可燃物な日々

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12月15日(金)

 いつのまにか師走も半ば。
 昨晩「人妻」との電話に疲れきって、やっと晩御飯をほおばっていたら電話。Aより「今、仕事終わって、表参道にいるんだけど、もうくたびれきって家に帰る気力がないの〜泊めて〜」
 人が来るのならと放置してあった洗濯物を慌てて畳んだり、流しに溜まった洗い物をかたづけたりして、友達用の布団も敷いて準備万端なところにまた電話。今度はきょうみさんだった。「メールも日記も見たよ」ということで、二人で反省会。
 電話しているうちにAがやってきたが、電話内容が佳境に入ってしまったので、そのまま放っておいて結局2時まで話してしまった。やっと電話を終えたら、Aはすでに寝ていた。寝に来たのだからいいのだが、彼女も仕事の愚痴のひとつも語りたかったろうに、ちょっと悪いことをしたが、あたしゃ聖徳太子ではないので一度に二人とは話せないのだ。

 なんとかいつもと同じ時間に起きて、Aのことも起こして、二人で出社の支度をしながら、Aの仕事の話を聞く。アルバイトから社員に格上げになってまだ1ヶ月未満。Aの新しい上司(前のアメリカ人上司はクビになった)は、日本人だけど、アメリカにMBA取得で留学してからは向こうで働いていて、証券会社のなんたらマネージャーやっていたというバリバリのキャリア・ウーマンで当然のごとく重度のワーカホリック。そんな上司の営業回りに連れまわされているみたいで、面白い世界も覗けるが、安給料ではあまりにも過酷そうだ。「上司の給料に比べれば、君のはスズメの涙なんだから、一緒に働くといってもセーブしないと・・・・」「でも、私が帰ろうとするとさびしがるから〜」

 まあ多分、いくらAを連れて大事な客に会っても、余計なことは言わないし(何もわからないから)、どう考えても自分の寝首をかくような人材ではないし、でも彼女も日本での初めての仕事が不安なのか、一人で行動するのは寂しいようだ。そしてAは、そういう「頑張ってる人」に弱くて、そしてそういう人のネガティブな感情をにくみとってしまう性質なので、話を聞いていると大変そうだが、そういう人に必要とされることが(たとえ他に適当な人材がいないので消去法的に選ばれているとわかっていても)まんざらでもないようなのである。
 おかげでAも「寒冷うつ病」の気があるのだが、今年はそれどころではないみたいでよかった。どこまで体力持つかわからないけど、がんばれ。

 眠さをこらえて仕事。またなにやら表を作れと言われて、せっせとやっていたら、社長がまた寿司屋に行くという。「特別な鍋が用意されてるらしいですよ」との上司の言葉に釣られてついていったら、なんと「キンメダイのしゃぶしゃぶ」という珍しいものであった。これがまた美味しくてバクバク食す。
 結局、女性は私ひとりだけで、帰りにその店からそれほど自宅が離れていない社長が「タクシー何台呼ぶか?」というが、他の男性社員は2次会に行くみたいだし、社長は「俺は要するに歩いて帰りたくないだけよ」。タクシー呼ぶ距離ではないので、その後乗ってくれる人が必要な事態であることはわかったし、部長も上司も「乗っていきなよ」と、とにかく社長を帰したいみたいなので「あたし三茶なんですよ。遠いですよ。いいんですね」と一応奥床しく念を押して、社長をお送りしてから、運転手さんに「で、次は三軒茶屋なんですね?」「そうです」「今、ここは菊名ですが・・・」「知ってます」「世田谷の三軒茶屋ですよね」「そうです」
 時間はまだ10時半。余裕で電車で帰れるのだが、社長命令なんだも〜ん。仕方ないじゃ〜ん。と、お喋りな私は運転手さんにその経緯をくわしくお話したら、運転手さんもけっこうお話好きのようで、(それにその時間に遠方の客載せたから機嫌がよかったのかもしれない。また横浜方面に戻れば終電後客も拾えるし)道中楽しく会話しながら帰った。11時過ぎには家に到着。タクシー代約8400円。なんだ安いじゃん。(自腹じゃないからね)

 つうわけで「タクシー送迎付き」の宴会はなかなか優雅でよい。VIP気分満喫。まじめに働いていればたまにはいいこともあるもんだ。人徳、人徳。と、ちょっとごきげん。(やはり能天気だ)

 な〜んて書いていたらまたAから電話。また泊りにくるらしい。すっかりカプセルホテル扱い(笑)
 



12月14日(木)

 やっと「人妻」に電話してみたら、心配していたBちゃんが張り付いていた。Bちゃんはかなり巻き込まれているというか、気持ちがわかりすぎちゃっているのであろう。午前中からずっと一緒にいてくれたらしい。
 それを「放っておいてくれればいいのに」とか言うもんだから、ちょっとカチンときて「だってやっぱ、知ってる人に死なれたら、ぜったいぜったい嫌なんだってば!」

 しかし、やばいな、完全に鬱状態だ。こっちが仕掛けても反応が薄い。そして自分は全て見通していて、全てわかった上で「もう終わりにしたい」と言う。なので一生懸命その理屈の粗を探すとそれに対してはそこそこ反応してくるのだが、「結局、あなたにはちゃんとわかってないのよ」って、わかるように説明しろ!と叫んだが・・・・

 「大丈夫、皆すぐに忘れるから」って、事故で死んだ友達のことも今だにかなり整理がついていないのに、自殺なんてされたらたまんないよ。「それは自分の子供のときからの癖だから」っていい加減ごまかすのはやめてくれないかな?じゃあ、「癖」だからって「女癖」が悪いのは許してくれないのに?自分が弱いのは許されて他人が弱いのはわかってくれないの?

