WINMAX ARMA RD & SR

ノーマルサスペンションを基準に開発された物ではなく、サスチューニングをしたクルマで開発されたものなので、RD,SR,SS内で組み合わせてセッティングできます。

今回は、フロントRD、リアSRをチョイスしました。

インプレッション
・フェード兆候は無く、終始安定した効きがあります。
・制動時は、CC-X同様急激に立ち上がるタイプ。
・CC-Xは残すブレーキでの微妙な踏み加減でも思ったより効きが強いところがありますが、ARMAはリリース感が良く踏力に応じた効きでコントロール性は良好です。

ただし、冷間時の泣きはかなり凄いです。


使用開始から約2ヶ月

6月に入れて、 しのいサーキット(15分14ヒート)、本庄サーキット(20分3ヒート)で、ほぼ無くなってしまいました。
最初は硬いイメージがありましたが、その後は、見る見る減って行き、ライフはあまり長くなさそうです。
ちなみに、同時に入れたリアパッドです。
全然効いていないようで、バリ山。
その前に使用していたCC-X。
もちろん、2ヶ月以上使っていた物です。

原因

ショップ経由で調査してもらったところ、組み合わせがちょっと悪かったようです。
フロントRDの対応温度が0度〜600度の設定で、既にそれを超えるか、近い温度域で走っていらしく、RDの場合600度を超えると急激に減ってしまうようです。


WINMAX ARMA SR & SS

組み合わせを、フロントSR、リアSSにして見ました。
前後ワンランクアップです。
今回のフロントSRの対応温度は0度〜700度。
リアSSは0度〜750度になり、前回もそうでしたが、リアの効きを高くする方向で調整しています。


HEROしのいサーキット走行会 2005.9.18

走行会に行って来ました。
ブレーキバランスは前回のRD、SRより良くなって、リアもちゃんと仕事をしているようです。
フロントだけ効いている印象は更に薄まりました。
コーナーリング中の、軽く引きずるブレーキ中でのE社に見られたロック気味な挙動は、ほとんど見られません。

赤いパッドですが
リリース時のコントロール性も良好で扱いやすかったです。
今回は、6ヒート以上走り1.35kmのコースを70周走行し、フロント14mm、リア14.7mmの残でした。(台座、摩材をノギスで計測)
最初が何mmかわかってませんが(汗
(減り具合は、長期レポートで)

気になった点は、フロントの制動がRDより更に強力で、踏み始めの効きが急激に立ち上がること。
フルブレーキ時、ラジアルタイヤでも縦グリップがしっかりした物でないと辛い場面があるかもしれません。
サーキットを走っているハイグリップラジアルタイヤなら、ほぼ問題ないと思いますが、銘柄を1ランク落とすと辛いかも。
そのくらい強力に感じました。

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