ビートルズCD徹底検証!?

2009年リマスター版 VS 旧版

2009年9月9日に世界同時発売されたビートルズリマスターCD。
しっかり宣伝に乗せられて、BOXセットを購入してしまったマイキーは、
さっそく聞き比べをしてみたのですが…

曲によって、リマスター版の良さがはっきりわかる曲、または、旧版の方が良いと思われる曲が
あることに気づき、この際、全曲聞き比べてみようと決意。
何ヶ月かかるかわかりませんが、とりあえず自分なりの答えを出したいと思っています。

同じように聞き比べてみた方、賛同、または反論などご意見がある方は、
ブログ(マイキーのドラマルーム)にコメントをいただくか、
メール(mikey.remaster@gmail.com)をいただけるとうれしいです。



各アルバムタイトルをクリックすると、比較表にジャンプします。
リンクが張っていないタイトルは、まだ聞き比べができていません。
イエロー・サブマリンはソングトラック、パストマスターズは2のみの比較です。

アルバムタイトル 旧版 リマスター版
プリーズプリーズミー Please Please me
UK版
ウィズ・ザ・ビートルズ With The Beatles
UK版
ハード・デイズ・ナイト A Hard Day's Night
UK版
ビートルズ・フォー・セール Beatles For Sale
UK版
ヘルプ! Help!
UK版
ラバー・ソウル Rubber Soul
UK版
リボルバー Revolver
UK版
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band

UK版
マジカル・ミステリー・ツアー Magical Mystery Tour
UK版
ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム) The Beatles
UK版
イエロー・サブマリン Yellow Submarine
オリジナル    ソングトラック

UK版
アビー・ロード Abbey Road 更新中
UK版
レット・イット・ビー Let It Be
                US版

UK版
パスト・マスターズ Past Masters
UK版
















プリーズプリーズミー Please Please me  (旧版は87年版 モノラル)

曲名 特徴 勝敗
旧版 リマスター版
I SAW HER STANDING THERE ・ボーカル、コーラスが力強い
・演奏に躍動感
・間奏のリードギターがイキイキしている
・ボーカル、コーラスは左から
MISERY ・ボーカル、コーラスは左から
・左から聞こえるピアノが綺麗に効果的に響く
ANNA (GO TO HIM) ・ボーカルがかなり力強い ・ボーカル、コーラスは左から
CHAINS ・ボーカルが力強い
・コーラスが重厚
・ボーカル、コーラスは左から
・イントロのハーモニカの響きがすばらしい
BOYS ・ボーカルが力強い
・間奏のリードギターがかなり主張
・ドラムの音が生きている
・ボーカル、コーラス、ドラムは左から
・コーラスが利いている
ASK ME WHY ・ボーカル、コーラスが力強い ・ボーカル、コーラスは左から
PLEASE PLEASE ME ・イントロのハーモニカの響きがいい
・全体的に少しザワついた感じ
・ボーカル、コーラスは左から
・イントロのハーモニカはおとなしめ
・全体的にクリアな感じ
・最後の切れ方が少し不自然
LOVE ME DO ・ハーモニカの響きが最高
・ボーカル、コーラスが力強い
・少々ザワついた感じ
・ボーカル、コーラスは中央から
・全体的にクリアな感じ
P.S. I LOVE YOU ・少々ザワついた感じ ・ボーカル、コーラスは中央から
・全体的にクリアな感じ
BABY IT'S YOU ・ボーカルやや控え目 ・ボーカル、コーラスは左から
・ボーカルがクリアで引き立っている
・コーラスに深みがある
DO YOU WANT TO KNOW A SECRET ・ボーカルがやや遠くに聞こえる
・コーラスが少々薄い
・ボーカル、コーラスは左から
・ボーカルが近くにいるように聞こえる
・コーラスに深み、広がりがある
A TASTE OF HONEY ・少々ザワついた感じ
・ボーカルが大きめ
・ボーカル、コーラスは左から
・ボーカルがクリア
・イントロのギター音にインパクトがない
THERE'S A PLACE ・ボーカルが力強い
・イントロのハーモニカの響きがいい
・エンディングのコーラスが重厚
・ボーカル、コーラスは左から
・ジョンのボーカルがやや控え目
TWIST AND SHOUT ・ボーカル、コーラス共に力強い
・コーラスのバランスが良い
・ボーカル、コーラスは左から
・全体的に音はクリア
・コーラスのポールの声(高音)が小さめ
総評 全体的に、旧版の方が、ボーカルが大きめに入っていて、ツバが飛んできそうな勢い。迫力はあるが、少々荒削りな感じがするのに対して、リマスター版の方は、全体的に落ち着いてまとまっている感じ。どちらがいいかは、好みの問題かも。





