可燃物な日々

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9月15日

 敬老の日らしい。
 おとうさまのコーラスの発表会に行きました。(この1行だけだと、お嬢様っぽくていいなあ。ここで止めておこうかなあ・・・・)
 「翼をください」などの定番や、NHKでよく流れて私も大好きな「ビリーブ」(この曲、疲れてるときに聴くと泣ける)や、黒人霊歌や最後にはイタリア語のオペラの合唱曲まで、かなり曲数多し。しかも、4部構成になっていて、その都度衣装替えしていた。
 「全部、作ったのよ〜」
 と、隣にいる母が耳打ちしてきた。
 なにしろ曲が多いので、練習が大変だったようで、「夜中になっても家で歌ってた」そうだ。齢60を過ぎてもイタリア語の唄なんて暗唱できるのかあ。偉いなあ。
 演奏後、妹が「ディープ・リバー」の楽譜を父に貰っていた。妹はブルース好きなので、その曲を好きなアーティストが歌っているのだが、歌詞がわからなかったので、欲しかったらしい。お父様、そういうときは、もうちょっと嬉しそうな顔をすればいいのに、「ん?」と言って、黙々と探し「はい」と無表情のまま妹にあげていた。

 父の表情は滅多に変化しない。あまりゲラゲラ笑わないし、怒ってんのかなんなのかよくわからいので、昔はたまに突然怒鳴られたりしてびっくりしたものだ。(機嫌が悪かったらしいのだが、それが全くわからなかったので、私が些細なことでたてついてしまったのだ)
 小学生のときになぜが父と二人だけで映画を観に行った。「ジョーイ」という白血病の少年とアメフト選手の兄の物語で、お約束通りにジョーイは最後に兄に「ありがとう」とか言って死んでしまう。(実話を元にした話らしい。その後、ぼけっとアメフトの試合観ていたら「日本でもヒットした映画『ジョーイ』のモデルになったのはこの選手です」と紹介されてた)
 感動のラストシーンに涙していて、ふと父が動く気配がしたので横を見たら、ハンカチで涙を拭っていた。かなり大涙状態。帰りに「やっぱり、泣けちゃったね」と私が言ったら、父は憮然としていて「ん」と答えた。
 もちろん、家に帰り母に「おとーさん、ぼろぼろ泣いてたよ」とチクった。「へえ〜珍しいわね」とのことでした。
 
 このところ、父も年をとって、無表情・無反応ぶりが加速しているように思え、ボケてきたのではないかと少々心配していたのだが、考えてみれば、昔からそうだったんだよな。

 父は当然、公演後は楽しい打ち上げなので、衣装を持って母と妹と私で喫茶店でお茶する。久しぶりにシフォン・ケーキなぞを食す。
 今回、一応弟にも声がかかっていたらしいのだが、やつはツール・ド・フランスにも行ったくせに、生意気にもまた夏休をとって現在ハワイに行っておるらしい。

妹「え?ハワイ?女と?」
私「ハワイに女と行くかあ?あそこは家族で行くところだしょう」
母「ええと、M君と、T君と、あと誰とたったかしら〜」

 弟の高校時代からの友人達の名前が挙げられてた。30男4人とかでハワイに行って何しているのか?マージャン?
 母から聞いた、弟君のツール・ド・フランスでの奮闘記。
 どうやらレンタカーで追っかけたのだそうだ。しかし、山岳地帯は雪も積もっていて、普通の車では大変だったらしい。しかも正しい追っかけの方々はキャンプ用具装備して行くものらしいのに、普通の乗用車でやっていたので、笑われたそうだ。しかも、フランスの田舎街では、なぜか駐車禁止をとられたらしい。しかし、なにやらフランス語で書かれた紙を貼られても、どうしていいのかわからずに、警察に行ったら、どうやら罰金を郵便局で納めなくてはならないとのこと。
 めったに観光客も来ないような田舎町で、フランス語まったくわからない日本人が、罰金払いに郵便局に来て、勝手がわからず右往左往していたら、かなり笑われたようだ。
 弟君はまた恥をたくさんかき捨てながら、国際交流に励んできたようである。 

 いったん実家に帰り、ぼんやりオリンピックの開会式を観た。巨大ブラスバンドが凄かった。あれだけのドラムが鳴ると壮観というか生で聴いたらすごいだろうな。あとは、タップダンサーズの衣装が「自前か支給か?」で母と揉める。(Tシャツ、ジーパンにチェックのネルシャツなんて、支給しないでしょ。オージーの若者の制服みたいなもんだし。一応ドレスコードはあっても自前でしょう、と私。母はだれかがコーディネイトしていると主張)

 そうこうしているうちに夕飯時になり、妹も私もその後出掛ける用事があったので、回転寿司で手軽に済ませ、家に戻る。
 またワインとか食料品を貰ってしまったので、引きずるように家に帰り、着替えてから、今度は恵比寿。
 あ〜こんなに私用で忙しいのも久々だわい。

 休日のためか、お店はいつもより空いていて、ほんとは終電で帰ろうと思ってたんだけど、結局なんか飲み過ぎちゃって、閉店の3時までいた。終わり間際になって、プラスティックス→立花ハジメ→一風堂 が掛けられて狂喜。家に帰ったらもう4時。疲れた。



9月14日

 なんがやっばりがぜぎみみだい。のどがいだいじ、ばなもぐずぐず。

●朝いちのツッコミ

 フジテレビのワイドショーを出勤前に観ていたら、香取慎吾のシンゴママが「こち亀」に出演という話題。
 「シンゴママは引っ張りだこですね」というコメントの後、女性アナウンサーが
 「この間、インドに行ったんですけど、インド人がオッハー!って挨拶してくるんですよ」
 「なんで、そんなの知ってるんだろうね」とメインキャスターの小倉某。
 「最近はインターネットの普及で情報が早いんでしょうねえ」と、女性アナ。

 インターネットの普及率が世界でどこが一番かあたしは正確には知らんが、まあ多分アメリカとかだと思いますが、だからって誰も「オッハー!」って挨拶してくれないと思います。
 それにまともな観察力があれば、すぐにわかりますが、インドでそのような「変な日本語」を使用して日本人観光客の気をひいている人達はどうみてもインターネットに参加できるような環境にはおかれていません。平均所得の低いインドでパソコンを使用しているような方々は、気軽に日本人に話し掛けたりしませし、プライドも高いのでそんな変な挨拶もしません。

 インドに3日も滞在すればわかりますが、あちらでは「変な日本語」が横行しています。私が旅行した当時メジャーだったのは「がちょ〜ん」と「カトちゃんペッ!」でした。最初は面白がっていましたが、皆が皆それを連発するので、かなりうんざりしました。そして、そういうものを現地人に教える日本人旅行者を憎みました。
 しかし、日本人がわざわざ教えているわけではないのです。向こうから聴いてくるのです。日本人と友達になりたい、もしくは、日本人の気を引いて商売したいと考えるインド人は、日本人バックパッカーでもわりと英語の話せる奴を捕まえて、
「日本語を教えてくれ。日本語のジョークを教えてくれ!」
 と、しつこく食い下がってきます。

