スクリーンの幻惑 best 3 in 2000!

 

「にくいあんちくSHOW 9900」及川光博コンサート

生ミッチー(コンサート)は、CDやビデオではほのかにしかわからなかった、ミッチーの体育会的な一面が見られて興味深いものでした。ついでにサービス精神も、この値段でこの内容はリーズナブル!と思わせるほど旺盛。「男」なミッチーは生にあり、というところでしょうか。

 

「ナビィの恋」

泣いたり笑ったりで感情野をいそがしく刺激されまくった映画。スクリーンから、アジアの水気と色気がだだもれな場面が多い −つまり泥臭い− ので、洗練された映画が好きな人には向かないかもしれません。でも、洗練された映画をふだん見ている人に見せて、その反応を窺ってみたいような映画でもあります。それにしても、沖縄音階の「星条旗よ永遠なれ」が忘れられません!

 

「人間爆弾」鳥肌翼賛会@日比谷野音

極右ネタ自体はそう目新しくもないけど、その呈示の仕方が洗練されてる。ので、これ以降、街で見かける街宣車の垢抜けなさがばっちり目に付く毎日です。初出演・初主演となる映画では、その端正なお姿でさらに多くの下民を幻惑されることを希望。

2001/01/08

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