| 絵を描こうと思う心とは何でしょうか?
 
 目に見えるものをそのまま記録するところから
 絵は始まったのだと思うのですが、
 実際に絵を描いてみると各々出来上がる絵は
 違ったものになってしまいます。
 
 
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 | 同じものを見たまま描いても、
 全く違った絵になるのです。
 絵というものはそういうものなんでしょう。
 
 同じものを見ていても、各々そこから受ける“感じ”が
 みんな違うのです。
 自分が見て印象に残った“感じ”、
 それが徐々に脳裏にこびりついていくと、
 その“感じ”をカタチにしたいと思うようになるのでしょう。
 
 絵を描こうとする心とは、
 こういうものではないでしょうか。
 
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          | だから、人は絵を描くとき、
 知らず知らずのうちに他の人とは違う自分の
 “感じ”を追いかけているんだと思うのです。
 
 “自分の感じ”を探していくのだから、
 思い切って言えば、
 絵を描くうえで「正しい」とか「間違った」とかなんて
 あまり気にしなくてもいいと思っています。
 
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 | それは最終的には
 自分で決めればいいことなんです。
 
 自分の“感じ”をカタチにすること、
 それが絵を描くということではないでしょうか。
 思いもよらず、自分自身を再発見することもありますよ。
 ちょっとした失敗など気にせず、
 “自分探しの旅”に出てみませんか。
 
 ( 主宰者  片山 龍一
 
 (tel : 090-9613-8703)
 
 
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