可燃物な日々

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1月15日(日)

 昨日は久々にまとまった雨が降った。
 いつもだと、みんな「あー雨だよ」と、うんざりした顔をするが、乾燥しきった日々が続いたので、「たまには、降ってくれたほうがホっとするね」と笑顔で歓迎さた珍しい雨の日であった。

 そういや、先日、ニュースでもやっていたが、古い鉄筋のビルを震度6強で揺らしてみる実験の映像はショッキングで、会社でもその話題で持ちきりだった。「うちのビルもヤベーよ」

 耐震構造偽造事件が話題になったが、会社のビルは「今の建築基準法以前」の建物なので、たとえ偽造されてなくても、今の基準で考えればヤバいらしい。
 そうは言っても、「じゃあ、立て替えるか?」と簡単にはいかないんだけどね。
 会社でみんなが、「うちもヤバいが、あそこのビルだって相当古いぞ」なんて会話していたときに、「まあ、なんだかんだ言っても、大地震が起きてみないとわからないし、自分が生き残れるかわからないけど、でも、そうなったとき、ほんとにどうなるか、この目で見てみたいんですよね〜なんか、実は、密かに楽しみにしてたりして(笑)」と言ったら、みんなに変な目で見られた。

 今日は、予報通りに暖かかったので、昼頃まで寝ていたのだが、起きたらすぐ洗濯開始。
 ああ、毎日このくらいの気温だとラクなんだけどなあ。

 なんて言ってると、日本海側の豪雪地帯の人たちに叱られますね。
 これで、東京にもちょっとした雪が降って、「首都圏の交通網がマヒ」なんて大騒ぎになったら、いつもだと「ほんとに東京は雪に弱いなあ」と失笑されて済むんだろうけど、今年はシャレにならんだろうなあ。

 話しは全然変わるが、ずいぶん前に同僚と雑談していたときに、リリー・フランキーの話しになり、なんの話しだったか忘れたが、とにかくそのときに「ああ、リリー・フランキーもすっかり知名度が上がったなあ」と思ったのであるが、そんときにふと「そういや、あの人って加藤紀子と付き合っているとか、結婚するとか言ってなかったっけ?」と言ったら、同僚はその話しは全然記憶にないようで、たしかに、あのころは、「リリーフランキーって誰?ってゆーか、どこの国の人?」っていう感じだったろうからなあ。

 ベストセラー作家にもなったので、テレビでもよくコメントをとっていたりしたけど、加藤紀子の話しは全然出てこなかったので「あれ?私の記憶違いか?」と思って、調べようとしていたんだが、はっきり言ってどうでもいいのので、そんなことすら忘れていたら、年始になって「加藤紀子、結婚」というニュースがあって、「ありり?」と、思ったのだが、またすっかり忘れていて、今日になってふと思い出して探してみたら、やっぱりそうだったんだよね

 なんか、このところ、仕事のことで頭をフル回転させているので、他のことをあまり深く考えられないようになってきた。こういうときって本もあまり読めなくなる。
 量的に多忙なだけなら、フィクションやワイドショーのニュースなどで現実逃避したりするのだが、仕事量よりも、質というか、別に質の高いことをやっているわけでもないが、「うーむ、これ、丸投げされてしまったが、いったいどうすりゃいいんだよ」な仕事が多いので、そういうところで、あれこれ思い悩むのでエネルギーのほとんどを使ってしまい、休日は屍になってしまうのである。

 また、いろいろと職場の環境が変わるので、慣れるまでに時間がかかりそうだ。

1月14日(土)

 なんてこったい!
 「ええと、新年からチャングムは11時からなのね」
 と思い込んでいたが、今日、ちゃんと11時にNHKにしたら、「やってねー、なぜ?」

 慌ててパソコンを立ち上げて、NHKのHPで確認したら「金曜日11時になりました」だと?

 あーん、だったら昨日はちゃんと家にいたのに〜

 たぶん、私みたいな「おっちょこちょい」が多かったらしく、日曜の深夜に再放送されるらしい。
 わかったよ、NHK。
 私が悪かったんです。私がっ
 だから、ちゃんと受信料は払うからさ。
 でも、金曜日の深夜って、けっこう見逃しそうだから、日曜日の夕方あたりにも再放送しない?
 つーか、前から言っているが、大河ドラマの時間にチャングム放送してくれるんなら、それがベストだと思うんだけどな。

 しかし、日テレも「エンタの神様」やってくれないし、NHKの「オンエアバトル」まで間が持たないので辛い。

 テレビを中心に人生を運営しているので、編成が変わると、マイペースが乱れるので困るのである。だから、番組編成改変時は嫌いなのだ。特番が嫌い。そういう意味では12チャンネルは偉い。他が特番をやっているときに、あそこだけは淡々と平常編成だったりするので、ほんとに落ち着く。

 さて、今日の「オンエアバトル」は井上マーが出てるはずだが、果たしてオンエアされるのか?

1月13日(金)

 13日の金曜日。
 さっき、せこせこ日記を書いていたのだが、なんか知らんがパソコンが落ちて、全部パーになった。
 社内の人事異動の愚痴をたくさん書いていたのだが、これは「そんなの公開するなよな」という神様の教育的指導であろう。

 昨日は、やっと大酒飲んで、4人でショウコウ酒2本空けたくらい飲んだけど、全然大丈夫だったので、これで完全復帰宣言でしょう。
 そこで、人事異動の濃い話しをたくさん聞いちゃったんだけどさー。

 まあ、いいさ。なるようになる。

 私は自分の仕事を地道にやっていくだけだ。
 社長も「経理の仕事が全部わかってるのは、ミヤノだけだろ?」と言ってたしな。
 たしかに、戦略的な数字を出すのは、ハイジの仕事になったけど、「本当に地味な経理の仕事」をわかっているのは私だけだし、たいして難しい仕事ではないが、中小企業では、優秀な男子が少ないので、この手の仕事に男子を使うのは無駄な行為なので、私みたいなお局様を抱えていたほうが合理的に違いない。人件費も安いしね。

 2月からは新しい上司を二人も迎えるので、その世話で大変そうだ。
 でも、T部長の子守りに明け暮れた1年だったので、それから開放されるというだけで、ちょっと嬉しい。

1月11日(水)

 仕事が忙しいので壊れ気味であるが、今朝の出勤途中、急に「つの」が欲しくなってきた。

 ツノを武器に戦いたいと思ったわけでもなく、ただなんとなく、トナカイの角がついたカチューシャをかぶりたくなったのである。
 ときどき、むしょうにシッポが欲しくなったりもするが(ゴジラのような立派なシッポが欲しくなり、着ぐるみを購入することを真剣に考えたこともあった)、今日のようにツノや耳が欲しくなることもあるだけだ。

 せっかくなので、もう少し深く考えてみることにした。

 トナカイの角のカチューシャをした女の子を集めて(男子でもいいが)、「トナカイ・カフェ」っていうのはどうだろう?
 なんか、カワユくない?

