こどもの国に
行ってきました
−ミリタリー的には「旧日本軍田奈弾薬庫」−

 こどもの国(こどものくに)とは、神奈川県横浜市と町田市に重なってある社会福祉法人こどもの国協会が運営する総合的な児童厚生施設。

 しかし、ここは戦時中は、旧・日本軍最大規模の弾薬組み立て・格納などを目的とした弾薬製造貯蔵施設(東京陸軍兵器補給廠・田奈部隊填薬所)だったのです。


 敗戦後は田奈弾薬庫(アメリカ第八軍司令部火薬廠)として米軍に接収されるが、後に日本に返還され、児童養護施設として再出発をはじめる。

 施設は自然の多い児童厚生施設として再出発したが、弾薬庫は遺構として残され、トンネルなどは戦時中に使われていたものである。

 ここと長津田をつなぐ「こどもの国線」は弾薬庫時代に引かれていた軍用線の経路を一部流用したものである。

 現在、内部が一般公開されることは原則ないが、開園記念行事として一般公開されたこともあるようだ。

 もう一つ面白いのは無名スカウト戦士の像とレリーフが飾られている場所があり、戦時中の日米のスカウトの心あたたまるエピソードが紹介されているが、個人的には「戦傷した敵にスカウト式敬礼なんてするかなぁ?」ってちょいと疑問がこのるエピソードですね(笑)。
「無名スカウト戦士のエピソード」

(文章の一部はwikipediaから抜粋しました)

 子供を一日遊ばせるにはなかなか広くていい施設です。夏はプール、冬はスケート場も開かれますので子どもを遊ばせつつ弾薬庫をちょいと見てみるのはいかがでしょうか?

インデックスに戻る