●ベース服を考える
 ジオン兵士の資料は今回PSの「ジオニックフロント」を参考にした。
 このゲーム、ガンダム物では珍しくジオン軍の地上部隊のみを扱った作品で非常に設定が渋い。連邦の白いヤツにボコボコにされたりジオンが宇宙にあがった後も地上で戦い続けたりと渋いストーリーが満載だ!宇宙にあがっていく部隊を守るため自分たちは宇宙にあがらずに戦う話なんか思わず泣けちゃうぞ!
 おしいのはゲームシステムがかなりへぼいので名作になれなかった点だと思う。ゲームシステムが「連邦vsジオン」並みだったら名作だったんだけどなぁ....

 とまぁゲームの話はおいといて、服の話である。ジオンの服は緑なんですが、形状と自分の中でのイメージ的な問題でソ連軍のルパシカを使用した。理由は後述。
 詰襟の服だが、作品中で見ているとどうもファスナーでとめているっぽい。この形状だと首はホック留めと思っていたけどどうやら宇宙世紀ではファスナーが採用されているらしい。
 手袋、ベルト、ブーツは茶色。これに黒色のケープ(マント)がつく。階級、男性、女性などによってケープのデザインは違うようであるがこの辺の解釈は作品によってかなり違うのでまぁ脳内イメージを優先することにした。
 イラストは佐官以上または女性タイプのもの。佐官以上は三角タイプ。尉官は四角...という感じだがこの辺も設定はややあいまいだ。背面は結構デザインに差があったり、マントを着用していたりしていなかったりしている。戦争中ということもあって結構服飾規定が甘かったり、ローカルメイドのものが存在しているようだ。シャアなんか色も違うしなー(笑)。
 このへんも将官が官給品ではなくテーラーメイドのものを使用してしまうのはよくあることなのだとしておこう。
 で、服なのであるが、冒頭でも書いたがルパシカを採用した。こうみるとジオン軍との共通点が少なそうだが、意外とこの服がジオン軍な雰囲気を出すのである。
 階級は少尉あたりでつくってみます。あまり階級高いのも好きじゃないけど、尉官より下だとどうもケープがつかないみたいだからねぇ(あのケープ大好きなのです)。