 そんでさ・・・・

 「おかえりなさいませ。サンタさま」

 って、言ってくれるのさ。

 寒い朝、少しだけ心が温かくなったのであった。ほっこり。

 そんだけです。

 やっぱ、かなり壊れているのかもしれない。
 だいたい、時期外れも甚だしいし。

 それに、もう去年のクリスマスにアキバのメイド・カフェでは、すでにクリスマスイベントとして導入してたかもしれないし。

 変なこと考えてないで、真面目に働こうと、駅までの道を急いだ今朝の出来事でした。
1月10日(火)

 昨晩、また懲りずに焼酎のお湯割を飲んだところ、頭痛で眠れなくなってしまいました。

 「お酒を飲んで、頭が痛くなるなんて・・・こんなの、本当の私ではない!」

 と、嘆き悲しんでおりました。
 早く、「本当の私」を取り戻したいです。

 以上、「自分探しの旅」でした。
 一生、「本当の自分」が戻ってこないほうが、健康にはいいのかもしれませんが、酒が飲めない自分なんて、まるで耳の聴こえないベートーベンでございます。

 さて、今日も残業だったが、同僚M嬢と二人きりだったので、ついつい「今後、この部署はどうなるのだろう?」という不安をぶちまけたところ、なにせ社内1というか、国際的レベルから言っても、かなり上級というか、冬季五輪に「聞き上手」という部門があったら日本代表も夢ではないM嬢でありますから、私の口から出たゴミのような愚痴も宝石のように輝きます。

 グリム童話で、心の美しい娘が口を開くと、宝石がボロボロ出てきて、心の醜い姉娘がその真似をしたら、イボガエルやミミズがボロボロ出てきた、なんて話しがありましたが、あれはあれでいいですけど、でも、「人の話をきける心の美しい娘」を相手にすると、どんなボケナスな話し手でも、口から宝石が出るらしいことに気がつきました。

 さあ、この日記を読んでいる皆様も、この「人生の真理」を真摯に受け止めましょう。
 私の文章が面白いかを決めるのは、私ではなく、読んでる人の心の美しさや広さなのです。
 モネの睡蓮の絵が美しいのは、それを観ている私の心が美しいからに違いないし、ショパンのピアノ曲が美しいのも私の心が美しいからに違いないし、タルコフスキーの映画が眠いのは、私が眠りの森の美女だからです。
 ああ・・・・(人生の真理に気がついて、感無量のあまり、エル・グレコの絵画の人物のように天を仰いでおります。三白眼で)

 というわけで、M嬢は大量の伝票入力が終らなくて、残業していたというのに、私の演説を聞かされて迷惑だったはずですが、そんな「本当のこと」は微塵も見せずに、私の話しをちゃんと聞いてくれました。
 M嬢も、いろいろ不満は抱えているので、とりあえず、お互いに「どーすりゃいいのよ」っていう不満の擦り合わせはできました。こういうのはけっこう重要なので、チャンスがあったらハイジともエールの交換をしておこう。

 私は「雰囲気」をつかむのが得意というか、得意なつもりだが、仕事をしていて痛感するのは「他人はそうではない」ということで、これは熟年離婚される夫みたいな話しであるが「わかってそうに思えることでも、言葉にして話しておかないと、相手はけっこうわかっていなかったりする」というのは、本当にそうで、M嬢と話していてわかったのだが、私と同じように、M嬢にはついつい本音を愚痴ってしまうハイジの話しは、かなり「明後日の方向」だったりするので、「君が気にするのは、そこじゃないんだよ」と言ってやらないといけないらしい。

 もちろん、ハイジが間違っていて、私が正しいという話しでもないので、たまには擦り合わせしておかないと、「私が認識している世界」と「ハイジが認識している世界」にズレが生じて、大地震が起きたりするので(前の派遣のイライザのときがそういう感じで取り返しがつかない事態に発展してしまった)、気をつけないといけないらしいのだ。

 あー、めんどくせー
1月9日(月)

●呪われた家

 「さて、明日こそ会社いくべ」と気合を入れつつ眠ろうとしていたとき、電話が鳴った。

 母だった。

 「お正月はご苦労さまでした。ところで、明日は仕事?」

 どうやら、父と明日、新聞屋に貰ったチケットで浮世絵展に行くことにしたらしく、チケットがもう一枚あるから誘ってくれたらしい。ちなみに、母は新聞屋からタダ券をせしめるために、3ヶ月ごとに新聞を替えているらしい。各新聞社が競って展覧会を開催するのは、母みたいな客が多いからなんだろう、という世の中の真実に今更ながら気がついたのであった。

 「いや、明日は出勤」と私が言うと「ああそう、やっぱり。じゃあ、チケットは送っておいてあげる。で、それはいいとして、あんた、あの後、具合悪くならなかった?」

 「実は、昨日まで風邪ひいて寝込んでたんだ」
 「あらそう?やっぱし・・・・実は、あの後、まずお父さんが気持悪くなって寝込んで、その後、私もゲーゲーだったのよ」
 「あ、私も吐いたよ?」
 「あら、やっぱり?」
 「なんか、そういう風邪だったのかね?」

 そこで、母はちょっと声のトーンを落として、こう言った。

 「あのね、どうやら、それ、呪いらしいのよ」

 背筋がゾクっとした。

 うちの母は、数年前「マリックがいんちきだった!」と本気で怒っていたことがあった。
 いきなりそう言われても、マリックがいんちきだった場合ってどういうことなのか、娘はさっぱりわからなくて「え?特撮だったの?」と真面目に反応したのだが、母の言い分を聞いているうちに、やっと何に対して怒っているのかわかって脱力した。
 彼女は、マリックが超能力者だと本気で信じていたらしいのである。

 たしかに、ユリ・ゲラーとか、ソ連からやってきた超能力者だとかの特番を見るのが好きだったようだけど、それ以上に手品が好きだったようだし、それに「私は絶対、ズラは見破る」と豪語していたので、眼力には自信があるらしく、手品でも「私はね、人と違うところを観るから、けっこうタネがわかるのよ」とか自慢ゲに言っていたこともあったから、てっきり「超能力者のインチキ探し」が好きなのだとばかり思っていたのだが、「マリックは、ただの手品師」というのに怒る母の姿を目の当たりにして「今まで20数年間付き合ってきたが、この人のことをよくわかってなかった」と反省したのであった。

 そういえば、宇宙人のことも信じているフシがあった。たしか、けっこう矢追純一とか好きじゃなかったっけ?まあ、あれには科学的根拠というか(矢追氏のじゃなくて、母の)「無限に広がる大宇宙。生物が人類だけというわけにもいくまい」という気持があったようだ。

 つーわけで、マジックと、マジックのねたバラしと(マスクマジシャンに熱狂して、実家に帰ったときにビデオで見せられて「カッパーフィールドは双子なのよ!」と延々と講義を受けた。双子でも三つ子でもクローンでもなんでもいいです、あたしゃ)超能力と宇宙人は大好きな母なので、「わりかしオカルト系」なのであるが、幽霊と予言には興味なさそうだった。
 占いにも淡白だったな。あ、でも、一時期、経済雑誌(父が買ってくるやつらしい。東洋経済あたりだと思われ。母も当時、株に熱中していたので、よく読んでいたようだ)に載ってた占いには夢中になっていた。簡素な記述なのだが、波長が合ってしまったらしく、よく当たったのだそうだ。実家が千葉から引越しするときにも、その占いを読んで「お父さんは、腰が痛くなるらしいから無理しないように」と言って、父はサボれたらしいが、そりゃあ、冬の寒い時期に50代の夫婦が引越しすりゃ、腰も痛くなろう。小学生向け雑誌の夏休み号の占いに「アイスの食べ過ぎに注意しよう」と書いてあるようなもんだ。

