ラジエターウォータースプレー


ある雑誌に載っていたラジエターウォータースプレーを自作してみました。
仕組みはウォッシャータンクを利用して新たにホースを引き室内のワイパーレバーから操作しようというもの。
欠点はボタン一発で水噴射&ワイパー動作してしまうことです。
リレー等を付ければ、自作室内スイッチでワイパー動作のON,OFFスイッチが出来るようですが私には知識がないので、あまり使わないリア用ウォッシャーを使ってリアワイパーを使わない仕様にしました。

用意するものはカーショップに売っている拡散ウォッシャーノズルと、バキュームホースと、メーター取付け用ジョイントです。

使用条件はリアワイパーなんか不要と思っている方限定です。

ウォッシャータンクの底を見てみると吐出用のモーターが2コ付いています。
左がフロント用、右がリア用です。
年式、タイプによって無い場合があります。(初期型はトランク付近にリア用タンクがあったなぁ)


まずは、外しやすい方の配管を抜いてウオッシャー液を抜いてしまいます。
ホースを抜くとチョロチョロとウオッシャー液が出てきます。
次にリア用の配管を抜いて新規にホースを取り付けます。

リア用ウオッシャー吐出口にホースを付けたところ。
これをフロント部へ引いていき適当なところでホースを分岐させます。
今回はブースト計取付け等によく使われているジョイントをオリフィスを抜いて使用しました。
こんな感じで分岐させます。
動作テスト前にリアワイパーのコネクターを外してワイパーが連動して動かないようにします。
ウォッシャータンクに水をいれていざ

とりあえずグリルに挟んでテスト噴射!!
良い感じで噴射してるでしょ。


でも、ここに付けてもエアコンのコアにしか水がかからづ意味がありません。
肝心のラジエターは、この後ろにあります。

噴射終了後、切れが悪いようでチョロチョロ噴水状態になってしまいました。

原因は付属のワンウェイバルブを入れ忘れでした。
一応ノズルセットには2つワンウェイバルブが付いていましたが、分岐前なら1つで足りてしまうので、ウオッシャータンクとジョイントの間に付けました。
こんな感じで付けます。
取付け場所ですが、私なりに考えた結果ラジエターに直に水をかけるにはここしかないかと思いラジエターを固定しているステーの下に挟み込むことにしました。
とりあえず写真は車に向かって左側の写真です。
ボディフレーム側のボルト穴に、先程のラジエター固定用ステーとカーショップで売っているL字型のステーを共締めしてみるとこれがジャストフィット。
ノズルの向きを調整して固定します。

フロントグリル越しに見たところ。


これを反対側もと思いましたが、ちょうどパワステオイルクーラーがあるのでステーの入る余地がありませんでした。

しょうがないのでトラストのオイルクーラーに水をあげることにしました。
このノズルはなんと縦噴射も出来るんです。
すごいでしょ!


なんか取付けが中途半端ですが、機会をみて取付け位置の改善をしたいと思います。

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