可燃物な日々

表紙に戻る/過去の日記

ご意見・ご感想・誹謗中傷などございましたら、感情廃棄物再利用所までどうそお気軽に書き込んでください(でも、現在書き込みが出来ないようです)

 日本酒8合飲んだ勢いで、新しい掲示板を作りました
7月31日(月)

 朝。バリだるかった。

 シャワー浴びてから、朝っぱらからアンメルツ塗りたくり気合を入れた。

 出勤。バリだりぃ。

 しかも、頭の中でフランツのあのCMの曲(ソニーウォークマンだったっけ?たぶん、Do You Want Toって曲)がヘビーローテーション。
 つーか、フランツの演奏中、グリーン・ステージ通過しただけなのに(笑)

 というわけで、体は会社にありましたが、心はまだ苗場に残してきたようですが、月末だから、なにかと忙しい。
 こうなることはわかっていたので、月末に処理するものは、先週片付けておいたのですが、やはり急にアレコレ言ってくる人続出で、そのたびに、「えーと、私、抜け殻なんすけど」という思いをめいっぱいかけた重い視線をどよ〜んと投げ返していた。

 夕方、やっと人事異動が発表された。
 どーでもいい。
 早く家帰って寝たい。

 シュレッダーかけようと立ち上がったら、立ちくらみ起こしたりしていたが、なんとか定時まで頑張ったが、最後の方は机に突っ伏して死んでいた。

 やっぱ、今日は休みたかったな。

 気分が盛り上がってるうちに、フジロック日記を書きたいけど、まだ気力無し。
7月30日(日)

 フジロックから帰ってきまし。

 金曜日は、運良く晴れて、マッドネスをベストコンディションで堪能。
 いや〜、大満足でしたわ。
 ただ、その後、宿まで帰るのが八甲田山の強行軍並に辛かったけど、マッドネスで気持が盛り上がっていたので、なんとか耐えて宿にたどりつきました。

 土曜日は3時ごろから雨。
 すぐやむかと思ったけど、結局、ずっと降ってた。
 6時半のトラキャンまでの約4時間、滝に打たれる修行したようなもんでした。

 たぶん、私もT嬢も「もう、宿に帰ろうか?」と喉まで出かかっていたと思いますが、じっと我慢したのでありました。1人だったら、ギブアップしていたかもしれない。
 でも、我慢した甲斐があって、トラキャンも涙出るほどよかったんだけどさ。

 そんで、悔しいことに、トラキャン終ってから、雨が上がって、おかげでクーラはレッドの正面の林の中で聴けたけど、その後、レッチリを3曲くらいにして宿に帰った。昨日の苦行が嘘のように、スムーズに帰れた。

 今日の日曜日は、T嬢は「仕事が〜〜〜」と帰ってしまったので、1人で行った。
 昨日とうってかわって、今日はピーカンで、そうなると木陰を探すのに一苦労。
 奥地でやってる小野リサとか観ちゃおうかとも思ったのだが、暑くて奥地まで歩く気力もなく、林の中で寝転んで、レッドでやってる演奏を聴きつつ、「そーいや、今年は、グリーンステージ(一番大きなメインステージ)でやってるのをまともに観てない」と思ったので、グリーンに数えるほどしかない木の下にゴリ入って、KTを鑑賞して、SNOW PATROLの途中で退場した。

 湯沢駅についたのが、4時半ごろ。
 駅前の立ち寄り温泉ちゅうか、ジモティ御用達の温泉銭湯で一風呂浴びてから、5時半の新幹線に乗って、自由席だったけどなんとか座れて、大宮で湘南なんちゃらで乗り換えて、渋谷についたら7時半。近け〜

 このルートは今回初だったが、いいかもしんない。
 東京駅に着くと「苗場と別世界」なのだが、渋谷だと「泥のついたスニーカーを履いてなくて、折り畳み椅子も持ってないけど、でも雰囲気がフジロック参加者」な人が大勢いるので違和感がない。

 まあ、しかし、今回は雨に耐えたので、いつもと違う疲れ方をしたようだ。
 けっこう、ズシンときてます。

 明日出勤かよ、やだな〜

 とりあえず、サロンパス&アンメルツをフルスロットルでごわす。

 そういや、T嬢と「やっぱ、雨対策として、もっと本格的装備は必要だよね」と宿でビール飲みながら喋っていたので、雨にも懲りず、また参加するかもなあ。
 けっこうキツイところもあるんだけど、回数こなしてきたから、変に学習してしまい、「なんとか心地よく過ごすノウハウ」は、相当蓄積したしね。おかげでトイレ待ち時間は短くなった。(コツっていうか、単に「人気バンド演奏中」を狙うと、待ち時間ゼロだってことなんだけど)

 なんだ、かんだ言っても、苗場以上の場所はなかなか無いと思うので、あと10年はやってほしいな。
7月27日(木)

 わー、なんだか漲ってきたぞ。(2ちゃん洋楽板の見過ぎ)

 マッドネスの東京公演のセットリストを見たあたりから、きた〜〜〜〜〜ってかんじだ。

 雨でも泥でもがんばって、一曲目の(苗場でも同じ曲順なら)、ワン・ステップ・ビヨーンどで跳ぼう。
 私が愛してやまない泡ハウスも、アンコール曲になっていたので期待が高まる。
 今日はずっと、あのホーンの間奏が頭の中で鳴りっぱなしでした。

 思えば、5年前。フジロックに初参加したときにも、J−WAVEでガンガン宣伝していたのだが、そのBGMがニューオーダーのリグレットで、「あ・・・・」と時間がとまり「これは、フジロック行かないとあかんな」と決意したのである。

 行きの車の中で、ニューオーダーのCDかけて予習していたのだが、リグレットがかかったら、運転していたMG氏が「あ・・・・・やっと、来た」と言っていた。ニューオーダー観に行こうぜと、盛り上がっていたのだが、彼は具体的にどの曲って思い浮かべてなかったみたいで、「そっか、リグレットとかやるんだよな、そっか」と急に盛り上がって来たみたい。

 2年前、「しゃーねー、ルースターズ観にいくか」と初めて3日間参加を決めたときにも、私はそれなりに盛り上がっていたけど、でも、初日のまだ明るい時間にルースターズが演奏するメインのグリーン・ステージのモッシュ・ピット(前の方に人が押し寄せると危険だから柵で囲ってある)に入って、演奏が始まるのを今か今かと待っている間も、けっこうボンヤリとしており、演奏が始まって、一曲目が「ドゥ・ザ・ブギ」だったのを聴いて初めて「わー、そうだ、こういう曲をやるんだ」、と、あの気分を説明するのが難しいが、わかりやすく言うと、「気合が入った」とでも言うのか、要するに「漲った」ってことじゃん(笑)
 さて、今日は早くに帰ってきて、さっそく荷造り。
 雨を覚悟して、長靴もレインコートもかさばるがしょうがない。
 それに、山の天気は移ろいやすいので、日焼け止めや帽子も必需品だ。
 タオルだティッシュだ虫除けだサングラスだ、と、とにかく詰め込んでしまえ〜。

 けっこう重い荷物になってしまった。
 ま、荷物は湯沢駅で預けて、最低限の荷物で現地入りするつもりだが。

 うん。でも、雨なら雨でいいかもな。
 ああいうところで、雨のことしか考えない、というのもたまには必要なことだ。
 普段は冷房の効いたオフィスで「きぃぃぃ〜、この人、なんでこうなわけ?」なんてピリピリしていたりするが、天気が相手だと「そりゃ、私の対応もよくなかったかもしれないけどさあ、でも普通はこういうこと言わないじゃない?」なんてレベルの話ではなく「雨が降ってきた。濡れないようにしよう」とか「なぜか晴れた。紫外線ブロック体勢にチェンジ」とか、相手の「いい/悪い」を考えなくていいから、ある意味ラクである。

 今日、帰りに駅で面白い会話を聞いた。
 会話というか、一方的にケータイで喋っているのを聴いただけだが、こんなんだった。

 そう、それで、てっきり懲戒免職になるのかと思ったのに、自己都合の退職になったのよ。
 でも、退職金は安くしたみたいだけど、失業保険は普通にもらえるのよ。
 懲戒免職だったら、離職票にもそう書かれるはずだから、再就職なんて難しいのに、普通の自己都合での退職扱いになってるのよ!