 そういうわけで、基本はリアリストなのに(NHKのドキュメンタリー好きという程度には)、ときどきオカルトな趣味を見せた母であるが、たしかに、「髪が伸びる人形」とか「涙を流すマリア像」なんかはわりと楽しそうに鑑賞していたけど、自分の身に起こったことに対して「これは、呪いだ」なんて言ったことなんてなかったので、娘は大変驚いたのである。

 以上、長くなりましたが、「呪いらしいのよ」と母が語る瞬間に娘の脳裏にこのような思考がナノセコンドの速さで走り回っていたのです。

 で、正確に言うと、文章で表現するのが難しくなりますが「のろ」と「い」の間に、「え?ええええ?」と思っただけした。
 実際には、こう言ったのでした。

 「どうやら、それ、ノロウィルスらしいのよ」

 言い訳するわけではありませんが、「キューイ」と発音し、いくら矯正しても「キウイ」と言えない母の発音は、限りなく「のろいるす」に近いのです。もちろん、ミッキーマウスがいるのは「でずにーらんど」です。買おうかなあ、でも、ビデオが壊れてからね?というのは「でーぶいでー」です。

 さて、ここまで来るのに長くかかってしまいましたが、母が近所の主婦に「正月早々、夫婦してダウンしちゃって」と話したら「それ、ノロウィルスじゃないの?」と教えてくれたそうです。
 さっそくネットで調べてみたところ、「かなり、それっぽい」とのことでした。

 たしかに、私の症状も、嘔吐から始まり、発熱したけど高熱ともいえず、食欲不振が続いているだけで、軽症の症状と似ている。
 姪っ子Nちゃんが、どっかで感染してきて、その吐しゃ物をみんなで掃除したので、みんな感染してしまったのでしょうか?でも、私の場合は、ちょっと潜伏期間が長すぎるような気もするけど・・・・
 Nちゃんが吐いたのが2日。私が発症したのが5日の夜中なので・・・

 しかし、そう思うと、なんだかまだ胃が微妙に気持悪い。食べられないわけではないのだが、あまり量は食べられないし、消化不良とも違う「ムカムカ感」がある。
 それに、発熱の後遺症とも言えるが、軽い頭痛と、関節の痛みが残っているし、ときどき体がボワんと熱くなったりする。すごく軽度のインフルエンザにかかったかのような雰囲気なので、「やはり、これはウイルス性か?」と考えるのも短絡的であるが、なんとなく普通の風邪と違う倦怠感があるのだ。

 やっぱり、呪(い)ウイルスかねえ?

 今日はちゃんと出勤したが、以上のような症状が出ているので、あまり調子が出なかったが、出勤している人もまばらなので、マイペースに仕事してました。

 そーいや、年明けに「サプライズ人事」があるという噂は知っていたが、今日、部長からちょこっときいて、「げ?」と思った。早い話が、T部長は私の上司ではなくなる。
 まあ、いずれはそうなるとは思っていたけど、さて、後任はたぶん、あの人。
 K部長は、私のことが好きじゃないのよね〜(笑)

 昨年、一緒に飲んだときに「次の総務部長はやっぱ、オレかなあ・・・そしたら、ミヤノはどっか他に行け!」(しーん。というか、どういうリアクションしていいのか困っていた。つーか、酔った勢いで「本音」を言っているのがよくわかっていたからである。だって、私もそういうとこあるからね。「冗談を装って本当のことを言う」)と言われたので、よっぽど「嫁に行けばいいんですか?」って笑顔で応酬しようかと思ったが、それも冗談にはならないので、やめておいた。

 うーん、マジに飛ばされるかもしれないなあ(笑)。
 いや、いんですよ、ちゃんとした後任探してきてくれれば。

 そーいや、昨日は「功名が辻」の初回を観てみましたが、仲間由紀恵ちゃん出てこなかった。
 でも、子役の子はなかなかよかった。
 なんか、この感じって、チャングムっぽいぞ。

 チャングムも、2回目くらいまでは幼少時代で、両親とも亡くなってしまうのだが、なんか似てるなあ。
 痛快・立身出世物語らしいし。

 私はかねてから、「NHKも大河の視聴率に悩んでないで、あの時間にチャングム放送すりゃいいのによお。予算削減にもなるだろ?」と思ってましたが、こういう形で実現したようです。主役の美人度も似てるし。でも、チャングムのイ・ヨンエを見慣れてしまうと、仲間由紀恵の顔がちょっと雑にみえてしまうんですが・・・すんません。

 それよりも、私が驚いたのは、また「わたくしごと」で申し訳ございませんが、「山内一豊の妻」という言葉は知っていたけど、「山内一豊」が何やった人だか、さっぱり知らなかったことだ。
 時代劇音痴は自認しているが、本当にダメなのね。

   ふーん、信長の家来だったんだ。
 ふーん、で?高知藩主になったとか?へええええええ
 ということは、徳川幕府まで生き残ったということか。

 ほんとうに、清清しいほど、日本の歴史上の有名人に疎いらしい。

 新撰組の前は「利家とまつ」とかで、あっちにも信長出てなかったっけ?(全然観てませんでした)
 えーと、あっちは「加賀百万石」になったと。「功名が辻」は「高知二十四万石」になったと。そうですか。
 ま、いいや。日本の歴史(というか時代小説のネタ)は、老後の楽しみにとっておこっと。
1月8日(日)

 昨日はほとんど寝ていたので、夜はなかなか寝付けず、結局、会社には行かなかった。よく考えたら、今週は月曜から土曜日まで出勤の予定なわけで、日曜から出たら、また恐怖の月月火水木金金になってしまいそうだからである。休めるときに休んでおかないとね。

 つーわけで、身を呈して三連休を勝ち取ったのであった。(2.5連休ってかんじだが)

 昨日の土曜日も、ほとんど年始特番ばかりで、アド街の後はそのまま「美の巨人たち」を観ていた。大塩・・・・じゃなくて、福田平八郎だった。ああ、あの「さざなみ」(漢字で書くと「漣」となり、なんか馴染みがない)の絵!大好きなのに、実物を観たことがない!

 どっかの美術館で、絵葉書を買った記憶がある。きっと、教科書で知ったんだろうな。加山又造と共に、「下敷きに挟んでおきたい日本画家」であった。えーと、今ってそういう下敷き流行ってるんでしょうか?私の頃は、「DIYルーズリーフ」と共に、自分で雑誌の切り抜きやブロマイドなどをそういうのに挟むのが流行っておりました。

 今から思えば、大塩・・・じゃなくて(どうしても、そっちが先になってしまう私を許して)、福田平八郎とモネの視点は似ているんだよな。アプローチは全然違うんだけど、なんか「質感」というか、まさに「印象」というのか、要するに「ゆらぎ」を表現しようとした雰囲気というのか、なに言ってんのかわかりませんが、昨日の番組を観て「ああ、なるほど、だから好きだったんだ」と自分ひとりで納得していました。

 なんか、お気に入りのハリウッド俳優と、日本の俳優の共通点を勝手に見つけて納得しているだけな話しですが、人生そういうのが楽しいわけです。
 世の中には、物理だとか化学だとか経済だとか、いろんな仕組みを研究するのに人生を捧げている人もいますが、私は自分の研究で精一杯です。あたしはなんでこれが好きなのか、なんで、あの人が嫌いなのか、とか。まあ、けっこう「他人の研究」も好きなんですけどね(笑)。なので、生徒を研究しまくったスーパー教師が主役だった「女王の教室」にはシビれました。憧れるわ〜。

