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川奈ホテル 富士コース Reg,Tee

【MYクラブ】
- ウッド
- D ドライバー なぜか男性用
- 3 スプーン
- C クリーク
- アイアン
- 5
- 6
- 7
- 8 グリーン回りの転がしに使うことも。
- 9
- PW
- F フェアウェイウェッジ
- SW
- SV「ヴァイパー・ヴァイト」通販で有名(?)な、グリーンの上でボールが落ちた地点にぴたっと止まるという、優れ物のウェッジ。私の場合使い方が悪いので、相変わらずグリーンを横切る佐野流アプローチに。
- P かまぼこ型を使用。
【解説】(スコアカードはこちら)
★1HOLE/使用クラブ D,3,P,P
- はじめがPARから入ると気分が良い・ 2オンに興奮して、わずか2クラブのスライスラインが全く読み切れない。
★2HOLE/使用クラブ D,C,F,8,P,P
- コース中央やや右に大きなバンカー。このバンカー左サイドのところまで210ヤード。ここまでこないと、平らに打てない上り。ドライバーは、平らなところまで届かずクリークを持ったが、右足下がりの打ちにくいスタンス。やや右にプッシュアウト。あとはよらず、入らず。
★3HOLE/使用クラブ D,6,6,6,PW,P,P
- 6番アイアンを3回も持っているということは、ミスショットの連続。かなりきつい上り。上りはいつもこうなる。
★4HOLE/使用クラブ D,F,7,C,F,F,F,P
- ドライバーが右の林に捕まる。従って二打目はフェアウェイウェッジで真横に出すだけ。しかしこれがFWに出ず、手前の深いラフに。このコースFWキープ率1/7。おバカ。
★5HOLE/使用クラブ C,7,P,P,P
- かなり極端な打ちおろしなので、181ヤードといっても、クリークでちょうどいいはずだった。が、かなりのヘッドアップ。上をこすられただけのボールは、かなり手前のラフに落ちた。2オンには成功したが、いつものパッティング。『一打は一打だ』とオヤジゴルファーがわけ知り顔で言う姿が浮かぶ。オヤジって、まとめが巧いんだよね。
★6HOLE/使用クラブ D,3,F,S,S,F,P,P
- 右ドッグレッグで、ティーからピンは見えない。ドライバー、スプーンとも絶好調。ラクラクの3オンのはずが、いつもの持ち球のアプローチ。グリーンをするすると横切り、奥バンカーの縁に止まる。途中まで気持ちは3オン確実なので、こういうのが一番くさる。
★7HOLE/使用クラブ D,6,F,F,P,P
- ドライバーで、とりあえずポコポコ出ている小山を越えた。細いフェアウェイに、かなり砲台に突き出たグリーン。平らにスタンスを取ることが出来なかった。
★8HOLE/使用クラブ C,P,P
- ちょっと大きめかなと思ったが、ピン奥3メートル位のとこにオン。パットに自身のない私は、入れようと思わず、無理せず2パットでパー。
★9HOLE/使用クラブ D,6,P,P,P
- これが私のおバカの方程式。ドライバーの当たりも良く、FWど真ん中キープ。6番アイアンで、どうにかカラー内側に2オン。しかし3パットなのである。『あーもったいない』『せっかくの2オンも、あれじゃぁね』『ドライバーの一打もパットの一打も、一打は一打だ』という見知らぬオヤジゴルファーの声が何処からともなく聞こえてくる。
Break Time |
川奈はスルーラウンド式で、ハーフでお昼ということはない。茶店で少しのブレイクなのだ。
アマチュアゴルファーとしてはここでなにがしかの、エネルギー補給及び水分補給はマストである。ここにはバナナがあったので、外人ゴルファーの様にバナナをほうばる。バナナって腹持ちがいいんだよね。
しかし『女子アマ市議ゴルファー』としては、ここでやらなくてはならないことが沢山ある。UV対策、日焼け対策である。顔の日焼けはアタシの場合、色白なので赤くはなっても黒くはならないが、シミ・ソバカスがかなり出る人なのだ。いや、それはいいとして、アタシが最も嫌なのは脚の日焼けなのだ。水着を着て全体的に焼くのは大好きだ。しかしゴルフの脚の日焼けは、靴下のくるぶしのとこかあらキュロットの裾の膝上当たりだけが黒くなるという、いわゆるドカチン焼けになってしまうのだ。あれはかっこわるいぜ! 男子の前で裸になった時なんか、サイコーにみっともないよな。(失礼・・・よけいなお世話)
それも大事であるが、前の前の組のオヤジたちが、茶店前のINコーススタートで、皆がバンカーに捕まり右往左往しているのが目に入り、クラブ選択を考えてしまう。
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★10HOLE/使用クラブ 5,S,S,F,P,P
