小田原 西湘 オーシャンビューの家 げんばライヴ

大きなピロティーと土間リビングをもつ2階建て住宅の現場の様子をご覧いただけます。


外観


2014年2月クライアントさんより冬の便りをいただきました。

大雪のときでも薪ストーブとともに
すばらしい別世界を楽しんでいただけたようです。

外観

完成

外構工事を残しほぼ完成です。

おかげさまですばらしいお家となりました。
監督さんをはじめ協力いただいた方々に感謝します。

完成後の詳しいレポートにご期待ください。

コンクリート床の色

洗い出し

外構の階段を作ります。

コンクリートが固まらないうちに表面を洗い流して中の砂利を浮き出させます。
素材感を生かした仕上げで渋い感じに仕上がります。
滑り止めの役割も期待できます。

アプローチのスロープも同じ仕上げにすることにしました。

コンクリート床の色

コンクリート床の色

居間の床はコンクリートの土間床です。
オスモのカントリーカラーで仕上げようと思います。

ここもクライアントのD.I.Y.となりますので施工性が良い物をチョイスしました。
サンプルを作って確認です。

スピーカー

スピーカー

居間の天井にスピーカーを埋め込みました。

露出のスピーカーと違い空間の邪魔になる事がありません。

バー

BAR

寝室の片隅に設けたバーコーナーです。

IKEAのシンプルなステンレスパーティーシンクを使い
カウンターは大工さんによる製作です。

洗面室

洗面室

洗面室のシンクは実験用流しを使い
カウンターはガルバリウム鋼板の生地板を貼って作りました。

全景

足場とれました

足場がとれて全体が見えるようになりました。

完成に一歩前進です。

照明

照明

ブラケット照明は船舶照明を使いました。

内部はクロム、外部はブラスの磨きで経年変化による表情の成長が楽しみです。

スイッチ

スイッチ

スイッチは3種類のスイッチを使い分けました。

居間の部分はトグルスイッチ。

スイッチ


2階はシンプルなJIMBOのNKシリーズ。

スイッチ


調光で三路が必要な部分はコスモワイドと使い分けです。

漆喰

漆喰

現場で左官のコテ加減を確認です。

少々パターンが連続気味でしたのでもう少し表情を荒らしてもらうよう
職人さんにニュアンスを伝えて漆喰を塗ってもらいました。

角又(つのまた)の良い香り(ところてんの様な)がします。
海の香りです。

仕上げの切換

仕上げの切換

左官と羽目板が切り替わる部分の細工です。

左官部分は白色の金物、羽目板部分は黒色の金物を使いますので
仕上がり時にできる限り違和感の無いように納めます。

外壁の羽目板

外壁の羽目板

外壁に張る板材はラフな感じにしたいと思います。

カンナの掛かっている面ではなく反対側のラフ面を使います。
こちらの方が細胞壁が壊されていないので耐久性が高いというメリットもあります。

外壁の羽目板
杉の天井

杉の天井

以前マルダイで入手した杉の羽目板を天井に張りました。

この後クリアで塗装します。

漆喰

漆喰

居間の壁に漆喰を塗ります。

コテの加減で色々な表情を作る事ができますのでサンプルを作ってもらい検討です。
左下のコテ跡の少ないラフ仕上げに決定です。

真鍮釘

真鍮釘

外壁の羽目板を張るための釘です。 沿岸地帯なので普通の鉄釘は使えません。

当初はステンレスを使う予定でしたがちょっとピカピカしすぎて
建物の雰囲気に合わないので真鍮釘とする事にしました。

耐久性はステンレスほどではありませんが渋くやれてきて
いい感じになる事を期待しています。

D.I.Y.

D.I.Y.

以前サンプルを作って検討したダイニングのカウンターです。

現場にも協力してもらいクライアント自らのD.I.Y.です。

なかなか良い手つき。

D.I.Y.


バーナーであぶると真っ黒焦げ。
この後ブラシかけ、塗装と三工程となります。

万が一のために消化器も用意してもらいました。

内装下地

内装下地

内装下地の石膏ボードが張られ、だいぶ家らしくなってきました。

実は天井のボードを張るときに特別な仕掛けを施してあります。
工事費は少々上がりますが火災保険が約半分になります。
トータルで比較するとこちらの方がお得というわけです。

木摺

木摺(きずり)