 そういえば、昨日はチャングムは放映せずに、特番だったのですが、その中で主題歌の紹介をしていて、それで驚いたのだが、あの主題歌って「オナラ」って題だったんですね。日本のアナウンサーが「発音に気を使いますね」と苦笑していたが、今まで全然気がつかなかった。そう気がついて、歌を聴いてみると、まさに ♪ おなら おーなら と唄っていたのですが、私にはソラミミの才能が全くないようです。

 でも、この週末、ニュースをにぎわせていた、仙台の乳児誘拐事件の舞台となった病院名が「光が丘スペルマン病院」というのには、激しく反応していたのですが・・・・それも、なんかなあ、なんか、そういうAVだかエロ漫画があったんだよな、きっと。探してみたら、こういうのがあった。どうやらエロ漫画だったらしい。どうでもいいが。

 さて、今日もあまり食欲がなかったが、そうも言ってられないので、コンビニに買出しに行って、無理やり食べた。まあ、食べれば、食べられる程度。でも、胃の働きがイマイチのようなので、「こういうときにはビールかな」と思って、薬だと思ってビールを飲んでみた。
 何かが間違っているような気もするが、やはりビールを飲めてこその「完全復帰」と言えよう。

 もちろん、薬替わりだからして、発泡酒じゃなくて、ちゃんとエビスビールですわよ。
 みのもんたも「ビオ○ルミンよりビールだ!」って言ったらしいし。(自分に都合のいいときだけ、もんた信者になる)

 ところで、せっかく久しぶりに「まともな風邪」をひいたのに、結局、医者に行かなかった。真性医者嫌いなのである。いや、別に「医者なんて信用しねーよ。診察5分で大金とりやがって、ヤブばっかり」と憎んでいるわけではなくて、なんとなく面倒だからである。
 あと、なんとなく「できるだけ、自分の治癒力に任せることが、治癒力をさらに上げる」と思っているということもある。

 なので、いつも、すっかりこじらせてから医者に行くので、なかなか治らなかったりするのだが、軽い場合は、貰い物の風邪薬を飲んで、養生すれば治るもんだ。
 今回も結局、バファリン2錠と、タイレノール1錠だけしか飲まなかった。

 体が丈夫だなだけかもしれないが(あと、俗説であるが、女性の30代は子育てが一番大変な時期なので、誰でもかなり丈夫になるらしい)、ほとんど病院に行かないのに(2年ほど前に高熱でうなされたときに、近所の医者に行って「診察券は紛失しましたが、何年か前に一度来てます」と行ったら、パソコンで検索され「ああ、5年前でした」とか言われた記憶がある)きちんと社会保険料は支払っているというのに、けしからんことに、私が唯一、定期的に保険証を使う「コンタクトレンズの処方時」の診療が、全額自己負担になるという。まだ法案は通ってないようだが、ひ、ひどいです。

 いいもん。あと20年くらいで白内障の手術するから、そのとき取り戻すもん。(祖母も父も白内障)

 そういえば、私が「将来の心配」として気にしていたのは、父の目のことである。父はド近眼で、風呂に入るときと寝るときにしか眼鏡を外さない人であったが、老眼が進んでからは、新聞を読むときには眼鏡を上にあげるようになった。
 逆に若いときには2.0。年をとっても1.5をキープしていた母は、老眼が進むと新聞を読むのに眼鏡が必要になってきた。

 父の「今」は私の未来であるから、「おとーさん、新聞は眼鏡なくても見えるんだ」と言うと「うん」
 「じゃあ、遠くは?」
 「遠くは見えない」

 えーと?ということは?手元が見えるようになるだけ、今よりもマシになるのか?

 しかし、私はコンタクトレンズ使用者なので、父の眼鏡みたいに上げ下げできない。でも、あと10年もしたら、老眼用コンタクトも、今よりずっと安くなっているであろう。

 ところが、父は白内障の手術をしてから眼鏡をかけなくなってしまった。
 私は年に数回しか父と顔を合わせないので、気がつかなかったが、正月に母と話していたら「最初のころは、眼鏡をかけてないお父さんの顔が見慣れなくてねえ。でも、すぐなれちゃったけど」と言うので、「そういや、眼鏡してないね。なんで?」

 「だって、レンズ入ってるから」

 そうだったー。
 亡くなった祖父も、白内障で手術したときに、レンズを入れて「これはいいぞ〜」と言っていた。あの頃は、まだ新技術で「先の短い人にしかやってないんだ」と言っていたが、あれから十数年経って、すっかり一般化したらしい。
 詳しく聞かなかったのだが、レンズをどこにあわせるか好みを聞いてくれるらしく、父は迷わず「じゃ、手元に」とお願いしたので、本を読むときには不自由しない視力を手に入れたらしい。なので、仕事中は眼鏡無しで、「さて、昼食に行くか」と外出するときには眼鏡をかけるという、「普通と逆」なことになって、職場でも笑われているらしい。(父は今だに週一回のお仕事をしている。雇ってくださった会社に足を向けて眠れません。弟は「どうせ、元いた会社の関連とか下請けだろ?」と絡んでいたけど、父はそうじゃないとキッパリ言うので、どうやらマジに自力で探した再雇用先らしい)

 きっと、私の頃には、白内障で手術したら、もっと高性能な遠近両用のレンズ入れてもらえるかも。
 祖父や父が実験台になってくれれば、娘は幸せな老後を送れます。ありがたいことです。
 コンタクトレンズの研究をしている皆様、団塊の世代を実験台にして、もっともっと頑張ってください。

 いかん、3日ぶりにビールを飲んだら酔っ払ってきた。
 「功名が辻」まで起きていられるかしら。
 35歳くらいまでに、大河ドラマを観た時間を全部合計しても、せいぜい3時間くらいなのに、新撰組から弾みがついて、義経も3分の1くらい観てしまったし、なんだか癖になってきた。年をとったということなのか。

 ただ単に、ジャニーズに弱いだけじゃん・・・・・仲間由紀恵はジャニーズに関係ないですが・・・まあ、大石静の脚本にチャチャでも入れようと・・・・
1月7日(土)

 初出勤した木曜日の夜、あまりの寒さに「今日は焼酎のお湯割じゃ」と、ぐびぐび飲んで、前日寝不足だったから、その勢いもあり、11時くらいにはガツンと眠りについたのであった。

 真夜中。いやーな感じがして目が覚めた。

 経験豊富な私は自分をよく知っている。
 これは金縛りの前兆ではない。

 うーん、困ったなあ。金縛りだったらよかったのに。と、悶々とすること約30分くらい。きたー。
 あーん、やだよー、金縛りだったらよかったのに〜
 金縛りだったら(くどい)、布団の中で「うぐぐ、身動きが・・・」ともがいて、耳鳴りと格闘してりゃいいんだけど・・・・・ああ、トイレは寒いんだよなあ。

 しかし、そうも言ってられないので、上着を羽織ってトイレに立つ。
 底冷えがするトイレの中で、凍るような便器を抱えて、ゲーゲーと吐いていたのでありました。
 姪っ子Nちゃんは平然として吐いていたが、大人はそうはいかないのよ。涙ちょちょ切れます。

