どうも、みぃです。ここでチャコが我が家の子になったときのお話しを少々・・・
う〜ん、あれはさむーい冬の日でしたねえ。
わたしが学校から帰ってくると、母が「なんかねえ、ネコの泣き声がするのよ」と言います。耳をすますと、かすかに、「ひ・ゃ〜ん・・・」なんて声が聞こえました。「野良ネコかな?」「それにしちゃあ、声がか細いねえ」なんて話していたのですが、気になったので近所を探してみました。すると、わたしの家からほど近い家の門の前に、小さめの三毛猫が座っていました。風邪をひいたのか顔はくしゃくしゃ。お世辞にもかわいいとか、きれいねー、というようなかんじじゃなかった。
通りかかった人たちは「捨てられたのかねえ、かわいそうに。」なんて言いつつ通り過ぎていきます。わたしも気にはなりましたが、うちにはもうすでに”たま”という住人がいましたし、猫を2匹も飼うなんて考えてもいなかったので、かわいそうだけどそのまま家に帰りました。
帰ってからもずっと、「ひゃあぁぁ〜ん・・・」なんて声がしてるので、わたしは「ちょっとだけ〜」と思ってまた見に行きました。で、ちょっと抱っこしてみた。「かわいそうになあ、いい人に拾ってもらえ〜」なんて言いつつ。で、「じゃあね〜」といって家に帰ったのですが・・・
・・・母「さっきのネコ、声が大きくなってるねえ・・・」・・・わたし「・・・うん」
おそるおそる玄関を開けると、いたのです。その捨て猫ちゃんが・・・!「ひゃ〜ぉ〜ん」・・・きゃー顔見ないで〜(^^;
母「・・・・・」わたし「・・・・・;^^;ううううう〜」
どうしよう〜とか言ってる間に、そのネコはササッと足元をくぐりぬけ、サササーっとコタツの中にもぐりこみました。
「あーっ」「きゃああっ」(なんで叫ぶってアナタ、どーろどろの足で勝手に家に入るわ、コタツに入るわ・・・叫びもします。)
とりあえず、その子をコタツから出し、外の空き箱にタオルを敷き、移しました。誰か里親を探すか・・・と思っていると、近所の人が通りかかりました。その人は’たま’と見間違えたらしく、「あらあら、この寒いのにかわいそうに、家に入れないの?」と批判的に言いつつ去っていきました。だったらアンタが飼えよ〜。だいたいこのネコはたまじゃない〜。と思いましたが、他人には似たような柄だから分からないんでしょうね。
お腹が減ってるのか「ひゃあひゃあ」言うのでご飯をあげました。まあ、よく食べること!それにしても、鼻はたらしてるし、涙は流してるし、「ひどい・・・」顔でした。母がポツリ、「コタツに真っ先に入るなんて、きっと飼われてたんだね。風邪ひいて、こんなんなっちゃったから捨てられたのかねえ?」・・・だとしたら、その飼い主ひどすぎる!その子は食べて落ち着いたのかすっかり元気、庭を飛び回っています。
父の帰りはまだでしたが、母がその子をお風呂に入れ(えらい騒いだ^^;)、うちの子にすることにしました。帰ってきた父は、見知らぬネコにびっくりはしてましたが、もともとネコ大好き人間なので、すぐに打ち解けてしまいました。
”チャコ”という名前を付けたのは父です。父の田舎では、ネコとかをチャコ、って言うとかなんとかで・・・
この時、たまは部屋の隅でじーっとにらんでました。妹弟ができたお姉ちゃんの気持ち、ってやつでしょうか?
こうして、無事、”チャコ”と名づけられて正式にうちの子になったのです。 ちゃんちゃん。
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チャコのおすまし顔。 けっこう美人さんでしょ? 「わたしは深窓の令嬢・・・」なんて顔してるけど、これが、曲者! いったんお外に出ると、「ひゃおぉ〜ん!ひゃおおおおお〜んっ!」なんて叫びつつ、 木によじ登ったりします・・・近所迷惑だつーの。(^^; |
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あ、デブに見えますが、これは写真の撮りかたの問題で、本人が太ってるわけじゃないんです・・・ 寝るときには、たいていどこかに顔を押し付けてるので、こんな風になっちゃいます・・・ チャコ「・・・・・キレイに撮れた?」 わたし「・・・ごめーん」(^^; チャコ「ふんっ」 |
んで、ふてくされてこんな風・・・じゃないです。 ネコって、ふかふかしたところが好きみたいで、よく布団の上で寝ちゃうんです。 でも、手を伸ばすのは何でだろ? 眠いところ起こしちゃいました、ごめんねえ。 |
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ナメネコ(昔懐かしい・・・あ、年齢がバレるわ^^;) 何かおやつをもらった後ですねえ。 チャコ「ああおいしかったー。もっとないの?」 欲張りなんですよ意外と。 ネコ嫌いの人は、こういうとこが嫌いらしいっすね。 化け猫、とかって思うのかなあ? かわいいけどなー♪ |
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