可燃物な日々

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2月28日(火)

 そういえば、日曜日の夜のNHKドキュメントでは、なぜか「エイちゃん」をやっていた。
 日曜夜のあの時間帯は、シルクロードだとか、温暖化だとか、「地球の過去と未来を考えよう」という感じの番組が多いのだが、そういう心構えでいたら、いきなり矢沢永吉が唄いだしたので、「何がはじまるの?」と、膝を乗り出してしまいました。
 作家の重松なんとかさん(名前は知ってるが、著作を読んだことが多分無い)もエーちゃんファンらしく、ファンから見たエーちゃんをどうのこうのというか、エーちゃんファンの核は40代の「人生難しいお年ゴロ」なので、ファンの人生と、エーちゃんに対する想いを取材したドキュメンタリーだった。

 自分の周囲にマジなエーちゃんファンがいないので、世間の噂で「エーちゃんのファンは濃い」ということを知ってる程度だったが、それは、ライブに集まる客の多くが、エーちゃんファッションでキメていて、ほぼ全員が肩からタオルをかけていて、タオルを投げるタイミングが一緒だとか、そんな程度の情報ではあるが、興味本位で潜入した友人数名が「マジおもろいよ」と絶賛していたので、「一度、実際に観てみたいような気がしなくもない」という程度である。

 でも、ほんとに凄いなあ。
 「エイちゃんに励まされて今まで生きてこれた」なんて真面目に言うもんなあ。「エイちゃんに恥かしくないように」とか、ほんとに宗教的なカリスマ扱いである。

 私も音楽はそれなりに好きだし、人生でそれなりの影響を受けたとは思うけど、あそこまで一人の人間を「支え」としたことがないので、「自分と全く違うもの」を尊ぶ私は、けっこう真剣にその番組を観てしまいました。

 アーチストの「生きざま」に憧れることはあるけど、音楽の場合はけっこう切り離しているようだ。自分は。ということに気が付いた。(すげえ悪文)
 あんまし歌詞に思い入れないしなあ。
 いや、思い入れはそれなりにあるんだけど、「だから、がんばろうぜ!」っていう歌はあんまし・・・・

 私の場合、阿久悠で育ってしまったのがいけなかったのか、「今の気持」を切々と歌う歌よりも、ちょっとシチュエーション・コメディみたいな歌詞のほうが好きである。「ペッパー警部」の歌詞を最初は「なんじゃこりゃ?」と素直に思ったのに、「そうか、こういうのがいいんだ」と無理やり納得してしまったことが、いけなかったのかもしれない。
 私が高校生から大学生のころの英国ロックの歌詞の多くが、そういえば阿久悠っぽかった。・・・ような気がしてきた。スミスなんて、ほんとにそうだったのかも・・・・

 ・・・・以下、ダラダラ書いてみたのだが、まとまらなかったので削除してしまった。あの日、考えたことは、またいつの日か。
2月27日(月)

 どういう経緯でそういうことになったのか、よくわからんのだが、会社の福利厚生のために、毎月なんかの招待券を出そうということになり、たぶん、去年までは某人気スポーツのシーズンシートを買って社員に抽選でプレゼントしていたのだが、「某スポーツが好きな人ばかりではないし」ということになったのだろう。

 個人的には「行きたいものがあったら自分で行けばいいじゃん」と思うのだが、どうやら新・総務部長が乗り気だったらしく、部長会議で「なにかいい案があったらあげてね」と言ったらしいのだが、無反応だったので、部長が「じゃ、オレの趣味で」ということになり、部長の趣味とはなんと、「歌舞伎とか劇団四季」であった。

 ・・・・負け犬OLですか?

 ちなみに、部長は子供が2人もいるので、「負け」てないのだが・・・・

 チケットの手配を任されたM嬢は、33歳の負け犬予備軍であるが、劇団四季にも歌舞伎にも疎く、それでも劇団四季はなんとかなったのだが、「歌舞伎って、どういうのがいいの?」と聞いてきたので「どういうのって、歌舞伎座って一月ごとに演目変わるから・・・・」と説明してあげた。「歌舞伎座のサイトに載ってるよ」と言って調べさせたが、二人で演目や出演者を見ても、さっぱりわからん。

 でも、私の方が、ややマシだったらしく「ほら、ニザエモンが出てるから、けっこういいんじゃない?」「にざえもん?」「昔は片岡タカオだよ」「ああ、タカオなら知ってる」「幸四郎っちゅうのは、私の知ってる幸四郎かね?」なんて会話していたのだが、どうやら、派遣のTさんはけっこう知っているようで、二人の会話にちょっと反応していたのだが、M嬢が「ええと、染なんとかなら知ってるけど、えっと、染太郎だっけ?」とか言い出すので、「このバカ2人の会話に割り込んでもいいものか?」と躊躇していたようだが、私が「歌舞伎役者って、ブリだハマチの出世魚みたいに名前が変わるからさあ」と言うと、肩で笑っていたし、M嬢が「この人って、誰かの息子?」とか言い出すので「全員、誰かの息子だよ(笑)」「いや、そりゃそうだけど、そういう意味じゃなくて、有名な人のって意味」「だから、全員、誰か有名な人の息子なんだよ!そういう人しか、ここにはいないの!」と私らが変なボケと突っ込みをしていたら、Tさんは「やってられん」とばかりに背を向けてしまいましたとさ。

 そんなことをやっていたので、ちょっとムシャクシャしたので、なんだかマイナーな映画が観たくなり、マイナーというのは申し訳ないけど「一部で超話題」の「ホテル・ルワンダ」を観に行ってしまいました。
 観たいような、観たくないようなって映画だったんだけど(もっとバカ映画が観たかった)、でもユーロスペース(元・ユーロスペースというべきか?いつのまにか、ユーロスペースは円山町に移転していた)だし、部長が一生足を踏み入れないようなところに行きたかったのよ!(魂の叫び)

●「ホテル・ルワンダ」

 当然のことながら、町山さんのブログで知った映画ですが、政治的に云々よりも、エンターテイメント映画として楽しめるとの世評だったので、まあ、これが楽しめたら「ミュンヘン」も観てみようかねえって程度の心構えで観にいきました。
 レイトショーは1200円均一なので、客席は8割くらい埋まっていた。思っていたより、「話題騒然」らしい。

 ほんと、けっこうよかったよ。
 主演のドン・チードルは「どっかで観たことあるような・・・」って程度だったが、ほんとに彼の演技を観るだけでもお金払う価値はあったし、私が心に思い描く「ルワンダの大虐殺」をいい意味で裏切るスノッブな登場人物たち中心のドラマで、土人の出る幕無しだった。

 主人公がコネと知恵を駆使して、難関を乗り切っていく話なので、ノリはやはりハリウッド映画なのだが、地味な分、説得力があった。

 でも、なんか一言いいたくなるなあ。
 でも、文句をつけにくい「佳作」なんだよなあ。脚本も演出もいいし、主演の演技はバツグンだし・・・・

 でも、やっぱ、あれをユーロスペースで上映するということに違和感があったのかもしれない。
 ユーロスペースで観る映画としては、わかりやすすぎる。
 だからといって、絶対にシネコンでは上映しないような映画だ。