 日本語のジョークって言われても、「同情するなら金をくれ」じゃあちょっと長いしなあ、なんて、真面目な人は悩みます。短くて、インパクトがあって、それをインド人が言ったら思わず吹き出してしまいそうなもの・・・・「がちょ〜ん」かなあ?
 多くの人がそうして「がちょ〜ん」を広めたのだと思います。決して、インド国内の情報伝播ではありません。ましてや、インターネットなどで直に仕入れたものでもありません。

 そして多分、夏休にインドに旅行した人たちは、「短いし、挨拶だし」という理由で「オッハー!」を教え、その後、行く先々で「オッハー攻撃」に遭って、とても後悔しているはずです。

 以上。フジテレビに抗議のメールを送るほどのもんでもないので、ここでブツブツ書いてみました。
 
●たべくらべ

 スーパーに行ったら、グリコのムースポッキーと、明治のFranが並べてあって同じ値段だったので、両方購入。
 家に帰って早速食べ比べをしてみました。

 違うところ・・・・ポッキー部分が、ちょっと違う。グリコは紛れもなくポッキー。明治の方が太い。
 同じところ・・・・それ以外。

 どーしてこんなに同じ味にできるのか不思議。チョコ部分のみで判別するのは不可能だと思う。たいへんな技術だと思われる。ごくろーさまです。

●日本VS南アフリカ

 打倒トルシエで南アフリカがもっと闘志を燃やしてくるのかと期待していたのだが、結局2−1で日本の勝利。せっかく、南アフリカワイン買ったのにい。
 サッカーにあまり興味の無い方にお勧めする、国際試合の楽しみ方。「敵国製の食品を用意して観戦」前回はジャマイカ戦で苦戦した。三軒茶屋ではジャマイカ製食品は発見できなかった。そもそもジャマイカの食品って何?と考えるだけでも楽しい。
 ビールやワインなどが発見できると盛り上がる。

 それにしても、シドニーオリンピックは「時差の無さ」がちょっと問題だなあ。7時ごろにやっていても、なんか盛り上がらんような気がする。外国でやっているという気がしない。そんなこと言ってるの私だけか?でも、フランスでのW杯みたいに「さあて、試合は午前3時からだから、早く寝よう」なんて気合入らないではないですか。
 それほど、期待もしていないが、どーせテレビはそればっかりだろし、たまたま面白いのやってると観ちゃったりするんだよな。前に夜中の柔道かなんかの合間の繋ぎでやっていたアーチェリーに釘付けになったころがあった。他の競技と違って、アーチェリーは体力ではなくて集中力が勝負のようで、選手は若い男の子ばかり。北欧系が3名に韓国人が1名で決勝だった。神経質そうで気難しそうで賢そうで負けん気強そうな色白の少年4人が頬を紅潮させて無言で闘う様子は他のスポーツには無い魅力があった。またやんないかなあ〜。

 風邪気味だが、明日は「お父様の合唱の発表会」に行かねばならない。敬老の日だし。早く寝よっと。



9月13日

 たまには会社の愉快な出来事も書こう。(昨日のパソコンの故障もある意味愉快ではあったが・・・・)
 今の場所に課が移動してから、それまで顔を知っていても名前も知らず、会話もしたこのない社員さんたちとも、それなりに馴染んできたが、中でも私にいつも思わず誰かに話したくなってしまうような「愉快な出来事」を提供してくださる方がいる。

 それはMさんである。Mさんは、アイパー風(パンチ風ともいうか)の髪型に、鋭い目付き、うっすらと唇の上を彩るヒゲ、そして口数は多くなく、声は低いという、赤井秀和の隣に置いておけば、実にしっくり治まるキャラクターなのだが、なぜかWeb制作をしている部署にいて、彼が回してくる伝票はいつも、グラフィック系ソフトのバージョンアップの支払なのである。元々、MacでのDTPの部署にいたのではないかと推測される。なぜなら、やはり見かけが関西風チンピラなFさん(金のネックレスがいつもばっちり決まっている。彼がDTPのMacシステムを構築している)と仲良しみたいで、その2人が並んでいると、自分が会社にいることを忘れられるので、とても好きな光景である。

 しかし、その二人のおかげで、わたしが従来抱いていた「マックな人」のイメージがかなり混乱しているのも事実である。
 それは置いておいて、Mさんである。夏ごろ給湯室の冷蔵庫は常にぎゅうぎゅう詰めであった。各自が飲み物やら甘いものなどを置くからである。その中でひときわ異彩を放っていた食料があった。「わらび餅」である。コンビニなどで売られているようなタイプ。それがずっと放置されていて「賞味期限はないのだろうか?」と気になっていたが、となりに座っているパートの方も気になってたらしく、よく「まだあれ、ありますねえ」などと話していた。

 ある日、パートさんが給湯室から戻ってくると、
 「ねえねえ、あのわらび餅、誰のだかわかったわよ。今ね、Mさんが冷蔵庫開けて『あ、いけね。忘れてた』って言うから、なにかと思ったら、わらび餅だったの。それでね、賞味期限がもう切れてて、すごく残念がってたのよ」
 と、言うので、なんでまたわらび餅なんて・・・・貰い物だったのだろうかと思い、そのあと彼が給湯室で飲み物を作っていたので、
 「あの、わらび餅、Mさんのだったんですか。ずっと気にしてたんですよ〜」
 と、話かけてみたら、
 「そーなんですよ、食べたくなってわざわざ買ったのに、そのまま忘れちゃって、惜しいことをした」
 と真顔で言うので、笑いをこらえた。

 そして、今日の出来事は、私がコップを洗っていたら、Mさんが背後にやってきて、冷蔵庫を開けてアイスコーヒーを紙コップに注いでいた。
 そして、「失礼・・・」と声をかけて、流しにある三角コーナーにゴミを捨てた。ポーションミルクとガムシロップの空・・・・・いや違う、ガムシロが2個だ。もしかして、2人分作っているのかもと思い、後ろを向いて確かめたが、紙コップは1個だけ。
 「あのサイズでガムシロ2個は甘いぞ・・・・」
 と、思っていると、さらにぽいっと、今度こそミルクの空が・・・・・また2個・・・・す、すごい。今どきSサイズのアイスコーヒーにミルクをガムシロ2個づつ入れる人も珍しいぞ!しかもあんなにコワそうな外見なのにい!素敵だわ!と、かなり感激したのであった。

 昨日、久々にプールで張り切ってしまったせいなのかなんなのか、朝寒くて目が覚めて布団を引き寄せたのだが、なぜか汗びっしょり。別に熱があるわけでもなかったのだが、なんなんだ。運動のせいで水分の代謝(?)が狂ったのか。起きてみると、少し喉が痛くて、これは昨日思いっきり水を鼻に入れてしまったことと関連があるかと思われる。念のため、風邪薬飲んでから出社。電車の中でガーガー寝た。疲れていたらしい。なので今日はインターバルにしておく。明日また挑戦。



9月12日

 朝、会社に着いて、いつものようにマシンを立ち上げたら・・・あれ?アイコンが一部「張りぼて」になっている。正式には何ていうのか知らないが、要するにサーバの中のファイルをデスクトップのアイコンにしているものがあるのだが、それがちゃんとエクセルのアイコンになっていなくて、ということは前にもあったが、サーバが落ちているのか、接続が切れているのか・・・・とりあえず、会計システム(やはり経理のサーバに載っているらしい)も試しに立ち上げてみたらやはりエラー。同僚の女の子に、「あれ?サーバまた落ちた?」と聞いたら、「動いてますよ」
 