 別の悩める友達に比べると彼女はそこそこ賢いので、けっこう状況を冷静に観ているのだが、それがわかっていてもドツボにはまっているのがなかなか難解。きっと私が電話でギャースカ言っているのも「放っておいてくれればいいのに」とマジに思ってそうだが、でも、私にはギャースカ言うしかできないではないですか。

 ともかく、せめて心配している友達の気持ちくらいはくんでほしいんだが・・・・・
 それすらもできないのは、ホントに病なんだろうけど、病院に連れていったからって事情が好転するわけでもないし、とにかくもうそれほど信用できない男なら「もう、別れろ」というしかない。「そして今の段階で死ぬということは、ダンナに対する復讐心でしかないじゃない!」「それはちがうの」「でも、傍からみればそうとしか思えない」「それは別にわかってもらえなくてもいい」と、ぐちゃぐちゃ話をしていた。

 死にたいなら、せめて殺されるようなことしてからにしてほしい。
 「死ぬんだったら、死ぬ気だったら、その前にハチ公前で素っ裸になるとかそのくらいのことしてからにしてほしいよ!」
 「うん、やってもいいけど。今ならできるかも」

 ダンナの話と母親と自分の関係が複雑にからんでいるようで、いい年してそういうトラウマ(母に愛されなかった恨み)からは卒業しようよ。それをダンナに向けても、わかんないって。

 そんなんで2時間ほど話していた。(ダンナが帰宅してきたのでバトンタッチ)
 疲れた。

 頼むから、本当に頼むからもっと人生を楽しんでほしい。

 カエルの本が到着。「カエルのきもち」。カエルに鼓膜があって耳があるのがわかった。そしてやっぱり道で車に轢かれそうなカエルを必死で救出している人もいた。カエルを安全地帯に移動させるのは簡単だけど、友達をひょいと持ち上げてどこかちがう世界に運ぶことは難しい。



12月13日(水)

 「私が休むと先生が悲しむから・・・」と自分の都合のいいように解釈して、今日もヒップホップ。ついでに、また筋トレもしたので明日はまた筋肉痛が予想される。

 さて、同じフロアで働いている女性が土曜日に結婚式を挙げるらしいのだが、今日は休みのはずなのに出社しているのでどうしたんだろうと思ったら、仕事が忙しいらしく(そもそも例の祝賀会でも彼女は中心的に動いていたので、自分のお祝いの準備がほとんどできていないという状況であろう)、なんと髪結いのリハーサルをしてからまた会社に戻ってきていた。かわいらしい、アップにして・・・・う〜ん、バリバリ働く女性はなかなか苦労だなあ。

 前に出版社で働いている友人から聞いた話だが、出入りの印刷会社の営業マンが、新婚旅行から帰ってきた1週間後に亡くなったらしい。心臓麻痺みたいな突然死。20代後半の若さで・・・・「休暇とるために忙しく、結婚式の準備でさらに忙しく、式も終わってやっと新婚旅行に行ったら体力も気力も使い果たしてしまったんだろうねえ。せめて旅行後だったのが慰めだけど、うちの会社の男性諸君もかなりショックだったみたい」
 気をつけましょうね。だいたい、新婚旅行ってハードだよな。友達の新婚旅行のスケジュール聞いたら、二人とも初の海外旅行だったために張り切って「パリ・ローマ・ウィーン5日間」とかいうもの凄い詰め込んだのに行っちゃって、写真観たけどかなりの数の観光名所を訪れていた。どうやら、「夜ホテルに着いて、朝5時にバスで出発して、また次のことろに移動して・・・・」と同じところに2泊することもなかったみたいだ。「朝4時起床」って修行じゃないんだから・・・・私だったら早起きで不機嫌になって成田離婚しそうというよりも現地で失踪しそうだ。

 誰かが言ってたけど、新婚旅行の傾向としては「お見合いカップルはヨーロッパなどでとにかく昼間はせっせと名所めぐり、恋愛カップルはリゾートなどでのんびりいちゃいちゃする」らしい。だが、リゾートの場合、けっこうそういう新婚が固まるので、海辺を散歩していても同じツアーの客とすれ違うので落ち着かないらしい。
 そもそもツアーで行くのが間違っていると思うのだが・・・・自分が集団行動に不向きなのでツアーだとストレス溜まってだめなのである。やはり現地で失踪して日本人のいない安宿に逃げそうだ。実際に海外旅行では一度だけ、ほとんど自由行動のツアーに参加したのだが、乗り換えの手続とか自分でさっさとやってしまって、ワシントンの空港で添乗員に探されてしまった経験あり。だってそんなもん他人がやってくれるなんて知らなかったんだもん。ちゃんと教えろよ。(他の客は添乗員が来るまでおとなしく待っていたらしい)

 新婚旅行はいいとしても、前にも書いたような気がするが、私が絶対にやりたくないとこの一つが「結婚式」である。すでに「成人式に着物なんてまっぴら」と思い、成人式にも当然欠席したが(市長のお言葉とか聴くために早起きなんてするもんか)「正装」がまず嫌だ。それに結婚式の服装ってあまりにも現実感がないので、披露宴に出席して友達が入場してくると、なんだかそのリアリティのなさに落ち着かなくなるのだが、まあそれでも他人がやってる分には「わ〜い、米投げちゃうもんね〜!」とか「このテーブルではローソクの芯を濡らしてくれるお約束な人はいないのか?だとしたら、あたしがやんないといけないのかしら・・・」と別の意味で張り切ったりもできるのだが、自分が逆の立場で、父と腕を組んでバージン・ロード歩くのなんて絶対にシラフではできない。(だいたい、お父さんと腕組んで歩いたことなんてないじゃん!)
 あと、自分の親類が正装して勢揃いするのって、それってそれって「悪夢」と呼ぶのではないでしょうか?コワイよ。カフカ的すぎる。(他人の親戚が並んでると、皆同じような顔をしててかなり微笑ましいのであるが)

 別に未だに結婚できないから結婚式に怨みを持っているわけではありませんが、皆がどうしてああ嬉々としてやっているのかがよくわかないだけです。でもやっている人を否定しているわけではない。甘いものが嫌いな人がケーキ屋を憎んでいるわけではないのと同じです。ただ無理矢理食べさせないでほしいだけで・・・・