 そのあたりの「どっちつかず」が気に入らなかったのかも。
 脇役がけっこう豪華だしさ。

 あれで、全員知らない役者が出ていたら、もっと素直に「ほほほ、知る人ぞ知る映画を堪能しちゃったわ」と自己満足に浸れたのだが、ジャン・レノとか出てくるもんだから、自分の立ち位置を見失ってしまったのであった。

 これは、映画にケチをつけているのではなく、私が悪いのであるが、どうしても、ジャン・レノが出てくると「そうか、ジャン・レノがなんとかしてくれるんだろうな」と変に期待してしまう。
 ジャン・レノが硫酸で、敵を全部溶かしてくれるとか、敵をバンバン撃ってくれて、最後は、あの闇商人(?というのか、とにかく低音ボイスが素晴らしかった)と一騎打ちになって、手榴弾で心中してくれるとか・・・・

 ジャン・レノじゃなくて、せめて、ジャン・ユーグ・アングラードにしてほしかったな。そしたら、惨状を救えない西側政府を「腰抜けばかりだ」と言うセリフも、納得できただろう。ジャン・ユーグだったら、自分は安全なところにいて「できる限りのことはした」でいいけど、ジャン・レノはやっぱし現場に来てくれないと・・・

 あと、これも「ただひたすら、私がボケ」のせいなのだが、国連軍の大佐役だったのが、ニック・ノルティだって、最後までわかりませんでした。「誰だっけ?このブッシュ似の人・・・・どっかで観たような・・・・」とずっと気になってたんだけどさ。
 あと、ホアキン・フェニックスもスルーしてしまいました。エンド・クレジットに名前が出てきて初めて「そうか、チョイ役にしては、妙にキメのセリフを貰っていたので、なんかおかしいと思ったんだ」と反省。

 町山さんは、ドン・チードルを「平凡なところがいいのだ」と書いていたし、たしかに、ほんとうにその通りなのだが、観終わってから「この映画の出来そのまんまで、もし主演がデンゼルだったら・・・・2度観たかも」と思ってしまいました。
 惨劇を目の当たりにしたショックで、ネクタイが上手く結べなくて、床にへたりこむデンゼルたんなんて、観てみたかったなあ。

 そういう映画じゃないんだけど、そういう映画っぽい感じもかなりあるので、そういう映画でもよかったのでは?と思ってしまう、実に微妙な映画でございました。

 でも、ほんとに、つまんなかったわけではなくて、ボロボロ泣きながら観てたんですけどね。
 あと、私みたいなアル中があの映画観てると、シングルモルトをラッパ飲みしたくなってきて危険でした(笑)
2月26日(日)

 せっかくの休みなのに、雨だとがっかりする。
 どーせ、何もやんないんだけど、洗濯くらいはやるのに。

 オリンピックもやっと終わりかな。やれやれ。早くチャングムの続きが観たい。
 荒川の金メダルよりも、スキーの大回転で4位のほうが驚いた。あの競技に日本人の潜り込む隙はないのかと思っていた。

 さて、最近、仕事も落ち着いたので、バリバリと有給消化しているが、昨日の土曜日は出勤したけど、ずっと書類整理をしていた。去年もそんなことやっていたと思うが、この時期は、倉庫に溜まった書類箱を整理するチャンスなのである。

 すでに、前・前・上司が残した書類箱を4箱処分し、前・上司の荷物も2箱処分した。
 今は、吸収して潰した会社の書類を処分中である。倉庫会社に送ってもいいのだが、もう、あんな会社に税務調査も入らないだろうから、保管料がもったいない。
 でも、個人情報を含んでいたりするので、普通のゴミには出せないから、シュレッダーかけられる書類は地道にシュレシュレしているのである。シュレッダー大好き。

 それに、どうやらシュレッダーした書類はリサイクル資源として重宝されているようなので(会社では、リサイクル業者と、普通のゴミ処理業者が来るのだが、リサイクルゴミ置き場に置いてあるシュレッダーゴミを普通ゴミ処理業者が、わざわざ持って行ってしまうので)、「よし、地球温暖化防止に貢献だ」という建て前で、張り切っているのである。シュレッダーの電気代とか、袋のことを考えると、実際はあんまし温暖化防止に貢献していないような気がするが、いい暇つぶしだし、とにかくなんだか好きなのよ。他人が残した書類をゴミとして捨てるのが(笑)

 「こんなもん、大事に何年も保管しやがって、バーカ」と思いながら、シュレシュレするときに幸せを感じる。
 でも、たまにびっくりするくらい重要な書類を発見したりもするので、そういうスリルもたまらないのだ。

 いつも日記に書いているが、職場での整理整頓魂をなんで自宅で発揮できないのかね?
2月25日(土)

 昨日はM嬢が外出していたので、久々にKさんから相談を受けた。
 新事務所のオフィス什器の設置が終った後だったのだが、「金庫や印鑑の管理はどうすればいいのかしら?」と言うので、「それって、Kさんがやることになったんですか?」と言うと、そういうわけでもなさそう。
 「でも、新しく来た方が、しっかりした人で、いろいろ確認してくるから・・・」

 事務方の人間が一人来るとは聞いていたけど、今日、下見に来たらしい。そんで、Kさんにあれこれ確認したので、Kさんも戸惑って・・・・というか、彼女の性格上、わかんないからすぐに誰かに確認してきたのである。

 「でも、まだ法人登記も済んでないし、印鑑だ通帳だと言っても、登記が済んでからですし・・・」
 「そうよねえ、そうなのよねえ?」
 「そもそも、そういうことって、誰が決めるんですか?」

 Kさんも、よくわかってないらしい。とりあえず、事務的なボスは、私の元上司であるT氏らしい。
 私としては「よくわかってない」Kさんに、T元部長の「欠点」を述べるのは、意識的に避けていたのだが、頭のいいKさんであるから、そろそろ察しはついているだろうと思って、言葉を選びながら、「Tさんが仕切るのなら、彼の性格としては、通帳が出来てから、『じゃあ、これを誰に管理させようかな?』って考えそうですねえ」というようなことを言ってみたら、Kさんも「そうかもねえ」と納得してくれた。

 で、Kさんも、「経理や労務は、こちらにお任せするような話みたいな雰囲気」と言っているが、私やM嬢も正式に依頼されたわけでもなく、でもKさんには「たぶん、T氏は私やM嬢には頼みやすいだろうし、会社が出来てから、『じゃあ、お願い』といわれてからでも、私らは十分対応できます。はっきり言って、将来的にはどうなるかわからないけど、今の段階では大した手間ではないから」ということを長々と説明した。

 金庫の管理っつったって、印鑑まで管理するのか知らないけど、今のところ経費なんて、交通費清算くらいなもんだ。

 で、重要なのは、「それを誰が決済するか」であるので、そのあたりも説明した。
 先走り体質のKさんは、「ああ、掃除機もいるし、シュレッダーも欲しいけど、どうすればいいんでしょう?」と聞いてくるが、どうすればの前に「そういう備品を買っていいか、誰が決めるの?」ってことであろう。