 むむ。ということはひょっとして私のマシンだけがオカシイの?データベースとインターネットは大丈夫なのだが、どういう接続なのかいまいちわかんないので、とりあえずシステムに内線するが、悪いことに今日は会社の主要人物らは皆、とあるイベントで外出してしまっていて、システムの若手君はまだ出社していなく(うちの会社はサービス業なので、社員はフレックスで土日も出社あり。デパートみたいな勤務形態)電話に出たのは親会社担当の人で、とりあえず状況を説明したら見にきてくれたが、自分の会社のネットワークについてはあまりよくわからないようで、コマンドプロンプトを起こしてなにやら「ping」という文字を打っていたが、「う〜ん、これは大丈夫だなあ」と、あとはケーブルがちゃんと接続しているかとか、ひととおり見てくれたが「う〜ん、わかんないなあ」

 とりあえず、単純なエラーではないことがわかった。
 そのあと、システムの若手の女の子が来てくれて、また状況を説明し、彼女もまた「ping」をたくさん打っていたが「う〜ん、わかんないなあ」
それはさっきもやっていたとも言えず、黙って見守るが、どうしてネットワークに入れないのかはわからず。
 そうこうしているうちに、彼女の2年くらい先輩の男性社員が来てくれた。やはり「ping」に挑戦するが、「う〜ん、なんでなんだろう」いろいろやっているうちに、なんとなく原因はわかってきたみたいなので、彼に場所を明け渡し、私は不在の上司の席で書類のチェックなどをしていたが、パソコンが使えないとほとんど仕事にならない。

 それに、他人の席は居心地悪いので、早く直ってよ〜、と思っていたが、なかなか直りそうもなく、ふと上司のキーボードに目をやると、よくもまあこれだけ汚れているものかというくらい手垢がこびりついていて、思わずクリーナーで磨きはじめる。最初は表面だけのつもりだったが、そのうちボタンを一個づつはがして徹底的にやりはじめた。
 
 お昼休みが終わっても、まだ復旧の見込はなく、私もキーボードの掃除がまだ終わってなかったので、そのまま続ける。2時ごろには、まるで新品のような美しさになった。前にも、私のキーボードが駄目になったとき、新しいのが翌日にならないと来ないというので、そのとき夏休中だったオジサマのをお借りしたのだが、そのあまりの汚さに、使う前に徹底的に掃除してあげて、やはり新品同様にしてお返ししておいたのだが、オジサマったら気が付いてくださらなかった。(そもそも、あまりパソコンを使わない方だったので気にしてなかったのだろう)

 今回の善行(という名を借りた暇つぶし。私の時給では本来そんなことやっていてはいけないはずである)は、気が付いてもらえるかしら。と思いつつ、3時になったが、どうやらシステム若手君はお手上げのようで、外出している古参(だが私よりたぶん年下)の帰還を待つ事態になってしまった。
 同僚が「仕事に差し支えますか?」とそのときになって聞いてくる。「うん、困ってます。支払日も近いし・・・」じゃあ、と彼女が上司のマシンを立ち上げてくれた。それができるのならもっと早くにやってくれてもよかったと思える。

 それにしても、モニターのサイズも違うし、設定も違うので、すっごく落ち着かない。それでも、のろのろ仕事していたら、5時に上司が帰還。
 「私のマシンこわれちゃったんで、お借りしています〜」
 「え?どうなっちゃったの?」
 「なんか、経理サーバに入れなくて、ドメインが無効とかになっちゃてるらしくて・・・」
 「え?そんなのオレ直せないよー」
 あなたに直してくださいなんて言ってませんって(笑)

 パートの人が帰ったあとは彼女のマシンを借りて、またモニターのかんじが違うので、なんだか気持ちが悪くなってきた。同じファイルでもマシンやモニターが違うとあんなに印象が違うのね。
 そうこうしていたら、やっとシステム古参が登場。

 自信満々で挑んでいたご様子だが、「あん?なんじゃこりゃ。変だよ」変だから未だに直らないのです。
 「いつからこうなったの?」「今朝、立ちあげたら。昨日はなんともなかったです」「あん?」

 この様子では、今日中に直らないのかもしれない・・・・明日は支払をまとめなければならないとなると、また上司やパートの方のマシンをちょこちょこちょこ借りながら仕事しなくてはならないのだろうか・・・けっこう神経使う仕事なのに、環境の変化に弱いからやだなあ。窓の景色が変わっただけで、なんか落ち着かないんだよなあ〜。と弱気になっていたら・・・・

 「これ何?」
 システム古参の興味を引いたのは、わたしの壁紙だった。どっかの天文台のが撮った赤いフレア。
 「て、天体写真です」(し、しまった、こういうときは無表情のまま「なんとか座のなんらたら星雲です」くらい答えたかった。失態)
 「なんだ、目かと思った・・・・で、多分これでOK」
 システム古参はとても無愛想なので、言葉もシンプル。でも、そういって彼が立ち去ったあと、確認してみたら全てOKになっていた。いったい何がおかしくなっていたんだろうか?

 というわけで、本日私がした仕事は「上司のキーボードをピカピカにする」だけでした。
 上司はちゃんと気が付いてくれました。「あれ?なんかキレイになってるけど・・・・」「何もやることなかったんで、磨いちゃいました」「ああ、ありがと」以上。

 あまりにも空しかったので、今日はやっとプールに行った。ほとんど水中歩行で体慣らしした程度。腰も首も大丈夫そうだったので、100メートルくらいがむしゃらに泳いでみた。ぜーぜー息が切れて、充実感が得られてよかったです。



9月11日

 首の調子はまあまあ。昨日お湯に長時間漬かったあとに湿布を貼りまくったのが少し効いたようだ。会社の同僚が先週末から腰痛で、一日中「いてて、いて・・・腰がいたあ〜い」と口にするので、「根性無し」と思ってしまう。今どきの若い子はまったく我慢が足らん。だが、思ったことを全てリアルタイムで発表する姿勢に好感が持てることもある。「ねむ〜い」「だる〜い」「疲れた〜」「も〜帰りた〜い」など。というよりも、無理矢理「素直なことはいいことなのだ。ほらほらお前にはそれができなくて散々苦労してきたのではないか。それを現実にやっている人間を見て羨ましくなっているのだろう?」と自分に言い聞かせないと、毎日のことだし、なかなか聞き流すのが大変なのである。

 ジュリアン・バーンズが何年ぶりかの新作を書いたようだ。(情報源 日本版ニューズウィーク)ちぇっ。知りたくもないことを知ってしまった。どーせ翻訳されるのまだまだ先だろう。
 そういや、ちょっと前に、人気作家名のドメインを押さえちゃったとかいうニュースがやはりニューズウィークの小さな記事になっていて、そのドメイン名がけっこう高値で売買されているらしく、その件でバーンズ先生がコメントをしていて「そんなもんに高い金払わないで、ちゃんと本買ってほしい」とかいうとてもまともなコメントであったが、それはいいとして、極東の島国に住む英米文学好きの元文学少女は別の意味で驚いていた。
 「ジュリアン・バーンズって人気作家だったのかあ!」
 知らなかった。でも、ジュリアン・バーンズ・ドット・コムなんてドメイン名で何するんだろう?

