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POTENZA RE-01R
ポテンザの最強ストリートラジアルRE-01Rです。 |
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RE070と並べてみました。 ゴムを爪で押してみると、RE070に比べRE-01Rの方が柔らかいみたいなので摩耗が激しそうです。 ポテンザのカタログ片手によ〜く観察すると、センターリブの形状が微妙に070と違うようです。 |
2004.7.24HEROしのいサーキット
暑い中走ってきました。
結果としては、何じゃこりゃ・・・(汗)でした。
1本目は様子見として、ステアリングを切っただけで曲がったり、ブレーキをストレートで終わりにして切り込む等してみましたが、これが全然グリップしないと言うか強いアンダーステアになってしまい、まだ新品だからとか言い聞かせながらひたすら皮むきに専念しました。
タイムは・・・・・50秒台
2本目は、ブレーキを残してガンガン荷重をかけて走ってみました。
結果、なかなかの食いつきを見せ、ドライバーの感覚では48秒に入ったと思ったのですが、屈辱の49秒ラップ。
最後のラップでかろうじて48.9秒に入るものの平均49秒前半に終わりました。
気温のせいかとも思いましたが、同月の気温30度オーバーの中でRE070で走らせたタイムは48.3だったので、期待を裏切られた感じは拒めません。
走らせ方が悪いだけかもしれないので、溝が無くなるまで色々探って行こうかと思います。
合計15分を4本走った後のRE-01R
粘り気は無くサラサラした感じで、新ネオバに似ています。
センターリブはRE070のように極端な減り方はしていません。
感じたことは、エアは高めにセット、タイヤを潰すように走らないと美味しい所が出辛い、溝が減るにつれて良い感じにはなりつつある、フルブレーキ時はネオバより少し突っ込める等。
今までの、見せる走りを織り交ぜつつ、速く走ろうと言う私には正直合わないです。
基本に忠実な走りをするドライバーなら、最強のタイヤになるかもしれません。(保証無し)
茂原サーキットも試してみました。
結果、しのいサーキットと同じで、凄い鳴き方をしてグリップ感がありません。
タイヤ温度の割には、表面が溶けることがなく、横にも縦にも滑り、外で見ていた仲間も見ているだけでグリップしていないのが分かると言われる始末。
タイムは、51秒台
ある雑誌で。
各方面で、RE-01Rのプレス試乗記が載っていますが、TC2000と、那須モータースポーツランドが載っていて、評判はSタイヤ並みと絶賛されています。
また、丁度いい機会に那須モータースポーツランド走行会に行くことが出来ましたので追記です。
結果、ご覧の通りトレッド表面が溶けています。
この走行会ですが、Sタイヤとの混走でしたが、プレス試乗記に偽り無しの48.833をマークし一時はトップタイムを記録する程のパフォーマンス。
この日の最終リザルトから、参加者全員のタイムに48.833を当てはめて見ても4位のタイムが出ています。
ちなみに、最終リザルトのトップタイムは48.272(私が頂きました)
こちらは、RE070での突き放し作戦。
トドメのタイム更新をしました。
那須は意外とサーキットらしいザラザラした路面をしているので、本領を発揮出来たのでしょう。
安心して飛び込めるし、コーナーリングスピードも速かったです。
タイムを出そうとするなら、最初の5周までに決めてしまった方が美味しい所を引き出せると思います。
後半はグリップが落ちてしまいドリフト三昧。
コントロール性も良く、粘りのあるドリフトをしてくれます。
結論としまして、うぅ〜ん、那須ではとても好印象なだけに、場所を選ぶタイヤとしか言いようがないです。
とりあえず、BSが自信を持って送り出したRE-01Rのテスト&プレス試乗をさせた所では、最高のパフォーマンスを見せてくれるのは間違い無いみたいです。
その他の場所では、誰かに人柱になってもらわないと・・・・。(笑
良いところではとても素晴らしくて、悪い所では笑われる程のパフォーマンスしか出せない両極端なタイヤだと言うことで。
基本的に、良いタイヤなだけに残念で仕方がないです。
お詫びRE-01R車載。
本当はいいタイヤだった(笑
那須モータースポーツランド48.833
注:ほとんど初期ロッドと思われるタイヤなので、改良が入ればまた印象が変わりますので参考程度で!