 決済が下りれば、うちの会社でいくらでも用意いたしますとも。事務だって、いくらだってやりますとも。

 Kさんは、うんうん頷きながらきいていたが、急に高笑いしはじめ、「も〜、あたしったら(口癖)、ほら、よく工事現場に『ごめいわくおかけします』ってずっとお辞儀している看板があるでしょ?あれみたいに、ずっとお辞儀しっぱなしで・・・・・ほんと、みんなに迷惑かけてばっかり・・・・」

 つい先日「あたしって、けっこう演技派なんだから、こういうのは上手く演技でかわさなきゃ」と決意したのであるが、やっぱダメでした。

 「迷惑?迷惑だなんて思ってませんよ。だって仕事だもん。それに、ちゃんとお金はいただきます。それに、その会社が儲かったら、こちらも儲けさせていただきます。『お買い上げありがとうございます』って頭下げるのは、こっちのほうです」

 Kさん、ちょびっとだけ固まっていた。少しだけ勝ったかも。

 横でその会話を聞いていた派遣のTさんが、私らの問答が終るとすかさず「ミヤノさんて、簿記とかも持ってるんですか?」と質問してきた。

 Tさんの「やや、とんちんかん」にも慣れてきたので、その質問はたぶん、「ミヤノさんて、とてもテキパキと仕事ができるんですねえ?きっとすごい資格も持ってるんでしょ?」という意味なんだろう。
 そっちに対しても、私はそっけなかった。「いや?簿記の試験すら受けたことないっす。バイトしてた会社で、経理にスカウトされて、見よう見真似」
 「あ、そうだったんですか」で会話終了。

 まあ、とりあえず、Kさんには「法人登記ができて、通帳や印鑑が揃ってから、いろいろ流れをつくっても遅くないし、上の人たちも多分そういう気構えでいるので、Kさんが先走ってあれこれ考えても、考えるだけ無駄じゃない。私にしたって、会社が動いてみないと、なんもわからんわけだし」ということは、なんとかわかってもらえたと思う。

 上の人間が、ちゃんと段取りしてないのが悪いだけなんだけどね。

 さて、昨日は、久々に派遣会社の営業がやってきた。いい知らせのはずがない。派遣会社なんて、何にもなければ来ないから。
 そう覚悟していたが、やはり「実はTが、今のところ3月末までの契約ですが、更新する意思がないようで・・・・」

 だんだん、そういうのにも慣れてきたので「ああ、そうですか。仕方ないですねえ」

 理由がはっきりしないのだが、どうも「雰囲気に馴染めない」という漠然としたもので、まあ、要するに長期で仕事する気分ではないということだろう。

 派遣会社の営業マンが帰ったあとで、Tさんと話をしてみたのだが、あまり自分のことを雄弁に語らない人なのはわかっていたのであるが、それでもはっきり言ってくれないので「まあ、こっちの後学のためというか、一番大きな理由だけ教えてくれない?さしさわりの無い程度でいいからさ」と言ったら「フレックス制が、ちょっと、やっぱり・・・」ということであった。

 たしかに、前から「誰が何時に来るのかわからないのに、電話対応する」ということに、不安を感じていたのはわかっていた。
 私の「趣味の人間観察」では、Tさんは、「イレギュラー」にとても敏感だ。やや自閉症気質。

 「自閉症気質」というのは、大袈裟かもしれないし、不適切な表現だと思うが、要するに「召使マインド」が彼女は薄い。たぶん、接客業はダメなんだろう。客によって、サービスを工夫するというのが苦手なのだ。

 たとえば、社長のところに立て続けに来客があった場合、「さっき、コーヒー出したから、今度は日本茶にしてあげれば?」というと、いつも彼女はキョトンとしていた。郵便の仕分けでも、こっちの事務所と東京事務所で二股かけてる社員に「重要そうな郵便が来た場合には、本人に確認する」と説明したときにも、ちょっと困った顔をしていた。
 私は、きちんと「なぜ、そうするのか」と説明するのだが、そういう「ケース・バイ・ケース」が苦手のようであった。

 人柄は悪くないんだけど、「自分でいろいろ考えて、その都度、判断する」というのが苦手みたいで、そんなに嫌そうな顔もしないんだけど、本人の中ではいっぱいいっぱいだったのかもしれない。

 前のイライザなんかは、「流れが全然わかりません」とその焦りをすぐに口にするので、「たしかに、ややこしいのはわかる。だいたい把握できるまでに半年くらいかかるから」となだめていたのだが、Tさんも表には出さないけど、同じようなところが不満だったんだろう。

 「将来的には正社員に」というイライザには親身に説明していたので、すっかり懐かれてしまい、ゴタゴタを増幅されてしまったことをちょっと反省したので、「自分自身で、その壁を乗り越えられない人は、うちの会社では続かない」と割り切って、Tさんとは距離を置いていたのだが、やっぱしダメだったわねえ。

 やっと、Tさんの「ちょっと自分とは違う世界観」が面白くなってきたところだったのになあ。
 さっきも「自閉症気質」と書いたが、ほんとに、自分の視野の中で、少し違うものに敏感らしく、少し前に、やや暖かくなったので、薄手のカーディガンで会社に行ったら、「ミヤノさん、今日はなんか違いますね?なんか、すごくすっきりしてる!すごい痩せてみえる!」とTさんには珍しく興奮した口調だったので、私が戸惑っていると「そっか、薄手のセーターだからか、そっか、そっか」と自分で納得していた。

 あと、前から「ミヤノさんて、本が好きなんですね?」と、やたらと言うので「それが何か?」という態度で受けていたのだが、あるときに「どうしても、目に入るので・・・」と言うので、なんの話だと思ったら、私が机の上に、オンライン書店で取り寄せた本を置いてある場所が、Tさんの席から見えるので、そこに新しい本が置かれるたびに気になってしょうがなかったらしい。

 私は「人をベタ誉めする人は、自分も誉められたいに違いない」と信じており、それは自分が誉められてもちっとも嬉しくないから、他人を貶すに違いないという理屈にもなっているのだが、けっこうその理論というか「人は自分がされたいことを他人にする」というのは当たっている場合が多い。
 特に女性の場合には。
 「○○さんて、ほんとに細くて、スタイルよくって羨ましいわあ」っていう女性は、「そんな〜、あたしなんてデブデブですよ、それより、○○さんこそ〜、スタイルいいじゃないですか〜」って言われたいのだ。

 私なんて、「中年太り」をしっかり自覚しているので、会社のギャルを見ても「いいわね〜痩せてて」なんて言う気も起きない。
 この日記を読んでいる女性の皆さんは、過去の些細なトイレや給湯室での「OLトーク」を思い出してください。
 「○○さんて、ほんとにスタイルがいいのねえ〜」って話をしてきた人は、みんな、あなたよりスタイルよかったでしょ?誰もが認める「デブでブス」の人は、そんなこと言ってこなかったでしょ?
 容姿に本当にコンプレックスを持っている人は、容姿の話題なんてしたくないのだ。

 で、「やっだ〜、あたしって、ほんとに頭悪いから〜」という人は、けっこう頭がいいのである。本当のバカは、自分のバカに気が付いてないので、ただひたすら他人に迷惑かけつづける。
 私の経験では、本当のバカは絶対に自分のミスに気が付かない。ミスを指摘した人を「あの人、なんか感じ悪い〜」と言うのである。

