2006年のサムズミリタリヤ主催の冬のWWIIイベントのテーマは「オーバーロード作戦」。「ノルマンディー上陸作戦」とか「史上最大の作戦」といったほうがわかりやすいかもしれませんね。

 初日は雨の中のスタートでした。ミリタリーイベントは雨天決行!雨なら秘蔵の雨具コレクションを着て楽しむくらいの勢いががミリタリーイベントの楽しみ方。

 写真は旧ドイツ軍のゴム引きコートを着用した人たちです。映画などでオートバイに乗っている兵士がよく着ているアレですな。うをっ!うらやましいなぁ(俺ゴム引きコート持ってないんで)。
 それぞれ代用品だったりモデル品だったりするわけですが、微妙に違うので「ここはこれがいい」とか「コレは水が入ってこない」とかいろいろと話が弾みます。

 これは「ドイツ軍ファンの夢の御殿」といわれているドイツ軍のポンチョ(ツェルトバーン)を使用したテント。
 なんと、ツェルトバーンを8枚組み合わせたテント。8枚使用するということは当然8名の兵士を収容できるはずなのですがそれはちょっと無理(笑)。本日は2名で快適に使用しています。最近は値段が上がってしまい、市場にツェルトバーンがすっかりなくなっちゃいました。もっと早く買っとけばよかったよーoTL。

 雨がやまないので早めの夕食と夜の宴会に突入。ドイツ軍の服を着て、飯ごうで食事するだけで楽しいもんです。
 夜になってくると寒くなってきますからコートを出したり、トークのような防寒具をきて「楽しむ」ことができます。寒さも楽しんじゃうのがミリタリーイベントの楽しみ方。ああ寒いねーなんていってM43規格帽を下げて耳を覆うなんてプレイができるのでみんなちょっとうれしそう。
※独軍装備は基本的に暑いのでちょっと寒いくらいでコートだのトークだのを着ると暑くてやってらんなくなる。

 時部天候も回復した翌朝。軍用車両もフィールドに現れて雰囲気盛り上がりまくりです。
 連合軍のトラックだけではなく、今回はわがドイツ軍にも軍用トラックが登場してドイツ軍参加者をわかせていました。
 あれ?おかしいなぁ.....バイクのメンテ中。ドイツ軍の格好のままメンテしているとそれだけでカッコイイですねー。

 車両も実物だけではなくいろいろなものが参加しています。
 これは戦後型キューベルにダンボールをかぶせて作成した3号突撃砲。この角度から見るとかなりいい味出しています。この車体は昨年のマーケットガーデンでブルムベアだったヤツですね。昨年より進化してかっこよくなっているぞっ!

 奥のキューベルワーゲンはインターメカニカというメーカーの精密なレプリカモデル。エンジンはちゃんとVW製。
 そして今回の大ヒット作がこれ。ヤンマーのキャタピラ運搬機に鉄板を溶接して作成された自走砲。すげぇっ!!縮尺は約5/6くらいだそうです。
 キャタピラで動く様子は胸が熱くなってきます。

 砲塔もハンドルを回すと仰角が変わってすげぇかっこいい!

 ドイツ軍の昼食はこれ。配給をそれっぽく再現。ジャガイモがウマー!

 連合軍はレーションの箱のモデル品にクラッカーなどが入ったものが支給されました。かっこいーっ!

 軍用トラックでフィールドまで乗せてってもらいました。幸せーっ!

 戦闘中の様子。この囲いとブルーシートは橋と川を表現したもので、この橋の争奪戦を両軍が繰り広げました。
 今回は映画用の爆薬なども使用され非常に楽しく遊ぶことができました。毎年いろいろな趣向が凝らされていて毎年違った楽しみ方のできるサムズさんのイベントです。

 善戦したものの、最後は米軍に陣地を占領されて今年の本栖の戦争は終了(というシナリオ)。
 また来年もよろしくーっ!