 だって、犯罪なんだから、てっきり懲戒免職になると思ったのに、会社のほうも「警察やマスコミには一切言うな」って・・・・そうなると、社員にとって損だって態度なんだけど、でも、犯罪者なんだから、それなりの罰は受けると思ったのに、会社はそれを隠そうとするってどうよ?

 で、会社側は、私が訴えるかもしれないことを警戒してるの。
 え?そりゃ、できるよ。
 でも、私もそこまでするつもりはなくて、ただ、犯罪なんだから、ちゃんと処分してほしかったのに、とにかく、私を警戒するばかりで、まさか、そんな対応すると思わなかったから・・・・・いや、そのあたりを全部話すと、すごい長くなるよ?

 駅のホームで大声でケータイでガナっているので「あの〜、会社は内密にという態度でお怒りのようですが、すでに内密ではなくなっているのですが?で?どこにお勤めで?」と思ったけど、どうも、彼女がお怒りな「社内犯罪」というのは、「情報漏洩」とか「横領」とかではなくて、たぶん、性犯罪ですよね?

 で、たぶん、彼女が勤めているのは、そこそこ名前のある企業で、それを表ざたにするのを嫌ったので、その対応にムカついていると?
 たしかに、小柄で色白な女性でありましたが、でも、性犯罪だとすると、そんな堂々とケータイで喋れるものかとも思うが、だとすると、その「懲戒免職」を免れた人は、いったい、何をやらかしたのか?

 とても気になったが、残念ながら電車が来たので会話は終了してしまった。

 とにかく、友達に話さずにはいられない大変なことだったのだろう。

 で、災難を全て一列に並べるのもなんだが、災難の源が「犯罪者」ではなく「集中豪雨」だったり「台風」だったり「大震災」だったりすると、なぜかその被害者は、妙に楽しそうだったりする。
 そりゃ、自治体の対応が悪かった、とか言う人はいるけど、それでもなんか「フジロックのゴミ分別係員がサボってた」程度のことらしい。

 何を言いたいのかよくわからなくなってきたが、とにかく自然の脅威というか、できたら(笑い)自然のプチ脅威には、たまに晒されると、なんだか元気になるようだ。
 台風接近のニュースが出ると、なんか妙に漲るし(笑)

 なので、素直に雨に晒されよう。
 で、運良く「なーんだ、あんまし降らなかった」ってことになれば「あたしの、日ごろお行いが良かったってことね」と解釈するし、降ったら降ったで「いい修行した」ってことにしよう。

 ともかく、マッドネスの「♪わん すってっぷ びよ〜んど」の掛け声一つに、5万円くらい張っているわけで、それは絶対に回収しますわよ。
7月26日(水)

 よく、人が滅多にやらない「よいこと」などをしたときに「こりゃ、明日は嵐だ」とか「雪になるな」とか言いますが、今日、関東地方が久々の梅雨の晴れ間に恵まれたのは、たぶん、K部長の「いやー、カミさんと二人で旅行なんて、10何年ぶりだわ」のご利益だと思います。

 部長んちは、今年、下のお子さんも中学に上がったので「今日から上のも下のも、部活の合宿なんだ」そうで、そんなら、いっちょ夫婦で関東近隣のリゾート地に一泊してミニゴルフでもすっか、ということになったそうですが、彼は「オレがゴルフ場に行くと、そこだけ雨が降る」というくらいの雨男らしいのに、妻同伴だといきなりの晴天っていうのも、泣ける話である。

 さて、私も週末の野外ロックフェスのために、天気予報から目が離せなくなっているし、8月からの人事異動のことは「フジロックから帰ってきてから、クヨクヨ考えよう」と開き直っております。
 でも、サマソニも行くので、次はそっちで頭いっぱいにするという手もありますが、一日参加だし、幕張メッセに日帰りに行くのに、2週間前から準備することは何もない。どーせ、スタジアムには、行きそうもないし。スクリッティ・ポリッティ、キーン、シャーラタンズ、ダフト・パンクと私の観たいものはインドアでやるのばかり。ちなみに、スタジアムでやる人たちが誰だか全然わかんないし。メタ理科(・・・って何?)はさすがにわかるけど。

 そんな中、マスオさんが、Aさんに逆ギレされていた。

 わーい、やったね、マスオさんの目出度いデビューである。
 マスオさんには「私もハイジもブツかりまくってるから、気にしないように」と笑顔でアドバイスというか、「やっぱ、マスオさんのキャラをもってしても、この仕打ちか」と可笑しくてしょうがない、性格の悪い私であった。

 経緯はどうってことないことである。
 Aさんが支払依頼をまわしたはずの支払先から、「昨日までにお振込のお約束ですが、まだなんですが?」という問い合わせを受けたので、マスオさんに「振込み依頼したはずなんですが?」と調べてもらった。
 Aさんの部署は、支払が不規則っていうか、「今日払ってくれ」「明日払ってくれ」「やっぱしキャンセルになった」っていう仕事なので、しょうがないのだが、ときどきこういうミスが起きる。

 マスオさんも「あれ?支払忘れてたっけ?」と伝票を探したのだが、どうやら見つからないらしい。
 他にも昨日付けは2件処理していたのだが、マスオさんによると「ここへの支払依頼は見た記憶がない」

 私も、その部署の支払関係はマスオさんに任せていたので「私も知らないなあ」
 ハイジはそのとき、外出していたが、Aさんによると「その伝票は20日に回した」とのこと。ハイジは先週、夏休みをとっていたので、彼が持っているという可能性も低い。

 とりあえず、そういうことが度々あるためか、Aさんはコピーをとっており、それですぐに振り込み処理をした。
 その振込み証明を相手にFAXするらしく、マスオさんがAさんのいるフロアに行った後すぐに、Aさんから内線があったので私がとり「マスオさん、席を外してますが?」と言うと、Aさんは「じゃあ、お伝えください」

 そんで、「先ほどの伝票ですが、たぶん24日にお出ししているはずです」と、ちょっと怒った口調だったので、私も事情がわかっているから、努めて明るい声で「そうだったんですか」と言ったら、向こうの声のトーンが急に低くなり、世にも恐ろしい50歳過ぎのオバサンの「ドスの効いた声」で「さきほど、こちらが出してないのではないかと言われましたもので・・・・」

 文章で表現するのは難しいが、ヤクザが「返すもん、返してもらわんと」と凄むような口調だったのよ。

 なにも、私にまで八つ当たりせんでも・・・・

 それに、たしかにマスオさんは、経理ビギナーだし、ただ素直に「それって、こっちに貰ってないような気がするのですが?」と言ったかもしれないけど、彼は私が太鼓判を押す「嫌味の無い喋り方をする、おとぼけキャラ」で、普通の人だったら、それを「ボクは悪くありません、あなたのミスに決まってます」という意味にとらないけどなあ。

 それなのに、あんな怖い口調で「私のせいにされて、非常に憤りを感じます」という気持を表明しなくても。

 それに、そんな大問題じゃないし。よくあることじゃないですか。

 それに、彼女がコピーとってたから、支払先に請求書をFAXしてもらうという手間もかけずに済んだわけだし、普通だったら「えー、私伝票回したはずなんだけどな?まあ、いいや、写しがあるから、これで処理してください。見つかったら教えてね」で済むようなことだ。誰が紛失したのか、犯人探ししたいわけじゃないんだしさ。

