平成10年・第1回定例会より

 三鷹−立川間の連続立体化及び複々線化の進捗状況を答えていただきました。用地買収59%、用地測量85%と、着々と進んでいるようです。でも、まだ立川まででは私たちは指を加えて見ているような現状で、八王子市民にとっての問題は、立川より西の、立川−高尾間の複々線及び立体高架化なんです。複々線化事業については、JRが事業主になるとのこと。立体高架事業は、都が事業主となり、東京都が都市計画決定をするということですが、八王子は東京都のレギュラーメンバーなんです。開幕スタメンのクリーンナップです。もっと都に対して、立川−高尾間の複々線化について、強いリクエストをしてしかるべきと思います。
 今こそ、八王子市は立ち上がらなくてはいけないという危機的な状況に達しているのではないでしょうか。高速道路を使えば、スムーズに都内に出られるということで、引っ越しては来たものの、インターチェンジにつながる道は旧道の片側1車線のネックである1本道。朝は、家から料金所まで1時間近くかかってしまう。都心への交通形態が非常にお粗末です。
 マスコミも言っていますように、かつては鉄道マンが正確無比を誇っていたという列車のダイヤも、中央線は現在のようなていたらく。さすがに今現在では、JR職員の方も頑張っているようですが、一部の職員の方は、これも熱心な読売新聞さんからなんですが、3月12日には「立川駅で、運転士がホームの立ち食いそばを食ベ、発車時刻を10分遅らせる。乗客無視の事態が起きた」と書いてあります。いわゆる陣馬そば事件です。陣馬そばの店員さんには、ちゃんと発車峙刻に間に合うようにそばを出してもらう。最悪、運転士のみ車内持ち込み可、そんなお願いをしたくなるような事件でした。
 国鉄本社営業部貨物課にお勤めでした伊藤寿昭議員にも、過日、熱心なお話を伺いました。立川より西の複々線化の話は、伊藤議員によりますと、どうも青梅−立川間に行ってしまうのではないかという危惧もあるようです。それも含んだ立川より西の輸送力の強化、複々線化及び立体高架化について、現状と市の将来プランをお答えください。

 そしてテレメディアの通勤情報は、JRと協議をしていきたいとのお答えをいただきました。テレメディアにて、朝の通勤情報を流すことは、早急に実現に向けて話し合いを進めていただきたいです。私なども、朝、車で都心部まで行く場合は、必ずMXテレピの首都高情報を押さえてから家を出ています。さらに中央道情報センター、91-0058にも問い合わせをいたします。でも、それらは八王子市民のための情報というよりは、不特定多数に向けての情報というイメージがどうしても出てきます。
 私は、言うまでもなく、八王子テレメディアには将来性を感じています。ほんの少しずつでも、時間をかけてでも飛躍をしてほしいと思っていますが、いつも言うとおり、CATV、八王子テレメディアというのは、市艮の利便に役立つという、公共性を持ったプラスのツールなんです。見る側にとっての本当の公共性というのは、こんなところにあるのではないかと思っております。決して、港区に住んでいる人の役に立たない。それでいいと思うんです。事故や災害の情報を流すのはもちろんですが、市民の皆さんが本当に必要なのは、日常の情報なんです。
 ですから、例えばJR八王子の駅員さんが、電話でテレメディアに、今は5分遅れで乱れているとか、きょうは順調だとか、人身事故が発生したとか、そんなものでいいんです。決して大げさじゃなく、これこそがシティチャンネルならではの手づくりのよさがあるのではないでしょうか。確かに、それに伴い人件費等々の問題も発生しますが、そのことでどれだけ市民が喜んでくれるか。これこそが公共性と思いますが、この点についてはいががでしょうが。私は行政視察というのもいいですが、緊急に議員全員でJR中央線に乗って、現状を把握することも必要だと思っております。あからさま過ぎるというのであれば、市長には変装してもらっても結構です。
 最後に、市長へお尋ねしますが、市長は最近朝のラッシュ時のときにJR中央線に乗ったことがあるでしょうか。ぜひ、多くの市民の通勤の苦しみを抜き打ち体験していただきたいと思います。ゴルフでは、遅刻した場合2ペナですが、そうはいかないケースもございます。例えば、市長の御子息は東京大学を出て、今は通産省にいらっしゃいます。もし、入学試験のときに中央線が大幅におくれて、遅刻していたらどうだったでしょうか。精神的にも追い詰められ、あせって、下手をすると試験に失敗していたかもしれない。言葉は悪いですが、グレていたかもしれない。通勤しているサラリーマンやOLだって、一々言いわけする精神的苦痛。公共交通機関のおくれは、多くの市民にマイナスなんです。市として、JRに正確な運行をしてほしいと正式に申し入れてはいかがでしょうか。この提案を含めて、八王子を支える通勤サラリーマンのための鉄道輸送力の強化についての考えをお話しください。以上で、一般質問を終わります。御清聴ありがとうございました。