 おっと、最近なんか「結婚」とか「恋愛」ネタが続いているわね。ひょっとして「クリスマス直前なので焦ってる」のかしら?けけけ
 それとも「欲求不満」かな?
 ちなみにやたらと「早起きなんて絶対にやだ」を繰返しているが、たまの仕事とかだったらやります。マテリアル・ガール(ぷぷぷ)なので、「金になるんだったら朝5時でも起きる」のだ。あと、昔はよくコンサートのチケット取りで始発で行って並んだので自分の欲望のためだったら4時に起きるが、それが「午後でも済むこと」だったら絶対に起きない。

 とりあえず、誕生日に引き続き「誰もプレゼントくれそうにもないので、自分の欲しいものは自分で買おう」運動第一弾として「カエルの本」を2冊も注文してしまいました。あとは、デジカメ譲ってもらって、CDラジカセもいい加減新調したいんだが、MD付きにするかどうかで、すでに半年も悩んでいるので今世紀中には無理かな。



12月12日(火)

 今日は12並びの日だそうだ。誕生日おめでとうS君!(この人の誕生日だけは忘れない。でもそんなんでメール出すのもおっくうなんでここに書いておきます。他の友達の誕生日はあまり憶えてない。大晦日とクリスマスが一人づついたなあ)

 ここんとこテンション上がっているので、やっとこさっとこ「ベストサイエンスブック2000」に投票しました。(昨晩メールを送ったら、もう反映されてた)ベストって言っても、選べるほど読んでいないのでお恥ずかしいが、最近友達には「やれることはやるんだ!」とか偉そうなこと叫んでいる日々なので、恥ずかしがっていてはいかん!自分でお手本を示すのだ!って大袈裟か。(小心者だからいろいろ理屈こねないと行動できない)

 しかし、冷静になって考えてみると、今年はろくに映画も観てないし、CDも買ってないし、コンサートにも行ってないし、本もこれといった新刊を読んでいないので、他にベストを選べそうなものってなんだろう?やはり「超私的今年の十大ニュース」とか企画したほうがいいんだろうか?1位は当然「勢いでHPを始めて、9ヶ月ももった」だろうけど、あとはなんだ?いろいろあったような気もするが、これといったものもなかったような気もするが・・・2000年で括ると、しょぼくなりそうなのでいっそ「20世紀十大ニュース」とかにすれば、失恋とか失業とかがランクインしてくるのでややドラマ性も生まれるであろう。

 滅多に電話してこない、札幌隠遁生活中の友人から3度も留守電が入っていた。でも電話番号知らないからこちらからはかけられないし、メールアドレスも変わったきり教えてくれないので、メールもできない。前回、秋に電話があったときには「ICQやりましょう!」(ICQだかなんだかよくわからん。Qはたしか入っていたような・・・・意味のないローマ字をおぼえるのは、富めるものが天国に行ったり、ラクダが針の穴を通ったりするくらい難しいのだ)という「は?なんで?」という内容だったのだが、今回はなんだったんだろう。

 くま○○君!すげえ気になるから電話してください!(と誰か伝えて下さい・・・・)
 
 ちなみにQなんたらなものは、AOLのやつで懲りたので、もうやる気はありません。

 今日も定時で帰ろうとしたら、封筒の印刷が始まって「プリンタのお医者さん」としてまた立ち会ってしまった。7時までかかった。
 それでも頑張って、プールで泳いだ。相変わらず、程よく空いていて、気持ちよく泳いだ。 



12月11日(月)

 ●きょうみさんからの質問への回答(って友達同士のやりとりを公開する悪趣味だが、まあいいか)

 そもそも、今度きょうみさんがメルマガを出すことになって(こちらで申請できます。ちなみに実は私もやる予定になっているのだが、現在な〜んも考えてません。酒ばっか飲んでいて脳みそ死んでいるのですいません)そのために「作者プロフィール」(ここの下のほうにひっそり書いてある)を書いたのだが「それが、なんかホントのことしか書いてないのに、どうもウソくさいんだよ!」と書いた本人が言うので、今日の昼休みに覗いてなにがどう変なのか調査しに行ったら・・・・

 まあ、確かに、多分ホントのことしか書いてないんだろうけど(紀香が自分のイメージというのも含めて)、でもこのプロフィールでは、きょうみさんがどんな人物なのかよ〜わからん。でもわざと撹乱しているわけでもないらしい。そして普通、撹乱するのならもっと派手にやるはずだが、この手法はとっても微妙だ。そもそも、宝ものが「ハイディ矢野のサイン」って私は爆笑しましたが、このギャグというかボケは現在の日本においてどの程度通用するのであろうか?それはとても知りたいので

 「え?ハイディ矢野のサイン持ってるんすか?超うらやまし〜!!!

 という人がもしいらしたら、ぜひ反応してください。いったいどのくらいの知名度があるのだろうか?あと彼女が入る予定の墓地は本当に「スターにしきの」の隣なのだが、それを書いても「これはギャグなのだろうか?なんなのだろうか?笑うところなのか?それとも何かもっと深い意味があるのか?」と、読む人を悩ませると思うんだが・・・・
 ともかく、ハイディにしろラウドネスにしろスターにしきのにしろ、どれも中途半端で「狙っている」にしてはショボイし、マジだとしたらリアリティが薄いので、それを「隙間系なかんじがする」と表現したら、「隙間系」って何?と質問されたのであった。いや別に「隙間系」というジャンルがあるのかどうか知らないが、普通誰も狙わない「隙間」を突いた脱力系なかんじがしただけである。(松田聖子が原田真二とダブル不倫みたいな脱力である)あそこに「最近行ったコンサート:NHK公開録画のゴダイゴ再結成ライブ(去年)」と書いてあれば、「何か狙ってんな」と納得できたであろう。

 なので別に何の問題もないのだが、もしもっとリアルを追求するつもりなら「好きなもの」を羅列するより「嫌いなもの」を並べたほうが人物が浮かび上がるかも。と、思って試してみたが、あまり面白くないなこれも・・・・つうか悲しくなってきた。

 ちなみに何の関係もないが、私はハイディ矢野先生のおかげで、カラオケ得意曲はシカゴの「素直になれなくて」である。(でもサインは持ってませんぜ。私のサイン自慢は遠藤ミチロウとデニス・ホッパーと島田雅彦とDAVID.Jと山形浩生だけよ(獲得順)。このラインは何系なのだろうか?)

