WWIIソビエト兵士
バックパックの作成 そしてヘルメットの加工

 今回のお手軽作成アイテムはずばりコレです!各国の軍用品の中でもこれ以上はないくらいシンプルな構造の背嚢!通称「乞食袋(笑)」。今回はこの背嚢を比較的手に入りやすい(2005年現在)戦後型の背嚢を改造して作成してみましょう。

 これが戦後型の背嚢です。ポケットなどが追加されたましたが基本的なところはぜんぜん変わってません。すげぇ!背嚢自体は近年ようやっと今風のものに変更されましたが、21世紀に入ってからもまだ使用されているみたいでニュース映像とかでも時々この背嚢をしょった兵士が見られます。恐るべき物持ちのよさ!
 で、変更点に矢印をつけてみました。要はこれがないのがWWII型ということになります。

 カッターなどで丁寧にはずしてしまえば完成!簡単に作成できますので皆さん是非チャレンジッ!ただし、色がもう少し薄くてカーキ色っぽいのでこの辺のリペイントは今後の課題になります。薄いのを濃くするのは簡単なんだが濃い色をもっと薄くするのは難しいんだよねー。

 さて、今回はこのときにはずした紐を使ってもう一工夫してみましょう。

 これは、戦後のチェコスロバキアなどで使用されていたヘルメットです。このヘルメット、ソビエト軍のWWII型とまったく同じなのですがストラップの形状が違います(ソビエト製はキャンパス地の1点止め)。皮製の2点止めに改良されているのです。実はこれ知らないで買ってしまったのでずーーーーーっと気になって使えなかったのですが.....

 ちょっと強引ですがコレでWWII型の完成です。値段の安さに引かれてうっかり買っちゃった人とかいかがなもんでしょうか?

 強引なとり付け図。今回は廃品も捨てずにとっといてよかったなぁ....って話でした。