 話が逸れたが、Tさんの話に戻ると、彼女は必要以上に「自分の行き先」を告げる人だった。
 まあ、オフィス・マナーとしては、外出先を告げるのが正しいんだけど、それも職場のケーズ・バイ・ケースである。
 私が派遣で培った経験では、ほんとに色々だった。
 長時間外出する際には、「○○に出かけます。たぶん何時に戻ります」と告げるのが普通だけど、問題なのは社内移動。
 会議などで長時間席を外す場合には、電話番する同僚に告げるけど、「上のフロアの部署に書類届けに行くだけ」という場合には、無言で席を外す場合が多い。

 それも、事前に「上のフロアの部署でちょっと濃い話になる」とわかっている場合には、事前に告げたりするけれど、「ちょっと書類を渡す程度」だと、トイレで席を外す程度のことなので、いちいち「○○部の○○さんのところに行ってきます」とは言わない。

 なので、電話番している他の社員は「ちょっと席を外してますが、社内なんで・・・」としか、いいようがない。女子社員の場合には、「あ、この時間だとトイレで化粧直しかな?」なんてときもあるので、社内の内線だと「たぶん、トイレに行ってるよ(笑)」なんていえるけど、社外の場合には「ただいま、席を外しておりまして・・・・折り返しお電話いたしましょうか?」と言うしかない。

 うちの会社の場合「長時間、社内移動で席を外すときには、事前に告げるが、そうじゃないときには、いつのまにかいない」という雰囲気なので、電話を受けても「あれ?いない?」というときが多いが、そういうのは別にどうでもいいのである。いないものは、いないのだ。

 Tさんが執拗に「上の階に行ってきます」「今戻りました」「給湯室で食器を洗います」「今戻りました」「お茶を下げます」「今戻りました」と言うのは、「みんなも、ちゃんと言ってくれないと、私には皆さんのいる場所が把握できない!」というアピールだったのだと思う。

 彼女の世界観の中では「ちゃんと席に座ってないこと」はイレギュラーだったのだろう。
 私は視野が広いし、みんなの行動範囲はある程度わかっているので、視界から消えても気にならないのだが、「視界」が全ての人には、かなり負担だったみたい・・・・なのかな?

 彼女がいったい、どういう仕事をしたいのか全然わからないけど、でも、自分の不満は、びっくりするほど率直に言う人であるから、そういうデジタル思考の人に、物語体質の私の入る余地はない。
 派遣なんて、使い捨てだから、「我慢すれば、いいこともあるよ」って言う気はない。

 でも、長期的視野で考えれば、彼女はエクセルの操作とか全然ダメで、それでも、「人柄がいいから」というか、特に寡黙な性格がハイジにはよかったらしく、彼には珍しく、少し高度な仕事も彼女に淡々と指導していて、私が「Tさんが、最近暇だよ」というのをきちんと受け止めて、彼なりに「少し面倒だけど、ヤリガイある仕事」と工夫してたようなんだが、そういう思いをTさんが全く理解してなかったのも、わかってしまうあたり、「人と人との付き合いって、難しいわねえ」と思うことしきりである。

2月24日(金)

 いやあ、凄いですね、荒川。

 いや、私まだ、ちゃんと彼女のフリーの演技観てないんだけど、朝の電車内でも「感動した!泣いた」と熱く語る人が何人かいたけど、出勤したら、隣の部署の男性も「観ちゃったよ、泣いたよ!」と興奮気味だった。

 遅れて出勤してきたハイジも、ニュースサイトを観たのか「荒川スゲーじゃん」とボソリ。Kさんも、演技は観てないようだが、ニュースサイトに載った記事を読んで「鳥肌立っちゃった」と感激していた。

 家に帰ると、トップニュースは夜になってもそれで、号外も出てたのね。

 いやあ、みんな本気で喜んでいるんだなあ。ほんとにメダルを切望していたんだなあ。凄いなあ。
 みんなが嬉しそうなので、本当によかったなあ。




 すいません。私なんて「メダルゼロっていうのもオモロいなあ」なんて本気で思ってました。
 明け方に起きて生中継で観ようという気も全くなかった。

 それどころか「つい、先日までは、何も考えてなくても、カーリングの試合を観れたのに、決勝リーグになったら、全然観なくなってしまった」と本気で嘆いてました。実家で母にそう言うと「だって、日本出てないもん」と一蹴された。
 そりゃ、そうだけど、W杯サッカーだって、日本が敗退してからが面白いのであって、カーリングだって、やっとなんとなく「こういうゲームなんだ」と面白さがわかってきたから、世界最高レベルの試合も観たかったんだけどさ・・・・金髪眼鏡っ子バトルが・・・・・
 男子のカーリングは、眼鏡男子が活躍するのかと思ったのだが、そんなのも全然やってくれないし・・・・

 あと、「ああ、エアリエルなんて、ボーっと観てたらハマりそう」と思っていたんだが、全然放送してくれないし、やっと後半になってアイスホッケーが始まったので「やはり冬のオリンピックの華はアイホよね」と思ったのだが、そっちもニュースでちらりとやる程度だ。

 しかも、今日はチャングムもやらないので悲しいというのに、その時間に「荒川・万歳!」なニュースばかり見せられるのかと思うと、少しブルーである。
 どっちかというと、「万年2位」のアメリカのコーエンの「ガラスの心臓」のほうに「メイク・ドラマ」を期待していたのだが・・・・

 でもまあ、「荒川、すごかったねえ」と言っておけばいいので、あんまり逆らわないようにしよう。
 こういう、実害が少なそうなところで、エネルギーを消費するのも無駄だ。

 それに、「私って、みんなとちょっと違うのね、くすん」というあたりが、自分の原動力であることも事実であるので、楽しく受け止めておこう。向かい風だか追い風だか知らんが。

 うわー、今、テレビでコメントしていた五十嵐文男の白髪頭のほうが、私の胸を打ちました。
 佐野稔は、けっこう出ていたので「この人、相変わらずだなあ」と感心していたのですが、「知性派」五十嵐氏は、解説では活躍してたけど、あんまし画面に出てこなかった。フケたなあ。(織田ノブナリ君は、五十嵐フミオの正統派後継者だと思っている)

 あとね。日本選手権で私がびっくりしたのは、「伊藤みどりって太ったなあ」だったのですが、トリノでも解説で出ていたので、うちの親にも「伊藤みどりのデブりぶりにびっくりするよ」と言ったのですが、画面に登場したら、モコモコの防寒着姿だったので、よくわからなかったのが残念というか、親には「ひょっとして、この人、トリノに向けて猛ダイエットしたのかも」と、解説していたのでした。
2月23日(木)

 熱烈有給消化中であるので、昨日今日と有給をとって、実家に帰った。
 3月は、2日連続休日とるのがむずかしそうなので、今のうち。
 親も年老いてきたので、「そろそろ意識的に孝行しておかないと、死んでから後悔するから」と思ってさ。
 なので、主な目的は「イタリア旅行の話を厳かに拝聴するため」であった。

 2日間、たっぷりママンとお話したので、ぐったりしてしまった。
2月21日(火)

