あなたの人生の物語(あなたのじんせいのものがたり)
文庫(ハヤカワ文庫)
テッド・チャン

頂上へ登るまでに4ヶ月かかる「バビロンの塔」。その目的は天にある壁に穴を堀り、天上界への道を切り開くことだ。天に穴を穿つために塔に登る鉱夫達がたどる運命とは…。(バビロンの塔)
地球を訪れたエイリアンは地球の言語とは全く異なる言語形態をもっていた。その翻訳を担当したルイーズはその言語の理解するにつれ…。(あなたの人生の物語)
全8篇収録。

ここまで本格的なサイエンスフィクションははじめて読んだかも。SFのジャンルも様々で、科学だけではなく数学、物理、言語、神学などを取り入れて、それを物語としている。内容は難解な部分も多いけど、この手のサイエンスものに興味を持っている人なら退屈をせずに読むことが出来るかな。
海賊モア船長の遍歴(かいぞくモアせんちょうのへんれき)
文庫(中公文庫)
多島斗志之

元は海賊討伐のための武装船の「アドヴェンチャー・ギャレー号」は、いつしか海賊船となっていた。クルーで一番の伊達男で武芸にも秀でる「バロン(男爵)」、元船大工で船乗りとは思えない太った体格の「大樽」、不死身の男「幽霊」、泳ぎが上手く真面目に仕事をこなす「イルカ」…他にも一癖も二癖あるクルーを率いるのが、操船と奇抜な戦術に長けた「モア船長」。

本格的な歴史的背景を描きつつ、読み物としても面白い冒険海洋ロマン。カッコイイ海賊達の冒険活劇もので、結構な厚みがあったけど一気に読み終えてしまった。
JAPAN UNDERGROUND(ジャパン アンダーグラウンド)
写真集(アスペクト)
内山英明

日本の地下世界の写真集。都市のライフラインとか、旧軍部の地下要塞や廃墟の数々。巨大な地下世界にはただ圧倒される迫力がある。東京の地下にこれほど大きな空洞があるというのは何とも不思議で、まさに現代のSFと言った様相。B4版を横にした形の写真集なのだけど、大きな書店とかでないと見つけるのは難しいかもしれない。
スカタン天国(パラダイス)
まんが(講談社)
北道正幸

大阪風味満載のまんが。絵が上手なこともさることながら、どこか間の抜けたのん気さが結構好みだったりする。
『スカタン天国』の前に『スカタン野郎』というマンガも描いてる。
両作品とも登場人物などは同一だけど、主役が違うキャラというちょっと変り種。個人的には『スカタン天国』の方が好みだったのであえてこっちを紹介してみた。
他の作品には同社から『ポチョムキン』という悪の秘密結社(だたしお笑い)モノのマンガがあり。
ちなみに、3作通して描かれているオマケのネコ4コマまんが『ああっ教祖様っ』も面白い。
草g画蒐 INNOCENCE (くさなぎがしゅう イノセンス)
画集(角川書店)
草g 琢仁

私の大好きな絵描きさん。イラストレーターというよりは絵師といったほうがいいかも(^^; 温かくて深みのある絵はとても繊細に描かれていて全て手描き。(主に油絵だと思う。GCとかは嫌い(?)らしい) 生物学の道に行きたかったらしいのだけど、なぜか絵描きに。この人の描く『生き物(特に水棲生物)』の絵がとても好き。
PHANTOM CORE(ファントム コア)
まんが(ホビージャパン)
韮沢 靖
ウェプチャーと呼ばれる怪物を狩ることを生業とする『鎮圧屋』のファンキュア。ふとしたことで悪魔と知り合いになり・・・

上に書いたあらすじを読むとわりかし重い話を連想しそうだけど、実際にはかなりのん気な感じの話し。ヒロイン役(?)のニナもかわいい。(?)
絵柄が独特なので好き嫌いがはっきりすると思うのだけど、私は大好き。すごくパンク感じでアメコミ調かな?
この人は他に模型とか、モンスターデザイナーとしても活躍している。怪物を描かせたらこの人の右にでる人はいないんじゃないかと思う。そちらの造形物も含めてこの人のファンだったりする。
立体作品集で 『NIRA WORKS』 と言う本も出している。
風流冷飯伝(ふうりゅうひやめしでん)
文庫(新潮文庫)
米村 圭伍
江戸の たいこもちと、武家の次男のお話。四国のとある小藩が舞台の大江戸笑劇。

これ好き。面白かった。ジャンルは時代小説。個人的にはこれだけストレスなく読めた本は久しぶりかも。読後もさわやか。
全体的に、なんとも のん気な感じがよかった。
そのうち、この人の他の作品も読んでみようと思う。(『退屈姫君伝』、『錦絵双花伝』、『影法師夢幻』)
夢幻紳士(むげんしんし)
まんが
高橋 葉介

ジャンルはホラーになるのかなぁ・・・?不思議な力を持つ『夢幻 魔実也』。いろいろな不思議な出来事に巻き込まれたり、解決したり傍観する。
いくつかある『夢幻紳士』シリーズの中で私が好きなのは『怪奇編』と『夢幻外伝』。昔は大判のB5サイズの本で出版されてたけど、今は『朝日ソノラマ』から文庫サイズで出ているので興味をもったらそちらを探してみるといいかも。
他の作品は『学校の怪談』や『宵闇通りのブン』等。
星虫(ほしむし)
文庫
岩本 隆雄
ある日、宇宙から宇宙から降ってきた星虫。人の額に張り付いて、その人の感覚を増大させる星虫の正体は・・・?

スペースファンタジーのSFかな・・・?この作品自体は結構昔の作品で10年くらい前に書かれたもの。ちょっと前に、再販されたみたいなので手に入れるのはそんなに難しくないはず。ちなみに私が持っているのは『新潮文庫』だけども、再販は『ソノラマ文庫』から出ている。同著者の作品は他に『イーシャの舟』 『鵺姫真話(ぬえひめしんわ)』 があり。(どちらも『ソノラマ文庫』)
星虫を読んでみて気に入ったら他の2作も読んだらいいかな。
NIGHTMARE BEFORE CHRISMAS(ナイイトメアー・ビフォア・クリスマス)
映画(DVD)
監督:ティム・バートン

この監督は、最近『猿の惑星』をリメークしたことでも有名かな。結構昔の作品なんだけど、キャラクターのデザインとか好きなのでDVDを2年くらい前に買いました。
この『ナイトメア〜』は人形劇でハロウィンの支配者を主役とした、ファンタジックなミュージカル仕立ての作品です。
レンタルビデオとかでもあるはず。主役のジャックがお気に入り。
←Back

みたりよんだり

私がこれまで見た本とか映画とかお気に入りモノの紹介です〜