 さらに感じ悪いのは、その前に、彼女はマスオさんに「入金確認リスト」を持ってきたのだが、それに金額が載っていなかったので、マスオさんに「金額わからないと、入金確認にならないから、金額聞いてきなさい」と言ったら、マスオさんが確認しに行ったのだが、ちゃんとしたリストが無く(あれば、それを持ってくるはずだ)、でも、金額は二種類しかないと言うので(その場を見ていないが、Aさんが憮然と慌てていた様子はわかる)、マスオさんが聴き取りでリストを作っていたのである。
 支払依頼伝票紛失騒動の後、ハイジも外出から戻ってきたのだが、Aさんが「先ほどの売上計上の表は・・・・」とやってきて、おもむろにハイジに渡したので、ハイジが「それは、マスオがやってるんで」と目も合わせずに言うので、Aさんは、しばし、オドオドした後に、マスオさんにそれを渡して「では、よろしくお願いいたします」

 Aさんとしては、「それは私の責任ではありません」と凄んだ後に、マスオさんに「これお願いします」と言いにくかったんだろうけど、その態度はちょっとなあ。
 いや、すごく気の小さい人なのはわかってますって。
 なので、ちょっとしたことで、びっくりするほど「保身」に周り、鼻の穴広げてフーフー言いながら仁王立ちになる気持も痛いほどわかるけど、それじゃ、あんたが損するだけだって・・・・

 マスオさんやハイジは、Aさんにとっては息子くらいの年齢なのになあ。
 年齢のこと言ってもしょうがないけど、40歳の私だって物忘れが激しくなってきたので、若いもんに「あの書類、どうなりましたか?」なんていわれると「え?なんのこと?ごめーん、私がボケて忘れてるかも」と先に謝ってしまう。後で全然私の責任じゃなくても、「もー、私、記憶に自信ないんだから、おどかさないでよ〜、マジにボケたかと思って、不安になっちゃったじゃないの〜」と笑って文句を言えばいいだけだ。

 だいたい、マスオさんなんて、こんなコなのによ〜。
 「ミヤノさーん」て呼ぶから、何かと思ったら「○○証券が、社長宛てだったんですけど、担当替わったから挨拶に来たいっていうんですけど、どうしましょ?」

 社長は今日は不在だったし、そもそも「証券会社の営業電話は全てやんわり断るように」って言ってたはずなので、「マスオさんが挨拶する分には構わんけど?」と言ったら、その後、素直にアポをとってしまったようで「でも、ボクが応対しても、どうしたらいいんでしょう?」
 「・・・・・てゆーか、やんわり、追い返してください」

 結局、30分くらつかまってました(笑)
 つーか、ちゃんと自分でお茶まで持ってってるし。
 人がいいというか、なんというか、こういう人がいると、営業マンも心和むと思いますが・・・

 ただ、飛び込みの営業マンや営業電話に、余計なこと言ったりするので、「知らない人に、よけいなこと教えんでいい」と横で教育的指導しないといけないんですが・・・・

 どうやら、営業電話で「総務の責任者のお名前は?」と聞かれて「Kといいます」と教えているようで、おかげでK部長名指し電話が多くなり、部長は「知らない人からの電話が最近多いな」と訝るので、マスオさんに「やたらと部長の名前を教えるな」と指導はしているのですが、私の目の前で堂々と「総務部長はKと言います」と電話で告げていたりするので、ちょっと困ったちゃんである。

 そーいや、掲示板に書き込みいただいたが、エアホ(アイスホッケーはアイホと言うし)は30万円ちょっとで買えるらしい。
 それって、宝くじ当たらなくても(すでに購入していたのに、某みずほ銀行の担当者が押し売りに来たので、その人が新任だったこともあり、お付き合いでさらにバラで10枚買った)そんくらいなら、ボーナスで買えてしまうではないか・・・・・

 なので、「夢」を上方修正して、「宝くじ当たったら、三宿あたりに店舗を借りて、ホイチョイ・プロの人やスカパラのメンバーが集う、最先端のエアホ・バーを開く」にしました。
 ダーツ・バーの次は(ダーツ・バーに一度も行ったことがない。プール・バーも一度も行ったことなかった)エアホ・バーよ!

 ビジネスモデル特許を先にとっておいたほうがいいのだろうか?(笑)

 つーか、ビジネスモデル特許ってもう死語?
 我が社でも、数年前流行して、わけわかんない特許を何個か申請したが、金にもならん特許の維持費だけがかさんでいる今日この頃であるが、担当者のK嬢も「これって、どこで止めたらいいかって、誰が判断するのだろう?」とボヤいていました。儲かっているのは弁理士事務所だけのようです。資格に変な憧れを持つハイジが何で弁理士資格には色気を出さないのか、一度聞いてみたい。

 (弁護士事務所勤務経験を持つ友人が「弁理士事務所は相当大変らしいと聞いていたので、派遣で話が来たときにはけっこう警戒したよ」と言っていたが、そういや、篠田節子の短編小説にも、よく弁理士が登場して「生き地獄」のように描かれていたけど、弁理士の仕事って世間的にはあまり話題にならないね)
7月25日(火)

 うーむ、人事異動の一部を漏れ聞いた。

 ビミョー。

 正式には月末発表らひい。

 どうやら、まだ未定のこともあるらしく、それは「じゃ、誰があそこへ異動するかね?」って突付いてみたら、「あそこへ行くくらいなら、辞めるつもりです」って切り札出している人がいるかららしいような気がしなくもないが・・・・

 こういうのはどうだろう?
 一週間くらい会社を全休にする。
 8月1日に登校すると、入り口に「クラス替え」が発表されてる。

 みんな、ワーワー言いながら、新しい教室に入る。

 大人だと、こっちのほうが現実的か。
 8月1日に、披露宴会場に到着すると、入り口で座席表を渡される。
 「ええ?○○部長と同じ席?」とか、みんなワーワー言いながら、披露宴会場に入る。

 どうせなら、入り口でくじ引きで所属部署を決定したほうが、面白いかもしれない。

 つーか、そっちのほうが、上手くいったりしないか?

 私が、情報システム部に配属されたり、交通費清算を半年ごとにしか出さない人が経理に配属されたり、朝会っても挨拶できない人が営業部に所属されたり、そうなると、誰も文句が言えないだろう。つーか、人事を取り仕切る総務部長の座に、今年入った新卒社員が困った顔して座っているのだから。

 こういう日は、ほんとに卓球でもしたくなる。

 私は18年ほど前から「会社に卓球台あればいいのに」と、ずっとボヤいていた。
 前の職場は、忙しいときには、ほんとに忙しかったが、暇なときには、みんなで仲良くテレビ観てるような会社だったので、「こういうときには、会議室のテーブルを卓球台にして、トーナメント大会したい」とよく言っていた。

 今の職場でも、デッドスペースがあり、そこをどう使うか、ときどき議題に上がるので、私はマジに「卓球台を置けば?」と言っているのだが、誰もまともにとりあってくれない。(あと「マッサージ・チェア置いて、癒しスペースにしましょうよ」っていうのも無視されている)

 こんな、中途半端な人事異動の話を部長から発表され、総務部全員、なんだか無言で、部長は役員に誘われて、とっとと飲みに行ってしまった午後7時なんかに、「ハイジ君、一本やらない?」とか誘って、二人でパコンパコンと無言で白球を追いたいものである。

 二人の間を往復する白い球が、「これって、どうなのよ」「どうなんでしょ?」「ハイジがいなくなったら、わたしゃ、どうすりゃいいわけ?」「さあ、ボクにはわかりません」という心の叫びを卓球語に翻訳して、パコン、スコン、コン・・・・・・コン・・コンと唄う。

