サイキックフォース(2010) バックストーリー

 第二次大戦時代より、影の世界で密かに研究され続けていたサイキック(超能力)は、21世紀初頭に入りより大規模な研究がなされていた。その大部分は軍事目的によるであり、国家レベルで行われているものも少なくなかった。無論、その事実は一般にはまったく知らされることのない機密事項であり、数多くのサイキッカーと見られる人物が秘密裏に拘束されていた。彼らは研究サンプルとして過酷な人体実験を繰り返され、機密保持のために生かして返されることはなかった。
 サイキッカー達にとって永遠に続くかと思われた冬の時代。彼らを救おうと立ち上がった一人のサイキッカー・キース。
 研究機関からただ一人逃げ延びた彼は、テレパシー放送によって全世界に呼びかけ、サイキッカーの理想郷を作り出すべく超能力者集団「ノア」を結成する。
 その真の目的は、サイキッカーによる世界征服──。

ブラドというキャラクターについて
【オフィシャル設定】

ブラド・キルステン
Brad KIRSTEN

生年月日/1986年4月9日
身長/178.3cm 体重/61.8kg
血液型/AB
出身/ドイツ
職業/不明
家族構成/不明
趣味/花が好き
性格/二重人格者。
ごく普通ときわめて残虐
CV/中尾隆聖

EPISODE

 いつの頃からか、彼には記憶のない時間というものが現れ始めた。そして、記憶のなくなった後は決まって血塗れになっていた。そんな自分が恐ろしくなってきた矢先、彼はついに事実を知ってしまった。
 真夜中の道端。目の前には血だらけの死体。自分の身体には大量の返り血。そして理由の分からない極度の高揚感。彼は生きていることが恐ろしくなってきた。もう死ぬしかないと何度も頭で繰り返しながらも、どこかで救いを求めている。そんな彼のもとにキースからのテレパシー放送が飛び込んできた。「これは救いの声だ」 そんな思いが彼をノアの元に向かわせた。

じゃあ、妄想話も読んでみる?