サイバーボッツ ジャンル:格闘アクション/カプコン |
「ヴァンパイアハンター」の陰に隠れてしまったのと、やはりメカ物ゆえに取っつきにくかったのか、マイナーというか不遇な作品だと思いますが、固定ファンがやたらしっかりついているのもこの作品の独特の傾向。ええ、そりゃもう私も思い入れは非常〜〜に強いです。 数少ないロボットものの対戦格闘で、「パワードギア」の続編にはなりますが、共通しているのは自機のVA(ヴァリアントアーマー)やパーツ変更だけで、キャラや世界観は別物です。VAのサイズが完全に違っているので世界が違うはず。本来はパワードギア同様、ベース機体を選んで3箇所のパーツを自由に組み合わせられる予定だったらしいのですが、さすがに実現せず。まず4つのベース機体を選んで、その中で装備の異なる3タイプが用意されている、計12体から選ぶものになりました。ボス機体もコマンドで使えます。反則的な強さのワーロックも…。 このゲームで、一部で人気爆発な看板キャラがデビロット姫一行なんですが…。ドラクエのアリーナ姫一行、あるいはドロンジョ一味のような悪玉3人組なんですけど、ボッツの世界のキャラじゃないと思うんですよ。キャラクター的には私も好きなんですけど、唐突すぎてイメージ崩すので…。 家庭用ではSSとPSに移植。SS版は、内容が豪華でお薦めながらも市場に余り気味で値が下がっている超限定版があります。4MRAMカートリッジ対応ですが、なくてもパターン落ちるだけで遊べます。しかしロードが長いっっ! 読み込み多すぎて、デモ部分とバトルのつなぎ悪くてダレるだけでなく、デモ中の場面転換の度に曲が切れて雰囲気ぶちこわし。また、デモが音声入りになっていて、キャストは豪華なんですけど、声質がアーケード版とかなり違うので抵抗ある人もいそう。姫…ヘタすぎ。デモ自体をオフにすることはできますが。あー、あと豪鬼ロボこと「零豪鬼」が追加されていて、豪鬼そのままの技が結構笑えます。PS版はSS版の移植。 |
システム・・・・★★★★☆ 一般受けはしにくいけど、ロボットならではの操作感が良。 グラフィック・・★★★★☆ ドット絵の描き込みは質感たっぷり。ステージによっては背景がうるさいけど。 ストーリー・・・★★★★☆ シナリオ内容は好きずきとして、ドラマ性のある戦闘の演出が画期的。 |