- 砲台グリーンの左右奥はすべてバンカーに取り囲まれている。グリーンにぴたっと止まらなければ、グリーン手前の花道がいいに決まっているが、これを刻む女子もいないだろう。勝負をかけるのが女なのだ。5番アイアンを迷わず手にとり、ヘッドアップだけには気を付け、ガンつけながら飛ばした球はグリーンに直接オンし、するすると奥のバンカーに。後はズルズルのトリ(トリプルボギー)である。勝負などといっても、勝ちたければ5番アイアンは持たないのである。
★11HOLE/使用クラブ D,6,3,C,S,S,P,P
- 白い灯台に向かって打っていく、川奈の名物ロングホール。かなり幅広いFWなのに、キープ率1/6。『FWのど真ん中を歩くような人生がいい』オヤジたちの声が聞こえる・・・。本当にそうだ、ラフの低地でコソコソ打っている自分が嫌いだ。バンカーに入っても誰も気付かない。気持ちよくFWの中央を歩きたかった。
★12HOLE/使用クラブ D,C,F,F,P,P
- スコアカードの表紙にもなっているが。見通しが良ければグリーンから海の上に富士山の頭が見える。しかしINに入ったあたりから雲が多くなってきて、富士山は見えなかった。上りの384ヤードだが、このパターンがティピカル(典型的パターン)。3打目でグリーンをウェッジでねらうが、手前かオーバーして、もう一度ウェッジ。そして、どうにかこうにか2パット。
★13HOLE/使用クラブ D,SW,8,SW,P,P,P
- 平らなコース。347ヤード先に、ピンも確認できる。気持ちよくドライバーを振り抜いてナイスショットのつもりだったが、左側にはえている、南国風の木の後方に隠れていたバンカーに捕まっていた。思ったよりアゴのあるバンカー。必死にボールの3センチ手前を叩き、思い切って振り抜く。残りおよそ110ヤード。これは是が非でもグリーンにのせたいと祈る気持ちとは裏腹に、きれいにグリーン左横のバンカーにすっぽりと入っていく・・・。
★14HOLE/使用クラブ D,C,F,P,P,P
- ここで急ににわか雨。気温は30度近くあったので、ちょうどいいお湿り。かなりの降りなので、グローブを合皮に変える。3打目の、ウェッジを持つ手に気合いが入る。グリーンはかなり砲台に突き出ていて、のせるのが難しそう。どうにかのせた所で、グリーン奥に海が見えた。ここですっかり安心して、おバカの3パット。『一打は一打だ』の1億人のオヤジゴルファーの声が聞こえる・・・。
★15HOLE/使用クラブ D,6,PW,3,9,P,P
- 『ジャンボ尾崎は、あのバックティーからOBしちゃったんですよ』と、キャディーさんが指差して教えてくれる。はるか右のバックティーから、左側にある海方面に球が消えていったのだろう。さすが、OBもスケールが違う。ドライバーは気持ちよく打ち下ろし。かなりキツい下りを下りていくと、かなり深いラフに。しかしここはロングホール。前に飛ばさなくてはという気持ちから、6番アイアンを手にするが、ズズゥーと鈍い音をたてて少し走りまたラフで止まってしまった。こんな所では私の場合ウェッジを持たなくてはいけないのだ。反省してピッチング。きれいな曲線を描いてFWに出た。次のスプーンがミスショットで、残り100ヤード足らず。9番アイアンを持って、絶対のせたいと願う。球は高く上がり左右に長いグリーンのピン右7-8メートルにオンする。こういうのは一番気持ちいい。
★16HOLE/使用クラブ 3,F,P,P,P
- 172ヤード、ということは私の場合スプーンでちょうどいいはずだが、ドーンとグリーンが砲台に突き出ている。キャディさんの「左からの方がのせやすいですよ」という言葉を聞いたにもかかわらず、体は無視して球は右砲台グリーンの中腹に当たり、さらに右にはねてしまった。そして、2オンしたにもかかわらず、お約束の3パットであった。最後までノーカンジで終わってしまうでしょう。
★17HOLE/使用クラブ D,3,F,F,P,P
- 左上りの上った所にグリーンがある。左めに打っていかないと、傾斜している右側に球が吸い寄せられる。是非グリーンオンしたい3打目のウェッジ。両手に唾をペッペッとやり、というのはバーチャルだが、そんな気持ちで60ヤードショットをしたつもりだったが、全然手前。こういうのがピシッと決まったら、気持ちいいだろうな。
★18HOLE/使用クラブ D,C,F,P,P
- 最終ホール。通して、湿度がメチャクチャ高かった。気持ちよくドライバー、FWを飛ばせて、アプローチもバンカーに入らずグリーンを捕まえた。3オンの2パットのボギー。いつもこのパターンだと、90のボギープレーヤーなのに。上がってみれば煩悩の108つ。ぴったりのダボプレーヤーなのであった。グリーンと、そして『シミ・ソバカス』と戦うゴルフは辛い。

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