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金沢 浅野川周辺

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あかり坂 あかりざか 

傾斜 ★★★★☆ (階段22度・40%)
長さ  ☆☆☆☆☆
由緒 ★★☆☆☆
美観 ★★★★★

金沢は浅野川と犀川(さいがわ)に挟まれた町。浅野川の南岸に主計町(かずえまち)と呼ばれる古風な茶屋街がある。

料亭が並ぶ路地から脇道に入った突き当たりにひっそりとこの坂が佇む。

金沢ゆかりの作家、五木寛之の命名とのこと。


二枚目は脇道入り口からの遠景。路地は幅1メートルくらい、人一人通るのがやっと。

昼間だとここまで入り込む観光客もなく、時おり料亭の仕込み作業の声がかすかに聞こえてくる。

坂上に立つと、川からの湿った風に出汁の香りが感じられる。

二十段くらいの短い坂だが、風情の極みと言ってもよい。

坂上から見てもすきがない(ポインタを画像へ)。


暗がり坂 くらがりざか 

傾斜 ★★☆☆☆ (階段12度・22%)
長さ  ☆☆☆☆☆
由緒 ★☆☆☆☆
美観 ★★☆☆☆

あかり坂の北西に同じく河岸を上る形の坂。

     坂を上がりきると久保市乙剣宮という神社がある。

浅野川大橋から主計茶屋街を望む(ポインタを画像へ)。


子来坂 こらいざか 

傾斜 ★★★☆☆ (15度・27%)
長さ  ★★★☆☆
由緒 ★★☆☆☆
美観 ★★☆☆☆

主計茶屋街の対岸にあるひがし茶屋街も石畳の風情ある街並み。

茶屋街の東に卯辰山(うたつ山)という高台があり、それをストレートに上るのがこの坂。古くは「こぎざか」と呼ばれたらしい。

坂の途中からの眺望(ポインタを画像へ)。


卯辰山の谷筋には集落が。

坂を上る途中、右に折れたところにある宝泉寺(ポインタを画像へ)。


(廃墟ぎみの坂)  

傾斜 ★★★☆☆ (階段21度・39%)
長さ  ☆☆☆☆☆
由緒 ☆☆☆☆☆
美観 ★☆☆☆☆

子来坂下の南にあった廃墟坂。

近くには擁壁でアクセス不能な坂も(ポインタを画像へ)。

いずれも卯辰山を上る。



観音坂 かんのんざか (男坂)  

傾斜 ★★★★☆ (階段22度・40%)
長さ  ★★☆☆☆
由緒 ★★☆☆☆
美観 ★★☆☆☆

卯辰山の斜面にある観音院へ上る坂。

神社仏閣のお約束で、急なほうが男坂。

観音院は400年の歴史だとか(ポインタを画像へ)。



観音坂 かんのんざか (女坂)  

傾斜 ★★☆☆☆ (12度・21%)
長さ  ★★★☆☆
由緒 ★☆☆☆☆
美観 ★☆☆☆☆

比較的上りやすい設計の女坂は明治時代にできたらしい。それでもかなり急。



帰厚坂 きこうざか 

傾斜 ★★☆☆☆ (12度・21%)
長さ  ★★★☆☆
由緒 ★★☆☆☆
美観 ★★☆☆☆

卯辰山を南からストレートに上る坂。

変わった名前は加賀藩主前田公の厚い徳に帰するという意。

と記された碑も植物に覆われていた。



(卯辰山を上る坂)  

傾斜 ★☆☆☆☆ (5度・9%)
長さ  ★★★★★
由緒 ★★☆☆☆
美観 ★☆☆☆☆

帰厚坂とは対照的に卯辰山をうねうねとヘビのように上る坂。

走り屋風の車が轟音をたてて上っていた。



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