 やっと治まって、口をゆすいで、歯を磨いてから、布団に戻る。
 しかし、経験豊富な私は知っている。

 「この試合は、3セット制だ」

 他の人はどうだか知らんが、私は酔っ払って吐く場合を除き、こうして、就寝後2時間くらいしてから吐く場合、必ず3回は吐くのである。胃の構造の問題なのかどうか知らないが、胃なんて、足くらいの大きさらしいから、一回で全部吐き出してほしいものである。
 夏でも辛いが、トイレに立つだけで辛い真冬いはほんとうに辛いのだ。

 熱も出てきたのか、寒気がひどいが、でも本当に寒いから、なにがなんだかわからん。

 さて、しばらくうつらうつらしていたが、第二波がやってきた。
 「ううう、寒いよ〜」と涙目になりながら、トイレにむかう。

 そういや、夜はあんまし食欲なくて、コンビニのおにぎり二個だけだったのになあ。こんなに吐くってことは、これは昼食のころから?
 凍えるトイレで10分くらい格闘したあと、また口をすすいで歯を磨いて布団に戻る。

 しばらくして、第三波がきたが、小さい波だったので「もう、トイレに行くのやだ」と我慢した。
 なんとか我慢できて、そのまま浅い眠りについたが、また気分悪くなってきて目が覚め、時間を確認すると、もう6時半だった。
 全然寝た気がしない。

 しかし、今日はハイジもお休みだから、絶対に休めない。
 うーん、どうしよう。
 とりあえず、熱を計ってみたら、7度5分あった。びみょー
 インフルエンザの可能性もあるので、様子観るためにそのままにして寝る。

 8時頃、また熱を計ってみるが、やはり同じくらい。バファリンを飲んで様子をみる。
 7度ジャストまで下がった。
 立ち上がってみるが、部屋の中だったら、なんとか大丈夫そう。
 吐いたショック症状なだけかもしれないから、しばらく様子をみてみる。

 10時ごろ、かなり気分はよくなってきたので、会社に電話すると派遣のRさんが出たので「熱出たんだけど、よくなりそうだから、昼頃出社するかもしれない」と告げて、さらに1時間くらいテレビを観ながらゴロゴロして、11時くらいに家を出た。

 しかし、駅までの道が遠い。しゃきしゃき歩けないのだ。
 「こりゃ、だめかも」
 と思ったが、3つほど「今日やらないと」という仕事があったので、それだけやって帰ろうと電車に乗るけど、電車の中で気分悪くなるが、なんとか根性でがんばって出社。

 そしたら、蕁麻疹で会社の近所の病院に行ったハイジが、忘れ物をとりに会社に寄ったらしく「ミヤノさん、休みかも」と聞いて、私の替わりに「今日やらなければいけないこと」の2つまでやってくれていた。
 なんか、気が抜けたが、残りの1つをやって、「お騒がせしました」とUターン。

 みんなに「大丈夫?」と心配されたが、正直に「全然、ダメ」と答えていました。

 ヨロヨロしながら、なんとか家に帰る。途中でスポーツドリンクも買い込む。医者に寄ろうとしたが、近所の医者は昼休み中だったので「熱が上がりそうだったら、夕方来よう」ということにして、家に着くと布団に入った。
 熱を計ってみたが、もう、バファリンの効力は消えているはずだが、相変わらず7度3分くらい。これは、インフルエンザでは無さそうだ。だいたい、インフルエンザだったら、会社までたどり着いてないだろう。前に、インフルエンザに罹ったときには、近所の病院にもいけなかったくらいだから。

 暗くなってくると、熱が上がってきて、8度2分くらいまでになった。
 そんなに辛くもないが、眠れそうもないかんじ。
 なんか解熱剤を飲もうと、賞味期限切れてそうだが、昔、きょうみちゃんに貰った「TYLENOL」飲んでみたら、カーっと汗が出て、せっかく観ようと思っていた「女王蜂」も断片的なまま熟睡していた。

 朝6時に目が覚めると、熱はもうすっかり下がっていた。まあ、ただの風邪だったのだろう。
 アレのピークでもあったので、お腹や腰も痛く、いったいどこまでが風邪で、どこまでが婦人科系で、どこまでが正月の暴飲暴食の報いによる胃の逆襲だったのか、わからなかった。

 でも、まだ胃が復調してなくて、ちびちびヨーグルト食べたり、菓子パン食べるのが精一杯で、口の中が荒れている。口内炎できる寸前ってかんじ。
 今日もほとんど寝ていた。

 食べられるようになれば、外出できる、というか、外出したいほど腹が減ったら完全復帰だろう。(家にロクな食料がないのである)
 うーむ、昨日休んでしまったから、できれば明日は出勤したいところだが、明日も休んでおいたほうがいいかもなあ。こういう体調のときに外出すると、ほんとにインフルエンザに罹りそうだし。まあ、明日考えよう。

 と、書いていたら、なんか頭痛がぶり返してきたので、熱を計ってみたら、また7度5分だ。けっこう、しつこいのね。

1月5日(木)

●こんにちわ サミュエル

 あまりにも寒いので「今日はさみぃ」の本名を考えてみたりした。

 以上。


 そーいや、今日はネミーも来ていた。昨日はずっと昼寝していたので、夜は全然眠れなかったのだ。
 遠足の前日に興奮して眠れないのと同じように、「明日から仕事だあ」という絶望感で血圧が上がってしまったのだろう。
 NHKのブロードウェイ・ミュージカル史の番組を布団の中で観ながら眠るつもりだったのだが、寝付けず、いったん消灯したのだが、全然ダメで、2時半ごろテレビをつけていたら、山本太郎主演の応援団ドラマをやっていて、それをダラダラ観ていたら、なんとなく眠れそうになってきたのだが、その後も、何回か意識が戻っていたような気がして、目覚ましが鳴ったとき、あまりにも外が暗かったので「これは、時間セットを間違えたに違いない。初出社だし」と思ったのだが、ほんとにそう思ったのだが、時間を確認したら、ちゃんと7時半だったので死にそうになった。

 というわけで、ただでさえ正月休みボケなのに、寝不足が妙なる調べを鴨志田氏(恋じゃなくて故意)、「おめでとうございます」なんて長セリフを言えるわけもなく、それに、多くの人が昨日から出社しているはずなので、「もう正月気分でもなかろう」と思っていたのだが、そういうわけにもいかんようで、でも、こっちからわざわざ言わなければ、「ミヤノさんとは、まだ年始の挨拶してなかった」なんて思うヤツもいないわけで、社外の人はしょうがないけど、社内では、「いつもの休み明けの午前中」を装っていたのである。

 ところが、機嫌絶不調の午前中の最中、私が銀行に行っていた隙に出勤していた「昨日が初日だった、ニューフェイス」(いろいろ複雑なのだが、とりあえず、しばらくうちの部署に籍と席を置くが、今は準備期間)が戻ってきて、私が昼食を食べているというのに、「慌しくて、ご挨拶もちゃんとできなくて・・・どうぞ、よろしくお願いいたします」とニコヤカに話し掛けてきたので、「かんべんしちくれ」と泣き顔になってしまった。