 そういやこっちは人気作家なことは存じていますし、翻訳者が原作者よりも日本では確実に人気あるんだろーなーなレイモンド・カーヴァー先生の「未発表短編集」も本屋に並んでたなあ。
 あと、これがとりあえず最後なんで「読み惜しみ」しているアーヴィング先生の本もあるし。(こちらはまだお亡くなりになっていないが、寡作だし、翻訳家泣かせなのかなんなのか、10年くらいして忘れたころに去年くらいからまとめてボコボコ翻訳が出た。分厚い著作が本屋に平積みにされ、この人も人気作家なんだよな〜でも、だれが読んでいるんだろうと不思議に思う。売れたのかなあ?)

 というわけで、極東の島国に住む大勢の人々と同じように英文の読めない外国小説好きの元文学少女は、好きな作家について語り合うお友達が圧倒的に不足していることにときおり苛立ちを覚え、やり場の無い気持ちを「京極夏彦と森博嗣が好き〜」な女友達をいぢめたりして憂さを晴らしたりしたこともありました。ごめん。
 
 ちなみに京極くんのお作はまだ、一冊も読めないでいる。やはり敵を知るには研究しないとと思うのだが、ど〜しても読めないのだ。1ページ目で脱落してしまうのだ。何か呪いでもかかっているのかもしれない。もしくはあれが英訳されていたら、もう少し(10ページくらい)読めるのかもしれない。

 それに関して、信頼する友人(彼女が勧めてくれた本はほとんど外れがない)に相談してみたろころ、彼女もやはりど〜しても読めないらしく、私よりも自信家の彼女は、すごい分析をしていた。
 「ああいうのはねえ。やっぱ、オタク心がないとだめなんじゃない?そうじゃない人ははじかれるわけ。リトマス試験紙みたいなもんでしょ」
 それを聞いて、「そうか無理して読むことないのね。エヴァみたいなもんなのね(観てない)」と安心した。

 リトマス試験紙といえば・・・・
 今日こそ、「ゴーヤはアルカリ性に違いない」という思い込みを実証しようと思っていたのに、家に帰ったらそんなことすっかり忘れて、残っていたゴーヤを全部料理してしまった。
 「化学する心」が「料理する胃袋」に負けた。

 それにしても今日の雨は凄かった。会社では窓際にいるのだが、カメラのフラッシュのような光が目に入ったので、「だれかが写真でも撮ってるのかなあ?」と思っていたら、数秒後に某国がミサイル攻撃でもしたかのような爆音。落雷だった。あんな音を聞いたのは久しぶりだ。数年前、朝寝ていたらいきなり轟音がして、寝ぼけながら「ああ、とうとうテポ○ンが来たかあ。でもまだ寝てたいんだけどなあ。ど〜せ逃げても逃げられるもんじゃないし、死ぬならこのまま布団の中がいいや」なんてマジに考えたのを思い出した。



9月10日

 首を寝違えてしまい、なんだか熱っぽくて何もやる気でない。あちこち調子悪くてなんだかなあ〜。
 というわけで、土曜日はまただらだらしていたのだが、夜はずっとテレビを観ていて、いつものように「ビバリーヒルズ青春白書」「ダーマとグレッグ」「お笑いバトル」と、土曜日のこのセットはけっこう癖になってしまっているかも。特に「ダーマとグレッグ」はけっこう面白い。(ハイソ出身のダンナとヒッピー風家庭で育った妻というカップルのコメディで、妻ダーマが毎回変なことやらかして、ダンナを振り回す。突然なにかにはまり出すダーマに親近感を抱きつつ、その極め方は羨ましくもある)
 
 それで、そのまま「デジ・スタ」とかいうBSでやっているCGの公募番組でニューオリンズで開かれたCG博覧会みたいなのを観ていて、なんとなくはまってしまい、そのままずっと観ていたら、久しぶりに立花ハジメをお見かけする。う〜ん、ちょっと老けたかなあ?

 今日こそ、プールに行こうと思っていたのだが、首が回らないので「これじゃあ、クロールで息継ぎができない」とあきらめる。
 やっと「アメリカン・サイコ」も読み終わったので、図書館に返しに行く。けっこうオモシロかったけど、やはり最初に読んだときほどではないなあ。というか、日本の現実が追いついてしまったのかもしれない。別に少年犯罪が云々ではないけれど、あの空虚なオタクぶりなんかは、会社の若い子たちの会話を彷彿とさせる。ブランド物とか携帯電話の話。まだまだぬるいけどさ。

 会話といえば、先週おかしかったのは、私の隣のパートの女性(40歳くらい。美人。今でも充分美人だが、十数年前は相当なもんだっただろうと想像に難くない)が、アルバイトに渡す現金を封入しているのだが、千円札の束があって、それが100万円分あり、100枚で束になっていてそれがまた10個で一束に括られていたので、私が思わず
 「叶姉妹の本で書かれていた1ブロックってそれが一万円札なんですよね」
と言ったのだが、彼女はその話を知らなかったので、「叶・姉が出した本に、あるお金持ちと付合ってたときに、その男が会うたびに1000万円くれて、彼女はそれをワン・ブロックと呼んでいたという話が書いてあるらしいんですよ。」と説明したら、
 「あら、ミヤノさん。叶姉妹の本読んだの?」
読むわけねーだろ。と、ちょっとムっとする。
 「いや、ワイドショーでやってたから・・・・」
 「そうなのお。でも、こういうお金をぽんぽん出せる人って本当にいるのねえ」
あのお・・・叶姉妹がそう書いているからって、それを鵜呑みにするんですかい?だいたい、それが本当の話だとしても、それがゴージャスな話だとは思えないんですけど。私には「麻薬取引のような話だ」と思えましたです。
 「でも、あの人達ほんとうにキレイよねえ」
うう〜ん。返事に困る。一般ピープルってこういうもんなのだろうか?あまりにも素直すぎて、どうしたらいいのか困った。それとも私が皮肉屋さん過ぎるだけぇ?