 ●自分に足りないものってなんだろう

 雑誌に載ってた島村洋子の恋愛コラムを読んでいたら、「人は自分に足りないところを持っている人を好きになりがち」と書いてあって、まあそういうこともあるだろうけど、その理屈で言うと私の好きになりそうな人ってどんなタイプなんだろうとぼんやり考えたのだが・・・・わからん。私に足りないもの・・・・情熱かしら。でも、ときどき妙なものに自分でも驚くほどの情熱を傾けることもあるし、じゃあ「一つのことに正しく情熱を傾けるタイプ」か?「チョモランマ登頂が夢だ!」とか(笑。笑っちゃいかんな)

 あとは、あれこれぐちぐち他人事を分析するのが癖なので(昨日もやってたね。それが的を得ているとは限らないが、ともかく延々とああでもないこうでもないこうかもしれないと語るタチ)、一刀両断で「あいつなんかいけすかね〜」終わり。みたいな人かな。「超むかつく」終わり。とか。あとは、あきらめがよすぎるので、「あきらめの悪い人」とか?あと「好き嫌いが激しい人」とか、「キレイ好きで几帳面」とか、「漫画なんて絶対読まない」とか「酒は一滴も飲まない」とか「音楽なんて全て騒音だと思ってる」とか「電話は3分以上しない」とか、「ごんぎつね」を読んで「だってこのキツネ悪さしたんだから殺されて当然だろ」って言ったりとか・・・・・

 だめだ。やはり自己愛が強いので、「自分に足りないものを持っている人」は、あまり好きになれそうもない。
 あ、でも「記憶力がいい」とか「暗算が得意」とか「無口なのにときどきボソリと面白いことを言う」とかは好きだなきっと。暗算って言っても、12桁の掛け算とかではなくて、一緒に買い物してたら「これは消費税込みでいくらだ」とか、飲み会の清算が迅速にできるとかそういうレベルね。



12月10日(日)

 なんとか昼前に起きて、洗濯していて、1回目が終わって2回目を回していたら電話。きょうみさんからだった。私からかけるつもりだったのだが申し訳ない。
 それで1時間半くらい長電話していた。相変わらず、高校時代の友人たちはいろいろあるみたいで、こういう言い方もなんだが「ちょっと楽しそうでいいな」なんて思ったりして。負けず嫌いなので「あたしもせっかくイギリス人とお知合いになったから、イギリス人の彼氏でも作ろうかな」なんて言ってみた。

 まあ、メインの話は「満たされない妻」の話題で、彼女がいったい何を求めているのか私にはどうしてもよくわからない。旦那の過去の女性関係をクリアするのは不可能だし、現在でも旦那が女性と電話したりメールしていたりするのはどうしても許せないらしい。
 でもそれを言われるとさすがに妻帯者の男友達はいないのだが、彼女のいる男性にも気軽にメールしていたりする私としては、「そりゃないんじゃない?」と反論したくなる。だったら、彼女もメールでも初めてメル友でも作って反撃すればいいじゃんと思うのだが、「それをやったら彼はたぶんやめてくれというだろう」と言うのだが、だったらその時点で彼は自分のやったことが相手にどういうダメージを与えるのかわかるだろうからいいのではないかと思うんだけど。

 ともかく外野の野次でしかないが「この人は、いつでも私のことが一番好きでいなければいけない立場なのだから、その約束は守ってくれなくては困る」という主張は気持ちはわかるが、実際には不可能なことだと思うので、その執着心を和らげるためにももっと愛情の分散化したほうが楽だと思うのだが、かくいう自分は分散化を上手くやりすぎてしまって、未だに結婚してない身の上なので、あまり強いこと言えないが、でもあまり重くのしかかると、彼がくたびれてしまうんじゃないかと心配。だいたい、少し逃げ気味の方が慌てて追いかけてくると思うんですが。(家出しろという意味ではない)

 それにしても彼女の環境は傍からみれば「超しあわせそうでうらやましい」なのに、本人の要求が高いのはいかんともしがたい。別の友人もそうなのだが、白黒くっきり系の人って損だよな。テキトウなところで妥協や誤魔化しができないのだろう。そのパワーは方向を間違わなければ、すごい成果を生むと思うのだが、もったいない。

 きょうみさんとも話したが、やはり人間って「自分は誰かに必要とされている。私のことを好きな人がいる」と思えるとかなり安心する。それは友達からの電話だったり、メールだったりはもちろん、HPやっててよかったなと思うのは、知らない人が、ときどき読んでくれるということは、その人は少なくとも私に興味を持ってくれているわけで、そういうのにすごく救われるときも多い。(ほんとにかまって下さる方々には感謝しております。私はあんまり突撃しない「蜘蛛の巣」型なので出不精だし。血を吸う趣味はないですが。草食系なので・・・・)

 些細なことですごく嬉しかったのは、クラブに行ったら、ある男の子に会った。その子は私の友人のDJの弟子みたいな男の子の大学の友人という子で、2回ほどちらりと話しただけだったのだが(あまり夜遊び慣れしてなかったので、人懐こかった)、その時ばったりロビーで会ったらすっごく嬉しそうに、「ああ、よかった、今日は一人で来たんで、誰も知ってる人がいなかったんです。やっと知ってる人に会えた」という言葉が染みた。お互いに名前も知らなかったんだけどね(笑)ちなみに学習能力が高い私はそのセリフを自分でも使わせていただきました。他人に言われて嬉しかった言葉は自分でも言ってみよう。

