講 師 「発言者」主幹 西部邁氏
テーマ 「日本の国柄について思うこと」
今回登場願う西部邁氏は、58年入寮、39年北海道生まれ、札幌南高卒、経済学部卒、横浜国大経済学部助教授、東大教養学部教授を歴任しましたが、88年に辞任。現在月刊オピニオン雑誌「発言者」主幹で評論家、最近はテレビでも活躍中の有名人。著書は「大衆への反逆」「生まじめな戯れ」「知性の構造」など多数あります。
駒場寮に転寮して相部屋だったうえ、西部氏が自治会委員長のとき副委員長であった佐竹茂氏は、「彼は私の古き初対面で感じた通りの人で、異常なほど感受性の鋭敏・繊細な人であり、いわば詩人の香りを漂わせていた。学者・理論家としてより思想家・文人の卵としての可愛いい大学生だった。それは最近の東洋経済新報2月8日号『でんぱつを訪ねて』の一節や『セキュリタリアン』2月号の対談等からも感じられる」と言っています。
三鷹寮に入寮した時大変元気のいい寮生がいました。彼はストームでパンツ一丁になって東寮内を駆けめぐり、卑怯な私は廊下にロープを張って待ちかまえ、ストーム軍団がロープに蹴躓くと部屋の中からバケツで水を掛け、素早く部屋に逃げ込んだことを思い出します。(当時は廊下は黙認されていたが、寝室の部屋の中には水を撒くことは厳禁でした。)その彼が、1986年6月14日の東寮廃寮の式(その後パーティーと東寮の廃材の火でストーム)で、大学の寮対策委員長として金一封と共に挨拶したのです。当然、当日の会費1万円を別途巻き上げたのはいうまでもありません。彼が素直に1万円出し、今回も二つ返事で講演をOKしてくれたのも三鷹寮の良さといえましょう。(文責秋山)
記
日 時 5月7日(水)午後6時30分〜夕食、7時〜講演、8時〜質疑・懇談
会 場 学士会館本館 電話 03-3292-5931 〒101 東京都千代田区神田錦町 3−28
演 題 「日本の国柄について思うこと」(仮題)
講 師 西部邁氏(「発言者」主幹・昭和33年入寮)
会 費 5,000円(食事代を含む。会員以外は1万円)
定 員 100名(先着順、定員を超えなければ特に連絡は致しません)
申込先 FAXで03−5477−7487(MC技研・杉原隆紀、1970年入寮)へ
お問い 平賀俊行 勤務先03-5294−1014 FAX:03-3254-3368 自宅03-3943-8037
合せ先 秋山順一(ライフ・インターコーディエ代表、33入寮): 03-3552-8260
佐竹茂(衆議院議員岡田克也政策秘書、33入寮):03-3508-7109(直通)