ミンボーの人たち
















 1992年の夏の作品。行きつけのショップやイベントなんかで聞いた話をまとめてかいたもので話の真偽はさだかではありません。拳銃の話はそのとき資料がS&Wの586しかなかったため、586でかいてしまいましたが実際は不明です(M29とかっていわれています。まぁ、ちょっと都市伝説臭いネタではあるんですが)。
 最後にでてきたショップの店長さんは残念ながらバイク事故で亡くなってしまい、お店も今はもうありません。
 このお店は当時すんでいたところの近所にあって非常にたまりやすい店だったためあまりものもかわなかったのによく入り浸っていました。このころは意味もなく会社帰りにショップに立ち寄ってだらだらと過ごしていて結構おもしろい話を聞いたり、新製品を見せてもらったりしていました。
 このころ、手榴弾を密輸しようとして、犯人がトイレでうっかり手榴弾を暴発させて圧力隔壁がふき飛んじゃってあわや大惨事という非常に間抜けな事件があってそれでちょうどヤクザさま関連のおもしろい話が集まったのでこの話をまとめてかいた記憶があります。
 ちなみにこの事件、犯人は「服に引っかかってピンが抜けた」なんてことをいっていたそうですが、手榴弾のピンがそう簡単には抜けず、一度抜けたピンはマンガや映画みたいに簡単には戻せないことをレプリカの手榴弾などでためして知っていた我々は「こいつ絶対に『パイナップルアーミー』とか読んで試そうとして失敗したんだぜ!」とかいって笑い転げていました。

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