 そんなんで幸福感に浸っていられる自分もかなりお気軽だが、でも「自分も相手もお互いに世界で一番好き」というのも結構だけど、自分のことが「まあ10番目以内くらいに好きで」自分も相手のことが「5番目くらいに好き」という関係を上手くキープしていったほうが、いろいろと楽なのではないかと思う。
 そして、それができれば、自分が一番好きな相手にも2番目、3番目がいるということを認められると思うんだけどな。
 な〜んて、ぐちぐち言っても「結婚してない人にはわからない」とか言われちゃうとお終いだしな。今のところ傍から見れば私はかなりチャラチャラ遊んでいるので、この状況で彼氏だのダンナだのが浮気心を見せたら「いいも〜ん、わたしも遊びにいっちゃうも〜ん」と、さらに暴走するだけだろうし。

 そもそも、異性だろうが同性だろうが「この人は絶対に私を裏切らない」なんて思えないんですけど・・・・別に人間不信なわけではなくて、自分がいい加減だから、多分他人もそんなもんなんだろうという想像。自分に甘くて他人にも甘いのだ。自分に厳しいので他人にも同じような誠実さを要求するという話がここんとこ多いので理解不能。
 それに「過去のことを隠していた」っていっても、私の過去は全部私のもので、もちろん部分的に深く関わった人々はいるけれども、全部を繋ぎあわせていいのは私だけのはずなので、それを他人と全て共有するのは真っ平ごめんだ。(この日記で書いていることだって当然全て開示しているわけではない)な〜んて言ってるから縁遠いのね(笑)

 NHK観てたらテクノロジーに支えられて自活している障害者のドキュメンタリーやってた。
 「インディペンデントだ。テクノロジーのおかげで他人の助けがなくても自由に動ける」
 そうそう、大事なのはパートナーにすがるのではなく、所有するのでもなく、他人として愛すること。所詮は別の人間なんだから自分の思い通りにはならないことを理解すること。独立なのよ。依存しちゃだめ!(と、すげえ偉そうだな。最近なにげに説教モードだ)



12月9日(土)

 寝たのが朝6時。きょうみさんから午前中に電話があったが起きられなかった。
 そのまま4時までバク睡して、けっこうダルダルだったが気合を入れて恵比寿へ。前回のフラスコで知合った、留学生エドたちと「日英交流会」メンバーは、MYちゃん、nonoriko、MYちゃんの友達のNさんと私が日本代表で、英国チームはエドにルークはフラスコで会ったが、同じ留学生仲間のガイと、エドの友達で日本に旅行でやってきたデイビッドとベロニクのカップル。

 留学生チームはどうやらD証券の基金をもらっているらしい。先日スポンサーとの懇親会があったらしく、お偉方のオジサマたちにしこたま飲ませれて「ハングオーバー」したらしい。なるほど「二日酔い」はそういうのね。また英語力が上がった(笑)。彼らは日本語が話せるがデイビットとベロニクには英語なので、日英語チャンポンな会話。インド系だと思ってたルーク君はスリランカ出身だということがわかり、なにやら発音に癖があるなと思ったベロニクはパリジェンヌだったそうで(イギリスで働いている)デイビッドと時々フランス語で話したりしていて「なんだかインターナショナルだわ」と、ややテンション上がる。
 
 エドもガイも「日本食も日本酒も大好き!」だそうで、熱燗がんがん飲むので、えげれす人に負けてたまるかと私も飲みまくる。
 なにやら皆、品がよくて、いい子達(24歳〜31歳)だわと楽しくわいわい会話していたのだが、話ているうちに素性がわかってきて、デイビットとベロニクは化学のドクター取得してて、製薬会社(バイアグラが主力商品ということで、なにやら英語で下ネタ展開されているようだったが、わたしには理解不能)勤務、エドも今年、化学でドクターだそうで、酔っ払った私は「あたしは今、物理なの!で、物理って英語でなんていうの?」とからんでました。

 ルークが写真家で、ガイは彫刻だそうで、5人のうち3人がドクターで二人がアーチストというわけで、こりゃなかなか個性的で楽しい。
 デイビットとベロニクは明日の夜の飛行機でオーストラリアに行って4週間過ごすそうで、「サマー!サンシャイン!ビーチ!」と叫んでうらやましがる。いいなあ。

 というわけで1次会は和やかに進んだが、さあこのあとどうしようかお店をチェンジしようかとなったら「カラオケがしたい!」とデイビットがいうので、カラオケボックスに移動。ネイティブの人達の前で英語の歌を歌うのは最初は恥ずかしかったけど、英国チームは発音はいいけど音程にかなり不安があることが判明したので、ラストクリスマスとか唄った。デイビットがもうオンステージ状態で、「YMCA」とか唄うもんだから皆で例の振りで踊る。かなりウケた。

 さあ、1時も過ぎて、どうしようとなったら、エドは「もう一軒行こう!」と張り切ってるし、デイビットもどうやらカラオケ初体験だったらしく、かなり上機嫌になっていてイケイケムードになっていたので、もう一軒、初めて入るバーに行ってみたが、なにやら高く付くようだったので、ちょっとごねてみたのだが、まけてくれそうにもなかったので、じゃあもう「つぼ八」だと流れ込む。

 そこで、3時半まで軽く飲んで、エド達はタクシーで帰り、残ったガイは「もう、あまりお金ない」というので、じゃあ途中まで一緒にと、残った私とnonorikoとMYちゃんとでタクシーに乗って帰った。
 洗濯は溢れているし、1週間掃除してない部屋に友達が来たので、ちょっと恥ずかしかったが、結局二人とも日曜日に用事があるみたいなので始発が動く時間までお喋りしてから二人とも帰った。

