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品川区

広町台地(西品川・南品川・東大井)   御殿山台地(北品川・東五反田)

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ゼームス坂 ぜーむすざか 

傾斜 ☆☆☆☆☆ (2度・4%)
長さ  ★★★★★
由緒 ★★★☆☆
美観 ☆☆☆☆☆

品川区は、第一京浜の西側が台地、東側が埋立地を含む低地となっている(品川区のサイト参照)。南北方向には目黒川を境として北側に芝・白金台地、南側に目黒台地がある(地形図参照)。

ゼームス坂は、JR大井町駅を中心とする広町台地(仮称; 目黒台地の東端)を北東からなだらかに上る坂で、英国人船長の名に由来する。

明治時代、この付近に住んでいたゼームス船長は、浅間坂と呼ばれていた急坂を私財を投じてゆるやかに改修し、それ以来、土地の人はこの坂をゼームス坂と呼ぶようになったという。



(ゼームス坂側道) 

傾斜 ★☆☆☆☆ (5度・9%)
長さ  ★★☆☆☆
由緒 ☆☆☆☆☆
美観 ★★★☆☆

ゼームス坂に南東から上る側道。左側がゼームス坂の坂上方向に当たり、緑生い茂る崖になっている。



幽霊坂 ゆうれいざか 

傾斜 ★☆☆☆☆ (8-9度・14-16%)
長さ  ★★☆☆☆
由緒 ★☆☆☆☆
美観 ★☆☆☆☆

同じくゼームス坂に南東から上る坂。途中でシケインのように折れ曲がる(ポインタを画像へ)。



仙台坂 せんだいざか 

傾斜 ☆☆☆☆☆ (2度・4%)
長さ  ★★★★☆
由緒 ★★★☆☆
美観 ☆☆☆☆☆

ゼームス坂の南を平行する形で京急青物横丁駅からJR大井町駅前通りへ上る坂。ゼームス坂同様、かなりのだらだら坂。

かつては1本南側の坂が仙台坂と呼ばれていた。



旧仙台坂 きゅうせんだいざか   

傾斜 ★☆☆☆☆ (6度・11%)
長さ  ★★★☆☆
由緒 ★☆☆☆☆
美観 ★★☆☆☆

別名 くらやみ坂

第一京浜からJR大井町駅に通じる坂で、坂上で現・仙台坂と合流する。

右側の車道(仙台坂トンネル)を挟んで両側が歩行者用になっている。



(海曇寺裏の坂)   

傾斜 ★☆☆☆☆ (5度・9%)
長さ  ★★★☆☆
由緒 ☆☆☆☆☆
美観 ★★★☆☆

別名 くらやみ坂

現・旧仙台坂の間に海曇寺というお寺があり、その裏の路地がこの坂。

写真の左側が海曇寺。



(大井公園の坂)  

傾斜 ★☆☆☆☆ (8度・14%)
長さ  ★★★☆☆
由緒 ☆☆☆☆☆
美観 ★☆☆☆☆

京急鮫洲駅前の第一京浜から大井公園を貫く形で西側に上る坂。



木の芽坂 このめのさか  

傾斜 ☆☆☆☆☆ (3度・5%)
長さ  ★★★☆☆
由緒 ★☆☆☆☆
美観 ☆☆☆☆☆

同じく第一京浜から西側に上る坂。




犬坂 いぬざか 

傾斜 ★★☆☆☆ (11度・20%)
長さ  ★★★☆☆
由緒 ★☆☆☆☆
美観 ★★★☆☆

別名 へびだんだん

木の芽坂の南、第一京浜から路地を少し入ったところにある坂。

坂下からしばらくは四輪車も通れる路地だが、坂上の終点は階段と二輪車用スロープになっている。

坂の北側はかなり急な崖になっている(ポインタを画像へ)。

傾斜11度は終点のスロープ部分。


(東大井3丁目私道の坂) 

傾斜 ★☆☆☆☆ (9度・16%)
長さ  ★☆☆☆☆
由緒 ☆☆☆☆☆
美観 ★☆☆☆☆

犬坂を上りきって西に少し進むと左に入る私道があり、その行き止まりの空き地奥にあった坂。

お屋敷に続く道だったようだが、廃墟と化している(ポインタを画像へ)。



(JR東日本車両センター西の坂) 