 そういや、月曜日の朝は、久々に夢の途中で目が覚めて「こりゃ、ひさびさに凄い夢をみたな」と思ったのだが、昨日の日記に書き忘れてしまった。
 夢って、起きた直後は、かなり鮮明に憶えているのだが、時間が経つとだんだん薄くなってしまうので、すぐに書き留めておかないと、老人が昔を懐かしむような「自分に都合のいいところ」とか「特に印象に残ったこと」だけの断片になってしまうので、今から書いたのでは遅いんだけど・・・・

 さて、月曜日の早朝、目が覚めてしまったのは、なんと泣いていたからであった。
 夢の中で号泣して、その勢いで目が覚めてしまうというのも久々である。

 目が覚めたら、部屋はまだ真っ暗だった。
 そのため、なかなか夢の世界との区切りがつかず、しばらく布団の中で、シクシクと泣いていたのだった。かわい〜(自分で言うなって)

 なぜ泣いていたかというと、海辺で犬の死体を発見したからである。
 細部は忘れたが、その犬はどうやら大事に梱包されて(?)運ばれてきたようなのだが、海辺で梱包もろとも散乱していて、胴体からちょん切れたようなグロテスクな死骸だった。
 しかし、顔の部分はきちんと残っており、白い、やや長い毛並みの、う〜む、頭の中では「こんな犬」と今だに描けるのだが、やや秋田犬っぽいような、そんな立派な犬だった。
 穏やかに目を閉じていて、砂浜の上で眠るように横たわっていた。

 その傍らに、なにやら書類も散乱していた。その書類は、なぜか国連とか、そういう有名な組織が発行したもので、文面は「私たちは、政情不安な某地域でこの犬を保護しました。どうか、この犬を末永く可愛がってあげてください」というような意味の、柔らかい文章で綴られていた。
 それを読んで、号泣してしまったのである。

 どこかで不遇な目に遭っていたのが、やっと保護されて、里親のところに送られる最中だったのに、事故に遭って、砂浜に投げ出されているのだ。もう、とにかく悲しくて、切なくて、ただ泣いていた。

 その最中で目が覚めたので、そこにたどり着くまでの過程がフラッシュバックした。
 どうやら、津波に遭っていたのだ。
 潮がひくと、浅瀬が現れる場所を歩いていた。周りは、多摩川の土手みたいな風景だった。引き潮になると渡れる海辺の川みたいなところ。近くには橋もあり、住宅も迫っていた。

 そこを歩いていると、突然、体が水没した。
 驚いて海のほうを見ると、「波のプール」みたいな緩いけど大きな波が次々と襲ってくる。
 それほど恐怖感はなかった。波のプールみたいに、波に逆らわなければ大丈夫そうな雰囲気だったし、「海だから、リラックスしてれば浮くし」と妙に冷静だった。まだ、足もついたし。

 波に揺られながら、高いところを目指していたら、すぐそばに5歳と7歳くらいの男の子が2人が浮かんでいた。
 まだ、溺れてはいないが、二人とも何が起こったのかわからないまま、波に揺られていた。
 「ああ、助けなきゃ」と手を差し伸べたが、なかなか手が届かない。
 そうこうしているうちに、私も足がつかなくなってきて、「自分ひとりなら浮いていられるけど、子供2人を抱えて泳げるだろうか?」と不安になってきた。

 どうしよう。目の前の子供たちを助けるべきか?
 躊躇していたら、どうやら2人の父親らしき人が必死で泳いできて、二人を両手で捕獲すると、一生懸命泳いでいってしまった。

 なんか、目が覚めたあとも、あのとき躊躇した疚しさがしばらく残った。

 余談であるが、私がときどき見る災害の夢は、火事か洪水だな。地震の夢はみたことないかも。

 さて、そこまでフラッシュバックしたところで、同時に頭の中でおさらいしていたのが、全く別の次元の夢であった。どこで繋がっているのかわからないが、津波の前までは、もっとロマンチックな夢だったのだ。

 浜辺で犬の死骸をみつけて号泣←津波に遭って、そばにいた子供を助けなくて反省←フランス女優に恋愛相談されてる。

 その女優とは、なんとジュリー・デルピーちゃんであった。
 ドイツのユースホステルにありそうな、シンプルな食堂っぽいところで、ジュリーが私に「まったく、あの人ったらさ」と愚痴っているのである。
 いったい、何語で話しているつもりだったのか、私のほうは「まあね、あの人、そういうとこあるからねえ」なんて喋っている。

 そんで・・・・・みなさん(って誰?)、笑わないでください。いや、笑いますよね。笑ってください。私は、「ああ、犬が・・・・」とさんざん枕をぬらしたあと、その事実(夢の世界の話ですが)に気がついて、大爆笑してしまいました。

 なんと、ジュリー嬢が付き合っているのは、キアヌ・リーブス君だったのです。

 そ、そんで・・・・ぷっ。どうやら、私はキアヌの元カノだったらしい・・・

 いや、ひょっとしたら、それは私の記憶違いで、単なる「キアヌと長い付き合いの女友達」だったのかもしれないのですが、でも、なんか、元カノという雰囲気があったな。

 で、夢の中には、キアヌは出てこなくて、ジュリーは「こんなこと、あなたに相談することじゃないのはわかっているけど、私の悩みを本当にわかってくれるのは、あなたしかいないと思って・・・」と切々と語っていて、私もなぜか「現実のキアヌのしょうもなさ」をよくわかっていて、「ああ、たしかに、私もそういうとこは苦労したといか、それで別れたんだけどさあ」なんて偉そうに語っていたような気がしなくも無い。

 すっげー恥かしい夢だが、私はキアヌがどうこうよりも、「ジュリー・デルピーと恋バナしてる」ということに舞い上がっており、とにかく恋に悩むジュリーの様子が嬉しくってしょうがなかったのであった。
 そんで、話の途中でジュリーがどっかに行ってしまい、私はもっと続きが聞きたかったので、彼女を探し回っていたのであった。「あのきれいな金髪はどこ?」と、キョロキョロしていたのを憶えている。
 そんで、うろうろと探し回っていたら、津波が襲ってきたのかも。

 なんだか、映画を3本重ねたような変な夢だった。
 途中で目が覚めたから憶えているだけだったとすれば、午前4時ごろ(時計を見なかったので何時だかわからなかった)に、毎日あんな濃い夢みてるのかしら?

 と思ったのは、なんと今朝も同じくらいの時間に目が覚めてしまったのだ。
 普段は、明け方に目が覚めたりしないんだけど、偶然なのか、なにかの前触れなのか、ただの体調不良なのか?