 そして、また朝の5時に就寝。まったくなにやってんだか・・・・でも楽しかったからいいか。それが一番。
 日英交流会は、あまりにも盛り上がったので、「また来年やろう!」ということになったみたい。日本に1週間しか滞在してないデイビットたちも、かなり満足してくれたようで(特にカラオケが)、「ファンタスティック!」と繰返し叫んでいたので、これで親日家を増やしたらしい。いいことをした。(この草の根活動にもD証券が金出してくれればいいのに)

 でもそうだよね。やっぱり外国に行ったらその国の普通の人達と交流したいよね。友達もイギリスに行ったときに、向こうで結婚している友達がイギリス人の友達を集めてくれたようで、それがとっても楽しかったと言っていたし。
 ああいうふうに、すごく楽しそうにしてくれると、こっちまでつられて浮かれてしまうのが心地よかったのであった。(ついでに本音を言うと、若くてハンサムなイギリス人たちを引き連れて練り歩くのがかなり快感だったのであった。ふふふ。)



12月8日(金)

 今日こそは定時で帰ると張り切っていたのだが、伝票の入力に手間取りまた30分残業。
 家に帰ってから、2時間ほど昼寝して、歌舞伎町に出動。リキッドルームで「東京ドローム」。元RO編集部だった純平氏がやっているパーティらしいが、私は行ったことがなかったのに、今回で最後になるらしい。純平氏に会ったのも、ATRのライブ(何年前だか忘れた)以来だと思ったので、システム7がライブやるらしいし、純平くんがあたしのこと憶えてるかしらん、ご挨拶したいわというわけで、週末の疲れをおして行ってみました。

 「多分、そんなに人は入らないんじゃないかな」という友達の予言とは裏腹にけっこう混雑していた。1時前に入場したのだが、かかっていたのが中途半端なトランスでだれていたら、アエラさんに会った。
 ドリンクチケットの売り場がわからなかったので、受付に聞きにいったら応対してくれたのが純平氏だったので「あ、井村さんだ!」と言ったら向こうも気が付いてくれて「久しぶり!」と決まり文句。また顔つなぎ。 

 そうこうしているうちに、ツヨシのライブが始まったら、それがケミブラ目指してんのかなんなのか、かなりデジタルロック系で、色々なリズムを絡めるアブストラクトなかんじだったんで、つまんなそうにしているアエラさんを放って「あたしは、こういうほうが好きなんで」と踊ってた。
 次に知らない日本人のDJがジェフ・ミルズっぽいミニマルかけてて、それがけっこう軽いかんじで気持ちよく踊れて、「あら、今日はトランス系とおもいきや、けっこうテクノ系でラッキー」とまた調子こいてたら、やっと3時半にシステム7のライブ。

 イギリスで一度観たことあったのだが、あまり憶えていなくて、どういう人達だったのかも全く記憶になかったのだが、二人組で40歳くらいの男性と30半ばな女性だった。
 ライブは落ち着いた雰囲気の「いぶし銀・大人のテクノ・とっても知的」で、すごいことやるわけでもなかったが、貫禄十分。客もけっこう盛り上がっていて、やってる本人たちもリラックスして楽しんでいる雰囲気が伝わり、なんだかとっても和む。後半クライマックスで、それまで淡々とやっていた女性が急に踊り出し、けっこうボーイッシュなかんじの人だったが踊ると可愛らしくて、さらに和む。
 予想外にきっちりした音を聞かせてくれて、お約束のαWaveも演奏してくれたし、満足だった。
 アエラさんに「いやあ、思ってたより全然よくて、よかったよ!」と言ったら、「だって、ずっと踊ってたじゃん」といわれた。体で表現しておったらしい(笑)

 そして最後がツヨシのDJだったのだが、相変わらずテクノなのかなんなのかよくわからん中途半端で無意味なブレークにつまんなくなり、5時にはリキッドを出て帰った。



12月7日(木)

 やっと決算が終わったと思いきや、郵便局口座の入金を入力している子が「11月分がまだ終わってない」というので、手伝うよと言ったら・・・・ほんとに丸まる残ってて、それがなんとファイル3冊分。厚みにして10センチはあるな。ハハハハ(笑うしかない)
 でも、この時期になるとその担当の子は某プロジェクトチームの手伝いに入ってしまうので、去年も年末押し迫ってからそれを引き継いで、年末年始に一日中同じような伝票入力で気が狂いそうになったので、今年は早めに奪い取って正解だった。まだ余裕があるうちに残業しておこうと、今日も残ってやってた。誰もいない方が能率上がるし。残業手当て稼いじゃうもんね!(といっても、先月はそれでもたかだか6時間。今月すでに4時間ってな、とてもかわいらしいもんだ。あ、でも休日出勤はどういう扱いになるのだろうか?)

 昨日、運動したらけっこうさっぱりしたので、今日も頑張ってプールに行った。寒さのためか、空いていて快適。でも無理せずに30分くらいたらたら泳いだだけ。人間、ほどほどが大事だ。ほどほどの自分がときどき嫌いになるときもあるが、それでいいのだ。

 家に帰ったら、元上司から留守電あり。電話してみたら、なんと元同僚に二人目が生まれていたらしい。また男の子だって。それで、一緒に会いに行こうという話になったのだが、年末ゆえになかなかスケジュールがあいそうにもないので(元上司は現在専業主婦だが、けっこう活動家なので、なんたら学会だの、ボランティアだの習い事等で多忙)来年にしましょうということになる。
 ついでに元職場が引っ越したという話とそれにまつわりいろいろ揉めていたというどうでもいい話も聞く。
 でも、元職場も、若い子で私の知ってる子はほとんど残っていないんじゃないかなあ・・・・もう誰が辞めて誰がいるのかもよく把握していない。
 
 元職場の12月は毎年泣いたな。だって、明治座の舞台興行と某歌手のディナーショーツアーと2時間ドラマのギャラの支払が立て込んで(舞台は月に3回支払。ディナーショーは随時)それを全部支払うのはえらく大変だった。日曜日の夕方に一人で出勤してたりした。でも、六本木で週末朝帰りするときに、「うちの会社でお茶しよう」と友達5人くらい引き連れてきたこともあったし、終電逃して会社で寝てたこともあったし、好き放題してた。徹夜明け(遊んでて)で眠たいときには、会議室で昼寝してたし・・・・
 ちょっと懐かしい日々である。