傾斜 ☆☆☆☆☆ (3度・5%)
長さ  ★★★★★
由緒 ☆☆☆☆☆
美観 ★★☆☆☆

JR大井町を中心に広がる広町台地を北から上る坂で、JR東日本車両センターの広大な敷地に沿って大崎駅から大井町駅前通りへと通じている。

くねくねと曲がりながらだらだらと上る。



(JR東日本車両センター西の坂の側道) 

傾斜 ★★★★★ (25度・47%)
長さ  ★☆☆☆☆
由緒 ☆☆☆☆☆
美観 ★☆☆☆☆

そのだらだら坂を上る途中、右側は高い崖になっており、その崖を階段スロープで上るのがこの坂。

坂上は普通の住宅地。

傾斜ランキング番外編にランクイン



広町台地(西品川・南品川・東大井)   御殿山台地(北品川・東五反田)




(幻坂) まぼろしざか  

傾斜 ★★★☆☆ (16度・29%)
長さ  ★★★☆☆
由緒 ★☆☆☆☆
美観 ★★☆☆☆

品川駅の西に位置する御殿山台地(仮称; 芝・白金台地の東端)は、宗教施設や外交関係の施設が並ぶ高級住宅地で、文献などにはあまり登場しない急坂の宝庫になっている。

この坂は高輪台を西からジグザグに上る坂。

突き当りを左に折れると少し勾配がきつい直進部分がある(ポインタを画像へ)。

さらに突き当たると右に折れて最も勾配がきつい最上部の坂がある(二番目の画像)。

この坂の途中に車庫があるようだが、駐車にはかなりのテクがいるだろう。。

複数の方から急坂としてご紹介をいただき、幻坂の名前もそこからいただきました。

傾斜ランキング(東京23区)太坂部門第1位に堂々ランクイン。

傾斜ランキング(全国)にもランクイン。

最初の曲がり角を折れたところに廃墟となった階段がある。

この階段の右手にあるお屋敷が空き家で、この階段も荒れ放題になっている。

二番目の曲がり角の手前には、対照的にきれいな階段坂がある(ポインタを画像へ)。
上の廃墟階段を上りきったところにあるマンションのテラスからは、見事な眺望が広がっている。

眼下は御殿山台地に切れ込む谷筋で、その向こう側に見える緑は島津山の高台。

テラスは1階だが、目の前の建物の3階部分より高い位置にあり、谷の深さがわかる。

廃墟階段の上にあるお屋敷(ポインタを画像へ)。外国人らしき名前が勝手口の表札に残っていた。


高輪S字抜け道階段  

傾斜 ★★★☆☆ (17度・31%)
長さ  ★★☆☆☆
由緒 ★☆☆☆☆
美観 ★★★☆☆

幻坂の一本北にある坂で、高輪台を西からS字状に上る坂。

一旦細くなったと思ったら(ポインタを画像へ)、坂の上部は美しいカーブを描く(下の画像)。

ネーミングは「東京の階段」からいただきました。

坂上には高輪ペアシティというマンションがある。

この坂がないと相当迂回することになるので、坂上の住民にとっては貴重な抜け道だろう。

舗装の関係もあるが最上部が最も急で、傾斜ランキング細坂部門にランクイン


(寿昌寺裏の坂) 

傾斜 ★★★☆☆ (15度・27%)
長さ  ★★☆☆☆
由緒 ★☆☆☆☆
美観 ★★★☆☆

高輪台から谷筋を挟んで西にある高台は、かつて島津藩のお屋敷があったことから島津山と呼ばれる。

その島津山の北部を東からジグザグに上る坂がこれ。

一見細く短い坂だが、一旦右に折れて(ポインタを画像へ)、さらに左に折れて頂上部分に達する(下の画像)。

坂の最上部(真ん中の画像)が最も急勾配で、傾斜ランキング(東京23区)太坂部門第2位にランクイン。

画像だとわかりにくいが、坂上は階段になっており、路地を抜けると寿昌寺の入り口に至る。
坂上が空き地になっているので、高輪台方向が見渡せた(2009年9月)。

坂上から続く路地には古いアパートと「私道」のお断りが(ポインタを画像へ)。高輪台、島津山ともに高級住宅地だが、ところどころに似つかわしくないボロアパートがあり想像力をかきたてられる。