 彼女とは年齢も近いのだが、「ちょっと苦手なタイプかも」と面接や事前打ち合わせに来ていたときから思っていたのだが、たぶん、あっちが普通の「40歳のちょっと頭もいい、できる女性」であり、私がダメなだけなんだけど、「新年早々だから、きっとお忙しいのでしょう?」なんて丁寧にお世辞を言われると、そういう会話に慣れてないというか「そんなもん死んでもやるか」という、気に入らないことがあるとすぐに中指を立ててしまうパンク魂(ニセモノです。てゆーか、そもそも「本物のパンク魂」というのはありえない。「本物のゴッホの贋作」みたいなもんだ)が災いして「いや、忙しいっちゅうか、ただの正月ボケです。眠いっす」と正直に自分の気持を述べたら、向こうはひいてしまい、その後、話し掛けてこなかった。

 調子よければ、もう少し調子合わせられるんだけどなあ。「こちらこそ、よろしく〜」って。
 彼女がやることになっている業務を私も手伝うというか、いろいろ教える立場らしいが、そのスケジュールがどうなっているのか、よくわからないし、私も1月は自分のことで精一杯なので、しばらくちょっと距離を置いておこう。

 しかし、いろいろとやらなければいけないことが山積みで、とにかく無理やり優先順位をふって、ガシガシとやっているのだが、前にもこんなことあったけど、自分のキャパを超える仕事をやっていると「結婚退職願望」が高まってくる。

 しかし、専業主婦が「この世の天国」なのかどうかは知らんというか、人それぞれであるが、私も「プロの家政婦」としてなら、そこそこやれそうな気はするが(会社でも派遣のRさんが畳んだタオルをこっそり畳み直していたりするが、自分ちの洗濯モノなんて全然畳まないで床に放置だ)、「愛する家族のために」という曖昧なことでは絶対に仕事しないと思う。

 こんな私を嫁にして「三食昼寝付き」の厚遇で迎えてくれる男なんているわけがない。

 というわけで、現実逃避が飛躍して、すごい計画を思いつきました。
 私を嫁にして、高額の生命保険をかけてみてはいかがでしょう?
 で、家には酒とつまみを豊富にストックしておく。DVD設備も整える。部屋に篭って飲んだくれながら、テレビ三昧確実です。
 半年くらいで、うまくいけばポックリ死ぬかもしれませんが、けっこう内臓が丈夫な家系のようなので、うまくいかないと重度のアル中の嫁の面倒を死ぬまで看ないといけないかもしれない。

 「これは、ゲームだ!」

 そうそう、昨日も古畑観たんですが、途中で飽きてチャンネル替えたら、みのもんた司会の「世界のびっくり王族」とかいうのやっていたので、そっちのほうが面白かったので、古畑に戻ることはなかった。

 昨日も書いたと思うけど、あんまし古畑観てないのだが、1時間の連続ドラマのときには、それなりに面白かったと思うけど、スペシャルだとなんであんなにつまらないのだろう、と毎回思っていたが、昨日やっとその理由がわかった。
 「殺すまでが長すぎる」

 最初の5分で殺せよ。
 つーか、「刑事コロンボ」が面白かったのは、「犯人が殺した直後」くらいから始まるからではなかったっけ?
 まあ、いろいろパターンはあったけど、コロンボの面白さっていうのは、「誰が殺したか」はわかっていても、「でも、なんで?」っていうのが、わからないところだったと思う。
 で、犯人がどんな人間なのかも、だんだんわかってくるあたり。

 昨日のイチローのなんて、ほんとに作りが2流だった。最後まで観てないから、偉そうなこと言えないけど(なんか、ドンデンしたかもしれないし。でも、前日の石坂浩二のドンデンもヘボかったぞ)、最初にイチローが殺人を犯して「なんで、大リーグの一流選手が?」ということで引っ張っていかないとさー。

 SMAPのときも「仲間が脅迫されてるから、みんなで完全犯罪」っていうノリで、「なんじゃこりゃ?」と思ったけど、どうも「大スターのゲスト」に遠慮しすぎた。

 と書いたところで、「あ、今日もやってるんだ」と思って、最後のほうだけ観てみましたが(なんだかんだ言っても気になっているらしい)あのー、松嶋ナナ子さんにはもっといい照明あててあげたほうが・・・・ラストを飾る大スターなんすから。

 そういえば、話しは変わりますが、うちの弟が「紀香って、実は、大女優の道を歩いてない?」と言ってました。「えー、大奥でやっと、まともな演技ができたと話題の、あの大根の紀香が?」と反論したら、「最近、あの人、K-1とか観にきても大奥っぽくなったんだよね。いつでも、どこでも、あのまんまなんだよね。でも、大女優ってそういうもんじゃない?ほら、大竹しのぶとか・・・・」

 大竹しのぶと、藤原紀香を「女優として」同列で並べたら、さんまだって怒ると思うぞ〜、と思ったが、たしかに「何をやっても桃井かおり」みたいな境地に一番近いのは紀香かもしれない。んー、でも、何かが違うと思うんだけどなー、弟よ。
 残念ながら論破できなかったが、この話題は10年後くらいに蒸し返してみよう。ねーちゃんは、こういうどうでもいいことだけはよく覚えているのだ。

 さて、早寝して、明日も仕事ガンバろー。ハイジは去年から患っている蕁麻疹で明日休むのだ。今日も顔真っ赤で気の毒だった。(←ストレスに弱いので、たぶん内臓が弱っているのだろう)
1月4日(何曜日なんだ?)

●アゲまして おめでとうございます

 ミヤノ家の正月は、まさにこれで始まりました。後述。

●似たもの兄弟

 大晦日、弟一家も妹も実家に集合。

 「いやあ、女王の教室、全部観ちゃってさ」という姉に、妹は「へえ、そうなんだ。そういや、あたしもサトラレ全部観た・・・・年末ってそういう時期なんだね」
 いや、前はそうじゃなかったと思うぞ。残念ながら、私以外に女王の教室にはまった人はいなくて(弟の嫁は「大奥」に夢中だったらしいが)、弟は「そういや、ドラゴン桜やってたんで観てたんだけど・・・最後まで観られなくて・・・・あれって、誰か合格(東大)したの?」と言うので、「あ、そうそう、女王の教室が終ったあと、チャンネル替えたら、そっちもやってたんでのけぞった。3人合格してたよ」

 つーわけで、揃いも揃って「テレビッ子」の兄弟であった。
 これは遺伝もあるだろうが、親の教育の失敗も大きいと思う。わりとテレビ観るのに厳しかったし、兄弟の年齢や性別にもバラつきがあったため、チャンネル争いが激しく、「いつか、好きなだけテレビが観たい」という野望を抱えて大人になったため、一人暮らししたら、もうテレビ天国なのである。

 妹の同居人は諸般の事情で実家に帰らなかったが、我が家にも来なかった。「格闘技をじっくり観たいからじゃない?」という妹の言うことは半分本当だろう。好きなテレビを義理未満の家族なんかと一緒に観たくないのはよくわかるよ。私だって「女王の教室」が年越し一挙放映だったら実家に帰らなかったかも(笑)
 弟は観たい番組は全部、録画セットしてきたようだが。