 ほんとは、エアホッケーのほうが好きだが、あれは熱中しすぎてしまうので危険だ。
 卓球は上手い人とヘタな人の差が歴然と出るが、エアホッケーはラケット扱いのテクニックがあまり重要ではないので、なんで負けているのか納得できないまま、ついついムキになってしまうのである。

 ただ、エアホッケーは弱い相手(わたしの場合は、弟や妹。30年くらい前の話であるが)と対戦する場合、あっさり勝手しまうと、楽しめる時間が短くなるので、その加減も難しかったが(東京タワーのゲーセンで学んだ)、あれが使い放題になったら、自分がどんな「鬼」になるのか想像できません。

 前の職場で、社員旅行で温泉旅館に行ったときに、一風呂浴びて、風呂の中ですでに缶ビールをあけ、風呂上りにまた缶ビールをあけたが、宴会まで時間があったので、仲良しだった同僚と「じゃ、ゲームでもすっか」とゲームコーナーに行ったら、エアホッケーがあったので「わあああ、これ、昔よくやったなあ」と、さっそく対戦したのだが、あまりにも熱くなったたのと、「風呂&ビール」が効いていたので、宴会前に貧血を起こし、同僚にたいそう心配されたのであった。

 宝くじ当たったら、エアホッケー買おうっと。

 置く場所は・・・・?

 訂正。
 宝くじ当たったら、ゲーセンで死ぬほどエアホッケーやろうっと。

 今どき、エアホッケーのあるゲーセンなんてあるのか?(場所を取る割には、収益が低そう)

 わかった・・・・

 宝くじ当たったら、会社のデッドスペースを個人的に賃貸契約して、エアホッケーを買って置こう。
 で、私は鍵を持っているので、プレイし放題だが、他の人がプレイするのには100円が必要で、たぶん赤字になるだろうけど、私が仕事でなんかミスると、「ミヤノさーん、困りますよ、じゃ、ホッケー2回分ってゆーことで」などと言われ、渋々鍵を取り出す。あ、なんかいいな、それ。

 「私、土曜日、用事ができたんで、出勤替わってくれない?」というときには、「え?・・・まあ、いいっすけど、じゃあ」ってホッケーの鍵でOK。

 得意先が打ち合わせで来社したけど「すいません、部長ったら、まだ前の会議から帰ってきてないんです。少々お待ちいただけますか?」ってときにも、若いもんに鍵を差し出して「これで20分くらい繋いでおけ。適度に負けておくのだよ」でOK。

 うん、エアホッケーさえあれば、仕事がうまくいくような気分になってきた。あれは、買うといくらするのだろう?
7月24日(月)

 人生、何事もなかなか自分の思い通りにはならない。

 梅雨前線は見事に咲き誇っているので、週末のフジロックはけっこう降られる予感だが、しょうがない。

 仕事では、ハイジの後任の件について、まだ部長と話をしていなくて、2週間くらい前にハイジやマスオさんと雑談していたときに「そーいや、Yにオレが辞めるってこと言ってさ、そしたらYが総務に来てもいいって言うんだよね」とのことで、私も「Y嬢だったら、私も助かるけど・・・・」

 ハイジ曰く「Yから、上司にそれを言うチャンスはないから、そっちから『欲しい』って言ってくれれば、って言ってたよ」

 しかし、そんな「はないちもんめ」のように簡単に行くだろうか?
 向こうの部署だって、Y嬢に抜けられたら相当困るだろうし・・・・・

 でも、言うだけ言ってみようとチャンスをうかがっていたのだが、どうやら状況は「ハイジ君がいなくなったら、Yさんどうですか?」ということではなく、上のほうでは、また大規模組織変更を計画しているらしいのを察知してしまった。
 それで、皆様けっこうピリピリしているので、そんな最中、「あっの子がほっしぃ」などと、私にはとうとう言えなかった。

 それに、Y嬢は優秀な子であるが、ハイジの替わりは絶対に勤まらない。
 そんで、部長はたぶん、私にもハイジの替わりをさせるつもりはない。
 たぶん、男を持ってきたいのだと思う。

 マスオさんにも、ハイジにも「Yの件、部長と話した?」と、突付かれたが、「この雰囲気じゃ、とても言えないよお」
 たぶん、今回の人事は私には面白くないものになるだろう。
 でも、それでまたゴタゴタしたら、そのチャンスを狙おう。1年計画くらいで。
 ハイジのときだって、持ってくるのにそれ以上の年月をかけたのだ。

 なんかのタイミングで(飲み会とかがベスト)、「経理にYさんってのもアリかなあと・・・」と呟いておいて、部長に「そういう案もある」と気がつかせて、部長からYに「おまえ、経理ってどお?」と言わせないとダメなんだよ。

 他の人が進言してくれるのならともかく、私は自分を知りすぎているので、私が「・・・・ってどうですか?」と言うと、上手くいかないんだよ。

 そしたら、今日になって、素早いハイジが「オレの後任の噂、聞きました?」と言うから「ぜんぜん」と答えると、「まだはっきりわかんないけど、S氏って噂ですよ」

 ええええ?それは、全くノーマークだった。
 S氏は私よりも年上し、いちおう、会計知識はあるのだが、実務経験は無いと思うんだが・・・・
 彼は会計ソフト会社の営業マンで、うちに引き抜かれたのである。

 なので、けっこう金には細かいのだが、個人的な感想としては、金に細かいだけで「なぜ細かくするのか?」って目的がはっきりしないというか、経理が「そこまでやらなくても・・・・てゆーか意味ないし」と言うと、「でも、これが正しいでしょ?」とか言いやがる人だったので、私もハイジもけっこうブツかっていたのだ。

 本当にそうなるのかわからないが(たぶん、明日内辞)、それはそれで面白いや。
 彼の本領を見極めることができるし(意地悪)、それに、私もやっと中途半端な「チーフ」の地位からバッサリと降りることができる。課長いないのに、課長代理っていうのも、いいかげんなんとかしてほしかったが、これで、後輩のハイジにコ難しい経営戦略の元になる数字だのを任せて(つーか、あたし全然わかんねーんだもん。数字もわかんないんだけど、ああいうのを作る意味もさっぱり。零細企業の経営状態をチマチマ数字で分析したところで、何がどうなるかっていうのが。まあ、幹部同士で小競り合いするのには必要なんだけど、部長6名の小競り合いなんて、腕相撲とか大食い大会とか大酒大会とかで決めてほしいと真面目に思う)私が銀行に小口現金の両替なんかに行っていたという上下逆転状態からやっと脱却できるのかも。

 まあ、いいや。小難しいところはS氏に任せられるんなら、マスオさんをなんとか育てれば(今はまだ、全然わかってない)実務はなんとかなるだろう。

 話が長くなりましたが、このように、自分の努力も足らないのですが、思い通りにはことが進まないものであり、せいぜい「フジロック、雨だから、ええとレインコートと、長靴と・・・・」と準備に励むしかないのであります。

 フジロック用には4000円の安いレインコートにしましたが、会社でのどしゃ降りにはやっぱし何万円もするゴアテックスかしら(笑)

 こんな今日この頃ですが、もう一つだけ「自分のことなのに、自分ではどうにもならんが、なんとか上手くいかないかなあ」ってことがありました。

 そっちは、なんと、ドンピシャっていうか、キタキタキタキタ、今日、来たよ〜〜〜〜

 いやあ、毎月こんなことばかり書いてて、お恥ずかしいのですが、6月3日に友人と「じゃ、行くか、フジロック」とビールジョッキ片手に、いや、片手じゃ持てないくらい飲んだ後に決めて、結局、チケット買いそびれて慌てたのですが、「なんとか、ヤフオクで入手できるさ」と楽観してたのはいいんですが(結果的に定価で落としたし・・・・今じゃ定価以下でも売れてないようだが、欲張ったらきりがないし)、そのときふと「アレはどうなる?」と思って、エクセルに入力してある「過去の業績と今後の見通し」を確認したら、うあ、大当たり?