 さて、今朝の夢も強烈だったけど、目が覚める直前のことしか覚えてない。
 いろんな種類のトカゲがいる場所にいた。
 たぶん、屋外で、小さいのは、指でつまめるようなサイズから、大きいのはカメレオンくらいだったように思う。
 そしたら、小さめのワニくらいのトカゲが出てきて、そこらを走り回っていた。私はトカゲは嫌いではないので、「へえ、いろいろいるなあ」と嬉しそうに観察していたのだが、そこには、エサ用なのか野生なのか、ネズミもいた。大きめのトカゲ(でも、小さめのワニ・サイズのやつ)が、ネズミを追って、ガブリと噛み付いた。

 「うへえ!」と思ったが、まあ、トカゲだって食事しないと生きていけないから、「これも自然の摂理」と思って観察してたのだが、トカゲはネズミの下半身だけ食いちぎると、残りはそこに置き去りにしてしまった。

 「わー、なんて汚い食べ方をするんだ!」

 と、ゲンナリしていた。

 そのあたりで目が覚めて、「げろげろ、昨日は下半身がちぎれた犬の死骸の夢をみて、今日はネズミの死骸かよ〜」と寒気がしたのであった。
 なんか、今日にでも、自分も下半身を事故で失うような、そんな嫌な予感がして、気分を変えるためにトイレに立ってからまた寝なおした。

 うーん、こうして書いてみても、ってゆーか、夢の話を書くといつも思うのは「夢の話ほど、つまらんものはない」ということだ。自分で後で読み返してみても、一番つまらないのは夢の話だ。まだ、他人の夢の話のほうが、他人ごとなだけにけっこう楽しめたりする。

 自分の夢の話っつうのは、トイレで「ああ、なんかすごいの産んだような」と便器を振り返り「産物」を眺めて「うおおお、すげえ」と、そのときはそれなりに感動して、「流すのもったいないな」と思ったりするが、それを一週間保存したものを見ても、嫌悪感だけしか感じないようなものなのかも。(実際にやったことはありません)

 なので、夢の話というものは、「色といい形といい太さといい、こんな完璧なものは、もう二度とできないかも」って、トイレの中でうっとりしているのと同じらしいし、まあ、夢なんて、そんなもんなんだろう。

 と、夢を壊すようなことを書いて、まとめてみました。
 さらにダメ押しをすれば、夢で何かわかるのかもしれないが、自分のう○こを真面目に観察したほうが、もっといろいろ貴重な情報を得られそうです。
2月20日(月)

 トリノ五輪で、日本はまだメダルをとってなかったんですね。
 おかげでワイドショーも、園児殺害事件をトップにして、できるだけ引き伸ばすしかないようで・・・
 スポーツ新聞なんて、安藤美姫のアップ写真だったんで「なんだろう?」と思って見出しを確認したら、記者会見で亡父のことを質問されたら泣いちゃったとか・・・・ 

 けっこう健闘しているのが、カーリングらしいし、放送時間も、同僚曰く「なんか、寝る前にテレビつけるとカーリングばっかやってるから、ついつい観ちゃって、だんだん詳しくなってきちゃったよ(笑)」らしいので、観てる人が多いのかも。私もカナダ戦は、ぼんやり観てました。

 カーリング選手は、アスリートな外見じゃないので、まったりと観ていられます。眼鏡っ子が多かったし(笑)

 スノボ・クロスはそれなりに面白かった。トップを切った選手が、最後のジャンプでエアを決めたら、転倒して涙の銀メダルちゅうシーンはニュースでも何度もやっていた。あれは、「氷上の競艇」みたいな競技だったな。

 さて、今日は休みの人も多く(昨日、あるプロジェクト担当者だけが出勤だった為)、Kさんも私用で休みだったので、フロアはほんとに静かだった。
 おかげで土曜出勤なみに仕事が捗りました。
 2月後半から3月にかけては、こんな日が多くなるので、早めに仕事を片付けて、倉庫の書類整理をしたいものである。

 6時を過ぎたら、ほとんど誰もいなくなったので、同僚M嬢と、Kさんが所属する新規業務に対する愚痴合戦をまた繰り広げてしまった。
 一番の問題は「その業務って結局、誰が仕切るの?」ということである。
 私もM嬢も、その立ち上げの手伝いをすることはわかっているのだが、誰が決済権をもっているのかわからないのである。どうも、私の勘、というか地道な「人の会話に聞き耳を立てる」では、上のほうでいろいろあったらしく、最初、それを仕切るはずの人がヤル気を無くしているようである。

 今の段階で、実務を取り仕切っている人は、新たな法人として立ち上がったら、こっちに丸投げする気満々のようだが、その人の下で、実際に実務をやっている人は、「ほんとに大丈夫なの?そりゃ、ちゃんと引き継ぐけど・・・・」と心配してくれてる。

 まあ、私にしてもM嬢にしても、「やれ」と言われればちゃんとやる覚悟はあるが、実際にどうなるか、はっきりしないし、私はそれでも「会計担当」なので、そんなもんは後でいくらでも追っかけられるが、お金の流れというか、予算を管理するのが誰なのかわからないまま、通帳と入出金だけ任されても困るしなあ。

 もちろん、一番、不安を感じているのはKさんで、Kさんの不安をM嬢が強制的に共有させられているので、M嬢もかなり不安を感じているようだ。私は、Kさんの不安にお付き合いする気はさらさらないが、M嬢の不安には「まあ、お金の細かいことなんて、会社が動いてからいくらだってどうにでもなるから」とドンマイと言っている。

 M嬢は完璧主義なので、「じゃあ、電話代は?文具代は?水道電気代は?」と小さいとこから考えてしまうので、「そんなのは、最初は細かく計算しなくていいから、ざっくり委託料とか家賃っぽい名目でもらえばいい。最初のころはそういうお金もないかもしれないから、ある程度、利益にメドがついてからでもいいわけよ」なんて説得しているのである。

 新しい法人が、前からある法人の一部に間借りっていうのはよくあることで、最初はほんとに無料でなんでもお借りするっていうのもよくあることだ。FAXやコピーなんて、ある程度、利益が確定しないと、自分のところではとても持てないもん。
 私はそういう法人をたくさん見てきたし、自分がそういう間借り会社にいたこともあり、それはけっこう大変だったけど、「会社なんて、けっこういいかげんなもん」ってわかっているので、「そんなの後から考えればいいよ」って言えるのだが、真面目なM嬢は「きちんと独立経営」を先に考えてしまうようで、話が平行線になってしまうが、でも、M嬢の考え方が間違っているわけではないので、「なるほど、ゆくゆくはそういうのもはっきりしないといけないな」と参考になるから、「いったい、どうなるのか、わからないよね〜」な2人でじっくり話し合うのも無意味ではないと思って、時間をかけているのであった。
2月19日(日)

 笑っていいとも増刊号を観ていたら、「ナルニア国物語」の出演者がゲストで登場してましたが、やっぱりガキばかりでした。
 ティルダは本当に来日していたのでしょうか?

 さて、昨日は、友人宅で「就職祝いパーティー」
 昼12時集合と「えらい、早いな。誰か、その後に予定でもあるのだろうか?」と思っていたのだが、結局、終ったのが夜の10時。私が「そろそろ退散しないと、終電が・・・・」と言ったので終了したのであった。

 すげえ、10時間もずっと喋ってたよ(笑)
 この春、就職するのは、中国人留学生のKちゃんで、大学院を無事卒業し、バイト先だった某大手スーパーチェーンに就職することになったのだ。
 西日本事業部に配属されたようだが、まだどこに飛ばされるのかわからないという。

 日本で就職することには迷いがあったようで、彼女は地元の蘇州に戻って商売をしたかったらしい。
 でも、どうやら資本金もないし、商売するにしてもノウハウも全く無いようで、ただ「あそこでは、まだこういう商売してる人がいないから、いいかも」っていうシロート考えだったようで、私を含め、周囲の人たちは、「せっかくだから、資本金作るためと、日本の大手流通業のノウハウを勉強するために、そこで働いてみれば?」とアドバイスしたようだ。