左官で仕上げる壁の下地です。

この上にアスファルトフェルトとラス網を張ってモルタルを塗ります。

壁掛けテレビ

壁掛けテレビ

壁にテレビを取り付けるために予め合板で下地を作っておきます。

コンセントやアンテナジャックもテレビの裏に隠れる位置にセットしました。

ハンモックの金物

ハンモックの金物

ハンモックを吊すための金物を天井裏に仕込みます。

ホールダウン金物を加工して作ってもらいました。
出来上がれば存在は全く感じなくなりますが
楽しみのために職人さんたちにがんばってもらいました。

加工前の板

エイジング

ダイニングカウンターにエイジング加工を施します。

クライアントのD.I.Y.となるのでまずはサンプルを作ります。
松と杉の集成材を用意しました。

焼いた板


バーナーを使って表面を焼きます。

ブラシをかけた板


炭になった部分をワイヤーブラシでこすって落とします。

表面の状態


このように年輪部分がでこぼこになり浮造(うづくり)の状態になります。
角もとれていい感じです。

ブラシをかけた板


何色か塗装をかけてサンプルの出来上がりです。

クライアントと現場で確認しながら決めようと思います。

庇

真夏の日差しをカットするために大きな庇を作ります。

CGでシミュレーションして庇の位置と大きさを検討しました。
パッシブソーラーの仕掛けです。

さや管

さや管

中央に見える灰色のパイプ、一見すると排水管のようですが実はさや管です。

この場所の仕上げはコンクリートの床になるため配管類は埋まってしまいます。
そこで太めのパイプを通しておきその中に水とお湯の管を通します。

これもフラット35Sの耐久性・可変性の使用に合致させる為の仕掛けです。

歩道の切り下げ

歩道の切り下げ

道路から敷地へ入る部分の縁石を高さが低い物に取り替えます。

国道に面しているので国土交通省への許可申請が必要でかなり時間が掛かりました。

透湿防水紙

透湿防水紙

外壁の最初の下地として透湿防水紙を張っていきます。

透湿防水紙は高密度ポリエチレン不織布でできていてとても強靱で軽く薄い素材。
原発事故の作業員や一時帰宅の方々が着ていた白いつなぎと同じハイテク素材です。

屋根葺き

屋根葺き

瓦棒葺きという方法で屋根を葺きます。

使う材料は耐久性の高いガルバリウム鋼板を用いました。
長尺の鋼板ロールを屋根で加工しながらの施工です。

ガルバリウム鋼板
ダイライト

火に強い壁

この現場は準防火地域ですので火災バリアに対しての強い性能を求められます。

防火サイディングなどを使えば簡単なのですが外壁を木造としたいとき
そのままでは防火の性能を満たす事ができません。

そこで下地に国土交通省の防火認定を受けた火に強い材料を使います。
おまけに構造壁としても機能してくれますので一石二鳥なのです。

上棟

上棟

静岡より材木が運び込まれいよいよ建前です。

隣地をお借りしてクレーン車と大工さん達で骨組を組んでいきます。

軸組

床組


材木を組むと同時に床の断熱材や下地の合板なども張っていきます。

床組


下地ができたところは雨や泥などで汚さないように
ビニルシートで養生してもらいました。

屋根


無事2階の屋根下地まで完成です。

床組


屋根からの海もまた絶景!

土台敷き

土台敷き

基礎も出来上がりいよいよ上棟間近です。

上棟前にまずは基礎の上に土台を敷き込みます。
4寸角のひのきを使いました。

マルダイ

マルダイ

富士市の材木商社マルダイさんの売り出しに
クライアントさん、監督さん、大工さん、ミナトデザインとで出かけてきました。
目的は材木バーゲンです。

フローリングと天井羽目板のお買い得品をゲットできました。

プレカットの打合せも済ませました。

出店があったりしてお祭りムードいっぱいです。

ダイニングのカウンター材も物色したのですが良い物は
早朝にとられてしまい手に入れる事はできませんでした。(残念)

さや管

さや管

フラット35Sの耐久性・可変性を高めた建物とするため工夫をします。

将来排水管の交換などが容易にできるよう排水管をコンクリートに埋め込まず一旦太めの管を通してその中に排水管を通します。

蛇腹管


中に通すパイプは蛇腹管で自由に曲がります。

蛇腹管


みの虫みたいに収まります。

配筋検査

配筋検査

設計の通り鉄筋が組み立てられているかチェックします。
この後打設されるコンクリートと一体になって強固な基礎となります。

よく「鉄筋造」とか「コンクリート造」という言葉を聞きますが両方とも×です。
鉄筋とコンクリートが一体となって初めて「鉄筋コンクリート造」となります。

ものに外から力が加わると押し縮められたり引っ張られたりします。
そのとき押し縮められる力には「コンクリート」が
引っ張られる力には「鉄筋」ががんばります。
それぞれ得意な分野を受け持ってお互いに助け合って強い構造となるんです。

コンクリートは生コン工場で規格に沿って練り混ぜたものが現場に届くのであまり心配はないのですが 鉄筋は組み立てるときの精度に性能が左右されなおかつコンクリートを打ってしまうと見えなくなってしまう所なのでチェックにも力が入ります。

砕石事業

砕石事業

基礎の下地となる部分に砂利を敷き突き固めて平らにします。

エンジンで動く大きなバイブレーターで締め固めます。

地盤改良機

地盤改良

いよいよ建築部分の地盤改良が始まりました。

深さ2~2.75mの柱状改良を51箇所行います。
地盤改良機を使ってセメントミルクを注入しながら地中に杭を形成していきます。

地盤改良機


こんな機械でセメントミルクを作ります。

石積み

歴史を残す

建物に取りかかる前にまずは外構を作ります。

街道の雰囲気を壊さぬように古い石積み擁壁の一部を残し擁壁を作り直します。

石積み部分の笠木を壊さずに外してもらい最初からそうだったかのように作り直し解体した石の中で平らな面のある石を使って階段も作ってもらいました。

以前の石積み


この部分を、、、

新しい石済み


こんな風に!

石段


階段も解体時に出た石を使って積み直してもらいました。

測量SS試験

測量&SS試験

概ね計画がまとまりましたので敷地の高低差の確認と地盤調査を行います。
結果地表面近くの状態があまり良くなく改良工事をすることとなりました。

打ち合わせ風景

アウトドアミーティング

現場で海を見ながらの打合せを行いました。
イメージを膨らませ共有していくことがとてもスムース。

当初は建物を敷地の奥にまとめる計画でしたが
海にむかって伸ばしていく計画に変更です。

アウトドア好きのクライアントご夫婦が立派な椅子とテーブルを用意してくださったので快適な打ち合わせとなりました。

オーシャンビュー

オーシャンビュー

敷地は眼下に西湘の海を望むことができご主人の趣味である
カヤックフィッシングの基地にもなる絶好のロケーションです。

水平線を眺めているといろいろなアイディアがわいてきます。