目にキテるだけだと思うんだが、そう言われると、「忙しかった先々週」「風邪でダウンした先週」「風邪がなかなか治らない今週」と、3週間全然掃除しなかったな。

 なので、今日はやっと掃除機をかけた。
 すごい、ハウスダストだった。
 これを撃退すれば、目やにも解消されるのだろうか?

 さて、少し元気になったので今日は白髪染め。今回はヘナじゃなくてヘアマニキュアにしてみた。簡単そうだったから・・・・
 しかし、「簡単そう」とナメてかかったので、うっかり手袋をしないでやってしまい、手先が黒ずんでしまいました。ま、いっか。顔にもちょっと染みが・・・・、ま、いっか。



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