 さて、週末はまた出歩くことになりそうだ。洗濯が溜まっているのが唯一の悩み。



12月6日(水)

 久しぶりにヒップホップ。先生に「12月はちゃんと来てね!」と言われた。がんばりやす。
 ここんとこ、いろりろ振り回されていた問題で、電話することが多くて、それで思いっきり喋っていると、書く方がおろそかになるみたいだ。
 でも、とりあえずの状況では、私がちょっと悪役を演じることで好転したみたいなので、なんとかなりそう。「でも、あたしなんだか相当おもしろくない」と繰返して主張していたので、そのキャラに自分ではまってしまって、本当に機嫌が悪くなった。女優の資質としては、役にのめり込む北島マヤ系らしい。(と、前にも誰かにそんなこと言ったような・・・・)

 とにかく、自民党でいったら「チカゲとマキコと龍太郎を一度にやってるようだ」と気が付き、内閣改造にまた感情移入してしまったことよ。どうして、身近な人にはあまりシンクロしないのに、テレビの中のものにはのめりこむのだろうか?しかし、私の身の回りの「まったくもう、しょうもないわね!」な事と自民党の派閥争いが、かなり似ているというのも気が滅入るが、そんなんでいいのか自民党!とも言っておこう。しっかし、龍太郎気にいらないなあ。(生理的に嫌いなタイプ)

 なにやらまた17歳ブームだけど、「人を壊してみたかった」って、自分を壊すほうがおもしろいよ〜とアドヴァイスしたら猟銃で撃たれちゃうかしらん。人を壊してみたいとは思わないが、壊れちゃった人は大好きだし。そういう問題じゃないのか・・・・だいたい私は戦争ごっこを幼少時にほんとに死ぬほどやったので、もういいです。
 それに歌舞伎町は私のシマなんで、あそこで爆破するのはやめてほしい。なにか事故に巻き込まれたら、いい年したムスメがあんなとこを一人でうろうろ夜中に歩いていたのが親にバレていやじゃないですか。

 ニュースといえば、聖子はまたやってくれたようだ。最近は朝、布団から出るのが辛いので(寒いから)そういう笑える芸能ニュース歓迎。だってだって、なんで今更「原田真二」なんだ〜〜〜〜〜!?(小学生のとき私も大ファンだったので、かなり喜んでいる。原田真二の名前をワイドショーで耳にする日が来るとは!ちなみに時々カラオケでも挑戦してみるけど、彼の歌はけっこう難しい)テレビも好き放題言っていて出演者も皆楽しそうなので、そういう雰囲気の中で布団を出るとやや苦痛が和らぐ。

 ちなみに小学生のときに世良正則も大好きだった。たしか原田真二と世良のいたツイストとチャーで「ロック御三家」(ぷすすす・・・・)と称されていたのではなかったか?ゴダイゴはやや別格扱いだった。(当時の小学生は「銀河鉄道999」の英語のサビを唄える子が無条件に尊敬された。それはローカルなものでではなかったらしいと、最近知った。カラオケボックスで、その話に皆おぼえがあったからだ)

 仕事が一段落したので、今日の上司はすでに週末に行く釣りの計画に夢中。なごやかだ。今日は玄関にあったピンク公衆電話の小銭を出して(一杯になってしまい使用不能になっていたらしい)、皆で「さあ、いくらあるでしょう!」と楽しく数えた。10円玉の数では私が一番近かったのだが、百円玉が予想外に混ざっていたので負けた。
 そのあと、お歳暮でいただいた商品券の総額当てもして遊んだ。
 とはいっても、私の抱えている通常業務がかなり滞っているのだが、まあそれはテキトウに残業してこなしまひょ。

 う〜ん、なんか通常モードに復元されてきたが、はてさて普通の自分って何?



12月5日(火)

 会社のパーティーの受付をした。でも、「進行表」では、あたしだけ5時半にあがっていいことになっていて、それもちょっとさみしいなと思ったし、(その後あがっていいチームは7時あがりになっていた)そもそも私の勤務時間は6時までだったので、6時までいたのだが、受付嬢チームは6時には暇をもてあましていたので、「いても邪魔になるだけだな」と思って、さっさと帰った。

 立ちっぱなしで疲れたけど、これでやっと社内のバタバタも終わるし、明後日には決算の一時書類を会計事務所に持っていくらしいので、一段落。またどうせいろいろチェックが入って、直しが出るだろうけど、それは大したことないだろうし。

 昨晩はけっこうしっかり寝たので、かなり元気にはなった。
 明日は久しぶりにスポーツクラブに行けるといいなあ。



12月4日(月)

 今朝のワイドショーを観ていたら「野中幹事長辞任?」というニュースをやっていて、その様子を見ていたら、なぜかもらい泣きしそうになり、さすがに自分の精神状態が恐ろしくなった。
 でも、よくよく考えてみれば、要するに単なる「疲労と寝不足」で涙もろくなっているだけである。赤ん坊や子供と同じで眠くなるとむずかるのだ。しかし、それにしてもたまたまそこに写ったのが野中幹事長だったのがいけなかったが、あの瞬間は「今、この人の気持ちを一番理解しているのは私なのかもしれない」とか思っちまった。

 夕方になってその出来事を深く反省し、さらに「朝の私を取り巻き記者に混ぜておいて、うるうるしながら『野中さん、なんでやめちゃうんですか・・・・』とか言わせれば、いい記事が書けたかもしれない。(ジジイに受けるルックスだし)惜しいことをした。」とか思ってるくらいなので、別にそれほど疲れてるわけでもなさそうだ。