 前にも書いたと思うが、私の「数少ない自慢」の一つに「私なんて、グラストンベリーに行ったもんね」というのがありますが、あんときも大当たりでさあ、超辛かったです。
 トイレットペーパー、袋ごと持って行ったもん。そんで、グラストン、トイレも酷いが、紙もないので、リュックの中には常に1ロールいれてたな。
 普通のときだって、野外のトイレ行くのは面倒なのに、アレのときには、ひどいときには1時間おきくらいに行かないといけないし、滞在時間も長くなってしまうので、辛さ倍増どころか、4倍増しくらいでした。

 それに、冷えると、ほんとに辛くてさ。
 まあ、グラストンのときには手に入らなかったけど、フジロックのときにはホッカイロ持ってこっかな。
 あー、どっちにしろ、荷物が増える。

 と嘆いていたのですが、心の願いが子宮に届いたのか、先月は異常に早くお出ましになったのです。

 「これだと、7月は上手くいけば25日に始まって、そうすりゃ、ピークは避けられる」と大喜び。3日目だったら、それほどキツくないのです。
 そしたら、今日お越しになってくださったので、金曜日には、「トイレに行きたくなったときでOK」は確実なので、トイレタイムを増やさなくても済むし、お風呂もそれほど問題ないし、旅館のシーツ汚す心配しなくてもいいから、ぐっすり寝られます。

 というわけで、いろいろありそうな8月以降ですが、ささやかなことでも(でも、大事なことなんだよっ)自分の思い通りになることがあると、生きる希望が湧いてきます。(大袈裟)

 いやー、くどいようですが、「早く来い〜」とか「そろそろかな?」と意識すると、なぜかなかなかこないのが、「アレ」というか「コレ」なので、本当に嬉しいよ。トイレの中で、ガッツポーズしちゃったもん。まるで「どうしよ〜、アレがこない〜、デキちゃったのかも」って悩んでた人みたいですが(笑)

 そういえば、少子化が問題になっているからなのか、ヤンママが一般化したからなのか、デキちゃった婚を堂々と宣言する時代になったからなのか、最近、漫画やドラマでも「どうしよ〜、アレがこない〜、デキちゃったのかも」って悩んでる場面って、全く見ませんね?
 手軽な妊娠検査薬の登場も大きいかもしれないな。  
7月23日(日)

 そろそろ、週間天気予報が気になるが、来週末もダメっぽい。
 日焼け止め、いらないかもな・・・・

 幸運にも、雨がそれほど降らなくても、地面はドロドロだと思うから、よかったな、ずっと玄関に放置されてた長靴君。ときどき中で虫が死んでたりしたけど、やっと出番みたいよ?

 そんで、先発の「UDOロックフェス」はどうなってるだろうかと気になって、チェックしてみたら・・・・大変涼しいことになっているようで、目が離せなくなってしまった。

http://music4.2ch.net/test/read.cgi/musice/1153554132/

 ケータイ写真でルポされると、ついつい見ちゃうね。
7月22日(土)

 仕事していたら、請求書の中にこんな一文が混じっていた。

 「日本の主婦が、書斎で仕事をしている」

 その仕事というのは著作権使用料の支払で、普通は著者と書名が書いてあるのだが、その文章は「題名不明」とのことで、その場合は冒頭の一節が書いてあるのだ。
 著者は金田一・・・・・えーと、金田一なんとか(笑)

 実は私、「金田一・一族」の区別がついていません。
 とりあえず、名探偵じゃない、国語学者の金田一さんです。

 さて、国語学者の金田一さんの文章となると「日本の主婦が、書斎で仕事をしている」ってゆーのの、続きは何?

 (実は、ネットで調べたら、けっこう金田一氏の代表的な「日本語礼賛」の一文だったようで、この冒頭で気がついた博識な方もおられると存じます)

 金田一氏が「日本の主婦」というからには、きっと小津映画に出てきそうな、今では絶滅寸前の割烹着姿の主婦なんだろう。サザエさんのフネさんみたいな。
 でも、フネさんが「書斎で仕事」っていうのは、けっこうシュールな絵だ。

 こういうときには、ネットで検索、と張り切って探したのだが、ドンピシャなのは出てこなかったけど、原文の続きがかろうじてわかった。

 「日本の主婦が、書斎で仕事をしている亭主に呼びかける。『お茶が入りました』 平凡な言葉であるが、何と美しい言葉であるか。・・・どこかの国ならば、『あなたの ために私がお茶を入れたよ』 と言いそうなところである。 」

 なーんだ、「書斎で仕事をしている亭主」と続いていたのでした。

 がっかり。

 つーか、茶くらい自分でいれろっ(八つ当たり)

 「金田一 お茶が入りました」で検索してみると、いろいろ出てきますが、「美しい日本語」というよりは、「日本語が変なので、みんな英語で苦労したよ」と苦笑してしまいます。日本語と英語の違いを学ばせるために、そういう英作文問題はときどき出てきたけど、クラスに必ず、「ええと、ティー イズ インサイド」とか、必死に直訳(?)する生徒がいたもんだ。

 そういや、この著作権料の支払が、けっこう大変で、私は振込処理するだけですが、同僚K嬢は使用許諾を得る作業をしているのですが、かなり複雑怪奇なようです。
 で、そんな苦労しても、払う金額は「一部使用」だし、発行部数も限られているので、だいたい2000円くらい。振り込み手数料だけでも、500円くらいかかるのに〜

 出版社で管理している場合には、話は早いのですが、大手出版社でも担当者レベルでやっているので、振り込むとすぐに大手出版社の経理部から「これ、なんですか?」と問い合わせが入るので、「ええと、著作権使用料なんですけどぉ」と、どの分なのか、そっちの会社の誰が担当しているのか、調べて教えたりするので、それも面倒。

 さらに、とっくに引退した人の作品を一部使用したりすると、振り込んだあと、ご家族から「おじいちゃんが1人で帳簿もつけて、楽しみにしてますんで、すぐに源泉徴収票を送っていただけますか?」なんて電話がかかってきて「年末年始にまとめてやってんのによ」とブツブツ言いながら、しょーがないから先に送ったりしてます。

 ある人気作家のときには、マネージメントしている事務所に送金したのですが「本人は海外在住なので、源泉はそのように」とK嬢が言われ「どういうこと?」と聞いてきたので「いいよ、もう、そう言うんなら20%源泉しろっていうことでしょ」と、2000円の支払から400円源泉して、1600円振り込みましたとも。あほらし。まあお子様のミルク代のたしにはなるでしょう。(消費税を加算すると文章上ややこしくなるので省略しております)

 そういえば、話は変わるけど「さおだけ屋は・・・」のベストセラーで会計関係の書籍の人気が高まっているようで、今は「なぜ、社長のベンツは4ドアなのか」という本が売れているらしい。

 中小企業のことが書いてあるらしいので「さおだけ屋・・・」よりは、よさそうな気はするが、それよりも、題名の意味が私にはさっぱりわからないのだが?