 そんで、大晦日の夜は、恒例の格闘技ザッピング。いちおう、みんな金子堅には注目。妹の同居人は練習試合で対戦したことがあったらしいが、それが1年以内のことらしく「え?つい最近、Mちゃん(妹の同居人)と対戦してた人が、プライドの舞台に立っちゃうわけ?」
 すげー負けず嫌いらしく、Mちゃんとの練習試合でうっかり負けてしまい、激しく悔しがり、しばらくしてから再戦を申し込んできたらしい。妹曰く「Mちゃんに負けたからって、どうってことないじゃん」
 Mちゃん、もう何年も道場に通っているが、始めた年齢も遅かったし、年齢もそれなりにいってるから、あんまり強くはないらしいし、そういうのと、練習で組んだだけで、たぶん向こうも油断してたからなんだろうけど、それでリベンジっていうのも「暇なんだね」としか言いようがないが、Mちゃんが通う道場は、場所がいいので、最近、有名俳優が芋づる式にやってくるらしい。役作りのための短期練習とかで利用されているそうで、「セレブ御用達じゃん(笑)」

 毎年そうなんだが、格闘技ファンの弟と妹の解説を聞きながら観ると、格闘技もなかなか楽しい。
 (プライドの出だしの高田のフンドシ姿は、2ちゃんあたりでも「おねーさん」たちが大騒ぎだったのでは?せっかくだから、高田の横でHGに「フォー!」って腰を振ってほしかった)
 でも、試合がダレると、お笑いにしたり、紅白にしたり、チャンネルをすぐに替えてしまうので、ボビーVS曙もチャンネルを浮気している間に「あれ?どっちが勝ったの?」ということになった。でも、皆どーでもよかったらしく、妹も同居人に電話して試合結果を確認してなかった。

 そんで、無事に「ゆく年くる年」が始まったが、妹が「昔は、どのチャンネルもこれやってなかった?」と言うが、そうだったんだっけな?
 私も朝8時から起きていたので眠くなり、1時には寝てしまった。

●元旦

 午前中にお節を食べて、午後には初詣。
 近所の国分寺に行くと思いきや、母が「国分寺は縁日も出ないし、Nちゃん(姪っ子。3歳)は賑やかなところのほうが喜ぶでしょう」と言うので、バスに乗って、府中の大国御霊神社へ。参道をはみ出るほどの大行列だったので、信心深くない一家は縁日の裏を抜けて、本道の裏を回り、「いったい、何のために来たのか?」よくわからない初詣であった。

 すっげえデカい白い犬も初詣に来ていて、人だかりができていた。「じょ、ジョリイ〜」駆け寄る私と妹。
 あんなデカいピレネー犬は初めてみた。
 幼子には巨大犬は恐ろしかろう、と思ったのだが、Nちゃんは平然として犬の顔の横に立っている。ブラピとアンジェリーナのツーショットに出くわしたパパラッチのように鬼気迫る様子で写真を撮る母や弟。

 府中でお茶してから、またバスで家に戻る。
 夜はスキヤキ。
 妹が同居人に電話して「いい肉らしいよ」と誘い出した。総勢8人でスキヤキ。肉を焼いている隙に、春菊がすぐにペースト状になってしまう。スキヤキって大人数で食べると、なんかドロドロになるよね。私は、家で食べるのなら普通の鍋のほうが好きだし、どうせならシャブシャブのほうがいいと思うのだが、母は「正月はスキヤキ」と祖母から受け継いだ伝統に縛られているので、言い出せない。
 なので、鍋奉行気質の弟も妹も「スキヤキのやり方なんて知らん」と、冷たいので、私がガシガシと鍋に全部放り込むので、ほんとに無法状態の「なんちゃってスキヤキ」になってしまう。

 私はワインを2本空けたので、風呂に入ったのは憶えているが、その後はいつのまにか寝ていたようだ。朝起きたら手の甲に青痣が出来ていた。相当酔っ払っていたらしい。
 酔っ払って弟に、「若槻千夏ってどうよ?」と絡んでいた記憶がある。

 福原アナについても語っていたような?
 弟は「でも、NY勤務アナって、エリートコースでしょ?」と言うのだが「どこがエリートじゃあ。テレ朝だと、アメリカ勤務帰りは、ニュースキャスター候補って感じだけど、フジテレビはそうじゃないじゃん?」「たしかに、NY行っても、やってることはアミーゴ伊藤だよなあ?」「そでしょ、そでしょ。次に行ってるのも、あんまり硬派じゃない人なんだよ」「あれ?でも、福原の前の人はエリート系だったような気がするなあ?」「誰だったっけ?」

 誰も知らなかった。
 そんで、イマドキのアナウンサーは、いろんな仕事やらされるので、なかなかカラーが出ないから、未来の久米宏とか古館とかは出にくい環境なんでは?なんて、テレビ談義に花が咲いていたような気がする。

●2日

 妹はスキヤキを食べたあとに、同居人と一緒に帰った。
 後で母が言っていたのだが、妹は帰るのが面倒だったらしいけど、母が「Mちゃん一人じゃ可哀想でしょ。あんたも一緒に帰りなさい」と言ったそうで、妹は玄関でずっと「Mちゃん、私が帰ったほうがいいの?一人のほうがいいんじゃない?」とゴネていたそうだが、たぶんMちゃんはどうでもよかったんだろうけど、うちのオカンの言うとおりにしていたほうが安全だというのと、妹に「私がいなくても大丈夫でしょ?」といわれたら「うん」とは言えないだろうから、生返事するしかなく、結局、妹も帰ったみたいだが、母は「だから、私はいいことをした」と自慢ゲだったけど、Mちゃんはとにかく自分ちに早く帰りたかっただけだと思う。

 後で母に変なことを言われた。
 「あんたが、も・し・も(少し強調)、ボーイフレンド連れてくるなら、普通の家の子にしてよね」

 妹の同居人も、弟の嫁も地方では「ちょっといい家」の子なので、母にしてみればちょっと堅苦しいようなのだ。でも、地方の家ってみんな、あんなもんだと思う。うちが微妙に変なんだよ。うちが、くだけすぎなんだってば。

 2日の朝は、私はすっかり二日酔いだったので、コーヒー飲んでボーっとしていたが、姪っ子Nちゃんも食べ過ぎのせいか便秘気味で、「きもちわるーい」を連発。エヴァかおまえは、と思っていたが、笑顔で「きもちわるーい」と言うので、誰も本気にしていなかった。
 午後になって、やっとウンチが出たが(まだ、なかなかトイレでやってくれなくて試行錯誤中)、ママが「すごい!」と家族に見せびらかすほどの、すごいウンチが出てた。

 ウンチの匂いが充満する中、「無事開通してよかったねえ?」という雰囲気の中、元気に昼ご飯を食べていたのだが、しばらくしてから、「あ、ああああ」

 ママに抱かれたNちゃんの口から、「シックスセンス」に出てきた亡霊少女のように、ゴボゴボゴボっと流動物が!
 あのくらいの子供って、あんなに平然として、いきなり吐くんだよな。エクトプラズムみたいに。

 しかも、吐いても吐いても、ゴボゴボと「どうして、こんな小さな体に、こんな大量に!」という人体の神秘を感じる大量なゲボ。
 大騒ぎになる。
 Nちゃんの服も、ママの服もアウトだった。吐くだけ吐かせたあとで、みんなで掃除洗濯。

 吐くだけ吐いたら、Nちゃんはすっきりしたらしく元気に走り回っていたが、ゲロリストとしての豊富な経験のある私は(学校でも自分の布団の中でも、よく吐いたもんだ)「そんなはずはない!ぜったいにグッタリしているはずだ。それにこんだけ吐くと、あとで発熱したりするのだ」と言っていたが、しばらくしたら、やはりグったり寝てしまった。