 図書館で、「pH」について調べる。「化学用語辞典」などを並べ、なんだか宿題やってる高校生のようだ。「水素イオン」なんか懐かしいぞ。名前を覚えていても、顔が思い出せないクラスメートのようだ。しかも「水素イオン濃度の逆数の対数をpHという」と書いてあって首の回らない頭が凍り、逆数と対数がなんだか今度は「数学用語辞典」を調べないといけないのかと目眩がするが(習った記憶はあるが、そんなの日常生活では出てこないし、虚数よりもロマンがないのですっかり忘れてる)それは、また今度にしておこうと思い、先を読むと「いろいろな溶液のpH値」という表があって、ビールは4.0〜4.5でやはり酸性。ワインも酸性だって。
 その中に「人間の体液」というのもあって、そういうのをやりたくなるのは私だけではないのだ、一般的な関心事なのだと嬉しくなる。だ液が7.2〜7.4になってたが、青色リトマス紙では赤くなっていたんだが・・・BTB溶液でもやってみなくては。しかし、涙が8.2でけっこうアルカリ性なのはなんでなんだろう?自分で試すためには、そうとう泣かなければならないよな。今度がんばってみよっと。
 ・・・・って、わたし、いったい何やってんだろうと、ちと不安になってきたが、「ゴーヤはなんとなくアルカリ性のような気がする」と思っているが、なんかだるいんで今日はやめとこ。(首の調子がおかしいので、頭に充分血液がまわっていないようなかんじ。単なる残暑バテかもしれないが)

 ここんとこ、週末だらけ過ぎかもしれない。缶コーヒーのCMでペンギン親子が動物園で「バカ正直」を観察しているが、わたしもいっちょペンギンに捕獲されて「無気力な週末のOL」とか札をかけてもらうのもいいかもしれない。缶コーヒーじゃなくてビール飲んでるわけだ。
 さて、また明日から仕事かあ。今週は金曜日休みだからちょっと嬉しい。



9月8日

 ビールは酸性かあ・・・・(毎日少しづつ実験中)
 ここのところ自炊していなかったので、久々に食材を買いにいったら、またゴーヤが安かったので、ゴーヤチャンプルに挑戦。前回は何が材料だったのかよく思い出せなかったのだが、その後テレビを観ていたら、どうやら卵と豆腐が入っていたことに気が付き、今回はそれにアクセントとして赤ピーマンを混ぜてみることにした。

 これが大成功。ゴーヤの苦みと赤ピーマンの酸味と豆腐の甘みが適度に混ざりあい、安い豚肉の味が数倍引き立った。作りすぎたかなと思ったが、ペロリと平らげる。ああ、食欲の秋。天高く馬肥ゆる秋。午年の私も肥ゆってしまうなり。そろそろ腰の調子もよくなってきたので、また運動を再開しないと。

 テレビを付けたら、渋谷が壊滅していた。ガメラとギャオスが大暴れしていた。よかった、早めに行っておいて。でも渋谷は一回あのように破壊しておいたほうがいいのではないかと思う。

 そういえば、昨晩は早く床についたのに、そういう日に限って遅くに電話が鳴る。一瞬またVDじいかと思い、しまったと思ったが、なんとB君だった。選挙のときにお手伝いした先生はやはり落選なさったそうで、いろいろ裏側も見てしまい、ちょっと凝りているようだった。
 そしてなんと、今度始める仕事は「無添加化粧品」!!!!!!前は宝石売っていたこともあったが・・・・

私 「そういや、東急ハンズでも、そーいうのの販売員につかまっちゃたんだよ」
B 「それって、いくらだった?」
私 「けっこういい値段だったなあ。化粧水だけだったけど、3ヶ月もつっていう大きなボトルが5000円弱」
B 「それ、安いよ。うちのなんて、洗顔石鹸と化粧水と・・・と・・・・のセットで3万5千円」
私 「高いよそれ」
B 「でも(以下、説明)」
私 「私、あんまり無添加だの天然素材100%って信じてないんだよね。ハンズの販売員も男の人だったんだけど、両手見せてくれて、左側だけすっごいキレイなわけ。そっちだけにスプレーしてるらしいんだけど、そんなに素晴らしいんなら両方きれいにしろよ、って思うし、ひょっとしたら左右で肌質が違う人を元々雇ってるんじゃないかと疑っちゃうし、それにそいつが『天然100%で全くの無害ですから目に入っても大丈夫なんですよ!』って、自分の目に向かってブシュブシュ吹きかけるんだけど、だったら無農薬栽培のレモン汁を目に吹き付けてみろよ〜とか突っ込みいれたくなっちゃうし・・・」
B 「あいかわらず、ちびまる子みたいなこと言ってるなあ」

 などと、会話を交わすが、大丈夫なんすかねえ、B君。心配だわあ。もっと心から応援できるような仕事見つけてもらいたいんだけどなあ。
 ところで、そのハンズで出会った「海の森」という無添加天然素材100%の化粧水のチラシのようなものだけもらい、後で読んでみると、成分のおおざっぱな説明のあとに、「ひとこと」と付け加えてあって「好転反応」についてはまあいいとして、

 外用の場合は、皮膚が外からの異物に対して防御する働きが強く、まして水溶性の物質は原則として経皮吸収しません

 という謎の文章が書いてある。なんじゃこりゃ?これじゃあ、「化粧水なんていくらふりかけたって無駄ですよ」って意味にとられそうだ。なんか違うことを訴えたいんだろうけどさ。

 化石が安売りされている。なんだかとっても欲しくなる。友達が前に40万円くらいする指輪を買ってしまい、3年ローンのようだったが、彼女は当時あまり働いていなくて、自宅暮らしだったからバイト生活なのにそれはまたなんで?と聞いたら、

 「これをぱっと見たときに、この指輪がなくてはこの先の人生もありえない、くらい思いつめちゃって・・・えへへ」

 と、コメントしていて、そーゆーもんかねーと思ったが、なんか今の私も化石がないとこの先、生きていけないかもしれないっつうくらい思いつめているのかもしれない(笑)
 
 というわけで、そろそろ誕生日なんですが、お友達の皆さん、宝石よりも化石みたいですよ。安上がりでよかったですね。



9月7日

 昨日、久々に街に出て、買い物しまくったせいなのか、ついにBTB溶液や化石を手に入れた興奮からなのか、ぜんぜん寝付けなくて、朝起きてからテレビ付けてからまた寝てしまい、ワイドショーをBGMに浅い眠りに入っていたら、大澄ケンヤにダンスを習っている夢を見てしまった。
 午後になって急に首が張ってきて、喉のあたりも熱っぽく、これは渋谷で悪い病気でももらってきちゃったかしらと思ったが、単なる寝不足だと思われる。帰りになにか油っこいものが食べたくなり、商店街の揚げ物屋さんで、どう考えても2人分の品を買ったら、おじさんが唐揚げを一つおまけしてくれた。

 TBSで7時台の番組を見ていたら「親と子は似るのか?」というテーマで、遺伝行動学の先生立ち会いのもと、一卵性双生児を6組集めて、半分に割って全く同じ条件で合コンしてみたら、双子達は見事に同じ行動を起こしていて、爆笑。あれだけ一時間オンエアしてもらっても見ごたえあったと思う。

 ああ、やっぱ眠い。今日こそ早く寝よう。明日がんばればまた休みだし。

 アンモナイトの名前(別に命名しなくてもいいのですが、命名してかわいがっていた植物も死んじゃったし、こいつに名前をつけてかわいがろうと思う)はフィボナッチにしました。



9月6日

 After my office hour,I felt  boring.I can't go fitness club with my crashed ・・・やめた。どうして英語って「腰」という言葉がないんだろう。
 waist や under back じゃあちょっと違うんだよなあ。 肩こりっていうのも無いしなあ。

 というわけで、暇だったし、涼しくなったので、「休日に行くと人間が嫌いになる」ので、最近はあまり近寄っていない渋谷まで出た。
 やはり思ったよりも人は少なかったが、しばらく行かないうちにまたお店がいろいろ変わっていて、なんだか海外旅行しているような気分になる。スペイン坂のフレッシュネス・バーガーは前はなんの店だったけ?しばらくシネマライズで映画観てないんだなあ。(トレインスポッティング以来あのあたりを歩いてないということだな)