(寿昌坂脇の坂) 

傾斜 ★★★★☆ (21度・38%)
長さ  ☆☆☆☆☆
由緒 ★☆☆☆☆
美観 ★☆☆☆☆

寿昌寺裏の坂からの路地の終点がこの坂で下りとなっている。坂を下って左手にの寿昌寺門がある(ポインタを画像へ)。

傾斜ランキング番外編にランクイン



(島津山三連階段) 

傾斜 ★★★★★ (32度・62%)
長さ  ★☆☆☆☆
由緒 ☆☆☆☆☆
美観 ★★☆☆☆

寿昌寺裏の坂から何本か南にある坂で、島津山を東から上る。

画像だとわかりにくいが、三段構成の階段坂となっている。

二輪車が通れないこともないが、坂というより階段なので傾斜ランキング番外編にランクイン



(御殿山の谷坂) 

傾斜 ☆☆☆☆☆ (4度・7%)
長さ  ★★★★★
由緒 ☆☆☆☆☆
美観 ★★☆☆☆

右の高輪台、左の島津山に挟まれた谷筋の坂で、だらだらと御殿山台地を上り、右に折れて坂上の宗教施設に至る。

坂下は路地がごちゃごちゃした感じだが、上るにつれて視界が開けて正面に高層マンションが見えてくる。

坂の途中、右側には高輪台のお屋敷の階段がいくつか見られるが、空き家が多い(ポインタを画像へ)。


(御殿山の谷坂 民家への側道)  

傾斜 ★★★★☆ (23度・43%)
長さ  ☆☆☆☆☆
由緒 ☆☆☆☆☆
美観 ★☆☆☆☆

御殿山の谷坂を上る途中、右側にある坂で、坂上は民家。

傾斜ランキング番外編にランクイン



(ドイツ語福音教会への坂) 

傾斜 ★★☆☆☆ (10度・18%)
長さ  ★★☆☆☆
由緒 ★☆☆☆☆
美観 ★☆☆☆☆

高輪台を南から上る坂で、坂上にはドイツ語福音教会がある(ポインタを画像へ)。

ドイツ語表記では「kreuzkirche」。



(ソニー本社跡地の坂)  

傾斜 ★☆☆☆☆ (9度・16%)
長さ  ★★★☆☆
由緒 ★☆☆☆☆
美観 ★☆☆☆☆

同じく高輪台を南から上る坂。

ちょうどソニー本社跡地の再開発工事中で、左右が白壁だった(2009年9月)。

工事現場では高輪台の山っぷりがよくわかる(ポインタを画像へ)。「御殿山ヒルズ」という名前になるかどうかわからないが、六本木ヒルズの人工的な丘と違い、天然物のヒルズである。

場所がら通る車は高級車とタクシーのみ。




〜港区〜

御殿山台地(高輪)


柘榴坂 ざくろざか 

傾斜 ☆☆☆☆☆ (4度・7%)
長さ  ★★★★☆
由緒 ★☆☆☆☆
美観 ★★☆☆☆

港区は古川(渋谷川)の谷筋を境として南北に台地が広がり、南側に位置するのが御殿山台地(地形図参照)。

柘榴坂は御殿山台地の南東部分にあたる高輪台を東から上る坂。

かつてはカギ状に曲がっていたらしいが、現在は美しい直線で、着物の女性たちが行き交う。

一方坂下には閉鎖した京浜ホテルが(ポインタを画像へ)。



(品川プリンス裏の坂)  

傾斜 ★☆☆☆☆ (6度・11%)
長さ  ★★★☆☆
由緒 ★☆☆☆☆
美観 ★★☆☆☆

柘榴坂から品川プリンス側に入った路地。

左に折れて直線の坂が続く(ポインタを画像へ)。

この坂の一本右にいちょう坂があるが、工事中で入れなかった(2009年9月)。


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