都市計画管理室主幹(小牧喬明)

 立川以西の輸送力の強化でございますけれども、考え方としまして立体化、あるいは複々線化のほか、先ほど申し上げましたけれども、現在、三鷹−武蔵小金井間が317本でございますけれども、豊田−八王子間は159本でございますので、そのあたりでの運行本数の増加等が考えられるというふうに考えております。
 ただ、それにつきましては、線増用地の買収であるとか、駅の改良等が必要になるというふうに考えられます。いずれにしましても、鉄道事業者として、事業費用のこともございます。八王子市単独ではとても解決できる問題ではございませんので、都市側としての東京都、あるいは沿線各市との合意形成を図っていくことが当面の課題というふうに考えております。

生活文化部付主幹(坂井力)

 電話連絡という方法も確かにございますけれども、実際に艮放等が今行っておりますテロップでの方法、これがどのような形で情報のやりとりを行っているのか、早急に調査検討してみたいと思います。いずれにいたしましても、身近な情報の提供というのは、CATVにとっては大変重要でございますので、今後、消防署またはJR等ともいろいろ協議をして、生活に役立つ情報の充実に努めていきたいというふうに考えております。

市長(波多野重雄)

 最近、通勤時間のラッシュのときに乗ったことはありません。今、御質問者のおっしゃるように、中央線が大変混雑をしますし、事故等も新聞に出ております。実は今度、八王子市にJRの支社ができました。従来は、田端まで行かないと、中央線問題が解決しなかったわけでありますが、新宿から甲府までの管轄は、全部JR八王子支社が管轄をするということになりましたので、先般、支社長とお話をいたしました。
 まず、現在新聞等で大変騷がれておる中央線に安心して乗れる、そういう中央線にしてほしいということが第1点。第2点は、どうも豊田どまりが非常に多い。これでは車庫の問題を別にして、八王子どまりにしてほしいという要望をしてきました。そこで、それでは早速八王子どまりをするように、全部というわけにはいきませんけれども、豊田どまりを八王子どまりにするようにしましょうというお話をいただきました。
 そして、さらにホームの改造をしていただきたいと。上り下りが、今一緒のホームでありますから、非常に混雑をしていますが、これを別途にするようなホームの改造をするということ。さらに、踏切が非常に多いので、はるかかなたに立ち去るまで、電車や列車がずっと向こうに行くまで踏切が上がらない。これは非常にいらいらするので、あの速度で行った場合、もう踏切を越せば即上げても、その車が戻ってくるわけではありませんから、大丈夫じゃないかということもお願いしまして、その点も改造しましょうというお話もいただきました。
 いずれにしても、中央線は本当に安心して乗れる、そして市民生活を守っていただけるように、JRの支社長にいろいろと、今、御質問者の言うような問題を、まだ1週間ばかり前でありますが、お願いをいたしました。快く支社長もお受けになられましたので、今後は文字通り快速、快く走れるような中央線にするというお約束をいただきましたので、さらにきょうの質間を受けて、申し入れを強めていきたいと、こんなふうに考えております。