東大三鷹クラブ第90回定例懇談会

 講 師 参議院議員 舛添 要一氏(昭和42年入寮)
 テーマ 「日本再生!舛添要一の展望と戦略」

 節目の90回は二度目の登場になりますが、舛添要一参議院議員(昭和42年入寮)に講師をお願いしました。

 舛添君が入学した1967年はベトナム戦争が激しさを加え、それに呼応するかのように、日本の学生運動が最後の盛り上がりをみせようとしていた時期でした。アメリカの北ベトナムへの爆撃を機にベトナム反戦闘争が大きく燃え上がり、70年の日米安保条約改定阻止のため佐藤首相の訪米を阻止しよう!羽田へ行こう!米軍のタンク車を新宿駅で阻止しよう!デモの隊列を少しでも大きくしようと、私は昼は駒場のキャンパスで、夜は三鷹寮で、「24時間革命のために!」熱心にオルグ活動をしていました。

  そんな時、木造の東寮2階奥の寒風吹き込む勉強部屋で、街頭の喧騒とは一線を画し、ドテラで寒さをしのぎながら静かに勉強する舛添君がいました。私が党派の主張を展開し、強くデモへ誘っても、「私は民社党支持ですから」と、受け流していました。その後、母校の教養学部で国際政治を教えた彼に、「国際政治」を説いた訳だから、若さというものは凡庸な人間にも不思議な力を与えてくれるものです。

 68年に入り医学部の処分反対闘争から火の手が上がった東大闘争が全学に広がり、ベトナム反戦闘争と結合、駒場のストライキを契機に、全学ストライキに突入、東大全共闘が結成され、全国の大学に遼原の火の如くに広がる。だが、ようやく全国全共闘が結成されようとする秋、このままでは進学、卒業ができない、授業を再開しようという、クラス連合が組織され、民青系と結んで大きな勢力となり、安田講堂攻防戦を経て全学のストライキは終息に向かう。その先頭に舛添君がいた。

   寮ではドテラを着て静かに勉強に励み、東大闘争では先頭でストライキの終息を図った舛添君は、母校での学究生活を経て、敗れはしたが都知事選に立候補、人生の折り返し点を過ぎて再び政治の表舞台に登場、夏の参議院選を前に、「総理にしたい政治家」の最右翼にいる。国民待望の総理大臣候補の展望と戦略を、寮友の皆さんと語って頂きます。

 申込者多数につき、急遽、会場を変えました、今回は形を変えて最初に講師に講演して頂き、後半、立食形式で懇談する予定でいます。(文責 干場 革治 S41年入寮)

                  記

 日 時:平成22年5月12日(火) 18時30分〜21時
 場 所:学士会館本館201号室(千代田区神田錦町3−28  Tel 03-3292-5931)
 講 師:舛添 要一 参議院議員(S42年入寮)
 テーマ:「日本再生!舛添要一の展望と戦略」
 会 費:5000円(夕食・飲物付き)
 定員:150人(先着順、定員に達しない限り、特に連絡しません)
   申込先 平賀・干場 Fax 03-5689-8192 電話 03-5689-8182
  有限会社ティエフネットワーク Email:tfn-hoshiba@blue.ocn.ne.jp