 さて、やはりものすご〜く久しぶりの東急ハンズ。お目当てさんはどこにいるのかなあ・・・と、売り場案内を見つめ「どうも、この実験用具というのが怪しい」と見当をつけ、行ってみたら、やはりありました。
 それにしても「水質検査キット」がいろいろ並んでいるのに驚く。そんなもんで検査して「塩素濃度が高すぎる」とかわかってしまったら、もう水道水使えなくなりそうでこわい。
 私のお目当ては、BTB溶液。なんかこんな容器って高校の理科室にたくさん並んでたなあ、と懐かしむよりは、「BODY SHOPのシャンプーの一番大きい容器」みたいである。色もそんな感じだし。味もそっけもないラベルには、簡潔な取り扱い注意事項が書かれているが、こういうのって賞味期限(?)って載ってないんですね。「2.開封したあとは直ちに使用してください」って言われても、これ全部使うのは大変だと思う。
 
 でも、せっかくだから500mlで2600円のこいつを購入。気分を出すために、10mlのかわいらしいビーカー(500円もしやがる。もっと大きいものの方が安かったのだが、一番小さいのがやっぱかわいい)とコマコメピペット(240円)も同時購入。これで、実験気分が満喫できる。でも、ピペットなんてすぐ割れそうだけど。

 ついでに90円のリトマス紙もついにゲット。浮かれて赤も青も買ってしまった。
 レジの長い行列で、試薬を持って並ぶおねーさんもここ東急ハンズではなんの恥ずかしさもない。私の次に並んでいた女の子は、ガスバーナーでビーカー加熱するときに使う足(なんて名称だったか忘れた)を持っていた。何に使うんだろう?アロマテラピー?

 お目当てを買い込み、ほくほくしながら、今度はついでに「あれ」も探す。その昔、一時期ブームになったときには、けっこう見かけたが、今もあるのかなあ?方々探して、結局、アクセサリーなどのパーツの隣で発見。ガラスケースの中に入っていた。

 もっと高価なものかと思っていて「見るだけ」のつもりだったのだが、こんなに安かったのか!
 ジュラ紀のものは、箱に入っていて数千円したが、デボン紀のものは、ビニールに入っていて、たったの880円。約3億5千万年前のもの(と、書いてある)がこんな安くていいのだろうか?
 しかもジュラ紀のほうは、1億3千万年前で、そちらの方が新しいのに高い。たしかにジュラ紀のほうが、化石っぽくて、デボン紀のは「単なる」としている。モロッコ産出。
 どーしよーとしばし悩むが、触わって遊びたいので安いほうにしておく。店員を捕まえてケースを開けてもらい、レジに持っていき「袋いらないです」とシールだけ貼ってもらって、カバンに放り込む。

 わーいわーい、化石だあ、アンモナイトの化石だあ、と外に出たらさっそくビニールをはがす。磨かれてつやつやしていて、頬に当てるとひんやりとして気持ちいい。よくビルの柱とかの大理石なんかに埋まっているようなやつなんだろう。私は酔っ払うと「ひんやりした石」に顔を押し付ける癖があり、昔トイレの高級そうなタイルにへばりついているのを友人が発見してひきずりだされたことがよくあったが、あの感触を思い出す。

 それにしても、3億年で880円とは、あまりにも可哀相だ。昼飯も食えないじゃん。しかし、こう考えることにした。
 「おばーちゃんが若いころは、1万円あれば一生暮らせるような時代だったという話を聞いたことがある。時とともにインフレが進むと仮定して、少なく見積もって100年で10倍になるとしたら、3億年前の880円というのは、ビルゲイツの資産並みの金額になるのではないか?」
 帰り道に必死で計算するが、暗算が苦手なのでなかなか答えが出ない。さっき家に帰ってから電卓持ち出したが、うちの電卓は1千万までしか桁がない。(たしかにそれ以上必要ないよな)そういうわけで、久々に自宅でエクセルを立ち上げたのだが、100年で10倍で3億5千万年たつと、880円が308億円になるという答えが出たのだが、それでいいのだろうか?あまり自信がない。ビルゲイツには負けてしまうようだが、もっとインフレが進んだときも長い年月にはあっただろうから、いい勝負になるかもしれない。

 まあ金の話は置いといて、こんなに安いのなら前から一度やってみたいと思っていたことが実行できる。
 坂田靖子の短編漫画に、海の底で優雅に暮らしていたアンモナイトが、ある日土砂に埋まってしまい、ずっと真っ暗闇だったのが、ついに明るいところに出られたと思ったら、そこは標本室で、なんだか乾いてて居心地が悪く「海が恋しいよ〜」と嘆いていたら、あるとき誰かが海に投げ入れてくれて、「わ〜い、海だあ」と大喜び。という話があって、一度それをやってみたかった。

 私の880円のアンモナイトも、3億年も海を知らずに眠っていたのだ。
 そのうち海に行く機会があったら、還してあげたい。湘南とか九十九里じゃあだめかなあ・・・でも地中海だと、いつになるかわかりませんぜ。
 それまで、我が家でじっと我慢しているように。

 というわけで、今日は楽しかったです。BTB溶液も見事に黄色くなり満足。明日の朝どうなるか楽しみ。中和後にどういう色になるのか試さないと・・・

 ああ、夢中になって書いていたらすっかり遅くなってしまった。
 会社で暇を持て余して書いた、「エロスとタナトス」をアップ。これが一般的な体験なのかどうか、私にはわかりません。 



9月5日

 昨晩もまたテレビをつけたままにしてたら、NHKで「NATOによるベオグラード空爆の中で日記をインターネットで公開した少女」のドキュメンタリーをやっていて、ついつい観てしまった。
 彼女は思わぬ批判を浴びてしまう。「あなたは、コソボで迫害されているアルバニア系住民のことを考えたことがありますか?」
 構図はややこしい。西側(NATO軍に所属する国々)諸国の人々は、ベオグラード市民がどんな想いで空爆に耐えているのかよく知らない。だから、彼女の日記に興味を持った。しかし、彼女はそもそもなんで空爆を受けているのかよくわかっていないし、コソボで何が行われているのか正確な情報を得ていない。
 国の指導者が間違った行動をしたときに、制裁を受けるのは一般市民であるわけで、もちろんそういう指導者を選んでしまった責任はあるわけだけど、じゃあだからって、日本が南京で大虐殺してるからって東京が空襲されていたとして、そこに住む私は何をすればいいのだろう?
 「私だったらたとえ殺されても政府に抗議します」
 などと断言していたアメリカ人もいたけど、そいつを空爆の下に連れていってやれよと思う。

 たしかに、政府を選ぶ権利はある。たかだか選挙権だけど。でも、政府をきちんと選ぶ責任つうのは1票の重みよりも重いのかなあ?
 選挙権は棄権したりできるけど、空爆は逃れられないし、生死を決めてしまう。
 もちろん、政府のやることをきちんと監視していかなければいけないわけだけど、政府がするコントロール(戦時中の日本しかり、ユーゴしかり)のほうが強いわけで、それを「あんたちゃんとわかってんの?」と、ベオグラート市民に問うことは簡単だけれども、だから空爆が正当化できるのか?

