ピンクでしゅ
OHLINS SINOI special by ASSO

オーリンズを、オークションで落とし、オーバーホールした物です。

現物が見れないオークションの罠にかかり、サビサビの抜け抜けで、ブラッケットも特注であつらえた物らしく、ショート加工もしてあって怪しさ満点だったようです。
(OH後の方が、怪しさパワーアップしてますが)

サビをサンドブラスターで落としてもらい、そろそろ春なのでピンクに塗装。(違
減衰値は、私の運転と、クルマの動きをよくご存知のASSOに全面的にお任せモードです。

FLAG-Iがあるじゃないかという声も聞こえてきそうですが、訳あって通常のオーリンズ車高調です。
最終的にFLAG-Iにフィードバックする予定ではいますが、現時点ではどうなるか分かりません。
と言うことで、現在あちらは休止状態です。


ファーストインプレッション 2005.3.3

仕様変更は当然乗り心地を捨てたサーキットに特化したものにしてあります。
が、オーリンズマジックなのか、思いのほか通常走行では当たりの柔らかい足になっており、突き上げを覚悟していましたが、至って普通でノーマル+α程度の乗り心地。
ASSOからも、相当減衰を上げたので不整地路では覚悟するようメールをもらっていたので、それなりに覚悟していましたがうれしい誤算になりました。
ただ、高速の継目、マンホールの凹み等はかなり突き上げが来ます。

取付けた帰り道は運良く雨でしたので(笑)これ幸いと回り込むコーナーで踏み込んでみました。
すると、フロントのグリップは圧倒的に上がっており、ロールして荷重のかかっている方の足が縮んで荷重を残しているのがよくわかり、荒れた路面でも舵の抜けを意識する事なくグイグイ引っ張って行ってくれます。

前後のバランスも、フロントがステア方向にちゃんと進み、リアが追従する理想的な姿勢です。
更に踏み込んでみても急激にグリップを落とすような事もなく、ウエット路なのに結構な速度で曲がってしまいます。

この感じなら、カウンターを当てながら曲がるというより、ステアリングを少し切り込んでスライドコントロールができそうです。


大雪警報発令中 2005.3.4

なので、外に出かけました。(笑
積極的に迷惑のかからならない所で練習しましょう。

路面はシャーベットですが、ネオバでも曲がる曲がる。
フロントが逃げることは、まず無いです。
流れても予想範囲内でしかないので、安心感はかなり上がっていますし、リアも余程姿勢を崩すような操作をしなければ、オーバーステアに転ずる事の無いほど安定しています。
ほとんど、ウエット路と変わりませんでした。

ついでに、フェイントモーションから、サイド引きでアクセルターン。
最初のクルマを振った時点で、凄く安定しているのが分かります。

シャーベット路でもフロントの舵が意外とクイックに効いて、姿勢を崩す操作をしているにもかかわらずリアの安定が高く、滑っても収束が早いのには驚きです。
アクセルターンの時は、リアが安定しているのか、回るには回るが、かなり大回りなターンでした。

今の所、安定性は抜群に上がっています。
次の、ドライサーキットが楽しみです。


しのいサーキット 2005.3.12

走ってきました。
意気揚々とコースインするも、なんと終始アンダーステアで踏めない状況でした。
複合コーナー中にブレーキで姿勢を変えるのも出来ずに、アンダーステアが収まるのを待つ走りでタイムは48.019秒。
初期のアンダーステアがかなり痛いです。

現状ではどう考えても速く走れないので、ASSOに現状報告と、指示を仰ぐため連絡してみました。
すると、なじみが出て適正になるよう調整してあるとのことで、そんなに早くサーキット行くとは思っていなかったらしく、ある程度馴染み分を想定した調整だったようです。(汗
とりあえず、現状をいじらずDCCDをフリーにして走ってみて、次にトーをいじりましょうと指示されました。

2回目は、指示通りデフフリーでの走行。
デフフリーですが、とてもじゃないがリアばっかり横に逃げてしまい出口で全開にするには、かなり遅いタイミングで踏むか、スライドをアクセルコントロールしなければならず、無駄な時間が多いので、早々にロック率を上げて走行しタイムは47.929秒。

3回目は、トーをいじっての走行です。
自分でトーをいじるのは初めてなので、かなりいい加減でしたが、走ってみると出口等は前よりは良くなったものの初期の1発目の頭の入りが悪いのは改善されませんでした。
タイムは、47.804秒。

4回目も、更にトーを広げましょうとの指示でしたので調整してコースイン。
出口のアンダーは良い感じに消えてましたが、まだ初期のアンダーが消えないので、きっかけ作りが出来ないまま、ガス欠で本日は終了。
タイムは、47.455秒。

でも、このサスペンション、アンダーアンダーと書いていますが、フロントの調整次第でまだまだ速くなる可能性を秘めています。

何と言っても、リアの限界が高い。
リアを降り出そうとブレーキを我慢して、いつもより2km/h(ピークホールド読み)速い侵入でやっと流れるくらいですのでかなりリアは安定しています。
しかも、姿勢が安定方向にすぐに戻るので、フロントのグリップを上げて行けば、より速いコーナーリングが可能になるのは間違いありません。