 でも、帰りに朝永振一郎の「鏡のなかの世界」を読んでまた泣いているので(独逸留学日記とかでけっこうきた)やはり疲れているのかもしれない。

 疲れているのか大したことないのかよくわからんのだが、少なくとも言えることは、「けっこう涙もろいときもあるが、自分ではあまりコントロールできないので有効活用しにくい」ということだ。
 前にやってた怪しい仕事を辞めるとき、かなり勢いづいたので、それまではどうしても「辞める」の一言が言えずにいたのに「今なら言える。言いたいこと全部言って、大泣きして、向こうにもダメージを与えてやろう!」と思っていたのに、言いたいことの6割くらいは言えたので、それについては不満はなかったが、どうしても涙が出てこなくて、「というわけで、あたしはもう来ませんから!」とタンカを切って、部屋を出てエレベーターに乗った瞬間、ダーーーと涙がこぼれたので、「ああ、あたしってなんて不器用なの」とさらに悲しくなり、涙も倍増。せめて、あの会社関係の人にでも駅までの間にばったり会って「なんかあったのか?」くらい思っていただけたらいいのにと、張り切ってボロボロ泣きながら、昼下がりの恵比寿を歩いていたのに・・・・・誰にも会わず・・・・・・・。

 しかも、「このまま家に帰ってもひとりぼっちじゃ辛いわ」と思って、電話して呼び出したのがゲイの友達というのもね。(だって平日の夕方つかまりそうで、愚痴をちゃんと聞いてくれそうな人材を他におもいつかなかったんだもん)

 年齢について。
 なにやら友達の話を聞くと「30歳になったときはけっこうショックだった」というし、実際に今年30歳になった友達からもそういうメールが来てたりしたのだが、自分が30になるときにあまり重たく考えなかったので、なんでかなと考えていたら、丁度30歳の誕生日を迎えた一ヶ月後に仕事を辞めていて、「ちょうど、区切りの歳だし」というわけで、そのあとインドに行ったりしたし、退職の一年くらい前にすでに「30になったら辞める」とわかっていたので、かなり楽しみにしていたのだ。(退職理由はそれだけではなかったのだが、そういうふうに物事が運んだので、自分にとっては年齢的な区切りもあったので、これは運命的なものなんだと理解していた)

 だから30歳についてあまり暗い方向には考えてなかった。33歳も好きだった。(ゾロ目だから)でも、35歳はちょと嫌だな。すでに身近な人達が36歳とかになっていて、「ゲっ」と思っているのだが・・・・・
 きっと40歳になるときには、皆と同じにちょっと落ち込むと思います。

 さらに年齢について。
 友達に幕張に行った話をしたら、「元気ですねえ」と言われたので、「でもさ、あたしもいつまでもそんなに夜遊びできるとも思ってないけど、でもできるうちは行っておきたいしね。いつまでできるのかなといつも思ってるわけよ」と答えたら、「でも、そういうふうに言いつつ、それがけっこう長いっすよね」
 たしかに10年前からそんなこと言ってたような・・・・・けっこうしぶといな。最近また調子に乗ってるし。

 仕事は相変わらず、忙しいけど、まあこのくらいが普通でもいいんだけど(世間並みを考えれば大したことではない)、やっぱり忙しいのは嫌いみたい。仕事中にこんなことを考えた。

 たまには、神さまにお願いしよう!(基本的に無神論者だが、ときどきお願いするのは好き)

 生まれ変わったら、今度はナマケモノになりたいです。一日中、ジャングルの中のお気に入りの木にぶら下がって、木についた虫とか葉っぱとか、「手の届く範囲」のものを食べ、お風呂はスコールを浴びればOKで、出会いは1年に一度くらいで、発情期のくせに「やっぱこの人やだ」とか見送ったりして(ナマケモノのある種のカップリングはパンダ並みに難しいという記事を読んだ記憶より)そして、ずっとずっとジャングルの中で眠っている。(ナマケモノは不味いのであまり食われないというのはほんとうなんだろうか?)
 鳥の鳴き声を聞きながら、ずっと眠って夢を見ている。たまに原住民などが太鼓でも叩いてくれたらとっても幸せ。キツツキ君の奏でるミニマルビートにうっとり。
 そして、私の夢が宇宙の全てなのだ。地球上に起こる戦争も超新星の誕生も全部あたしの夢。リストラも財政再建も増税も全部あたしの夢。意中の彼と上手くいかないのも、友達とケンカするのも全部あたしの夢だったら夢!

 (やはり、かなり疲れているのかもしれない。でも生まれ変わったらナマケモノは、ずいぶんと昔から言っていることだ)



12月3日(日)

 朝起きたら、昨日帰りそびれた友人が1名まだ寝てた。二人で朝ご飯を食べてから出勤。疲れた。
 夜にいろいろ揉め事関係の電話をした。もう、かんべんしてくれっつうかんじ。皆なかよくしようよ。



12月2日(土)

 うちに友達が来て、しゃぶしゃぶパーティ。大学の友達関係。10年ぶりに会ったのかもしれないT君も来た。ぜんぜんかわってなかった。独身だって。いい男なのになあ。前彼女が宗教からみだったようで・・・・
 あたしがT君に生まれてたら「歩いたあとにはペンペン草も生えないくらい食い散らかして悪を極める」とかいっていたような・・・・
 酔いつぶれて寝た。



12月1日(金)

 はあ、師走か。なんか昨日に引き続き、決算業務でボロボロ。
 でも、やはり自分でやらないと気が済まないので、仕事は増える。今日も8時までやってた。そして上司が「明日来ませんか?」というので、「明日はちょっと予定が・・・・」

 上司は土日出社らしいので、結局百歩譲って日曜出社することになった。ううう、こんなの初めてだ。
 でも、たしかに日曜日にやんないと、決算以外の業務は滞りっぱなしになっているので、しかたない。まあ、時給で働く身なので、年末年始は収入ダウンが予想されるから今のうちに働いていたほうがいいのだが。有給も溜めているし、働くだけ働いて遠くへ行こう!
 
 



 
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