 などと色々考えてしまい、考えながら安ワイン飲みすぎてしまい、ベロベロになってしまったではありませんか!(それは自己責任)
 まあ、でも、ネットによって、そういう戦禍に巻き込まれている人と、外にいる人が情報交換できるのは、少しは明るい未来なのかもしれない。
 私も有事の際には世界中に訴えられるように、やはり今から英語で日記をつける習慣をつけておいたほうがいいのかもしれない。

 So,today I was very sleepy because I coudn't sleep well last night.
  Also today I didn't have so many job,and my boss had been to another department doing another project,so I had many free time to think something.
  My memories were running around , cause of  pornographic magazines.WHY? I asked myself.
  But,I thought It was good occasion.Then I spent my office hour to write THE  PRIVATE STORY ABOUT PORNOGRAPHY.
  I hope to update this file tomorrow.

  やれやれ、英語で論文書くのには、あと数十年かかりそうだ。
 有事が先か、私が英文で日記がすらすら書けるようになるのが先か!試したくありませんです。(涙)
 そんなことにならないように平和を目指そう!(逃避)



9月4日

 なんでいきなり涼しくなるのだ。ちゃんと天気予報も観ずに、いつもの服装で会社に向かったのだが、寒くて鳥肌が立ってしまった。
 昨日の夕暮れに季節の移ろいを感じて、思いっきり黄昏たのだが、これはこういう目に遭う予告編だったというわけか。

 椅子に座って同じ姿勢でいるのがやや辛かったが、それも大したことはなく、2日間休んで少しは仕事が溜まってるかなあと期待していたのだが、本当に「少しだけ」溜まっていた。いつものようにちんたらやる。
 いつのまにやら(私のいなかった9月1日だと思われる)小さな配置替えがあったようだ。どーでもいー。けど、私にも教えてくれたっていいんじゃない?あの人の仕事は誰が引き継いだ、くらいは教えてもらわんと。まったく不親切というか、なんかよーわからん。まあ、どーでもいーんだけど。それなのに中途半端なもん回してくるんだから、困るわ。ぷんぷん。誰に確認とっていいのかわからんじゃないの。

 と、久しぶりの仕事に小さな愚痴を吐きつつ、なんとか時間は過ぎ、さあて帰りの時間。
 へへへ、やっと「ごんぎつね」が読める。秋の訪れにこれほどふさわしい選択もないでしょう。
 そうか、新美南吉さんという方がお書きになったのね。なるほど、「ごんぎつね」を書いたのは18歳で、30歳でお亡くなりになっていると。
 
 なんと、「てぶくろを買いに」もこの方の作でした。この話も大好きなのだ。おかあさん狐が子狐の片手を人間の手に変えて「これで手袋を買うのよ」といってひとりで町におつかいに行かせるのだが、子狐はまちがって狐のほうの手を戸の隙間から出してしまう。帽子屋さんは「おや?」と思うが、狐の払ったお金が木の葉ではなく本物だとわかり、手袋を売ってあげるという話。母子の愛情に満ちた話で思わず「おかあさ〜ん」と叫びたくなること請け合い。(次回、母にいたぶられたら、これ読んでお清めしようと思った)

 これ読んだだけで、電車の中でうるうるしてしまい、やはり車内で「ごんぎつね」を読むのは無謀かと思われたが、いやいや、その人前で涙をこらえる快感のために買ったのではないの、と冒頭部分に目をやるが、やはりこれは危険すぎる、いけないわ、そんな、と童話でこんなに楽しめるとは・・・うれしすぎる。
 
 他の話で慣らしながら、いよいよまた「ごんぎつね」に戻る。
 そうそう、うなぎを盗んじゃうのよね。うんうん、うなぎの恨みはやはり深いなあ・・・と別のところに気持ちが飛ぶが、短い話だし、あっという間にクライマックス。この切なさはたまらん。人魚姫とごんぎつねは本当に泣ける悲恋ものだ。「ごんぎつね」は別に恋愛物ではないのだけれども、それでもなんか禁断の愛というか、現実世界でもありそうな関係をとてもシンプルに描いていて、子供の頃はそれがなんなのかよくわからなかったけど、大人になって読んでみると、自分がそんな経験したかのように思えてくるから不思議。

 要するに、ついついからかいたくなるような、いつもちょっかい出してしまうような人がいて、ある日その人にいつものようにいたずらを仕掛けたら、それが相手に予期せぬダメージを与えてしまい、あわてて償いの行為に出るのだが、相手はこっちのことを目の敵にしているので、その償いを自分がしているとは思ってくれず、がっかりしてしまうのだが、それでも相手が喜んでくれるのならと続けているうちに、それがなんか自分にとっても大切なことになってしまい、相手にわかってもらえなくてもしあわせなのかも、なんて思い始めたとき・・・・相手に殺されてしまうのである。向こうも今までの行為がすべて私のしたことだとわかり、そこで一瞬気持ちが通じ合い、みつめあう二人。しかし・・・・そこで私はこときれてしまうのだ。

 号泣。(いや別に、自分がそういう経験をしたわけではありませんが。でもこのシナプシスで、トレンディドラマが1クール作れそうではありませんか)やっぱ最後には死なないと・・・特に死んじゃうのが動物だと気持ち良く泣けていいわあ。これって久々にやると癖になりそう。そうか、あとは人魚姫と、子鹿物語と、なんだっけ?



9月3日

 リハビリに少し散歩しようと、久しぶりに日曜日の下北沢に向かう。今日はお祭りらしく、子供御輿とすれ違う。
 なんだか人も車も多くて、下北沢の狭い道をのろのろ歩き、やっと「ぶっくすオリーブ」にたどり着いたら「本日休業」の札が掛かっていた。前に来たときもシャッター降りてたし、日曜は休業になっているのか、それとも単なる偶然なのか、私が嫌われているのか謎だけれども、仕方なくすっかり「プチ裏原宿」と化して、雑踏がうざい中を駅前に向かう。それほど人込みを歩くつもりもなかったので、気合の入らない服装で、化粧もしてないし、知合いに会ったらやだなあ、などと思いながら駅前の本屋に到着。

 ここも、なんだか混んでいて、平積みの雑誌は散乱していて、やっとハーパス・バザール創刊号を探しあてるものの、すでに「雑踏酔い」していて気が散漫になっているところに、山形氏のこれまた散漫な文章を読んでもあんまり集中できず(たった1ページなのに)ともかくもっと静かなところに移動したくなり、外に出て代田方面に向かうも、今度は大人御輿が同じルートを通っていて、道一杯に人が広がっていて追いぬかせない。
 なんとか電柱の裏などを抜けて、御輿担ぎの人達とぶつかりながら先に行く。見た目で「汗くさそう」と思ったのだが、意外にもというかなるほどというか、酒くさかった。