イエロー・サブマリン Yellow Submarine (旧版は99年版「ソングトラック」)

曲名 特徴 勝敗
旧版 リマスター版
Yellow Submarine ・ボーカル、コーラスは中央から
・ボーカルは引き立っていてかなりクリア
・コーラスに奥行きがある
・ボーカル、コーラスは左から
・ボーカル控え目
・伴奏も控え目
Only a Northern Song ・ボーカルに力強さあり
・演奏に迫力
・ボーカル優しげ
All together Now ・ボーカル、コーラス共に躍動感がある ・ボーカル、コーラス共に控え目
Hey Bulldog ・ボーカルが非常に引き立っていて、伴奏とのバランスgood
・イントロのピアノの音も迫力あり
・リードギターが格好いい
・エンディングのコーラスが力強い
・ボーカルかなり控え目
・イントロのピアノ音にインパクトがない
・左から聞こえるリードギターが少々チャチな響き
・エンディングのコーラスが優しげ
It's all too much ・イントロのキーボードは左から
・ボーカルが力強い
・ドラムが力強い
・エンディングのコーラスも力強い
・イントロのギター音にインパクトあり
・イントロのキーボードじは中央から
・ボーカル控え目
・ドラム控え目
All you need is Love ・ブラスやストリングスが、非常に重厚。
・コーラスに非常に奥行きがある
・ボーカル、コーラス、ブラス、ストリングスのバランスが絶妙で、全体としてすばらしいハーモニー
・イントロのブラスにインパクトがない
・コーラス左より
・コーラスが薄い
・ストリングスの存在感がない
総評 全体的に、リマスター版はボーカルやコーラスが控え目、各楽器の音も際だった物がなく、薄い感じであるのに対し、旧版はボーカルが引き立っており、音に迫力がある。旧版の圧勝という感じ。










アビー・ロード ABBEY ROAD  (旧版は、87年版)

曲名 特徴 勝敗
旧版 リマスター版
COME TOGETHER ・ボーカルは中央から。
・ベースのうなりはよくわかるが、全体的に低音の響きがさびしい。
・ボーカルは中央から。
・ベースなど低音の響きが最高。
・ドラムがクリア。
・迫力満点。
SOMETHING ・ボーカルは中央から。
・全体的に少々こもった音。
・リードギターの音が、少々チャチな感じだが、引き立っている。
・盛り上がる部分のコーラスが、少し大きめに入っている。
・ボーカルは中央から。
・低音の響きが最高。盛り上がる部分では、大迫力で臨場感が味わえる。
・リードギターの音に深みがあり、すばらしい音だが、バックのストリングスに埋もれ気味。
・コーラスに厚みがある。
MAXWELL'S SILVER HAMMER
OH! DARLING
OCTOPUS'S GARDEN
I WANT YOU (She's So Heavy)
HERE COMES THE SUN
BECAUSE
YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEY
SUN KING
MEAN MR MUSTARD
POLYTHENE PAM
SHE CAME IN THROUGH THE BATHROOM WINDOW
GOLDEN SLUMBERS
CARRY THAT WEIGHT
THE END
HER MAJESTY
総評



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