 弟も今日中に帰るつもりだったが「これじゃ、しゃーねーな」
 天気も悪かったので、ずっとテレビ観ていた。箱根駅伝とか。

 暗くなったころ、Nちゃん完全復活。風邪ではなかったらしい。ただ、慣れない環境で食べ過ぎたので、胃がストップしただけだったんだろう。よかった、だたの「アゲまして、おめでとう」で。

 しかし、嫁は平然とはしていたが、それなりに神経使っていたのか、夜になって顔色が悪くなり「寒気がする」と寝込んでしまった。
 元気になったNちゃんは、ママの不調なんてわからないから、寝ているママに「起きなさーい」と絡むので「ほら、ほら、ママは寝てるからね〜」と、必死に子守りをするが、すぐにまた「ママー」と言い出すので、母の発案で「釣ごっこ」をすることにした。

 お菓子の空き箱を解体して、ハサミやマジックでお魚を作る。父も弟も総動員。弟は作っているうちに創作意欲に目覚め、イセエビやウニも作っていた。調子に乗って、長靴まで作っていた。(スカの定番)
 「Nちゃん、エビが釣れました〜パチパチパチ〜」「ヤッター!」などと、盛り上げているうちに、大人はクタクタになってきた。
 Nちゃん、昼ね十分で、夜中の12時になっても元気いっぱいだったが、嫁もダウンしたままだし、「いいかげん寝かせないと」と、無理やり終了して、大人も床についた。

●三日

 Nちゃん、朝から元気いっぱいだった。
 嫁も、顔色回復して、「ご迷惑かけました」と微笑んでいたので、ちょっと体調悪かったというか、軽い貧血だったみたいで(アレだったらしい。実家は寒いし、気を使っていたので、ガタっときちゃったんだろうね)、風邪じゃなくてよかった。

 Nちゃんと遊びながら、駅伝鑑賞。
 弟の解説つき。
 ツール・ド・フランスのファンの弟(現地まで観にいった)は、ブレーキの権威であった。「体内の血糖値が急激に下がり・・・・」などと、延々と解説してくれたが「でも、これって、脱水症状らしいよ?」と言っても、ハンガーなんちゃら症について熱く語ってくれた。
 あと、弟は前に駅伝の予選会のドキュメンタリーも観ていたようで、予選会の作戦についてもこと細かに解説。

 あと、駅伝で勝つのがいかに金がかかるかとか。
 「これが、400メートルリレーだったら、誰だって走れるわけだけど、20キロをそこそこ走れる人間を10人集めるのがいかに大変か。だから、どこも合宿してやらないとダメだわけだよ。あとは、アフリカ行って、走れるのを連れてくるしかないけど、いきなりアフリカ行ってもどうしていいかわからないから、狙っている学校はまず、アフリカでの選手スカウトのノウハウから勉強しなきゃいけないわけ」

 そんで、優秀なランナーが、悲運にもブレーキになってしまったりする難しさ。
 あれが、マラソンなら、天候に合わせて、給水ポイントなどの調整ができるが、10人をケアすることがいかに難しいか、とか、優勝候補チームは、ライバルの情報もきちんと情報収集していて、並んでしまったときに、相手がどのくらいのタイムの選手かわかっているが、10位争いになると、相手の実力がよくわからないままレースを組まないといけないので、無理して後が続かなくなってしまったりする。らしい。

 だから、一人で最初から最後まで走るマラソンよりも、駅伝は難しいし、レースの組み方も臨機応変が求められるのが、弟の解説でよくわかった。
 でも、そんな「おめー、解説で飯食えそうだな」な弟の解説がなくても、駅伝の視聴率よかったらしいですね。そりゃ、一位だった順大がブレーキなんて、うちの母も「がんばって、もうちょっと!」と応援してて、横で「ブドウ糖が・・・・」などと偉そうに語る弟を「なに、ごちゃごちゃ言ってんのよ」と叱ってましたからね。

 で、明るいうちに弟一家が帰り、残るは両親と私だけ。さーて、やっと、Nちゃんや弟に邪魔されず、母は喋りたいこといっぱい!
 でも、私も夜には帰りたかったし、9時半の古畑を観たかったので、早めに出るつもりだったので、あんまり話しを聞けなくて残念でした。ほんとは、弟たちが昨日帰り、あとはママンのトークショーのはずだったのだが。

 フリーマーケットの戦利品の話とか。
 前は100円の衣料を大量に買い込んでいた母だったが、最近はNちゃん用のオモチャ買いに夢中。どれも100円だったり、「いいから、もってけ」だったりする。
 タイヤがパンクしていたので、100円だった子供用自転車のタイヤを自分で修理したのが「去年、最も充実した出来事」だったらしい。そのために、近所の自転車屋でパンク修理をじっくりと見学して技を盗んだようだ。自転車屋さんもさぞかし迷惑だったことだろう。

 あと、近所の産経大のバザーでオバタリアンが実行委員会の売り方に文句言って詰め寄ったとか・・・・
 その年の実行委員は、品物が夕方には無くなってしまうのを避けて、時間ごとに開ける箱を温存していたようだが、それに気がついたオバサンたちが「そっちも全部開けろ」と米騒動状態だったらしい。
 「あんたら、産経大でしょ?もっと商売のやり方を考えろ!」と、詰め寄られた学生さんが気の毒だ。

 母は「学生のいい勉強になるでしょ」と言うが、将来、流通の道に進みたいと考えていた学生に現実を見せなくても・・・・気の毒に・・・・
 でも、近所の大学のバザーは「学生は、いいものでもすぐに捨てるから」と、ブランドものが捨て値で出るから、父の着ているシャツはブランド物で揃っているらしい。ママンも何年もロリータレンピカのミニ・トレンチを愛用してたからなあ。「おがーさん、それ、ロリータ・レンピカ・・・」「あら?有名なの?いいでしょ、これ。100円だったのよ〜、あんた欲しい?」「いや、欲しいわけでは・・・たしかに、2年前くらいに、この型、流行ったなあ・・・と」

 でも、孫ができてよかったよね。子供がいると、フリマは一番楽しいと思うもん。
 弟が帰ったあとにも、トイレに子供用便座が残されていたので「あれ?これはうちのなの?」と聞いたら、「それも、100円だったのよ〜、ぐふふ」と、また100円自慢である。

 実家にあるものが、なにからなにまで100円なので、私が100円均一ショップがイマイチ好きではないのも、このせいかもしれない。

 3日の夜、8時前には実家を出て、「まあ、古畑には間に合わないかもしれないなあ」と思っていたが、家に着いてテレビをつけたら丁度始まるところだった。実は、古畑任三郎はそんなに好きじゃないんだけど、あれだけ宣伝してるとね。

 さて、正月休も今日で終わり。明日から仕事か〜嫌だなあ〜
 また、しばらくは残業三昧だ。
 1月は香港に行くつもり、というか、もう切符はとってあるので、その休暇もあるので、もう、どうにでもしてって感じ。

 さて、今日も古畑観てから寝るかね。今日はイチローだし。
 NHKで昨日も深夜にやっていたブロードウェイ・ミュージカル史の番組もなかなかよかったのだが。かなりのお宝映像満載。
 「サマータイムって、このミュージカルの曲だったのか!」と感激していたりした。

 今日のグーグルのマチ針の頭を並べたような図案が、何を意味しているのかわかりませんでした。
 ひょっとして、点字?

 あ、新年なのに、抱負とか書いてませんね。ま、いっか。  
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