 そんで、本人は「関西かあ・・・・京都だといいな」と勝手な希望を語っていたのだが、どうもその西日本事業部というのは、関西+中国地方らしい。
 「つーことは、島根とかもありうるんだよね」と私が言うと、日本の地理にまだまだ疎いKちゃんは「それって、どこ?」

 「実は、日本人でも島根の場所を知らない人は多い」
 「ええ〜〜〜〜?」
 「それに、京都といっても、東京が奥多摩を抱えているように、京都だって実は日本海を抱えているのだよ。ふ、ふ、ふ・・・・・」
 「ええ〜〜〜〜?」

 日本の田舎に住んだことがないKちゃんは、だんだん不安になってきたらしい。
 まあ、少し脅かしておいてあげたほうが、「京都がいいかな、神戸とか広島でもいいかな」と都市ばかり頭に描いているようなので、心の準備になるだろうと思って、一生懸命脅かしてあげました。

 主催した友人は、インド料理教室に通っていたので、かなり本格的なインド料理をご馳走になった。ちゃんと、銀色のプレートが並んでいたので、「わー、そろえちゃったんだ」と驚いた。とれも美味しかったです。
 中国人を囲んで「そーいや、インドと中国は超仲悪いよねー」なんて話でも盛り上がりました。

 そういえば、Kちゃんのお父さんは、北京に住んでいて、Kちゃんも北京生まれだったらしい。でも、政情がちょっと怪しくなってきたから、たぶんエリート候補だったお父さんも、「いつ、どうなるかわからない」と不安になったようで、北京から南京を経由して故郷の蘇州に戻ったそうです。
 「お父さんが北京から出た3日後に、〜〜〜〜〜〜〜〜(中国語だったのでわからん)だったんです〜。ええと、〜〜〜〜〜〜って」
 それは「四人組逮捕」のことだったらしい。
 その後、北京は封鎖状態になったので、あと少し脱出が遅れていたら、「わたし、ずっと北京育ちだったかも」
 「へえ〜、そうなんだ。そういや、最近、ちょっとそのあたりに興味持ってて、本でも読んで勉強すっか、と思ってたんだよ」
 と私が言うと、そこの家主が「そういや、私も・・・・」と図書館から借りてきた本を見せてくれた。「マダム毛沢東」という本だった。
 やーだ、も〜〜〜(笑)

 そんで、Kちゃんは「わたしは、やっぱり、周恩来が好きだな」というので、ふんふんとみんなで聞いていたのだが、私が「なんか、そのあたりの人物の時系列がよくわからないんだよね。ええと、周恩来が死んだのはいつごろだったんだ?」
 「1976年」

 「おおお〜、即答かよ!」と驚く日本人チーム。
 「そっか、日本でいったら、『いい国作ろう鎌倉幕府』みたいなもんなんだねえ」

 でも、Kちゃんに「周恩来のどこが好きなの?」と言ったら「顔」と、即答。
 えええっと、周恩来の顔って・・・・・いや、顔はわかるけど、「わたしって、ほんと面食いだって言われるんですよね〜」というKちゃんが「顔」と即答するほどのイケ面だったか?
 中国の教科書には、もっと若かりしときの美麗ショットも満載だったのかもしれないと思って、探してみたのだが、まあ、けっこうルックスは親しみやすい人ではあったけど、美形ってわけでもないよねえ?

 でも、周恩来が亡くなったころに生まれた子が「顔」というんだし、と思って眺めると、なんとなく、熟年の歌舞伎役者みたいな色気があるかもねえ。うーん。

●NY最新情報

 この間、「めざましテレビ」のニューヨーク・コーナーで、「NY最新・カフェ情報」をやっていたが、そこで紹介されてたカフェのひとつに「編物カフェ」があった。
 他にはファッション業界の人に人気の「ベッド・カフェ」もあって、店内に椅子とテーブルの替わりにベッドが置いてあって、その上でくつろぐらしく、「なんだそりゃ?」と思ったが、編物カフェは、他に客がいなかったので、なにがどう編物なのかわからなかった。「編物しない人でも、もちろんお茶だけも大丈夫です」と紹介していたが、見かけは普通のカフェだった。

 日本でも、数年前に編物ブームがあったが、NYでもそうなのかね?と思ったのだが、今日の夕方、NHKの世界のニュースを見ていたら、各地の話題をやるコーナーで(バカ・ニュースの混入率が高いので、そこだけよく観る)、「男性もとりこ?」という題で、NYの編物バーが紹介されてた。(「とりこ?」と編物の「トリコ」をかけたわかりにくい駄洒落)

 てっきり、オシャレなカフェで編物に興じる「流行に敏感な」ニューヨーカーの姿が出てくるのかと思いきや、ほんとに場末のパブみたいなところで、学生風や労働者風の男性たちが、ビールを傍らに編物に励んでいた。

 ほんとかよ〜〜〜〜

 たしかに、日本の編物ブームの火付け役は男性講師だったし、橋本治という先駆者もいるので、わりと「男の編物」の裾野は広がったと思うのだが(前に近所の小さい手芸店に入ったら、男子高校生が「マフラー編むのに、毛糸はどのくらい必要ですか?」と店のオバチャンに聞いていて、「あら〜、君が編むの?」「ほら、最近、男の子にもブームなのよ」「あら、いいことねえ」とオバチャンたちが嬉しそうに応対していたっけ)無骨な男性が集まってバーで編物しているのって・・・・

 禁煙ブームのせいで、手持ち無沙汰なのかしれない。

2月17日(金)

 フジテレビの朝のニュースショー「めざましテレビ」は、朝の五時くらいから始まっており、だいたい一時間周期で同じようなニュースを流すので、芸能ニュースも、朝から何度もやるから、微妙に切り口が違っていたりするんだけど、私が毎日観ているのは、番組後半の7時過ぎから8時まで。

 だいたい毎日、7時半くらいから芸能ニュースの時間で、昨日はその時間に「ナルニア国物語」の記者会見の模様を短く紹介したのである。
 さて、今日は、「ナルニア国物語」のプレミア試写会の模様を放送した。

 ・・・・・が、映画では末っ子役を演じた、10歳の子役少女が、張り切って日本語でスピーチしようとしたら、途中で日本語のセリフを忘れて立ち往生・・・・・駆け寄る通訳やスタッフ・・・・その子役は、まるで漫画に出てくる子供のように、静かに泣きはじめた。

 たしかに、可愛かったよ。子供が、ああしてじっと我慢しているのに、こらえきれなくて、ぐぐっと泣き出す場面は。スタジオでも「かわいいですねえ」と絶賛されていた。

 で、そんなわけで、ティルダなんて全くアップで映らなかったのであった。
 さらに、その後に時間を割いて紹介されたのは、試写会に来ていた「大魔人・佐々木ファミリー」であった。榎本加奈子を連れて公の場に顔を出すのは初めてなんだとか。

 榎本加奈子には、なんの恨みもないが「貴様がおいでにならなければ・・・もしかしたら、この時間はティルダに割り振られたのかもしれない」と思うと、かなり悔しい。これが叶姉妹だったら、「しゃーねーな」と諦めたのだが。

