ここ数年大道具の充実で盛り上がってきているWWII関連。毎年同じモノがやってくるとは限らないが、意外なものがやってきたりして冬が楽しみになってくるここ数年である。![]() 今年の目玉はこいつ。サムズミリタリヤさまの働きかけと海洋堂さまの協力によって実現したドイツ軍20ミリ高射機関砲とフィールドキッチン!発射機構をつぶしてあるとはいえ戦場で実際に活躍していた実物である! ![]() そのほかにもおなじみの連合国側の軍用車両、独軍のケッテンクラート、インターメカニカのレプリカのキューベルワーゲン、はりぼて式の軍用車両から鉄板を貼って自作した自走砲まで大物が揃い踏みである。 ポイントなのはかなりのものが参加者の持ち寄りというところである。人のつながりとミリタリーマニアのコレクションで形成されているのがこのイベントなのである。 ![]() こいつが西ドイツの戦後型キューベルにダンボールを貼り付けて作成されたドイツ軍の軍用車両の「ホルヒ」である。ちょっと見た感じではダンボールに見えないのがすごい。 でも、戦後型とはいえ西ドイツ版のキューベルももはやけっこうな希少品。ダンボールを貼るのもちょっともったいないような気もするよねー。 ![]() で、これはなにかというと「涼宮ホルヒ」という駄洒落なんだって。かなり手の込んだ駄洒落だねぇ(笑)。 ![]() また、兵士たちも分隊規模で集まってきている兵士達が行軍装備を全員でそろえてきたり、ソ連軍(正しくは赤軍か)が戦闘行動ができるくらいの参加者がそろってきたりとまた夏のベトナムとは違った形で盛り上がってきて夏冬ともに違った楽しみ方ができるのがこのミリタリーキャンプの面白さ。 ![]() なお、当日は海洋堂の有名なあのお方も独軍の格好でご挨拶に来ていただきまして非常に盛り上がりました。なお、会場からは「わーい!今度は88mmを貸してぇー!」なんて贅沢なお願いの声も飛んでおりました。そんな夢みたいなことが実現する日もいつかは来るのかなぁ? 今回は2日間の日程は初日が独ソ戦。翌日が英米を主力とした戦いになっています。 なので初日はソ連軍兵士で参戦。この冬元栖のために作成したといっても過言ではない自作の旧タナカにマルイのVSR-10をぶっこんだVSR-98kが火を噴くぜっ! ボルトアクションだけあって絶対的な戦いは行えないものの、今までの寒さとの戦いであった98k(昨年はガスガンの98kで参加したからね)とちがって確実に弾を射出してくれる。 ![]() こりゃばっちりだぜー……とか油断していたら所詮は自作カスタム。ノズルがつまって発射不良を起こしてしまった。ぎゃー!ほとんどこれのために半年以上調整を含めて使っていたのにここで壊れるとは....で、イマイチ飛びの怪しいのをだましだまし使いながら給弾していたらいきなり飛び込んできた外人プレイヤーのSSの兵士と目が合う。 こっちは完全な無防備、うおおっ!あわてて逃げようとするも威嚇射撃。ここはいきなり殺しにこないで威嚇するという彼の演出にあわせてつかまってしまうのがおいしいところだ。 そのまま独軍の野戦司令部に連行されてお約束の尋問プレイ。銃の不調はあまりにも悲しかったが、外人さんと仲良くなれたから良しとしましょう。 初日はここでリタイヤ、とりあえず明日は中華製MP40を使用することにしてそれの準備、余った時間は対空機関砲のノズルをぐるぐる回したりケッテンクラートのユーザーの方が参加者を乗せて場内を回ってくれるといううれしいことをやってくれていたのでのせてもらったりした。 ![]() このケッテンクラート。後ろ向きで乗るのでなかなか怖い。自然と体は少しのけぞりぎみになります。よく写真なんかで後ろに載っている人がふんぞり返っているような印象を受けるのはこのせいかなぁと思ってみたり。 ![]() 対空機関砲は左右、上下ともに手元のハンドルを回して射撃位置が変えられる。経年変化でずいぶん渋くなっているとはいえこの小さいハンドルで機関砲をまわすのはものすごい大変だ。対空砲の中の人も大変なんだなぁ.... ![]() これはなにかというと.... ![]() 対空砲の横に置いてあった双眼鏡みたいなヤツの中にデジカメあてて取った画像です。なんか、敵がこの中に見えるみたいでちょっとワクワクしますな。 ![]() 翌日は衣装を変更してドイツ軍兵士でプレイ。連合国の猛攻に必死になって戦います。 ![]() 二次戦の銃もここんところけっこういろいろな銃が出揃ってきたり、カスタム銃を作ってきたりと結構戦場が盛り上がってきています。 ![]() 昼は今回例のドイツ軍のフィールドキッチンに給食を置いてちょっとした戦場風景。実際に火を入れたわけではありませんが、こういう雰囲気抜群の昼食はやっぱいいものであります。 ![]() でも、そばに自走砲がとまっていてその上にドイツ軍の将校がいるこの風景は連合軍にとってはちょっと捕虜プレイみたいな風景でもありますけどねー(笑)。 というわけでことしも寒さの中でいろいろと遊んできたウィンターフロントイベント。来年はどうなるんだろうとか今から楽しみになってしまいます。 ![]() おまけ、ちょっとかわいいヘッツァー。こういうモノがあるのも面白いなぁ。 |