タイムの出ないの原因は・・・

走行終了後、改めて現状報告のためASSOに電話して色々今後の対策をお話ししました。
その中で、タービンが鳴くような音がすることを話すと、排気漏れの可能性があるとのこと。
「もしかして、パワー落ちてるのでは?」
「そ、そう言えば、最近トップスピードがかなり遅いかも(汗」
確かに、しのいサーキットでの調子のいい時のトップスピードは157km/h。
現状は、153km/h。
死ぬ程突っ込んで155km/hだし。
外付けメーターを交換したから誤差だと思い込んでいたけど、かなり怪しくなってきました。

帰ってから車載ビデオを見ると、E型スペCに加速でかなり差を広げられているし、同型スペCにさえ加速で置いて行かれている様子が映っていました。(汗
今まで、脚にばっかり気を取られていたので不覚にもパワーダウンしていたとは・・・。
頑張ってもタイムが一向に上がらない原因がここにも・・・。

まぁ、問題はすぐに解決できるものばかりですので、次回は改めて仕切り直しでの走行になると思います。

目指せ!46秒台復活。

(ASSOでは、ネオバで45秒台を想定しているようです)

タイムの出ない原因は・・・・2 2005.3.15

本当に漏れていました。
タービンと、フロントパイプを繋ぐボルト&ナット1本脱落、同じくナットのみ2カ所脱落。
ガスケットも割れていました。
まだ3万5千キロしか走ってないんですけどね。
つか、早く気づけよと・・・

帰り道は、当然ながら「こんなに速かったっけ?」状態でした。
アクセルレスポンスが全く違いますので、コーナーの立ち上がりが多ければ多い程タイムロスしていたんでしょうね。
ちうことは、マジで45秒台行っちゃうかもしれないです。(笑


排気漏れ完治のはずが再発 2005.3.19

走行会を利用して1日走ってきました。
排気漏れは完治し、トップスピードは157km/hに復活です。

更には、アライメントの調整をしつつ走り込みましたが、どうにも47秒から抜け出せず。

サスペンション自体は、流れ出したら即収束させる方向に動いているのはわかるのですが、どうもクルマの動きが安定しません。
ヨーの収まりが安定せず、オーバーになったり、アンダーになったり。
タイヤの捩れも、かなりなようでホイールから外れそうなくらい捩れているようです。
まぁ、他のネオバ ユーザーも同じように捩じれていましたが。

そこで、タイヤの捩れを確認するためミシュランパイロットカップの登場です。w
もちろん、こちらは捩じれどころか、超シャープな動きで46.4(自己新)でしたが、今度は別な所に捩れが・・・。
リアのマウント類から来るジャダーが酷くまともにトラクションが掛けられ無い状態になってしまいました。
また、エンジンもかなり動いており、普通抜けないであろうブローバイパイプが2カ所外れるくらい左右に動きまくっていたようです。
更には、エキマニもその動きに耐えられなかったのか、一部溶接が剥がれてしまい、またもや排気漏れ。(汗

どうやら、各マウント類の強化もしなければならないようです。
また、低速でのアンダーステアの原因も、エンジンの揺れに関係しているようです。
だんだん本題から外れてきていますが、ここまでやらないとオーリンズの調整は始まりませんので、もう少しお付き合いください。


エンジンマウント交換しました 2005.4.8

今まで、相当振動を吸収していたのが実感出来ます。
かなりダイレクトにクルマを振るわせており、感覚的にはアイドリングが低くなりすぎて振動している感じの震えが常時感じられます。
もちろん、エキマニも交換しました。

まだ街乗り程度ですが、素直にパワーが付いてくる感じがしますね。


HEROしのいサーキット 

エンジンマウントを交換した際に、足をバラしたらしくアライメントがかなり狂ってしまい、どのコーナーでも、最初の切り始めの反応が無い状態で40周走って、47秒台に入ったのはたったの2回でした。
他は、48秒台・・・撃沈。


ASSO現地アライメント

かなり間があきましたが、お世話になっているASSOの現地でアライメントのセッティングを行いました。
47秒前半はコンスタントに出るようになりましたが、目標の46秒台には少し届かない47.321秒でした。

私は、走るだけだったのでデータは良くわかりませんが、見直さなければならない箇所が数カ所出て来たようです。

一つは、ブレーキバランス。
フロントの効きに対して、リアがほとんど効いていないので、フロントだけ沈み込んで、リアは上がってしまっていること。

もう一つはNEOVA。
このように、ホイールが路面に接触しそうな程捩れてしまい、剛性の問題が出てしまいました。
(前々から指摘されていましたけど)
そこで、タイヤ剛性の帳尻を合わせる為に、減衰力を弱くして47.3秒まで復活しましたが、まだアンダーステアが強めで踏み抜くまでには至りませんでした。

で、早速ブレーキバランスの調整をしてみました。
といっても、ブレーキパッド交換ですが。
物は、WINMAX ARMA フロントにRD、リアにSRの組み合わせで、ややリアを強めにしてあります。


HEROしのいサーキット 2005.6.19

前回からの変更点は、リアの車高アップ、ブレーキパッド交換のみで、タイヤはそのままNEOVAを使用しました。
高速コーナでのアンダーステアは若干軽くなりましたが、全体的に安定方向は変わりありません。
タイムは、0.3秒アップして47.098秒。
ブレーキバランスが良くなって最終コーナーも良くなったのか、最高速も159km/hの新記録。
あとは、タイヤ次第で何とかなるでしょう。
なんと言っても、3部山NEOVAでのタイムですので。

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