 変な営業車を発見。会社名の横に小さく「海藻部」と書いてあった。海藻ってワカメや昆布?それをどうするのだろうか?でもすれ違っただけなので見間違いかもしれないと思いつつ「海藻部以外にはその会社には何部があるのだろうか?」と考えながら歩いていたら、その車が戻ってきた。住宅街をなんでうろうろしているのだろう。日曜日だから社用で使用しているのではないかもしれないが、運転席と助手席の男性はスーツ姿だったので、気になった。お金持ちの家の水槽に海藻を宅配しているのだろうか?だったら作業着だろうしなあ。新規開拓の営業?でもなぜ水草ではなくて海藻なんだろう。淡水用の場合はなんていうのだろうか?それともやはり食用なんだろうか?
 会社の名前を覚えておいてあとで調べてみようと思ったのだが、忘れてしまった。どうしてこんなに記憶力が悪いのだろう。

 などと歩きながら、昆布で思い出した話。
 学生時代になぜか「おせち料理にはそれぞれ意味がある」という話題になり、「黒豆はマメになる、とか、ダジャレが多いんだよね」などと話していて、では昆布巻きはなんだったけ?となり、数人で必死に考えたのだが誰も思い出せず、ついに誰かが「長いものには巻かれろ。じゃない?」と言うと、皆、「そうだ、そうだ、きっとそうだ」と納得したものの、な〜んか違うような気がして、家に帰ってから母に聞いてみたら、
 「まったく、今どきの大学生はバカなんだから・・・よろコブでしょう」
 と笑われたのだが、でもそんな「よろコブ」よりも「長いものには巻かれろ」のほうが高度な解釈だと思うので、それ以来私は個人的にそちらを採用している。といっても、正月に昆布巻きを食べるときに「さ〜て、今年も長いものには巻かれて、平穏無事にやり過ごそう」と誓う(?)だけだけどさ。

 でも、気になるなあ。海藻部。普通、部署の名前まで車に書かないような・・・・
 そのまま、松原までのんびり歩き、羽根木公園を横切り、家に戻る。腰の調子は悪くはないが、なんだか東洋医学的に「気が満ちない」感じで、いまひとつパワー不足。夕焼け眺めながら歩いていたら、なんだかしんみりしてきちゃったし・・・・でもそれは明日は会社に行かなければならない我が身を悲しんでのことかもしれない。4日休んだわけだから、かなりユーウツ。



9月2日

 昨晩、エガミ嬢に「やっぱ明日はだめみたい。昨日、今日と寝たきりなのよん」と電話して、病状などをたらたら話し、そのまま彼女の新しい職場のことなどを聞き出し(Eコマース系なのでカタカナ用語がさっぱりわからないとぼやいていた)、私も暇だったし2日間閉じこもっていたので人恋しくなっていて長電話になってしまったのだが、電話が終わって気が付いた。
 腰が少し良くなっている!

 これはきっと今日のイベント(旧知のJ君がベイホールでライブをするというので、できるものなら行きたかった)に、一人で行くのが寂しいエガミ嬢の「ミヤノさん、腰治って!」という切なる願いが効いたのであろうか。彼女はドラムン・ベースのパーティだと平気で一人で行くのだが、今日のはトランス系なので、できたら連れがほしいと思っているみたいなのである。
 ううむ、愛は呪いに勝つ?

 そういうわけで、今日は起きてから早速フロに入り、布団も干して、銀行に行って家賃を振り込み、その足で図書館に行って、植物図鑑などをめくっていたが、暑さのためと病み上がりのせいか図書館で立ち眩みを2度も起こし「なんだか薄幸の美少女っぽいわ」とたぶん誰も賛同してくれそうもない妄想に浸りつつ、帰り道にたくさんある薬局をひとつひとつ覗くが、いまひとつ私の理想の店員に巡り合えず(ほとんどの店が若いギャルのバイトを雇っているので話にならん)、そんな贅沢を言っているわけではなくて、なんか世間知らずそうで生真面目そうな、できれば黒ぶちの眼鏡かけてて色が白いと尚可なんだけど、(けっこううるさいのかも・・・)この私が「BTB溶液ありますか?」と質問してもいいと思えるような人材に巡り合えなかったので、別に急ぐことはない、もうちょっと体調を調えてからにしようとあきらめた。

 やっとスーパーに行けたのだが、ひと歩きして大汗かいたあとだったので、食材を買う気分にならず、水もの(牛乳・グレープフルーツジュース・ビール・サングリア)ばかり買ったら、これがまた重く、帰り道でまた再発したら誰が責任とってくれるんだろうなどと心配しながら歩いたが、さすがに酒を途中で放棄するわけもなく、ちゃっかり家までたどりつく。

 腰の痛みは完全にピークを過ぎ、あの「ぎくっと来そうな不安感」からは脱出したみたいだけど、まだ体勢によっては痛くて、まあやっと「普通の腰痛」くらいには治まったというかんじだが、さすがに今夜でかけるのは無謀だろうから、やはりあきらめよう。あと2日あればなんとかなったんだけどなあ・・・最近そういうこと多いなあ・・・残念だなあ・・・気分は乗っているのに体がいうこときかないなんて・・・

 夕方になって、急に汗臭いタオルケットも洗いたくなって洗濯機回していたら夕立。おいおい、勘弁してほしいぞ。すぐ止んだのでよかった。
 なんだか暇を持て余したんで、やっと表紙の壁紙を変更。なんだかおどろおどろしくなってしまった。暇だったんで画像いじりすぎ。
 ついでに日記にしおりを付けようと思ったのだが、めんどくさくなり断念。
 



9月1日

 いつもだと、月初には表紙の壁紙を変えたりしているのですが、それどころではありません。(ものすごく変な姿勢でパソコンに向かっている始末。休み休み書いてます)
 立つのも座るのも辛いのでありました。
 コロラドの呪いをなめちゃあいけませんね。
 しかし、なぜだか気分はいいんですよね。今までのパターンだと、この状態になるとドップリ落ち込むはずなんですが、どうしちゃったんだろうか。頭の中まで壊れたのだろうか。
 「ま、夏休だと思って寝てよ」
というわけで、今日も会社休んでごろごろしてた。さすがに昨日ほど気を失ったようには眠れなくて、ときおりテレビなどを付けながら、やっと食事もできたし、(昨日は全く食欲がなく、夜になって小腹が空いたのだが冷蔵庫にはろくな食料がなく、雪印の個別包装バターを2個かじる。バターそのまま食べたのは20年ぶりか?懐かしい味がした。)非常食のレトルトカレーはまだ7食分あるので、飢え死にする心配はなさそうである。よかった先週お米買っておいて。

 どうせ本を読める状態ではないのだが、bk1から「出荷のご案内」メールが届いていて、今ごろ会社の私の机のうえに放置された「ごんぎつね」が寂しがっているのではないかと思うと悲しい。

 しかし、2日間寝たきりだと布団が湿ってきてきもちわるい。シャワー浴びてて一撃を浴びた恐怖心から、風呂にも入れず(だいたい屈むことができなくて、歯を磨くのに椅子に座っているのだ)床擦れになりそうだ。シーツ替えれば多少は解消するのだろうけど、あの作業はちょっと危険なんで今日は保留。

 などと、ぼやきながら、やはりどこか他人事なのであった。やはり頭の方にもなにか一撃を受けたとしか思えない。あ〜心配。(明るい)



 
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