 今日は、マスオさんに聞いてみました。
 「ベンツって、普通のは4ドアじゃないの?」

 「2ドアのもありますよ」

 いや、そりゃあるだろうけど・・・・

 私がわからないのは、なぜ「なぜ、社長のベンツはCクラスなのか」って題名だったらわかるけど(この場合、Cクラスでいいのかわからんが、ともかくベンツはクラス分けしているというのは知ってるのだ)、4ドアって、車の分類としては、わかりにくいじゃん。

 そりゃ、私は「セダン」とか「クーペ」って言われても、よくわかりませんよ。
 でも、ベンツって言ったら、日本ではあまりワゴンとかバスとか見かけないわけで、4ドアじゃないベンツっていったら、私のイメージでは「ボンボンが乗ってるベンツノスポーツカー」くらいだしさ。

 とか、ごちゃごちゃ言ってる時点で、「よーし、さおだけ屋は題名だけであんだけ売れたわけだし」と張り切った編集者の罠にはまっているのかも(笑)
 だって「ベンツの4ドアって、どういう意味?」と、その本、読もうとしているから。

 でも、土曜日の閑散とした職場で「4ドアのどこが、なにがいけないの?」と騒いでも誰もノってきてくれなくて「ああ、その本、話題だね〜」と流されてしまったので、「わかってない」私がいけないだけかもしれない。
7月21日(金)

 夕方、雨がやんだようだったので、銀行に自分のお金を引き出しに行ったのだが、外に出ると、霧雨がまだ降っており、傘を取りに戻ろうか迷ったが、大したことなさそうだったので、そのまま歩き出したら、だんだん雨が激しくなってきた。

 頭にきたが、その勢いでサマージャンボを買うことができた。

 仕事でイライラしてばっかりだったが、宝くじ買ったら、なんだか落ち着いたようだ(笑)。

 それに、必死でやっただけあって、「今週はここまで進めておかないと」という目標を今日クリアしてしまった。
 うーん、だったら明日出勤しなくても済むかもしれないが、まあいいや、明日もやろう。
 明日は貴重な梅雨の晴れ間らしいので、洗濯に励みたい気もするが、まあいいや、洗濯は今夜やって干しておこう。

 そういや、今朝は寝覚めが悪くて、ボーっとテレビを見ていたのだが、「とくだね」のオープニング・テーマ曲がなかったので「ん?なんか大事件勃発?」と思ったら(大事件が起こったときには、曲も流さないし、オヅラ氏のオープニングトークも割愛したりする)、なんとプリテンターズが生出演だった。

 UDOフェスで来日してるようだが・・・早朝からお仕事ごくろー様です。

 そんで、ふと「クリッシー・ハインドって、その昔、若い男と結婚したよな」と思い出したのだが、相手が誰だか思い出せない。けっこう有名な人のはず。ええと、誰だったっけ?
 と記憶を辿っていたら、ふと「ジョニー・マー」という名前が浮かんできたが、マー君ではないよ(笑)。たしかに、一時参加してたけどさ。

 結局、さっきネットで検索したら「シンプル・マインズのジム・カー」だった。

 「ジョニー・マー」と「ジム・カー」って、けっこう似た語感なので、マー君が突然現れたのは、それほど的外れなことではなかったようだ。記憶って不思議。

 それにしても、クリッシー姐さんは50代半ばだというのに、お肌ツヤツヤだった。
 意外にも、けっこう金をかけて手入れしてるのかもしれない。
7月20日(木)

 仕事が山積みで、ヒーヒー言いながらやってた。
 来週は月末直前だが、フジロック行くから絶対休むし、今のうちにできるだけ処理しておかないと、8月前半がまた大変だ。

 「世の中の人間の8割くらいは自分よりバカだ」と思ってる人は全人類の8割くらいいるだろう。

 「私、バカだから〜」が口癖の人の99%は本当はそう思ってない。

 「ほんとに、これお願いしてもいいの?」と何度も確認してくるのは、こっちのことを信用してないからである。

 相手が自分を信用している場合には「じゃ、これ私がやりましょうか?」と言うと「ホント?」と目がキラリと光り、30秒後には「じゃ、これで書類は全部だから、わからないことがあったらきいてね」と全部渡される。

 「どうすればいいのか、ご指示ください」と言われたり、メールが来た場合には「こんなの、テメーの仕事だろ?」と言う意思表示である。
 私も某部長にそういうことを言ったが、今日は私が別の人からそういうメールを貰ったんだが、読んでなかったために相手が「メールした件ですけど」と内線してきたのだが、内容は下請け業者からの「振込み金額違います」という問い合わせだったので、私も忙しかったからついつい「じゃあ、こう処理しますんで、先方に説明しておいてください」とその人に任せてしまった。

 自分がそれやられると「きーーーーーーーっ」となるが、自分も平気でやってることに気がつき、「ああ、偉そうなことばっかり言ってても、行動が伴ってない」と反省したが、ほんとは全然反省してない。

 Kさんは今日も私が頼んだ書類を持ってこなかった。
 ロビーですれ違ったときに、催促しようと思ったが、向こうが全く別件のことを「ごめんねー、今日やっと処理したの」と言ってきたので「それはどうでもいいんですが、昨日お願いしたことは・・・」と言いそびれた。

 いいや、あの仕事が後回しになっても私は困らないし、他から「どうなってる?」と言われたら「さー、Kさんにお願いしたんですが、さっぱり持ってこなくて」って言っちゃうもん。
 どーせ、私も忙しくてそれどころじゃないし、あの仕事は8月中旬までにやればいいだけだから、催促しないで放っておこう。

 「自分は、けっこう優秀だが、でも全能の神ではないので、こういうこともあるさ」って「世の中の人間の8割くらいは自分よりバカだ」と思ってる全人類の8割くらいの人は、そうやって諦めるので、実は世の中を動かしているのは「私ってバカだから〜」人かもしれないと、責任を押し付けてフテ寝する。

 そういや、こんなピリピリしているけど、今日はひとつだけ「癒し系」なことがあった。

 部長を訪ねてきた保険会社の営業に、部長は「会議中って言って」と居留守をつかったので、マスオさんが応対に行った。
 しばらくして、粗品と名刺を貰って帰ってきたのだが、ふと彼の顔を見ると、「・・・・なんか額が割れてますが?」

 「あ、さっき接客スペースの仕切りのカドに頭ぶつけちゃって・・・・」とマスオさんが額を拭うと、デローンと手に血がついていた。

 「ほら、けっこう出血してるじゃん、ちゃんと止血しない子はピッチに立たせませんよ」

 マスオさんは慌ててトイレに行って傷を確かめ、しばらくティッシュで傷を押さえていた。

 ・・・・・額を割ってしまった後輩男子・・・・かわゆすぎる。しばし心が癒されました。

 そうか、最近は無いけど、昔はよく職場で鼻血を出して(ただの鼻血体質)、周囲が大騒ぎするので「ほっといてよ」と思ったけど、「平和なはずの職場」で流血すると、周囲が意味もなくハイになる気分がちょっとわかった。

 なんて言うのか「ひー、忙しくて死にそうだよ」というのは、ただの「言葉」というのか比喩だか暗喩だか知らんが、ともかくそういうもんだが、「血が出ました」というのは、本能的に、というか、「本当に大変なこと」であるので、「なんか席に座って、黙々と計算していると、時給2000円くらい貰えて、今日の必要経費がまかなえて」という形而上的なな「生きるために働いてんのか、な?」ということをずっとやっていると「血が出てるよ!」な形而下なことに飛びつきたくなるんだよね。

 やはり、たまには「マジに生死をかけてます」な事件が起こらないといけないらしい。

 そういえば、マスオさんは、咳が止まらないので、アレルギーの疑いがあったから、医者で検査してもらったら、一番数値が出たのは「ガ」だった。

 「ダニとかだったら、まだわかるが、蛾っていうのは・・・・」と検査結果を眺めて困っていた。

 ほんとに、なにをやらせても私を笑わせてくれるので、心の中で「名誉・弟」にしました。
 実弟の70分の1くらい無口だが(笑)

 ストレスに晒されていると、自分が何を書いているのかよくわからなくなってくるので、けっこう楽しいです。

 ま、忙しいとボヤていても、午後5時なると目がかすんでくるので、残業してるっていっても、7時が限度。
 でも、やってる仕事が地味すぎるので、体感的にはもっと残業してる気分になる。

 梅雨がなかなか明けないので、来週のフジロックも心配だけど「土石流で死んだらどうしよう」って心配しているほうが、本能的にはシャキシャキしそう。
 やっぱ、高くてもゴアテックスな雨具をそろえたほうがいいのでしょうか?
7月19日(水)

