譲渡所得税の調査


土地建物の譲渡についての調査です。最近はバブル崩壊で、土地建物の売買が少なく
申告件数も減り、又、損失申告が増えています。土地建物の譲渡だけの調査ですから、
調べる項目は譲渡金額とあと諸経費が適性かに限られます。ですから、調査は比較的
短期間で終わります。特例適用等については書面調査及び呼び出しで判定することが
出来ます。

譲渡人が譲受人と通謀して、真実の売却価額よりも低い金額で契約書を作成して、
金銭もそれで表向きは決済します。そして、差額については、裏金として現金で受け
取る手口が横行します。B勘屋といって、相談料や企画料とか言って、不動産仲介料
に当たらない名目で領収証を額面の1〜2割で売却します。領収証には、休業法人や大
赤字の法人を使っています。


税務調査の仕方

もくじに戻る