 というわけで、もしかしたらもっと早い時間には、ティルダのせめてバストショットくらい映ったのかもしれないが、あの時間では、存在すら不明瞭であった。引きの画像で、赤いドレス着てた人がそうだったのかしら?
 その後、ナタリー・ポートマンのインタビューは紹介されてたけど、ティルダのインタビューなんて、きっと無いだろうなあ。

 くすん。

 今日は、「ジンギスカン食べない?」と誘われ、ほいほいとついていったら、とても美味しかった。会社の近所にしては上出来である。(新興オフィス街なので、食べ物屋の層が薄いので)
 でも、店を出たら、全員「臭い〜」

 思わず「焼かれた羊の匂いが染み付いてしまいましたね」と言ってしまいました。
 焼かれた羊の恨みの香りは、帰宅するまでしっかり持った。焼かれた羊の呪いなのか、雪までちらついていたぜ。

 今日は北風が吹いて超寒かったです。

 昨日はKさんは、終日外出だったので、静かに過ごせましたが、今日はお昼休みに、手作りの大学イモを配っていました。それがかなり大きくて、たっぷり飴がコーティングされたボリュームある一品。
 先日も、手作りのガトーショコラを配っていたので、「ああ、こういうオバサンっぽさが、どうもショウに合わんなあ」と思ってしまったのですが、大学イモを見せびらかしながら「ほら、私って、イモおばさんだからさ〜」と言いふらす寒さもちょっと・・・・・

 でも、今日はちょっと朗報がありました。いよいよ、Kさんが関わる事業が本格的に準備段階に入るようで、その第一弾として、事務所の場所が発表されたのです。同じ建物内だけど、フロアが変わるだけで、今よりずっといいでしょう。その事業の事務は、うちに委託されるようなので、経理事務の一部は私が担当することになりそうだけど、それはたいした分量でもないし、そのうち、その事業が本格的に始動したら、事務専門の人も雇うことになるでしょう。早ければ、来月には移動するみたい。ああ、私の心の平安は訪れるかしら。

 かなり追い込まれているので、今日の大ニュースは「幼稚園の送り迎えを分担していた母親が、園児を2人刺殺」でしたけど、「ああ、今の私だと、なんだか勝手に理解できる。自分の苦悩が他人となかなか共有できない辛さよ」と、勝手に同情してしまいました。Kさんみたいな「お母さん仲間」に囲まれていたら、私もきっとブチ切れて、なにしでかすかわからんだろう。

 そういえば、いつも感心する隣の部署のK嬢であるが、彼女はKさんの(同じイニシャルですが)テンションの高さを上手くかわす。
 今日の夕方、K嬢が、そこの部署の男性社員が買ってきたお菓子をフロアに配っていた。
 「ああ、ありがとう」とみんなで有りがたく受け取っていたのだが、Kさんに「はい、よかったらどうぞ」と差し出すと、「あら〜〜〜〜、まあ〜〜〜〜、アハハ、ほほ〜」
 私だったら、そこで顔が、マルコちゃんのように縦線が入ってしまうのだが、さすがのK嬢は「アハ?オホ?」と、笑顔で流していた。

 そうかあ。ああすればいいんだな。人間語で話そうとするからいかんのだ。動物園にいる珍しい動物とコミュニケーションとるつもりでやればいいんだな。

 ・・・・・・でも、あたしは、道端で変に懐いてくる猫に向かって、真顔で「君さあ・・・そうやって、私に媚びを売っても、あたし、なんも食べ物持ってないけど?」と語っているので「きゃ〜、かわいいワンちゃんでちゅね〜」とか、なかなか言えない性格なのである。ガキにもなかなか幼稚語で話せないので、やっぱダメかも。
2月16日(木)

 「めざましテレビ」を観ていたら、「ナルニア国ものがたり」の記者会見の様子を放送していた。3月公開のプロモーションのため、キャストが来日したらしい。
 予告編を一度観ただけなのだが、やはり主役は少年少女らしく、見慣れない子役のコメントが次々と紹介されていたので、「あれ?ティルダは?」と思っていたら、最後のほうでやっと紹介されたので「やっぱ、来てたんじゃーん」と思った。

 まあ、ハリポタでも主役は子役だから、大人の役者なんて滅多にプロモ来日しないもんな、と思いつつ「素のティルダもやっぱしキレいだなあ」と見惚れていたのだが、記者会見の映像が終ったあとのスタジオのコメントがひどかった。
 「原作は向こうではかなり有名な作品なので、あえて有名な俳優を起用せず、イメージを壊さないようにしたんでしょうねえ」

 とかなんとか、そういう意味のことを大塚さんが言った。もしかすると、宣伝サイドがそういう説明をしているのかしれんが、要するに「色のついてない役者を使った」ということを言っていたのだが、ティルダってそんなに無名?っていうか、かなり色がついていると思うんだけど・・・・まあ、カルト映画的には・・・・・

 そんで、記者会見のインタビューで、ティルダは「双子のお子さんも、映画を見たんですか?」って質問されてて、「いえ、観たくないというので、切符が二枚売れ残ったの」と答えて、場内がささやかな笑いに包まれていたんだけど、やはりスタジオのコメントでは「ほとんど笑顔を見せない役者さんだということですが、そうでもないみたいでしたね?」と言われていた。

 私はティルダの私生活のことは全く知らないけど、たしかに映画では「笑顔を見せない、というか、現実離れした役」が多いけど、素顔もそうだとつまらなくないか?

 さらに「笑顔は普通っぽいし、コメントも普通にしゃれているけど、笑ってない顔はやっぱしちょっと怖いですね」と言われてたけど、そうかぁ?だったら、この前、来日したジョディ・フォスターだって、けっこう怖い顔だと思うぞぉ。なんでジョディのことは「いつも美しいですよねえ〜」って絶賛するのに、ティルダは「怖い顔」なのよ〜

 なんだかムカついたが、たぶん、こういうことなんだろう。

 「ナルニア国」のキャストが地味なのを心配した配給会社が「あえて無名の役者で揃えました」とプレス・リリースだかなんだか知らんが、そういうのにそう書いた。
 そんで、「集まったプレスもティルダに何を質問していいか困るだろう」と思って、「人前で決して笑顔を見せないミステリアスな女優が女王役です。クールな彼女ですが、実はああ見えて、私生活では双子のママなんです」と付け加えた。

 スタジオの司会者は、そういう資料しか見てないので、平然と「無名の役者」とか「意外と普通に笑ってましたね」とか「双子のお母さんなんですって」とか、資料を元に自信を持ってコメントしてしまったのだろう。
 誰も、「コンスタンティン」を観てないのね。観てる人がいたら「あの映画で、印象的だった天使の役をやった人ですよね」くらい言いそうなもんだ。

 私は観てないけど、レオ様の「ザ・ビーチ」にも出てたのにさ。

 ま、わかっちゃいるけど「情報番組の司会者は、そのニュースに詳しくなくても、原稿読んでテキトーなことを言う」のが商売なんだから、いちいち目くじら立ててもしょうがない。

 しかし、「ティルダもハリポタに出てくれないかなあ」と密かに願っていたので、ファンタジー大作の女王様役で出演と知って「わーい」と喜んでいるのですが、朝の一般向け情報番組で、けちょんけちょんに言われてたので、がっかししてるだけでございます。たしかに、マイナーだけどよお。(わかっているだけに悔しいのであった) 
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