 今日もずっと雨。
 おかげで気温が上がらないので、エアコン無しでも大丈夫だけど、洗濯が溜まって困る。
 それにしても、年々、乾燥機の普及率が高まっているようで、この季節に「雨はいんだけど、洗濯がさ・・・」と言うと、キョトンとされることが多くなったような気がする。

 数年前にやっと全自動洗濯機を導入した(それも実家の近所の粗大ゴミを横取り・・・もちろん、母はちゃんとそこの大家さんとナシをつけたのであるが)くらいなので、乾燥機なんて、私にとっては「宇宙旅行」と同じくらい非現実的なものなのだ。

 こればかりは、買う金があっても置き場がないから、今の部屋では絶対に無理。

 そういえば、NYはどえりゃー熱いらしく、今朝の「オーマイNY」でも野島アナが熱さでヘロヘロになっていた。Tシャツ似合わないというか、ある意味似合いすぎだったし。
 野島アナも、だんだんいいかんじに砕けてきたようだ。
 前任の福原アナもいったい何のためにNYに赴任していたのか謎だが、前に弟妹とそんな話になったときに、「だってあの人いないと、フジテレビの競馬がねえ?」と口をそろえて言うので、ネットでも調べてみたのだが、競馬ファンの間でも「なぜに、NY?」と謎になっていたようだ。日本に帰ってきたら、やっぱし競馬担当だし・・・・

 NYと言えば、テレビ局も一般企業も「エリート候補」を飛ばすところだと思うので、フジテレビのあの人事は本当に謎である。

 さて、今日も仕事ではいろいろとイライラしたけど、まず朝っぱらからT部長にまた最初から例の話を説明されたのでイライラ。「ボケ老人に接する心意気で、決して『それは何度も聞きました』と言ってはいけない」と自分にルールを課してみたが、かなり究極のSMごっこになってしまった。
 しかし、やはり修行の足りない私は、「ああ、それはこの間ききました」とうっかり言ってしまい、自分にお仕置きをしなければ・・・・と思ったが、部長がその件とは別件で愚痴りはじめ「ふー、ボクが陣頭指揮をとるべきなんだろうけどねえ?」と呟くので「あんな、どうでもいいことで、半年もかかっているあんたが陣頭指揮とったら、そのプロジェクトが完了する前に地球が滅びてるわい!」と叫びそうになったが、ぐっと堪えた。

 さらにKさんと話していてイライラ。
 Kさんが事務を仕切る新会社の帳簿は私が会計システムに入力することになったので「通帳のコピーとかをください」と前から言っていたのだが、なかなか持って来ないので「あの〜、あの件は?」と聞いてみたら「あら、何を用意すればよかったんだっけ?」

 すっかり忘れてやがるな。
 しょーがないから、最初から説明するのだが、向こうは「帳簿」というものを全くわかっていないので、「でも、費目とかわからないのよ〜」
 「いや、私だってわからないので、どういう経費使っているかざっと見てから決めようと・・・」
 「もしかして、私が入力を覚えたほうがいいのかしら?」

 いや、その話は何度もしたけど、現金出納帳の意味もよくわからん人に、いきなり会計システムに入力するのも無理があるから、最初は私が入力して、雛型作って、っていう計画なんだけどさあ。
 それに、彼女はそんな状態なのに、いきなり給与事務をやることになり、どう考えてもそっちを覚えるのが優先なので、会計システムの入力は給与事務が軌道に乗ってから、って親切で言ってんのだ。

 うん、わかってるんだけどさ。
 こっちが「やりますよ」と言っても「でも、でも〜、ご迷惑では」って3回以上言うのがマナーだって。
 でも、こっちだって、向こうがどのくらいわかってないか、わからないと教えようがないので、実力を試したいわけよ。で、向こうは恥をかきたくないから、あれこれと「費目がわからないから、現金出したときには、これはお茶代だとか、コーヒー代だとか細かく書くようにはしているの、それでいいかしら?」と聞いてくるが、それでいいかどうかは、書類を持ってきてもらって、それを見てから決めるから。

 「も〜、悪いね〜、ごめんね〜、申し訳ない」と言われても、そういう会話している時間が無駄だっちゅうに。
 で、結局、今日は持ってこなかった。
 こっちも忙しいから、今日やるつもりはなかったし、持ってくるまで放置しておこう。
 あと、彼女が「もー、覚えることがいっぱいで、私はどうしたらいいの〜〜〜」と叫ぶから、わかりにくいけど、たぶん、全部自分でやりたいんだろう。
 だいたいの科目が決まれば、ざっくりとお渡ししますから、しばらく我慢してくださいって。

 まったく世話がやけるというか、話がすんなり進まない人ばかりで困っちゃう。

 でも、そういう人ばかりじゃなくて、今日も他部署の部長に書類を持っていったら「ミヤノにちょっとお願いしたいんだけど」とおっさるので「あまりお願いされたくありませんが」と憮然として指示を待ったら(同じ年の彼とは、お互い憮然とした態度が定着している。スマイルは無料ではないのだ。互いにスマイルにコストをかけないという暗黙の了解がある)、「この契約書のコピーが欲しい」というので、契約書の管理はK嬢の仕事だから、「わかりました」とすぐにK嬢のところに行って「この契約書出して」とお願いすると、すぐに探してくれて「ハイ」で、すぐにコピーとって、部長のところに戻って「はい、さっきの、これ」「ん、さんきゅ」と所要時間は、わずか7分であった。

 その部長やK嬢のような、社交辞令に時間をかけない人ばかりだと、仕事は赤く塗らなくても3倍速く進みますんですがね。

●脱皮

 土曜日に家族連れで湘南の海に行った人が、見事に脱皮していた。顔がボロボロ。

 しかし、昨日の私も「そろそろ脱皮だ」と思っていた。
 連日の蒸し暑さ&家の冷房はただのハリボテの私は、毎夏恒例の「ひどいあせも」を首に抱えていたのである。
 しかも、あせもを「虫さされのかゆみどめ」でしのいでいたので、首がアトピーの人みたいにガサガサにカサブタになってしまった。
 しかし、汗をよくかくということは新陳代謝もいいので、首のカサブタもすぐに剥がれると思ったのだが、今朝、シャワーを浴びてから、湿度の高い雨の中、駅に向かうと、「あ、首が・・・・・」

 見えないからどうなってるのかよくわからないが、手で触ってみると、薄皮がベロンベロン剥ける。
 なんか、汚らしいし、蛇女みたいだし・・・・
 日焼けした皮を剥くのはけっこう好きだけど、周囲の人にとっては不快かもしれない。

 でも、やっぱし、電車の中で、手鏡片手に首の薄皮剥きに専念してしまった。
 「電車の中で化粧する脳」よりもタチ悪い。

 けっこうマダラになってしまったが、会社につくと、さっそくハンドクリームを首にすりこみ、また皮膚をふやかした。
 私はズボラなので、顔用とかハンド用とかボディ用のクリームをどこにでも塗りこんでしまう。どーせ、成分はそんなに違わないだろう。

 しばらくすると、また首の皮膚がいいかんじに乾いてきたので、トイレの鏡見ながら、剥がしていました。

 芥川龍之介が友達だったら、「鼻」の続編として「首」っていうのを書いてくれたかもしれません。(首を茹でられても困るが)

 しかし、夏はほんとに「首にあせも」→「見事なカサブタ」→「お風呂でふやけて、ボロボロ剥がれる」→「わーい、首がつるつるになった〜」→「首に大量の汗」→「首に立派なあせも」の繰り返しで、一夏に5回くらい脱皮します。

7月18日(火)

 昨日もほとんど雨だったが、今日も朝から激しい雨。

 しかし、昨日やっとフジロック用にレインコートを買ったので、さっそく雨の中で試してみることにした。西友で買った安物(でも、その中でも高い4000円のを買ったのだ)であるが、この程度の雨だったら大丈夫みたい。

 そもそも、もっと豪雨や台風だったら、「大人」な私やT嬢は、宿で温泉漬かって酒飲んでる方を選ぶと思う。

 友人のミクシィ日記で、獅子舞のことを思い出した。
 いや、記憶を失うほど飲んでたわけではないのですが(笑)

 祭りの最中に獅子舞が数頭(?)現れて、場内を回ったので、「わー、頭噛んでもらわなきゃ」と思ったのだが、私のそばを通過するときに、ちょこっと触れただけで「これでは噛んでもらったことにならない」と思ったのだが、後になって、また出現していたので、人ごみの中を飛び込んでいって、ちょうど、子供の頭を噛んであげてる獅子の口に自分の頭をグリグリと押し入れたのであった。

 獅子舞に噛んでもらうと、なんであんなに嬉しいのだろう?

