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OHLINS FLAG-I
オーリンズの最高峰FLAGシリーズのインプレッサ専用モデルFLAG-Iです。 導入のきっかけ 走っていて、ほんのもう少し縮み側を強くしたいとか、弱くしたいと感じたことはありませんか? |
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タンクがアッパー側にあるので、スプリング交換は、ナックルブラッケットを外さないと交換出来ません。 交換する場合は、車両から外して、黙々とナックルブラッケットを回して交換になるので面倒と言えば面倒です。 スプリングレートは、フロント8kgf/mm、リア6kgf/mmです。 |
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メインの減衰力調整は、ダンパー下にアジャスターが付いています。(20段調整)
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フロントの圧側調整は、ダンパートップから。 写真は、専用調整用工具を挿しています。(18段調整) |
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リアの圧側調整部分。(18段調整) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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リアシートを取り付けたところ。 キノコ? |
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オーリンズ基準車高です。 フロント、リアともに30mmダウンのはず ほぼ水平。 |
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出荷時の減衰値で走ってみました。
出荷時の値は、メインアジャスター最強より7段戻し、圧側は最弱より10段目。 また、大きくゆっくりステアするコーナーでは、フロントのロールを抑えつつ、リアをゆっくりロールさせる動きが印象的。 乗り心地のいいポジションはどこだ? と言いつつも、やっぱり普段乗るには硬めなので、乗り心地の良いポジションを探ってみました。 ついでに、メイン最弱も試しましたけどピッチングが酷く、路面の凹凸は気になりませんが、その後の納まりが悪く逆に乗り心地は悪いです。(バネだけで乗っている感じ) 最弱を経験することで、ダンパーがかなりスプリングを抑えているのを実感出来ると思います。 CUSCOピロアッパーマウント装着 定価40ウン万円するサスペンションキットでも、リアは調整ピロアッパーではありません。 先般受けたサーキットでのアライメントサービスで、リアが重要だということを痛感しましたので調整のできるCUSCOピロアッパーマウントを装着。 ところで、フロントのノーマルピロアッパー・・・・・ 折れたョ、つか折ったョ(汗
早速、ラボカロッツェリアに問い合わせてみたところ、1本3000円(税別)プラス送料とのこと。 このボルトは、固定というわけではなく、緩むことを前提に脱落しないようCクリップ固定されている程度の物なのですが完全に特殊ボルトです。 これだけのために込み4000円近く払うのも何なので、ホームセンターでM6-50mmのボルトを買ってきて貫通させました。 HEROしのいサーキット
サスペンションのポジションは、メインは最強より7段戻し、縮み側を最弱から15段としました。 HEROしのいサーキットの1コーナー、(150km/hオーバーからブレーキをかけて上りの103R)ここでは入口からオーバーステアな動きが見られました。 連続する103R〜37Rの侵入では(110km/h程度から軽めのブレーキ)自在にコントロール出来るので、今まで以上に楽に姿勢を作れますが、37Rを抜けてすぐに現れる第1ヘアピンの侵入ブレーキでは、縮みが硬すぎたのが原因だったのでしょうか、フロントタイヤがロック気味&逃げ気味になってしまいました。 ダンスシケインは、(3つのコーナーを結ぶ連続シケイン)シャープな動きでヒラリヒラリとクリア出来ましたが、最後の出口が少しアンダー気味。 続く短いストレート後に(でも、4速入ります)縁石が高めのシケインが現れます。 今回は、サスペンションのポジションを誤ってしまったり、上の写真の通りタイヤを擦る音が気になったり、アンダー・オーバーだったりで完全フラットアウトには至りませんでしたが、こんな状態でも48.2はマークできました。 ※サスペンション購入直後だったので、調整してもう1ヒートが走れませんでした。(貧)
硬い中にも、柔らかく車体を落ち着かせる動きは流石でした。 また折った 2004.9.13 と言っても、リアフェンダーのつめを折りました。 HEROしのいサーキット会員特別走行会 2004.9.26
なんの調整も無く、ただ自分で組み込んだだけのFLAG-I、しかもリアのピロアッパーを調整用に付け替えたので、初期計測は当然バラバラ。 今回は、アライメント参加者が多かったのと、走行枠が6本あるということでアライメント非調整のまま2本走ってみました。 やっとASSOさんも一段落してきたので、本日1回目の調整に入ります。 調整後の初走行。 調整2回目からは、路面もドライになって来たのでいつもように全開で走れます。 でも、高速103Rのヒーローコーナーで、どうしてもリアが出てしまい、それを抑えるのにステアリングで修正したりブレーキで調整したりしなければならず、調子に乗ってスピードが上がって行くと1ヘアピンの侵入でリアが出てきてしまう等の挙動がみられました。
全体的に落ち着きをみせ、踏ん張るようになり、とても乗りやすい足になりました。 最後に、お試しのタイムが出るセットアップ=アンダーで曲がりづらいセットアップというのを興味半分でやってもらいました。 最初は確かに曲がりづらく戸惑ってしまいましたが、ブレーキでドリフトをやるような姿勢に持ち込み47.504秒!! 今回は、ウエット、ドライのコンディションを走れましたが、現地でのアライメントもさることながら、FLAG-Iの懐の深さは凄いものがあると感じました。 |
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しのいサーキット
2004.11.10 そろそろ、タイムアタックの季節と言うことで行ってきました。 でも、根本的なオーバーは消えないままでした。 今頃、ダンパーのなじみが出たのか・・・? |
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オーバーな原因 と、ノーマルでもなかなかの走りを披露する車高調ですが、タイムを求める足ではないようです。 ・スプリングが適正でない。 色々問題が出てきました。
PCVメインクリック7段目、FLAG-Iメインクリック7段目、圧側10段目のデータ とりあえず、オーバーステアを抑える第1歩としてスプリングを変えてみました。 |
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しのいサーキット スプリングを変えて走ってきました。 タイムは47.2秒でしたが、各コーナーでカウンターを当てているので、ロスはかなり大きいです。 |
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スプリングが・・・
2004.12.6 改めて車高計測してみました。 どうやら、原因は標準スプリングにあったようです。 つまり、ここの8mmが、車高の8mmの差だったようです。 とりあえず、製品のバラツキにせよ、経たりにせよ、フロントスプリングをリアに使ったからと言われようと、3ヶ月使用でこのスプリングは交換です。 |
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リアもSWIFT
2004.12.12 リアのスプリングを入れ替えました。 同じくフェンダー、ホイール下部を計測した結果、572mm(1G)伸ばして606mmになりました。 KITサービスで点検 をした結果、左ハブのガタ、右前のピロアッパーマウントのピロ部分のガタが発見されました。 それより、フロント ピロアッパーマウント。 フロントアッパーも交換したら、ダンパー以外交換したことになるな。 ここから、Tメンバーブッシュを入れましたので、それも含めてのレポになります。 |
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HEROしのいサーキット
2004.12.26 今年最後の走り納めをしてきました。 今まで、オーリンズ基準値をベースにした車高で走ってきましたが、もう、どうにもならないので車高を大幅に動かしました。 見た目、オーバーがきつそうですが、アンダーステア方向のセットアップをASSOに施してもらい、ほぼ満足のいく安定感が出ています。
今回のベストタイムは、軽量化無し(リアシートは都合で取ってあります)で47.101秒。 同乗走行で、47.690秒と、これも0.4秒程タイムアップ。(隣に乗せて全開するなって。 更には、シート類を外し室内ドンガラ状態で、47.052秒。 サスセッティングも、やっとまともに思える物になったので、後は微調整で何とかなりそうです。
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