HEAT EXLUSION

ASSOからの、ニューアイテム Brake Heat Buster
GDBユーザーの悩みの種、ブレンボの焼けを防ぐセラミック系特殊塗料です。
中身は、ペースト状になっています。
[写真はC型GDBの物です]
ブレンボのロゴが、赤から黒へ
キャリパーが、ゴールドから茶色に変色しているのがわかると思います。

ここまで熱で変色すると、キャリパーのシール類は交換しなければならないはず。
しかも、部品代が高い。
そこで、ブレーキの熱をキャリパーに伝わりにくくし、シール類の交換サイクルを延ばそうと言うわけです。

ちなみに、ブレンボキャリパーのシール類の耐熱限度は210℃だそうです。


施行方法

準備する物は、筆、塗料受皿等。
若干、水で薄めることにより塗りやすくなります。
塗る場所は、キャリパーの裏側。
パーツクリーナーで、ダストや油分を取り除いてから、ローターに面する箇所全面に塗り、乾いたら更に2度塗りします。
塗料が乾燥したら、キャリパーを戻して作業は終了です。
キャリパー裏側に塗るので、見た目の変化は最小限。
まだ、3600kmのブレンボ。
同じく右側。

TC1000を走って来ました。

今回、4台程サーキット仲間のブレンボの温度をこっそり走行後に測ってみました。

調査結果370〜380℃のローター温度に対し、165〜179℃のキャリパー温度
私の場合、480℃のローターに対し、179℃のキャリパー温度でした。
(左前のブレーキ温度)
最大100℃違うのに、キャリパー温度は10℃〜ほぼ同じと言う結果になり、なかなかの結果にだったのでは。

私のテストした物は、輻射熱を防ぐ物でしたが、直熱伝導を防ぐ物もテスト中だそうです。
近日中に、ASSOからリリースされると思います。

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