官軍イベント その3
世田谷松陰神社通り商店街「幕末維新祭り」

 吉田松陰が眠る「松陰神社」の参道である松陰神社通り商店街では、平成4年から萩市との交流イベントである「幕末維新祭り」を毎年開催しています。平成15年からは会津との交流も始まりました。


 文章は世田谷松陰神社通り商店街のホームページよりコピペ、写真は当日の日野市に貼ってあったポスター。

 というわけで官軍イベント第3弾は世田谷の商店街が神社と共同して行う官軍イベントへ参加してきたのである。
 今回のすごいところは吉田松陰が主役なので官軍主役!前回の日野がアウェイとすれば今回はホームグラウンドみたいなもんですよ!こりゃ!
 なんてったって、商店街のマスコットキャラクターが「しょういんくん(左写真)」ですよ!さらに「しんさくくん」「げんずいくん」というおともだちもいる。新撰組ブームで世の中新撰組ファンばっかなのにこいつはうれしいことだ!うははははは!
 お祭りとしては今回もパレードに参加!地元の学生が中心となったレンタル官軍「奇兵隊」の後ろに続いて松陰神社商店街を練り歩こうという企画である。レンタル官軍とはいえかなりの大部隊が予想されてちょっと楽しみだ!


 で、これが準備中の学生官軍部隊である。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「なんか、だれてますね」
「うむ、いたしかたあるまい。彼らは所詮学校行事でひっぱりだされた生徒だからな我々自費で参加しようというキチガイ物好きとは温度差があるのは仕方がないことだ」
 レンタルの都合で銃が旧式の火縄銃だったり、銃を装備していない兵隊が多かったりとやや装備面や連度に不足感がある兵士たち。別に悪気はまったくないのであるが、こういう部隊を見てしまうと資料などでみたことのある「いざ戦闘が始まると新式のミニエー銃を持った部隊に歯が立たずにばったばったと倒されてしまう少年兵」っていう悲惨な絵図を連想してしまう。
「おいおい、そんな想像するなっての(笑)」
 まぁそんなわれわれの勝手な妄想は置いておいて、準備は進む。大砲と旗竿が用意されてなかなかいい感じになっていく。そしていよいよ行進開始!今までとは違った官軍のみの大部隊の行進である。実は先頭部隊はなぜか学校のブラスバンド部だったんだがそれはみなかったことにしよう。

 今回部隊指揮をとったライスケ氏が沿道に応援に駆けつけた幕末の同志に敬礼をしようとしておもいっきり左右逆に命令してしまったため、幕末の同志にそっぽをむいてしまったというというハプニングはあったものの無事にパレードは終了し、松陰神社通り商店街の皆様に物好きMY官軍の雄姿を見せつけ、このように逆ナチマーク卍マークの松陰神社で記念撮影、この後松陰先生のお墓の前でこのまま黙祷を行った。

 その後はお祭り終了までそのままの格好でぶらぶらしていたのだが、どうも物好きな人を通り越してアルバイトのスタッフと思われているっぽく、ぶらぶらしていると質問とかされたり、エキゾチックな気分に浸りたい外国人観光客や笠を貸したらやたらよろこんでくれた女子中学生と記念撮影なんかもこなしてしまう我々なのであった。しかし、官軍イベントはなぜか女子中学生ウケがいいなぁ....

●おまけ  帰りの車内にて.....
「あれ〜?....このポスターってなんですかねー」

「ああ、これね。なんだか『はにわ祭』ってまつりがあるんだよ、ちょっと調べてみたら面白そうなイベントだから今度見に行ってみようと思ってな」

「・・・・・・もしかして、『次は古代人が熱い』とかいいださないでくださいよ!」
「おいおい!参加するんじゃないからそんなこといわねーっての!」
「いやぁ、信用できないなぁ....みなさん、いきなり貫頭衣のレプリカ作ったり、土器作ったりして....」
「しないっつーのに!」

そんなことはないといわれても官軍祭りまでの経緯からして信頼度は60%くらいしかないぞっ(笑)
 だから先に言っておきます。私は古代史までは戻りませんからね(笑)!
などと万が一MY埴輪祭りが始まらないように一応予防線をはってみる。