 私が育った地域は、新興住宅地だったので、正月に獅子舞がやってくることはなかった。
 自分が20代後半になったころ、親が国分寺に引越して、そこに正月帰省(っつうほどのもんでもないが)すると、毎年ちゃんと獅子舞がやってくる。

 ご近所の子供がいるうち(というか、孫を連れた息子夫婦が帰省中も含む)では、お囃子が聴こえると、外に出て待ち構えていて、子供を獅子に差し出すと、子供はビービー泣いていたりするが、そういう様子をミヤノ家は居間の窓から眺めていて、そんなとき母が「うちにも小さな子がいればねえ」なんて言うと、「す、すいません」と謝るしかなかったが、そういえば、姪っ子Nちゃんも噛んでもらったのかしら。

 あれは、どのくらいご祝儀を出すのだろう?

 実は、母親が「うちにも小さな子がいればね」って呟く横で、「もう大きくなったが、私も噛んでもらいたい。ドキドキ」と思っていたのだが、近所の目もあるので、こんな大きな娘に「獅子舞お願いしまーす」は難しいとは思ったが・・・・

 わかった。もう少し両親が老けたら、私がご祝儀出すから、両親の頭をガシガシ噛んでもらおう。獅子舞チームに「ボケ防止にも効きますかねえ?」と言えば、きっと「もちろんですとも」と頼もしくやってくれるであろう。
 40歳娘が「おがーさん、あたしも獅子舞やりたい」と言うのはNGでも、孝行娘が両親のためにオーダーするのなら、ご近所のウケもよいであろう。

 今日は仕事のミスがボロボロ発覚。
 それも某大企業へは、マイナス金額の請求書を一枚計算し忘れて、結果的に多く支払ったことがわかり「次回でマイナスしますんで」と謝ったのだが、夕方になって、個人でWeb製作している人から「金額がかなり違うんですが?」と問い合わせがあり、確認してみたら、請求書は4枚あったのだが、私が先頭の1枚しか見ていなかったのであった。

 今月は、前はクララにやらせていた、とても分量のある「入金の付け合せ」があったし、それなのにW杯モードで残業せずに頑張ったし、かなりキチキチで仕事していたので「こういうときって、信じられないミスするなあ」と、がっかりしたが、私は前向きなので「でも、今のところ、この程度で済んでるから、よしとしよう」

 だいたい、そのマイナス請求書があった大企業だって、4ヶ月前から金額を修正することになったので、大量にマイナス請求書を送りつけてきたのである。それも、文章で説明するのは難しいが、向こうの都合で「内容の変更」だったので、総額は変更しないけど、プラマイ伝票で何かを修正していたらしい。うちの担当者にも「これは、なにごとですか?」と聞いたのだが「知らないよ〜」と一蹴された。

 そんな変な請求書送ってくるほうが悪い。結果的にプラマイゼロだったんだから、そっちの内部で処理してくれりゃよかったのに。

 そんで、Web製作者の人も、いつもは請求書を一枚にまとめてくるのに、なんの都合だったのか、4枚に分けてきていたらしいのだが、私としては「この人は、月ごとに1枚」という思い込みがあったようだ。

 あと、これは今後の課題になるが、来客応対や電話受けで仕事を中断されることが多くなったので、請求書の処理をしていて、途中で中断してしまうと、うっかり1枚目で終ってしまったりするようだ。
 今までもそういう見落としはよくあり、4枚綴りの請求書の後ろに、1枚だけ別のがくっついていたりすると、全然気がつかなかったりしたけど、ここまであからさまに見落としたことはなかったもん。

 そもそも、華麗(だといいんだが)、加齢のせいもあって、仕事を中断して宅配便を受け付けてから席に戻っても「あれ?さっきまで私、何してましたっけ?」と元の仕事に戻るのにとても時間がかかるようになってしまった。

 どの仕事もそうだと思うけど、ある程度集中力が必要な仕事をさせてる人に、電話番や来客応対をさせてると、効率落とすよなあ。
 なので、サービス残業になってもいいから、夜に仕事したほうが、捗るってこともあるだろう。
 うちの会社の場合には、「土日祝日に出勤して、平日休む」っていうのもアリなので、マジに忙しいときにはそういう手もあるが、マジに忙しいときには平日に休むこともままならないので「14日間連続出勤」なんてことになってしまう人もいるようだ。

 それができる人はいいけど、私は経験的に「6日連続出勤が限界。なんとか7日。それ以上になると、体は大丈夫でも頭がボーっとするので、休んだほうがマシ」と学んだので、いくら忙しいからって、休みを潰すことはしないし、それにそこまでやったって評価されるわけでもないので、とにかく優先度の低いことは後回しにして、「二か月分溜め込んだからってなによ。人手が足らんのがいけない」と開き直ったら、人を補充してくれた。

 ハイジが「この仕事、オレがいなくなったら、どうすんですか?」と言ったが、「できねーもんは、やらんもん、あたし」と言ったらハイジは苦笑していたが、部署ごとの予算達成率表とか予算消化率表なんて、私にとっては優先度が低い。支払とか入金確認とか外部に影響のあることのほうが重要だから。

 今でさえ、それをこなすのに精一杯だから、内部向けの資料なんて作れるわけもないし、頑張ってやるつもりもないので、それが内部的にどうしても必要なら、それだけの経費は(新しい人員は)確保してもらわんといけないので「できませーん」って言うしかないだろう。

 男の子っぽいプライドの持ち主のハイジには、私の言いたいことがよくわからないかもしれないが、私はそりゃ、生活かかってるけど、人生はかけてないのだよ。

 はあ、やーね、なんかストレス溜まってるみたい。
 友達にも長文愚痴メール書いたりしたけど、いろいろあってね。
 結局、なかなか頭突きはできないから、愚痴愚痴書いて憂さを晴らすしかないようだ。
7月17日(月)

 休み。
 久々に涼しかったので、髪を染めることにした。茶パツにするんじゃなくて、白髪染めだよっ。
 前にも挑戦したスーパーで売ってるヘナ染。

 30分から1時間くらい放置しておけば、けっこう染まるのであるが、髪の毛に染料を馴染ませるのはかなりの重労働で(私が不器用なだけかもしんが)、風呂場で鏡を見つつやっているから変な姿勢になるせいもあって、腰が痛くなってしまった。

 やっぱ美容院でやってもらったほうが、いいような気もするが、美容院に行くのが面倒で、ついつい自分でやってしまう。いっそのこと、白髪など放置しておけばいいのだが、ファッション・美容エンゲル係数が低いのが自慢の私も、白髪はやはり気になります。

7月16日(日)

 先週末はワイン飲んで意識を失ってましたが、今日は泡盛をたくさん飲んでヘロヘロになった。
 電車乗るとヤバそうだったので、今日はちゃんと(?)歩いて帰りました。2時間かかりました。
 フジロックに向けての、いい散歩訓練になりました。

表紙に戻る / 過去の日記を読む